高円宮杯U-18サッカーリーグ・プリンスリーグ関東2013/09/19 第13節 – 浦和レッズユースvs山梨学院高校 1-2敗戦・・・戦わせてあげてくれよ

与野八王子グラウンド2013年9月19日

 

浦和サポブクメです☆

明らかにおかしな采配が飛び出すときは、昨年の経験から見れば、コーチ陣の中で何かが起こっていて、それが影響を与えていることもある。その辺りは、ある程度考慮したいと思います。

でもね・・・そもそも、サポーターとしての立場の私たちが、そんな深いところまで心配して、怒り、失望するような事態になること自体が、何かおかしい。

はっきり書きます。ここしばらくのブログでは、やや裏を読み取ってねという意味で書いていた部分も多かったですが、私が今一番不満を持っているのは、浦和のフロントですよ。選手が努力しなければならない部分もありますし、プロになるために、つらい思いをしたり、多くのことを学び経験して行かなければならないのは事実ですが、ここ最近の浦和のアカデミーは、いつも行き当たりばったりです。今のままでは、選手の良さがどんどん消えていきます。

はっきり言って、こんなやり方をするのならば、トップに上げたい選手は、最初から、トップチームのBチームに入れて、そこで本格的に育てるような流れにしてほしいです(このままのやり方で、この環境におくことで才能がつぶれるのが怖いですと言う意味です。)

関与したいのか、したくないのか、もう、色々なことをはっきりさせてほしいです。正直なところ、浦和の下部組織の中で純粋に選手をプロ向きの選手に個性を生かした形で成長させるということで言えば、以前もこれは書きましたが、フロントが無関心で情熱にあふれたコーチ陣が思うままにやった方がより良い選手が育っていくと思いますよ。

プロの下部組織は厳しい機関だから・・・って、そんなことわかってますよ。選手だってそのくらいの覚悟でいますし、保護者の方たちだって理解しようとしている中での理不尽に対して相当我慢していますよ。

人間として、選手と向き合って、人間として育てる育成をチームとしてやってくださいよ。

色々書くとそれだけでせっかくの今日の試合の選手の頑張りに触れられないので、このくらいにしておきます。最後に、こういうことを書くと、監督に対してのみ言っているように聞こえると思いますが、もっと深いところに理由があって監督を縛っている可能性もあるので、その場合はもっと深いところに対して言っていると思ってください。

もう、最近はある程度、私も覚悟を決めて書いていることが多いです。もともと、このブログを続けていく中で、このカテゴリでの地位を得たいと思ったこともありませんし、おかしなことがまかり通らないための抑止力になれれば良いかと思ったことはありますが、いつも笑顔で応援してくれるサポーターさんになるくらいだったら、本音で語って、チームから追い出されるくらいでも良いと思っています。

私は、浦和の下部組織に足を運ぶ中で係わった多くの人たちのサポーターです。浦和レッズが好きというところから入ったから、浦和の育成は世界一であってほしい。そこで育っていった人間が素晴らしい人間になってほしい。それだけを願って係わってきました。なのに、なぜ、この環境は、私が浦和レッズに対して幻滅するようなことばかりを繰り返すのでしょうか。疑問です。でも、私がおかしいのかもしれませんね。

では、試合の話に移ります。

本来は、15日にレッズランドで開催される予定だったプリンスリーグの山梨学院高校戦が台風のために延期になり、今日木曜日の夜から、浦和レッズユースが練習で利用する与野八王子グラウンドで開催されました。

相手の応援の方と入り乱れての中での応援と言うのが好きではないので、試合自体は金網とネットを挟んだ側で見ていたため言い訳ですが、最初に載せた写真以外は、最後に少し載せますが、ほぼ写真として機能していないものなのです、すみませんw

この試合のスタメンは以下、

GKが18番関口亮助、DFが左サイドバックに22番荒木聡太、右サイドバックに6番吉原大、センターバックが左に4番茂木力也、右に5番齋藤一穂、MFが左に9番小川紘生、右に19番橋岡和樹、真ん中に10番関根貴大、ボランチに17番勝野瑛と14番斎藤翔太、FWが27番邦本宜裕

となります。

おそらく、今日のフォーメーションは、4-3-2-1だか4-2-3-1のような感じだったと思います。

まあ、フォーメーションの細かくはどうでも良いです。

前半スタートから10分くらいまでは、やや相手の攻撃を受ける時間が長く、その中でも集中して守備をすることはできたと思います。スピードのある相手前線の選手の突破には苦戦していたものの、最後のところでしっかりこらえて守ることができていたと思います。

最初の相手の攻勢の時間を堪えると、徐々に浦和の攻撃の回数も増えてきます。

10分には、9番小川紘生の長いパスに抜け出した10番関根貴大が仕掛けて、コーナーキックを奪います。

12分には、10番関根貴大から27番邦本宜裕に展開しての仕掛け。

15分には、22番荒木聡太から、10番関根貴大、22番荒木聡太がそのまま左サイドを駆け上がり、折り返しのパスが通れば面白いという展開。

19分には、フリーキックのチャンスで9番小川紘生がゴールを狙い、クリアされたこぼれ球を14番斎藤翔太がミドルシュートを狙うなど、浦和の攻撃が相手ゴールに迫る回数も増えてきました。

守備もしっかり相手にプレッシャーをかけられているようで、時折鋭く仕掛けてくる選手がシュートまで持ち込む場面もありましたが、大きく枠を外れるケースが多かったことからも、相手を焦らすような守備ができていたのだと思います。

そして、迎えた25分にコーナーキックのチャンスから、27番邦本宜裕がヘッド(というか、肩とか胸だったと思う)で決めて1-0と先制します。

更に、今日驚いたというか、選手同士でしっかり話したのかな~と感心したのが、ポジションチェンジの部分で27番邦本宜裕と9番小川紘生が上手くポジションチェンジしながらプレーしていたところと、特に先制してからの前半の時間帯では、右サイドの19番橋岡和樹が攻撃参加する際に、そのままサイドから仕掛けるのではなく、いったん27番邦本宜裕に預けて、そのまま本人はセンターフォワードのポジションに入って行き、流れが切れるまでは、27番邦本宜裕とポジションを移した形で攻撃に厚みを加え、直接本人も得点を狙えるような形を作っていました。

これが本来の持ち味活かせる可能性が高い連携になるので、見ている側としては数倍嬉しいわけです。

前半35分くらいの10番関根貴大のヘディングシュートは、惜しくも決まらず追加点はなりませんでした。試合の流れとしては、相手の攻撃も鋭いので、どちらが主導権を握るということにはならなかったものの、浦和がリードした形で前半を終了します。

後半スタートは、浦和のチャンスから始まります。

10番関根貴大からの右前線への大きな展開から19番橋岡和樹、27番邦本宜裕とつながり仕掛けチャンスを作ります。

特に前線のこの3人は、サイドを大きく使った展開でチャンスを多く作れていたと思います。

ただ、試合展開としては、浦和にとってはやや酷な判定で難しい流れになって行きます。5分に、ペナルティエリア内で4番茂木力也がハンドの判定でPKを取られたものの、審判の判定はイエローカードではなく一発レッド。故意のハンドと判断されたようですが、う~ん、自分が見ている位置から比較的近い場所だったのですが、明らかな故意のプレーで決定機をつぶしたと判断するには厳しいなと思います。せめてイエローで良かったような・・・。

ただ、今日の浦和の良い流れを象徴するかのように、このPKを18番関口亮助がセーブして失点を防ぎます。浦和としては、リードした形を保てたわけですし、一人少ない状況にはなりましたが、逆に言えば、シンプルに守備陣が集中して守る中で、カウンターで追加点を狙えるときには狙うという形でやれば特に問題ないかな、という雰囲気もありました。

そのくらい、試合の流れと選手の動きを考えると、今日はやり方を間違えなければしっかり勝ち切れる試合だったと思います。

一人減ってすぐに、9番小川紘生に代えて8番須藤岳晟が入ります。

なんどか相手に危険なシュートを放たれるものの、枠に入らないものが多く、そういった流れも悪くない状況。

ただ、流れと言う意味では、予期せぬアクシデントとして、20分に孤軍奮闘していた10番関根貴大が足を痛めて、交代を余儀なくされ、11番進昂平と変わります。

カウンター主体にはなりますが、22分に19番橋岡和樹が右サイドから深くまで持ち上がってコーナーキックを奪うなど、チャンス自体は作れていました。

守備陣も集中していたと思うのですが、29分に、相手にシュートするスペースを与えてしまい、ここから強烈なシュートを決められてしまい、1-1と同点に追いつかれます。

それでも、今日は少なくとも勝ち点1、逆転ができるような空気のある試合ではありました。

で・・・、ここからですね。

まず36分に、19番橋岡和樹に代わり16番小木曽佑太が入るのですが、19番橋岡和樹はベンチとは反対のピッチサイドの方が近かったため、そちらから出ようとしたところ、ベンチから、(ゆっくり?)ベンチの方へ戻ってくるように指示が出たんですね。

やや試合が止まる時間が長い後半だったので、この時点でアディショナルタイムを入れて15分くらい余っていたのですが、このタイミングで、時間稼ぎスタートとは、驚きました。

まあ、ある程度時間は使う流れでも良いかとは思ったものの、16番小木曽佑太は、セットプレーで点も取れる選手だし、場合によっては、パワープレーもできる選手なので、狙うべきところでは狙うのかな~と思っていたら・・・。

アディショナルタイム入れて残り10分くらいのところで、コーナーに近い位置でのフリーキックのチャンスを獲得。実際、ゴール前には、大き目の選手が上がっているような状況で、ここで再び逆転のチャンスかなと思っていたら・・・、時間稼ぎの指示で、絶好の得点機を生かさずw

すみません、今日は、この時点で、唖然としてしまって、固まってしまいました。

結構な残り時間がある中で、このような消極的なプレーを指示する采配の結末は・・・ということで、43分に失点し1-2と逆転されます。

で、直後の44分に、6番吉原大、17番勝野瑛に代わり15番清川大輝と23番安東輝が入ります。

試合は、そのまま終了し1-2で敗戦となりました。

プレミアリーグで関東勢が苦戦し、降格するチームが多くなりそうな状況の中で、降格枠数が最大で4くらいになることも現実視して考えなければならないところで、今日の対戦相手の山梨学院高校は、ある意味残留争いの当該チーム。

残り数分で、攻められ続けていて同点と言う状況だったらまだしも、10分くらい残り時間があるなかで同点という状況で、相手のゴールに近いところでのセットプレーで、セットプレーに強い選手もいるなかで、時間稼ぎをさせた。

今回のブログの最初の方で、書きたいだけ書いたので、これ以上は書きません。

ただ、今日は明らかに選手間のコミュニケーションがしっかりできているなと思われるような、プラスにとらえられる要素が多くなっていたと思います。選手は、この環境の中でかなり頑張ってくれたと思っています。そういう姿を見ていたからこそ、あの場面で戦うことをさせてあげなかった采配には腹が立ちます。悔しさに涙を流しているサポーターの方もいました。

すぐに、日曜日にまた試合がありますからね。チームとしての前進は見られたので、このまましっかり選手同士でコミュニケーションを取って、今日のことで腐らずに、戦ってください!

ではでは。

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おまけの写真(ほぼ誰が誰だか分かりませんw)