プリンスリーグ関東2016/08/28 – 浦和レッズユースvs桐光学園高校 1-1引き分け・・・競争も生まれ、チャンスで結果を出す形、良いことです。

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どうも、ブクメです☆

土曜日に、天皇杯の水戸ホーリーホックvs東京国際大学の試合に足を運んだのですが、時間の関係で、こちらのブログは、今日の夜から明日までに挙げようと思います。

8月最後の週末は、結果という意味では、応援しているチームにとっては、勝てなかったという試合にはなりましたが、勝敗以外で見たときには、凄く充実した2試合の観戦となりました。

関東地方は、ちょうど金曜日くらいはかなりの暑さになっていたものの、天気の崩れもあり、週末からは、比較的涼しいというか、夜になると半袖では人によっては寒いくらいの気候となったものの、逆に試合に関しては、選手がプレーしやすい環境になりました。暑さに対する対応やペース配分を考えた戦いも必要ですが、やはり、そういう要素なしに、雨の影響で多少ピッチがスリッピーになっていても、こちらの方が良いと感じますね。

私事にはなりますが、以前にも少し触れましたように、9月からしばらくの間、カンボジアに仕事で行くことになり、この週末の試合観戦を持って、最低でも3か月ほどは日本で試合観戦ができない流れになる可能性が高くなります。

その意味では、一つの区切りとなるユースの試合観戦で心に伝わるような試合が見たいと思って足を運びました。

チームにとっては、追いつかれた試合ということで、課題も反省も残る試合になったかもしれませんが、私としては、心に伝わる、この先を想像して旅立つことができる有意義な試合にもなりました。

そのあたりは、最後に触れるとして、まず試合のことを書きますね。

あ、試合会場は、昨年は、桐光学園高校とのアウェイの試合は、かもめパークでしたが、今回は、県立保土ヶ谷公園サッカー場となりました。

この試合のスタメンと交代は以下、

GK1番山田晃士、DFが左サイドバックに6番鈴木海都、右サイドバックに3番関慎之介、センターバックに5番遠藤凌と40番橋岡大樹、MFが真ん中に16番大西翔也と8番松高遼、左に20番長倉幹樹(後半30分⇒14番井澤春輝)、右に24番関根束真(後半20分⇒9番川上エドオジョン智慧)、FWが左に23番シマブク・カズヨシ(後半12分⇒11番時里元樹)と右に10番渡辺陽

となります。

守備のポジションは、前回と同様の布陣で、中盤から前線にかけては、2人スタメンが変わりつつ、ポジション的にいくつか変更点があるため、なんとなく、多く変わっているような印象の攻撃の布陣という形でのスタートとなりました。

一緒に見ていたサポーターの方の話で、前回は、相手の先行してリードし、試合内容も主導権を握った戦いをしながら、セットプレーのところで精度高くやられて結果的に追いつかれて終わったという話を聞きつつ、その時のことを思い返しながら、見ていました。

この試合も、攻撃の主導権が握れるという展開になり、印象としては、前回のそれよりも、どっしりとした強さを相手に対して見せながら試合を進めていくことができていたと思います。

ただ、守備も集中してできていながらも、細かいところを見ると、精度の高いセットプレーという武器がある相手に対して、嫌な位置でのセットプレーを与えることなどが多いようにも感じられました。

試合開始から、フォワードの位置に入った10番渡辺陽のところは、かなり相手ディフェンス陣がケアしているようで、なかなか、そこを使うプレーというものができていなかったものの、その分、前線からの激しいプレスなどで相手の守備陣にプレッシャーを与える動きなど意識的にやれているのが良かったです。

前半3分に、6番鈴木海都からの展開で8番松高遼が精度の高いクロスを20番長倉幹樹に供給してチャンスを作ります。そこから3回ほど連続で、6番鈴木海都が攻撃に絡んだ形での前戦の選手へのラストパスからの惜しい形が続き、そのうちの一つは20番長倉幹樹がヘッドで合わせる惜しい形になりました。

見どころの多かった一つのポイントとして面白かったのが、この試合右の前線でスタメン出場した24番関根束真が、マッチアップした相手ディフェンダーとの体格差や身体能力手的なところで、ドリブル突破が持ち味の24番関根束真が仕掛けるときに、最初は、なかなか思うように行かずに奪われる場面が多くなったものの、試合の中で工夫しながら、対応しながら、結果的には、何度か、抜き去っったり、早めにクロスを上げることでチャンスを作るなどできるようになり、後半途中にマッチアップの相手が疲れて来たように見えたところで、より効果的に仕掛けられると思われたところでの交代となりましたが、ここの攻防は面白かったです。

中盤のところで、ポジションが色々動く選手が多い中で安定してボランチのポジションでプレーし続けている16番大西翔也の中盤での安定感もこの試合では際立っていたように感じられます。しっかり狙えるところでは、この試合でもミドルシュートで得点も狙うような意識も見せていました。

前半12分にサイドバックのポジションに入った3番関慎之介が狙えると見ると、スルスルと前線に持ち上がっていき、攻撃に絡んでいくプレーもこの試合では、効果的に作用していました。豪快に攻めあがってスピード勝負というサイドバックというのは、比較的多いものの、3番関慎之介のように、状況を見極めて、狙いすまして上がった時に、中盤的という表現があっているのかはわかりませんが、持ち上がった時に対峙したディフェンダーとの駆け引きにもしっかり勝ち、前線でしっかり効果的なプレーを見せてしまうというタイプの選手も珍しいなと思いますが、数は多くはなかったものの、この試合でも、そういう要素での攻めあがる形というのは、印象に残っています。

前半13分に、危険な形を作られたときに、6番鈴木海都がしっかりカバーして失点を免れます。

この試合では、フリーキックでの23番シマブク・カズヨシと6番鈴木海都のやり取りもなんとなく、見る側としては楽しんでいました。普段は、11番時里元樹がいない状況下では、6番鈴木海都が蹴ることが多くなりますが、この試合では、フリーキックの局面では、23番シマブク・カズヨシが蹴る場面が多く、その際に、何か6番鈴木海都が、伝えてから、キッカーの位置から外れて、ペナルティエリアの中に入っていくことが多いのですが、前半14分のフリーキックを獲得した場面では、低めの速い浮き球を6番鈴木海都がヘッドで合わせる形で、枠は捉えなかったものの、捉えていたら決まっていたかもというような形にはなっていました。

その目線で見つつ、フリーキックの局面も次は何をやるかなと考えながら見たり、なかなか面白かったです。

前半21分には、フリーキックの場面で23番シマブク・カズヨシからのボールがわずかに40番橋岡大樹に合わなかったものの、これがあっていればという形がありました。

前半32分には、23番シマブク・カズヨシ、10番渡辺陽、8番松高遼とテンポよくパスが回り、8番松高遼がシュートを狙うもここは、枠を取らえきれず。

35分には、フリーキックのチャンスで23番シマブク・カズヨシが直接狙うも、枠をとらえきれず。

37分には、24番関根束真のドリブルでの仕掛けから、フリーキックを獲得しチャンスを作ります。

前半の終盤では、何度か相手セットプレーから危険な場面を作られるものの、ここは凌ぎつつ、カウンターの形で10番渡辺陽のキープ力を生かして反撃という形も何度かありました。

チャンスの回数はかなり上回っていたものの、決定機の数では、同数くらいにも感じられた前半は0-0で終了。

後半スタートは、攻めの狙いなどでいえば、浦和が攻める回数が多くは見えるものの、前半よりうまく対処されてしまう場面が多く、2分にセットプレーからポストを叩く(枠に行っていたら1番山田晃士が反応していたと思いますが)シュートを打たれるなど、やや相手のペースにも感じられるスタートとなりました。

7分に、3番関慎之介の前線スペースへのスローインに10番渡辺陽が上手く入って仕掛ける形を作ります。

9分には、24番関根束真が右サイドの駆け引きに勝ち、ドリブルで深くまで持ち込んでクロスを入れるも味方と合わず。

10分のコーナーキックのチャンスでは、6番鈴木海都からのクロスを5番遠藤凌が合わせる惜しい形を作ります。

11分のピンチの場面は、1番山田晃士の好セーブで失点は免れます。

13分には、16番大西翔也がミドルシュートでゴールを狙うも枠をとらえられず。

18分には、24番関根束真が、ディフェンダー2人を引き付けながら、上手くためを作り、3番関慎之介が右サイドから上がったところへパスを通し、精度の高いクロスに10番渡辺陽がヘッドで合わせるも、わずかに枠をそれます。ここは、かなり惜しいチャンスでした。

後半20分あたりから、途中交代で入った選手たちがチャンスに絡む形が多くなり、22分には、10番渡辺陽からのパスに9番川上エドオジョン智慧が抜け出して仕掛ける形を作ります。

26分には、9番川上エドオジョン智慧のシュートがディフェンダーに当たってこぼれたところを10番渡辺陽が狙い、再びこぼれたところ11番時里元樹が狙うという、厚みのある攻撃も見られました。

28分には、8番松高遼の仕掛けから、6番鈴木海都がゴールに迫る形を作ります。

そして、待望の先制点は、35分。交代で入った14番井澤春輝がペナルティエリア内でラインを割りそうなボールを粘ってキープし、折り返したところに9番川上エドオジョン智慧が走り込んでゴール!

前節は、怪我の影響などもあって、ピッチサイドでボールボーイとして、チームの大量得点を見ていて、嬉しい反面、悔しい思いも強かったであろう9番川上エドオジョン智慧が、しっかり結果を残す形で1-0とリードを奪います。

その後も、特に守備的に行きすぎて反撃を受けるという印象ではなかったものの、やはり相手にセットプレーを与えたときの怖さを見る側としても感じていた中で、アディショナルタイムに入ったくらいのところで、コーナーキックの形から、決定機を作られ、それでも、集中していったんは跳ね返したものの、こぼれ球をけり込まれてしまい、1-1の同点に追いつかれてしまいます。

4分あったアディショナルタイムの中でも、14番井澤春輝から11番時里元樹へ通し、ペナルティエリア内で、密集した中でループ気味におそらくその位置から狙えるギリギリのところを狙えたシュート気味のクロスに、9番川上エドオジョン智慧が飛び込むも、わずかに合わずという惜しい形もありました。

結果的に、1-1の引き分けという悔しい結果に終わりましたが、見事な戦いぶりでしたし、プレミア昇格を目指したときに、プレーオフを視野に入れたグループの中では、問題なく残れるようなレベルのところまで到達していることは実感できています。

層の厚さも感じますし、試合に出られず悔しい思いをしている選手がピッチに立った時に、この試合の川上エドオジョン智慧のゴールだったり、スタメン出場となった24番関根束真のプレーも含めて、出たときに見せてやるという気持ちを持ってプレーできている選手が多いのも実感できましたし、そのプレーが、出られなかった選手に闘志を植え付けるであろうことも実感できました。

チーム内での競争が激しくなる状況、そして、後半戦に入り、ある程度、プレミア昇格を視野に入れたチームや、前半戦苦しんでいた昇格争いの常連チームが、本来の力を見せている中で、上位で終われば昇格ということではない難しい関東プリンスリーグですから、もちろん勝ち点を積み上げて楽な状況になった方が良い部分もありますが、難しい戦いでしっかり勝ち点を積み上げながら、ピークを終盤に持っていくことができることも重要になりますよね。

その意味では、この後半戦での首位対決となったこの一戦で見られたものは、関東プリンスリーグのレベルの高さを感じられる試合でもあり、快勝できる試合以上に、チームが成長できる要素も詰まっている引き分けだったと思います。

勝てなかったのだから、課題がしっかり残ったというのは当然ですが、この試合を持ってしばらく見られなくなるという試合で、心配という要素はなく、今のチームの流れができていれば、この先の戦いも大丈夫という気持ちが生まれました。感謝の気持ちでいっぱいです。

これからしばらくは、少し遠くから、試合に足を運んでいる方のSNSの情報などをチェックして勝利を願うという立場になります。

まあ・・・わかりやすいのは、勝利という結果を見ることですので、そういう試合ばかりになれば、より安心してニヤニヤしてられます。

これからの活躍に期待しています!

ではでは。

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2016/08/26 – 浦和レッズユースは出ていませんが、ケラミックカップ日本予選を覗いてきました。

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どうも、ブクメです☆

徐々に日本を離れる日が迫り、今のうちに足を運んでおきたいところであったり、会っておきたい人がいるとかだったりで、ポツポツ浦和レッズユースに関係ないところも動いています。

とはいえ、今年は浦和レッズユースは参加していませんが、ケラミックカップという大会は、浦和レッズユースにとっては、とてもなじみが深く、過去2度日本予選を突破してドイツでの本大会に出場を果たしている大会です。

今の大学1年生世代にあたる浦和レッズユース出身選手が参加した時に足を運んだ時のドイツでの本大会の時の写真を一枚貼っておきますね。

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正直なところ、浦和レッズユースが、この大会に参加するということがなければ、このような壁あり5人制サッカーというものの存在自体をもしかすると知ることがなかったかもしれませんが、欧州の育成の中で冬が厳しいヨーロッパで冬季に行われているこの大会を見て衝撃を受けたのを今でも覚えています。

更に、ここに参加していた欧州の育成機関の選手たちのプレーを見て、さらに驚かされたものです。そして、日本のサッカーの育成に足りないものも同時にこの大会を見て感じたものです。コートの大きさや、人数、壁も戦略として使うことができたり、ルールやボールの大きさ、時間、など、様々な部分が通常のサッカーと異なる中で、応用力、判断力、シュートを狙う意識、精度などなど、言葉では大事だと聞くことも多いものの、肌で感じて、実践して、実行できることが求められる環境もなかなか見たことがありません。これを普通に本気で戦う大会として育成世代で取り入れているドイツなどの国が、狭いところで決定力高くプレーできるようになるのはある意味理由としてうなずけるというか。

だからこそ、浦和レッズユースが毎年参加するイベントとして、選手が本大会に出て、世界を目指す場合には何が必要かを感じてほしい大会でもあります。

今回は、最終日の日本代表が決まる26日に足を運びましたが、結果的には、FC東京と東京ヴェルディの東京のユース2チームでの決勝となり、東京ヴェルディユースが優勝して本大会に駒を進めるという結果になりましたが、一つの注目点として、この大会の主催者に関わるチームとして、要するに、日本の今の育成とは少し違った視点で育成を進めてきているFC GOISがあと一歩のところで準決勝進出を果たしたかもしれないという躍進ぶりを見せていたのも印象的でした。

環境面でいえば、通常は、外でサッカーができない寒い時期に取り組むサッカーになるため、真夏の体育館の中での蒸し暑い環境下での戦いという少し日本ならではの要素も加わっているのも事実ですし、このサッカーでの戦い方というものを取り組むチームが躍進を見せながらも、やはり、通常のサッカーで上手いチームが勝ち進みやすいのも、日本らしいと感じる部分もありましたが、このサッカーの醍醐味であるキーパーの攻撃参加からのゴールなども見られたり、壁を上手く使っての戦いなど、浸透してきている部分もあるなという印象も持ちました。

単純に楽しませてもらいつつも、やはり応援したいチームがしっかりいる環境下でこの大会をまた見たいなと思ったのも本音です。

ではでは。

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プリンスリーグ関東2016/08/20 – 浦和レッズユースvs山梨学院高校 5-1勝利・・・天気とともに、前半苦戦も後半圧倒!

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どうも、ブクメです☆

前日、北海道の帯広でジュニアユースの試合を観戦し、その日の最終便で帰ってくる予定でしたが、いや、帰って来たのですが、ちょうど、夜になるにつれて、霧がかなり濃くなったということで、1つの便で羽田と帯広を往復しているらしく、羽田からの便が霧で帯広空港に下りられない可能性があるということで、その場合は、今日は飛びませんみたいな話があり、冷や冷やしたものの、結局なんとかなり、今日の試合に足を運べました。

レッズランド開催から、埼玉スタジアム2002第3グラウンドに変更になって開催されたユースのプリンスリーグの後半戦最初の試合。

トップチームの試合が夜から、ユースの試合が10時からなので、駐車場も問題なく使わせてくれるのかと思っていたら、「役員以外は止められません(あなたはどう見ても偉い人には見えませんよ/心の声w)」とお断りをくらうなど、引き続き移動に関しては、冷や冷やする状況を今日も作られながらも、その辺は、なんとかなし、問題なくスタートから試合観戦ができました。

なんだかんだ言っても、埼玉スタジアム2002第2、第3グラウンドは、ピッチコンディションが最高なので、レッズランドの方が行きやすかったですが、今日の大量得点を考えても、会場変更は良いことだ、ということでしたが、なんだか、すごい天気でしたね。

一時は、大雨と強風の時間帯もありつつの、遠くの台風の影響を受けてやや天候には邪魔される時間帯もあるような試合になりました。

今年は、和倉ユースに足を運べなかったため、群馬でのクラブユース選手権以来の観戦となります。

対戦相手も前半戦で唯一敗れた相手となる山梨学院高校ということで、ホームでしっかり叩いて、勢いに乗りたい試合でした。

では、試合の話に移りますね。

この試合のスタメンと交代は以下、

GK1番山田晃士、DFが左サイドバックに6番鈴木海都、右サイドバックに3番関慎之介、センターバックに5番遠藤凌と40番橋岡大樹、MFが真ん中に16番大西翔也と7番伊藤敦樹(後半31分⇒23番シマブク・カズヨシ)、左に11番時里元樹(後半35分⇒26番池髙暢希)、右に8番松高遼(後半45分⇒24番関根束真)、FWが左に10番渡辺陽(後半43分⇒21番弓削翼)と右に20番長倉幹樹(後半40分⇒28番大城螢)

となります。

2トップだったような、1トップだったような、4-2-3-1のような、4-1-4-1のような、よくわかりませんが、オフィシャルに沿って4-4-2であてはめました。その辺気にされる方、すみません。

怪我で離脱していて、クラブユース選手権で短い時間ですが復帰を果たしていた5番遠藤凌がスタメンに復帰しています。

ちなみに、U17日本代表に召集されている井澤春輝が不在、現在どのような状況下はわからないものの、開幕戦で苦しめられた前線で迫力のあるプレーをしていた山梨学院高校の加藤拓己も同じU17日本代表で不在でした。

台風の影響ということですが、欧州サッカー好きの方向けに書けば、英国の天気っぽいと言えば、伝わりやすいかもしれませんが、厚い雲とともに時折晴れ間が見えたり、明るくなったり、暗くなったり、大雨が降ったり何もなかったかのように止んだりという天候下での試合になります。

特に前半は、降ったりやんだりの雨の中でも降る時間帯は、大雨と風も強くなる瞬間もあったりと若干大荒れ。それでもピッチコンディションの良さは際立っていましたね。

試合開始から、浦和が主導権を握って攻撃を仕掛ける展開になります。

10番渡辺陽が高い位置から躍動する場面がスタートから見られ、抜け出す20番長倉幹樹への見事なパスだったり、サイドから6番鈴木海都が仕掛けた際にペナルティエリア内に3選手が走り込んでいるなど、攻撃にも勢いがあり、7分には、20番長倉幹樹が決定機を作り、シュートをキーパーがはじいたところを10番渡辺陽が詰めてあと一歩でゴールと惜しい形は多く生まれ、いつでも得点が入るような雰囲気は見られるものの、相手の守備の集中力の高さで、最後のところで跳ね返されるという状況の中で、8分に反撃を許して0-1とビハインドを背負う形になります。

失点後は、より相手の集中力が高まり、攻めの回数の割には、攻め切れていないという形と、反撃を受けた時に雨の影響もあり、やや危険な場面を作られることもあり、試合としては、浦和ペースにも見えつつ、どちらに転んでもおかしくないようにも見える形で進みましたが、今日の試合の一つのポイントとして、前半の間に同点に追いつけたことが大きいかもしれません。

前半36分に、得たフリーキックの場面で11番時里元樹からのクロスを5番遠藤凌がヘッドで押し込んでゴール。1-1と試合を振り出しに戻します。

崩して決め切るというところでは、なかなかうまくいかなかったものの、セットプレーでは、コーナーキックで6番鈴木海都がゴールに向かって直接枠に向かっていくようなボールでチャンスを作るなど、よりゴールに近い形を作れていました。

後半も同じような展開になるかと思われましたが、天候が安定してきた中で、後半は、メンバー交代はなかったものの、ポジションなど少し動かしたりした中で、あとは、パススピードも前半より一段階上げた様に思われる中で、相手守備が対応できないうちに、右サイドに抜けた7番伊藤敦樹からのクロスを11番時里元樹がスルーし、その奥に走り込んでいた20番時里元樹が決めて2-1としたのが後半2分。

対応できないうちにあっという間に失点したことも加わって、ここから相手の守備のバランスがおかしくなっている間に、崩して決定機を作るという形が増え、その流れのままに、8分には、再び20番長倉幹樹が決めて3-1とリードを2点に広げます。

直後にも10番渡辺陽のゴール右隅を狙った鋭いシュートは、キーパーがギリギリではじいて決まらなかったものの、直後の3番関慎之介の思いきいたミドルシュートなど、守備的なポジションの選手も含めて、攻撃に参加できるなど、かなり浦和の攻撃が相手を圧倒する時間帯が続きます。

時間が経つにつれて相手の守備も再び落ち着きを取り戻すものの、23分のコーナーキックの場面で6番鈴木海都から長いボールを5番遠藤凌がヘッドで折り返したボールに40番橋岡大樹が詰めるもわずかにゴールをとらえきれず。

24分にも11番時里元樹が起点の攻撃から、7番伊藤敦樹のヘディングシュートがバーを叩く惜しい場面を作ります。

29分には、8番松高遼からの長い正確な左前線へのパスを20番長倉幹樹が受け仕掛けてコーナーキックを奪います。

30分には、11番時里元樹の前線での粘りから、ゴール前に走り込んだ16番大西翔也にパスをつなげて枠をとらえたシュートを放つもこれは、ディフェンダーのブロックで跳ね返されます。

2点リードを保った状態で、30分あたりから、立て続けにメンバー交代を行い、31分に投入されたシマブク・カズヨシは、果敢に突破を狙う場面を見せ、35分に投入された26番池髙暢希、40分に投入された28番大城螢、43分に投入された21番弓削翼の3人は、右サイド寄りでパス回しからゴールを狙っていく形を何度も作りました。誰が決めてもおかしくないようなチャンスを作り続ける中で、

28番大城螢が42分に8番松高遼からのクロスをヘッドで合わせてゴールし4-1とします。

アディショナルタイムが5分と長めの中で、45分から投入された24番関根束真も、ドリブル突破から深くまで持ち込んで折り返しを26番池髙暢希がシュートし、相手守備陣のブロックで跳ね返ったところを裏へ走り込んだ21番弓削翼がシュートを試みるも、オフサイドの判定。

このまま4-1で終わるかと思われた試合終了間際に、23番シマブク・カズヨシからのパスに抜け出した16番大西翔也がキーパーと1対1になり、キーパーが飛び込んできたところを落ち着いて浮かせて決めてゴール。

終わってみれば5-1の大勝となりました。

前半戦最終戦の横浜FCとの4-0の勝利に続いての4点差勝利になりました。

厳しい見方をすれば、前半は、課題の残る場面も多かったですが、先に失点しても、前半のうちに追いついて終わることができたことや、後半相手の出鼻をくじく試みの成功からの、逆転ゴール。そこから時間を空けずに、追加点。

試合運びとしては、完勝と言える試合でした。そして、多くの選手にチャンスが与えられ、その選手も結果を残すことができました。

次戦の相手は、ホーム開幕戦として第2節で対戦して、前半2点のリードを追いつかれて引き分けに持ち込まれている桐光学園高校。

順位的にも勝ち点4差の2位につけられている相手なので、相手ホームに乗り込んで、しっかり勝利で勝ち点差を広げてやりましょうね。

気持ち良い試合でした。

ではでは。

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日本クラブユースサッカー選手権(U-15)大会 2016/08/19 – 浦和レッズJrユースvs鹿島アントラーズつくばJrユース 1-2敗戦・・・短い期間で急激な成長を実感させてもらいました。

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どうも、ブクメです☆

選手が映っていない写真から挙げていますが、試合前に前日に帯広を後にしたサポーターの友人に、グリーンパークのピッチがより悪化していますとか、写真付きでメッセージを送ったりしていたのですが、見ての通りの状況だったのですが、よくよく考えてみると、ピッチコンディションが悪いからということが、この試合では気にならないくらい、浦和レッズジュニアユースの選手も相手の鹿島アントラーズつくばの選手も、ピッチ上の全選手が、戦い抜いている姿が強烈に印象に残る試合となりました。

グループステージを突破した浦和レッズジュニアユースは、休息日を挟んで19日にベスト32ラウンドを戦いました。対戦相手は、リーグ戦で悔しい完敗を喫した鹿島アントラーズつくばジュニアユース、そして、試合会場は、帯広市グリーンパークDということで、こちらは、この大会で、凄く心かき乱されたもどかしさの残る敗戦をグループステージで喫した会場になります。

残念ながら、結果だけで言えば、再び敗れることになってしまいましたが、今年の全国大会は、本当に今年の浦和レッズジュニアユースにとって、必要な要素が詰まった組み合わせになり、起こった出来事も、今考えれば必要な要素で、それによって考えてチームとしてまとまって、実行して、その集大成を、この試合では見ることができました。というか、チームに見せつけられたという言葉の方が正解かもしれません。

私は、どちらかというと、きれいなサッカーとか、組み立て、崩すまでの形よりも、大前提として、戦う姿勢の方が特に育成世代では重要だと思っています。

どんなに上手くても、この要素を軽んじていたまま、カテゴリが上がっていくと、小さな挫折に対して打たれ弱くなってしまい、結果的に、より高いレベルで戦えるところまで到達するのが難しくなってしまうと考えています。

一番大事なのがそれで、次に大事なのが、自分で考える力(状況判断力とか予測する力とかいうやつですね)、その2つがそろって初めて、足が速いとか、テクニックがあるとか、シュートが上手いとか、そういう要素と戦術という段階になるべきだと思っています。

言葉は悪くなりますが、この世代のジュニアユースを見てきた中で、決定的に、一番重要と思われる要素が軽視されているような印象をこれまでは、持っていました。上手い選手がいる。パス回しも、組み立ても、悪くない。でも、なかなか伝わってくるものがなかったんですね。

そういったニュアンスのことは、これまでも小出しに書いてきました。褒めたほうが好かれるのでしょうけど、私にとっての最低限の要素が感じられないので、一つ一つのプレーが上手いとかそういうところを気持ちよく取り上げる気分には、これまでなってきませんでした。

クラブユース選手権の予選から、しっかり見させてもらおうと心に決め、頻度多く足を運び、一つ一つの成長を見る中で、全国大会出場をつかみ取り、少しずつ、応援したいチームに変わってきた中で迎えた帯広での本戦。

各地域の予選を上位通過、リーグ戦も上位というチームばかりがそろった難しいグループに入った中で、予選、そして、準備期間の遠方への遠征での成長と自信を持って、初戦のかなり難しい試合になるのではないかと思われたガンバ大阪U-15戦で、結果は敗戦も、気持ち切れることなく戦い抜いてくれたことで、その成長嬉しく、続く第2戦のアルビレックス新潟U-15戦では、たぶん、今考えれば、試合に臨む姿勢とかそういうところが大丈夫そうだから、新たなる試練を与えてやろうみたいな出来事が起こり、順調には行かせてくれず、乱されてもおかしくないような結果になった中で、最後のFCバイエルンツネイシとの試合では、再び心に響く試合を見せてくれた。その結果が、得失点差1差での歓喜のグループ突破。

そして、そこまでの成長を確かめるような対戦相手が、ベスト32ラウンドでは用意され、リーグ戦で対戦した時とは、まったく違った戦いぶりを見せてくれました。

球際での激しさ、運動量、集中力、闘志。相変わらず、相手も同じような要素は大前提として持っていたものの、応援しているチームだからフィルターがかかっているだけだと言われようが、前回劣っていた要素に関しては、この試合では、すべての選手がわずかに上回っていたと断言できます。

自然と選手間の声の掛け合いも多くなっていたし、自らで打開するためにどうしようという言葉も飛んでいた。プレーの選択肢も、そのプレーの迫力も違っていました。

それでも、決める局面では、差が出てしまいました。

でも、試合終盤で0-2とされ、グループステージでは、そのまま0-3とさらに追加点を決められたしまった試合もありましたが、この試合は、最後まで戦い続け、あきらめずに1点もぎ取ってくれました。

この短い期間で、私が感じていた、欠けていた要素を一気に手繰り寄せて、強いチームとなりました。

まずは、この大会に参加し、ピッチに立った選手が、この大前提を、今回のメンバーに残念ながら入れなかった選手たちにも伝える(伝わるように取り組む)ことで、また一つ段階の上がった強いチームになっていきます。

・・・はい、ということで、なんとなく、シーズン最終戦の後のような書き方をしてしまいましたが、以前にも触れましたが、9月から3か月ほど、仕事で海外に行くことになっているため、スムーズに帰ってこられて12月の高円宮杯本戦が見られるかというくらいで、この大会への出場は、問題なく決めてくれるとして、私の状況によっては、この帯広での観戦が今シーズンのジュニアユースの最後の試合になるかもしません。

なので、一つの区切りのような書き方をさせてもらいました。

結果は残念でしたが、凄く貴重な瞬間をまた帯広で見させてもらうことができました。まずは、ありがとうございます。

そして、今シーズンの戦いは、ここからが本番です。より強いチームになって、ここからも、嬉しいニュースをたくさん聞かせてくださいね!

 

最後に、メンバーと交代、得点経過だけ書いておきます。

GK25番鈴木彩艶、DFが左サイドバックに2番清水楽人、右サイドバックに5番奥山亮介、センターバックに3番高橋孝太と6番苗加慶太、MFが左に10番鳥海颯、右に12番石山凌太郎(後半32分⇒20番松村大也)、真ん中に14番千葉希と8番玉城大志、FWが左に15番大橋力也、右に7番冨田蓮

となります。

後半34分、40分失点。後半アディショナルタイム、20番松村大也。

 

ではでは。

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日本クラブユースサッカー選手権(U-15)大会 2016/08/17 – 浦和レッズJrユースvsFCバイエルンツネイシ 3-1勝利・・・最後まで奪いに行った得点が突破をもたらした!

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どうも、ブクメです☆

浦和レッズジュニアユースが臨む日本クラブユース選手権U-15、グループステージも最終戦となりました。16日に関東を襲った台風7号が、影響を及ぼすかもしれないという予報が出ていた北海道の帯広でしたが、雨は時折すごくなる時間もあったものの、強風など、よりサッカーの内容を左右するような状況までは行かず、雨というやりにくい環境はあったものの、ピッチコンディションの良い、帯広の森球技場で2連敗して後がなかった浦和が、最後の最後に意地を見せ、ただ勝利しただけではなく、その姿勢がグループステージ突破をもたらすという最高の結果をもぎとってくれました。

3位の上位8チームまでが、決勝トーナメント進出を決めることができるレギュレーションの中で、2位の以内の可能性はなくなっていた中で、3位を賭けた戦いと言う意味では、今日の対戦相手のFCバイエルンツネイシも同じ条件下にあったため(得失点差では、並んでいて総得点で相手が上なので引き分けの場合は、相手が3位)、とにかく可能性を広げるためには、勝利あるのみという、ある意味わかりやすい試合になりました。

対戦相手のFCバイエルンツネイシの試合は見ていないものの、失点は、そこそこ多いものの、得点をしっかりあげてきている印象がありましたので、攻撃に特徴のあるチームなのかな~という感じで見てみましたが、やはり守備には隙が多かったものの、攻撃陣は、結構曲者ぞろいでしたね。

ということで、少し細かい試合の話に移りますね。

この試合のスタメンと交代は、以下となります。

GK25番鈴木彩艶、DFが左サイドバックに2番清水楽人、右サイドバックに5番奥山亮介、センターバックに3番高橋孝太と6番苗加慶太、MFが左に10番鳥海颯、右に12番石山凌太郎、真ん中に14番千葉希と8番玉城大志、FWが左に15番大橋力也、右に20番松村大也

となります。

試合開始から、やや相手の左サイドの選手のスピードのある突破と中盤の選手の組み立てのうまさが気になりつつでしたが、この試合も入りとしては、浦和が集中して入ることができ、危ない場面が作られるものの、簡単に突破させる場面は、ほとんど作られずにやれていたと思います。

攻撃では、なかなか崩し切ることは難しかったものの、セットプレーのチャンスから、前半2分に、5番奥山亮介からテンポ良いパス交換から6番苗加慶太がミドルシュートを放つ形でチャンスを作ります。

10分には、フリーキックのチャンスで10番鳥海颯からのボールのこぼれ球を8番玉城大志が、キーパーの位置を見てのループシュートでの狙いなど、比較的起点はセットプレーからが多い序盤でしたが、何度か惜しい形を作ることができていました。

チャンスを作ることもできていましたが、先ほど書いたように相手の攻撃の鋭い仕掛けに苦しむ場面もありつつ得点のチャンスをうかがう中で、この大会でここまでの流れを苦しくしていた先制点と言うものを奪うことができたのがまず大きかったと思います。

前半25分に、10番鳥海颯が左サイドをうまく突破し、良い形でクロスを入れたところに、この大会で初スタメンとなった15番大橋力也が受けてゴールを狙った形から相手のオウンゴールを生み、1-0と浦和がリードします。オウンゴールという形にはなりましたが、前線での収まりどころとして、しっかり競り合いチャンスを作っていた15番大橋力也のほぼほぼの得点ですね。

先制点でより動きの良くなったチームは、直後の8分にも8番玉城大志のループシュートで惜しい形を作ったり、33分の14番千葉希から右の12番石山凌太郎、20番松村大也とテンポ良い攻撃でチャンスを作ります。

前半終盤の37分の20番松村大也がキーパーとどちらが先に触るかと言うぎりぎりの勝負で足先でシュートを狙った場面は、キーパーに防がれたものの、かなり惜しい形でした。

直接決定機までは行かなかったものの、前半終了間際の15番大橋力也が相手のボールを持っている選手に果敢にプレッシャーをかけて、その流れから、12番石山凌太郎がインターセプトに成功して攻撃に転じるというという一連の守から攻という良いプレーも見られつつ1-0とリードして前半を折り返します。

集中はできているものの、相手セットプレーで、ややつき切れていない状況や、相手の攻撃陣を見ていると、しっかり追加点を奪いたいという印象の中で入った後半は、攻撃の部分では、前半の流れそのままに、良いイメージで入ることができ、後半から2トップに一角に入った10番鳥海颯が前線で受けてタメを作り、15番大橋力也につないで、15番大橋力也がコースはやや甘かったものの枠をとらえた強いシュートでキーパーに弾かれたもののコーナーキックを獲得します。

よくよく考えたら、これが最後の得点の布石になっていたのかもと今さら思ったりしているのですが、そのコーナーキックのチャンスで10番鳥海颯からのボールを5番奥山亮介がヘディングシュートで狙うも、ここは、防がれます(コーナーキックは再び獲得。)が、この試合は、セットプレーでのゴールの可能性を感じる回数は多かった気がします。

その直後に、相手の左サイドにきれいにパスを通されて、突破からシュートまで持ち込まれるヒヤリとする場面を作られつつ。。

後半6分には、バックラインの6番苗加慶太を起点に、8番玉城大志、14番千葉希とワンタッチのパスでテンポ良い攻撃でチャンスを作ります。

後半10分には、後半開始から入った13番石橋遼大から、8番玉城大志、右の5番奥山亮介につなぎ、前線に抜ける10番鳥海颯に通して仕掛けます。そこからのコーナーキックのチャンスで、8番玉城大志からのボールを6番苗加慶太がヘッドで狙う惜しい場面を作りつつ、攻撃の仕掛けとしては、回数多く相手ゴールに迫る場面を作れていましたが、この後の15分に決定機を作られ、その場面では、相手のシュートミスに救われたものの、17分に隙をすかれて同点ゴールを奪われてしまいます。

そもそも勝ち点1では可能性がほとんどないものの、いずれにしても、引き分けでは、グループ最下位になってしまう状況下で、なんとか逆転ゴールが欲しいというやや難しい展開になりましたが、まず、この試合で大きかったのが、同点ゴールを奪われて、すぐに再び逆転に成功したことだと思います。

やや相手の気が緩んだところをすかさず前線に走ってパスを受けた8番玉城大志が、相手ディフェンダーをかわして落ち着いてゴール左隅に決めてあっという間に2-1と逆転に成功します。

観戦している段階では、レギュレーションを考えて、勝ち点3を取っておけば3位の上位8チームは大丈夫だろうという頭があったので、追加点が奪えなくても、なんとか、集中して勝ちきってもらいたいという思いがありました。

そういう私の甘い思いを選手の方が上回っていましたね。

逆転に成功したところで、相手には精神的なダメージを与え、出足が良くなり、より思い切りの良いプレーも増え、22分には、センターバックの3番高橋孝太が、前線にパスを供給した流れから、自らも攻撃参加する姿勢を見せたり、キーパーにキャッチされたものの、左サイドバックの2番清水楽人が思い切りよいミドルシュートでしっかり枠をとらえたシュートを放ちます。

点を取らなければならない相手の攻撃も集中して防ぎつつ、危険な場面で25番鈴木彩艶の好セーブで防ぐなどしつつ、戦術的にもやや守備的に行くような形に変わっていて2-1でというメッセージもあったのかもしれませんでしたが、今日は、もう1点奪ってやろうという姿勢がチームからすごく伝わってきて、そして、迎えた31分に、コーナーキックのチャンスで10番鳥海颯からのボールを5番奥山亮介が競り勝って決めて相手にとってかなりダメージの大きい2点差となるゴールを奪うことに成功します。

結果的に、3-1と2ゴール差で勝利することに成功しました。

たぶん大丈夫だろうなと、気楽な感じでホテルに戻り、残りの試合が終わった後の順位表を計算していたら・・・思った以上に勝ち点3で3位のチームが多く、得失点差勝負になっていることに驚きつつ、結果的に得失点差で-2の浦和は突破が決まったものの、もし、2-1勝利のままで終わっていたら、得失点差-3のチームが他に3チームいて、総得点ですべてのチームに下回っていて敗退になっていたということを初めて知りました。

結果的に、最後に奪い取った1点が、この結果を生んだわけですね。また、その得点が、この大会に入って一際集中して試合に臨んでプレーしていた印象に残っていた奥山亮介だったということも何か今回の突破につながった一つの要因だったような気も勝手にしています。

苦しい戦いが続きましたが、結果的には、初戦でのガンバ大阪との試合を敗れても接戦で終えたこと。第2戦でのもどかしい敗戦を乗り越えて第3戦でしっかり戦いきれたこと。トータルの結果で競うグループステージで突破にふさわしいチームに届いたということなのだと思います。

まずは、凄く大変なグループステージの道のりでしたが、突破おめでとうございます。

そして、ブログを書いているうちに、決勝トーナメントの情報が入ってきましたが、ラウンド32の相手が、まだ記憶に新しい悔しい敗戦を喫した鹿島アントラーズつくばになりました。

全国大会なので、できれば、良く戦う関東勢ではなくて他地域の強豪と戦うところも見たいなと言う気持ちもありますが、この対戦相手に決まったということを冷静に考えてみれば、一つ、今年の戦いの中で乗り越えなければならないチームとの再戦が早くも用意されたということなのかなと、これまた勝手に考えています。

ぎりぎりのところで突破を掴んだのですから、決勝トーナメントからは、思い切って戦ってもらいたいという気持ちが強いです。

リーグ戦で対戦した時の悔しさを、まずは、次戦でぶつけて打ち勝ってもらうような戦いを期待します。

私が観戦できるのは、次の試合までになりますが、しっかりした戦いぶりを見届けて、埼玉に帰らせてもらいます。

会場は、ピッチコンディションがかなり心配なグリーンパークというのが、ちょっと気になるところですね。

良い試合を見せてもらいました。

ではでは!

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日本クラブユースサッカー選手権(U-15)大会 2016/08/16 – 浦和レッズJrユースvsアルビレックス新潟U-15 0-3敗戦・・・もどかしいことが多い試合。なんとか切り替えて最終戦を。

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どうも、ブクメです☆

公式記録のピッチ状態の良芝、水含み、を遠目で眺めながらブログを書いています。昨日から北海道の帯広でスタートしたジュニアユースの夏の全国大会、グループステージの2日目は、中札内から場所を移しまして、帯広市グリーンパークになります。台風の影響が心配されるところでしたが、10時キックオフの試合の時には、結構降っていた雨が、浦和レッズジュニアユースの試合が行われる12:20には、しっかり止み、見る側としては、見やすい状況になりましたが、ピッチコンディションとしては、かなり劣悪な状態になりました。大まかには最初の写真で見ていただければ伝わる程度ですね。

ボールが転がらないというよりは、伸びているところの芝が深めで、水を多く含んでいるために、足を取られやすいという印象で、乾いていて凸凹でグラウンダーのパスがほぼ使えなかったユースの全国大会での図南会場でのアルビレックス新潟U-18の試合とは、また別の意味でも難しいコンディションでした。どうも、アルビレックス新潟の下部組織との試合は、こういうケースが多いのでしょうかね、よくわかりません。

15日の第1戦で敗れはしたものの、手ごたえも掴んでの1点差の敗戦という流れでの第2戦の相手はアルビレックス新潟U-15となります。アルビレックス新潟U-15は、第1戦勝利しており、グループステージ突破と言う意味では、3位でも上位8チームまでが突破できるとは言っても、勝って2位以内での突破をしっかり狙えるようにしておきたい試合でした。

では、まず試合の流れを簡単に書きますね。

この試合のスタメンと交代は、以下となります。

GK25番鈴木彩艶、DFが左サイドバックに5番奥山亮介、右サイドバックに4番江原大和、センターバックに3番高橋孝太と6番苗加慶太、MFが左に2番清水楽人(後半8分⇒12番石山凌太郎)、右に20番松村大也(後半34分⇒9番森田悠仁)、真ん中に14番千葉希と8番玉城大志、FWが左に7番冨田蓮、右に10番鳥海颯

となります。

第1戦と比べると、スターティングメンバ―が13番石橋遼大から4番江原大和に変わった以外は、同じメンバーになりますが、サイドバックとしてずっとスタメン出場していた2番清水楽人が中盤の前に入るなど、これまでとは少し変わった個所もある興味深い布陣になっていました。

試合開始からの様子を見る限りは、確かに足を取られて転んでしまうとか、キーパーの対応がピッチコンディションに苦しめられるような様子は両チームに見られたものの、比較的、それには関係なく、プレーは進められている印象がありました。

試合の入り方は、第1戦同様によく、特に前線に入った7番冨田蓮が気持ちの入ったプレーを見せて、高い位置から相手ディフェンス陣にプレッシャーを与え続け、そこから突破口が見えるという序盤の展開が見られました。

中盤の左に入った2番清水楽人も守備のポジションの経験をうまく生かして高めの位置でのインターセプトから前線に供給しての攻撃の起点になったり、同じくフォワードから中盤の右サイドにこの試合でポジションを移った20番松村大也も、その持ち味を出してサイドから仕掛ける形を多く作ることができていました。

試合の狙いとしても、うまく機能してスタートしている印象がありましたが、この試合では、思った以上に守備にスキのない相手に対してや、中盤の攻防でも、なかなか思うようなプレーをやらせてもらえないことから、フラストレーションがたまる状況になっていき、更に、判定に対しても、確かに浦和の選手が納得できないようなケースが続いてしまったのは、事実だと思います。

いらだつ要素が多い中で、異議や、審判に対する心象が悪くなるようなケースも続き、その中で、退場者を出す展開になるというもどかしい展開となりました。

守備の組織がかなりしっかりしていた相手に対して、かなりその部分をかき回すことができていた7番冨田蓮が、残念ながら退場することになり、11人でも崩し切ることが難しい中で10人になってしまう、もどかしい展開。

これだけは、今後のサッカー人生で必ず必要なことなので、というか言うまでもないことなのですが、審判を敵に回すことは、試合で一つもプラスになることはないです。

できるだけフラットに見た流れでも、正直なところ、判定がおかしい部分も多かったですが、それに対して、主審が更に冷静さを欠くような空気が作られていた(そういう時に限って、審判に難癖つけたくなるような、出来事が重なってしまう)ことで、前半は、かなり、マイナスの状況を自らで作り出してしまっていたと思います。

とにかく、色々な面で「もどかしい」ことが多く起こってしまった試合でした。

相手のタイプと、それを打開できる可能性を最も見せていた選手が、判定によってイライラするような状況になってしまったこと。納得できないことは多いと思いますが、そこで我慢できるようになることが、今後の成長につながる部分にもなります。

0に抑えていた流れからの最初の失点も、確かに攻め込まれていた場面ではあったものの、跳ね返ってこぼれる球が、相手選手がシュートしやすい方向に流れていくなど、総合的にもどかしい。プレーする選手にも、見る側の反応としても、反省する点は多いですが、この試合に関しては、ここまでで良いですね。

 

それでも、この大会は、3位の上位8チームまでがグループステージを突破できる大会です。切り替えてという言葉は、安易に使うのは好きではないですが、第2戦で起こったできごとに関しては、心底、切り替えて第3戦に臨むべき出来事だと思っています。

まだ、全体的なグループの勝ち点などは見ていませんが、基本的に勝ち点3取っておけば、3位の上位8チームには入れるのがこの大会です。

これは、幸いと言うか、第3戦のFCバイエルンツネイシも2敗して後がない状況です。

どちらも勝たなければ後がない状況ですから、今できることを全て出し切って、仮に打ち合いになっても良いので、意地を見せてほしいです。

この大会に参加できなかった選手のためにも、今回悔しい退場をした選手に、もう一度チャンスを与えるために勝ち抜くでも良いです。チーム一丸となって、第3戦で、出せる力を全て見せてください。

しっかり見させてもらいます!

ではでは。

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日本クラブユースサッカー選手権(U-15)大会 2016/08/15 – 浦和レッズJrユースvsガンバ大阪 Jrユース 1-2敗戦・・・この試合への臨み方を持続できれば大丈夫

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どうも、ブクメです☆

15日より、浦和レッズジュニアユースの夏の全国大会の会場となる北海道の帯広に来ています。当日朝いちばんの飛行機で、帯広空港に入り、レンタカーで移動して、第1戦の会場の中札内交流の杜で試合観戦し、ホテルチェックイン後に、いったん爆睡してしまい、夜に同じく会場に足を運んでいるサポーターの方と楽しいお酒を飲んで帰ってきて再び爆睡・・・ということで、既に第2戦がある16日になってからの更新になってしまいました、すみません。

ちょうど、関東地方もやや暑さが和らいで15日は涼しいなと感じながら、帯広にやってきたため、晴れた時の昼間の暑さに関しては、むしろ帯広の方が暑いような気もしたりする不思議な感覚がありましたが、台風が近づいているとか、やや不安な情報もありつつ、第1戦の試合に関しては、やや厚めの雲が太陽を遮る時間が多く、そうなるとさすがに北海道だなと言う感じで試合環境としては、やりやすい気候になっていたと思います。

ピッチコンディションとしては、そこそこ良い感じでしたが、やや芝が深く、足に負担がかかるのではないかなという声も聴かれつつでした。

この夏の全国大会で浦和レッズジュニアユースは、昨年の冬の全国大会で悔しい敗戦を喫した、ガンバ大阪ジュニアユースといきなり対戦するというグループステージの組み合わせになり、そこからアルビレックス新潟U-15、FCバイエルンツネイシと、各地域のリーグでも優勝争いをしている強豪ぞろいのグループに入りました。

全て勝っていけることがもちろん良いのですが、この大会のレギュレーションを冷静に見つめれば、グループステージは、3位でも上位8チームは通過できる仕組みになっているので、初戦は、勝敗以上にこの大会の、かなりの強豪相手に対して、しっかりした戦いで手ごたえを掴んで終わっていくことができるかどうかも重要になります。

ただでさえ、全国大会の初戦と言うのは、いつの世代でも緊張感いっぱいで思うような戦いができないという世代も何度も見てきているので。

その点では、試合の入り方や集中力など、相手に優って入ることができていたと思いますし、試合を通じて、失点した時の課題や、相手の攻撃陣の能力の高さである程度仕方がないかなと思える部分はあったものの、臨み方として、試合開始からの集中力を最後まで持続できていたことに安心しました。

ということで、連続で試合があるので、簡単に試合のことに触れますね。

この試合のスタメンと交代は、以下となります。

GK25番鈴木彩艶、DFが左サイドバックに2番清水楽人、右サイドバックに5番奥山亮介(後半30分⇒4番江原大和)、センターバックに3番高橋孝太と6番苗加慶太、MFが左に7番冨田蓮、右に13番石橋遼大(後半9分⇒12番石山凌太郎)、真ん中に14番千葉希と8番玉城大志、FWが左に20番松村大也、右に10番鳥海颯

となります。

先ほども書きましたが、試合の入り方としては、予選含めてこの大会の中で最も集中して良い形で入ることができていました。球際の厳しさや、中盤での攻防では、相手よりも勝ることができるという状況を作り出すことができていました。

攻め込む回数もそれなりに多く作れていましたが、決定的な形まで持ち込むことができなかったり、バーを叩いたり、ポストに跳ね返されたりと言う、あと少し枠の中に行っていればという惜しい形もありながらも、決めきれない中で、相手の方が、より枠の中に厚みのある攻撃で攻め込むケースが多かったというところが、この試合の勝敗を分けた差にはなると思います。

ただ、そこに関して、これまでならばやられていたと思われるような場面も、集中して25番鈴木彩艶の多くの好セーブ含めて、結果的にゴールは許さなかった場面も非常に多かったですし、前半30分に失点を許してしまった後も、集中力を失わずに、前を向いて戦い続けることができていたことは、かなり好印象でした。

そのような姿勢が結果的に後半13分の8番玉城大志の仕掛けから始まった厚みのある攻撃からの最後は交代で入った12番石山凌太郎の思い切りの良いシュートからのゴールで同点に追いつく流れにつながっていたと思います。

試合としては、この後に、失点を喫して1-2で敗戦と言う結果にはなりましたが、試合全体を通しての試合への臨み方は、これまで見てきた中で最も良い試合の一つになっていました。

これを継続することができれば、この大会でのグループステージの戦いを第2戦からは、有利に進めることができるのではないかと思います。

あとは、得点を奪うという部分の課題ですが、試合の中で、狙いどころを見極めるところをもう少しできるようになると、より得点するチャンスは増えてくると思います。結果的に、同点ゴールを奪うことができなかったものの、試合終盤の猛攻の中で狙ったポイントや、勝負して1枚はがしに行っても良いところなど、試合の中でも狙うべき場所を見極めて仕掛けることができていた局面もありました。

第2戦の対戦相手に対して、どれだけ得点を奪うための局面での判断ができるかもカギになってくると思いますので、そのあたりも楽しみに第2戦も足を運びたいと思います。

ではでは。

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2016/08/12 特に身近な選手はいないのですが、12日のSBSカップを観戦してきました。

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どうも、ブクメです☆

和倉ユースには、結局足を運べなかったのですが、12日は時間が空いたということで、既に足を運ぶと言っていた友人に便乗しまして、静岡県で毎年開催されているSBSカップに行ってきました。この大会自体は、U19日本代表が参加する大会としても知られていますので、過去に今回のオリンピック代表としてリオで戦ってきた矢島慎也(ファジアーノ岡山)が参加した大会や、中村隼人(モンテディオ山形)など、何度か、浦和レッズのアカデミー出身選手がメンバーに入っているときには、足を運んだことがある大会ですが、そのような絡みが特にない大会で足を運んだのは、今回が初めてになります。会場は、愛鷹広域公園多目的競技場になります。

ここ最近、アンダーカテゴリの日本代表に、浦和のアカデミー所属の選手が選ばれたタイミングで足を運べないことが多く、気が付けば、アンダーカテゴリの日本代表の試合自体しばらく見ていないなということもあり、純粋に、現状のユースや大学世代の日本代表がどのような戦いをしているのかを見られることも楽しみに足を運びました。

また、今年は、高校サッカーの夏の全国の準々決勝から数試合観戦できたので、その時に見た昌平高校の選手や、市立船橋高校の選手、静岡ユースには、静岡学園高校の選手もいたりなので、細かく選手は把握できていない部分もありつつ、その辺も楽しみにしていました。

試合の細かい内容については、毎度のこと、特に書くつもりはないのですが、この日観戦したU19日本代表vs静岡ユースに関しては、U19日本代表の戦いに関しては、あまり心に響くところはなかったです、申し訳ありませんが。

むしろ、静岡ユースの方が、試合に臨む姿勢やプレースタイル、積極的なゴールに向かった仕掛けなど、かなり楽しませてもらえる局面が多かったです。

正直、無駄に睡眠不足で足を運んでしまったことから、かなり試合観戦時に試合に集中できないような状態で観戦することになってしまっていたのですが、静岡ユースの選手のプレーのおかげで、目が覚めて試合を楽しませてもらえたとも言えます。ただ、試合としては、0-1とビハインドの状態から、勝負としては、最後に追いついて1-1で終了するところなどは、U19日本代表に選ばれている選手の底力なのかなと思います。

ただ、やはり、チーム全体として、体制が変わってからの日本代表で、もっとゴールにシンプルに迫るような場面も多くなるのかと思っていたので、その点では、遠回りな仕掛けが相変わらず多いままなのは、気になりました。

久しぶりに見ただけなので、背景や、その試合時点の状況などはわかりませんが。

ちなみに、第2試合の、U19コスタリカ代表vsU19スロヴァキア代表の試合も最後までは見ませんでしたが、観戦しました。

前回大会のワールドカップで堅守速攻で快進撃を見せたコスタリカ代表の育成世代を楽しみにしていたのですが、スロヴァキアの高い位置で囲い込んで奪ってしまう守備ブロックに、ほとんど良いところなく、前半で0-2となりました。上手く戦術にはまってしまったという感じですかね。後半は見ていませんでしたが、試合はそのままのスコアでスロヴァキアが勝っていました。

ということで、楽しみに足を運んだ最初の目的の部分では、残念ながら、あまり達成はできなかったものの、別要素で楽しめる部分も多かった試合にはなりました。

U19日本代表の現在地というのは、よくわかりませんでした。育成世代をよく見ているので、一つのベースとして参考にして、また浦和レッズの育成をベースに試合を見ようと思っていた点に関しては、う~ん。なんとも言えません。

ということで、15日からのジュニアユースの全国大会に備えます。

ではでは。

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アカデミー卒業生関連2016/08/08 大学サッカー 総理大臣杯2回戦 筑波大学vs立命館大学を観戦

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どうも、ブクメです☆

引き続き、大阪に滞在し、現在開催中の総理大臣杯を観戦しています。どこに行けば涼しいとかはないのですが、関西方面も朝天気予報を見たら、最高気温が38度とか40度とか、なんだこりゃという感じです。

1回戦で観戦した仙台大学vs早稲田大学の試合に関しては、結果的に大荒れの天気で大雨が降った後ということで、比較的涼しく感じられる部分もあったのですが、今日観戦した試合は、本格的な暑さになりました。この大会は、中1日で90分で戦っていく大会になるため、ただでさえ疲労との戦いに加えて、暑さでの消耗も大変なものだと思います。ユースのクラセンでも、そのあたりを考慮して早い時間のキックオフだったりするのですが、総理大臣杯のこの時期の15:30キックオフというのは、ものすごく過酷だろうなと、ひしひしと伝わってくる試合でした。

8日の2回戦は、筑波大学vs立命館大学の試合を観戦しました。筑波大学には、3年生に浦和レッズジュニアユース出身の戸嶋祥郎(16番)と、1年生の浦和レッズジュニアユース出身の大川圭為(31番)が登録メンバーに入っています。1回戦では、戸嶋祥郎がスタメン出場で2ゴールの大活躍で勝利したと言うことなのですが、この試合は、ベンチスタート。大川圭為は、ベンチ外でした。

この過酷なレギュレーションなので、ある程度メンバーの入れ替えはしてくることは想定していましたので、途中からの出場を期待しての観戦です。

対戦相手の立命館大学には、特に知っている選手がいるということでもないので、この試合は、筑波大学をしっかり応援させてもらいました。試合は、あっという間に筑波大学が先制するという望ましい展開になったものの、暑さもあったのか、今年何度か見ている筑波大学の戦いの中でも、かなりリズムが悪いように見え、失点の場面含め、何か、あっさりと崩されたり豪快な得点を決められてしまったり、失点しなかった場面でも、ディフェンダー一人に対して、相手選手がフリーで5,6人いるような決定機を作られたりした場面など、ある程度、メンバーを入れ替えたりしてきて連携のところが上手くいっていないのか、よくわかりませんが、思い切りの良い立命館大学の攻めで何度もピンチを迎えるところは気になりました。

1-2とひっくり返されて迎えた後半途中に、戸嶋祥郎が投入され、数名のスタメン出場が多い選手も入り、反撃体制を作ってからは、かなりチャンスを多く作っていて、同点に追いつくのも時間の問題と思われるくらい攻め込んでいる時間帯もあったのですが、結果的に、1点が遠く、敗れてしまいました。

私個人的には、戸嶋祥郎のプレーをメインに当然見ていたわけですが、相変わらず、良いポジショニングや、相手が隙を見せたときにボールを奪いに行くタイミングが絶妙でした。それだけに、私個人的にも、イエローカードを受けた場面が未だに納得できなかったりします。明らかに、相手が見せた隙(ボールコントロールを長くしてしまった)を、すかさず狙って奪うというところで相手が慌てて足を出して接触したという形なので、これが、どうしてイエローカードにまでなるプレーなのかは、納得できなかったりします。

キーパーの位置を見てのループ気味のシュートや、バイシクル気味に狙ったシュートなど、質の高いプレーをこの試合でも見せてもらえたのですが、筑波大学のサッカーとしては、今年見てきた中では、一番不安定な戦いになっていたようには感じました。

総理大臣杯というのは、本当に過酷な大会ですね。

私にとっての今年の総理大臣杯観戦もここまでということで、観戦した2つの試合の密度は濃かったのですが、もう少しじっくり大会を見つめたかったなと思う気持ちも強いです。

予定の立て方が中途半端でした。

試合終わりと同時くらいに会場を出て、既に埼玉の自宅に戻ってブログを書いているわけですが、そんなに急ぐ必要があったのかと今更思いつつ、でも、自宅に戻ってやらなければならないこともあるんだよなと考えつつの夜中です。

とりあえず、ここから先の予定は、空いている時間に手軽に行けるSBSカップに1試合足を運んで、浦和のアカデミーの選手はいないですが、最近全く見ていなかったアンダーカテゴリの日本代表がどのような感じだか見つつ、来週スタートからのジュニアユースの夏の全国に備えて、自分のこともしっかり今週はやります。

ではでは。

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アカデミー卒業生関連2016/08/06 大学サッカー 総理大臣杯1回戦 仙台大学vs早稲田大学を観戦

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どうも、ブクメです☆

昨年に引き続き、大学サッカー総理大臣杯の1回戦に足を運んでいます。それにしても、この日の総理大臣杯を観戦に遠方から足を運んだすべての方にとって、かなり大変な1日になりましたね。その意味では、申し訳ありませんが、仙台大学vs早稲田大学を観戦しようとした私たちにとっては、まあ、運よく15分遅れで試合が観戦できたので助かりました。ということで、この日は、晴れでものすごく暑くなった一方で、ちょうど試合の時間くらいに急激な雷雲の発生で、京都、大阪、神戸と会場自体は分散されていたものの、いずれの会場も、この影響を受けて、試合中断やら延期やら、数試合に至っては、結果的に今日7日に場所を移して開催されることになった試合もありました。

特に今回のこの試合に関しては、アクセスが悪いことで有名な三木総合防災公園陸上競技場開催ということで、マイカーがないと、そもそもアクセスがかなり大変な会場(最寄りと言われる駅からもかなりの距離で、バスもあるが本数が少ない)になることから、この日に合わせてレンタカーを借りて来たという方も多かったのではないかと思います。

で、ちょうど第1試合の福山大学vs鹿屋体育大学が前半途中で雷で中断に入り、第2試合目安に、この会場に来るという方に同乗させてもらい、会場に着いたものの、第1試合が延期中。他会場でも同じようなことが起こっていて、完全に7日に延期になっていたり、第1試合開始が大幅に遅れて第2試合を20時キックオフにしたところもあったりでしたが、この会場は、第1試合が翌日へ延期になり、結局雷雲がなくなる予報の時間くらいの18:15から第2試合が開催されるという流れになりました。

第1試合を観戦に足を運ばれた方にとっては大変な状況になりましたが、仙台大学vs早稲田大学を観戦目的で来た身からすると、この試合のみを観戦予定で、足を運んでいるご父兄の方や、新潟から高速バスでこの試合のために来た方もいて(その日の夜行バスで新潟に帰るという)、とにかく私周りで考えると、なんとしても、この会場で予定通りに始まってもらいたいと思っていたので、15分遅れで予定通りのキックオフで助かりました。

・・・という私自身は、この旅の準備が自分の予定が決まらずに、割と直前に組んだのでその流れから、諸事情で帰る日を8日に設定することになり、2泊3日の滞在になっていたので、延期になってもなんとかなるスケジュールになっていたのですが、ホッとしました。

安心感と疲労からか、その後に三宮でお酒飲んで、大阪のホテルに戻って気が付いたら、10時過ぎになっていて、慌てて延期試合の予定調べたら、その中で見に行きたかった日本体育大学の試合は、既に間に合わないという失敗をしてしまいましたが。まあ、これも旅の醍醐味ですね(と、強引にまとめてしまいます。)

物凄く前置きが長くなりました。

私の立ち位置からすると、今日のこの試合は、チームとしてはどちらも応援せずに見るという少し気楽な心持ちで来ました。両チームに浦和レッズのアカデミー出身選手がおり、その中でも、早稲田大学の新井純平、仙台大学の繁田秀斗と4年生ユース出身の2人がともにキャプテンを務めて、この2人自身が、昔から共に戦ってきた期間が凄く長く、そういう背景を持つ2人が全国の舞台で対戦するという、育成を見て来た身からしても感慨深い一戦なのです。

そこに、仙台大学には、浦和レッズユース出身の1年生で既に主力として活躍している松尾佑介もいるということも楽しみにしていました。

ピッチ上での戦いと言う意味では、実を言うと、繁田秀斗は、大きな怪我明けということで、サポートメンバー的な状況で、松尾佑介も、直前に負傷してしまったということで、結果的に、早稲田大学の新井純平のみがアカデミー出身選手としては出場となりました。

結果的に、やや押し気味だった仙台大学でしたが、最終的にワンチャンスをものにした早稲田大学が勝ったという試合で、試合内容については、私が触れることでもないと思います。

これは、足を運ぶ者の背景による見方の違いと言うことで賛否はあると思いますが、私としては、もちろん、知っている選手がみんなピッチ上でプレーして戦っている姿を見られることが最高にはなると思いますが、今回は、この対戦カードが実現したという状況と、ピッチ上ではなかったものの、元気な(負傷はしているので元気とは言えないかもしれないが)姿が見られたことがすごくうれしかったです。

また、同じ世代のユース出身の寄特直人もこの試合を観戦に来ており、久しぶりに会うことができました。

それぞれ、かかえる状況は、様々ですが、これは、育成世代の選手も卒業後の選手にも共通していますが、点ではなく線で見て、今の状況が難しい時こそ、今だけではなく、その先を長く見据えて、それを踏まえて考えて行動していくことが重要かなと思っています。

縁があって関わることができた選手には、できるだけ、ゴールを手前に持ってこないで、サッカー選手としてであっても、それ以外の道まで視野にいれているにしても、ゴールは、今いる位置の手前にはおかないで、様々なことに取り組んでほしいなと思います。

良い時間を過ごせました。そもそもの疲労感なのか、充実感でホッとしたのか、その後、三宮でお酒を飲んだらあっという間に酔っぱらって、大阪のホテルに戻ってから、爆睡してしまいました。しっかり起きられれば、延期になった今日の日本体育大学の試合も見られたのに、同じ大阪でも10時に目が覚めたら、急いで行っても試合には間に合わない11時キックオフ。まあ、旅とはこういうものなので、受け入れます。

明日は、夜の飛行機の関係で、キンチョウスタジアムでの筑波大学の試合を見て、そのまま帰る流れを予定しています。

いくつかの予定や準備の流れで、今回は、昨年足を運んだ、浦和レッズユースの参加する和倉ユースには、行けなくなりました。プリンスリーグ再開を楽しみに待ちたいと思います。

ではでは。

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