どうも、浦和サポブクメです☆
初日に蛇塚グラウンドを訪れた時には、まだ桜の木の花は咲いていなかったかと思いますが、今日はチラチラ咲いている個所も見受けられました。春ですね、はい。
ということで、4日間かけて行われた清水フェスティバルも最終日となりました。
この大会の仕組が今一つわからない部分もあるのですが、形場は今日の最終戦は順位決定戦になっているので、全体の6位でこの試合の相手は習志野高校ということになりました。5位6位決定戦とかなのでしょうか。
対戦カードは全チームで混ざっていて、予選はJリーグ勢と高校勢が当たらないようなレギュレーションになっていて・・・まあ、どうでも良いと言えば良いです。
この大会を通じて、今年の浦和レッズユースは、というよりも新しい体制での方針は、この大会もチーム作りの一環として色々なことを試していくものであるということは大まかに感じられました。
その中での一応の遠征の最終形となるこの試合のスタメンは以下のようになりました。
浦和レッズユースのスタメンは以下、
GKが30番関口亮助、DFが左に20番広瀬陸斗、右に2番新井純平、真ん中に4番西澤秀平と6番西袋裕太、MFがボランチに3番寄特直人、トップ下が10番中村駿介と18番岸伯富実、FWが左に14番関根貴大、右に8番繁田秀斗、真ん中に21番進昂平
となります。
比較的見慣れたスタメン構成に近いですが、ここ最近ではあまりなかった構成でもあります。
対戦相手の習志野高校ですが、先ほど書いたように予選と言われる3日間の対戦相手が浦和とまったく被っていないため、どのくらいの強さかはわかりませんが、予選の結果自体は2勝1分で浦和よりも上です。
試合を見た限りでは、守備のラインをきれいにそろえるチームだな~という印象を持ちつつ、なかなか運動量も多く良い相手だったと思います。
浦和の攻撃の仕掛けも多彩なものとなり、チーム全体で良く声が出ている印象とともに激しさも見られる試合となりました。
序盤の攻撃の形で良かったものを挙げると、8番繁田秀斗が低めの位置から14番関根貴大の上がりを見て入れた左前線への虚をつくパス。4番西澤秀平から14番関根貴大へ当ててすぐさま右へ展開して8番繁田秀斗が持ち上がってクロスに10番中村駿介が飛び込んでボレー気味に合わせたシュートがクロスバーに当たった場面。18番岸伯富実が溜めて2番新井純平がオーバーラップしたところに、タイミング良くパス。そのまま2番新井純平が持ち込んでのシュートの場面。
21番進昂平が度々相手の守備ラインの裏を狙って飛び出そうとする場面も惜しくもオフサイドにかかる場面が見られましたが、狙いどころや動きは良かったと思います。
浦和が構成ながらも、相手の守備も集中していて得点まではなかなか行かなかったものの、20分に21番進昂平が相手ディフェンスの裏を通すパスを通し、そこに10番中村駿介が抜け出して落ち着いて決めてゴールし、1-0とリードを奪います。
その後も、20番広瀬陸斗が左サイドバックの位置から斜め前にドリブルで持ち上がりながら左前線のスペースが空いたところで14番関根貴大にパス。14番関根貴大が横へのドリブルからシュートまで持ち込んだり、10番中村駿介、8番繁田秀斗とつないで右前線のスペースに走る2番新井純平がそのままドリブルで深くまで切れ込んでクロス(クロスの精度はやや欠きましたが・・。)
そして、迎えた30分くらいに、ペナルティエリア外くらいでボールを受けた10番中村駿介がフェイントを混ぜつつ、相手ディフェンダーのプレスを外してゴール右上を狙い澄ましたシュートを見事に決め追加点。
これで2-0となります。
その後も、6番西袋裕太からの低く強い縦へのパスを前線の21番進昂平へ通して仕掛けるという攻撃などありつつ、前半は2-0で終了。
後半スタートから、21番進昂平と3番寄特直人に代えて12番小坂慎太朗と19番須藤岳晟が入りました。ポジションとしては、12番小坂慎太朗が左サイドバックに入り、14番関根貴大がフォワードの真ん中の位置へ移動、20番広瀬陸斗が左前線に入りました。
後半も浦和が攻めこむ場面が多く、19番須藤岳晟から8番繁田秀斗に当て、溜めたところで右サイドバックの2番新井純平のオーバーラップを使う攻撃など多く見られました。ブクメが見ていた場所から近かったため余計に右サイドのところが良く見えたからということもありますが、8番繁田秀斗の動き、2番新井純平の動き。ここに中盤の選手たちが絡んでくる中でいくつかのパターンを見せることで相手の守備が突きにくい形を作り出して崩していくプレーが多く見られました。特に14番関根貴大と8番繁田秀斗、2番新井純平の3人で作る部分が多く、裏へぬけ出す役割を10番中村駿介が行うような感じとも言えるかと思います。
この試合の3点目が10分くらいに入るのですが、いわゆる数人の動きにしっかり理由があり崩してゴールを決めてくれたのですが、まず中盤で10番中村駿介がパスを受け少しためて、左に左に開いた14番関根貴大にパス。10番中村駿介が溜めたタイミングで右サイドを2番新井純平がオーバーラップで駆け上がり、これにより相手ディフェンダーがややサイドにひきつけられて真ん中にスペースが空きます。そこへすかさず18番岸伯富実が走り込み、フリーでボールを受けてキーパーと1対1になり、問題なくゴール。
これは、見事なゴールでした。
25分に20番広瀬陸斗に代えて23番條洋介が入ります。
30分前後くらいに相手の反撃の中で危険な場面を数回作られますが、なんとか失点は免れ相手に勢いに乗らせるきっかけを作らせません。
23分に6番西袋裕太に代えて25番斎藤一穂が入ります。
更に、25分に8番繁田秀斗に代わって15番小峯洋介が入ります。
行うプレーに違いはあるものの、やはり右での攻防が面白く、2番新井純平が裏へ出したボールに15番小峯洋介が相手ディフェンダーと同じくらいのタイミングで競ることになったものの、上手く体を入れてマイボールにして攻めこむなど良いプレーを見せていました。
守備も受け渡しのところでは、まだ課題もありましたが、及第点だったと思います。
その後も、10番中村駿介から14番関根貴大、裏へ23番條洋介が抜け出す場面がありましたが、これはオフサイドになるなどありつつ、試合はこのまま3-0で終了。
3-0っていいですよね。このスコアでの勝利って好きです。
今年の清水フェスティバルは、2年前に見たときより、見る側もどう捉えて良いのか難しい部分も多かったのですが、たぶん、大会終了後に一言加えるとすれば、そしてサバイバルは今後も続く…とかになると思います。
4月に浦和カップはありますが、例年通りであればこの大会は、1年生や2年生中心で行われると思いますので、プレミアリーグ開幕までの試合はあと練習試合1,2試合くらいだと思います。
現状で、プレミアリーグの開幕をどのようなメンバーで戦っていくのかは、読めません。
ただ、今年のここまで見てきた中での強みは、色々な組み合わせが試されていること。その影響か、連携に関してはまだまだという部分も多いですが、今回の大会で試されたような様々な組み合わせでの連携が高まっていくことで、層の厚いチームができます。
選手はメンタル的にも大変な今年だと思います。
それでも、この大会の中だけでも確実に全体的に成長は見られますし、今後の活躍を楽しみにしています!
連戦の疲れさまでした!
ではでは~。
おまけの写真。