高円宮杯U18プレミアリーグ2011/09/04/ 第10節 vs清水エスパルスユース 1-2敗戦・・・どちらに重きを置くか

アウスタ日本平2011年9月4日

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

夏の広島遠征で手応えを掴み、いよいよ公式戦が再開されます。優勝を考えた時には数字的に苦しい状況に追い詰められての折り返しとなるプレミアリーグ。見る側としても、逆転優勝のために勝ちに拘った戦い方になるのか、少し育成という面での経験値、Jユースカップや来期まで見据えた、試すことや見極めることに重点を置くのか、少し気持ちの置き所が難しいプレミアリーグはアウェイ日本平での清水エスパルスユース戦で再開となりました。

直接的に直撃しているわけではないものの、巨大台風の影響で所々で物凄い雨が降ったり、強風に見舞われたり、正確なプレーをするには大変な環境下での試合となりました。

この試合のスタメンは以下、

GK30番関口亮助、DFがセンターバックに6番野崎雅也と4番小出啓太、左サイドバックに21番小坂慎太朗、右サイドバックに20番新井純平、MFがボランチに8番片槙吾、トップ下に24番中村駿介と23番岸伯富実、FWが左に11番堀田稜、右に10番矢島慎也、真ん中に12番高田拓弥

となります。

トップ昇格が決まり、昨年の岡本拓也のようにユースの試合には出場させない可能性もあるかと思っていた矢島慎也と野崎雅也が揃ってスタメン出場。しかしながら、野崎雅也はセンターバックとして、矢島慎也がフォワードの右ということで、チームとしては、先を見据えた戦いをするという意図が感じられ、彼らがドッシリと存在感を見せていたポジションにあえておかずに戦うという選択がされていました。

また、公式戦という意味ではこれまでと比べて起用にも何箇所か変化が見られました。左サイドバックには広島遠征でかなり質の高いプレーを見せた21番小坂慎太朗がスタメン、キーパーを1年生の30番関口亮助が任されました。

試合開始から、ペースを握ったのは浦和レッズユース。激しくプレスに来るというよりは、スペースを消そうと言うようなディフェンス。2トップの二人以外は比較的守備に重点を置いた清水エスパルスに対して、浦和が小気味良くボールを回しながら攻撃を展開していくという流れ。

その中でも、トップ下に入った24番中村駿介の中盤でのスペースの使い方が上手く、良い場所に入るため、上手く経由役として前へ後ろへ動きながら攻撃に貢献することができていました。

また、右サイドバックに入った20番新井純平も、まずは持ち味のオーバーラップからの攻撃参加を果敢に仕掛ける場面を何度も作りながら、この試合では数人の選手との連携から抜け出したり、ディフェンダーを越えるフワリとした浮き球で裏へのパスを供給したり、更にバリュエーションが増えている印象がありました。

10番矢島慎也もさすがのボールコントロールでこの試合ではどちらかと言うと、チャンスメイクの方が多かったように感じましたが、存在感を見せていました。

流れは良いものの、相手ゴールを脅かす決定的な場面までなかなか結びつかない中で、中盤でボールを捌きながら23番岸伯富実が意識的にシュートを狙っているのが印象的でした。

時折相手のフォワードが個人技で鋭く攻めて来るところを、ボランチの8番片槙吾が上手く潰していたのも印象的でした。このポジションでしっかりこの仕事ができると守備も大分落ち着きます。

左サイドバックの21番小坂慎太朗は少し動きに堅さが見られたものの、前半終盤ではロングフィードから11番堀田稜が受けた際にタイミングよく前めにポジションを上げて11番堀田稜が下げた所をダイレクトで右前線へ放り込むという場面がありました。これは、キーパーにキャッチされてしまいましたが、広島遠征で頻繁に見せていたこういうタイミングよくスルスルと前線へ押上げながら、攻撃参加するプレーは良かったです。この試合では余り見せられませんでしたが、どの試合でもこういうプレーが何度も見せられると更に相手にとって脅威となると思います。

先ほど書いたように、前半は浦和らしい良さは随所に見られたものの、得点が遠いという時間帯が続きながらも、35分には11番堀田稜がサイドをドリブルで切り裂きシュート。キーパーが弾いた所に10番矢島慎也がシュートを狙うもディフェンダーに触られ惜しくもゴールならず、更にそこで得たコーナーキックのチャンスで混戦から6番野崎雅也が押し込んだかと思ったら、その前でファールがあったとか。本当にファールなの、ふ~ん、と納得いかない判定で浦和の先制ゴールはなりませんでした。

0-0ながら、手応えを掴んでハーフタイムを迎えます。

後半に入り、最初の数分で6番野崎雅也から24番中村駿介へのパス、テンポ良くパスを受けた24番中村駿介がアウトサイドで左前線の11番堀田稜へ渡りクロスという大きなチャンスを作ったり、11番堀田稜から10番矢島慎也へパスが出され、個人技で交わしてシュートを狙うなど、後半も浦和が良いスタートを切るかに思われましたが、どうも全体的にフワッと後半に入ってしまったのか、精度に欠くプレーや浦和の守備ラインに近い位置でミスから奪われるなど、この流れからやられた試合が何試合もある入り方をしてしまいます。

こういうプレーが続くと当然リズムも悪くなり、相手ペースになっていく中で、前線で上手くボールを収めることが出来なかったところをまずは修正しようと言うことだと思いますが、15分に12番高田拓弥に代えて25番進昂平が入ります。

25番進昂平は、相手ディフェンダーの視界から一旦消えてからディフェンダーの前に出るなど駆け引きしながらボールを受ける動きをするものの、どうもフワッとした流れのためか、そこに効果的なパスが供給される所まで行かず。ちょっと危ない時間帯だと思っていた矢先にセットプレーから失点。これで守備陣が慌てたということではないものの、この2分後に得点で勢いづいた相手に攻め込まれ、ディフェンダーの寄せが悪いとは思わないものの、見事なシュートを決められてしまい0-2とされてしまいます。

反撃を試みる浦和は21番中村駿介からのパスを受けた23番岸伯富実がシュートを狙ったり、6番野崎雅也からのパスを受けた10番矢島慎也がシュートを狙うも得点には至らず。

30分に23番岸伯富実に代わり28番関根貴大が入ります。

その後、34分に中村駿介が技ありのミドルシュートでゴールを決め1点差まで詰め寄り、更に交替選手を中心に反撃を試みます。その中でも、ゴールは入らなかったものの、その展開に鳥肌が立ったプレーがあります。それは、25番進昂平にパスが入る瞬間に28番関根貴大がディフェンスの裏めがけて、走ればパスが出ると分かっているかのように鋭く走ると、パスを受けた25番進昂平が素早く鋭いパスを28番関根貴大がトップスピードで走る裏へ通す。飛び出してきたキーパーとどちらが先に触るかというギリギリのところでキーパーに僅かのところで先に触られてしまったものの、あと一歩足が伸びていたら、その動きは確実に倒れこむキーパーを越える浮かすシュートを狙っていたことが分かる。この1連のプレーは凄かったです。でも、ゴールではないんですけど・・・。

そして、パワープレーとしての投入となりますが、40分に24番中村駿介に代えて18番西袋裕太が投入されます。

結果的に、そのパワープレーも得点までは結びつかなかったものの、凄かったのは中盤でボールを捌く以外は前線に飛び出して競る役として上がった18番西袋裕太に残り時間で5本くらいはロングボールが入ったと思うのですが、その全てで競り勝っていたんですね。この大会のFC東京U-18戦のときにも感じましたが、得点を奪わなければならないときの起用方法として、このパターンはかなりの武器になります。

はい、結果は1-2の敗戦です。

ポイントポイントで見ると、今後の戦いに向けて相当期待が広がるプレーを見せた選手も多く、先を見据えて試合を見ればよい試合でした。ただ、やはり勝つために必要な要素では反省してもらいたいことがはっきり出てしまった試合でもありますよね。後半スタートからの精度を欠いたプレーの連発。このフワッとした流れに対して怒る選手がおらず、そのまま全体的にふわふわっとしていましたよ。また、やはり決め所での激しさやここで決めておけば試合自体の進め方が楽になるという局面で、決めきる迫力を感じなかったです。確かに6番野崎雅也の得点がカウントされていれば流れは変わっていたかもしれませんので、そこは複雑ですが・・・。

それぞれの選手に新しく誉めたい箇所が見られながらも、怒りたい試合でもある。複雑です。

札幌引き分けましたよ。まだまだ逆転優勝狙えますよ。

今日のような、経験やこれからの戦いを考えた起用采配でも、はっきり言ってこのくらいの戦い方ができるのであれば勝ちながら同時にやれるはずです。

だから、ワガママですが見る側のブクメとしては、新たな発見を毎回見つけられ、更に結果も伴っている。プレミアリーグにはそれを求めることにします。

大荒れのコンディションの中、お疲れ様でした!

ではでは~!

 

練習試合2011/09/03 – 浦和レッズジュニアユースvs西武台高校・・・きっかけを掴めるかどうか

武台高等学校第2グラウンド(人工芝)2011年9月3日

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

さあ、9月に入りました。今月から再び浦和レッズジュニアユースの高円宮杯をかけた重要な公式戦となる関東U15リーグが再開し、いつの間にか高円宮杯予選になっていた埼玉県ユースU15サッカー選手権大会がスタートします。

来週末の関東U15リーグの試合の一週間前となる今日は、西武台高校との練習試合があるということで観戦してきました。

変則的な3本の試合で、1本目が35分、2本目も35分、3本目が20分くらい!?だったと思います。

1本目ののスタメンは以下、

GKが16番高須雄大、DFがセンターバックに4番吉原大と5番長島巧、左サイドバックに7番荒木聡太、右サイドバックに3番久保龍希、MFがボランチに17番松崎洸星、トップ下に15番勝野瑛、11番小島良太、FWが右に14番加藤智陽、左に2番岡野森、真ん中に9番橋岡和樹

となります。

2本目のスタメンは以下、

GKが1番内島大輝、DFがセンターバックに4番吉原大と5番長島巧、左サイドバックに2番岡野森、右サイドバックに6番及川皓平、MFがボランチに17番松崎洸星、トップ下に15番勝野瑛、11番小島良太、FWが右に13番中村透、左に19番山田大一、真ん中に9番橋岡和樹

となります。

3本目のスタメンは以下、

GKが1番内島大輝、DFがセンターバックに13番中村透と6番及川皓平、左サイドバックに2番岡野森、右サイドバックに6番及川皓平、MFがボランチに5番長島巧、トップ下に15番勝野瑛、11番小島良太、FWが右に18番神宮未来人、左に19番山田大一、真ん中に9番橋岡和樹

となります。

結果から言うと大敗でした。スコアは書きません。

台風の影響で、絶えず強風が吹く中、天気も晴れたり雨になったり目まぐるしく変わる天候の中の試合でした。

西武台高校の1年生と言えば、6月にU16リーグで浦和レッズユースがやって0-1で敗れている手強い印象や背番号が変わっていなければ、浦和レッズジュニアユース出身の池永夏月がトップ下でこの試合もプレーしていたと思います(はっきり確認ができなかったw)

この試合では、攻撃の部分でもやや元気がなかった印象がありました。3本目の時に見られたような11番小島良太が動いて縦パスを受けてポストとなり、サイドの18番神宮未来人がサイドを駆け上がってクロス。この印象が強く残っているのですが、全体的には、不用意に仕掛けて奪われて反撃されるという攻撃が多いように感じました。カテゴリ上で、レベルが高めの相手に対してでも、今の浦和レッズジュニアユースの持っているポテンシャルであれば、もっと通用する攻撃がたくさんあるのに影を潜めてしまったのが悔しいです。

中盤のバランス、バックラインのバランスがなかなか、思うように行っていないように見えました。

たぶん、選手自身が上手く行かない悔しさを凄く感じていると思いますのでこのくらいにしておきます。

気になるのは、実力がなくてやられるのではなく、最近やられている流れから守備に関しても攻撃に関しても、最後のところでの粘りの部分が少し消極的になっているような気がします。

そのため、スピードに乗られていない状態の相手に1対1でディフェンスが抜かれて決められてしまったり、攻撃のところでも一歩遅くなったり。

あくまで戦術やチームのやり方ありきではありますが、なんとなく思ったのが、ある程度チームでしっかり守れるための仕組みも見直す必要があると思います。今のチーム状況であれば、ボランチはもっと守備的で良いと思います。ボールを追ってスペースを空けられてサイドを広く使われて引っ張られてという形を打開するために、そこの部分を声を出してしっかりやる役割の選手を決め、ボランチは常に相手が狙う裏をケアして守備的にやる。

そして、ある程度相手の揺さぶりにも対応できると手応えをつかめてきた所で攻撃にも重点を置いていくとかでも良いような。今年のジュニアユースは、動きながらポストができる11番小島良太がいますし、サイドからの攻撃も強力です。ある程度人数が少なくても点は取れる力があると思います。まずは、自分達のポテンシャルに自身が持てるように、今上手く行かないと思う部分に少し重点を置いてカバーしてみるのも一つあると思います。

サッカーは個人競技ではなく団体競技ですから、弱点をカバーする人を置き一人ひとりの負担を減らして、それによって全体的に視野が広くなるとかもあると思います。

本当に、今年のチームは、きっかけ一つで爆発的に変わると思っています!

楽しみにしています。

ではでは~。

 

浦和レッズジュニアユースU-14スペイン遠征2011 ビルヘン・デル・ピラールトーナメント 2011/08/28/2日目3位決定戦vsテルエルU16 | 2-1勝利・・・再戦で競り勝ち3位で終了

ラ・カミセラ/スペイン(サラゴサ)

 

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

今回のスペイン遠征の最終戦となる3位決定戦は、1日目の第2試合の対戦相手テルエルU16との再戦となりました。勝って締めくくりたい試合であり、前回は0-1で敗れているために同じ相手に2度負けるわけにはいきません。夕方の試合となりましたが、昨日よりも気温が高くピッチ上はかなり蒸し暑いであろうコンディションとなりました。

そして、ホテルから競技場を4往復目のブクメの体力も限界に近付きつつありました(どうでも良いことですがw)、思い返せば、散歩中の犬に吠えられたり、目の前に急にボールが飛んできたりとか色々ありました(さっさと本題に入れですねw)

ちょうど、英語が話せるという浦和の試合の後に試合を控える決勝に進出したセグレの選手の父親と名乗る方とお互い下手な英語で話しながら途中まで試合を見ていたので、少し集中して見られませんでしたが、この大会は大抵は15歳がメインで数人14歳が混ざるような試合であることや、バルセロナが対戦した相手として浦和レッズのことを知っていてくれてたり、日本のレベルが上がってきたよね~とかそんなヨイショをしてくれる素敵なお父様でした。

さてさて、試合に移ります。

GK1番岩本拓、DFが左サイドバックに12番信沢啓人、右サイドバックに13番東伸幸、センターバックに10番中塩大貴、4番小木曽佑太、MFがボランチに20番渡辺将也、トップ下に6番影森宇京と7番川上開斗、FWが左に9番田中拓真、右に18番村上秀斗、真ん中に5番小田切真人

となります。

やや午前の試合の大敗や前回同じ相手に敗れたことを引きずっているのか、パスがやや消極的な印象で序盤からしばらくはせっかくのポゼッションの時間に自らのミスで奪われて反撃を食らう回数が多かったり、ロングパスもやや精度を欠くなど、自らでリズムを作れないような状況でピンチを招くシーンも多くなりました。

ただ、大会通してですが前線でのプレスや中盤でも2人で囲んで奪ったり、前線で奪うための運動量はこの試合も健在でこれにより浦和も奪って反撃する回数も多かったのですが、先ほど書いたように攻撃の際の精度が欠けてまた奪われるという繰り返しのようにも見えました。

しかしながら、10分くらいから徐々に動きがスムーズになっていき、右サイドバックの13番東伸幸が近い距離のスペースに5番小田切真人が入ったところを上手く使いワンツーで抜け出して前線にまで抜け出したり、7番川上開斗が前線のスペースに5番小田切真人が走るだろうと早めのパスを出し、少し出だしが遅れて届かなかったものの動きを予測してのパスと動きが増えて来ました。20番渡辺将也が起点となり、18番村上秀斗、7番川上開斗とサイドを上手く使って突破してクロスを上げたり、20番渡辺将也から裏へぬけだした7番川上開斗へ決定的なパスを出し相手のファールを誘いペナルティエリアわずか外でのフリーキックのチャンスを獲得。

そして、20分に得たこのフリーキックのチャンスを7番川上開斗が直接ゴールに蹴り込んで待望の先制点を挙げます。

この後も徐々にリズムがよくなった浦和が単発ではなく3人以上が良い距離感と飛び出しで絡んだパス回しからの攻撃など増えてきて、これまで相手の早いプレスや読みに引っかかってきたパスが上手く通る回数が増えて行きます。

2度ほど、裏にボールを出して相手キーパーがペナルティエリアの外まででて対応しなければ浦和の選手がボールに反応してキーパーと1対1になりそうな場面も作っていました。

良い流れだったのですが、27分に相手のフリーキックのチャンスでゴールからはやや遠かったものの長く放り込んだボールを先に相手選手に頭で合わされて流し込まれてしまいます。セットプレーの対応は、ややはっきりしなかったり先に触られてしまうことが多いため、今後直していく必要がありそうです。

前半終了間際に18番村上秀斗がペナルティエリア外で倒され、自らフリーキックでゴールを狙うもバーを大きく越えてしまい、ここで前半終了。1-1ですね。

後半スタートから、5番小田切真人、6番影森宇京、9番田中拓真、18番村上秀斗に代わり2番新井克之、11番新納大雅、15番松尾佑介、19番和久井大輔が入ります。

後半のフォーメーションは、

GK1番岩本拓、DFが左サイドバックに12番信沢啓人、右サイドバックに13番東伸幸、センターバックに10番中塩大貴、4番小木曽佑太、MFがボランチに20番渡辺将也、トップ下に15番松尾佑介と19番和久井大輔、FWが左に7番川上開斗、右に2番新井克之、真ん中に11番新納大雅

となります。

前半早々にロングボールから11番新納大雅がヘッドで19番和久井大輔に落とし、相手ディフェンダーを背負いながらもしっかりボールをキープして競り勝つプレーがあり、その後も20番渡辺将也から左の7番川上開斗がサイド深くまで持ち込み、大きくクロスを上げ、2番新井克之が競り勝ち頭で落として15番松尾佑介が思い切りよくシュートを放ちます。

ここまでの試合で、どの相手でも体格差などで相手に対して主導権を握るという時間がなかなか作れずにここまで来ましたが、成長が見られ、ここにきて攻撃面で相手を上回るシーンが作れ出します。

特に前の試合でもそうでしたが、19番和久井大輔が前線で上手くボールを収めて抜け出すことができるため、例えば2番新井克之からのパスに対してもキープして抜け出したところをたまらず相手がファールで止め、FKを獲得したり大きなチャンスのきっかけを何度も作っていました。更に、15番松尾佑介がテクニックや細かいパスに加えて、スペースを凄く上手く見つけて入るようになり、ボールの経由がしやすい状況を上手く作り出していました。

11分に、20番渡辺将也、7番川上開斗に代わり3番石井康輝、14番堀内千寛が入ります。

全体的な攻撃の動きがスムーズになる中で、4番小木曽佑太がディフェンスラインからドリブルで持ち上がり、数人を抜き去って気がつけばゴール前まで迫りキーパーに阻まれたもののシュートまで持ち込むというプレーも見られたり、3番石井康輝がスペースへ走り込んで2番新井克之からのパスを受けすかさずシュートを放つ場面や、2番新井克之からのパスに19番和久井大輔が胸トラップしてそのままシュートを放つ、11番新納大雅も足元ではなくスペースへ抜けてのプレーでチャンスを作るなど、最後の最後でこのレベルの相手に対してもやろうとするサッカーが高い確率でできるようになってきました。

そして、勝って終わりたいこの試合で15分に15番松尾佑介が見事にゴールを決めて2-1、何度か危ない場面はありながらも最後までリードを保って試合終了。

大会3位を勝ち取りました。

やろうとしているサッカーは決して簡単にできるものではなく、今回のように年齢上でスペインというサッカーのレベルの高い環境でプレーしている相手に対して実践するのは更に難しい。ボールも柔らかかったり、とにかく浦和の選手たちにとってはびっくりすることだらけだったと思いますが、大会を通じて更に課題を見つけ、手応えも掴み、見ているこちらでも彼らが試合ごとに成長しているのがわかりました。

この経験を生かして、更に魅力的なサッカーをできるようなチームになっていくことを心から願っています。

では、写真載せます。

ラ・カミセラ/スペイン(サラゴサ)ラ・カミセラ/スペイン(サラゴサ)ラ・カミセラ/スペイン(サラゴサ)

 

 

 

 

 

ラ・カミセラ/スペイン(サラゴサ)ラ・カミセラ/スペイン(サラゴサ)ラ・カミセラ/スペイン(サラゴサ)

 

 

 

 

 

ラ・カミセラ/スペイン(サラゴサ)ラ・カミセラ/スペイン(サラゴサ)ラ・カミセラ/スペイン(サラゴサ)

 

 

 

 

 

ラ・カミセラ/スペイン(サラゴサ)ラ・カミセラ/スペイン(サラゴサ)ラ・カミセラ/スペイン(サラゴサ)

 

 

 

 

 

ラ・カミセラ/スペイン(サラゴサ)ラ・カミセラ/スペイン(サラゴサ)ラ・カミセラ/スペイン(サラゴサ)

 

 

 

 

 

 これで、浦和レッズジュニアユースU-14のスペインサラゴサ遠征のブログを終了しま~す。

私ブクメは明日にバルセロナに移動してちょっと観光して日本に帰ります~! 

選手のみなさん、慣れない環境の中、2日間お疲れさまでした!

ではでは~。

 

浦和レッズジュニアユースU-14スペイン遠征2011 ビルヘン・デル・ピラールトーナメント 2011/08/28/2日目準決勝vsヴィジャレアルU16 | 0-4敗戦・・・決めどころの迫力の差と手応え

ラ・カミセラ/スペイン(サラゴサ)ラ・カミセラ/スペイン(サラゴサ)ラ・カミセラ/スペイン(サラゴサ)

 

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

大会も2日目に入り、昨日の2試合トータルで1勝1敗でグループ2位で通過した浦和レッズジュニアユースU-14は今日の午前準決勝でヴィジャレアルU-16との対戦となりました。昨日の得点経過で勘違いしていて対戦相手がセグレと書いてしまったのですが、ヴィジャレアルの間違えです、すみません。

昨日、グループ1位を決める試合を後半のみ見た限りでは、ヴィジャレアルU-16は数名の選手がかなりスピードやテクニックがあり、裏を狙う動きが鋭いという印象で、聞いた話では年齢的には1歳上くらいの選手が多いようですが、数人がありえないくらい体格が良い選手がいる感じでしたね。

さてさて、この試合のスタメンは以下となります。

GK16番大川圭為、DFが左サイドバックに8番高橋聡史、右サイドバックに13番東伸幸、センターバックに10番中塩大貴、4番小木曽佑太、MFがボランチに3番石井康輝、トップ下に19番和久井大輔と15番松尾佑介、FWが左に7番川上開斗、右に14番堀内千寛、真ん中に11番新納大雅

となります。

この試合の方がより、15番松尾佑介がボランチに近い位置でプレーしていることも多くダブルボランチに近いようなイメージでの試合となりました。

風が強いことが当たり前のイメージのサラゴサにしては珍しく、今日は朝から風がほとんど吹いておらず、昨日の朝の寒さに比べるとだいぶ快適な(とは言っても、日なたで試合する選手には過酷)環境。

浦和の試合の入り方はかなり良く、数人で上手く囲む守備で個人技や体格で勝る相手に対して上手く守りながら、奪ったり、プレスをかけて相手のパスの精度が欠いたところを奪うなどして反撃するシーンも多く、例えば、8番高橋聡史が守備でボールを奪ったときに、テンポよく15番松尾佑介、4番小木曽佑太とワンタッチで前後させ相手のプレスをいなしながら前線のスペースへパスを出すなどの狙いもできていました。

前線でのプレスの意識も強く、前半の早い時間に19番和久井大輔が相手キーパーに対して上手くプレスをかけてあと一歩で奪えそうな場面を作ったりできていました。11番新納大雅の前線のプレスも効果的だったと思います。

4番小木曽佑太から右サイドの14番堀内千寛へのパスからの攻撃も何度か効果的にサイドを切り裂いていました。

体格の良い選手が多い(なんかディフェンダーの28番が見た目もプジョルみたいで昨日の試合でもセットプレーで豪快にヘディングで競り勝っていたのを見ていたので、セットプレー怖いなと思っていました。)ため、相手セットプレーの時の対応がどうなるかと思いますが、やはり力強く来るので危険な場面もありましたが、16番大川圭為のファインセーブでのがれた場面も含め序盤はなんとかこらえることができていました。

こぼれ球に対する反応予測に関して14番堀内千寛と11番新納大雅、19番和久井大輔の3人の連携がこの試合は良く常にパスを出しやすい位置、こぼれた時のフォローなども上手く行っていました。

しかしながら、14分に相手の攻撃の際にペナルティエリア内で対応がもたついたところを狙われて失点。こういう得点に対しての狙い方はさすがと言ったところでしょうか。これで0-1となります。

失点はしたものの、この試合は攻撃の場面で昨日に比べて惜しいところまで作れる回数も多く、失点後の15分には左サイドからの展開で7番川上開斗からのクロスボールが相手キーパーを越えて11番新納大雅が頭で合わせる少し当たり損ねてゴールならず、という惜しいチャンスもありました。

同様に7番川上開斗がサイドから作ったチャンス、右サイドバックの13番東伸幸がオーバーラップして攻撃参加して折り返しに11番新納大雅が走り込むなど失点後に相手ペースに持ち込ませず攻撃できていたことも良かった思います。

しかしながら、なんというか得点の取りどころでの迫力に関して相手が上手く、21分に隙を見てミドルシュートを強引に撃ってきたところで16番大川圭為が反応するもこぼれたところ押し込まれて2失点目を喫してしまいます。

それでも、前半残り時間は15番松尾佑介が上手く前後動きながら中盤でボールを捌き何度か惜しいチャンスを作ることができたものの得点は奪えず、0-2で終了。

後半最初から、11番新納大雅に代わり20番渡辺将也、8番高橋聡史に代わり12番信沢啓人、7番川上開斗に代えて18番村上秀斗が入ります。

20番渡辺将也がトップ下の位置に入り、フォワードの真ん中の位置に19番和久井大輔が上がります。

後半は、前線に入った19番和久井大輔がかなり上手くポストや裏への抜け出しを成功させることで決定的なチャンスも何度も作ることができていました。まずは、15番松尾佑介に入ったところで19番和久井大輔がスッと裏へぬけだしたところへ早いテンポでパスが通るもこれはオフサイド。続いても19番和久井大輔が斜めに走り上手く前線のスペースに走ったところに15番松尾佑介からのパスが通り、キーパーと1対1の場面を作るもシュートはキーパーにセーブされてしまいます。この後、7分に相手選手に個人技で豪快に突破されてキーパーと1対1の場面を作られ、失点、0-3となります。

そのすぐ後に、14番堀内千寛からのパスに再び上手く裏を抜けた19番和久井大輔が抜け出すも先ほど止められたイメージがあったのか、シュートのタイミングを逸して外に流れて得点することができませんでした。

後半10分に、15番松尾佑介に代わり5番小田切真人、13番東伸幸に代わり2番新井克之が入ります。

ここからの時間は、相手の激しいプレスに苦戦する時間が続きます。

その中でも、何度か反撃のチャンスを作り、18番村上秀斗から5番小田切真人、ワンタッチで前に出したところにそのまま前線に走った18番村上秀斗がサイドを駆け上がるという形を作ったり、19番和久井大輔がサイドをドリブルした時にキーパーが少し前に出ていたところをちょうどキーパーの頭を越えるくらいの高さの鋭いループシュートを狙うも少し枠から外れてしまいます。

後半18分に、3番石井康輝に代えて6番影森宇京が入ります。

その後、20番渡辺将也からのパスに再び絶妙のタイミングで抜け出した19番和久井大輔がキーパーと1対1の場面を作り出すもキーパーにセーブされてしまいした。

その後、20分に反撃され、裏へぬけだされた選手に力強く撃たれたシュートは19番大川圭為が上手くコースを消したものの外へ弾き切れずにゴールに吸い込まれ、0-4となります。

その後も、果敢に19番和久井大輔の裏を狙う動きが相手の守備を混乱させ、ゴールに迫る場面を作るも結果的に0-4で試合が終了。

夕方の3位決定戦に回ることとなりました。

19番和久井大輔としては得点ができなかったことに対して相当悔しかったと思いますが、彼がフォワードの真ん中に入ってからのプレーは確実に相手ディフェンスの予測の上を行っていましたし、あの形が作れたことが非常に重要です。フォワードのポジションとして更に成長するためには、今回のヴィジャレアルの相手フォワードのようなプレーをゴール前でできるかどうか、勝負を決める選手となれるようにさらに磨きをかけてください。

結果的には大敗ですが、ここまでの試合の中で最も、やろうとする動きや仕掛けができた試合だったとも思います。そして、この試合の相手にはなかなか日本ではいないような、守備面での予測スピードの速さと攻撃の際の迫力を持った選手がいたのも確かで、更に体の強い年上の選手ということもありましたし、この試合の結果で落胆するのではなく、この試合での手応えをどれだけ今後も持続して出し、更にレベルアップしていくかが重要だと思います。

ただ、この試合でも付け入る隙はあり、そこで決めていれば昨日の第1戦の時のように苦しみながらも勝利できた可能性も決して少なくなかったことも考えながら、次の戦いにつなげてもらえればと思います。

夕方の3位決定戦に期待しつつ、写真載せます。

ラ・カミセラ/スペイン(サラゴサ)ラ・カミセラ/スペイン(サラゴサ)ラ・カミセラ/スペイン(サラゴサ)

 

 

 

 

 

ラ・カミセラ/スペイン(サラゴサ)ラ・カミセラ/スペイン(サラゴサ)ラ・カミセラ/スペイン(サラゴサ)

 

 

 

 

 

ラ・カミセラ/スペイン(サラゴサ)ラ・カミセラ/スペイン(サラゴサ)ラ・カミセラ/スペイン(サラゴサ)

 

 

 

 

 

ラ・カミセラ/スペイン(サラゴサ)ラ・カミセラ/スペイン(サラゴサ)ラ・カミセラ/スペイン(サラゴサ)

 

 

 

 

 

ではでは~。

 

浦和レッズジュニアユースU-14スペイン遠征2011 ビルヘン・デル・ピラールトーナメント 2011/08/27/ 1日目第2試合vsテルエルU16 | 0-1敗戦・・・自らの形を目指して

ラ・カミセラ/スペイン(サラゴサ)ラ・カミセラ/スペイン(サラゴサ)ラ・カミセラ/スペイン(サラゴサ)

 

 

 

 

 

夜の試合になったら日本の旗も揚がってたw

どうも、浦和サポブクメです☆

この試合のスタメンは以下、

GK16番大川圭為、DFが左サイドバックに12番信沢啓人、右サイドバックに2番新井克之、センターバックに10番中塩大貴、13番東伸幸、MFがボランチに3番石井康輝、トップ下に20番渡辺将也と7番川上開斗、FWが左に9番田中拓真、右に18番村上秀斗、真ん中に5番小田切真人

となります。

第1試合のスタメンの10番中塩大貴、13番東伸幸(第1試合はサイドバック)、3番石井康輝、7番川上開斗の4人以外はすべてメンバーが代わっています。

5番小田切真人は怪我明けで久しぶりの出場。怪我明けと書きましたが、まだ腕は固定されている状態での出場でした。

既に第1戦で下したCDオリベルがテルエル相手に引き分けたため、グループの2以内は決まっているという状況。直前にグループAの1位通過を決める試合が行われ、セグレがヴィジャレアルを下して1位、ヴィジャレアルが2位となったため、この試合で引き分け以上で準決勝はヴィジャレアル、敗れればセグレと対戦となることが既に決まった状態での試合となります。だから何という感じなんですけどね、対戦相手がどうこうではなく、経験を積みながら勝ち進んでいくことが大前提です。

さてさて、19:15キックオフの試合ですがスペインではこの時間が日本で言う夕方くらいのイメージなので普通に西日がまぶしい状態での試合ということになります。午前の涼しさから一転してやや暑い中での試合となりました。風の強さはここではいつも通りということで。

試合開始から、ぱっと見た感じでは相手のレベルはそこまで高くないと感じ、この相手なら上手く浦和の形を出せれば問題なく勝てるかなと思い流れ見始めたのですが、序盤は右サイドの18番村上秀斗から5番小田切真人へのパス、10番中塩大貴のロングフィードで18番村上秀斗がスペースに走ってあと一歩という形など第1戦と比べて前のスペースを前線が見つけて走るところにロングフィードという狙いが強く感じられたのですが、やはり風や柔らかいボールの感覚のせいか、合わずに簡単に相手にクリアされてしまいます。

相手の攻撃もそこまでではなく、守備陣も問題なく抑えていたのですが、前半6分にペナルティエリア内で相手の強引に切れ込んできたところに足がかかってしまいPKを取られてしまいます。このピンチを16番大川圭為が防いで失点は免れます。

ただ、やはり第1戦同様、寄せが早く反応が良い選手が多いため、なかなか浦和のテクニックのある選手が個人技で抜こうとしても抜けず、奪われてカウンターになる場面が多くなります。これは、要するにジュニアユースくらいまでテクニックで通用していたところが、ユースでなかなか通用しなくなるパターンに似ているような気がします。

凄くそういうところがわかりやすく出た試合で、例えば左サイドで12番信沢啓人がボールを持った時に同じ左サイドの前線のスペースが空いていて、ここのスペースに9番田中拓真が気付いて走り、そこに12番信沢啓人が出す。こういう形が出ると繋がるのですが、足元に出してキープして抜きに行こうとしたり、パスコースを考えて少し時間がかかるとすぐに詰められてしまったり、パスを読まれて狙われてしまう、そしてカウンターを食らってしまう。

そのあたりは選手たちも試行錯誤している様子が伝わってきます。スペースを作る動きとスペースを使う動きをお互いに声を出しながらやっているのですがかぶってしまったり、この試合に関しては上手くいかない部分の方が多く出てしまいました。

そんな中で、前半20分に一瞬の隙を突かれて失点してしまいます。

苦しい展開が続くものの、前半の終盤くらいから2番新井克之の右サイドでスペースを上手く使った動きをしながらチャンスに絡むようになります。ここから数人が絡んだ攻撃が何度かできるようになり、例えば18番村上秀斗が右サイドから中へ走り相手ディフェンダーを引きつけながら同サイドの前線のスペースを開けたところにすかさずロングボールが入り、そのスペースに2番新井克之が上手く入りパスを受けて攻めこむ。同様に、18番村上秀斗が右サイドのスペースが空いているところにパスを出し、そこへ20番渡辺将也がトップ下の位置から走り込んでチャンスを作るなど。

攻撃の糸口は見えてきたものの、フィニッシュまで持ち込めずに前半は0-1で終了。

後半は、主審がなかなか戻ってこずになかなかスタートしないというハプニングがありながらスタート。

前半の終盤同様に序盤は2番新井克之が上手くボールを運びながら攻撃する場面が何度か見られます。攻撃の意図として、12番信沢啓人から縦のスペースへ出し9番田中拓真が走る、10番中塩大貴がスペースにロングボールを入れ、20番渡辺将也がそこに走り込む、テンポよく10番中塩大貴から7番川上開斗、裏へぬけだした5番小田切真人へ(これはオフサイド)などなど、浦和がやろうとする自らの形を試みてのプレーも多く見られますが、どのように表現して良いのか言葉に迷いますが、おそらく相手の方が予測で勝っていたというのでしょうか、浦和が狙うスペースへのパスの精度やスピードが少しでも緩くなると、かなりの確率で狙われてカットされてしまうという感じでした。

25分に7番川上開斗に代えて15番松尾佑介が投入されてからのプレーを見ていると何となく納得するというか、監督がやろうとしている意図が見えるというか、ぶつかり合いやちょっとしたテクニックでは対応できないくらい正直体格的には小さい15番松尾佑介がスペースを使い、体をぶつけられ倒されかけながらもスペースにパスを出して、そこに他の選手が走る。こういうプレーが求められる形でこういうプレーを体格やテクニックで今のカテゴリで国内で通用している選手も更に意識して行うようになれば、今後カテゴリが上がっていき、プレスが早く激しくなり体格的に大きい選手を相手にしても問題なく攻められるということなのでしょうね。

試合自体は、試合終盤にどういう状況かはよくわからなかったのですが、相手キーパーがペナルティエリア内でファールをしたようで、ペナルティエリア内からの間接フリーキックが浦和に与えられ、マイナスに蹴りだしたボールに3番石井康輝が思い切りよくシュートを放ち、このシュートを5番小田切真人が足に当て、コースを変えたもののキーパーにキャッチされてしまいましたが、惜しい場面でした。

結果的に、0-1で敗れてしまいました。

この結果により、明日の準決勝はセグレとの対戦となります。浦和の試合の前に試合を終えていたセグレが浦和の試合を見ていたのですが、先ほどのペナルティエリア内の間接フリーキックの時になぜかゴール裏に集まってヤジっぽいことをやっていたので、ちょっと見ていて、選手は冷静、ブクメはイライラという感じになってました。

なんというか、こういう相手には意地でも勝ってほしいですよ、もう。

話はそれましたが、この大会自体、基本的に体格的に大きい選手が多くなるのが普通なのですが、その中でも浦和レッズジュニアユースの中では、体格的に小さい5番小田切真人、9番田中拓真、そこに途中から入った15番松尾佑介と本来であれば0-1の状態で得点が欲しい時には前線に体格的に大きい選手を入れて攻撃をしたくなるものですが、あえてこの形を崩さなかったのは、監督なりのメッセージだったのだと思います。体格や個人技で勝負しなくてもスペースを上手く選手同士で作り、使うことができれば打開できるから考えろということなのでしょうね。

以前から書いているのですが、やろうとしているサッカーはかなりレベルの高いところにありますし、スペースを作り使うということには、選手同士の意思疎通や運動量など多くの要素が必要になりますので、今回のような相手の場合は、今まで以上にその判断にスピードが求められますので、楽なプレーに逃げたくなる気持ちとの戦いとなってはいると思いますが、ここを乗り越えればかなりのレベルアップになることは間違えありません。

明日のセグレ戦も大変な戦いになるとは思いますが、試行錯誤しながら手ごたえをつかむためにも結果も求めて戦ってみてください。

追記:準決勝の対戦相手はセグレではなく、ヴィジャレアルでした。ベンチの真上にスコアボードがあって、ヴィジャレアル側が1、セグレ側が2になっていたのでてっきりセグレが勝っていたものかと・・・。そもそも、浦和も第1戦はアウェイ側、第2戦はホーム側になるはずが、どちらもホーム側のベンチでしたし、そもそもホーム側なのにユニはアウェイユニだし、なかなか複雑な大会です~!

では、写真載せます。

ラ・カミセラ/スペイン(サラゴサ)ラ・カミセラ/スペイン(サラゴサ)ラ・カミセラ/スペイン(サラゴサ)

 

 

 

 

 

ラ・カミセラ/スペイン(サラゴサ)ラ・カミセラ/スペイン(サラゴサ)ラ・カミセラ/スペイン(サラゴサ)

 

 

 

 

 

ラ・カミセラ/スペイン(サラゴサ)ラ・カミセラ/スペイン(サラゴサ)ラ・カミセラ/スペイン(サラゴサ)

 

 

 

 

 

ラ・カミセラ/スペイン(サラゴサ)ラ・カミセラ/スペイン(サラゴサ)ラ・カミセラ/スペイン(サラゴサ)

 

 

 

 

 

ラ・カミセラ/スペイン(サラゴサ)ラ・カミセラ/スペイン(サラゴサ)ラ・カミセラ/スペイン(サラゴサ)

 

 

 

 

 

ラ・カミセラ/スペイン(サラゴサ)ラ・カミセラ/スペイン(サラゴサ)

 

 

 

 

 

ではでは~。

 

浦和レッズジュニアユースU-14スペイン遠征2011 ビルヘン・デル・ピラールトーナメント 2011/08/27/ 1日目第1試合vsCDオリベルU16 | 2-1勝利・・・追いつかれてからの逆転勝利

ラ・カミセラ/スペイン(サラゴサ)ラ・カミセラ/スペイン(サラゴサ)ラ・カミセラ/スペイン(サラゴサ)

 

 

 

 

 

去年は日本の旗も揚げてくれてたのに・・・。

どうも、浦和サポブクメです☆

今年もやってきましたスペインはサラゴサ。浦和レッズジュニアユースU14の夏の海外遠征が昨年からスペインとなり参加した大会に今年も参加するということでやってきました。今回は浦和レッズユースの広島遠征に行ってからのスペインとなりましたので、この大会前の練習試合は見ることができなかったのですが、サラゴサとやって1-2だったとのことです。

さてさて、名前が長くて覚えにくいビルヘン・デル・ピラール・トーナメント。この大会は、スペインでカデテというカテゴリに当たる大会となり年齢別ではU16の大会と言うことになります。

昨年のこの大会で、名前の知れたスペインのチームのカンテラ(下部組織)がBチーム以下を出場させてくるよりも、あまり名前の聞かないチームの方が本気のメンバーで臨んでくれるので手ごわく経験になると思い知らされました。確かに、強豪チームのカンテラの場合メンバーは落としていても何人かもの凄い選手がいたりするのでそういう選手とやる経験も重要かとは思いますけどね。

浦和レッズジュニアユースU14は、オリベル、テルエルと同じグループBに入り、昨年同様、まずは明日2試合戦うためにも1日目の2試合で上位2チーム以内に入っておきたいところ。また、昨年は2位で勝ちぬけたものの、未勝利での4位という結果に終わっているため、勝利して更に上位の成績も残したいところ(こういう海外の遠征や大会は結果を残した方が今後も好条件で呼ばれるようになることが多いため。)

午前の試合の対戦相手はこの大会の主催となるCDオリベルU16との対戦となります。主催チームとの対戦になりますね。ちなみに、このCDオリベルU16が昨年の優勝チームです。

では、試合に移ります。

この試合のスタメンは以下、

GK1番岩本拓、DFが左サイドバックに8番高橋聡史、右サイドバックに13番東伸幸、センターバックに10番中塩大貴、4番小木曽佑太、MFがボランチに3番石井康輝、トップ下に19番和久井大輔と15番松尾佑介、FWが左に7番川上開斗、右に14番堀内千寛、真ん中に11番新納大雅

となります。15番松尾佑介もややボランチに近い位置でプレーしていたようにも思います。

昨年は、この大会から何人か背番号が変わっていましたが、おそらく今年は変更はないと思われます。

浦和のディフェンスラインに大きめの選手を並べたことで相手の攻撃陣との体格差はそれほどないものの、全体的にはやはり背の高さと体の大きさで相手がまさっているポジションが多い印象がありました。それに加えて、スペインではボールの空気圧が低くて柔らかいために、思った通りにボールを蹴るのが難しい、更に強風など条件としては、かなり浦和が厳しい状態でスタートしました。

それでも、前半から激しいプレスをかけることで、相手に思うようなプレーをさせず、体格を生かされた個人技で来られた時にやや危険な場面はあったものの、試合自体は拮抗した状態で進められていました。

しかしながら、ボールのコントロールやパスの判断が遅れると、大抵足を伸ばされて当てられてしまい、奪われてしまうという展開ではありました。シュートの場面でも同様で、あまり多くはないものの、11番新納大雅や14番堀内千寛など惜しいシュートチャンスもディフェンダーに足を伸ばされて当てられてという形で抑えられてしまっていました。

マッチアップの場面では15番松尾佑介がテクニックでかわそうとする時には相手との体格差がありすぎて吹っ飛ばされるような場面もたびたびありました。

例えば3番石井康輝のところを経由してワンタッチパスやスペースへ出して人を走らせる試みをするものの、相手に一歩早く入られて2人まではパスが回るものの3人目まで届かないということが多い。非常にそういう意味では、今後のために良い相手とも言えますが、この試合で見れば攻めに関しての突破口がなかなか見いだせない展開ではありました。

・・・と、苦しい苦しいと書きながらも実は前半3分にあっという間に先制点を奪ったのは浦和でした。

セットプレーからのゴール前の混戦の状態で上手く抜けた10番中塩大貴が決めてくれました。

崩すことがなかなかできなくても、こういう場面をしっかり活かすことの重要性が改めてわかりますね。

同様に、17分に相手の攻撃の際に4番小木曽佑太がファールを受けて、試合が止まったと相手の動きも止まった時に、4番小木曽佑太が試合を止めずにすぐのリスタートでロングフィードを左前線の7番川上開斗に送り、ここから攻めこんで惜しいチャンスも作りました。

そこから、すかさず19番和久井大輔、11番新納大雅、7番川上開斗とテンポよくパスがつながり7番川上開斗がシュートを放ち、キーパーに抑えられるものの、狙い通りの崩しもでき始めました。

やはりボールのコントロールが難しいらしく、ちょっとしたミスを狙われて23分に失点し同点に追いつかれます。

その後、相手が更に体の強さとスピードを生かした攻撃を見せ、前半残り10分くらいはピンチになる場面が多かったものの1番岩本拓のファインセーブや4番小木曽佑太や10番中塩大貴の守備の粘りで1-1のままハーフタイムを迎えます。

後半に入っても流れは相手ペースで、浦和のパスのちょっとしたずれを上手く狙うようなプレーをされます。

苦しいながらも、浦和もプレスの意識やスペースを使う意識を持続させ、7番川上開斗がインターセプトから15番松尾佑介につなげ、14番堀内千寛が裏へぬけだしたところへ見事なパスを通すも、これはオフサイド。

前線で運動量豊富にプレスを掛け、裏を狙って抜け出す11番新納大雅もシュートチャンスを何度か迎えるものの、相手との体格差のせいか、シュートブロックされることが多くなりました。

後半14分に浦和は15番松尾佑介に代えて20番渡辺将也、7番川上開斗に代えて12番信沢啓人が入ります。

その交代から、6分後の20分に20番渡辺将也が放ったシュートは相手ディフェンダーに当たるもこぼれたところを狙っていた14番堀内千寛がそのまま持ち込んでゴール。苦しみながらも逆転に成功します。

20番渡辺将也の中盤からのプレスが利いたことや相手が得点を奪うために前がかりになり始めたことで19番和久井大輔のところにボールがおさまりだし、浦和の攻撃も最初ほどひっかからなくなり、逆転したこともあり少し攻撃陣に余裕が生まれたからか、23分に19番和久井大輔がループシュートを狙ったり、そのすぐ後にも3番石井康輝がループシュートを狙うなど、浦和の攻撃も落ち着いて視野広く早い判断でできることが多くなってくるものの、負けられない相手の攻撃で押し込まれることも多いという一進一退の残り5分ほどの時間をなんとかこらえつつ、30分ハーフの試合にしてはロスタイムが随分長いな~、さすが相手ホームだな~とか思うくらいロスタイムを取られながらも、結局その後は失点せず、2-1で勝利しました。

2位以内での突破へ好発進を切ることができました。

こういう体格差があってレベルの高い相手とのギリギリの戦いで勝ち切れたことは大きいと思います。こういう戦いを多く積めば相当レベルアップできると思います、本当に。

この勢いで夜の試合も、勝ち切って1位で通過したいですね!

では、海外の時はがんばって写真多めに撮っていますのでここから一気に載せますね。 

ラ・カミセラ/スペイン(サラゴサ)ラ・カミセラ/スペイン(サラゴサ)ラ・カミセラ/スペイン(サラゴサ)

 

 

 

 

 

ラ・カミセラ/スペイン(サラゴサ)ラ・カミセラ/スペイン(サラゴサ)ラ・カミセラ/スペイン(サラゴサ)

 

 

 

 

 

ラ・カミセラ/スペイン(サラゴサ)ラ・カミセラ/スペイン(サラゴサ)ラ・カミセラ/スペイン(サラゴサ)

 

 

 

 

 

ラ・カミセラ/スペイン(サラゴサ)ラ・カミセラ/スペイン(サラゴサ)ラ・カミセラ/スペイン(サラゴサ)

 

 

 

 

 

ラ・カミセラ/スペイン(サラゴサ)ラ・カミセラ/スペイン(サラゴサ)ラ・カミセラ/スペイン(サラゴサ)

 

 

 

 

 

ラ・カミセラ/スペイン(サラゴサ)ラ・カミセラ/スペイン(サラゴサ)ラ・カミセラ/スペイン(サラゴサ)

 

 

 

 

 

ラ・カミセラ/スペイン(サラゴサ)ラ・カミセラ/スペイン(サラゴサ)ラ・カミセラ/スペイン(サラゴサ)

 

 

 

 

 

ラ・カミセラ/スペイン(サラゴサ)ラ・カミセラ/スペイン(サラゴサ)ラ・カミセラ/スペイン(サラゴサ)

 

 

 

 

 

ラ・カミセラ/スペイン(サラゴサ)ラ・カミセラ/スペイン(サラゴサ)ラ・カミセラ/スペイン(サラゴサ)

 

 

 

 

 

ラ・カミセラ/スペイン(サラゴサ)ラ・カミセラ/スペイン(サラゴサ)ラ・カミセラ/スペイン(サラゴサ)

 

 

 

 

 

ラ・カミセラ/スペイン(サラゴサ)ラ・カミセラ/スペイン(サラゴサ)

 

 

 

 

 

写真はクリックすると大きくなります。

では、夜の試合の後にまたブログ書きますね~。

ではでは。

 追記:浦和より先に、オリベルがテルエルと試合を行い1-1で引き分けたとのことで、夜の試合を待たずして2位以内は決まりました。明日は、ヴィジャレアルU16かセグレU16との対戦で決勝進出を狙います。

 

吉田強化フェスティバル2011/08/24 – 浦和レッズユースvsヴィッセル神戸U-18 2-1勝利・・・見事な逆転勝利で締めくくり

吉田サッカー公園人工芝グラウンド2011年8月24日

広島県竹原市の瓦そば

広島県竹原市の町並み

 

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

遅くなりましたがブログをアップします。24日は午前試合の後、竹原で友人と会い、そのまま広島空港へ行き、羽田空港から成田空港から25日にスペインに出発するために空港近くのホテルまで移動と試合後にじっくりブログを書く時間が取れずようやく日付変わって成田のホテルからブログを書いています。

さてさて、浦和レッズユースが夏の遠征として参加しているサンフレッチェ広島の練習場として知られている吉田サッカー公園で開催されている吉田強化フェスティバル。最終日となる今日の対戦相手はヴィッセル神戸U-18となります。

3日目にしてようやく天気が回復して晴れ。そのため、やや暑さも感じるコンディションとなるものの数日涼しかったこともあり、風は涼しく、炎天下とまでは行かない中での試合となりました。

この試合のスタメンは以下。

GKが1番三上綾太、DFがセンターバックに22番寄特直人と4番小出啓太、右サイドバックに20番新井純平、左サイドバックに26番小坂慎太朗、MFがボランチに8番片慎吾、トップ下が27番小峯洋介と25番岸伯富実、FWが右に34番関根貴大、左に14番堀田稜、真ん中に5番進昂平

となります。

前日の練習試合でサンフレッチェ広島に快勝したメンバーをベースにキーパーが29番関口亮介から1番三上綾太、ボランチが15番西袋裕太から8番片慎吾に代わったスタメン構成となります。

前半開始早々に攻め込まれてあわや失点という形は作られるものの、このピンチはなんとか相手のミスに助けられ、その後は一進一退の攻防となっていきます。

この大会通じてずっと書いていますが、この試合も個々の選手が気持ちを入れて集中して激しいプレーをすることができており、中盤のプレス、前線でのプレスなどかなりの運動量を使って相手にプレッシャーをかけることができていました。

思った通りの手ごわさと言うか、神戸もミスが少なく浦和の長所も消してくるようなプレーをしっかりしてくるため、サイドを使ったオーバーラップなどあまり行えるスペースがなかったものの、自信を持って細かいパス回しを試みて前線で奪われたら、すぐに激しくプレスに行き奪い返す。そういう攻防が繰り返されました。

前半の攻撃のうちいくつかを上げると、試合開始早々の4番小出啓太からの14番堀田稜に通したロングフィードでの大きな展開、26番小坂慎太朗の左サイドから27番小峯洋介へ鋭いパスを通し、ワンタッチで5番進昂平につなげてゴールに迫るシーンや、20番新井純平がサイドから中のスペースへ走りひきつけられたディフェンダーにより空いたが右サイドのスペースに34番関根貴大が入ってそこからの攻撃、26番小坂慎太朗が相手の激しいプレスに会いながらパスを受けたところでワンタッチでプレスをいなすように14番堀田稜へ通して攻めこむ形。27番小峯洋介から25番岸伯富実へつなげ思い切りよくミドルシュートを放った場面、同じく34番関根貴大も流れの中で思い切り良いミドルシュートを放っていました。ボランチの8番片慎吾のプレーもここ3日で最も精度が高く激しく出来ていたと思います。

浦和の集中力と前線からの激しいプレスが神戸のミスを誘い流れとしては拮抗した状態から浦和に傾きかけていたところでしたが、前線の選手の強引なドリブルでディフェンダーが交わされゴールを決められてしまいます。

流れが悪くなりそうなところで、個人技でゴールを決めてしまうプレーはさすがです。

この失点後、少しの間、パスが消極的になりかけるような状況になりかけるものの、そのまま連続失点するような悪い流れになることはなく、気持ちを切り替えてまた集中してプレーするような流れで前半終了。

後半スタート22番寄特直人に代わり15番西袋裕太を投入(ポジションは同じ左センターバック。)

後半特に25番岸伯富実、27番小峯洋介がトップ下の位置を広く動きまわることで攻撃が活性化される場面が多く感じられました。

また、代わって入った15番西袋裕太もかなり長い距離のロングフィードを正確に通してチャンスを作るなど前半の入り方では浦和が神戸をまさっていたと思います。その流れをしっかり掴むために早く同点ゴールが欲しいところでしたが、そのゴールも後半5分に14番堀田稜が決めてくれ、反撃に向けて最高の展開が作られていきます。

その後も20番新井純平が右のスペースに走り込んだ27番小峯洋介に鋭い縦パスを通してチャンスを演出し、15番西袋裕太が再びロングフィードで右サイドを走る14番堀田稜へ正確なパスを通し、突破してシュートを放つもこれは決まらず。

運動量で完全に勝り、パス回しも見事にワンタッチ、ツータッチで周り、ポゼッションでも相手を上回る中で、15分についに逆転に成功します。

流れの中で、ペナルティエリアすぐ外くらいまで20番新井純平が侵入しシュートを撃つと見せかけて右に走り込んだ27番小峯洋介にパス。27番小峯洋介が放ったシュートはポストに当たるものの跳ね返ったところに5番進昂平がしっかりつめていて、落ち着いてシュートを放ちゴール。

2-1と試合をひっくり返します。

結局この後はどちらにも得点は入らず2-1で浦和の勝利となるのですが、残り時間も運動量を惜しまずに集中したプレーを浦和は続け、個人技での突破されてのピンチは1番三上綾太のファインセーブで防ぐなど最後のところでの守備の集中も良かったと思います。

また、オフサイドにはなってしまったものの一つ凄いな~と驚く場面がありまして、15番西袋裕太が低い弾道の鋭いパスを前線の5番進昂平に出した時に相手ディフェンダー2人くらいと競るような形になりそうな位置関係だったのですが、その鋭い低い弾道のパスを胸トラップできれいに前に落として、そのまま攻めるかというプレー。凄かったです。ぎりぎりオフサイドだったのは残念でした。

後半35分に34番関根貴大に代わり7番鈴木悠太が入ります。

残り時間も浦和の集中は切れずに勝ちきってくれました。

期待した通り、この広島遠征での対戦相手はレベルが高く、そういう中で浦和の選手たちが高い意識でプレーして試合ごとに成長していく姿を見られました。

育成年代の中で、常にその中でのベストと思われるチームで試合をできないようなもどかしさを抱えるユースで、彩の国カップのような、勝ち進むことで得られる経験を積むためにはどうするかと考えた時には、どのメンバーでも勝利できる、各ポジションで最低2人は常に質の高いプレーをしてポジション争いをしているような状況で、メンバーが変わっても高い集中力と激しさを維持して勝利することができるようなチームになるしかないわけで、今回の遠征を見ているとこれまでなかなか試合に絡めなかった選手も相当質の高いプレーを見せてくれていましたし、今後はポジション争いが激しくなって、同時に全体のレベルも個人のレベルも更に上がっていくことが容易に予想できるような、手ごたえをただ見ているだけのブクメが勝手に感じてフルフルしていました。

9月のプレミアリーグ再開が本当に楽しみです。

3日間お疲れさまでした。今回のような意識で毎試合臨めれば、確実に浦和レッズユースは全国レベルで常に優勝を目指せるようなチームになれます。

ではでは~。

写真の2枚目は、試合の後に行った竹原市で食べた瓦そばと町並みの写真です。

 

広島遠征練習試合2011/08/23 – 浦和レッズユースvsサンフレッチェ広島ユース 3-0勝利・・・昨年のU16リーグの進化系

吉田サッカー公園天然芝グラウンド2011年8月23日

 

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

午前の試合から数時間、午後からはサンフレッチェ広島ユースとの練習試合が行われました。ちょっと大会形式が良く分からないのですが、午前の試合が大会形式の吉田強化フェスティバルでこの試合は形式的には練習試合になると思います。どの試合も重要なのでだから何という感じですが、一応分ければそうだと思います、はい。

さてさて、大会の開催場所はサンフレッチェ広島の練習場でもある吉田サッカー公園になりますが、ここは天然芝グラウンドが2つ、人工芝グラウンドが1つあり、吉田強化フェスティバルは人工芝ピッチで行われています。

練習試合もそこでやるかと思っていたら、練習試合はかなりきれいに手入れされた天然芝のピッチでした。

午前の試合のモヤモヤを吹き飛ばすためにも、気持ち良く勝ってほしい試合でもありました。

この試合のスタメンは以下。

GKが29番関口亮介、DFがセンターバックに22番寄特直人と4番小出啓太、右サイドバックに20番新井純平、左サイドバックに26番小坂慎太朗、MFがボランチに15番西袋裕太、トップ下が27番小峯洋介と25番岸伯富実、FWが右に34番関根貴大、左に14番堀田稜、真ん中に5番進昂平

となります。

どうも、15番西袋裕太がボランチの位置に入ると、昨年のU16リーグの時のイメージが思い起こされてそういうイメージで見てしまうのですが、正にこの試合は昨年のU16リーグの進化系を見るような多彩な攻撃や集中した守備など理想的な展開を見ることができました。

特に午前の試合で、気合いを入れ直したのか4番小出啓太の守備の際の激しさや集中力がかなり凄かったですね。1試合通して集中してプレーしきってましたので。

さて、試合です。

試合開始から20番新井純平のコーチングで動く右サイドと、昨日同様に22番寄特直人が26番小坂慎太朗の左サイドバックのポジションもケアした絶妙のポジションで26番小坂慎太朗が攻撃参加をしやすい位置に意識的に動いてプレーすることで、バランスを崩さずに高い位置からこの試合も26番小坂慎太朗が気がつけば前線で攻撃参加しているという形を作っていました。

4番小出啓太からかなり長いロングフィードを14番堀田稜へ通して一気に攻撃をしかけるなど、浦和の守備ラインからのロングフィードでの大きな展開での攻撃も何度も出ていました。

20番新井純平もサイドへのオーバーラップだけでなく、中へのスペースへ走り込みながらその右サイドのスペースを25番岸伯富実が使うなど工夫された攻撃が良かったですね。

更にこの試合では、フォワードの真ん中の位置で5番進昂平が前線でボールをしっかり収めたり落としたりできていたので、ここに27番小峯洋介が絡んでの攻撃もできていましたし、5番進昂平が攻撃だけではなく相手の守備ラインへのプレスも惜しまず、その中でも体の角度を上手く使いながら相手ディフェンスラインのパスコースを限定させるようなプレスの掛け方で、その限定されたコースへのパスを27番小峯洋介や25番岸伯富実がカットして反撃など効率も良く決まっていました。

理想的な展開をする中で13分に先制点が決まるのですが、この得点までの流れも右サイドで34番関根貴大がパスを受けてドリブル、そして右サイドバックから20番新井純平がオーバーラップして一つおとりを作り、相手ディフェンダーをひきつけつつ34番関根貴大はすかさずクロスを入れ、左サイドから中のスペースへ走り込んだ14番堀田稜へ通し、シュート。このシュートはディフェンダーに跳ね返されるもこぼれ球がしっかり詰めていた5番進昂平にわたり、落ち着いてゴール。

一連の流れが理想的なゴールでした。これで1-0。

そして、この勢いで一気に追加点を奪うことにも成功します。

20分に15番西袋裕太からのロングフィードが右サイドの34番関根貴大に通り、サイドを深くまで駆け上がりクロスを上げたところに5番進昂平が頭で合わせてゴール。割とシンプルなゴールにも感じられますが、相手のマークをはずしながら斜めに走り込んで頭で合わせてのゴールは見事でした。ずっと一緒にプレーしている関根と進だからこその絶妙のタイミングだったからかもしれませんが、見事でした。

これで、2-0。

この後、34番関根貴大の思いっきりの良いミドルシュートなど惜しいチャンスの後、中盤でバランスよくパスを捌いていた25番岸伯富実が見事にペナルティエリア外左から右側に巻いて吸い込まれる見事なシュートを放ってゴール。

前半30分までに3-0とします。

前半を3点リードで終了し、迎えた後半の入り方。ゆるく入って失点すると反撃を食らうため、まずしっかりと相手をいなしていく必要がありますが、この辺りも20番新井純平を中心に声を掛け合いながら問題なく対応していきます。ただ、セットプレーを与えた時の対応は少し危ないようにも見えることはありましたが・・・。ただ、この辺りも声を掛け合って対応していましたのでこれを続けていければ、当たり前にしっかりセットプレーの対応もできるようになると思います。守備も連動です、はい。

結果的に後半は追加点は奪えませんでしたが、後半もほぼ浦和ペースで進めることに成功していました。

この遠征に来てから特に感じるのですが、先ほどの負けた試合も含めて、前線でのプレスの意識やファールギリギリの接触など運動量豊富に高い位置で相手を抑えてしまうような動きが本当に意識的に多くの選手で実践されているのがわかります。

この試合の後半でも、14番堀田稜が前線で激しいプレスをかけボールを奪い34番関根貴大、27番小峯洋介とテンポよく前線の高い位置から攻撃を一気にしかけた場面や、26番小坂慎太朗も前線に上がった時には効果的にプレスをかけて奪って展開など出来ていたと思います。

セットプレーでも得点までは行かなかったものの、15番西袋裕太の高さを活かした何パターンかの攻撃も面白かったですね。更にバリュエーション増やしてください。

後半の交代は20分に34番関根貴大に代わり28番長谷優、30分に5番進昂平に代わって11番中村駿介が入っています。28番長谷優は個人技で何度か惜しい場面を作っていました。やや持ちすぎにも見えますが、時間帯や3点リードと言う状況を考えればOKでしょう。

そして、試合終盤は失点をゼロで抑えるということを意識したパス回しで相手の反撃の意識を削ぎながら結果的に失点0で抑えきりました。

15番西袋裕太のボランチも及第点だと思います。彼に対して激しいプレスがあまりかかっていなかったのもありますが、上手く捌きながら、持ち味である大きな展開もできていましたし、このポジションで今後どのくらいプレーするかはわかりませんが、このポジションでもドッシリできるように意識を高めてプレーしてください。

やはり、見ていて面白いと思うのは、例えば前線で5番進昂平が体を張ってボールをキープします。当然相手ディフェンダーが寄せてくるわけですが、ここで奪われた時にディフェンスラインまで戻ってでもその選手を追いかけて行く。このプレスにより、相手の反撃も一歩遅れて中盤やディフェンスラインが守りやすくなる。こういう激しさは良いと思いますし、勝つために必要な大事な要素でもあると思いますので続けてください。

さてさて、ポイントポイント踏まえると非常にどの試合もいくらでも文章が書けそうなくらいあるのですが、このくらいにしておきます。

明日はヴィッセル神戸ユースとの対戦ですね。

ちょうど、今日の浦和の試合の前にやっていたので見たのですが、なかなか手ごわそうですよ。良い経験を積みつつ手応えもつかみ、勝利も奪ってください。

お疲れさまでした。

ではでは~。

 

吉田強化フェスティバル2011/08/23 – 浦和レッズユースvs名古屋グランパスU18 1-5敗戦・・・前半拮抗も後半連続失点

吉田サッカー公園人工芝グラウンド2011年8月23日

 

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

昨日から始まりました、浦和レッズユースの夏の広島遠征。吉田強化フェスティバルの2試合目は名古屋グランパスU-18との対戦になります。ちなみに、今日はこの試合の他に午後からサンフレッチェ広島ユースとの練習試合が組まれていて2試合こなすということで、昨日のように試合の中で一気に多くの選手を交代することなく進められています。

さて、名古屋グランパスU-18と言えば、直近では昨年末のGO FOR 2014 CUPで敗れている相手で、その頃は新チームとして始動して間もないころで相手との差を感じた試合でしたね。その時からの成長を見る上でも楽しみな試合となりました。

この試合のスタメンは以下、

GKが1番三上綾太、DFがセンターバックに4番小出啓太と15番西袋裕太、右サイドバックに3番西山航平、左サイドバックに5番佐藤大介、MFがボランチに8番片慎吾、トップ下が11番中村駿介と21番繁田秀斗、FWが右に7番鈴木悠太、左に28番長谷優、真ん中に12番高田拓弥

となります。

昨日のサンフレッチェ広島戦のスタメンから、中盤が25番岸伯富実から21番繁田秀斗に、右サイドに7番鈴木悠太がスタメンで入り、昨日右サイドでスタメンだった28番長谷優は14番堀田稜のいた左サイドに入っています。また、センターバックのスタメンが22番寄特直人から4番小出啓太に代わっています。

昨日同様に気持ちの入った様子はチームから感じられるものの、この試合は何か連携が少しずつ昨日と比べるとずれているところが多いように感じ、なかなかテンポよく繋がらず、いわゆるパスミスからのピンチが多いというスタートになりました。

浦和が守備ラインでボールを回している時の名古屋から聞こえる「やらせておいていいよ」という言葉から感じるに、ある程度浦和のやるサッカーが研究されているパターンだったかもしれません。ボランチのところにプレス強め(または、そこからのパスをカットする狙いがあるような動き)に浦和の両翼のところにスペースを空けてくれないような形。

ただ、浦和も中盤の11番中村駿介が特にでしたが激しいプレスを運動量豊富にかけていくことで、浦和の方が危険な場面を作られているが浦和も比較的中盤のプレスからチャンスは作れているという展開。

しかしながら、浦和の方がやや中盤からバックラインでのミスが多く、そこを狙われて10分に失点を喫してしまい、0-1となります。

浦和も8番片慎吾のミドルシュートや、11番中村駿介から7番鈴木悠太、ドリブルで切り込んでクロスに12番高田拓弥が合わせたり、28番長谷優から11番中村駿介、オーバーラップした5番佐藤大介につないでクロスなど、攻撃の形はできるもののフィニッシュやゴール前でボールキープがなかなかできず、得点ができません。

苦しい流れの中でしたが、迎えた25分に28番長谷優のヘディングシュートが決まり同点に追い付き試合を振り出しに戻します。

この同点ゴールから前半残りの15分ほどは浦和も落ち着いてプレーできるようになり失点後しばらく続いた名古屋ペースをひっくり返して1-1で終了し、後半からの反撃が期待できるかなという終わり方。

前半終盤から雨がやや強くなってきました。

この雨が影響したのかはわかりませんが、後半は前半の良い終わり方がかき消されるような展開になってしまいます。

今日見ていたのが、ゴール真裏で後半の名古屋の攻撃するゴール側が遠くて細かいところがはっきりわからなかったのですが、後半は気をつけなければならない入りのところで失点して1-2とされてしまい、更に気をつけなければならない短い時間での連続失点も5分に喫してしまい、後半開始数分であっという間にリードを広げられてしまう流れになります。更に10分にも失点で1-4となり、この後20分に12番高田拓弥に代わり5番進昂平、25分に28番長谷優に代わり34番関根貴大、30分に21番繁田秀斗に代わり25番岸伯富実と交代で反撃を試み、何度か惜しいチャンスを作るも、27分に更に失点してしまい、終わってみれば1-5の大敗となりました。

雨で遠くて、どのような形で崩されたのかがわからないのが悔しいところです。とにかく後半に4失点したのは事実なので悪い展開の中でも5番佐藤大介がしきりに大声でコーチングしていたようにしっかり、自分たちの形を取り戻してオーガナイズしていく必要があったがそれがこの試合ではチームとして崩れてしまったということでしょう。

ただ、相手が浦和の動きを意識しながらプレーされていた割には、流れで一気に押し込まれてしまった印象はあるものの、昨年の時のような圧倒的な差は感じませんでした。今日のような敗戦のパターンは、これまではチーム全体で下を向いてしまうような流れになってしまっていることが多かったですが、この試合では悪い流れでも落ち着いてプレーできている、最後まで激しさを失わずに戦えていた選手も多かったことを考えれば成長です。

でも、5失点はダメ!

浦和の攻撃パターンで「お~!」と思ったシーンをいくつか挙げます。

右サイドの7番鈴木悠太が相手守備がサイドをケアしているところを逆手にとって中へのスペースへと切れ込んで前線の12番高田拓弥につなげた展開。11番中村駿介からマイナスのパスをワンタッチで8番片慎吾が右サイドへと展開し、7番鈴木悠太がサイドを切り込んでクロスを上げた場面。5番佐藤大介ラインを高く保ちながら、パスを受けて12番高田拓弥が抜け出したスペースへと出したパス。34番関根貴大が前線で粘って倒されそうになりながらも味方にパスをしっかり通したプレー。前線で力強く体を張ってポストプレーをする5番進昂平。

それにしても、明日もそうみたいですが今回の広島遠征はこれからの雨のシーズンのための予行演習とでもいうくらい雨の中での試合が続きそうですね。

ということで、午後の練習試合へと続きます。

ではでは~。

吉田強化フェスティバル2011/08/22 – 浦和レッズユースvsサンフレッチェ広島ユース 4-1勝利・・・再スタートへ向けてモチベーション高く

吉田サッカー公園人工芝グラウンド2011年8月22日吉田サッカー公園人工芝グラウンド2011年8月22日コンビニで買った広島風お好み焼き2011年8月22日

 

 

 

 

 

 どうも、浦和サポブクメです☆

今年は恒例のスペイン遠征はなく、浦和レッズユースは広島遠征と仙台遠征の2つにわかれて夏の遠征を行うということで、本当は両方行きたかったのですが、日程が被るためサンフレッチェ広島の練習場となる吉田サッカー公園で行われる吉田強化フェスティバル(大会名不明と書こうと思っていましたが、サンフレッチェ広島のユースの日程のところにこの名称があったので、正式名称ということでOKだと思います。)という大会の方に今回は足を運んでいます。

最初広島に遠征するらしいということだけしかわかっておらず、とりあえず広島市内に宿を取っておけば何とかなるだろうと手配を進めたところ、試合会場は吉田公園サッカー場になるということが後ほどわかり、調べてみたら、想像以上に遠くてバスや電車+徒歩でも厳しいということなので、今回はレンタカーを借りて広島市~吉田公園サッカー場の40キロくらいを往復しながら観戦するという思ったより壮大な観戦スタイルになりました。真ん中の写真が今回借りたマツダのデミオ君です。だらだらしてたら軽自動車が満車になってしまい、一番安い次のがこれだったというだけですがw

さて、今回の広島遠征ではサンフレッチェ広島ユース、ヴィッセル神戸ユース、名古屋グランパスユースの3チームと対戦するということで下部組織を見ている方ならご存知のように、海外に遠征しなくても相当良い経験を積めるレベルの高い相手となるため、9月からの公式戦再開に向けてチームを強化するにはかなりプラスの要素が多いフェスティバルとなります。

初日の今日は、夕方からサンフレッチェ広島ユースとの対戦となりました。

天気予報は曇りだったものの、雲が多く不安定だったこの日、試合開始までは雨はギリギリもっていたものの、試合開始直前から降り始めました。ただ、気候的には比較的涼しく炎天下に比べればやりやすい環境だっと思います。

この試合のスタメンは以下、

GKが1番三上綾太、DFがセンターバックに22番寄特直人と15番西袋裕太、右サイドバックに3番西山航平、左サイドバックに5番佐藤大介、MFがボランチに8番片慎吾、トップ下が11番中村駿介と25番岸伯富実、FWが右に28番長谷優、左に14番堀田稜、真ん中に12番高田拓弥

となります。

試合開始から感じられたのは、選手のモチベーションの高さで、比較的ゆったりしたスタートをした広島に対して、浦和は試合開始から前線でプレスをかけたり運動量多く激しく試合を進めて行きます。

これにより、浦和が序盤からペースを握り、攻めこむ時間が長くなり、迎えた前半3分に早くもゴールが生まれます。25番岸伯富実が放ったシュートを相手キーパーがはじいたところを12番高田拓弥がしっかり詰めていて合わせてのゴール。早くも1-0とリードを奪います。

ここ最近少し動きに迷いを感じているようにも見えた12番高田拓弥でしたが、この試合では前線での動きが鋭く激しく、ポストプレーも上手くおさまり、この動きにより相手ディフェンダーに相当プレッシャーを与えることができていたと思います。

攻撃でも、例えば、バックラインから15番西袋裕太が縦にボールを入れたところに上手く12番高田拓弥がポストで落として11番中村駿介につながり更に左サイドの14番堀田稜へとテンポ良い攻撃の経由役としても上手く機能していました。

また、右前線でスタメン出場した28番長谷優もこの試合では果敢にドリブルで仕掛けたり、持ち味でもある角度のないところからの思い切りの良いシュートなどコンディションが上がってきていることが感じられるプレーを随所に見せていました。

浦和が攻める時間帯が最初から続いていたこともあるかと思いますが、思ったほど広島は浦和の守備ラインやボランチに対して激しいプレスは序盤はなく、問題なく守備ラインもボールを捌くことができていましたが、セットプレーの時などはやや危ないシーンもありましたので、この辺りは更に集中した方が良いと思います。

浦和攻勢の中で、前半20分に今度は28番長谷優のアシストから12番高田拓弥が再びゴールを決め、2-0とリードを奪います。

全体的に浦和が主導権を握ったまま前半は終了したのですが、中盤でのパスミスが前半の終盤に何度か見られ、そこを狙われて一気に攻め込まれるという場面も何度かありました。ここは更に集中した方が良いですね。

前半の攻撃の形で良かったパターンをいくつか挙げると、22番寄特直人から中盤の25番岸伯富実を経由して28番長谷優へ出しドリブルで切れ込んでシュートという場面。11番中村駿介がワンタッチで左サイドの14番堀田稜へつなげて上手い具合に飛び出した12番高田拓弥へラストパスを出してシュートの場面。5番佐藤大介から28番長谷優へ大きな展開からのシュート。

浦和が危険になるパターンで相手に中盤で奪われて人が足りないところで一気にカウンター気味で攻められることがあるのですが、この試合では、逆手にとって相手が攻めにかかったところで上手くインターセプトして一気に前線に走った14番堀田稜へパスを通して惜しい場面を作るなどもできていましたし良かったです。

右サイドバックの3番西山航平は1対1の守備の強さを見せつけていましたね。そちらのサイドでは、ほとんど突破を許していませんでした。

そんな感じで前半終了。

後半は一気に4人が交代となりますので、サイドラインナップを書きますね。

後半のスタメンは以下、

GKが1番三上綾太、DFがセンターバックに22番寄特直人と15番西袋裕太、右サイドバックに20番新井純平、左サイドバックに26番小坂慎太朗、MFがボランチに8番片慎吾、トップ下が27番小峯洋介と21番繁田秀斗、FWが右に28番長谷優、左に14番堀田稜、真ん中に12番高田拓弥

IN:20番新井純平、21番繁田秀斗、26番小坂慎太郎、27番小峯洋介

OUT:3番西山航平、5番佐藤大介、11番中村駿介、25番岸伯富実

となります。

印象的だったのは、後半スタートに再び円陣を組んだ際の気合いの入り方が新しいメンバーで再び試合開始と考えて勝ちにいくぞとでも言うような力強さを感じたことでした。

ちょっと後半は書き方を別視点で書きたいのですが、交代と試合の流れを書いてしまいますね。

メンバー交代は後半25分(30分かも)に5人交代

GKが29番関口亮介、DFがセンターバックに22番寄特直人と15番西袋裕太、右サイドバックに20番新井純平、左サイドバックに26番小坂慎太朗、MFがボランチに8番片慎吾、トップ下が27番小峯洋介と21番繁田秀斗、FWが右に28番長谷優、左に14番堀田稜、真ん中に12番高田拓弥

IN:4番小出啓太、5番進昂平、7番鈴木悠太、29番関口亮介(GK)、34番関根貴大

OUT:1番三上綾太(GK)、12番高田拓弥、14番堀田稜、22番寄特直人、28番長谷優

後半は、開始数分でちょうど下を向いていたところで21番繁田秀斗が豪快なシュートを決めたようですが見逃してしまいましたw これで3-0。

その後、バックパスを狙われてそこから失点し3-1。

40分に5番進昂平のポストプレーから7番鈴木悠太につながりゴール前に攻めこみディフェンダーに当たったこぼれ球に34番関根貴大が反応し、そのままシュートを放ちゴールで4-1。

結果的に、4-1で快勝となりました。

試合自体は、大勝で「やったー!」なのですが、この試合では前半と後半含めて全体的に見ながら、凄く個々の選手が色々なことを試行錯誤しながらやっていたことが見ていて凄く伝わって来ていてその辺を考えながら見ているのが本当に楽しかったですね。

例えば、前半であれば、右サイドバックが28番長谷優と3番西山航平の並びになるのですが、3番西山航平が守備に重きを置いて右前のスペースにはあまり侵入しないために、ドリブルで仕掛けるのが好きな28番長谷優が中盤の選手と絡みながらテクニックと中盤から前の数人で崩していく。

これが、後半には右サイドバックに20番新井純平が入ったことで、少し右前のスペースについて考えながらプレーする必要が出てくるわけですが、ぱっと見ではこの試合は前半の2人の関係性の方が上手く行っていたようにも見えますが、後半に試行錯誤しながら行っていた試みも面白く、20番新井純平も不用意に上がるというよりは色々考えながらその形を試してみようという意図が見えました。この辺も上手くいけばバリュエーションにもなりますし、面白いと思います。

また、左サイドに関しては、今年のお決まりの形となっている14番堀田稜と5番佐藤大介の縦の並びではお互いの考えは色々あるかとは思いますが、やはり長くやっているのでボールの動きや人の動きはスムーズにも感じられます。前半の終盤辺りから広島の前線でのプレスが厳しくなる時間帯があったのですが、その時に果敢に強いパスでワンタッチでバックラインに近いところでも打開を図るようなパスを5番佐藤大介が試みていたところが、先を見据えていて凄く良いと思いました。

後半は、左サイドバックに26番小坂慎太朗が入ったのですが、面白かったのはこの時の22番寄特直人のポジショニングでセンターバックの左の22番寄特直人がやや3バックの左に近いような形で左サイドに近い位置まで開いて26番小坂慎太郎が高い位置でプレーできるような上手いポジショニングをしていたことで、右サイドで20番新井純平が見せる豪快なオーバーラップとはまた少し違った形でスルスルと前線へ上がって気がつけばゴール前くらいまで迫って攻撃参加できている(バランスは崩れていない)という形でもできていました。

12番高田拓弥の今日のプレーを見ている限りはセンターフォワードのポジションはなかなか脅かされないものの、後半途中から入った5番進昂平の競り合いでもしっかりポストとして味方に落とせるプレーや気持ちの強いプレーを見せられると、12番高田拓弥が少しでも不安定なプレーを見せたら5番進昂平が奪ってしまうのではないかというようなセンターフォワードのポジション争いの激化の予感も嬉しく思いました。

また、実際フル出場したのは、8番片慎吾と15番西袋裕太の2人のみになります。例えば、センターバックの選手として試合の中でメンバー交代が多く運動量などが全体的に代わったり、近くのポジションの選手が代わったりで考えてプレーすることも多かったりの中でのフル出場で15番西袋裕太は終盤は相当疲れていたようですが、そのような状況まで踏まえてフル出場させていたのかな~とか考えつつ、8番片慎吾は相当プレーに対してプレッシャーをかけられていたようでしたが、こういう状況の中でやりきれば更に成長できると思います。

さてさて、ここまで書けばお気づきの方も多いと思いますが、来季のトップ昇格が発表された野崎雅也と矢島慎也は今回の遠征には参加していないようです。他のメンバーで今回の遠征に参加した選手、仙台に行った選手、怪我をしている選手など細かい情報は分かりませんが、今回試合出場選手として名前を出した選手以外は帯同していないようです。

フェスティバルとは言っても相手はレベルが高い。そういう中で試せることも多く、逆にあまり対戦しない地域の強豪チームと言うことで、研究されていないためにある程度ストロングポイントをそのまま行かせてしまう可能性もあるなど、一概に今日の大勝が力の差とは言い来ませんが、色々試す中で、プレミアリーグイーストで首位を走る広島に快勝したという結果も重要だと思います。プーマカップの時はB戦では勝ったものの、Aチームの試合では負けていますからね。前回負けた相手にはしっかり勝って苦手意識をなくしておく。これも重要です。

ということで、なんか色々楽しくていつもより長文になりました。

ということで、3枚目の写真は広島なので広島焼(コンビニのですがw)というオチで、明日は朝から試合があるのでここまで~。