アカデミー卒業生関連 2019/11/23 – 大学サッカー 立正大学vs法政大学を観戦

どうも、ブクメです☆

アイキャッチに入れたスコアボードですが、試合自体は、立正大学 0-1 法政大学と言う結果だったのですが、なぜか、0-2と表示がされ、訂正もされずにずっとそのままの表示だったので、撮ってみて載せてみましたw

ということで、ブログは前後しますが、11月23日の駒場スタジアムでの浦和レッズユースの試合を観戦後、場所を西が丘サッカー場に移しまして、開始には間に合わなかったものの、リーグ戦最終節で間に合いそうな試合で、どちらのチームにも浦和レッズユース出身の選手が所属していて出場する可能性が高いと言うことで足を運びました。

この日は、1日雨だったということで、当然ながらこの試合も雨の中での一戦となりました。お目当ての立正大学の中塩大貴と法政大学の松澤彰はどちらも先発出場ということで、ディフェンダーの中塩大貴とフォワードの松澤彰ということで、マッチアップも多く見られる試合となりました。

最終節を迎える両チームの状況としては、立正大学は既にこの試合の結果に関わらず3位が確定している状況で、インカレ出場権は確定している状況。法政大学は、インカレ出場枠の6位以内で考えると、残り4枠を3つの大学で争うような最終節になっていたため、敗れると出場権を失う可能性はあったものの、得失点差まで考慮に入れると、大敗しなければ、ほぼ6位以内は大丈夫だろうという構図だったということで、だから、消化試合的に戦っているということは当然全くなかったものの、両チームともに浦和レッズユース出身の選手が主力として出場しているチーム同士の対決なので、これがどちらかが敗れて何かを失うような場面ではなく、若干中立な形で楽しく見られるという状況で良かったというのが正直なところです。

*立正大学の5番中塩大貴

*法政大学の9番松澤彰

2チームともにインカレに出場すると言うことで、まだシーズンは終わりにならずインカレも調整できれば、また、勝ち進んでくれれば、もう数回この2つの大学の試合を観戦することができるのかなと思いつつ、結果的に、今年足を運べた大学サッカーを思い返して数えてみたら、結果的に立正大学と法政大学の試合はそれぞれ4回と最も多く足を運べた大学ということになり、まあ、縁があるなと感じるわけです。

特に、周りにも時々突っ込まれるのですが、9月の総理大臣杯の決勝で大阪に足を運ぶまでは、今年は、1度も観戦できていなかった法政大学に関しては、そこから、結果的に合計で4試合足を運んだことになるわけで、もちろん、松澤彰のプレーが見られるのは良いのですが、別の大学目的で足を運んだ時にもちょうど法政大学も同会場ということもありつつなので、不思議な縁を感じずにいられませんw

・・・と、この試合自体の事をあまり書いていないのは、試合観戦の時間も中途半端に途中からになり、天候も雨ということや、駒場からの会場までの車での移動などで、試合自体には正直あまり集中できなかったというオチなんです、すみません。

ただ、会場に足を運び、そこで会ったご父兄の方から聴けたお話だったり、試合後に少しだけ、選手に絡むことができたり(あえて、絡むと表現しましたw)、そういう時間が作れたことを考えても足を運べて良かったなと思えるひと時でした。

インカレでの両選手の活躍も楽しみにしています!

ではでは。

観戦した試合の写真は、facebookページにアップしています⇒こちら

埼玉県S2リーグ 2019/11/24 浦和レッズユースB vs 正智深谷高校B 0-1敗戦・・・順位決定戦で勝って終わろう

どうも、ブクメです☆

お菓子を食べながらブログを書いております(わかる方にだけわかるネタですw)

23日の大学サッカーにも足を運んだのですが、まずは、ユースのS2の最終節のブログから書きます。23日は、1日中雨で、24日も雨が残るか止むか微妙な予報ではありましたが、幸い、試合の時間には雨は止み、更に、前日と比べると、そこそここの時期にしては気温も上がったと言うことで、今回の試合会場となる浦和南高校の最寄り駅の北戸田駅から、歩いただけで(そもそも私は、汗っかきというのもありますが)、割と汗ばんでしまいました。

いつもは、この試合の写真からもお分かりいただけると思いますが、校内に入ってではなく、駅からの途中の見やすい場所で観戦することが多いのですが、今回は、試合前と試合終了5分前くらいから、この2か所を往復してみたら、やはり汗ばみました。

更に、試合後に夕方から17時あたりに友人と待ち合わせて浦和で飲みましょうという話をしていて、試合終了後の15時くらいからその時間まで結構時間が空くと言うことで、無駄に会場でダラダラしたり、更には、なんとなく、浦和南高校から浦和駅まで歩こうと思ってしまい、実際に疲れたところで電車に乗ろうと思っていたものの、結果的に浦和駅まで歩いてしまったのですが、大汗をかきましたw

今回は、試合も含めて、初めてお会いできた方や、近場ではないので頻繁にはお会いできない方と2日間通してお会いできたりと、私としては、余計な気まで使わせてしまい、申し訳ない気持ちもありつつ、美味しくいただいているというお話ですw

はい、前置きしつつ、試合についてですが、浦和レッズユースBが所属している埼玉県S2リーグも、この試合がリーグ戦としては、最終節となりました。

この日は、本来はレッズランド開催が予定されていた浦和レッズユースのホーム扱いの試合と言うことで、もろもろ浦和側でやるということだったようで、前日試合に出た選手もこの会場でクールダウンを行うとい形で会場が浦和南高校で、ユースの選手もスタッフも揃っているという不思議な感じでもありつつでした。

埼玉県S2リーグの戦いという部分では、形上は、この試合で対戦した正智深谷高校Bも浦和レッズユースBも消化試合にはなってしまうものの、リーグ戦最終節ということで、私としては、この1週間で見ることができた、前橋商業高校との練習試合や、U16リーグの昌平高校戦と、このS2リーグでプレーする選手が多く見られる試合を見てきた流れで、継続しつつ、課題をクリアしつつ、どのような戦いを見せるかというところにポイントを置いて観戦させてもらいました。

では、試合の話に移ります。

vs正智深谷高校B戦メンバーと交代は以下、

GK30番川﨑淳、DFが左に31番大野海翔(後半20分⇒28番アピッチ輝)、右に32番岡田翼(後半36分⇒11番石橋遼大)、センターバックに40番茂木柊哉と26番舘澤佑磨、MFが左に14番千葉希、右に42番吉田来綺(後半スタート⇒37番高橋悠)、真ん中に35番島垣翔(後半28分⇒36番瑞慶山一真)と16番根岸恵汰、FWが左に29番伊澤壮平、右に33番小川聖凪(後半36分⇒2番長田拓巳)

となります。

試合全体で考えると、正智深谷高校Bの球際でのプレーが激しく、運動量が多い相手に苦しめられた試合と言えるかもしれません。この辺で言うと、木曜日に対戦した昌平高校のU16とは、また違う難しさがあったかなと。

それを踏まえてにはなりますが、個々で見る分には、浦和も激しく行けていたことなどは、ここ数試合見たイメージを継続した戦いはできていたと思います。仕掛けに関しては、工夫して突破しようという試みが前回通用したプレーでも、今回は、対応されて奪われてカウンターと言う回数も多くなったような。この辺は、相手のタイプによるところもありますが、以前から書いているように、日本のサッカーの守備を重視するところを考えたときには、こういう相手の守備を突破できる工夫が必要になってくるとも言えますね。

ということもありつつですが、試みと言うところでは、良い点が多かった試合でしたので、メモしたところを挙げていきますね。

まず、開始早々の前半1分に、31番大野海翔が左サイドで相手ディフェンダーの裏を通す縦パスを出し、そこに抜け出した29番伊澤壮平が受けて仕掛ける形を作ります。

守備のところでは、やや相手の勢いのある攻撃を受ける時間が多くなった中で、前半6分に相手の攻撃の起点へのパスを40番茂木柊哉が狙って詰めていき、その選手が受けたときに奪うプレーを見せます。

前半7分には、33番小川聖凪が相手ディフェンダー二人の間にタイミングよく走りこんでパスを受けて仕掛ける形を作ります。

前半8分に、相手の攻撃をしのいだカウンター気味の攻撃で42番吉田来綺から29番伊澤壮平に通し、思い切ったミドルシュートを狙います。

前半10分前後には、14番千葉希が高い位置からで上手く相手にプレスをかけ奪う場面や、そこからの攻撃で左の14番千葉希から中盤の16番根岸恵汰を経由して右の32番岡田翼に繋げて展開する幅を広く使った攻撃が見られます。

前半15分前後は、相手の攻撃をしのぐ時間が多くなり、結構な本数コーナーキックを与えるも、集中してしのぎつつ、前半17分には、40番茂木柊哉から右の32番岡田翼を経由し、右の前線のスペースに42番吉田来綺が斜めに走りこみながらパスを受けての仕掛けを見せます。

前半18分には、40番茂木柊哉からのバックラインからの縦パスを42番吉田来綺が、相手ディフェンダーに囲まれているところから、体の向きとトラップで抜け出そうという試みを見つつ、勝手に前日のプレミアリーグでの浦和の失点場面で相手の10番が行ったプレー(ディフェンダーの間を抜けつつ、トラップと体の向きで一気にフリーな状態で抜け出して、アシストしたプレー)と同じような狙いをしたのかなと感じたりしつつ、こういう試みは良いなと思いつつ(成功しないと味方には怒られるかもですが。)

前半30分前後には、立て続けに、最初は、16番根岸恵汰から42番吉田来綺を経由して、右前線に走る32番岡田翼につながり、クロスに33番小川聖凪が合わせようとするも僅かに相手ディフェンダーが早くクリアされた場面と、これはコーナーキックにつながったより惜しい形ですが、ここも16番根岸恵汰から始まり、今度は、左から31番大野海翔が高めの位置で受けて走りこむ33番小川聖凪が狙いギリギリで跳ね返されるという両サイドからの攻撃で最後に33番小川聖凪が絡むという惜しい形が続きます。

前半38分には、左から31番大野海翔が仕掛けクロスからのこぼれ球(味方からのマイナスのパスだったかも)を少し距離がありながらも思い切ってシュートを狙います。

前半40分には、31番大野海翔と14番千葉希のパス交換で突破して仕掛ける形を作ります。

前線からの効果的なプレスというのは、ここ最近多く見られるのですが、この試合でも、前半41分の29番伊澤壮平の効果的なチェイシングで相手がミスキックするというプレーなど見られました。

よりゴールに近づくプレーと言う点では、相手の方が多かったと言える前半でしたが、浦和も良い試みが多く見られた中で0-0で前半を終了。

そういえば、この試合では、35番島垣翔がタイミングでセンターバックの位置まで下りることでサイドバックが高めに位置取ることができ、上手くパスが回ると高めの位置から仕掛けることができるような試みが、ここ最近の試合では、プレミアを戦うチームの場合は、4番玉城大志がそういう役割をすることが多くなりますが、今更ながら、どうしてもメモすると攻撃の2つ、3つ前くらいのところからばかりになってしまうものの、サイドが思い切って上がれているチャンスのところでは、その辺のポジションの移動がうまく行ったことで、そのチャンスが生まれた場面も多いんだよなとふと思いつつ書いてみました。

最初に全体的な印象を書きましたが、試合のイメージとしては、後半同じような形で試合は進んでいきます。

それを踏まえて、良かった部分などメモをとったところを挙げていきますね。

後半開始早々に右からの仕掛けで32番岡田翼のクロスに29番伊澤壮平がヘッドで合わせゴールをわずかにそれるという惜しい形を作ります。

相手も多くチャンスを作っていると書きましたが、多くは、浦和の守備陣が集中して跳ね返すことができていましたが、後半12分の場面は、この試合最初の決められていてもおかしくない決定機で、ここは、相手がシュートを外したことで失点は免れます。

後半から投入された37番高橋悠が後半15分にそこにパスは通らなかったものの、味方がそこに気づいてパスを通していれば、かなり大きなチャンスになったかなというタイミングの良い抜け出しを見せます。

後半10分あたりからしばらくは、やや相手の攻撃が勢いを増している時間帯で先ほどは、シュートミスに救われたところもあったと書きましたが、迎えた後半17分にミスから奪われ、キーパーと1対1の場面を作られ、今度は、しっかりと決められてしまい、0-1となります。

1点を追う展開になったところで、後半22分には、16番根岸恵汰からの左へ展開し37番高橋悠が受けて仕掛け、クロスからのこぼれ球を35番島垣翔がシュートを狙います。

後半25分には、高めの位置でパスを受けた26番舘澤佑磨がドリブルで力強く仕掛けペナルティエリア内まで持ち込む形を作ります。

その直後に得たコーナーキックのチャンスで、ペナルティエリアの外でこぼれ球を狙えるような位置取りをしていた35番島垣翔が実際に混戦からのこぼれ球を迷わずシュートを放つと、枠を捉えていた強烈なシュートでしたが相手キーパーの好セーブで弾かれ、再びコーナーキックに。このコーナーキックも混戦からのこぼれ球が再び35番島垣翔の方へ。ここで、再びシュートを狙ってくると思った相手に対して、パスを選択し、ここは、味方と合わなかったものの、こういう一つ見せて置いて、次のプレーで工夫するとか、良いなと思ったりしてました。

後半32分には、26番舘澤佑磨から32番岡田翼にパスが通り、左の37番高橋悠にパスを通すとそこから仕掛け、相手ディフェンダーにブロックされるもこぼれ球を29番伊澤壮平が思い切ってシュートを狙う場面を作ります。

後半34分には、相手に突破を許してキーパーと1対1のような状況になったものの30番川﨑淳がある程度コースを切ったところで、相手のシュートはサイドネット。

後半37分には、途中から入った36番瑞慶山一真が相手ディフェンダーの間を割る力強い突破を見せ、33番小川聖凪に繋げて惜しいシュートを放ちます。

その直後には、途中から入った11番石橋遼大が右サイドから仕掛け37番高橋悠に繋げて見事なシュートを放つも相手キーパーに弾かれます。このプレーで得たコーナーキックのチャンスから、11番石橋遼大のクロスを26番舘澤佑磨がヘッドで流したところを28番アピッチ輝が狙うもシュートは枠を捉えきれず。

というところで、後半40分ほどを迎えたところで、試合を見ていた位置から、知っているサポーターさんの姿も見えつつ、また、そちらサイドの方に挨拶したいけど、なんとなく、その日は、夜からACL決勝と言うことで、試合が終わってすぐに会場を後にしてしまうだろうなと思いつつ、見ている位置からぐるっと回って正門の方に回ったため、残り5分ほどは、あまり見えていないのと、そもそも後半の攻撃とは逆方向に移動したので、残り時間に何度かあった結構惜しいと思われた攻撃も細かいところが分からずじまいでした、すみません。。

結果的に、得点は動かずに0-1で終了となりました。

で、ここでまた私の勘違いが起こっていたのですが、S2リーグは、AとBに分かれていて、順位によっては、順位決定戦を行うことは知っていたものの、私の勝手な記憶で、その試合は、だいぶ相手から開催されると思ってしまっていたのですが、S2Aで6位で終了した浦和レッズユースBは、もう来週にS2Bで6位になった浦和南高校Bと試合があるのですよね(浦和の公式で知りました。)

これで今年のS2は終わりだ集大成だと勝手に思ってしまっていたのですが、レギュラーシーズンとしては終了になりましたが、すぐ1週間後に本当のS2リーグの最終戦が行われると言うことで、であれば、この試合の悔しい敗戦は、次の試合で晴らせばよいと言うことで、タイトルには、本当に捻りもない「順位決定戦で勝って終わろう」という言葉を入れることにしたということです。

12月1日は、ユース関連の試合はないと勘違いしていて、別の試合に行くと友達に話をしてしまったものの、ここは、怒られながらも、S2の試合に足を運びます。

ということで、次の試合も楽しみにしています!

ではでは。

この試合の写真は、facebookページに掲載しています⇒こちら

解説動画追加しました↓

高円宮杯プレミアリーグ2019/11/23 浦和レッズユースvs流通経済大学柏高校 1-1引分け・・・雨の中での難しい一戦でセットプレーも多く奪えたことが収穫

どうも、ブクメです☆

実は、昨日の夜中に、木曜日のU16リーグの試合の解説動画を作成してアップしている途中に、何を思ったのか、PCを動画ファイルの容量が圧迫するなと、最中に削除するという大失態をやらかしまして、スマホの元データも、PCに移したデータも消してしまい、当然、アップ中の動画は、そこで、止まってしまうという意味のわからないことをやってしまいました。

割と1本作ってから、アップするまでに時間を要するため、作り直してということもできず、気が付けば、土曜日のプレミアリーグの試合の日になっていました。ジュニアユースの高円宮杯本戦を決めた試合とかも、解説動画作ろうか考えているうちに、時間が過ぎてしまったりで、新しい試みに調整の部分で翻弄される(ただの自分のミスなのですがw)一週間でもありました。

じっくり追加していくか、いくつかまとめてにするかなど、来週の仕事の合間などにやっていきますね。

ということで、Jユースカップの期間中断していた高円宮杯プレミアリーグが本日より再開。残り3試合の初戦となる流通経済大学柏高校戦を駒場スタジアムで観戦してきました。

天気予報通りの雨。前日ほどではないものの、冬らしい寒い気候も相まってと言う、なかなか観戦するにも、プレーする選手にとっても、やりにくい環境下での試合になりました。そんな中、今シーズンは、公式戦の日程が被っていない時によく見られる、ジュニアユースの選手のチャントでの応援も見られました。

前半は、ジュニアユースの選手は写真のように雨の中メインスタンド真ん中の前列で応援。後半は、上段の屋根のエリアに入っての応援をしていたのですが、私が見ていた場所が写真を見ていただくとわかるような位置になるのですが、この真上の方で応援していたので、後ろから屋根に反響する応援だったので、なかなかの迫力でした(あと、そのおかげで余計な野次などがよくある駒場スタジアムですが、そういうのが聴こえなくなっていたのも良かったですw)

では、試合の話に移りますね。

vs流通経済大学柏高校戦メンバーと交代は以下、

GK25番鈴木彩艶、DFが左に12番福島竜弥(後半39分⇒31番大野海翔)、右に8番冨田蓮、センターバックに34番工藤孝太と27番山田奈央、MFが左に22番奥山圭介(後半スタート⇒20番木下翼)、右に10番山中惇希、真ん中に4番玉城大志と3番清水哲太、FWが左に9番波田祥太、右に19番成田安里(後半27分⇒7番與那覇航和)

となります。

聞くところによると、ここに来て怪我の選手も多いようで、今日少し試合後に話すことができた選手などに聞くと、復帰が来シーズンにずれ込む可能性が高いという選手もちらほら。そんな中で、この試合では、久しぶりに7番與那覇航和がベンチ入りし、後半途中からプレーする姿を見ることができるなど、怪我から復帰と言う選手のプレーも見られると同時に、あれ、今日見かけられなかった選手もいたりで、怪我なのかと心配になるところもありつつです。

ここしばらくの公式戦では、前半において試合はコントロールしていても、攻撃のスイッチが入りきらず、ゴールに向かうプレーや思い切ったシュートが見られないことで、前半終了時に、そういえば、コーナーキックなかったなとか、1,2本あったかなという試合が多かったことを考えると、この試合は、試合の入りと言うところでは、前線の選手の抜け方や、ゴールへ向かう姿勢が見られたところから、早くも3分くらいにこの試合最初のコーナーキックを奪ってのチャンスを作り、前半10分前後にも連続でコーナーキックを奪いチャンスを作る場面など、より多くセットプレーを奪えていたことからも、これまでと違う入りができていたと言える試合運びになったと言えますよね。

コーナーキックを取ることができるとということで、3番清水哲太からのコーナーキックでのチャンスも作られ、シンプルにヘッドで合わせて直接ゴールをというクロスではなく、ファーまで飛ばして9番波田祥太がヘッドで折り返してのような形であと一歩でゴールと言う形も作り出していましたし、実際に、ビハインドを背負って前半を折り返すかと言うところで迎えたコーナーキックのチャンスでも3番清水哲太からのファーサイドへのクロスから折り返してこぼれてのところで、最後に10番山中惇希が決めて1-1とすることができ、攻撃にウェイトがかかっている分、相手の攻撃への隙も生まれることが多かった難しいところもあった前半で相手リードで気分よく後半に入らせないことに成功できたのも、局面でのセットプレーを上手くいかせたからとも言えるような前半の戦いでした。

攻撃の組み立てのところで、左サイドバックに入った12番福島竜弥が攻撃参加して上がっていく回数が多いところや、右サイドバックの守備のところで8番冨田蓮が強さを見せていたいたこともあり、その辺りを相手が上手くついて、浦和の左サイドを狙った仕掛けがはまった時には、危険な場面を作られることも、回数ある前半でしたが、GK25番鈴木彩艶の好セーブや、27番山田奈央、34番工藤孝太のバックラインの選手が跳ね返してピンチの場面をギリギリでしのぐ場面が多かったものの、前半27分の失点の場面は、ちょうど、その前に相手の右サイドからの仕掛けで裏へ抜けられて体一つ前に抜け出されるような場面が連続で起こったところ(その2つは、なんとかしのいだ)で、相手に良いイメージを持たれたところからの、相手10番の選手の抜け出しからの見事な1つのトラップで突破され、ラストパスを供給されての失点という形になりました。

一緒に見ていた方も言っていましたが、攻撃的なスタートを切ったところで、逆に相手へのプレッシャーが緩くなることで、相手にもやりやすい状況を作らせてしまった前半と、逆に後半は、相手の攻撃に対してのプレッシャーの部分をより激しくすることに成功したことで、前半ほど個々で長けている選手に自由にプレーをさせないことに成功していたとも言えます(その分、攻撃のリズムが作りにくくはなっていたとも言えますが。)

いわゆるバランスのところになるので、難しいところですよね(同時に、前半0-0でセットプレーがほとんどなく、後半勝負になることが多い時に、前半から取りに行くほうが良いのではと、たびたび書いている私のわがままなことと言ったらとか、こういう展開になった時は感じたりもするわけです。)

ちなみにコーナーキックの事ばかり書きましたが、相手のゴールに近い位置でのフリーキックのチャンスも前半からこの試合は浦和が多く作っていました。

後半に入ると、先ほど書いたように、やや攻撃のところでは、リズムがあまり良くないなというプレー(フレッシュな選手が飛び出すタイミングと味方のパスの意図が合わないなど)も見られたものの、逆に言えば、相手の攻撃に対するケアというところでは、相手の危険な選手を自由にさせないというところでは、前半よりもできていたとも言えます。

後半も両チームともゴールに近づく場面は何度か作っているものの、30分くらいまでは、なんとなく1-1のままで終わりそうだなと言う雰囲気も感じるところもあったのですが、後半27分に7番與那覇航和が入ったあたりからは、浦和が勝ちに行くというメッセージも感じられ、相手ゴールに迫る場面が増えます。

そして、試合終盤には、決定機もいくつか作りましたが、その中でも、一連の流れとして印象に強く残っているのが、後半40分ごろのプレーで、左で20番木下翼がパスを受けたところで相手ディフェンダーが数名寄せてきて、相手の守備も左に意識が寄っているところで、右のスペースが空いていて、そこに10番山中惇希(8番冨田蓮だったかも)が走っていて、そこが見えていて出せれば、チャンスになりそうだなというところで、12番福島竜弥が足を痛めて交代で出場となった31番大野海翔(公式戦初出場だったはず)が左サイドバックの位置からパスを受けられる位置に上がり、20番木下翼からのパスを受けると迷わず大きく右に展開をしたんですね。で、これが見事に右サイドから走りこんでいた選手に渡り、左に意識が集中していた相手を揺さぶることに成功し、クロスに9番波田祥太が合わせてあと一歩でゴールと言う形になったわけです。いわゆる連携プレーと広い視野でプレーできたことによって崩した形での決定機でした。

攻撃の際の崩しの形と言うところでは、相手の方が種類を多く持っているような部分は実際には見えた試合ではありますが、浦和としても、先ほど挙げたような形での崩しを見せることもできましたし、局面での崩しの形で味方同士が、これで崩すことができたというプレーを体で感じて覚えていくことができることによって、次に同じような局面ができたときには、よりスムーズな連携になって行くとも思いますし、次につながるなと感じるんですよね。

結果的に勝ち点3は取れなかったものの、勝点1を積み上げたことで、またこれで、残留の事を考えずに伸び伸びと戦えるような状況を残り2試合に作り出すことができてきたとも言えますし、この試合を踏まえての次節が楽しみになるとも言えます。

・・・それにしても、サッカーにはつきものとは言っても、天候が邪魔するような試合は嫌なもので、プレミアリーグ残り2試合は、寒いは仕方ないので、強風とか大雨とか、そういう要素がない中での試合が見たいものです。

大雨の中お疲れさまでした。

ではでは。

この試合の写真は、facebookページに掲載しています⇒こちら

解説動画追加しました↓

U-16埼玉県サッカーリーグ2019/11/21 浦和レッズユースvs昌平高校 3-1勝利・・・素晴らしい戦いぶりでした!

どうも、ブクメです☆

今日の戦いぶりを見て、がぜんS2最終節も楽しみになりました!

ということで、木曜日は、埼玉県U16リーグの試合を観戦してきました。会場は与野八王子グラウンドということで、仕事も割とうまく調整出来たものの、時間帯も時間帯だったので、思った以上の渋滞で当初予定されていた18:30キックオフに間に合うか心配になりながらも、キックオフ10分前くらいに無事到着し、キックオフ時間自体も15分遅れて18:45からになっていたので、割と落ち着いてから試合を見ることができました。

先週の土曜日に、浦和レッズユースBの練習試合vs前橋商業高校戦を観戦し、この試合のメンバーのほとんどが1年生という状況での戦いを見て、勝手に、今回足を運んだU16リーグの昌平高校戦と結び付けつつの、24日のS2リーグ最終節までも結び付けたブログを書いたりしましたが、余計なお世話だったかなと思うこともありつつ、でも、その試合で見られた良い要素というのが、今回の試合でも継続して、更に力強く見られましたことからも、その試合に足を運んでおいて良かったなと思うところもありつつ。

そして、課題とか勝手に書いていた部分で見事なプレーが見られてのゴールもあり、その辺も流石だなと。

ということで、試合の話に移りますね。

vs昌平高校U16戦メンバーと交代は以下、

GK41番樋口燿大、DFが左に42番吉田来綺、右に32番岡田翼、センターバックに40番茂木柊哉と28番アピッチ輝、MFが左に37番高橋悠(後半スタート⇒6番水倉慧*中3)、右に38番舘樹(後半32分⇒10番新城愛斗*中3)、真ん中に35番島垣翔と39番戸田大翔、FWが左に36番瑞慶山一真(後半35分⇒11番稲垣篤志*中3)、右に33番小川聖凪(後半35分⇒9番西田春斗*中3)

となります。

対戦相手の昌平高校U-16の試合自体は見てはいないものの、順位表を眺める限りは、消化試合数は少ないものの、全勝で、なおかつほとんどの試合で大差で勝利しているというのをチェックしたのが、このブログを書く前と言うことで、言うまでもなくS2リーグでの昌平高校Bの順位などは見ていたので強いとは思っていたものの、U16リーグは、その中でもかなり抜けた力を見せていたということで、改めてその状況を確認して、今日の浦和レッズユースの戦いぶりが凄かったことが分かります。

試合開始から、相手ベンチからは、途中で選手を落ち着けるために「人にしか来てないから」という声がかけられていましたが、組織的に守るとか、網にかけるとか、そういうところ以前に浦和の選手の相手へのプレッシャーがかなり凄かったわけです。で、個々で相手の攻撃のスイッチを入れさせないようなプレッシャーをかけることができていたと同時に、決して、ただ追いかけてということではなく、競り合いの時の体のぶつけ方だったり、体の入れ方だったり、球が離れた時の狙い方だったり、そういった要素が全体として、意識が高くスタートからできていたと思います。

それに加えて、特に前半は、中盤でのパス回しや前線での33番小川聖凪や36番瑞慶山一真、そして、38番舘樹など高い位置で相手にプレスをかけて奪える場面が多い中で、そこからのパス回しからの、右サイドバックの32番岡田翼を経由したサイド攻撃がかなり機能していて、前回の練習試合の時にクロスの精度が悪くなってしまうことが多いという書き方をしてしまいましたが、この試合の前半の仕掛けでは、持ち上がってのクロスやワンタッチのクロスと使い分け、更に精度のところでも、かなり相手にとって嫌な位置に上げる効果的なクロスが上げられていました。

得点経過自体は、浦和ペースでスタートしたものの、相手の反撃からのコーナーキックのチャンスでオウンゴールを誘発されて、0-1と、ビハインドを負う形にはなりましたが、前半3分に相手ディフェンダーに寄せられながらもサイドでパスを受けて持ち上がった32番岡田翼が粘ってクロスを上げて37番高橋悠が詰める場面だったり、前半5分には、今度は、右サイドを駆け上がったところで、32番岡田翼が中盤からのパスをダイレクトで上げて、ここに37番高橋悠が走りこむ惜しい形を作るなど、サイドからの攻撃で多くチャンスを作る形ができていました。

前半10分には、39番戸田大翔からのパスを受けた42番吉田来綺が枠は捉えられなかったものの、思い切ってシュートを狙う場面など、ゴールへの意識の高さも見られました。

個々の特徴を見せてやろうというプレーも多く見られ、前半15分には、33番小川聖凪が前線で相手ディフェンダーに囲まれたところを、マルセイユ・ルーレットで突破を図る場面が見られました。

その後、前半21分に高い位置でのインターセプトからペナルティエリアに侵入して倒されてPKを獲得すると、(おそらく、インターセプトからの突破も36番瑞慶山一真だったと思いますが)これを36番瑞慶山一真が決めて1-1と同点に追いつきます。

先ほどの個々の特徴と言うところに戻りますと、前半23分には、攻撃のスイッチが入りそうなタイミングで、37番高橋悠がかなり良いタイミングでの出だしで、裏を取るような走りを見せて仕掛けます。

前線の味方同士の距離感も良く、例えば、36番瑞慶山一真が高めのボールで競った時にはヘッドで落としたところに33番小川聖凪がしっかり入って受けて仕掛ける形だったり、その逆もあったり、ここに38番舘樹も絡むという形も多くなりました。

前半30分には、36番瑞慶山一真から右の38番舘樹にきれいにつなげ、持ち込んでのクロスに33番小川聖凪が真ん中、その奥で37番高橋悠が走りこむという惜しい形を作ります。

前半31分には、相手の攻撃をバックラインで跳ね返した後の攻撃で32番岡田翼が素早く前線に走る33番小川聖凪に縦パスを通します。

相手の反撃も相手の5番や40番のスピードのある攻撃でチャンスを作られることがあるものの、40番茂木柊哉を中心に跳ね返し、守備的な中盤のバランスを35番島垣翔が上手くポジションを移動させながら、とる形で防ぎつつ、それでも危険なシュートを放たれたところでは、41番樋口燿大の好セーブも見られ、前半は、それ以上の失点を許さず。

そして、迎えた前半36分に右サイドから駆け上がる32番岡田翼にパスが通り、持ち上がってのクロスが相手ディフェンダーが触れない見事なコースを通し、真ん中で33番小川聖凪が走りこみおとりになり(わずかに届かなかったか、奥から36番瑞慶山一真が来ているのが見えたからスルーしたか)、左から走りこんだ36番瑞慶山一真が押し込んでゴール!

これで2-1と逆転に成功します。

その後も前半39分に左サイドから37番高橋悠が縦への突破で上手く強弱を使って相手ディフェンダーを抜き去って仕掛ける形など作る場面などありつつ、前半を2-1とリードして折り返します。

これも、与野八王子グラウンドの夜の試合でよくあることなのですが、照明と観戦エリアの位置の関係から、後半は浦和が遠い方へ攻める形で、これが本当に細かいところが見えにくくなり・・・まあ、言い訳ですが、後半の浦和の攻撃の細かいところがあまり確認できずでしたが、前半と比べると、やや連携が乱れることや単発になるプレーも多いように見えるところがあったことや、相手がビハインドで点を取りに来る展開になったことなどもあり、時間帯によっては、やや相手の攻撃をしのぐ時間が長くなったところもあったかなという後半。

確認できたところでは、後半13分に33番小川聖凪の惜しいヘディングシュートで相手キーパーが何とか弾いてクリアというチャンスや、同じく後半20分に、相手ディフェンダーに囲まれてプレスを受けて倒れながらも33番小川聖凪がシュートを放つ場面や、後半21分には、28番アピッチ輝のバックラインからの縦パスをワンタッチで33番小川聖凪が裏へ出し、そこへ39番戸田大翔が抜けだしてチャンスにつなげる場面が惜しいチャンスとなっていました。

比較的セットプレーを与える場面が多くなった後半で、集中してほとんどしのげてはいたものの、後半17分の相手コーナーキックからのフリーでシュートを打たれた場面は、相手のシュートミスで枠を外れて助かったなと。また、後半24分にも相手コーナーキックからの流れで、今度は、枠を捉えた危険なシュートを放たれたもののGK41番樋口燿大が見事な反応で防ぎます。

2-1とリードしたままで残り時間が少なくなってきて後半残り5分ほどというところで、投入された9番西田春斗が、パスの出し手は確認できなかったものの、見事なパスが裏へ出て抜け出して、キーパーと1対1になり、落ち着いてゴールを決めて3-1となります。

後半は試合が止まる時間がやや多かったため、アディショナルタイムも思ったより長めに取られていましたが、相手の反撃を振り切り、3-1で浦和の勝利となりました。

試合中の声も良く出ていましたし、何より、球際や次への予測や意識のところでも、相手より優った局面が多かったことが見ていて嬉しかったですし、頼もしかったです。

U16リーグは、この試合で浦和レッズユースは最終節と言うことで、見事な勝利で締めくくりになりした!

ここから、23日に再開するプレミアリーグ、24日のS2リーグ最終節と続いていきますので、どちらで戦うにしても、この試合で見せたプレーを更に継続して、週末の戦いで見せてもらえることを楽しみにしています。

そして、ジュニアユースの高円宮杯予選を連続で先週末見ることができた中での今回のU16リーグだったと言うことで、今日出場したジュニアユースの選手たちのプレーも、先週の戦いと重ねてイメージしながら見ることもできましたし、こちらの戦いまでは、まだ1か月ほどありますが、こういう試合での経験を生かして、ジュニアユースのチームへも還元しつつ、大会での活躍を楽しみに待っています。

ではでは。

この試合の写真は、facebookページで掲載しています⇒こちら

高円宮杯全日本ユース(U15)サッカー選手権 関東大会2019/11/16-17 浦和レッズJrユース全国出場の2試合を観戦してきました。

どうも、ブクメです☆

今回の二日間も、今年ジュニアユースの試合にあまり足を運んでいない身からすると、サポーターサイドからすると「美味しいところ持って行ったね」と言われてしまうような2日間ですが、誰が何と言おうと、美味しい素敵な2日間を過ごさせてもらいましたよ。

ということで、プレーする選手にとっては、かなり身体的にも過酷な2週間となった高円宮杯U-15への戦いのブロック別の準決勝、決勝の2試合をこの週末足を運ばせてもらいました。

この2日間に足を運びたいと思った大きな理由は、やはり10月下旬に、色々な状況が重なって駒場スタジアムサブグラウンドでユースの試合の後に、そのまま観戦することができた関東U15リーグの湘南ベルマーレU-15戦での印象的な試合を観戦することができたことも大きな理由になっています。私は、今年は、育成の体制が変わったところから、ユース中心の度合いを高めて、それと同時に自然と、それ以外のカテゴリがまんべんなく、その時に見たいと思ったものを見るという形で足を運んでいましたが、その試合を見たことで、全国を決める戦いと、その本戦も足を運びたいなという思いが強くなっていたということで、その意味では、縁があるとも言えます。

本当に、幸運にも長く足を運ばせてもらっていますと、浦和のアカデミーから羽ばたいていった選手が当然ながら増えていくわけで、そのカテゴリも膨大になり、この週末で言えば、実は、大学サッカー系でも足を運んでおかないと、その選手の最後の試合となるかもしれないという試合もあったのですが、それら以上に、ここに足を運びたくなったということです。

さて、

浦和レッズジュニアユースは、負けたら終わりのトーナメント戦で先週末9日にFC深谷、10日に湘南ベルマーレU-15EASTに勝利して、今週のブロック準決勝と決定戦に臨みました。

会場は、今週は、本大会でも使用される前橋フットボールセンター(下増田運動場)での連戦。

もちろん、関東U15リーグの順位で上位に入りダイレクトで本戦に出場できるのが最もスムーズとは言えますが、その順位に入れずにこのトーナメントに進むときには、ほとんど書いていますが、高円宮杯出場が目標ではなく、高円宮杯優勝が目標であるのであれば、本戦と同じレギュレーションの負けたら終わりのトーナメントを勝ち抜くことが大きなアドバンテージになるのは確かですし、また、その序盤戦で戦う可能性の高いグラウンドで戦えるという関東予選ならではのメリット(今回の場合は、強風とか、この時期になるとピッチコンディションが結構厳しいものになってくるとかを実際にプレーして感じられる)も得ることができる。

さらに言うと、ダイレクトに出場を決めているチームは、既にリーグ戦全日程を終えている中で、そこから2週間公式戦でギリギリの戦いができることも私はメリットになると考えています。

もちろん、ここでの経験を高円宮杯に活かすには、4試合負けずに勝ち抜く必要があるので、そのメリットを見せられるのは、4つのブロックで勝ち抜いた4チームのみになるわけで、そこを勝ち抜いた1チームが今回は、浦和レッズジュニアユースとなったわけです。

いわゆる、町クラブと呼ばれる対戦相手が、このカテゴリで台頭するようになってから、数年が経ち、クラブユースのチームを倒すことが波乱とも言われなくなりつつある中で、今回対戦したFC多摩も前橋FCも本当に強い相手でしたし、勝敗のところでは、どちらに転んでもおかしくない相手でした。

総括的な書き方になりますが、まず、この2試合についてメンバーと流れなどをざっくり(とは言っても、書き出すと長くなることが多いですがw)書きますね。

vsFC多摩戦のスタメンと交代は以下、

GK18番鮎澤太陽、DFが左に6番水倉慧(後半23分⇒12番石川真稀)、右に2番齋藤駿(後半40分⇒22番青柳仰)、真ん中に3番滝瀬健太郎と17番都築駿太、中盤が、左に7番萩元雅樹、右に40番阿部水帆(後半40分⇒21番河原木響)、真ん中に4番大當泰生と10番新城愛斗(後半19分⇒23番関谷輝)、FWが11番稲垣篤志(延長前半5分⇒28番志田出帆)と9番西田春斗

となります。

この日、特徴的だったのは、朝がかなり冷え込んで、試合の時間に一気に気温が上がってきたという状況下での試合で、その辺りの影響もあったのかもしれませんが、そもそも、体力の回復の早い中学生世代とは言っても、40分ハーフの公式戦を先週も土日と戦ってきての流れで、疲労の蓄積などもあったのかもしれませんが、かなりの消耗戦になる試合と言うか、逆に言うと、相手のFC多摩の体力がものすごいなと感じるところにはなったのですが、試合終盤にかけては、浦和側に疲労から足がつる選手が多く出るような状況となる過酷な一戦となりました。

試合は、序盤の前半3分に獲得したコーナーキックのチャンスで11番稲垣篤志のヘッドがバーを叩く惜しいチャンスを作るなど、浦和がチャンスを作る場面が多いスタートで早めに先制していればもっと楽に進められたかもしれませんが、なかなか得点には至らずでしたが、逆に相手の攻撃に対しても集中した守備でそこまで危険な場面自体を作らせないような戦いもできていたと思いますし、何度かあった危険な場面もGK18番鮎澤太陽の好セーブで防ぐことができていました。

試合の均衡を破るゴールは前半32分、7番萩元雅樹が中盤低めの位置から長いパスを裏に通し、そのパスにタイミングよく抜け出して受けた9番西田春斗がキーパーと1対1の形となり、これを決めて1-0と先制します。

このゴールで前半を1-0とリードで折り返して迎えた後半は、今度は、早い時間帯に相手にかなり危険な形を作られたものの、ここもGK18番鮎澤太陽が見事な反応で防ぐもやや相手ペースになっている時間帯の後半11分にペナルティエリア少し外で与えたフリーキックの流れから、オウンゴールを誘発されるような見事な軌道のフリーキックで同点に追いつかれ1-1となると、この辺りから、運動量に勝る相手とやや疲労度が見える浦和と言う構図になって行き、足をつる選手が浦和側に多く出てくるような状況になります。

それでも、守備のところでの集中は切らさずに、相手の攻撃を跳ね返した後は、前線の選手がやや単発になることは多くなったものの、果敢にゴールに仕掛けていく場面も見られつつ、後半終了間際には、2度ほど決定機を作るものの、これを決めきれず、延長戦に突入します。

延長線に突入しても、お互いに決定機を作る場面がありつつ決めきれず、試合は延長後半に入り、迎えた延長後半5分に3番滝瀬健太郎が決めて2-1とし、難しい戦いを浦和が勝利したという試合になりました。

この試合の隣のピッチで同時刻キックオフで試合をしていて勝利したのが、決定戦で対戦した前橋FCとなりますが、そちらの試合も延長戦まで突入したようで、お互いに延長戦まで戦った中での日曜日の代表決定戦と言う流れになりました。

vs前橋FC戦のスタメンと交代は以下、

GK18番鮎澤太陽、DFが左に6番水倉慧、右に2番齋藤駿、真ん中に3番滝瀬健太郎と17番都築駿太、中盤が、左に7番萩元雅樹、右に40番阿部水帆(後半35分⇒21番河原木響)、真ん中に4番大當泰生と10番新城愛斗(後半33分⇒23番関谷輝)、FWが11番稲垣篤志と9番西田春斗

となります。

この試合の最大の敵は、強風ということで、終始かなり強めの横風が吹き続ける中での試合となり、互いに思うような戦いができない状況が多くなる試合となりました。そして、相手の前線の選手にスピードのある選手やスピードに加えて体幹の強い選手もおり、浦和が、11番稲垣篤志がゴールを意識したプレーで隙があれば遠目でもシュートを狙うような姿勢を見せる中で、相手も少ないチャンスで少ない人数で点を決められそうな雰囲気の選手がいるという中での試合になりました。

そして、相手の攻撃に対する守備の硬さというのも、浦和同様に見せる相手で、これに関しては、細かく言えば、浦和側に攻撃の際の工夫が足りなかったとも言えるのかもしれませんので、全国までにそういうところを高めたほうが良いという課題にはなっていくとも言えますが、強風がどちらかに味方する何かが起これば、それが決定機を与えて試合を動かしてしまうかもしれないというような、ギリギリの試合になっていたとも言えます。

ただ、その中でも、試合の勝負の時間帯となる、後半終盤のところや、延長戦に入ってからの戦いでは、浦和が押し込むような時間帯がありましたが、その惜しい形がゴールになることなく、死闘の末のスコアレスドローのままPK戦に突入します。

このPK戦で相手の最初のキッカーをGK18番鮎澤太陽が見事な反応で防ぐと、その後、浦和は5人全員が決めて勝利となりました。

凄くどうでも良いことなのですが、今日は、試合中はずっと立って応援していたのですが、PK戦になった時に、見る側の自分がリラックスしたくて敢えて地面に座ってPK戦を見させてもらいました。だからどうということではないのですが、それで、これだけ見事なPK戦勝利と言う流れになると、今後は、こういった試合でPK戦になった時には座るという勝手なジンクスを私も作ってしまいそうだなと思ったりw

・・・と、どうでも良いことを挟みつつ、本当に、「勝負」のところでは、浦和が勝ちましたが、2日間通して、どちらに転んでもおかしくないような、それだけのレベルの相手との試合を見ることができて、その結果、応援する浦和レッズジュニアユースが、勝利し、年末にまた戦いを見せてもらえる機会ができたことを嬉しく思っています。本当に、私は美味しいところばかりもらっているw

私が直接長く見てきたわけではないものの、今年のジュニアユースの戦いを多く見ている方から、ここを勝ち抜いて、本戦に出場できれば、長く怪我で戦列を離れている選手も間に合うという話なども聞いていましたし、今回の戦いに関しては、様々な思いを受けてピッチに立った選手たちが、その思いをまず一つ実現させたということになります。

そして、昨年に引き続き、今年も、高円宮杯での快進撃を期待しています。伸び伸びと、思う存分暴れまわってもらえる姿を見るのを楽しみにしています!

まずは、2日間楽しい思いをさせてもらいありがとうございました。そして、次の戦いも楽しみにしています!

あと・・・前橋FCのPKを外してしまった選手は、ぜひ前を向いてもらいたいです。試合を見ていて、本当に、浦和を応援する側として見ていたら、嫌な選手(一つのサッカーの試合として見たときには、スピードもあり、体幹も強く、そして、ゴールへの姿勢も素晴らしいタイプなので、今後の活躍を期待したくなる選手として印象に強く残りました。)でした。今後の活躍に期待しています!

ではでは。

浦和レッズジュニアユースvsFC多摩の写真は、facebookページに掲載しています⇒こちら

浦和レッズジュニアユースvs前橋FCの写真は、facebookページに掲載しています⇒こちら

練習試合 2019/11/16 浦和レッズユースBvs前橋商業高校 1-2敗戦・・・後半途中からの戦いぶりが見事だった

どうも、ブクメです☆

今週末は、浦和レッズジュニアユースの高円宮杯関東予選に足を運ぶと決めており、土曜日は、10時半キックオフのブロックの準決勝のFC多摩戦を観戦(前橋フットボールセンター)しつつ、ちょうど、掛け持ち可能な日程で、前橋商業高校で浦和レッズユースBの練習試合が13時キックオフで入ったということで、足を運ぶことができました。実際は、ジュニアユースの試合が延長までもつれ込んだと言うことで、試合会場の前橋商業高校に到着したのは、キックオフから30分くらい経ってからになります。

浦和レッズユースBに関しては、来週木曜日にU16リーグで昌平高校と対戦することや、S2リーグの最終節を24日に控えているということで、それらの試合へ向けての現在地をちょうど良いタイミングで見ることができました。

毎度のことですが、練習試合と言うことでそこまで細かくは書きませんが、全体的なところで感じたことなどを書きますね。

vs前橋商業高校戦メンバーと交代は以下、

GK30番川﨑淳(後半スタート⇒41番樋口燿大)、DFが左に5番遠藤龍河、右に40番茂木柊哉(前半31分⇒29番伊澤壮平/後半15分⇒33番小川聖凪)、センターバックに32番岡田翼と28番アピッチ輝、MFが左に42番吉田来綺、右に11番石橋遼大、真ん中に45番???と35番島垣翔(後半スタート⇒39番戸田大翔)、FWが左に38番舘樹、右に36番瑞慶山一真

となります。

そういえば、以前もちょうど新体制になりたての頃に、リストにない選手が出ていて、それが誰だったのかが解決しないままに過ぎたものの、この試合では、中盤の位置に45番をつけた選手がいました。たぶん、コウヤと呼ばれていたと思うのですが、来年外部から入る選手なのかな~とか思いつつ。

先ほども書きましたが、試合自体は、既に前半が30分ほど経過してからの観戦になったので、それまでの状況はわからないものの、練習試合ながら、タイマーと得点ボードがしっかり用意されていたので、0-0の状況で試合が進んでいると言うことは、確認できました。

試合を見始めて、すぐに感じられたところとしては、5番遠藤龍河が、かなり意識して厳しい言葉も含めて、味方に指示を出し続けている姿で、私が見ることができた前半残り15分ほどは、相手の攻撃を浦和が跳ね返す場面が多く、その反撃の場面では、相手ディフェンダーに簡単に奪われて、また反撃を受けるような場面で、相手の強さがどのくらいかは、わからなくても、特に球際のところなどで負けているケースが多いのが気になるところでした。

それでも決定機のところで、30番川﨑淳がスーパーセーブで防ぐ場面などもあり、前半0-0で折り返します。

思うように行かない展開の中でしたが、短い時間でしたが、前線に入っていた36番瑞慶山一真が、前線でかなり強く競ったり、戦えている印象も残った前半でもありました。

後半に入り、バックラインで統率を取りながら、行ける時には攻撃参加するプレーを見せていた5番遠藤龍河が、38番舘樹からの落としをダイレクトで前線のスペースに通し、29番伊澤壮平が僅かに追いつけなかったものの、ここに通れば一気にキーパーと1対1と言う惜しい展開など見られ、リズムとしても良い入り方をした後半でしたが、5分に失点を喫して0-1と追いかける展開になったものの、後半は、球際のところで負けないプレーが多くの選手にできる場面が多く、特に私が見ていたサイドで近くで見られたからわかりやすかったと言うこともあるかもしれませんが、中盤の39番戸田大翔のところで収まり、仕掛けたときに相手に引っかかっても、そのこぼれ球も奪うようなプレーができている、こういった球際できれいに抜けなくても、相手にかかっても、その次に奪えば良いというプレーが36番瑞慶山一真や、38番舘樹のところでもできており、この3選手が良い距離で絡むプレーが増え、このエリアから相手のゴールに迫る場面が明らかに多くなっていました。

また、前半は、やや球際での競り合いながらのキープというところで、足りなさも感じられた42番吉田来綺が、後半20分くらいから左サイドバックにポジションを移し、5番遠藤龍河がセンターバックの位置に入ったところで、近い位置でプレーすることになったからとか、私は勝手に思っていたところもありますが、明らかにこの辺りから、42番吉田来綺が相手との体のぶつかり合いを怖がらずにやれるようになり、その意識をベースに元々あるテクニックのところで仕掛けるプレーができる場面が増えてきた印象がありました。

試合自体は、後半36分にPKを与えてしまい0-2とビハインドとなり、後半41分に11番石橋遼大からのクロスを28番アピッチ輝がヘッドで決めて1点を返すも1-2で敗れるということにはなりましたが、後半の戦いぶりは、かなり見事なものがありました。

大きな展開からの32番岡田翼のクロス。その精度のところで、味方から言われるところもありつつも、決定機を作るようなクロスも上げられる場面もあり、その良いイメージを継続できると良いなと。

切り替えや、集中力のところでは課題もあるものの、28番アピッチ輝の相手の起点を読んで摘み取るプレーなどもあり、ここは、味方からも称賛されていましたね。

そして、45番の選手は、本職が中盤の選手なのか、フル出場で球さばきの上手さは、試合を通して感じることができました。

36番瑞慶山一真の相手キーパーへプレッシャーをかけてミスキックを誘うプレーだったり、後半から入ったGK41番樋口燿大からの的確なロングフィードで一気に29番伊澤壮平に通してチャンスを演出した場面など、ポイントポイントで目を引く場面も多くなりました。

決定機も後半は多くあったところで、それらをもっとしっかり決められていれば、逆転勝ちも問題なくできていましたね。

・・・で、この試合を見ながら思ったのが、とにかくこの試合は、鼓舞するところでも声を出すところでも、守備の強さのところでも、狙えるところで攻撃参加したところでも、とにかく5番遠藤龍河の存在感が大きかったわけです。

実際に、後半力強く戦うことができたところも、後ろにそういう存在があったからとも言えるところもあり、ただ、相乗効果で、これまでの1年生中心のチームでは、あまり見ることができなかったような、ボールへの執着心のあるプレーと力強くプレーすることなどが、後半途中からかなり見られていたんですよね。

チームとして、こういう意識が高まっていけば、S2の最終節もかなり楽しい戦いを見せてもらえることは間違えないのと同時に、では、3年生の5番遠藤龍河がいないU16リーグの昌平高校戦では、1年生中心(状況によっては、ジュニアユースの選手も入る)で、今日の後半のような戦いができるのか、いわゆる良いイメージのところを、しっかりチームとして継続できるかどうか、そこが凄く見たいなと思っていいます。

木曜日の夜ということで、行けるかどうかは、かなり微妙なところなのですが、せっかく今日このような戦いぶりを見せてもらえたので、いわずとしれた強敵の昌平高校相手にどういう戦いを見せてくれるのか、なんとか調整して足を運びたいものです。

中途半端な観戦にはなってしまいましたが、結構、収穫は多かったなと勝手に満足しつつ帰路につきました・・・とさw

ではでは。

浦和レッズユースvs前橋商業高校の写真は、facebookページに掲載しています⇒こちら

解説動画追加しました↓

アカデミー卒業生関連 2019/11/08~10 – 全国地域サッカーチャンピオンズリーグ2019をVONDS市原中心に観戦してきました。

どうも、ブクメです☆

先週は、金土日と3日間にかけて、社会人リーグのJFL昇格をかけた戦いとなる地域チャンピオンズリーグの秋田開催(仁賀保グリーンフィールド)のVONDS市原絡みの試合を3試合観戦してきました。

今年も何度かブログでも書いていますが、VONDS市原には、浦和レッズユース出身の西袋裕太が所属しており、当初は、1か月前の10月に開催された全国社会人サッカー選手権大会に足を運ぶ予定で考えていましたが、VONDS市原自体が大幅にメンバーを変えて臨んでいたことや、台風の影響などもあり、断念したことから、ずっと検討していた大会でした。

ちょうど、この週は、浦和レッズユースの公式戦が空いたことで、より行きたい気持ちが強くなり、もちろん、浦和レッズジュニアユースの全国大会の予選がスタートするということで、夏に一つ目は勝つだろうと別の試合に足を運んで敗退したことがあり、スタートからそこに足を運びたいという思いもありましたが、最初2つは勝ってもらって、16日、17日の戦いを見届ける、やってくれるだろうと決めつけて、秋田行きを決断しました。そして、そちらもしっかりと2つ勝ちあがってくれました(ありがとうございます!)ので、計画通りです。

たびたび書いていますが、私は、アカデミー出身の選手に関しては、その選手が所属するチームに多少の思い入れを作ることはできても、行けて月1回、行けないと数か月空くということもあり、チーム単位で熱く応援するということは難しいのですが、今回は、西袋裕太がVONDS市原でのJFLをかけた戦いと言う点では、初戦、第2戦と主力として戦う姿をしっかり見届けることができました。第3戦は、チームとしてのJFLを目指した戦いは、敗退となっていたこともあり、出場はなかったものの、第3戦でも、チームのために準備し、チームの一員としての振舞などをスタンドで眺めることができました。

↑第1戦のFC TIAMO枚方戦は、センターバックでフル出場

↑第2戦の、いわきFC戦では、攻撃的な中盤でプレー

大会のレギュレーションとしては、4チームずつ3つグループに分かれ、それぞれが全く別の県の別の会場で3日連続で90分戦い、グループ1位と2位の最高位が11月後半の決勝ラウンドに進むという、過酷なもので、まあ・・・色々な事情が絡むとは思いますが、今時高校サッカーでも90分の戦いを3日間連続というのは珍しい中で、そのレギュレーションで行われたことや、今回のVONDS市原のグループの会場となった仁賀保グリーンフィールドに関しては、大会前の悪天候などが影響したとも思いますが、試合中は3日間とも雨には降られなかったものの、とにかくピッチコンディションが悪く、踏み込むとめくれ上がるようなピッチで、思うようなプレーができない場面も多く目にする中で、当然ながら、疲労の蓄積もさらに増すような状況だったと思います。

当然条件は全チーム同じなので、その点では、有利不利の理由にはなりませんが、過酷だなと思ったので、書いておきます。

VONDS市原の戦いとしては、初戦は、やや硬さが見られるスタートから、なかなか効果的な攻撃を見せられない中で、組織的で効率的な戦い方で優る相手に対して、喫した1点を取り返すことができなかった試合。退場者も出した中で、数的不利を感じさせずに1点を追いかけ、惜しい場面も終盤多く見られたものの、敗れる結果になりました。前回の観戦から、しばらく期間が空いていたので、この試合では、馴染みのあるセンターバックで西袋裕太は出場していたので、「ポジション戻ったのかな」くらいに思っていたのですが、2日目から合流したご父兄の方から聴いたところによると、ずっと中盤で初日も中盤をやっていたと思ったとのことでした。

2位になると別グループの結果に左右されるということで、勝てないと厳しいという第2戦の、いわきFC戦は、中盤に入った西袋裕太が、チーム全体として試合自体は、コントロールできていたものの、攻撃がやや単調になる中で、唯一、あと一歩でゴールと言う惜しいシュートを数本放つという活躍を見せてくれました。もちろん、そのチャンスを決められず、試合結果も0-0スコアレスドローとなったことで、突破がかなり厳しくなった(結果的に、他会場はそこそこ差のあるチームが多かったようで、この日の段階で第3戦で勝っても2位の最上位の可能性は消えてしまった)ことや、孤軍奮闘と言う言葉の通り、かなりの運動量で勝利のために走り回っていたことで、後半に足を痛めてしまい、交代することになり、交代後も戦い、微妙な判定で抗議してカードをもらうなどもありつつ、試合後は、悔しさを爆発させていました。

チーム単位でサポーターになれていないチームベースで応援する時は、私は、こういう時は、どう考えるべきなのかなと、若干複雑な気持ちになるところもありましたが、私としては、主力として、VONDS市原を関東の社会人リーグの頂点に導き、その集大成となる今回の試合でも堂々たるプレーと、正直なところ、第1戦でチームに足りない要素として見ていたところを、第2戦で西袋裕太が補ってあまりある意識で見せてくれたことを純粋に喜んでいました。

この戦いに足を運ぶきっかけを与えてもらえたこと、そして、私個人的には、これまで足を運ぶ機会がなかった秋田県に初めて、この大会を観戦するために足を踏み入れることができました。選手個人の戦いは、これからも続いていくでしょうが、本当に、浦和レッズのアカデミーで選手の成長を応援するという生き方になってから、多くの選手に関わることで、私自身、与えられるものが多いなと実感する旅にもなりました。同時に、未だに与える立場になれる要素なく、与えてもらうことばかりだなと反省もするわけです。もっと頑張ろうと。

今シーズンの西袋裕太の戦いは、終わりましたが、この先の選手として、人間としての西袋裕太の活躍を楽しみにしています!

今回、お世話になりましたご父兄の皆様、ありがとうございました。

ではでは。

関連の写真は、facebookページにアップしています⇒ vs FC TIAMO枚方 / vs いわきFC / vs 十勝スカイアース

解説動画追加しました↓

↓会場は、秋田市から割と離れた秋田県でしたが、せっかくなので、秋田駅付近に1泊して観光もしてきましたので、なまはげの写真もw

練習試合 2019/11/02 浦和レッズユースvs東京ヴェルディユース 2-2引分け・・・残り3試合とその先へ向けての再始動

どうも、ブクメです☆

直接お話を聞ける機会が多いわけではないので、Jユースカップ敗退後の今シーズンの残り試合と言うところでは、どこに重きを置いて、再始動して行くかというところが、もしかすると私の考えが強くなってしまってずれてしまうかもしれませんので、その辺りは、ずれが生じていた場合には申し訳ないのですが、可能性と言うところでは、当然、残留ではなく、まだ見える頂点を目指した残り3試合のプレミアリーグでの3連勝を目指したチーム作りをしつつ、その際に、目線を下に向けると生じる、負けないための戦いではなく、また勝ち点3を積み上げることのみを重要とするのではなく、片鱗は見えても結果としてついてこない理由を探して、強い浦和レッズユースとしてのきっかけを見つけるために、殻を破るためのきっかけを見つけるために、既にできつつある意識の部分をより変えていく必要もある。

また、浦和レッズユース目線のみで見れば、1年生2年生に関しては、来年以降のユースでの戦いを見据えて、同じポジションでプレーする3年生にあって、まだ自分には足りないものをどれだけ「素直」に感じ取って課題として取り組めるかも重要。

その残りのプレミアリーグに向けての再始動となる最初の週末の11月2日に東京ヴェルディユースとの練習試合を観戦してきました。

当初大学サッカーに足を運ぶことなども考えつつ、空欄になっていたユースの日程が気になりつつ、結構直前にはなりましたが、カレンダーに予定が入り、この練習試合が分かり足を運びました。

夜に予定があり、15時キックオフだと、後半30分くらいには移動しないと(それでも既に30分ほど予定からは遅れるもののw)行けないなと思っていたのですが、練習試合自体が14時45分くらいから始まってくれたおかげで、最後まで見てすぐに移動と言う形を取ることができました。練習試合によくある時間変更が私にとっては大変助かる流れになったという珍しい例ですw

久しぶりに電車で、ヴェルディグラウンドに行ったと言うことで、遊園地目的の楽し気な家族連れやカップルの間にゴンドラで「何名様ですか?」と聞かれ、「一人です」と答えて、8人くらい乗れるゴンドラに一人で揺られるという、不思議な空気を味わいながらの移動だったということも書いておきますw

ということで、試合の話に移るのですが、練習試合なので、それほど細かいことは書きませんので、その点はご了承ください。

vs東京ヴェルディユース戦メンバーと交代は以下、

GK1番石塚悠汰(後半スタート⇒30番川﨑淳)、DFが左に6番清水楽人(後半スタート⇒31番大野海翔)、右に8番冨田蓮(後半16分⇒6番清水楽人)、センターバックに34番工藤孝太と27番山田奈央、MFが左に14番千葉希(後半スタート⇒20番木下翼)、右に10番山中惇希(後半16分⇒14番千葉希/後半36分⇒10番山中惇希)、真ん中に4番玉城大志(後半30分⇒3番清水哲太)と3番清水哲太(後半スタート⇒16番根岸恵汰)、FWが左に9番波田祥太(後半30分⇒19番成田安里)、右に19番成田安里(後半スタート⇒17番盛嘉伊人)

となります。

自由交代で前半の交代はなかったものの、後半は、かなり頻繁に交代があったり、ポジションを入れ替えて試すなど様々な要素が見られる内容になりました。

タイトルを見て試合結果の2-2ということで、試合を通して打ち合って2-2になったと思われた方も多いかもしれませんが、実は、前半15分くらいまでに既にスコアは2-2になり、その後は、スコアが動かないという試合になりました。

練習試合の結果自体が公式に出ていないのと、試合を見ていた位置が前半の浦和の攻撃サイドから遠かったこともあり、流れが若干わかりにくいところもありましたが、序盤は、試合自体は浦和ペースで進み、特に中盤の3番清水哲太がスタートから攻撃の意識の高い守備をし、これにより高い位置からボールを奪えて反撃という場面が複数回見られ、前線の19番成田安里が広い範囲で相手選手にプレスをかける動きを見せるなど、良い形でスタートが切れていましたが、この辺は、カテゴリが違う(浦和がプレミアリーグでヴェルディがプリンスリーグ関東)ため、最近は、公式戦での対戦がほとんど見られなくなってしまったカードですが、東京ヴェルディの育成のイメージ通りの、足元の技術と、ゴールを意識したプレーによって、2ゴールが決められたという印象でした。

得点経過を書いてしまいますと、前半3分に失点して0-1となり、その直後の前半4分に19番成田安里がドリブルで力強く突破し、折り返しを9番波田祥太が決めて1-1の同点にし、その直後も、3番清水哲太が高い位置で奪って自ら持ち上がる場面を作りつつ、その後の前半6分に流れはわからなかったもののPKを獲得し、そのPKを3番清水哲太が決めて2-1と逆転。そこからは、浦和ペースになっていたものの、前半13分にややシュートコースは、なかったところでしたが、相手選手が思い切ってシュートを狙い、これがディフェンダーに当たりコースが変わりながらもゴールということで、先ほど書いたようにこの時点で2-2と言うスコアになりました。

スコアが動かなかったから、その後は、試合が落ち着いてまま進んだということではなく、前半は浦和攻勢の中でも、そもそも足元の技術が高い選手が多いという印象の中でも、その中でも特にうまいという選手がいて、気になって後で調べてみたら、U18の日本代表にも少し前まで選ばれていた選手だったり、その選手以外でも、とにかく精度の高さとゴールへの意識の高さで、反撃を受けたときには、かなり危険な形まで持って行かれるような展開での前半となりました。

後半に入ると、メンバーが入れ替わった中で、前半は、高い位置で奪えていたところが、急に奪えなくなり、私が最近見た試合の中では、アウェイのジュビロ磐田U-18戦に近いというか、相手ポゼッションに対して、いなされて走らされてという場面が増え、後半の浦和の攻撃は目の前で見られるという位置で見ていたものの、なかなか、そのサイドで浦和が仕掛ける場面が作れなくなっていました。この辺りは、連携の部分だったり、なぜ前半は相手に自由なプレーをさせずにできる時間帯が多かったのかなど、もちろん相手があってのことなので、一概にその時間帯に浦和だけの課題が残ったとも言えませんが、考える要素にはなって行くのかなと思います。

そのような流れで、後半は、相手が決定機を作る場面も多かったものの得点自体は動かず、では相手ペースのまま終了したかと言えば、後半も半分を過ぎたあたりからは、浦和が仕掛ける回数も増え、セットプレーも複数獲得するなかですが、得点は動かなかったと言うことになります。

試合全体の流れとして見ていたざっくりとした印象は、こんなところです。

で、そういったところよりも、この試合で良かったと思ったポイントがいくつかありましたので、その辺を書きだしたいと思います。

まずは、先ほど書きましたが、3番清水哲太がこの試合は前半から攻撃の方にも意識を置いた形でのプレーを質高くできていたことで、序盤からペースを握り、更に攻撃も得点に近いチャンスがチームとして生まれていたこと。これは、同じく、19番成田安里がスタートから、かなり運動量多く、相手の攻撃の芽をつぶす動きも意識してやれていたからだと思います。

また、バランスよく戦うというところでは、既に公式戦でも見せてもらえているので、そこはこの試合でも当然見られたスタートで、そこにリスクを加えて、攻撃の時にどれだけ、相手のゴールキーパーに脅威を与えられるようなプレーができるかと言うところでは、連携としては課題も見えたものの、前半に9番波田祥太が見せたプレーが一つ良かったなと思ったのは、右に流れながら受けたときに、誰もいない左のややペナルティエリアに近いスペースに対して、この試合では、14番千葉希が左サイドに入ってプレーしていたのですが、14番千葉希だったらこのスペースに走りこむだろうというイメージでパスを出した場面で、ここは、結果的には、反応が遅れて繋がらなかったものの、こういう意図のあるプレーと、そこに味方選手が反応して走りこむというところ。この試みが見られたことが重要だなと感じました。

あとは、チームのバランスをとるというところでは、欠かせない存在感を見せている4番玉城大志がこの試合では、パスの強弱だったり、リズムを変えて相手が対応しにくいような形でのパスを味方に通すという場面が複数回見られました。味方にとっては優しくないパスでも、そのパスが通った時には、よりチャンスも大きくなるような。こういう試みも好きですね。

普段、バックラインなのにコーチングの声が少ない(小さい?)と思う選手もこの試合では、局面で、大声でコーチングしている声が聴こえたり、GK1番石塚悠汰と10番山中惇希が試合が切れたときに、わかりやすく、「こうした方が良い」「いや、こうだから」みたいな(良い意味での)言い合いをしている場面とかも、良いです。

攻撃的な選手としては、後半は、相手のポゼッションを崩すプレーがチームとして上手くいかずに、後半から登場した選手にとっては、自分たちの特徴を生かすプレーがあまり見せられなかったという悔しさも残るかもしれませんが、相手から奪うところも含めての攻撃的な特徴を出すというところなので、これも一つの課題として残ると考えるとより良いと思います。

もちろん、数は少なかったものの、仕掛けた時の何か起こしそうというプレーは、見られました。それをより増やすために、この試合のような相手に対してどうするかですよね。

練習試合だから・・・という声は、サポーター間でも良く聞かれて重要視しない方もいたりするのですが、公式戦以外だから発見できることも多く、特に今回は、相手も質の高いメンバーで真剣勝負のような構図になっていたので、かなり楽しませてもらえましたし、ここで感じられた要素をまた踏まえて、プレミアリーグの残り試合でどうなっているのか、それまでの間にまた別の練習試合に足を運べたら、今回の試合を踏まえて次の練習試合での変化を見るなど、楽しみは尽きないのです、私としては。

ということで、結局、細かく書き出して行くときりがないので、私の胸の内にとどめて置きます。

ではでは。

浦和レッズユースvs東京ヴェルディユースの写真は、facebookページに掲載しています⇒こちら

動画追加しました。↓

Jユースカップ3回戦 2019/10/27 浦和レッズユースvs名古屋グランパスU-18 2-4敗戦・・・Well Organizedを今後どう活かして壊して行くか

どうも、ブクメです☆

今回は、車で足を運んだこともあり、お酒は飲まずに17時くらいには自宅に戻れたものの(相変わらず、下道好きなので、部分的に下道選択したのでフルに高速道路を使うより、所要と大雨の影響でところどころ通行止めなどがあったりしましたので、想定外のダメージは受けつつですが、発見もあるようないつものパターンですw)、facebookページに写真をアップして、少し仕事をした後に力尽きて、どうやら眠り続けたようで気が付いたら朝になっていました。

若干先週は、タイトな日程になっており、火曜日~金曜日まで仕事でフィリピンに滞在して、その帰国日の成田空港で、大雨の影響でバス動かず、電車も限定的で異常な列になっている状況に遭遇するということになりました。

こういう状況に直面した時に、どれくらいのアイデアが浮かぶのか、行動ができるのかというところでは、良い経験になったかもということで、その辺を最初に書こうかなと思います(サッカーの話題だけと言う方は飛ばしてください、下がっていけば、段落で、わかるようにしています。そこまでは、読む方によっては、単なる雑談になるのでw)

まず、最初に書きたいのは、最近は、外国人観光客の方も増えていると言うことで、成田空港が大混雑している時にもかなり外国人率が高かったのですが、電車待ちの列、バス待ちの列、タクシー待ちの列など並ぶというポイントや、大声で係員に詰め寄るような場面が私が動いた範囲内では、ほとんど聴かれず、話をしている外国人からもよく「Well Organized」(整然としているとか、きちんとしているとか、組織的にしっかりしているとか、そんな感じの意味)と聴こえてきたことからも、外国で同じことが起こった時に想定できるカオス状態とは、全く違う状況になっていたのは確かだと思いますが、成田空港という羽田空港とは、まったく違った立地により、その周辺が大雨でダメージを受けたときには、本当に、周辺に住んでいるケースを除いては、移動を考えたときには、手詰まりになるなと実感したものです。

ちなみに、外国人は、よく日本のことをWell Organizedと褒める意味で使うことが多いですが、スポーツにおいては、この日本人が日常生活を日本で生きてきた場合に自然と身についてしまうこの要素が邪魔をすると考えることがよくあり、私は、この言葉を外国人から言われた時には、とりあえず、Thank youとは言うものの、褒められた言葉としては感じられないひねくれ者ですw

もちろん、この要素は必要になりますが、これが強いあまりに、これが身につきすぎたときに、それを壊して何かをしないといけない時に、その判断が他人任せになりがちというか。

それを外国にたびたび行くことで実感しているので、このブログでも良く書くのは、「若いうちに、とりあえず外国に出る(ツアーとかの団体行動ではなく、自発的な行動が求められる環境下であることが必須ですが)ことで大きく成長できる選手は多い」という部分で、何も物言わずに、列に並び続ける日本人に比べると、滞在先のホテルや取引先と思われるところに電話して、複数のアイデアを求めつつ自分で考えらえることを提案して助言を求めるような外国の方の電話での交渉をよく見かけました。

並ぶところだけで、列整理がうまく行っていないところで係員に怒鳴っていたり、気が付かずに横入りのような状態になってしまった方に、大声で怒鳴っているようなのは、実は日本人だったり。

私はと言うと、当初は、予定通りに成田空港に着ければ、坂戸方面行の最終バスに乗れるので、それで戻れば良く、それが無理なら電車かなくらいに思っていたところからのスタートで、今回の足止めを喰らったときに、とりあえずは、空港スタッフの方に状況を聞きつつ、まずは電車待ちの列に言われたとおりに並び、そうしたら、先ほど書いた怒鳴る日本人が後ろの方でなんか騒いでいるなと思ってもう少し落ち着いたらいいのにと思ったら、しばらくして、その割込みが私になっていたと言うことが分かったというオチだったのですが、この状況下で係員の対応に詰め寄ることがベストでもないので、その怒っている方に謝りつつ列を離れ(こういうケースでは、理由を丁寧に説明しても意味なく、相手が怒っている場合は素直に謝ってしまった方が早く相手が落ち着くケースが多いという私の経験上の行動)、一旦座って、次の行動を考える感じで、鉄道の列を冷静に見たら、もう異常な列の長さで並びなおしたら計算できないということで、全便中止の表示が出ていたバスの状況をネットで確認し、東京シティエアターミナル行きのバスが、動き出したという情報があったので、とりあえず、都心まで出れば、手段が広がるかなと言うことでバスの列に並びなおすことにし、並んでみたら、実は、ほとんど動いていないということがわかり、しばらく待ったものの、まったく列が動かないので、こちらも長蛇の列だったもののタクシー待ちをする流れを選びました(かなりお金がかかるのはわかっていても、とりあえず、身動き取れる場所まで動こうという選択、場合によっては、一生に一度の散財で自宅までタクシーで数万円使うことも考えつつ・・・。)

ここも、ほとんど列が動かないものの、もうここで揺らぐのはやめようと言うことでトータルで3時間ほど並び続け、タクシー自体は、ほとんど来ないものの、その時点で、空港の方が東京駅行きのバスを用意してくれて、最初の1台目で乗れたので、東京駅から始発に乗って帰宅と言う流れになりました。

まあ、タクシー会社に連絡してとか、そういうことをやれている方がタクシーの列から抜けて行っているように見えたのに、大混雑で電話予約対応はしてくれないだろうし、タクシー会社も大変だろうとか、考えて待つことを選んでしまうのが私の弱さで課題だと言うことは常々痛感していますし、外国の方と付き合ったりすると、その辺の行動力を良く求められるよなとか、思い出しましたw

ちょっと、動画の方を作るのは、明日とかになってしまうかもしれませんが、もっと色々考えたことがあるので話すと思いますw

こんな感じで、毎度のことですが、長文で試合と関係ないことを最初に長く書いているのは、日本人の強さと弱さ、そこに、例えば日曜日の試合でもそうですが、経験や性格だったり、様々な要素を加えた中で少しでも参考になればという要素があればと言うことで書いたり、今回の試合でも、試合時点での相手の強さと弱点の部分と、浦和の強さと弱さの部分で、色々な環境下や、努力や、もともとの性格かもしれませんが、強みと弱点が見え隠れするところがあったので、そういうところとつなげて書きたいなと思ったこともあります。

↓ここからが、直接試合に関わる話になって行きます。

vs名古屋グランパスU-18戦メンバーと交代は以下、

GK1番石塚悠汰、DFが左に6番清水楽人(後半スタート⇒34番工藤孝太)、右に8番冨田蓮、センターバックに12番福島竜弥と27番山田奈央、MFが左に24番佐藤優斗(後半39分⇒19番成田安里)、右に15番松村大也(後半スタート⇒10番山中惇希)、真ん中に4番玉城大志と3番清水哲太(後半31分⇒16番根岸恵汰)、FWが左に9番波田祥太、右に17番盛嘉伊人(後半スタート⇒20番木下翼)

となります。

一緒に見ていた方と話す中で、私も大変納得したのは、キーパーのところで、このポジションに関しては、歴代浦和レッズのアカデミーの選手を見てきても、既に中学生くらいの段階で大人のような受け答えとプレーができるような選手も多く見てきましたが、今回の試合では、GK1番石塚悠汰がそれで、今シーズンは、スタメンとして出場するのは25番鈴木彩艶がほとんどでしたが、この大会のタイミングでアンダーカテゴリのワールドカップメンバーに選出されたと言うことで、不在。

で、やはり選手にとっては試合勘というのが必要で、公式戦の出場回数と言うところでは、準備が難しいとなるところでしたが、この難しい一戦で、スタートからコーチングも含めてほぼ完ぺきにコントロールして落ち着いたプレーができていた1番石塚悠汰が凄いなと言う感想でして、失点するまでの前半25分くらいまでの相手の良さを出させないチームとしての試合運びの中の大きな軸になっていたのは言うまでもありません。こういう選手は、先ほどのような想定外のトラブルが起こった時でも、冷静に対処できるだろうなとつなげてしまうところがあるわけです。

そして、私個人的には、特に0-3というビハインドから追う展開になった後半に激しい追い上げを見せる展開の中で、当然、攻撃に比重をかけているところなので、奪われた時には、守備の人数が足りないという状況になりやすい中で、プレーもそうですし、かけていた声でも、プレーする選手も、もちろん、応援する私たちも、行け行けとなっていたところで、冷静になるような声をかけていて、その声掛けが、「お前ら冷静になれよ!」ではなくて、本人も落ち着いた感じで自然と発せられていたのが凄いなとなるわけです。

この辺が、相手と違うところ(相手の攻撃は強かったものの、失点し始めたときに、相手キーパーが、必死に落ち着くような声をかけていたものの、バランスが崩れたままだったところと比べて)だったのかなと思います。

ただ、逆に言えば、先ほど挙げたWell Organizedのところが、体制が変わるまでの、ここ数年の浦和レッズユースの良いようで足かせにもなってきた、Too much(過剰)な要素が染みついてしまっているところと、それを壊して行く途上のところでの脆さも出てしまったのかなと感じたのもこの試合にはなりました。

切り取って見てみれば、相手の攻撃力をリスペクトした中での試合の入りで、いわゆる、2回戦と逆(2回戦は、カマタマーレ讃岐U-18が浦和の攻撃をリスペクトしてしっかり守ることを重視したスタートをする選択をした)になる中で、だからと言って、ただ守るだけではなく、狙える時には点を狙いに行くという方針で戦っていたと思いますが、やはり、しっかり守る要素の中で、それによって相手が明らかに、夏の戦いと比べると、おかしくなっているという隙がこの試合でも、浦和の良い戦い方によって見えてきたところで、そこを突こうという試みが、悪く言うと、チームとして一貫した動きになっていなかったようにも感じられたわけです。

前半0-0の戦いで、後半に圧倒する時間を作って、そこで得点を奪って勝利するという流れに、勝利するとすれば、なって行くかなとも感じられた中で、そのプランが崩れるような相手の見事なゴールで失点してから、立て続けに失点を重ねたというところが、チームとしてのイメージしていたプランが崩れたところからの前半の間での立て直しが利かなかったことがこの試合の結果を左右したところでもあるのかなと感じられるところもあります(ただ、よくわかりませんが、前半は0で後半勝負と言う指示になっていたわけではないですよね、きっと?試合の流れを読んで、9番波田祥太の強さを生かしながら、そこから生まれるチャンスで得点もしっかり狙うようなプレーが求められていたように、ベンチから聞こえた声からは読み取れましたので。)

前半に相手のリズムを崩すことに成功していた中で、では浦和の攻撃の際に浦和側が、そのチャンスを連動した形で実行できていたかと言うと、例えば、前半11分に27番山田奈央から9番波田祥太へのロングフィードが良い形で通った時に、そこで全体の攻撃のスイッチが入るのが遅く、せっかく競る形でこぼれ球を近い位置で味方が反応できていれば、大きなチャンスにつながりそうな場面で、9番波田祥太に近い位置に走りこむ選手がおらず、簡単に開いてボールになってしまった場面や、同様に、前半31分にも0-1と1点ビハインドの状況であったにも関わらず、同じように27番山田奈央からカウンターでの攻撃がスタートするというところでも、全体の動き出しが遅く、チャンスにならなかった場面は、気になりました。

全体的に守備的で戦う時間を覚悟して入っている前半であれば、攻撃のスイッチを入れるタイミングでの味方同士の動きの質と、たびたび書いているように、相手が攻撃的なチームであっても、後半など疲労が蓄積してくる時間帯ではない前半に、わかりやすい形での突破でそう簡単に抜かせてくれるわけではないのに、例えばサイドの高い位置の選手に長いパスが通った時に、味方のフォローがなく、相手も、この選手の突破だけ抑えれば良いという状況になることも多かったように感じます。

もちろん、突破力のある選手が、そこを1枚はがせるような技を磨くことで解決していくところでもありますが、Well Organizedの国ですからね日本は。特に守備面では。

やはり、駆け引きは必要で、その駆け引きに複数の選手が絡んでの連動は不可欠かと思います。

失点をしてからにはなりますが、前半でも2点を追いかける前半34分に17番盛嘉伊人から左の24番佐藤優斗へ繋がり、突破を仕掛ける中で左サイドバックの位置から6番清水楽人がペナルティエリア付近まで走りこんでいて、折り返しからダイレクトでシュートを狙った場面のように(もちろん、相手のサイドからの攻撃が、前回同様に鋭くてケアするのが大変だったということはありますが)、攻撃の際にはせめてボールを持っている選手の近くで動き、相手ディフェンダーの意識を分散させるような動きが必要で、これによって、より突破の可能性が広がり、更に、ダイレクトで狙うことで、相手が予測する時間も与えずに攻撃ができますよね。

あとは、少し戻りますが前半6分に6番清水楽人がサイドバックの位置から前線の9番波田祥太に長いパスを出し、近い位置に17番盛嘉伊人が入っている状況で、ポストプレーから繋がって、素早く右サイドを駆け上がる8番冨田蓮に繋げての攻撃は良かったですが、こういう距離感よく味方の特徴も活かしながらの攻撃と言うのは、前半はやはり少なかったと思います(もちろん、相手の攻撃のケアに意識がつよかったことはありますが。くどいかw)

プラン通りの展開ではなく0-3を追いかけるという展開だったからということもありますが、後半はスタートから3枚交代し、局面での攻撃のスイッチと言うよりは、チームとして攻撃にスイッチを入れ続けるしかない状況下で、実際に交代で入った20番木下翼が距離感も考えながら、攻撃に多く絡む形や、10番山中惇希が、相手ディフェンダーを2枚くらいのディフェンスであれば、ほとんどの局面で抜き去ることができていたことで、相手をかく乱し、それによって全体の攻撃の動きも活性化された中で、後半9分に相手ハンドを誘いPKを獲得し、これを3番清水哲太がしっかり決めて1-3とすると、ここ数試合の数字を見ていても失点が増えているので、失点したら綻びが見えるだろうなと感じていた通り(実は思っていた以上に相手がバタバタしだしていた)、バランスが崩れ、浦和が支配する時間が続き、後半9分には9番波田祥太からの折り返しに20番木下翼が合わせて惜しいシュートを放ち、後半12分には、10番山中惇希の右からの突破からの折り返しの流れで混戦状態の中、4番玉城大志がシュートを狙い、ディフェンダーに当たりこぼれたところを再びシュートをねらう場面を作ったり、後半14分にはコーナーキックのチャンスから34番工藤孝太が惜しいヘディングシュートを放ち、単純なサイドチェンジでも、通ればより大きなチャンスにつながるような場所を選んだパスの狙いも見え、後半17分には、20番木下翼が真ん中で受け、左の24番佐藤優斗につながると、持ち込んでクロスを上げ、9番波田祥太がヘッドで合わせるなどなど、よりゴールに近いチャンスがかなり増えていきます。

攻撃にかかった形で、守備を見てみると、もちろん相手は、カウンターを狙うような形で来るものの、この時間帯は守備に関しても、対人でというよりは、相手の攻撃の起点になりそうなところを4番玉城大志やバックラインのところで摘んでいくプレーの質も高く、これにより、相手がペースを取り戻す隙を与えることもなく時間が進みます。

ただ、決定機のところで、決めきれないところも増えてきたところで、やや相手が落ち着いてくる状況になりかけていたところでしたが、後半24分にコーナーキックからの流れで、こぼれ球を34番工藤孝太が豪快に蹴りこみ、ついに2-3と1点差まで詰め寄ります。

その後も、後半30分の10番山中惇希の突破からの折り返しを9番波田祥太が合わせて僅かに枠をそれるシュートや、後半32分には、再び10番山中惇希の突破からのクロスに対して下がりながらも20番木下翼が良いコースへのヘディングシュートを放ちます(ここは、相手キーパーがなんとかはじき出し、コーナーキックを獲得と言う流れになりました。)

猛攻を続けながらも、同点ゴールまでが遠く、決めきれないところで相手も落ち着きを取り戻した中で、後半37分に相手に追加点を許してしまい、2-4とされ、その後もあきらめずに攻撃するも、及ばず敗戦となりました。

結果的には、おそらく中立で観戦した方にとっては、わかりやすく面白い展開になったと言える試合にはなりました。

ただ、浦和レッズユースを応援する側からすると、もちろん、前半の相手の良さを出させなかった時間と、後半の猛攻は素晴らしかったですが、同時に、これまで抱えてきた課題と既に持っていた強みを見せてもらえた一方で、同じような課題がこの試合でも出てしまったかなという印象が残りました。

ただ、わかりやすい課題である一方で、染みついてきたものを取り払う難しさと言うものも同時に感じるところもあり、私は、よくこの表現を使ってしまうのですが、今後は、 「壊す」勇気をどれだけ選手が持って取り組んでいけるかが本当に本当に重要になってくると思います。

大会で言えば、2つの今年の全国大会は終了し、リーグ戦で言えば、高円宮杯プレミアリーグは、可能性のところだけ言えば、逆転優勝の可能性はあるものの、現実的には、かなり厳しい状態ですし、順位は4位でも降格の可能性もある…とは言っても、下のチーム同士の試合も残されていますし、残り3試合で逆転で降格になる可能性も他チームの対戦カードも考慮すれば、ほとんどないようにも見えます。

それだけに、チームとして今シーズン向かうところが定めにくい状況にはなってしまいますが、浦和レッズユースの選手としての時間は、残り少ないですが、3年生にとってはサッカー選手としての将来のためにも、そして、浦和レッズユースの選手としては、来年以降の戦いへ向けて、2年生1年生にとっても、今シーズンの残りのプレミアリーグ3試合と、次戦が開催されるまでの約1か月で、今ある課題(刷り込まれてしまっている意識で取り払われなくてはならないところも含めて)に対して、どれだけ話し合って取り組んでいけるかが重要になってくると思います。

外国の選手には羨ましがられる日本で小さいころから生活することで自然と身につきやすいある意味文化にもなってしまっているOrganizedの要素と、それによって、邪魔されやすい、個々の特徴が伸ばされにくい土壌。色々刷り込まれてきたことが、サッカーにも起こりやすい環境下で、新しい体制下で、数か月で、完全に変わっていけるかは難しいところですが、現体制化で伝えられることをしっかりと考えて個々の選手が変えるべきところに関しては、真摯に取り組んで、今シーズンの残りの試合を含めて取り組んでもらい、実際に足を運べた試合で、その変化を見らえることを楽しみにしていますね。

大変大変文章が長くなってしまいました。

ではでは。

浦和レッズユースvs名古屋グランパスU-18の写真は、facebookページに掲載しています⇒こちら

動画追加しました。↓

Jユースカップ2回戦 2019/10/20 浦和レッズユースvsカマタマーレ讃岐U-18 1-0勝利・・・からの、ジュニアユース2-2引分けをまとめて書きたい流れ

どうも、ブクメです☆

トップチームの苦しさとは違う方面の話ですということを最初に書いておきますが、今回の台風による洪水の被害を最も受けているのは、浦和レッズの場合は、レッズランドを主に練習場所として使用しているレディースだったり、同じく練習や試合でも多く使用している育成のカテゴリが該当しますよね。

水は収まっても、被害が大きく当面の間の使用ができなくなったレッズランドで開催が予定されていた、浦和レッズユースのJユースカップ2回戦と浦和レッズジュニアユースの関東U15リーグの2試合が、駒場スタジアムサブグラウンドに変更されて開催されました。まあ、観戦する側からしたら、この会場が決まった瞬間に「金網デスマッチ」という言葉が飛び交っていたように、金網越しからの観戦となる非常に見辛い環境にはなるものの、今回は、ユースからのジュニアユースのダブル公式戦開催と言う流れの中で、結果的には、不便な環境をプラスに持って行く流れになったのかなと思われる場面も多く、育成カテゴリ一丸みたいな、試合からの応援、応援からの試合という状況でテンションが上がるような場面も見せてもらえました。

最近、ジュニアユースの試合自体に足を運ぶ回数がかなり減ってしまっていることもあり、友達から話は聞くものの、勝敗や順位表からくらいしかチーム状況が把握できない状況ということで、試合は観戦することは決めていましたが、どのようにブログに残そうかは若干迷っていましたが、迷いなく、今回は日曜日のユースからジュニアユースの流れで1つのブログで書くことを決める流れを育成の選手たちが作ってくれましたと言うことで、その辺りは、後ほど触れていきます。

そして、先週に引き続き、急な会場変更のため、駒場スタジアムの駐車場が使えないと言うことで、以前、こういうスタジアム駐車場が使えない流れからの、周辺のコインパーキングも根こそぎ満車でさまよった経験を考慮して、電車で足を運びました・・・で、これも先週と同じ流れで、試合後に飲んでしまったため、ブログは翌日月曜日に書いています。

今回は、1日置いたからという気持ちの変化もなく、昨日書いてもこうだろうなという文章になっています。

では、試合の話に移っていきますね。

金網デスマッチお馴染みの写真を撮る際の救世主的な横に長い隙間からの写真を載せつつw

vsカマタマーレ讃岐U-18戦メンバーと交代は以下、

GK1番石塚悠汰、DFが左に12番福島竜弥、右に8番冨田蓮、センターバックに34番工藤孝太と21番南濵優大(後半35分⇒27番山田奈央)、MFが左に22番奥山圭介(後半28分⇒29番伊澤壮平)、右に15番松村大也(後半スタート⇒20番木下翼)、真ん中に4番玉城大志と16番根岸恵汰(後半19分⇒35番島垣翔)、FWが左に9番波田祥太(後半24分⇒19番成田安里)、右に17番盛嘉伊人

となります。

試合前に会場にいた方にいただいた情報では、体調不良の選手や、学校行事(とはちょっと違うのですが、そういう表現にします)、あとは、U17ワールドカップもありますが、そのような理由で数選手が出場できない状況は、あると言うことですが、ノックアウト方式の大会で同じ関東圏のチームでない場合は、相手のこともそこまで多くの情報は得られませんし、単純にカテゴリなどで考えれば、問題なく勝利できる相手だとしても、通常は、新しい戦力も試したいという状況下でも、負けたら終わりと言うことが枷になることもありますし、お偉いさまの姿が見えたことも(これは、影響しているとか言ってはだめかw)ありつつですが、それでも、前回のプレミアリーグで出場した1年生の29番伊澤壮平が引き続き控えに入り、更にこの試合では、35番島垣翔も控えに入り、実際に後半から出場しています。

また、バックラインには、久しぶりに21番南濵優大がセンターバックに入りました。

試合開始から、浦和が支配する状況になり、多くのチャンスを作り出し、相手の反撃もバックラインが安定して跳ね返す感じで、試合展開の話としては、ほとんど浦和の攻撃、時々相手の反撃は守備陣がなんなく跳ね返すという構図で説明できてしまうものの、最終スコアの1-0勝利という数字が物語るように、相手の守備が非常に硬く、特にサイド攻撃に対しての守備は、かなりの硬さになっていました。相手の9番の選手が、攻撃の際は、前線に入るような形ですが、守備の時には気が付けばサイドバックの1枚となって、浦和のサイド攻撃を塞ぐ役割をしているプレーが印象的でしたし、これによりかなり、苦しめられていたのも事実です。

寄せの速さに、人数のかけかた、パスコースの消し方など上手い中で体格的にも良い選手が相手には揃っているなと一見してわかるようなところで、その相手を崩し切ることがなかなかできません。これを破壊する役割として、結果的に、決勝ゴールを奪ってくれた9番波田祥太が絡んだところでのチャンスが多くなる試合で、おそらく特に前半では、複数放ったシュートのほとんどが9番波田祥太だったと思います。

そのいくつかを挙げると、前半11分にペナルティエリア付近で相手のディフェンダーにプレッシャーをかけられながらもキープしてシュートまで持ち込む場面を作ったり、前半12分には、12番福島竜弥の左からのクロスに相手ディフェンダーと競り合う形になりながらも競り勝ってヘディングシュートを放った場面、前半28分のコーナーキックのチャンスで34番工藤孝太が競り、17番盛嘉伊人に繋げると、ペナルティエリア外からシュートを放ち、これがこぼれたところを9番波田祥太が詰めるも、ここは、ファールの判定。

前半42分には、22番奥山圭介が相手ディフェンダーに潰されかけるも粘り強くキープして9番波田祥太に繋げて、枠を捉えたシュートを放つも、ここは、相手キーパーの好セーブで弾かれます。

前半終了間際にも、9番波田祥太がシュートを放つも、ここはクロスバーでゴールならず。

・・・と、シュートの狙いと言うところでは、先ほどの17番盛嘉伊人のシュートと、前半44分のコーナーキックのチャンスでの34番工藤孝太のヘディングシュート、前半終了間際の22番奥山圭介の枠は捉えられなかったものの惜しかったダイレクトシュートとそれ以外は、ほとんど9番波田祥太のシュートとなりました。

あとは、試みと言うところでは、比較的攻撃が左サイドの12番福島竜弥の攻撃参加に偏るところはあったものの、両サイドのケアが早い中で色々な試みを加えて、いわゆる腐らずに繰り返した中で大きなチャンスにつながった場面もありました。前半36分には、激しい守備に苦しめられて思うようなプレーができなかった中でしたが、15番松村大也の右サイドからの抜け出しで、かなり良い形での良い軌道でのクロスが上げられた場面もありました。

確かに体格自体が大きい選手が多かった相手で守備意識も高く、シュートコースもなかなか開けてくれないという状況ではありましたが、もう少しミドルシュートなど狙っても良かったかなとは思います。

この試合では、22番奥山圭介と17番盛嘉伊人がどちらもスタメンでプレーしていて、隙間が少ない中でのスペースへの動きや、その隙間を抜くようなパスの試みも崩すためには必要だなと思って見ていましたが、思うようにできない場面が多いようにも見られましたが、前半15分あたりの22番奥山圭介が狭い相手ディフェンダーがコースを消そうとしている間を通すパスで裏に走る選手に繋げてチャンスになり、自らも前線に上がっていくような場面が見られました。体格差がある相手との対峙が多かったものの、粘り強さや、しっかり体を入れてファールをもらうことなどもできていたと思います(それでもらったファールからの16番根岸恵汰の早いリスタートからのチャンスもありました。)

前半0-0と浦和が攻める回数が大変多かったものの得点は決めきれず、相手の体格や競り合いの強さを考えると、逆に相手がセットプレーを獲得すると、怖いかなと言う少しだけ嫌な予感もありつつ、そして、浦和が先制した後に相手が守備的な形から点を取る形に切り替えたときにどうなってくるのかも気になりつつの後半です。

後半スタートから20番木下翼が右サイドに入り、相手の守備の硬さも想定した上での試みが見ていた位置からは特に近いサイドでのプレーが多かったので、まあ、楽しんでしまいました。

2枚が寄せて3枚目も来てドリブルのコースを消されてパスやクロスのコースも上げるとしてとしても限定されてしまうような守備をしてくる中で、縦に行くと見せかけて横に入って行ってそこからさらに切り込んで仕掛けるドリブルや、相手2枚が寄せている時に仕掛けて引っかかる場面もある中で、無理に仕掛けない場面も加えつつ、相手が1枚の時には迷わず1枚はがしに行って大きなチャンスを作り出す。近くで見られると色々見られますw

で、前半に比べると、間に入っても足元狙いが多くて摘まれていた場面も多かったところで、スペースに動きながらもらう動きで相手の組織的な守備をかき回す場面も増えます。例えば、後半6分には、16番根岸恵汰が相手ディフェンダーの間へグラウンダーの強めのパスを通し、最初はそのスペースに入ってなかった17番盛嘉伊人が動きながらそのスペースでパスを受けて、これにより相手の守備の対応が遅れたところでドリブルで仕掛け折り返しを22番奥山圭介がシュートを狙うような場面ですね。

前半の9番波田祥太の力強いプレーは継続されつつ上記のような要素が加わってきたことで、より幅の広がった形でのチャンスも後半は増えていきます。

後半10分には、20番木下翼がドリブルで深くまで持ち上がり、折り返しをいったんはディフェンダーにクリアされるも、そのクリアボールを16番根岸恵汰がシュートという形を作ります。

後半12分には、コーナーキックのチャンスで9番波田祥太がニアに走りこんでコースを変えるシュート(女子ワールドカップの澤穂希のようなシュートと言うとわかりやすいやつ)で、枠を捉えるもここは、相手キーパーの好セーブで防がれます。

後半13分に20番木下翼が持ち込んで惜しいシュートを放ちます。

後半16分には、右サイドからの攻撃で20番木下翼が相手ディフェンダー2枚が寄せてくるところで、縦に行くと見せかけて横にドリブルで仕掛け2枚をはがす形で持ち込んで走りこむ9番波田祥太に繋げてゴールに迫る惜しい形を作ります。

そして、ようやく相手の守備を崩す(というか壊す、というか破壊する?)場面を作ります。この時間チャンスがかなり増えていたので、一つ前に書いた流れで決めたのか、その直後にもチャンスを作ってからのゴールなのかは、忘れたのですが、9番波田祥太がペナルティエリア内でシュートを放ち、おそらくディフェンダーによって跳ね返ったボールを再びシュートを放ち、これが、見事にゴールとなり、ようやく1-0とリードを奪うことに成功します。

守備の硬いチームから得点を取るのがこれだけ難しいのかと言うことと、そういう相手から奪うときは、とにかく狙って、跳ね返されても再び狙って、逆に密集していて難しいところをついて決めるとか、そういうところまで考えた9番波田祥太の姿勢が実ったゴールでしたね。そうなんですよね。こういうプレーでゴールを奪われることによって、相手の守備組織も乱れてくることもありますからね。

で、リードはしたものの1点差で30分ほど残る中で、相手も点を取りに来るためにプレースタイルを変えてくるであろうところで、攻めた交代を次々としてきたこの試合です。

特に、このような場面で初のAチームの公式戦出場となった35番島垣翔(後半19分投入)は、最初はやや硬いかなと思う場面も多かったものの、しっかり30分をプレーし、先週に引き続き29番伊澤壮平も後半28分に投入、そして、残り10分のところで、27番山田奈央が投入され、相手は1点をがむしゃらに取りに来るであろうという時間帯にセンターバックも交代もありました。

もちろん、疲労度などが考慮されているのかなと言うところもありましたが、なかなか攻めた交代とも言えますよね。

で、結果的に、相手の反撃もしのぎ切って1-0で勝ち切ってくれました。私は、これで良いと思いますし、仮にそこから追いつかれたらどうするという声も出るかもしれませんが、追いつかれた選手が頑張ってまた点を取れば良いわけでして、そこは育成ですから、私たちもそこを覚悟して毎回応援するで良いと思います。

ということで、2回戦から出場の浦和レッズは、クラブユース選手権は、この試合が初戦となったわけですが、その難しいタイプの相手に対してしっかり勝利してくたという試合でした。

逆に言えば、3回戦でやはり対戦することになった名古屋グランパスU-18を来週に控えることを考えると、今回の試合が気の抜けるような大勝にならなかったことは、良かったとも言えます。

夏の悔しさをまず晴らすために、そして、Jユースカップで頂点まで突き進むために乗り越える難敵をしっかり乗り越えるところを見届けさせてもらうのを楽しみにしています!

ではでは・・・とは、なりません。この後のジュニアユースの試合に続いていきます。

細かいことは書かずに、出場メンバーと流れだけまず書き、どうして、1つに繋げたのかを書いていきます。

vs湘南ベルマーレジュニアユース戦のスタメンと交代は以下、

GK1番木村航大、DFが左に6番水倉慧(後半スタート⇒24番山野悠)、右に2番齋藤駿(後半21分⇒12番石川真稀)、真ん中に22番青柳仰(後半6分⇒3番滝瀬健太郎)と17番都築駿太、中盤が、左に7番萩元雅樹、右に40番阿部水帆、真ん中に4番大當泰生と10番新城愛斗、FWが28番志田出帆(前半32分⇒11番稲垣篤志)と9番西田春斗

となります。

最近は、日程的にかぶっていない時には、ユースの公式戦をジュニアユースの選手が応援するという光景も良く見られる中で、先週のプレミアリーグの大宮アルディージャU-18戦の時もジュニアユースの選手が浦和レッズのチャントで応援する光景が見られましたが、今回は、その逆のパターンを始めて見ることになりました。

で、アイキャッチ(最初にタイトルの横に表示されている写真)が、実はユースの試合の写真じゃないことに気が付いた方、さすがです。

アイキャッチの画像の方向で、選手がいない状況で、金網の奥が見える写真だと以下のような感じです。

そうなんです。この写真の黒い服装の集団がユースの選手なんですね。今回は、ジュニアユースの試合をユースの選手が応援するという構図になっていて、前半は、スタンドに座って見ていたのですが、後半になるといわゆるゴール裏的な位置取りに集まって、浦和レッズのチャントを始めたんですね。

これがなかなかの迫力でして、試合自体は、最初は、見るからに相手の湘南ベルマーレU-15の方が体格の良い選手が多くて、フィジカル的にも、あとは、ゴールに向かう姿勢のところでも明らかに浦和が負けているように見えてしまう展開の中で、では、きれいな崩しやパス回しで打開しようとできているかと言うと、それもできていない状況で、更に不運にも開始早々にペナルティエリア内でハンドの判定を取られてしまいPKで失点し、更に追加点を決められて0-2にされて後半に臨むという展開になっていました。

試合展開がそうなっていたこともあり、「フィジカルが」という話に周りではなりがちでしたし、私も、確かに体格差があるなと感じてしまっていたところがあったのも事実です。

もちろん、前半32分に11番稲垣篤志が投入されてから、彼のゴールに向かうプレーで劣勢の雰囲気から変わっていく兆候は見えていたものの、それに加えての後半のユースの選手の野太い声(良い意味です)での力強いチャントが始まり、これが明らかにジュニアユースの選手の背中を押していたんですよね。

で前半は気にしてしまわざるを得なかった体格差が関係ないくらいに、全ての選手が球際のプレーとか接触を恐れずに戦うプレーができるようになっていたのは確かで、気が付けば、相手を圧倒するような動きも増えていったわけです。

ゴールへの意識もチームとして明らかに高まった中での後半30分の11番稲垣篤志の強烈なミドルシュートで1-2とし、その直後の後半31分には、10番新城愛斗のアウトにかかったミドルシュートがゴール右上隅に吸い込まれるというスーパーゴールで2-2の同点とし、結果的には、逆転までは行けなかったものの、浦和レッズジュニアユースの強さを後半だけで見せつけられる結果になり、更に、そのスイッチを入れたのがユースの選手のチャントだったという流れ。

で、ブログを書く前に若干消化試合にばらつきがある関東U15リーグの他のチームの結果と順位表を眺めてみると、延期された試合を1試合残す浦和と他は、最終節が終わっているというチームも多い中ですが、ただ結果だけ見れば、敗れていても、残留は決まっていた(ギリギリですが)という流れにはなったようですが、これから、高円宮杯の予選に向かっていく中で、この試合を前半の空気のまま負けているのと、後半にやればここまでできるという強さを見せて終われたことでは、全く違ってくるわけですよね。

なんだか、良い場面を見せてもらえたなと。

ということで、今回は、ユースとジュニアユースの試合を1つのブログで書かせてもらいました。やはり文章が無駄に長くなってしまいました、すみません。

ではでは。

浦和レッズユースvsカマタマーレ讃岐U-18の写真は、facebookページに掲載しています⇒こちら

浦和レッズジュニアユースvs湘南ベルマーレジュニアユースの写真は、facebookページに掲載しています⇒こちら

動画追加しました。↓