アカデミー卒業生関連2016/08/02 高校サッカーインターハイ決勝 流通経済大学柏高校vs市立船橋高校を少しだけ観戦。あと、総括。(レポートなし)

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どうも、ブクメです☆

7月31日から広島でインターハイを観戦して結果的に2泊し、決勝戦まで観戦するスケジュールを組んだものの、決勝戦に関しては、前半のみの観戦(厳密に言うと、思ったより電車の時間とバスの時間がギリギリだったので、クーリングブレイクのタイミングでスタジアムを後にしたため、実質、20分程度の観戦しかしていません。サンフレッチェ広島のホームスタジアムであるエディオンスタジアムでの決勝戦の雰囲気と、この試合スタメン出場した浦和レッズジュニアユース出身の10番菊地泰智と13番佐藤輝の2人をしばらく眺めて出て来たという感じですね。なので、前半最後に決まった市立船橋の先制点も見ていません。

見た内に入らないと言われるくらいですが、ちょっとだけでも眺めておきたかったので。

なので、インターハイ決勝の情報が見たいという方は、ここで、他の細かく書いてある方のブログに飛んでくださいまし。

結果的に、3日間足を運んで2試合と少し観戦した総括的な話に移りますね。

今回は、ベースとしては、埼玉県代表で浦和レッズジュニアユース出身の山下勇希とユース出身の石井康輝の弟の石井優輝がスタメン出場しているという話を聞いた昌平高校を見たいという思いが強く、予定が空いたところで広島行きを決めました。対戦相手同士に、見て来た選手や縁のあった選手がいると応援という部分では複雑な気持ちになるのですが、今回は、そういう構図にはならなかったので、そういった選手がどういうプレーを高校でやっているのかを見ることに集中しつつ、昌平高校を応援するという形で見ることができました。同時に、初日は、隣の会場での第2試合で流通経済大学柏高校の試合も見られ、そちらにも菊地泰智や佐藤輝がメンバーとしてプレーしているということで、高校サッカーの上位のラウンドで、多くの見て来た選手の活躍を見ることができました。

また、毎年見るごとに、高校サッカー自体のレベルが上がっていることも実感できました。実際、高校とクラブユースが混ざって行われるリーグ戦の最高峰となるプレミアリーグでも、高校勢が上位争いをするのが普通になっており、当初は、リーグ戦よりも、高校同士の全国大会の方に力を入れる傾向にあるのかなと感じる時期もありましたが、今は、高校同士の全国と、プレミアリーグやプリンスリーグも並行して結果を残していけるような戦い方ができるところが増えたような気がします。

純粋にレベルの高い試合を見させてもらった3日間ということでも充実感がありました。

また、それぞれの試合の時には名前を挙げませんでしたが、例えば今回観戦したチームでは、市立船橋高校には、ジュニアユース出身の白田颯人がいますし、流通経済大学柏高校には、高橋海翔や河内渉真もいます。浦和レッズの育成出身の選手が、多く所属していて、今回の大会では残念ながらメンバーに入れなかった選手もいて悔しい思いをしていると思いますが、この3人に関しては、今年、Aチームの試合でも出場していたり、ベンチ入りはしているという状況にいることは確認できていますし、私個人的には、これだけレベルの高いところで凌ぎを削って出場を争っているという状況に安心している部分もあります。

もちろん、浦和レッズの育成チームをベースに見ているブクメとしては、すべての選手がピッチに立ってくれるのが嬉しいわけで、冬の大会では、より多くの選手が絡んでいると嬉しいなと思うのも本音です(贅沢な話ですが。)

ユースが敗れたことで、足を運べたという場当たり的な観戦スタイルになりましたが、すごく充実した3日間を過ごせました。ありがとうございました!

ではでは。

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アカデミー卒業生関連2016/08/01 高校サッカーインターハイ準決勝 昌平高校vs市立船橋高校を観戦。

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どうも、ブクメです☆

引き続き、広島に滞在し、インターハイを観戦しております。8月に入り、今日は準決勝の2試合が開催されました。今日の2試合は、すぐ隣のグラウンドになるもののスタジアムと補助競技場ということで、一方の会場で、隣の会場の状況をしっかり見るということはできないため、流通経済大学柏高校の試合も気になりつつですが、昌平高校vs市立船橋高校の試合を観戦しました。

昨日に比べると、湿度が少しましで風が吹くと少し涼しい(ような気がする)コンディションでしたが、ピッチの選手にとっては、過酷な状況は変わらずですね。

埼玉県代表として出場している昌平高校の快進撃はこの大会の注目の的にもなっており、そのチームに浦和レッズジュニアユース出身の山下勇希(14番)とユース出身の石井康輝の弟である石井優輝(2番)がスタメン出場で活躍しているということで、(それまであまり足を運べていなかったのに)勝手に思い入れを持ってこの試合は、昌平高校を応援して観戦しました。

対戦相手の市立船橋高校は、現在、高円宮杯プレミアリーグで首位に立つチームで、プリンスリーグにいたころに浦和レッズユースもかなり、苦戦を強いられた印象があり、今年のチームを見てはいませんが、FC東京U-18を少し前にクラブユース選手権で見て、その強さを感じていたところなので、そのリーグで首位に立っているということで、まあ、強いだろうなと。

実際に試合を見てみると、かなり僅差の勝負になっていました。むしろ、前線の3選手ほどが絡んだ攻撃の仕掛けに関しては、昌平高校の方が上回っていたようにも感じられます。ただ、最後のところで仕事をさせてもらえなかったという印象でした。あまり事前に情報を調べて見なかったので、相手のキャプテンマークを巻いているセンターバックが強いな~と思っていたら、U17日本代表の選手だったのですね。

まあ、そういう細かいところが語れるほど、市立船橋高校の試合を見ていないので、結果的に昌平高校が0-1で敗れることになったのですが、その差と言うのは、昨年の東福岡高校を見た時に感じたような、ここだというチャンスのところで、狙った時の精度の高さとやり切る力で1点もぎ取られたこと。ここの差だったのかなと思います。

まあ、そういうレポート的なことを書きたくもないので、そのくらいにしておきまして。

山下勇希は、この試合も中盤右、石井優輝もセンターバックでフル出場し、1点を追う後半途中には、3バックになった段階で、山下勇希がボランチ、石井優輝が3バックの真ん中とチームのバランスをとり、ややリスクのある3バックの守備の真ん中を任されるフォーメーション変更でのポジションになり、最後まで安定したプレーを見せてくれていたことが嬉しくもありました。

なんとなく、昌平高校を2試合連続で見られたことで、昨日の試合で疑問に思っていたことの答えも少し得られたような気もします。

1点を取らせず、1点を取り切った市立船橋高校の戦いは見事でしたが、快進撃と評された昌平高校も実に試合を落ち着いて運べる力を持っていて、今回の試合では敗れましたが、このまま、ぶれずにチームの成長を目指せれば、ドッシリとした強いチームになり、次の対戦では更に高い位置まで行けるくらいのポテンシャルを感じることができました。今後の活躍に期待です。

さて、もう一方の会場では、流通経済大学柏高校(菊地泰智はベンチで出場機会がありませんでしたが、佐藤輝は、スタメンフル出場)が青森山田高校を振り切り、決勝進出ということで、明日の決勝戦は、千葉の強豪対決になるんですね。

前回のブログで書いたように、決勝は、半分しか見られませんが、どのような戦いになるのか楽しみに足を運びたいと思います。

ではでは。

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アカデミー卒業生関連2016/07/31 高校サッカーインターハイ準々決勝 昌平高校vs静岡学園高校、流通経済大学柏高校vs履正社高校を観戦。

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昌平高校の14番集合写真の下段左から2番目が浦和レッズジュニアユース出身の14番山下勇希、ちなみに、上段右から2番目は、浦和レッズユース出身の石井康輝の弟の2番石井優輝です。

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流通経済大学柏高校の10番菊地泰智、13番佐藤輝はともに浦和レッズジュニアユース出身。2人とも右サイドで前と後でプレー。

ということで、どうも、ブクメです☆

残念ながら、浦和レッズユースの夏の全国大会は、ベスト16という形で終了してしまい、当初の予定が少し変わりました。その中で、直後からユースが水戸の招待大会に参加するという情報もあったのですが、予定があったら足を運びたいと思っていた、インターハイの昌平高校(前述のように、浦和レッズジュニアユース出身の山下勇希と、浦和レッズユース出身の石井康輝の弟がスタメンでプレーしている)の試合を見たいなと思っていたところで、最近の高校サッカーでは、一つ上のレベルで戦っていると考えていた東福岡高校を破り準々決勝まで駒を進めているということで、空いていた7/30にある程度仕事を片付ける前提で、7/31当日の朝いちばんの飛行機であれば、間に合うということで、キャンセル待ちの状態でしたが、キャンセルが出ることを期待して予約。無事、キャンセルが出たため、やってきました広島県。

全てが予定通りに動けないと試合に間に合わない(早朝の空港行きバスでの羽田空港まで、羽田空港から広島空港までの空路、広島空港からアストラムラインの中筋駅までのバスでの移動、そして、アストラムラインでの最寄りの広域公園前までの移動)状況で、実は、広島空港からバス移動での電車乗り換えの中筋駅までが予定よりも5分ほど遅れて、ここでアウトかと思いましたが、ぎりぎり乗れて、なんとか試合開始に間に合いました。

サンフレッチェ広島の試合を観戦したことがある方は、ご存知のように、会場のある敷地内へは最寄駅から結構、坂を上っていくことになるため、会場に入ってからしばらくは、汗が止まりませんでしたが、間に合ってホッとしました。

まず第1試合は、広島広域公園第一球技場で昌平高校vs静岡学園の試合を観戦。どうでも良いのですが、JFAの大会のページで静岡学園高校だけサッカー部まで書いてあるのはどうしてなのでしょう?特に意味はないのかな?

昌平高校の先ほど挙げた2名はともにこの試合もスタメン出場。ちょうど、会場には、私よりも今年の昌平高校の試合をよく観戦している友人が来ていたので、情報をいただきながら観戦。昌平高校は、あまり試合中の交代をせずに、ほとんどスタメンのメンバーという状況で戦いきるスタイルでこの大会を勝ち進んでいるんですね。

とはいえ、35分ハーフであっても、ほぼ毎日試合と言う状況で、驚いたのは、この準々決勝は、終わってみれば、メンバー交代なしで戦いきってしまいました。

それで、前半終盤に静岡学園が一人退場者を出してはいましたが、見事に70分で勝ちきりました。

なんだか、あまり試合を見ていない身からすると、びっくりするくらいの昌平高校は落ち着いた試合運びなのですね。この試合は、一人減った静岡学園が、後半個人技を多用して仕掛けて来てやや流れを掴んだ時間帯に、攻め込まれる時間があったものの、それでも試合全体では、決めるところでは、見事に駆け引きに勝ち得点し、危険な時間帯も集中して守り切って勝利を掴みました。

山下勇希は、中盤の右サイドで、良いポジションをとりながら、攻撃のアクセントとしてなかなか良い動きをしていたと思います。ジュニアユースの時のように、狙える時はミドルシュートをガンガン狙うというスタイルではなくなっていましたが、チームの主力として求められるプレーをしっかりやっていて信頼を掴んでいる様子で見ていて嬉しかったですね。

石井優輝を石井康輝の弟として意識して観戦したのは、この試合が初めてですが、結果的に、一人減ってからの方が怖い(ような気がする)静岡学園の個人技のレベルの高い選手たちの攻撃もしっかりセンターバックとして守り切っていましたし、実際無失点に抑えての勝利に貢献していましたね。

ちなみに、石井康輝もこの試合、途中まで応援するということで駆けつけていて、久しぶりに会うことができました。ユース時代の終盤を怪我で長期離脱していた石井康輝も完全合流で、先日は、細かいことはわかりませんが、所属する桐蔭横浜大学の社会人リーグに所属しているチームでスタメン出場していることも確認できました。

併せて、活躍を期待しています。

さて、この試合の後は、隣の広島広域公園補助競技場で流通経済大学柏高校vs履正社高校の試合を観戦。単純に、浦和レッズのアカデミー出身選手の活躍を願う身とすると、3年生の選手が、この場にいないのは、複雑な気持ちはありますが、浦和レッズジュニアユース出身選手と言うことでは、2年生の菊地泰智と1年生の佐藤輝がともにスタメン出場しているのを見るのは嬉しかったですね。

浦和レッズジュニアユース時代には、守備的なポジションというイメージが全くなかったので若干違和感はありましたが、右サイドバックとしてフル出場で勝利に貢献していました。見ていて、守備の選手ではないなという動きは、まだ感じる動きも多かったものの、試合を通じて集中してプレーし、相手のサイド攻撃に対して、粘り強く競って攻撃を積むプレーなど、かなり成長を見せてもらいました。

菊地泰智に関しては、既に昨年からチームでポジションを掴んでいて、ポジションとしてはサイドになっていましたが、それでもゴールに向かう姿勢から、先制点の起点になる仕掛けを見せていました。密集した中でも、やり切ってしまう力強いプレーは見事でした。

ということで、浦和レッズのアカデミー出身選手がプレーする昌平高校と流通経済大学柏高校は、ともに勝利して準決勝進出。

明日は、昌平高校は、市立船橋高校とのやりにくいであろう関東勢対決、流通経済大学柏高校は、青森山田高校と対戦ですね。

3日は、仕事で外せない予定があり、その準備もしなければならないので、1日の準決勝の試合まで見て帰ろうとも思ったのですが、ある意味中途半端ですが明日1日も泊まって、飛行機の時間の関係で、2日の決勝の前半まで見て帰ることにしました。

明日は、同じ時間の試合で両方は見られないので、昌平高校の方を見ます。

ではでは。

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第40回日本クラブユースサッカー選手権2016/07/29 – 浦和レッズユースvsFC東京U-18 0-2敗戦・・・ピッチに立った選手は、どう感じているのだろう?

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どうも、ブクメです☆

今日は、短くまとめたいと思います。おそらく、対戦相手や、注目選手で、そういう視点での文章の書き方がされるところが多くなると思うので、試合の細かいことは書きたくないです。

浦和レッズユースが臨んだ夏の全国大会は、今日から決勝トーナメントに入りました。浦和レッズユースは、FC東京U-18と対戦。会場は、前橋総合運動公園になります。

グループステージでは、様々な逆境は、あったものの、ネット上では、群馬が本気を出したと表現する人を多く見かけるように、暑くなると、大変過酷な暑さになる群馬県開催が定着しているこの大会にしては、恵まれている部分もありました。

この試合のスタメンと交代は以下の通り、

GK1番山田晃士、DFが左サイドバックに6番鈴木海都、右サイドバックに26番池髙暢希、センターバックに3番関慎之介と40番橋岡大樹、MFがボランチに16番大西翔也、左に9番川上エドオジョン智慧、右に23番シマブク・カズヨシ(後半24分⇒20番長倉幹樹)、真ん中に10番渡辺陽(後半24分⇒時里元樹)と7番伊藤敦樹、FWが14番井澤春輝

となります。

得点経過としては、前半37分にサイドからのクロスにヘッドで合わせられて0-1、後半アディショナルタイムにPKを奪われての0-2で敗戦となりました。

プレミア勢との公式戦での対戦ということでは、今年は、予選で鹿島アントラーズユースを破っていますが、やや今シーズン苦しんでいる鹿島アントラーズユース相手に最終的に勝利をもぎとったものの、プレミアリーグで戦っているチームの試合運びのうまさと大前提としての守備の強さというものを感じました(攻撃のところでは、苦しんでいるように感じましたが。)そして、1年前にさかのぼると、この大会の予選で対戦した時の鹿島アントラーズユースは、プレミアリーグでも好調の状態で対戦したこともあり、攻撃の部分も強く、何より、チームの空気感が違っていたことを今でもよく覚えています。

今日対戦したFC東京U-18というのは、確かに浦和レッズユースとしては、これまでユースでの対戦を長年見て来た中では、相性が悪い時期の方が多い相手ではありますが、現在プレミアリーグで上位争いをしているという状況下での今回の対戦での感想としては、正直なところ差を感じてしまうことになりました。

単純にキープ力のある選手と攻撃面で、預ければ安心という選手がいてという強さもありましたが、それ以上に、ミスの少なさが目立ちました。手数の多さでは、浦和が勝っていたと思いますが、攻撃においての精度という点では、相手の方がシンプルに嫌なところを正確に狙ってくるという印象。トップチームはゴタゴタしていても、育成チームには安定感があるなという印象を見せつけられました。

チームとしてのドッシリ感があるイメージの相手に対して、もしかすると好不調の波で言うと、リーグ戦での好調な時と比べるとこの大会では、やや思うようにプレーができないという選手が多かったのも今大会の浦和レッズユースの特徴だったのかもしれません。

それでも、慣れないポジションの中でこの大会を通じて成長をはっきりと感じ取れる選手もいたことも事実です。ただ、やはり、慣れないポジションの中でもできるようになってきたという状況では、このくらいの相手になると難しくなる部分も多いようにも感じられました。

ただ、私個人的な感想としては、これまで対戦相手に合わせすぎる采配が多かった今の体制で、今回のような対戦相手になった場合には、そのための采配になってしまうかと思っていた中では、比較的自由度とピッチに立っている選手の特長で勝負させたいという意図も感じられる采配で挑ませてくれていた(もちろん、そのポジションが適正ポジションかどうかという点では、色々な意見はあると思います)と思います。

なので、素直に力負けを認められる試合でもあったとは思います。

だからこそ、この試合でピッチに立っていた選手は、ここから多くのことを自分たちの責任として学ばなければならないと思います。

帯同できなかったメンバー、帯同していても、試合に絡めなかったメンバーが、この試合をピッチに立てずに眺めてどう感じたのか。素直に話し合って見ても良いのではないかと思います。

もちろん、この大会を最初から見て来た身からしたら、精神的にも削られるような戦いが続き、大雨での戦いに続き、前日の最悪のピッチコンディションでおよそ、やりたいサッカーをやらせてもらえないような試合を1試合戦った流れからのこの試合だったというのも、少なからず、選手やチームのコンディションに影響したと思います。

でも、それを差し引いても、この試合からは感じ取れることが多かったと思います。

愛媛FCとの試合では、圧倒していながら0-0で逃げ切られてしまった。内容では圧倒していても、勝ち切れなかったというサッカーらしさを考えれば、今日の試合は、全体的には差を感じながらも、試合と言う点では勝利する局面があったことも事実です。

ということで、たらればを言っていても仕方がないですが、来季をプレミアリーグで戦うことを念頭に入れた今シーズンということを考えれば、今日を踏まえて、後半戦をどう取り組んでいくのかがすごく重要になってきます。

 

自分事ですが、仕事で9月から3か月ほど日本を離れることがほぼ決まりました。日本にいないので、当然その期間は、国内の試合には足を運べません。

なので、まだ足を運べるかわからないですが、この後ユースが参加する和倉ユースと、8月後半のプリンスリーグが再開されての2試合ほどまで見た後は、プリンスリーグの5試合ほどは少なくとも自分の目で見ることができず、Jユースカップは、まったく見られないという、今の行動スタイルになってから初めての状況になります。

なので、今回の敗戦から、新たなスタートを切って、見られるプリンスリーグ関東の8月の2試合ほどで、変化と手応え、プレミアリーグで来季から戦うために必要なことをしっかり見据えてチームが進みだしたということを肌で感じて旅立ちたいです。自分事ですが。

なので、私にとっても、今年は足を運べる試合と言うものが一つ一つより重みを増しています。

なので、肌で感じられるような変化をまずは、8月中に見せてください。そこで、取り組みに安心して、いない期間は、その快進撃を文字で見て、足を運んでいる人に聞いて、容易に想像ができる状況になっていれば嬉しいです。

 

ではでは。

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第40回日本クラブユースサッカー選手権2016/07/28 – 浦和レッズユースvsアルビレックス新潟 U-18 1-0勝利・・・対戦相手と凸凹ピッチの両方に打ち勝ち突破!

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どうも、ブクメです☆

予選とかであれば、まあ、ピッチコンディションが悪い場所で戦うとかも、試練だとか、ここを乗り越えて全国へ、みたいなことを言えますが、本番の全国大会でこれだけピッチコンディションが悪い場所でグループステージ突破をかけた、ギリギリの試合をしなければならないという状況は、これまでユースの試合を見てきても、ないような気がします。NTT図南サッカーグラウンドは、想像以上に手ごわいグラウンドでした。

ただ、難しい状況下だったからこそ、勝ったチームは、2倍勝負に打ち勝った感じが強くなり、敗れたチームには、どうしても、もどかしさとかモヤモヤ感が残ってしまうのかなと思います。

ということで、ユースの夏の全国大会もグループステージ最終戦を迎えました。

今年の大会で、初戦は、同チームとの連続対戦が多い難しさ。第2戦は、試合内容では大雨、そして、この第3戦は、凸凹のピッチコンディションとの戦い。

今日は、正直細かいところは、書かなくても良いかなと思う部分もあります。

シンプルに、イレギュラーするボールの動きに神経を使い、浮き球勝負にせざるを得ない状況に、踏み込んだらピッチに足を取られる状況、ギリギリの勝負の中で、よく1点もぎ取って勝ってくれましたでまとめてしまっても良いかなとも思います。でも、ある程度の流れは書きますね。

この試合のスタメンと交代は以下の通り、

GK1番山田晃士、DFが左サイドバックに6番鈴木海都、右サイドバックに26番池髙暢希(後半21分⇒7番伊藤敦樹)、センターバックに3番関慎之介と40番橋岡大樹、MFが左に10番渡辺陽(後半40分⇒5番遠藤凌)、右に11番時里元樹(後半10分⇒9番川上エドオジョン智慧)、真ん中に16番大西翔也と8番松高遼、FWが20番長倉幹樹(後半40分⇒23番シマブク・カズヨシ)と14番井澤春輝(後半40分⇒28番大城螢)

となります。

試合開始から、両チームとも、本来の形を捨てて戦わざるを得ない状況の中で、チャンスもピンチも、例えばシュートを打ったという場面で、決まらなかった場合には、ミスキックというよりは、軸足が滑ってとか、ボールがイレギュラーに跳ねて、枠に飛ばなかったりしたというフィルターをかけてお読みいただければと思います。

こういう状況下では、これまでやってきたことを踏まえて戦えとか言うよりは、試合の中で何をするのがベストなプレーでゴールに結びつくのか、それぞれの選手が臨機応変に判断できるかどうかにかかってくるかと思いますが、その点では、一つの鍵はセットプレーが握るかと思っていたところでは、序盤から、浦和は、2分に獲得したフリーキックのチャンスで6番鈴木海都から14番井澤春輝につなげて、仕掛けて、再びフリーキックを獲得したり、3分にもフリーキックで11番時里元樹が直接狙うなど、前半10分くらいまででも、コーナーキックを含めてセットプレーのチャンスは、多く獲得することができていたのですが、なかなかフリーキックで直接決められる選手がいる浦和でも、やや直接狙うには距離があるというところでのフリーキックが多かったり、コーナーキックも、相手の集中した守備で跳ね返される場面が多く、セットプレーが多い割には、決定的なチャンスが作れない印象がありました。

そういった中で、相手の反撃では、9分に相手の反撃を受けて、危ないと思った場面もありましたが、軸足がピッチに取られて精度を欠いたシュートになり助かりました。

11分に、16番大西翔也が中盤で奪い、14番井澤春輝につなげての攻撃や、12分には、26番池髙暢希が力強く持ち上がり、20番長倉幹樹に通そうとするも、わずかにキーパーが先に反応し防がれます。やりにくい環境下での26番池髙暢希のそれでもやってやろうという表情とプレーは良かったと思います。何かしてくれそうな雰囲気が出ていました。

17分には、3番関慎之介からのロングフィードを、ちょうど前のプレーの流れで高めのポジションを取っていた40番橋岡大樹が受けて20番長倉幹樹がシュートまで持っていきます。

その流れで奪ったコーナーキックからの流れでも、40番橋岡大樹と20番長倉幹樹のパス交換で惜しい形を作ります。

28分には、パスを受けた14番井澤春輝が反転してそのまま抜け出し、シュートまで持っていくも、やはり軸足がピッチに取られて、思うようなシュートが打てずにキーパー正面。

前半終了間際に8番松高遼からのクロスに20番長倉幹樹がヘッドで合わせる惜しい形があったものの、枠をとらえきれず。

前半は、両チーム決め切れずに0-0で折り返します。セットプレーでのチャンスは、浦和が多かったものの、前半のシュートの数では、同数くらいだったと思います。ただ、少ないチャンスで、より危険なプレーをしていたのは、もしかすると相手だったようにも感じられました。

後半も同様の流れが続き、時折反撃を受けた時は、危険な場面を作られる流れの中で、後半の10分前後では、16番大西翔也が、中盤で相手に対して激しくいける時間が多く、そこで奪って仕掛けるという形など増えだしている中で、8分には、10番渡辺陽にパスを通してシュートまでという形がありました。

う~ん、やはり細かい部分はここまでにしておきます。

得点の場面に行きますね。

後半32分に、後半途中から投入された9番川上エドオジョン智慧が運動量豊富に果敢に仕掛ける中で、ペナルティエリア内までドリブルで持ち込み、シュートコースがない中で、パスを選択。おそらく、中に10番渡辺陽が走り込んでいたと思うのですが、そこには合わずに、そのままゴールの左に流れてしまうかと思ったところで、20番長倉幹樹が勢いよく走り込み、追いつき、角度がほとんどないところから思い切ってグラウンダーのシュートを狙い、枠をとらえた中で、相手ディフェンダーが果敢にクリアをしようとしたところで、跳ね返ってゴールにのような形になりましたが、ここは、いずれにしても枠をとらえていたということで、20番長倉幹樹のゴールになりました。

まさに、こういう試合を決めるにふさわしい、もぎ取った感じの強いゴールで1-0と先制し、これが決勝ゴールとなって1-0で浦和が勝利をもぎ取りました。

同じグループのもう1試合で横浜FCユースが勝利したので、結果的には引き分けでも2位通過という形にはなったのですが、悪くはないものの未勝利で2試合を終えていたので、ここでしっかり勝負に打ち勝って決勝トーナメントに進めたことはかなり大きいと思います。

決勝トーナメントは、1位のチームが2位のチームと対戦するという構図のみが決まっていて、それ以外は、対戦相手も会場もオープンドローで決まるということで、他の会場でもピッチコンディションがあまりよくないところはいくつかあるものの、サッカーにならない今回のグラウンドにだけはなって欲しくない(あとは、朝の渋滞がすごい場所を通らなければならない敷島もなんとなく嫌だという個人的な願いも持ちつつ)と願いつつ、自宅に戻って、抽選結果を待ちましたが、ベスト16ラウンドが前橋総合運動公園、勝ち進んだら準々決勝は、宮城総合運動公園になったようで、そこから先は、西が丘サッカー場ですね。

この2会場も、ピッチコンディションがよろしくないようにも感じますが、とりあえず、本戦で1回、予選で1回、浦和レッズユースは、同じグラウンドで試合をしていますし、ある程度やりやすい形にはなったのかなと思います。

対戦相手が、FC東京U-18ということで、そもそも、ほぼ全チーム関東のチームが1位通過したので、また関東勢と対戦かということもないですし、ここまで来るとどこも手ごわい相手ということを考えれば、FC東京U-18がプレミアに昇格してからは、対戦しておらず、公式戦では、2年前の7月のプリンスリーグでの引き分けて以来戦っていないと思いますので、勝手知ったる相手よりは、やりやすいかなとも思います。

そこを勝ち進むと、また横浜FCユースと対戦するかもしれないという変な因縁の予感も感じつつ。

私も明日に備えます。

ではでは。

・・・更新する前に、日本クラブユースサッカー連盟のサイトをチェックしたら、ベスト16ラウンドは、そのままぽいですが、準々決勝の会場がNTT図南サッカーグラウンドだったところが、富士見総合に変更されたようですね。

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第40回日本クラブユースサッカー選手権2016/07/26 – 浦和レッズユースvs愛媛FC U-18 0-0引き分け・・・サッカーらしい結果。続ければ大丈夫。

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どうも、ブクメです☆

埼玉から出発するときは、怪しい天気だけど、意外と雨は持つかもしれないなと思っていたのですが、車で群馬県に近づくにつれて雨が降り出し、気が付けば結構な本降りになりました。暑いよりは良いとは思いつつも、結果的に、雨というコンディションをものともせずにゲームを支配したのが浦和レッズユースだったものの、その1点を決めさせてくれなかったのも、もしかすると雨だったのかもしれない。

ということで、今日は、クラブユース選手権のグループステージ第2戦に足を運びました。昨日の前橋総合運動公園から場所を移しまして、今日は、下増田多目的運動広場での試合となります。なんだか、昨日の前橋総合運動公園のピッチ状態が気になったということで、最終戦の会場となるNTT図南のグラウンドを見るために、今日の9時からの試合足を運んだという方がいて話を聞いたら、あまりよろしくないようですね。

そんな、各会場のコンディションも気になる大会ですが、ピッチコンディションという点では、比較的今日の下増田多目的運動広場は、良い方だったようにも思います。

第1戦で、横浜FCユースに0-1のビハインドから追いついて引き分けに持ち込んでの第2戦。この日の対戦相手は、愛媛FC U-18でした。

この試合のスタメンと交代は以下の通り、

GK1番山田晃士、DFが左サイドバックに6番鈴木海都、右サイドバックに26番池髙暢希(後半スタート⇒8番松高遼)、センターバックに3番関慎之介と40番橋岡大樹、MFがボランチに16番大西翔也、左に9番川上エドオジョン智慧(後半20分⇒7番伊藤敦樹)、右に23番シマブク・カズヨシ(後半16分⇒20番長倉幹樹)、真ん中に10番渡辺陽と11番時里元樹、FWが14番井澤春輝

となります。

攻撃のメンバーが第1戦より少し変更になっていますね。

今日の試合は、よく言われる決定力がという話も出そうな感じではありますが、それを差し引いても、決定機の決定機で、ちょっとしたところを天候によるいたずらみたいな形でゴールの中に吸い込ませてはくれなかったとか考えてしまうような、展開になりました。

寄せては来るけれども、プレッシャーにはあまりならないようなプレスのため、比較的、初戦と違って、自由に思うようにプレーできる選手が多いように感じた試合序盤の印象。それに加えて、今日は、前線に入った14番井澤春輝が、胸で受けてキープしたり、くさびになって受けたりと、この組み合わせになった時になりがちな、放り込みで、高さ勝負になって、特徴が活かされないよなという印象ではなく、低めの弾道で展開するために当てる意図のパスと、それをキープするという形ができていて、実際試合の中で、相手ゴール付近で、パスを受けた14番井澤春輝が粘って倒されて良い位置でフリーキックを獲得するという場面も多くなっていました。

この試合での攻撃の印象は、その14番井澤春輝のところと、あとは、第1戦の時もそうだったように、やや攻撃の際は、左に偏る傾向があり、9番川上エドオジョン智慧と10番渡辺陽、そして、サイドバックの位置から攻撃参加した6番鈴木海都が絡んだときに、より迫力のある攻撃になっていました。両サイドとも攻撃的になりすぎないようにということで、比較的、右前線に関しては、シンプルに23番シマブク・カズヨシにつなげてから個人で仕掛けるという形が多くなっていました。

で、やや左サイドからの攻撃が多いなという印象が相手についたところで、9番川上エドオジョン智慧と23番シマブク・カズヨシがポジションを入れ替えて、左の組み合わせに23番シマブク・カズヨシが入って仕掛けて、逆に右の方は、9番川上エドオジョン智慧が個人で仕掛ける形を作るなど、相手が対応しにくい試みもできていたと思います。

少し細かく浦和の攻撃の流れを書いていきますね。

2分に40番橋岡大樹のロングフィードを14番井澤春輝が受けて、9番川上エドオジョン智慧がミドルシュートを狙います。

5分には、11番時里元樹が高めの位置でインターセプトし、そこからいったん下げて、テンポよく26番池髙暢希が前線に展開する形の攻撃。

6分には、9番川上エドオジョン智慧と10番渡辺陽がパス交換から仕掛け、結果的に9番川上エドオジョン智慧がそのまま仕掛ける形になったものの、そのタイミングでしっかり左サイドから6番鈴木海都が攻撃参加して前線に走っているという厚みのある状況を作り出した攻撃。

8分には、23番シマブク・カズヨシのドリブルでの仕掛けで良い位置でフリーキックを獲得すると、そのフリーキックのチャンスで、キッカーの6番鈴木海都が雨という天候も考えて、グラウンダーで狙ったことで、かなり惜しい形を作ります。

10分前後は、連続で23番シマブク・カズヨシが右から仕掛ける場面からセットプレーのチャンスを複数作ります。

20分には、10番渡辺陽からのパスに抜け出した9番川上エドオジョン智慧が、持ち込んで、クロスを入れるも23番シマブク・カズヨシには、わずかに合わず。

23分には、11番時里元樹のドリブルでの仕掛けから、良い位置でのフリーキックを獲得します。

ここで獲得したフリーキックで、6番鈴木海都の直接狙ったキックは、惜しくもクロスバーを叩きます。

前線がやや攻撃的になる状況下で、16番大西翔也が、守備的なケアをかなりしっかりやっていたのも印象的でした。

28分には、11番時里元樹が、相手キーパーにプレッシャーをかけてキックミスを誘うなど、浦和の攻撃の選手は、寄せるだけではなくて、しっかり相手がプレッシャーを感じるような、追い込みなどができるのが良いですよね。

守備のところも、安定していて、ほとんど相手にやられたなという形を作らせていなかったものの、前半34分の相手コーナーキックからの流れでは、一度ピンチになりかけましたが。ただ、前半で危なかった場面は、それくらいかと思います。

前半残り5分くらいからは、さらに前半に1点取ってやろうという攻撃が続き、連続で3回くらいコーナーキックを獲得するも、決められず、前半を0-0で折り返します。

前半の時点でも雨は降り続いていたのですが、後半スタートくらいからは、雨がさらに強くなって、精度の高いプレーが難しいようなコンディションには、なってしまったものの、それでも浦和ペースは変わらず。

後半開始早々に16番大西翔也からのパスに抜け出した23番シマブク・カズヨシが仕掛け、ここからコーナーキックを獲得します。

5分には、スペースが空いていると見るや、40番橋岡大樹がバックラインから攻撃参加したり、7分には、11番時里元樹がファールを受けて試合がいったん止まりそうになった時に、すかさず3番関慎之介が素早いリスタートを試みるなど、得点を奪うための工夫も多く見られます。

8分には、6番鈴木海都のインターセプトからの前線へのパスを14番井澤春輝が胸で受けて素早く抜け出す11番時里元樹に通れば大きなチャンスという形を作ります。

9分には、この試合、比較的守備に重きを置いてバランスをとっている印象が強かった16番大西翔也が、中盤でパスを受けたところで、前線の9番川上エドオジョン智慧がタイミングよく走り出すのを見つけると、そこへ精度の高いパスを供給する場面を作り、その直後の10分には、シュートコースが空いたときには、枠をとらえきれなかったものの、自らもミドルシュートを狙う意識もしっかり持っていて嬉しかったですね。大事なことです。

更に14分には、16番大西翔也からのフィードを11番時里元樹が上手く受けて、23番シマブク・カズヨシに落とし、そこから14番井澤春輝へというテンポ良い狙いも見られました。

19分には、後半からサイドバックに入った8番松高遼からのゴール前へのクロスに20番長倉幹樹がタイミングよくディフェンダーの間に入ってヘッドで狙うなど、この試合途中から入った選手も、特徴を見せて得点を狙います。

24分には、8番松高遼からの展開で20番長倉幹樹、10番渡辺陽とつながり、ペナルティエリア内で再び20番長倉幹樹につながりシュートを狙うも、ここは、惜しくも相手にギリギリのところで防がれます。

25分には、一瞬PKをもらえたのかと勘違いしてしまいましたが、ペナルティエリアのわずか外で14番井澤春輝が粘り強くキープしたところで倒され、フリーキックを獲得します。

27分には、7番伊藤敦樹と20番長倉幹樹のパス交換で、最後は7番伊藤敦樹がヘッドで狙う形も作ります。

30分には、3番関慎之介からのロングボールを相手ディフェンダーがクリアしたところを狙って10番渡辺陽がシュートを狙います。

36分には、40番橋岡大樹から、11番時里元樹、16番大西翔也、8番松高遼と上下でテンポ良い展開から攻撃の形を作ります。

残り時間が少なくなったところで、40番橋岡大樹からパスに20番長倉幹樹が抜け出して決めたように見えたものの、ここはオフサイドの判定。

そんなわけで、チャンスの場面をある程度、絞って書き出してもこれだけあるくらい、ゲームを支配していたものの、わずかなところで決まらずに結果的に0-0で試合が終了となりました。

実にサッカーではよくある、ゲームは支配しても0-0で終わるというケースで、ポゼッションがどうこうということではなく、ゴールを狙う姿勢も見せているチームですから、何が悪かったとかではなく、ツキに若干恵まれていなかったという感じでこの試合は良いかと思います。

気が付けば、ユーロ2016で優勝したポルトガルと同じ、初戦1-1、第2戦0-0という結果になってしまいましたが、内容としては、ポルトガルよりも、第2戦でだいぶ良いところまで上げてきているのが分かる試合でしたので、第3戦では、ビハインドから追いついてという形ではなく、この試合の攻撃の良いイメージを継続して、気持ちよく勝利して自力でグループ2位以内を奪い取って、決勝トーナメント進出を決めてくださいね。

今大会は、気温というところでは、比較的恵まれての第2戦までになりますが、今日のような大雨の中での試合は、暑さの中での試合とはまた別の疲労感を与えたでしょうから、休息日でしっかりコンディションを整えて、木曜日の第3戦へ向けて万全の準備を整えてくださいね。

お疲れ様でした。

ではでは。

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第40回日本クラブユースサッカー選手権2016/07/25 – 浦和レッズユースvs横浜FCユース 1-1引き分け・・・近いうちの2度対戦と初戦と難しさと

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どうも、ブクメです☆

世間は夏休みとは言っても、平日月曜日からスタートの今年のユースのクラブユース選手権ということで、さらに週末に絡むのが準々決勝くらいということで、話を聞くと、今年は足を運ぶのが、難しかったり、最初の方に有休をとってとか、ある程度高い位置まで勝ち進んでから足を運ぶ前提で休みを取るというご父兄の方やサポーターの方も多いです。

若干私も今年は、時間のやりくりに苦戦しつつですが、勝ち進んでくれれば全試合足を運べるので、そういう方のためにもしっかり伝えなければなと思っています。

今年も暑い群馬での開催になり、浦和レッズユースの初戦は、つい最近対戦した横浜FCユースと前橋総合運動公園で開催されました。

毎試合会場が変わるので、その会場のピッチコンディションなども試合には影響すると考えると、今日の初戦は、予選で利用した宮城総合グラウンドほどではないものの、見た限りでは、でこぼこしたところも多かったり芝が長めのところがあったりで、思うようにコントロールできていないと感じる場面が多い試合にもなりました。

グループステージは、40分ハーフということも、お約束としていったん忘れていたり。

今日の試合は、パッと見はそうは見えなかったものの、初戦の緊張感も今思えばあったのかなと思う部分と、短い期間の2度目の対戦ということで、リーグ戦で大勝した時には、相手に苦手意識を植え付けたという考え方をしたりしていましたが、逆に、相手の今度は負けないという意識を高めさせた部分も大きかったようで、同時に、切り替えようとしていても、大勝したイメージが残る中で、全く同じメンバーで臨んだことで、少し緩みが生まれたようにも見える部分もありつつ、さらには、サイド攻撃などしっかり研究されたところもあるようで、前回比較的自由にやらせてもらえたところが、対応されていたり、前線からのプレスが激しかったりで・・・と、色々考えられることはあるのですが、一つの全国大会で頂点を目指す戦いと考えると、そういう難しい試合で、相手にリードされた中で、しっかり追いついて追われたという結果がこの試合では、大きかったのかなとも思います。

だって、ね、ユーロ2016で優勝したポルトガルもグループステージは、引き分けスタートでしたから(でも、グループ3位ではだめなので、第2戦からは、しっかり勝とう的な。)

ということで、試合の話に移りますね。

この試合のスタメンと交代は以下の通り、

GK1番山田晃士、DFが左サイドバックに6番鈴木海都、右サイドバックに26番池髙暢希、センターバックに3番関慎之介と40番橋岡大樹、MFがボランチに16番大西翔也、左に9番川上エドオジョン智慧、右に23番シマブク・カズヨシ、真ん中に10番渡辺陽と8番松高遼、FWが20番長倉幹樹

となります。

試合の入りの部分では、相手の方が思い切って試合に入ってきたなという印象があり、特に相手の2トップが前線からかけてくるプレスに苦しめられ、また攻撃の回数自体は、序盤から浦和も少なくはなかったものの、ややコントロールミスが目立ち、相手のプレスの意識の高さと悪い意味ではまってしまって、なかなか思うようにいかないスタートになりました。

中盤の真ん中のところも、前回は高い位置で奪って仕掛けたり、高めの位置での攻防に勝っていたのですが、やや守備的な意識が強くなって下がり気味になっていた部分もあったかもしれません。

それでも、20番長倉幹樹のドリブルでの仕掛けや、16番大西翔也からの右前線への展開からの23番シマブク・カズヨシが持ち込んでからのクロスに20番長倉幹樹につなげた場面、6番鈴木海都の攻撃意識をもっての高めに上がっての9番川上エドオジョン智慧と10番渡辺陽の距離感がよくなった時のパス回しからの仕掛けなど、相手ゴールに迫るための動きとして良い部分も多く見受けられました。

ただ、トラップが長くなったり、ちょっとしたところでコントロールミスがチーム全体で目立っていた印象があり、そこで自ら試合を難しくしてしまったこともあり、それで相手に広く両サイドを使われて突破を仕掛けられて、ピンチになる場面もありました。

13分の左の6番鈴木海都から右前線の23番シマブク・カズヨシへパスをつなげての8番松高遼へのラストパスと、その奥を20番長倉幹樹がしっかり走っていたところ。29分の3番関慎之介からのロングフィードを相手ディフェンダーがヘッドで跳ね返すところを読んで8番松高遼がとって、23番シマブク・カズヨシに通ればというところや、前半終了間際の10番渡辺陽の力強いドリブルなど、狙いは良いプレーが何度かあったものの、それが相手が苦慮する仕掛けというところまでは、持って行けていなかったという前半でした。

何度か危険な場面もありつつでしたが、決定機自体は、両チームともほとんどない中で0-0で折り返します。

後半も、試合展開としては、前半とあまり変わらない展開で、こういう展開の時の采配として14番井澤春輝をワントップとして投入するなどして、長いボールを供給してという試みが増える時間帯を作りますが、なかなか試合の流れを変えることができないままに、21分に失点。

得点が欲しい展開でしたが、長めのシュートも、10番渡辺陽が、1,2回狙ったくらいで、いわゆる崩しの試みが上手くいかないものの、後半の終盤は、セットプレーを多く獲得することができ、そこから同点ゴールを狙いますが、ここもなかなか決め切ることができず。

追う展開での40分ハーフは、思ったよりも短く感じ、そのまま0-1で逃げ切られそうな雰囲気もありましたが、後半38分に、前線でパスを受けた14番井澤春輝が、相手ディフェンダーのプレスを受けながらも粘り強く自ら突破を試みて、シュートコースが空いたところで迷わずシュート。これが決まって1-1と同点に追いつき、土壇場で試合を振り出しに戻してくれました。

結果、試合は1-1で終了となり、苦しみながらも勝ち点1を分け合う形となりました。

グループのもう一つのカードも、1-1で終わったので、結果的に、このグループは、第2戦からが本当のスタートという位置づけでOKですね。

内容としては、あまりよくなくても、結果的に、負けずに終われる。これは、こういう大会では特に重要です。

連戦で大変だと思いますが、まずは、明日の愛媛FC戦にしっかり勝って、休息日を良い形で迎えましょうね。

割と、群馬での試合では、ピッチコンディションに苦しめられる印象も見受けられるので、毎試合会場が違うというのは、良いのか悪いのかなんとも言えませんが、明日の下増田のグラウンドが選手にとってやりやすいところであれば良いな~と願うばかりです。

ではでは。

あ、そういえば、前半の開始前の円陣が、かなりスタンド側のピッチサイド寄りになっていたのは、どうしてなんでしょうね?

キックオフ時間が押しそうで急かされていたとかなのかな。珍しい位置なので、不思議でした。

あと、キックオフ時間と会場の関係でグループステージは、見ることができませんが、浦和レッズジュニアユース出身の関敦也の所属するヴァンフォーレ甲府U-18も初戦FC東京U-18相手に0-0に抑えたということで、どんな試合だったのか気になりますが、キーパーなので、0に抑えたという結果のみで、まずは嬉しく思ったりしています。

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東京都社会人1部リーグ 2016/07/24 – 三菱東京UFJ銀行vs東京海上フットボールクラブを観戦・・・嬉しい再会!

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どうも、ブクメです☆

自分では調べ切れていなくて、偶然足を運んだ会場での再開、それも、対戦チームの両方に浦和レッズユースの出身選手がいる試合。嬉しいものです。

ということで、11時からの浦和レッズジュニアユースの試合でレッズランドに足を運んだところ、13時から人工芝グラウンドで、浦和レッズユース出身選手が多く所属しているチーム同士の試合がちょうどあるという話を聞きました。

大学サッカーに進んだ選手というのは、そこからプロの道に進む選手もいますが、現実的には、就職しましたという人の方が多い。これは、サッカーのプロ選手の数が限られているので当然のことです。ただ、あくまで、サッカーのみで生活するという道ではなく、働きながらサッカーをするという道を選んだだけで、サッカーを続けている選手というのは多い。愛着のあった選手が多いので、なかなかそこまで追いかけることはできないものの、どうしているのかは気になっているわけです。

今日は、実際そういう選手たちの姿を見られたわけです。これは嬉しいわけです。

東京都の社会人リーグの1部リーグの三菱東京UFJ銀行vs東京海上フットボールクラブの試合で三菱東京UFJ銀行には、池西希(32番キャプテン)と西山航平(5番)、東京海上フットボールクラブには、堀田稜(29番)が所属しています。浦和レッズユース出身であり、さらに偶然ですが、早稲田大学の卒業生なんですね、これが。

今日は、この3選手をまとめて、偶然見られたわけです。

また、同じリーグに所属しているアストラ倶楽部も練習していたらしく、浦和レッズユース出身で筑波大学出身の葺本啓太にも会えました。

もちろん、どちらを応援するとかはできないのですが、単純に、見て来た選手たちがプレーしている姿を楽しんで見させてもらいました。同時に、社会人リーグ(都リーグ1部)のレベルの高さを見ることもできつつ、その雰囲気も感じることができました。

なかなか、自ら足を運ぶ機会を作らなかった社会人リーグですが、このような機会で見られたというのも縁なのかなと思ったりする今日この頃です。

この縁を大事にしていきたいと思います。

楽しかった!

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U-18 埼玉県支部リーグ2016/07/24 – 浦和レッズユースvs与野高校 4-0勝利・・・久しぶりの支部リーグ観戦。

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どうも、ブクメです☆

どうも、詳細な情報をもらしがちな、浦和レッズユースのBチームが参加している埼玉県の支部リーグ。試合の情報を見つけていただきお世話になっている方ですら、14時キックオフと思っていて、早めにレッズランドに現れるようなちょっと正確な情報をつかみにくいリーグ戦ですが、私は、ここに足を運ぶまできょう開催という情報を見つけられていませんでした(私にとっては、よくあることですが。)

ということで、11時キックオフの浦和レッズジュニアユースの関東U15リーグから、ちょうど、この日は、現地に足を運んだところで13時から社会人の都リーグがレッズランドの人工芝のグラウンドで開催され、その試合に浦和レッズユース出身選手が多くいるという情報をいただき、さらに、この試合の情報もいただいた流れで、結果的に1日レッズランドの日となりました。

社会人リーグの前に、ユースの支部リーグを観戦したのでこちらを書きますね。

Bチームでもレベルの高い相手と真剣勝負の経験を積める場として、埼玉県リーグの一番下から参加して、ようやく4部まで来て臨む戦い。単純に、レベルでいうと、このカテゴリで最上位になるS1、S2リーグなどにならないと、やはり対戦相手には申し訳ないですが、力の差のある戦いが続き、試合を通して集中して戦うということが難しい状況もありながら、1年生メインで臨んでいるこのリーグも、無敗でここまで順調に勝ち点を積み上げているとのこと。

今日の対戦相手は、与野高校となりました。浦和のアカデミーで与野高校と対戦するという機会は、あまりないものの、浦和レッズユースでは、アカデミーの練習場に近いなど、いくつかの要因から、高校は与野高校という選手も割とこれまでも今も多いので、高校としては馴染みのある学校ですね。

ということで、試合の話に移ります。

この試合のスタメンは以下、

GK25番河畑光、DFが左サイドバックに37番林海斗、右サイドバックに32番北村龍馬、センターバックに29番大桃伶音と22番関大夢、MFが左に39番柳田大輝(後半14分⇒13番樋口颯太)、右に35番清宮昴大(後半スタート⇒27番上野夏輝)、真ん中に21番弓削翼と36番縄田脩平、FWが38番二見健太(後半スタート⇒33番佐藤陸人)と31番岡村勇輝

となります。

22番関大夢は、腕を骨折しているなどの話も聞いていましたが、包帯を巻きつつ出場していました。

得点の流れは、

前半8分に31番岡村勇輝のゴールで先制。直後に35番清宮昴大の惜しいループシュートなど、ゴールに迫る場面は多く作りつつ、追加点が決まったのは、前半24分。37番林海斗のゴールで2-0とします。

前半30分に38番二見健太がドリブルで持ち上がり、仕掛け、自ら決め切って3-0。

その後も、31番岡村勇輝のミドルシュートがバーを叩き、跳ね返ったボールを31番岡村勇輝が再び狙うも枠をとらえきれずという惜しい形がありつつ、前半を3-0で折り返します。

後半も攻めの回数は多いものの、中盤の21番弓削翼を経由してテンポよく攻めるなど、攻めの形として良いプレーも何度かあったものの、全体とすると、やや雑に見える部分も多く、決定機でそれほど相手のプレッシャーがかかっていないにも関わらず、大きく枠を外してしまうなど、なんというか、相手が後半終盤まで集中してプレーしている状況を見ていると、やはり、なんというかチームとしては雑なプレーが多いように感じられました。

結果的に後半15分くらいに、コーナーキックからの流れで、13番樋口颯太のシュートがバーを叩き跳ね返ったところを29番大桃伶音が合わせ、これが決まってスコアとしては4-0で勝利となりました。

どんな試合でもアピールと思ってしっかりやってほしいという気持ちは見る側としては強いものの、力の差のある相手とやる場合には、なかなか逆にやりにくい状況も生まれるので、実際には、難しいことも多いと思います。

ただ、過去見てきた中で、例えば、ユースの3年生の選手で主力として出ていた選手が、一時期Bチームの練習試合にしか出られない時期があった時に、そういう試合でも、一切手を抜かず、そこで強烈な存在感を見せていた選手がいました。その選手は、最終的にその年の終盤では、公式戦のスタメンとしてピッチに立ち、同じ存在感でプレーしてチームを引っ張ってくれました。

その選手は、今、プロの世界でより高い位置を目指して、自らに厳しく戦い続けています。

以前ほど、練習試合まで足を運んだり、この支部リーグをしっかり多く見るということはできませんが、過去にカテゴリ的には、格下になる相手と戦うような状況下でも、一切手を抜かずにプレーした選手がいたときは、ひと際目に留まるものでした。今日の試合でもアピールしようと頑張っていた選手も多いかもしれませんが、見る側としては、少し物足りなさを感じる試合にも思いました。

私は、こういう試合を見るときは、そういう意識がビリビリと伝わってくるような選手が見られると、すごく嬉しい気分になります。

個人の感想です。

ではでは。

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関東ユース(U-15)サッカーリーグ2016/07/24 浦和レッズJrユースvs横浜FC Jrユース 2-1勝利・・・全国大会前最後の公式戦を勝利で良い流れ作る。

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どうも、ブクメです☆

日曜日は、レッズランド開催のジュニアユースの関東U15リーグの観戦をベースにいくつか、他の試合観戦のプランも考えていたのですが、結果的に、1日レッズランドのみで3試合観戦という動きになりました。

ということで、3試合観戦して、明日の朝からユースのクラブユース選手権もスタートするため、申し訳ありませんが、今日は、1試合ごとのブログは短めにまとめさせていただきます。すみません。

前節、鹿島アントラーズつくばに0-3と悔しい負け方となった浦和レッズジュニアユース。今回の対戦相手は、少し前に夏の全国の予選で戦った横浜FCジュニアユースとの再戦となりました。

その一戦では、2-1と競り勝ち、比較的良いイメージを保ったままでの再戦となりましたが、リーグ戦のアウェイでの対戦では0-0と引き分けていたり、今シーズンのリーグ戦という意味では、浦和は、下位で苦しんでおり、相手は上位争いを繰り広げるという位置関係で単純に見れば、難しい試合になってもおかしくないという状況での一戦となりました。

実際ふたを開けてみれば、試合を楽にする追加点というところでは、決め切れない課題も生まれたものの、浦和が多くの時間でペースを握って、しっかり勝ち切ったという試合になりました。

この試合のスタメンと交代は、以下となります。

GK25番鈴木彩艶、DFが左サイドバックに2番清水楽人、右サイドバックに7番冨田蓮、センターバックに3番高橋孝太と6番苗加慶太、MFが左に19番佐藤優斗、右に13番石橋遼大(前半38分⇒5番奥山亮介)、真ん中に14番千葉希と8番玉城大志、FWが左に20番松村大也(後半31分⇒4番江原大和)、右に10番鳥海颯

となります。

前節怪我から復帰して途中出場となった8番玉城大志がスタメン出場となり、中盤真ん中は、14番千葉希と組んでという攻勢になりました。10番鳥海颯は、一つ前に上がって2トップの一角という形で入っていました。

序盤から、3分の13番石橋遼大の持ち上がりからのシュートや、5分のサイドから仕掛けた19番佐藤優斗のキーパーを強襲するシュート、10番鳥海颯の思い切ったシュートがバーをたたき、こぼれを19番佐藤優斗が押し込めればという場面など、10分くらいでも決定機を何度か作りつつ、球際の激しさも加わりながら、8番玉城大志の展開力が活かされる形が多く見られました。

いわゆる足元へのパス回しというよりは、味方の動きを考えて、このスペースに出すから走って欲しいという形のパスで、そこに19番佐藤優斗や20番松村大也、そして中盤で組んでいた14番千葉希がスペースを見つけて走り込んでそこにパスが通るなど、攻撃の形も増えている印象でした。

しかしながら、フィニッシュのところで、なかなか決め切れないという、課題の部分はこの試合でも出てしまっていたように感じます。

それでも、攻撃の形として、10番鳥海颯から右の13番石橋遼大へ展開して20番松村大也が仕掛ける形だったり、6番苗加慶太からのバックラインからの縦パスを7番冨田蓮がワンタッチで流して前線に供給しての攻撃、14番千葉希を経由して横に広く攻撃して7番冨田蓮、20番松村大也の攻撃など、攻撃の狙い自体は、可能性を感じる展開は多く見られながらの前半0-0での折り返しとなりました。

攻めながらの無得点という状況をなんとか打開してほしい状況で、後半8分に、一つの得点パターンとなっている2年生の20番松村大也が仕掛けてからのクロスに19番佐藤優斗が決めるという形で先制に成功します。

取っておきたい時間帯でしっかり先制することができ、その流れから、追加点を狙いに行く形で14番千葉希を経由しての10番鳥海颯のシュートや、7番冨田蓮のヘディングシュート、20番松村大也のヘッドからの7番冨田蓮の飛び出しなど、何度かゴールに近いチャンスを作りながら、16分に右サイドを抜け出した10番鳥海颯からのクロスを19番佐藤優斗がニアで合わせてゴール。これで2-0とリードを広げることに成功。

この後もペースとしては浦和ペースで進みつつ、できれば3点取って試合を決めてしまいたいところでしたが、3点目が取れないながらで、相手の思い切ったロングシュートが決まってしまい、2-1と1点差に迫られたところで残り10分ほどは、4番江原大和を投入して、5バックで守備の意識も高くしながら、しっかりとリードを守り切っての勝利になりました。

全国大会の予選では、難しい戦いで経験を積みながら結果も残して全国の切符をつかみ、良い流れで来ていたものの、リーグ戦に戻ったところでは、中断期間を挟んだものの、多めの失点で連敗という流れになっていた悪い流れをしっかり断ち切り、また、全国大会へ向けても、リーグ戦の残り試合を考えても、必要だった勝利という結果と攻撃のバリュエーションが増えたことも実感できる試合となりました。

今日は、出場がありませんでしたが、9番森田悠仁のポストプレーなど前線にあててという攻撃も一つのパターンとして計算できるところまで来ているチーム状況で、以前にも書いたように、層が厚くなり、色々な組み合わせで戦えるという予感も見られる試合となりました。

これで、次の公式戦は、8月中旬のクラブユース選手権となりました。なかなか、これまた、タフな組み合わせになりましたが、残り3週間で関西方面の遠征などあるということで、単純なサッカーのレベルとかだけでなくて、関西方面のチームの少し違った強さというものを肌で感じて、刺激を受けて、より成長した姿で、初戦のガンバ大阪戦でどのような戦いを見せてくれるのか、楽しみにしています。

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