どうも、浦和サポブクメです☆
浦和のトップチームの遠征に多く足を運んでいる(以前の自分をしみじみ思い浮かべながらw)サポーターの中では、もはや共通認識となっている、「静岡は横に長いから、静岡遠征を一つにくくって距離を表現することはできない。」 それを実感するには、ちょうど良い場所までやってきました。毎年、この日程の清水遠征でのフェスティバル参加は、浦和レッズユースでは恒例行事の一つにはなっているのですが、今回は、前日にジュビロ磐田ユースと上大之郷グラウンドというところで前日に練習試合があるということだったので、気合入れて、そこから足を運ぶことにしました。
場所は、磐田駅最寄りになるのですが、その遠さを簡単に言えば、いつものゴール地点となる清水駅周辺から80キロくらいの距離の場所になります。
これまた恒例の、行きは下道で夜中の間に出発して、そこそこの距離にある道の駅で眠ってから行くというパターンで行ってみました。思ったより遠かったです!
さて、脱線はこれくらいにしておきましょうね。
4月7日の大宮アルディージャユースとのプリンスリーグ開幕戦が正式に発表され、本格的に新シーズンのスタートを意識できる段階に来ました。チームも、例年通り、この清水遠征である程度のチームのベースを固めていくことが多いので見る側としても、この遠征をかなり待ち望んでいたわけです。
さらに、しばらく練習試合を見られておらず、前回足を運んでから、まる一か月空いている状況で、まず今日の練習試合でどのような様子なのかを楽しみに見させてもらいました。
チーム作りという意味では、今年はU17日本代表、U18日本代表に計4人選出されており、特にU17日本代表に関してはワールドカップを控えているために、結構な頻度で選出された選手抜きで公式戦を戦う機会がでてくることも予想されるため、ただでさえ、体制が変わってのチーム作りという難しい状況に更に追い打ちをかける状況があるわけです。応援しているチームの下部組織から代表選手に選ばれるというのは喜ばしいことなだけに、気持ち複雑です。
今回の清水遠征では、今日は広瀬陸斗はいましたが、週末のU18日本代表の国内合宿(26~)に選出されていることから、明日には離れることになると思われます。斎藤翔太と茂木力也は、U17日本代表でラオス遠征と日程が被るため不在です。
U16日本代表に選出されていて負傷で離脱した小川紘生は、まだリハビリという状況ですが、この遠征に帯同していましたのでどこかで合流できるかもしれません。
また、新1年生の選手から、小木曽佑太と新井瑞希と邦本宜裕の3人が帯同しているようです。
練習試合を何試合か見る中で、正直なところ、順調に進んでいるとは言えないものの、狙いの部分や、選手の多くが求められることをやっていき形になれば良いチームになるという手応えは感じて取り組んではいるようです。
今日の試合に関しては、細かくレポートを書くつもりはありません。
まず、Aチーム、Bチームともに45×2形式で試合を行いました。一応、Aチーム、Bチームという書き方をしていますが、今の時点でのAチーム、Bチームは、それほど深い違いはないと思われます。
この試合のスタメンは以下、
GKが25番番杉本広貴、DFが左サイドバックに3番森亮太、右サイドバックに2番細田真也、センターバックが左に5番齋藤一穂、右に6番吉原大、MFが左に11番進昂平、右に21番小島良太、真ん中に17番勝野瑛と8番須藤岳晟、FWが左に7番広瀬陸斗、右に10番関根貴大
となります。
交代メンバーは、前半30分に10番関根貴大に代えて15番清川大輝。後半20分に、11番進昂平に代えて28番新井瑞希、後半35分に8番須藤岳晟に代えて20番長島巧と計3人の交代でした。
試合経過としては、前半は0-0で折り返すも、後半に3失点を喫して敗れています。
4-4-2という形の中で、一つ攻撃の形としては4バックのサイドの2枚は、サイドハーフくらいまでポジションを上げて、2枚のセンターバックのところに中盤の8番須藤岳晟か17番勝野瑛が降りてきて、いわゆるトップチームのような3バックで中盤が6枚いるような形で展開できるようにする試みがあるのかもしれません。
そして、やはりポジションはかなり試合の中で入れ替わるので、このあたりも連携という部分で成熟してくれば凄く効果的なのでしょうが、まだバランスが崩れる場面も多く見られました。
他にも気づいた点が何点かあったのですが、これは頭にとどめておいて、明日以降の清水フェスティバルの試合で比較しながら考えていきたいと思います。
B戦のスタメンは以下、
GKが18番関口亮助、DFが左サイドバックに22番荒木聡太、右サイドバックに19番橋岡和樹、センターバックが左に20番長島巧、右に29番小木曽佑太、MFが左に15番清川大輝、右に16番中村透、真ん中に13番條洋介と26番松崎洸星、FWが左に24番倉本隼吾、右に23番安東輝
となります。
交代は、後半スタートから29番小木曽佑太に代えて12番上野文也、後半10分に、11番進昂平に代えて28番新井瑞希と計2人の交代でした。
試合経過は、前半は0-0で折り返し、後半10分くらいに23番安東輝がドリブルで持ち上がっての見事なゴールで先制し、後半24分に裏へのパスに抜け出した24番倉本隼吾が決めて、2-0で勝利しました。
こちらの試合では、一つ今後の鍵になってきそうな大きなポイントとブクメが勝手に感じただけなのですが、23番安東輝が中盤に降りた時に中盤が凄く安定していたんですね。キープできる、もらいやすいスペースに入る、そして自ら仕掛けてゴールを奪った場面も含めて。
それによって、この試合に出ていた多くのメンバーの持ち味も結構出て見事なパス回しや展開で相手守備陣を脅かす場面が多く見れました。
動きに連動がある時間でもったいなかったのは、良いタイミングで24番倉本隼吾が動き出していて、中盤から良いパスが出た時にコントロールミスで大きなチャンスになるきっかけが潰えてしまった場面が多かったので、ここも精度が上がってくれば面白いかなと。
先ほどの試合同様に、この試合でも、書いたこと以外にも気づいた点が割と多くあったのですが、これも頭の中に残しておいて、明日からの清水フェスティバルでの試合を参考にしながら確認していきたいと思います。
帯同していた1年生の中では、邦本宜裕が出場していなかったのですが、怪我とかではなく、調整が遅れているためらしく、清水遠征ではプレーしている姿も見られそうです。
明日からの清水フェスティバルの前に、書いておきたいことがあります。
新体制によるチーム作りは、一朝一夕で完成するものではありません。チームとしての動きを重視してチームが作られていくことは重要で、マニュアルに準じてやっていくことも必要だとは思います。
ただ、同時に結果も残していく必要がありますし、最大でも3年間しか勝負の場がないユースの選手にとっては、1年1年、1日1日、1試合1試合が勝負ですし、3年生の選手にとって新体制の1年目だから、作ること優先で結果は求めない(トップでは、許されると思うのですが、我慢できない歴史を見てしまいましたがw)、長い目で見ようというスタンスに落ち着いてしまってもよくないと思っています(←あくまで持論です。)
そのために、どうなっていくのが望ましいのかと考えた時に、どうしても私としては、ベースとなる選手を決めていき、どっしりしたチームにしていくことが同時進行(むしろ、少し融通を利かせて優先させても良いかもしれない)で行われていく方が良いと思ってしまうのです。
戦術よりもチームのバランスを左右することも多い、チームとしての軸というやつですね。
こんなことを偉そうに書いていますが、実際は私の頭の中でもモヤモヤしています。今日の試合を通して見た場合であれば、私は23番安東輝を中盤の選手としてどっしりすえさせてみたい。これにより、26番松崎洸星など、また他の個性を持った中盤タイプの選手の動きも活性化されたのも事実でしたし。
なんだろう、とにかくモヤモヤしているのですが、サッカーには平等はないと思っていますので、少しワガママに自由を許す選手がいても良いと思うんですね。
・・・と、色々思うことがありますが、こういうことは、多く試合を見ていかないとわからないことで、状況など1試合2試合でわかるわけでもないので、その辺りも踏まえて、明日から、じっくりじっくり見ていければと思っています。
ではでは。
おまけの写真。