高円宮杯U-18サッカーリーグ プレミアリーグEAST 2017/11/26 浦和レッズユースvs京都サンガFC U-18 0-1敗戦・・・4か月前と同じ感想が残る

どうも、ブクメです☆

比較的観戦していた場所から近かったため、試合終了間際の失点と敗戦の瞬間の、怪我で欠場していてボールボーイになっていたと思われるキーパーの河畑光の悔しがり方が妙に頭に残っています。

そして、試合中は、控えにいる選手たちが、要所要所で出す、鼓舞する声、雰囲気を盛り上げる姿勢。こういうのを見ていると、このチームには、上を目指せるポテンシャルがあるはずなのになと思います。何がいけないのか。

それは、いまさら言うべきことではなく、4か月前のアウェイでの同一カードの時のブログ「高円宮杯U-18サッカーリーグ プレミアリーグEAST 2017/07/02 浦和レッズユースvs京都サンガFC U-18 1-2敗戦・・・誰に頼れば良いのか」を改めて読み返してみたら、「あ、4か月近く経った今でも試合を見て感じる部分は同じだな」と確認できてしまうほどに同じでした。そうではない、もう何年も前から言ってきている部分。来年以降も同じことが続くのか、それとも。

選手は勝ちたい気持ちで全力でやっている。でも、育成で必要なことを度外視して作り上げた空間では、勝負どころの読み方攻め方、相手の勝負どころでやってきたことを冷静に判断して対処することなど、選手間でも工夫して対処できるようなことができなくなっているのかもしれません。

フラットに、色々なユースの試合を見る中で、今回は浦和のユースを見ようかと思って足を運んだとして観戦したと想定すると、前半の猛攻の時間帯、実際に決定的な場面も枠もとらえていたのに相手ディフェンダーが良い位置に入っていていて跳ね返されたとか、セットプレーでは、工夫もあり、チャンスも作れていたので、そこで点が取れていればわからなかった試合。

後半、最後まで攻めの姿勢を忘れなかった京都が、引き分けを意識して5バック気味になった浦和を崩して勝利。勝利への執念が分けた結果だった・・・とかになるのですかね。

私は、制限を与えすぎて、それを壊してエラーがあると、その時点でアウトという社風(あえて、そう表現)になってしまっている中で、トライの部分ができなくなっていることが大きな要因と考え、正直なところ、攻めの回数は多く、相手が受けてくれた時には、チャンスは多く作っているものの、その攻撃のパターンは、比較的、想定できるものになっていることが大きな要因であると思います。

これは、すごく怖いこと、とだけ言っておきます。

試合終盤は、本当に、相手が勝負に来る時間帯に、明らかにケアしなければならない相手の10番の選手を中盤で自由にしてしまい、セカンドも10番に奪われ、攻撃のパターンも10番からの展開で右から仕掛けるということを何度もやられていたのに、結果的に、そこに対するケアができなかった。

うん、でも、色々なことが起こっても、残り2試合。サポーターとして、長く見てきた選手たちには、最後は笑顔で終わってほしい。

来期もプレミアリーグで戦うための戦いは、まだ終わっていないし、総括するのは、最終戦が終わってからでも良い。

とにかく、残り2つ勝とう。試合後の充実した表情を見せてください。

試合に勝つために、その勝負所で必要と思ったら、やるべきプレーをイメージしてみてください。3年生は、残り2試合ですから、ここで自己判断でプレーしたら干されるとか、もうそういうタイミングではないですから、今後のためにも、来年以降のユースのためにも、殻をぶち破って残り2試合を戦ってください。

今のチームは、選手の姿勢は悪くないけど、何かに憑りつかれているように見える。そこを破れるか破れないかだけ。

いま、言われている通りにやっていただけでは、この流れは断ち切れないかもしれない。

未来のユースのために、残り2試合。

ちょっと、変なことを書きます。3年生は、干されない。残り2試合だから。勝負所の判断で、その試合をものにできれば、変えられない。

しっかり見させてもらいますので、頼みます。内側から変えられることもきっとあるはず!

今日、ちょうど家に戻ってテレビをつけて、なんとなくテレ玉にしたら、大宮アルディージャの試合が終わって降格が決まって選手挨拶していました。

私は、あんな選手の表情は浦和のユースで二度と見たくないです。力の差で降格するチームももちろんありますが、力の差ではなく、悪循環から生まれる状況を打ち破れないと、降格という結果が待っているのもシビアなサッカーの世界です。

トップチームが変わった。アジアも獲った。

美しくはなくても、がむしゃらに戦って、守って、サポーターとともに戦って、勝利をもぎとるああいう戦いが浦和にはあっている。ああいうチームになれば、シュートを20本浴びようが、負けないんです(もちろん、浴びないサッカーができるほうが良いですが、優先させるべきことを間違えてはいけないという意味です。)

アジアで勝てるチームというのは、そういう戦いができるチームです。

もちろん、育成で今起こっていることを知っている人もトップチームに入った。おそらく、来年は、トップチームも体制を変えて、その流れで、その人が、そこから来年育成に戻ってきて指揮してくれることを期待していた自分もいましたが、今は、トップチームに入ってくれたことで、育成に対しても何かしてくれるはずという期待を持つことにしました。

今の環境で居心地が良いと思ってプレーしているなら、それでも良いです。変わらないなら、それも仕方がありません、会社ですから。

私が、育成の大事にしているところが一致するチームや、その時のことを大事に巣立っていった選手を応援する方向性に変えれば良いだけですから。冷たいようですが、私の心に正直に問いかければ、そういう気持ちも強いです。

サポーターとしては、選手にかける言葉が見つからない。だって選手もわかっていても、やることで、試合に出られなくなるかもしれないところを強引にやれよとは言えないから。

難しいですね、育成。

ということで、すみません試合の流れとかは、今日は書きません。あ、個人的には、以前に書いた35番玉城大志がスタメンで出ているのに、らしくないプレーが続いていると書いた部分。今日は、らしさがかなり出ていて、頼もしかったですよ。セットプレイの工夫も、選手の精一杯できることの一つとして、見る側も騙されるプレーもありましたし。6番荻原拓也がけるのか、10番シマブク・カズヨシが蹴るのか・・・お、そっちだったか!みたいな。

最後に、スタメンと交代だけ書いて終わりますね。

GK25番石井僚、DFが左に15番北村龍馬、右に4番橋岡大樹、真ん中に12番大桃伶音、MFが左に6番荻原拓也、右に13番白土大貴、真ん中に7番弓削翼と35番玉城大志、FWが左に20番長倉幹樹(後半38分⇒16番二見健太)、右に14番井澤春輝、真ん中に10番シマブク・カズヨシ

となります。

写真は、facebookページで掲載しています。この試合の写真はこちら