U18日本代表イスラエル遠征 インターナショナル・ウィンター・トーナメント2011/12/15 – U18日本代表vsU18イスラエル代表 6-3勝利・・・新井純平は左サイドバックで先発!

イスラエル/ペタフ・チクヴァ・スタジアムPetah Tikva Stadium2011年12月15日

 

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

浦和レッズユースの新井純平が参加しているU18日本代表のイスラエル遠征。彼自身のプレーは良かったとは思うのですが、2日前のU18ドイツ代表との試合は、試合自体は完敗ということで、悔しい思いを払しょくするべく、今日のU18イスラエル代表にはすっきり勝利して欲しいと思っていました。

まず、スタメンに選ばれるかどうかということが気になっていたのですが(U17の時は、前の試合スタメンの時には次の試合が控えになることが多かったので・・)、この試合もスタメン出場となりました。ただ、ポジションがいつもの右サイドバックやたまにやるセンターバックでもなく、左サイドバックでの出場でした。

この試合は、ビンヤミナという駅の目の前にある、ペタフ・チクヴァ・スタジアムという新しいスタジアムで行われました。なかなか良いスタジアムでした。試合の動きがしっかり見たいということで、バックスタンドの一番上あたりで観戦していたので、ただでさえぼやけ気味の写真が、今回は更に遠くなっております。ご了承を。。

ということで、スタメンは以下になります。

GKが18番中村航輔(柏レイソルU-18)、DFがセンターバックに3番田口翔太郎(JFAアカデミー福島)、2番ハーフナー・ニッキ(名古屋グランパスU18)、左サイドバックに8番新井純平(浦和レッズユース)、右サイドバックに6番川口尚紀 (アルビレックス新潟ユース)、MFが真ん中が16番松本昌也(JFAアカデミー福島)、7番秋野央樹(柏レイソルU-18)、左に9番早川史哉(アルビレックス新潟ユース)、右に14番中川寛斗(柏レイソルU-18)、FWが11番鈴木武蔵(桐生第一高校)、19番南野拓実(セレッソ大阪U-18)

となります。

交代は、いずれも後半で、63分に14番⇒12番溝田光(三重県立津工業高校)、68分に9番⇒13番小林祐介(柏レイソルU-18)、16番⇒17番三島頌平(帝京大学可児高校)、73分に11番⇒15番木下康介(横浜FCユース)、76分に19番⇒20番田村亮介(京都サンガF.C.U-18)、82分に8番⇒10番平澤俊輔(JFAアカデミー福島)

実力では明らかに日本のが勝っているはずですが、イスラエルは初戦でドイツに勝っているということで、どういう戦いになるのか注目しながら試合が始まったわけですが、前線に勢いのある選手がいるものの、だいぶ攻めるためのスペースは簡単に開けてくれるという印象だったのですが、センターバックの選手の対応がやや散漫な部分がありつつ、両サイドバックとの連携も少しずれているところで簡単に突破される場面が多く、その流れで前半の早い時間に一気に2失点というまずい流れになるものの、やはり攻撃選手がやりやすいようなスペースは空くために攻撃で攻めこめる回数も多く、23分に同点ゴール、34分にはコーナーキックから2番ハーフナー・ニッキが打点の高いヘッドでゴールし2-2、さらにすぐ後に今度はショートコーナーからのクロスに3番田口翔太郎が合わせて3-2、一気にたたみかけるかと思ったら前半終了間際に同点に追いつかれて3-3。

後半の18分に11番鈴木武蔵が決めて4-3、更に35分に20番田村亮介が決めて5-3、最後は15番木下康介がダメ押しで40分にゴールで6-3ということで終わってみれば大勝となりました。

左サイドバックでスタメン出場した8番新井純平は、さすがに右サイドバックの時と比べてやりにくそうな印象は受けましたが、要所要所では落ち着いたプレーで守備もできていましたが、攻撃参加に関してはドイツ戦の時ほど迫力のあるオーバーラップからのクロスなどは、見られませんでした。

今の時代のサイドバックは両サイドができて当たり前という印象をフル代表のクラスでも見ているので、今後左でも右と同じくらいのクオリティのプレーができるようになるためには、今日の経験はプラスに作用すると思いますし、何よりこのイスラエル遠征は、U18のメンバーがほとんど呼ばれていなかったり、国内の大会で重要な試合が控えているような選手の招集もなかったことから、今後このカテゴリで再びそれらのメンバーも含めて先行されたときに呼ばれるためのアピールができるかどうかという意味でも、注目していたのですが、浦和サポとしてひいき目に見てしまう部分を差し引いても、かなりしっかり存在感を見せつけたと思いますし、起用されていた出場時間を考えても、評価されていたのではないかと思います。

この試合も前の試合同様の現地に住む方と一緒に見ていたのですが、前回同様、8番の新井純平は唯一守備ラインで安心して見ていられると評価してくれていました。そういうことだと思います。

今回のU18日本代表を見たときには、センターバックに関しては、得点に名前を連ねているようにセットプレーでの攻撃力や高さと言う意味での強さではレベルの高さを見せてくれてはいたものの、正直なところ簡単に裏を取られる場面も多かったり、致命的なパスミスをしたりが何度も見られたことが事実で、攻撃の部分でも、能力の高さを見せる選手が多い分、ゴール前でのプレーがやや雑だったり簡単に失う部分も見られましたので、このチームとしては2年後のU20ワールドカップを目指したチームだったと思いますので、ある程度メンバーが固定されてきた時にどれだけ今回苦戦した選手たちも含めてチームが成長しているか楽しみです。

ということで、写真載せます。

イスラエル/ペタフ・チクヴァ・スタジアムPetah Tikva Stadium2011年12月15日

イスラエル/ペタフ・チクヴァ・スタジアムPetah Tikva Stadium2011年12月15日

イスラエル/ペタフ・チクヴァ・スタジアムPetah Tikva Stadium2011年12月15日

 

 

 

 

 

イスラエル/ペタフ・チクヴァ・スタジアムPetah Tikva Stadium2011年12月15日

イスラエル/ペタフ・チクヴァ・スタジアムPetah Tikva Stadium2011年12月15日

イスラエル/ペタフ・チクヴァ・スタジアムPetah Tikva Stadium2011年12月15日

 

 

 

 

イスラエル/ペタフ・チクヴァ・スタジアムPetah Tikva Stadium2011年12月15日

イスラエル/ペタフ・チクヴァ・スタジアムPetah Tikva Stadium2011年12月15日

イスラエル/ペタフ・チクヴァ・スタジアムPetah Tikva Stadium2011年12月15日

 

 

 

 

 

イスラエル/ペタフ・チクヴァ・スタジアムPetah Tikva Stadium2011年12月15日

 

 

 

 

 

ということで、見られなかったU18ポルトガル代表との試合も含めて1勝2敗という結果に終わったU18日本代表。確かに直近に本気で臨む大会がない限りは、特に代表チームの場合には、育成や選考など含めた、勝負よりも大事にされるものがあるかとは思いますが、過去のウズベキスタンやメキシコの時にしろ、今回のイスラエルにせよ、特に今回イスラエルでは現地で働いている日本人の方やそのお子様と一緒に試合を見たり話を聞いたりしていると、日本から離れた場所に住み働いている日本人ほど、カテゴリは関係なく日本代表がその場所で試合をすることが分かった時には相当活躍を楽しみに試合に足を運んでいる様子がうかがえます。

今回、知人の息子さん(イスラエル人の奥さんを持つ方の息子さん)は、イスラエルより日本が好きでこの試合がサッカー観戦初体験ということで、試合前から相当楽しみにしており、正直最初にいきなり散漫なプレーで2失点を喫した時には、少しがっかりしたような表情を見せていました。

ただ、結果的には6点取って勝ったことで、試合後相当機嫌良く試合を振り返って、楽しかったと言っていました。代表を背負って遠征して試合をするということの意味を見る側としてこういうケースを見たときに知ることになりました。

ということで、あっという間の4日間でしたが、イスラエルの本当の試練は出国の時と強く強く言われているので、気合いを入れて明日空港へ向かいたいと思いますw

少し迷ったものの、足を運んで良かったと強く思える遠征でした。

ではでは~。

 

・おまけ

ちょうど運よく、この大会の空き日の14日にヨーロッパリーグのマッカビ・ハイファvsシャルケ04の試合があり、ハイファまで足を運び、試合を見て来ました。なんか、一番前で、なんか目の前に内田がいましたよ。でも、ここに連れて来てくれた方が、マッカビ・ハイファの熱烈なファンの女性で、シャルケ04が2点リードした後半終盤に「帰る!」の一声でスタジアムを後にしたんですけどね。マッカビ・ハイファは今シーズンが例年にないほど苦しいシーズンになっているらしく、調子の悪いチームにありがちなチャンスに決められず、相手にはしっかり決められてしまうという悪循環の試合となりました。内田は、飄々と良いプレーしてました。

イスラエル/キリャト・エリエゼウ・スタジアムKiryat Eliezer Stadium2011年12月14日イスラエル/キリャト・エリエゼウ・スタジアムKiryat Eliezer Stadium2011年12月14日イスラエル/キリャト・エリエゼウ・スタジアムKiryat Eliezer Stadium2011年12月14日

 

 

 

 

U18日本代表イスラエル遠征 インターナショナル・ウィンター・トーナメント2011/12/13 – U18日本代表vsU18ドイツ代表 0-2敗戦・・・新井純平フル出場!

イスラエル/ネス・ジヨナ・スタジアム/Nes ZiyonaStadium2011年12月13日

 

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

U18日本代表のイスラエル遠征に浦和レッズユースから新井純平が選出された・・・ということで、イスラエルに来ております。出入国が大変な国イスラエルということで躊躇する部分もあったりなかったりでしたが、運よく現地に知人がおり、「まあ、大丈夫ですよ、たぶん。」という太鼓判を押していただいたので、安心してやってまいりましたw

11日の浦和レッズユースのプレミアリーグ最終戦を観戦してからということになるため、第1戦のU18ポルトガル代表戦には間に合わなかったのですが(この試合には新井純平が出場していなかったので、まあ、良いです)、13日のU18ドイツ代表戦には無事足を運ぶことができました。

ちなみに、現地の知人の方が場所を確認しておいてくれて助かったのですが、当初ラーナナ(Raanana)という場所で開催の予定だったこの試合が、前日くらいに急に変更になったということで、ネス・ジヨナ・スタジアム(Nes Ziyona Stadium)が開催地となりました。当初の予定の場所から結構距離があるため、いったん間違ってそちらに行ってしまっていたら、試合には間に合わないという過酷な感じで・・・いや、まあ、こういうことってよくありますよね・・・、でも、一人で来ていたら、たぶんその末路になっていたような・・・。

恒例ですが、細かい試合内容は書きませんが、今大会は背番号がJFAのサイトに掲載されているため、スタメンや交代に関しては書けます、よし。

この試合のスタメンは、

GK1番山田元気(京都サンガF.C.U-18)、DFがセンターバックに3番田口翔太郎(JFAアカデミー福島)、2番ハーフナー・ニッキ(名古屋グランパスU18)、左サイドバックに9番早川史哉 (アルビレックス新潟ユース)、右サイドバックに8番新井純平(浦和レッズユース)、MFが真ん中に16番松本昌也(JFAアカデミー福島)と7番秋野央樹(柏レイソルU-18)、左に14番中川寛斗(柏レイソルU-18)、右に12番溝田光(三重県立津工業高校)、FWが15番木下康介(横浜FCユース)と20番田村亮介(京都サンガF.C.U-18)

となります。

交代はいずれも後半に20番⇒11番鈴木武蔵(桐生第一高校)、12番⇒6番川口尚紀 (アルビレックス新潟ユース)、16番⇒13番小林祐介(柏レイソルU-18)、9番⇒10番平澤俊輔(JFAアカデミー福島)

浦和レッズユースの新井純平は、この試合スタメンフル出場となりました。

試合内容としては、初戦U18イスラエル代表に敗れたという情報だけ聞いていて、もしかしてメンバーを落としてこの大会に臨んでいるようなU18ドイツ代表だったら残念だと思っていたのですが、とんでもない、想像していた通りの強いドイツの下カテゴリのチームでした。

前半に1失点後半に2失点目を喫しての敗戦ですが、チャンスの数で言えば相当数相手の方がまさっていたと思います。とにかく、前線と中盤の動きに迷いがなく、素早いプレスとスペースへの動き、そこに体の強さが加わったような相手でしたね、強かったです。

日本は、ややメンバーが新しかったりすることなどもあったのか、細かいパス回しの精度を欠き、攻撃の部分で中盤のところで奪われて反撃を食らうケースが多いような印象がありました。ただ、逆にシンプルな裏を狙うプレーで数は少なかったですが、20番田村亮介が惜しいシュートを放つ場面や、後半の終盤に8番新井純平がサイドのスペースに走ってディフェンダーを引きつけつつ、6番川口尚紀がドリブルで盛り込んで惜しいシュートを放つ場面など決定的な場面も作れてはいたのですが、結果的には決めきれずに無得点となりました。

8番新井純平に関しては、前半に持ち味であるオーバーラップから2度ほど相手のエリア深くまで侵入してのクロスボールを上げる場面を作れており、更には後半には、縦の浮きだまのパスで裏へぬけだした選手へ正確なパスを通してチャンスを演出する場面も作れていました。全体的には、安定したプレーはできていたと思います。試合終盤に、少し味方とパスのタイミングが合わずに不用意な横パスを奪われるなどはありましたが、一緒に見ていた方も、高評価をしていました。

イスラエル/ネス・ジヨナ・スタジアム/Nes ZiyonaStadium2011年12月13日

 

 

 

 

 

↑大会プログラムを見ると、対戦相手のU18ドイツ代表の選手はそのチームでどのくらいの位置まで来て活躍しているのかまでは分からないものの、所属チームはドイツ1部やオーストリア1部のザルツブルクなど結構凄いチームだらけでした。なかなかこのレベルの相手とは対戦したくても対戦できないことを考えると、今日は敗北感が強い結果となってはしまいましたが、通用する部分や、もっと伸ばさなければならない部分など含めて、今の位置を知る良い経験を積むことができる相手だったと思います。

 

さてさて、恒例の写真をたくさん載せてしまえのコーナーです。 

イスラエル/ネス・ジヨナ・スタジアム/Nes ZiyonaStadium2011年12月13日

イスラエル/ネス・ジヨナ・スタジアム/Nes ZiyonaStadium2011年12月13日

イスラエル/ネス・ジヨナ・スタジアム/Nes ZiyonaStadium2011年12月13日

 

 

 

 

 

イスラエル/ネス・ジヨナ・スタジアム/Nes ZiyonaStadium2011年12月13日

イスラエル/ネス・ジヨナ・スタジアム/Nes ZiyonaStadium2011年12月13日

イスラエル/ネス・ジヨナ・スタジアム/Nes ZiyonaStadium2011年12月13日

 

 

 

 

 

イスラエル/ネス・ジヨナ・スタジアム/Nes ZiyonaStadium2011年12月13日

イスラエル/ネス・ジヨナ・スタジアム/Nes ZiyonaStadium2011年12月13日

イスラエル/ネス・ジヨナ・スタジアム/Nes ZiyonaStadium2011年12月13日

 

 

 

 

 

イスラエル/ネス・ジヨナ・スタジアム/Nes ZiyonaStadium2011年12月13日

イスラエル/ネス・ジヨナ・スタジアム/Nes ZiyonaStadium2011年12月13日

イスラエル/ネス・ジヨナ・スタジアム/Nes ZiyonaStadium2011年12月13日

 

 

 

 

 

15日のU18イスラエル代表との試合も観戦する予定ですので、またその際に書きます。明日14日も別の試合を観戦する予定ですが、ちょっとスムーズに行くかどうかわかりませんので、上手く見られたら番外編としてアップすることができるかもしれません。 

ではでは~。

 

高円宮杯U18プレミアリーグ2011/12/11/ 第18節 vs 青森山田高校 3-2勝利・・・有終の美、得点王、埼スタ第2無敗、次へのスタート

埼玉スタジアム第2グラウンド2011年12月11日

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

今年からスタートした高円宮杯プレミアリーグもいよいよ最終節となりました。そして、浦和レッズユースの3年生が戦う公式戦もこの試合が最後。そして、個人タイトルとしては、10番矢島慎也の得点王がかかる試合でもあり、埼玉スタジアム2002第2グラウンドでのホーム無敗の記録を作る試合でもあり、アウェイで敗れた青森山田高校に対してしっかり勝っておきたい試合。この試合一つに多くの目的が詰まった試合となりました。

最終戦にふさわしい晴天の埼玉スタジアム第2グラウンドでの試合。

まずは、試合の流れを書きますね。

この試合のスタメンは以下、

GKが30番関口亮助、DFがセンターバックに3番寄特直人と18番西袋裕太、左サイドバックに2番西山航平、右サイドバックに4番小出啓太、MFがボランチに6番野崎雅也、トップ下に8番片槙吾と24番中村駿介、FWが左に7番鈴木悠太、右に28番関根貴大、真ん中に10番矢島慎也

となります。

全国リーグの最終節にふさわしい、レベルの高いチーム同士の攻防となったこの試合は、スタートから右サイドでの28番関根貴大の得点意識の高いプレーが見られます。18番西袋裕太のロングフィードに反応した28番関根貴大が攻め上がる場面、更に10番矢島慎也からのパスを受けた28番関根貴大がドリブルで持ち込み放ったシュートは惜しくもポスト。更に鋭いサイドチェンジを左サイドの7番鈴木悠太に通すなど、いつもより更に28番関根貴大の攻撃の意識の高さがプレーに表れる展開になりました。

逆に、相手の右サイドも鋭い攻撃を仕掛け、個の守備力の高い2番西山航平との激しいマッチアップとなる場面も多かったものの、その多くを力強く防いでくれていました。

また、セットプレーのチャンスの際に18番西袋裕太が攻撃に絡み大きなチャンスとなる場面が多く、混戦からの惜しいシュートやコーナーキックからのヘディングシュートなど、前半15分までの時間帯で多くのチャンスに絡んでいました。なんとなく、守備以上に攻撃の部分の感覚が鋭くなっているようなチャンスでの動きと言えばよいのでしょうか。得点にならなかったのが惜しいところ。また、これ以外にもタイミングで中盤にプレスをかけインターセプトし、24番中村駿介、7番鈴木悠太とつなげてサイドからの攻撃の起点となるプレーも良かったです。

先発復帰した24番中村駿介も中盤でボールを収めたり、相手ボールの際に激しくプレスに行く動きが効果的に効いていたと思います。

得点王争いでトップを走る10番矢島慎也にも大きなシュートチャンスが2度ほど訪れたものの、少し力が入ってしまっていたのか枠を超えてしまっていました。

前節のコンサドーレ札幌U-18戦同様に締まった試合展開となりつつどちらにも得点が入らないまま前半0-0で終了。

集中して対応しなければならない後半の立ち上がりの相手の猛攻で、あれよあれよと2失点で後半の5分までで0-2という状況になってしまいます。今年の勝てなかった試合で多くあった連続失点がこの最終節で起こってしまいます。

更に相手のフリーキックのチャンスからの無回転シュートなど危ないシーンもありながらも、30番関口亮助がしっかりと対応し、これ以上の失点はさせないなかで、7番鈴木悠太から28番関根貴大へのパスからの仕掛けなど、攻撃の形を浦和が作り始めて徐々に主導権を奪い返したところで出ました6番野崎雅也のミドルシュート!良く抑えの利いたシュートが枠を捉えて1点を返し、10分の段階で1-2。

このゴールの後、7番鈴木悠太に代えて11番堀田稜が入ります。

先ほどの6番野崎雅也のゴールで更に攻撃の勢いを増す浦和は、10番矢島慎也が右サイドから仕掛けてクロスに11番堀田稜がヘッドで合わせるなどチャンスを作る中で、20分に同点ゴールが生まれます。

左サイドから28番関根貴大がドリブルでペナルティエリア深くまで侵入。角度がなく、キーパーもコースに入って狙うのが難しい状況で、走りこんだ4番小出啓太へマイナスのパスをだし、このパスをしっかり4番小出啓太が押し込んで2-2の同点とします。

その後も、24番中村駿介のキープ力を生かした攻撃などチャンスを作ります。

後半38分に相手選手との接触プレーで今日攻撃で大きく貢献した28番関根貴大が足を痛めてしまいます。この時は、すぐに×が出て大きな怪我かと冷やりとしましたが、後で聞いたら大丈夫のようでした。

この負傷により、28番関根貴大に代えて13番長谷優が入ります。

交代出場した13番長谷優からのクロスに4番小出啓太がヘッドで合わせるなどチャンスを作ったり、何度か持ち味のドリブルでチャンスを作れていました。

そして・・・この試合のクライマックスは後半42分に訪れます。

ペナルティエリアにドリブルで侵入した24番中村駿介が相手の守備ブロックを逆手に取りマイナスのパスを6番野崎雅也に送り、このパスを再びダイレクトで決め、3-2と逆転に成功します。

結果的に後半だけで5点入る激しい展開を制した浦和が勝利。

この勝利で、浦和レッズユースの高円宮杯プレミアリーグ元年の結果は4位となりました。得点王争いトップの10番矢島慎也にゴールは生まれませんでしたが、追撃する選手にも得点がなく、10番矢島慎也の得点王が確定。

更にレッズランド開催の流通経済大学柏高校に敗れた以外のホームとして開催された埼玉スタジアム第2グラウンドでのホームゲームは東京ヴェルディ相手の引き分け一つ以外はすべて勝利(6勝1分け)、1勝はNACK5スタジアム。要するに埼玉スタ第2無敗と言う記録になります。逆にアウェイでは、関東圏外でのアウェイでは全敗とアウェイの戦い方に課題が残る結果となりました。

この試合をもって、3年生は引退となります。タイトルという結果は残せなかったものの、高円宮杯プレミアリーグ初年度で矢島慎也の得点王と言う結果と、埼スタ第2での浦和には勝てないという結果を残してくれました。これは、当然新チームに引き継がれていくものであり、伝統となっていくべきものであると考えています。

そして、残された課題はアウェイでの戦い方。今年アウェイで敗れた試合を見ると、試合内容以上に、勝負の駆け引きで敗れたことが明らかでした。圧倒的な実力差がない限りは相手の慣れた環境で戦い勝利するために、残された課題は新チームが一つずつクリアしていってくれることでしょう。

そうそう、ちょっとしたことですが今日は試合後の風景を眺めていてちょっと嬉しい空気を感じていたんですよ。

それは、この最終戦に浦和レッズユースの卒業生や途中で去ってしまった選手が何人か顔を見せてくれていたことなんです。一緒に記念撮影とかもしていましたよね。ブクメ自身、この浦和レッズの下部組織にかかわってきて、こうなって行けばいいなと思ってきたのは、この場からそれぞれ新しい道に進んで行っても、ここを原点として、単純に「後輩は頑張っているかな?」という理由でもよいですし、なんとなく原点に戻りたくなった時とか、壁にぶち当たった時とかに、下部組織の試合に足を運ぶという選択肢が出てくることなんですね。

足を運べば知っている顔がいるし、話ができるような場所となること。で、その中で、見たことある顔がいるな、の一人になっていられればいいな~とか思ってたりします。ご父兄の皆様も同じ。なんか雰囲気が良いので、兄弟ご子息は卒業していないけど、見に行っちゃおうかな~みたいな場所。

で、ここを巣立つ3年生の選手たちに言いたいのもここだったりします。

当然、ここから先もサッカーを続け、成長して浦和レッズの選手になって帰ってきてくれるのは嬉しいですが。それ以上に、どんな道に進もうがここを原点として大切にして、時々顔を見せてくれると嬉しいです。

サッカーと言うのは本当に難しいもので、個々の能力の優劣だけで評価が決まらないスポーツ。運動能力では負けていても、考え方で越えられる壁があり、また、特長が合わなければどんなに頑張ってもうまくいかない可能性も出てくるもの。

だから、今年1年を考えた時に、1年間主力として常に試合に出ていた選手でも場所が変わると思うようにいかなくなる可能性もあること、逆に今年ほとんど絡めなかった選手でも、環境が変わることで、一気に状況が変わることもあります。

浦和の下部組織の選手はすべての選手にプロになるポテンシャルがあります。

今の状況のみで、自分を過小評価、過大評価せず、良い流れに慢心せず、悪い流れは乗り越えれば経験値になると考えて新しい舞台で更に成長できるよう努力してください。

そして、迷った時には、下部組織の試合に来れば知っている顔がありますからね。お気軽にお越しくださいまし。

 

たくさんの感動をありがとうございました!

ではでは!!

 

練習試合 2011/12/11 – 浦和レッズJrユース vs CAアレグレ 3-1勝利・・・全国大会へ向けて

レッズランド2011年12月11日

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

割とよく来ているイメージがあるレッズランドですが、割と久しぶりに来ました。ユースのプレミアやJユースカップ、Jrユースの関東予選、更にはU13の埼玉県ユース選手権の予選も含めて会場が別のところが多かったからですね。ピッチコンディションは相変わらずでしたが、なんとなくここに来るとホッとします。

今日は、高円宮杯前最後と思われる浦和レッズジュニアユースの練習試合でCAアレグレと対戦するということで足を運びました。

この試合のスタメンは以下。

GK16番高須雄大、DFがセンターバックに4番吉原大と12番益子大樹、左サイドバックに7番荒木聡太、右サイドバックに6番及川皓平、MFがボランチに5番長島巧、トップ下に8番斎藤翔太、15番勝野瑛、FWが右に9番橋岡和樹、左に8番斎藤翔太、真ん中に11番小島良太

となります。

練習試合仕様と言うことで、背番号がここ最近の公式戦と変わっている選手もちらほらいます。間違っていたらすみません。

CAアレグレと言えば、浦和レッズユース出身で現在学芸大学でプレーしている藤野友則がいたチームなのですが、正直どういうチームなのかわかりませんでした。

で、実際見てみたら、なかなかこれまた良いチームですね。

厳しくプレスに来てくれる、前線の選手が鋭く裏を狙って飛び出してくる、全国大会前にはうってつけの相手だったのではないでしょうか。

さて、どう戦うかと思って見ていたのですが、攻めの部分で10番清川大輝が上手いところに入り込んで攻撃の起点になるのですが相手のプレスの激しさもあってか、その次のプレーが続かずストップしてしまうことが多い印象。

そんな中、迎えた前半8分に相手の鋭い飛び出しを止めることができずに失点。

前半の早い時間で0-1とビハインドを負うことになります。

この試合を全国大会へ向けてということで考えると、こういう展開は十分あり得るため、ここからどういう風に追い付き逆転できるかという戦い方が必要な展開となります。

この試合では、守備ラインのところで特に12番益子大樹が運動量豊富にプレーし、攻撃の起点としても絡むことが多かったのですが、12番益子大樹から9番橋岡和樹にあてての攻めであったり、右サイドから縦の前線へディフェンダーの背後へのパスを通してサイド攻撃の早い展開の起点となるプレーが見られました。この場面では、クロスから左サイドの8番斎藤翔太に繋がり、更に10番清川大輝までつなげてシュートまで行ったもののシュートは枠を外れてゴールならずでした。

相手に作られる決定的な場面は浦和の守備も集中していたことから、そこまで危ない場面自体は作られなかったものの、相手の運動量に、やや攻撃の際に細かいミスなどが出て決めきれない展開ではありましたが、前半のうちに同点に追いつくことに成功します。

右前線に上がった6番及川皓平が相手のプレスにあいながらもしっかりキープしクロスを上げたところを8番斎藤翔太がヘッドで押し込んでゴール。

このゴールで同点に追いつき1-1で前半を終了。

後半に入り、スタートから浦和が攻撃で主導権を握ることに成功します。

右サイドからの9番橋岡和樹の惜しいクロスからスタートし、8番斎藤翔太からのパスを受けた10番清川大輝が狙いすましてシュートを放つも枠を捉えられず。展開からすると前半のうちに追いつくところまでの理想的な流れから、後半の早い時間に逆転して終盤に追加点で試合を決めるという展開が望ましいと思っていたら、その通りに試合が進んでいきます。

何度か大きなチャンスが決まらない中で迎えた5分にペナルティエリアすぐ外くらいでボールを受けた8番斎藤翔太が相手ディフェンダーをかわして狙いすましてシュート。これが見事に決まって2-1と逆転。

更に、10番清川大輝からのクロスを11番小島良太がしっかりポストとなり落とし、再びボールを受けた10番清川大輝がシュートを放つも決まらず。

更に、11番小島良太のポストをかすめる惜しいヘディングシュートなどもありつつ、追加点はなかなか決まらなかったものの、前半に比べて浦和が試合を優勢に進める時間帯が多くなっていました。

タイミングを見逃してしまったのですが、後半途中で9番橋岡和樹に代わり17番松崎洸星、6番及川皓平に代わり3番久保龍希、10番清川大輝に代わり2番岡野森と3人の交代となり、その交代出場で入った2番岡野森がコーナーキックのチャンスで上げたクロスボールに11番小島良太が豪快にヘッドで決めて試合を決める3点目。

結果的に3-1で勝利となりました。

はい、この試合は最初の写真はピッチの横から取ったのですが、実際に試合を見たのがゴールの真裏から道を挟んだところだったため、試合の細かい動きが正直よくわかりませんでした。

ただ、後半浦和が攻めてくる方向にいたため、2点目の8番斎藤翔太のゴールの弾道と3点目の11番小島良太のヘディングの弾道ははっきりくっきり見えました!

今日の試合は、攻撃の連携や精度の部分では、ややまだ課題が残る部分も見られたものの、やはり今年のチームが苦しんで関東予選を戦い抜いたトーナメント戦での経験が生きていて、試合の中での決めるべき時間帯でしっかり得点を奪うことができていることが頼もしくも感じられます。

もちろん、早い時間に相手に先制されるという展開にならずに試合ができるのが一番なのですが、そうなってもしっかり逆転して突き放してという結果に持ち込めたことを自信にして良いと思います。

全国大会での戦いを楽しみに待たせていただきますね。

この試合の後、もう一本練習試合が続いたのですが、そこまで見ているとユースのプレミアリーグに間に合わないため、なくなくレッズランドを後にして埼玉スタジアムへ向かいました。後で聞くと、そちらも快勝したということで良かったです。

ではでは~!

 

第14回埼玉県ユース(U-13)サッカー選手権大会クラブ予選2011/12/10 浦和レッズJrユースU13 vs FC入間 4-0勝利・・・3連勝で代表決定戦へ

黒須市市民運動場サッカーグラウンド

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

U13のこの大会の予選が始まって今日の試合で6試合目。昨年はうまく日程があって多く行けたものの、今年はこれで3試合目の観戦。前節の大宮アルディージャJrユースU13との試合は残念ながら見られませんでした(延期になった日程が、あと、1時間キックオフが早ければユースの試合と掛け持ち可能だったので結構悔しい。)

まあ、そんなことを愚痴っても仕方ないので、今日の話。今日もやらかしました。

既に2次リーグ2連勝で突破を決めている浦和レッズJrユースU13の代表決定戦進出は決まっているものの、1次リーグで一つ負けていることもあり、なんか2次リーグは3連勝で強さを見せつけて突破してほしいと思っていた、そんな2次リーグ最終戦の相手はFC入間となります。

会場となった黒須市市民運動場のサッカーグラウンドですが、距離は割とあるものの、ブクメが住んでいる浦和から国道463をずーっと行けば良いみたいなので、結構軽く考えていたら、思った以上に渋滞してキックオフに間に合いませんでした。とはいえ、5分過ぎくらいについたのですが、すでに1点入っていたということで・・・見逃してしまった。

この試合のスタメンは以下、

GKが1番関敦也、DFがセンターバックに11番高橋海翔、12番知久航介、左サイドバックに10番関慎之介、右サイドバックに5番河内渉真、ボランチに17番平野正人、トップ下に6番川上エドオジョン智慧、9番清水裕太、FWが左に3番伊藤敦樹、右に15番萩原大智、真ん中に7番轡田登

となります。

で、最初のゴールは6番川上エドオジョン智慧がヘディングで決めたということです。

ちょっと今日は何かとバタバタとしっかり試合を見られなかったため大まかにしかチェックはできませんでしたが、基本的には浦和が終始試合の主導権を握り続けていたという印象。

数回相手の反撃のようなものはあったものの、特に危なげもなく守れていたという感じで、逆に浦和も圧倒的に攻めるものの相手のキーパーの好セーブに阻まれたりシュートが枠に外れることで思ったほど得点を重ねられなかったという試合だったと思います。

先ほどの得点から結構時間が経過しての27分くらいに15番萩原大智がドリブル突破して決めたゴールで2-0で試合を折り返し。

後半はスタートから、

9番清水裕太、10番関慎之介、に代えて19番松高遼、20番渡辺陽が入ります。

基本的には後半も浦和が攻めている時間帯が長くなるもののやはり決定力に欠ける展開。

6番川上エドオジョン智慧、11番高橋海翔に代えて4番小崎魁、13番中嶋海登と交代、更に5番河内渉真、7番轡田登、17番平野正人に代えて8番斎木大輔、14番野口琢真、18番町田ジェフリー

残り10分くらいのところで、

相手ゴール前で混戦状態のところで、守備陣よりも早く反応した3番伊藤敦樹がシュートを決め3-0

8番斎木大輔からのクロスに18番町田ジェフリーが合わせてゴールし4-0

結果的には4-0での大勝。

この試合では、前の試合同様7番轡田登の、スペースへの動きやポストプレー、ドリブルでの仕掛けなどで存在感を見せていました。また、今日の試合の砂(というか土と雑草が少し)というグラウンドでイレギュラーにバウンドすることがあったのですが、そんな中でも結構皆うまく対応してプレーしていたのが凄かったですね。

前半では、右サイドの前線にボールが出た時に攻撃参加していた5番河内渉真がクロスを上げようとしたところでボールがイレギュラーしてやや思ったよりもボールがサイドラインぎりぎりまで行ってしまい、ややクロスを上げにくいような状態になっていたにもかかわらず、しっかりとしたクロスを上げきっていたのには驚きました。

また、このチームの中ではボランチでのプレーが定着しつつあるのかと思われる17番平野正人が後半トップ下の位置でプレーした時に、同じく後半途中から入った20番渡辺陽と細かいパス回しで突破していく場面なども良かったです。

更に途中から入った13番中嶋海登のプレーも良かったと思います。18番町田ジェフリーの粘りからパスをそのままミドルシュートで狙った場面や、素早く右前線の15番萩原大智へのサイドチェンジの場面、3番伊藤敦樹からの裏へ狙ったパスにタイミングよく抜け出した場面も良かったと思います。あとは、ゴール前のチャンスでの決定力がつけばかなり良いと思います。

・・・と、そんな感じで全体的な試合の流れがしっかりチェックできなかったのですが、何はともあれ2次リーグ3連勝。そして、そのうちの1勝は大宮アルディージャですし、良い流れで代表決定戦へ進むことになりました。

残念ながら代表決定戦は見られないのですが、しっかり勝利して来年の第14回埼玉県ユース(U-13)サッカー選手権大会本戦へと駒を進めてくれることでしょう。

あ、今日の試合もキーパーや守備ラインから、状況状況で鼓舞するような声がよく聞こえてきて、すごく良かったですよ!

お疲れ様でした。

ではでは~。

 

高円宮杯U18プレミアリーグ2011/12/04/ 第17節 vs コンサドーレ札幌U-18 2-0勝利・・・気持ち良い勝利!

埼玉スタジアム第2グラウンド2011年12月4日

 

 

 

 

 どうも、浦和サポブクメです☆

タイトルに付け加える文言、今回はすっと浮かんできたわかりやすい言葉になりました。そういう試合です。

Jユースカップのため、2か月近くの中断期間を挟み残り2節を残す高円宮杯プレミアリーグが再開されました。

気候の関係(でしたよね?)で、コンサドーレ札幌U-18とのアウェイの試合が入れ替わったため、今日のコンサドーレ札幌U-18と来週の青森山田高校との試合はホームで戦うことができます。

そして、ユースを見られている方ならご存知のように、今回のコンサドーレ札幌U-18相手には今シーズン既に2度敵地で対戦していますが、どちらも敗れています。そして、さかのぼれば昨年の夏の全国での引き分けはあるものの、ここ数年勝てていないという相手になります。

選手にとっても今年2回負けている悔しさがあるでしょうし、サポーターとしても、なんとしても勝ってもらいたい相手。トップチームに関しての因縁ももろもろあるようですが、それはユースに持ち込む必要はないと私は思うのでパス。

風はやや強いものの、晴天で良い環境下での試合となりました。

浦和としては、この大会は残念ながら優勝の可能性はなくなってしまいましたが、相手は現在1位で優勝争い真っ最中ということで、試すというよりは勝ちに来る試合。試す要素よりも本気で勝ちに来る状況のため、ここで勝つことは浦和にとってもすごく重要になります。

この試合のスタメンは以下、

GKが30番関口亮助、DFがセンターバックに3番寄特直人と18番西袋裕太、左サイドバックに5番佐藤大介、右サイドバックに20番新井純平、MFがボランチに6番野崎雅也、トップ下に8番片槙吾と23番岸伯富実、FWが左に11番堀田稜、右に28番関根貴大、真ん中に10番矢島慎也

となります。

攻撃陣が凄い相手であることは、これまでの対戦で分かっていることでしたが、やはりその印象通り、スタートから相手の鋭く激しい攻撃を浦和がしっかり凌いで行くという展開になりました。

何度かペナルティエリア内まで攻め込まれる場面などもありましたが、18番西袋裕太の激しいタックルが特に印象的だったのですが、球際のところで離さずプレッシャーをしっかりかけることができており、相手に楽に攻撃をさせませんでした。ただ、ぶつかり合いでは浦和のディフェンダーが吹っ飛ばされそうになるような場面もあり、とにかく、そのあたりのマッチアップだけでも凄かったですね。

前半の15分間くらいは、やや相手の攻撃を受けて凌ぐような場面が多かったものの、徐々に浦和の攻撃の回数も増えて行きます。

その中でも、バックラインから左サイド、10番矢島慎也を経由して右の28番関根貴大へパスと同時に20番新井純平が斜めにペナルティエリアに侵入したところへ28番関根貴大からパスを通していく攻撃は大きなチャンスになっていました。

また、28番関根貴大が右サイドでボールを受けた際に、パッと見た感じでは相手ディフェンダーがうまい具合に対応しているように見えていたものの、ボールタッチと体の動きで気が付けばディフェンダーよりもペナルティエリアに近いところまで侵入してしまっているというような凄いドリブルでの突破などもありつつ、裏へ抜け出した10番矢島慎也の攻めもありつつ、11番堀田稜が相手のプレスにあいながらもしっかりボールをキープして10番矢島慎也へつなげてシュートしつつ、真ん中の10番矢島慎也と右の28番関根貴大がお互いのポジション側の前のスペースへとスイッチしながら右を駆け上がった10番矢島慎也のクロスに28番関根貴大がヘッドで合わせたり、さらにさらにFKのチャンスで10番矢島慎也が蹴ったボールに5番佐藤大介が合わせた場面も相当惜しい場面だったり、そんな感じで前半の終盤は浦和の攻撃が相手の攻撃を上回ることで流れを奪い返した時間帯となり、25分くらいにはPKのチャンスを得たものの、ここは残念ながら決められず(こぼれ球を狙って猛スピードで詰めた28番関根貴大は良かったですが。)

良い流れの中で得点が奪えないながらも相手に主導権を渡すことはなく、前半は良いイメージで0-0で折り返します。

前半の終盤に相手のサイドバックが攻撃したいという状況をうまく見てか、そこを18番西袋裕太がロングフィードで良く狙ってチャンスにもなり、相手のサイドからの攻撃の意識を止める意味でもうまく作用していたと思います。

守備も相手のスピードや強さには苦しみながらもうまく対応できていました。

後半は、始まってすぐにシュートはそれてくれたものの、相手にうまくシュートを打たれた場面もあり、後半の出だしも前半同様やや相手の攻撃を受けるような形でスタートとなりました。

前半同様にうまくしのぎながら、10番矢島慎也の惜しいシュートチャンスが2度ほどありながらゴールには一歩届かず。

23分に23番岸伯富実に代えて14番繁田秀斗が入ります。

14番繁田秀斗は入ってすぐに、中盤でうまいポジショニングで経由役となることができ、ここも惜しくはゴールにはならなかったものの10番矢島慎也へ決定的なパスを通す場面を作りました。

この後、27分に5番佐藤大介に代わり2番西山航平、32分に11番堀田稜に代えて7番鈴木悠太が入ります。

この残り15分くらいの時間は、完全に浦和の時間となります。

ここまで0-0で来ているたのですが、なんというかレベルの高い試合で普通に面白いという感じで、いや、でも勝たないとなのですが、これまであれだけ苦しんでいた札幌に対して、上回ったプレーが連発しているこの時間帯を楽しんでいたら、ゴールが決まりました。

後半33分に、ペナルティエリア内で8番片槙吾がボールを受け、ディフェンダーのプレスを受けつつスペースに走りこんだ10番矢島慎也に、ちょこんとパスを出して10番矢島慎也がしっかり決めてゴール。時間はかかりましたが、浦和がリード1-0。

そして、その5分後の38分に今度は、14番繁田秀斗が中盤の良いポジションに入ったところにパスが入り、7番鈴木悠太へパス。テンポよく8番片槙吾に渡すと7番鈴木悠太はペナルティエリアに侵入。ここに8番片槙吾からパスが通り、7番鈴木悠太がドリブルで仕掛けて相手ディフェンダーがたまらず倒す。これでPKを獲得。

このPKのチャンスを10番矢島慎也がしっかりと決めて2-0。

この2-0に喜びつつ、「いやいや、Jユースカップでは残り数分で2点取られている」と少し気を引き締めようと必死になりつつテンションは上がりっぱなしだったのですが、選手のほうが冷静で、不用意なプレーを割けながらしっかり時間を使えるところは使いつつ、そのまま2-0で試合終了となりました。

もう、タイトルの通り気持ちの良い勝利の一言です。

単純な相手攻撃陣vs浦和守備陣で見た場合には、スピードや体の強さなどでは相手のほうが上回っている部分もありましたが、守備の部分で集中を切らさず、激しくいくところは行く、抜かれてもしっかり最後まで追いかけて楽にシュートを打たせないような姿勢、そういうところでサボらずやり切れたことが結果的には無失点につながったのだと思います。

さあ、来週の最終節も今日のような戦いぶりで浦和レッズユースの強さを見せてやりましょう!

お疲れ様でした。

ではでは~。

 

第14回埼玉県ユース(U-13)サッカー選手権大会クラブ予選2011/11/26 浦和レッズJrユースU13 vs クラブ与野 5-0勝利・・・後半だけで5得点

さいたま市荒川総合運動公園(北側)

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

なかなかU13の試合に縁がないのか、第1戦の延期分の試合を見ようと行ったら、少しの雨だったのですが、また延期になったようで見られず、再延期の日はユースの試合と言うことで、結局1次リーグは1試合しか見られずでした。

内容が全く分からないのですが、その延期試合のGRANDE戦に敗れたということでグループ2位での通過となり、珍しく2次グループの時点で大宮アルディージャと対戦することになるという組み合わせになりました。

2次グループリーグは、先ほど書いた大宮アルディージャU13とクラブ与野、FC入間と同組のⅢ組に入っています。

レギュレーションとしては、グループ2位以内で代表決定戦進出、そこで勝てば来年の決勝トーナメントへと進むことになります。

問題はないと思いますが、何が起こるかは分かりませんので、まず次の大宮アルディージャ戦を前に今日しっかり勝利をしておきたいところです。

クラブ与野自体はよく知らないですが、ユースの1年生の安東輝が所属していたチームですね。

さてさて、試合です。

この試合のスタメンは以下、

GKが1番関敦也、DFがセンターバックに8番斎木大輔、12番知久航介、左サイドバックに11番高橋海翔、右サイドバックに5番河内渉真、ボランチに17番平野正人、トップ下に6番川上エドオジョン智慧、9番清水裕太、FWが左に3番伊藤敦樹、右に15番萩原大智、真ん中に7番轡田登

となります。

 前の試合はわかりませんが、ラホージャ戦と比べて何か所かスタメンやポジションが変更されています。

写真を見てもらえば分かるように、荒川総合運動公園の土のグラウンド、砂の部分がそこまで多くなく、比較的踏み込んで滑るという状況でもなかったようで、やりたいようなプレーが多く出せていたと思います。

前半から、浦和が攻め込む構図となり、サイドからのクロスやパスに7番轡田登が合わせたり、経由されるという形での攻撃が多く感じられました。相手が浦和の攻撃の際に真ん中のブロックに相当人数をかけてくるため、なかなか真ん中から崩すという形が作れず、サイド。特に右サイドから15番萩原大智や右サイドバックの5番河内渉真の攻撃参加からのクロスなどが多かったように思います。

その中で、6番川上エドオジョン智慧や3番伊藤敦樹のミドルシュートなど引き気味の相手をけん制するような仕掛けもありつつ、多くのチャンスを作りながらも前半は得点を奪えずに0-0で終了します。

前半もっとも惜しかったチャンスは、6番川上エドオジョン智慧から7番轡田登、右サイドの15番萩原大智と渡ってシュートを放った場面を7番轡田登が合わせた場面。ここは惜しくもオフサイドの判定でしたが、完全に崩し切った場面でした。

後半は得点ラッシュとなります。

開始してすぐに7番轡田登が攻め上がってシュートを放つ惜しい場面があり、そのすぐあとくらいの攻撃で7番轡田登⇒17番平野正人と渡ったところでシュートを放ちキーパーが弾いたところで6番川上エドオジョン智慧が押し込んでゴール。

これで、1-0となり、そのすぐ後の5分くらいに15番萩原大智がサイドから持ち込んでシュートを決め2-0。

このゴールの後、8番斎木大輔、3番伊藤敦樹、9番清水裕太に代わり19番松高遼、10番関慎之介、18番町田ジェフリーが入ります。

2点目が入るくらいまでは、割と全体的にチームでの動きを意識してプレーしている印象がありましたが、少し余裕が出たこともあり、個人技を加えてプレーする選手が増えてきたような気もします。

6番川上エドオジョン智慧から右サイドの15番萩原大智へのパスをつながった時に15番萩原大智が個人技を混ぜながら縦に突破して攻撃した場面などが印象的でした。

浦和の攻勢が続く中で、15分に追加点が決まります。

ペナルティエリア内右くらいで18番町田ジェフリーがディフェンダーを背負いながら難しい態勢で角度のないところから鋭いシュートを枠に飛ばし、キーパーが弾いたところに6番川上エドオジョン智慧が押し込もうとするもこれも弾かれたものの、そのボールに7番轡田登が反応してゴール。これで、3-0。

この後、5番河内渉真、15番萩原大智に代えて13番中嶋海登、20番渡辺陽が入ります。

更に浦和の攻撃は続き、10番関慎之介のループシュートや13番中嶋海登の鋭い右サイドの突破から一人が中に入りファーサイドのスペースが空いたところに6番川上エドオジョン智慧と17番平野正人が共に気づいたスペースに入ったところへクロスが上がったものの2人がかぶってシュートまで行けなかったものの、スペースを狙った動きが良かったと思います。

26分に7番轡田登がドリブル突破から自らで決めきって4-0、終了間際には19番松高遼からのクロスに6番川上エドオジョン智慧がヘッドで合わせて5-0。

終わってみれば、5-0の大勝で終了となりました。

こういう勝ち方自体、応援している方としては当然うれしいのですが、このチームでいいな~と思うのは、相手のプレスがそれほど激しくないシュートチャンスで無駄にふかして外してしまった時などに、チーム内で注意し合えることだったりします。チーム内で考えながらお互いで声を掛け合いながらできるのは重要なことです。

また、やはりこの試合でも7番轡田登は存在感があり、体が大きいだけでなく、スペースへの動きや、ボールコントロールも上手く、この時期に体が大きいと体格任せになりやすい選手が多いところで、そういうプレーに走りすぎないところがかなり良いです。

守備面では、GK1番関敦也のコーチングも良く、ピンチもほとんど作らせていなかったのですが、正直相手の攻撃もそこまで危険な仕掛けはなかったため、実際に強い相手と対戦した場合にどうなるのかが図れなかったため、お預けということで、次の大宮アルディージャ戦のような相手との試合で見られた場合にしっかり図らせてもらおうかと思います。

とにかく、今日は気持ち良い快勝でした。

お疲れ様でした。

ではでは~。

 

 

Jユースカップ2011/11/23 – 決勝トーナメント2回戦 vs 清水エスパルスユース 1-3敗戦・・・未熟さ

清水エスパルス三保グラウンド2011年11月23日三保の海2011年11月20日

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

この試合のスタメンは以下、

GKが30番関口亮助、DFがセンターバックに4番小出啓太と18番西袋裕太、左サイドバックに5番佐藤大介、右サイドバックに19番西澤秀平、MFがボランチに6番野崎雅也、トップ下に8番片槙吾と10番矢島慎也、FWが左に11番堀田稜、右に7番鈴木悠太、真ん中に12番高田拓弥

(交代)

後半10分:18番西袋裕太⇒17番今泉賢人、

後半22分:11番堀田稜、7番鈴木悠太⇒24番中村駿介、28番関根貴大

後半35分:5番佐藤大介⇒3番寄特直人

(天候)

曇り⇒前半終盤から雨

となります。

前半2失点、後半の早い時間に3失点目を喫し、試合終盤に混戦から12番高田拓弥が1点を返すという試合でした。

今日は、細かいことは書きません。とにかく思うように行かない、天候も浦和にとってやりにくい移り変わりとなり、浦和サポとして見ていた自分の中でも何か、あまり好きではない自分が現れていたような、なんとも言えない試合となりました。

Jユースカップは、グループステージ3試合、決勝トーナメント1回戦と2回戦の計5試合を戦い残念ながら敗退となりました。

ここに来て、やろうとすればするほど、なぜか上手くいかない試合が出てしまった。そういう言葉に置き換えるしかできないような敗戦でした。

この大会に臨むにあたって、監督が代わったり、メンバーにも変更があった。細かいことはよくわかりませんが、プレミアリーグでスタメンだった選手がベンチにも入らない試合が増えた。その反面、この大会で多く出場機会を得た選手が自信をつけて存在感が増す結果にもつながったのも事実。

ただ、決勝トーナメントに入って、なぜか大会に優勝するには正直足りないものを感じてしまったのも事実。育成のカテゴリは捉え方が難しい。この世代を見守らせていただくサポーターとしては、今日のような試合ほど、試合後にあいさつに来てくれた選手たちに対してどうしていいのかわからない。

こうすれば絶対ということは決してないサッカーですが、結果的に今年は関東圏外への中距離以上のアウェイで一つも勝つことができなかった。それが、この試合でも同様に起こってしまった。アウェイになるとプレーが委縮するとか、移動の疲労が影響するとか、特にそういうことでもなく、試合自体は支配していた試合も多かった・・・のに、結果的には全部負けていた。

きつい現実ですよね。

ただ、辛いんですけど、悔しい経験はすればするほど、そこから得られるものも本当に想像以上になるものなんです。

1年生、2年生にとっては、このユースというカテゴリで来年以降の戦いでここを乗り越えないと優勝なんてできないというメッセージだったと考えるべきであり、しっかり受け止めて分析しなければならないもの。同時に、その先には優勝があるということでもあります。

プレミアリーグは2試合残っているものの、タイトルの可能性が残る3年生の最後の大会は終わってしまった。その3年生にとっては、その先に新しい挑戦が待っているわけで、そこでの戦いで同じような場で戦うのであれば、悔しい経験から学んだ人とそうでない人であれば当然前者には、後者にはない強みを持つことができているわけです。

まあ、なんというか、人生振り返ってみて、やっぱり自分に当てはめてみてもそうだと思うんですよね。その時は、「なんでこんな辛い思いをしなけりゃならんのだ!」と思うことでも、やっぱり後々、その経験のおかげで人より深く考えられたり行動できたりすることってあるんです。

なんだろう・・・、方向音痴は、道によく迷うけど割と発見が多いとか・・・、いや、全然関係ないですけどね。

脱線しまくりですみませんでした。

毎回ブログのタイトルの後に・・・の後に付け加えている部分ですが、「プロ」になるためにユースに所属しているということを考えると今日の敗因がなんだろうと、考えてみたら、その言葉が浮かんで来たので「未熟さ」と書きました。

サッカーのプロになるための技術は皆持っているのが浦和の下部組織。そこから、プロになるためには、さまざまな未熟さを克服して成熟させなければならない。

自分も下部組織を見る浦和サポとしては未熟。それを痛感したのが今日。なので、考えて考えて考え続けて、成熟して行けるように、選手の皆さんに負けないようにやっていきます。

ではでは。

Jユースカップ2011/11/20 – 決勝トーナメント1回戦 vs 横河武蔵野FCユース 3-0勝利・・・秋なのに暑すぎではないですか?

日産フィールド小机2011年11月20日

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

グループステージは思ったより2位がしっかり勝ち点6を稼いだり、偏って点を取るグループがあったりしたことで、2回戦からになる可能性も高いと思っていたのですが、1回戦から戦うことになりました。勝った場合に中二日で2回戦に臨まなければならないというマイナス面も確かにありますが、グループステージが6日に終わって先週末は公式戦のなかった浦和レッズユースの状況を考えると、今日の試合で感じを掴みなおして今月の戦いに集中していくというのはまた良いのではないかとも考えられるわけです。

それにしても・・・、昨日の寒い雨模様から打って変わって今日の天気なんですか、温かいを通り越して暑い気候で、しかも雨の後の天然芝ということもあって、プレーしている選手は、相当きついだろうという過酷な環境下での試合となりました。

日産フィールド小机と言えば、2年前のプリンスリーグで試合をした場所で、その時は土手の上から観戦していたのですが、今回はスタンド席から観戦したのですが、見る場所が変わるとまた別の場所にいるような気分ですね。逆光が厳しかったです。

さて、試合の話に移ります。

1回戦は、Jクラブ意外だから楽に勝てるなんて言うのは甘い話で、しかも今日対戦する横河武蔵野FCユースは、2年前に夏の全国を阻まれているチームでもありますし、集中して戦う必要があります。

この試合のスタメンは以下、

GKが30番関口亮助、DFがセンターバックに3番寄特直人と18番西袋裕太、左サイドバックに5番佐藤大介、右サイドバックに19番西澤秀平、MFがボランチに6番野崎雅也、トップ下に8番片槙吾と24番中村駿介、FWが左に11番堀田稜、右に7番鈴木悠太、真ん中に12番高田拓弥

となります。

センターバックに3番寄特直人がスタメンとして久々に登場し、山形戦で途中出場した12番高田拓弥がフォワードの真ん中の位置でスタメン出場となりました。

試合開始から、少し気になったのは浦和の守備のところで軽くなったり、連携面で少しうまくいかないような場面が出ていたところと、相手の運動量が多く激しくプレスに来る浦和がやや苦手としているやり方をしてくるところでした。

そうは言っても、攻撃面では浦和が勝っているため、

たとえば、24番中村駿介のキープ力を生かしながらの展開での攻撃。

前線で24番中村駿介がキープしてディフェンスを引き付けて19番西澤秀平に渡し、逆サイドへ展開して7番鈴木悠太が攻め上がる場面であったり、12番高田拓弥が落として19番西澤秀平から中盤の24番中村駿介にあてて落として、7番鈴木悠太がそのままシュートを狙ったりする場面など数人を経由して攻め上がる場面も見られましたが、なかなか崩して決定的な場面までというところまでは行かず、最後のところでは相手の集中した守備で阻まれていたという印象。

11番堀田稜も得点意識高く攻め上がるも一歩届かない。

要するに、浦和の攻撃パターンとしての攻め込みが多いため、浦和が攻めているな~という印象は強いものの、逆に反撃を受けた時に、時々出る守備の連係ミスが決定的な場面につながるため、実際には拮抗した展開になっていたとも言えるのかもしれません。

前半15分ごろに、相手に突破されてキーパーと1対1という場面を作られるも、ディフェンダーが後ろからプレッシャーをかけ、30番関口亮助もある程度コースを限定するような形をとり、ここはしっかり体に当てさせて防ぎます。ただ、ここは完全に崩されていたため、失点していてもおかしくない場面でした。

このピンチの後、12番高田拓弥の落としから(たぶん、中村駿介が)、右前線にポジションを移していていた11番堀田稜の前のスペースへとパスを通して11番堀田稜がそのまま抜け出してクロスに攻撃参加していた5番佐藤大介が合わせようとする惜しい場面があり、その後に浦和に得点が生まれます。

12番高田拓弥が相手数人のプレスでボールを奪われそうになりながらも、足を延ばしてなんとか前線に出したところに8番片槙吾が飛び出しキーパーと1対1の場面を作り、倒されてPKを獲得。

このPKのチャンスを12番高田拓弥が落ち着いて左隅に流し込んでゴール。

決定的なピンチの後に、しっかり得点を奪うことに成功し、前半23分で1-0とリードします。

これで一気に畳み掛けて・・・と行きたかったのですが、前半に2度ほど決定的な場面を作られてしまうことがありつつ、30番関口亮助がしっかりと対応しつつ、相手の攻撃陣が少しゴール前で慌ててくれてミスしてくれることにも助けられつつ、ゼロに抑えて前半を終了します。

この時間帯で、コーナーキックのチャンスの流れの中で、18番西袋裕太が右サイドから鋭いクロスを入れて本当に誰かが触れば得点という惜しい場面を作ったり、守備のバランスが少し悪いところをケアするために守備ラインい近い位置でプレーすることが多かった6番野崎雅也が、ここというタイミングで上がってきて狙ったシュートがバーを叩くという浦和としても惜しい場面を作りつつではありました。

後半に入っても大まかな展開は前半と同じような感じで、浦和が攻めるが決めきれず、相手の反撃で抜け出されたときに結構得点を決められてもおかしくないような突破のされ方をするという感じで試合は進みます。

浦和のチャンスとしては、後半5分のコーナーキックのチャンスでの18番西袋裕太のヘディングシュート、11番堀田稜がサイドをえぐってからのクロスに12番高田拓弥が合わせるなどありましたがいずれも追加点には繋がりませんでした。

後半15分に7番鈴木悠太と11番堀田稜に代えて、10番矢島慎也と28番関根貴大が入ります。

10番矢島慎也はトップ下の位置、28番関根貴大は右前線、24番中村駿介が左前線にポジションを移しました。

浦和の攻撃の場面で、代わって入った28番関根貴大が右サイドから攻め上がった時に、中には12番高田拓弥しか上がれておらず、ディフェンダーも当然12番高田拓弥をケアしていたところで12番高田拓弥を超えたところへクロスボールを上げた場面があったのですが、ここは追い付ききれませんでしたが、24番中村駿介がそのスペースに気づいて行こうとしていたというところで、確かにここに一人入れていれば、得点になっていたなと勝手に納得して見ていました。こういうメッセージ性のあるパスは良いですね。

また、10番矢島慎也と24番中村駿介のところでのパス回しに8番片槙吾や、左サイドバックから攻撃参加で上がってきた5番佐藤大介が絡んでの細かいパス回しからのサイドを突破する展開は良かったと思います。

結構相手の守備の際のプレスは激しかったと思うのですが、それでもキープして抜け出せてしまう浦和の選手たちもさすがと思うのですが、そういう運動量で後半終盤になっても運動量が落ちなかった相手もまたすごかったですね(あれだけ、暑いのに・・・。)

後半32分に、8番片槙吾に代わって14番繁田秀斗が入ります。

この後に、相手ディフェンダーのパスを奪って(?)、12番高田拓弥が一気にゴールに迫りゴール。

なかなか崩せなかった中で、こういう形で追加点が奪えるとだいぶ楽になります。

35分で2-0と2点のリード。

この後、28番関根貴大のドリブル突破からのシュート(できれば、フォワードの位置の選手がスペースを作るような動きでのフォローをしてほしかった。)があったり、左サイドバックの5番佐藤大介からのロングフィードを12番高田拓弥が落として、右サイドバックの19番西澤秀平へとパス、そのままサイドを攻め上がってクロスを上げるというサイドをワイドに縦にも長い展開で仕掛けるなど良い形を作りつつ、この試合の勝利を決定づける3点目がこの後に生まれます。

28番関根貴大から12番高田拓弥へパス、そこから24番中村駿介に渡し、少し距離のあるところで相手のプレスがかかる前に思い切ったミドルシュートを放ち、これが決まります。

このゴールが40分くらいだったと思います。

この後、24番中村駿介に代えて23番岸伯富実、3番寄特直人に代えて17番今泉賢人と投入し、相手の反撃を振り切って3-0で勝利を飾り2回戦へ進出しました。

トーナメント戦の初戦であることや、ディフェンスラインが久しぶりの組み合わせだったり、暑かったり、昨日雨でピッチが重かったり、色々な要素が絡み合ってしまったとは思いますが、今日上手くいかなかった守備の連係部分などをしっかり修正して次の戦いに備えてもらいたいと思います。

とは言いつつ、浦和レッズユースにとって結構な鬼門となっていた1回戦の壁をしっかり破ることができたのは非常に大きいと思います。この勢いで、プレミアの雪辱戦ともなる清水エスパルスユースを倒してくださいね!

次の試合がすぐ3日後に迫っていますので、しっかり今日は休んでくださいね。

お疲れ様でした。

ではでは~。

 

天皇杯3回戦2011/11/16 浦和レッズvs東京ヴェルディ ・・・ユース所属が4人メンバー入り

埼玉スタジアム2002/2011年11月16日

 

 

 

 どうも、浦和サポブクメです☆

下部組織中心のブログを書くブクメなので、トップの試合に関しては試合の細かいところには触れませんので悪しからずでございます。

天皇杯2回戦で野崎雅也が出場機会を獲得し、今回の天皇杯3回戦では矢島慎也がスタメンフル出場を果たし、西袋裕太が途中出場、新井純平がベンチ入りを果たし、2回戦に引き続き野崎雅也も今回は出場機会はなかったものの、メンバー入りを果たしました。

ユース出身選手では、山田直輝、浜田水輝、高橋峻希がスタメン出場。ベンチには、大谷幸輝、岡本拓也が入ってましたね。

スタメン出場を果たした矢島慎也は、公式戦初出場・・・のはずなのに、落ち着いたプレーしてましたね。緊張はしてたと思いますが、スペースを探して動き回って簡単に捌いたり、狙えるところでは豪快にシュートを狙ってクロスバーにぶち当てたり、いきなりでもある程度はできるだろうと思っていましたが、それ以上でした。スペースを探して動くという点で、山田直輝と同じスペースを見つけて被ってしまった場面などは、かぶっちゃダメだろうというよりは、「さすが!」と思ってしまいました。

そして、後半途中からセンターバックの位置に交代出場で入った西袋裕太でしたが、そもそも青山隼が少し足は痛めていたようですが、1点差の場面でセンターバックをユースの選手に交代して任せるというのは、堀監督としても相当度胸のある交代の選択だと思いますし、交代を命じられた西袋裕太にとっても相当プレッシャーのかかるタイミングでの出場だったと思います。更に、果敢にプレスをかけにいった入ったばかりのプレーの流れから失点して同点になるという更に緊張感を高めるような流れになってはしまったのですが、その後は落ち着いてプレーできるようになりましたね。

失点後のタイミングで、高橋峻希などバックラインのところでのボール回しで敢えて西袋裕太を経由するパスを何度か繰り返してボールタッチを多くするような意識的なプレーがあったことも西袋裕太がこの後落ち着いてプレーできたことにつながっていたのかとも思います。

ユースの試合において、今シーズンの西袋裕太のプレーを見ている中で、高さや強さの勝負になった時に、流経柏高校との対戦の時の大型の選手とのマッチアップの時くらいしか競り合いや対応で苦戦している様子がないように感じていたので、もう一つ上の舞台で経験を積めると良いな~と思っていたりもしたのですが、今日の対戦は良い経験になったのではないでしょうか?高さと言う点では正直、今日の相手でもプロって凄いと思う当たり負けは感じられなかったものの、外国人選手のスピードのある突破に関しては、スピードで突破される様子を見ながら、「こういう相手はユースのカテゴリではなかなか対戦できないから苦戦しているな~」とか感じていました。

2回戦時の野崎雅也も思った以上に落ち着いたプレーを見せていましたし、今日に関しても出場した2人ともが初めてのトップでの試合でこのくらいできれば良い感じかな~と思っていたよりも、良いプレーができていたと思います。

右サイドバックでは、高橋峻希がスタメン出場して、交代で入ったのが岡本拓也、そのため新井純平の出番は残念ながらありませんでしたが、彼にとってもトップの試合のベンチに入るところまで来る可能性がある位置にいるということに自信を持って更に高めて行ってもらいたいと思います。

浦和レッズというチームが、今後どういう方針を取っていくかは分かりませんが、最低限するべきことをブレなく続けてくれるのであれば、たまたま今回は天皇杯だからとかではなく、今後もユースでしっかりと成長していけば、チャンスは来ると思います。

ここに、下部組織出身でさまざまな場所で経験を積んで成長した選手が加わり、その上で手薄なポジションを補強していくという形になっていくといいな~と今日のチームを見ながらしみじみと感じるブクメでした。

さあ、ユースは今週末からJユースカップの決勝トーナメント。

全国優勝目指して突き進みましょう!