関東ユース(U-15)サッカーリーグ2015/08/30 第17節 浦和レッズJrユースvs横浜F・マリノスJrユース追浜 2-1勝利・・・大事なリーグ再開初戦で結果をもぎとった!

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どうも、ブクメです☆

土曜日に、ユースのプリンスリーグを観戦したのですが、そちらの方のブログに関しては、ちょっと、また、継続しなければいけない部分をごちゃごちゃにされてしまったため、書き方に悩んでいるのでもう少し時間をいただくとして、まず、日曜日に足を運びました、浦和レッズジュニアユースの夏の中断期間明け初戦となる関東U15リーグの横浜F・マリノスジュニアユース追浜戦のことを書きますね。

日産自動車追浜総合グラウンドでの試合、このグラウンドに足を運んだのは、もう今トップで活躍している関根貴大がジュニアユースの3年生のころだったため、4年以上ぶりくらいになるかと思います。当時、このグラウンドで、相手ディフェンダーを背負いながらパスを受けて反転してディフェンダーを交わしてゴールを決めた記憶が今でも強く残っている。そういうグラウンドです。

そんな、私にとっては、良い印象の強いグラウンドで、冬の全国での優勝を目指して再開初戦に臨む浦和レッズジュニアユースが、勝負強い試合を見せてくた気持ちの良い試合となりました。

ここで、少し補足的なことを書いておきたいのですが、おそらく、考え方が違うと少しニュアンスに誤解が生まれると思うためということになるのですが、どちらかというと、私は、現行のレギュレーションだからということもあるのですが、関東U15リーグに関しては、優勝を最大の目標におくというよりは、その年の冬の高円宮杯(全国大会)へのダイレクト出場を得られる順位内を念頭に入れながら、勝ち点を積み上げられた場合には、その順位内は必ずキープすることは、当然考えながらも、色々セオリーを壊しながら、育成要素のところを優先的に、結果重視ではないところで色々なことを試してみる形で良いと思っています。

おそらく、関東の枠数の変更がなければ、今年も、リーグ戦上位4チーム以内に入っていれば、出場が決まるというレギュレーションになると思います。だから、4位でも良いということはありませんが、目先の順位、結果だけにとらわれて、変化に対してマイナスの考えを持つということが逆にマイナスになるということを念頭に置いて私は見ることにしています。

それとは若干矛盾しますが、結果が大事な試合というものもあります。今回の試合は、中断期間後の初戦であり、浦和レッズジュニアユースにとっては、夏の全国大会出場を逃した悔しい敗戦からリスタートとなる大事な公式戦の初戦となるため、内容以上に結果が求められる試合とも言うことができる試合の一つになります。

この試合のスタメンと交代は以下、

GK18番西尾優輝、DFが左サイドバックに20番吉岡直輝、右サイドバックに5番遠藤悠太、センターバックに8番白土大貴と2番北村龍馬、MFが左に9番二見健太(後半5分⇒3番林海斗)、右に16番吉岡佑馬(後半38分⇒13番金子直樹)、真ん中に22番玉城大志と14番縄田脩平、FWが左に7番岡村勇輝、右に6番上野夏輝(後半20分⇒11番森隼平)

となります。

まず、対戦相手がリーグ戦では下位にいることから、力の差があるような見方もされるかもしれませんが、勝利数で見れば、上位争いをしているチームとさほど変わらず、得点が少ないわけでもないわけでして、失点が多い部分が修正されて、さらに、残留争いをする順位に甘んじているところから脱するために、かなり強い気持ちでプレーしてくることがうかがえるわけです。

実際に、試合がスタートしてみると、前線の攻撃の形においては、相手の勢いと、スピードへの対応で後手に回るスタートになりました。

数か所でポジションが変わったりしていたことからか、動きに戸惑って、なかなか思うようなプレーができない選手もいたと思いますが、そんな中で、中盤の右に入っていた16番吉岡佑馬のゴールへの意識が印象に残っています。チャンス自体は多くなかったものの、少ないチャンスの中で16番吉岡佑馬がゴールを目指したプレーから数回ゴールへのチャンスが生まれ、その中で前半終了間際に6番上野夏輝からのパスを受けて16番吉岡佑馬がゴールを決めるという形で1-0と先制に成功します。

ゴールに近づくという部分と、その時の勢いや回数を考えると相手の方がよりゴールに近い印象を持つことになった前半の中では、今年の浦和レッズジュニアユースの特徴的な部分がでたのかと思います。

1-0で折り返した後半も、スタートに9番二見健太が持ち込んで惜しいシュートを放つところなど、前半に思うように攻撃に絡めていなかった選手が、後半は少し違うぞというプレーを見せるところもありつつも、流れとしては、やはり、相手の攻撃の方がゴールに近いという流れにはなっていたと思います。

実際、決定機も何度か作られる中で18番西尾優輝の好判断で失点を免れる場面が出てくる中で、後半15分にやや攻撃で前線に人数がかかっている中で、仕掛けた後の跳ね返りのボールが、相手選手に良い形のパスとなってしまい、数的に不利な中で一気に仕掛けられての失点で1-1と同点に追いつかれてしまいます。

ここで相手のペースに飲まれてしまうことも考えられましたが、交代出場で20分から入った11番森隼平が、かなりの運動量で前線で相手の守備に対してのプレッシャーをかけ続けてくれたことで、相手の守備のところでのミスを誘発することに成功し、そこから浦和レッズジュニアユースペースに一気に変わり、これまで球際の激しさが足りなかったところで、全体的に激しさも加わってきて相手ゴールに迫るプレーが増えてきたところで、後半34分に獲得したコーナーキックのチャンスで20番吉岡直輝からのクロスを8番白土大貴が頭で合わせてゴールし、2-1と逆転に成功しました。

その後も、交代出場で入った13番金子直樹など、相手選手に運動量豊富にプレッシャーをかけるなどで、高い位置で奪って攻撃を仕掛ける形もあり、守備面でもしっかりその後の相手の反撃をシャットアウトする形で2-1で勝利してくれました。

大事な再開初戦での勝利、気持ち良いですね。

1試合消化試合が少ない(その1試合は、9/23に行われます)浦和レッズジュニアユースがしっかり首位をキープ(実際には、他のチームの第17節の試合は、9月5日以降に行われます)ですね。

4位以内ということを考えた場合には、更に大きなアドバンテージとなったわけで、より、色々なことを試しながら、年末に向けてチームの層を厚くしていくことができる状況にも一歩前進となる勝ち点3ですし、何よりリスタートで力強く残した結果というのが大きいですね!

しつこく書きますが、ジュニアユースは、上手く回っていると私は考えています。だから、これまでとは違った慣れないポジションになったことで、確かに、今回は、ぎこちないプレーになった選手も今回の試合では、いたと思いますが、そこに意味があると思って前向きにその理由を考えて取り組むことができるか、できないかで、その後のサッカー選手としての成長速度が全く変わってしまうと思いますので、例えば中盤タイプの選手が前線に入った場合には、ディフェンスラインとの駆け引きの部分を意識をした動きをそこでのプレーをする期間で覚えたり、上下の動きを増やして、中盤としての自分の能力もしっかり見せることも必要でしょうし、展開力は、前線でも中盤でも変わりませんし、ただ、前線に入った場合は、パスを受けた時のプレッシャーが確実に強くなるため、しっかりキープできるための努力をするとか、意識次第で慣れないポジションであっても吸収できることは、かなりあります。

逆に、慣れないポジションでやる時間も大事にしてくれるとうれしいですね。

あと、やはり、中盤をやる選手には、私は球際の激しさを求めてしまいます。攻撃も守備も、相手の中盤を自由にさせないことで、よりこちらがやりたいことができるようになりますので。そこは、ここ数年の浦和レッズジュニアユースの戦い方を見ても間違えのない事実です。

色々書きましたが、素直な気持ちとしては、週末の締めくくりに楽しいひと時をくれてありがとうございました、という気分です。でも、厳しく厳しく。だって、目指すところは、もっともっと先ですからね。

ではでは。

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