練習試合2011/09/25 – 浦和レッズジュニアユースU-14 vs 文京クラッキ 7-1勝利・・・スペースを使う意識

レッズランド2011年9月25日

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

写真の下のほうのモヤモヤっとしたのはネットの一部です。隙間からキレイ撮ったつもりが、ちょっと映りこんでしまったようですw

今日は、レッズランドで行われました浦和レッズジュニアユースU14の練習試合を観戦してきました。

30分×3本という試合形式だったと思います。

今日の対戦相手は文京クラッキというチームです。全く知らなかったので、ちょっと調べてみたところ、東京都の社会人リーグ2部のチームの下部組織として昨年からスタートしたチームのようです。元Jリーガーのコーチがたくさんいますね。なるほどなるほどです。

さてさて、他チームの話はこのくらいにします。

先月のスペイン遠征以来の試合となります。練習試合となるため、色々なポジションや構成を試しながらの試合をじっくり見ることが出来ました。

1本目のスタメンは以下、

GK16番大川圭為、DFが左サイドバックに18番村上秀斗、右サイドバックに20番渡辺将矢、センターバックに12番信沢啓人、13番東伸幸、MFがボランチに3番石井康輝、トップ下に6番影森宇京と15番松尾佑介、FWが左に9番田中拓真、右に5番小田切真人、真ん中に11番新納大雅

となります。

相手も同じ中学2年生だと思いますが、体格的に相手のディフェンスラインに割と大き目の選手が揃っており、細かいドリブルが持ち味の選手達が割と引っかかり個人技で突破するには難しい状況で、ちょうどこの学年がやろうとしているサッカーをやらないとなかなか通用しないという逆に好条件というか、このチームがやろうとしているサッカーで経験を積んでいくには適した相手という印象でした。

スタートから左サイドバックの18番村上秀斗が左前線の9番田中拓真の足元ではなくディフェンダーの後ろ辺りのスペースめがけてパスを出し、これは相手ディフェンダーが先に反応して先にブロックされてしまったものの、スタートから面白い狙いが見られました。更に18番村上秀斗が前線真ん中のスペースへパスを出すと11番新納大雅がそのスペースへ入りダイレクトでポストとなり、パスを出して上がった18番村上秀斗へ通してサイドから攻めあがる場面を作りました。

試みや狙いは感じられつつも、やはり出す側と受ける側の意図が合わないと誰もいないところへボールを出すことになるため、はまる時は良いものの、相手にパスをするような形になって反撃を食らう場面もあるところがありました。

ただ、以前に比べると、出してと受けての意図が合う割合の方が増えてきており、成長が見られます。

この1本目では序盤仕掛けながらも崩しきる場面はなかなか作れず、逆に相手の攻撃で思い切りよくロングシュートを放たれ、これがゴールとなり10分に0-1とビハインドを負ってしまいます。

とは言え、実際この場面以外は失点の機会はなく、相手に反撃される場面は何度か作られたものの、おそらく決定的な場面は作られなかったと思います。

失点後の浦和の攻撃では、6番影森宇京のミドルシュート、右サイドバックの20番渡辺将矢が11番新納大雅に当ててサイドを駆け上がりパスを受けてペナルティエリアに侵入し、やや難しい位置からシュートを放ちます。キーパーに防がれたものの、枠を捉えた良いシュートでした。

続いて、3番石井康輝がディフェンダーの裏のスペースに鋭い縦パスを通し、9番田中拓真が抜け出して仕掛けます。

更に3番石井康輝からスペースに入った15番松尾佑介に預けて左サイドの9番田中拓真へ通し、クロスを上げる場面など、チャンスを作ります。

今年に入り、ボランチの位置に入ることの多い3番石井康輝ですが、以前よりも視野を広く持って大きな展開を作れるようになってきている印象があります。

トップの位置に入った11番新納大雅も大きいディフェンダー相手になかなかドリブルでの仕掛けで打開することには苦戦していたものの、スペースへいち早く入ってのクサビとしての動きではたびたびチャンスに絡んでいました。

1本目の残り時間だけでも、6番影森宇京から5番小田切真人へパス、サイドからクロスの場面、6番影森宇京から15番松尾佑介、再び6番影森宇京と預けてシュート。20番渡辺将矢がサイドを駆け上がりクロスに11番新納大雅があわせるなど、攻撃のバリュエーションも多く仕掛けつつも、なかなかフィニッシュまで行かないという攻撃が多く1本目は0-1で終わるかと思われたところ終了間際に15番松尾佑介が中盤からのミドルシュートでゴールし、1-1で1本目は終了。

2本目のスタメンは以下、

GK16番大川圭為、DFが左サイドバックに8番高橋聡史、右サイドバックに2番新井克之、センターバックに10番中塩大貴、13番東伸幸、MFがボランチに20番渡辺将矢、トップ下に19番和久井大輔と15番松尾佑介、FWが左に18番村上秀斗、右に7番川上開斗、真ん中に11番新納大雅

となります。

1本目と比較すると、10番中塩大貴がセンターバックの位置からロングフィードでサイドの前線のスペースを狙ってサイドの選手がスピードに乗って受けて攻めあがるという攻撃が増えたように感じます。

その展開からのゴールもありますが、その前に3分にミドルシュート(誰が放ったかは確認できず)からキーパーが弾いたボールに11番新納大雅が詰めてゴールし、1-0。続く5分には2番新井克之が右サイドバックの位置から7番川上開斗に預けてオーバーラップし、テンポ良く7番川上開斗が再び2番新井克之へ、クロスボールに11番新納大雅が合わせる。キーパーが処理しきれずこぼした所を19番和久井大輔が決めて2-0。あっという間に2点入り、その後もコーナーキックからの混戦で10番中塩大貴が狙うも枠を外れるも決定機を連続で作り、相手を翻弄します。

11番新納大雅の前線での動きが良く、2番新井克之からの縦への鋭いパスを胸でトラップして抜け出すプレーなど良かったと思います。

そして、先ほど書いた、10番中塩大貴からのロングフィードを受けた7番川上開斗がドリブルで相手ディフェンダーを交わしてシュートを決めて3-0。

15分までに3点決めたところで、数人メンバーを交代し以下のようなフォーメーションに。

GK16番大川圭為、DFが左サイドバックに8番高橋聡史、右サイドバックに2番新井克之、センターバックに10番中塩大貴、13番東伸幸、MFがボランチに3番石井康輝、トップ下に6番影森宇京と5番小田切真人、FWが左に12番信沢啓人、右に7番川上開斗、真ん中に19番和久井大輔

交代後すぐにピンチの場面を迎えるも、ペナルティエリアに侵入される前に12番信沢啓人が上手くディフェンスのカバーに入るなど予測した動きで相手の攻撃を摘んで対処。その後は、浦和ペースに戻り6番影森宇京のミドルシュートはゴール上に越えてしまうものの、その後の攻撃でコーナーキックから混戦で押し込んで4-0(ゴールは多分19番和久井大輔。)更に、12番信沢啓人から8番高橋聡史、パスを受けた8番高橋聡史がミドルシュートを放ち、キーパーが弾いた所を5番小田切真人が決めて5-0とし、2本目を終了します。

3本目のスタメンは以下、

GK16番大川圭為、DFが左サイドバックに12番信沢啓人、右サイドバックに3番石井康輝、センターバックに10番中塩大貴、20番渡辺将矢、MFがボランチに15番松尾佑介、トップ下に5番小田切真人と18番村上秀斗、FWが左に9番田中拓真、右に7番川上開斗、真ん中に19番和久井大輔

となります。

この3本目でも、10番中塩大貴から7番川上開斗の右サイドを使ったロングフィードからの攻撃が見られます。細かい展開に混ざってこのプレーが入ると正直相手は全く付いていけていませんでしたね。

また、細かいパス回しからの攻撃では、5番小田切真人と9番田中拓真の連続ワンツーで抜け出した場面良いプレーだったと思います。また、1本目同様に18番村上秀斗が前線の選手の予測を期待したスペースへのパスを何本か出しており、これも良かったと思います。

この3本目では、15分位7番川上開斗と19番和久井大輔のパス交換で最後は7番川上開斗が決めきってのゴールで1点のみでしたが、そのゴールの後の交代で

GK16番大川圭為、DFが左サイドバックに12番信沢啓人、右サイドバックに3番石井康輝、センターバックに13番東伸幸、20番渡辺将矢、MFがボランチに15番松尾佑介、トップ下に5番小田切真人と6番影森宇京、FWが左に9番田中拓真、右に2番新井克之、真ん中に11番新納大雅

となり、残り15分はゴールは決まらず、3本目は1-0で終了。

結果、1本目1-1、2本目5-0、3本目1-0でトータルで7-1の勝利となりました。

攻撃面での成長が見られたのも嬉しかったですし、この試合では実際、あれは仕方ないと言う思い切り良いシュートでの失点はあったものの、全体的に守備の部分でも、対峙するディフェンダーがかわされたり、どのように仕掛けてくるかをフリーの選手が予測してカバーしてピンチを防ぐ動きなど、攻撃の部分での吸収していることが守備でも活かされてきているようにも感じる試合でした。

お疲れ様でした。

ではでは~。