どうも、浦和サポブクメです☆
ポカポカ陽気で風の影響もそれほど受けないコンディションでの公式戦の試合を観戦するのは久しぶりな気がします。ここ数日一気に春めいてきたと思ったら、日なたではむしろ暑いくらいのコンディションでしたね。
ということで、今日は、浦和レッズジュニアユースU13の新人戦の3位決定戦を観戦に熊谷スポーツ文化公園陸上競技場にやってきました。
いつも以上に道が混んでいたり、他にも多くのイベント大会が行われていたようで、駐車場がかなり混んでいて驚きました。
さて、残念ながら準決勝で敗れてしまい、優勝の可能性はなくなてしまったものの、公式戦の経験をしっかり積める試合であり、しっかり結果も残しておきたい今日の試合です。対戦相手は、HAN FCになります。ここ最近、このような公式戦の舞台の上位ラウンドで対戦していないイメージもありますが、このHAN FCという相手もやっかいな相手であり、数年前には、この大会(U14かもしれませんが)で敗れたこともあったはずです。
とはいえ、実力的には浦和が一つ上という相手になりますので、しっかり勝っておかなければならない相手でもあります。
では、試合の話に移ります。
浦和レッズジュニアユースU13のスタメンは以下、
GKが1番柿沼優輔、DFが左に15番三井愁雲、右に16番山崎広大、真ん中に20番弓削翼と14番松永悠希、MFが左に6番白田颯人、右に3番荻原拓也、真ん中に4番菊地泰智と19番山下勇希、FWが左に7番関根陸斗、右に17番山崎舜介
となります。
相手の布陣を見つつ、この試合も準決勝の相手だった大宮と同じように右前線の選手は、やや大きめでドリブルのうまい感じの選手がいるな~、背番号が88とか99とかすごいな~とか、そういうことが気になりつつ、ちょっとすみません、集中せず、話している時間が長かったりで、今日はブクメ自身あまり集中して見られていなかったんです、言いわけです。
相手の組織はしっかりしているものの、準決勝に比べると、前線でも比較的ボールを持たせてくれるイメージがあり、個々のプレーを見せて打開していくというプレーでチャンスは作れているものの、今日に関しては浦和の選手同士のパスの精度が序盤は、なかなか合わないようで、いわゆるシュートも含めて雑になっている時間が多かったようにも感じます。
また、守備の最後の集中力のところで相手がかなり集中していたのか、密集地帯で結果的にゴールにならなかったと言うこともできるかもしれませんが、セットプレーのチャンスでは、かなり浦和が押し込んでいる場面が多かったものの、ゴールにまで押し込むことができずに、なかなか得点が動かない状況が続いていました。
攻撃の際の落ち着けどころという意味では、先日のジュニアユースの関東U15リーグのように、中盤の真ん中に入る選手が運動量多くつぶし役、ボールを落ち着けて捌く役割などをしっかりバランスよくになって攻撃を構成するという部分では、やや苦しんでいた印象があります。
前目で攻めの部分に魅力がある選手が多いため、誰かが我慢してそのような役割を堅実に行うという意味では、例えば関東U15リーグでそのポジションに入っていた立川将吾や、前の試合でうまくその役割をしてリズムを作ろうとしていた大西翔也が、おそらく明日の関東リーグの関係で今日はいなかった(はず)ことも影響していたのかもしれません。
ただ、それでも浦和の方が確実に多くのチャンスを作り出していましたし、前半は、左から6番白田颯人が仕掛けてチャンスを作る場面が多く見られ、後半は17番山崎舜介が右から仕掛けることでチャンスが多く作られていました。
時間別のチャンスでいえば、20分前後に7番関根陸斗がキープして粘ってファールを受けて得たフリーキックで4番菊地泰智が狙った形や、例えば、17番山崎舜介が受けて近い距離の下がり目の位置にいた16番山崎広大にあてて、ワンタッチで前線に供給して7番関根陸斗が抜け出す形など、一人経由してワンタッチで長い展開という形が、相手を苦しめていました。
全終了間際のコーナーキックからのチャンスは、密集の中で押し込めればゴールというところまで行きながら、決められず前半は0-0で終了。
後半スタートから、7番関根陸斗に代わり10番長倉幹樹が入ります。
さっそく、立て続けにコーナーキックのチャンスを得るなど、浦和の攻勢は続きます。
5分に、4番菊地泰智が少し上がり目のポジション入ったところにうまくパスが通り、ゴール左上を狙い澄ましてシュート、これはキーパーに反応されるもこぼれ球を、10番長倉幹樹が押し込んでゴールかと思われましたが、これはオフサイドの判定。
続いて、10番長倉幹樹からのパスを受けた6番白田颯人がシュートまで繋げる場面を作り、迎えた9分に、ペナルティエリア手前くらいのところから6番白田颯人が見事なシュートを決めてようやく浦和が先制します。
1-0。
更に6番白田颯人のサイドチェンジから16番山崎広大が力強いドリブルで突破してチャンスを作ります。
17分には、20番弓削翼からの縦へのロングフィードがうまくディフェンダーを超え、抜け出した10番長倉幹樹が抜け出してチャンスを作ります。
20分くらいまでの時間帯は、浦和がかなり攻め込む形が多かったものの、23分に今度は、相手選手にペナルティエリア僅か外くらいから見事なシュートを決められ1-1に追いつかれると、ここから得点を取った相手の勢いにも押され、やや守勢に回る時間帯になります。
この時間は、やや守備の連係でもたついてピンチになる回数も多かったと思いますが、パスの精度はあまり高くないものの、攻勢になった時に気になったのは、相手の中盤でパスを供給する選手に対してのプレスが少し甘く、前を向いてパスを出されるために、それでもそれほど精度は高くないものの、前線の大きめの早い選手などがこれをチャンスにつなげて、得点を取った勢いがほかの選手も走らせる、浦和慌てるという構図になっている時間は少し怖い時間でした。
それでも、この時間帯をしっかり集中して守りきり、再び浦和のチャンスが増えてきた中で26分に4番菊地泰智からのパスを受けて10番長倉幹樹が狙ったシュートは枠をとらえきれずも、試合終了間際に、起点が誰だったのかはしっかり確認はできなかったのですが、左サイドからの攻撃で19番山下勇希がワンタッチでアウトサイドで前線にパスを出し、抜け出した6番白田颯人が持ち込んでシュート。低い強い弾道のシュートということもあり、キーパーが反応はしたものの、はじき出せずにそのままゴールに転がりま
す。
このゴールが決勝ゴールとなり、2-1で浦和が勝利!3位を勝ち取りました!
課題も多い試合ではあると思いますが、先制して追いつかれて、相手が勢いを増した時間を抑えきって、延長まで持ち込ませずに勝ちきる。こういう展開で勝利に持ち込める力というのは、今後も必ず必要になってきます。
本当に、サッカーでこういう展開って多いですし、この展開で逆転されてしまうチームも多いですし、引き分け止まりという結果で失った勝ち点で泣くようなこともあります。
ブクメは、その年代ごとのチームには、それぞれチームとしての性格があると思って見ています。その意味では、この大会を戦った世代は、たびたび使っている個々に力があり、破壊力のあるチームであり、難しい展開での勝負強さを発揮できるチームだと思っています。
実際に、そういう試合を多く見ていますし、そういうチームだからこそ苦戦する相手との試合での苦戦ぶりも見てきています。学年ごとのチームの場合は、そういう性格を理解しつつ、それぞれの選手が、チームとして自分がこう成長すると強みをさらに活かせると、理解しながら、難しいことに挑戦していくことでチーム自体の強さが増しますし、その学年ごとの性格が、上の学年や下の学年の性格に足りない要素を補ったりすることもあります。
今年から、2年生というチームではなく学年の区切りをなくしてチーム作りをするという話も聞いたりしていて、具体的にどうなっていくのか、実際にユース同様、ジュニアユース全体も体制が変わっていますので、ブクメも正直手さぐりで見させてもらっているという状況なのですが、課題を見つけた、もらった場合は、一つ一つじっくりとクリアしていくことが必要で、個性のある選手なのですから、それぞれ求められることは変わって当然で、同じとか平等にと考える前に、これを覚えれば更に成長すると信じて練習していくことが必要だと思います。
何か、試合以外の話が長くなりましたのでこのくらいにしておきます!
ではでは~!
おまけの写真。