第23回高円宮杯全日本ユース(U-15)サッカー選手権 関東大会1回戦 2011/11/5 – 浦和レッズJrユース vs 横浜FC鶴見Jrユース 2-0勝利・・・難しい初戦をまずは突破!

埼玉スタジアム第2グラウンド2011年11月5日

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

年末の高円宮杯出場を目指しての戦いが今日から始まりました。今週末、来週末でノックアウト式で4試合戦い抜いた先が高円宮杯出場という過酷な形式の関東予選となります。

1回戦の対戦相手は、横浜FC鶴見ジュニアユースとなります。すみません、対戦相手についてはよく知りませんが、横浜FCの下部組織ですね。

この試合のスタメンは以下。

GK16番高須雄大、DFがセンターバックに4番吉原大と2番益子大輝、左サイドバックに6番荒木聡太、右サイドバックに15番及川 皓平、MFがボランチに5番長島巧、トップ下に8番斎藤翔太、7番勝野瑛、FWが右に24番堀内千寛、左に9番橋岡和樹、真ん中に11番小島良太

となります。

試合開始から数分試合で感じたのは、何人か相手に上手い選手がいるものの、テクニックという意味では全体的にそこまでではなく、狙えるポイントも多いという印象。対する浦和は、初戦の独特の緊張感からか、全体的に動きが硬い印象。

序盤の攻撃としては、8番斎藤翔太や7番勝野瑛から前線の11番小島良太へのパスからの攻撃のパターンが多くなるものの、11番小島良太が動き回って力強く競ったり収めたりするものの、11番小島良太と他の選手の距離が離れすぎていることが多く、競ってこぼれた場合は誰も反応できずに相手の反撃を食らったり、おさまった時にも次のパスが引っ掛かるなど、やや前線の連携が上手く行かない印象が強く見られました。

それでも、攻撃で付け入る隙がないかと言えば、そうでもなく相手の守備もそこまで強固ということでもないため、何度か惜しいところまで攻め込んでいけてはいましたが、得点までは至らず。前半で言えば、最も惜しかったチャンスは8番斎藤翔太が放ったミドルシュートがクロスバーを叩いた場面。

これ以外にもシュート自体は結構打てたものの、コースを限定されたところでキーパーにキャッチされるシュートや、クロスバーを越えたシュートになりました。とにかく、硬さが目立った前半は、0-0で終了しました。

2年生でスタメン出場した24番堀内千寛でしたが、中盤でのパスミスが多いことや裏を狙ったパス自体が出ないことから、裏のスペースを狙って飛び出すこと自体する流れになっておらず、もう少し全体的に余裕をもってやれていれば、彼の良さがもっと出たのではないかと思いつつの前半でした。

後半スタート時点では特にメンバー交代はなし。

開始早々から9番橋岡和樹が左サイドから力強く仕掛ける場面を作り、コーナーキックのチャンスを作るなど先制点を奪うために果敢に仕掛けたものの、ゴールには至らず。

12分に24番堀内千寛に代わって10番清川大輝が入ります。

この後に2度ほど11番小島良太のポストプレーから、9番橋岡和樹につなげて仕掛けるという形で惜しい場面が2度ほどでき、やや相手が守勢になる時間ができてきたかと思っていたところで、10番清川大輝がペナルティエリア外くらいから少しフェイントを入れてグラウンダーの鋭いシュートを放つとこれが見事に決まります。

やや時間はかかりましたが、後半20分ほどで待望の先制点を奪うことに成功します。

このゴールで、少し余裕が出たのか、浦和の選手の出足が良くなります。

攻撃の姿勢を強めながらも追加点がなかなか奪えないまま時間が過ぎていく中で、流れの中ではなかなか崩し切れないものの、後半38分に10番清川大輝がまたしても個人の力で突破してゴールを奪い、ロスタイムを入れて残り5分というところで試合を決定づける2点差にすることに成功。

ロスタイムに入るくらいのところで7番勝野瑛、9番橋岡和樹に代えて14番加藤智陽、17番松崎洸星が入ります。

最後に相手の反撃を食らう時間もあったものの、結果的に無失点でしのぎ切り2-0で大事な大事な難しい難しい初戦を勝利で、明日の2回戦進出を決めました。

お互いに決定的な場面自体は同数くらいで、前半の早い時間の浦和のチャンスでしっかり決まっていれば、浦和が圧倒した試合になった可能性も高いですし、10番清川大輝が決めた先制点の前にサイドから崩されて上げられたピンポイントのクロスを相手フォワードがふかさず決めて先制されていたら、相当危険な流れになりかねない、そんな試合だったと思います。

ただ、決めるところで決めたのは浦和。だから、浦和が勝った。そういう試合ですし、初戦なのでそれで良いと思います。

一つ印象的だったプレーがありまして、9番橋岡和樹がペナルティエリア内に侵入して浮き球のパスが入った時に跳んでヘディングで狙った時に先にキーパーに触られながらも、こぼれたボールに対しておそらくしっかりは見えていなかったと思いますが、なんとか押し込もうと難しい態勢ながら、足でボールに触ったプレーなのですが、こういう得点を奪いたいという気持ちで最後のところまであきらめずに追う姿勢って良いです。

今日の勝利で、(良い意味で)少し気持ち楽に2回戦に臨めるでしょうから、今日のような自らを縛り付けてしまうようなミスは吹き飛ばしてしまってくださいね。

今日はしっかり休んで、明日の戦いに備えてください!

お疲れ様でした。

ではでは~。