埼玉県U-16リーグ2010 10/09 vs 武蔵越生高校 5-0勝利・・・アシカン小峯2発ずつ

レッズランド

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

週末を待つかのように金曜日までは雨に縁のなかった気候が一変して土曜日は嫌な雨の1日になりましたね。そんな雨の今日はU16リーグの試合を見にレッズランドまで行って来ました。

この試合のスタメンは以下、

GK30番高浪祐希、DFが右サイドバックに36番新井純平、左サイドバック29番小坂慎太朗に、センターバックに35番西澤秀平、32番西袋裕太、MFがボランチに28番寄特直人、トップ下に11番中村駿介、24番小峯洋介、FWが真ん中に26番カドコダイ・アシカン、左に33番佐藤大介、右に27番岸伯富実

となります。

今日の対戦相手もやや実力差がある相手ですが、守備の部分でのプレスの意識が高く、簡単には攻め込ませてはくれないため、ゲーム自体は浦和レッズユースが支配していたものの、フィニッシュまでなかなかいけない状況が前半は多かったように感じました。

中盤の24番小峯洋介や11番中村駿介が真ん中から攻め込もうとする場面では、相手の守備陣に囲まれて奪われるシーンも多く、中からの攻撃に対する守備意識も強い印象がありました。

崩すための形として、前節に続きセンターフォワードとしてスタメン出場した26番カドコダイ・アシカンがポスト役となり、27番岸伯富実に渡し、右サイドをオーバーラップしてきた36番新井純平へのパスからクロスでのチャンスメイク、右サイドの33番佐藤大介や左サイドの27番岸伯富実はスペースを上手く見つけて走りこむことを特に意識してプレーをしているように感じました。

比較的に右サイドからの攻撃が多い前半、前節よりも相手の攻撃に迫力がなかったためか、早い時間から36番新井純平の右サイドからの攻撃参加が多くなりました。この攻撃の流れが多くチャンスを作っていたと思います。

前半の途中までは、ドリブル突破がやや引っかかり気味だった11番中村駿介ですが15分くらいから、キープ力を生かして展開するプレーで何度か大きなチャンスを作り出していました。まず、11番中村駿介のキープから26番カドコダイ・アシカンへという形があったのですがトラップが思うような形で出来ずシュートまでいけず。今度は、細かいパス回しから、11番中村駿介⇒24番小峯洋介とワンツーのような形で相手守備網をかいくぐり、ディフェンダーを交わして24番小峯洋介がシュートを放ちこれがゴール左隅へと決まります。

ちょっとブクメが余所見をしている間に、左サイドから高めのクロスが上がり、そこにドンピシャで26番カドコダイ・アシカンが頭で合わせて豪快にゴール。気が付いた時にはピンポイントのクロスが上がっていたのでそのクロスを誰が上げたのかは分かりませんでした。

前半20分くらいの段階で2点のリードを奪います。

35番西澤秀平と32番西袋裕太のセンターバック、左サイドバックの29番小坂慎太朗を中心に守備はここまで安定して綻びを見せることはなかったのですが、2点目の直後に一度、スルーパスから相手フォワードに抜け出されてしまい、キーパーと1対1の状況を作られますが、GK30番高浪祐希がタイミングよく飛び出し限定されたコースに流し込もうとしたシュートを足ではじき出し失点を防ぎました。前節のPKセーブに続き、決定的な場面でのボールへの反応の良さが出ました。能力の高さを感じますが、キャッチミスがやや多いので、ここが安定しないとキーパーとしては致命的になるので、精度をしっかり上げていって欲しいと思います。

・・・と話が少し逸れましたが、その後も浦和が多くチャンスを作ります。

36番新井純平のオーバーラップを上手く生かした中盤からのパスが何度も遠りチャンスを作り出します。また、今日はボランチでのスタメン出場となった28番寄特直人が自陣の深い位置から正確なロングフィードで左サイドの33番佐藤大介へと展開し、パスを受けた33番佐藤大介がそのままドリブルでペナルティエリア深くまで持ち込み角度のないところからシュートを放つというチャンスもありました。

また、ペナルティエリアやや外からの直接FKのチャンスには11番中村駿介がゴール右上隅を正確に狙ったシュートを放つも、これは相手キーパーの好セーブでギリギリのところではじき出されてしまいました。

相手のプレスに慣れてきたのか前半終盤には、24番小峯洋介がゴール前の真ん中辺りでボールをキープするとプレスをかけてくる相手ディフェンダーを難なく交わして右サイドのスペースに走りこんでいた27番岸伯富実へラストパス。シュートコースが空いた所で思い切りの良いシュートを放ちこれがゴールになります。

前半は3-0で終了。

後半スタートから、27番岸伯富実に代えて6番長谷優が入りました。いつもの左サイドではなく、今日はポジションもそのまま右サイドに入っていました。

雨のピッチコンディションもあったのかもしれませんが、後半は26番カドコダイ・アシカンにサイドから、ボランチからと何度もパスが供給されたものの足元に入ったときのトラップが流れてしまうことが多くそこで潰されてしまう印象がありました。ただ、高さを生かしたポストプレーは精度高く次の攻撃に繋がっていましたし、例えば右サイドの6番長谷優がサイドからアシカンめがけて入れたグラウンダーの強めのクロスを24番小峯洋介がスペースに走りこんでいるのが分かっていてスルーして24番小峯洋介がややフリーで受けることができる状況を作り出していたり良い部分も多くありました。

その良い部分が生きたのがこの試合の4ゴール目で、まず、26番カドコダイ・アシカンにパスが入り、サイドの36番新井純平へ出し、そのままドリブルでペナルティエリア深くまで入り込み、その際にしっかりスペースに走りこんでいた26番カドコダイ・アシカンにラストパスが入り、しっかりゴールに押し込みました。

そして、この試合最後のゴールは、右サイドの6番長谷優からのクロスをサイドから真ん中のスペースに走りこんでいた33番佐藤大介がディフェンダーをひきつけつつスルー。その流れてきたボールを24番小峯洋介がそのままシュート。一旦はキーパーに弾かれ相手ディフェンス2人の前にこぼれて攻撃が終わると思われたところ、シュートを打った24番小峯洋介自身がそのままボールをキープしようとしたディフェンスにプレスをかけ、見事ボールを奪ってシュート、ゴールとなりました。決め所でのゴール意識の凄さを感じました。

終わってみれば5-0で圧勝となりました。後半途中から降っていた雨が更に強まり風も強く酷い悪条件でしたがしっかり試合を決めてくれました。

さてさて、今日見ていて感じたことをまとめとして書きます。

右サイドバックの36番新井純平の攻撃参加が持ち味なのに対し、左サイドバックの29番小坂慎太朗は比較的サイドの守備に比重を置いてプレーをしているのが分かりますが、時折見せるサイドからの攻撃参加の際にボールを失わないためにラインを割りそうなボールでも必至に追いかける姿勢が良いのと、最近感じるのは、サイドチェンジや守備ラインからのロングフィードを含めて長いボールで展開する場合の精度がかなり高く感じます。苦しい時に打開するために必要な能力ですので存分に生かして欲しいです。

個人的興味津々のポイントとなっている28番寄特直人と32番西袋裕太のボランチorセンターバックというポジション争い(?)、最近は前半と後半でお互いにボランチとセンターバックで入れ替わる指示が多かったようですが、今日は試合通して28番寄特直人がボランチ、32番西袋裕太がセンターバックでした。どちらもどちらのポジションでも安定してきているし持ち味も見せているので私には判断はできません、はい。ただ、試合でこの2人が上手くポジションチェンジしてバランスを取っていることを考えると、固定する必要はないよなとも思います。今後も注目です。

雨の中お疲れ様でした!

ではでは~