埼玉県U-16リーグ2010 10/09 vs 武蔵越生高校 5-0勝利・・・アシカン小峯2発ずつ

レッズランド

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

週末を待つかのように金曜日までは雨に縁のなかった気候が一変して土曜日は嫌な雨の1日になりましたね。そんな雨の今日はU16リーグの試合を見にレッズランドまで行って来ました。

この試合のスタメンは以下、

GK30番高浪祐希、DFが右サイドバックに36番新井純平、左サイドバック29番小坂慎太朗に、センターバックに35番西澤秀平、32番西袋裕太、MFがボランチに28番寄特直人、トップ下に11番中村駿介、24番小峯洋介、FWが真ん中に26番カドコダイ・アシカン、左に33番佐藤大介、右に27番岸伯富実

となります。

今日の対戦相手もやや実力差がある相手ですが、守備の部分でのプレスの意識が高く、簡単には攻め込ませてはくれないため、ゲーム自体は浦和レッズユースが支配していたものの、フィニッシュまでなかなかいけない状況が前半は多かったように感じました。

中盤の24番小峯洋介や11番中村駿介が真ん中から攻め込もうとする場面では、相手の守備陣に囲まれて奪われるシーンも多く、中からの攻撃に対する守備意識も強い印象がありました。

崩すための形として、前節に続きセンターフォワードとしてスタメン出場した26番カドコダイ・アシカンがポスト役となり、27番岸伯富実に渡し、右サイドをオーバーラップしてきた36番新井純平へのパスからクロスでのチャンスメイク、右サイドの33番佐藤大介や左サイドの27番岸伯富実はスペースを上手く見つけて走りこむことを特に意識してプレーをしているように感じました。

比較的に右サイドからの攻撃が多い前半、前節よりも相手の攻撃に迫力がなかったためか、早い時間から36番新井純平の右サイドからの攻撃参加が多くなりました。この攻撃の流れが多くチャンスを作っていたと思います。

前半の途中までは、ドリブル突破がやや引っかかり気味だった11番中村駿介ですが15分くらいから、キープ力を生かして展開するプレーで何度か大きなチャンスを作り出していました。まず、11番中村駿介のキープから26番カドコダイ・アシカンへという形があったのですがトラップが思うような形で出来ずシュートまでいけず。今度は、細かいパス回しから、11番中村駿介⇒24番小峯洋介とワンツーのような形で相手守備網をかいくぐり、ディフェンダーを交わして24番小峯洋介がシュートを放ちこれがゴール左隅へと決まります。

ちょっとブクメが余所見をしている間に、左サイドから高めのクロスが上がり、そこにドンピシャで26番カドコダイ・アシカンが頭で合わせて豪快にゴール。気が付いた時にはピンポイントのクロスが上がっていたのでそのクロスを誰が上げたのかは分かりませんでした。

前半20分くらいの段階で2点のリードを奪います。

35番西澤秀平と32番西袋裕太のセンターバック、左サイドバックの29番小坂慎太朗を中心に守備はここまで安定して綻びを見せることはなかったのですが、2点目の直後に一度、スルーパスから相手フォワードに抜け出されてしまい、キーパーと1対1の状況を作られますが、GK30番高浪祐希がタイミングよく飛び出し限定されたコースに流し込もうとしたシュートを足ではじき出し失点を防ぎました。前節のPKセーブに続き、決定的な場面でのボールへの反応の良さが出ました。能力の高さを感じますが、キャッチミスがやや多いので、ここが安定しないとキーパーとしては致命的になるので、精度をしっかり上げていって欲しいと思います。

・・・と話が少し逸れましたが、その後も浦和が多くチャンスを作ります。

36番新井純平のオーバーラップを上手く生かした中盤からのパスが何度も遠りチャンスを作り出します。また、今日はボランチでのスタメン出場となった28番寄特直人が自陣の深い位置から正確なロングフィードで左サイドの33番佐藤大介へと展開し、パスを受けた33番佐藤大介がそのままドリブルでペナルティエリア深くまで持ち込み角度のないところからシュートを放つというチャンスもありました。

また、ペナルティエリアやや外からの直接FKのチャンスには11番中村駿介がゴール右上隅を正確に狙ったシュートを放つも、これは相手キーパーの好セーブでギリギリのところではじき出されてしまいました。

相手のプレスに慣れてきたのか前半終盤には、24番小峯洋介がゴール前の真ん中辺りでボールをキープするとプレスをかけてくる相手ディフェンダーを難なく交わして右サイドのスペースに走りこんでいた27番岸伯富実へラストパス。シュートコースが空いた所で思い切りの良いシュートを放ちこれがゴールになります。

前半は3-0で終了。

後半スタートから、27番岸伯富実に代えて6番長谷優が入りました。いつもの左サイドではなく、今日はポジションもそのまま右サイドに入っていました。

雨のピッチコンディションもあったのかもしれませんが、後半は26番カドコダイ・アシカンにサイドから、ボランチからと何度もパスが供給されたものの足元に入ったときのトラップが流れてしまうことが多くそこで潰されてしまう印象がありました。ただ、高さを生かしたポストプレーは精度高く次の攻撃に繋がっていましたし、例えば右サイドの6番長谷優がサイドからアシカンめがけて入れたグラウンダーの強めのクロスを24番小峯洋介がスペースに走りこんでいるのが分かっていてスルーして24番小峯洋介がややフリーで受けることができる状況を作り出していたり良い部分も多くありました。

その良い部分が生きたのがこの試合の4ゴール目で、まず、26番カドコダイ・アシカンにパスが入り、サイドの36番新井純平へ出し、そのままドリブルでペナルティエリア深くまで入り込み、その際にしっかりスペースに走りこんでいた26番カドコダイ・アシカンにラストパスが入り、しっかりゴールに押し込みました。

そして、この試合最後のゴールは、右サイドの6番長谷優からのクロスをサイドから真ん中のスペースに走りこんでいた33番佐藤大介がディフェンダーをひきつけつつスルー。その流れてきたボールを24番小峯洋介がそのままシュート。一旦はキーパーに弾かれ相手ディフェンス2人の前にこぼれて攻撃が終わると思われたところ、シュートを打った24番小峯洋介自身がそのままボールをキープしようとしたディフェンスにプレスをかけ、見事ボールを奪ってシュート、ゴールとなりました。決め所でのゴール意識の凄さを感じました。

終わってみれば5-0で圧勝となりました。後半途中から降っていた雨が更に強まり風も強く酷い悪条件でしたがしっかり試合を決めてくれました。

さてさて、今日見ていて感じたことをまとめとして書きます。

右サイドバックの36番新井純平の攻撃参加が持ち味なのに対し、左サイドバックの29番小坂慎太朗は比較的サイドの守備に比重を置いてプレーをしているのが分かりますが、時折見せるサイドからの攻撃参加の際にボールを失わないためにラインを割りそうなボールでも必至に追いかける姿勢が良いのと、最近感じるのは、サイドチェンジや守備ラインからのロングフィードを含めて長いボールで展開する場合の精度がかなり高く感じます。苦しい時に打開するために必要な能力ですので存分に生かして欲しいです。

個人的興味津々のポイントとなっている28番寄特直人と32番西袋裕太のボランチorセンターバックというポジション争い(?)、最近は前半と後半でお互いにボランチとセンターバックで入れ替わる指示が多かったようですが、今日は試合通して28番寄特直人がボランチ、32番西袋裕太がセンターバックでした。どちらもどちらのポジションでも安定してきているし持ち味も見せているので私には判断はできません、はい。ただ、試合でこの2人が上手くポジションチェンジしてバランスを取っていることを考えると、固定する必要はないよなとも思います。今後も注目です。

雨の中お疲れ様でした!

ではでは~

 

埼玉県U-16リーグ2010 10/03 vs 正智深谷高校 3-0勝利+4点・・・アシカン2発

埼玉工業大学グラウンド

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

あまり順位表は気にせず、ほとんどチェックしていなかったのですが、先ほど見てみたところ埼玉県U-16リーグのこの試合の前までの浦和レッズユースU16の順位は5位。そして、対戦相手の正智深谷高校が1位ということでしたが、延期などもあり、浦和レッズユースのみ残り4試合を残しており、他のチームは残り1試合か既に全日程を終了しています。正智深谷高校は今日の試合が最終節となります。せっかく参加しているのだから優勝を狙うのは当然であり、そのための条件はというと、残り4試合をこの試合勝利することが前提で3勝1分で優勝となります。

U16リーグの重要性を凄く感じるのは、幸運にも初戦の埼玉栄高校戦以外は全ての試合を見ることができているのですが、明らかにこの大会を通じてチーム力がアップしていることを試合数を負うごとに感じることができることにあります。

この試合のスタメンは以下、

GK30番高浪祐希、DFが右サイドバックに36番新井純平、左サイドバック29番小坂慎太朗に、センターバックに35番西澤秀平、28番寄特直人、MFがボランチに32番西袋裕太、トップ下に11番中村駿介、24番小峯洋介、FWが真ん中に26番カドコダイ・アシカン、左に33番佐藤大介、右に31番金野僚太

となります。

前節ジュニアユースの中学3年生の関口亮助がスタメンのゴールマウスを守っていたのですが、少し怪我をしてしまっているようです。前節からまた一ヶ月ほど空いているのですが、その試合の際にU16代表でいなかった36番新井純平と高円宮杯のメンバーになっていた24番小峯洋介がスタメン復帰しています。更に、負傷でしばらく欠場していた26番カドコダイ・アシカンも復活しています。

正智深谷高校は、午前中の柏レイソルU18を連想させるような運動量豊富で素早いプレスをかけてくるチームという印象でした。更に現在首位ということで勢いも確かにある相手で最初は浦和もボールをキープしようとすると奪われてしまうことなど多かったのですが、26番カドコダイ・アシカンが前線からきついプレスをかけ力強い動きをスタートから見せていたのですが、その前向きのプレーがいきなり結果となって表れます。前半3分にペナルティエリアやや外でボールを受けた26番カドコダイ・アシカンが、相手ディフェンダーがプレスに来ているのにも構わず豪快なミドルシュートを放ち、そのシュートが見事にゴールとなります。

このゴールで主導権を握った浦和が相手ゴールに迫るシーンが多くなります。

ゴールを決めた26番カドコダイ・アシカンが前線でポスト役となって、24番小峯洋介に落とし、右の31番金野僚太へと展開し、パスを受けた31番金野僚太が持ち込んでシュートを放つなどチャンスメイクの方でも今日の前半は動きの質の高さを見せていました。

サイドから33番佐藤大介が気持ちを前面に出したプレーで攻撃に守備に走り回っていましたが、特に激しいプレスからインターセプトするシーンが見事でした。

ここ最近、試合が落ち着かない状況のバランスの取り方が凄く上手くなった36番新井純平は前半しばらくは持ち味のオーバーラップをほぼ封印して守備に意識を置いてプレーをしていましたが、徐々に試合が落ち着いてきた所からタイミングを見ながらオーバーラップして攻撃に参加していました。コーナーキックのシーンでは、彼に入ったボールで混戦で転びながらも気持ちでシュートを放つなど攻撃への意識の高さもしっかり見せていました。

トップ下の24番小峯洋介と11番中村駿介の2人での良い距離感でのパス回しや、お互いに対してのスルーパスなどでのチャンスも前半多く作っていました。

前半終了間際に大きなチャンスが訪れます。コーナーキックのチャンスでゴール前に上がったボールに32番西袋裕太がドンピシャで強烈なヘディングシュートを放つも惜しくもキーパーの真正面に飛んでしまいキャッチされてしまいましたが、なかなか浦和の試合では見られないセットプレーからの決定的なチャンスが作られました。

前半は1-0で終了します。

後半に入り、33番佐藤大介、31番金野僚太に代わり27番岸伯富実、6番長谷優が入ります。そして、もやは恒例(?)となっている、32番西袋裕太(前半ボランチ)と28番寄特直人(前半センターバック)のポジションチェンジがありました。どちらもボランチ、センターバック共に経験を積んでそれぞれ特徴を持ち良いプレーをするので、私もどちらがどちらのポジションを受け持つのがこのチームで最も適しているのか判断がつきません。

さて、試合の話に戻りますと、後半待望の追加点が開始早々に入ります。中盤からの鋭い縦パス(誰が出したかは確認できませんでした)に27番岸伯富実が抜け出し、走りこんだアシカンに相手ディンフェンダー一人で2対1という状況を作り出し、ラストパスを26番カドコダイ・アシカンに出し、落ち着いてシュートを放ちゴール!

後半に切り替えて点を取ろうとスタートした正智深谷の出鼻を挫くゴールで2点差に広げます。

比較的守備に重点を置いていた29番小坂慎太朗ですが、機を見て大きく逆サイドの前線のスペースへ向けてロングフィードから一気にチャンスを演出するシーンを何度か見せていました。

1,2回のタッチで細かいパス回しでの攻撃も増えてきます。例えば、24番小峯洋介が左の6番長谷優にパスし、そのボールをワンタッチで11番中村駿介へ出し、更にパスの後前線に走りこんでいた24番小峯洋介へとワンタッチでパスを出しシュート、ゴールはならなかったものの、このようなパス回しからの崩しで相手を翻弄するシーンも後半は多く見られました。

特に、後半は24番小峯洋介が中盤で効果的なパスを連発していました。

そのような流れから、コーナーキックのチャンスで混戦から相手オウンゴールを誘い、試合を決定付ける3点目が入ります。

この後、相手にPKを与えるシーンがあったものの30番高浪祐希が見事にPKを止めます。

後半残り10分くらいのところで、運動量の減っていた26番カドコダイ・アシカンに代えて、25番大野将平が入ります。この大野将平が残り時間で魅せるプレーを連発します。独特のフェイントを絡めたドリブル突破やサイドの6番長谷優への長めの正確なロングパスなど相手守備陣を翻弄するようなプレーが随所に見られました。

また、後半の終盤にかけて6番長谷優が左サイドからのチャンスを作るシーンが多くなります。

3点差がついて試合がほぼ決まった状態になっていたので、36番新井純平もオーバーラップから攻撃に絡むプレーをたびたび試みるのですが、最初ことごとく反対サイドに展開されて無駄走りが多くなっていたのですが、それでも仕掛け続け試合終了近くには、11番中村駿介がボールをキープした際に、オーバーラップする36番新井純平を上手く使うようになり、ここから数回惜しいチャンスが作られていました。また、同様に右サイドから中へ切れ込む動きでディフェンダーをひきつけて空いた右のスペースに他の選手が走りこんで攻め込むというということもできており、とにかく運動量の豊富さと狙いの鋭さに注目せずにはいられませんでした。

結局そのまま試合は3-0で終了。もっと点が取れたと思いますが、無失点で3点とって勝利は素晴らしいと思います。

それで、終わりだ帰ろうかと思っていたら、もう1本試合やるよと言う事でバタバタとまた試合を見る態勢となり、35分間の練習試合を見ました。

公式記録は3-0勝利となりますが、その後の練習試合35分だけで4得点はいりました。得点者は31番西袋裕太、27番岸伯富実、36番新井純平、6番長谷優となります。

なんというか、先ほどの試合の終盤から攻撃がかなり機能して面白くなっていたのでもう少し見たいな~と思っていたところでもう1本だったのでオマケをもらったみたいな楽しさと、実際にその35分間がかなり見所満載で楽しませてもらいました。

得点では27番岸伯富実のゴールは、やや距離のあるところからの豪快なミドルシュートでしたし、36番新井純平のゴールはサイドからドリブルで長い距離を持ち上がり、最後は利き足ではない左足で得点まで奪ってしまったプレーでしたし、6番長谷優のゴールも見事なミドルシュートでした。更に、試合終了間際には29番小坂慎太朗がセンターライン少し手前くらいでパスを受けた後、そのままドリブルでディフェンダー数人をかわし、最後のディフェンダーを抜いてシュートまで行ったものの惜しくもシュートがバーを越えたというシーンがありましたが、迫力のあるシーンでした。

なんというか、試合後に「ごちそうさまでした」という言葉がでてしまいましたね(笑)

攻撃に守備にかなりポテンシャルの高さを見せてもらいました!

お疲れ様でした。

ではでは~

 

練習試合2010/10/03 vs 柏レイソルU-18 1本目0-1、2本目0-1・・・次の戦いへ向けて

日立柏スタジアムサブグラウンド2010年10月3日

 

 

 

 

写真のピントが影の部分にあって明るい部分がぼやけてます。アートですね。。。

どうも、浦和サポブクメです☆

午後から埼玉県U16リーグがあるということでそちらのみ行く予定のところ、日立台のサブグラでユースの練習試合があり、ギリギリ掛け持ち可能という情報をいただき行って来ました。現地に着いてから確認した所、40分×3本で柏レイソルU18と試合を行うとのことで、移動の関係で2本目までのみですが、高円宮杯以降ユースの状況が全く分からなかったので、この後始まるJユースカップへ向けてという意味でも開幕前に見ることが出来たのは幸運でした。

1本目のスタメンは以下の通り

GK16番小笠原正人、DFがセンターバックに3番畑本時央と、4番広瀬健太、右サイドバックに8番若井祥吾、左サイドバックに18番堀田稜、ボランチに15番野崎雅也、トップ下に5番藤野友則と14番矢島慎也、FWが左に7番矢島倫太郎、右に10番礒部裕基、真ん中に11番鈴木大輝

となります。

このスタメンを見てピンと来た方も多いかと思いますが、高円宮杯のコンサドーレ札幌U18の試合と全く同様のスタメンになります。唯一の変更は野崎雅也の背番号が以前の15番に戻っていたことですが、これは練習着だからということくらいの理由で公式戦は6番のままのはずです。

このスタメンを見ると、Jユースカップも3年生含めたこれまでのメンバーを中心に戦うようです。来週のJユースカップ初戦を控えての試合の相手が苦手の柏レイソルU18ということも、かなり良い準備に繋がると思われます。

この試合で、課題も含めて手応えを掴んで雪辱を果たす場として用意されたJユースカップを判定に左右されない、勝ちきる戦いで進んで欲しいと思いながら見させていただきました。

練習試合ながら柏レイソルU18も公式戦同様、厳しいプレスに浦和の戦術的に狙われやすいサイドバックの上がりの際のスペースを狙ったサイドへのロングボールなど、徹底した戦い方と気持ちの入った戦いを見せてくれたのも良かったと思います。

1本目で特に印象に残ったのは、14番矢島慎也のシュート意識の高さで、10分ごろのミドルシュートを初め、右の8番若井祥吾からのパスからドリブルで仕掛けてのシュートなど、ゴールへの意欲を伺うことができました。また、コンサドーレ札幌との試合の際に10番礒部裕基くらい厳しくタイミングを計ったプレスのかけ方ができると良いと感じていたのですが、本人が意識したのか、プレスの厳しさが増していた印象があります。

同様に11番鈴木大輝も、前線を走り回りシュートするスペースが空いたときには積極的にシュートを狙う姿勢が見られました。11番鈴木大輝のミドルシュートのこぼれ球に7番矢島倫太郎がつめてシュートを狙うなど積極的なシュートからのチャンスが多く見られました。

守備ラインも引き続き3番畑本時央がまず、高さでの競り合いでは相手の前線の選手に全く仕事をさせずに競り勝っていましたし、攻撃のつぶしどころでのプレスからのボール奪取など質の高い守備をしていました。ここに、同じセンターバックの4番広瀬健太が奪ったボールの攻撃の起点として見事な軌道のパスを何度も配給していました。

15番野崎雅也もボランチとして安定してボールに対処していきます。行けるタイミングでもパスをするところは、シュートしても良いのにと思うところも正直あるのですが、バランスを取るという意味ではOKだと思います。

左サイドの18番堀田稜は1本目は比較的守備に時間を割くことが多かったのですが、ドリブルのスペースが余りなかったり相手の攻撃でサイドを頻繁に狙ってくることからもOKだと思います。攻撃に関しては2本目で彼らしいプレーが見られたのでこの後にそれに関しては書きます。

内容としては、どちらに転んでもおかしくないような展開ながらも浦和の方が多くチャンスを作り出していた1本目なのですが、終了間際にゴール前の混戦からゴールを決められてしまい、勝敗という意味では1本目は0-1で敗れてしまいます。

2本目のスタメンは以下、

GK22番三上綾太、DFがセンターバックに3番畑本時央と、20番今泉賢人、右サイドバックに2番西山航平、左サイドバックに18番堀田稜、ボランチに4番広瀬健太、トップ下に15番野崎雅也と5番藤野友則、FWが左に14番矢島慎也、右に10番礒部裕基、真ん中に9番礒部裕基

となります。

2本目で凄く印象に残ったのが左サイドの14番矢島慎也と18番堀田稜の2人が絡んだ見事な攻撃の数々となります。2本目では、14番矢島慎也が意図的に18番堀田稜の持ち味であるオーバーラップからの攻撃参加を利用した攻撃を狙っていました。貯めてサイドにはたいて走らせたり、堀田稜⇒矢島慎也⇒堀田稜のワンツーや、矢島慎也⇒堀田稜⇒矢島慎也のワンツーなど2人で突破して行く場面も多く見られ、ここに他の選手も絡んだプレーなどはプレスの早い守備意識の高い相手を何度か切り裂いてゴールまであと一歩という形を作れていました。

18番堀田稜が左サイドでパスを受け、左に偏った相手ディフェンダーが空けた右のスペースへ長いパスを入れ、走りこんでパスを受けた5番藤野友則がダイレクトで中へパス、そのパスを受けた14番矢島慎也が9番高木凛へパス、そのパスをダイレクトで再び14番矢島慎也にワンツーで通そうとしたところで相手ディフェンダーに奪われてしまったものの、サイドの大きな展開とポストプレーやワンツーを組み合わせた攻撃の形も見られました。

しかし・・・2本目もPKから失点を喫し結果的には0-1で敗れています。

勝敗が重要なのか手応えが重要なのか、練習試合ではどちらかははっきりしています(勝利がベターなのはもちろんではありますが。)

ボランチに4番広瀬健太が入ると、バランスよりもそこから攻めるスイッチとなるパスが供給されます。15番野崎雅也もトップ下に入ったことで前へ向かうためのパスの供給を意識的にやっていたと思います(できれば打てるところではシュートを打ってほしいのですが。) 9番高木凛のプレーでは、ドリブルが相手のディフェンスに引っかかろうが強引にマイボールにして突進するようなドリブルでの仕掛けがありましたが、このプレーが非常に重要。

2本目の途中で

19番高田拓弥、13番片槙吾、21番小出啓太(10番礒部裕基、3番畑本時央、4番広瀬健太と交代)

12番皆川孝之、17番鈴木悠太(18番堀田稜、14番矢島慎也と交代)

が投入されました。

おそらく3本目はこの交代メンバーが長い時間プレーしたはずですので、どんな様子だったのか非常に非常に気になり後ろ髪引かれながら、埼玉県U16リーグの会場へと向かい日立台を後にしたのです。。

練習試合の位置づけは常に難しく見る側としても、特に慎重に見なければならないとも思うのですが、ポイントポイントで考えると、私が見ることができた2本目までの中では14番矢島慎也と18番堀田稜から展開され、そこに様々な選手が絡んだ時の攻撃の多彩さと彼らの時折見せる魅せるプレーが強く印象に残っています。

ただ、やはり相手の柏レイソルU18の守備意識の高さでドリブルが得意な選手が抜けていくシーンがいつもより減っていたり、判断が少し遅れることで選択肢が減ってしまうことなどもありましたが、練習試合とは思えない真剣勝負になっていたことが凄く良かったと思います。

自信を持って今日のような戦い方をグループステージを戦いながら更に磨きをかけ、しっかりグループ突破が出来た頃には、完成度が高いチームとなり決勝トーナメントに臨み、優勝へと突き進んでいけると信じています。

また、混戦からの失点やセットプレーからの失点は集中していても不運に起こるもの。今日の試合でも課題は明白で勝ちきるためには2点欲しい。2点取ってしまうゴールへの貪欲さを更に出して、何かに左右されずに勝ちあがれるチームになってください!

とにかく、細かいことを書きましたが次の戦いへ既に切り替えてスタートを切っていることや、そこで勝つための気持ちの強さを多くの選手から見ることができて嬉しかったです。

ではでは!

 

関東ユース(U-15)サッカーリーグ2010/10/2 vs 横浜F・マリノスジュニアユース追浜 1-0勝利・・・この勝利を大切に

マリノス追浜グラウンド

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

初めて追浜グラウンドまで車で来たのですが、ナビに設定したにも係わらず最初分からずウロウロして結局、別の駐車場の方にアナログに聞いてやっと辿り着けましたw

今日の対戦相手は、横浜F・マリノスJrの追浜の方になります。2試合続けて横浜F・マリノスがらみの対戦になるのですね。不思議な感じです。日程が空いたりしていますが関東U15リーグはこのところ3連敗。なんとかこの試合で勝利を飾ってまた勢いをつけたいところです。

この試合のスタメンは

GK16番吉野雅大、DFがセンターバックに5番齋藤一穂と4番副島暢人、右サイドバック3番武藤稜、左サイドに2番森亮太、MFがボランチに8番須藤岳晟、トップ下に13番條洋介、7番細田真也、FWが左に17番木所和樹、右に19番杉本誠、真ん中に10番関根貴大

となります。

前節からのスタメンの変更は右サイドが19番杉本誠、左サイドが木所和樹、トップ下の7番細田真也となります。

ここ2試合、前半の早い時間に失点をして相手に主導権を握られる展開にされてしまっていたことから、主導権を握れるかどうかが重要になる試合でしたが、この試合の試合のスタートはしっかりと集中して入れたと思います。また、19番杉本誠と17番木所和樹が前線からプレスをかけることで前線でボールを奪えるシーンも作ることができていました。

主導権を握れたことでチャンスは浦和に多く訪れます。

中盤で13番條洋介がテンポ良く受けたパスを右サイドのスペースに出し19番杉本誠が受けてそのままドリブルで右サイドを駆け上がりコーナーキックを獲得。そのコーナーキックのこぼれ球が浮いた所を10番関根貴大がオーバーヘッド気味にシュート、このボールを相手ディフェンダーが防ぎ、再度コーナーを獲得、そのコーナーからゴール前に入ったボールを17番木所和樹がパスし、そのボールをセットプレーで上がっていた5番斎藤一穂がシュートするも惜しくも枠を捕らえられず。

このように攻撃の際に複数の選手が絡んでという攻撃が前半は多く作られますが、ゴールまで届かず。チャンスが多い状況でこの試合は待望の先制点を浦和が奪うことに成功します。

前半20分にコーナーキックのチャンスで13番條洋介がゴール前にあげたボールに19番杉本誠が見事に頭で合わせてゴールに突き刺します。

この他、守備はやや危険な場面もあったものの、最後のところで堪え、まず前半を無失点で切り抜けます。

また、攻撃面でも追加点はなかったものの、10番関根貴大のドリブル突破からクロスを上げ17番木所和樹が押し込むという流れが作られるかに思われたものの僅かにラインを割っていたり、ボランチの位置からタイミングよく攻撃参加していた8番須藤岳晟がドリブルから、サイドにパスを供給しチャンスを多く作れていました。その8番須藤岳晟のミドルシュートが外れたところで前半は1-0で終了します。

後半に入り、10番関根貴大のプレーが前半以上に目立ち始めます。

まず、相手ディフェンダーにプレスをしかけてインターセプトして、そのまま攻め上がるシーンに始まり、圧巻だったのは惜しくもボールはゴールを越えたものの、相手ディフェンダー2人ほどを背負った状態でゴールに背中を向けた状態でリフティングを数回しながら少しゴールに近づき、その浮き球をそのままオーバーヘッドシュート。物凄いプレーでした。

更に、コーナーキックをヘッドで合わせての惜しいシュートシーンや、相手ディフェンダーとフィフティでボールを追っているはずなのに気が付けば、先にボールに触っていてドリブルが始まっていたり、少しボールが逸れても見事なボールコントロールで自分のものにしてしまうなど、とにかく凄いの一言に尽きますが、ただこの試合10番関根貴大の得点はありませんでした。

後半は10番関根貴大を中心とした攻撃や、彼自身がポストになるプレーから7番細田真也や13番條洋介、両サイドが絡んでの攻撃や、8番須藤岳晟も前に後ろに動き回って流れを作っていました。

後半もピンチのシーンもありましたが、集中して凌ぎきり1-0で試合終了となりました。

ここ数試合で失点が多かったり、勝てなかったりで、その流れから、これまでできていたことができていなくなってしまっているということもありましたが、今日の勝利をまたスタートとして自信を持ってプレーしてくれれば全く問題ないと思います。後は、やる方は大変かと思いますが、トラップの質を更に上げていく事で攻めの際のフィニッシュまで持ち込める回数も格段に増えてくると思います。今日も、良い位置にポジションを取り、スペースに走りこみ、パスを受けることが出来ている選手は多かったのですが、最初のボールの受け方などが長くなってしまったりで相手ディフェンダーに奪われてしまうもったいないシーンも多く見られました。人の動きやサイドの使い方などかなり良いので後はそこができるだけで更にスムーズに攻撃展開が出来ると思います。

この勝利を大切にして、U15リーグ最終戦の三菱養和との試合に自信を持って臨んでください。

お疲れ様でした!

ではでは~!!

 

 

ゆめ半島千葉国体 第65回国民体育大会 サッカー 少年男子 2010/09/27 埼玉県vs愛媛県 1-2敗戦・・・早すぎる敗退

市原スポレクパークAグラウンド市原スポレクパークAグラウンド

 

 

 

 

 どうも、浦和サポブクメです☆

千葉国体のサッカー少年男子の2回戦は嵐のような気候の中で行われました。試合会場の市原スポレクパークのピッチは写真のような水浸しの状況で、やや実力とは別のものも左右すると断言できるくらいの水溜りっぷりでした。

今日の対戦相手は愛媛県になります。愛媛FCユースが多数かと思いきやプログラムを見てみると、様々な高校から選抜されたチームだったんですね(今見ましたw)

この日のスタメンは以下の通り。*()にチーム名がない選手は浦和レッズユースの選手。

GKが1番川田修平(大宮アルディージャユース)、DFがセンターバックに3番寄特直人、4番西澤秀平、右サイドバックに2番新井純平、左サイドバックに5番菊池翔(大宮アルディージャユース)、MFがボランチに6番西袋裕太と7番野沢英之(FC東京U-18)、トップ下に8番小峯洋介、FWが右に13番金野僚太、左に11番中村駿介、真ん中に10番中山雄希(大宮アルディージャユース)

となります。

1回戦で退場した9番前田直輝(東京ヴェルディユース)に代わり13番金野僚太がスタメンで出場。形としては10番中山雄希のワントップで中盤前目に左から11番中村駿介、8番小峯洋介、13番金野僚太という並びに近いかと思います。

雨の降り始めならグラウンダーのボールにスピードがつくなど良くありますが、今日の場合は完全に雨でボールが止まるピッチになっていました。唯一、前半の11番中村駿介のプレーしていた左サイドあたりが比較的、雨の影響を受けていないように見えました。

とにかく、こういう試合は何が起こるかわからないため、リードを奪い追加点を奪ってしまえるかどうかが重要になるのですが、まずリードを奪うことに関しては開始数分で達成されます。ペナルティエリアの普通であればゴールキーパーに転がって楽々キャッチされてしまうような相手ディフェンダーとキーパーの間くらいの位置へ放り込まれたボールが、ピタりと止まり、そこを狙っていた13番金野僚太が飛び出してきたキーパーよりも先に触りピッチ状態を考えて少し浮かせたシュートがゴールに吸い込まれ、早い時間で1-0とリードを奪います。

まずは、悪コンディションを埼玉県が上手く生かして結果を出します。同様の形を狙い、13番金野僚太がゴール前のスペースに狙ってロングボールを入れて、そこに10番中山雄気が飛び込むという形で何度かチャンスを作ります。また、11番中村駿介も同様に左サイドから浮き球のパスで前線の10番中山雄気を狙います。ただ、この水溜り具合もパッと見で水溜りと分かる所でなくても止まったり、思ったよりもボールがしっかり転がる水溜り(?)もあったりで、水にはまって止まればそのままフリーで持ち込めるというシーンで思ったよりボールが転がったり、とにかくやっている選手はストレスがたまったと思います。

悪コンディションに左右されることは多々ありながらも、レベル自体は埼玉県がやはり上でポゼッションの時間は長かったと思います。

ボランチの6番西袋裕太が13番金野僚太へ縦へパスを入れてドリブルで仕掛けたり、インターセプトからシュートまで持っていくなど前半は13番金野僚太が多くチャンスに絡んでいた印象がありあます。数は多くないものの、左5番菊池翔、右2番新井純平の両サイドバックも前の試合同様にタイミング良くオーバーラップから攻撃参加してチャンスを作っていました。

愛媛県の攻撃の中で一度、埼玉県が先制したようなボールがピタリと止まって先に愛媛県の選手が追いつきキーパーと1対1という場面を作られましたが、ここは相手のグラウンダー気味のシュートが水溜りにハマって前に飛ばずに失点にはなりませんでした。

前半は1-0リードで折り返しましたが、やはりピッチコンディションを考えても、問題ないはずの対処がピッチのいたずらでいつ決定的なピンチに繋がるか分からないため、追加点を取らないと何が起こるかわからないという怖さを残しつつ後半に入って行きます。

後半に入り、愛媛県の攻撃も前半より勢いが増していきます。やや雑なロングシュートや放り込みに見えるもののピッチコンディションや降り続く雨を考えると効果的に見えると言えば見えます。

後半は、特に8番小峯洋介の積極的な前へ向かった攻めが愛媛県守備陣を脅かす場面が多くなります。自分でミドルシュートを放つ場面や、ポスト役として落として10番中山雄希がシュートを放つなど攻撃の形は出来ていますが、ゴールまでには至りません。

1枚目の写真が後半の埼玉県が守る側のゴール前の水溜り具合なのですが、想像以上にこの水溜りが邪魔になりゴール前のプレーが上手く行かないのは見ていてもどかしくもありました。

後半20分前後に11番中村駿介に代わり13番斎藤涼汰(FC東京U18)が入ります。

この後も時折危険なミドルシュートを愛媛県に打たれることはあるものの、ゴールキーパー1番川田修平が落ち着いてセーブしそれ以外は、守り難い状況ながら守備陣が落ち着いて対処し、6番西袋裕太や7番野沢英之などボランチの位置からも体を張って守り、大きなピンチは作られることはなかったものの、埼玉県の攻めも得点まで至らないために危険な1点リードという状況のままで試合が進んでいきます。

8番小峯洋介がペナルティエリア内でボールキープしてドリブルを仕掛け、倒されたようにも見えましたがPKはもらえず。

この後に、今度は10番中山雄気がペナルティエリア少し外で倒されFKのチャンスを6番西袋裕太が直接狙うと見せかけてふわりと浮かせるトリックプレーを見せるもゴールまでは繋がらず。

試合は終盤に入り、13番斎藤涼汰が2枚目の警告で退場となり、そのFKから愛媛県に同点ゴールを決められてしまいます。1点リードの状況の怖さが出てしまい、試合を振り出しに戻されてしまいます。

数的不利の状況ながらも、浦和が攻勢の時間が続き1回戦同様に延長戦まで入らずに逆転できそうな雰囲気もあったものの、試合終了間際にゴール前の混戦のこぼれ球を思いきりよく打たれたシュートが決まってしまい、ロスタイムで逆転を許してしまいます。残り数分で攻めるも結局試合はこのまま1-2で終了。

残念ながら2回戦で敗退となりました。

甲府で行われたU16トレセンの試合からこのチームを見させてもらっていますが、コーチの方含めて非常に良い雰囲気を作り出しているチームで、チームワークも良く、各ポジションに能力の高い選手をバランスよく揃えられているチームだったので、贔屓目無しにこの大会優勝してもおかしくないと思っていましたが、やはり勝負の世界は酷ですね。

埼玉県の放った思い切りの良いシュートは枠を捉えず、最後の最後で放たれた愛媛県のシュートが最高のコースに飛んでしまう。

良いチームなのですが、国体出場を決めた試合、1回戦と今回の2回戦と全て先制点を奪いながら追加点を取れないことで苦しい状況を作り出してしまい、この試合でも追加点が取れなかったことが今回は相手の逆転まで繋がってしまいました。重要な試合でしっかり2点目を取ることができなかったことが結果的には敗因なのかもしれません。

良かった部分や悪かった部分を含め、とにかく結果を受け止めて次の舞台を目指して頑張ってください!

ブクメ自身は、このトレセンの存在自体は知っていたものの細かい仕組みを全く知らない所から今年見させてもらい、普段負けたくない相手として考えているチームのユースチーム所属の選手がいたりで最初は違和感が凄かったですが、一つのチームとして応援していくうちに個々の選手に対しては結構愛着を持ってしまいました。だから、vs浦和レッズユースの時には敵扱いしまくりますが、他でプレーを目にする機会があれば純粋に応援していこうと思います。

サポーター側としても、なかなか経験できない貴重な時間を過ごさせてもらいました。ありがとうございました!

トレセンリーグ自体はまだ2試合残っていますから、その2試合で埼玉県の今回のチームのポテンシャルの高さを存分に見せつけてくださいね!

お疲れ様でした。

ではでは!

ゆめ半島千葉国体 第65回国民体育大会 サッカー 少年男子 2010/09/26 埼玉県vs広島県 2-1勝利・・・PKの応酬

八幡公園八幡球技場

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

本日より国体のサッカー競技が開幕しました。浦和レッズユースU16の選手が多く少年男子の埼玉県代表チームとして大会に参加しています。ということで、暇人ブクメにしては珍しく日程の都合がつかないため今日明日のみしか試合を見ることはできないのですが、埼玉県サポブクメとして埼玉県を応援して行きます。

初戦の相手は広島県となります。サンフレッチェ広島ユースや広島皆実、広島観音高校の選手が中心の強豪です。言われても余りピンと来なかったのですが、初戦からかなり厳しい相手ということはなんとなくわかるような。

この日のスタメンは以下の通り。*()にチーム名がない選手は浦和レッズユースの選手。

GKが1番川田修平(大宮アルディージャユース)、DFがセンターバックに3番寄特直人、4番西澤秀平、右サイドバックに2番新井純平、左サイドバックに5番菊池翔(大宮アルディージャユース)、MFがボランチに6番西袋裕太と7番野沢英之(FC東京U-18)、トップ下に8番小峯洋介、FWが右に9番前田直輝(東京ヴェルディユース)、左に11番中村駿介、真ん中に10番中山雄希(大宮アルディージャユース)

となります。

埼玉県のユニフォームは赤がファーストですが、前回の強化試合同様広島県も赤のため、埼玉県がセカンドの白のユニフォームを着ていました。

前半序盤は埼玉県のペースで進みます。

前線の9番前田直輝が前線で体をはり得たFKのチャンスを自ら蹴りこぼれ球を10番中山雄希が押し込むも惜しくもゴールから外れるところから始まり、10番中山雄希がスルーパスに抜け出してのシュートが惜しくもポストに当たるなど試合開始からゴールチャンスを多く作り出しますが、決定機に欠け得点には至りません。

広島県がペースをつかめない内に主導権を埼玉県が握ったという展開でしたが、時折鋭いカウンターでピンチのシーンもありましたが、センターバックの3番寄特直人、4番西澤秀平が落ち着いて対処し、今日は相手の攻撃力を意識してダブルボランチにしていたことで、6番西袋裕太と7番野沢英之で中盤で相手の攻撃を摘んだり、オーバーラップからの攻撃参加に定評のある2番新井純平も守備面に意識を置いて余りあがらず守備のバランスを取っていたことで、相手の攻撃もそこまで脅威に感じることもなく試合を進めていたと思います。

攻撃も機能するものの、得点できない時間が続くと苦しい状況になることは散々見てきていることなので、この試合は早く得点が欲しかった所ですが、前半10分ほどで待望の先制点が生まれます。

まず、右サイドをドリブルで仕掛けた9番前田直輝が上げたクロスがゴールの隅を捕らえたシュートとなり、相手キーパーがはじき出してコーナーキックのチャンスを得て、11番中村駿介が蹴ったボールに4番西澤秀平が見事に合わせてのゴール。時間だけ見れば早い時間ですが、ここまでに結構惜しいチャンスを作れていただけにやっと決まったゴールのように感じられました。

このゴール以降も前半は埼玉県のペースで試合が進みます。11番中村駿介からのパスを9番前田直輝が受け、シュートを打つなど追加点のにおいもしつつ、前半15分辺りから徐々に2番新井純平のオーバーラップが見られるようになり、10番中山雄気とのワンツーで前線まで攻め上がりクロスを上げるなど攻撃のチャンスに絡みます。

11番中村駿介⇒8番小峯洋介⇒シュートをキーパーがはじきコーナー

11番中村駿介からのクロスを10番中山雄希がヘッドで合わせ惜しくも右に外れるも、中村駿介経由からもゴールチャンスが多く生まれます。

前半は1-0で埼玉県がリードして終了しましたが、追加点を決められるチャンスで外してしまうことが多い印象もありました。

後半も序盤は埼玉県のペースで進み、前線で9番前田直輝がポストになって落としたボールを8番小峯洋介がシュート、5番菊池翔から8番小峯洋介へパスが渡りシュートまで持って行くなどチャンスを作るものの、ビハインドを負っている広島県が後半はサイドバックの位置からの縦へのロングパスに前線の選手が数人絡んで抜け出してという攻撃でたびたびピンチを迎えます。苦しい時間が続きますが、右の2番新井純平と左の5番菊池翔がサイドからの攻撃を遅らせたり摘んだりと、集中力を切らさず対処していきます。

後半20分前後くらいは、埼玉県にとっては我慢の時間が続きます。サイドから放り込んでくるボールに対してはGKの1番川田修平が、タイミングの良い飛び出しで高いボールに関してはほぼ完璧にキャッチして防いでいきます。中でも圧巻だったのは、セットプレーか流れからのクロスかは忘れましたが、広島県の長身選手にキャッチするより前で頭で合わされてしまい、地面に叩きつけるような弾道のヘディングシュートで失点かと思われたところで反射的に足でボールをはじき出したところ。このプレーには驚かされました。

後半30分ごろに9番前田直輝が2枚目の警告で退場となり、10人での戦いを強いられます。

ここで11番中村駿介に代えて13番金野僚太を投入します。

やや相手の勢いに押されることが多かったものの、7番野沢英之から交代で入った13番金野僚太、8番小峯洋介とテンポ良くパスが繋がり攻め込んだり、タイミングで2番新井純平がオーバーラップしての攻撃など埼玉県も前半ほどではないもののチャンスは作り出していきます。

相手も死に物狂いで1点をもぎ取ろうと人数をかけて攻めている時間は、ヒヤヒヤすることも多かったですが、最後の最後で守備陣が粘ってゴールさせずにいたのですが、際どいシーンでPKを取られてしまい、試合終盤で1-1の同点に追いつかれてしまいます。

試合終盤で一人少ない状況で同点に追いつかれてしまい、延長戦まで行ってしまうと埼玉県のほうが難しい状況に陥ることは分かっているため、なんとしても後半のうちに逆転したい所で、8番小峯洋介がやってくれました。

前線でボールを受けると相手ディフェンダーの隙間をドリブルで強引に突破し、たまらず相手ディフェンダーが足をかけ、埼玉県にPKが与えられます。

このPKのチャンスを8番小峯洋介が自身で決めて2-1と再びリードを奪い、その後10番中山雄希と交代で入った16番斎藤涼汰(FC東京U-18)も含めてロスタイム3分を上手くやり過ごして勝利を奪いました。

結果的にPKの応酬となりましたが、最初の広島県に与えたPKからの流れで埼玉県にもPKが与えられやすい情況を上手く生かした攻めのドリブルが結果を生んだ見事な勝利でした。そして、浦和の試合ではありませんが、どうも浦和はセットプレーからのゴールがあまり見られないという流れの中でセットプレーから西澤秀平がゴールを決めたことがかなり嬉しかったです。攻撃のオプション増えた!とか勝手に思っています。

さてさて、そんなこんなで明日の相手は愛媛県だと思います。

なんか、国体の雰囲気は普段の浦和の試合とは雰囲気が違っていて不思議な楽しさがありました。

明日の試合も楽しみです~!しっかり繋いで残りは他の方にしっかり見てもらう流れを作らなくてはと思います。

ではではー!

関東ユース(U-15)サッカーリーグ2010/9/23 vs 横浜F・マリノスジュニアユース 1-2敗戦・・・トラップの質

マリノスタウン

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

午前中国体の強化試合を見た埼玉の東松山が雨で関東U15リーグのある神奈川の横浜はどうかと天候の回復を強く望んでいましたが、同じでした。要するに雨で肌寒い気候ということです。

前の試合で大敗を喫してしっかり立て直しておきたいところ。今日の対戦相手は横浜F・マリノスジュニアユース。前節に引き続き手強い相手になります。

この試合のスタメンは

GK16番吉野雅大、DFがセンターバックに5番齋藤一穂と4番副島暢人、右サイドバック3番武藤稜、左サイドに2番森亮太、MFがボランチに8番須藤岳晟、トップ下に13番條洋介、11番進昂平、FWが左に18番広瀬陸斗、右に6番戸嶋祥郎、真ん中に10番関根貴大

となります。

試合の入り方を注意して主導権を握る戦い方をしたいところでしたが、この試合も若干前節の大敗を引きずってしまっているかのような、やや後手後手となるプレーが出てしまい、前半5分くらいに守備ラインを突破されてまたも早い時間に先制を許してしまいます。

前半の浦和の攻撃は、数人のコンビネーションでという展開が上手く機能せず、結果的にキープ力と得点力の高い10番関根貴大が強引に突破して行くような場面が多いという印象でした。確かに10番関根貴大がボールを持つと力強く相手ディフェンダーを交わしてシュートまで持っていけてしまうのですが、良いときの周りが10番関根貴大を活かし活かされで展開していくというプレーがなかなか作れません。

その一つの要因が、やはり横浜F・マリノスくらいの相手になるとボールへの寄せが早くなるため、以前いつだかのユースの試合でも書いた気がしますが、パスが来た時のボールの対処の正確さと判断の速さというものが重要になり、それができないと奪われて一気にカウンターを喰らってしまうというチャンスを一気にピンチに変えてしまう結果を生み出してしまいます。

要所要所のプレーは悪くはなく、例えばプレスをかける方を考えると18番広瀬陸斗が前線でプレスをかけてインターセプトして攻撃に転じるというシーンも作り出せていました。基本的にはワントップ気味に10番関根貴大が構えてその後ろで11番進昂平が良い距離感でプレーすると攻撃がドッシリしてくるのですが、やや全体的に体が重いように見えるという言葉があてはまるのかもしれませんが、気持ちと動きがマッチしていないような印象を受けました。

確かに最近のチームでは、関根がいない時になかなか得点が取れない状況になっていて、そこが課題にはなっているのでしょうが、関根が復活する前の試合も何試合も見ていますが、自信を持って押し上げ、右サイド左サイドを鋭く駆け上がって、中で11番進昂平や9番柳下大樹が体を張って得点するというシーンも多く見ています。何かその時と比べて、思い切りの良さが減っているように見える部分もあります。その時のチームで出来ていたことに10番関根貴大が組み合わさって最高の強さを発揮できるように、良いときのプレーを思い返して戦ってくれると嬉しいです。

・・・と、試合に戻りますと、最初の失点の後、サイド攻撃や4番副島暢人のセンターバックの位置からの長い距離のドリブルでの仕掛けなど攻撃を試みますが得点には至らず、15分ごろに2失点目を喫してしまいます。

前半20分に6番戸嶋祥郎が下がり、12番中林佑太が入ります。

交代から少しして、右サイドでボールを持った10番関根貴大がドリブルで攻め込みゴールを奪います。見事なゴールでしたが、やはりコンビネーションでのゴールでないところが少し気になります。

危ないシーンも何度か作られるものの追加点は許さず前半を1-2で終了します。

後半に入り、前半よりも攻撃の形がかみ合いだし、前線での各選手のプレーも力強くなります。そのような攻勢の流れの中で、12番中林佑太が右サイドを持ち上がってシュート、更に18番広瀬陸斗も果敢に仕掛けていきます。8番須藤岳晟からの縦のスルーパスに10番関根貴大が抜け出してシュートを打つなど惜しいシーンも増えてきます。前半は少し動きに覇気がないように見えた11番進昂平も後半は運動量が増し、体を張ったプレーでチャンスを作ります。サイドからの攻撃の際に、クロスボールをペナルティエリアすぐ外くらいで頭ですらして18番広瀬陸斗が走りこむというプレーは惜しくも流れてしまったものの良いトライでした。

前半より、数人が絡んだ攻撃が増えてあと一歩でゴールという場面もいくつかでてくるものの、なかなか決めることができません。

後半は、途中交代で9番柳下大樹、19番杉本誠、17番木所和樹、7番細田真也を投入、彼らの持ち味を出したプレーはあったものの結局得点は奪えずに試合はそのまま1-2で終了しました。

この試合を見ていた感じたことは、やはりパスを受けた時のトラップが上手くできていないことが多いということです。後は、やはり連敗で少し流れが悪くなっていることは確かなのかも知れません。

この流れを抜け出すには、やはり良い時のチームを思い出してプレーすることに尽きると思います。チームのレベルで横浜F・マリノスJrより劣っているということは全くないですから、自信を持ってやるだけでも展開は変わってくると思います。

チーム全体が自信を持ってプレイすれば自ずと結果はついてくるものですから。

さてさて、この試合の後に今日の控えメンバー中心にもう1本試合が行われたんですが、そこでも同じように2点リードされる展開になってしまったものの、気持ち強く戦いゴールを狙い続けて最終的には2-2の引き分けの状況まで持っていきました。

点を奪うことに集中した攻防が出来たからこそ2得点が生まれたのだと思います。重要なことです。

雨の中お疲れ様でした。

ではでは!

 

トレセンU-16(国体)強化試合 2010/9/23 少年男子 埼玉県vs新潟県 2-0勝利・・・国体開幕前最後の強化試合

東松山リコーグラウンド

 

 

 

 

実際は、別の場所でもう1試合位しているかもしれませんが、たぶん国体前の最後の強化試合だと思われ・・・。

どうも、浦和サポブクメです☆

埼玉県トレセンU16メンバーで臨む25日に開幕する千葉国体の強化試合があるということで東松山のリコーグラウンドに行ってきました。前日の猛暑が嘘のような、涼しい気候に雨も加わるという、暑いよりは良いと言うには極端に変わりすぎたコンディションの中で行われました。

埼玉県のホームのユニは赤なのですが、今日の対戦相手の新潟県も赤のユニなんですね。更に、デザインもかなり似ているために最初グラウンドについた時は新潟県の選手達を埼玉県と思いこんでいましたが、知っている選手が全くおらず、ふと白のユニを見ると知っている顔がたくさんいて気が付いたという感じです。

この日のスタメンで浦和レッズユースのメンバーは、右サイドバック新井純平、センターバック西澤秀平、寄特直人、ボランチ西袋裕太、トップ下中村駿介、小峯洋介だったと思います(間違っていたらすみません。)

得点経過は前半開始すぐの東京ヴェルディユースの前田直輝がフォワードらしくチャンスを見逃さずに決めたゴールと、中盤でボールをキープした中村駿介のゴール隅を捕らえた見事なミドルシュートの2点になります。

前半はほぼ埼玉県のペースで進み、しっかり2点のリードを奪う望ましい展開を作り出していました。

後半も埼玉県のペースにはなっていましたが、新潟県も前半より動きが良くなり、相手の守備ラインまで持ち込んだ後になかなか仕事をさせてもらえずに、おそらく枠内のシュートは1本か2本くらいだけだったと思います。

浦和レッズユースのU16の試合でも良く見ているような新井純平のサイドからのオーバーラップでの攻撃参加や、中盤で中村駿介がキープ力を生かして展開していく形などは、当然ですがこの試合でもたびたび見ることができました。交代で入った長谷優が最初しばらく右サイドをやっていたので、若干左サイドでプレーする姿を良く見ているだけに違和感がありました。後半は左サイドになっていましたが、やはり左サイドのほうがしっくりきます(ブクメ的にというだけの話ですがw)

また、最近ボランチから後ろの西袋裕太や寄特直人が試合中に効果的に使う縦への鋭いフィードからトップ下の選手やフォワードの選手が抜け出して攻撃を作る形が見られるのですが、この試合でも数は多くないものの効果的にそのようなプレーが出されていたと思います。

それにしても、さすがに国体選抜だけあって仲間として戦うには頼もしいけど対戦相手として戦う時は手強いだろうなと思いながら、浦和以外の埼玉県のメンバーをどうしても見てしまいますねw

さあ、そんなこんなでもう日曜日には広島県との初戦となります。このトレセン~国体という流れの中で、様々なご好意から比較的多くこの埼玉県のトレセンメンバーの試合を見る機会が得られ、浦和レッズユース以外の選手(普段はほぼ見ようともしていなかった)も含めて愛着が沸いてきたこの埼玉県の国体での活躍を心から願っています。

ではでは!

 

高円宮杯第21回全日本ユース(U-18)サッカー選手権大会 ラウンド16 | 2010/09/20 vs コンサドーレ札幌U-18 2-4敗戦・・・不可解ですね

大和市営大和スポーツセンター競技場2010年9月20日

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

中一日で早くも高円宮杯の決勝トーナメント・ラウンド16の試合となりました。対戦相手は、クラブユース選手権でも対戦しているコンサドーレ札幌U-18。その時の結果は引き分けでしたね。

今日のスタメンは以下の通り

GK16番小笠原正人、DFがセンターバックに3番畑本時央と、4番広瀬健太、右サイドバックに8番若井祥吾、左サイドバックに18番堀田稜、ボランチに6番野崎雅也、トップ下に5番藤野友則と14番矢島慎也、FWが左に7番矢島倫太郎、右に10番礒部裕基、真ん中に11番鈴木大輝

となります。

この試合は、開始から浦和ペースで展開されていきます。

特に試合開始から14番矢島慎也のポジショニングやボールを持って仕掛ける姿勢がさえわたっており、そこから度々チャンスが作られていました。

14番矢島慎也の右から突破からクロスを7番矢島倫太郎がヘッド。同じく14番矢島慎也がペナルティエリア少し外でボールをキープし相手ファールを誘い、直接FKのチャンスを獲得し、そのチャンスで11番鈴木大輝が直接ゴールを狙い、惜しくもポストに弾かれるなど、前半は、コンサドーレ札幌U18を圧倒していたと思います。また、この試合でスタメンに戻った10番礒部裕基が中盤を広く動き回り、チャンスメイクをします。激しいながらもファールをしないプレスのかけかたで上手くボールを奪ってそこから攻撃するシーンも多かったと思います。

コンサドーレ札幌U18は、どちらかというとカウンター狙いというか自分達手動でゲームを作るということではなく、浦和のボールキープに対して積極的に前線がプレスをかけてきて守備ラインは守りに集中しているという印象でした。攻撃の数は浦和が圧倒するものの、前半10分に一度前線でボールを奪われて鋭いシュートを放たれます。低い弾道でゴール済みを狙った危険なシュートでしたが、GK16番小笠原正人がギリギリでボールにさわりコーナーに逃げます。ファインプレーでした。

浦和の攻撃は、右サイドの8番若井祥吾のオーバーラップを上手く生かしたサイドからの崩しや、左サイドバックの18番堀田稜のサイドからのクロスなどチャンスは作るものの、最後のところでゴールには結び付けません。守備意識の高かったコンサドーレ札幌U18は真ん中からの突破に特に集中して守備をしていたように感じ、14番矢島慎也、11番鈴木大輝、10番礒部裕基、7番矢島倫太郎、5番藤野友則などワンツーなどコンビプレーから真ん中を突破しようと何度も試みていましたが、スペースを消されたり、早めに2人で囲んだり、上手く展開していることでパスが走りこむ選手と合わなかったりで、攻勢ながらも得点が奪えない時間が前半は長くなります。

明らかに主導権を握っている展開で得点が奪えない時間が続き、このような時に起こりがちといえば起こりがちなのですが、前半35分前後に相手のゴール前からのやや強引なシュートが浦和の守備に引っかかりこぼれた所に2人ほどつめていて先制を許してしまいます。相手がシュートを打った時点でその2人の選手がいた位置がオフサイドっぽかったのですが、これに関してははっきりとはわかりません。

攻めながらも得点が奪えず、逆に失点してしまうという少し嫌な展開で前半は終了したものの、後半に同点に追いつければ一気に逆転できるだろうとある種、楽観しできるくらい攻撃は充実していたと思います。

後半に入り、コンサドーレ札幌の前線からのプレスがより激しくなり、最初は少しだけ守備陣が慌てる場面もあったのですが、大きな混乱もなく落ち着いてプレーできるようになり、逆に浦和も前半より更に10番礒部裕基と11番鈴木大輝の前線でのプレスが激しく効果的になり、相手守備陣を混乱させます。

そして、後半の早い時間で前線で11番鈴木大輝がイーブン気味の縦パスを上手く横に走りこんでポスト役となり、良い距離感に走りこんだ10番礒部裕基へとボールを出し、抜け出した10番礒部裕基が相手ゴールキーパーの股を抜く見事なゴールを決め、試合を振り出しに戻しました。

印象としては、前半からポジショニングや動きがかみ合っていたチームが更にギヤを一段上げたという感じでしょうか。ただ、人数はかけてこないものの、時折札幌も抜け出して仕掛けてくる場面があり、同点ゴールのすぐ後も、強烈なシュートを放たれるシーンもあったのですが、これもGK16番小笠原正人が見事なセーブで防ぎました。

3番畑本時央、4番広瀬健太の安定した守備でピンチの数自体は最小限に抑えているものの、数少ない少し距離のあるところからの思い切りの良いシュートが際どいコースに飛んでいたというイメージです。

後半では5番藤野友則も守備に攻撃に精力的に走っていたことで攻撃の芽を摘んでいました。また、試合を通して6番野崎雅也も今日は、特に極端に守備に気持ちを置いているように見えましたが、中盤の底のバランスを上手く取っていたと思います。

全体的に攻撃面での動きは良かったものの、フィニッシュの場面で相手のゴールを脅かす精度という意味では10番礒部裕基がかなり存在感ある攻撃を見せ、中盤からドリブル突破で数人を抜いてシュートまで持っていったシーンなど迫力がありました。

とにかく前線で追いかける姿勢が見事で、その姿勢が逆転ゴールを導きます。相手守備とキーパーの間くらいに出されたパスに10番礒部裕基がプレスをかけ相手が処理にもたついたところを奪ってゴール!

これで2-1となります。

ここから更に攻勢に入る浦和ですが、審判の厳しすぎるジャッジに苦しめられてしまい、故意に出したわけはない走る際に普通に出るであろう肘の動きでファールをとられてしまうなど、左サイドから攻撃を仕掛けていた7番矢島倫太郎など数選手が勢いを止められてしまいました。

浦和の攻勢で、相手守備陣が落ち着かない状況から、逆転ゴールと同じような場面に今度は7番矢島倫太郎がプレスをかけてこぼれたボールを10番礒部裕基がループで狙いますがゴールを超えてしまいます。

後半30分前後からは前半の最初のように14番矢島慎也が絡んだ攻撃でのチャンスも再び増え、14番矢島慎也から11番鈴木大輝へパス、そこからゴール前へクロスを上げて7番矢島倫太郎がヘディング、14番矢島慎也から7番矢島倫太郎へパス、そこからシュートなどテンポ良くゴールに迫るプレーが多くなりますが、追加点が奪えません。

ペースは完全に浦和でしたが、後半40分前後に相手のコーナーキックのチャンスからゴール前に入ったボールが落ち着かない状態から相手選手の前に運悪く転がってしまった所を豪快にけりこまれてしまい、2-2の同点に追いつかれてしまいます。

同点に追いつかれてからも下を向くことなく、90分間での逆転を狙って浦和が果敢に攻めて行きます。前掛かりのために時折危険なシュートを浴びることもありましたが、勝ちに行く姿勢にありがちなリスクなのでOKです。

特に、普段セットプレー以外ではドリブルで持ち上がることはまずない3番畑本時央がディフェンスラインで相手のボールを奪った際にその勢いでそのままドリブルで前線まで仕掛けていき、中盤の選手とパス交換をしながら、後一歩でゴールというところまで持ち込んだ攻撃の姿勢は凄かったです。

さて・・・ここから後の出来事は非常に残念なことであってはならないことなのですが、あえてサポーター目線だから言っても良いであろうということでしっかり書いておきます。後半もロスタイムに入ろうかというところでコンサドーレ札幌の前線へのパスがキーパーと飛び込んだ選手と同じくらいの距離に入り、GK16番小笠原正人がコースを消すように前進したところで、相手の選手が足で触ったボールはゴール上へと外れて行き、そのままの勢いで少し接触したのかもしれませんが、ここで主審の判定はPK。 PK? どこが?相手選手が先にボールに触っていてそのボールが外れて、その後に勢いでキーパーと接触すると相手にPKが与えられるのですか?

そして、このタイミングで与えるPKが試合にどれだけの影響を与えるか分かっているのですか?

正直、後半に10番礒部裕基がイエローカードをもらったシーンもそうですが、基準がぶれすぎです。試合をコントロールしてください。だから良いということではありませんが、リーグ戦などでまだ次があるとかであれば良いですが、高校生世代の選手達が最大目標として臨んでいる大会の負けたら終わってしまう決勝トーナメントですよ。

特に試合を決定付ける判定には最大限の注意を払い、しっかり試合をコントロールしてください。

完全に試合が壊されてしまい、最終的には14番矢島慎也、5番藤野友則に代えて19番高田拓弥、15番小峯洋介が入り残り少ない時間で反撃を試みましたが、もう1失点して2-4で敗れてしまいました。

もどかしいとしか言えない幕切れになってしまいました。

今日のような戦いぶりができるチームがここで消えてしまう。更に、実際どのようになるか分かりませんが、3年生の中ではこの大会を最後に次のJユースカップには参加しない選手も出てくる可能性があること。そのくらい重さのある試合が不可解な判定で終わってしまったこと。残念です。

ただ、判定にグチグチ言うのはサポーターだけで十分ですので、選手の皆さんは辛いでしょうが次に気持ちを切り替えてください。今日の戦いぶりは見事でした。下を向く理由は全くありません。人生を語れるほど成熟した人間ではないですが、こういう、不可解なことは人生ではよくあることで、ここでの悔しさをバネにして次に不可解な判定で左右されないくらいの試合展開ができるくらい強さを身に着けてください。

一試合一試合の戦いぶりを見てきて、今日の試合は決勝トーナメントに焦点を合わせてコンディションを上げて挑んだ見事な戦いぶりでした。本来であれば勝ち進んで更に勢いを増していくはずの試合であり、それはできていたと思います。もちろん、フィニッシュの部分の貪欲さを10番礒部裕基のくらい多くの選手が持つことが今後の課題だろうと感じる部分もありましたが、それは積み重ねでいくらでも改善できたことだったと思います。

本当に本当にお疲れ様でした。

ではでは、失礼します。

関東ユース(U-15)サッカーリーグ2010/9/19 vs 東京ヴェルディJrユース 2-7敗戦・・・強さの基準

ヴェルディグラウンド

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

全国大会などを挟み、この関東ユースU15サッカーリーグは前回の6月の試合から実に3ヶ月ぶりの開催なんですね。今日の対戦相手は東京ヴェルディジュニアユース。このリーグの順位自体は浦和よりも下にいるものの、この世代では最も強いと言われている相手になります。会場は、よみうりランド横にある、ヴェルディグラウンドです。

スタメンは

GK16番吉野雅大、DFがセンターバックに5番齋藤一穂と4番副島暢人、右サイドバック3番武藤稜、左サイドに2番森亮太、MFがボランチに8番須藤岳晟、トップ下に13番條洋介、11番進昂平、FWが左に18番広瀬陸斗、右に7番細田真也、真ん中に10番関根貴大

となります。

勝ち星を考えると安定感にやや欠けるとも言えますが、今日対戦する東京ヴェルディジュニアユースがおそらく今年のジュニアユースでは最も強い相手ということを聴いていましたが、まさにその通りの強さを見せ付けられた部分と、浦和の武器を見せ付けた部分もあり、上を目指すために今日の悔しさをどう生かしていくかが重要な試合となりました。

ゴール経過をまず書きますと、開始早々に守備ラインを突破され失点。0-1

前半35分前後に再び守備ラインが突破されて失点。0-2

更に前半40分に前後に失点0-3

前半終了間際に、10番関根貴大が個人技で突破して1点返す。1-3

後半、セットプレーからヘッドでキレイにあわせられて失点1-4

更に後半2失点で1-6

後半終盤に途中から入った19番杉本誠がペナルティエリアにドリブルで侵入し倒されPK獲得、自ら決めて意地を見せる。

2-6

試合終了間際に失点2-7

このような試合の流れになります。

とにかく、今日は相手の攻撃陣の鋭さに対応し切れなかったという印象で、以前浦和レッズユースの試合で横浜F・マリノスユース相手に完敗したときのような、相手攻撃陣のパスの鋭さとフィニッシュの制度の高さを感じました。ディフェンスをの間を通すスルーパスに、かなりのスピードで斜めに走りこむフォワード。常に2選手くらいが裏へのそのようなパスが出ることを意識してタイミングよく飛び出してくることで守備陣が混乱させられてしまったこと。

ただし、対応できないということではなかったとも思いますが、浦和が攻めの際のコンビネーションやバランスを作り出すまでに時間がかかってしまったことなどももしかすると相手を乗せてしまった原因なのかもしれません。

10番関根貴大のキープ力の高さと攻撃力の高さは当然相手も研究しているので、彼へのマークに重点を置かれた所で他の選手達が動きに戸惑ってしまったようにも見えました。

前半を見ると、ボールが収まらない中で10番関根貴大が、失点した時にやられた形と同じような鋭いスルーパスをディフェンスラインの間に通してそこに11番進昂平が走りこむも、一歩とどかなかったり、逆に8番須藤岳晟が中盤でインターセプトしたボールを10番関根貴大に通したもののオフサイドだったり、もしかすると得点にならなかったこれらのプレーが得点まで繋がっていればも少し競った試合になっていたかもしれません。

前半30分に7番細田真也に代わって6番戸嶋祥郎が入り、彼と10番関根貴大、11番進昂平とのコンビで惜しいシーンを作り出したり、戸嶋自身もミドルシュートを狙うなどしていましたが、これもゴールまでは至りません。

前半の10番関根貴大のゴールは見事でしたが、できれば流れからのゴールでの得点があればもっとチームとして乗れたかもしれません。また、トップ下の位置に入っていた13番條洋介のポジショニングや動きで中盤からテンポ良く攻撃に移れていた場面も何度かあったため、このような流れが回数多く出ればチームとしての攻撃が活性化されていくと思います。

後半に入ってからの11番進昂平の動きは良かったと思います。また、交代で入った9番柳下大樹、21番斎藤翔太、19番杉本誠も気持ちの入ったプレーをしていたのですが、なんというか、相手の攻撃の迫力が凄かったことや実際に失点が重なっていってしまったことなど浦和側としては難しい状況難しい状況に入り込んでしまったのが残念でした。

私が言うまでもなく、今日の結果はプレーしていた選手達にとっては屈辱的な悔しさがあったと思います。この悔しさは次に生かしてぶつけていくしかないので、自分達の力を信じて次の横浜F・マリノスジュニアユース戦で今度は自分達が大量得点して勝ってやるくらいの気持ちで前向きにぶつけてください!

得点力という意味での強さの基準が東京ヴェルディJrなら、今日その攻撃を見て実感して、その強さに対応できるようになれば、他の相手の攻撃にも対応できるということですから、伸び白を最大限に生かしてレベルアップして次回対戦した時に勝てるようにしてください。

ではでは!