2017/10/28 プノンペン・クラウンvsカンボジアン・タイガーの試合を観戦。

どうも、ブクメです。

10月上旬に、日本への一時帰国からカンボジアに戻り、そこから2週間ほど週末がありカンボジアリーグも開催されていたのですが、しばらく行けず、サッカーに若干飢えていましたが、久しぶりに足を運べました。カンボジアリーグは、今期はシーズン終了時の上位4チームでプレーオフを行い優勝を争います。

リーグ優勝と、AFCカップ(2018年は、リーグ優勝チームがプレーオフラウンドから出場し、1チームを倒せばグループステージに進める予定)をかけた熾烈な上位争いが終盤戦を迎えており、今回足を運んだのは、プノンペン・クラウンのホームゲーム。やや足踏み状態がここにきて出てしまっているプノンペン・クラウンと猛スピードで上位陣を追い上げるカンボジアン・タイガーという構図での試合となりました。首位を少し走っていたプレア・カン・リーチ・スヴァイリエンも足踏みをしていたり、今期は、少し不安定な戦いを続けていたボンケット・アンコールも終盤にきて力を見せており、そもそも混戦状態だった上位争いが残り4節で6チームが首位とそれほど差がないという状況でここまで来ています。

プノンペン・クラウンとカンボジアン・タイガーにとっては、4位以内をうかがう5位、6位という状況になるため、互いに負けられない試合になりました。

私個人的には、ここカンボジアに来てからは、鈴木雄太さんとの縁もあり、プノンペン・クラウン寄りで応援させてもらいながら、全体的なカンボジアサッカーと日本人選手を見つめているというような立ち位置にさせてもらっています。

もう1年以上カンボジアにいるため、カンボジアリーグもそこそこ数を観戦しているわけですが、実は、カンボジアン・タイガーを観戦するのは初めてでした。こちらのチームは、日本人がオーナーで、スタッフにも日本人がいたり(たまたまトレーナーの人がかかわっていたところで、私の姿勢など見てもらったことがあったりw)、前にこちらの会社に勤めていたときに、お世話になっていた方がスポンサーになっていたりあるのですが、初観戦ですw

現在、カンボジアン・タイガーには、深澤仁博選手、川畑悠吾選手と2人の日本人選手が所属しています。

そういえば、ある育成出身の選手から、川畑悠吾選手と友達だとか聞いていたりして、全く面識がないのに、勝手に愛着を持ってみたり、こういうところが、狭いカンボジア(カンボジアは広いが、カンボジアサッカーの現在は、プノンペン中心なので狭く、関わっている人も狭い範囲内にいるケースが多いという意味)だなと思ったりもします。

さてさて、試合の話ですが、実は、同行者が体調不良になってしまった関係で、前半しか観戦できませんでした。前半がスコアレスドロー、後半に合計4点入って2-2というスコアだったということで、なぜだか、試合に足を運んでいたのに、後半の模様と得点シーンは、プノンペン・クラウンFCのfacebookページでの動画で確認するということになってしまいました。

ちなみに、先ほど挙げた日本人選手の中では、川畑悠吾選手がゴールを決めていたんですね。

試合のあまり細かい部分を書けるほど長い時間は見られなかったのですが、事前にわかっていた情報や、謎だった部分を整理すると、まずそもそそも、カンボジアの現在を象徴するような出来事が一つありました。

今回カンボジアでは、AFC U19選手権大会の予選が開催されており、まさにU19カンボジア代表の試合が時間が被る形でオリンピックスタジアムで開催されていたんですね。カンボジアでは、サッカー人気が高まっており、クラブチームの人気をどのように高めていくかというような状況だと聞いて言いますが、プノンペン・クラウンは、これまで足を運んだ限りは、ファンが多く、比較的アウェイ含めても、多めのサポーターを見かけますが、今回は、優勝争いをかけた重要な一戦にしては、人が少ないなと感じていたのですが、おそらく、そちらに足を運んだ人が多かったのではないかと思います(確か、U19代表選手にプノンペン・クラウンから選出されている選手も複数名いたような気がします。)

なので、若干不思議な雰囲気での試合となったりもしました。あとは、カンボジアン・タイガーでは、毎回得点を決めているアフリカ系の選手がいたはずでしたがスタメンにはおらず、ハーフタイムにそれらしき選手が簡単なアップをトレーナーとしていたので、おそらく怪我なのでしょうか。

なので、少し戦い方がカンボジアン・タイガーとしては違ったのかもしれませんが、試合展開としては、前半に多くチャンスを作っていたプノンペン・クラウンが、決めきれない場面が多かったことが響いた試合・・・と言いたいですが、後半に点の取り合いにはなっているのでなんとも言えないのですがw

ちょうど、この試合では、公式では、3バックの右になっていましたが、実際は、3バックの左でプレーしており、川畑悠吾選手が前線の右に入っていたので、割とマッチアップするような場面も多くなっていて面白かったです。

ただ、優勝争い(4位以内)を考えると、両チームともに勝ち点1を分けるというのは、結果としては、あまり良くなかった形にはなりましたね。

前半だけしか見られませんでしたが、私個人的には、楽しませてもらいました!

ではでは。

当ブログでは、お馴染みの、プノンペン・クラウン所属の鈴木雄太選手。

カンボジアン・タイガー所属の川畑悠吾選手。

カンボジアン・タイガー所属の深澤仁博選手。