どうも、ブクメです☆
公式記録のピッチ状態の良芝、水含み、を遠目で眺めながらブログを書いています。昨日から北海道の帯広でスタートしたジュニアユースの夏の全国大会、グループステージの2日目は、中札内から場所を移しまして、帯広市グリーンパークになります。台風の影響が心配されるところでしたが、10時キックオフの試合の時には、結構降っていた雨が、浦和レッズジュニアユースの試合が行われる12:20には、しっかり止み、見る側としては、見やすい状況になりましたが、ピッチコンディションとしては、かなり劣悪な状態になりました。大まかには最初の写真で見ていただければ伝わる程度ですね。
ボールが転がらないというよりは、伸びているところの芝が深めで、水を多く含んでいるために、足を取られやすいという印象で、乾いていて凸凹でグラウンダーのパスがほぼ使えなかったユースの全国大会での図南会場でのアルビレックス新潟U-18の試合とは、また別の意味でも難しいコンディションでした。どうも、アルビレックス新潟の下部組織との試合は、こういうケースが多いのでしょうかね、よくわかりません。
15日の第1戦で敗れはしたものの、手ごたえも掴んでの1点差の敗戦という流れでの第2戦の相手はアルビレックス新潟U-15となります。アルビレックス新潟U-15は、第1戦勝利しており、グループステージ突破と言う意味では、3位でも上位8チームまでが突破できるとは言っても、勝って2位以内での突破をしっかり狙えるようにしておきたい試合でした。
では、まず試合の流れを簡単に書きますね。
この試合のスタメンと交代は、以下となります。
GK25番鈴木彩艶、DFが左サイドバックに5番奥山亮介、右サイドバックに4番江原大和、センターバックに3番高橋孝太と6番苗加慶太、MFが左に2番清水楽人(後半8分⇒12番石山凌太郎)、右に20番松村大也(後半34分⇒9番森田悠仁)、真ん中に14番千葉希と8番玉城大志、FWが左に7番冨田蓮、右に10番鳥海颯
となります。
第1戦と比べると、スターティングメンバ―が13番石橋遼大から4番江原大和に変わった以外は、同じメンバーになりますが、サイドバックとしてずっとスタメン出場していた2番清水楽人が中盤の前に入るなど、これまでとは少し変わった個所もある興味深い布陣になっていました。
試合開始からの様子を見る限りは、確かに足を取られて転んでしまうとか、キーパーの対応がピッチコンディションに苦しめられるような様子は両チームに見られたものの、比較的、それには関係なく、プレーは進められている印象がありました。
試合の入り方は、第1戦同様によく、特に前線に入った7番冨田蓮が気持ちの入ったプレーを見せて、高い位置から相手ディフェンス陣にプレッシャーを与え続け、そこから突破口が見えるという序盤の展開が見られました。
中盤の左に入った2番清水楽人も守備のポジションの経験をうまく生かして高めの位置でのインターセプトから前線に供給しての攻撃の起点になったり、同じくフォワードから中盤の右サイドにこの試合でポジションを移った20番松村大也も、その持ち味を出してサイドから仕掛ける形を多く作ることができていました。
試合の狙いとしても、うまく機能してスタートしている印象がありましたが、この試合では、思った以上に守備にスキのない相手に対してや、中盤の攻防でも、なかなか思うようなプレーをやらせてもらえないことから、フラストレーションがたまる状況になっていき、更に、判定に対しても、確かに浦和の選手が納得できないようなケースが続いてしまったのは、事実だと思います。
いらだつ要素が多い中で、異議や、審判に対する心象が悪くなるようなケースも続き、その中で、退場者を出す展開になるというもどかしい展開となりました。
守備の組織がかなりしっかりしていた相手に対して、かなりその部分をかき回すことができていた7番冨田蓮が、残念ながら退場することになり、11人でも崩し切ることが難しい中で10人になってしまう、もどかしい展開。
これだけは、今後のサッカー人生で必ず必要なことなので、というか言うまでもないことなのですが、審判を敵に回すことは、試合で一つもプラスになることはないです。
できるだけフラットに見た流れでも、正直なところ、判定がおかしい部分も多かったですが、それに対して、主審が更に冷静さを欠くような空気が作られていた(そういう時に限って、審判に難癖つけたくなるような、出来事が重なってしまう)ことで、前半は、かなり、マイナスの状況を自らで作り出してしまっていたと思います。
とにかく、色々な面で「もどかしい」ことが多く起こってしまった試合でした。
相手のタイプと、それを打開できる可能性を最も見せていた選手が、判定によってイライラするような状況になってしまったこと。納得できないことは多いと思いますが、そこで我慢できるようになることが、今後の成長につながる部分にもなります。
0に抑えていた流れからの最初の失点も、確かに攻め込まれていた場面ではあったものの、跳ね返ってこぼれる球が、相手選手がシュートしやすい方向に流れていくなど、総合的にもどかしい。プレーする選手にも、見る側の反応としても、反省する点は多いですが、この試合に関しては、ここまでで良いですね。
それでも、この大会は、3位の上位8チームまでがグループステージを突破できる大会です。切り替えてという言葉は、安易に使うのは好きではないですが、第2戦で起こったできごとに関しては、心底、切り替えて第3戦に臨むべき出来事だと思っています。
まだ、全体的なグループの勝ち点などは見ていませんが、基本的に勝ち点3取っておけば、3位の上位8チームには入れるのがこの大会です。
これは、幸いと言うか、第3戦のFCバイエルンツネイシも2敗して後がない状況です。
どちらも勝たなければ後がない状況ですから、今できることを全て出し切って、仮に打ち合いになっても良いので、意地を見せてほしいです。
この大会に参加できなかった選手のためにも、今回悔しい退場をした選手に、もう一度チャンスを与えるために勝ち抜くでも良いです。チーム一丸となって、第3戦で、出せる力を全て見せてください。
しっかり見させてもらいます!
ではでは。