どうも、ブクメです☆
試合途中でスマホが熱を持ち、気が付いたら、メモが消えてしまい、この試合の細かい部分のデータがなくなってしまいましたw やらかしですw
ただ、最近は、ツイッターなどで速報などを細かく書いていただける方が増えているので答え合わせには困りませんね。オフィシャルを見つつ、オフィシャルでよくある間違えの部分は、そういう情報で摺合せられる、便利な時代になりました。
ということで、この試合は、記憶をたどりつつの文章になります。幸い、試合の細かい部分に触れていくよりも、この試合で感じて文章として書きたいことが試合の細かい内容以上にあるので、その辺が中心になると思います。
2連勝で再び結果として良い状況がついてきた浦和レッズユースの今節の相手は、山梨学院高校、場所は、山梨学院和戸グラウンドになります。連休中、行楽地の山梨ということで、渋滞で試合に間に合わなかったいう方も多かったように見受けられます。
でも、私のメモは消えましたw
というわけで、以下のメンバーの交代や時間は、他のサイトなどを参照させていただきました。
この試合のメンバーと交代は以下となります。
GK18番山田晃士、DFが左サイドバックに10番堀内千寛、右サイドバックに36番橋岡大樹、センターバックに7番高橋聡史(後半スタート⇒20番関慎之介)と4番小木曽佑太、MFが左に21番時里元樹(後半16分⇒13番新井瑞希)、右に23番高山大智(後半16分⇒8番影森宇京)、真ん中に24番松高遼(後半22分⇒5番中塩大貴)と14番渡辺陽、FWが左に9番松澤彰、右に19番川上エドオジョン智慧(後半8分⇒17番伊藤敦樹)
となります。
得点経過は、前半42分失点、後半11分失点、後半44分、4番小木曽佑太ですね。
まず、この試合を書く上で、相手の9番前田大然選手の存在には驚かされました。素直にすごいストライカーがいたものだと。浦和レッズユースホームの試合の時にも結果的にこの選手には、活躍されて敗戦していたのですが、その時は、浦和レッズユースの方の状況に頭が行き過ぎていたのか強烈な印象というところまでは行っていなかったのですが、今回の試合では、そのフォワードとしての能力に驚かされました。
スピードの部分を前面に出して評価している方もいましたが、いわゆるスピードタイプの選手というよりは、ゴールを意識した動き、ポジショニング、思い切りの良さ、運動量など、様々な必要要素を兼ねていることに驚かされました。
他チームでここまで個人の選手で衝撃を受けたのは久しぶりです。
と同時に、浦和レッズユースのディフェンダーの選手にこのレベルの相手とより多く対峙して経験を積める空間をもっと用意してあげたいなとも感じてしまったわけです。
その前に、育成環境が整うことの方が大事ですかね。
さてさて、試合についてですが、過去よく書いていた、クラブユースと高校の部活のチームでの対戦において典型的に起こりやすい状況が久しぶりに起こってしまったという序盤の展開だったと思われます。
激しいプレッシングでこちらがボールを受けてからの求められるプレーの判断の速さが、ここ2試合の数倍必要とされる中で混乱してしまい、更にこちらが、攻撃のパターンとして強みとして考えられだしていた部分もケアされてしまった(キーになる選手が怪我で十分に練習ができない流れで無理して出場していたことも影響したこともあいまったという話もありますが)ことで、完全に相手のサッカーのリアクションしかできない展開になってしまいました。
守備的な試合になり、攻撃も収まりどころが作れず、単発で奪われるという時間が続くことで何度も決定機を作られる中で、運にも味方され、無失点で我慢できていた中で、徐々に相手のウィークポイントを感じた選手が、反撃の糸口として、狙い始めることで、相手ペースは変わらないものの、相手ゴールに近づく場面が増えてきた前半の終盤でしたが、結果的に得点を奪うことができず、そんな中で、先ほど書いたように、相手の9番前田大然にいわゆる日本のユース世代のプリンスリーグでは、なかなか想定できないような、個人能力の高さから見られたスーパーなゴールで先制を許し、光明が見え始めていた流れを一気に引き戻される形で前半を終えることとなりました。
後半スタートから、センターバック(前半カードをもらっていたことで、相手のやっかいなフォワード相手にもし退場になったらという考えが働いたことか、または、フィジカル的にもプレスに強さのあるフォワードで固めたいという意図かだと思います)を一枚交代してスタート。
前半が、ボランチのところでやや守備的なところで必要以上の仕事を一人が受け持つことになっていたために、中盤かサイドあたりに収まりどころを作ろうという試みがあるかと思いましたが、そこは特に変化なく。
後半8分に入った17番伊藤敦樹も前線投入だったので、長いボールでの前線でのキープをという考えがあったのかもしれません。
相手の勢いを受ける形は変わらず、後半11分に再び9番前田大然に決められて0-2と2点ビハインドを背負ったところで、後半16分に13番新井瑞希が中盤左、中盤右に8番影森宇京が入り、更に、ロングスローで一気に攻撃のチャンスも作れる5番中塩大貴が給水タイム後(だったと思われる)に投入されて、やや単発になっていた攻撃パターンに、いったん収めてさばける選手や、相手のディフェンダーをかく乱できるプレーが加わり、更にセンターバックの4番小木曽佑太も前線に上げるなど、反撃に試みた中で、多くのチャンスを作り、その中で13番新井瑞希の右サイドからの突破の折り返しを4番小木曽佑太が落ち着いてコースに流し込んでのゴールで1点返すも、結果的には、終盤のチャンスで同点、逆転までは及ばず試合は、1-2で敗戦となりました。
そうそう、ここ最近、ご父兄の立ち位置、浦和レッズの下部組織の育成のサポーターとしての立ち位置、そして、サッカーをフラットに見る方の立ち位置、あとは、トップチームありきで育成も応援する方の立ち位置など、同じ試合を見た場合でも、見方考え方が当然異なるべき人たちと、長めに話せる機会が増えています。
当然、受け入れられないこともありますが、この、時々討論のようになってしまう状況が、非常に参考になることも多くなっています。
ちょうど、今回の試合の後も、そういう様々な視点での見方でその試合について色々話す機会もありました。この試合についての考え方も、色々見方が分かれていて面白かったですよ。
考えが違う人を無視して自分の立ち位置や立場を侵されないようにしたり、一方的に同じ考え方だけで固まって、敵を作って攻撃するというような傾向になりやすい環境の中で、私にとっては、今は幸せな環境になっているなと実感しています。
ただ、試合の後は、そういう感じですが、私の見方では、チーム批判を繰り返すことをしたいのではなく、光明が見えた連敗ストップした試合からは、特に試合中は、フラットなサッカー分析よりも、当然積み重ねてきたものが違うのですから、そこをしっかりやってきたチームとやれば、チーム全体の現在地に差が出るのは当然のことなので、そこを原因にマイナスな見方をするタイミングは(いったん)終わったと考えています。
山梨学院戦を完敗と捉える方もいるかもしれませんが、私は、積み重ねが足りないシーズンの中で、この試合では、選手の中で、相手ペースの展開になりながらも打開策を見つけ出して試みて、反撃のチャンスを作るところにつながるプレーをできた選手も出てきていたことに、かなりプラスの要素を感じています。
連勝が2でストップして上位をうかがう上での直接対決には敗れた形にはなりましたが、今は、積み重ねでの現状を嘆くよりも、良かった部分を大事に続けていくことが必要だと思います。
結果的に混戦ですから。残留することを見つめていてもしょうがないですし、結果的に浦和レッズユースの残り3試合も当該チーム直接対決だけですし、同様に勝ち点が近いチームが多いということは、他所でも潰し合いだらけなんです。
大事なのは、相手にサッカーの内容をポイント換算して上回ることではなく、今回の試合のように苦しい展開になった時に、どれだけそこを打開するために試合中に冷静に判断して実行できる選手が増えるかだと思います。
采配も以前と比べれば、こちら側のエゴが入った見方を除けば、かなり理にかなったものが増えています。間違えなく。
この試合でのプラスの要素を大事にしてください。
プリンスリーグ関東は、ここから2か月ほど空き、Jユースカップに入っていきます。当然そう書くだろうなということを書きますが、今の浦和レッズユースに必要なのは、真剣勝負の試合を多く経験していくこと。なので、今年から、負けたら終わりのトーナメント制になるJユースカップでは、最低1試合~最大6試合と経験できる試合数が勝ち進めるかどうかで全く変わってしまいます。
一つでも先に、そして、決勝まで進めば、そのままの流れで翌週末にプリンスリーグの残り3試合に入っていけるということもあります。
今シーズンの残りでできることを大事に戦っていってくださいね。
あれ?その前に、Jユースカップまでの公式戦がない3週間の週末は、ユースはどうするんだろうと日程を見ながら考えつつ。
あ、Jユースカップの1回戦は、足を運べません。
ではでは。