練習試合2019/06/16 浦和レッズユース vs FC東京U-18を観戦してきました。

どうも、ブクメです☆

5月末の東京武蔵野シティU-18戦でクラブユース選手権出場が決まった試合を観戦し、その次の週から、10日間ほどカンボジアに行っていたのですが、現地滞在中に、トップチームの監督が代わり、同時に、ユースのコーチ陣もごっそりと持って行かれるという出来事を知りました。

もう、サポーターサイドとしては、悪い意味で、慣れっこになってしまった、我慢できない体質(サポーターもですよ!)でシーズン途中で壊してしまうという浦和レッズ名物のような出来事にはなりますが、結果的には、そのあおりを受けてユースも2年連続でシーズン途中で体制が変わることになりました。上野監督の2シーズン目のチーム作りが非常に期待させてもらえる流れで来ていたので、今年のチームがどのように作り上げられていくのかを見てみたかったというのが正直なところになりますが、浦和レッズからしたら、そんなこと関係ないですもんね、知ってますw

そして、日本にいなかったために観戦できなかった横浜F・マリノスユース戦が新体制に代わってからすぐに行われ、敗れたために、全国は決めたものの関東大会では敗れたということで、2週ほど公式戦がないという状況になり、5月31日に帰国はしたのですが、どうやらカンボジアで帰国前日に食べたエビにあたったらしく、帰国してから数日間寝込むという状況になり、その週末はどこにも行けず。

そんな流れで、気が付けば、新体制になってから一つも試合的なものが見られない状況で、来週末には、プレミアリーグが再開する状況になってしまったという。

で、予定を見たら今回のFC東京U-18との練習試合が組まれているのを眺めて、足を運ぶことに決めたわけです。

もちろん、ジュニアユースの大事な全国へ向けた戦いとかぶっているのは知っていました。そして、その場所に行かずに敗退の知らせを聞くことになってしまいました。大事なジュニアユースの公式戦よりも、練習試合を選んだのかとか言われますよね。そういうことになります。

これは、以前から周りの方には公言しまくっていたのですが、私の中で、最も尊敬する育成世代の監督は池田伸康さんになります。そして、池田伸康さんが仮に浦和レッズでなくても、ユース世代の監督をやることになったら、そのチームを全力でサポートすると決めていました。

なので、もともと浦和レッズユースが中心の行動スタイルとなっていましたが、そこにまた特別な理由が加わったのが新体制ということになります。様々なトップチームのゴタゴタの結果にはなりますが、私としては、特別な状況がいきなり目の前にやってきました。

もちろん、浦和レッズというフィルタがかかるので、全て監督の思うようにやらせてもらえるかはわかりませんし、また、理不尽なことがシーズン中に起るかもしれませんが、それでも、育成で大事なことや、選手の個性で勝負できるようにすることのためには、戦ってくれる人ですし、何より、「人間として大事なこと、育成の世代で大事なこと」を最優先に考えてくれる人です。武器を磨く手伝いはしてくれても、壊されることはありません。逆に、いる選手全ての特徴を生かそうとして悩むタイプかもしれません。

ということで、サポーターとして、池田伸康監督の作り上げるチームを全力でサポートする。勝手に影の参謀になった気持ちでいますw

今後は、今の体制が続く限り(私のプライベートが許す限りとも言えますが・・・)は、全力サポートを浦和レッズユースに注ぐことに自然となってしまうと思います。私にとっては、そのくらいの出来事です。

・・・とだいぶ前置きが長くなりましたが、練習試合の話に移りますね。

とは言え、メンバーとか交代とかは書きますが、あまり細かい内容には触れません。悪しからず。

今回の練習試合は、FC東京小平グラウンドで11時から45分ハーフで1試合と、30分x2で行われました。

1試合目(45分ハーフ)のメンバーと交代は以下、

GK25番鈴木彩艶、DFが左に6番清水楽人(後半37分⇒31番大野海翔)、右に15番松村大也(後半22分⇒3番清水哲太)、センターバックに12番福島竜弥(後半22分⇒27番山田奈央)と21番南濵優大(後半22分⇒5番遠藤龍河)、MFが左に10番山中惇希(後半スタート⇒37番高橋悠)、右に22番奥山圭介(後半22分⇒11番石橋遼大)、真ん中に17番盛嘉伊人(後半スタート⇒16番根岸恵汰)と4番玉城大志、FWが左に7番與那覇航和、右に13番堀井真海(後半43分⇒29番伊澤壮平)

となります。

前半23分(ウォーターブレイク中断直後)に失点し0-1

後半12分に失点し0-2

後半15分に37番高橋悠から追い越して走る6番清水楽人にパスが通っての左サイドからの攻撃から最後は、7番與那覇航和が決めて1-2

後半37分にペナルティエリア内での混戦状態から20番木下翼が押し込んで2-2

後半42分に11番石橋遼大がペナルティエリア内で仕掛けて倒されてPK獲得。自ら決めて3-2

結果3-2で見事な逆転勝利となりました。

1本目(30分)のメンバーと交代は以下、

GK1番石塚悠汰(22分⇒18番関大輝)、DFが左に31番大野海翔、右に3番清水哲太、センターバックに5番遠藤龍河と27番山田奈央、MFが左に20番木下翼、右に11番石橋遼大、真ん中に39番戸田大翔と35番島垣翔、FWが左に29番伊澤壮平、右に33番小川聖凪

となります。

0-0で終了

2本目(30分)のメンバーと交代は以下、

GK18番関大輝(10分⇒30番川崎淳)、DFが左に26番舘澤佑磨、右に43番?、センターバックに23番山本陽生真と28番アピッチ輝、MFが左に14番千葉希、右に32番岡田翼、真ん中に40番茂木柊哉と42番吉田来綺、FWが左に36番瑞慶山一真、右に38番舘樹
*ユースの1年生に43番がいなかったので、ジュニアユースの選手(または、外部から途中加入?)だと思います。

となります。

開始早々から10分までに立て続けに3失点、21分にも追加点を決められ0-4で終了。

 

割と負傷者が多いようで、基本的には、出られる選手は全て出場する予定だと聞いていたので、出ていない選手は、もちろん出場ができない状況。出場していた選手でも聞く限りでは、治ったばかりだったり、まだ万全ではない選手も含まれるようです。工藤孝太は、U16日本代表ですね。

結果だけ見れば、1試合と言う形式で行われた最初の45分ハーフでの1試合は、2点ビハインドからの逆転勝利という見事な形での勝利となりました。最後の1本での0-4での大量失点での敗戦は、相手の高い位置で奪う戦い方に適応できず、奪われて一気にピンチになる場面が多く、更に相手の前線の選手のシュート精度が大変高く、落ち着く前に失点を重ねてしまったという状況でした。

 

試合中の監督からの声掛けに耳を傾けつつ、選手のプレーを見つつ、新体制でやりたいことは、こういうことなんだろうなと言うのも、ぼんやり見えつつ、これまで見たことがないような動きや仕掛けを見せる選手もいましたし、そのプレーに対しての賛辞の声が聞こえたときに、面白くなりそうだと実感するポイントも多くあり、ただ、既にシーズンが開幕してから2か月ほどのタイミングでこれから新しいことをやっていくということでの危うさが見えるところもあり、これがすぐに結果に跳ね返ってくるのかは、正直なところ、どちらに転ぶ可能性もあるなというところは、あったものの、選手が信じてやっていければ、すごいチームになりそうだという予感もする試合でした。

練習試合に意味はないという声も聞かれますが、少なくとも、今日の試合では、FC東京U-18の方のベンチからの声を聴いていても、練習試合だからという雰囲気は全くなく、真剣勝負に近い空気感で相手も浦和もプレーできていたことも大きく、その中で逆転勝利という結果も出すことができての来週のプレミアリーグ再開。やはり、いきなりプレミアではなく、今日のこの試合に足を運んでおいて良かったと思います。

さあ、プレミア再開!全力でサポートするぞ!

ではでは。

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