練習試合2018/08/10 FC Gois vs 東京農業大学 1-3敗戦・・・vs大学のチーム、違った条件の経験はどのくらいか

どうも、ブクメです☆

1か月ぶりくらいのFC Goisの試合になります。前回のSS1リーグを見たときに、上のカテゴリでの戦いが見てみたいと書いたのですが、その時の意味としては、ユースのカテゴリの上位のリーグでプレーしているようなチームとの真剣勝負が見たいという部分が強かったのですが、足を運べる試合を探していて、ちょうど、東京農業大学との練習試合ということで、結果的には、見えることも多かったものの、また特殊なカテゴリーの特殊な条件下の試合を選んでしまったなと後になって思っていたりもします。

まず、東京農業大学には、浦和レッズユース出身で長く見てきた影森宇京(3年)や荒木聡太(4年)がいるものの、大学として頻度多く見ているわけではなく、今回の東京農業大学のメンバー構成は、彼らが入っているチームではないようなので、おそらく、1,2年生中心などのメンバーかと思われる構成。かなり情報が少ない。そして、今回の45×2の練習試合に臨むメンバーで、東農大は、前半と後半でほぼメンバーを総入れ替えに近い形でやっていたので、出ていたメンバーは、その45分間だけに集中して90分を考えたプレーをする必要がなかった。対するFC Goisは、交代メンバー数名しかいないぎりぎりのメンバーで来ていたようです。

さらにプラスすると、東農大ホームの慣れたグラウンドであり、キックオフが35度近くまで上がったこの日の気温がかなり上がる12時キックオフだったこと。

簡単に思い返しただけでも、考慮される要素がかなり盛りだくさんなんですよね。

そして、FC Gois自体もしっかり見るのは2回目ということで、わからないことも多い。この試合にどのようなテーマを持って戦っていたのかも、わからない。

ということで、書けるだけ条件を書いたところで、そのような条件をなかったものとして、書くと、かなり相手のやりたいようにやらせてしまった試合だったかなという感想です。

単純に表面的に見れば、前線で収まらない、中盤でのパスミスが多い、守備への切り替えが遅いということで、割と相手に突破を許した時には、そのまま決定機と言う形でGK12番馬場拓朗の仕事がかなり多くなっていたという印象で、それでも相手のミスもありましたが、最後のところは体を投げ出して、僅かに足を延ばしてシュートの勢いを弱めたり、枠をそらせたりというところは評価できると思いますが、結果的に、1本目に1失点、2本目に2失点で合計で3失点という結果以上に、相手に決定機は作られていました。

後で、東京農業大学のツイッターを眺めていたら試合結果が3-0になってましたが、後半終盤に高めの位置に上がって攻撃に関わる回数が増えた4番武田直也が2本目41分に、右からの3番榎本翔太の仕掛けから中盤(その時は13番荒木翔だったか?)を経由して速いテンポで抜け出す形で決めた見事なゴールは、何かで取り消されていたのかな?

さてさて、1本目から簡単に感じたところを拾い上げていきます。

まず、今日は、ちょうど、一緒見見ていた方もいて、その方も言っていたこととしては、「FC Goisには、高い技術を持っている選手が多いね~」と言うことで、初見で見た方にもそれぞれの選手の持っている技術に関しては、評価されていましたよということを伝えつつ、それを踏まえつつ、相手の高い位置からの早く強いプレッシャーを受けることで、プレッシャーを受けた側の中盤で組み立てたい選手が、より早い判断が求められる中で、その求められるスピードと実際のプレーで連携が上手く行かない場面が多くなっていました。

相手の集中力も高いので、おそらく、これまでの他の相手であれば、通ってきたような、受けてヒールで落としたところに味方が遠く、むしろ相手のほうが先に反応して奪われてしまう場面や近い距離でのパス回しでも、パススピードが弱く、そこに慌てて味方が走るような形でつながらないことも多く、つながっても、スピードが出ないような形が多かったと思います。

この辺は、同じように大学のチームと練習試合を多くこなしていて、このスピード感を経験していて、同じように引っかかっていたのであれば、意識を変えないとダメだよとなるのですが、こういうタイプの相手との試合がほとんどないのであれば、この試合の中で感じたこと経験したことから、パススピードとか、より近い位置で連携を深めたい選手とのコミュニケーションをしっかりとるようにして、適応できるようにすれば良いだけかなとも思います。

それができるくらいの技術がある選手が多いようなので特に。

前線のところでは、今回初めて14番中村海渡を見たのですが、相手の大型ディフェンダーと対峙する形で、ほとんどやりたいことができていなかったように見えます。

プレースタイルとして、高さでの戦いも強みとしているのであれば、確かに相手のフィジカルや高さはあったと思いますが、もう少し激しく競らないと味方がそこにパスを出しにくいかなという印象はありました。1本目に2度ほどあった、8番岩本空竜からの裏へのパスに14番中村海渡が抜け出してというところで、この辺も相手の守備に苦戦して合わなかったり、パスの狙いと逆に走ってししまったということもありましたが、この辺りが一つ狙いとしてはあったのかなとは感じました。

おそらく、これを強く思ったのは、味方からのパスが、14番中村海渡に対して高さで競り合ってくれと言うボールが多い中で、高さで強く競るということができていなかったからだと思います。求められているプレーがそこであれば、体のぶつけ合いのところでは、もっと戦う必要があったという意味です。

2本目の途中から前線に入った13番荒木翔になってからの方が前線でパスが収まっていたのは、強さで高さでではなく、体格の良い相手ディフェンダーに対して、高めのボールではない形で競り合えるようなパスに対して、13番荒木翔がタイミングで上手く体を入れてボールを収めるというプレーをしていたからかなと。実際に、シュート自体がほとんど打てなかったそこまでの展開で、タイミングと狙いどころでの運動量多く相手に向かっていくプレーで13番荒木翔が相手キーパーからボール奪取して決定機を作った場面もありました(実は、私は、こういう場面をちょうど下向いていて見逃すことが多く、ここも見逃していたので、この場面は、一緒に見ていた方に教えてもらいました。ほんの数秒メモするために下向いていただけなのですが、見逃すことが多い。嗅覚がないのかw)

いずれにしても、さすがに、大学生で、それぞれの高校などで3年間やってきた選手たちだけあって、フィジカルは強いし、守備の集中力も高い。簡単には、真ん中から突破はさせてもらえないという印象は、プレーしていた選手たちには残ったのではないかと思います。

そして、逆に言えば、相手のサイド攻撃にも手を焼いてはいたものの、FC Goisとしては、サイド攻撃では、この試合でも手ごたえを感じる場面は多く、サイドからの崩しでは、特に試合の終盤では、多くチャンスを作れていたとも思えます。

だから、こういう試合は、サイド攻撃以外の真ん中は攻撃するなとは、思わないわけでして、そもそも、FC Goisと言うチームは、より確率が高い方向にパス回してパス回してというサッカーをするようなチームコンセプトではないですよね。

だから、もちろんサイド攻撃もそれぞれの選手の特徴を見せつける武器として研ぎ澄ましていくのは当然として、こういう試合で見つける課題としては、真ん中から崩すことができなかった。あの強さ、あのプレスをしてくる相手と次にやった時には、今いる選手たちの特徴を生かしてどうすれば、打開できるか、そういうところを考えて目指していく、前線での競り方も含めて、強さ勝負だけだと媚しいのであれば、もう少し上下の動きを入れて見ようとか、そういう成長がこの試合の経験から出てくれば良いなと思ったりします。

・・・とはいえ、まだ2回目なので、見当違いな見方になっていることも否めず、すみません。

あ、この試合のメンバーと交代を最後になってしまいましたが、書きます。

GKが12番馬場拓朗、DFが左に4番武田直也、真ん中に5番金山俊介、右に7番熊田佳太(後半スタート⇒18番渡辺颯樹)の3枚でMFが左に8番岩本空竜、右に3番榎本翔太、真ん中に10番大室雄幹、17番横田啓一郎、前線左に14番中村海渡(後半11分⇒13番荒木翔)と右に9番細川聖馬

となります。

今私が考えているのは、もちろん、私は、ベースとして浦和レッズの育成のカテゴリを中心に足を運んでいるのですが、まだどうするのがベストかは、よくわかっていないのですが、今後は、もう少しFC Goisも頻度多く見られるような形で調整をしていくことも検討しています。

やはり、月1とかの観戦だけでは、そのチームのことは、よくわからないので。

ということで、暑い中の暑い時間帯の、相手が1本目2本目でがらりとメンバーを入れ替えたところでの、ほとんどの選手が90分を戦うという条件下での試合、お疲れさまでした。

ではでは。

この試合の写真は、facebookページに掲載しています⇒こちら