どうも、ブクメです☆
今年は、山梨県のチームが3チームプリンスリーグ関東に在籍していることから、山梨県方面に足を運ぶ機会も増えそうです。
割と何度も触れているので、既にご存知の方もいると思いますが、土日祝日の渋滞がひどい山梨県方面では、渋滞の高速道路を使うよりも、下道で山道を超えたほうがスムーズなケースが多いので、基本的に私も、秩父周りで山梨県に入るのがほとんどです。今日も、そんなルートで向かいました。なんとなく、これまで使ったことがなかった東秩父の山を越えるルートで行ってみたり、山道にも色々ありますね。大変ですけど、乗り越えていくと妙な充実感があるのが山道です。
敗戦という結果に対してのモヤモヤとは別の部分で、モヤモヤが残った状況下で、有料道路やら、最終的に関越自動車道を使おうかなとか思いながら、家に向かって車を走らせていたのですが、この比較的時間のかかる運転というのは、気持ちを落ち着かせてくれるわけで、結局、帰りは、また別の山越えで下道で帰る感じになりました。
はい、というわけで、今年もプレミアリーグ昇格をかけた長いプリンスリーグ関東での戦いがスタートしました。
勝つことのみが重要ではないですが、今年こそ昇格ということで、好不調の波を少なくして、しっかり勝ち点を積み上げていくことが必要だと思っています。そして、プリンスリーグ関東をシーズンスタートと考えてのプレシーズンに比較的足を多く運ぶことができた今年は、ドッシリと戦える形という手ごたえというものをサポーター的な立ち位置でも実感することができていたため、かなりの期待を持っての開幕戦となりました。
もう一度書いておきますが、開幕戦の敗戦という結果に対しては、もちろん勝っておくことができるのが最高ではありますが、長いシーズンの一つなので、それほど大きなこととは考えていません。
開幕戦の緊張感からか、やってやろうという気持ちがバランスを崩してしまったのか、根本的に、これまでに試合で見たことがないような部分もあったので、ここでまた新しいことを試したのか、それをこの1試合で理解するのは難しいですが、一つの試合、また、リーグ戦ということで考えると、リーグ戦での戦い方というよりは、短期決戦での大会を戦うような状況になってしまったように、見ていて感じました。
そのあたりは、この先足を運べると思われる2節、3節と回数を重ねて実際に見て感じていければ良いことかと思います。
ということで、試合の話に移りますね。
この試合のスタメンと交代は以下、
GK1番山田晃士、DFが左サイドバックに6番鈴木海都(後半33分⇒15番荻原拓也)、右サイドバックに3番関慎之介、センターバックに5番遠藤凌と40番橋岡大樹、MFがボランチに14番井澤春輝、左に9番川上エドオジョン智慧、右に2番高山大智(後半スタート⇒20番長倉幹樹)、真ん中に23番シマブク・カズヨシ(後半25分⇒10番渡辺陽)と17番立川将吾(後半スタート⇒24番関根束真)、FWが11番時里元樹
*後半アディショナルタイムに、22番関大夢だと思いますが、出場の準備をしていましたが、交代が認められず。
となります。
メンバー構成としては、この試合の前に浦和カップの三菱養和SCユース戦で戦ったメンバーとほぼ同じで、その時は、キーパーが新1年生の30番石井僚でしたが、1番山田晃士に代わり、中盤左が15番荻原拓也に代わって9番川上エドオジョン智慧というスタメン構成でした。
まず、仕掛けの形や、チャンスになった場面得点経過を簡単に書きますね。
前半2分に、左前線でパスを受けた9番川上エドオジョン智慧から14番井澤春輝に戻し、縦パスを11番時里元樹がシュートまで持ち込むという形を作ります。
前半6分に、40番橋岡大樹からの縦の長い展開から前線でチャンスを作ります。
前半8分に、14番井澤春輝からのパスを受けた9番川上エドオジョン智慧がシュートまで持ち込みます。
前半11分に、23番シマブク・カズヨシと9番川上エドオジョン智慧のパス回しからの仕掛けで最後は、2番高山大智につなげシュートを狙うも、これは、枠をとらえきれず。
前半13分に、サイドからの2番高山大智の突破から、折り返しを9番川上エドオジョン智慧がヘッドで決めたかに見えたものの、見ている位置からは折り返しに見えたのですが、少し出ていたようで、これはオフサイドの判定でゴールにならず。
前半15分に、左サイドから6番鈴木海都がパス交換しながら前線に攻撃参加してチャンスを作ります。
前半16分に、カウンター気味に仕掛けられて相手選手の突破を許すも、ペナルティエリア付近で数選手が戻って守備の対応ができる状況になりながらも、若干中途半端な対応になってしまい、そこを思い切ってシュートを狙われてしまい、これが決まり0-1とビハインドを背負う形になります。
前半21分に、40番橋岡大樹⇒11番時里元樹とパスがつながった形で裏に抜け出す17番立川将吾へのパスを試みるもわずかに相手ディフェンダーが早く反応しクリアされましたが、ここが通れば決定的という場面を作ります。
前半32分に、23番シマブク・カズヨシの粘り強いドリブル突破からチャンスを作ります。
前半35分に、ゴール近くで23番シマブク・カズヨシ、17番立川将吾がシュートを狙うもいずれもディフェンダーにコースを消されて跳ね返されます。
前半42分に、14番井澤春輝が低い位置から左前線への精度の高いパスを9番川上エドオジョン智慧に通し、チャンスを作ります。
前半43分に、17番立川将吾のパスを右前線で受けた2番高山大智が相手ディフェンダーのプレッシャーをかいくぐり持ち込んで、23番シマブク・カズヨシにパスを通そうと狙うも、ここは相手にクリアされます。
前半終了間際のセットプレーのチャンスでは、40番橋岡大樹がファーで折り返すも、ここを詰めきれず、得点ならず。
数回の決定機を作るも決め切れずに、0-1で前半を折り返します。
前半にやや攻守のバランスが、攻撃の方に、本来守備のバランスをとる選手も傾いていたことで、反撃された際に、一気に深くまで攻め込まれて対応に苦慮するという場面が多くなったことからか、後半は2名交代し、4-2-3-1のような形で、14番井澤春輝と5番遠藤凌がダブルボランチのような形でスタート。これにより、ある程度、バランスが意識されるような状況にはなったと思いますが、やはり、相手が仕掛けてきたときには、前半と同じようなピンチの迎え方をするところがなかなか修正できなかったようにも感じられます。
後半10分に、右前線にポジションを移した9番川上エドオジョン智慧がドリブル突破から、シュートを放つもディフェンダーに跳ね返されます。
前半あまりプレスが効果的にかけられていなかった部分も若干修正され、その一つの結果として、交代で入った20番長倉幹樹が相手キーパーが足でボールを処理する際に、プレッシャーをかけにいって、ミスパスを誘うなどのプレーも徐々にみられるようになりました。
後半13分に、ボールの処理をミスしたところから、一気に持ち込まれてピンチになるも1番山田晃士が上手くコースを消して相手シュートを体でブロックして失点を免れます。
そして、迎えた15分に右前線からの9番川上エドオジョン智慧の仕掛けから、20番長倉幹樹、11番時里元樹とパスがつながった中で、ペナルティエリア内で相手ディフェンダーがコースをふさぐ形で密集状態になるも、11番時里元樹が果敢にゴールを狙い、いったんは相手ディフェンダーに跳ね返されるも、再びシュートを放ち、これが決まって1-1の同点に追いつきます。
これで、一気に逆転まで行きたかったところですが、やはり相手の攻撃に対しての対応が攻撃に偏った後に、かなり緩くなってしまう傾向にあり、その後、20分、25分と連続で失点を喫して逆に1-3と点差を2点差に広げられてしまいます。
より攻撃的に行く必要が出てきたところで、長期離脱していた10番渡辺陽を後半25分、後半33分にサイドからの攻撃がプレシーズンでもかなり効果的で結果も残していた15番荻原拓也を投入して、攻撃的に行くことで、チャンスの数は増え、より得点に近い形でのチャンスが増え、迎えた44分にペナルティエリア少し外で獲得したフリーキックのチャンスを11番時里元樹が直接決めて2-3と1点差に迫るも、反撃及ばず、試合は2-3で敗れるという結果になりました。
確かに判定の基準などが、かなりファールであろうプレーを流す傾向にあるなど、選手をイライラさせる要素は強かったと思いますが、そういう点よりも、私は、試合のスタートから何点か気になった点があります。
一つは、当然ながら起こりうる、公式戦の初戦による緊張感からの硬さが見られた部分。相手ホームということもあったと思いますが、相手が割と全体的にリラックスムードを作ることに成功して、声を掛け合って、プレッシャーを厳しくかけてきたのに対し、プレシーズンの試合でも大前提となっていた、球際の激しさというところが、あまりできていなかった点。実際、相手選手の数名はプレッシャーをいなすのが上手く、かけに行っても上手くかわされる選手はいたものの、やはり、これまで最低限度やることが求められていたそういう部分が、何か探り探りになってしまっているように感じられました。
あとは、試合の組み立て方が変わったように感じましたが、キーパーも高い位置を取ってサイドが高めの位置を保って組み立てる。確かに、数的優位を作りやすい部分はあるのですが、これまで守備のバランスとか、球離れを良くしてある程度、攻撃重視でもOKとされる選手に簡単に供給していた選手まで飛び出したり、ドリブルで強引に仕掛けたり、後ろのバランスよりも、前のスペースにばかりはいっていて、数的優位は確かなのですが、奪われたときのリスクが大きすぎるような、攻撃的な意識になってしまっていたように感じられます。
短期決戦の大会では、その攻撃的な意図で一気に勢いをつけて、駆け抜けることもできると思うのですが、今日始まったこの重要なプリンスリーグ関東は、リーグ戦です。あくまで私の考え方になりますが、やはり長いシーズンを戦う場合は、守備を重視とまで極端なことは言いませんが、バックラインとボランチの位置では、ある程度守備的なドッシリ感が優先されて、チームとして相手がどのような形で挑んできたとしても、しっかり対応できる形を見せてから、攻撃のリスクなどを試みていくべきだと思うので、この試合になっていきなり、メンバー構成や配置は変わらなくとも、やり方が大きく変わっている部分や、約束事が変わってしまって、チームなのにチームとして機能していないような場面が多くなってしまうこと、そこに対して、あまり修正する指示が聞こえなかったのが、どう表現してよいのかわかりませんが、不思議でした。
今日のような試合は、一見するとスリリングで、追うチームからすれば、ビハインドから追いついて、その後また2点差に開かれたところで終盤、1点差にして追いつけるかというところで必死に攻める姿も、楽しめる要素ではあるとは思います。ただ、これでは、ここ何年もリーグを苦戦してきたやり方と変わらないのではないかと。
ちょっと、今年はプレシーズンの試合を多く見すぎたのかもしれません。
おそらく、ほとんど見ていなくて今日の試合を見れば、初戦の緊張感と相手の迫力あるフォワードと数名の足元の技術にたけた選手に苦しめられたな、やられた部分はあるけど、終盤の猛攻で惜しいところまでは行けたし、第2戦からは、落ち着きが取り戻され良くなっていくだろうという見方もできるかもしれませんが、私は、今年こそようやく、大事にされるべきものが大事にされている印象があったところが、再び、新たな試みになり、選手が混乱して今回のような結果になったのではないのかという危惧もあります。
私の思い込みかもしれません、すみません。
ただ、そういう試合ではありますが、長期離脱していた10番渡辺陽が間に合って短い時間ながら復活できた点だったり、正直、これまでだったら、今日のように判定が、ちょっとおかしいなと感じるような試合では、イライラして、それが我慢できないような選手がいてもおかしくないと思ったのですが、プレーとは関係ないところで審判を欺くような行動を我慢して、プレーに昇華させていた選手がいたことなど、プラスの要素もいくつか見つけられたので、その点は見ていて嬉しかったです。
来週のホーム開幕戦に期待しています!
ではでは。