Jユースカップ2011/11/06 – グループステージ第3戦 vs モンテディオ山形ユース 4-1勝利・・・グループステージ突破!

大原サッカー場2011年11月6日

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

午前中のジュニアユースの試合のあった秋葉の森総合公園から場所を大原サッカー場に移しまして、午後15:00からは浦和レッズユースのJユースカップの試合を観戦してきました。

ここまで1勝1敗(得失+1)の浦和レッズユースは、昨日コンサドーレ札幌U-18が勝利して3連勝を決めたことで1位の通過の可能性はなくなったものの、2位の上位7チーム(全9グループ)での突破の可能性をより高めるために、今日の最終戦、しっかり勝利して終えておきたい試合です。対戦相手は、ここまで2敗のモンテディオ山形ユースとなります。2敗はしているものの、失点自体は3と少なく、守備力が高そうな相手となり、浦和としては、いかに崩して決めることができるかが鍵になる試合です。

この試合のスタメンは以下、

GKが30番関口亮助、DFがセンターバックに4番小出啓太と18番西袋裕太、左サイドバックに5番佐藤大介、右サイドバックに19番西澤秀平、MFがボランチに6番野崎雅也、トップ下に8番片槙吾と10番矢島慎也、FWが左に11番堀田稜、右に7番鈴木悠太、真ん中に24番中村駿介

となります。

第2戦と同様のスタメン構成になります。 

最初に言い訳がましいことを書きます。大原サッカー場では、座席の一番上に立って見るのが一番見やすいポジションなのですが、雨の時に屋根が出ているとその位置で立つとピッチが全く見えなくなるんですね。座って見れば良いのですが、ユースの時にはできるだけ立って見たいというのがあり、結局どこにしようかな~と思いながら、大原に行ったことがある方ならご存知の写真のような場所で立って見ました。

前半の浦和の攻撃は、その場所から一番見難いところで立っている場所もグラウンドレベル。

ということで、前半は浦和が攻めまくっている場面が多いのですが、細かいところが良くわかっていません。

それを踏まえてお読みいただければ幸いです。

第2戦のザスパ草津U-18同様に、モンテディオ山形ユースも基本守備的に守って、カウンターを狙うような戦いをしてきて、浦和がその守備網をどうくぐっていくかというような展開。

序盤は、10番矢島慎也が意識的に細かいパス回しの中に中盤から両サイド前線への大きな展開を狙うようなプレーや、24番中村駿介のキープ力を生かした攻撃を仕掛けていきます。6番野崎雅也は、相手のプレスにかからないようなちょうど良い距離感をバランス良く動きながら、アンカーの位置でボールを捌き、守備ラインもバランスが崩れない、問題なく浦和レッズユースの形を展開しながら、チャンスを伺っていました。

11番堀田稜と7番鈴木悠太は、左サイド右サイドのポジションを入れ替えながら、サイドから鋭く攻撃を仕掛ける・・・のですが、見ている位置からだとラインが見えずにどのくらい深くまで攻め込んでいるのかなどあまりよくわからなかったのですが・・・。でも、サイドからの攻撃も多く展開されていたのは確かです。

最初の大きなチャンスは15分。24番中村駿介がミドルシュートを放ち、コーナーキックを獲得した場面。惜しくもゴールまでは繋がりませんでしたが、思い切りよいプレーで良かったです。

更に、24番中村駿介のポストから10番矢島慎也を経由して11番堀田稜の右サイドからの攻め上がってのクロスもテンポよく相手の守備も対応できていませんでした。

相手も守備の最後のところで数をかけて来るため、崩しの形も仕掛けも良いものの、それでも得点までに時間がかかると思っていましたが、20分で相手を崩すことに成功します。

誰が上げてとかはよく見えなかったのですが、右サイドからのクロスから誰かが折り返したところで11番堀田稜がしっかり決めてのゴール。横のゆさぶりで見事に崩してくれました。これで1-0となります。

先制点の後も、浦和が攻め続けるも、シンプルにクロスを上げた場合の対応は相手も問題なく弾き返されてしまうため、なかなか追加点を奪うまでには至らず。

サイドへのロングフィードに関しても、中盤で一工夫してからでない限りは、意識した対応をされて通らないことも多く、守備に関しては、さすがと思う部分も相手には多かったのですが、その一工夫により40分に追加点を奪うことに成功します。

右サイドで7番鈴木悠太が攻め上がり、クロスを上げるところまでは相手も意識してゴール前でブロックするのですが、ここでは、近い位置に入った24番中村駿介がボールに触ってコースを変えることに成功し、その奥に走っていた10番矢島慎也が合わせてゴール。

前半残り僅かという理想的な時間に追加点を決めて2-0とします。

これでだいぶ楽になったと思っていたら、前半のうちにもう1点入るんですね、これが。

細かいところはよく見えなかったのですが、ペナルティエリア外から11番堀田稜が思い切りよくシュートを放ったところ相手ディフェンダーの足に当たり、ボールによい感じに逆スピンがかかってループシュートのような弾道でゴールに吸い込まれていきました。

枠内にシュートを打てば何かが起こるとよく言われることが実際に最高の形で起こり、3点目が入ります。

今日の展開を考えれば、問題なく勝利するのに十分な3点のリードを奪って前半を終了します。

後半に入って数分のところで、10番矢島慎也の抑えの利いたシュートがクロスバーを叩く惜しい場面があるなど、後半も浦和がまずは攻勢に行って追加点を狙いに行きますが、点を取りに行かなければならない相手も多少リスクを背負いながら攻めてくるため、守備に回る時間も多くなります。

前半にファールを受けた際に少し足を踏まれて痛めていた8番片槙吾が後半10分に12番高田拓弥と交代、この交代で24番中村駿介がトップ下の位置に下がり、12番高田拓弥は前線の真ん中のポジションに入ります。

ここからの時間帯は、やや更に得点を奪いに行くのか、点を取りに来る相手をいなすのかが中途半端に感じられる時間帯でもあり、攻めとしては特に11番堀田稜のいるサイドに長いボールを入れて走らせるような攻撃が多く感じられました。

28分に7番鈴木悠太に代えて15番小峯洋介が入ります。

この後、コーナーキックのチャンスから、18番西袋裕太がダビングヘッドで狙っていく場面(惜しくも触れず)などのチャンスがありながら、追加点も失点もなく3-0のまま30分ほどまで来たところで、「サッカーの試合って前半で3-0になると、結構そのまま得点動かずに終わることが多いよな~」とか思いながら、横にいた方にそんな話をしていたら、右前線に長いパスが供給されて、そのボールに向かって19番西澤秀平が走り、届かないかと
思っていたところでしっかり追い付きそのままクロスを上げるとゴール前に飛び込んだ24番中村駿介が足で合わせてゴール。

4点目が入りました。前言撤回、ごめんなさい。

この得点の後、34分に4番小出啓太に代わり怪我で長く戦列を離れていた2番西山航平が入ります。

この4点目が入った後の残り時間、先ほど書いたような、更に追加点を取りに行くのか守るのかが、チームの中で中途半端になっているような印象の中、39分に攻め込まれて失点してしまいます。

この後、41分に11番堀田稜に代えて26番大野将平が入ります。

残り時間は得点動かず、結果的に4-1の快勝となりました。

このJユースカップのグループステージはグループによって試合開催日が異なっていて、浦和の入っているグループは今日で全日程終了になるのですが、グループによっては来週末も試合があるところが多いため、この勝利で勝ち点6(得失+4)になった浦和の2位の上位7チームが決まったのか、よくわからなかったものの、勝ち点6まで行けば問題ないだろうと思いつつも、心配になって帰ってから計算してしまう、そんなブクメなのですが、グループBが2位の大宮が勝ち点5なので浦和より下で、グループDがまだ来週に最終戦を残しているものの、8得点4失点と総得点の多い浦和の得失点差+4を2位で上回るチームはいない(新潟の勝ち点6 得失点差+3は確定の状況で、勝ち点6で+4の清水vs勝ち点3で-2の横浜Mの最終戦で横浜Mが上回るためには、最低3点差以上必要でその場合には、清水が得失点差で新潟を下回るため、どういう結果になろうとも浦和の勝ち点6 得失点差+4という数字を上回らない)ということで、2位の上位7チームには入りました。

昨年成しえなかったグループステージ突破をまずは果たし、ここからは初のJユースカップのタイトルへ向けての戦いになりますね。

全国で戦えるレベルがある現時点での浦和レッズユースということは、何度も書いていますが、勝ち進むことを考えたときには、フィニッシャーになるべき選手がチャンスを確率高く得点にしていくことが必要になることが一つ、あとは試合の中での攻撃と守りが曖昧になる時間帯をどちらにするべきかしっかり見極めてチームで統一した動きをもっとすることが一つ、その2つができれば全国優勝が十分できるチームです。

細かい部分で言えば、今日は無失点で終えるべき試合だったところを1失点してしまった。相手がリスクを背負って攻めてきている時の戦い方への対処。ここでやられている試合が多いのは事実ですので、タイトルを狙うのであれば、突き詰める必要がある最大のポイントはここだと思います。

・・・まあ、とにかく、チームの雰囲気も良い感じであることは伝わってきますし、全国優勝する条件もそろってきているわけです。突き進んでやりましょう~!

お疲れ様でした。

ではでは~。

 

「Jユースカップ2011/11/06 – グループステージ第3戦 vs モンテディオ山形ユース 4-1勝利・・・グループステージ突破!」への2件のフィードバック

  1. いい感じで試合運び
    してますね。
    渡邊さんになってよかった!!

  2. はな様
    いつもコメントありがとうございます!
    トップチームの色々に巻き込まれたことが、ユースにとっては高いモチベーションになっているのが事実ですね。チームとしての気合いの入り方がジリジリと伝わってきます。
    この先にも期待しましょう!

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