どうも、ブクメです☆
2泊3日の強行日程になりましたが、仕事の打ち合わせと、サッカー観戦含めてバタバタとフィリピンに足を運んできました。
フィリピンのグローバルFCに加入した浦和レッズユース出身の佐藤大介の話はこれまでに何度か触れてきましたが、現在、佐藤大介は、フィリピン代表の一員としてワールドカップ予選の戦いで不動の左サイドバックとして出場を続けています。
フィリピンに足を運ぶのは、半年ぶりくらいなのですが、前回足を運んだ5月は、グローバルFCが出場していたACLの下カテゴリの大会となるAFCカップの試合を観戦予定だったのですが、大会会場がフィリピンスポーツスタジアムという、マニラの中心から結構距離がある場所だったことと、キックオフ時間の勘違いと渋滞を考慮できていなかったなどダメダメな条件が重なり、せっかくフィリピンにいるのに、試合はホテルのテレビで見るという、情けない結果になりました。
今回のフィリピン代表vsイエメン代表の試合も当初は、その会場で開催と出ていたのですが、少し前に変更になっていて、足の運びやすいリサール・メモリアル・スタジアムに変わっていたので、移動の心配なく観戦・・・と行きたかったのですが、実際試合には間に合ったものの、たかが8キロ程度の距離のタクシー移動で大渋滞1時間以上かかったりして、やや移動中ビクビクしたものです。でも、今回はしっかり観戦できました。
フィリピン代表に選出されてから、実際話を聞くと、海外でプレーしているフィリピン代表選手がポジションで競合するなどで、ポジション争いもし烈になるかもしれないということでしたが、実際のところ、この予選は、ずっと佐藤大介は、スタメン出場を続けており、そして、映像で見られる試合は、ほとんどチェックしているのですが、その存在感は、やや連携や、まとまりなどに課題のあるフィリピン代表において、大きな役割を担っていることがわかるくらいの存在になっています。
それだけでも、ユース時代から見ていた立場からすると、誇らしく思えるわけです。大きく環境が代わり、様々な活動をしている姿なども目にするようになりました。そういった情報を見ていると、若くして多くのものを背負いすぎているような気がしてしまう部分もありますが、ユース時代から見られたようなプロフェッショナルな振る舞いをずっと続けてくれている姿が見られるだけでも嬉しいものです。
試合の結果としては、前半の攻勢の時間帯に得点が奪えず、0-0の時間が長く続く中で、少ないチャンスを決められてしまって敗戦となってしまいました。おそらく、ゴールラインを割っていてゴール判定になるべきだろうと思われるプレーもありましたが、そのあたりが認められなかったのがやや悔やまれますね。佐藤大介は、毎試合ベストを尽くしてくれるので、そのプレーの姿勢を見られることで、佐藤大介の応援に行っている立場としては、個人的には、満足してしまう部分もあるのは事実です。
ただ、今後も彼がフィリピン代表として戦っていくことを考えると、それぞれ個々の能力が高い選手がおり、海外で活躍している選手も多いというポテンシャルを感じるチームでありながら、やはり代表チームの作り方や準備不足で、持て余してしまうという試合を何度か見ていることから、フィリピン代表自体も良い意味で、佐藤大介のような選手が入ったことで、変わっていければ良いなと感じるのも事実です。
チームが気づくか、それとも、もっと佐藤大介が代表でキャリアを積んで、チームへの発言力が増して、良い方向に向かっていくことを願ってしまいます。
そんな、余計なお世話なことを書きつつ、国の代表として戦っている佐藤大介の姿をようやく現地で見ることができて良かったです。