アカデミー卒業生関連2015/11/12 ワールドカップ予選 フィリピン代表vsイエメン代表を観戦。佐藤大介を見てきました。

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どうも、ブクメです☆

2泊3日の強行日程になりましたが、仕事の打ち合わせと、サッカー観戦含めてバタバタとフィリピンに足を運んできました。

フィリピンのグローバルFCに加入した浦和レッズユース出身の佐藤大介の話はこれまでに何度か触れてきましたが、現在、佐藤大介は、フィリピン代表の一員としてワールドカップ予選の戦いで不動の左サイドバックとして出場を続けています。

フィリピンに足を運ぶのは、半年ぶりくらいなのですが、前回足を運んだ5月は、グローバルFCが出場していたACLの下カテゴリの大会となるAFCカップの試合を観戦予定だったのですが、大会会場がフィリピンスポーツスタジアムという、マニラの中心から結構距離がある場所だったことと、キックオフ時間の勘違いと渋滞を考慮できていなかったなどダメダメな条件が重なり、せっかくフィリピンにいるのに、試合はホテルのテレビで見るという、情けない結果になりました。

今回のフィリピン代表vsイエメン代表の試合も当初は、その会場で開催と出ていたのですが、少し前に変更になっていて、足の運びやすいリサール・メモリアル・スタジアムに変わっていたので、移動の心配なく観戦・・・と行きたかったのですが、実際試合には間に合ったものの、たかが8キロ程度の距離のタクシー移動で大渋滞1時間以上かかったりして、やや移動中ビクビクしたものです。でも、今回はしっかり観戦できました。

フィリピン代表に選出されてから、実際話を聞くと、海外でプレーしているフィリピン代表選手がポジションで競合するなどで、ポジション争いもし烈になるかもしれないということでしたが、実際のところ、この予選は、ずっと佐藤大介は、スタメン出場を続けており、そして、映像で見られる試合は、ほとんどチェックしているのですが、その存在感は、やや連携や、まとまりなどに課題のあるフィリピン代表において、大きな役割を担っていることがわかるくらいの存在になっています。

それだけでも、ユース時代から見ていた立場からすると、誇らしく思えるわけです。大きく環境が代わり、様々な活動をしている姿なども目にするようになりました。そういった情報を見ていると、若くして多くのものを背負いすぎているような気がしてしまう部分もありますが、ユース時代から見られたようなプロフェッショナルな振る舞いをずっと続けてくれている姿が見られるだけでも嬉しいものです。

試合の結果としては、前半の攻勢の時間帯に得点が奪えず、0-0の時間が長く続く中で、少ないチャンスを決められてしまって敗戦となってしまいました。おそらく、ゴールラインを割っていてゴール判定になるべきだろうと思われるプレーもありましたが、そのあたりが認められなかったのがやや悔やまれますね。佐藤大介は、毎試合ベストを尽くしてくれるので、そのプレーの姿勢を見られることで、佐藤大介の応援に行っている立場としては、個人的には、満足してしまう部分もあるのは事実です。

ただ、今後も彼がフィリピン代表として戦っていくことを考えると、それぞれ個々の能力が高い選手がおり、海外で活躍している選手も多いというポテンシャルを感じるチームでありながら、やはり代表チームの作り方や準備不足で、持て余してしまうという試合を何度か見ていることから、フィリピン代表自体も良い意味で、佐藤大介のような選手が入ったことで、変わっていければ良いなと感じるのも事実です。

チームが気づくか、それとも、もっと佐藤大介が代表でキャリアを積んで、チームへの発言力が増して、良い方向に向かっていくことを願ってしまいます。

 

そんな、余計なお世話なことを書きつつ、国の代表として戦っている佐藤大介の姿をようやく現地で見ることができて良かったです。

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Jユースカップ第23回Jリーグユース選手権大会 準決勝 2015/11/7 – 浦和レッズユースvs大分トリニータU-18 2-0勝利・・・これまでに何度か感じてきた、負けない雰囲気を見た

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「また大阪か~、しょうがないから行ってやるか~」という愚痴をこぼさせてくれて、ありがとうございます。

どうも、ブクメです☆

これまで、この浦和レッズのアカデミーの育成に足を運ぶようになって、何度か、負けない雰囲気を感じるタイミングというのを見てきました。私の中では、そのもっとも印象的な瞬間は、現在の大学1年生にあたる世代のジュニアユースの夏の全国をかけた、トーナメントのここで勝てば全国が決まるという試合。山梨方面の試合でしたが、不思議なほど、その日は、試合前からそんな雰囲気を感じていて、実際に、その試合も勝利を飾ってくれました。

今年のユースの3年生のジュニアユース時代にも、同じような瞬間がありましたが、この時は、単発の試合と言うよりは、残留争いに巻き込まれて厳しい状況になる中で、そのまま降格してしまってもおかしくないような状況下で、急激なメンタル面の成長が見られた時期からの、このチームが降格することはないだろうという確信めいた雰囲気。

それと同様の雰囲気を、この大会の準々決勝あたりで強く感じるようになっています。

この雰囲気を感じた時は、本当に負けない。いわゆる、サポーターサイドだからこそ感じられるのかもしれない、応援する側がプレーする側からもらえる特別なものだと勝手に考えています。

今回感じた雰囲気は、彼らがジュニアユースの時に感じさせてもらったのと同様に、単発の試合においてではなく、この大会を巻き込んでのものであり、ゆえに準決勝も負けないだろうという何か確信めいたものがあり、それが実現したわけで、その雰囲気は、決勝まで続くだろうという不思議な確信を今は、準決勝勝利の余韻に浸りながら感じているわけです。

ユース世代の大会は、ベスト8までと、準決勝以降というもので扱いが全く変わるというのは、過去触れたことがあり、全国大会では、ベスト4以上に行くことで、これまで見てくれなかった人が見てくれます。

その意味では、これまでのように準決勝から、大きな会場になるという、これまでのJユースカップとは少し違い、会場の規模としては、準々決勝のカシマスタジアムの方が大きく、準決勝の会場としては、やや疑問になる味の素スタジアム・・・の隣の味の素スタジアム西が会場になったので、少しその辺りには違和感を覚えますし、Jリーグの試合とキックオフ時間もガッツリ被ったので、多くのサッカーファンに会場で見てもらうという点では、準決勝らしくない感じにはなってしまったものの、それに関しては、決勝まで上り詰めていることや、その週は、Jリーグがないため、より多くのサッカーファン、関係者の方の目に触れることになります。

既に準決勝でも生中継されていたり、(良い悪いは別として)動画が色々なところに広がっているようなので、現地にいなかった方でも、そのプレーは多く見られていた。これも重要なことです。しかしながら、今後サッカー選手として、より高い位置を目指すために、その可能性を手繰り寄せるという意味で、まず、レギュレーションが変わった今大会では、大舞台の雰囲気という点では、決勝に上り詰めて初めて体感できるものと私は考えていますので、そこまで上り詰めてくれた選手を誇りに思っています。

ということで、前を気を長く書いたのは、映像が多いので、細かい試合内容が気になる方は、実際の映像で見ていただきたいということで、大まかには触れるだけにしようかなと。

この試合のメンバーと交代は以下となります。

GK18番山田晃士、DFが左サイドバックに7番高橋聡史、右サイドバックに20番関慎之介、センターバックに4番小木曽佑太と36番橋岡大樹、MFが左に2番川上開斗(後半30分⇒24番松高遼)、右に8番影森宇京(後半44分⇒35番長倉幹樹)、真ん中に14番渡辺陽と5番中塩大貴(後半45分⇒10番堀内千寛)、FWが左に13番新井瑞希(後半18分⇒31番シマブク・カズヨシ)、右に21番時里元樹(後半9分⇒17番伊藤敦樹)

となります。

強烈な攻撃陣をシャットアウトして勝ち抜いてきた印象が強い(試合は見ていないのであくまで目に見える結果と経過からしか判断はできませんでしたが)対戦相手の大分トリニータU-18でしたが、実際、その通りのチームだった言うか、準決勝の相手にふさわしい強さでした。突出した個を持っている選手は、その試合ではわからなかったものの、強靭とか屈強とか言う言葉が当てはまるような、見た目で大きくない選手でも、あたりに強く、力強さを感じるような相手で、シンプルにやるべきことをしっかりやってくる強さを感じました。それだけに、なかなか得点が奪えないという時間帯が続くとやっかいになるかもしれないという印象もありましたが、実際、これまでの対戦相手のように、前線の選手の個人技による仕掛けでは、なかなかチャンスを作らせてもらえませんでした。

そんな状況下で、前線の選手への対応を意識する相手の裏をかいて、スタートからペナルティエリアの外くらいから、意識的であろうシュートを8番影森宇京が狙う流れで、6分の8番影森宇京のシュートのこぼれ球に13番新井瑞希がしっかり詰めてゴールを奪うことに成功します。

とにかく、この大会の浦和レッズユースは、試合の駆け引きで勝る場面が多いのですが、この試合でも、守備が固い相手に対して、必要なプレーの選択と、相手のプランを狂わせるような早い時間での先制点により、流れをぐっと引き寄せることに成功します。

ハードワークという言葉は、書いてしまえば簡単な言葉なのですが、意図のあるハードワークができているのもこの大会での強さの理由でもあり、細かく言えば、準決勝の相手は、時折見せるシュートを見ていても、多くの選手が力強いシュートを放てる印象がある中で、寄せが甘く、スペースを開けてしまっていて、シュートを撃たれたら怖いなと思う場面は何度かあったのですが、2番川上開斗や14番渡辺陽、5番中塩大貴など中盤の選手が実にうまいタイミングで、そういう危険な場面を察知して、プレスをかけたり、体を入れて精度の高いプレーをさせないということができていました。個の戦いになった時は、守備陣が問題なく対応できていましたので、何度か、密集地帯でこぼれ球をどちらがみたいな状況下では、そのボールがこぼれる方向によっては、という場面もあったものの、結果的に、集中力でまさり失点を許さなかったことも大きいですね。

強い相手、守備の固い相手というのことで、崩して決定的な形を作ることはあまりできなかったものの、8番影森宇京が相手の裏をかくようなパスを供給することで、作ったチャンス自体は多かったと思います。

前半終盤の14番渡辺陽からのパスを受けた8番影森宇京が、ここしかないというところにパスを出して21番時里元樹が受けて放ったシュートがポストに嫌われるという場面などが、その象徴的なチャンスの形でした。

そして、1-0で迎えた後半30分くらいにコーナーキックのチャンスで8番影森宇京からのクロスを4番小木曽佑太がヘッドで合わせてのゴール。ここは、ディフェンダーがクリアしたように見えたものの、ラインを割っていたという判定です。私が見ていた位置からでもラインを割っていたと思いますので、問題ないゴールでしょう。

リードしながら、1点のリードでは何が起こるかわからない流れの中で、後半も終盤に差し掛かろうというところでの追加点。しかも、セットプレーからのゴール。

大きな大きな2点のリードを持って、残り時間をしっかり戦い、また、怪我で戦列を離れていた10番堀内千寛も少しの時間ですが、後半アディショナルタイムにプレーする時間を作ることができたことも大きいと思います。

勝てたというよりは、普通に勝ったという印象を周りに植え付けるような、試合運びや試合の締め方含めて、勝つべくして勝った準決勝でした。

この試合での戦いぶりを見て、この大会で負けない雰囲気は、より大きなものになりました。

今シーズンは、ほんとうに負傷者の多いシーズンです。この準決勝は、ベンチ入りできなかった選手の多くがスタンドに来ていました。

純粋に仲間を応援できているというよりも、悔しいという気持ちの方が強そうな表情の選手も少なからずいたように思います。当然のことですし、そうであるべきです。実際に、より多くの選手に、今のこの雰囲気の中でのチームの中でプレーし欲しいと願う気持ちもあります。悔しい思いは今後に生きます、絶対。

私は、そういう選手の見せていた表情を大事にしたいと思います。

ただ、私はサポーターですから、今は、純粋に応援してきたチームの日本一になる瞬間を見届けたいと思います。

11月15日、Jユースカップ決勝の日。

全国大会での決勝の舞台というのは、ユースでは、2008年の高円宮杯以来ですね。対戦相手もその時と同じ名古屋グランパスU-18。その試合は9-1の圧勝で優勝しているので、相手サポーター的には、リベンジという言葉を使ってくるのかと思いますが、まあ、7年も前の話ですし、そういう因縁は、どうでも良いかなと思います。

それよりも、個人的には、数は多くないですが、この数年でユースで広島遠征だったり、Go Forだったりで、2度ほど名古屋グランパスU-18との対戦を見ているのですが、いずれも、大敗している嫌な記憶のが強いです。

だから、7年前の大会をいまさらぶら下げて、今回も一蹴してやるなんて気持ちは全く持っていません。この大会で見せてくれた、浦和レッズユースの強さを決勝でも出し切ってもらいたい。それだけです。

どのくらいの観客が入るのかは、全く読めませんが、準決勝までとは、まったく違った雰囲気になることは、十分に考えられます。集中しにくい環境になる可能性もあると思います。

多くの雑音、逆境を乗り越えてきた今年の3年生を中心とした浦和レッズユースですので、問題はないと思いますが、もし、変な緊張感だったり、集中が乱れそうになったら、私をはじめ、レッズランドなどでいつもボーっと見つめている多くの顔もその会場には必ずいますので、探して見つけて和んでくださいw

まずは、この舞台に足を運べる機会を与えてくれた選手たちに感謝するとともに、決勝で一緒に戦えることを楽しみにしています!

最後に、「また大阪か~、しょうがないから行ってやるか~」という言葉で閉めます。

ではでは。

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Jユースカップ第23回Jリーグユース選手権大会 準々決勝 2015/11/1 – 浦和レッズユースvsセレッソ大阪U-18 3-1勝利・・・そしてまた一歩、大きな前進!

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どうも、ブクメです☆

カシマスタジアムでのアカデミーの試合に足を運ぶ時は、何かとやらかしてます。昨年のジュニアユースの高円宮杯では、バッグの中で水筒の中身がこぼれて水浸し状態になり、今年は、寝坊で周りの方に迷惑をかける始末(試合には間に合いましたがw)

しかしながら、私個人的な負の要素とは裏腹に、昨年のジュニアユースは、結果はついてこなかったものの、チームとして気迫のこもったもの凄い試合を見せてもらい、今日のユースの試合では、「強さ」で勝利をもぎ取る瞬間を見させてもらうことができました。カシマスタジアムが好きになりそうですw

あ、試合に触れる前に、まず最初に、何名か試合後に気にされている方がいて、正直私自身もあまりきちんとレギュレーションを調べていない部分があって、改めてチェックしたのですが、この試合までの警告の累積は、1枚の場合は、準決勝の段階で帳消しになるそうです。なので、今回の試合含めて、累積が2枚以上になっていなければ、準決勝からは、1枚もらって累積が2枚で悲しい思いをするという選手はいないわけですね。もちろん、カードをもらうようなプレーをしなければ良いのですが、ちょっとしたことで出てしまう場合もありますので、この辺は、一安心です。

では、試合の話に移りますね。

この試合のメンバーと交代は以下となります。

GK1番大川圭為、DFが左サイドバックに7番高橋聡史、右サイドバックに20番関慎之介、センターバックに4番小木曽佑太と36番橋岡大樹、MFが左に2番川上開斗(後半30分⇒24番松高遼)、右に8番影森宇京(後半35分⇒17番伊藤敦樹)、真ん中に14番渡辺陽と5番中塩大貴(後半44分⇒35番長倉幹樹)、FWが左に13番新井瑞希(後半40分⇒31番シマブク・カズヨシ)、右に21番時里元樹(後半22分⇒19番川上エドオジョン智慧)

となります。

3回戦からのスタメンの変更点は、キーパーが18番山田晃士から1番大川圭為、右サイドが23番高山大智から8番影森宇京となっています。

この大会は、2回戦から観戦していますが、とにかく、これまでの色々が嘘のように、この大会に入って、前目の選手には、勝負を仕掛けさせることを徹底させる形で、これにより活き活きとプレーできている選手がいる一方で、少し悩みを抱えているような雰囲気の選手も見られつつという印象。

3回戦で活躍して結果を出した前線の攻撃陣の動きはこの試合も鋭く、例えば、3回戦で先制点を決めた21番時里元樹は、開始から、相手との駆け引きに勝って鋭く仕掛ける場面を見せたり、粘ってファールを誘いフリーキックを獲得するなどチャンスを作っていました。

この準決勝での対戦相手のセレッソ大阪U-18ですが、3回戦の相手と比べて、球際の激しさがあり、こちらがパスを受け時のプレッシャーも早く来ていて、楽には攻撃をさせてはもらえないなという印象はありつつも、やや左サイドに偏るところはあったものの、2番川上開斗のところで、競り勝ってそこに、中盤の選手や前線の選手が絡んで攻撃を仕掛けるという形が比較的できており、チャンスもしっかり作れていました。

流れの中では、右サイドの8番影森宇京がやや試合の入り方に苦慮しているようにも見えたものの、そんな中でフリーキックの場面で、相手守備陣の準備ができる前に、早いリスタートで相手守備陣を驚かせるようなプレーを見せたりしていました。

相手の攻撃に関しては、他の方の言葉を少し借りると、「綺麗にプレーをしようとしすぎている」という感じで、確かに攻撃に来たときは危険な仕掛けをしてきますし、実際に、7分に失点した形というのは、「やられた」としか言いようがない、パスを受けた選手がトラップでそのまま反転して綺麗に突破されて折り返しを決められたという形でしたが、味方同士のリズムが合わない時には、明らかなミスパスのようになってしまうところで、浦和の選手がかなり集中していたこともありますが、そういった隙でかなりの確率でマイボールにすることができていました。

そして、相手の隙をついて奪ってと言う形からゴールができたわけです。

この試合の勝敗の一つのポイントとしては、失点した後にすぐさま8分に、2番川上開斗がドリブルで仕掛けて、そのままシュートを決めて、先制して相手の勢いが増す前に、試合をあっという間に振り出しにできたことが大きいと思います。特にビハインドを背負ったすぐ後の時間帯でいかに追いつけるかが重要な中で2番川上開斗が選択した自ら決めるという選択肢が成功した形ですね。素晴らしいです。

ペースがどちらかに完全に移るということは、試合終盤までなかったものの、この同点ゴールで再び落ち着いた試合運びが出来たのは事実で、そこから、中盤の5番中塩大貴がスペースを上手く見つけてパスコースとして入ってパスをもらう動きを見せたり、14番渡辺陽が、パスを受けた際に前にスペースがあると見るや、ドリブルで持ち上がってよりゴールに近づき相手のディフェンダーをひきつけつつ、13番新井瑞希にパスを通し、折り返しを8番影森宇京がシュートとフィニッシュまで持っていくプレーもありました。

15分には、2番川上開斗からのパスを受けた21番時里元樹が、おそらく、相手ディフェンダーが予測して寄せようと思った方と違った足でトラップをしたのだと思いますが、こういう駆け引き勝ちで前を向いて仕掛けるという形も少ない人数でゴールを決める可能性を見せる一つの要素になっていたと思います。

1失点して以降は、浦和の守備陣がかなり集中して守り、やや寄せが甘くなってシュートを撃たれた時にも、コースに体を入れて跳ね返すなど、相手の攻撃を跳ね返し、それ以上の失点を許しません。

流れの中からの守備は、安定してたものの、セットプレーの守り方には、まだ課題が多いようで、27分に相手フリーキックから、ペナルティエリア内でフリーの状態で相手選手にシュートを放たれるも、これは枠をそれて失点は免れました。

そういう場面もありつつですが、30分には、コーナーキックのチャンスで13番新井瑞希からのクロスボールをファーサイドで2番川上開斗が受けて折り返しを14番渡辺陽がシュートを放つなど、枠をとらえていればというチャンスを浦和もセットプレーから作ることはできていました。

33分には、左サイドバックの7番高橋聡史が2番川上開斗にパスを当てて攻撃参加、左サイドを上がった7番高橋聡史にパスが戻り、クロスから5番中塩大貴にわたり仕掛けるという形を作ります。

38分には、36番橋岡大樹からのロングフィードで21番時里元樹に届けば一気にチャンスという形でしたが、ここは、わずかに相手キーパーに先に反応されます。

結果的に前半は、1-1のままで折り返します。

後半に入ると、前半あまり効果的に使えていなかった右サイドでの8番影森宇京を経由した攻撃も加わり、より攻撃が多彩になります。同時に、やや相手の守備の対応に引っかかり苦戦していた13番新井瑞希が活かされる形で、相手の脅威となるようなプレーをする回数も増えてきます。、16分のプレーで、右サイドでパスを受けた8番影森宇京が、ディフェンダーに寄せられて前を向けない状態ながら、アウトサイドで前線にパスを送り、そこに13番新井瑞希が反応して、ドリブルからクロスまで持って行ったという場面などがそのプレーの一つですね。

それに加えて、5番中塩大貴のロングスローにより、スローインもセットプレーに近い怖さを相手に与えることを見せることができたり、後半に関しては、ペース自体は浦和に傾いていることを感じつつ、19分に、珍しいペナルティエリア内での間接フリーキックのチャンスを得てプリンスリーグの開幕戦の再来か!?と思いつつも、ここは惜しくも決まらず、チャンスは増えるもなかなか逆転ゴールを奪えずに時間が経過していきます。

後半も半分ほど経過したところで、22分に21番時里元樹に代えて19番川上エドオジョン智慧を投入します。

そして迎えた後半27分に待望の逆転ゴールが生まれます。

右サイド高めの位置ででパスを受けた8番影森宇京が、ドリブルで深くまで持ち上がると、そこから更にドリブルでペナルティエリア内まで切り込みラストパスを13番新井瑞希が豪快に押し込んでゴール!

果敢に仕掛け続けながら、ゴールが遠かった、13番新井瑞希に待望のゴールをもたらします。

逆転ゴールの直後にも、8番影森宇京からゴールに背中を向けてパスを受けようとしていた13番新井瑞希に、前を向いてゴール方向を向いてもらえるようなパスコースにメッセージ性のあるパスを出したところなど含めて、長所を引き出すパスとそれにより13番新井瑞希が本来の能力を存分に今後発揮できるような予感を感じさせる瞬間も見せてくれました。

タイトルに書いた、大きな前進というのは、何も優勝に近づいたということを意味しているだけではありません。

先ほど書いたような前進の部分と同時に、逆転した後の15分(アディショナルタイムが6分あったので実質20分ほどですね)の使い方と、そこをコントロールするプレーがこの試合では、できたことの方が私としては、このチームは大きく前進したなと感じる部分だったりします。

交代の流れとして、30分に2番川上開斗に代えて24番松高遼が投入されたのですが、試合の流れ上、当然、同点ゴールを狙う相手がややリスクを負っても攻めてくる時間帯になるわけですが、そこでそれに乗っかって、リードしているのに攻守が目まぐるしく入れ替わるような状況になるような雰囲気もあった中、時間を使っていなす、相手がじれるようなボールの持ち方をする、隙を見せて前がかりになってキーパーが前に出ていたら、浮き球でシュートを狙うなどなど、残り時間をコントロールするプレーを彼がしてくれたんですね。

特に、24番松高遼と右サイドバックの20番関慎之介の2人で見せた試合終盤の時間の使い方(ただキープするだけではなくて、狙えるときは、サイドから突破して深い位置まで持っていく行けそうなクロス、ダメでも反撃を受けないようなプレーをする。

相乗効果で、全体的に、相手をじらすようなプレーができて、焦りを生ませる試合をしつつ、迎えた37分に、コーナーキックのチャンスから、13番新井瑞希からの浮き球のクロスを4番小木曽佑太がヘッドで合わせてゴール。これで、3-1と決定的な2点差にし、更に、その後の長めのアディショナルタイムもうまくコントロールして、そのまま勝ち切りました。

3回戦の後のブログで必要な要素と書いた部分がしっかりでたことが嬉しいです。

チームとしてのプレーの質は高い状態を維持することができていて、この大会での戦い方も継続されている、攻撃陣の特徴も見られ、結果のところでは、前の試合で貴重な先制点を決めた21番時里元樹は得点という結果自体はでなかったものの、特徴はしっかり見せ、前の試合で結果と言う形で残せなかった13番新井瑞希が結果を残した(彼の特徴が最大限活きるヒントも見られた)、そして、もともとセットプレーが強かった4番小木曽佑太がなぜか、今シーズンは、クロスバーやポストに嫌われて競り勝っているのに得点が遠かった、やや運が味方してくれていなかった部分も、この試合で払しょくされた。

そして、試合に落ち着きを持たせることもできた。

大きな前進じゃないですか。

あと2試合で、このチームがどこまで前進できるのかが楽しみで仕方ありません。

この大会の優勝から、一気にプリンスリーグも可能性のある最大限のところまで行ってしまえるのではないか、この試合を見て、強く思うようになりました。

少数の選手のみの力だけではなく、補い合えるチームになっている。

この3年間は、私も本当に自分がユースに対して、愚痴っぽくなったなと感じています。今でも、そのやり方に納得はできていません。ただ、そういうところを超越して、久しぶりに純粋にチームを応援したいという気持ちに向いています。

まず、そういう気持ちに向けさせてくれた選手に感謝するとともに、一緒に戦える気持ちをここからは味わえればと感じています。

まずは、土曜日の準決勝ですね!楽しみにしています。

「また大阪か~、しょうがないから行ってやるか~」そんな幸せな愚痴をこぼさせてくださいね。

ではでは。

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Jユースカップ第23回Jリーグユース選手権大会 3回戦 2015/10/25 – 浦和レッズユースvs京都サンガFC U-18 2-0勝利・・・トーナメントで必要な要素が見えた

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どうも、ブクメです☆

先週Jユースカップ2回戦でカターレ富山U-18を破った浦和レッズユースの3回戦の試合を観戦に時之栖スポーツセンターに足を運びました。

レギュレーションが変わった今年のJユースカップですが、3回戦は、セントラル開催ということで、時之栖が会場として使用されます。時之栖が会場になるとやや、ネックになるのが場所。

時之栖とつくグラウンドが少し離れたところに複数あり、大会によっては、そのグラウンドがあいまいになっていて、裾野でない方の時之栖に足を運んでしまって慌てて移動して試合に間に合わなかったという方も出ることもよくあったり。

全国大会やフェスティバル系の大会で使用されるのは、裾野グラウンドのケースがほとんどなので、注釈は必要ないでしょという解釈なのかなと思いつつ、やはり裾野グラウンド開催でした。

やや風が強い状態ながら、快晴の中での試合となりました。

2回戦で、組み立てをやや捨てて、ボールの落ち着きどころを作らずに、攻守が激しく切り替わるような、攻撃的な選手がガンガン仕掛けてという戦いで押し切っての勝利から1週間。1回戦ともまた違った布陣になっていたということだったので、この3回戦でもまたガラッとやることを変えてくるのかと思いつつでしたが、戦い方としては、近い形を継続させて臨むことになりました。スタメンの布陣も、前節怪我で途中交代した8番影森宇京のところに、更に攻撃的な23番高山大智が入るということで、押し切る形ができれば、また大量得点が期待できそうでありながら、対戦相手が組織力が高い場合は、逆に諸刃になる可能性も感じつつでした。

では、試合の話に移りますね。

この試合のメンバーと交代は以下となります。

GK18番山田晃士、DFが左サイドバックに7番高橋聡史(後半45分⇒15番鈴木海都)、右サイドバックに20番関慎之介、センターバックに4番小木曽佑太と36番橋岡大樹、MFが左に2番川上開斗(後半31分⇒31番シマブク・カズヨシ)、右に23番高山大智(後半36分⇒24番松高遼)、真ん中に14番渡辺陽と5番中塩大貴、FWが左に13番新井瑞希(後半17分⇒19番川上エドオジョン智慧)、右に21番時里元樹(後半23分⇒17番伊藤敦樹)

となります。

対戦相手の情報があまりなく、これまで例えばジュニアユースなどで対戦した数年前などの記憶をたどりつつ、プレミアリーグウェストという高いレベルのリーグで戦っていることなどから、攻撃で押し切ることができるのか心配することがあったのですが、1試合ではなんとも言えませんが、強烈なイメージを持つポイントがあまり見当たらず、比較的くみし易い相手だったという印象ばかりが残るのですが、この試合のみで行ってしまえば、試合を通して浦和レッズが主導権を握り続けて、問題なく勝利したという試合でした。

試合開始から、2トップのが両方とも個人技の能力が高いというところから、一方に守備が集中すれば、一方が鋭く攻め込むという形を作り、13番新井瑞希がやや相手守備にかかり苦しめられるところがあったものの、一方で21番時里元樹の攻撃に相手が対応できずに駆け引き含めて、バタバタする場面も多く、フォワードの対応に追われるところで、23番高山大智や2番川上開斗がサイドから仕掛け、何度もチャンスを作りました。

試合開始からわずか3分で14番渡辺陽からの左からのクロスに21番時里元樹がおとりになりつつ、越える形で右に流れたところで走りこんだ23番高山大智が合わせる決定的な形を早速作るも、これは、枠をとらえられず。

8分には、5番中塩大貴のロングスローから36番橋岡大樹がヘディングシュートで狙います。

11分には、20番関慎之介からの縦パスに抜け出した23番高山大智が仕掛け、たまらず相手に倒されてフリーキックを獲得しチャンスを作るなど、前線からの攻撃の回数がとにかく序盤から多くなりました。

こういう時に、相手がカウンターを強みにしていると危険だと思っていましたが、守備陣も集中しており、相手の反撃で脅威を感じられるような部分はほとんど見られませんでした。

この試合の特にキーポイントになっていたのが、中盤に入っていた5番中塩大貴のプレーで、高さに強いということや、先ほどのようにロングスローという武器を持っていることでスローインからでもチャンスを作れるということ以外に、この試合では、中盤を経由した際の攻撃でシンプルにパスを供給していく攻撃の速さを殺さないようなテンポの良いパスを供給したり、15分ごろに特に印象的だったのが、その速いテンポのパスで、浮き球で少し相手ディフェンダーが高めにいる場面で、その裏を狙った浮き球のパスを通し、そこに13番新井瑞希や21番時里元樹が走りこむという試みが見られたのですが、結果的に、わずかに相手ディフェンダーに早く対応されたものの、前線の選手の攻撃面の特徴を考えて、そこに反応できれば、一気にゴールに向かって勝負できるというところへのパスの狙いもかなり印象的でした。ただ、放り込むとかではなくて、そこへのそのパスの狙いであれば、前線の選手の能力があれば、ぎりぎり追いつけるパスだというところを考えてのパスであるように見えたからです。

相手守備がやや緩いところがあったところを差し引いても、この大会で勝ち上がれば必ず当たる、そして、その後のプリンスリーグの残り試合の相手を考えても、組織的にもレベルの高い相手と対峙した時にも、勝負できるポイントになるプレーが見られたことは大きいです。

さて、攻撃のチャンスを多く作れていた浦和レッズユースは、24分に再び14番渡辺陽からのクロスから23番高山大智が惜しいチャンスを作りゴールに迫ります。

チャンスが多いながらも、なかなか先制点が奪えない中で、おそらくこの試合唯一流れの中での相手の決定的な場面であったと思われますが、28分に、バックラインで相手の攻撃を奪って相手攻撃陣のプレッシャーを受けつつも4番小木曽佑太が落ち着いて対応して、反撃に移りたいところで、パスをつないだところで、その次のところで前線に人数の多い相手のプレッシャーを受けて、中盤でパスを奪われてしまったところで一気にゴールに迫られて決められてしまったように思われましたが、ここは、オフサイドとなりました。

そのピンチでの失点を免れたところで、ようやく浦和レッズユースが先制に成功します。

前半33分に、2番川上開斗から裏へのパスに抜け出した21番時里元樹が、相手キーパーとの駆け引きに勝って、見事なゴールを決めて1-0と先制します。

このタイミングで、見ている側としては、2回戦で点の取り合いをした対戦相手のことを考えて、失点してから攻撃にシフトしたら強烈な部分がどこかにあるだろと思って、気を引き締めたところですが、やはり流れからの攻撃や個性の部分で怖いというところは、その後もあまり見当たらず、ただ、セットプレーのチャンスでの相手のキッカーの精度がかなり高かったため、セットプレーを多く与えると危険だという印象を受けつつ、前半を1-0で折り返します。

同様に、後半最初に相手が同点ゴールを狙ってくるだろうから、ここは気を引き締めないとと思っていたのですが、後半スタートからのペースも浦和レッズユースペースのまま。不思議な印象が残りつつですが、少し相手にセットプレーのチャンスを多く与えてしまうことが怖くも感じつつ、さっそく1分に5番中塩大貴が惜しいシュートを放つ場面があり、2分には、21番時里元樹にパスが入ったところで左サイドバックの7番高橋聡史が攻撃参加し、パス交換からサイドをかけあがり、最後は、23番高山大智がシュートを放つところまでいく惜しい展開を作り、更に7分には、5番中塩大貴からの裏へのパスに抜け出した13番新井瑞希がトップスピードで受けてキーパーとの勝負に持ち込みますが、ここは、惜しくも決めきれず。

後半15分くらいまでで多くのチャンスを作ります。

ただ、追加点が奪えなかったところで、17分に13番新井瑞希に代えて19番川上エドオジョン智慧、23分には、21番時里元樹に代えて17番伊藤敦樹、31分に2番川上開斗に代えて31番シマブク・カズヨシ、更に36分には、23番高山大智に代えて24番松高遼とメンバーをフレッシュに入れ替えながら追加点を狙います。

時間はかかりましたし、試合展開的には、1-0でも勝ちきれそうな雰囲気もありましたが、37分にようやく5番中塩大貴からのパスを受けた19番川上エドオジョン智慧が決めて2-0と時間帯的にかなり勝利の可能性を高める追加点を奪うことに成功します。

39分には、31番シマブク・カズヨシ、14番渡辺陽、など数人が細かいパスで相手ディフェンス陣を翻弄しながら、(おそらく)17番伊藤敦樹が後ろに少し下げたパスに対して24番松高遼が見事なコースでミドルシュートを放つもこれは、おしくもポストを叩きました。

アディショナルタイムにも、31番シマブク・カズヨシがキーパーと1対1の場面を作り、ここは惜しくも決められなかったものの、その後、45分に7番高橋聡史に代えて15番鈴木海都を投入しつつ、結果、2-0で勝利となりました。

快勝とも取れる試合ですが、この試合では、特に攻撃に特徴のある選手が多く、比較的得意なポジションで起用された試合になったので、結果をしっかり残すことができた選手と、チャンスを決めきれずに悔しい思いをしたという選手に分かれた試合とも言えます。

サッカーは団体競技ですので、色々な見方ができます。

相手の守備の傾向で、まったく思うようなプレーができなくなることもあれば、そちらに守備が集中したことでより、組んだ選手がより多く活躍できるケース、そういう部分もこの試合ではあったと思います。決定機を外してしまったという選手も多かったと思います。

ここに関しては、特に攻撃に特徴がある選手の場合、反省するというよりは、切り替えてしまってよいと思います。実際、この試合のすごく良かった部分として、実際、プレーに影響してもおかしくないような決定機を外してしまった選手が、その後も、しっかりやるべきプレーを続けていたということ。消極的にならず、サイドからの仕掛けでペナルティエリアに侵入した際に、簡単に折り返さず、もう一つ深くまで切り込む仕掛けも見せた。こういう部分がこれからに生きると思っています。

リーグ戦も長期的な部分で必要な要素になるのですが、この試合を見ていると、得点を奪うことが求められる選手には、必ずと言ってよいほど訪れる、悪くないのになぜか決まらないという試合。今回決められなかった選手は、これに該当すると考えた時に、その試合で、決めてくれる選手がいた。

この辺のバランスが良くなると、得点を奪うというところに関しても、補い合うことができるため、この試合で決められなくても、次の試合で逆のケースになった時に、試合を決めるチャンスで決めきって(得点を決めきるということで)勝利に貢献すれば良いということになるわけで。

おそらく、来週の準々決勝からは、そういった要素が必要になってきます。だからこそ、決められなくても、プレーのクオリティ事態を落とさなかった選手を誇りに思いたいですし、逆に、上手くいかなくて、プレーを止めたことがあった選手は、決めきれなかったことよりも、その部分を反省して、次に生かしてもらいたいと思います。

さてさて、2回戦の後に書いた、こういう戦い方が3回戦でも通用するかという点に関しては、問題なしという結果になりました。

私個人的には、攻撃的で落ち着きどころを作らない戦い方で主導権を握り続けられる試合は、ここまでだと思っています。次の対戦相手は、プレミアリーグウェストでも上位にいるチーム。甘くはないでしょう。

でも、2回戦の戦いを見て、この大会は、こういう戦い方で行けるところまで突き進むのも悪くないかなとも思っています。

トーナメントを征するチームというのは、その戦いを変えずに、勢いを止めずに、個人の好不調を補い合いながら、あとは、絶好調の得点源が出てくることも重要な要素ですが、そういった中で自信を持って、短い期間で進化していくチームだと思っていますので、ここで、対戦相手に応じて、コロコロ変えるよりは、貫き通してもらいたいという思いも強くなっています。

言うまでもなく、そうするでしょうし、過去、リーグ戦で相手を研究しすぎて、おかしな試合になってしまったケースを考えても、この大会で、自信を持った形でできるところまで突っ走る。それも悪くないかなと(もちろん試合の展開によっては、試合に落ち着きを持たせられる選手も控えていることが大前提ですが。)

来週、楽しみだな~。

ではでは。

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Jユースカップ第23回Jリーグユース選手権大会 2015/10/18 – 浦和レッズユースvsカターレ富山U-18 6-0勝利・・・この戦い方は、どこまで通用するか!?

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どうも、ブクメです☆

11時キックオフのジュニアユースの関東U-15リーグ最終節、練習試合を観戦後、14時からは、ユースの試合になります。

今年から、レギュレーションが代わり、予選のグループステージがなくなり、いきなりトーナメント式で負けたら即終了という大会に変わったJユースカップ。

先週1回戦が行われ、浦和レッズユースは、7-0で快勝して、今日の2回戦はカターレ富山U-18となりました。こちらも、ジュニアユースと同様に先週は足を運べなかったわけですが、快勝という声も聴きつつ、もっと得点が入っていなければならない試合だったという声も、足を運んだ方に聞きました。

レギュレーションの変更は、大会の開催期間にも変更をもたらしたということで、比較的短期間の開催で11月15日が決勝になっています。

勝ち抜いて、シーズン最後の公式戦は年末のJユースカップ決勝で!というのもなくなってしまったのは、少し残念な気もしますが、まあ、色々大人の事情があるのでしょう。

とにかく、負けたら終わりですから、浦和レッズユースにとっては、この大会の後に、プリンスリーグの最後の戦いが待っているので、できる限り先へ、多く戦い、優勝を狙い、真剣勝負の公式戦で調子を上げながらの流れを作れればベストです。

1回戦、2回戦は、レッズランド開催ということで、これは、見る側の勝手な感覚ですが、全国大会ですが、全国大会の雰囲気を感じられないラウンドが2回戦までと思ってしまったりもします。

しっかり勝ち抜いて、3回戦の時之栖での戦いへ進むと、ようやく本格的な全国大会の雰囲気になってくるのかもしれませんね。

では、試合の話に移ります。

この試合のメンバーと交代は以下となります。

GK18番山田晃士、DFが左サイドバックに7番高橋聡史、右サイドバックに20番関慎之介、センターバックに36番橋岡大樹と4番小木曽佑太、MFが左に2番川上開斗、右に8番影森宇京、真ん中に14番渡辺陽と5番中塩大貴、FWが左に13番新井瑞希、右に21番時里元樹

となります。

全国大会の一つの醍醐味として、あまり対戦経験がないチームとの対戦がありますが、これが、経験が浅くて格下ということで、問題なく大勝できれば良いのですが、あまり名前は知られていなくても、実績がなくても、結構実力のあるチームもいたりして、思わぬ苦戦を強いられるということがあります。

今回の対戦相手のカターレ富山U-18には、2年前のジュニアユースの高円宮杯の時に対戦したメンバーが主力として絡んでいるという話もあり、実際、思い返せば、その時の対戦で結構難しい試合にさせられたなという印象もあるため、その辺を警戒しつつ、見始めたのですが、実際は、浦和が早めに先制点を挙げることに成功し、主導権を握れたこともあるとは思いますが、やや差のつく試合と実際はなりました。

2回戦のメンバー構成は、1回戦とも割と変わっているようで、実際怪我の選手もいるようなので、なんとも言えませんが、2回戦の陣容は、前線の個人技で畳み掛けてしまえというような感じになりましたね。

例えば、クラブユース選手権の予選のグループステージのように、余裕がある状況で、様々なやり方を試みるのは、十分よくあることですが、負けたら終わりの戦いで、こういう試みをするのは珍しいなと思いつつ、実際に畳み掛けてしまえたのでOKだとも思う部分も少しあります。

唯一のボールの収まりどころを右サイドに作るというのも、不思議な感じもしました。

実際、13番新井瑞希、21番時里元樹の仕掛けは強烈で、果敢な仕掛けで相手ゴールを脅かしていました。

前半最初の決定機は、コーナーキックからで8番影森宇京が4番小木曽佑太をめがけて蹴り、ヘディングで合わせたシュートが惜しくもクロスバーをたたきます。

先制点は、10分、13番新井瑞希からのパスを受けた21番時里元樹が放った鋭いシュートに対して、キーパーが反応するもはじいたボールがポストに当たりゴールラインを割ります。

更に2分後の12分にハイボールに対し、キーパーと競り合う形で36番橋岡大樹がヘッドでわずかに競り勝ちゴール(このゴール、最初は、5番中塩大貴のゴールと思っていましたw)

前半の早い時間で2点差にできたことで、試合がだいぶ楽になりました。

その後も、16分に右のバックラインあたりから4番小木曽佑太からのロングフィードを左前線でぴたりとトラップで受けた2番川上開斗がシュートを狙うもゴール上に外れ、20分には、同じように21番時里元樹が難しい方向からのパスを見事なトラップで抜け出すところまでは、パーフェクトでシュートはゴール上に外れるという、シュートの前までは完ぺきという場面が2つ続きつつ、その21番時里元樹が26分に今度はゴール上隅に突き刺さる見事なシュートで追加点を挙げて3-0。

事故のような失点を考えても余裕に考えられる3点差をつけることに成功します。

少し攻撃の勢いが収まった時間帯の29分に、8番影森宇京が足を痛めて31番シマブク・カズヨシと交代します。この交替で、更に前線が仕掛けるタイプの選手が並ぶことになり、更に、収めどころが作りにくくなったことで、やや中盤省略型でカウンターを受けやすい形になりました。

それでも、特にそこまで危ない場面はなく、前半3-0で折り返します。

少し落ち着きがない状態にはなったものの、攻撃では後半も色々見どころがある展開で、5分には、14番渡辺陽がキープしたところで、思い切って7番高橋聡史がオーバーラップで攻撃参加をする場面が見られたり、同様に右サイドでも20番関慎之介が高めの位置まで上がって31番シマブク・カズヨシを経由して左の2番川上開斗までつなぎ、惜しいシュートを放つところまで行きます。

10分に21番時里元樹に代わり23番高山大智が入ります。

13分に2番川上開斗に代わり19番川上エドオジョン智慧が入ります。

15分に迎えたコーナーキックのチャンスで13番新井瑞希からのグラウンダーのパスを受けた31番シマブク・カズヨシが相手のプレスを受けながら、振り向きざまに独特のテンポでシュートを放ちますが、ここは、相手キーパーに反応されます。

この試合、果敢な仕掛けでゴールに迫っていた13番新井瑞希が交代選手が用意して、プレーが切れたら交代というところで、19番川上エドオジョン智慧からのパスに抜け出して落ち着いてゴールを決めます。見事に結果を残して、35番長倉幹樹と交代します(後半27分)。

30分に20番関慎之介に代わり、17番伊藤敦樹が入ります。

4-0となり、残り15分程度となったところで、強烈な攻撃陣に対応していた相手ディフェンス陣などで足をつる選手が続出するなど疲労で動きも落ちたところで、浦和が攻撃の手を緩めず更に得点を追加していきます。

35分に攻撃参加した36番橋岡大樹のサイドからのクロスに35番長倉幹樹が合わせて5-0とします。

更に、36分には、4番小木曽佑太の攻撃参加から14番渡辺陽を経由して最後は31番シマブク・カズヨシが決めて6-0。

交代枠を使い果たした状態で、40分前後に一時的に14番渡辺陽が痛んで10人で戦う状態もありつつも、試合の流れに影響はなく、そのまま6-0で勝利。

3回戦進出を決めました。

3回戦の対戦相手は、壮絶な打ち合いでPK戦までもつれ込む苦戦ぶりも、大方の予想通り京都サンガFC U-18となりました。

1回戦と2回戦も戦い方やメンバー構成が割と変わったという話や、その前のプリンスリーグと比べても、変わったということで、もちろん、怪我の選手の影響などもあるとは思いますが、この試合の攻撃で押し切る戦い方は、かなりの諸刃だな~と思いつつ、開けてビックリどんな戦い方で3回戦に臨むのか、あまり考えずに、できるだけ冷静に待ちたいと思います。

選手が強い気持ちで乗り越えてくれるでしょうから。

一つの試合としては、かなり楽しませてもらいました!

ではでは。

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関東ユース(U-15)サッカーリーグ2015/10/19 第22節 浦和レッズJrユースvs川崎フロンターレU-15 2-1勝利・・・最終節逆転勝利!全国大会まであと2か月。

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どうも、ブクメです☆

先週末のFC東京U-15深川戦は、足を運ぶことができなかったため、2週間ぶりのジュニアユースの試合観戦となります。全国大会へ向けてということを考えると、勝った試合以上に、敗れた試合というのは、見ておきたかったな~と思ってしまうものです。

先週末の試合に足を運ばれた方何人かに話を聞く限りは、特徴的なFC東京U-15深川の戦い方に苦戦を強いられたような話もありつつ、悪くはなかったんだけどね~という話もありつつ、そのあたりは、やはり実際に見ていないので想像でしかわからないものだな~と思いつつで、その1試合を踏まえての最終節の試合ということで見られるかなと思っていました。

レッズランド開催のこの最終節は、残留争いで負けられない対戦相手という試合が難しくなる可能性が高い条件が加わった中での試合ということでしたが、試合前の雰囲気を遠目から眺める限りは、気合も入っているようだし、問題ないかなと思っていました。

でも、気持ちと動きが何かマッチしないような不思議なスタートになってしまいましたね。

では、試合の話に入っていきますね。

この試合のスタメンと交代、得点は以下、

GK18番西尾優輝、DFが左サイドバックに20番吉岡直輝、右サイドバックに5番遠藤悠太、センターバックに4番大桃伶音と2番北村龍馬、MFが左に3番林海斗、右に11番森隼平、真ん中に10番佐藤輝と14番縄田脩平、FWが左に9番二見健太、右に7番岡村勇輝

となります。

今シーズンの関東U15リーグの1部の大混戦ぶりを象徴するように、負けられないプレッシャーとか、そういう鬼気迫るものを抜きにしても、相手のやっているサッカーも決して悪くないんですよね。中盤に質の高い選手がいてバックラインの裏を狙って、前線の選手が裏を狙って抜け出してくる形などは、質が高いもので、思うように相手の攻撃の起点にプレッシャーがかけられないために、前半から、しっかり守れてはいたものの、時折迎えるピンチが決定的になるような場面も1,2度ありました。10分に相手に抜け出されてキーパーと1対1になってしまった場面は、18番西尾優輝が結構なピンチだったものの、割と平然と防いだことで、それほどピンチでなかったかのように試合がそのまま流れていきましたが、完全に1点取られてもおかしくないような場面でした。

その際に、お互いで声を掛け合わないが少し気になりつつ。どこかに原因があるから、こういうピンチになったのであれば、ディフェンスラインで何かしら声を掛け合うくらいしないと、今シーズンの失点パターンとして、安定して守れていたのに、フワッと失点しまうことがある点は、なかなか改善できないのではないかと思う部分もあります。

全体的に相手の出足が早く、中盤でのパス回しや周りの出足も遅くなることが多く、複数の選手が絡んだ攻撃があまりできずに、7番岡村勇輝から9番二見健太が抜けたところへパスが通って大きなチャンスになるような、2人ほどで得点を狙うという形での攻撃の仕掛けが多いような気がしました。

そうなった一因としては、浦和がなかなかできなかった、攻撃の起点に対して自由にさせないという点を相手に先行してやられてしまっていたことがあるのかなとも思います。

数は多くないものの、決定機の数だけ見れば、相手の方が多かったような印象で0-0で前半を終了します。

後半も急激な変化が感じられないスタートになった中で、5分にPKを取られて決められて0-1とビハインドを背負う状況になります。

この失点後の6分に9番二見健太に代えて、22番玉城大志が入ります。

この段階で、フォーメーションが4-1-4-1のような形になっていたように思います。全国を見据えたチーム作りという段階に入ってくる中で、試合の流れで、勝ちに行くためのフォーメーションの変更だったり、時折パワープレーなども見られたり(この試合では、そこまでの必要がなくなりましたが)する中での一つの変更だったと思われます。

得意ポジションと適性ポジション、ジュニアユースの育成では、特にここ数年は、慣れていないようなポジションへのコンバートも見られる中で、見る側としても、この体制も3年目になるなかで、適性を考えてそのポジションにしているのか、他のポジションの経験もさせて、より得意ポジションでの出来ることの幅を広げるのか、最終的には、得意ポジションに戻すのかなとか、色々なケースを見てきているため、考えてみるのですが、もしかすると、この試合では、慣れないポジションから、このタイミングで得意ポジションに戻ったことで、10番佐藤輝が躍動したことが結果的に逆転につながる部分もあったのかなとも考えられるかもしれませんね。

後半のこのフォーメーションに変わったところから(失点したことで、スイッチが入った部分もあると思いますが)、やはり、少し相手もオーバーペースだったのか、運動量が少しずつ落ちてくる中で浦和の選手の動きが良くなっていき、徐々に浦和のペースに変わっていきます。

12分に11番森隼平に代わり、6番上野夏輝が入ります。

14分に直接狙える位置でのフリーキックを得ると、10番佐藤輝と6番上野夏輝の2人がボールの前に立ち、ここで10番佐藤輝がグラウンダーの強めのシュートを枠に飛ばすと、ややブラインド気味になったかもしれませんが、これを相手キーパーが処理しきれずにはじいたところで、ここにいち早く反応した7番岡村勇輝が押し込んでゴール!

これで、1-1と試合を振り出しに戻します。

ここからは、相手の焦りやイライラも加わってくる中で、気持ち的にも楽になり、追いついて勢いを増す浦和の攻勢の時間が多くなります。

22分に3番林海斗に代わり17番柳田大輝が入ります。

相手ゴールに迫る回数が増える中で、26分には、先制点を決めた7番岡村勇輝の思い切ったミドルシュートが枠をとらえる(キーパーのファインセーブで弾かれる)など、逆転の空気感もしっかりでてきた流れで迎えた36分に10番佐藤輝が難しいコースへの見事なシュートを決めて逆転に成功。

40分に6番上野夏輝に代えて13番金子直樹が入ります。

結果的に、後半はフォーメーション変更後の同点ゴール以降は、前半は苦戦していた相手の攻撃の狙いに対しても、しっかり対応することができ、2-1で逆転勝利となりました。

既に優勝が決まっていた浦和レッズジュニアユースですが、最終戦をしっかり勝利して、全国大会前の最後の公式戦、今シーズンの関東U-15リーグをしっかりと良い形で締めくくることに成功しました。

試合全体を考えれば勝ち切ったという良い試合。そして、全国大会の優勝を目指すのであれば、これまたしっかり課題を残してしまった試合でもあります。

ただ、よくよく考えてみれば、楽観的に考えてみれば、予選が免除された浦和レッズジュニアユースにとっては、全国大会までまだ2か月という期間があります。

トーナメントを勝ち進む場合には、ピークは今でなくても良いんだなと。

むしろ、課題を残して、反省して、そして、残り期間でまた競争と共にチームをより高いレベルへと上げていきながら、大会でピークに持っていくことができるのが一番良いかなと思います。

怪我の選手もいますし、まだ2か月という期間があれば、今絡めていなくても、そこに割って入ることができる時間もあります。

ここからの準備期間も、情報が入り、調整ができれば、1,2試合は足を運びたいなと思いますが、もしかすると、次に私が見られるのは、本番になるかもしれません。

その時に、どういうチームになっているのか。楽しみに待ちたいと思います。

ではでは。

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埼玉県大学サッカー1部リーグ2015/10/04 – 平成国際大学vs尚美大学の試合を観戦。

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どうも、ブクメです☆

ここ3週間ほど、浦和レッズのアカデミーの試合のほかに週末は、関東リーグ昇格を目指す、首都圏の大学サッカーの1部リーグの試合に足を運んでいます。

先週、先々週と、東京都1部リーグの試合を観戦したのですが、今回は埼玉県大学サッカー1部リーグの試合を観戦しました。関東リーグと違い、リーグでの優勝チームなどの与えられた枠数のチームが11月には、昇格を賭けた戦いに入っていくため、既にレギュラーシーズンの残り3試合ほどになっています。

埼玉県1部リーグは、レギュレーションが変わっていなければ、優勝チームのみが昇格を賭けた戦いへと進むことになるということで、現在残り3節となったところで勝ち点30で城西大学が1位の状況ながら、勝ち点28の2差で平成国際大学が追いかけるという状況、3位の尚美大学が勝ち点22ということで、数字上は、3位まで可能性が残るものの、現実的には、城西大学と平成国際大学のどちらが優勝するかというところまで来ている状況。

この日は、城西大学のサッカーグラウンドで第1試合で城西大学vs埼玉工業大学の試合がまず行われ、その後の第2試合が平成国際大学vs尚美大学が行われました。

第1試合が開始して少しくらいに到着し、第1試合は、少し遠目から試合を眺めていましたが、こちらの試合が1-1で引き分けに終わったということで、平成国際大学が勝利すれば、勝ち点で並ぶ可能性が出てくるという状況で、試合を観戦しました。

ちなみに、今回観戦した対戦カードでは、浦和のアカデミー卒業生としては、平成国際大学の2年生に都築洋平と武藤稜、1年生に内島大樹の3人が所属しています。

今回観戦した試合では、都築洋平、内島大樹の2名がスタメン出場していました。

ユースの関東チャレンジリーグで空ぶったりで、平成国際大学の試合もほとんど見られていない今シーズンですが、一応3月の練習試合で少し見ることができている状況、要するにチームが始動したタイミング以来になりますが、平成国際大学の質の高いサッカーに驚かされました。攻撃の選手の相手の守備を欺くような動き、攻撃に転じた際の厚み、そして、シュート意識の高さと、そのシュートの精度。決してパンチ力が凄いシュートを放つ選手がいるわけではないものの、抑えの利いた良いシュートを枠に飛ばせる選手が多いなと。

その中で、8番をつけてプレーしている都築洋平が、チームの中での攻撃でかなり大きな役割を担ってプレーしていて、この試合は、結果的に3-0快勝となったのですが、多くの攻撃に絡み、実際に結果としても先制点のアシストと、難しい折り返しをダイレクトでコースを狙って決めたチーム2得点目を挙げるなど、かなりインパクトを残しました。

また、相手の攻撃になった際の守備への戻りも早く、かなり組織されていて、キーパーの内島大樹が防ぐ場面ももちろんあったものの、全体として結果的に、相手にほとんど決定的な仕事をさせなかったことも印象に残りました。

ここしばらくは、東京都リーグの上位チームの試合を見ることがあって、その特徴とレベルの高さを見てきた中で、埼玉県リーグの上位チームとしての平成国際大学のレベルの高さにもまた驚かされました。その驚きの中に、浦和レッズジュニアユース出身の選手が入っているのもまた嬉しいものです。

ここに今後は、武藤稜も絡んでくるとうれしいなと思いつつ、収穫の多い観戦になりました。

結果的に、この勝利で、勝ち点で城西大学と並び、得失点差で平成国際大学が首位に立ったわけですが、なんと、この2チームが最終戦での直接対決を残しているということで、残り2試合ですから、埼玉県大学サッカー1部リーグの優勝争いは、最終節までもつれることになったわけですね。

現時点で、城西大学にはアカデミー出身選手が所属はしていないはずですので、そうなると、純粋に平成国際大学を応援です!

それにしても、アカデミー出身選手の大学サッカーを観戦するのに、思った以上に引っ越した現在の場所が、足を運びやすいところが多いなと実感する今日この頃です。

関東リーグがよく開催される東京国際大学の坂戸キャンパスのグラウンドも近いですが、今回足を運んだ埼玉県1部リーグの試合が今シーズン多く行われている城西大学のグラウンドも、かなり近いわけです。

ではでは。

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関東ユース(U-15)サッカーリーグ2015/10/03 第20節 浦和レッズJrユースvs柏レイソルU-15 1-0勝利・・・全国で勝てるチームへ一歩前進!

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どうも、ブクメです☆

10月なのに暑かったですね。久しぶりに朝からずっとレッズランドで試合観戦という1日になりました。ちょうど、午前中にユースの練習試合があったため、40×4本観戦して、その後の関東U15リーグということで、やや私の方が集中力を欠いての観戦となってしまいました、すみません。

でも、そんな暑さも吹き飛ばしてくれるくらいの試合となりました。

この試合のスタメンと交代、得点は以下、

GK18番西尾優輝、DFが左サイドバックに20番吉岡直輝、右サイドバックに5番遠藤悠太、センターバックに4番大桃伶音と2番北村龍馬、MFが左に3番林海斗、右に6番上野夏輝(前半23分⇒11番森隼平/不明⇒21番石塚稜真)、真ん中に10番佐藤輝と14番縄田脩平、FWが左に7番岡村勇輝、右に9番二見健太(後半30分⇒13番金子直樹)

後半24分、二見健太のゴールで1-0勝利。

となります。

対戦相手の順位で見てしまうと、今年の柏レイソルU-15は、苦戦してる年ということになるのですが、一貫性を持ってスタイルを持ってプレーしているチームという点では、歴代ユースを含めても、柏レイソルのスタイルには、苦戦を強いられることが多くなりました。

戦術的な部分では違うものの、同じようにパス主体のチームである前節の大宮アルディージャジュニアユースも同様に、相手に精度の高いプレーをさせないための戦いをすることが必要になる中で、前節が同じくポゼッションを重視するサッカーをする大宮アルディージャジュニアユースが相手で、相手に自由にプレーをさせてしまう時間が多くなってしまった(過密日程による疲労!?)中での敗戦になり、その悪いイメージを払しょくするためにも、この試合での戦いぶりには特に注目していました。

長々と細かいポイントを取り上げて書くこともできますが、簡単に書いてしまうこともできます。

「今日の戦い方(試合への臨み方、迫力、相手を自由にさせないためのハードワーク)を続けて行けば、全国優勝も狙える!」

と実感できました。同時に、なるほど先週は疲労の蓄積が半端なかっただけなんだなということも確認できました。

シュート意識、良かったです。

ファールすれすれくらいの激しいプレッシャーでバックラインやボランチの選手が相手の攻撃の芽を摘んでしまうプレー多数、良かったです。

ピンチもありましたが、粘り強く跳ね返せていたこと、良かったです。

がむしゃらに仕掛けていく姿勢、良かったです。

相手を欺くプレーで虚を突いての得点、良かったです。

細かい課題ややるべきことも貪欲に見つけてやっていく必要はありますし、まだ課題はありますが、そのあたりは、チーム内で修正されていくでしょう。試合の中でも修正克服できるでしょう。

小さな怪我だとは思いますが、この試合もそうですが、怪我の選手がポツポツでていることは心配です。ただし、この長いシーズンの中で、主力の選手が怪我をしている中で、台頭してきた急成長してきた選手も見ています。試合に出場できる選手の数は限られますので、出場できない悔しさを抱える選手は、必ず出てしまいますが、チームとしての層が確実に厚くなっています。

出場している選手だけではなく、すべての選手が最後の目標に向かって走れることも全国で優勝できるチームには必要な条件です。

関東U15リーグ自体の優勝は、今のチームであれば、自然とこぼれてくるでしょう。

リーグ戦残り2試合。そして、全国大会。ここからは、今日の試合での流れをそのままに上へ上へと突き進んでください。

サポーターとしても全国大会を一緒に戦えることを楽しみにしています。

来週は行けません。リーグ最終戦は行けます。そして、全国大会。最大数の試合を見たいです、その期待が今日の戦いぶりで、かなり高まりました。最後まで貪欲に行きましょう!

ではでは。

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関東ユース(U-15)サッカーリーグ2015/09/26 第19節 浦和レッズJrユースvs大宮アルディージャJrユース 1-3敗戦・・・プロになると、背景は考慮されないことが多い

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どうも、ブクメです☆

見る側というのは、自由なもので、今日の試合を見ながら、「やはり全国が決まった試合の次の試合だから、少し気が抜けたのかな」とか思って見てしまっていました、すみません。

結果的に、未消化試合が3日前に入ったことで、一週間で3試合で更に間が住金グラウンドへのアウェイ遠征だったため、移動疲れもあったようで、気持ちとは裏腹に思った以上に多くの選手が体が動かない状態だったということがあるようです。

そんな流れの中で、ふと今日の大宮アルディージャジュニアユース戦を観戦したNTT東日本志木総合グラウンドで観戦した過去の試合で、ユースの試合ですが、現在トップチームで活躍している関根貴大がユースの3年生だった時の大宮アルディージャユースとの試合の際に、ダービーなのに気持ちが入っているように見えず、チーム自体もフワッとした感じで敗戦してしまった試合の時に、かなり厳しめのブログを書いてしまって、あとで聞いたら、関根貴大自身がその週体調を崩していて、かなりきつめの状態で無理して試合をしていたということだったんですね。

ただ、そんな背景がありつつも、チームとしてできなかったことに対して、関根貴大は真摯にその状況と私が書いたその時の文章を受け止めていたと言う話を聞いたという出来事。

私も、常にチームと一緒に行動しているものではないので、比較的回数多く見ていても、試合を見た印象で背景を考慮できない今回のようなことも結構多いです。

上記のことを踏まえてですが、この試合は、得点を左右するような局面で簡単に相手のやりたいプレーをやられてしまったり、相手の攻撃の起点のところで十分にプレッシャーをかけられずに自由にプレーをさせてしまった場面が実際に失点につながったり、大きなピンチへとつながったという印象が強かったです。

それでもミスの多いチームであれば、それほど問題はなかったと思いますが、相手の前線の選手が、そこで精度の高いプレーをしっかり遂行されてしまったということで、その辺を考えると、こういう得点経過になってしまうよなという試合ではありました。

あ、前置きが長くなりましたが、この試合のスタメンと交代を書いておきますね。

GK18番西尾優輝、DFが左サイドバックに20番吉岡直輝、右サイドバックに5番遠藤悠太(19分⇒4番大桃伶音)、センターバックに8番白土大貴と2番北村龍馬、MFが左に3番林海斗、右に6番上野夏輝(後半30分⇒17番柳田大輝)、真ん中に10番佐藤輝と14番縄田脩平、FWが左に9番二見健太(後半7分⇒11番森隼平)、右に7番岡村勇輝

となります。

前半で0-2とビハインドを負う形になり、後半にコーナーキックのチャンスで、6番上野夏輝から(?)のボールを2番北村龍馬がヘッドで押し込んで1-2としたものの、その後1失点で1-3とされ、何度か惜しいチャンスは作ったものの、後半終盤にそれ以上の決定機を相手に数回与えながら、なんとかそれ以上の失点はせずに1-3で終了という試合でした。

相手のタイプを考えると、激しさを持って挑めないと、こういう展開にはなりやすいと思ってはいたので、ある程度、そういう試合になってしまったという部分はありますが、同じようにポゼッションを重視する柏レイソルU-15が来週の相手なので、今日の試合内容の要因が疲労であれば、来週は、問題なく戦えると思います。

対戦相手のタイプに対しての苦手とかそういう部分の課題や判断は、来週の試合で見させてもらうとして、この試合では、プラスに感じられる要素も多くありました。

それは、ここ最近は、ある程度計算ができて水準以上のポジションで定着していた選手で他のポジションをやっているという選手が、試行錯誤している状況もある中で、この試合では、試合の中で、その数選手が本来の慣れたポジションに戻るという時間帯がありました。

その時間帯で、決して長い時間攻勢になれたということではないかもしれませんが、最も得点に近づいた時間帯がその時間帯であり、一つのどっしりした形は、今年のチームにはあるんだなという確認ができた部分。

珍しく、パワープレーを使う時間帯もあったりしました。ここは、思うように機能しなかったかもしれませんが、難しい試合になった時に、勝負をしなければならない時間帯にパワープレーも取り入れてやってみるということを見ても、高円宮杯を意識した采配も見え始めているなという印象も持つことができます。

ということで、この試合でのもろもろは、踏まえての次戦で再確認ということにしたいと思います。

ただ、高円宮杯で勝ち進むことを考えた時には、自分はフォワードとして得点を取る選手だという選手がもっと強烈にゴールを意識したプレーをする必要があると思いますし、そういう選手がもっと出てこないと、厳しくなるだろうなと思います。フォワードに入った選手で、この試合でも深くまで切り込んで、角度はないものの、シュートを狙う可能性を見せることでより可能性が高まるところで、明らかにパスをするという動きしか見せなかったために、相手に簡単に守られてしまったという場面がありました。そういうところは気になります。

相手が怖いなと思うような攻撃を見せてほしい。それは、継続して感じています。

あとは、最初の話に戻りますが、サポーター目線というのは、関係者や、ご父兄とは違い、特に試合のみを観戦するため、試合に出ている選手は、万全の状態でプレーしているということを踏まえて観戦するのが普通です。

そういう見方をした場合には、今日の試合は、動けていないというよりは、気持ちが入っていないという見られ方をしてしまう可能性もある試合ではあったと思います。

これは、カテゴリが上がっていけば、より強くなりますし、プロになると、正直酷なくらいに厳しく見る人が増えます。

また、これは、ユースの試合の時にたまに書いていますが、いつどこでどんな人があなたのプレーを見ているかわかりません。プロのスカウトがたまたま練習試合に足を運んであなたのプレーを偶然1試合見ることになるかもしれません。

だからこそ、過密日程であっても、試合がある限りは、できる限り常に高いパフォーマンスを見せられる準備が必要になります。

なので、プロを目指すのであれば、過密日程の時ほどよりコンディション管理に注意してできるようになると良いかなとも思います。

おそらく、今日の試合のブログは、サポーターの方と2人で観戦して、そのまま誰とも話さずに家に戻っていたら、まったく別の文章を書いてしまったかもしれません。

堅苦しいことをたくさん書いてしまいましたが、一番の思いは、来週末までに体調を万全に整えて、気持ち良い試合を見せてほしいなということです、はい。

ではでは。

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関東ユース(U-15)サッカーリーグ2015/09/23 第14節未消化分 浦和レッズJrユースvs鹿島アントラーズJrユース 1-0勝利・・・まずは、全国決定。課題も一つ見えた。

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どうも、ブクメです☆

シルバーウィークの最終日の23日は、新日鉄住金グラウンドで行われた浦和レッズジュニアユースの関東U15リーグvs鹿島アントラーズジュニアユース戦を観戦してきました。

扱いとしては、14節分の未消化分になります。

ユースと日程が重なった関係で足を運べなかった先週の横浜F・マリノスジュニアユース戦にも勝利し、あまりよくわかっていなかったのですが、今回の鹿島アントラーズジュニアユース戦で勝利すれば自力で高円宮杯の出場が決まる、そんな試合だったようです。

勝ち点の積み上げ方を見れば、既に待っていてもどこかで全国大会が決まるだろうというくらい気楽にその辺は眺めていましたが、そんな話を聞くと、しっかり勝って、すっきり決めてしまってもらいたいと思っていましたが、この試合は、今後の課題の一つも見つかりつつ、結果としても残してくれた試合となりました。

では、試合の話に移ります。

この試合のスタメンと交代は以下、

GK18番西尾優輝、DFが左サイドバックに20番吉岡直輝、右サイドバックに5番遠藤悠太、センターバックに8番白土大貴と2番北村龍馬、MFが左に9番二見健太、右に16番吉岡佑馬(後半スタート⇒11番森隼平⇒後半アディショナルタイム⇒4番大桃伶音)、真ん中に10番佐藤輝と14番縄田脩平、FWが左に6番上野夏輝(後半23分⇒3番林海斗)、右に7番岡村勇輝

となります。

前半は、相手の守備ブロックをしっかり作ってロングボールを多用という戦い方に対して、どちらかというと、浦和も長いボールを多用してという攻撃を見せていましたが、狙い方としては、相手がわかりやすく仕掛けてきて、問題なく守備陣が跳ね返すのに対し、浦和は、相手の裏へのロングボールに抜け出していくという形が多くなっていたように思います。

右サイドバックの5番遠藤悠太が攻撃の起点になるという形が多く、ここから裏への長めのパスから7番岡村勇輝や9番二見健太が抜け出して、チャンスになるという形が多くなっていました。

また、14番縄田脩平や6番上野夏輝が相手の攻撃の起点になりそうなところに対して、プレスをかけて精度を落としたり、奪って反撃につなげるという形もありました。

相手守備陣が守るときにバックラインが5枚になり、更に中盤の選手も守備に回って人数をかけてくることから、密集状態になることが多く、その中で、崩すことには難儀していたものの、数選手で仕掛けて、引っかかったこぼれ球への反応で勝っていたことで、チャンスにつなげるという形もできていたものの、決定機ということで言えば、ほとんど作ることができず(作られてもいませんが)、前半を0-0で折り返します。

よく、力の差のある相手が、守備に人数を割いて守りに徹してということはありますが、相手の場合は、基本的にこういう戦術をとってくるため、守備ブロックの作り方が上手く、後半もそうでしたが、とにかくサイドを使ってのクロスに関しては、工夫しなければ、ほぼ跳ね返されてしまうという状況下で、どのように得点を奪っていくかということで、ボールを動かして、隙を作るというところで、例えば、9番二見健太が見せいていた、相手ディフェンダーとの駆け引きなどは面白かったですね。パスを受ける時に、ディフェンダーと対峙する前に、体を入れ替えてボールが流れるようにして、そのボールに先に反応して仕掛けるなどで相手を揺さぶるプレーができた時は、ゴールに近づけていたと思います。

サイドから9番二見健太が前線の7番岡村勇輝に当てて、ゴール方向には、相手守備陣が多いというところでシンプルに下げて中盤から10番佐藤輝がミドルシュートを放つ場面なども効果的に感じられました。

後半には、センターバックの8番白土大貴が攻撃参加して相手のディフェンダーの間に入っていって攻撃の枚数を増やして仕掛けていくという場面もありましたが、その時は、攻撃に絡むところからは遠い位置にいた10番佐藤輝がしっかり守備ラインへ下がり、守備のバランスも保たれていたり、こういう選手間の動きの連携も良かったと思います。やはり、守備ラインの選手が攻撃参加してくると相手は人数が多くても対応に苦慮するものですから(もちろん、このケースのようにバランスを崩しすぎないでの攻撃参加が前提ですが)、これも効果的でした。

ただ、サイド攻撃に関しては、やはり相手の守備の人数やポジションもしっかり守られる形にされている時に、わかりやすくクロスを上げてしまうことが多かったために、ここで跳ね返されて長いボールで狙われるということが多くなっていたのも事実だと思います。

色々な狙いは感じられたものの、決定機がなかなか作れない流れの中で、後半の終盤にまず7番岡村勇輝がサイドから仕掛けた時に、角度がないところから狙った場面に始まり、サイド攻撃で少し強引さが見えるプレーをする選手が出てきたところで、迎えた後半30分に同様に右サイドで2番北村龍馬からのパスを受けた10番佐藤輝が、相手の守備ブロックができている状況で、ドリブルで仕掛けて角度がないところからシュートを放ち、これが決勝ゴールとなりました。

守備が密集している時のサイドからの攻撃では、時折こういうプレー(シュートではなくても、深くまで切り込んで、シュート性のクロスなども含めて)をすることで、オウンゴールを生むこともあれば、ディフェンダーが処理できずにチャンスになるようなボールがこぼれることもありますので、これができて、結果的にゴールを奪うこともできて勝利できたことがこの試合では、かなり大きいと思います。

後半30分のこのゴールで相手は、ゴールを奪いに行かなければならなくなりましたし、それによりカウンターで仕掛ける形で、11番森隼平がキーパーにわずかに先に反応されたものの、追加点を奪える惜しい形ができたこともあります。

こういう苦しみながらも試合運びで勝って、更にそれによって選手の特長が生かされる場面も出てくる試合というのは、見ていて気持ち良いものですね。

高円宮杯までのリーグ戦の残り試合は4試合となりました。

全体的には浦和レッズジュニアユースのように難しい試合でも勝ち点を積み上げるということができないチームが今シーズンは多いようで、上位争いも残留争いも結構勝ち点が詰まった中で進んでおり、浦和の残り試合の対戦相手は、特に残留争いのチームの場合は、引き分けでも良いので勝ち点を積み上げておきたいというチームも展開では出てきそうです。

色々試せる状況が、かなり早くからできている中で、守備的に来る相手に対してどうするかという課題もおそらく残り4試合の中でも取り組むことができそうです。当然、全国の舞台でも、関東地区からの代表チームの攻撃力を警戒して、守備的に望んでくる相手がいる可能性も十分あります。

おそらく、日程を眺めていて、残り4試合のうちの3試合は足を運べると思いますので、そのあたりも含めて、ここからのチームというものも楽しみに見させてもらいたいと思っています。

ちなみに、この試合の後の40分1本の練習試合まで見させてもらったのですが、13番金子直樹がディフェンスラインを1枚はがすドリブルでペナルティエリアの深くまで切り込んで折り返しを19番伊藤大翔が決めた形や、その後の19番伊藤大翔の追加点となる力強いゴールを見ていて、この試合を見ていてこういうプレーが必要と思って実践してのゴールだとすれば、これもまた今後につながっていくものだと感じました。

ではでは。

*勘違いして、19番を柳田大輝と書いてしまいましたが、伊藤大翔でしたので修正しています。失礼しました。

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