第6回ジャパンユースサッカースーパーリーグ2014/3/2 浦和レッズユースvs藤枝東高校 T0-2敗戦/TM0-2敗戦・・・相手守備陣を崩せず、チームとしての現在地にも違いあり?

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どうも、浦和サポブクメです☆

昨日に引き続き、レッズランドに足を運びJYSSLの藤枝東高校戦を観戦してきました。今日も生憎の空模様でしたが、T戦の時は、なんとか雨は降らずに済みました。TM戦の時は、終始小雨がぱらつく中での試合となりました。

寒さは、昨日よりも寒かったように感じます。肌に当たる風が痛い感じでしたね。

昨日は4選手ほどが、大原でのトップチームの練習に参加しておりいませんでしたが、今日は、その選手たちも戻り、試合に出場していました。

昨日の相手の前橋育英高校は、チーム作りに苦戦している様子もありましたが、今日の藤枝東高校は、かなり現時点でチームとしての完成度が高い印象がありました。同じく観戦していた方にもそんな話をしていたのですが、2年前のGo forの時の東福岡高校のようなイメージで、チームとしての戦い方が新チームの早い時期から浸透していて、安定した強さを感じる印象のチームでした。それは、T戦もTM戦も同様でした。

では、試合の話に移ります。

藤枝東高校戦(T)のスタメンは以下、

GKが18番高須雄大、DFが左に20番高橋聡史、右に3番小木曽佑太、真ん中に21番中塩大貴、MFが左に6番荒木聡太、右に2番橋岡和樹、ボランチに4番茂木力也と8番斎藤翔太、トップ下に9番小島良太と10番小川紘生、FWが11番邦本宜裕

となります。

対戦相手の状態もあるため、一概に前日とは比較はできませんが、昨日よりも前線からのプレスは激しく来ない相手ではあるものの、守備の堅さが非常に印象的な相手に対して、個々の選手での迫力は今日の方が感じられた浦和でしたが、崩すための工夫が足りず、結果的に焦れて、個々の選手が突破を図って奪われるという場面が多いように感じられました。

今日ボランチに入っていた4番茂木力也がボランチのポジションから、バックラインに降りたり、前線に攻撃参加したりと、存在感のあるプレーを繰り広げていたのが印象的です。

また、これは、他の方が話していた話の受け売りでもありますが、昨日は、やや中盤と前線の距離の間が空いていて中盤を経由した攻撃にスムーズさを欠いていたところを8番斎藤翔太が上下の動きをうまくつけて動いていることで受け手として器用なポジショニングを取っていたことが印象的でした。

ロングフィードの回数は多くなっていたものの、そのパスが前線で収まるという場面は少なく感じました。試す時期として、また、出場する選手によって指示を使い分けているのか、今日は比較的選手任せの攻撃が多く、前半は、例えば、2番橋岡和樹から11番邦本宜裕にあてて、高めの位置に上がった4番茂木力也にパスをだし、仕掛けていく形だったり、右、前線、中盤、左とピッチを広く使う意識で多くの選手が動けるような試みも多かったのですが、次第に相手の守備に跳ね返されたりすることで、全体的に焦れる場面が多くなったというか、パスがずれたりするケースがこれまでのように増えて来た印象があります。

サイドから仕掛けた際のクロスの精度も含めて、何かそれぞれがそれぞれになってしまっていたり、ゴール前に入る人が少なかったり。攻め込めている印象は多く、一見すると攻め込んでいるように見えたものの、相手の形にはまっていたのかとも感じられました。

守備に関しての課題は、この試合も継続ですね。どうも、バックラインに関しても人の入れ替わりを多く求められるためか、相手の攻撃に対して数的不利でない場面でも、受け渡しなどがうまくいかずに、持ち込まれて危険な形になるというケースが多いように感じられました。

ただ、攻め込んでいる時間自体は多く作れていたので、これを好要素として考えていけば、少しずつ改善していくかもしれませんね。

試合は、20分に失点を喫し0-1となり、後半は、昨日のT戦、TM戦でそれぞれワントップで出場して持ち味を発揮した2人が、後半10分までに投入されます。まず6分に、6番荒木聡太に代えて13番清川大輝、10分に9番小島良太に代えて16番松澤彰が入りました。

13番清川大輝が入ったのは左サイドとなり、また少し求められる動きが違うポジションが違いましたね。昨日連携が凄く良かった9番小島良太とのコンビネーションなども再度見たかったものの、4分後に9番小島良太も下がってしまいましたので、その辺りは見られず。

20分には、21番中塩大貴に代えて26番堀内千寛が入ります。

結局、32分に1点追加されてこの試合は0-2で敗れています。

今は試す期間。そして、基本的にはこの試合のスタメンメンバーをAチームとしてチームを作っていきたいという意図は伝わってきますが、もしかするとそれぞれの選手の個性が強すぎて、難しいことが多いのかもしれませんね。また、昨日の試合で目立った活躍を見せていた選手が後半比較的早めから投入された流れは良かったと思いますが、ポジションの移動など色々試し過ぎたというか、チームとして意図のある交代にならなかったような印象もあり、やはり全体としては、相手のペースでの試合にはまってしまっていたのかな~という試合でした。

T戦が終わり、ボーっとしていたら、TM戦は隣のグラウンドで、それに気づかず、慌てて移動しました。

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藤枝東高校戦(TM)のスタメンは以下、

GKが25番大川圭為、DFが左に19番川上開斗、右に5番吉原大、真ん中に23番石井康輝、MFが左に12番松崎洸星、右に22番東伸幸、ボランチに17番影森宇京と7番勝野瑛、トップ下に26番堀内千寛と13番清川大輝、FWが16番松澤彰

となります。

一応3バックのメンバー構成で書きましたが、なんとなく、4バックのようにも見え、ボランチが3枚のようにも見え、結局フォーメーションに関しては最後までよくわからない部分もありました(ゴール真裏あたりから見ていたので、という言い訳をさせてください。)

後半スタートのメンバーは以下、

GKが25番大川圭為、DFが左に19番川上開斗、右に5番吉原大、真ん中に23番石井康輝、MFが左に12番松崎洸星、右に28番中塚貴仁、ボランチに14番長嶋巧と7番勝野瑛、トップ下に15番中村透と24番松尾佑介、FWが27番新井瑞希

後半の交代は、13分に、19番川上開斗に代わり22番東伸幸、20分に7番勝野瑛に代えて17番影森宇京。

となります。

得点経過としては、この試合もT戦同様に前半(23分)に1失点、後半(12分)に1失点で0-2で敗戦となっています。

 

正直なところ、今日の試合はT戦、TM戦含めて組織的なプレー面での相手チームの良さが目立つ部分が多く、浦和に関しては、色々試しているという様子が強かったので、色々試している中での動きがごちゃごちゃに頭に入っているので、書き出すことができません。

ただ、少なくとも、練習試合が毎週組まれる例年のこの時期よりも、JYSSLで公式戦として今日のような相手と戦うことができ、公式戦として臨むことができることで、昨年よりも、しっかりした目線でチーム作りが進められていくという期待も持つことができるのも事実です。

この時期の状況を見ていて、昨年のチーム作りの流れが頭をよぎって不安になることもあることは事実ですが、そこは、体制2年目ですから、チームのメンバー構成のバランスなども、試す中でしっかり分析されて考慮されていくと思いますので、そのうちの1つの試合としては、今日の試合は、守備組織の高い相手への経験と、そこから見つかった課題として還元されていくと思いますので、踏まえての次を楽しみに待ちたいと思います。

ではでは。

おまけの写真です。

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