高円宮杯U-15サッカー選手権大会 2018/12/22 浦和レッズJrユースvs大分トリニータU-15 4-0勝利・・・楽な展開にならない何かは、この先の暗示?

2020年3月16日

どうも、ブクメです☆

関東U15リーグの最終戦を観戦したのが10月14日になるため、実に2か月と1週間ぶりのジュニアユースの試合観戦となる、今年のジュニアユースの締めくくりの大会となる高円宮杯U15が今日から開幕。2か月前の試合まで足を運べなかったということではなく、リーグ戦でこの大会の出場権となる上位でのフィニッシュに成功しているため、関東予選を免除される形での出場権を獲得となった浦和レッズジュニアユースの公式戦自体が、これだけの期間が空いたということになります。

結果的に、ユースのプレミアリーグ最終戦の時に、おそらくその週末に東海地方の遠征など行っていたと思われる浦和レッズジュニアユースも来ており、会場の竜洋スポーツ公園サッカー場でジュビロ磐田U-15との練習試合が組まれていた時に久しぶりにジュニアユースを見ることはできたものの、試合自体は、その日は、すぐに帰らなければならなかったため、見られておらず、それ以外には、試合など見つけることもできなかったため、完全に2か月ほど見ない中での今日の試合となりました。

結構な期間になりますので、大きくチームが変わっていたら混乱するかもしれないと思うところはあったものの、全体的な戦い方やメンバー構成などは、おそらく負傷してこの大会に参加できなかった選手などは、あったようですが、比較的これまで見てきたイメージ通りのチームだったので、すんなり頭を戻すことができました。

今回の対戦相手は、大分トリニータU-15ということで、この対戦相手もジュニアユースのカテゴリでは、対戦した記憶がなく、イメージとして、サガン鳥栖など九州のジュニアユース勢は、難敵なので、楽には行かないだろうという想定で試合を見させてもらいました。

結果的には、おそらく公式記録など見ても、浦和レッズジュニアユースが圧倒した試合と言うデータは残ると思いますが、実際は、1試合を通して考えたときには、いわゆる初戦の難しさというところで、相手がかなり自分たちの戦い方に自信を持ってプレーできるまでに時間がかかるバタバタした展開になってしまったところで、浦和が圧倒する形になったと書く方が正しいようにも感じます。

その辺りも踏まえて、試合の話に移りますね。

この試合のスタメンと交代は以下、

GK18番淺沼李空、DFが左に6番大野海翔、右に34番都築駿太、真ん中に11番工藤孝太と3番岡田翼、中盤が、左に7番篠田大輝(後半27分⇒17番小山田直人)、右に14番坂田綜太郎(後半16分⇒37番稲垣篤志)、真ん中に8番戸田大翔(後半28分⇒22番萩元雅樹)と4番島垣翔、FWが10番高橋悠(後半33分⇒16番福田朔良)と13番伊澤壮平(後半21分⇒27番西田春斗)

となります。

開始早々から、浦和が押し込む展開となり、いくつか取り上げただけでも、開始早々の13番伊澤壮平のシュート、2分のバーを叩いた10番高橋悠のヘディングシュート、3分の8番戸田大翔のループシュート、7分の7番篠田大輝の左からのクロスがシュート気味になり、ポストを叩いた場面など、超がつくくらいの決定機をたびたび浦和が作っていたものの決まらないという状況が続きます。

いつ点が入ってもおかしくないような展開の中で、本当にどうしてかわからないくらい、バーやポストに嫌われるチャンスが続き、こういう試合の場合は、相手が守り慣れて落ち着いて自分たちの戦いができ始めて反撃で逆に失点などした時に、状況が一変することがあるので、それが怖いなと言う見方もしていたのですが、相手もなかなか攻め手がないということで、とにかく浦和が押し込んでいつ決まるかと言う時間が長くなります。

序盤は、ミスで決まらなかったものの、徐々に相手が守備のところで当たってきたのは事実で、序盤にチャンスが多かったことで、やや浦和も雑なプレーで奪われる場面も増えてきたところで、このまま0-0で行くと何か起こる・・・かもしれないという雰囲気も起こり始めていた中で、一つのフリーキックの流れから浦和が待望の先制点を奪うことに成功します。

前半22分に直接狙うには、やや距離があるようにも見えたところで、一緒に見ていた方が「狙いそう」と言って私は「ちょっと遠くないですか」とか、そんな会話をしていたフリーキックの場面で8番戸田大翔がサイドを巻いて低めのゴール隅を狙う見事なキックでゴールを狙い、これは、相手キーパーの好セーブで弾かれてコーナーになったものの、そのコーナーキックのチャンスから、ペナルティエリア内での相手のハンドを誘いPKを獲得。

このPKを10番高橋悠が決めて1-0とようやく浦和が専制に成功します。

先制点後に相手が崩れてくれれば良かったのですが、守備に関しての集中は相手がより高まった印象があり、惜しいチャンスは、数多くその後も作ったものの、前半は、その1点のみの1-0で折り返します。

後半もスタートから同じような流れが続くものの、サイド攻撃に対しての相手の守備がやはり前半で手ごたえを掴んだことからか、粘り強さを増しており、相手陣内でプレーする時間は相変わらず長くても決定機が作り切れないという後半の10分ほどになりました。また、前線で裏を狙ってかき回すタイプの選手が相手に投入されたことで、前半より反撃された時に、上手くパスを通されると危ないという雰囲気もありました。

やや焦れるような時間帯が続いたものの、その均衡を破ったのが、相手が集中して攻めきれなかったサイドからの攻撃というのが良かったのですが、後半13分に、左サイドから13番伊澤壮平がサイドから仕掛けペナルティエリア内での相手のプレッシャーがあっても粘り強くキープし持ち込んで10番高橋悠にパスを通すと、パスを受けた10番高橋悠も落ち着いてシュートを決め、2-0とします。

初戦の難しさを考えると、このまま2-0で勝ち切るということでも成功は成功だとは思うのですが、夏の悔しさから、この大会では優勝を明確な視野に入れて戦う浦和レッズジュニアユースは、更に得点を奪いに行くという選択をします。連戦になることから、交代枠もいっぱいに使うことができました。2点リードが開くまでは、比較的バックラインの選手が、リスクを負って前線にという場面は、少なかったのですが、例えば、センターバックの3番岡田翼が攻撃的に高めの位置に上がってプレーする場面や、サイドバックの34番都築駿太もワンツーから前線の中の方へドリブルで切り込んでいく場面なども見られました。

そういった、この先の戦いを見据えた様々な試みを行っていく中で、迎えた後半25分に交代出場でサイドから効果的な攻撃を仕掛けていた27番西田春斗が、コーナーキックのチャンスからのヘディングシュート(11番工藤孝太?)からのこぼれ球を押し込んでゴールし、3-0とします。

そして、3点目が入り、後半33分に16番福田朔良が投入されたところでセンターバックの11番工藤孝太がトップに入り、「パワープレーが必要になる試合も想定してかな?」と言うフォーメーションの変更があったものの、実際高さに強い形になったものの、そこから2本ほど、決めきれなかったことは課題にはなるものの、前線に入った11番工藤孝太がロングボールからではなく、サイド攻撃で抜け出すという形の流れからの攻撃で決定機を複数作ったというのもこの先を考えると大きいなと思います。

最後まで攻撃の意識を崩さずプレーする中で、迎えた後半37分に獲得したフリーキックのチャンスで6番大野海翔が、もしかすると本人は、味方に合わせる弾道で蹴ったのかもしれませんが、そのまま相手のゴールに吸い込まれ4-0とします。

結果的に、攻撃の回数の割には、先制点までにだいぶ時間がかかってしまったものの、終わってみれば、難しい初戦を、見事な勝利で終えることに成功しました。

結果的に4-0とスコア的には快勝と言える終わり方ですが、タイトルでも書いたように、もちろん、決められるところを決められなかった課題として、しっかり考える必要もあるものの、サッカーと言うのは、本当に決定機でどうしてかわからないくらい決まらない時には決まらないことも多いスポーツである中で、その典型的な例となるバーやポストに嫌われる場面が連発と言う展開になったのにもそれなりに意味はある(というか、今後意味を成してくる)のかなと勝手に考える部分があります。

楽な展開で序盤で試合を決められるくらいの点差にできた雰囲気もあった試合ですが、こういうトーナメントでの戦いは、楽に勝ててしまうことが次の試合に与える影響と言うのは思った以上に大きくなることもあり、気持ちを引き締めようと思っても、ペースが狂ってしまい、初戦10-0とか圧勝したのに、次の試合でぽろっと0-1で敗れるとかもありがちというか、それが難しさと言うか。

そういった意味では、この試合は、相手の守備の集中力と最後まで気持ち切らさずに戦ってくれたことで、少しチーム力としては差があったかもしれないが、試合としては、全国大会で勝ち上がることの難しさを感じることができたでしょうし、集中した相手を崩すことと、相手陣内で多くプレーすることは違うと感じることもできたでしょうし、その中で、より守備に自信を持ち集中してきた相手に対して、後半奪った3点という得点の意味も大きいと思います。

思いを背負い、そして、スタメンの選手だけでなく、交代で入った選手も躍動し、結果も出し、試合ごとに課題が見える中で勝ち抜いていく、そういうステップが踏めるチームがこの大会で優勝できると思いますし、そういう意味では、この初戦で起きたもろもろで、その予感を感じだしているのは事実です。

明日の相手は、JFAアカデミーということで、こちらもあまり対戦したイメージがないチームですが、どのような戦い方をする相手であっても、今日のような姿勢で戦っていければ、おのずと結果も付いて来ます。

明日の戦いも楽しみにしています!

ではでは。

写真は、facebookページで掲載しています。この試合の写真はこちら