どうも、浦和サポブクメです☆
自分事ですが、今週もまたタイに行っていました。午前中に到着して別の用事まで6時間ほどあったので、前回の訪問で、思った以上にアクセスに苦戦し、結局2つのスタジアムしか回れなかったバンコクのサッカーチームのスタジアムをできるだけ回ってやろうと意気込んで行きました。タイでは、ある程度何か所か移動する場所が決まっている場合には、運転手つきのレンタカーを借りて動いてしまったほうが時間的にも金額的にもスムーズなんですね。なので、バンコクのスタジアムでまだ行っていないところを5か所ほどピックアップして、動いたのですが・・・。
バンコクの渋滞事情を甘く見ていましたw
結局行けたのは、前回に追加しての2つのスタジアムのみになりました。日本人選手が多く所属しているタイのサッカーリーグなので、この国の情報についてはしっかり全て押さえておきたいと思っている今日この頃です。
結果的に、行けたスタジアムが2部のバンコクFCの72-years Anniversary Stadiumと、タイ・ポートFCのPATスタジアムのみでした。写真の1枚目を見ていただければわかるように、バンコクFCには馬場悠企選手が所属していますね。ちょうど、この日は、小学生くらいの選手たちを対象にしたサッカーアカデミーが開催されていたようです。
レンタカーの運転手の方も、バンコクで観光地に運んでほしいという要望は多いのでしょうが、スタジアム巡りは初めてだったようで、携帯のナビらしきもので必死に探していましたが、それでも移動に苦戦していたようです。
・・・と、そんな感じで昨日の夜に帰国し、今週はユースの公式戦は組まれていないのですが、練習試合があるということで、レッズランドに足を運びました。
栃木SCユースとの試合になります。45分x4本という形式になっていましたが、出場メンバーの交代の流れなどを見ていると最初2本は、公式戦に出ているメンバー構成を中心に、メンバー交代少なく行われたので、タイトルのところでこの2本を一試合として結果を表記しています。2本目の45分は、2年生3年生の最初の90分に出場していなかったメンバー中心。3本目の45分は、1年生中心のメンバー構成となりました。
今日は、そもそも数選手見当たらない選手がいたりしましたが、おそらく学校行事などでしょう。
クラブユース選手権の2次リーグの予定が発表され、浦和は柏レイソルU18と同じグループ。6月30日のプリンスリーグ再開まで2次リーグ5試合と順位決定戦2試合の合計7試合(9位決定戦まで行かないことが前提)を戦うことができます。
当然、この予選の相手が楽な相手と言えるほど、浦和も調子が良くはないですが、ある程度、課題を見つけ修正しながら戦っても結果は残していける相手が多くなります。開催地も戦いやすいかどうかは別にしても、順位決定戦の那須スポーツパークまでは、全て浦和のホームとなるレッズランドですからね。
要するに、今日明日の練習試合も含めて、ある程度もう一度自分たちがやるべきことを見つめなおして、自信をつけるための期間として多くの時間を費やすことができるのです。選手もそうですし、指導する側もそうですし、見る側も少し頭を切り替えてみる、そういう期間ですね。
ということで、そんな期間のスタートとなる今日の栃木SCユース戦の話に移りますね。
練習試合(90分)のスタメンは以下。
GKが29番関口亮助、DFが左サイドバックに10番荒木聡太、右サイドバックに9番細田真也、センターバックが左に2番齋藤一穂、右に15番吉原大、MFが左に3番関根貴大、右に7番小川紘生、真ん中に23番斎藤翔太と5番茂木力也、FWが左に8番広瀬陸斗、右に19番邦本宜裕
となります。
すみません、今回も細かい流れは書きません。
プリンスリーグを戦っている、メンバー中心のメンバー構成で臨んだこの試合でしたが、試合開始から、どうも味方の動きとパスの意図が合わないことが多く、またトラップが流れたり、言い方を悪くすると、先週の試合での大敗を引きずってしまっているのかな~という状況が、かなり長い時間続きました。
全体の動きを眺めていると、思うように行かない中でも結構落ち着いて周りを見ながら中盤で安定したプレーを5番茂木力也ができていたことが印象的でしたね。キーパーの特徴を見つけて、相手キーパーが蹴るときにその特徴を大きな声で連発していた後半の姿はなかなか良かったですよ。
攻撃のパターンとして、特に前半は中盤の空いたスペースを前線の選手が上手く使うことができず、攻撃のパターンとして例えば2番齋藤一穂が最終ラインから少し持ち上がってサイドへ長いパスを出して、再度から仕掛けてペナルティエリア付近までは行くものの、そこで相手を脅かすプレーまで至らず相手の攻撃がスタートするというケースが多かったように思います。
おそらく、前半唯一のゴールの匂いを感じさせたプレーは、35分のフリーキックの場面で3番関根貴大が直接狙ってキーパーがギリギリではじき出した場面くらいだと思います。
逆に、13分にオウンゴールで0-1、更に前半終了間際にペナルティエリア外くらいからミドルシュートを決められて0-2と2点のビハインドを負う形になり前半を終了しました。
後半もスタートは、同じような展開が続きましたが、後半15分あたりくらいから、例えば8番広瀬陸斗がボランチの位置に降りてきて、23番斎藤翔太が前に出て、相手のディフェンダーを少し混乱させながらパス回しで崩していく場面や、球際への強さが前半よりも出てきた時間帯は、浦和が攻勢の時間も作れるようになってきていたと思います。
ややパスのところで精度を欠いていた16番邦本宜裕が、やや自ら力強く仕掛けるプレーなども見え始め、得点の匂いのするプレーも増えてきました。
後半10分くらいに、相手に崩されて決定的な形を作られる場面があったものの、ここは相手のシュートミスで救われ、その直後に、16番邦本宜裕がゴールを決めて1-2とします。
20分前後には、3番関根貴大や8番広瀬陸斗が前線でプレスをかけてインターセプトして高い位置から攻撃をスタートさせる場面も多くなっていたと思います。
35分に、3番関根貴大に代えて19番小島良太、40分に7番小川紘生に代えて29番東伸幸が入ります。29番東伸幸を前線に入れて、ややパワープレー気味に(と言うほど、周りが彼の高さを使おうとする意図は見られなかったようにも見えますが)、仕掛けるも、同点ゴールは生まれず、試合は1-2で終了となりました。
終盤は、多くチャンスを作ったものの、やはり課題の部分が引き続き目立つ試合にはなりました。
続いて2本目のメンバーは以下
GKが25番大川圭為、DFが左サイドバックに6番長島巧、右サイドバックに20番橋岡和樹、センターバックが左に27番高橋聡史、右に29番東伸幸、MFが左に4番清川大輝、右に32番安東輝、真ん中に26番松崎洸星と34番條洋介、FWが左に24番倉本隼吾、右に19番小島良太
となります。
この2本目も、連携と言う部分では苦戦し、数選手が絡んで仕掛けるという回数は少なくなりました。チャンスということで、22分の4番清川大輝の左からのクロスに24番倉本隼吾がヘッドで合わせた場面は、防がれたもののクロスの弾道、ヘディングの軌道などかなりぴったりの惜しい形でした。
また、32番安東輝がドリブルで仕掛ける形でも何度か大きなチャンスを作り、35分には裏へ抜けてキーパーをかわしてゴールを決めました。
その後終了間際に24番倉本隼吾の強烈なミドルシュートでキーパーに弾かれるものの、かなり惜しい形も作りつつ、
試合は1-0で終了。
全体的には、先ほどの試合と同じような、やきもきさせられる展開も多かったものの32番安東輝がしっかり結果をだし勝利しています。
1年生中心の3本目のメンバーは以下
GKが25番大川圭為、DFが左サイドバックに31番川上開斗、右サイドバックに14番石井康輝、センターバックが左に12番上野文也、右に29番小木曽佑太(22分⇒8番中塚貴仁)、MFが左に13番堀内千寛、右に28番松尾佑介、真ん中に15番中村透と30番影森宇京、FWが左に33番松澤彰、右に11番新井瑞希
となります。
この3本目が、一番得点に対する気持ちが感じられる試合だったように感じます。
特に目立っていたのが、33番松澤彰で、結果的にゴールを決めたプレー含めて、得点に近いプレーをかなり多くしていたとも言えますが、決めきれなかった場面が多かったとも言えるので、この辺りは、より精度を高めて行ってほしいですが、11番新井瑞希や、30番影森宇京、28番松尾佑介と上手く絡んで仕掛ける形を多く作れていました。
7分に、失点して0-1となったものの、この試合の良かったところは、追いついて終わろうではなくて、勝って終わろう、追加点も奪おうという気持ちが出ていた部分。
まずは、40分に、左から13番堀内千寛の上げたクロスに33番松澤彰がヘッドで合わせて同点ゴール。
更に、44分に前線で11番新井瑞希が粘り、近い距離を抜け出した33番松澤彰にパスが通ります。相手の守備でキープしきれなかったものの、こぼれ球に対して13番堀内千寛がいち早く反応して、そのままゴール右隅に決めて2-1と逆転。
更に、残り数分のところでも攻撃的な姿勢(ベンチからの指示ももう1点取れでしたね。)を見せながら終了。
2本目までの試合と、3本目の試合で、結果だけ見れば大きな差はないのですが、何か違うな~と感じ、それが何なのかを考えると、一つは、味方の特徴を生かそうとしてプレーしている選手と活かされる選手のバランスの良さからのチャンスメイクができているケースが多かったこと。後は、前線の選手がイレギュラーなボールの動き(クロスボールがディフェンダーに当たってこぼれるだとか、相手のプレスを受けてキープしきれなかった場合にそのボールが流れるコースとか)を予測して反応する動きが相手より勝っていた。
なんとなくではありますが、そう感じました。
戦術と選手の個性(特徴)のバランスというか、悪い場合は、戦術への意識が選手の個性を消している(私がこれまで見てきた素晴らしい特徴を持った選手の中で、その特徴がほとんど見られない選手が見受けられる。)
それがなぜかは、はっきりは分かりません。
その辺での良い意味でのバランスが、3本目では局面で多く見られた。
そんな、今日の試合の感想でした。
明日も、ジュニアユースの公式戦の後の掛け持ち可能な時間の13時から練習試合が行われるということですので(ジュニアユースの2年生の練習試合がいつも通りであればあると思うので、その場合はそちらを優先して見るので途中からになると思いますが)、今日を踏まえて、また明日の試合も見させてもらえればと思います!
ではでは!
おまけの写真。