2016/08/26 – 浦和レッズユースは出ていませんが、ケラミックカップ日本予選を覗いてきました。

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どうも、ブクメです☆

徐々に日本を離れる日が迫り、今のうちに足を運んでおきたいところであったり、会っておきたい人がいるとかだったりで、ポツポツ浦和レッズユースに関係ないところも動いています。

とはいえ、今年は浦和レッズユースは参加していませんが、ケラミックカップという大会は、浦和レッズユースにとっては、とてもなじみが深く、過去2度日本予選を突破してドイツでの本大会に出場を果たしている大会です。

今の大学1年生世代にあたる浦和レッズユース出身選手が参加した時に足を運んだ時のドイツでの本大会の時の写真を一枚貼っておきますね。

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正直なところ、浦和レッズユースが、この大会に参加するということがなければ、このような壁あり5人制サッカーというものの存在自体をもしかすると知ることがなかったかもしれませんが、欧州の育成の中で冬が厳しいヨーロッパで冬季に行われているこの大会を見て衝撃を受けたのを今でも覚えています。

更に、ここに参加していた欧州の育成機関の選手たちのプレーを見て、さらに驚かされたものです。そして、日本のサッカーの育成に足りないものも同時にこの大会を見て感じたものです。コートの大きさや、人数、壁も戦略として使うことができたり、ルールやボールの大きさ、時間、など、様々な部分が通常のサッカーと異なる中で、応用力、判断力、シュートを狙う意識、精度などなど、言葉では大事だと聞くことも多いものの、肌で感じて、実践して、実行できることが求められる環境もなかなか見たことがありません。これを普通に本気で戦う大会として育成世代で取り入れているドイツなどの国が、狭いところで決定力高くプレーできるようになるのはある意味理由としてうなずけるというか。

だからこそ、浦和レッズユースが毎年参加するイベントとして、選手が本大会に出て、世界を目指す場合には何が必要かを感じてほしい大会でもあります。

今回は、最終日の日本代表が決まる26日に足を運びましたが、結果的には、FC東京と東京ヴェルディの東京のユース2チームでの決勝となり、東京ヴェルディユースが優勝して本大会に駒を進めるという結果になりましたが、一つの注目点として、この大会の主催者に関わるチームとして、要するに、日本の今の育成とは少し違った視点で育成を進めてきているFC GOISがあと一歩のところで準決勝進出を果たしたかもしれないという躍進ぶりを見せていたのも印象的でした。

環境面でいえば、通常は、外でサッカーができない寒い時期に取り組むサッカーになるため、真夏の体育館の中での蒸し暑い環境下での戦いという少し日本ならではの要素も加わっているのも事実ですし、このサッカーでの戦い方というものを取り組むチームが躍進を見せながらも、やはり、通常のサッカーで上手いチームが勝ち進みやすいのも、日本らしいと感じる部分もありましたが、このサッカーの醍醐味であるキーパーの攻撃参加からのゴールなども見られたり、壁を上手く使っての戦いなど、浸透してきている部分もあるなという印象も持ちました。

単純に楽しませてもらいつつも、やはり応援したいチームがしっかりいる環境下でこの大会をまた見たいなと思ったのも本音です。

ではでは。

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