国体関東予選 第2戦2011/08/19 – 埼玉県少年男子vs神奈川県少年男子 3-0勝利・・・頼もしい勝利でいざ山口国体へ

ひたちなか市総合運動公園陸上競技場2011年8月19日

 

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

昨日は、ノパソ電池残量との戦いとなり、ざっと書く感じになり失礼いたしました。今日はスムーズに・・・と思ったら、自宅のネット環境が繋がらなくなっており、作業ができず気がつけばブログ更新がこんな時間になってしまいました。一応日付は変わっていないのでお許しください。

さてさて、木曜日に茨城県を接戦の末に下し、迎えた今日の対戦相手は神奈川県少年男子となります。この試合に勝利すれば10月の山口国体出場が決まります。

試合は見ていないのですが、神奈川県とは4月のトレセンリーグ第1節で対戦し1-4で大敗していた相手となります。その頃から既に4カ月経過していますし、全く参考にはならないものの、手ごわい相手というイメージだけ持って試合を観戦することとなりました。

さて、昨日の炎天下から一転して今日は、悪天候で何より気温下がり過ぎ、強風過ぎと言うものすごいコンディションの変化を伴っての試合となります。前半は強風を受けての攻撃、後半は強風を背中に受けての攻撃ということで、試合に確実に影響するくらいの強風をどのくらいコントロールできるかも勝負を分ける鍵となりました。

今日は、バッテリーの問題がないのでしっかりスタメンからじっくりと書いていきますねw

スタメンは以下となります。

GKが1番吉野雅大、左サイドバックに3番宮崎博貴(大宮アルディージャユース)、右サイドバックに2番細田真也。センターバックに4番齋藤一穂と5番川俣悠史(西武台高校)、MFがボランチに8番大山啓輔(大宮アルディージャユース)、トップ下に6番澤井直人(東京ヴェルディユース)、右サイドに14番広瀬陸斗、左サイドに13番白川竜義(大宮アルディージャユース)、FWが左に11番進昂平、右に10番関根貴大

控え:7番中家亮(大宮アルディージャユース)、9番小澤佑太(大宮アルディージャユース)、12番関口亮助、15番森亮太、16番須藤岳晟

*()表記のないのは浦和レッズユース所属の選手。

風を受けての攻撃となる前半は、GK1番吉野雅大のGKがハーフラインまで届かないくらいグッと押し戻されるくらいの強風の中での試合。逆に風を受けての攻撃となる神奈川がやはり勢いよく攻撃を仕掛けて来ます。個々の守備に関しては強く対応できるものの、やや守備の連係に関して前の試合同様ずれることがあり、そこを狙われて何度か突破を許すものの、最後の最後のところでしのぎ切り、前半序盤の相手の攻勢をしのぎ切ると徐々に、埼玉も攻撃でチャンスを作り始めます。

ボランチの8番大山啓輔やトップ下の6番澤井直人が上手い具合に前線へパスをちらしながら攻撃を作ります。その中でも彼らから右サイドの14番広瀬陸斗へと展開されたパスからのチャンスが多く、サイドから崩そうとする攻撃が多く機能していきます。また、6番澤井直人からの縦一本のパスに11番進昂平がヘッドで合わせるなど惜しい場面も何度か作ります。

11番進昂平や10番関根貴大が前線から激しいプレスをかけることで相手のパスの精度が落ちて中盤で奪取して攻撃という理想的な形も何度か見られた前半終了まで後1,2分というところで待望の先制点を埼玉県が奪います。

11番進昂平に出されたパスから左サイドから中へ切れ込む13番白川竜義へパス。放ったシュートはキーパーに弾かれるものの、相手ディフェンス数人と混戦状態になるなかで、10番関根貴大が押し込んでのゴールとなります。

理想的な形で1点を先制して前半を終了します。

そして、今度は上手く風を利用したい強風を背に受ける後半は、14番広瀬陸斗の風を読んだ巧みな攻撃で神奈川の反撃ムードを一気に抑え込むことに成功します。

前半は、サイドに張ることが多かったためにあまり11番進昂平や10番関根貴大と絡んで攻撃ということがなかった14番広瀬陸斗でしたが、後半は意識的に中のスペースにも走り込んで横も広く使って攻撃を仕掛け、これにより前線との連携もよりよくなります。そして、後半スタートからすぐにやや遠めの位置から思い切りの良いミドルシュートを放ち、このシュートが強風に乗り絶妙なシュートとなり、キーパーは弾きだすのが精いっぱい。

そのシュートから得たコーナーキックのチャンスから14番広瀬陸斗がヘッドで押し込んで2-0とします。

前半終了間際、後半開始早々という相手の気持ちを削ぐのに最高のタイミングで得点を奪うことで、残り時間は埼玉が確実に主導権を握りきって試合が進んでいきます。

14番広瀬陸斗のパスに10番関根貴大が抜け出して鋭いシュートを放ったり、セットプレーから4番斎藤一穂がヘッドで合わせたり、10番関根貴大が持ち込んでラストパスから11番進昂平がシュートを放つなど、たびたび埼玉が惜しいチャンスを作ります。

そして、迎えた後半10分にスルーパスに11番進昂平が抜け出して落ち着いてシュートを放ちゴール。

時間帯や、相手の勢いを考えてもほぼ試合を決める3点目を奪うことに成功します。

後半30分前後に6番澤井直人に代えて16番須藤岳晟、10番関根貴大に代えて9番小澤佑太が入ります。

3点目以降も埼玉県ペースで進み、少ない反撃でクロスバーをたたくような危ないシュートを放たれることはあったものの、全体的に埼玉県の圧勝で、トレセンリーグでの苦しい状況を打ち破って国体出場を決めてくれました。

山口国体が行われる10月まで1ヶ月ほどで更にチーム力を高め、また怪我をしている選手などは本戦までにこのメンバーを脅かすくらいアピールして喰い込んでの活躍を期待しています。

昨日今日で合計3ゴールの11番進昂平は、おそらく本人はまだ思うようにできていないと感じている部分もあるでしょうが、決めるところで決めることができるのがストライカーですので、この関東予選に関しては十分やるべきことはやれています。後は、更に連携面や当たりの強さを高めて、本線で更なる活躍をしてくれることを期待します。今日取る予定だったあと2点は本戦まで持ち込まれますのでよろしく!

また、10番関根貴大は、ドリブルとシュートとパスの選択で少し迷いが見られる部分もありますが、こればっかりは悩んで悩んでやっていくしかないので、色々試しながら感覚を取り戻してやれば良いと思います。いつもシュートを狙う必要はないですし、まずは今日のように決めるべきところでどんな形でも良いので得点を奪いきってしまうプレーがまずは重要ですので、今日は結果を出しながら試行錯誤なので全く問題ありません。

守備の面では、4番斎藤一穂の今日何度も見せていた、相手の前線に入るボールを読んで相手にボールが入るところで摘んでしまうプレーが良かったです。こういう動きかなり良いです。

2番細田真也は今日は比較的守備に意識を強く置きながら、相手の前線に対して早めのチェックで攻撃を遅らせるなど効果的に作用していましたし、機を見ての攻撃も効果的で良かったと思います。なんだかんだで、ユースに昇格してから一番安定して良いプレーを見せているのは彼だと思います。波がないプレーができるのは凄く重要なことです。

本当に良くこの苦しい戦いを勝ち抜いてくれました。

この予選2試合でも大きな成長が見られたこのチームですし、本戦に出場できることで更に試合を通じて成長できる、経験できる機会を得られたことは、今後の浦和レッズユースでの活躍にも確実に繋がることですし、重要なことです。

今日の試合に関しては、お疲れさまでしたというより、ありがとうございましたと言いたいですよ。

いや、でも、コンディションが一変して体がびっくりするような過酷な2日間の試合を戦い抜いてくれましたので、やはりお疲れさまでした、ですね。

ではでは~。

 

国体関東予選 第1戦2011/08/18 – 埼玉県少年男子vs茨城県少年男子 2-1勝利・・・進2ゴールで逆転勝利

ひたちなか市総合運動公園サッカー場2011年8月18日

 

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

最初に、ブクメやらかしました。今日の第1戦勝利したら、一泊して明日の試合を見ようと思ってお仕事セットを持参したつもりが、ノートパソコンの電源コードをどうやら家に忘れてきたようでして、ノートパソコンの電池が残り少ない状態でこのブログを書き切らないとということで、バタバタしていますw

ということで、ざっくり書きます。すみません~。

トレセンリーグの3試合の成績をもとに、組み合わせが決まる10月開催の国体の出場をかけた国体関東予選。埼玉県少年男子は、トレセンリーグの成績があまり良くなかったということで、2回勝利が国体出場の絶対条件になります。その初戦が今日の茨城県との試合となります。

場所はひたちなか市総合運動公園サッカー場となります。

海が近いということで比較的風は涼しいものの、いつも通りの炎天下の中での試合となりました。逆に考えれば、先週の変則3本の練習試合での体力的に追い込んでの試合というものが役に立つ試合のコンディションとも考えられます。

この試合では、浦和レッズユースからはGKに1番吉野雅大、センターバックに4番齋藤一穂、右サイドバックに2番細田真也、右サイドに14番広瀬陸斗、センターフォワードに11番進昂平がスターティングメンバーとして出場。途中からボランチ16番須藤岳晟、10番関根貴大が入るという出場状況になりました。

また、元浦和レッズの大山俊輔の弟で大宮アルディージャユースの8番大山啓輔もJリーグ選抜のオランダ遠征から戻りスタメン出場していました。

試合は、茨城県が若干放り込み気味のサッカーになるなか、埼玉県が大山啓輔のボランチを上手く経由しながら、サイドに展開して上手く崩す展開、時折ロングボールを織り交ぜる中で、11番進昂平にはおさまるものの、やや前線の動きの連携が少しずれるようで、惜しいところまでいきながらもおさまりきらない展開で進んで行きました。

なかなか得点に結びつかず、前半は0-0で終了。

後半に、失点してビハインドを背負ってしまうものの、終盤に11番進昂平の2ゴールで逆転することに成功しました。

埼玉県としては、セットプレーの対応の際に少し危ないシーンが多くなってしまうことがあったものの、前半終了間際のピンチをGK1番吉野雅大が落ち着いて防ぐなど、ギリギリのところでは失点を免れていました。

この試合では、試合の作り方や、運動量において埼玉県がまさっていたと思います。前線からのプレスもしっかりかけられており、相当体力的には消費したと思いますが、14番広瀬陸斗の気迫あふれるプレーや2番細田真也の試合終盤でもさぼらずに見せたオーバーラップや激しさは良かったと思います。

浦和サポ的にはちょっと悔しい部分もあるものの、8番大山啓輔の中盤の位置でのボールのおさまり具合やパスの配給がかなり埼玉の攻撃を楽にしていたと思います。

後半途中から、10番関根貴大と16番須藤岳晟が入り、やはり慣れているメンバーと言うこともあるのか、細かいパス回しが非常にスムーズになり、3点目は奪えなかったものの、終盤はかなり前線で崩し切って残念ながらフィニッシュ決まらずという場面が作れていたと思います。

・・・ノートPCの電池残留がやばくなってきたのでこれまで~。

明日は神奈川県と試合。勝てば国体。勝つしかないのだよ!

ではでは~。

国体練習試合2011/08/13 – 埼玉県少年男子vs入間向陽高校 7-3勝利・・・進が5ゴール

レッズランド2011年8月13日

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

今年のU16トレセンリーグはここまで3試合既に消化されているのですが、他のユースの試合などと被ってしまったため全く見に行けておらず、気が付けば、この3試合の成績を元に来週木曜日と金曜日に行われる国体関東予選までまったく埼玉県の少年男子のチームを見られないまま今日まで来てしまいました。

予選が始まる前に1試合は見て起きたかったのですが、ちょうど今日レッズランドで練習試合が行われると言うことで、なんとか予選前に一試合見ることが出来る状況になりました。

対戦相手は入間向陽高校で、40分×3本で埼玉県のメンバーは、数人途中交代という通常の試合形式で、相手は時間帯で全選手入れ替えという、変則的な条件で行われていました。

すみません、相手の入間向陽高校の強さは良く知らないのですが、前線からしっかりプレスを激しくかけてくるユースが苦戦するタイプのサッカーをしてくるため、なかなか良い対戦相手だったと思います。

この試合では、浦和レッズユースからはGKに吉野雅大、左サイドバックに森亮太、センターバックに齋藤一穂、右サイドバックに細田真也、右サイドに広瀬陸斗、センターフォワードに11番進昂平がスターティングメンバーとして出場。途中からボランチに須藤岳晟が入り、ベンチにGKの関口亮助がいましたが出場はありませんでしたのでもしかすると少し怪我をしているのかもしれません。3本目には吉野雅大が右サイドに入ったりしていましたね。

試合経過としては、1本目の10分に進昂平のゴールで先制。15分に同点に追いつかれ、1-1で終了。

2本目は、15分に失点し、0-1とされるも再び進昂平のゴールで1-1。その後、進昂平のアシストで大宮アルディージャユースの小澤佑太のゴールで2-1。セットプレーからのゴールで3-1(誰のゴールだかは不明)。3-1で終了。

3本目は、1失点するも進昂平が3点決め3-1で終了。

トータルで7-3となりました。

雑感としては、中盤の球離れが悪いせいか、全体的に連動した動きにならずに、一歩ずつずれるようなイメージがスタートにはありました。先ほど書いたように、前線での相手のプレスが早いため、中盤でのもたつきでパスミスなどから大きなピンチにという場面が多いのが気になりました。ただ、須藤岳晟がボランチに入った辺りから、そのあたりも改善されつつ、リズム良く攻撃が出来る回数も増えていました。

また、無駄走りになってしまうことも多かったのですが、U16リーグ同様、右サイドバックの細田真也の攻撃参加がかなり効果的に作用していました。ここからの得点もありましたね。

炎天下の中で、相手は1本ごとにメンバー層とっかえという状況で体力的には埼玉が不利になるような変則的な試合ながら、試合終盤にかけて埼玉の方が運動量が落ちずに攻勢になっていったのが印象的でした。

特に、5得点の進昂平は、得点を狙う姿勢を最後まで崩さず、決め続けてくれたのは嬉しかったですね。

トレセンリーグで余り成績が良くなったことで、今回の関東予選は、まず茨城県と対戦し、勝たなければならず、勝っても山梨県と神奈川県の試合の敗者と対戦して勝たなければなりません。要するに2連勝必須ということになります。

相手を圧倒しようが、試合で負けたら即終了という過酷なノックアウト方式になります。

ですから、今日の進昂平のように得点を決めることに強い気持ちを置いていかに全体がプレーできるかが重要になります。

今日見た限りでは、まだまだ連携面に課題も多いですが、試合の中で流れを引き寄せてしまえば改善できるくらいのちょっとした部分ですので、大丈夫です。

また、Jリーグ選抜でオランダ遠征に行っている、関根貴大と大宮アルディージャユースの大山啓輔が直前に合流すると聞いていますので、彼らが入るとどうなるのかなど含めて楽しみに予選を待ちたいと思います。

今日のような気候の中での3本は、かなりきつかったと思います。

本当に本当にお疲れ様でした。

ではでは。

 

 

メトロポリタンリーグ(U-14) 2011/08/11 vs横浜F・マリノスJrユース 0-1敗戦・・・プレスの早いチーム相手に苦戦

レッズランド

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

U13メトロポリタンリーグがあれば、U14メトロポリタンリーグもある、ということで午後からはU14のメトロポリタンリーグでの戦いを観戦しました。炎天下の午前から、キックオフの13時もそのまま炎天下でという感じではあったのですが、ここから一気に天候が崩れて日が陰り暑さが少し和らいだものの、遠くで雷が聴こえ、少しですが雨も降りだしたりと、ちょっと見る側としても慌しい試合となりました。

この試合のスタメンは以下、

GK16番大川圭為、DFが右サイドバックに17番水上真、左サイドバックに12番信沢啓人、センターバックに8番高橋聡史、13番東伸幸、MFがボランチに3番石井康輝、トップ下に6番影森宇京と19番和久井大輔、FWが左に14番堀内千寛、右に7番川上開斗、真ん中に11番新納大雅

となります。

U14の試合も2ヶ月ぶりに見ることになりましたが、スタメンを見ると若干の変更もありつつ、色々な構成で戦術を浸透させて行こうという意図を感じますね。

U14の行おうとしているサッカーは、簡単に出来るものではなく試行錯誤を繰り返しながら、それでも恐れずに続けていくことが必要となるのですが、今日の試合の場合は相手のプレスや守備意識が高く、思うようにパス回しからリズムを作ることができない試合になってしまったと思います。

それでも、攻撃面では考えながら練習どおりの動きを実践しようと各選手が試行錯誤しながら動いているのが分かり、例えば12番信沢啓人⇒13番東伸幸⇒3番石井康輝とワンタッチでテンポよくパスを回して仕掛けた場面や、6番影森宇京から左の14番堀内千寛とワンツーで抜け出してそのままワンタッチで11番新納大雅へパスを出した場面はオフサイドになりましたが、相手のプレスを受けないテンポ良い動きとパス回しでよかったと思います。

同様に、右サイドバックの17番水上真から19番和久井大輔、7番川上開斗へと繋がった展開も良かったと思います。

数人が絡んでという攻撃の中に個人技のある7番川上開斗が見せたドリブル突破からの強引なシュートも良かったですし、試みや仕掛け、単調にならずに数パターンの攻撃を組み合わせて仕掛けていた狙いは良かったと思います。

ただ、今日に関しては相手のプレスの早さを警戒してなのか、一歩遅れたり(相手がレベルが低ければ通るが今日くらいの相手だと通らない)、精度が足りずにカットされてしまうことなどが多すぎたために、実際はかなり攻められた印象があったと思います。

実際、16番大川圭為の好セーブで失点のピンチを免れたという回数も多かったと思います。

試合自体は、前半に相手の攻勢の時間帯にゴール前の混戦の状態から押し込まれて失点し、浦和は得点を奪えずに0-1で敗戦となりました。

交代の流れは、後半スタートから11番新納大雅に代えて20番渡辺将矢が入り、20番渡辺将矢がボランチの位置に入り、フォワードの真ん中の位置には19番和久井大輔が入ります。20番渡辺将矢がボランチの位置に入ったことで、3番石井康輝はトップ下の位置に上がりました。慣れ親しんでいるボランチということもあるかもしれませんが、20番渡辺将矢がボランチの位置に入って迷いなく効果的な動きができていたと思います。

20分に13番東伸幸に代わり4番小木曽佑太、19番和久井大輔に代わり9番田中拓真。

30分に7番川上開斗に代えて18番村上秀斗、3番石井康輝に代えて15番松尾佑介、8番高橋聡史に代えて10番中塩大貴。

18番村上秀斗は怪我でしばらく戦列を離れていたので公式戦では久しぶりの出場だと思いますが、少し腕を気にしてプレーしているようにも見えましたが、前線でシンプルに鋭いパスを通したりできていましたし良かったと思います。

もちろん、負けという結果に対しては反省して次は勝てるようにする必要はあると思いますが、今日くらいの相手になると判断のスピード、出すパスの精度やスピードを上げる必要があることや、ディフェンスラインでの軽率なプレーや対応の遅さが命取りになることなど、実感できた部分も多かったと思いますので、今までのプレーから更に一歩次までに前進できるように今後も練習して次に成長が見られれば良いと思います。

ユース世代でも完成させるために四苦八苦しているような戦い方ですから、今の内から今日のような経験をして少しずつ改良して戦術としてチームに浸透させていければ、まず来年には相当高い水準で試合が運べるようになりますし、その後の高校生世代では更にその上に行けるようになるはずですからね。期待しています。

さて、この試合ですが、後半途中で雷雲が近づいていて危ないと言うことで車の移動などレッズランドのスタッフの方の指示の元する必要があったりで空白の5分間くらいがあるので、その時間帯に試合が動いていたかもしれません(たぶん、得点は動いていなかったと思います。)

ではでは~。

 

メトロポリタンリーグ(U-13) 2011/08/11 vs横浜F・マリノスJrユース 1-1引き分け・・・GK大活躍

レッズランド

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

今日は、メトロポリタンリーグの観戦にレッズランドまで行って来ました。対戦相手は横浜F・マリノスジュニアユースU13となります。ここ数日の中でも非常に蒸し暑い炎天下の中での試合となりました。

前回のU13の試合を観戦したのがちょうど2ヶ月前となります。

この試合のスタメンは以下、

GKが1番関敦也、DFがセンターバックに2番浅賀祐太、8番斎木大輔、左サイドバックに11番高橋海翔、右サイドバックに20番渡辺陽、ボランチに19番松高遼、トップ下に6番川上エドオジョン智慧、9番清水裕太、FWが左に7番轡田登、右に3番伊藤敦樹、真ん中に18番町田ジェフリー

となります。

途中交代は、後半スタートから18番町田ジェフリーに代えて10番関慎之介、19番松高遼に代えて17番平野正人。15分に8番斎木大輔に代えて4番小崎魁、9番清水裕太に代えて13番中嶋海登。20分に20番渡辺陽に代えて15番萩原大智。25分に3番伊藤敦樹に代えて14番野口琢真。

ちなみに、前回の東京ヴェルディ戦の時のスタメンは

GKが16番宮川聖冬、DFがセンターバックに2番朝賀祐太、8番斎木大輔、左サイドバックに20番渡辺陽、右サイドバックに5番河内渉真、ボランチに19番松高遼、トップ下に6番川上エドオジョン智慧、9番清水裕太、FWが左に10番関慎之介、右に15番萩原大智、真ん中に18番町田ジェフリー

でした。

前回と代わっている部分もあり、ポジション、メンバーなど色々試している段階と言うのがよくわかりますね。

得点経過は、前半終了間際に失点し、0-1でハーフタイムを迎え、後半に6番川上エドオジョン智慧が個人技で得点して同点に追いつき結果1-1で終了という試合でした。

全体的な流れとしては、試合を通じて守備ラインを突破される機会がかなり多かったように思われます。現段階では、個々の能力をどんどん見せるようなプレーをしていくのは良いと思いますが、相手が横浜F・マリノスなどレベルの高い相手になると、簡単には個人で突破はできないと言う場面が多々あり、相手の前線に大きくて上手い選手がいたことから、中途半端なところで奪われると、一気に突破されてしまうことも多くありました。

逆に、攻め込まれる場面が多かったことで、2ヶ月前の試合でGKを務めていた宮川聖冬もコーチングやプレーの安定感が目を惹きましたが、この試合でGKを務めた1番関敦也も同様にコーチングがしっかり出来ており、キーパーと1対1になるような場面が相当回数あったものの、ことごとく抑える1対1の強さを見せてくれました。このファインセーブ連発が無かったら大量失点の可能性もあったと思います。

この試合で局面局面のプレーで目を惹いたのは11番高橋海翔の相手の攻撃の芽を摘むプレーで、何度か非常に良い形で相手の中盤あたりでインターセプトを成功させていました。こういうプレーは今後、カテゴリーが上がっていく中でも求められるプレーですし、重要です。

思った以上に守備がしっかりしていた相手で崩すのが相当大変だったと思いますが、今日はパスミスや突破が引っかかったり苦戦したものの、このくらいの基準の相手のディフェンスラインを突破すべく更にレベルアップを目指して頑張ってください~!

炎天下で相当相当過酷な環境の中での試合、お疲れ様でした。

少しずつ選手を覚えようと思いましたが、全選手が坊主頭になっていて背が伸びている選手もいたりで更に混乱する状況になりましたので、振り出しに戻った気持ちでまた頑張りますw

ではでは~。

 

練習試合2011/08/07 浦和レッズユースvs埼玉大学 3-0勝利・・・ユースの成長でトップを再び動かせ

レッズランド2011年8月7日

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

今日は、埼玉大学との練習試合があるということでレッズランドまで行って来ました。試合開始は9:45だったのですが、朝とは思えないくらいの炎天下での試合となりました。しばらく、養生中で使用されていなかった真ん中のグラウンドの養生が終わったようで、久しぶりにそちらのグラウンドでの試合となりました(逆に、土手側が養生に入った模様。)

前半と後半で選手をほぼ全とっかえしていたので、45分ハーフで1試合と言うよりは45分×2本という形式で試合が行われました。

1本目のスタメンは以下、

GKが1番三上綾太、DFがセンターバックに22番寄特直人と15番西袋裕太、右サイドバックに3番西山航平、左サイドバックに5番佐藤大介、MFがボランチに30番立野峻平、トップ下が27番小峯洋介と25番岸伯富実、FWが右に28番長谷優、左に14番堀田稜、真ん中に12番高田拓弥

となります。

2本目のスタメンは以下、

GKが1番三上綾太、DFがセンターバックに2番今泉賢人と4番小出啓太、右サイドバックに16番西澤秀平、左サイドバックに26番小坂慎太朗、MFがボランチに8番片槙吾、トップ下が11番中村駿介と21番繁田秀斗、FWが右に24番金野僚太、左に7番鈴木悠太、真ん中に13番長坂竜一

途中交代:1番三上綾太⇒40番高浪祐希(15分)、2番今泉賢人⇒20番新井純平(15分)、13番長坂竜一⇒17番カドコダイ・アシカン(35分)

関根貴大はJリーグ選抜でオランダ遠征に行っていると思います、矢島慎也と野崎雅也はトップチームの練習試合に出るのでしょう(非公開になってしまって見られない残念・・・。)、来週の国体予選に臨む1年生はオフに入っているようです。大野将平は怪我か怪我明けか、いましたが線審やランニングのみやってましたね。

ユース自体もこの試合から、一週間ほどのオフに入るようですが、休暇前の試合という軽いものと言うよりは、メンバー構成を見ても、休暇明けから、来月の全国リーグ再開へ向けてのメンバー入りへのアピールの場とでも言うような、全国大会の出場メンバーやメンバーに入れなかったメンバーなど混ぜて、2つに分けたようなメンバー構成となっていました。

ちなみに、相手の埼玉大学は県リーグの1部所属ということです。東京国際大学や尚美大学などと同じリーグで戦っている大学ですので、公式戦のようにスカウンティングして勝ちに拘って徹底的にやってくるような試合ではないものの、レベル的にはちょうど良い相手ですね。

背番号や実際のプレーを見る限りは埼玉大学は1本目がAチーム、2本目がBチームだったと思います(細かいことは分かりませんが、組織や個々の動きでは1本目のほうが良かったのは確かです。)

さて、そこを踏まえて、簡単に試合の展開と印象などを書いていきますね。

1本目は、しばらく怪我で練習試合などでもプレーを見ていなかった30番立野峻平が復帰しボランチに入り、比較的一旦ボールを収めるというよりは、簡単に経由役となってワンタッチツータッチくらいで前線に捌いていくプレーで、やや前線に優しくないパスになることも多いものの、いつものように野崎雅也がボランチに入った時とは違った形で攻撃が展開されていきます。やや雑ながらもこれはこれで面白いなと思う部分もあります。トップ下の27番小峯洋介とタイミングでポジションを入れ替えながら、トップ下のところで25番岸伯富実がキープして捌いてという形でなかなか良かったと思います。特に27番小峯洋介は前線での鋭いプレスでインターセプトするなど気持ちの入ったプレーが随所に見られました。

15番西袋裕太も持ち味となるロングフィードを数本正確に通していましたし、22番寄特直人も同様にロングフィードを28番長谷優に通し、長谷優がドリブルで突破し14番堀田稜へ通してシュートまで持ち込む場面もありました。

攻撃面では、1本目の終盤に5番佐藤大介が左サイドバックで高めにポジションを取りながら、14番堀田稜のスペースへの抜け出しに対してパスを通して攻撃という形が効果的で、実際終了間際にその形から14番堀田稜が突破してゴールを決めています。

これにより1本目は1-0で勝利。相手の印象としては、そこまで凄い選手はいないもののしっかりしたサッカーをやってくるものの、浦和の長所を消すようなプレー自体はしてこなかったために、浦和の得意パターンでバタバタしているシーンが何度もありました。

2本目は、相手の守備ラインのバランスが悪いために、浦和の攻撃の仕掛けが面白いように決まる形で試合が展開していきました。

前線の真ん中の位置に入った13番長坂竜一が相手のラインのズレをついて何度も裏に抜け出してチャンスに絡みます。この試合では序盤11番中村駿介が存在感を見せ、ポジションを動き回りながら、周りに持ちすぎないで簡単にパスを回すようにコーチングしながら試合を作っていました。そういう攻撃で21番繁田秀斗にパスを通して、シュートまで行く場面、抜け出した13番長坂竜一へ絶妙のパスを出す場面も多く作っていましたが、相手のディフェンスが緩いことが分かったからか、途中からドリブルで持ちすぎる所も自らで出てきてしまい、人数をかけて奪われることなどがあったので、このあたりのバランスが取れればかなり良いと思います。

26番小坂慎太朗からの完全に相手のディフェンスを切り裂いたスルーパスが13番長坂竜一の飛び出しにピタリとあった場面があったのですが、ここはトラップが上手く行かずに通りませんでしたが、狙いは完璧でした。

15分から入った20番新井純平も自らの持ち味を発揮し、24番金野僚太が彼を生かすような気の利いた動きをしながら鋭い攻撃を2人で何度も仕掛けていました。

この20番新井純平が絡んだ形でゴールが生まれます。

右サイドでボールを受けた20番新井純平が中へ切れ込み、ディフェンダー2人をひきつけた形でアウトサイドで右のスペースへとパスを通し、そこに抜け出した13番長坂竜一がスピードあるドリブルで深くまで持ち込んでグラウンダーでクロスを入れ、ここに11番中村駿介が飛び込んで合わせてゴール。

ひきつけて、スペースを使って、ラストのクロスのタイミングなど一連の動き全てが見事なゴールでした。これでトータルで2-0となります。

更に、気の利いた動きをしながら自らもタイミングでゴール前に迫り、24番金野僚太が見事なゴールを決めてトータルで3-0とし、結果的にトータルで3-0で勝利。1本目、2本目それぞれと考えても1-0、2-0で勝利となりました。

結果的に勝負に拘った仕掛けをして、点を取りに行ったところでしっかり決めてくれたのが何より嬉しかったですね。

この試合を見ていてふと思ったのは、ある意味連携が上手く行っていなかったと悪く捉えることもできてしまうかもしれませんが、2本目の途中で16番西澤秀平、20番新井純平、24番金野僚太が、右サイドバック、センターバックのところで、お互いをカバーする考えでポジションが短い時間で入れ替わっていた場面があったのですが、こういう動きが意識的に3人の間でできるのであれば、これはこれで例えば浦和の右サイドをスカウティングで徹底的に潰してくるようなチームが今後また出てきた時にセオリーではない動きで混乱させるための一つのバリュエーションにもなりえるのかとも思います。

また、これも危ないことは危ないですが、右サイドに20番新井純平、24番金野僚太、7番鈴木悠太の3人が並んでしまってポジションチェンジが上手く行っていない時があったのですが(要するに左前線に誰もいないような状況)、これだって、セオリーを崩して攻撃する際には有効なこともあると思います。

そんな感じで、今日良かったポイントに対して、相手がケアしてきた時まで想定して、工夫して同じようにできるようになれば、相当なレベルアップになりますからね。

楽しみです!

さてさて、タイトルに書いた言葉ですが、昨日久々にトップのホームゲームを観戦に行って、思ったことです。多くは語りません。

ではでは~。

 

第16回 彩の国カップ埼玉県サッカー選手権大会2011/07/31 – 準々決勝 浦和レッズユースvs城西大学 1-3敗戦・・・育成年代を考える

尚美学園大学グラウンド2011年7月31日

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

今日は、色々考えさせられる1日となりました。複雑な感じです。

先週のクラブユース選手権から数日空いて、今日は大事な彩の国カップ準々決勝の城西大学戦となります。相手は大学リーグの関東2部リーグに所属するチームです。昨年、東京国際大学との試合で試合開始から一気に攻め込んできた相手をいなしきれずに一気に3失点して敗退した記憶が強く残っており、大学生が相手の場合は相手との駆け引きに負けないように戦ってもらいたいと言う気持ちを持って、試合会場に向かいました。

本気で天皇杯を狙っていくためにどのような試合、采配を見せてくれるのかと思っていたのですが、直前に決まったのかは分かりませんが、同日にトップチームの練習試合が組まれ、ここに野崎雅也、矢島慎也、新井純平、関根貴大の4人が招集されたとのこと。ユースは育成がメインでトップチームに召集されれば優先されるのが普通なのかもしれませんが、驚きました。このメンバーを抜いたら勝てないということではなく、カテゴリ違い、年代上などと戦う場合には、外してはならないと思っていたメンバーが、練習試合のために召集されてしまう。こういうものなのだと納得するしかないのでしょうか。

さて、試合です。

この試合のスタメンは以下、

GK16番高浪祐希、DFがセンターバックに19番西澤秀平、4番小出啓太、左サイドバックに3番寄特直人、右サイドバックに2番西山航平、MFがボランチに8番片槙吾、トップ下に5番佐藤大介と14番繁田秀斗、FWが左に11番堀田稜、右に7番鈴木悠太、真ん中に12番高田拓弥

となります。

相手の城西大学については、試合自体は見たことないのですが、気になったので試合前に関東2部リーグのここまでの試合でアシスト数や得点数の多い選手をチェックして、なんとなくイメージを膨らませてみていました。

試合開始からのイメージとして、強烈な個人技やスピードを持った選手はいないものの、やってくるサッカー自体は浦和を研究してきているんだなというプレーを徹底してやってくるイメージでした。

浦和の試合の入り方自体は悪くなく、浦和を研究している割には中盤のプレスは厳しくなく、結構ボランチを経由させてくれるものの、サイドの縦の突破に対して高いラインを保って上がらせないように徹底してケアされていた印象があります。それでもサイドサイドと攻撃を仕掛けることが多いため、割と守られ易い展開にはなってしまっていたと思います。

たまに12番高田拓弥のところにボールが上手く納まった時には、テンポ良い攻撃も展開されるものの、やはり相手ゴールを脅かすような所まではなかなか持ち込めず、中盤でのパスミスなどからカウンターを喰らう展開もありました。

前半15分に失点、40分に2失点と、2点のビハインドで後半を迎えます。

後半に入り、左サイドバックに2番西山航平、右サイドバックに19番西澤秀平、センターバックに3番寄特直人、4番小出啓太と、メンバーチェンジはしないものの、守備ラインのポジションを変更し、相手の特徴に対抗して守備や攻撃を守備ラインでコントロールしようと試みた変更をしたのだと思います。

後半開始早々に決定的な場面を作られるものの、相手のシュートはクロスバーを叩き、失点を免れ、ここから徐々に浦和の工夫が相手のバランスを崩すような場面が増えてきます。

10分に19番西澤秀平に代えて24番中村駿介を投入。5番佐藤大介がいつもの左サイドバックの位置にポジションチェンジし、トップ下の位置に24番中村駿介が入ります。

12番高田拓弥を狙った真ん中へのパスを頻度多く狙うことで相手守備の意識をサイドだけでなく中もあるという意識を植え付けたことで中から、サイドからという攻撃で前半以上に攻め込める場面が増えます。

しかしながら、2点ビハインドという状況なので、もう少し強引にでも狙える所はシュートを狙うなどしても良いかな~というところで打たない場面などややもったいないところもありつつ、7番鈴木悠太の右サイドからの仕掛けや、左サイドでは11番堀田稜と5番佐藤大介が前線で入れ替わりながら攻撃を仕掛けていく場面を作ります。

しかしながら、ゴールまでが遠く後半30分に相手の反撃を受けて3失点目を喫してしまいます。

この失点の後、14番繁田秀斗に代えて18番西袋裕太が入ります。

18番西袋裕太がボランチの位置に入り、8番片槙吾がトップ下へと上がりました。

残り15分ほどは浦和の攻勢が続き、11番堀田稜の突破からのクロスに12番高田拓弥が合わせて1点返すものの、反撃はここまで。

1-3で試合終了となり、昨年同様に準々決勝でこの大会を去ることとなりました。

試合終了後の挨拶の時の選手の表情が、試合に負けた悔しさよりも、もどかしさに近いような表情をしていたのが気になりました。

確かに、今日の城西大学は浦和レッズユースにとっては勝てる相手だったと思います。今年の浦和のサッカーが研究されだしてから、個々の選手(特に徹底的に研究して消されるサイドのポジションの選手達)で動きに工夫を加えて大分良くなっているのは見ていて凄く良く伝わってきます。

ただ、頻繁に言ってしまうので少しウザイかもしれませんが、やはり得点がほしい所で少しバランスを崩してでも狙いに行く姿勢や、せっかくのセットプレーのチャンスで、絶対にここで得点してやるという気迫が感じられないことははっきり言ってあります。スイッチが入らないのであれば、周りから自分らが叫びますよ。

後は、単純に足の速さや持久力を競うような陸上競技とサッカーは全く違うのですから、しっかり駆け引きを意識してほしいと思う部分もあります。自分達の形を考えすぎるばかりに、相手を見ていない。相手をおちょくってやるくらいの意識でプレーするくらいでちょうど良いと思います。自分のプレーで相手を見極めてやるよ、遅けりゃスピードで置いていく、早けりゃテクニックで抜いてやる、相手より意識面で常に上に行くイメージ。

チームとしての意識で今日の場合は、前半サイドサイドに偏っていたプレーを後半から中への縦パスを使うことで相手ディフェンダーに中もあると意識させてサイドを上手く使えるようになった仕掛けなどは、良い駆け引きでした。

そんな感じです。

さてさて、本気で狙いに行くと聴いていた今回の彩の国カップでトップの練習試合で今年のチームの軸になっている選手を招集されてしまった。正直、イラっとしました。召集されたら仕方ない、育成だし仕方ない、分かりますが、彩の国カップは勝ち進めば天皇杯、J1のチームと対戦する可能性もある唯一の大会です。ここで勝ち進むことでユースの選手達が経験できることは計り知れない・・・そう思っていたのですが、彩の国カップの後、大原に場所を移して夕方からの大宮アルディージャとの練習試合を見に行って、モチベーションの高い大宮アルディージャとの試合の中でプレーしているユースの選手達を見たら、ここでの経験も確かに個々の選手にとっては重要だと感じてしまい、それはそれで複雑でした。

本人は、失点に繋がるプレーもあって浮かない顔をしていましたが、例えば新井純平は右サイドバックで、かなり絶妙のタイミングでオーバーラップを仕掛けて攻撃に絡んでいましたし、惜しいクロスボールも上げていました。その逆に、相手左サイドのスピードのある攻撃で対応に苦慮していたところもありましたが、このレベルの経験と今後対応するためにプレーの質を上げていく必要性を実感することは重要ですし、矢島慎也はクラブユース選手権でも決めたような豪快なシュートを決めたり、かなりスピードのある強いパスを正確にコントロールしてシュートまで持ち込んでいた。関根貴大はトップ下のポジションで運動量豊富に攻撃に絡んでいましたし、野崎雅也はボランチの位置で正確なサイドの選手への長めのパスなどを見せながら、普段なら大丈夫なボールの持ち方で奪われてしまったりと、やはりこのレベルだからこその経験を積めていた。

育成年代というのは、こういうものなのか。知ってはいましたが、今日ははっきりと実際の流れを持って実感させられてしまいました。

次の公式戦は9月のプレミアリーグ再開から。

中堅どころに大勝できるレベルから、全国レベルに自らのサッカースタイルで堂々と渡り合えるレベルへの成長を期待しています。

ではでは。

 

 

日本クラブユースサッカー 選手権(U-18)大会2011/07/27 – 準々決勝vs東京ヴェルディユース 0-5敗戦・・・強くなるために

前橋総合運動公園陸上競技・サッカー場2011年7月27日

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

まず、この試合の展開を書いてしまいますね。

この試合のスタメンは以下、

GK1番三上綾太、DFがセンターバックに3番寄特直人と18番西袋裕太、左サイドバックに5番佐藤大介、右サイドバックに20番新井純平、MFがボランチに6番野崎雅也、トップ下に10番矢島慎也と14番繁田秀斗、FWが左に11番堀田稜、右に7番鈴木悠太、真ん中に12番高田拓弥

となります。

今年既に2回対戦している東京ヴェルディユースとの対戦で、1勝1引き分けと負けていない相手ながら、個々の能力が高い相手なので昨日までの対戦相手とは全く違うレベルの相手になります。

試合の入り方としては、受けずに上手く入れていたと思います。

攻撃の部分でも12番高田拓弥のポストプレーから10番矢島慎也、左サイドの11番堀田稜へ渡り、仕掛けてクロスに7番鈴木悠太と浦和がリズムを作りやすい攻撃パターンも出せていました。守備面でもいつも以上に、サイドの7番鈴木悠太と11番堀田稜が守備の部分も意識しながらできていたと思います。

前半10分には、ボールを受けた10番矢島慎也が見事なドリブルで相手守備陣を交わして突破しようとした所を倒されてフリーキックのチャンスを得ますが得点には至らず。

そのような流れで前半20分くらいまでは、東京ヴェルディの持ち味に上手く対応しながら、チャンスも作れていたと思います。この時間帯に得点が出来れば、浦和が勝てるだろうと思っていたものの、その時間帯に得点が奪えず。

ところどころで、グループステージの第2戦、第3戦の相手が思った以上にプレスやこぼれ球へのチェイスもなかったチームのために際のところでの判断が遅くても問題なかった流れが影響していたのか、プレーが緩くて奪われる場面が少し気になりつつ。

東京ヴェルディ側にも徐々にチャンスが増えてきた中で迎えた前半26分、相手選手が個人技で突破を図ってきた際に、浦和の守備ラインが、テクニックのある前線の選手が多い東京ヴェルディに対しては少し軽率な距離を開けながら、ペナルティエリアの中まで誰もプレスをかけに行かずにズルズルと下がってしまったところを見逃してくれるわけもなく、シュートを打たれ決められてしまいます。

この失点により、それまで浦和ペースでリズムも悪くなかった展開が気持ち守勢に回ったところで、得点を決めた東京ヴェルディは個々の選手が攻撃の勢いと思い切りの良さを見せ始めたところで、36分に豪快なミドルシュートを決められてしまい、更に守勢に回ったところで後手後手の流れからPKを与えてしまい、41分に3失点目。

前半を0-3で折り返し、

後半開始から14番繁田秀斗に代えて8番片槙吾を投入。

後半の入りからしばらくは、点を取りに行く姿勢と気持ちが相手を押し込み、狙い通りの流れで7番鈴木悠太や11番堀田稜がサイドから攻撃を仕掛けたり、10番矢島慎也がミドルシュートを狙ったり、5番佐藤大介から12番高田拓弥へのパスでの展開。前半見られなかった、20番新井純平のオーバーラップも見られ、攻勢に展開。その攻勢の中で決定的な12番高田拓弥の飛び出しを相手ディフェンダーがファールで止めて、この試合2枚目のイエローカードで退場。

後半10分で、願ってもない数的優位の状況を作り出すことができます。

一人多い状況により、スペースが多く空くような状況が生まれ、そこを狙って攻勢に転じるも得点には至らず。

後半22分に、7番鈴木悠太に代えて21番関根貴大を投入し、得点を狙いに行きますが、全体的に前掛かりにはなるものの、バランスを崩して攻めることで相手ディフェンダーを混乱させることができるような場面で、バックパスなどでせっかく前線にボールが入っているのに下げてしまう(中盤を経由する意識が強すぎると言う方が正しいかも)ことが多く、逆に一人少ない相手としては守りやすくなっていたようにも見えました。

11番堀田稜から8番片槙吾へのパス、そこからシュートなど浦和としても決定的な場面が何度かあったものの、決められず、試合は終盤に突入。反撃のために、36分に5番佐藤大介に代えて24番中村駿介を投入します。

ここからの2失点は、ある意味点差が開いたチームが反撃する時にありがちな展開なので、書くまでもないのかもしれませんが、前掛かりの裏を途中交代の元気の良い選手が運動量を惜しまずに狙っていて、突破されたところを1番三上綾太が倒してしまい一発レッドで退場。そのPKを決められ0-4(キーパーが退場したため6番野崎雅也に代わりGK16番高浪祐希。)これにより、10人対10人となり、集中が切れたところを更に狙われ0-5。

結果的に、0-5での大敗となりました。

 

この試合のポイントは、0-2になる状況までの試合の運び方にあったように思えます。

たらればですが、1失点目までの攻勢の段階で得点を決めることにもっと執着して決めておいてしまえれば、このような展開にならなかったと思いますし、失点の直後は反撃して相手が受身になるようにしなければならず、同時に相手の勢いを受けてはいけない。この場面で失点をしてしまったこと。

逆に言えば、この2点の取り方に成功した東京ヴェルディが、試合運びで浦和を上回ってしまったことがこの試合の敗因だったと思います。

以前から、たびたび触れてきましたが、今年の浦和が実践している戦術は、かなり難しいことをやろうとしており、東京ヴェルディのように多少パス回しの精度は雑でも個人技でなんとかしてしまおうという戦い方と真逆の戦い方になっています。

この難しい戦い方を中堅どころまでを相手にした時には、実践できるというところまでは持って来ましたが、浦和を研究してきて、更に個々のレベルが高い全国レベルを相手にした時には脆さを見せていたのも事実です。

その流れでこの大会に入ったために、自信と不安が見え隠れするところもありましたが、それでもこの大会では試合の中で少しずつ質を高めて行くことができていましたし、その成長の度合いと5分5分の流れが、浦和の得点になるようないわゆるツキの部分で浦和に傾けば、全国優勝も可能だとは思っていました。

ただ、今日の試合に関しては、ツキの部分ではどちらかというと東京ヴェルディに傾いてしまっていたと思います。

連日連戦、通常の試合とは比べ物にならない緊張感の中で、通常の疲労以上の疲労の蓄積を感じるような展開で、前日の午後の試合から24時間も経過しない時間軸で戦わなければならなかったなど、条件面の影響も否定できないとは思いますが、これが夏の全国大会なんですよね。

一つの大会が終わったので、今後のために、あえて厳しいことを書きますが、この戦術で浦和レッズユースが全国レベルでも勝ち続けられるようなチームになるためには、プレスの激しい中で、ミスのない精度の高いパスを、早い判断で、スピードの速いパスで展開することを突き詰めること。

展開によってはバランスを崩す勇気を持つこと(チームで何があってもバランスを崩すなということであれば、仕方ないですが。)

そして、練習と言うよりも意識の問題で変えられることなのかもしれませんが、試合展開を的確に読んで行うプレーを状況によってチームで統一して行えるようにすること。

正直な所、浦和のトップチームが大々的にそうすると以前に掲げて、結果が出せずにバタバタしたような難しい戦術なので簡単には行かないのは事実です。ただ、あと一歩のところまでは行っているのは、今年の浦和レッズユースを見ていてはっきりと分かります。

今日は悔しさが先行すると思います。でも、やっている方向性は間違っていませんので、すぐに切り替えてください。プレミアリーグだってまだまだこれから巻き返せます。彩の国カップという他のクラブユースのチームが経験したくても経験できない舞台の次の試合が目前に迫っています。

今日の試合であれば、0-5で敗れた結果を見つめるのではなく、0-2になってしまったところまでの自分達のプレーと2-0にした相手のプレーを突き詰めて考えてみてください。

長々と偉そうに書きましたが、浦和サポとして、サッカー好きとしてのブクメは、個に依存しないサッカーをベースに成熟を目指して、そこに個が加わって強さを見せるような浦和レッズユースの一貫した方針が大好きです。

今後の成長を楽しみに見届けさせてもらいます。

お疲れ様でした。

ではでは!

 

日本クラブユースサッカー 選手権(U-18)大会2011/07/26 – 1次ラウンド第3日vsジュビロ磐田U-18 6-0勝利・・・1位の1位で決勝トーナメントへ

前橋総合運動公園陸上競技・サッカー場2011年7月26日

 

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

1日の空き日を経て、浦和レッズユースが戦っているクラブユース選手権の1次ラウンドも最終日の3日目となりました。全ては初戦の大宮アルディージャ戦でギリギリのところで引き分けに持ち込んだところからスタートして、第2戦では4-0で快勝。今日に関しては引き分けでも1位通過できる可能性が高いというやりやすい状況を自らで作り出して臨んだ第3戦という、勝ち進んでいくチームに必要な条件をクリアしながら今日を迎えました。

ジュビロ磐田U-18との対戦は、自分が思い当たる限りここ数年ユースでは対戦していないと思いますし、とにかくどういうサッカーをするのかの情報もなく、前回のブログでも書いたかもしれませんが、ベガルタ仙台と接戦だったということで浦和が第2戦のようなサッカーができれば問題ないだろうと思いつつ、ふたを開けてみるまで分からないとドキドキしながら観戦しました。

この試合のスタメンは以下、

GK1番三上綾太、DFがセンターバックに3番寄特直人と18番西袋裕太、左サイドバックに5番佐藤大介、右サイドバックに20番新井純平、MFがボランチに6番野崎雅也、トップ下に10番矢島慎也と14番繁田秀斗、FWが左に11番堀田稜、右に7番鈴木悠太、真ん中に12番高田拓弥

となります。

第2戦のベガルタ仙台戦とまったく同じスタメン構成となりました。

試合の入り方でまず浦和レッズユースが主導権を握ることができ、更に思ったよりプレスがきつくないかったり、サイドのスペースを空けてくれたこともあり、浦和のやりたいようなサッカーを終始展開することができる状況になりました。

いきなりロングボールが左サイドの空いたスペースに入った10番矢島慎也に通り、鋭い仕掛けで相手ゴールを脅かしたり、その後も10番矢島慎也、左サイドの堀田稜がえぐって、右サイドの7番鈴木悠太へ展開してシュートまでつなげたり、10番矢島慎也がミドルシュートを放ったり、面白いように浦和がやりたい攻撃が実行できていました。

また、いつもと違った攻撃パターンと言うのが的確かはわからないのですが、10番矢島慎也と14番繁田秀斗、11番堀田稜と14番繁田秀斗など中盤と前線の間で相手ディフェンスラインのところで凄く細かいワンタッチパスでのパス交換で崩していく展開も多く見られました。

守備の部分でもバランス良く、危ないところまでは持ち込ませなかったり、カウンターをくらってサイドを走られた時でもタイミングの良いタックルで20番新井純平が奪い返すなど、ペナルティエリアに侵入されることはほとんどなかったと思います。

ただ、攻めこんではいるものの、なかなか得点までに至らない状況が続く中で、前半の25分にようやくその均衡を崩すことに成功します。

左サイドから11番堀田稜が深くまでドリブルで攻め上がり、中へ切り込んでゴール前のスペースに入った14番繁田秀斗にラストパス。シュートと思わせて、右の7番鈴木悠太へパスを出し、7番鈴木悠太がしっかりと決めて先制。14番繁田秀斗の見事な見事な狙い通りのアシストでの先制です(シュートミスが結果的に絶妙なパスになったようにも見えましたが、ブクメの個人的多数決で狙い通りのアシストということになりました。解決!)

先制点の後も、11番堀田稜の左サイドからの攻撃が冴えわたり大きなチャンスを作ったり、20番新井純平から7番鈴木悠太、持ち上がって正確なクロスをファーサイドの10番矢島慎也に通してあと一歩でゴールと言う場面もあったり、とにかくやってほしい攻撃が思い通りに展開されていました。

6番野崎雅也へのマークがプレスというよりゾーンで守ろうとされていたのか、それが上手く機能せずに逆に6番野崎雅也の周りに大きなスペースが空くことが多々あり、いわゆるやりたい放題にボールを捌くことができていました。

攻勢に進めることでセットプレーが割と多い。でも、ここしばらくセットプレーからのゴールがないような気がしていたのですが・・・決めてくれました。

伏線となるような10番矢島慎也の蹴ったコーナーキックに18番西袋裕太が反応した惜しい場面の後、同じようなコーナーキックのチャンスで10番矢島慎也が蹴ったコーナーキックに18番西袋裕太が打点の高いヘッドでゴール右隅に押し込んでゴール。欲しかったセットプレーからのゴールで2-0とリードを奪います。

これ以外にも、セットプレーからの攻撃で18番西袋裕太が絡んで10番矢島慎也が押し込んだような場面がありましたが、これはオフサイド。それでもセットプレーからの得点チャンスが多かったこともこの試合の収穫だったと思います。

左サイドからの5番佐藤大介からのピンポイントのクロスに12番高田拓弥が頭で合わせてあと一歩でゴールと言う場面など作りつつ、前半は2-0で終了。

後半に入っても、2点ビハインドの磐田が戦い方を変えてきたり激しさを増してくるという様子もあまりなく、浦和ペースで展開されていきます。

10番矢島慎也から12番高田拓弥へパスからシュートや、20番新井純平のオーバーラップからのクロスボールに14番繁田秀とがヘディングシュートなど様々なパターンでの攻撃が展開されるも前半同様なかなかゴールには至らなかったものの、迎えた20分に左サイドをドリブルで持ち上がった11番堀田稜のクロスに7番鈴木悠太がヘッドで豪快に押し込んでほしかった追加点を入れ、3-0とし、ほぼこの試合の勝利を決めます。

この得点の後、7番鈴木悠太に代えて21番関根貴大、5番佐藤大介に代わり2番西山航平が入ります。21番関根貴大は7番鈴木悠太と同じ右サイドのポジション、2番西山航平も5番佐藤大介と同じ左サイドバックに入りました。

そして、この大会で流れの中から得点が取れていなかった12番高田拓弥が25分に(たぶん)10番矢島慎也からのスルーパスに抜け出してキーパーと1対1となり、これを落ち着いて決めて4-0。

更に、大会ベストゴールに選んではいかがですか?と言いたくなるような10番矢島慎也の豪快なミドルシュートからのゴールで5-0。

この後、30分に12番高田拓弥に代えて24番中村駿介、35分に10番矢島慎也に代えて8番片慎吾が入り、締めくくりは11番堀田稜が自ら持ち込んでゴールで6-0。

難しい試合になる可能性もあると思っていた第3戦で6-0の大勝。この結果、グループ1位となり決勝トーナメント進出を決め、更に気がつけば1位の中の1位で1次ラウンドのグループステージを通過となりました。

気になる準々決勝の対戦相手は2位の2位となった東京ヴェルディユースとなりました。

那須での順位決定戦での勝利を私は見ていませんので、明日群馬でまた勝利を見せてくださいね!

明らかに今日の相手より個々の能力が高い強敵になりますが、間違えなくこの大会での優勝するべきチームへの流れは浦和に傾いていると思いますし、自信を持って浦和レッズユースのプレーを続けて行けば間違えなく勝ち進めます。

後は、まあ当然と言えば当然なのですが、今日の試合をビデオで撮影してチェックしているようなどこかのチームのスタッフらしき人もいたように、決勝トーナメントに勝ち進んでくるようなチームは、浦和の長所を消すためにしっかり研究してきますので、今こそスカウティングに負けない浦和レッズユースのサッカーを見せてくださいね!

暑い中で疲労もたまってくる時期で、しかも連戦となりますので大変かと思いますが、出来る限り体を休めて明日の戦いに備えてくださいね!

まず、決勝トーナメント進出おめでとうございます・・というか、ありがとうございますというか、なんというかです。

明日の試合を楽しみにしています!

ではでは~!

 

練習試合2011/07/25 – 浦和レッズジュニアユースvs帝京高校 0-1敗戦・・・個とチームとカテゴリ

レッズランド2011年7月25日

 

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

浦和レッズユースのクラブユース選手権の空き日となる月曜日に、レッズランドでジュニアユースが帝京高校の1年生中心のチームと練習試合を行うということで行ってきました。

先週ルーキーリーグの帝京高校の試合を観戦した時のブログでも書きましたが、帝京高校の1年生には都築洋平、中林佑太、武藤稜、柳下大樹の4人が所属しており、4人同時に出場したことがなかったような話を聞いていましたが、この試合では、柳下大樹がフォワード、都築洋平がトップ下、中林佑太が中盤の左サイド、武藤稜が右サイドバックでそろって先発となり、ちょっとしたOB戦のようなスターティングメンバーとなっていました。

今回は浦和との対戦と言うことで試合としては浦和レッズジュニアユースを応援しつつ、帝京側の浦和出身者個々のプレーぶりには注目しつつという気持ちのバランスで見させてもらいました。

対する浦和レッズジュニアユースのこの試合のスタメンは以下。

GKが1番内島大輝、DFがセンターバックに4番吉原大と5番長島巧、左サイドバックに7番荒木聡太、右サイドバックに3番久保龍希、MFがボランチに15番勝野瑛、トップ下に8番斎藤翔太、17番松崎洸星、FWが右に9番橋岡和樹、左に2番岡野森、真ん中に11番小島良太

後半途中のメンバーは

GKが16番高須雄大、DFがセンターバックに4番吉原大と12番益子大輝、左サイドバックに19番山田大一、右サイドバックに6番及川皓平、MFがボランチに15番勝野瑛、トップ下に8番斎藤翔太、13番中村透、FWが右に18番神宮未来人、左に14番加藤智陽、真ん中に11番小島良太

となっていました。

10番清川大輝は今日はいなかったようですが、それ以外の選手はすべて試合に出場していました。

全体的な試合展開としては、個の仕掛けで浦和レッズジュニアユースが仕掛ける回数は多いが、プレスの強さや体の強さでいつものように突破しきることができずに止められてしまっているという攻撃が浦和には多かったような印象があります。最近見慣れていた左サイドバック2番岡野森、左前線に7番荒木聡太の縦の並びが逆になっていたのですが、攻撃面で2番岡野森がサイドから上がってのクロスの精度が高く、この形から得点の匂いは感じました。

帝京の攻撃は、前回ルーキーリーグで見たような縦に放り込んでしまうサッカーというよりは、2年生が2人入っていたこともあったかもしれませんが、割とつないでサイドバックが攻撃参加という場面も作ったり、中盤でいったん溜めて展開するなどこの前は見られなかった仕掛けをしてきていました。

浦和の守備のバランスに関しては、以前よりは改善されてきた印象があります。4番吉原大が高さの強さ以外にも攻撃の芽を摘むプレーで帝京の攻撃を何度も抑えていたのが良かったですね。

試合自体は、前半終盤に帝京に先制点を許してしまい、後半はどちらにも得点は入らずに0-1での敗戦でした。

今回は、中学3年生と高校1年生(2年生数名)という対戦になったことで、ジュニアユースからユースに上がった選手たちが苦戦するような、典型的なケースと手応えというものも見ることができました。

まず、フィジカル面の差とプレスの厳しさにより、いつもであれば容易に収まる前線のところでボールがおさまらなかったり、個人技に長けた選手でいつもであれば抜き切ってしまえるような場面でも、上手く体をぶつけられて止められてしまったりと、勝手の違いを感じた選手も多かったと思います。

ただ、そのような中でも例えば5番長島巧から9番橋岡和樹が動いてポスト役になり落としたボールが17番松崎洸星につながり攻めこんだ場面のような数名をテンポ良く経由した攻撃は問題なく通用することがわかったでしょうし、先ほど書いたサイドからの攻撃での精度の高いクロスも相手のフィジカルや高さに関係なく効果的で、実際に大きなチャンスにも繋がっていました。

後半の終盤の11番小島良太からのパスを裏へ上手く抜けた9番橋岡和樹がキーパーと1対1となって放ったシュートは惜しくもキーパー正面で抑えられてしまいましたが、そこまでの展開は良かったと思います。

浦和出身の帝京高校の選手たちも、それぞれ持ち味を発揮していたと思います。27番中林佑太からのクロスを29番柳下大樹がヘディングで狙った前半のシュートや、後半もセットプレーから枠を捉えられなかったですが、29番柳下大樹のヘディングシュートで惜しい場面があったり、中盤での26番都築洋平のプレーも効果的に作用していましたし、28番武藤稜もただ放り込むだけでなく、試合の場面を考えながら前線のフォワードに当てるロングフィードや、やや高めの位置から攻撃に絡む動きも今日は出ていました。

さてさて、この試合を受けてですが、浦和レッズジュニアユースの選手としては、よりチームとしてプレーすることが必要と感じた選手も多かったのではないでしょうか。中学生世代までは、割と個人技で抜き切ってしまえるような相手ディフェンス陣というケースも多いのですが、高校世代になると今日の帝京のようにフィジカルが強かったり、プレスがきつかったりと個の仕掛けではなかなか思うように抜けないことが多くなってきます。

当然、個人技に長けた選手の多い今の3年生が個人技を使うなということではなく、使う場面を選び、バリュエーションを増やして守備をする選手に絞らせない工夫によって、より個人技で抜ける可能性が高まるように考えてプレーすることでより個の力を発揮できるという意味です。

守備に関しては、今日は失点はしましたが、これまでと比べるとだいぶ良かったと思います。

この夏の期間での更なる成長を期待しています!

お疲れさまでした~!

ではでは。