クラブユース選手権2019/07/21 浦和レッズユースvs松本山雅FC U-18 0-0引き分け・・・全国制覇への戦いがスタート!

どうも、ブクメです☆

今年も夏の全国大会の季節がやってきました。ここからは、連戦になっていくということで、私も若干バタバタしており(仕事とのバランスとか、仕事とのバランスとかw)、この期間のブログに関しては、できるだけシンプルに書いていくことろ心がけていきます(結局、タラタラ長くなる可能性もありますがw)

昨日観戦したS2リーグが、天気予報を見たときには、最高気温も天気も似たような感じだったので、大会初戦の日曜日も、かなり蒸し暑い中での試合になるかと思っていたのですが、湿度の高さはわかりやすいくらいでしたが、思ったより涼しい状況下の初戦となりました。

そして、大会前にレギュレーションを調べないという悪い癖(他人任せで誰かが教えてくれるだろうというサボりw、良く言えば作業分担ができる友人が多く来るので頼ってよい環境w)があり、暑さの関係で今年は、グループステージは35分ハーフで開催されるというのを前半の終盤に初めて知るということになりました。

時間が短いというのは、体力的には助かるところかもしれませんが、時間が短いことからくる難しさというのも、見る側として勝手に考えていただけかもしれませんが、実際に試合を見て感じるような要素もあったのかなと思う初戦でもあったように思います。

基本的に2日間試合して1日空いてという日程の組まれ方になっており、まずは、グループステージ突破の2位以内を考えたときに、この2連戦をどのように乗り越えていくかというところからになります。初戦の相手が松本山雅FC U-18となり、第2戦でモンテディオ山形ユース、そして、第3戦では、プレミアで戦ったばかりの清水エスパルスユースとの再戦があります。

1戦1戦を大事には当然ですが、この大会の優勝を目指していくことを考えたときには、チームとしてどれだけ同じ方向を向いて戦っていけるかも重要で、大会期間中にどれだけ選手個々、チーム全体がまとまり成長していくかがカギを握ります。

そして、まあ、当日の試合中まで気が付かなかったやつが言うなと言われてしまうかもしれませんが、35分ハーフというのが、思わぬ敵にも味方にもなるなという要素も加わってきていますよね。試合展開によっての「まだ時間はある」のニュアンスがかなり変わってきますよね。

では、試合の話に移ります。

vs松本山雅FC U-18戦メンバーは以下、

GK25番鈴木彩艶、DFが左に6番清水楽人(後半20分⇒34番工藤孝太)、右に8番冨田蓮(後半31分⇒3番清水哲太)、センターバックに12番福島竜弥と27番山田奈央、MFが左に24番佐藤優斗、右に22番奥山圭介(後半8分⇒37番高橋悠)、真ん中に4番玉城大志と17番盛嘉伊人、FWが左に7番與那覇航和(後半28分⇒11番石橋遼大)、右に13番堀井真海(後半15分⇒9番波田祥太)

となります。

試合開始は、前線の選手の攻撃の仕掛けなどの意識は強く見られたものの、全体的には、慎重な立ち上がりと言えるスタートで、中盤やサイドバックも頻繁に攻撃に絡んでリスクを負いながら仕掛けるという場面は少なく、中盤とバックラインでパス回しをして試合のテンポを遅らせるような場面も見られ、これまでの戦いとの違いで若干違和感も感じていたのですが、特に緊張するというタイプの選手がいるようにも見られないので、意識してコントロールしているのかなという印象とともに、35分ハーフの戦い方としてやっていたのかなとも感じました。

相手の選手を眺めたときに大型の選手が多く、高さでの勝負や失い方悪くサイドから仕掛けられたりする可能性も考慮したのかなとも思いつつ。

そんな感じで、前半は単発での攻撃が多くなったものの、それでも、前半開始1分に22番奥山圭介からのパスを見事なトラップで受けて抜け出した7番與那覇航和がシュートまで持ち込む形をさっそく作り、5分くらいには、13番堀井真海が相手ディフェンダーに囲まれるような場面で前線で受けながらも力強く抜け出してシュートまで持ち込む形を作るなど、前線の個の能力を生かした突破も、引っかかる場面もあったものの、惜しい形まで持ち込める場面も作れていました。

また、サイドバックの左の6番清水楽人と右の8番冨田蓮が、攻撃参加する場面も多く見られサイド攻撃でのチャンスも作れており、10分前後には、相手の攻撃の後のゴールキックの場面で、するすると6番清水楽人が左の高めの位置に上がっていき、GK25番鈴木彩艶からのロングフィードを受けて仕掛けるという形や、8番冨田蓮がドリブルで持ち上がり、更に一つ中まで切れ込んで仕掛けようとする場面も見られました。

前半15分には、同じくキーパーからのリスタートのところで、25番鈴木彩艶からのロングフィードを7番與那覇航和が競って24番佐藤優斗に繋げ、枠は捉えきれなかったものの思い切ったミドルシュートを放つ場面を作ります。

直後の16分には、高い位置で得たスローインのチャンスから24番佐藤優斗のロングスローから7番與那覇航和、13番堀井真海が絡んで最後はペナルティエリアの外辺りから4番玉城大志が思い切ったシュートを狙うも、枠は捉えきれず。

更に、前半17分には、7番與那覇航和が中盤右辺りからドリブルで縦に仕掛けながら、タイミングで中へドリブルで切り込んでいき、そのままゴール左隅を狙った見事なシュートがあったものの、このシュートは、惜しくもゴール左上隅の角あたりにあたりゴールならず。

こうやって書くと、攻撃の試みはいつも通りのように感じますが、やはり中盤のところでのリスクを負いながらのパス回しからのスペースを使っての崩しの試みというのは、ある程度抑えられていたかなと思います。

17番盛嘉伊人も含めて中盤が上手くバランスを取りながら試合を進めているという印象ですかね。

結果的に、前半は、1本だけ、ディフェンダーの間から裏に抜けられて、危険な場面を作られたものの、やられたと感じるような場面は、ほとんどなかったと思います。そのくらいバランスのとり方や守備の集中が良かったとも言えます。高さ強さのある相手をしっかり跳ね返せていましたし。

前半の残り5分くらいから、ややリスクを負ったようなプレーも見え、その中でも前半33分の17番盛嘉伊人が相手ディフェンダーの間を通すパスを狙い、13番堀井真海が反応して、相手ディフェンダーも数人いる中で、キープして抜け出してチャンスを作るなど前半終盤に惜しいチャンスを作りつつ、前半は0-0で折り返します。

後半スタートは、完全に浦和ペースで、開始早々に、バックラインの27番山田奈央からの正確なロングフィードで前線左からの攻撃を仕掛け、直後にコーナーキックを獲得し、まず12番福島竜弥がチャンスを作り、再びコーナーキックを獲得し、そのチャンスでは、13番堀井真海が惜しいシュートを放ちます。

チャンスが増えてきたところで、前半15分に怪我で長期離脱していた9番波田祥太が交代で入ります。この交代で、前線でのボールの収まりが更に良くなります。

浦和の攻撃が勢いを増す流れで後半16分には、7番與那覇航和が見事なトラップで抜け出して豪快にシュートを放つもこれは、相手キーパーにギリギリで反応されて防がれます。

後半21分には、交代で入った34番工藤孝太からのバックラインからのフィードに9番波田祥太が上手く相手ディフェンダーの裏を取って抜け出し、37番高橋悠に良い形で落としたように見えましたが、ここは、オフサイドの判定。

後半23分には、再びバックラインから34番工藤孝太の左前線へのフィードに24番佐藤優斗が抜け出して高い位置からサイド攻撃を仕掛けます。

後半30分には、37番高橋悠の左サイドへのドリブルでの仕掛けからのクロスに9番波田祥太が競り勝ち、こぼれ球を同じく怪我から復帰して途中から出場した11番石橋遼大がシュートを狙う形を作ります。

特に後半終盤は浦和の猛攻が続き、後半34分には、ペナルティエリア少し外左からのフリーキックのチャンスで、17番盛嘉伊人からのキックを34番工藤孝太が折り返して中で誰かが触れればというチャンスを作ります。

試合終了間際にも、9番波田祥太が絡んだ形でのチャンスを数回作るも、相手にギリギリのところで粘られ、得点を奪いきれず初戦は0-0で終了となりました。

あまり細かい状況は、わからないのですが、怪我から復帰した選手や、S2で見てきた3番清水哲太の出場での落ち着いたプレーなど見られ(初めて見る方にわかりやすくアピールすべく、右足のパンチ力のあるシュートやフィードなども見せてほしかったですよ。)、久しぶりの公式戦とは思えない存在感を見せた9番波田祥太の前線での収まりと、欲しかったヤンチャさ(?)も見られ、でも、前線の選手が調子のよい状況下で、7番與那覇航和と組む形も、以前のように13番堀井真海が組む形もどちらも相手にとっては脅威になりそうですし、勝ち進むことが前提として、チーム一丸になって戦っていくという点でも、ここからが見どころが多いなと感じています。

負傷や他の理由なのか、全ての選手の状況は把握できませんし、いずれにしても、出られない選手は、その悔しさを抱えていることもわかります。

ただ、1つの大会として1つのチームとして、まだまだ新しい体制下では、このような大会参加で、数日間同じ時間を過ごすということは、初めてだと思います。この期間を大事にして、1日でも長くするべく勝ち進んで、チーム一丸での戦いで頂点を目指してもらいたいですよ。

今日の良かったところを明日ぶつけて勝ちましょう!

ではでは。

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