第67回国民体育大会サッカー競技(少年男子) 1回戦2012/09/30 埼玉県vs愛媛県 1-0勝利・・・運も味方につけ前進

杉崎公園グラウンド2012年9月30日

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

やってきました国体の季節!この大会の出場権を決めるプレ国体では、劇的すぎる試合を見せてくれた埼玉県少年男子。

今年の国体の本戦は岐阜県で開催されています。サッカーの少年男子の開催地は、岐阜の市街よりも富山に近い、飛騨高山になります。

ちょうど台風18号が日本を直撃していて、予報ではキックオフ予定の13:30くらいが結構まずいということでしたので延期になってしまうことも覚悟しつつ足を運びましたが、試合開始時間を1時間早めるなどの措置が取られて、結果的に雨の時間帯とやや風が強くなる時間もありましたが、試合には影響せず開催されました。

さて、埼玉県の1回戦。対戦相手は愛媛県となります。昨年の国体に行けなかったこともあり、愛媛県と聞くと2年前の千葉国体の時に埼玉県を敗退に追いやったチームとして強く印象に残っていてちょっと怖い存在として頭に残っていることもあり、戦っている選手たち以上にリベンジしてくれと勝手に思って見させてもらった部分もありつつです。

では、試合に移りますね。

この試合のスタメンは以下、

GKが1番佐川雅寛(本庄第一高校)、DFが左サイドバックに13番長嶋巧、右サイドバックに2番細田真也、センターバックに4番髙山和真(大宮アルディージャユース)と3番吉原大、MFが左に9番橋岡和樹、右に14番清川大輝、真ん中に6番勝野瑛と8番小野雅史(大宮アルディージャユース)、FWが11番里見直樹(大宮アルディージャユース)と7番菅原朋也(大宮アルディージャユース)

となります。

怪我の関係、U16日本代表の関係などもろもろもあり、当初のメンバーや国体のプログラムに載っているメンバーとは、代わっている部分もあります。結果的に、メンバーを書き出してみるとキーパーの佐川雅寛の本庄第一高校を除いては、浦和レッズユースと大宮アルディージャユースで構成されたチームで臨む形になりましたね。

あえてそうしているのか、ポジションに関して、本来の得意とするポジションが右の選手が左になっていたり、いくつか気になるポイントがありつつ、その影響もあったのか、初戦の硬さもあったのか、試合にリズムよく入ったのは愛媛県の方だったと思います。

細かいパス回しからテンポよく攻めてくる相手に対し、浦和は全体的にボールの収まりや連携があまりうまくいかないようでした。

その中で、6番勝野瑛が中盤でプレスをかけて相手の攻撃を摘んだり奪って攻撃を仕掛けるという意味で、精度の高いプレーを見せ、そこから奪っての埼玉の攻撃という形では何度か惜しい形を作り出すことができていました。

ただ、やはり前線での攻撃に関しては、個々の持ち味は出そうな動きはしているものの、それが数人でつながって連携で相手を脅かすところまではいかないという印象。

埼玉の攻撃を試合の流れで見ていきますと、怪我から復帰して本大会に間に合った2番細田真也のオーバーラップからのクロスに11番里見直樹がヘッドで狙った場面が3分。9番橋岡和樹と7番菅原朋也がうまくパス交換とポジションの移動をしながら攻め上がった13分。6番勝野瑛から大きく左に展開して14番清川大輝に繋げて仕掛けた15分。8番小野雅史がループ気味に狙ったシュートを放った17分。2番細田真也からの縦方向のロングパスに抜け出した11番里見直樹のループ気味のシュート。22分に相手のミスパスを奪った14番清川大輝のシュート。11番里見直樹のポストから、6番勝野瑛にあてての右前線の14番清川大輝へ繋げての攻撃、左前線の9番橋岡和樹にパスが出る場面も多かったと思います。

狙いとして、「お!」と思う場面を簡単に書き出しただけでも結構あるのですが、ゴール付近でのプレーが相手の集中した守備のためか、埼玉の選手が急ぎすぎていたのか、もったいない失い方をしてチャンスを逸するという形も多かったように感じます。

相手が鋭く仕掛けてくる場面に前半の序盤は受ける時間もたびたびあったのですが、ある程度慣れてきたところで守備陣も安定して跳ね返せるようになり、試合としてはどちらにも大きな主導権を与えずに、0-0でハーフタイムを迎えます。

後半に入り、11番里見直樹に代わり10番ンドカ・ボニフェイスが入ります。

ちょうどハーフタイムに入る直前くらいからぽつぽつと雨が降り出し、後半は時間帯によってはやや雨が強めに降る時間帯もあったりで、前半以上に滑りやすくボールをコントロールしにくい状況になりました。

プレ国体の時に、かなりの確率で高いボールに対してしっかりポストプレーを成功させていた10番ンドカ・ボニフェイスが後半から入ったことでシンプルに当てた時に意識的に近い位置やこぼれ球を生かそうとする動きをする選手が出てきて、攻撃に厚みが加わったように思います。

実際10分の10番ンドカ・ボニフェイスのポストプレーから14番清川大輝が抜け出しての仕掛けや、8分にも同様のポストプレーで7番菅原朋也が抜け出して仕掛けるなど、ここからの攻撃が最も得点のにおいのする流れになっていました。ただ、やはりゴール近くまで持って行ってからの決定機を作るという部分では少し工夫が足りないことも多く、チャンスの多さを生かせないという印象も同時にありました。

よく主導権を握っているチームには、フィフティのボールがこぼれてきやすくなることがサッカーではありますが、その意味では、こぼれ球が埼玉の選手に来る確率は高く、主導権はやや埼玉にあると言える展開にはなっていたのかもしれません。

大きなピンチという場面では、後半はそこまで多くはなかったものの、そのピンチになった原因が埼玉の選手の連係ミスからなど来ていたことで、相手の選手のシュートミスに助けられて失点を免れた本当に見ている側はやられたと思ったくらいの大きなピンチがありつつ、もちろんキーパーの1番佐川雅寛の好セーブに助けられた場面や2番細田真也や13番長嶋巧のサイドバックが守備に比重を置いてうまく対応していたことで防いピンチもありますが、決定的なチャンスを作られた場面で失点しなかったのは、運が味方してくれたのでしょう。

試合終盤になると、なんとなく延長戦に入りそうだという雰囲気にもなっていたのですが、アディショナルタイムに入ろうかというところで、14番清川大輝が右サイドからドリブルで持ち上がりクロスを上げると相手ディフェンダーのクリアボールが真上に高く跳ね上がります。そのボールに対して10番ンドカ・ボニフェイス高い打点でヘッドで合わせてゴール右隅に決まります。

土壇場で1点を奪った埼玉県が残り時間をうまく使い、結果的に1-0で勝利を収めました。

試合自体は、どちらに転んでもおかしくない展開でしたが、こういう展開の試合をしっかり勝利で終えることができたのは大きいと思います。今日の埼玉の出来自体は、何度か観戦したトレセンリーグや、プレ国体の試合での良い時の攻撃の迫力や連携と比べると、あまり良さが出せていなかったような印象がありましたが、その中で結果が出たことが多きく、いわゆる連日試合を行って優勝を目指す形式の戦いなので、試合を経るごとにチームの状態が上がっていく形が望ましいとも言えますので、明日さらによくなり勝利して、明後日はさらによくなり勝利して、ピークのところで決勝で優勝、そんな流れになれば良いかと思います。

今日の試合でも、なかなか得点が奪えないところで、一瞬ポジションチェンジをして前線の右左を入れ替えたところで大きなチャンスが作れた場面もありますし、やや攻撃は自重して守備に重きを置いていた13番長嶋巧が後半終盤に左サイドを攻め上がって仕掛けた場面で大きなチャンスになったように、リスクを負うことで大きなチャンスを作ることも今後は更に試合展開によっては必要になってくると思います。

ただ、何はともあれ初戦というのはこういう試合になりがちなので、そこを勝てたことが大きいです!

この勝利を勢いにして、明日の富山県では、さらに前進したチームの強さを見せてください!

ではでは~。

杉崎公園グラウンド2012年9月30日杉崎公園グラウンド2012年9月30日杉崎公園グラウンド2012年9月30日

 

 

 

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おまけの写真。

 

埼玉新聞社旗争奪第21回埼玉県ユース(U-15)サッカー選手権大会2012/09/29 準々決勝- 浦和レッズJrユース vs FC深谷U15 延長2-1勝利・・・一つでも多くの公式戦の経験を

9月29日熊谷スポーツ文化公園陸上競技場 東第1多目的広場

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

この時期は、名称が似ていてやや、どの大会が何だったか混乱するようなジュニアユースの大会が開催されます。

今日からスタートした大会は、埼玉新聞社旗争奪の埼玉県ユースU-15の大会になります。この大会は、既に高円宮杯の関東予選に出場資格のある関東U15リーグに参加しているチームなどにはあまり関係ないですが、その予選に出るための埼玉県の代表を決める予選も兼ねています。

対戦相手は、FC深谷となります。

浦和レッズジュニアユースの場合は、決勝トーナメントの準々決勝から登場することになり、直接日程が被ることはないものの、関東U15リーグの前後に行われる日程構成もあり、やや大会に臨むモチベーションとしては難しい大会ではあります。

同様に、こちらは完全に関東U15リーグと被る10月6日からスタートする大会で埼玉県クラブユースU15という大会も始まります。

基本的に、2年生と3年生をミックスさせたようなチームでほかの公式戦とバランスを取りながら大会に臨んでいくようです。

では、大まかにしかチェックできていないのですが、試合の話に移ります。おそらくあっていると思いますが、出場選手など間違っていたらご指摘ください。

この試合のスタメンは以下、

GK1番関敦也、DFが左サイドバックに2番信沢啓人、右サイドバックに20番渡辺将矢、センターバックに4番浅賀祐太と6番小崎魁、MFがボランチに19番知久航介、トップ下に23番平野正人と10番小田切真人、FWが左に5番伊藤敦樹、右に22番萩原大智、真ん中に12番轡田登

となります。

3年生3人と2年生8人という構成になります。

攻撃のところでの狙いがなかなか分かりにくいような立ち上がりで、相手に攻め込まれる時間が長いという展開で試合が進んでいきます。

例えば、22番萩原大智のミドルシュートであったり、12番轡田登の落としから、10番小田切真人から左の5番伊藤敦樹に開いてサイドからオーバーラップを仕掛ける2番信沢啓人に出して仕掛けるなど、数人が連動して仕掛けるという場面もあったことにはあったのですが、なかなか思うように行かず、人のいないところに出したり、前線でボールが収まらないというケースの方が多く感じました。

前半で最も惜しかった場面は、20分の5番伊藤敦樹から19番知久航介、そこから裏へ抜け出した12番轡田登がオフサイドになった場面だったかと思います。

逆に、前半終了間際に、決定的な場面を立て続けに2度ほど作られるものの、ここは相手のミスにも助けられ0-0でハーフタイムに入ります。

後半スタートから、5番伊藤敦樹に代わって17番関慎之介が入ります。

後半開始からいきなり22番萩原大智がドリブルで突破してキーパーと1対1になる場面など2度ほど決定的な場面を作るものの、ここを決めきることができず。

10分に20番渡辺将矢のオーバーラップからのサイドからの仕掛けで惜しいチャンスを作るも得点にはならず、ただ、後半になってからは、前半なかなか前線にボールを当てても収まらなかったところで22番萩原大智が意識的になのか指示なのかはわかりませんが、サイドから中のポジションに移動しながらいったん受けてさばいてというプレーが増えたことで前半と比べると攻撃にリズムがある時間帯が多かったとも言えます。

ただ、やはり最後のところでしっかり跳ね返しているので問題ないといえば問題はないのですが、守備に回る時間も多かったと思います(見ている位置から後半の浦和の自陣は遠い位置で、なかなか近くでプレーしてくれないということが多く感じたので、やはり攻められている時間も長かったのかと思います。)

15分に、12番轡田登に代えて24番町田ジェフリーが入ります。

町田ジェフリーは前線でパスを受けて上手くさばくことができる選手なので、より攻撃部分で活性化されることが期待されましたが、やはり全体的にメンバー構成がいつもと違うということから、意思疎通がしっくりこないのかなという部分も見受けられ、選手の持ち味がなかなか見られない印象があったのですが、やはり町田ジェフリーにしてもやや動きにくそうな印象が感じられました。

それでも、前線で持ち上がる場面などは作っており、そこではパスの選択肢をしてディフェンダーに防がれてしまいましたが、ここでは思い切って仕掛けてほしかったと思いつつ、得点の可能性も少しずつできてきた時間帯でした。

ただ、やはり決められる時に決めておかないとというのが出てしまったというか、25分に失点を喫してしまい0-1とされてしまい、ビハインドを背負った状態で残り10分ほどとなってしまいます。

失点の後、19番知久航介に代わり13番清水裕太が入ります。

同点を狙って浦和が攻める中で、迎えた29分に、フリーキックの流れから最終的にはオウンゴールと判断されるかもしれませんが、22番萩原大智が競り合って(ヘッド?)流れから、ゴールが生まれます。

何はともあれ試合終盤で1-1の同点に追いつき、試合は終了。10分ハーフの延長戦に入ります。

延長戦でも、得点がなかなか決まらず、延長後半に17番関慎之介に代わり21番田中拓真を投入するなど、得点を奪うための交代も行いつつ攻めるも、なかなか決まらず、なんとなくPKになる雰囲気もできつつあった延長後半残り数分というところで22番萩原大智が試合を決めるゴールを決めてくれ、結果的に2-1で浦和の勝利となりました。

正直なところ、色々な試合を見る中で、この選手のこういうプレーが良いな~という持ち味の部分を十分見られなかった選手が多い試合だった印象ですが、結果的に勝利したことが大きく、持ち味が見られないということは、本人の意識にも問題はあるかもしれませんが、メンバー構成が変わったりした部分での迷いやコミュニケーションの部分もあると思います。この大会は、こういう構成で戦っていくことになると思うので、一つでも多く戦って、いかにメンバー構成が変わった中で順応して持ち味を多くの選手が見せられるようになるかが重要になると思いますし、いわゆる環境適応能力が試される大会と考えてもよいのかもしれません。

この大会は、3位決定戦もあるため準決勝に進出した時点で確実にあと2試合は戦うことができます。

試合に勝つことも重要。あとは、この大会の中での成長を次の試合、その次の試合で見せてください。

・・・それにしても、思った以上に蒸し暑い中での試合となりましたね。

お疲れ様でした。

ではでは~。 

9月29日熊谷スポーツ文化公園陸上競技場 東第1多目的広場9月29日熊谷スポーツ文化公園陸上競技場 東第1多目的広場9月29日熊谷スポーツ文化公園陸上競技場 東第1多目的広場

 

 

 

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高円宮杯プレミアリーグ2012/09/22 第14節 浦和レッズユースvs清水エスパルスユース 2-2引き分け・・・変化の兆しと変わらぬ何か

レッズランド2012年9月22日

 

 

 

 

カメラが明るさと暗さを自動的に判別してくれているようなのですが、太陽の指し方とかでなんか明るくとりたいところが暗くなってしまったりするんですね、なかなか携帯カメラを使いこなすのも難しいものです(言い訳w)

どうも、浦和サポブクメです☆

ブクメは、トップチームの試合には足を運ぶ予定はなかったのですが、掛け持ちでトップチームの埼玉スタジアム2002へ移動するという人には驚きのキックオフ時間変更でした。当初は13:00だったのが、前日くらいに13:30になっていたようです。

さて、午前中のジュニアユースの試合の後は、午後からは浦和レッズユースのプレミアリーグの戦いになります。以前のコンサドーレ札幌U18戦同様に、ピッチサイドまで入って観戦可能でした。午前中は曇ったり雨が降ったりで涼しかったのですが、ユースの時間に合わせてというか、日がさして気温も上がってましたね。更に、ピッチ状態も雨で既に悪くなっている中で午前中に1試合行ったということで、酷な感じになっていましたが、このピッチ状態で一番苦しんだのはもしかすると今日の対戦相手の清水エスパルスユースだったかもしれません。慣れていても浦和の選手もやりにくそうではありましたが、前回のアウェイで対戦した時の清水エスパルスユースの鋭さは影をひそめていたようにも感じられます。

さて、前節の試合後にやや厳しめのことをブログで書きましたが、既に残り試合が少なくなる中で、大幅に改革ができる状況ではないのは、仕方がない状況の中で、色々納得いかないことはあるものの、どんな状況であっても応援する人がいる限りは見せなければならないし、見せてもらいたいもの、そういう部分での変化を求めて見届けたい思いで観戦させてもらっています。

浦和レッズユースのスタメンは以下、

GKが18番番関口亮助、DFが左に12番小坂慎太朗、右に2番新井純平、真ん中に3番寄特直人と6番西袋裕太、MFがボランチに19番須藤岳晟、トップ下に16番岸伯富実と10番中村駿介、FWが左に14番関根貴大、右に7番長谷優、真ん中に21番進昂平

となります。

こういう部分は、自分としても反省しなければならないと思うのですが、上手く行かない流れを多く見てしまっているために、 そういう先入観を持って試合を見始めてしまったと思います。

試合の入りとしては悪くなかったと思います。7番長谷優から10番中村駿介、21番進昂平につなげての仕掛けだったりと前線で3人以上が絡んで仕掛けようとする場面が多く見られました。ただ、指示が出ているのかどうかは分かりませんが、やはり前節同様左前線の14番関根貴大が低めに位置することが多く、だからと言って、左の前線のスペースを空けて意図的に走らせてという印象もなく、どういう意図で配置しているのかな~というところもありつつでしたが、仕掛けの回数は浦和が多く、ただ、中盤でのボールの収まり具合やそこからの展開の部分で上手く行かないことが多く、チャンスの割に決定機が少ないという印象はありました。

逆に、相手の攻撃は回数が多いわけではないのですが、狙いどころが良いのか浦和の守備の連係が上手く行っていないのか、危ない場面となることが多い印象がありました。

前回の対戦の時のように1.5列目くらいから裏へ飛び出してくる選手がいなかったことで助かった部分もあったと思います。

そのような展開の中で、先制したのは浦和。10番中村駿介がパスを受けてペナルティエリア内右から走りこむ21番進昂平に浮き球のパスを送り、そのボールをヘッドで見事に決めて1-0とします。

その後も、得点にはならなかったものの、3番寄特直人から21番進昂平のポスト、10番中村駿介に繋がってドリブルでの仕掛けや、14番関根貴大から7番長谷優へ繋げてからの仕掛け、16番岸伯富実のミドルシュートなど、何度かあと一歩という攻撃の形は見られます。

正直なところ、色々とかき回されてはしまったものの、結果的には昨年の年末のころに安定した守備として確立されていたメンバー構成に大体落ち着いている現在の守備ラインとキーパーの関係性の中で、どうしてこうなるのかと理由がわからないのですが、相手の攻撃に対しての守備の際の連係でやや不安定な様子が見受けられる今シーズンで、受け渡しの部分などで危ない場面が何度か見られ、そのような中で、軽率なプレーから24分に失点して同点に追いつかれてしまいます。

自分としては、マイナスの積み重ねの中で昨年までできていたことが失われてしまった中で、場当たり的に昨年のメンバーに戻していったことで、できていたことができなくなっている(これは、能力の部分と言うより、守備が上手く行かないという雰囲気からそうなってしまうもの)と思うのですが、周りから聞こえる声としては、肝心なところで声が出なくなっていることが原因で、もっと連携の部分でお互いに意見をぶつけるくらい言い合っても良いのではないかという物もありましたが、その意見にも納得します。

さて、試合の流れですが、失点後も浦和の攻撃の回数が多く、16番岸伯富実から19番須藤岳晟に落としてスペースに走る6番西袋裕太に渡して攻め上がる場面や、同様に21番進昂平にパスが入ったところで、再び6番西袋裕太が攻撃参加するなど、これまでとは少し違った攻めの試みなども見られつつも、逆転には至らず前半を1-1で折り返します。

後半スタートから、16番岸伯富実に代えて8番繁田秀斗が入ります。

後半のこの交代が浦和の中で前半にやや苦慮していた中盤でのパス捌きの部分にプラスの影響を与えたと思います。

トップ下の位置に8番繁田秀斗が入ることで、中盤のスペースを上手く探して動き、周りの選手の出しやすいところに動きパスを受けて捌いていくというプレーが加わったことで後半は、前半以上に安定した攻撃の組み立てができる時間が長くなります。

また、後半に入ってからは、前半と比べても14番関根貴大が攻撃参加して仕掛ける形が増え、相手のペナルティエリアで近いところで仕掛ける回数が増えます。

後半の10分くらいまでにセットプレーのチャンスを多く獲得した時間帯があったので、ここで逆転して一気にたたみかけられると楽になったと思うのですが、これも以前からやや気になる部分ではあるもののセットプレーで相手に脅威を与えるような仕掛けがあまり見られず、大きなチャンスを作りきることができていなかったように思えます。トップチームでも浦和はそういう感じなので浦和の伝統と言ってしまえばそれまでなのかもしれませんが、やはりあれだけセットプレーのチャンスを多くもらっているのに、相手の守備を混乱さ
せる仕掛けがほとんどできないのは、もったいないと思います。

久しぶりにベンチに入った5番佐藤大介が23分に14番関根貴大に代わって入ります。プレースタイルが違う選手が入ったことで、その5番佐藤大介が仕掛けると見せていきなりループでゴールを狙うなど、可能性を感じさせるプレーを見せたものの、その左サイドがあまり使われることがなく、右ばかりで密集したところでプレーが繰り広げられるなど、やや意図が分からないところもあったものの、浦和の時間帯が多かったことで、それでも8番繁田秀斗の右前線のスペースに大きくボールを出して自らで仕掛けて右サイドを切り裂くようなプレーがあったりと、可能性があるプレーも随所に見られました。

前線で体を張っていた21番進昂平に代えて32分に11番大野将平が入ります。

そこまでの時間帯で、21番進昂平が実際にボールを持たないところで、スペースを作る動きだったり、体を張って相手ディフェンダーの動きを抑えたりと、かなり効いているタイミングだったので、正直「??」が付くタイミングでの交代でもありました。

・・・そして、チャンスで決められないとこうなるという感じで、37分にバックパスを手で扱ったという判定で間接フリーキックを与えてしまいますが、ここは相手が豪快に外してくれて何とか失点は免れましたが、42分に崩されて失点し、試合終了間際で1-2と逆転を許してしまいます。

下を向いてしまいそうな展開ですが、この失点後にあきらめずに浦和が反撃を見せます。前線に上がった6番西袋裕太が落としたボールに8番繁田秀斗が反応して、落ち着いて決めてゴール!

土壇場で2-2に追いつき、試合はそのまま2-2で終了となりました。

すごーーーく評価が難しい試合です。

前節の流通経済大学柏高校戦での完敗からの流れから考えると、変化の兆しが見えるのは確かでしたが、やはり采配で言うと「??」というところは多々あり、気持ちを見せて同点に追いついた8番繁田秀斗のプレーは最高に見ていて興奮しましたし、久しぶりに中盤で組み立てて仕掛ける戦いが見られるのも事実でしたが、今シーズン何度も見てきた試合の最終盤のところでやっとスイッチが入って結果的に同点止まりという結果でもあります。

とにもかくにも国体期間を空けて2週間後には重要な鹿島アントラーズユースとの一戦が待っています。

2週間。この期間で、更にチーム内で話し合い改善できるポイントは改善して、この「変化の兆し」が、更に良い方に向かい、この一戦でその成果を見届ける。

サポーターとしては、試合でそれを見せてもらうことで判断するしかないのですから。

ではでは! 

レッズランド2012年9月22日レッズランド2012年9月22日レッズランド2012年9月22日

 

 

 

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おまけの写真。

 

関東ユースU-15リーグ2012/09/22 第19節- 浦和レッズJrユース vs 東京ヴェルディJrユース 3-2勝利・・・3点目の重要性

9月22日レッズランド

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

先週のFC東京深川との試合で延長戦で劇的な勝利を飾った浦和レッズジュニアユース・・・の試合には足を運べず、またもや勝利した場面に立ち会えなかったブクメとしては、なんとしてもなんとしても今日こそ関東U15リーグで勝利する姿を拝ませてもらいたい、そんな強い思いと共に試合会場のレッズランドに足を運びました。

ほんの数日前までは、9月も下旬に入っているのに真夏のように蒸し暑いと思っていたら、今日は一気に気温が下がり、天気自体もやや不安定な状況。更に早朝に大雨が降ったことで、ピッチ状態も結構悪いなかで、今日の東京ヴェルディジュニアユース戦でも浦和レッズジュニアユースは、魅せてくれました。

この試合のスタメンは以下、

GK18番大川圭為、DFが左サイドバックに19番村上秀斗、、右サイドバックに23番河内渉真、センターバックに22番高橋海翔と15番石井康輝、MFがボランチに6番中塩大貴と27番松高遼、トップ下に10番堀内千寛、FWが左に11番川上開斗、右に8番影森宇京、真ん中に13番東伸幸

となります。  

比較的、分かりやすく前線に13番東伸幸というあてどころを作りつつという攻撃の狙いと、相手の攻撃を警戒してか、中盤のうちの2枚は守備に意識を置く形で配置するような戦い方にしていたと思います。

前節のメンバーの詳細などは分からないのですが、ブクメが見た中では2年生の27番松高遼が、いきなり先発で出場していて驚きました。

試合は、開始からおそらく1分、2分までは行っていなかったと思いますが、いきなり前線左目から10番堀内千寛が見事なシュートを決めて浦和が先制します。

更に、あれよあれよと言う間に7分に11番川上開斗が追加点を決め、前半の10分までの間に2点リードで2-0と最高の滑り出しとなります。

ただ、勢いとか、運よくとかではなく、この試合では、選手の気持ちが伝わってくるプレーがよく見られ、特に試合開始からの10番堀内千寛のプレスの姿勢などは、これまでにないくらい激しくできていたと思いますし、同様に11番川上開斗のプレーも、気持ちが入った中で更に狙いどころが良いというか、守備にしても攻撃にしても無駄のないような動きができていたと思います。

13番東伸幸に対しては、相変わらず厳しい指示が多く飛んでいたものの、この試合では左サイドに流れてのドリブルだったり、11番川上開斗のサイドからのクロスを受けてシュートに持ち込むなど、攻撃の部分でしっかり多く絡めていたと思います。

16分に10番堀内千寛が相手ディフェンダーのプレスに対して簡単に奪われず粘って持ち込んでコーナーを獲得すると、15番石井康輝が蹴ったコーナーキックのチャンスで混戦の中で8番影森宇京がシュートを狙います。

2点のリードという場面からだと、どうしてもアウェイの柏戦での追いつかれて2-2になった展開が頭をよぎり、相手が東京ヴェルディであれば、なおさら、2-0の状態で1点返されたら怒涛の攻撃が来ることが想像されたので、なんとか3点リードが欲しいと思ってみていました。

今年の浦和レッズジュニアユースにとっては、3点目に本当に縁がなかったのですが、この試合では、本当に欲しかった3点目を決めることができました。

23分に、右サイドバックの23番河内渉真がドリブルで持ち上がり、8番影森宇京も並走する中で、23番河内渉真が取った選択肢はそのまま持ち上がってクロス。そのクロスボールを受けた13番東伸幸が落ち着いて決めてゴール。

気持ち的にだいぶ楽になる3点目を決めることに成功しました。

そうでなくても、以前と比べて試合の中でのちょっとした流れに対しての打たれ弱さというものを克服してきている浦和であり、この試合では数人の個が強い前線の選手に苦戦はさせられたものの、気持ち押されてバタバタと行くという様子はなく全体がプレーできていたので、失点はすることもあるだろうが、3点あれば戦い切れるという空気感のある展開だったと思います。

3点目を決めた直後に、危ない場面を作られるも18番大川圭為がセーブし失点を免れると、その後も13番東伸幸のヘディングシュートなど何度か惜しい形を作りつつ、32分に1失点はしたものの、連続失点はせず前半を3-1で折り返します。

後半に入っても、前半同様、全員が集中して時折危険な場面は作られるものの、相手に勢いづかせることなく、試合を運べていたと思います。

攻撃面でも、9分の10番堀内千寛からのパスに抜け出した13番東伸幸のシュートや、6番中塩大貴のミドルシュートなどポイントでシュート場面を作り出すこともできていました。

13分に8番影森宇京に代わり24番川上エドオジョン智慧が入ります。

15分にフリーキックのチャンスで15番石井康輝がシュートを放ち、ディフェンダーのこぼれたところに11番川上開斗がつめていて、一歩届かなかったものの惜しい場面を作り、更に6番中塩大貴からの裏へのパスに11番川上開斗が抜け出して仕掛ける場面、更に、代わって入った24番川上エドオジョン智慧も右前線のスペースを上手く使ってドリブルで攻め上がる場面も見られます。

後半に見せた攻撃の中でも特に惜しかったのは、11番川上開斗が右からペナルティエリア内までドリブルで仕掛けてゴール左隅を狙ってグラウンダーで狙ったシュートで、ここでは相手キーパーがわずかに足で触ったことでゴールをそれてしまいましたが、本当に惜しい場面でした。

21分に、再び失点を喫してしまい3-2と1点差に詰め寄られるものの、ここでも相手のペースには持ち込ませず、集中して試合を運ぶことができていました。

29分に、前線でパスを受けた13番東伸幸がパスで捌くと思いきや、果敢にドリブルで仕掛けてディフェンダーを2人くらい抜き去って貯めたところで右から走る24番川上エドオジョン智慧にパスを出し、シュートまで持ち込み、ここは決めきれなったもののコーナーキックのチャンスを獲得するところまで持っていきます。

残り数分というところでも、上手く時間を使いつつ、狙えるところでは攻める姿勢も見せながら、結果的に3-2で勝利してくれました。

これまで、ツキという部分でもなかなか味方してくれなかったこのチームにあって、3点目を奪うことができたことがまず一つ重要なことで、失点をした後に崩れずに集中してプレーできていたこともかなり重要なことだと思います。

この部分のコントロールができるようになると、試合の流れの中での行く時間、守る時間で相手を上回ることができますし、それができるチームは、簡単に負けなくなります。

欲を言えば、後半の攻勢の時間帯で相手の気持
ちを完全にそいでしまうような追加点をしっかり奪ってほしかった。完全に勝ち切るためのことまで考えられるところまで来たというのもチームとしては大きな成長だと思います。

2連勝、素敵です!

次の試合も楽しみに見させてもらいます!

ではでは~。 

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高円宮杯プレミアリーグ2012/09/16 第13節 浦和レッズユースvs流通経済大学柏高校 0-2敗戦・・・負けることに対しての空気感

流通経済大学柏高校グラウンド2012年9月16日

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

まず、正直今シーズンは、見る側としても、どこにポイントを置いて見て良いのかシーズンが経過するごとに、どんどんどんどん分からなくなっています。今がピークなのか、更に大変な状況になっていくのか、それすらも常にモヤモヤしたまま、もう新シーズンスタートから半年以上が経過しているのですが、状況は変わらずです。

今日は、浦和レッズユースのプレミアリーグ第13節の流通経済大学柏高校との試合を観戦してきました。

場所は、アウェイの流通経済大学柏高校のグラウンドです。晴れたり曇ったり雨がぱらついたりという一定しない気候条件でしたが、湿度が相当高く、とにかくただじっとしているだけなのに、汗が止まらない、そんな厳しいコンディションでした。

浦和レッズユースのスタメンは以下、

GKが18番番関口亮助、DFが左に28番森亮太、右に2番新井純平、真ん中に3番寄特直人と6番西袋裕太、MFがボランチに19番須藤岳晟、トップ下に16番岸伯富実と10番中村駿介、FWが左に14番関根貴大、右に7番長谷優、真ん中に21番進昂平

となります。

ここ数試合で試合に絡んでいたメンバーでは、U16の日本代表としてU16アジア選手権に臨むため、32番小川紘生がしばらく不在という状況。また、20番広瀬陸斗は引き続き、学校行事で不在とのことでした。8番繁田秀斗や出場停止明けの12番小坂慎太朗は、ベンチ。また、怪我から復帰して先日の大原でのプレミアリーグの後の紅白戦で早速良い動きをしている印象のあった35番安東輝もベンチに入っていました。

前回浦和のホームで対戦した際には、フィジカル全面の相手のイメージから、中途半端な繋ぐサッカーに代わっていて、その未完成ぶりに助けられた部分もありつつ浦和が快勝したものの、基本的に高校のチームはこの時期に対戦した時が本当の相手の強さというのは、この世代の常識でもあり、つなぐサッカーが上手く行かなくて、またフィジカル重視のサッカーに戻してくるのか、または、つなぐサッカーで持続しているのか、試合の前までは、フィジカル全面に戻して来ていた方が苦しい試合になるかと思っていたのですが、残念ながら、フィジカルもうまく使いながら、ポゼッションをしてつなぐサッカーの質もかなり高いという順調な成長ぶりを相手が遂げていました。

対する浦和に関しては、最近では、多方向から一貫性のない指示が飛び、更に選手たちに混乱がうかがえる状況。メンバーは揃っているものの、教えられていることや、ここまでの積み重ねに自信を持ってプレーできていないため、個々の選手が本来のパフォーマンスをできていない。

その状況がもろに出た試合だったと思います。

それでも、前半のスタートは、21番進昂平、10番中村駿介、14番関根貴大と3人のパス回しからシュートに持ち込む場面や、14番関根貴大から21番進昂平のポストプレーで落として10番中村駿介が仕掛けるという攻撃も見られるなど、仕掛けることはできていたと思いますが、徐々に相手の攻撃への対応で後手後手になり、押し込まれる回数が増えるという展開になっていきます。

19分に失点し0-1となると直後には、10番中村駿介のループシュートでの惜しい反撃の場面はあったものの決まらず、その後もやや単発になりながらも、10番中村駿介からのパスに抜け出した21番進昂平が狙うなど得点のチャンスはあったものの、決めきれず、30分にセットプレーから見事に決められてしまい0-2と更に苦しい展開になってしまいます。

悪い流れの時に陥りやすい、中盤を上手く経由して攻撃を組み立てられない状況も出てしまい、また守備的な展開から、本来はもう少し高い位置で抜け出したい14番関根貴大もハーフライン付近まで下がってプレーすることが多くなり、攻撃面ではやや悪循環に拍車がかかってしまったとも言えるのかもしれません。

相手が組織的にも凄く良くできていたことから、逆に浦和が選手の配置も約束事も、徹底されておらず、ポジション的にもミスマッチな組み合わせ方をしていて窮屈そうにしている選手が多いのも目立っていました、当然セカンドボールをに対する反応も遅くなっていました。

点差以上に差を感じた前半は0-2で終了。

後半スタートから、19番須藤岳晟に代えて35番安東輝が入ります。

後半スタートは、その35番安東輝がトップ下の位置でスペースを探して動き回り、またタイミングよく斜めに相手ディフェンダーの裏に飛び出すことでいわゆる、あてどころができたことで浦和が反撃という時間が多くなります。

7分に35番安東輝が右サイドへドリブルで仕掛けてクロスに21番進昂平がヘッドで合わせる場面や、9分には10番中村駿介がドリブルで仕掛けてのチャンス、更に14分に21番進昂平が裏へ抜け出して相手ディフェンダーに倒されたもののファールはもらえずも、抜け出せばキーパーと1対1と言う惜しいチャンスを作ります。

更に、20分に先ほどと同様に21番進昂平が抜け出したころでディフェンダーを背負いながらもキーパーと1対1でシュートを狙おうかと言うところで倒されます。ペナルティエリアの中だったと思ったのですが、判定はわずか外ということでフリーキックのチャンスを得ます。

怒涛のとまでは行かないものの、後半の最初の20分くらいまでの反撃の狙いは良かったと思うのですが、ここで得点を奪うことができなかったことで、やや試合は落ち着いてしまい、34分に21番進昂平に代えて8番繁田秀斗を投入して更に得点を狙いに行くものの、試合はこのまま0-2で終了となりました。

結果的に攻撃的な時間の中でも14番関根貴大は守備を意識して低めの位置を取ることが多く、そこに対する修正は見られず、試合の終盤に攻撃するしかない状況でやっと高めに配置してシンプルに勝負させてサイドをえぐってクロスを上げる場面を2度ほど作ったものの、本来であればあそこまでえぐれば、あとは誰かが飛び込めば得点と言うところで前線がつめて決めきろうという迫力のある飛込みは見られなかったりでしたね。

そして、試合後の選手の表情を見ると、是が非でも勝ちたかったけど勝てなくて悔しいという表情はあまり見られず、そこにも若干違和感を覚える部分もありました。

・・・そういえば、ジュニアユースで連敗が続いている時に、あまりにも簡単に敗戦を受け入れるような試合をした時に、監督が負けることに慣れてしまっている空気感について、かなり怒っているという状況が今シーズンはありましたが、敗戦後に漂ってくる空気感がその時と同じくらい危険度を感じるものの、ユースの取り巻く環境下ではそういう危機感を指摘する人と言うのはいないようですね。

何度も言っているように、今年のユースはトップチーム変革のとばっちりを受けるような形で、適材適所を無視して、意味の分からないチーム作りの方針(?)に巻き込まれてしまっているのは事実ですが、それでも絶対に失ってほしくないものがあります。こんな状況じゃ仕方がないや、勝てないのは意味の分からないチーム作りのせいだとか、実際にそうであっても応援している人がいる以上は、勝利に対して貪欲であってほしいし、負けたくないという思いを試合終了までぶつけてほしいんですよ。

実際に、今年負け試合をことごとく引き分けに持ち込んできたのは、そういう思いから来たものだと思いますし、現状が納得できないことはわかりますが、その気持ちだけは忘れないでプレーしてもらいたいです。

それだけです。そこを見失うか、そこだけは失わずに続けられるかだけで、積み上げられる勝ち点は全く違ってくると思います。

サッカーに関しては、このまま変化なく進めば、現在のままでは悲観的な流れにしかならないくらい、致命的な状況を作り出してしまっていると思いますが、応援してくれる人がいる状況で、絶対に負けたくないという気持ちを見せ続けて戦えるかは全く別物です。そして、今後プロという道を考えているならば余計に、その要素は重要な位置を占めるものになります。

今年1年にユースで起こっていることを、ブクメは責任を持って見届けさせてもらいます。

うやむやにされないように、証人になれるように。特に今年の3年生に起こったことを。

次節、清水エスパルスユース戦、気迫で勝ってやりましょうよ!

ではでは。

流通経済大学柏高校グラウンド2012年9月16日流通経済大学柏高校グラウンド2012年9月16日流通経済大学柏高校グラウンド2012年9月16日

 

 

 

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高円宮杯プレミアリーグ2012/09/09 第12節 浦和レッズユースvsコンサドーレ札幌U-18 1-3敗戦・・・後半の劣勢を覆せず

レッズランド2012年9月9日

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

ホームと言ってもレッズランドには、あまり良いイメージは持っておらず、ピッチコンディションは言わずもがな、それに拍車をかけるのは、観戦のし難さにあったのですが、中で観戦できるとこれだけ大会開催の会場として様になってしまうものなのかと納得させられました。

と言うのは、この試合限定ということらしいですが、今日は土手側のグラウンドでの試合でピッチサイドまで入れるようになっていて、真横から観戦することができるようになっていました。非常に見やすかったです。

先週、大原で青森山田高校に勝利し、連勝で更に残留に向けて良い状況に持っていきたい浦和レッズユースの今日の相手はコンサドーレ札幌U-18となります。アウェイでの前回の対戦では、厳しい試合展開から後半のものすごい反撃で引き分けまで持ち込んだものの、相手のやっているサッカーのレベルの高さを実感した試合でもありました。

浦和レッズユースのスタメンは以下、

GKが18番番関口亮助、DFが左に28番森亮太、右に2番新井純平、真ん中に3番寄特直人と6番西袋裕太、MFがボランチに19番須藤岳晟、トップ下に16番岸伯富実と14番関根貴大、FWが左に32番小川紘生、右に7番長谷優、真ん中に21番進昂平

となります。

10番中村駿介と12番小坂慎太朗は、累積で出場停止。20番広瀬陸斗は、学校行事でいないとのことでした。

序盤は、浦和の前線からの超が付くぐらいの攻撃的姿勢が相手の組み立てをさせず、見事にはまった試合展開を見せます。

5分には、21番進昂平からのパスを受けた14番関根貴大がシュート、10分には、14番関根貴大のインターセプトから21番進昂平のポストプレーからの仕掛け、14分には、21番進昂平が裏へ出したパスに14番関根貴大が抜け出して仕掛けるなど、今更ながらではありますが、21番進昂平と14番関根貴大が近い位置でプレーする形でのメンバー構成となったことで、この2人の連係からの仕掛けが何度も見られました。

また、32番小川紘生のシュートや、7番長谷優も惜しいシュート場面を作るなどするものの、決定的な場面が続いた中でシュートが枠をそれる回数も多く、浦和の攻勢ながらもなかなか先制点を生み出すことができません。

18分に2番新井純平のオーバーラップからのクロス、20分には、32番小川紘生からのクロスに21番進昂平のヘディングシュートと攻勢が続く中で、ようやく23分に浦和に得点が生まれます。

中盤でパスを受けた14番関根貴大が右前線を走る7番長谷優にパスを通し、そのまま持ち込んでゴール。

1-0と先制します。

その後も、21番進昂平から7番長谷優にパスが通りシュートまで持ち込む場面や、25分のフリーキックの場面では、珍しく6番西袋裕太が蹴り、グラウンダーで狙ったシュートは、一瞬ミスキックにも見えましたが、ゴールの右にわずかに逸れたものの、枠を捉えていたらゴールになっていたかもという、惜しいシュートでした。

おそらく、決定的な場面は、ゴール以外にも3,4回あったと思いますが、シュート精度を欠いて結果的に前半は1-0で折り返します。ちょうど、出場停止だったりで、組んだやや急造の形だったとは思いますが、実にはまっていて、トップ下の14番関根貴大はトップ下ですが、フォワードに近い位置でプレーすることが多くトップ下の広い位置を16番岸伯富実が上手く使っていましたし、ボランチの19番須藤岳晟も、その16番岸伯富実とちょうど良い距離感を保ちながらバランスよく動けていたと思います。

何より、前線の攻撃が相手の組み立てをさせていなかったことも前半を浦和のゲームにした要因だと思います。

この試合、左サイドバックで初スタメンとなった28番森亮太ですが、最初はやや硬さはあったものの、何度か、らしいプレーも見せることができていました。この経験を、今後に生かしてください。

さて、この流れで後半に上手く追加点を奪えれば、試合を有利に進めて行けると思った矢先、出端にサイドから崩されていきなり失点し1-1の同点に追いつかれると、ここぞとばかりに攻めてくる相手を防ぎきれず、5分に更に失点をしてしまい1-2と逆転されてしまいます。

こういうところが、さすがにプレミアの上位にいるチームだと思わされるような、ここで得点を奪えば試合のペースをひっくり返すことができるというところで上手くやられてしまい、更に逆転まで持っていかれたことで、気持ちがやや守備のところに行き、当然相手も行けると思って自信を持って仕掛けてくることから、今年の浦和が陥りやすい劣勢の時に中盤を省略してしまうような流れになってしまいます。

それでも、これまでの試合に比べると、中盤を経由してだったり、つないで組み立てなおそうという試みも見られたのですが、勢いの出た相手に対して、前半ほど思うように行かず、前線でのプレスも相手のミスを誘うほど激しくできなくなっていたりと、やや悪循環になっていたと思います。

21番進昂平が前線で体を張っても、やや守備に意識を置くために下がってプレーする頻度の増えた14番関根貴大が前線に意識を置いた時には、21番進昂平のポスト、14番関根貴大が受けて、展開して仕掛けるという形を作れてはいましたが、攻撃に転じた時の中盤と前線との距離が引きすぎてしまって、機能しなくなっていました。

例えば、今日のベンチメンバーを見てみると、8番繁田秀斗だったり、23番條洋介と中盤で変化を加えてくれそうな選手はいたのですが、交代の選択肢は、前線の個人技でなんとかしようというものだったのか、29分に32番小川紘生に代えて11番大野将平という選択でした。

劣勢の状況の根本的な改善とは、思いにくい交代の中で、守備の連係が上手く行かなかったところで、PKを与えてしまい1-3と2点差にされてしまいます。

また2枚目の交代は、32分に28番森亮太に代えて4番西澤秀平という選択で、3バックにして、2番新井純平を高い位置に上げるという形にしていました。

実際に、11番大野将平が惜しいシュートを放つ場面も見られたり、7番長谷優のドリブル突破から惜しい場面は作ったものの、これまでのような試合終盤の迫力を見せるまでも至らず、試合はそのまま1-3で終了となりました。

本当に、もろ刃の剣のようなサッカーのため、悪く転んでしまうとこうなってしまうということでまとめて良いのでしょうか。

中村駿介や広瀬陸斗がいれば何とかなった、で片づけて良いのでしょうか。

その試合の中で、何が起こっているから劣勢になっているかとか、深いところまで考えるのではなく、一人に対して一人の交代で個の力で何とかしてもらおうという発想なんですね。1人の交代で、数選手の動きを再び活性化させるような意図とかはないのかもしれませんね。

やっている選手は大変かと思いますが、結果は必要です。踏ん張って次の流通経済大学柏高校戦では、勝ち切ってやりましょう。

 

試合後、いったん車で家に戻り、大原サッカー場で行われたトップチームの栃木SCとの練習試合を観戦してきました。出場停止だった中村駿介はスタメンで前半45分間出場、小坂慎太朗は後半15分から出場。互いにJ2らしい激しいプレッシャーの中でも持ち味を発揮していました。中村駿介の良さは今更説明する必要はないですし、色々な練習生が参加していますが、プレーは一味違います。

また、小坂慎太朗も、まず非常に落ち着いてプレーできていたことや、左サイドバック(途中から左前線)でプレーして、サイドから切れ込んでシュートまで持ち込む場面を作ったり躍動していました。

ユースで少しもやもやしていたのですが、先週の試合後の紅白戦同様、選手が伸び伸びとプレーして持ち味を出してくれている姿を見て、気持ちが結構晴れました。

また、一週間頑張りましょう!

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関東ユースU-15リーグ2012/09/08 第17節- 浦和レッズJrユース vs 三菱養和SC巣鴨Jrユース 0-2敗戦・・・相性のせいにしても良いとも思う

9月8日三菱養和巣鴨スポーツセンター

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

今日は、さいたま市浦和駒場スタジアムで行われた天皇杯を観戦し、その後巣鴨まで移動して関東U15リーグの三菱養和SC巣鴨ジュニアユース戦を観戦してきました。

先週の試合後のブログで書いた流れで言うと、今日は勝たなければならない相手でした。ただ、もう後ろを向いたり、下を向いたりしている段階ではなく、前進するためにプラスの要素を大事にしていく段階のため、今日負けたから危ない、次勝たなければどうこう、あの時勝っておけばどうこうというような、マイナスの要素は書きません。

まず、試合について書きますね。

この試合のスタメンは以下、

GK18番大川圭為、DFが左サイドバックに19番村上秀斗、、右サイドバックに5番水上真、センターバックに2番信沢啓人と15番石井康輝、MFがボランチに6番中塩大貴、トップ下に7番高橋聡史と8番影森宇京、FWが左に16番新納大雅、右に11番川上開斗、真ん中に10番堀内千寛

となります。

6番中塩大貴と7番高橋聡史がボランチ気味で、11番川上開斗と10番堀内千寛が2トップのようにも見える布陣でした。

いわゆる三菱養和との試合では、どのカテゴリでも放り込みサッカーが中心で、その攻撃に対するケアから試合に入っていきます。早速開始2分に、ロングフィードがキーパーとディフェンダーのどちらに任せるか難しい場所に放り込まれ、そこの対応が少し遅れたところで抜け出されてピンチを迎えるものの、相手のシュートミスで失点は免れます。

浦和も、やや長めの攻撃になることが多かったものの、カウンターの形などで、右サイドバックの5番水上真が高めに位置して早い攻撃に備え、ディフェンスの部分のケアを6番中塩大貴がすることで、リスクをかけすぎることなく、相手のロングボールに対処しつつ、カウンターでの素早い攻撃を狙うという形で、何度か惜しい形を作り出すことができていたものの、前線の攻撃のリズムが少しずつずれるのか、どうも、攻撃に連動性を作り出すことができず、単発になってしまうケースが多くなっていたようにも感じます。

そのような展開で、トップ下の位置で8番影森宇京がスペースを探して動くことで、8番影森宇京を経由した形で3人ほどでテンポよく攻撃できる場面も増えてきます。

ロングフィード中心の攻撃にも大体慣れてきた中で、20分に一度危ない場面を作られるものの18番大川圭為の好セーブが見られたり、ロングフィードに対して6番中塩大貴が上手く対応して跳ね返していく流れで前半が0-0で終了した時点では、守備の部分は安定しているので、後は決定的な場面まで作り出せない攻撃部分の活性化ができれば、この試合は勝ちの流れに持っていけると思って見ていました。

後半スタートから、16番新納大雅に代わり24番川上エドオジョン智慧が入ります。運動量多く、力強く飛び出して仕掛けることのできる選手が入ったことで浦和のペースで進められるかと思った矢先の2分に、ロングフィード中心の攻めばかり前半は目立っていた相手が、個人技での突破を見せられてしまい、失点してしまいます。

正直、ちょっと予想外でした。後半もロングフィード主体で攻めてくると思われたところで、個人技や、細かいパスを繋いでの仕掛けを混ぜた攻撃を相手がしてきたのですから。

ただ、24番川上エドオジョン智慧が入った浦和の攻撃にも激しさは確かに増し、失点後に24番川上エドオジョン智慧が絡んだ形で何度か惜しい場面が作られます。

5分に5番水上真に代わり23番河内渉真が入ります。10分前後に、その23番河内渉真が右サイドでドリブル突破を見せてチャンスを作ったり、14分には7番高橋聡史から24番川上エドオジョン智慧、11番川上開斗とテンポよくパスを回して左サイドから攻め上がる場面を作ります。

17分に2番信沢啓人に代わり22番高橋海翔が入ります。

実際に、浦和選手が気持ちで負けていたわけではなく、ベンチメンバー含めて声も出ていましたし、戦う気持ちは出ていたものの、どうも浦和に良いように流れないという感じで、そんな流れの中、20分に相手に与えたフリーキックから、再び失点してしまい0-2と非常に苦しい展開になってしまいます。

22分に8番影森宇京に代えて13番東伸幸が入り、35分には7番高橋聡史に代えて21番萩原大智が入り、高さを生かした攻撃など加えて、何とか得点しようとしたものの、結局40分に10番堀内千寛の見事なコントロールからのシュートがクロスバーに阻まれるなど、どうも攻撃陣の気持ちとボールの軌道が思うように付いてこず、結局試合はそのまま終了し、0-2で敗戦となりました。

この後練習試合として3本目が40分間行われました。

この試合のスタメンは以下、

GK25番関敦也、DFが左サイドバックに2番信沢啓人、、右サイドバックに5番水上真、センターバックに22番高橋海翔と13番東伸幸、MFがボランチに17番小田切真人、トップ下に20番渡辺将矢と7番高橋聡史、FWが左に16番新納大雅、右に21番萩原大智、真ん中に24番川上エドオジョン智慧

となります。

この3本目は、8分にミドルシュートを決められ失点0-1、13分に裏へのパスに抜け出した24番川上エドオジョン智慧がディフェンダーもキーパーも交わして決めて1-1。

20分に2番信沢啓人、7番高橋聡史、16番新納大雅、24番川上エドオジョン智慧に代わり、6番中塩大貴、8番影森宇京、19番村上秀斗、23番河内渉真が入り、26分に13番東伸幸からワイドに展開し、パスを受けた20番渡辺将矢が角度のないところから思い切ってシュートを狙い、これが直接か、ディフェンダーに当たったかちょっと確認しきれませんでしたがゴールとなり2-1、31分に失点し2-2。結局3本目は2-2の引き分けで終了となりました。

 

内容自体は、どちらに転んでもおかしくない試合だったと思います。失点の場面がこの試合を分けた決定的な差で、相手の先制点の場面で、やや予想していない仕掛けをしてきたり、攻撃を変えてきたことに上手く対処ができなかった部分と、セットプレーのチャンスをしっかり決められてしまったところ。

試合を通して考えれば、ほんとうにどちらに転んでもおかしくない試合だったと思います。

後は、思った以上に各選手たちが攻めの際のボールコントロールが上手く行かない場面が多かったようにも思えます。

・・・まあ、なんというか、ユースの試合の時にも書きましたが、ブクメは、三菱養和のグラウンドが嫌いです。なんか、ここで試合をすると魔力にかかったように、浦和の下部組織は苦戦することが多い。流れが良くても悪くても、なんか勝ち切れない。

だから、もちろん今日の試合での反省点はしっかり、特に攻撃で組む選手同士のコミュニケーションをよりしっかり取ることで、更に良くなっては行くと思いますが、今日思うように行かなかったことは、相性のせいにしてしまっても良い部分も多々あると思います。

あ~、なんか、どんだけ今年のジュニアユースに試練与えんだよ!と怒りたい気持ちにもなりますが、今日は敗戦しましたが、それでも前回も書いたように、夏を経てチームは確実に成長しています。だから、信じて次は勝て!

・・・来週は、ユースのプレミアリーグと被りますのでブクメは行けませんが、まずFCの方の東京を倒してもらい、再来週はヴェルディの方の東京に勝つところを見せてもらいます!

ではでは!

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高円宮杯プレミアリーグ2012/09/02 第11節 浦和レッズユースvs青森山田高校 3-2勝利・・・打ち合いに転じて今回は競り勝つ

大原サッカー場2012年9月2日

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

今日は、大原サッカー場で行われた高円宮杯プレミアリーグの青森山田高校との試合を観戦してきました。昨日に引き続き、天気がやや不安定で、この試合も序盤は結構な大雨の中での試合となりました。その後は降ったりやんだりで、試合が終了するころには、やや晴れ間・・・までは行かないものの、最後の打ち合いでの勝利によって雲を吹き飛ばして光差すというか、そんな感じの天気でした。

さて、なかなか結果が出ない状況の中、先週から再開したプレミアリーグですが、先週の試合もものすごい展開の中で、最終的には、引き分けに持ち込んだものの、試合自体をどのように判断して良いのかは複雑な状況でした。

この試合もまた、時間帯によってはサッカー的な部分を考えて、ここをこうすれば良いのにあまりそういう指示がでないな~とか、思う部分もありつつ、終盤はとにかく打ち合いに競り勝てという展開に持ち込まれました。

それらの時間帯を分けて、考えるべきなのかな~という試合です。

浦和レッズユースのスタメンは以下、

GKが18番番関口亮助、DFが左に12番小坂慎太朗、右に2番新井純平、真ん中に3番寄特直人と6番西袋裕太、MFがボランチに19番須藤岳晟、トップ下に16番岸伯富実と20番広瀬陸斗、FWが左に14番関根貴大、右に7番長谷優、真ん中に21番進昂平

となります。

中盤省略型の攻撃となった序盤は、やや前線と後ろが分断された形の中で前線に入った時には14番関根貴大が鋭く仕掛けたり、7番長谷優が仕掛けたりでき、この試合では21番進昂平がスタメンに入ったことで前線でのフィフティのボールなどでしっかり競り、ポストとしても機能するような形にはできるはずでしたが、中盤との距離が空いていることで、そこへボールが入った時に上手く生かすという形が思ったほどはできていなかったようにも思います。

それでも、21番進昂平がパスを受けて右の7番長谷優に出してそのままゴールへ向かって走り込み、クロスにヘッドで合わせるなどのチャンスも作れていました。

攻防と言う部分では、どちらに転んでもという感じではありつつ、浦和の方がやや鋭い攻撃をできているというイメージながらも、バックラインからの長いパス、前線の数人で攻めるという形になっていることから、流れが相手に移った時には、前線へのパスがカットされての素早い攻撃から守備が受け身になってという展開にもなりかねないとも言えるものでした。

ただ、中盤省略でボールタッチが少なくなっていた19番須藤岳晟が攻撃に対して意識して動いた時には、チャンスになる場面も多く、例えば、10分に19番須藤岳晟が中盤でボールを受けて右の7番長谷優につなげてクロスから20番広瀬陸斗が狙うなど良い距離で攻撃に絡んだ形で実際に得点に近い形も作れていました。

前半で言うと、もっとも浦和が得点に近づいた形としては、14番関根貴大が縦へのパスで裏に抜け出してペナルティエリアに進入してパスを受けた場面だったと思います。

鋭く攻めてギリギリのところでディフェンダーに防がれてしまったものの、おそらく最初のトラップが思ったより長くなってしまったと思われ、ここが思うようにできていれば、得点できていたと思います。

攻めの形を作る回数では浦和が多かったものの、決定的な場面では青森山田の方が勝っていた前半だと思います。実際、シュートを外してくれたから助かったという場面が2度ほどありました。

しっかり競り、しっかりキープはできていたものの、なかなか思うように結果に結びつくプレーまでは行かなかった21番進昂平ですが、前半終盤には、いずれも14番関根貴大からだったと思いますが、左からのクロスに対して迫力のある飛込みを2度ほど見せていました。ゴール前でああいう飛び込み方ができる選手はなかなかおらず、少しでも緩めると触ってゴールに入れるという動きをしていたと思います。

前半は0-0で終了し、迎えた後半。

前半と比べて、19番須藤岳晟が意識的にタイミングで前線の選手との距離感を縮める動きを見せることで21番進昂平が落として19番須藤岳晟が受けて左右に展開してというい攻撃があったり、16番岸伯富実の攻撃の部分での動きも多くなり、攻撃の連携や崩すための動きなどがかみ合ってきて良い感じになってきたと思っていたところで20分に21番進昂平を下げて10番中村駿介が入ります。

確かに攻めのオプションで10番中村駿介をこのタイミングで投入するのは大賛成なのですが、前線での起点となる動きをしていた21番進昂平をどうしてここで下げるのかと思ったのが本音です。とりあえず、ここまでをサッカー的に考えた、試合の中で修正しながら良い流れになっていく過程として完結させてもらいます。

ここからは、今年は非常にこうなることが多い、打ち合いに競り勝つ戦いの時間と説明するとイメージがわきやすいと思います。

10番中村駿介の鋭い攻めにより、まずはサイドを切り裂いて横パスを受けた20番広瀬陸斗がシュート。これが決まり1-0と先制します。

ただし、この攻撃の形になると、守備も何かおかしくなるということがよくあるのですが、恐れていた通り、27分にヘッドで決められて1-1とされてしまうと、31分には相手も勢いよく攻めてくる中で、守備の寄せが甘くなり、あっさりとゴールを決められてしまい1-2と逆転されてしまいます。

で、浦和も負けじと32分に14番関根貴大がドリブルで仕掛けつつ前線に抜ける10番中村駿介にパスを通し、10番中村駿介がそのまま持ち込んでゴール左隅にグラウンダーでシュートを決めて2-2の同点。

この得点の後、7番長谷優に代えて32番小川紘生を投入します。

ちょうど、この打ち合いに転じた時間帯は16番岸伯富実の攻撃的な意識も相当高まっているのが見ていて感じ取れるくらいで、パスを受けて裏へのパスを何本も狙って通そうとし、そこに14番関根貴大や32番小川紘生、10番中村駿介が勢いよく飛び出していきます。

同様に相手の攻撃も激しく、35分には、ゴール左隅を狙った強烈なシュートを放たれるも18番関口亮助が反応してはじき出し逆転を許しません。

そして後半もロスタイムに入ろうかというところで、まず2番新井純平が左から攻め上がりシュートを放つと、これはキーパーに防がれるもコーナーキックのチャンスを獲得し、このコーナーキックからの(直接か、一人経由したかは未確認)ゴール前への速いボールに対して20番広瀬陸斗がおそらく足先でそらしたと思いますが、これがゴールに吸い込まれて、ついに浦和が逆転に成功します。

3分のロスタイムの中で、上手く時間を使い、16番岸伯富実に代えて17番立野峻平が入り、更に4番西澤秀平も交代で入る準備はしていましたが、試合はこのまま終了しました。

ノーガードの打ち合いと言うか、そういう展開に切り替えて、これまでは引き分けまで持ち込むことがほとんどでしたが、ここに来てついにその戦い方で逆転まで持ち込むことができました、という試合です。

現時点では、残留争いという状況ですので、とにかく欲しかった勝ち点3が、難しい相手と思われた青森山田高校との試合で取れたのはかなり大きいと思います。

これで、順位は8位と降格圏を脱出し、更に上の順位にいる3チームと勝ち点差3という状況になりました。そもそも、今年のプレミアリーグは東京ヴェルディが走っていてそれ以外のチームは混戦状態なので現時点でも2位までは十分に射程圏とも言えるのがなんとも複雑なところです。

こういうスリリングな打ち合いも結果が出るなら受け入れる姿勢を見る側としても持つべきなのかなと思う部分もあります。そして、クラセンが終了した時にも書きましたが、さっさと残留は大丈夫と言う状況まで持って行ってもらって、チームの作り方としておかしいと誰もが思っている部分は、そこからまた考えて行きたいとも思います。

だって、例えば、守備のところでは今日も高さで安定した守備を見せていた6番西袋裕太の狙い澄ましたロングフィードはものすごい武器になるのに、今やっているサッカーだと中盤を経由しないことが多くなっているため、相手ディフェンダーがロングボールに対して警戒している状況がほとんどなので、警戒されてしまっていて活きないとか、守備ラインの攻撃的な部分での特長も見てきている身としては、ほんとうに色々な意味で良さが殺されている部分も感じます。

見方によると、この試合での交代後の攻め中心の構成が悪いと聞こえてしまうかもしれませんが、個人的には、10番中村駿介であったり14番関根貴大の攻撃の部分での本当の凄さというものを見てきている身としては、彼らがもっと攻撃的なところで躍動できるのに、それすらも半減させられているように感じるのも事実。

でも、今は半分「どうしてだろう?」と感じながら、それでも彼らが攻撃を頑張ってくれることで、ここまで得点できているという個人能力的な部分をシンプルに評価して見ようとも思います。

で、今日は試合後に、紅白戦があり、じっくり見させてもらったのですが、怪我していた選手が元気にフル出場している姿があったり(安東輝のこと)、こういうプレーもできるようになっているのかというドリブル突破を見せた選手がいたり(倉本隼吾のこと)、とにかく紅白戦とは思えないくらい全選手が全力のプレーで、見ていて相当楽しい時間を過ごさせてもらいました。

改めて、浦和レッズユースには、能力の高い選手が多いことを実感しつつ、紅白戦でもこれだけの戦いを見せてくれるのを見て、少しホッとした部分もありました。

来週も苦手なコンサドーレ札幌ですが、倒してやりましょう!

ではでは。

大原サッカー場2012年9月2日大原サッカー場2012年9月2日大原サッカー場2012年9月2日

 

 

 

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おまけの写真。

 

埼玉県U-16リーグ2012/09/01 浦和レッズユースU16 vs 西武台高校U16 2-0勝利・・・理想的な試合

レッズランド2012年9月1日

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

元々、関東U15リーグのみを観戦にレッズランドに行って試合観戦をしている時に、どこかで見たことのある顔数人を先頭にどこかの学校の学生が自転車で現れたんですね、で、それが西武台高校の1年生で浦和レッズジュニアユースから行った子達だったということで、聞いてみたらこの後ユースと試合を行うとのこと。

で、ユースの練習試合も見て行こうと思っていたら、練習試合ではなくてU16リーグの西武台高校戦だったというオチです。

さてさて、西武台高校の1年生と言えば、浦和レッズジュニアユース出身の選手が4人いるのですが、その4人全員が出場していることも嬉しく、更に今日の浦和レッズユースU16の戦いぶりが、かなり良くて、それにも満足。まさに、見逃さなくて良かったという試合です。

この試合のスタメンは以下。

GKが1番杉本広貴、DFが右サイドバックに19番長島巧、左サイドバックに16番荒木聡太、センターバックに13番吉原大と21番岡野森、MFがボランチに25番勝野瑛、トップ下に10番松崎洸星、と12番中村透、FWが真ん中に17番小島良太、右に15番橋岡和樹、左に20番清川大輝

となります。

茂木力也と小川紘生の2人は、おそらく明日のプレミアリーグのメンバーに入っているようで、この試合ではラインズマンをやっていました。

ちなみに、浦和レッズジュニアユース出身の西武台高校の1年生は、8番加藤智陽、19番山田大一、43番久保龍希、84番及川皓平で、しっかり把握したのが後半だったのですが、おそらく4人ともスタメンフル出場していました。

U16リーグでは、ここまで結果の出る出ない以前に、思うように選手たちが持ち味を発揮してチームとして戦えていないような印象があり、やや厳しめのことを書いてしまうこともあったのですが、今日の試合に関しては、かなり理想的な試合展開を見せてくれたと思います。

なんというか、国体メンバーに入っている選手の、プレ国体などの経験と自信、そこに負けじと惜しくも国体メンバーには入っていない選手たちが持ち味を見せているようなイメージで、出場している選手全員がこれまでにないくらい良い動きをしていたものの、その中でもボランチの位置に入った25番勝野瑛と右サイドバックに入っていた19番長島巧のプレーが目を引きました。

25番勝野瑛は、中盤でパスを捌いて浦和の攻撃の多くの起点になっていたという部分。19番長島巧は、守備のバランスを崩さずに、攻撃参加できるタイミングを上手く見極めて、相手にとって脅威になるような攻撃参加を何度も見せていたこと。特に、相手が右サイドから攻撃を仕掛けてきた際のパスに反応して受け手にプレスをかけて奪って一気に攻め上がるプレーと、そこに絡む20番清川大輝などとのパス交換での攻め上がりなどで何度もチャンスを作っていました。

時間経過で浦和の攻撃を見ていきますと、

5分に17番小島良太がドリブルで仕掛けてチャンスを作り、7分には20番清川大輝と15番橋岡和樹のワンツーでの突破も見られます、9分には25番勝野瑛が中盤でドリブルから左前線の20番清川大輝にパス、同時に前線に抜け出した10番松崎洸星にパスを出すと、自身は横へ走り、10番松崎洸星がワンタッチでパスを返すと、そのままゴールに向かって仕掛けていきます。

20分前後には、17番小島良太から20番清川大輝にパス、20番清川大輝が思い切ってシュートを狙います。また、25番勝野瑛が右前線の15番橋岡和樹に鋭いパスを通して仕掛ける場面を演出します。

いつ得点をしてもおかしくないようなプレーを見せる中で、実際にはなかなか得点は入らない時間が長く続くものの、20分にセットプレーから浦和が先制します。

コーナーキックのチャンスで10番松崎洸星からのクロスボールに20番清川大輝が頭で合わせてのゴール。

これで1-0となります。

更に、先ほど書いたような19番長島巧の巧いタイミングでのプレスからインターセプトしてからの攻撃で惜しい場面を作り、同じような奪い方をした27分に、今度は一気に左前線の20番清川大輝へロングフィードを通し、20番清川大輝の鋭いグラウンダーのクロスに12番中村透が合わせてゴール。

これで2-0となります。

残り時間にも、混戦のこぼれ球に反応した17番小島良太がシュートを狙う場面や、12番中村透のミドルシュートもありつつ、前半は2-0で終了します。

後半も同様に浦和が攻める時間が長くなり、時折攻め込まれる場面があるものの危ないシュートも1番杉本広貴が好セーブで防ぎます。後半、ポジションチェンジし、右前線に20番清川大輝、左前線に15番橋岡和樹が入る中で、15番橋岡和樹の思い切ったドリブルでの仕掛けも見られましたし、16番荒木聡太と15番橋岡和樹のパス回しでの仕掛けもありました。

後半25分に、15番橋岡和樹に代えて44番川上開斗(中学3年)が入ります。

さっそく44番川上開斗がサイドから仕掛けて10番松崎洸星に鋭い横パスを通そうとするものの、ここはディフェンダーに阻まれてしまいました。

後半は、10番松崎洸星の動きがかなりらしさが出ていて良かったと思います。

5分の15番橋岡和樹からの裏へのパスにタイミングよく抜け出し、ディフェンダーが寄せきれない見事な位置にトラップし抜け出して、キーパーが飛び出してきたところで横パスを出したところに誰も詰められていなかったためにゴールにはならなかったものの、見事でした。

同様に、21分にも12番中村透からの裏へのパスにも見事なタイミングで抜け出すプレーを見せていました。

難を言えば、後半あれだけチャンスを作っていたのに、追加点が奪えなかったことが、残念なのですが、数人が連動して動いてチャンスを作ることが多くできたこの試合は、このチームがこういうプレーをしたら相当強いだろうな~というある種の理想的な戦い方でもあるので、もしかするとジュニアユース時代にいた仲間が多くいる相手だったことや、ジュニアユース時代の監督が見ていたことにより、いつも以上に高揚して試合をできていたことからのプレーもあったかもしれませんが、こういう戦い方が今日でき、その試合を見ることができたことが嬉しかったです。

前進していますね。良い感じです!

浦和レッズジュニアユース出身の西武台高校の選手たちにとっては、思うように行かない試合になってしまったと思いますが、この時点で入った4人すべての選手が試合に絡んでくれていることを嬉しく思いますし、身近で見に行きやすい西武台高校なので、今後の活躍を期待しつつ、時間が合えば足を運ばせてもらいます。

 

正直、楽しみにしていたスペインに行けなくて結構ふてくされていた部分もあったのですが、この試合で、西武台高校で頑張っている選手たちの姿を再び見ることができましたし、浦和の選手たちのプレーぶりを見ていて気持ちすっきりしました!

ではでは!

レッズランド2012年9月1日レッズランド2012年9月1日レッズランド2012年9月1日

 

 

 

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おまけの写真。

関東ユースU-15リーグ2012/09/01 第16節- 浦和レッズJrユース vs 横浜F・マリノスJrユース 1-2敗戦・・・ここからが正念場

9月3日レッズランド

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

日本にいます。あまり多くの方が行けない試合こそブログとして残したいと思い(それを口実に自分も楽しみたいという気持ちもありつつ・・・)、大会の場所を調べ、最寄駅を調べ、大会のホームページを見つけ出し、スペイン行きの準備自体は完ぺきだったのですが、体が付いていきませんでした。数日間、家でふてくされてじっとしていたので、体調は、そこそこよろしい週末。皮肉なものです。

色々ありますが、ジュニアユースの関東U15リーグの再開後初戦をしっかり見守れというお告げと考えて、今日はレッズランドへ足を運びました。

雨が降ったり、風が吹いたり、急に晴れたりと不安定な天気ではありましたが、比較的最近の暑さを考えれば過ごしやすい中での試合となりました。

この試合のスタメンは以下、

GK18番大川圭為、DFが左サイドバックに19番村上秀斗、、右サイドバックに5番水上真、センターバックに2番信沢啓人と15番石井康輝、MFがボランチに7番高橋聡史、トップ下に11番川上開斗と8番影森宇京、FWが左に12番田中拓真、右に16番新納大雅、真ん中に10番堀内千寛

となります。

ちなみに、ジュニアユースの2年生が現在スペイン遠征中ということで、久しぶりに全選手3年生でのスタメンとなり、控えには、1年生が5人と試合には出られませんが練習生が一人入っていました。

試合はと言うと、再び公式戦再開であったり、残留争いであったりを意識しすぎているのか、スタートは、この夏に見てきた練習試合の時にはできていたことができず、かなり苦しい試合展開を強いられます。

相手のシュートミスなどにも助けられつつ、10分くらいまでは無失点でいたものの、12分、13分と立て続けに失点し0-2という苦しい展開にしてしまいます。

浦和の攻撃はと言うと、16番新納大雅から10番堀内千寛へ繋げての仕掛けだったり、右サイドバックから攻撃参加した5番水上真のサイドからの仕掛けやクロスで狙ったり、相手ゴールにやや近い位置でのフリーキックのチャンスなどもあったものの、いずれも決定的なチャンスまでは結び付かず。

0-2となった15分あたりから、徐々に浦和も落ち着いてプレーできるようになり、2番信沢啓人がセンターバックの位置から縦に長いパスを通し、パスを受けた10番堀内千寛がオーバーラップする5番水上真につなげて仕掛けるという、素早い展開や、11番川上開斗がキーパーにプレッシャーをかけてミスを誘い、こぼれ球を12番田中拓真がループシュートで狙うもゴールを超えてしまいます。それ以外にも、11番川上開斗の力強いドリブル突破からクロスに16番新納大雅がヘッドで狙ったり、11番川上開斗のポストから10番堀内千寛につなげて仕掛けるなど前半の終盤は、危険な場面も多いものの、チャンス自体は多く作り出すことができていました。

展開の速い攻撃も何度か見せられるものの、相手のゴール前での迫力にややかける攻めとなってしまい、得点を奪えないまま0-2で前半を終了します。

後半スタートから、12番田中拓真に代えて13番東伸幸が入ります。

早速3分にコーナーキックのチャンスで13番東伸幸の惜しいヘディングシュートがあり、このポジションで使われた最初のころと比べると、だいぶそのポジションで要求されるプレーをしっかりできる回数は増えてきたものの、そのポストプレーに対する、味方の動きがなかなか思うように行かない場面も多く見られました。

後半は比較的、相手の攻撃の勢いもなくなり、浦和のチャンスも増えるという中で、15分前後に8番影森宇京からのパスを受けた10番堀内千寛のシュートがクロスバーを叩いたり、11番川上開斗のシュートがコーナーを叩くという、あと数センチ中ならゴールだったという場面もありつつ、悔しいくらいにそういう場面で得点にならないんですね。

30分に16番新納大雅に代えて23番橋岡大樹が入り、この23番橋岡大樹の強烈なシュートもあったのですが、コースが甘くキーパーに抑えられてしまいます。それでも23番橋岡大樹の投入でややゴールに向かう姿勢が強くなったイメージはありました。

このまま終了してしまうと思われた試合終了間際に、11番川上開斗のクロスなのか狙ったのかは定かではないものの、左サイドからのクロスが直接ゴールに入り1-2と言う状況になり、更に反撃と行きたかったところですが、残り時間は既に残っておらず終了。

結局、試合は1-2で敗れました。

さて、この試合をどう捉えましょうか。

ちょうど、この試合の前日くらいに浦和レッズのオフィシャルページのWEB Little Diamonds Vol.19を読んだのですが、目標は関東1部残留と高円宮杯出場とありました。私もそれで良いと思いますし、そうあるべきだと思います。

全ての試合に勝利して奇跡の逆転上位4位を目指せでは無くて良い。どうして、前半戦終了時点でこのような状況になってしまったのかを個々の選手が冷静に見つめて行かなければならないですし、上位チームと対戦した時には今日のような敗戦も出てくると思います。

プレスに行ってもうまく交わされる、攻撃に迫力がある相手。上位チーム相手では、現段階では思うように行かないこともあると思います。

夏の練習試合を多く見せてもらいました。その時に、ここまでのサッカーができれば降格はないというくらいまでのサッカーを既にできることは分かりました。間違えなく、その戦い方ができれば降格はありません。

一緒に見ていた人から、声があまり出ていないという話も出ていましたが、最初に比べればかなり声が出るようになってきています。プレーの激しさも、ゴールへ向かう姿勢も、慣れないポジションをやっている選手も確実に良くなっているんです。

負けるのは嫌ですし、負けても良いとは思いませんし、今日みたいな負け方は見ていても悔しいですが、上位チームに一つ敗れたことで、夏にやってきたことへの自信が揺らぐようなことがあってはダメ。

やるべきことの大前提は、前半戦で同じくらいの位置にいたチーム相手には絶対に負けないこと。だって、前半戦に思うように行かなかったチーム状況は同じですし、後半戦のスタートラインは同じ。夏にやってきたことで他のチームより頑張って努力してきたのですから、そして、その成長もブクメは実感しています。

次の三菱養和戦は、絶対に勝たなければならない試合です。公式戦だから、いつもやっていることができないではなく、夏場の成長は自分たちが勝っていることを見せつけてやらなければならい相手です。

やってやれ!

ではでは。

ちなみに、試合の後に30分間行われた3本目(
?)は、3年生に加えて、1年生の22番菊地泰智、23番橋岡大樹、24番シマブク・カズヨシ、キーパーの高草木天平、21番(ディフェンダーは誰だか分かりませんでした)、あと、26番練習生が加わり、2-2の引き分けでした。 

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おまけの写真。