関東ユース(U-15)サッカーリーグ2014/03/23 第4節 浦和レッズJrユースvsFC東京U-15深川 0-3敗戦・・・意図があると考えるべき

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どうも、浦和サポブクメです☆

3月に開幕したジュニアユースの臨む関東U-15リーグ。既に3試合が消化されており、第4節となるFC東京U-15深川戦の試合に今シーズン初めて足を運びました。

足を運んでいる方に、試合の様子を聞きながら、結果としては、2勝1分と上場の滑り出しとなっている浦和レッズジュニアユース。ちょうど、前節の鹿島アントラーズつくば戦で、7得点と大量得点を奪いながらも、その後に気が緩んで(?)の2失点という部分に監督からは強く指摘があったというような話を聞いています。

それらを踏まえてのFC東京U-15深川戦観戦となりました。

今日は、広く試合を眺めて感じたことを中心に書かせてもらえばと思います。まず、スタメンと交代メンバー、得点の流れなどを書きますね。

GK18番高草木天平、DFが左サイドバックに3番大西翔也、右サイドバックに23番白土大貴、センターバックに5番山崎舜介と4番橋岡大樹、MFが左に9番樋口颯太(後半15分⇒19番山下勇希)、右に7番菊地泰智、真ん中に14番弓削翼と8番立川将吾、FWが左に10番シマブク・カズヨシ、右に11番白田颯人

となります。

メンバー構成などは、1月末に観戦した新人戦の決勝から数名の選手が変わっているなどはあるものの、大きな変更はないように感じますが、ポジションで見ると、前線の組み合わせなどが変わっていますね。

ジュニアユースもユース同様に現体制に入って2年目となり、それでもまだ未知数なところは多いにしても、監督が意図するような部分なども考慮しながら見られるような状況が少しずつできてきました。

奇しくも、この大会今季初観戦で0-3という敗戦を見ることになってしまったのですが、ベンチからの指示があまりないような試合、交代メンバーをほとんど使わなかった試合ということを考えても、勝つよりも、しっかり考えなければならないことを感じてもらいたいという意図が強いようなメッセージを、賛否両論はあると思いますが、私は勝手に感じていました。

サイドバックの上りが制限されているのかな~と感じる部分や、そもそも積極的なシュートがあまり見られない試合にも感じられ、それは当然相手チームに中盤を支配されていたような部分もあるかとは思うのですが、色々選手に考えてほしいという意図があるというように考えると合点がいく部分も多いというか。

では、普通に試合に勝つということを考えた場合には、という見る側の考えで書いてしまえば、前線のメンバーの配置の仕方で、この試合では、2トップの選手でサイドに置いた方が効果的に感じられる選手がいたりとか、ボランチのところでも2枚いるボランチで両方が守備的になりすぎている部分は、どちらかが攻撃的に行くとかした方が良いと思う部分もありましたし、そもそもミドルシュートなど強烈な武器がある中盤にそういう意識が低すぎたようにも思われるのです。

守備的に行けと言われて、そのために少しでも攻めっ気を出すと指摘されてしまうとかであれば、やはり前節の課題を含めての指示が強かったと思うので、チームの中で少し先のことまで考えて、意図を感じ取る努力が必要だと思いますし、それがないのであれば、やはり核になるべき中盤がバランスも重視しながらも、攻撃のところでアクセントをつけたり、時には長い距離からシュートを狙ってみるなどする必要が出てくると思います。

2トップと言う部分でも個で強烈に突破するタイプの選手と活かされる方が力を発揮できるタイプとが、悪く言えば、それぞれになってしまっていた印象も強い試合でした。

でも、例えば2トップのところで言えば、数は多くなかったですが、10番シマブク・カズヨシが前線でプレッシャーをかけたところで相手がコントロールに苦慮したところを良い距離で11番白田颯人が奪って高い位置から仕掛けるという形も見られ、これは、昨年の終盤のジュニアユースの強烈な武器になった要素でもあるので、2トップとしてやるべき形の一つとして大事にはしてもらいたいと思います。

この試合の後に、計4本くらい練習試合も見させてもらいましたが、短い間に身長が伸びて体格がよくなっている選手がいたり、B戦、練習試合であっても高いモチベーションで持ち味を見せてくれている選手も多くいたりしたのが見ていてうれしかったですね。

その世代その世代の特徴があるので、同じことをする必要はないにしても、やはり身近な先輩の代に全国優勝と言う結果を残した手本となる姿がありますので、その意味では、個々としてもチームとしても成長できるヒントは、本当にたくさんあると思います。それらを、実際のそのチームで経験している選手は伝える必要があると思いますし、そこにコミュニケーションを加えながら、受け入れることも、意図を読み取ることも今後の成長には不可欠だと思います。

積み重ねを大事に、そして、壊すべき部分も大事に、今日の敗戦を大事に次節以降戦ってもらいたいと思います。

身近な結果を残すべき大会がまずJFAプレミアカップだとしたら、課題を考えながら、関東U-15リーグでも、手ごたえを感じられるように、もちろん関東U-15リーグも大事に戦ってはもらいたいですが、約1か月を一つ目の目標として、取り組んでもらえるとより明確にチームとして成長できるのではないかと思いますよ。破壊力は、今年の方がある印象があります。なので、今重視するべきは何か、それでも忘れてはいけないことは何か、色々試行錯誤するしかない時期ですよ。

 

あ、話は変わりますが、ちょうど家に着いてテレビをつけたらトップチームの試合がやっていて、後半から関根貴大が出場して、ほぼほぼ同点ゴールのアシストと言っても過言ではサイドからの突破からのクロスを見せてくれましたね。U18(今年はU19)の日本代表で見せてくれている突破力そのままに力を見せてくれるのは嬉しいものです。

残念ながら、浦和レッズのトップチームというチーム自体への愛着は薄れてしまっている最近ですが、純粋に一つのサッカーチームとして見た時に、ユースやジュニアユースの頃に見ていた選手がこういう舞台で活躍する姿を見られるのは本当にうれしいことです。

広瀬陸斗も早速、水戸ホーリーホックで活躍しているみたいですし、一つ一つの話題がうれしい今日この頃です。

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