メトロポリタンリーグ(U-14) 2012/05/27 浦和レッズJrユースU14 vs 横浜FC JrユースU14 1-1引き分け・・・個人技をより生かす動き

レッズランド2012年5月27日

どうも、浦和サポブクメです☆

午前のU13のメトロポリタンリーグに引き続き、正午からは、U14のメトロポリタンリーグを観戦。対戦相手は、同じく横浜FCジュニアユースです。

1年生の頃から個々の能力の高さを見せてきた今年のU14のメンバーが、今後の成長のために、戦術というものを重視したサッカーの動きというものを、今年1年間でどれだけ吸収していけるかを1年間楽しみに見ていきたいと考えています。

彼らにとっては、1年生の終盤の新人戦の戦いで、早くも組織的なサッカーをする相手に対して、なかなか個人技が通用しないという場面を経験しているので、その時に感じたことをどれだけ真摯に受け止めてプレーできるようになるか、個人技をより効果的に相手の脅威にするために必要な動き、タイミング、展開、サッカー的な部分での良いプレーなどをしっかり見つけて行ければと思います。

この試合のスタメンは以下、

GKが1番関敦也、DFが左に20番渡辺陽、右に5番河内渉真、真ん中に11番高橋海翔と2番浅賀祐太、MFがボランチに12番知久航介、トップ下が3番伊藤敦樹と17番平野正人、FWが左に10番関慎之介、右に15番萩原大智、真ん中に6番川上エドオジョン智慧

となります。

17番平野正人は、どちらかと言うとトップ下とボランチの中間くらいでプレーしていたと思います。

試合開始から、一つこれは良いと思ったのが、20番渡辺陽の守備の意識。サイドバックで相手のサイドからの攻撃に対峙した時の守備や攻撃参加の部分が見られがちですが、近い相手にパスが入る瞬間を狙ってプレスをうまくかけるプレーが試合序盤から何度か見られ、ここからインターセプトして攻撃に転じる形も作れていました。

また、土曜に中盤で17番平野正人が中盤のスペースをうまく見つけて、パスを受けやすいスペースに何度も走り込み、時には仕掛け、時にはタメを作って展開してと、非常に質の高いプレーを見せていたと思います。同様に、摘むプレーもたびたび見せていました。

例えば、10分に17番平野正人にパスが入った時に、いったん溜めて右サイドの15番萩原大智が上がるスペースへパスをだし、ここから6番川上エドオジョン智慧につなげて仕掛けていくという形などは、溜めを作ることで、よりスムーズに展開できた一つの形だと思います。

15分に10番関慎之介が6番川上エドオジョン智慧にパスを出す際に、ディフェンダーが近くにいる状態で足元へのパスを狙うのではなく、裏のスペースへあえて出して、そこのスペースに6番川上エドオジョン智慧を走らせて、通ればよりスピードを生かせるようなパスの選択肢をしていたのも良いプレーでした。

3年生の試合でも最近よく出場している11番高橋海翔と6番川上エドオジョン智慧の2人の関係性も面白く、時折見せるディフェンスラインから中盤を省略した前線6番川上エドオジョン智慧への縦の長いパスでの大きな展開を狙うプレーも、効果的に相手の守備陣を脅かしていました。

チャンスはありつつ、相手の守備陣も素早く対応してきたこともあり、また、どうしてもペナルティエリア付近で強引に個人技で突破しようとするプレーが多くなることもあり、勝負してくる可能性がかなり高いために相手にもそれなりに対応されてしまい、決定的な場面まで行かないということも、実際多かったとも思います。

そんなこんなで前半は0-0。

後半の最初の方の時間帯は、特に3番伊藤敦樹がトップ下で周りをうまく使うプレーを見せてチャンスを何度か作ります。

17番平野正人から6番川上エドオジョン智慧にパスが渡った時にもらいやすい位置に動いてパスを受け、すかさず前線のスペースに走る17番平野正人へのパスを通したり、シンプルに6番川上エドオジョン智慧が抜け出したスペースめがけてパスを出したり、相手のプレスを受けながらも粘ってキープして右サイドを走る5番河内渉真に繋げてという場面もそうでしたね。

得点のチャンスとしては、10分前後にフリーキックのチャンスで5番河内渉真からのボールを2番浅賀祐太がヘッドで合わせるシュートがあり、この時間帯攻勢の時間を長く作り、迎えた15分に、右サイドバックから攻撃参加した5番河内渉真がペナルティエリア右あたりのやや角度がないところから見事なシュートを決めて先制。1-0となります。

その後も、3番伊藤敦樹のポストから17番平野正人、再び3番伊藤敦樹とつなげてシュートまで持ち込むなど追加点のチャンスを狙いつつ、20分あたりからは、得点を奪いに来た相手の攻撃でやや苦しむ場面があり、23分にクロスバー直撃の危ないシュートを撃たれ、その後、サイドから崩されて同点ゴールを決められてしまいます。1-1。

その後、浦和は逆転ゴールを狙い、6番川上エドオジョン智慧からオーバーラップする5番河内渉真へパス、うまいスペースでパスを受けた17番平野正人がミドルシュートを狙ったり、5番河内渉真からのクロスボールに11番高橋海翔がヘッドで狙う場面、3番伊藤敦樹の惜しいシュート、10番関慎之介の裏を狙ったパスに17番平野正人が抜け出したところを倒されてフリーキックのチャンスを作りつつ、結局逆転ゴールは奪えずに1-1で終了となりました。

U13同様、この後1本練習試合が組まれ、

メンバーは、

GKが18番宮川聖冬、DFが左に20番渡辺陽、右に5番河内渉真、真ん中に11番高橋海翔と2番浅賀祐太、MFがボランチに19番松高遼、トップ下が9番清水裕太と6番川上エドオジョン智慧、FWが左に14番野口琢真、右に13番中嶋海登、真ん中に16番町田ジェフリー

でした。

この試合は、6番川上エドオジョン智慧のゴールで1-0と勝利しています。

この練習試合では、11番高橋海翔の1対1での守備力の高さや、16番町田ジェフリーが思った以上にポストプレーや周りを使うプレーと個人技で仕掛ける場面をうまく使い分けて効果的なプレーをしていることが印象に残りました。

今日の時点でも見るべき要素が多い試合となりました。ただし、おそらく、やろとしているサッカーが相当頭を使うプレーというか、簡単ではない動きが多いため、動きに意識が行き過ぎているのか、ボールをコントロールする技術はあるはずの選手たちが結構トラップミスなど受けた時のコントロールが上手く行かない場面が見られました。

U13同様、この1年でチームとしてどのように成長していくのか楽しみです。

余談ですが、この代の選手たちは、相当サッカーが好きな選手が多いんですね。

今日は、午前から夕方までレッズランドにいたのですが、既に1年生の試合が始まる10時くらいにはレッズランドにいて、試合が終わった夕方くらいまで、シュート練習していたり、土手を使っ
て坂ダッシュをやっていたり(自主的にやっているっぽい。) こういうの見ると凄いな~と思います。

割と自転車で問題なく行ける距離にあるレッズランドですら最近は車で来るようになってしまっているヘタレのブクメなので特に感じます。

ではでは~。

レッズランド2012年5月27日
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メトロポリタンリーグ(U-13) 2012/05/27 浦和レッズJrユースU13 vs 横浜FC JrユースU13 4-0勝利・・・今年のU13初観戦

レッズランド2012年5月27日

どうも、浦和サポブクメです☆

暑い1日でした!今日は、午前からU13メトロポリタンリーグ、U14メトロポリタンリーグ、ユースの練習試合ということでレッズランド入りびたりの日ですよ。天気予報を見たら夕方から雨みたいな予報があったので、多少暑くても午後くらいから雲が出て過ごしやすくなるかと思いきや、ずっと暑かった。

さてさて、午前10時キックオフの試合、まずは浦和レッズジュニアユースU13のメトロポリタンリーグ、対戦相手は横浜FCになります。

ジュニアユースの1年生は、まったく知らない状況で入ることが多いのですが、今年の1年生の中にはユースの1年生の橋岡和樹の弟の橋岡大樹がいるんです。橋岡和樹が中学2年生の頃の全国大会に橋岡大樹が観戦に来ていたりで、その頃から知っていることもあり、 そのころから2年ほど経っているのですが、小さいイメージの小学校時代から、見る見るうちに身長が伸びて、気が付けば176センチくらいらしいです今。

で、知っているとは言っても縁がなかったというか、彼がフィールドでプレーしている姿を見るのはこれが初めてだったりするんです。

ということで、これまでとは少し違ったジュニアユースの1年生の見始めの状況ではありますが、基本的には1年生の時期は、割と伸び伸びの方針で今年も経過していくと思うので、個々の選手の長所を見つけながら、顔は成長して一気に変わるので、なかなか覚えられないかもしれないものの、日程的にメトロポリタンリーグの日程が運よく分かり他と重複せずに観戦できる時は見つつ、本格的には埼玉県の新人戦がスタートした辺りから見させていただくような感じで行ければと思います。

では、試合の話に移ります。

浦和レッズジュニアユースU13のスタメンは以下、

GKが18番高草木天平、DFが左に9番角田涼太朗、右に8番立川将吾、真ん中に20番弓削翼と14番松永悠希、MFがボランチに11番橋岡大樹、トップ下が5番シマブク・カズヨシと19番山下勇希、FWが左に15番三井愁雲、右に6番白田颯人、真ん中に4番菊地泰智

となります。

去年の途中から、キーパーの背番号が16番から18番に代わったり、通常ジュニアユースは2年生までは名前の順にオフィシャルに掲載してある順番に番号が付く(キーパーは1番と18番)ので、それに準じてと思っていたら、よく見たら、橋岡大樹と長谷川魁哉だと名前の順番だと橋岡和樹の方が先なのに、オフィシャルでは逆になっていたため、橋岡12番のはずなのになぜ11番としばらく混乱していたり、最初らしくバタバタしてます。間違えがあればご指摘ください。

得点経過と交代ですが、8分に5番シマブク・カズヨシがゴールで1-0。前半は1ゴールのみ。交代はなし。

すみません、話しながら見ていたので、誰が交代したのかをチェックし忘れてしまったのですが、後半に10番長倉幹樹、7番関根陸斗が入り、5分に長倉幹樹が決めて2-0、20分に11番橋岡大樹がヘッドで決めて3-0、試合終了間際に10番長倉幹樹が再び決めて4-0。

結果、4-0の快勝でした。

コーナーキックやフリーキックのキッカーは基本的に8番立川将吾が蹴っていました、なかなか精度が高くて良いです。一度、直接フリーキックでクロスバーに当たる惜しいシュートも放っていました。

DF登録になっていた11番橋岡大樹はどこで出るのかと思っていたのですが、ボランチの位置で出場していました。コーチングの声をよく出していたことや、攻撃的なポジションをやっていたこともあり、タイミングで攻撃参加をする回数が多かったですね。

このチームを見ていて驚いたのが、1年生のスタートの段階は個人技での突破とか2人くらいのつなぎで突破して行こうという個人技中心の攻撃が多くなる傾向があるのですが、思った以上に、数人が絡んで崩していこうとする姿勢や裏のスペースを狙う姿勢など見られたことです。

その一つの例が、前半の攻撃のところで、バックラインの19番山下勇希から中盤のスペースに下がった来た4番菊地泰智に当て、左のスペースを見つけて走る15番三井愁雲にパス、この流れの中でボランチの11番橋岡大樹が前線のスペースを見つけするすると上がっていき、そこへ15番三井愁雲からのパスが通り仕掛けて行った一連の動き。

こういうサッカーが今の時点でできるのは、かなり良いことです。

あくまで、まだ1試合だけしか見ていないので、組み合わせなどで色々代わってくると思いますが、この試合では15番三井愁雲がサイドをうまく使って5番シマブク・カズヨシとパス交換などで左から攻め上がてチャンスを作る場面が多く、ここの攻撃の形に魅力を感じました。

また、7番関根陸斗のドリブルと言うか、ボールの運び方と言うか、面白いものを持っているな~という印象。

あと、全体的にボールコントロールが巧いですね。割とデコボコのレッズランドのピッチですが、一つ一つのコントロールが正確にできる選手が多い印象がありました。

こういうサッカーができる時は良いが、個人技に走ってしまうような時もあってそういう時は大敗しているという声も聞こえてきたりでしたが、この時期は、試合によってムラが出てしまうことはあるものの、こういうサッカーをした方が良いとぶれなくできるようになって来れば、安定した強いチームになっていくのではないかという印象を持ちました。

近いうちにまた見られれば良いのですが、下手すると秋くらいまで見られない可能性もあるので、とにかく、今日見たプレーを基準に今後どういうチームになっていくのかを楽しみにさせてもらいます。

ちなみに、試合後に練習試合が一本(30分間)組まれており、

その際のメンバーは、

GKが1番柿沼優輔、DFが左に15番三井愁雲、右に2番大西翔也、真ん中に9番角田涼太朗と10番長倉幹樹、MFがボランチに13番樋口颯太、トップ下が6番白田颯人と19番山下勇希、FWが左に3番荻原拓也、右に7番関根陸斗、真ん中に4番菊地泰智

この試合は、3分6分と連続失点で0-2となるも、その後はチャンスを多く作り、6番白田颯人が1点返し、結果的に1-2で敗れるも多くチャンスは作ることができていたと思います。

ではでは~。

レッズランド2012年5月27日
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第36回日本クラブユースサッカー選手権関東大会2次リーグ 第1戦 2012/05/26 浦和レッズユースvsFC川崎栗の木 4-0勝利・・・引くチーム相手に4得点

レッズランド2012年5月26日

どうも、浦和サポブクメです☆

今週よりクラブユース選手権の関東予選の2次予選(浦和は2次予選から)がスタート。浦和レッズユースは、川崎フロンターレ、湘南ベルマーレ、横河武蔵野FC、RIO FC、FC川崎栗の木と同じグループCに入っています。

各チーム1回ずつ対戦し全5試合で、グループ6チーム中上位2チームに入れば、全国出場が決まります。3位になった場合には、9位決定戦に回ることになります。

なかなか、監督が示そうとする今シーズンのユースの方針が伝わって来ず、選手も迷いながらのプレーをしている最近の試合ではありますが、どのような状況にせよ実力的に差のある、今日のFC川崎栗の木、次のRIO FC、その次の横河武蔵野FCまでの3つは3連勝で行かなければならない試合であり、そこまで3連勝で行くことで、だいぶ楽に進められるのも事実です。

無論、全国優勝を目指すのであれば、5連勝で1位通過して、順位決定戦で更にチーム力を高めて行くという最高のシナリオも待っているので、当然そこを目指して欲しい関東予選です。

選手にとっても、一つ力の差のある相手との対戦で自分たちを見つめなおせるこの機会を利用してほしい予選であり、可能であれば、今年のチーム作りを振り返り、ベースになる考え方に関して、指揮する側にも見つめなおしてほしい予選と考えています。

さて、試合の話に移ります。初戦の相手の川崎栗の木。格下になりますが、この大会の予選に関しては常連という相手ですね。

浦和レッズユースのスタメンは以下、

GKが1番吉野雅大、DFが左に12番小坂慎太朗、右に2番新井純平、真ん中に3番寄特直人と4番西澤秀平、MFがボランチに19番須藤岳晟、トップ下が16番岸伯富実と10番中村駿介、FWが左に20番広瀬陸斗、右に8番繁田秀斗、真ん中に21番進昂平

となります。

まず、浦和をリスペクトしてくれるのはサポーター側としても、光栄なことなのですが、この試合は極端なくらいに終始相手は引いて守るというサッカーをしてきました。そのため、基本的に真ん中は隙間がないくらいに閉じてきますし、サイドでは、特に2番新井純平がオーバーラップしてきた際の守備に関して最低2人以上割くような徹底した守り方をしてきていたように思います。

試合を通じて、相手が攻めてきたのは、前半はカウンター気味で行けそうな時に1回程度、後半も数回くらいと、とにかく守備優先でダメージ少なく戦おうとしていたように感じられました。浦和の攻撃で自陣に張り付くというよりは、リスクは一切負わないという方針だったのかな?とも思います。

浦和がほぼボールをキープして回し続けるような展開を想像してみてください。

その中で序盤の展開から、攻撃の形をいくつか書き出していきます。

21番進昂平が左サイドに開きながら攻めつつシュートを放つシーンで、12番小坂慎太朗がするするとペナルティエリア近くまで上がってこぼれたら狙えるような動きがあり、続いて21番進昂平から、19番須藤岳晟を経由して右に開いてオーバーラップした2番新井純平からのサイドからの仕掛け、3番寄特直人のロングフィードに20番広瀬陸斗があと一歩というところで追いつけず。16番岸伯富実から右の8番繁田秀斗に開いてサイドチェンジ気味に10番中村駿介につなげてドリブルからシュート。20番広瀬陸斗からの左サイドからのパスを受けた10番中村駿介がシュート。

10分くらいまで、拾い上げてもこれくらいチャンスがあったものの、枠内に飛んだシュートはここまでなかったと思います。

10分になり、ようやく21番進昂平がうまくねらってシュートを放ちますが、キーパーに弾かれて得点ならず。

この後に中盤のパスミスから、前半唯一と思われるカウンターで攻められる場面になるものの、4番西澤秀平が、しっかり摘んで問題なし。

相変わらず、スペースの使い方がうまいな~とこの試合でも感じさせる8番繁田秀斗がここから、直接得点を狙う場面が連発します。

最初はボレー気味なシュート、15分にはポストに当てるシュート、20分にはキーパーに弾かれてコーナーになるものの枠を捉えたシュート、そのコーナーキックのチャンスからのシュートはクロスバー。なんで決まらないんだろうと思うくらい、シュートは決まらなかったものの、打てる場面でパスを出すことが多い8番繁田秀斗のこの時間帯の得点意識の強さは良かったです。

この後に、2番新井純平が右サイドから深くえぐってクロスから10番中村駿介がシュートを放つ惜しい場面がありつつ、続けて16番岸伯富実のコースを狙ったシュートがポストに当たって弾いたところに、届かなかったものの21番進昂平が、しっかり詰める動きを見せつつの展開。25分に浦和の先制点が、前線のあてどころになる巧みな動きをスタートから繰り返していた21番進昂平から生まれます。

細かい部分は確認できなかったのですが、うまくゴール前に抜け出したところでグラウンダーの鋭いシュートを放ち、キーパーが弾いたところに自ら詰めてゴール。

ゴール前を人数で固めていた相手をなかなか崩せずにいましたが、なかなか良い時間帯にこじ開けて先制することに成功したと思います。

このゴールで相手も攻める姿勢を見せてくると思いつつ、変わらずがっしり守ってきますが、この先制点で少し楽になったこともあるかもしれませんが、より得点に近いプレーが浦和にも増えてきたように感じます。

8番繁田秀斗のサイドチェンジから12番小坂慎太朗が攻め上がり、クロスに21番進昂平がヘッドで合わせる場面など、得点を奪った21番進昂平が2点目を奪う雰囲気をぷんぷんさせつつ、浦和にとっての2点目のゴールは、10番中村駿介から生まれます。

これまた、そこまでの流れがしっかり確認できなかったのですが、ペナルティエリア左辺りでパスを受けた10番中村駿介が落ち着いてゴール右上隅を狙ったシュートで決めます。これで、2-0となります。このゴールが30分くらいだったと思います。

更に43分には、21番進昂平のポストプレーから、10番中村駿介に繋がり、2点目のゴールと同じような形で10番中村駿介がしっかり決め3点目。

相手の守備に苦戦はしたものの、3点決めることができ、前半を3-0で折り返します。

後半に入り、さすがに3点差になったのだから、相手も少しは攻めてくるだろうと思ったのですが、変わらず守備優先。

前半よりは、相手もカウンターから攻めてやろうという姿勢で何度か攻めてきたものの、基本的には前半と同じような試合展開で終始します。

相手の守備を崩すために、とにかく後半は右サイドバックの2番新井純平の攻撃参加の回数が凄いことになっていました。

< p>10分前後に、やや浦和のゴール近くで相手にフリーキックのチャンスを与えた場面が一度あったのですが、この攻撃をしのいだ後のカウンターは圧巻でした。奪ってすぐ右サイドの2番新井純平が走り、同時にペナルティエリア内に向かって3人くらいが走り、21番進昂平が守備の手薄なファーの方へ走り、2番新井純平が狙いすまして21番進昂平のファーサイドへクロスを上げて、決めたら電光石火で凄かったのですが、ここはフィニッシュの精度を欠いてしまいました。でも、こういう武器があるのは素敵です。

そんな2番新井純平からのクロスがなぜか得点まで至らない流れでしたが、後半15分くらいに同じように右サイドから8番繁田秀斗が狙い澄ましたクロスに21番進昂平が頭で合わせてゴール。

これで、4-0となります。

後半20分くらいに、浦和は8番繁田秀斗、20番広瀬陸斗に代えて7番長谷優、23番條洋介が入ります。

交代後のコーナーキックのチャンスで10番中村駿介からのボールに4番西澤秀平がヘッドで狙い、こぼれたところを21番進昂平が狙う惜しい場面があり、続いて、7番長谷優から21番進昂平へパスが渡りシュートを狙うも枠をそれます。

25分に12番小坂慎太朗に代えて5番佐藤大介が入ります。

この後、16番岸伯富実から左前線のスペースに走る5番佐藤大介へ長いパスが通り、10番中村駿介にあてて、再び5番佐藤大介に戻し、クロスに21番進昂平が飛び込むチャンスを作ります。

30分に4番西澤秀平に代わり6番西袋裕太が入ります。

直接得点にはならなかったものの、左前線で5番佐藤大介がボールキープした時に、中ほどにいた7番長谷優がサイドに走り外から5番佐藤大介を追い越すような動きを見せたのですが、守備で固める相手を崩す上での動きとして、結構このプレーが印象に残っています。

36分に16番岸伯富実に代えて17番立野峻平が入ります。

この後、コーナーキックのチャンスに6番西袋裕太がシュートを放つ惜しい場面がありつつ、17番立野峻平がペナルティエリアで倒されてPKになるかと思ったら笛は吹かれず、それでも倒れながらもボールはキープした状態で混戦の中からうまくこぼれれば得点チャンスになったという形がありつつ、6番西袋裕太からのクロスボールがワンバウンドしてちょうどファーに入った21番進昂平が合わせる決定的な場面がありつつ、結果的には追加点はなく4-0で試合は終了となりました。

ここ最近のこういう公式戦の中で、力の差はあると分かっていても、ここまで終始引いて守備に専念する相手を見るのは久しぶりであり、がっちり固めてくる守備に苦戦はしたものの、4点取ったことや難しい初戦で勝利したのでOKとしつつも、もっと得点が奪えた試合でもあった(あとで聴いたら37本くらいシュートを打ったとか)ので、この課題は次に生かせればよいかと思います。

この後に、1本練習試合が行われました。

浦和レッズユースのスタメンは以下、

GKが18番高須雄大、DFが左に14番茂木力也、右に6番副島暢人、真ん中に4番齋藤一穂と15番西袋裕太、MFがボランチに30番立野峻平、トップ下が27番小峯洋介と32番條洋介、FWが左に5番佐藤大介、右に28番長谷優、真ん中に17番カドコダイ・アシカン

となります(背番号は練習試合仕様です。)

この試合は、しっかりは見られなかったのですが、7番長谷優の豪快なゴールや、17番カドコダイ・アシカンが2ゴールか3ゴール決め、最後は5番佐藤大介が自ら倒され奪ったPKを決めて、快勝していました。

ここまでの試合で起用の部分でどうもブレを感じるのは1トップのところ。青森山田高校戦では、間違って交代したような話も聞きましたが、それでもカドコダイ・アシカンと進昂平を併用しない方針を貫いているのかと思ったら、清水戦辺りでは併用を図り、先週の彩の国カップでも併用、聞こえてくる指示は長所を発揮できないようなもの。

体格や、プレースタイルに違いはあるものの、この2人は1トップとしての起用で力を最大限に発揮するタイプだと思いますし、個人的には、互いに危機感を与え合う存在のワントップとして競争してほしいと考えています。

だから、今日、進昂平がスタメン出場して、動きの質と結果を見せつけて、出場できなかったカドコダイ・アシカンがその後の練習試合で気迫のこもったプレーを見せて得点を量産する。

カドコダイ・アシカンとしては、悔しい思いをしたでしょうが、今日は練習試合までつなげて見てみれば、育成という意味でも望ましい流れになっていたように感じます。進昂平も1トップとして出場し続けるためには、パフォーマンスを維持しておかないと奪われるという危機感を持ってプレーできると思います。

後半途中から出場した6番西袋裕太も、短い時間でしたが、彼が持つプレーの質と言うものを見せてくれたと思います。

とにもかくにも、難しい初戦にしっかり勝利できたことは大きいと思います。

お疲れ様でした。

ではでは~。

第17回彩の国カップ2種代表決定戦2012/05/20 浦和レッズユースvs大宮アルディージャユース 0-0(pk=4-5)敗戦・・・続、目指すサッカーとは?

レッズランド2012年5月20日

どうも、浦和サポブクメです☆

午前のジュニアユースの試合が終了し、午後からは浦和レッズユースが臨む、天皇杯を目指す戦いの第一歩となる彩の国カップ2種代表決定戦を観戦しました。

本来は、浦和FCというチームと準決勝を戦って勝利したら、大宮アルディージャユースと代表決定戦だったと思うのですが、シードになったようで一気に代表決定戦ということのようです。

浦和レッズユースのスタメンは以下、

GKが18番番関口亮助、DFが左に12番小坂慎太朗、右に2番新井純平、真ん中に3番寄特直人と4番西澤秀平、MFがボランチに19番須藤岳晟、トップ下が16番岸伯富実と27番小川紘生、FWが左に20番広瀬陸斗、右に24番斎藤翔太、真ん中に9番カドコダイ・アシカン

となります。

1年生の小川紘生と斎藤翔太がスタメン出場。19番須藤岳晟がボランチに復帰し、慣れないボランチを務めていた16番岸伯富実をトップ下に戻した形ですね。

チームの作り方が、やや見えてこない状況で、試合ごとに出場している選手にさえ、迷っている様子が明らかになる中で、何か光明が見える試合となってくれることを願いつつ観戦。

相手が思ったよりも、前線から浦和の守備ラインに対して激しいプレスをかけてこないことや、裏に出されたら危険と言う場面で、強引にシュートを狙ってくれたりと、最近の浦和が失点するパターンを相手があまりやってこなかったことや、意識して守備ラインでパス回しをしながらリズムを作ろうとする姿勢が見えたことで、序盤はそこまで危ないシーンはなく試合を進めて行けたと思います。

ただ、攻撃のリズムが良かったとも言えず、前半の決定的なチャンスはもしかすると20分くらいに20番広瀬陸斗が放ったシュートがポストを叩いた場面くらいだったかもしれません。攻める場面が少なかったということではなく、ペナルティエリア内で相手の脅威になるところまで持っていけていなかったという方が近いかもしれません。やや単発の攻撃が多いイメージでした。

前半の交代は、30分くらいに24番斎藤翔太に代わり21番進昂平

後半は交代なし。

後半は、やや相手の攻撃が前線でのプレスも含めて激しくなったことで、受ける時間も多くなった印象。

浦和も反撃の場面で、2番新井純平の攻撃参加も目立ちつつ、クロスから21番進昂平が触れればゴールという大きなチャンスの場面もありつつ、比較的攻める回数自体は多い印象はあるものの、相手キーパーを脅かす決定的な場面はほとんど作れていなかったようにも思えます。

ただ、一つの収穫としては、27番小川紘生の運動量や機動力、力強いドリブルやシュートなど、以前の練習試合の立正大学との試合で感じた通り、存在感のあるプレーをする選手という強い印象が残りました。

試合は、0-0のまま後半も終了し、10分ハーフの延長戦は前半、何度か27番小川紘生の突破からチャンスになりそうな場面は生まれるものの、やはり得点までは至らず、逆に決定的な場面を作られる中で18番関口亮助の好セーブで2度ほどのピンチを回避する場面もありつつ、延長後半3分くらいに9番カドコダイ・アシカンに代わり7番長谷優が入るも、結局得点は奪えずにPK戦に。

PK戦で4-5と敗れて、今年の彩の国カップ~天皇杯への夢は、潰えてしまいました。

本来であれば、大宮アルディージャユースには、埼玉国体で見かけた選手も多くいるので、大山啓輔は出ないみたいだな~とか、GK川田修平には国体の時には頼もしくゴールマウスを守ってくれたけど、今日は得点奪ってやるからな、とか、中山雄希に得点は奪われんなよ、とか、色々書きたかったところなのですが、目指すサッカーが理解できず、試合に勝利すること以前に出場している選手にすら迷いの表情が見える、今の浦和レッズユースの危機的な現状のことで、正直いっぱいいっぱいです。

そういう状況が悔しいですが、いっぱいいっぱいです。

敗退した悔しさよりも、別のところに気持ちを置かなければならないってどういうことなんだろうかと・・・。

きれいな言葉にすれば、「プロになるためのメンタルを鍛える」とか、そういうことなのかもしれませんが、壊しすぎです。

ジュニアユースとは別の部分の変化を来週からのクラブユース選手権予選に期待しつつ・・・。

お疲れ様でした!

レッズランド2012年5月20日
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おまけ。

関東ユースU-15リーグ2012/05/20 第12節- 浦和レッズJrユース vs 川崎フロンターレU-15 2-3敗戦・・・意識を変える必要性

5月20日レッズランド

どうも、浦和サポブクメです☆

今日は、ほぼ1日レッズランドの日。午前中はジュニアユースの関東U15リーグ。午後からはユースの彩の国カップの2種代表決定戦という流れで、もう入りびたりです。頭がボーっとしていますよ。

さて、まずは午前のジュニアユースの関東U15リーグ。

日程が重複した関係で3試合ぶりの関東U15リーグの観戦となります。大宮には大敗したものの、前節の鹿島アントラーズノルテ戦では、内容も良く勝利し、折り返し前に初勝利を挙げた流れでどのような戦いを見せてくれるのか楽しみに観戦させていただきました。

この試合のスタメンは以下、

GK18番大川圭為、DFが左サイドバックに15番石井康輝、、右サイドバックに3番新井克之、センターバックに22番高橋海翔、5番水上真、MFがボランチに6番中塩大貴、トップ下に7番高橋聡史と10番堀内千寛、FWが左に19番村上秀斗、右に16番新納大雅、真ん中に13番東伸幸

となります。

前半のスタートは、なかなか良い入りを見せたと思います。16番新納大雅が中へ流れてオーバーラップする3番新井克之につなげてのサイドからの攻撃、6番中塩大貴が前線へ上がりうまくさばいて攻撃を展開するなど、攻撃の部分で前の試合の勝利の勢いが見えます。

ただ、判定に関してはやや運がなく、前線で10番堀内千寛がドリブルで突破した際に、ファールを受けたものの、そのまま流してくれれば交わしきってキーパーと1対1の場面が作れていたというところで、審判が笛を吹いて止められてしまい決定的チャンスを逃すことになります。

11番川上開斗が体調不良で不在と言うことで、この試合は15番石井康輝がセットプレーのほとんどでキッカーを任されていましたが、このフリーキックのチャンスで直接狙うもゴール左にそれます。ただ、以前から時々ブログでも書いていたように、パンチ力のあるキックで精度も高いので枠に飛べば大きなチャンスになる雰囲気はありました。

10分くらいまでは、このように浦和が押す展開が続いていたのですが、この後に相手に攻め込まれた際に、混戦の中で最終的に突破されてペナルティエリアの深い位置からクロスに合わされ失点すると、ここから急に相手の攻めに対する部分で自信のないような動きが見られ始めたような気がします。

この流れになると攻撃にもなかなかリズムが生まれず、時折13番東伸幸に当てて、10番堀内千寛につなげて仕掛けるなどあるものの、単発なイメージになっていたように思います。

流れが悪くなったところで守備のほころびを突かれて、13分にも失点を喫し、気が付けば前半15分のところで0-2と2点のビハインドを背負ってしまいます。

ただ、これまでと少し違っていたのは、得点を奪う部分で10番堀内千寛が相手の脅威になるような動きを確率高く見せられるようになっていたことで、23分に右サイドからのグラウンダーのクロスに10番堀内千寛がうまくニアに入り込んで左足のアウトでコースを変えてゴール。

これで1-2と1点差に詰め寄ることに成功します。

2失点目から10分ほどは、押し込まれる場面が増えたものの、1点返したことで、再び浦和に勢いが出てきました。

6番中塩大貴の枠を捉えたミドルシュートはキーパーに弾かれるものの、良い狙いでした。このプレーで獲得したコーナーキックのチャンスに15番石井康輝の蹴ったボールに13番東伸幸がヘッドで狙うシーンがあり、また序盤同様に運が悪いなと思われたのは、13番東伸幸から16番新納大雅につなげて鋭いシュートを放ち、跳ね返ったボールをディフェンダーが足で返してキーパーが手で弾いたように見えたものの、ここはバックパスとは判断してもらえず。

流れは取り戻したものの、同点ゴールは奪えずに1-2で前半を終了します。

この勢いを後半に持続して同点ゴールを狙いたいところでしたが、後半は相手のペースに飲まれる時間が多くなってしまいます。

その流れの中で5分に思い切り良いシュートで失点を喫して1-3。再び2点のビハインドを背負ってしまいます。

失点の後、7分に3番新井克之に代わり8番影森宇京、15分に19番村上秀斗に代わり14番松尾佑介、20分に16番新納大雅に代わり9番和久井大輔が入ります。

交代枠を使って、流れを取り戻そうとするものの、どうも攻撃に迫力が見られない印象。

残り時間5分くらいのところで10番堀内千寛からの浮き球のパスに13番東伸幸がヘッドで合わせて1点を返し、2-3とするものの、同点、逆転までは届かず2-3で敗戦となりました。

前回の勝利の余韻で確かに良い時間帯も作れていましたが、守備の脆さや、ビハインドを追っている時間帯にも、あまりチームから声が聞こえないのが気になりました(ピッチサイドから17番小田切真人が鼓舞する声が、唯一聞こえてくるくらいのような・・・。)

試合後に、監督から相当の檄が飛んでいましたね。

今後の変化を期待する意味で、ブクメが今年の3年生に対して感じていたことを書かせてもらいます。

ちょうど、ジュニアユースの3年生が1年生のころに、新人戦の次戦の対戦相手が決まる試合がレッズランドで行われていた時に、格下と思われる相手が各上と思われる相手を脅かしている試合になっていたんですね。

既に前の試合が終わってその試合を見ていた選手たちから相手が弱いチームになることを望むような雰囲気が伝わってきたんですね。

この時に、彼らが3年生になり中心になった時に、大きな試合になった時に、本来の強い弱い以前に、闘争心の無さで苦しむ可能性があるかもしれないと、小さな出来事でしたが強く印象に残り続けていました。

なんとなくですが、現状はその時に感じていた通りになってしまっているような気がします。

一人一人の選手が、意識を変えて行かないと、今後も下位のチームには勝利することはできても、上位にいるチームに対しては、今日のような試合展開になる可能性が強いと思います。

プロを目指すのであれば、ここは最低限乗り越えなければならない山になります。

性格的な問題で難しいということであっても乗り越えなければならないものですし、極端に言えばチームの中で声だし要員を決めてしまっても良いかもしれません。

できます。期待してます!

ではでは!

これから気温が上がって来ますので水分補給も大切に!

5月20日レッズランド
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おまけの写真ですよ!

高円宮杯プレミアリーグ2012/05/13 第6節 浦和レッズユースvs鹿島アントラーズユース 0-1敗戦・・・目指すサッカーとは何か?

埼玉スタジアム2002第2グラウンド2012年5月13日

どうも、浦和サポブクメです☆

まず、アウェイの関東U15リーグで浦和レッズジュニアユースが鹿島アントラーズノルテに勝利して初勝利を飾ったとのこと。全く同時間のキックオフで、ユースの方に足を運びましたが、折り返しになるこの試合で勝利することでつかめる何かが必ずあると考えていたので、ずっと経過を気にしつつ勝利の報告を聞いた時はうれしかったです。試合内容は分かりませんし、最後に堀内千寛が決めたという結果だけしか聞いていませんが、勢いに乗るために望ましい勝ち方なのではないでしょうか。一安心です。ここからは、本来できるサッカー、強者に勝利するメンタルを前面に出した戦いへギアを一つ上げて突き進んでいってください!

さて、浦和レッズユースは先週の大荒れの天候の中でのアウスタ日本平での清水エスパルス戦から場所をホームに移しまして、今日は埼玉スタジアム2002第2グラウンドで鹿島アントラーズユースと対戦しました。

プレミアリーグは、来週からクラブユース選手権の予選がスタートするため、この6節でいったん中断期間に入り、7節以降は7月から再開されます。

浦和レッズユースの今シーズンのここまでの試合で、数字でもはっきりと出ているように、無失点での試合がなく、失点が多い試合も多いということで、当然そのような部分の修正に力を入れて準備して臨むであろう試合ですね。

浦和レッズユースのスタメンは以下、

GKが18番番関口亮助、DFが左に12番小坂慎太朗、右に2番新井純平、真ん中に3番寄特直人と4番西澤秀平、MFがボランチに16番岸伯富実、トップ下が10番中村駿介と8番繁田秀斗、FWが左に20番広瀬陸斗、右に7番長谷優、真ん中に9番カドコダイ・アシカン

となります。

前節と同様のスタメンとなります。

対戦相手の鹿島アントラーズユースは、ややロングボールを多用するチームらしいという事前に聞いていましたが、そういう部分よりも、プレスの激しい高校生のチームとやるときのような雰囲気の難しさを試合を見ながら感じました。

中盤でのプレスが激しいためか、そういうサッカーを求められているのか、中盤でおさめてパス回しでリズムを作っていくような形よりは、浦和の方がロングボールで裏に20番広瀬陸斗が走るような場面が目立っていたように感じます。

この20番広瀬陸斗が飛び出すタイミングが良いので効果的に映る部分もありつつ、やや浦和が苦し紛れに中盤を省略せざるを得ないようにも映りました。

また、前節同様に、トップ下からコンバートされてボランチで起用されている16番岸伯富実をフォローする意味で8番繁田秀斗がやや低めのスペースを埋める動きに終始する場面が目立ち、10番中村駿介が個人技で突破を図るも激しくマークされることによりやや分断。

右前線の7番長谷優も連携と言うよりは、受けた時に速いプレスを受けながら個人で突破するしかないような状況が作られることから本来の力を発揮できない印象。

なんというか、落ち着きどころがない中でプレーすることになり、守備のところも一人が抜かれたところのカバーが足りないなどやはり、それぞれが分断されたような印象。

そのような流れの中で、15分にサイドを崩されてクロスから失点。0-1となります。

浦和の攻撃が、9番カドコダイ・アシカンに合わせるか、20番広瀬陸斗が裏へ抜けるスペースを狙うかという状況で中盤は、やや簡単にボールを失う傾向にあり、困ると大きくけるような流れに感じられました。

個々のプレーの変化と言う意味では、これまでの試合で守備の部分で緩さが見られた20番広瀬陸斗がこの試合は、必死にプレスに行ってボールを奪うという場面など守備の意識の高まりを見ることができました。

何度かチャンスも作りながら、16番岸伯富実の惜しいシュートもありつつ、大きなピンチを18番関口亮助が好セーブで失点を免れる場面もありつつ、前半はリズムの悪いまま0-1で終了。

後半に入り、スタートから7番長谷優に代えて21番進昂平が入ります。

後半も、なかなか9番カドコダイ・アシカンに収まらない状況が多くはなったものの、その中でもうまくポストとして収まり、右サイドをオーバーラップする2番新井純平につなげてグラウンダーのクロスがディフェンダーの隙間を抜けて10番中村駿介に渡るもややブラインドになっていたところから通ったため、うまくコントロールできずシュートは外してしまいます。

後半から出場した21番進昂平が、ボールの当てどころになるべく中へ走りこんだり、裏へ走りこんだりすることで、多少は後半は攻撃が活性化した印象はありますが、なかなかシュートまで持ち込める場面は作り出せません。

4番西澤秀平が中盤の空いたスペースを使ってドリブルで持ち上がってハーフラインくらいまで持ち上がってサイドの2番新井純平につなげてという場面も見られたり、12番小坂慎太朗も左サイドのオーバーラップで攻撃参加してチャンスを作る場面も見られつつ、更に相手のキーパーが6秒ルールにかかってペナルティエリア内で間接フリーキックのチャンスを得たりしたものの、活かせず得点はできず。

25分に8番繁田秀斗に代わり5番佐藤大介が入ります。

この後、10番中村駿介が中盤でパスを受けたところで20番広瀬陸斗が右サイドから斜めに走ってディフェンダーを引き付けて空けたスペースに2番新井純平が走り、クロスに21番進昂平が合わせるといううまくスペースを作って攻撃する形も作ることはできたのですが、やはり相手の守備を決定的に崩してゴールに迫るチャンスは作ることができず、結局試合は0-1のまま終了。

何と言えば良いのか、チームを落ち着かせるためのバランスをあまり重視しない戦術で収まりどころがない、これまでの守備での個々の努力でも報われない状況が、プレスの激しさを前面に出してきた相手によって更に悪い形で出てしまったというか、やっている選手たちにとっては、動きに対して迷いばかりが生まれていたようにすら感じられました。

正直なところ、現状をどう表すことが的確なのか分かりません。

例えば、昨年までの、ボランチと守備ラインのパス回しでチームのリズムを作り出しながら、攻撃へ転じていくようなサッカーとは相反する慌ただしさが求められているというか、シンプルと言えば聞こえは良いですが、雑なサッカーをやらせているようにも感じます。効果的な組み合わせ、試合を勝ち切るバランスは軽んじても目指すものがあるということなんですよね。

とにかく、選手が一つの方向へ向かって確信を持って突き進んでいるようには見えず、試合を重ねるごとに迷いを感じているような表情が増えていくのはどうしてなんだろうかと。

何はともあれ、プレミアリーグはここで一時中断。クラブユース選手権予選の相手も明日の抽選会で決まるためまだ分かりませんが、別の大会に入る流れで、何か抜け出すきっかけが出てくればと思います!

見守ります。ただそれだけです!

ではでは。

埼玉スタジアム2002第2グラウンド2012年5月13日
埼玉スタジアム2002第2グラウンド2012年5月13日
埼玉スタジアム2002第2グラウンド2012年5月13日
埼玉スタジアム2002第2グラウンド2012年5月13日
埼玉スタジアム2002第2グラウンド2012年5月13日
埼玉スタジアム2002第2グラウンド2012年5月13日
埼玉スタジアム2002第2グラウンド2012年5月13日
埼玉スタジアム2002第2グラウンド2012年5月13日
埼玉スタジアム2002第2グラウンド2012年5月13日

おまけの写真。選手は頑張っています!

高円宮杯プレミアリーグ2012/05/06 第5節 浦和レッズユースvs清水エスパルスユース 3-3引き分け・・・守備のバランス

アウスタ日本平2012年5月6日

どうも、浦和サポブクメです☆

どうも、浦和レッズユースがここへ遠征する時は何かしら天候が大変なことになるようです。昨年もありえないくらいの大雨があった同じ場所で、今日は試合開始前に次のような感じになりました。

アウスタ日本平2012年5月6日

雷、大雨、雹、強風がセットで発生して試合開始が当初の14:00から1時間遅れて15:00キックオフとなりました。

ちなみに、前半終了間際にまた雷が鳴りだし、後半のスタートは16:15からになりました。

昨年と比較することに意味があるのかどうか最近は感じることも多いのですが、プレミアリーグ2年目と言うことで1年目の昨年は当然踏まえることと考えるべきですよね。

結果で言うと、昨年は全て敗れた中距離以上のアウェイの試合で青森、札幌と引き分けでしっかり勝ち点は奪うことができている。開幕のホームは敗れたものの、前節ホームで快勝して、ようやく勢いに乗るべく、今日はアウェイですがしっかり勝っておきたい試合でした。

浦和レッズユースのスタメンは以下、

GKが18番番関口亮助、DFが左に12番小坂慎太朗、右に2番新井純平、真ん中に3番寄特直人と4番西澤秀平、MFがボランチに16番岸伯富実、トップ下が10番中村駿介と8番繁田秀斗、FWが左に20番広瀬陸斗、右に7番長谷優、真ん中に9番カドコダイ・アシカン

となります。

スタメンは前節と全く同じですね。

試合に向けてアップしていたところで雷で試合開始が遅れたりしたことが影響していると考えた方が良いのか、別の要因があるのかは分からないものの、この試合の入り方はかなり悪く、フワッとした入りをしたところでいきなりセンターバックの裏へのパスを通されてあっさりと先制されてしまいます。

これまでの試合では、相手の反撃に合った時に起こっていたような失点の形が今日の場合は開始早々にやられてしまったことにより、序盤から相手のペースになってしまい、浦和は正直バタバタとしたスタートになっていたと思います。

なんというか、個々の責任というよりはチームに課せられた守備のやり方に問題があるようにも思えるのですが、浦和が攻撃的に進められている時には比較的その部分は影をひそめるものの、今日のようにいきなり失点してしまったようなケースではあからさまに守備のところが混乱してしまい、相手もややオーバーペース気味に攻めて来ていたこともありますが、何度も危ない場面を作られてしまい、10分くらいに2失点目を喫してしまいます。

本来なら攻撃的なところで力を発揮して欲しい8番繁田秀斗がやや守備のバランスを取るために16番岸伯富実とダブルボランチのような形になることが多く、10番中村駿介がボールを受けた時に中盤のところでの距離感が攻撃にシフトしにくいような場面も多く見られました。

ここ数試合調子の良さを維持している9番カドコダイ・アシカンはこの試合も、前線で体を張ってボールをキープしたり攻めたり多く存在感は見せていましたが、やはり前半の流れからか、周りとの呼吸が合わない場面も少し多かったように考えます。

時折、4番西澤秀平からの縦パスを10番中村駿介が受けて右の7番長谷優へ開き、中央へクロスボールを上げて9番カドコダイ・アシカンが落とすというような数人が絡んだ仕掛けや、9番カドコダイ・アシカンが自らで抜け出してシュートまで持ち込むなどありつつ、前半30分くらいまでは、やはり相手ペースに、はまってしまっていたという印象の方が強かったと思います。

それでも、得点力は開幕戦から証明されている浦和の攻撃力はこの試合も健在で、35分に10番中村駿介からのパスを受けた7番長谷優が決めて1-2とし、更に37分には9番カドコダイ・アシカンがゴール前で粘った展開からの混戦の中で2番新井純平が押し込んで2-2の同点とします。

しかしながら、このまま逆転までと思った矢先に再び守備ラインの裏へのパスに抜け出されてクロスからヘッドで決められて2-3とされ、前半はリードされて折り返すことになります。

前半終盤からまた天候が悪化して雨と雷が鳴ったことで先ほど書いたようにハーフタイムが30分くらいある状況後の後半スタートとなりました。

後半は攻守めまぐるしく入れ替わる展開で、いきなり相手に攻め込まれたものの18番関口亮助の好セーブで失点は免れ、今度は9番カドコダイ・アシカンのポストからパスを受けた20番広瀬陸斗がループシュートを狙いましたが、大きく外れます。

更に8番繁田秀斗がいったん7番長谷優にパスし前線のスペースへ走り再びパスを受けて狙ったシュートがクロスバーをたたく惜しいシュートがあったと思ったら、その数分後に今度は相手に攻め込まれて撃たれたシュートがポストを叩くようなピンチがあったり、なんともめまぐるしかったです。

2番新井純平や12番小坂慎太朗のサイドバックの2人が攻撃参加をする場面が作れていなかったのですが、後半は何度か攻撃参加からチャンスを作っていました。

後半23分に7番長谷優に代わり21番進昂平が入ります。

21番進昂平が入ったことにより、明らかに前線での動きで相手守備陣を混乱させる場面が確実に増え、得点の雰囲気が出てきていたところで、後半27分に21番進昂平からがディフェンダーを引き付けて裏に抜け出した10番中村駿介にパスを通し、10番中村駿介が相手ディフェンダーをかわしながら見事にゴールを決めて3-3の同点とします。

結果的にそうなってしまっただけとも言えるかもしれませんが、21番進昂平がアシスト役のような形になり決定的なパスを受けた選手がシュートを決めきれない場面などが数回続き、点を取る選手としての21番進昂平を逆の形で生かすようなパスを送る形を作れれば逆転もできていたのではないかと思ったりもしつつ、1度角度0くらいのところでパスを受けた21番進昂平の狙ったシュートがゴールを横切るように転がってギリギリゴールにならなかった場面もあったりしつつでした。

また、特に試合終盤には際だっていましたが、12番小坂慎太朗の左サイドバックでの守備は安定していましたね。昨年は緊張からかミスが多くなったりもしていましたが、今シーズンは安定していますし、試合ごとに更に良くなっているのが分かります。

そんなこんなで、この試合も結果的には勝利することはできなかったものの、アウェイでしっかり勝ち点1を奪い取ることはできました。このことをプラスに考える必要はあると思います。

攻撃の部分で、今後しっかり修正しなければならないと今日感じたのは、前回も触れましたが9番カドコダイ・アシカンはポストプレーや運動量、競りに行く姿勢など以前と比べてかなり良くなっているのは見ている方全てが感じているかと思いますが、やはりシンプルなプレーの精度がまだ足りないように思えます。抜け出すところまでの体の使い方、パスの受け方、その辺は良いのですが、難しいプレーを追いすぎてシンプルなプレーが雑になる傾向があるようにも感じます。

シンプルなプレーの精度が増すだけで、得点も量産できるはずです。

あとは、8番繁田秀斗。相変わらずポジショニングの良さは今日の試合でも見事でしたし、かなり良いです。ただ、判断のスピードをやはりもう一つ上げて欲しいです。目安としては、札幌戦の後半のようなプレー。あのレベルの動きを平均的に毎試合出してほしいな~と思います。

守備に関しては、個々の選手の問題というよりも、もっと根本的な何かが欠けているのではないのかな~と感じます。今日の失点の仕方を見ていても、攻撃のために守備のバランスを犠牲にしようとしているのかな、と、まあ思ってしまったりもします。いや、よくわかりませんけど。

文章がまとまらんです。

ではでは~。

アウスタ日本平2012年5月6日
アウスタ日本平2012年5月6日
アウスタ日本平2012年5月6日
アウスタ日本平2012年5月6日
アウスタ日本平2012年5月6日
アウスタ日本平2012年5月6日
アウスタ日本平2012年5月6日
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アウスタ日本平2012年5月6日
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アウスタ日本平2012年5月6日
アウスタ日本平2012年5月6日
アウスタ日本平2012年5月6日
アウスタ日本平2012年5月6日
アウスタ日本平2012年5月6日

おまけの写真です。

練習試合2012/05/05 浦和レッズユースvs立正大学 2-2引き分け・・・暑さの中での90分

立正大学熊谷キャンパスサッカーグラウンド2012年5月5日

どうも、浦和サポブクメです☆

今日は、立正大学の熊谷キャンパスのサッカーグラウンドで行われた浦和レッズユースと立正大学の練習試合を観戦してきました。

ここ最近、悪天候に見舞われる試合が多く、その分気温自体はそこまで上がらない中での試合が多かったのですが、晴れると結構暑くなる季節に入ってから、しっかり晴れてここまで気温が上がったのは今年初ではないでしょうか。そんな中での練習試合となりました。ペース配分や水分補給が大切になる時期になってきましたね。

立正大学は、1年生や2年生中心のメンバーとのこと。浦和レッズユースは、先日のプレミアリーグに出場していないメンバーが中心での構成となりました。

浦和レッズユースのスタメンは以下、

GKが18番高須雄大、DFが左に16番荒木聡太、右に33番橋岡和樹、真ん中に13番吉原大と15番西袋裕太、MFがボランチに30番立野俊平、トップ下が10番松崎洸星と21番岡野森、FWが左に28番斎藤翔太、右に24番金野僚太、真ん中に17番小島良太

となります。

3年生が3人で他は全て1年生というメンバー構成となりました。

まずは、浦和が24番金野僚太のドリブルで仕掛けるところからスタート、その後ピンチのシーン、攻守がめまぐるしく入れ替わるものの、どちらかというと、浦和はコンビネーションがうまく行かないことや、味方の動きが把握できていないためか、足元足元で受けて仕掛けようとする場面が多く、相手の守備の意識も高いことから、個人が鋭く持ち込む姿勢を見せた後の動きや繋がりが上手くいかない展開で、逆に相手はセンターフォワードに長身のフォワードがいて、力強い展開に苦しむ場面も多く見られました。

前半の浦和のチャンスの場面をいくつか書きだしてみますと、15分の金野僚太のミドルシュートがクロスバーを叩いた場面、15番西袋裕太からのロングフィードでの大きなサイドチェンジからの展開で21番岡野森や28番斎藤翔太につながって攻めこむ場面、15番西袋裕太から右前線の24番金野僚太、33番橋岡和樹が右サイドをオーバーラップしてディフェンダーを引きつけつつ、28番斎藤翔太につなげて攻める場面、こういうメンバー構成の場合にはよくあるのですが、1年生同士では味方の動きを把握して動けるため、回数はそこまで多くはなかったものの、10番松崎洸星、21番岡野森、17番小島良太など3人で細かいテンポ良いパス回しで攻める場面もありました。

前半終盤には、コーナーキックのチャンスで13番吉原大の惜しいヘッド、同様に13番吉原大がインターセプトから持ち上がる場面、15番西袋裕太も同様にインターセプトから少し持ち上がって長い正確なボールで17番小島良太へつなげたパスなどもありました。

どうでしょうか、このように前半は浦和の攻める姿勢は多く見られたものの、スムーズな崩しまで持ち込めたことはほとんどなく、上手い具合に守られてしまったとも言えるのかもしれません。

相手のプレスの速さなのか、今日の試合の人工芝のピッチの関係かわかりませんが、パスを受けたときにトラップが流れたりもたつく選手も多く、そこに素早いプレスが来るので、なかなか収まりどころも作りにくい流れになっていたのかもしれません。

前半は25分に失点を喫して0-1で終了。

後半は浦和はメンバー交代はなかったものの、相手は、多くの選手を交代(もしかすると全員代えたかもしれません。)してスタート。

浦和カップ辺りからおそらく今後の攻撃的なポジションでのプレーの幅を考えてだと思いますが、右サイドバックで起用されることが多くなっている33番橋岡和樹がそういう経験が生きてなのか、相手の左サイドからの攻撃で対応を間違えれば一気に攻められる危険があるところで、上手い距離感と上手い体の向きで対応するなど、「お!」と思わされる場面がありつつ、相手に前半のような長身の強いフォワードがいなくなったことからか、前半に比べると比較的守備の部分も上手く対応して進めることができる時間帯が多くなったように感じます。

浦和の攻めとしては、21番岡野森から10番松崎洸星へつなげて攻めこむ場面、33番橋岡和樹がオーバーラップから、クロス、17番小島良太が相手ディフェンダーをひきつけつつ、ファーから28番斎藤翔太が走り込んで合えば大きなチャンスと言う場面があり、前半同様、15番西袋裕太からのピンポイントで正確なロングフィードから一気に左前線の25番斎藤翔太につなげて仕掛ける場面も見られました。

後半10分に33番橋岡和樹、21番岡野森に代わり、26番小川紘生と5番長島巧が入ります。26番小川 紘生はトップ下、5番長島巧は右サイドバックに入ります。

26番小川紘生のプレーを見るのは、これが初めてですが、思い切りよく仕掛ける姿勢などを見せてそのプレーがチャンスになっていた局面もありましたし、まだ行きすぎて奪われる回数なども多かったものの、今後のプレーを見ながらどういう特徴がある選手なのか見ていければと思います。

その26番小川紘生から28番斎藤翔太へパス、左サイドを持ち上がって前線に走った26番小川紘生に戻して攻め上がる場面などありつつ、フリーキックのチャンスで枠は大きく外れてしまったものの26番小川紘生が30番立野俊平の動きをおとりにして直接狙う場面もありました。

25分に10番松崎洸星に代わって25番勝野瑛が入ります。

その後、26分に26番小川紘生のパスを受けた30番立野俊平が思い切りよくドリブルで仕掛けてディフェンダーを抜き、シュートを決めて1-1の同点に追い付きます。

更に30番立野俊平が立て続けに左サイドからドリブルで深くまで持ち込んでグラウンダーのクロスに24番金野僚太が反応するもディフェンダーにギリギリで防がれてゴールならずも、30番立野俊平のプレーが大きなチャンスになる回数がここから一気に増えて来ます。

そして、逆転ゴールを決めるのですが、このゴールも30番立野俊平によるもの。やや距離はあったものの、思い切りよくシュートを放ち、キーパーが反応するも弾かれたボールがそのままゴールに入りゴール。

これで2-1と逆転に成功します。

・・・が、この数分後にサイドから簡単に突破されてしまいクロスに合わされて2-2の同点に追いつかれてしまいます。

40分前後にまず30番立野俊平に代わり31番中村透、続いて16番荒木聡太に代わり35番細田真也、28番斎藤翔太に代わり3番森亮太、17番小島良太に代わり19番大野将平が入ります。

この後、35番細田真也のシュートチャンスは大きく枠を外れてしまったものの、何度かチャンスを作りつつ、結局2-2の引き分けで試合終了となりました。

今日の試合では、連携の部分や、浦和カップの時のように佐藤大介のようなチームを鼓舞するような選手の存在がないことからか、局面局面では、見どころのあるパス回しや、個人技からの得点などは見られたものの、やや試合自体は落ち着きのない展開で終始したのかもしれません。

また、久々に暑い中での試合となったため、思った以上に疲労を感じながらプレーすることになったと思います。

補足情報ですが、今日の相手の立正大学は、東京都1部リーグに所属するチームということで、簡単にメンバーを見てみると結構サッカー強豪校やクラブユース出身の選手が集まっているチームですね。

そんな感じです。

ではでは~!

立正大学熊谷キャンパスサッカーグラウンド2012年5月5日
立正大学熊谷キャンパスサッカーグラウンド2012年5月5日
立正大学熊谷キャンパスサッカーグラウンド2012年5月5日
立正大学熊谷キャンパスサッカーグラウンド2012年5月5日
立正大学熊谷キャンパスサッカーグラウンド2012年5月5日
立正大学熊谷キャンパスサッカーグラウンド2012年5月5日
立正大学熊谷キャンパスサッカーグラウンド2012年5月5日
立正大学熊谷キャンパスサッカーグラウンド2012年5月5日

おまけの写真です。

高円宮杯プレミアリーグ2012/05/03 第4節 浦和レッズユースvs流通経済大学付属柏高校 3-1勝利・・・何はともあれ初勝利!

埼玉スタジアム第2グラウンド2012年5月3日

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

13時キックオフのジュニアユースの柏戦の柏レイソルグラウンドから、電車、ちょっと贅沢に東川口駅からタクシーを利用して16時キックオフのユースの試合の10分前くらいに到着。移動は順調です。

ということで、今度は浦和レッズユースのプレミアリーグになります。

ここまで得点は奪えるものの、失点も多く2分1敗という流れで迎える第4節。今日の相手は、場所はレッズランドであったとはいえ、昨年唯一ホームで敗れた相手ということや、ガツガツ激しく、苦戦するイメージの強い流経大柏高校。

今回も簡単には行かない試合になるかと思いきや、やや浦和の一方的な展開の試合となりました。

浦和レッズユースのスタメンは以下、

GKが18番番関口亮助、DFが左に12番小坂慎太朗、右に2番新井純平、真ん中に3番寄特直人と4番西澤秀平、MFがボランチに16番岸伯富実、トップ下が10番中村駿介と8番繁田秀斗、FWが左に20番広瀬陸斗、右に7番長谷優、真ん中に9番カドコダイ・アシカン

となります。

前節負傷した14番関根貴大の怪我は比較的軽いものだったようですが、それでも2週間ほどはかかりそうということです。

スロバキア遠征から戻ってきた2番新井純平が右サイドバックに復帰し、20番広瀬陸斗は左前線にポジションを移しています。また、前節存在感を見せた9番カドコダイ・アシカンと7番長谷優がそろってスタメンとなっています。

まず、常にハイプレッシャーでガツガツきて浦和を自由にさせてくれないだろうな~と思っていたのですが、思っていたより相手のプレッシャーは緩く、更に攻撃陣も思ったほど迫力がないことにちょっと驚いたのですが、浦和の攻撃陣が結構凄いからなのか、どうなのかは分かりません。

ちょっと、雰囲気は数年前のプリンスリーグで東洋大学グラウンドで戦った時に3-0で快勝した時の流経大柏のような・・・。

ただ、その辺の疑問点は別としても浦和の攻撃はかなり機能しており、9番カドコダイ・アシカンのところで収まりポストプレーもしっかりできる。10番中村駿介のキープからのドリブルは効果的に作用し、20番広瀬陸斗の攻撃の読みの良さは冴えわたり、7番長谷優のドリブルも効果的に相手を脅かす。

何よりこの試合では、16番岸伯富実のボランチに8番繁田秀斗が割とダブルボランチ気味になるくらい下がって並ぶようなポジションを取ることが多く、低めの位置で守備のバランスを取りながら、攻撃を組み立てる細かいパス回しが多く見られ、これが浦和の動きをスムーズにしていたと思います。

試合の流れとしては、スタートして3分くらいでコーナーキックを奪われて危ない場面もあったものの、その後は浦和の攻撃が続き、10番中村駿介のドリブルからのシュート、9番カドコダイ・アシカンのポストプレーから10番中村駿介が仕掛ける場面もあり、15分くらいにやや守備ラインで声を掛け合いつつもお見合いして相手に狙われてあわやと言う場面もあったりしてちょっと守備で怖い部分もありつつも、17分にセットプレーから先制点を奪いスムーズな流れを作ります。

得点の場面は、コーナーキックの場面でショートコーナーから10番中村駿介が上げたボールに20番広瀬陸斗がヘッドで合わせてゴール。

先制点の後も、9番カドコダイ・アシカンのポストからシュート、こぼれ球に7番長谷優が反応して攻め込む場面や、コーナーキックからの3番寄特直人がヘッドで合わせて惜しい場面、などありつつ、29分に追加点が入ります。

このゴールは、10番中村駿介からのクロスボールに9番カドコダイ・アシカンがドンピシャで合わせてのヘディングシュートでのゴールとなります。

この後、12番小坂慎太朗のオーバーラップに8番繁田秀斗がタイミングよくパスを出して仕掛ける場面がありつつ、前半は2-0で終了。

後半は開始早々にゴールが決まります。

右サイドで7番長谷優が相手ディフェンダーのプレッシャーを受けながらも9番カドコダイ・アシカンにパスを通し、このパスを9番カドコダイ・アシカンがヒールでダイレクトで中へ流しこみ、ここに10番中村駿介が反応し、しっかり決めて3-0となります。このゴールは、後半1分くらいだったと思います。

このゴール以降も、例えば2番新井純平のオーバーラップだったり、12番小坂慎太朗の素早いインターセプトからの攻めなど浦和は多くのチャンスを作るものの追加点を奪うまでは行きません。

3点リードのまま、35分に10番中村駿介に代えて23番條洋介が入ります。前節の札幌戦ではサイドからのクロスを上手く上げられなかったり、らしくないプレーがあった23番條洋介でしたが、この試合では少ない時間ながらサイドからドリブルでえぐってチャンスを作ったりできていました。

40分に7番長谷優に代わり15番小峯洋介が入ります。

残り少ない時間の中で、なんとか得点を奪おうと相手が攻勢になる時間があり、ここで裏を取られてしまい失点してしまいます。

この後、20番広瀬陸斗から15番小峯洋介へパスが通ってシュートを狙う場面がありつつ、追加点は奪えず、20番広瀬陸斗が少し痛んだところで、47分に20番広瀬陸斗に代わり5番佐藤大介が入ります。

このまま試合は終了し、浦和レッズユースは3-1で勝利。

無失点で終わることはできなかったものの、4試合目にして待望の初勝利を挙げることができました。

勝利は素直に喜びつつ、浦和の攻撃力は今日出ていなかった選手も含めて更にバリュエーションが加えられるメンバーが多くいますし、このプレミアリーグでも、相当高いレベルにあることは分かります。だからこそ、もう少し激しいプレッシャーを受けながらどこまでできるかを見てみたかった気もします。

ただ、やはり今日戦った流経大柏高校が本来の力だとも考えられず、そのような相手に対してでも不用意な奪われ方や得点を奪われたという結果は真摯に受け入れて修正していく必要があると思います。

今のままでも強いのは分かるのですが、危うさも感じる状況はやはり開幕から続いている気もします。気のせいかもしれませんけどね。

ではでは~!

 

埼玉スタジアム第2グラウンド2012年5月3日埼玉スタジアム第2グラウンド2012年5月3日埼玉スタジアム第2グラウンド2012年5月3日

 

 

 

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関東ユースU-15リーグ2012/05/03 第9節- 浦和レッズJrユース vs 柏レイソルU-15 2-2引き分け・・・大雨の中の攻防

5月3日柏レイソルグラウンド

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

浦和レッズユースの高円宮杯が埼玉スタジアム第2グラウンドで16時キックオフに変更になったことで、なんとか急げばギリギリ掛け持ち可能と言うことで、当初あきらめていた、関東U15リーグの柏レイソルU15戦からユース、そしてトップと言う盛りだくさんの1日を実現することができました。ただ、試合を多く見すぎたせいで頭がごちゃごちゃしつつ、更にブログを書くのも遅くなってしまい申し訳ありません。

まずは、ジュニアユースの関東U15リーグから行きます!

決してチームが弱いのではなく、一つの勝利と言う殻を破れば問題なく勝てるような予感。そこまでに時間がかかっている今シーズンの関東U15リーグの戦い。

今日はアウェイでの試合となりますが、何しろ天候が凄かったのです。人工芝のグラウンドはところどころ水たまりでボールが止まる、雨も降ったりやんだり小雨だったり大雨だったり、とにかく条件は平等とは言え、かなり過酷なコンディションでの試合となりました。

この試合のスタメンは以下、

GK18番大川圭為、DFが左サイドバックに2番信沢啓人、右サイドバックに21番河内渉真、センターバックに22番高橋海翔、5番水上真、MFがボランチに6番中塩大貴、トップ下に7番高橋聡史と11番川上開斗、FWが左に24番川上エドオジョン智慧、右に9番和久井大輔、真ん中に10番堀内千寛

となります。

2年生が3人スタメンに入っていますね。21番は渉真と呼ばれていたと思うので、河内渉真で間違えないと思いますが間違っていましたらどなたか教えてください。

ものすごい天候の中での試合ですが、この気候をうまく生かして前半は浦和がかなりの時間を相手陣内で戦うという攻勢を見せます。

7番高橋聡史から11番川上開斗、24番川上エドオジョン智慧へと縦横をうまく使った攻撃から、11番川上開斗がサイドの裏のスペースに出したところへ21番河内渉真が思い切りよくオーバーラップを仕掛けての攻撃。7番高橋聡史のシュート場面や、6番中塩大貴のミドルシュートなど多くのチャンスを作ります。

22分にペナルティエリア外くらいからの直接フリーキックを取られてピンチになるも、これは18番大川圭為が好セーブで免れ、その後、10番堀内千寛から11番川上開斗、24番川上エドオジョン智慧とつなぎ、24番川上エドオジョン智慧がループシュートを狙う惜しい場面がありつつ、26分に待望の先制点を奪います。

これは、今回の悪天候でのピッチコンディションをうまく突いたプレーで、11番川上開斗が相手キーパーがキャッチするために飛び出してきた本来ならキーパーがキャッチするボールが水たまりで止まり、手で処理できないところで止まったところをすかさず狙って奪って決めた見事なゴールです。

待望の先制点からわずか数分後に、今度は右サイドから10番堀内千寛からのクロスボールに24番川上エドオジョン智慧がヘッドで見事に押し込みゴール。

前半30分までに2点リードすることに成功します。

そのあとも、浦和の攻撃が続き2点リードで前半は終わっておければベストだったのですが、前半の終盤に相手攻撃を受けてしまう時間があり、クロスバーに助けられたりはしていたものの、その後の混戦からのこぼれ球がペナルティエリアの外の相手選手のところにこぼれてしまい、あまり寄せることもできないままにしっかり狙われて決められてしまい、1-2となって前半が終了。

後半は相手ペースで始まり、やや押し込まれる場面が目立ち、3分の決定的なピンチは相手がシュートを右にはずしてくれて助かったものの、その後、5分にちょっとどういういきさつからそうなったのかまでは分からなかったものの、左から右に出されたパスに相手選手が完全にフリーの状態でゴールに流し込むだけという失点で2-2。

この失点の後、7分に9番和久井大輔に代わり13番東伸幸が入ります。

交代した13番東伸幸がポストプレーで24番川上エドオジョン智慧につなげてサイドからの攻撃など浦和も反撃を見せるも、前半はバタバタしていた相手の守備が落ち着きを取り戻したこともあり、浦和が攻め込もうとするも、最後のところで落ち着いて防がれてしまい、なかなか思うように持ち込めない時間が続きます。

その中でも7番高橋聡史の鋭いシュートなどあったものの、キーパーの好セーブでコーナーに逃げられてしまう場面などあり、逆に相手のシュートがポストに当たるというピンチもありつつ。2-2になってからは、一進一退の攻防が続く時間帯になります。

29分に24番川上エドオジョン智慧に代わり19番村上秀斗が入り、何とか浦和も逆転ゴールを最後まで諦めずに狙ったものの、結局試合は2-2の引き分けで終了となりました。

前半の攻め続けたサッカーや狙い通りの得点、追加点までは良かったのですが、気を付けるべき時間で失点を食らってしまったことが響いての2-2となりました。

前節に引き続き、最後まで戦い抜く姿勢を見せてくれたことは良かったですし、確実に次につながります。

前半の終了間際の失点は、やや不運な部分もありますが、逆にバーやポストのおかげで失点を免れた部分もあり、それらは同じような受けてしまう時間帯にいずれも起こっているものになりますので、このような時間の使い方を修正して次節以降に臨んでください。

少なくとも次の2試合は他の試合と日程が被るために行くことができませんのが、良い報告が聴けるように楽しみに待っています!

それにしても・・・、時間ぎりぎりでの掛け持ちというのは、終了後の挨拶で選手の表情を見ることもできず、労うこともできず、バタバタと去らなくてはならない。なんか、ちょっと嫌な気分でした。

ではでは!

 

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おまけの写真。悪天候とピッチの水たまりぶりをご覧ください!