フィリピンからのベトナムで、今はベトナムにいます。

2015年5月13日(水)、フィリピンにて、浦和レッズユース出身の佐藤大介の所属するAFCカップのホームゲームをホテルのテレビで観戦することになるとはw

どうも、ブクメです☆

海外は、予定通りに行かないことも多いのですが、ここ数年で最大のやらかしをしてしまいました。浦和レッズユース出身の佐藤大介の所属するグローバルFCが、今年は、ACLの下のカテゴリに該当するAFCカップに出場しており、グループリーグ最終戦を勝利すれば、グループ突破という重要な一戦と言うことで、ちょうど、仕事の取引先との打ち合わせと絡められる日程になったため、フィリピンに足を運びました。

このブログでも触れていたのですが、AFCカップのグローバルFCのグループステージのホームゲームは、アクセスが比較的楽なリサール・メモリアル・スタジアムの予定から、マニラからのアクセスが少し大変なものの、会場の規模の大きいフィリピン・スポーツ・スタジアムでの開催となっていました。

ここに足を運ぶ方は、アクセスに気を付けてみたいなことまで書いていた気がするのですが、それに私自身がはまってしまうとはw

更に、現地19時キックオフの予定が、いくつかの情報サイトでチェックしているうちに20時キックオフに変わったという勘違いも相まって、マニラのマカティというところから、30キロ~35キロくらいの距離のところで、高速道路が横を通っている感じの場所なので、まあ、2時間あれば大丈夫だろうと思って、18時に出発で考えて失敗したわけです。

まず、夕方は、タクシー自体が拾えないんですね。争奪戦になり、更に、行く場所によっては、拒否されるのが普通なのですが、渋滞の時間のマカティを抜けて高速道路まで行くのが大変ということで、タクシーの拒否率も高いということで、タクシーで良いだろうという計算が外れます。

で、ホテルのフロントの人に相談して、ちょっとお金かかるけど、車を出せるかもしれないということになったのですが、私がマニラに足を運ぶ際に定宿にしているのは、Suites(スイーツ)という名前が入っている安ホテルになるため、良くも悪くも家族経営的な機能的でないことが普通でして。

「ドライバーしてくれる人い電話してみる」と言って、連絡した人が渋滞でホテルまで来るのに30分以上かかるだったり。そういうことが普通にあるんですよね。送迎用の車は、あるんだけどね、ドライバーがいないんだよね~、とドアマンの人が言っていたり、まあ、そういうところが良いと言えば良いので定宿になってしまったというのもあるのですが。

で、結局、間に合わないということで、あきらめて、現地なのでテレビで見られるということで、テレビ観戦することになりました。

で、サッカー観戦しないとこれほど写真を撮らないのかというくらい、写真撮っていないので、載せられる写真もないわけでしてw

こうしてブクメも失敗の経験を積んでいくのです(笑)

といことで、現地で応援はできなかったのですが、試合自体はしっかり見られましたし、翌日、佐藤大介と会って色々話をすることができました。

プロ選手となり、フィリピン代表となり、見る人によっては、サクセスストーリーを進んでいるように見える彼ですが、そこに満足している姿を見せていたら、ここまで応援はしないでしょうが、ここまで応援したくなるのは、目標を高い位置において、現在地に満足しないで努力している姿を常に見せてくれ、会えば聴くことができるからなんですね。

私自身も刺激を受けることができますし、ここで聴いた話や、実際にプレーしている姿勢を、他の方に還元できます。貴重な時間でした。

さてさて、15日の深夜に帰国しまして、バタバタと16日の深夜の便で、今度は、ベトナムのホーチミンに来ています。特にサッカー的なイベントは、ありません。別方面での仕事としてのネタ探しは、常にしていますが、まあ、プライベートですね。1週間くらい滞在するのですが、かなりの時間をホテルで仕事をする時間にあてるので、サッカー的なネタは還元できないので書きません。

なんとなく、時間に余裕があったので、情報収集などをネットでしていたのですが、まず、浦和レッズユース出身の岡田昌巳の所属するドイツ5部のシェーンベルクが、好調を維持していて、それでも少し前までは、優勝チームのみしか昇格ができないリーグで、ずっと1位にいるチームを追う形でリーグが進んでいたのですが、残り4節というところで迎えた直接対決に勝利して、ついにリーグ戦残り3試合と言うところで、首位を奪うことに成功しました。まだ3試合残っているので、気は抜けないものの、楽しみな展開になってきました。

そして、国内に目を移してみると、J2のアビスパ福岡vsファジアーノ岡山が、なんか、両チームともに、ユース時代よく見てきた選手がいて、決勝ゴールが濱田水輝だったりという結果を見てしまうとテンションが上がりますね。

J3のグルージャ盛岡に移籍した畑本時央が、初出場を果たしていたり、大学サッカーでも苦しんでいるチームでアカデミー出身の選手の活躍で勝利したという情報が入ってきたり、もちろん、思うような状況にないという話もたくさん入ってきますが、それも含めて、その情報を喜んだり、今困難な状況の選手が、来週には、一歩抜け出して前進できるかな~とか、特に、今いるベトナムのような少し離れた場所にいる時ほど、じっくり考えることができます。

・・・と、そんな独り言のような文章を書きつつ、来週末に帰国になりますので、来週末の試合も足を運べるかは、五分五分なのですが、入ってくる情報を楽しみにしています。

プリンスリーグ関東2015/05/10 – 浦和レッズユースvs山梨学院大学附属高校 1-2敗戦・・・今日だけ見た人は、どう感じると思いますか?

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どうも、ブクメです☆

まず、この試合のスタメンと交代、得点経過を書きますね。

GK1番大川圭為、DFが左サイドバックに10番堀内千寛(後半34分⇒13番新井瑞希)、右サイドバックに36番橋岡大樹、センターバックに7番高橋聡史と4番小木曽佑太、MFが左に19番川上エドオジョン智慧(後半スタート⇒12番松尾佑介)、右に8番影森宇京(後半20分⇒15番鈴木海都)、真ん中に14番渡辺陽と5番中塩大貴、FWが左に17番伊藤敦樹(後半45分⇒16番轡田登)、右に9番松澤彰

となります。

前半9分に、松澤彰が裏へのパスに抜け出し、キーパーと1対1になり、浮かせてキーパーを越したボールを最後は、自ら頭で押し込んで先制しました。

試合開始から先制点を奪うくらいまでは、思ったほど前線からのプレスもされず、ペースを握って試合を運べていたのですが、その後、連係ミスなどで相手前線が、わかりやすいくらいに活気づいて、前線からプレッシャーをかけてきたのに対応できずに、逆転を許して、試合が進み、後半相手の運動量が落ちてきたところで、反撃を試みるも、及ばずという試合でした。

今日は、特に細かいところを書くつもりはありません、敗戦の原因も、昌平高校戦、ヴァンフォーレ甲府U-18戦の時に、触れていたことに起因していると思いますので、書く必要もないと思います。

私は、チームの練習や、生活まで共にしているわけではないので、ここまでの経過で何かが起こっているとか、たまたま、今日は、思うようにいかなかっただけなのかはわかりません。もしかすると、体のどこかに痛みを抱えていて、無理して出ている選手もいたのかもしれません。疲労がたまっている選手がいたのかもしれません。

今日の試合は、なんとなく、今年の浦和レッズユースの試合を初めて観戦しますという感じの方も多いように見受けられました。この試合だけ見た人からすれば、どう感じるでしょうか。もちろん、勝利、敗戦という結果という形で見る方も多いと思いますが、はっきり言って、どうしてこの戦いで首位にいるんだろう?と思われたと思いますよ。私としては、それが凄く残念です。

今日の試合は、ピッチコンディションも良好で、天気も雨予報があったものの、試合の時間は、ほぼ曇りの状態で、気温も試合に最適な気候、試合開始から前半終盤までは、風もなかった(途中から、急に風が強くなってきましたが・・。)

疲労の蓄積であれば、相手チームだった、同じスパンで過密に試合を行っています。今日戦った会場は、私たちのホームです。

安定感を失ってはいけないポジションで、ミスが目立ったこと。何か精神面で影響があるようなことが起こったのでしょうか、わかりません。

采配とモチベーションコントロール。これは、今年も、期待できないから、それをどうこう言うタイミングでもないので、その中でできることをやってほしいと書きました。選手でやるしかないのです。ユース世代というのは、浮き沈みが激しいのが普通で、本来は、安心感を与える大人が、コントロールする手助けをするべきなのですが、それが難しいので、今シーズンは、少し難しい課題ですが、そこを選手間で頑張ってほしいという意味です。

できていたと思いますし、それが、ここまでのラッキーだけではない結果を生んできたと思っています。

ただ、今日は、ミスが多いということ以前に、球際に激しく行けていなかったことが、かなり悔しいです。走り負けていると言っている方もいましたが、その言葉も正しいと思います。

ここからは、クラセン予選ですね。でも、私は、よくトップチームが、敗戦の後に言う、気持ちを切り替えて頑張りますという言葉は、嫌いです。

対戦相手で力の落ちる相手も出てくるでしょうし、これまでとは違ったメンバーで戦う試合も多くなるかもしれませんが、切り替えるとかしないで良いので、やれていたことを、またしっかりやれるようになるための期間と考えてやってほしいです。

正直、負けたことではなく、崩れてはいけないところが、軽率なプレーを繰り返したことに私は、怒っています。ミスはしても良い。でも、ミスを連発するのは、必ず気持ちに消極性が出ている時ですから。そこに弱さを見せては行けない。

細かい敗戦の理由探しをしていないですよね?この試合の敗戦の理由は、試合に臨む姿勢の違いですよ。

失礼な内容が多くなってすみません。プロでも、最初の勢いで勝ち続けて、その後、上手くいかない時期を迎えたところで、持ち直せずに連敗続きになるチームがあるくらい、サッカーは、心や、周りの雰囲気にも左右される繊細な部分もあります。

よろしくお願いします。

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アカデミー卒業生関連2015/05/09 大学サッカー 早稲田大学vs慶應義塾大学を観戦。気迫のこもった戦いぶりを見られました。

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どうも、ブクメです☆

土曜日は、移動の関係で、ユースの試合に間に合わないかもしれないと、少し考えたものの、今年は、浦和レッズユース出身の選手が多く活躍している早稲田大学の試合を1つも見られていないことから、西が丘サッカ-場の11:30キックオフの、早稲田大学vs慶應義塾大学の試合を観戦しに行きました。第2試合の明治大学vs駒澤大学は、観戦せず、第1試合終了と同時に、会場を後にして、ユースの試合会場となる埼玉スタジアム2002第3グラウンドへ向かうという感じです。結果的に、ユース出身選手の活躍も見られ、思った以上に渋滞していなかったので、ユースの試合にもだいぶ余裕をもってたどり着くことができました。

早稲田大学には、浦和レッズユース出身の選手が3人おり、新井純平と、堀田稜がスタメン出場、控えに西山航平が入っていました。まず、写真を載せておきますね。

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2枚目の写真は、堀田稜の写真を撮ったのですが、新井純平も給水のタイミングの若干面白顔っぽく映っているな~と気づいたのですが、そのまま載せましたw

慶應義塾大学にも浦和レッズユース出身の小坂慎太朗がいるのですが、この試合は、ベンチ外でした。

最初に書いたように、今年の早稲田大学の試合を見るのは、この早慶戦が初めてだったのですが、今年は、なかなか結果がついてこずに苦しんでいるという話を聞いていたのですが、試合の序盤は、やや守備のところが怪しげに見えるところは、あったものの、とにかく、伝統の早慶戦ということもあってか、選手同士の気迫のこもったプレーが多くみられる面白い試合になり、その中でも、特に堀田稜の気迫が凄かったのが印象的でした。

この試合は、1-0で早稲田大学が勝利したのですが、この試合を決めたゴールを決めたのが堀田稜であり、自らのループ気味のシュートがいったんポストに跳ね返ったところを、自らで押し込むという点の取り方も含めて、左前線のポジションがベースポジションながら、まさに、縦横無尽という言葉がぴったり合うような様々なポジションに運動量豊富に顔を出して、攻撃の部分で活性化させたり、試合終盤まで守備のところでも運動量豊富に頑張ったり、とくにかく、伝わってくるものがありました。

新井純平もサイドバックからの攻撃参加で、後半は、ペナルティエリア内まで持ち込んで、相手ディフェンダーに倒されたのですが、PKは、もらえずでしたが、そこで余計なアピールをすることなく、それならとすぎに立ち上がって、そのボールをキープしてさらに攻撃を仕掛けようとする姿勢など見ていると、うれしくなりますね。

確かに、細かいところを見れば、修正したほうが良いようなポイントも現在の早稲田大学には、多いようにも思えますが、結果が出ないチーム状態が続いているから、そう見えるだけとも考えられるわけで、それは、この1試合だけを見た私が言えることではありません。

大きいのは、この試合での勝利であり、おそらく、これによって、自然とチームとして改善する部分も多くなっていくのではないかとも思います。

足を運んで良かったです。道が思ったより空いていることがわかっていれば、試合後の堀田稜のヒーローインタビューや、選手挨拶のところまで残っていたかったなと、いまさらながら思っていたりもします。

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プリンスリーグ関東2015/05/06 – 浦和レッズユースvsヴァンフォーレ甲府U-18 1-1引き分け・・・連勝が止まることの良し悪し

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どうも、ブクメです☆

甲府という場所で、浦和の下部組織の、かわいい応援団が試合を応援するという環境を予想していなかったので、驚きましたが、たまには、こういう試合風景も良いですね。浦和レッズジュニアも遠征か何かがあって、その流れでという感じですかね?ほんわかしながら見る部分もありました。

そして、久々に、試合の早い時間に腹痛に襲われて、前半10分前後からしばらく、試合観戦ができなかったり、これまた想定外のケース(私個人的な話ですがw)

思ったより、観戦環境として見にくいグラウンドに、暑いイメージの甲府でのこの時期の試合観戦にしては、ものすごい暑さはなかったものの、逆に、試合に影響を与えるくらいの強風。

また、プリンスリーグがスタートしてからは、最も遠方への初の遠征ですかね。

あくまで、見る側としての環境としてで、プレーする側としては、かぶる部分と全く関係ない部分がありますが、これまでと少し違った環境の中での試合となりました。

いろいろ書きましたが、この試合は、私も何か集中して試合をしっかり見られない時間が多かったので、そういう日には、応援に足を運んだ側からしても、連勝がストップしたのには、自分の見方に原因があったのかな~と思う部分もあったりなかったりです。

ということで、途中ぽっかり相手見られていない部分もありますが、まずは、試合を大まかに書きたいと思います。

まず、この試合のスタメンと交代、得点経過を書きますね。

GK1番大川圭為、DFが左サイドバックに10番堀内千寛、右サイドバックに23番髙山大智(前半39分⇒36番橋岡大樹)、センターバックに7番高橋聡史と4番小木曽佑太、MFが左に19番川上エドオジョン智慧(後半28分⇒13番新井瑞希)、右に8番影森宇京(後半14分⇒15番鈴木海都)、真ん中に14番渡辺陽と5番中塩大貴、FWが左に12番松尾佑介(後半31分⇒17番伊藤敦樹)、右に9番松澤彰

となります。

開幕から数試合が経過して、もちろん、どんな色々な状況があっても、ずっと同じメンバーで戦い続けられるというのは、難しく、まだ、累積での出場停止までは行ってはいないものの、この試合でも、怪我でこれまでスタメンで出場する率が高かった選手がいなかったりと、リーグ戦は、チーム全体で戦う長期的なものだということがわかる、ここ数試合になっていますね。

前半序盤は、これまでの試合同様、反撃を受けた時のサイドからの攻撃に対しての対応には、苦慮する部分は、あったものの、多くの時間を相手ハーフでプレーすることができており、攻めるということでは、多くできていたと思うものの、相手ゴールを脅かすということでいうと、最終的に、引っかかる場面が多いようには感じられました。

その時間帯で、なんとか得点が取れてしまうと、少し楽になるかと思っていたところで、腹痛w

そして、ちょうど、戻ろうとして、浦和のゴール側から最も遠いところで眺めながら、観戦していた場所に戻ろうとしてたところで失点し、0-1という状況になったところで、前半20分くらいに再び、元の観戦場所で試合を観戦することになりました。

前節の昌平高校と比べると、クレバーに前線の選手が、浦和のバックラインの隙を狙うというタイプとは、また別のものではありますが、この試合でも、相手の前線の選手が、浦和のバックラインでの組み立ての隙を狙ってきている印象は強く、結果的には、失点の原因もそこにあったようにも感じられます。

どの程度のスカウティングをして、対戦相手が臨んできているかは、通常のヴァンフォーレ甲府の今シーズンの試合を一つも見ていないので、比較することはできませんが、これが、レベルの高い関東のプリンスリーグの上位にいるチームの戦いなのかなとも思います。多少、雑な感じでしたが、狙いどころは、しっかり研究されたなという感じの試合ですね。

それでも、25分に19番川上エドオジョン智慧が前線の良い位置でキープしてファールをもらい、そのフリーキックのチャンスを14番渡辺陽が直接ゴールを決めることで、1-1の振り出しに戻したのは、今シーズンのここまでの浦和レッズユースの、強さの一つの要因になっているとは思います。

結果的に、前半を1-1で折り返して、後半は得点は両チームともになく、1-1で終了となりましたが、後半は、ある意味、今後を考える上では、考慮されるべき展開も多かったかなと思います。

明らかに強風が影響されているにも関わらず、ロングボールの多い攻撃の狙いが多かったこと。相手ディフェンスライン付近に風の影響がわかっていても、放り込んでフィフティの勝負に持ち込んで相手のディフェンダーも対応に苦慮したところで奪って攻撃を狙うということならばOKだと思いますが、その試合の強風を考慮せずに、そのやり方を続けざるを得なかったというのであれば、改良しなければならない。

後半に関して言えば、決定的な場面は、数回作れていたことを考えると、そこで決められる精度、きれいなミドルシュートにならなくても、枠に飛ばせるようにして、得点になる可能性が高められることが必要だな~と思ったり(言うのは、簡単、やるのは難しいのは、承知の上で書いています。でも、それを多くの選手ができるチームが、やはり勝負強く勝ち点を積み上げられるチームだと思うので。)

あとは、勝負すべき選手に、チャンスメイクのほうばかりをさせる方針。これに関しては、あまり言いたくありません。でも、試合を決める時間帯に、仕掛けるべき選手に、勝負させないというのは、どうしてなのかと思います。

前線の選手がサイドに開いてクロスを上げる攻撃パターンで、決定機が高いチームを作りたいのであれば、色々工夫する必要はあるとも思います。守備の組織が高いチーム、中を固めるチームに対しては、早めにサイドに開いてクロスを上げるという攻撃は、はたして有効なのかなと思う部分もありますが、数撃てばということですかね。

ただ、例えば、10番堀内千寛のように、後半上がれるタイミングで、攻撃参加したケースのように、一つ後ろの選手が効果的に持ち上がってということであれば、サイド攻撃も、より効果的になるとは思いますが。

ただ、これは、あくまで、見る側が感じたというだけで、チーム全体的に、やや疲労感がでていたようにも感じられるような雰囲気もあり、この試合に臨むうえで何か負荷がかかるような要因があったかなどについては、わかりません。

とはいえ、連勝が止まったという見方もできれば、アウェイのやや、やりにくい場所でも無敗で勝ち点を積み上げられたという結果もできます。

ゴールデンウィークでやや過密日程で、3日後の土曜日には、山梨学院大学附属高校との試合も控えています。

チーム自体が、完成形ではなく、様々な要因をクリアしながら、チームを作っていく育成段階のチームであれば、更に、チームとしての戦術が、「浦和レッズユースと言えば、この戦い方」という部分を、放置してしばらく試行錯誤してきたチームですから、連勝というのは、長く続けば続くほど、課題の部分をチームとして感じる部分が少なくなってしまい、止まった時に、混乱してしまう可能性も大きいと私は思っています。

その意味では、ここで一つ引き分けが入ったことは、決して悪いことではないですし、前節の試合の後のブログでも触れましたが、相手も研究してくる中で、それでも常に上位で戦い続けるには、安定しているポジションでも、より高めていく必要や、相手の動きに対して、感じて対応できるようになっていく必要があると思います。

攻撃に関しても、特に得点を取るポジションの選手は、上手くいかない時期というのは、たいていの選手が迎えます。これは、プロの選手でも海外で活躍している選手でも、あるので、説明する必要もないと思います。

だからこそ、一人の選手の良し悪しに左右されるのは、チームではなく、個人競技になってしまいますから、チームスポーツである限りは、得点を多く上げている選手がいることは、もちろんプラス要素ですが、その段階で、チームの層が厚くなって、もし、その選手が不調の時期に入ったとしても、その時期を助られる選手がいて、欲を言えば、前線のどの選手も、好調で出場すれば得点を挙げるので、起用する側が困ってしまうくらいの状況が、シーズン折り返しくらいにできているというのが、理想ですよね。

勝ち点ばかり、連勝ばかりに目が行くのではなく、ここ2試合で見えてきた課題の部分のほうが、重要です。

そして、それをクリアするために、一人一人の成長と、チームとしての成長が必要なんですね。いまやっているのは、短期決戦のカップ戦ではないのですから。

プロの一歩手前の世界ですので、1つの試合だけを見て、苦しんだ選手に対して、評価するという人も多くなるのは当然の世界ですが、毎回書きますが、ユースのサポーターとして、足を運んでいる多くのサポーター、今日このタイプの相手に苦しんだ選手は、その悔しさを力に変えて、次に同じようなタイプの選手に対峙した時に、そこで成長を見せてくれることを楽しみに待っていますから。

土曜日の試合を楽しみにしています。

ではでは。

あ、今年は、あまり足を運んでいないジュニアユースですが、接戦を制しての勝利の結果を知りました。見事です。このチームのシーズンスタートにベースとなっていた選手の多くを負傷で欠く時期にチャンスを与えられた選手とともに、そう感じさせない戦いぶりで、乗り越えて、負傷者がようやく戻りつつある中での日曜日の試合で勝利。

確実に、チーム自体のレベルも、上がっているのは、足を運べなくてもわかりますし、多少の逆境は、難なく跳ね返してしまう強さも身に着けて、これからの戦いに臨んでいけることがわかります。日曜日の三菱養和SC巣鴨Jrユース戦は、足を運べると思いますので、楽しみにしています。

最後に、試合後ですが、ヴァンフォーレ甲府U-18の選手は、相手サポーターにまであいさつに来てくれるんですね、恐縮です。そして、その中に、浦和レッズジュニアユース出身でヴァンフォーレ甲府U-18に加入して現在2年生の関敦也もおり、久しぶりに少し話すことができました。力強い言葉も聞けましたし、次の浦和ホームでの戦いのとき、それ以外の時でも、活躍する姿を見ることを楽しみにしています!

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プリンスリーグ関東2015/05/02 – 浦和レッズユースvs昌平高校 3-2勝利・・・粗捜しをしてみたり。

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どうも、ブクメです☆

5月に入って、一気に暑い日が増えましたね。今日は、プレーする選手にとっては、かなり酷な気候の中での試合となりました。

前節、東京ヴェルディユースに劇的な勝利で開幕3連勝を飾った浦和レッズユースは、第4節で昌平高校と対戦しました。昌平高校は、3連敗スタートとなり、ある意味、3連勝vs3連敗ということで、やや雰囲気的にも、今節は問題ないだろうという雰囲気も会場にはあったような気もしつつ。

ちなみに、開幕4連勝という結果で、育成系を取り上げるサッカーメディアでも取り上げられることが多めで、劇的勝利的な要素は、そちらにお任せするとしましょうね。

まず、この試合のスタメンと交代、得点経過を書きますね。

GK1番大川圭為、DFが左サイドバックに10番堀内千寛(後半38分⇒13番新井瑞希)、右サイドバックに23番髙山大智、センターバックに7番高橋聡史と4番小木曽佑太、MFが左に2番川上開斗(後半12分⇒17番伊藤敦樹)、右に8番影森宇京(後半17分⇒15番鈴木海都)、真ん中に14番渡辺陽と5番中塩大貴、FWが左に12番松尾佑介(後半26分⇒26番井澤春輝)、右に9番松澤彰

となります。

前半16分にペナルティエリア内で角度のないところから、9番松澤彰がグラウンダーで鋭いボールを入れると、相手ディフェンダーのクリアがそのままゴールに突き刺さり、オウンゴール(公式記録では、松澤彰のゴールになっていますね、ありがとうございます。)

前半を1-0とリードで折り返します。

後半13分に、バックラインで奪われて、失点し1-1。

後半43分に、失点し、1-2。

後半44分に、前線で14番渡辺陽が粘ってキープし、ラストパスを9番松澤彰に送り、これを決めて2-2。

後半アディショナルタイムに前線で押し込む流れで、こぼれ球を14番渡辺陽が豪快に蹴りこんで3-2。

結果、3-2で勝利となります。

 

さてさて、タイトルに書いたように、いわゆる昨シーズンプレミアリーグだった2チームと、昇格プレーオフまで勝ち進んだチームと難しいと思われている相手にすべて勝利しての3連勝という中で、3連敗中の昌平高校が相手ということで、もちろん、チーム内では、逆に難しい試合になる可能性が高いから、気を引き締めて行こうということで取り組もうとしていたと思いますが、その中で、経過を見てきている人たちからしたら、簡単に勝てそうな相手という雰囲気が会場からも出るでしょうし、そういう雰囲気も含めて、実際の試合展開も含めて、ちょうど良いタイミングなので、あえて粗捜しをして、結果的に快勝に終わった場合でも、釘を刺す要素を探そうかなと思っていたのですが。

結論から言えば、試合経過や、見えてくる課題、個々で感じなければならない今後のためのことなどは、わかりやすいくらいに、選手自身が感じる経過になったので、わざわざ書いて指摘することでもないかなと思う部分もあるのですが、文字にして残してみると、余計にずっしりくるかもしれないので、いくつか書いておきますね。今後のためです。

その前に書いておきますが、昌平高校は、なかなか面白いサッカーをしていたと思いますし、前半スタートに浦和が押し込んでいる流れを見ている時は、やはり力の差がある相手で一つレベルが落ちるのかなと実際思ってみている部分もありましたが、ボールのまわし方、狙いどころ、あと、前線の選手の相手の選手を観察する能力の高さ、あとは、シュートを狙う位置も良かったと思います。

1-0リードで、前半の猛攻で追加点を挙げられなかったことで、ハーフタイムに、私よりも多くサッカーをしっかり見ている友人と、このままだと後半は、やられるかもしれないと話をしていたくらい、正直、評価は高いです。でも、まだ精度のところで、詰めが甘いので、浦和の守備の安定感から考えると、そこまで怖くはないものの、数か月先になる、アウェイで戦うときが怖いなと。

実際、追いつかれて、一時は逆転までされる展開にこの試合の段階でなるとは、思いませんでしたが。。

あくまで、現時点では、浦和のほうが圧倒的に上でした。この試合での苦戦の原因は、言うまでもなく、圧倒していた時間帯で1点しか取れなかったこと。キーパーの好セーブやディフェンダーの粘りなどもあったものの、それでも最低でも2点取っておかなければならない試合でしたよね。

後半4分に、8番影森宇京が完全に抜け出してキーパーと1対1になるかというところで、相手ディフェンダーに倒されて得たPKの場面。ここを決められなかったから、キッカーを責めるのか。他の選手が蹴っていれば良かったのか。実際、周りからも色々な声が聞こえてきましたが、そんなこと、チームで決めてやれば良いことです。誰が蹴ったって、決まるときもあれば決まらない時もあります。

確率の問題で追加点がより必要だというときには、PKが得意な選手が蹴るようにするかとか、そういうことも、チーム内で決めれば良いことです。

私が言えることとしたら、とにかく、失敗しようが何しようが、自信を無くして下を向くことだけは許さないということだけです。だから、そうならなかったので、私としては、何も言うことはありません。

ディフェンスラインでのパス回しのところで、相手のプレスを切り返して、かわすというプレーが試合序盤にありました。2回目同じことをしたときに、うまく狙われて奪われて、攻め込まれました。相手の前線選手がクレバーな選手がいる場合は、こういうところをしっかり覚えていて狙われます。

枠には飛びませんでしたが、シュート精度が高い選手が狙えば、枠に飛ばされるくらいの位置で、プレッシャーをほとんどかけずにシュートを打たす場面が何回かありました。

これは、サッカー選手としての宿命ですが、他では、良しとされるプレースタイルが、今いるチームでは、そのプレーをすることが否定されるということは、よくあるものです。

スタイルは、あってもチームに色を加えられる選手は重要で、そこは、柔軟に良しとすればよいと思うのですが、そうもいかないこともあります。でも、そのプレースタイルは、その選手が輝く色なので、その色が輝かなくなっていくのは、残念。これに関しては、そのプレースタイルを理解して見て応援している人がいることを感じてもらい、今は、メンバーから外されない程度には、言うことを聞きつつ、外されない程度に自分も貫く。言うのは簡単、やるのは難しい。

ここ2試合は、連続で14番渡辺陽が勝ち点1を勝ち点3に広げる得点を決めてくれている。

今日は、ぎりぎり決められなかったけど、ゴールにかなり近いシュートを放った選手が何人もいます。だから、今度は、その選手が、今後の試合で、勝利につなげる得点を決めれば良い。

いくつか挙げるとそんなとこです。相変わらず、連想ゲームみたいな書き方ですみません。

色々書きましたが、4連勝という結果は、ものすごいことだと思います。

ビハインドを跳ね返せるという意味での負けない自信というのは、サッカーは、悪くはないけど勝ちきれないというチームよりも、シーズンを戦ううえでは、常に上位にいながら、課題を見つけながら、という理想的な戦い方ができます。

暑さに加えて、ゴールデンウィークということで、やや過密に日程が消化されていきますし、累積なども少し気になるところ、怪我の選手も出てきたりしていますね。

今日の試合もそうですが、しばらくスタメンから離れていた選手が、スタメンで出て、相当高いパフォーマンスを、毎試合スタメンで出てるかのように見せてくれたことは、うれしかったです。

そのようにしてチーム自体が層が厚く強くなっていくんですね。

試合終盤のパワープレーの時には、公式戦経験が浅い選手が急にバックラインに入ることになり、まだ、経験不足なところも出てました。でも、試合は、勝ち切りました。経験できて、結果も出ました。やはり、順調なんですよ。

今日を踏まえての次節。楽しみにしています。

・・・はい、では、連想ゲームっぽいことを書いた私が、連想できずにやらかした試合後のオチの話を書きます。

今年から、大学のチームも含めたチャレンジリーグというリーグ戦に参加している浦和レッズユースですが、今日は、平成国際大学のサッカー部のページで16時から、Awayで試合があると書いてあり、これを、勝手に平成国際大学から考えたAwayですから、レッズランドだろうと、決めつけて、確認しなかったんですね。

そして、レッズランドに行くと、やっていない、それなら、もしかすると与野八王子グラウンドかもしれないと思い移動すると、別のチームが試合をしているので外れ。ではでは、裏をかいて大原サッカー場かもしれない、ということで、移動するも誰もおらず。

これは、オチとして駒場スタジアムのサブグラウンドでやってたりして、と、ダメもとで移動したら、やはりやっていない。まさかの堀崎公園、まさかの秋葉の森・・・は、移動まではしませんでしたが、時間的に、もう試合には、間に合わないということで、あきらめることに。

・・・で、よく考えたら、その試合情報を直接聞ける可能性がある人が2名ほどいたことに、時間的に手遅れになったところで、思い出して、あとの祭りになったわけで。

で、結果的に、帰宅後に、その人に聞いてみたら、平成国際大学のグラウンドでやりましたー!とのことでw

あれですね、ジュニアユースの関東U15リーグで、アウェイ扱いだけど、場所は、ホームみたいな、あれですかね。やられましたw

 

お疲れ様でした!

ではでは。

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アカデミー卒業生関連2015/04/29 AFCカップ サウスチャイナ(香港)vsグローバルFC(フィリピン/佐藤大介所属)を観戦。

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どうも、ブクメです☆

この時期に香港に行きますとかいうと、「ゴールデンウィークは、香港ですか?」と聞かれたりしているのですが、特に今回は、ゴールデンウィークを香港で過ごすためではなく、佐藤大介の所属するグローバルFCが臨んでいるAFCカップ(ACLの一つ下にカテゴリされるアジアレベルのクラブチームの大会)の試合観戦のための短期滞在になります。木曜日にには、帰国します。今年のゴールデンウィークは、日本でサッカー観戦しまくる予定です。

さてさて、アジアのサッカー事情と言うのは、結構シビアなものがあり、フィリピンは、これまで、東南アジアでそれなりのレベルがありながらも、AFCカップやACLの出場資格が与えられていなかったのですが、今大会よりAFCカップの出場枠が与えられました。

その出場チームとして、浦和レッズユース出身の佐藤大介が所属するグローバルFCが参加しているのですが、初挑戦と言うこともあり、かなり苦しいスタートを切ったのですが、第2戦で、苦しみながらもアウェイで勝ち点1を獲得し、グループステージ第4戦では、ホームで初勝利を記録して勝ち点4を獲得して、グループステージ突破の可能性を持ちながら、この第5戦で、初戦ホームで1-6と屈辱的な敗戦を喫した香港のサウスチャイナと、今度は、相手ホームで対戦となりました。

佐藤大介は、不動の左サイドバックとして、この試合もスタメン出場となりました。その他、日本人選手としては、柳川雅樹が左センターバックでスタメン出場していました。

東南アジアでは、よくありがちなよくわからない事情で、星出悠さんが登録メンバーに入っていなかったり、色々あるようですが、目的の佐藤大介のプレーを見るということは、しっかりできました。

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状況だけ見てみれば、今回の対戦相手のサウスチャイナは、既に4連勝でグループ1位通過を決めているということで、今回の試合にどのようなモチベーションで臨んでいるのかは、わかりませんが、試合全体を眺めてみると、内容では、5分5分の展開で、むしろ攻撃のチャンスは、グローバルFCの方が多く作っていたように感じられましたが、脅かすほどの場面は、ほとんど作れておらず、実際、そういう場面を作っていたのが、佐藤大介が左サイドから攻撃参加して仕掛けた数回だったというのが、ある意味印象に残りました。

そのうち一つは、ペナルティエリアに侵入して、相手選手に倒されたものの、PKはとってもらえなかった場面だったりしました。

そして、サウスチャイナに関しては、あまりチャンスは作れていなかったものの、一つ目の大きなチャンスで1点を奪い、後半は、セットプレーで1点奪い、そして、試合終了間際には、前がかりになった相手の隙をついて3点目を奪う。

確かに、チームとしての経験の差が出たのかとも感じられます。

ただ、最近、フィルタのかかった見方になるかもしれませんが、細かい状況を知らずに、この試合を見た場合には、この試合での佐藤大介の評価は、相当高いです。両チーム通してでも、最もクオリティの高いプレーをしていたのは、佐藤大介だったと思います。

グループ全勝のサウスチャイナが相手と言うことで、こういう結果になることも予想は、していましたが、結果的にサウスチャイナは、5連勝ですね。

ただ、この試合に足を運んだ理由として、AFCカップにおいて香港勢は、結構良い成績を収めることもあり、一つレベルで上を言っているという感覚は、ありましたので、その相手に対して、佐藤大介がどのようなプレーをするのかが見たかったことが、今回の訪問の一つでもあり、その意味では、質の高いプレーをこのレベルでも見せることができていたので個人的には、一定の満足感もありつつ、実際、グローバルFCは、この大会では、運も持ち合わせており、第5戦を迎える前の段階で、サウスチャイナにもし敗れても、当該チームで最終戦次第で勝ち上がれる可能性は高いと踏んでいた通り、順位的には、3位で2位のマレーシアのパハンとは、勝ち点3差、得失点差でも不利な状態ではあるのですが、第2戦でアウェイでのパハンとの対戦を0-0でしのぎ切っているので、最終戦で今度は、ホームでパハンと戦うため、結果的に、勝てば、勝ち点で並び、当該成績では、自動的に上回るので、最終戦勝利すれば、グループ2位通過可能という自力突破の可能性を残すこととなりました。

来月5月13日のグループ最終戦での勝利とグループステージ突破を期待しつつ、アカデミー出身の選手が、アジアでの戦いで躍動している姿を見られたことを嬉しく感じつつの1日でした。

今回の試合観戦ですが、試合以外のところで少し面白い出来事があったので、おまけとして書いておきますね。

まず、以前香港プレミアリーグの試合を観戦した時のように、チケットが共通で、ホーム側にもアウェイ側にも行けるのかと思っていたら、分かれていたようで、買ったチケットが、ホーム側しか座れないということで、バックスタンドのちょうど、ホームとアウェイの境い目くらいのところで見ていたのですが、アウェイ側もスタンドの通路を通っていく導線になっていて、私も一度、アウェイ側に行けると思っていこうとして、係員の方に止められて、ごねるのも面倒なので、そのままホーム側に座ったのですが、割とバックスタンドのホーム側が混んできたところで、ホームのファンと思われる数人が、係員に食って掛かっているんですね。ものすごい剣幕で、おそらく、アウェイ側がガラガラだから、そこに座らせろと言っていると思ったんですよね。。。で、そのやり取りがしばらく続いて、境い目の柵を係員が動かして、何列分か、ホーム側にするのかな~と思っていたら、境い目の通路のところから、トイレに行けるらしく、そこがアウェイ用になっていたことに対しての抗議だった模様で、そのトイレに行ける通路が解放されて、なんだか円満解決みたいな雰囲気になってましたw

でも、もともと指定されていたホーム側のトイレも決して、そのエリアから遠いわけではなく、そのために、わざわざあれだけの剣幕で怒っていたのかと思うと、面白くなってしまいました。

ではでは。

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2015年4月25日~26日の浦和レッズアカデミー関連試合観戦(まとめてですみません。)

どうも、ブクメです☆

4月25日に浦和レッズジュニアユースの関東U15リーグvs柏レイソルU-15と浦和レッズユースのプリンスリーグvs東京ヴェルディユース、4月26日に、浦和レッズユースの練習試合vs明治大学と大学サッカーの関東2部リーグ、東洋大学vs日本大学の試合を観戦しました。

まあ、言ってしまえば、26日のユースの試合がナイトゲーム(夕方17:30キックオフ)の試合にも関わらず、その展開にテンションが上がって、その後に埼玉に戻ってから、宴会をしてしまい、そのままの流れで、26日の試合観戦に入り、グダグダな感じで、夕方に帰宅して、爆睡してしまい、、、という流れなんですね。

オチもあります。

ということで、今回は、細かいレポートっぽくは、なりませんが、ご勘弁ください。あまり、前のめりにならず、流れに乗ることも人生には、必要です・・・とか言い訳してみたり。

まず、25日の浦和レッズジュニアユースの柏レイソルU-15の試合から。

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この試合のスタメンと交代は以下、

GK18番西尾優輝、DFが左サイドバックに3番林海斗、右サイドバックに5番遠藤悠太(後半?⇒21番石塚稜真)、センターバックに22番玉城大志と8番白土大貴、MFが左に10番佐藤輝、右に16番吉岡佑馬(後半スタート⇒20番吉岡直輝)、真ん中に6番上野夏輝と14番縄田脩平(後半30分⇒17番柳田大樹)、FWが左に11番森隼平、右に9番二見健太

となります。

試合開始から数分の3分に早くもコーナーキックのチャンスから、10番佐藤輝がヘッドで決めて幸先よく先制した浦和レッズジュニアユース。柏レイソルは、アカデミーからトップチームまで一貫したポゼッション型の戦術をとってくるチームですが、この試合で見た印象では、今年の相手は、まだまだ途上でパスミスも多いという印象で、そこを狙った形で高い位置から浦和が攻撃するという展開も多く、試合としては、どちらかというと前半~後半の途中くらいまでは、ポゼッション率=ペースを握っているという判断をされると相手ペースと考えられるかもしれませんが、実際は、浦和がペースを握っていたように感じます。

これは、相手にとって有利ということではなく、前半後半それぞれのサイドである意味安定した判定ということもあったので、これをどうこう言うことも難しいと思いますが、オフサイドの判定が、かなり大らかで、明らかなオフサイドの場面でも流される場面が、片方のサイドで多く、同じように前半に明らかなオフサイドで相手選手が抜け出したところがオフサイドにならなかったところで決められて前半20分に1-1の同点に追いつかれ、逆に後半にオフサイドっぽいところが流されて浦和が得たチャンスは、決めることができなかったこと、それ以外でも、前半のうちに突き放してしまうチャンスは、多くあったところで決められなかったことが、この試合を難しくしてしまった要因になったと思います。

ポゼッション型の相手は、気持ちよくパス回しをさせてはいけないというところで、前半は、ある意味理想通りになっていたところで、畳み掛けられるという強い意識がまずほしかったというところです。

その結果が、後半の相手の猛攻につながったと考えることもできると思います。勢いがつけば、精度も上がる、これは、なかなか難しいものです。

ただ、その相手の猛攻を抑えきって、それ以上の失点を許さずに勝ち点をしっかり取ったということも、すごいことだと思います。

前回、連敗しないチームは強いと書きましたが、苦しい試合展開でも、しっかり勝ち点を積み上げられるチームというのも、また強いチームだと思いますよ。

欲を言えば、でも、これは、選手の性格などもあるので、それがすべて良いとは言えませんが、今年のチームを見ていると、ゴールへの野性的な貪欲さ(?)のようなものを見せる選手がいないように感じており、そういう選手が出てくると、よりこういう試合でも、勝利の方向に持って行けるようになるのかなと思う部分もあります。

いろいろ言いつつ、やはり、強いチームだと思います。

はい、日立柏サッカー場で、ジュニアユースの試合を観戦した後、場所を、東京ヴェルディグラウンドに移しまして、浦和レッズユースのプリンスリーグ第3節の東京ヴェルディユース戦を観戦しました。

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この試合のスタメンと交代は以下、

GK1番大川圭為、DFが左サイドバックに10番堀内千寛、右サイドバックに23番髙山大智、センターバックに7番高橋聡史と4番小木曽佑太、MFが左に2番川上開斗(後半30分⇒13番新井瑞希)、右に15番鈴木海都(後半34分⇒19番川上エドオジョン智慧)、真ん中に14番渡辺陽(後半45分⇒26番井澤春輝)と24番松高遼、FWが左に12番松尾佑介(後半39分⇒5番中塩大貴)、右に9番松澤彰

となります。

前節負傷で欠場していた4番小木曽佑太が復帰しセンターバックに入りました。前節センターバックに入っていた36番橋岡大樹は、U16日本代表のイタリア遠征に選出されて不在となります。

ジュニアユースもユースもそうなのですが、中盤の右サイドのメンバーは、開幕から、全試合スタメンの選手が代わり、競争が激化しているように感じます。

午後から、にわか雨の予報があり、試合の少し前くらいまでは、雨が降ったりしていたものの、試合までには、止んでくれて助かりました。

試合後に、冗談半分に、今日の試合のブログは、「楽しかった」の一言で良いのではないかと周りの方に言ってしまうくらい、久しぶりに1サポーターとして、純粋に興奮し、楽しませてもらった試合でした。

相手チームに関しては、それがややラフプレーにつながる部分も多かったので、それが良いか悪いかは、微妙なところではありますが、両チームともに終始気迫が伝わってくる試合でしたね。

2連勝で来た浦和レッズユースにとって、最初の山場になるのは、個々の能力が高い東京ヴェルディ戦と考えていた通り、前線の高さのある選手に対しては、問題なく、守備陣が対応していたものの、そのこぼれ球を狙う味方の選手のススッと裏に入ってくる動きだったり、スピード感のある攻撃だったり、やはり、これまでとは一味違った攻撃の脅威を見せる相手に対して、浦和も決定的な仕事をほとんどさせない守備を見せることができていました。

試合の流れを簡単に書きますと、前半開始6分に2番川上開斗と10番堀内千寛の左サイドでの攻撃で、サイドバックの10番堀内千寛のオーバーラップから鋭いクロスを上げる場面でチャンスを作ったり、9分のフリーキックの場面では、15番鈴木海都の相手ディフェンダーの壁をちょうど越えるくらいの低めの弾道でのクロスに4番小木曽佑太がヘッドで合わせての惜しい形、15分には、15番鈴木海都の右前線からのクロスに、12番松尾佑介が、触れればゴールという惜しい形、更には、21分には、10番堀内千寛からのスペースへの鋭いパスに12番松尾佑介がしっかり反応して攻撃につなげた形と、右に左にサイドをうまく使った攻撃で相手ゴールに迫る形を多く作ります。

その中でも、29分に2番川上開斗にいったんパスを預けてオーバーラップした10番堀内千寛が、ペナルティエリア内に走りこんだ9番松澤彰の頭の高さめがけてあげた鋭いクロスは、見事で、合わせた9番松澤彰のヘディングシュートは、わずかに枠を外れたものの、相手ディフェンダーが対応できないくらい精度の高いサイド攻撃とクロスは、見事でした。

相手も浦和ゴール近くに攻め込むという形は、作っていましたが、決定的なチャンスという点では、浦和のほうが勝っていた序盤の攻防でした。

この展開を難しくしたのは、ある意味相手キーパーの反応の良さだったのかもしれません。

それは、前半30分前後に浦和が作って2回の決定的な形で得点できなかったことにつながってくるのですが、まず、29分に12番松尾佑介が鋭く切り込んでシュートも枠をとらえた見事なコースを狙ったシュートであったところを相手キーパーにぎりぎりで反応されたはじかれた場面、そして、そこから得たコーナーキックの場面で10番堀内千寛が放った2度のシュート。このシュートも、普通であれば、決まっても良いくらい良いコースに良いシュートを放てていたと思うのですが、これも相手キーパーによって防がれたんですね。

普段からこれだけの反応をするキーパーなのか、乗っていたのかはわかりませんが、このビッグセーブ連発によって前半リードできずに0-0で後半に入ることになりました。

後半も、激しい攻防が続く中で、流れの中では、やはり浦和が相手にフィニッシュまでの形はほぼ作らせずに、安定感を見せていたのですが、12分に相手コーナーキックから決められてしまい、0-1とビハインドを背負うことになります。

開幕から無失点で2連勝してきた流れだったので、この展開でどうなるかと思いましたが、失点後しばらくは、少しバタバタしたような時間もあったものの、その後は、持ち直し、22分には、セットプレーのチャンスから、4番小木曽佑太がシュートを放ち、ディフェンダーかキーパーに当たり跳ね返ったところを再びシュートを放ち、これが惜しくもポストに阻まれるチャンスを作るなど、再び浦和が相手ゴールに迫る形が増えてきます。

後半30分あたりから、13番新井瑞希や19番川上エドオジョン智慧と言った、攻撃的なフレッシュな選手を投入し、攻撃を活性化させると、37分には、高い位置で得たフリーキックのチャンスで14番渡辺陽の左前線へのフィードの折り返しが9番松澤彰に収まりシュートを放つも、これは、キーパーの正面で防がれます。

そして、37分についに14番渡辺陽からのパスを受けた19番川上エドオジョン智慧が決めて1-1の同点に追いつくことに成功します。

この後の39分に5番中塩大貴が入り、14番渡辺陽が高めの位置に上がりますが、おそらく、采配の傾向としては、逆転よりも、最低でも勝ち点1をとるための采配だったと思うのですが、選手はしっかり勝ちに行く姿勢を見せてくれ、その結果、43分に9番松澤彰のポストプレーから、14番渡辺陽が抜け出して、ゴールを決め2-1と逆転に成功します。

そして残り時間も引いて守るということではなく、高さのあるボールはしっかり跳ね返し、クリアする場合も両サイドの深い位置にクリアし、更には、そのクリアもしっかり前線の選手がキープして高い位置で時間も使いながら、あわよくば追加点を狙えるような雰囲気も残しつつ、結果2-1で勝利し、開幕3連勝を飾ることとなりました。

この結果の裏には、色々な要因があると思います。その一つは、相手のウィークポイントを見つけ出して、奪いどころを見つけた24番松高遼だったり、14番渡辺陽が、そこを狙ってインターセプトから攻撃に転じることができていたことや、ボランチとバックラインの入れ替わりがスムーズにできるようになったことで、ロングフィードに関しても、例えば、4番小木曽佑太が少し高めに持ち上がって(この時にボランチが1枚下がって守備の穴は作らないようにできている)から前線に供給することができるため、より確率高く攻撃につなげられるなど、チームとしてのレベルアップも試合ごとに見られます。それらの要因がかみ合って、今回の結果が生まれたのだと思います。

チームの雰囲気も良い、交代で出場した選手のパフォーマンスも高い、かなり良い感じです。

見事な試合でした。

いわゆる、サポーターを喜ばせる要素も満載の戦いぶりでしたよ!

(で、この後、帰宅後宴会w)

そして、26日は、まず、明治大学の八幡山グラウンドでの練習試合を観戦しました。

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45分2本と、3本目は、30分くらいだったと思います。

浦和レッズユース出身の橋岡和樹も背番号73で2本目までプレーしていました。

試合は、1本目0-2、2本目1-2、3本目1-3という結果になりました。

浦和のゴールは、2本目の1点が、26番井澤春輝からの縦パスに対して、21番時里元樹が、見事なトラップで抜け出してキーパーと1対1の状況で決めてのゴール。

3本目の1点は、12番松尾佑介の左サイドを突破しての折り返しを9番松澤彰が合わせてのゴールになります。

大学の関東1部リーグの上位を争うようなチームとユースが対戦するときには、それがトップチームでなかったとしても、通常ユース世代の戦いでは、経験できないスピード感だったり、体の強さだったりに苦しむケースが多くみられるのですが、この試合でも、やはり、そういった部分は、見られましたが、比較的、早くそういった相手の動きに対応できていた部分もありつつ、それでも、結果に出ているように、失点は多めという結果になりましたね。

さてさて、その後、今度は、東洋大学の朝霞グラウンドに場所を移しまして、関東2部リーグの東洋大学vs日本大学の試合を見てきました・・・が、ここは、恒例のやらかしです。

東洋大学には、昨年まで浦和レッズユースに所属していた勝野瑛がいるのですが、すでに途中出場などでは、出場しているということだったので、プレーしているところが見られたらよいな~と思っていたのですが、後半途中まで見たところで諸事情で、帰ることになったのですが、その後、終盤出場して、しかも初ゴールも記録したという・・・。

まあ、仕方ないです。また今度足を運べた時まで、プレーしている姿とゴールはお預けということで、楽しみにしていたいと思います。

・・・はい、ということで、まとめて書きつつダラダラ長い文章になりました。

充実の週末でしたよ。ありがとうございます!

ではでは。

おまけの写真。

ジュニアユース

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ユース

064 065 066 067 068 069 070 071 072 073 074 075 076 077 078

練習試合vs明治大学

001 002 003 004 005 006 007 008 009 010 011 012 013 014

東洋大学vs日本大学

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プリンスリーグ関東2015/04/19 – 浦和レッズユースvs三菱養和SCユース 1-0勝利・・・終盤の猛攻を凌ぎ切っての2連勝!

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どうも、ブクメです☆

サッカーにおいて、ゲン担ぎのようなものをすることは、普段は、あまりしないのですが、なんとなく、昨日のジュニアユースの難しい試合を1-0で勝ちきった流れを持ってこようかな~とか思って、昨日の服装に近い感じで今日は、試合会場に足を運びました(近い服装であって、昨日の服装から着替えずにそのまま来たというわけではありませんw)

プレミアリーグから降格してきたことで、また再び三菱養和SCユースと、公式戦のリーグ戦で対戦することになった今シーズンですが、その頑ななまでのロングボール多用のサッカーと、これまでの相性の悪さと、昔ほどではないものの、なんだか、選手と言うよりチームの方針として(?)浦和レッズに対しての敵対心強く戦ってくる相手というか、とにかく、なんだか、見る側としても嫌な相手だな~という印象をどうしても持たされてしまうわけでして、やや大味なサッカーになっても勝負と言うところでは勝ち切ってもらいたいなと言う思いもある試合でした。

ということで、久しぶりの大原サッカー場ということで、久しぶりついでに、数年前までは、トップチームの練習試合だったりで足を運んだ時には、時々観戦場所にしていた、ゴール裏からの試合観戦をしました。

今日は、場所が大原サッカー場ということもあり、アカデミー出身の選手も何人か観戦に足を運んでいたようですね。試合後に、そのうちの何人かには会うことができ、元気な姿が見られて良かったです。

ということで、試合の話に移りますね。

今日の対戦相手だった三菱養和SCユースですが、今年の3年生がジュニアユースの3年生だった時の対戦の時に、1度だけ、繋ぐサッカーをやってきて、びっくりさせられた記憶がいまだに強く残っているため、おそらくロングボールを多用するサッカーではあるだろうとは、思っていたものの、試合が始まってしばらくするまでは、その時のように繋ぐサッカーを急にやっくるかもしれないと、心の準備をしていたのですが、それはなかったですね。

この試合のスタメンと交代は以下、

GK1番大川圭為、DFが左サイドバックに10番堀内千寛、右サイドバックに23番髙山大智、センターバックに7番高橋聡史と36番橋岡大樹、MFが左に2番川上開斗(後半28分⇒17番伊藤敦樹)、右に19番川上エドオジョン智慧(後半21分⇒15番鈴木海都)、真ん中に14番渡辺陽(後半45分⇒5番中塩大貴)と24番松高遼、FWが左に9番松澤彰、右に12番松尾佑介(後半40分⇒3番東伸幸)

となります。

おそらく来週までには復帰できるということですが、2番小木曽佑太が怪我のため、センターバックには、36番橋岡大樹が入りました。結果的に、清水フェスティバルの最終戦の時に、このポジションでやっていたこともあり、混乱なくプレーできていたと思いますが、特に今日の場合は、長いボールに対しての対応と、しっかり跳ね返すという役割を担う点では、重責を担うことになりましたね。

また、右サイドバックに入った23番髙山大智も本来は、攻撃的な選手ですが、ここでの起用の回数も増えて、特に今日のような相手の場合は、守備のケアをすることが求められるため、攻撃参加があまりできないストレスは、あったと思いますが、確実に守備力も上がっていることがこの試合では証明されたと思います。

試合は、序盤から、相手のロングボール主体の攻撃をしっかり跳ね返しながら、比較的左サイドからの攻撃を中心に得点を狙いに行くパターンが多かったように思います。

特に、12番松尾佑介が、この試合は、上下左右と運動量豊富に、スペースを狙って動くプレーが目立ち、それによって作られるチャンスが、最も得点の可能性を感じさせるものとなっていました。

前半9分の12番松尾佑介が左前線でパスを受けて持ち上がってクロスを19番川上エドオジョン智慧が狙う形や、バックラインで36番橋岡大樹が相手の攻撃を跳ね返す流れからの縦へのロングボールに対しても、意図のないロングフィードに一見見えたところに、スッと12番松尾佑介が走りこんで受けて仕掛けることもできていました。

26分にも、テンポよく、10番堀内千寛、2番川上開斗、12番松尾佑介と左サイドからのパス回しでサイドから仕掛ける形も効果的だったと思います。

今後、こういう形が増えてくると、より攻撃も多彩になって来るのだろうなと予感させたプレーが前半34分にありました。

バックラインでの組み立てのところで、10番堀内千寛と7番高橋聡史がパスを回しながら、いったん、1番大川圭為まで戻したところで10番堀内千寛が前線のスペースへ走り出し、1番大川圭為からのロングフィードを9番松澤彰がしっかりポストプレーで収めて中盤の14番渡辺陽に渡し、高めの位置に走る10番堀内千寛へ通して厚みを保った形でクロスを上げられるところまで持っていき、ゴール前にも人数が多い状態を作れていたという場面は、特に良かったですね。

同様に、40分にも、今度は、左サイドからオーバーラップを仕掛けた10番堀内千寛をおとりに使って、12番松尾佑介がドリブルで仕掛けていき、前線のスペースを狙った14番渡辺陽に合えばという形も、相手守備陣を脅かすプレーとしては、かなり質の高いものだったと思います。

相手の攻撃に対処しながら、相手のゴールに鋭く迫る回数が増えていた前半終了まで残り数分のところで、ペナルティエリア内で間接フリーキックのチャンスを獲得します。

よく、ペナルティエリア内での間接フリーキックは、逆に入らないことが多いと言われるように、ユースに限らず、このパターンから得点が入る場面をあまり見たことがなかったのですが、このチャンスを、ものにしてくれたのが、今日の浦和レッズユースだったわけです。

12番松尾佑介がすらしたボールに対して、2番川上開斗が思い切って低い弾道で狙うと、枠を捉えたシュートがディフェンダーの隙間からディフェンダーに当たるもののそのままポストに当たってゴールに吸い込まれるという形でのゴールだったと思います。

攻め込んでいる時間帯のチャンスをしっかり決めきって、前半を1-0で折り返します。

後半に入ると、やや相手ペースになる時間が多くなり、サイドからの仕掛けに対して、対応に苦慮する場面が増えて来た中で、何度か、カウンターから大きなチャンスを作るものの、追加点を決めることができず、残り15分くらいあるところから、交代もやや守りきることを考えたような流れになっていったことから、攻めることでの守備ではなく、受けて跳ね返すことがメッセージのようになっていたため、守備陣としても結構大変な部分もあったとは、思いますが、守備陣の踏ん張りと、1番大川圭為のビッグセーブなどで、相手の攻撃を凌ぎ切って、結果的に、2試合連続での無失点で2連勝を飾ることができました。

これも、面白いな~と思ったのですが、この試合では、試合終盤に長身の3番東伸幸が起用されて、おそらく意図としては、1-0とリードしていて守勢に回っている時間帯だったので、ロングボールを跳ね返すという意味合いでの起用だったとは思いますが、高めの位置でのフリーキックのチャンスの際に、キッカーが14番渡辺陽で、ゴール前に9番松澤彰と36番橋岡大樹、更に3番東伸幸も加わって、長身選手3人がいるという状況で、高めのボールに合わせる選手が3人いるな~と思って、見ている側としても高めのボールに3人が飛び込んでいくのかな~と思っていたら、グラウンダーのボールに9番松澤彰がコースを変えようとしたという場面があったのですが、おそらく、相手ディフェンダー陣も、高めのボールで来ると思っていた思うので、ここが精度高くできていれば、不意を突いた形での得点になっていたと思います。

もちろん、シンプルに高く上げても相手にとっては脅威になるセットプレーで、このオプションも持っているというのは、精度が高くなれば、かなり守りながらのワンチャンスでの得点機会も増えるのかな~という予感がするわけです。

ということで、攻撃的な選手で控えに入っていて、チャンスを待っていて出場機会が訪れなかった選手にとっては、悔しい部分もあると思いますが、対戦相手の特性と1-0というリードの状況が長く続いたということを考えると、今日の試合プランとしては、私個人的には、守る意識を持たせる時間が早すぎるとは思う部分もありますが、ある程度、理解できるものではありました。

とにもかくにも、無失点の2連勝ですし、そう簡単に得点はさせないということも実証できているわけで、ドッシリと戦えるスタートが切れていると思います。

もちろん、それを継続させることは、必要ですし、今後は、シンプルな強さに対しての対処に加えて、今日の相手が終盤にやってきたような、スピードのある細かい仕掛けをもっと多用してくるようなチームが出てきた時の対応も、90分できるようになる必要があると思います。

後は、チームにとっては、得点力を上げることが必要になるわけで、その意味では、チームに余裕が生まれてくるのであれば、攻撃の選手にチャンスが与えられるような試合展開にしていくということもできるようになると、素敵です。例えば、今日は、2点目のゴールを決めて2-0という状況に後半途中くらいにできていれば、終盤には、攻撃的な選手が交代で入るチャンスも作れたわけですし、チームとしての武器を増やすためには、今後は、そこまでできてしまうチームになると、対戦相手がスカウティングしてきても、対応できる強さの厚みができるんです。

長いシーズンですから、1シーズンずっと好調な状況でいるというのは、難しいんです。ですから、今好調な選手が不調の選手が好調になる手助けをして、逆の状況になったら補い合っていく。それが、積み重なると、チーム自体が安定し続けますし、自然と不調の選手が減っていくんですよ。

ラッキーで勝ったのではなく、実力で勝った2連勝。自信を持って、また次の試合に臨んでくださいね!

ではでは。

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関東ユース(U-15)サッカーリーグ2015/04/19 第8節 浦和レッズJrユースvs大宮アルディージャJrユース 1-0勝利・・・連敗しないチームは強い。

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どうも、ブクメです☆

写真だけ見れば、穏やかな春の陽気の中での試合のように見えますよね。でも、実際は、常に強い横風が吹く中でのダービーとなりました。

足を運ばなかった、前節の横浜F・マリノスジュニアユース戦で、0-3と敗戦ということで、前にも書いたように、負けた次の試合が大事と言うことで、その意味でも、この試合足を運べたのは、良かったなと思います。

今回は、細かい部分は、書きません。大きい枠で書くべき試合かな~という印象でもあるので、とりあえず、メンバーや、結果を書きますね。

この試合のスタメンと交代は以下、

GK18番西尾優輝、DFが左サイドバックに3番林海斗、右サイドバックに5番遠藤悠太、センターバックに22番玉城大志と8番白土大貴、MFが左に10番佐藤輝、右に24番冨田蓮(後半スタート⇒20番吉岡直輝/後半40分⇒21番石塚稜真)、真ん中に6番上野夏輝と14番縄田脩平、FWが左に11番森隼平、右に9番二見健太

となります。

得点は、後半23分で、中盤から10番佐藤輝がゴール前に上げたクロスで相手キーパーとディフェンダーがやや交錯気味になったところで、上手く収めた11番森隼平が落ち着いて決めてリードし、その唯一のゴールと数回の決定的なピンチを堪えて無失点に抑えた浦和レッズジュニアユースが勝利しています。

負傷者が多いということで、比較的固定されて起用されていたポジションも変化が多くなっていたこの試合。どのメンバーでなければならないということではないものの、やはり通常は、ある程度チームと言うのはベースが必要で、そのベースの部分で安定感を作りながら、そこに多くの選手が絡んでいきチームは層を厚くしていくというのがセオリーにはなりますが、ある意味、そのセオリーを強制的に崩しながらの現状でしたが、一見すると、表面的には相手ペースで試合が終始しているように見える試合ではあったのですが、どちらかと言うと、私の感覚としては、メンバーが変わっても、最後のところでは、相手に仕事をさせていない、抜かれても中盤の選手がしっかりカバーすることができていたり、慣れないであろうセンターバックに入った8番白土大貴も上手くラインコントロールをして、オフサイドをしっかりとれる場面も多かったり、浦和のサイドでの時間が長くなった割には、やられたかなと思われる場面は、試合の中では、1,2回くらいだったように思います。

ただ、守備のところでは、前線の選手も含めて、良くできていたものの、攻撃のところでは、強風の影響もあったとは思いますが、なかなか味方と息が合わないというパスミスなどが多かったと思います。

パスに関して通らないこと自体が問題と言うよりも、パスが通らなかった時(スペースにパスを出して、そこに味方が反応していなかった時に)出し手も受け手も、主張がないように感じられるケースが多かったように勝手に感じていました。出し手が主張しなければ、ただのパスミスになってしまいますからね。

ゴールに向かう姿勢を前面に見せる回数が少ない印象があったこの試合でしたが、その意味では、交代出場した20番吉岡直輝がそのような姿勢のプレーが印象的でした。パスで打開があまりうまく行かないという試合では、思い切った姿勢で崩す場面が必要となるので、特に、今日のような試合では、もっと多くの選手がそのような姿勢を見せてくれると良かったかなとも思います。10番佐藤輝も何本か、そういう遠目から狙うようなシュートがありましたね。

ただ、タイトルにも書いたように、難しい条件も多い試合で、また、私は、結果でしか見ることができませんでしたが、0-3と言う引きずってもおかしくないようなスコアでの敗戦の次の試合で、粘り強く戦うことができ、そして、結果的に勝ち切ることができるチームというのは、強いチームだと思います。

あとは、これは、個人の趣向にはなってしまうのですが、攻撃に迫力が欲しいなと思う部分もあります。きれいに決めることも良いのですが、日本代表も監督が代わってゴールに向かう姿勢が重要視される方向に変わるわけですし、もっとガツガツした選手が出てきても良いかなとは思います。

この試合の後に、眺める程度ですが、メトロポリタンリーグの試合も見させてもらったのですが、そこでも、それに近いプレーをする選手はいたものの、攻撃面において、使ってみたいなと思わせるくらいゴールに向かう姿勢がある選手がいるかと言われれば、あと一歩かなと感じました。

でも、近い選手は、いるなと。

楽しみに、見ていきたいと思います。

ではでは。

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アカデミー卒業生関連2015/04/15 – 大学サッカー関東2部リーグ、東京国際大学vs日本体育大学を観戦してきました。

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どうも、ブクメです☆

今週は、ミッドウィークにも大学サッカーの関東リーグが開催されるということで、更に比較的近場の川口の青木町公園や埼玉スタジアム2002第3グラウンドで試合が開催されるということで、調整して足を運ぼうと考えていました。

本当は、早起きして日産フィールド小机でU18日本代表の練習試合を見て、移動してという流れでいずれかの試合に行こうと思っていたのですが、ちょっと無理でした。

ということで、開幕戦を観戦して、第2節で進昂平と安東輝が揃ってゴールを決めたということで、踏まえての3節を観戦したいということで、埼玉スタジアム2002第3グラウンドに今回は、足を運びました。

久しぶりに午前中は、晴れ間が見える天気ながら、午後から荒れるという天気予報を心配していましたが、埼玉スタジアム付近は、第2試合まで天気は持ちましたが、強風が結構試合に影響を与えていたように思われます。

対戦相手の日本体育大学にもユースから2人ほど加入しているのですが、まだ試合には絡んでいないようなので、今日は、東京国際寄りで観戦しました。

この試合では、アカデミー出身絡みでは、11番進昂平と10番安東輝がスタメンで、今節は、27番條洋介もベンチ入りしていました。

日本体育大学は、昨年までU18日本代表の監督をやっていた鈴木政一さんが今年から監督で、更に開幕2連勝、下馬評も高いということで、同じく2連勝の東京国際大との対戦でどんな試合になるかと楽しみに見ました。

すごく大ざっぱに書いてしまえば、序盤は、どちらにもペースが行かず、決定機な場面というか、危険なシュート自体両チームが放てないという、締まった展開になりつつ、徐々に精度と連携の部分で、日本体育大学がペースを握りつつありながらも、試合自体は、どちらに転んでもおかしくないような拮抗した展開になっていたとは思います。

ただ、危険な位置でのフリーキックを決められたところから、拮抗した展開が崩れ出し、余裕が生まれた日体大がペースを握り、結果的に2点を加えて3-0で勝利という結果になりました。

冷静に見れば、11番進昂平が警戒されて、徹底的にマークされていたことを考えると、しっかり研究されてしまい、それを打開すためのアイデアと精度が東京国際大には、足りなかったとも言えるかもしれません。

かなりマークされながらも、11番進昂平がキープできる場面自体は、回数自体は少なくなかったので、試合で何度か見せた、11番進昂平がキープして、味方が近い位置でフォローして、素早いパス回しで抜け出した中盤の選手がゴールに迫るような形が通常の攻撃のパターンとして、精度高くできるようになると、今回のような試合展開でも、もっと得点機が作れるのかと思いますね。

10番安東輝は、もっともっと自信を持って、もっともっとチームを引っ張る意識でプレーしてほしいです。

あとは、後半途中から27番條洋介が出場して、浦和のアカデミー出身の選手が同時に3人プレーするという状況を見られたことが個人的には嬉しかったです。魅せるプレーもありましたね。今後は、決定的な仕事をバンバンやって欲しいです。

なんとなくですが、日体大がよく作られたチームに見えたのに対して、東京国際大は、ポテンシャルのチームという印象で、そのポテンシャルが、チームとして機能するかによって、どちらにも転びそうな印象もあります。良い方向に機能するように期待してます。

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