第42回 日本クラブユースサッカー選手権 関東大会2回戦 2018/5/26 浦和レッズユースvs東京武蔵野シティU-18 1-0勝利・・・苦戦した内容も、見る側に伝わる気迫満載の試合!

どうも、ブクメです☆

栃木グリーンスタジアムを15時ごろに出て、高速フル活用で、カーナビでは、FC東京小平グラウンド到着が、ほぼほぼクラセン予選2回戦のキックオフ時間ギリギリの17:30付近を指し、おそらく、時間帯的に渋滞するポイントがあって間に合うか微妙だなと思って向かいつつ、東北道を走っている時に埼玉スタジアムを横目に眺めながら「ここ開催なら問題なく間に合ったのにな」と愚痴をこぼしつつ、やはり途中で混むポイントがいくつかありましたが、会場付近には、17:30ちょうど位に到着。

小平グラウンド開催の時によく使っているコインパーキング(会場までは、10分くらい歩く)がなんとか空いていて、キックオフから20分遅れくらいで会場に到着し試合を観戦することができました。

ということで、最初の20分間ほどは、状況がわからないものの、あとで聞いた話によると、試合開始からの入り方が悪く、相手に「行ける!」と思わせてしまうような形を作らせてしまったことで、0-0ながらもやや相手ペースにも近い、難しい試合になっているとかだったとのこと。

vs東京武蔵野シティU-18戦のスタメンと交代は以下、

GK1番石井僚、DFが左に3番林海斗(後半45分⇒15番石橋遼大)、右に8番白土大貴、真ん中に4番大桃伶音と5番大城螢、MFが左に24番山中惇希(後半23分⇒2番北村龍馬)、右に10番池髙暢希(後半45分⇒14番柳田大輝)、真ん中に16番玉城大志と39番盛嘉伊人、FWが左に11番清宮昴大(後半11分⇒20番冨田蓮)、右に17番波田祥太(後半36分⇒23番遠藤龍河)

となります。

で、その難しい試合になっている理由を聞いたのがハーフタイムなので、それまでは、バタバタ移動で集中できていなかったのもあるのですが、どんな状況なのか試合を眺めて頭を落ち着けている時間がしばらく続いたのですが、これまでに、色々なカテゴリで横河武蔵野FC(東京武蔵野シティに名前が変わる前)との試合を何度か過去に見てきた中で、もともと激しさはあるチームだった印象はありますが、大きくて強い、サイドのスピードとテクニックがある選手がいる時には、カテゴリ下だろうが、浦和レッズユースやジュニアユースは、難しい戦いを強いられたことがあった記憶があり、そういった点では、見始めた時点で勢いよくゴールに仕掛けていた身長の大きい9番の選手や、サイドの選手(番号忘れた)、そして、中盤で細かい動きや裏を狙う動きが面白かった11番の選手など、なるほど、危険な動きをする選手がいる世代なのかと思って見ていたのと、これだけの激しいプレスを90分続けられるのかと思うくらいの守備など、嫌が王にもカテゴリ違いで受けるという形になる浦和としては、難しい展開に持ち込まれている(その勢いに飲まれたらジャイアントキリングもありえる)なというのは、見ていてわかりました。選手の中にも若干イラついている選手もいたようですし。

特に、この試合では、大きめの選手を2枚並べたセンターバックに対して、プレスを仕掛けて、ボールコントロールが乱れたところを狙おうとするプレーなども、実際機能させてしまっていたようにも見えます。

それでも、一つ一つのキープ力や精度で上回る浦和が、サイドの24番山中惇希や10番池髙暢希をバックラインからのロングフィードや、中盤からのパスでボールを渡してサイドから崩していこうというプレーを繰り返してチャンスを作ろうというプレーで何度か惜しい形を作り、フォワードの17番波田祥太と11番清宮昴大が受けて、ゴールを決めてやろうというプレーを見せていましたが、とにかく相手の素早く激しい守備でなかなか良い形でシュートを放てないという場面が多くなっていました。

前半を0-0で折り返し、後半もスタートのところでは、ディフェンスの選手の隙をつかれて決定機を作られるなどありましたが、ここでの失点をなんとか免れ、後半10分くらいしたところから、17番波田祥太や10番池髙暢希が、それならと自らのキープ力と突破力で打開を図る形で、徐々に相手ディフェンダーに消耗をさせていき、何度も裏に抜けてチャンスを作る3番林海斗の動きなども結果的に、相手を消耗させていったのかと思いますが、気が付けば、浦和の攻撃に対して相手が耐えるという時間が大半を占めるようになってきます。

中盤のところでも39番盛嘉伊人が積極的に攻めのパスを出す中で、16番玉城大志がしっかりカバーしながら自らも狙えるところでは、正確なパスを前線に供給し、チャンスの数も一気に増えていきます。

それでも試合自体は0-0で進んでいるため、数は前半に比べると激減していても、時折カウンターがはまった形で反撃を受けることもあり、1点勝負になってくると試合自体はわからない。でも、後半は、明らかに浦和の選手の強さが際立っている、気迫も凄く伝わってくるような展開になっていました。

あとは、ギャラリーの力と言うのがあるのかなんというか、相手のチャンスの時に、それほどビッグチャンスではなくても、かなり惜しいチャンスだったような声援が上がっていて、相手側としては、こういう応援の仕方嫌いだなとか思っていても、実際雰囲気としては、相手ペースではなくても、そういう雰囲気にさせる力があるのだから怖いなと感じつつ、めんどくさいと思いつつ。

で、その辺の流れも含めてやはり効果的だったのが先制点ですね。そこまでは時間がかかったものの、後半25分くらいから入った2番北村龍馬が、後半36分の10番池髙暢希の仕掛けからパスを受けてサイドから狙う形でコーナーキックを獲得すると、そのコーナーキックでのチャンスでヘッドで決めてようやく均衡を破るゴールで1-0とリードします。喜びが爆発したゴール直後の雰囲気も凄く良かったですね。

アディショナルタイムを入れて、残り10分くらい。

ここからの戦いは、守るのか、もう1点決めるのかというところでは、課題になることもあるのかもしれませんが、10番池髙暢希がゴール直後からの場面では、コーナーフラッグ付近でキープして守りに入っているのかと思わせつつ、そのようなプレーがしばらく続いた中で、まだ時間結構あるなということで、コーナーキックの場面で普通にゴールを狙っていく形に変わり、5番大城螢の惜しいヘッドがあったり、2番北村龍馬の2点目かと思われるような惜しいシュート(サイドネット)があったり、守るのか攻めるのかはっきりしろと思いつつも、なんか楽しかったです、その辺の時間帯(見る側の感想です。)

たぶん、前線がそんな感じになりながらも、中盤は、バックラインは守備をしっかりやるぞと落ち着いてプレーできていたから1点差だけど「やられるかもしれない」という感じよりは、「そうか、追加点とりたいなら取れよ」くらいの気持ちで見られる雰囲気だったからなのかもしれません、よくわかりません。

だって、実際に試合の終了間際には、相手の反撃を許して、セットプレーも作られたりしていたので。

結果的に1-0でしっかり勝てたから良いのです。

たぶん、言うことを聞かせるのが大変な選手が多いのかもしれません笑(やんちゃだらけか?)

でも、そのおかげで、本来の選手の力が見えている部分もあり、指示で全部やらされている感じがしなくなった今の方が断然良いですし、なんか、選手も伸び伸びとやれているようにも感じますし。全選手がそれだと困るけど、しっかり締めることができている選手もいますし。

攻撃の選手は、それで良いかなと。

ということで、見る側は自由なことを言えるということで、チームとして課題となるところもしっかり試合後には話し合っていると思います。

これで、全国が決まり、ここからのクラブユース選手権関東予選に関しては、強い相手との試合回数を増やすには、勝ち進む必要がありますが、様々な選手に挑戦する機会を与える場にもできます。その辺は、新体制になっていますし、どうするのかはわかりませんし、私個人的には、どちらでも良いと思っています。

そもそも、S2リーグでプレーしている選手たちも、しっかりギリギリの戦いで経験を積めていますし、色々な組み合わせを試してみることで、全体的なレベルが上がるだけかなと。

心配なのは、次の会場のNTT図南グラウンドのピッチコンディションくらいですかね。

なんか、過去に、凸凹ピッチでとんでもない試合になったことがあったという記憶だけ強く残っています(今は、良くなっているのかな?)

ということで、ここからは、全国大会に向けてですね!

ではでは。

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