KCYリーグ決勝 2018/12/24 FC Gois vs Y.S.C.Cユース 0-1敗戦・・・出会えたことに感謝

どうも、ブクメです☆

結果としては、残念な敗戦になりましたが、私としては、KCYリーグの存在を知り、トーナメントをFC Goisが勝ち上がっているということを知り、それでも浦和レッズジュニアユースの高円宮杯U-15と日程が被っていることから、ジュニアユースの勝ち上がりの関係もありつつ、決勝まで進んでくれれば、何も被らないので今年最後にFC Goisの試合が見られるなと期待していました。とは言っても、決勝まで残れるチームは、参加チームの中で2チームだけですから、そんな簡単なことではないと思いつつ、23日のジュニアユースの試合の前くらいに、私が最近Goisのことをよくしゃべっているものだから、浦和レッズの育成の試合をよく見る仲間が私よりも先に決勝進出という結果を見つけて教えてくれました。

で、24日は、クリスマス雰囲気のディズニーランド舞浜をスルーして(w)、幕張にあるZOZO PARKまで足を運びました。このサッカーグラウンドには足を運んだことはなかったものの、あの本田圭佑絡みだったり、ZOZOの名前が入っているので、観戦環境も素晴らしいものかと思っていましたが、なかなか試合を観戦するエリアが偏っていて狭めで逆にちょっと驚きましたw

さてさて、今日の試合もいつも通り、ポツポツメモを取りつつ、試合を見ていたのですが、実際ブログの書き方はどうしようかなと考えるところもありました。

というのは、まず、この大会を知らないこと、そして、決勝だけを見ることになったこと、色々、状況がわからない。なので、細かい内容をこの試合に関しては書きません。互いにチャンスはあった、そこで、決めたのが相手だったという試合。勝てる試合だった。でも、勝てなかった。

 

ということで、今回は、FC Goisと言うチームを1年間見させてもらったまとめ的な内容を書かせてもらおうかなと考えました。

結果的に、今回のブログ合わせて今年、声をかけていただいてからFC Goisの試合に足を運んでブログに書かせていただいた回数は9回となります。

私のことを、ご存知の方は、ご存知かもしれないですが、知らない方は全く知らないと思いますので書いておくと、すごく簡単に書くと、もともとは、浦和レッズのトップチームのサポーターで、ある時からユースを見始めて、育成カテゴリに徐々にはまっていき、気が付けば、「浦和レッズの育成」メインの生活になっていき、考え方も色々変わっていって今に至るわけですが、まあ、頑固です。思ったことは、文章に書いてしまうため、最近は、関係者の方々には、邪魔な存在になっているかもしれません。以前からも、これからもずっと浦和レッズユースを中心とした育成カテゴリは、私にとって特別なものではありますが、確実に、育成方針は、相容れなくなってしまいました(なんとなく、監督がやりたい育成が見えて期待する時期もありましたが、やはり体制がそうさせないように変えさせてしまったのかなと言う感想が今年。)

その第一の原因が、私が育成カテゴリを見たときに、当然Jリーグのトップクラスのチームの育成なので、自然と能力の高い選手が集まってきます。その中で、それぞれの選手の個性や特徴を見つけるというところから入り、この選手がプロになって活躍するためには、まずこの特徴を踏まえてどうなっていくと良いのかなという見方をします。小さいことでも、武器になりそうだなと言うものを見つけて、そこがどう伸びていくかがすごく楽しみなんですね。

もちろん、チームプレーは大事。組織として動けることも必要。でも、ユースの段階で個性を殺されてしまって、その先何になるの?いきなり会社の1ピースとなって働くための3年間?それ、この機関で必要?みたいな。いや、あくまで個人的な印象なので、私が間違っているかもしれませんが。

もしかすると、「サッカーのプロになること」と「サッカーで生き抜くこと」と似ていて全く違う2つのところで私が関わった選手が「サッカーで生き抜くこと」のためにどうすべきかを考えすぎているのかもしれないと最近は思うこともあります。実際、本音で言えば、大学後にサッカーをやめて社会人になった、個性や特徴をユース時代に見せてもらった選手たちには、今からでも海外飛び出して行けよとか思っているくらいなので(怒られますねw)

だいぶそれてしまいましたが、私にとって、育成のカテゴリで最も好きなチームのユースを、どう見て良いのかわからないという時期が何年も続いていました。今も進行形であるとも言えます。

そんな中で、今年声をかけていただき、もともと、私が尊敬する以前の育成組織で監督コーチーをやっていた方のつながりで出会った流れでその方がオーナーを務めるクラブチームということで、FC Goisの試合を初めてしっかりFC Goisサイドとして見させてもらったのが7月9日のSS1(埼玉県南部支部リーグ1部)の試合だったわけですが、まあ、シンプルな感想が、面白かったんですよね。

だって、開始早々に相手が試合の入りが緩いとわかった瞬間にセンターバックの選手がスルスルとドリブルで持ち上がっていきなりゴールですよ。

そして、物凄くドリブルが細かい選手がいるかと思えば、メモが取れないくらいポジションは動くし、味方同士の動きを理解した上での自由なプレーの連続。わかりやすく縦に抜け出す力の強い選手がいたり。すぐに、このチームは、面白いと。そして、ベンチからかかる声も、褒めるポイントも怒るポイントも、「そうだよな」と感じるものだったという。

こういうのは、縁もあると思うんですよね。もし、最初に足を運んだ試合が、その後の、農大との練習試合だったり、浦和北高校との試合だったら、また少し感想は違っていたかもしれません。この時は、過密日程の間に強引に組まれた練習試合だったり、若干気持ちが入れにくい状況の試合でその辺が試合に出てしまっていたりはありましたが、その辺は、見る側には関係ないので。

とにかく、私にとっては、見始めた最初の試合で、「このチームは面白い」と思えたことが全てです(これ、スカウトの方でもよくあることですから、重要なんですよ。私は、ただ、ブログを書くだけの人ですが、たまたまスカウトが見に来ていた時に、良いプレーが見せられないというのは、確実に損ですから。)

さてさて、

SS1リーグのでの戦いを見たところから、続いてJユースカップ予選のトリプレッタ戦と横河武蔵野との2試合を連続で観戦することになったわけですが、ここでは、ユースカテゴリで町クラブとしての全国大会の常連チームとの戦いと言うことで、FC Goisの現在地というものを含めて、少し力の差のあるSS1での相手との試合と変わって、比較的拮抗したクラブ同士での戦いでは、どうだろうというところを見させてもらいましたが、この2試合も、相手のレベルが上がってもFC Goisは面白いという感想そのままでした。

実質、3年生中心のフルメンバーで試合を見られたのがここまでで、ここから後の試合は、3年生も背番号大きめに変更して入っていたものの、新チームとしてのスタートという意味も含めた流れでのS2参入戦やタウンクラブカップでの戦いになっていたと思いますが、初めて見た選手たちがいる中で、その選手たちにも個性と特徴が感じられ、面白そうだと感じるとともに、自由が許されるためにやるべきことができないとすぐ交代させられたりする様子を見ていたり、あれだけ、味方との動きの連携やお互いの動きがわかりあっていたものが、メンバーが変わってくることで、ちょっとしたズレがリズムを崩してしまったりする難しさも感じられる点も多くなりました。

今年の中心メンバーだった選手たちも、この段階を経て今年の強さを身に着けていたと思いますが、私にとって未開の、これから作っていく段階のところを、数試合ですが見させてもらいました。

そして、今日の最終戦では、特にGKの位置からの声など含めて聞いていても、最後の試合で勝利のためにという声と同時に、新チームに足りないところを強く伝えようとしてやっていたのかなという意味合いにも私には聞こえていました。粗削りが研ぎ澄まされていく過程というのも、来シーズンは、今年の段階で新チームの葛藤を少し見させてもらったことで、もう少し理解しながら見られるのかなと思います。

結局、顔を見て選手名がわかるという選手があまりいないという中途半端な回数の観戦数で、今年の3年生は巣立っていくという形になるのですが、この先の進路でも注目して、名前を見つけたときには、今年見させてもらった個性や特徴が、次の舞台でどのように研ぎ澄まされていくのか、楽しみに見させてもらえればと思います(進路が全然わからないんですけどねw)

あと・・・これは、書こうかどうか少し悩みましたし、そんな甘い姿勢ではと怒られてしまうかもしれませんが、覚悟のうえで書かせていただきますと、今日もそうでしたが、応援する側のところが少し怖く感じることが何度かありました。戦う姿勢とかデュエルで負けないとか、ファールギリギリのプレーになることももちろん試合ではあるとは思いますが、ボールに行っていても足裏を見せてタックルをしたら危険なプレーとしてファールを取られます。また、選手を鼓舞する声以外のところでの声が多すぎたり、審判を恫喝するような怒鳴り声とか、プロの試合のサポーターとしての応援と同じレベル(プロの試合でも私は、あまり執拗に抗議して試合の雰囲気をおかしくするのは、審判の心証を悪くすることや、冷静にプレーしなければならない選手に悪い意味で伝染することがあることも何度も経験しています。

もちろん、明らかにおかしいことに対して抗議することは必要ですが、そのやり方としては、好ましくない場面が見られることもありました。

ちなみに、以前、浦和レッズジュニアユースの夏の遠征を応援にスペインに行ったときにスペインの同カテゴリのチームと試合をした時に、ご父兄の方が、私含めて2名ほどの浦和レッズジュニアユース側の応援に来ていた人を挑発するかの如く、看板をバンバン叩いていたりしてきたことがありました。育成カテゴリでも海外は、そんなのが普通だと言われてしまうとそれまでなので、なんとも言えませんが、私は、苦手ですし、プラスになるとは考えていません。

浦和レッズユースを応援しだした時から、長く応援している方に聞いた。「ユースは見守るスタイル」と言うのが非常に私は好きでして、「トップチームのような応援が受けたければ、トップチームまで上がってこい」という姿勢。これも好きです。そして、この環境のおかげで、私は、ユースに関しても、近い位置で見ながらも、冷静に選手の良さを見つけるという形を長年続けてこられたということもあります。

FC Goisの育成スタイルが好きです。今年きっかけを与えていただき、再び特徴を見つけて応援できる育成に出会えたことに大変感謝しております。そして、これは、浦和の育成に限らず、自分が関わり、特徴を見つけた選手は、自然とその後も気にしてしまうという癖がありますので、今年のFC Goisの3年生の選手は、残念ながら私に特徴を見つけられてしまったので、そのプレーのイメージを残したまま、その後もチェックされることになります、悪しからず。

書きたいことをたくさん書かせてもらいました。

ここまで書いたのは、来年以降も長く、FC Goisを応援していきたいと考えたからでもあります。

新チーム。粗削りだらけ。でも、選手の特徴は良く見える。だから、3年生が残したものを大事に、研ぎ澄ましてもっともっと強いチームになってください。

1年間ありがとうございました。

ではでは。

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