どうも、浦和サポブクメです☆
26日から始まった清水フェスティバルも早くも3日目になりました。そして、3日目にして、ようやく晴天に恵まれ、春らしい気候下での試合となりました。
今日は、A戦の玉野光南高校戦13:20-、B戦の静岡学園高校15:00-ともに蛇塚グラウンド(南)と1日蛇塚グラウンドで試合観戦をすることが可能だったのと同時に、その前の11:40-は、帝京高校vs中京大中京高校の試合があったため、浦和レッズジュニアユースから帝京高校に進んで今年3年生となる神宮未来人を久しぶりに見ることができました。
神宮未来人は9番をつけて後半途中から出場していました。写真を数枚撮ったのですが、ネット越しなのでややわかりにくいですね。。
昨年もこの場所で帝京高校の試合を観戦でき、今年も同様。この試合のみで言えば後半途中からの登場という形にはなっていましたが、昨年聞いた話と同じであれば、この大会では、A戦でも試合によって、色々なメンバーを試す形をとっているはずなので、現在地がどうなのかは今日の試合のみではわかりませんが、クロスバーを叩くミドルシュートなど、ジュニアユース時代から見られた独特のシュートセンスなど見ることができましたし、キーパーと1対1になる場面もあり、ここはキーパーに止められてしまい、ベンチからは大声で檄が飛んでいたようですが、こういうチャンスをしっかり決めて、最高学年の1年で全国を目指して主力として戦ってくれると嬉しいですね。
さてさて、では、浦和レッズユースの話に戻りますね。
初日に足を痛めて下がっていた8番斎藤翔太と、同様に昨日足を痛めて途中で下がっていた14番邦本宜裕でしたが、今日はA戦B戦ともに出場はなかったものの、ボールを使った調整などもしていたり、ダッシュもできていたので、そこまで大きな怪我ではなかったようなので、ホッとしました。
では、まずA戦の玉野光南高校戦から行きますね。
玉野光南高校戦(A戦)のスタメンは以下、
GKが18番高須雄大、DFが左に5番茂木力也、右に12番小木曽佑太、真ん中に2番橋岡和樹、MFが左に10番小川紘生、右に17番川上開斗、ボランチに6番影森宇京と4番吉原大、トップ下に9番小島良太と23番松崎洸星、FWが11番清川大輝
となります。
この試合ですが、やや特殊な、というか、途中から試合の見方を切り替えてみるべきとなるような展開にしなければならないほど、相手のサッカーが超守備的であり、プレスもほとんどかけてこないような状況でした。
そのため、最近よく強さの判断基準として使われやすいポゼッションと言うことで言えば、下手すると7対3くらいで浦和がずっととボールを持っている展開となりました。
とにかく、危険なシーンはほぼ皆無の中でいかに相手の強固な守備を崩すかという戦いぶりになりました。
前半から、3バックの左に入った5番茂木力也が高めに位置して攻撃を仕掛ける回数や、同左サイドからの長い縦パスなどで打開を図る場面が多く、4分には2番橋岡和樹からの左前線のパスに攻めあがった5番茂木力也が受けて仕掛ける形を作ったり、5分には、5番茂木力也からの前線のスペースへのパスに23番松崎洸星が上手く入り受けて、4番吉原大に落として仕掛ける形を作ります。
9分には、6番影森宇京、10番小川紘生、9番小島良太とテンポよくパスがつながりゴール前に迫る形、15分には、12番小木曽佑太からのロングフィードを10番小川紘生がヘッドですらして、抜け出した11番清川大輝が仕掛ける形などなど、ゴール前まで迫る回数のみで言えば、とにかくかなりの回数作れていました。
同様に20分前後には連続でコーナーキックなどセットプレーのチャンスも作ることができたのですが、相手の守備意識の高さで、跳ね返され続け、攻めの回数は多いものの、決定的な形自体はほとんど作れずにいました。
おそらく、この試合最初のゴールにかなり迫った場面と思われるのが、30分の5番茂木力也からのロングスローを受けた9番小島良太の思い切ったシュートを相手キーパーがはじいたところに、素早く23番松崎洸星が反応しましたがわずかに相手の方が早く押し込むことはできませんでした。
その直後にも10番小川紘生の枠をとらえたシュートがありましたが、ここもキーパーに防がれます。
この時間帯は、やや相手の堅い守備を混乱させかけた時間帯になり、以降も17番川上開斗の右サイドからの折り返しに23番松崎洸星が思い切ってシュートを放ち、ディフェンダーにあたって跳ね返されたものの、ゴールを意識した迷いのないシュートなどもあり、36分には、6番影森宇京が高い位置でインターセプトに成功し、23番松崎洸星につなげ、ここでも23番松崎洸星がドリブルで突破する姿勢を見せていたことが印象的でした。ただ、とにかく相手の守備陣の中央を突破するのは容易ではなく、選択肢としては、右サイドをタイミングよく駆け上がっていた17番川上開斗に預けても良かったかもしれません。でも、今後のことを考えるとゴールに向かう姿勢がある方がプラスになると思います(基本的に、周りが見えている選手なだけに。)
ほぼ、ポゼッションし続けていた中で、唯一前半終了間際に危険な場面を迎えるものの、ここは相手のオフサイドとなりました。
前半を0-0で終了します。
後半は、以下のようなメンバー構成になりました。
GKが18番高須雄大、DFが左に5番茂木力也、右に12番小木曽佑太、真ん中に21番中塩大貴、MFが左に10番小川紘生、右に2番橋岡和樹、ボランチに6番影森宇京と7番勝野瑛、トップ下に11番清川大輝と23番松崎洸星、FWが9番小島良太
となります。
今年のチームの中で、もっとも実際に結果もついてきていて、攻撃にもかなりの迫力がある形に近い形に変えてきたわけですが、基本的に、流れを変えるというよりは、後半も相手の守備をいかに崩すかということになるわけですが。
相手チームは、前半最前線に入っていた大型の選手もバックラインに下がり、バックラインをかなり大型の選手で並べ、小柄な選手が中盤から前線に入るという、ある意味より露骨な守備的な布陣を組んできたように思われます。
後半は、特に右サイドからの工夫のある攻撃でより相手守備陣を崩しにかかります。その起点となっていたのは右サイドハーフにポジションを移した2番橋岡和樹で、ドリブルで相手ディフェンダーを1枚かわしてからのクロスだったり、高めのクロスや、低めのキーパーの前に強めに入れるクロス、巻いて入るクロスなど、多彩なサイド攻撃を仕掛け、自らシュートを狙う形も作るなど、存在感を見せていたものの、それでも相手の守備陣を崩し切ることができず、ややもすればオウンゴールになってもおかしくないくらいぎりぎりのところではあるものの、相手ディフェンダーに、そのような形でクリアされたことも2度ほどありました。
8分に、6番影森宇京に代わり19番松澤彰が入ります。この交代の意図はすぐにわかります。6番影森宇京のポジションに23番松崎洸星が下がる形になったのですが、相手の攻撃やプレスがほとんど脅威にならないことから、守備的なボランチを7番勝野瑛に任せて、23番松崎洸星は、トップ下の時と変わらずに前線のスペースを狙い何度も攻撃参加する姿勢を見せていました。
そして、前線に19番松澤彰という高さと強さを入れることで、とにかく攻撃的に崩して1点取るという意図が見られる形ですね。
更に20分に11番清川大輝に代えて22番荒木聡太が入り、相手が2番橋岡和樹の右サイドからの攻撃に警戒を高めたところで左サイドからのクロスの精度という武器も加えます。
とにかく、1点奪いたいというメッセージが伝わりましたし、実際に、例えば攻撃が単調になって崩せなかったということではなく、後半の浦和の攻撃は、相手が崩れてもおかしくないというくらいの様々な試みが見受けられたのですが、最後は、12番小木曽佑太も前線に入れて、パワープレー気味にする形も作ったのですが、結果的に得点を奪うことはできず0-0で試合終了となりました。
スコアレスに終わった試合を、褒めてはいけないのかもしれませんが、守備的な相手に対して崩す試みということにポイントを置いてみるのであれば、チームにとって、かなりプラスになる試合になったと思います。
ものすごい攻撃の連続だったのですけどね。う~ん、個人的には、楽しかったです。良い意味で。でも、無失点に抑えられてしまったことは、今後の課題になりますよね。
ということで、A戦は0-0で終了しました。
この試合のすぐ後に、今度はB戦の静岡学園高校戦が行われました。今日は、このB戦も40分ハーフで行われていました。
静岡学園高校戦(B戦)のスタメンは以下、
GKが25番大川圭為、DFが左に15番高橋聡史、右に3番長島巧、真ん中に21番中塩大貴、MFが左に22番荒木聡太、右に16番石井康輝、ボランチに13番中村透と20番東伸幸、トップ下に7番勝野瑛と45番川上エドオジョン智慧、FWが19番松澤彰
となります。
すぐ前の相手と対称的なサッカーをしてくる相手ということで、見る側としても完全に頭を切り替えて見なければなりませんでした。
この試合も、集中した良いプレーで浦和が主導権を握る試合ができており、開始2分には、45番川上エドオジョン智慧を起点に19番松澤彰、7番勝野瑛、23番松崎洸星とテンポ良いパス回しで攻撃を組み立てたり、4分には、25番大川圭為から、15番高橋聡史にパスが入った瞬間に前線の裏のスペースに45番川上エドオジョン智慧が飛び出し、ここをめがけてのロングフィードが、あと一歩、通ればという惜しい形を作ります。
8分には、20番東伸幸からの縦パスを19番松澤彰が体を張ってしっかり楔となって、16番石井康輝につなげて右サイドから攻撃を仕掛ける形を作ります。
更に、10分には、20番東伸幸のロングフィードから、左の22番荒木聡太が持ち上がり、惜しいクロスを上げる場面を作ります。
攻撃のことばかり書いていますが、先ほどの玉野光南高校戦と比べるて相手の前線からの守備意識や中盤のパスミスを狙ったプレーなどで、浦和が軽率なパスミスなどをした時には奪われて、ヒヤリとする場面がところどころにあったことは書いておきますね。
そんな場面もありつつ、先制したのは浦和、見事な形からの得点になります。45番川上エドオジョン智慧から7番勝野瑛にパスが通ると、7番勝野瑛が迷わず、ペナルティエリアのスペースに鋭いパスを入れると、ここに22番荒木聡太が反応しており、難なく決めてくれました。高い位置で45番川上エドオジョン智慧が相手のプレスを受けてもキープしたところから始まり、7番勝野瑛らしい、相手の裏をかいたパスコース、そこに反応した22番荒木聡太、いずれも見事でした。これで、1-0となります。12分くらいのゴールですね。
18分には、21番中塩大貴からのロングフィードに16番石井康輝が抜け出しシュートまで持ち込む形を作りますが、これはオフサイドの判定。
浦和の攻撃は止まらず、21分には、再び22番荒木聡太が角度のないところから豪快に左足をふりぬいてのゴールで2-0とします。
25分には、カウンターの形から25番大川圭為のフィードをしっかり19番松澤彰が収めて、45番川上エドオジョン智慧に預けて仕掛ける形を作ります。
26分に左サイドから鋭い攻撃を相手が仕掛けてきた場面では、3番長島巧がタイミングよくコースに入り、奪い取り相手の攻撃の芽を摘みます。
相手の19番の選手の動きが、かなり浦和の守備陣にとっては脅威になっており、それでも守備も安定しており守れていたものの、35分にディフェンスラインの裏を抜け出されてしまい、ピンチになるもののここは、25番大川圭為の良い判断で防ぎ切ります。
前半終了間際の39分には、45番川上エドオジョン智慧が相手キーパーと1対1になる場面を作るもシュートは僅かにゴールを外れてしまいます。
前半は、2-0で終了します。
後半スタートから、7番勝野瑛、21番中塩大貴に代えて4番吉原大と17番川上開斗が入ります。
後半早い時間に、この試合を決定づける3点目が入ります。
4分に獲得したコーナーキックのチャンスで22番荒木聡太からのクロスボールを20番東伸幸が折り返し、これを45番川上エドオジョン智慧が押し込んでゴール。3-0となります。
10分に45番川上エドオジョン智慧に代えて6番影森宇京が入ります。
11分に、再び相手の選手に抜け出されてしまい決定的な場面を作られるものの、ここも25番大川圭為が防ぎます。
13分には、中盤高めの位置でパスを受けた22番荒木聡太が左サイドから駆け上がる17番川上開斗に、よりペナルティエリアに侵入しやすい角度でのパスを通し、よりゴールに近い形からクロスを入れると19番松澤彰が反応するもここは、相手キーパーの攻守に阻まれます。
この後、16分に19番松澤彰に代えて12番小木曽佑太、22番荒木聡太に代えて11番清川大輝が入ります。ちなみに、12番小木曽佑太は、19番松澤彰の入っていた1トップのポジションにそのまま入っています(A戦の時のパワープレーの課題を確認した今後のことを考えての起用かと思われます。)
23分には、右サイドから16番石井康輝の鋭いクロスから、11番清川大輝がゴールに迫る惜しい形を作ります。
24分に、相手のペナルティエリア外からの見事なシュートで1点を返され3-1となります。
このゴールで勢いを増す相手の攻撃に対して、30分に再び危険な場面を作られるもここはなんとか失点は免れます。
33分に、13番中村透に代えて23番松崎洸星が入ります。
ワントップに入った12番小木曽佑太は、ややぎこちない動きにも見えたものの、前線からのフィードをすらして味方の飛び出しにつなげるというプレーに関しては、成功率が高く、数回チャンスに絡んでいました。抜け出してキーパーと1対1になりかけた場面では、ドリブルが長くなりキーパーにとられてしまう場面もありましたが。
試合終盤に、クロスバーを叩く強烈なシュートを相手に放たれたりしたものの、結局その後得点は動かず3-1で浦和の勝利となりました。
ということで、今日は、A戦~B戦と、B戦の静岡学園も相手の監督さんからは、かなり強めの指示が飛びまくっていましたが、レベルの高い相手でしたし、この2試合を一つの線にして見ることができましたし、4月のプリンスリーグ開幕に向けてということを考えても2試合ともにチーム作りにプラスになる要素を多く見ることができました。
この大会でも一歩一歩前進がみられる中で、明日の最終日はJ-STEPで清水東高校との対戦に決まったようですね。
最終日もしっかり見届けさせてもらいます!
ではでは。