練習試合2013/05/05 – 浦和レッズJrユースU-14vs柏レイソルU-14 1本目1-0、2本目2-0、3本目1-0・・・個人技と運動量で凌駕

日立柏総合グラウンド2013年5月5日

 

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

浦和レッズジュニアユースの関東U15リーグ、柏レイソルU15戦と1本の練習試合の後、今度はU14同士の練習試合が35分x3本で行われました。

入ってくる話では、ここ最近U14に関しては結果が出る出ない以前に、選手がなかなか思うようにプレーできずに苦しんでいるという話を聞いていたのですが、今日のこの練習試合では、「いやいや強いよね。」とそのまま返してしまいたいくらい、気迫と得点を奪う姿勢が見られた楽しい試合となりました。

1本目のスタメンは以下となります。

GKが18番高草木天平、DFが左に15番三井愁雲、右に14番松永悠希、真ん中に20番弓削翼と16番山崎広大、MFが左に19番山下勇希、右に6番白田颯人、真ん中に2番大西翔也と21番荻原拓也、FWが左に12番長谷川魁哉、右に10番長倉幹樹

となります。

1本目で特に目立ったのは、前線で10番長倉幹樹と12番長谷川魁哉が相手の大きなディフェンダーに対して上手くスペースをかいくぐって侵入してドリブルで突破していくプレーで、たびたび大きなチャンスを作っていました。

キーパーの前のスペースを使う意識も高く感じ、ギリギリのパスにキーパーとどちらが先に触るかと言うくらいの際どいところを狙うプレーも立て続けにありました。

守備のところでは、試合開始は試合開始は右サイドバックだった14番松永悠希は途中からセンターバックに移ったのですが、そこでのプレーでコーチングの声も多く出ていたことも良かったですし、カバーリングの動きもできていました。相手の選手のスピードがあったからかもしれませんが、抜け出されたときに相手の突破を遅らせるプレーをするための体の使い方などが思うように行っていない印象もありましたが、20番弓削翼など最後のところでカバーリングをすることができていたため、結果的に守備の部分は上手く対応できていたと思います。

1本目では、21分に6番白田颯人が決めて1-0で勝利しています。

2本目のスタメンは以下となります。

GKが18番高草木天平、DFが左に15番三井愁雲、右に16番山崎広大、真ん中に14番松永悠希と20番弓削翼、MFが左に19番山下勇希、右に6番白田颯人、真ん中に2番大西翔也と21番荻原拓也、FWが左に10番長倉幹樹、右に24番シマブク・カズヨシ

となります。

2本目も前半同様に前線の選手が相手のディフェンスの間を上手く持ち上がって攻める場面が継続されており、今度は中盤の部分に少し注目してみましたが、攻撃の時に、中盤、前線の選手が近めのところに位置して、細かいワンツーなどで抜き去っていくプレーなどが多く、これがまた相手の守備陣を苦しめていた印象があります。

更に、これも1本目からですが、特に2本目で感じられたのは19番山下勇希の前線での運動量。相手が嫌になるくらいプレスをかけ続けて、実際に高い位置で奪って攻めに転じる場面も多く作れていました。これが、3本目が終わるまでずっと続けられていたのが凄かったです。

2本目は終盤に2得点入ります。

まず、29分に6番白田颯人が再びゴール。続いて33分に19番山下勇希から10番長倉幹樹、ラストパスを24番シマブク・カズヨシに通し、これを決めて2-0。

2本目は2-0で終了します。

3本目のスタメンは以下となります。

GKが1番柿沼優輔、DFが左に15番三井愁雲、右に16番山崎広大、真ん中に14番松永悠希と20番弓削翼、MFが左に19番山下勇希、右に6番白田颯人、真ん中に2番大西翔也と22番菊地泰智、FWが左に10番長倉幹樹、右に24番シマブク・カズヨシ

となります。

3本目は、というか3本目になって、より19番山下勇希の前線での運動量が増した印象がありました。確かに見ている側から近い位置でプレーしていたので余計に目に入ってきたのもありますが、無尽蔵ですね。

開始早々に、24番シマブク・カズヨシが抜け出してキーパーと1対1になった際に相手キーパーがペナルティエリア外まで飛び出して24番シマブク・カズヨシが浮かせてシュートを狙った際にハンド。練習試合なので、普通にフリーキックでしたが、通常の試合では退場になってもおかしくないプレーということで、ここは24番シマブク・カズヨシの1点もののプレーと言うことで良いかと思います。1-0…と実際にスコアに加えてはだめですね、0-0です。

15分には前線で19番山下勇希、10番長倉幹樹が縦にパス回しで抜けていくとオーバーラップする15番三井愁雲にパスを通し、キーパーとどちらが先に触るかと言うところで少しの差でキーパーが先に反応しました。

その直後に、10番長倉幹樹がループシュートで狙って、これは決まらなかったもののその後の17分にその10番長倉幹樹が決めて今度こそ1-0とします。

18分に24番シマブク・カズヨシに代えて12番長谷川魁哉が入ります。

20分に2番大西翔也のインターセプトから10番長倉幹樹、12番長谷川魁哉にパスが合えばという惜しい形があり、続いて22番菊地泰智からのパスを受けた19番山下勇希がシュートまで持ち込みます。

残り10分くらいのところで、6番白田颯人に代えて11番橋岡大樹が入ります。ここ1,2年で一気に身長が伸びたこともあり、体にかかる負担も大きいようで、怪我をして治ったと思ったら、また足に負担がかかってということで、試し試しという感じで出場するようです。ボランチの位置に入ってプレーしていました。

3本目も1-0で勝利し、結果、3本それぞれでも勝利、トータルでも4-0ということで、逆に柏レイソルが嫌がるようなプレーを上手く織り交ぜつつプレーして勝利することができました。

そもそも、U14のチームの中では、中盤で落ち着ける役割を担っていた立川将吾が、シーズン最初から関東リーグに出場するメンバーに入ってずっとやっていることで、学年別のチームでは、その中盤の部分がなかなか安定せずに苦しんできた部分もあると思いますが、その状況で中盤に入っている2番大西翔也の中盤でのプレーも大分安定感が出てきていますし、関東リーグのメンバーに絡んでいる21番荻原拓也や22番菊地泰智がこのポジションに入った時も同様に、このフォーメーションで中盤が行うべき役割をしっかりこなせるようになってきている印象を今日は感じました。

また、このU14のチーム自体も、中盤の安定感が増すと共にもともと攻撃のアイデアをたくさん持ち、テクニックのある選手の多いこのチームの選手の個性もしっかり見ることができました。

なかなか良いですよ! 確実にこちらも成長しています。

中盤を担う選手が、より気を使ったプレーを求められる中で、その部分での層が厚くなってきているのも今後の関東リーグを戦うチームとしても大きな収穫になっていくのではないかと感じた、U14練習試合でした。

あ、そうそう、一つ気になったことがあります。これは、ユースも含めて感じるのですが、この試合でも感じたので書きますが、中盤の空いたスペースにパスを出して味方が誰もいなくて相手選手が先に反応したことでパスミスという感じになってしまうプレーが、いくつか見られたのですが、当然相手に向かってパスを出したらミスパスになるのでそれは、避けなければなりませんが、スペースにパスを出すという意味では、味方が誰かしらそのスペースに入ってくれば、より相手の予期せぬ展開で崩す形を作って行ける起点になるわけで、そういうところに意識してパスを出したように見えた時でも、ミスパスのような雰囲気になる時があるんですね。なので、パスを出した選手にそういう意図があって、その時に誰が入ってくるのを予想してパスを出したのか明らかな時には、その選手に対して主張して、意識してもらうことを目指す声だしは必要だと思います。もちろん、受け手として考えられた選手が明らかにその意図だと難しい時には、それも言うべきですが、そういうところを、コミュニケーションを取りながらできるかできないかで、チームとしてのプレーの質、連携面がまったく違ってきますので、その辺で主張しない選手も多いのかと感じたので書いてみました。

ではでは!

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おまけの写真。