高円宮杯U-18サッカーリーグ・プリンスリーグ関東2014/04/26 第3節 – 浦和レッズユースvs前橋育英高校 2-3敗戦(b戦45×2) 1-1 (b戦35×2) 1-3・・・試合とは、練習と準備の成果積み重ねを披露する場かと

040 どうも、浦和サポブクメです☆

第2節の大宮アルディージャユース戦に足を運べず、久しぶりに足を運べたユースのプリンスリーグだというのに、30分ほど遅れて到着することになってしまいました。

なんか、頭の中がボーっとしているようで、ダメですね。

ここまでの2試合を1勝1分の浦和レッズユースは、土曜日に前橋育英高校と前橋育英高校高崎グランドと対戦しました。

・・・ということで、前半30分くらいからですが、まずは試合の流れなど書いていきますね。

この試合のスタメンは以下、

GKが18番高須雄大、DFが左に21番中塩大貴、右に2番橋岡和樹、真ん中に4番吉原大、MFが左に22番荒木聡太、右に12番小木曽佑太、ボランチに15番高橋聡史と8番斎藤翔太、トップ下に7番勝野瑛と23番松崎洸星、FWが14番邦本宜裕

となります。

到着した時点でのスコアが0-1でしたが、試合展開としては、なんとなくどちらにも特手な入らないまま推移しそうな(決定機をいずれも作れていないような展開かと)状況の中で20分くらいに失点してということでした。

代表に招集されていて、5番茂木力也と10番小川紘生がいない状況で、こんな感じのメンバー構成になるのかと思っていたメンバーに近かったものの、なんだか、あまり試合では見ていないような配置にしているのを眺めつつ、またこれまでのチーム作りで手ごたえを掴んでいたベースのようなものを、相手を研究しすぎて崩しているのかな~と気になる部分もありつつ、前半は、終了間際に失点し0-2で折り返す流れになりました。

後半は、スタートより23番松崎洸星に代えて19番松澤彰、が入りました。 そして、6分と言うやや良く分からないタイミングで、22番荒木聡太に代えて17番川上開斗が入ります。

7分に、15番高橋聡史からの裏へのパスに抜け出した17番川上開斗に渡ればという場面もオフサイドの判定。

8分に14番邦本宜裕からのパスから19番松澤彰に通ればという場面は、わずかに通らず。

9分に、14番邦本宜裕から左の17番川上開斗を経由しクロスに8番斎藤翔太がバイシクルで狙う惜しい形を作ります。

12分に、決定的な形を作られるも、相手が時間をかけてくれ、3失点目はなんとか免れます。

15分に、7番勝野瑛に代えて9番小島良太が入ります。

右サイドも2番橋岡和樹が高い位置に取ることが多くなったこの時間帯は、1つ下がった14番邦本宜裕が展開する形、途中から入り1トップに入った19番松澤彰が、前線でしっかりボールを収めることができていたことで、攻撃のパターンとしては、3月の段階に感じていたような、今年の浦和レッズユースのチーム作りで攻撃のベースとなるようないくつかのパターンで相手ゴールを脅かす場面が増えました。

15分には、右前線から2番橋岡和樹が抜け出してクロスに2選手ほどが駆け込んでおり、ここは相手ディフェンダーに阻まれたものの、惜しい形でした。

18分には、左サイドからのパスを受けた8番斎藤翔太が思いきってシュートを狙います。

そして、迎えた19分に、14番邦本宜裕から左に抜け出した9番小島良太にパスが通り、クロスに19番松澤彰が合わせてゴール。

1-2と1点差に縮めます。

続けて、20分には、14番邦本宜裕がペナルティエリア近くで受けたファールで獲得したフリーキックのチャンスから、8番斎藤翔太からのボールを19番松澤彰が押し込んで2-2と試合を振り出しに戻します。

この勢いで、逆転ゴールを早く奪えてしまえば、この試合は浦和のものにできたかもしれませんが、ここから逆転ゴールがやや遠くなります。

31分に17番川上開斗からのパスに抜け出して受けた9番小島良太は、惜しくもオフサイド。

32分に、相手フリーキックの場面から失点を喫し、2-3と再び相手にリードを許します。

この後も、前線で19番松澤彰が高い確率でボールを収めることができる状態が続き、そこをうまく生かせれば、ゴールが奪えそうな雰囲気はあったものの、なかなか、得点は奪えず。

33分に、4番吉原大に代わり11番清川大輝が入ります。

40分には、8番斎藤翔太に代わり20番東伸幸が入ります。

パワープレーの状況は作ったものの、有効に生かしきれず結局試合は2-3で終了しました。

この試合の後に、45×2と35×2と2試合(計4本)のB戦が行われました。メンバーと得点の経過のみをまず書き出してから、何点か思ったことを書きたいと思います。

45×2の試合(1本目)のスタメンは以下、

GKが25番大川圭為、DFが左に17番川上開斗、右に20番東伸幸、真ん中に7番勝野瑛、MFが左に22番荒木聡太、右に23番松崎洸星、ボランチに6番影森宇京と13番中村透、トップ下に11番清川大輝と9番小島良太、FWが19番松澤彰

(交代)40分:7番勝野瑛⇒番新井瑞希

1本目は、0-0で終了。

まず、45×2の試合(2本目)のスタメンは以下、

GKが25番大川圭為、DFが左に35番関慎之介、右に20番東伸幸、真ん中に13番中村透、MFが左に27番新井瑞希、右に28番中塚貴仁、ボランチに6番影森宇京と26番松尾佑介、トップ下に11番清川大輝と39番渡辺陽、FWが33番轡田登

11分に失点。

(交代)25分:6番影森宇京、11番清川大輝、13番中村透、20番東伸幸 ⇒ 29番伊藤敦樹、34番鈴木海都、37番時里元樹、38番松高遼

36分に同点に追いつき、2本目は1-1で終了となり45×2の1試合目は、トータル1-1でした。

続いての、35×2の試合(3本目)のスタメンは以下、

GKが41番山田晃士、DFが左に38番松高遼、右に35番関慎之介、真ん中に29番伊藤敦樹、MFが左に27番新井瑞希、右に28番中塚貴仁、ボランチに34番鈴木海都と26番松尾佑介、トップ下に39番渡辺陽と37番時里元樹、FWが33番轡田登

(交代)12分:27番新井瑞希、28番中塚貴仁 ⇒ 24番堀内千寛、36番髙山大智 /  28分:39番渡辺陽⇒11番清川大輝

15分に失点し0-1で3本目は終了。

35×2の試合(4本目)のスタメンは以下、

GKが30番田桑龍輝、DFが左に34番鈴木海都、右に20番東伸幸、真ん中に38番松高遼、MFが左に24番堀内千寛、右に35番関慎之介、ボランチに29番伊藤敦樹と6番影森宇京、トップ下に13番中村透と37番時里元樹、FWが11番清川大輝

(交代)25分:11番清川大輝、37番時里元樹 ⇒ 32番川上エドオジョン智慧、36番髙山大智

5分失点(0-1)、16分コーナーキックから20番東伸幸のヘディングのゴールで得点(1-1)、20分失点(1-2)

となり、4本目は、1-2で終了。35×2の試合としては、1-3で敗れました。

昨年と同時のこのタイミングに、1年生が揃って丸坊主になっていたり、ポジションがかなり流動的になっていたため、特にB戦においては、ポジションや出場メンバーが確認しにくく(恒例の言い訳です)、誤っている可能性が高いです。

プリンスリーグの前半30分過ぎくらいから、B戦すべてを通して観戦したのですが、プリンスリーグに関しては、ようやく見る側として、ある程度メンバー構成と配置で浦和の戦い方を実践する戦いにおいては、どう味方との連携で動いて試合を戦っていけると戦い抜けるのかというベースを見出してきた中で、そのベースを踏まえて、選手のパフォーマンスや課題、そのポジションに代わった選手などの状況を見ながら、チームとしての成長、個々の選手としての成長を見て行けると考えていたのですが、正直この試合では、例えば代表選手で2名が抜けたところをという以上に、難しい戦術において、随分、公式戦で試していないようなポジション変更を課している部分が見受けられてしまったため、どうこの試合を考えて良いのかが、また難しくなってしまいました。

ただ、部分的なところで言えば、やはり14番邦本宜裕は、一つ下がった形の方が、生きること、19番松澤彰が高いパフォーマンスを維持できているため、投入された時には、そこで収めて組み立てができることなど、チームの準備段階でこちらが感じていた好要素を感じることはできました。

いずれにしても、ちょっと守備を意識させすぎているのではないかということは気になります。攻撃の選手でキープ力、テクニックがある選手にパスが入った時に、通常であれば、距離を考えて次の攻撃をテンポよくするために、味方はその次を考えてその選手の近い距離に1人は動くものだと思うのですが、それがプリンスリーグの試合では少なく、受けた選手が相手ディフェンダーのプレスで奪われた時に、こぼれ球に反応しようとする選手がいないなど、連携面でこんなに、ちぐはぐしていたかな~という場面も多く見受けられました。

表面的には、代表選手がいなかったからとか、戻ってくればとか、そう見られがちかもしれませんが、そういう部分とはやや違った違和感を今年も少し感じてしまっているというのが本音です。

相手を研究することは必要ですが、スカウティングが、自らが感じていた良い手応えを上回ってしまう結果が、この試合だとすると、少し怖いですね。

だからこそ、この日のB戦まで含めた試合をトータルで見た時には、B戦の3本目あたりが、もっとも、攻撃において良いイメージを得ることができた試合でした。

公式戦も含めて、チームを作っていくことは、まったく悪いことではないと思うのですが、ここまで崩す必要があるのかなという感想も持ちつつ、ゴールデンウィークは、ジュニアユースのプレミアカップ観戦で大阪にしばらく足を運ぶため、次節の桐光学園高校は観戦できないのですが、心配は杞憂に終わりましたとなれば良いなと思います。

 

さてさて、話は変わりますが、B戦の35×2の試合では、浦和レッズジュニアユース出身で前橋育英高校に進んだ新井克之が右サイドバックで出場していました。

相手チームの状況は、よくわからないものの、プリンスリーグの試合からトータルで見ていて、昨年の手ごわかった前橋育英高校のやっていたような攻撃を何度も見せて来たのは、B戦の35×2の試合であり、このメンバーが絡んできた時の前橋育英高校は手ごわそうだな~と思いつつ、その中で躍動していた新井克之の活躍も楽しみにしたいと思います。

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↑前橋育英高校に進んだ新井克之

 

ではでは。

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