第40回日本クラブユースサッカー選手権大会関東大会2016/06/04 – 浦和レッズユースvs鹿島アントラーズユース 0-0(pk勝利)・・・PK戦は嫌いですが、チームにとってこのPK戦勝利は大きなプラスになった

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どうも、ブクメです☆

今年からのトーナメント方式での関東予選と、負けたら終わりのこの試合での相手が鹿島アントラーズユースという状況が、こういう難しい戦い方を選ばせてしまったのかもしれませんが、逆に言えば、トーナメント方式の試合だからこそ、こういう我慢の戦い方を経験して、補い合ってギリギリの戦いで、ギリギリの勝利をチームで勝ち取るという、こういう試合をしないと得られない経験を、しかも、全国大会の本番で戦う可能性もある宮城総合運動場(群馬県の宮城です)で、そういう試合をできたというのは、思った以上に、大きいことなんだなと、家に戻り、気が付けば爆睡していて、目が覚めてから、ふと考えている土曜日の夜です。

ということで、このタイミングで、浦和レッズユースか、鹿島アントラーズユースが敗退しなければならないという、なんとも複雑な状況を作り出した、新レギュレーションでの夏の全国をかけた戦い。

まずは、負けないことが前提の戦いということで、今日の試合は、かなりやることが徹底された、ある意味、ポジションによっては、苦手なことを強いられることで、かなり選手によっては頭も体も消耗が激しくなった試合になったと思われます。

攻防というよりは、両チームとも、まずは、点を取らせないことが前提の相手の攻撃に対する防御という攻め(?)の部分が目立つ、見る側としてはかなり焦れる部分も多い試合となりました。

また、本戦の時期よりはまだましとは言っても、木陰を作れて日差しを避けて観戦できる私たちと違って、ピッチ上の選手たちにとっては、かなりの暑さとの戦い、さらには、見た目以上にピッチコンディションが悪い中での戦いとなりました。

この試合のスタメンと交代は以下、

GK1番山田晃士、DFが左サイドバックに6番鈴木海都、右サイドバックに26番池髙暢希、センターバックに3番関慎之介と40番橋岡大樹、MFがボランチに16番大西翔也、左に9番川上エドオジョン智慧(後半40分⇒16番樋口颯太)、右に11番時里元樹(後半34分⇒20番長倉幹樹)、真ん中に10番渡辺陽と8番松高遼、FWが14番井澤春輝

となります。

前の試合までスタメンだった、中盤右の2番高山大智が怪我らしく(試合後に、バスに戻るときに声かけて聞いたけど、ちょうど、答えてくれているときに、他の声が被って聞き取れず詳細は不明)この試合は、ベンチ外という状況。そのポジションに11番時里元樹が入り、中盤の真ん中に8番松高遼が入り、また、この大会に入ってから、このポジションでの起用が増えている14番井澤春輝が、1トップに入るという形になりました。

対戦相手の鹿島アントラーズユースは、プレミアリーグに所属しているということで、あまり状況がないものの、昨年と比べると、やや難しい戦いを強いられているらしいという話は聞こえてきていました。

たしかに、得点を奪うというところでは、昨年ほどの怖さは感じられなかったものの、守備のレベルの高さは、かなりのものでしたね。

前回の東京ヴェルディユースも浦和レッズユースの攻撃を研究してきているという印象は、ありましたが、人によっては、あれは、荒いんだよと感じる方もいるかもしれませんが、その辺のギリギリのところでの球際の激しさと、追い込み方、強さは、もしかすると昨年対戦した時以上だったかもしれません。

攻撃の選手は、相当ストレスを抱えるくらい、囲い込まれて、奪われるケースが多くなっていました。

おそらく、このポイントを重視して、1点取られたら逃げ切られる可能性があるという判断から、試合のプランとしても、点を取るよりも取られないことが徹底されていた印象が強い試合となりました。危険な位置では、決まり事として、はっきりとクリアすることなども徹底されていたようですね。

試合の序盤こそ、9番川上エドオジョン智慧の突破から、10番渡辺陽がシュートを試みる場面や、14番井澤春輝の前に11番時里元樹が回り込んで攻撃を試みる形など見られたものの、試合全体的には、ある程度、決められたポジションでしっかり守備をして、攻撃は大きく前線に放り込んで、相手の守備陣の強さに苦しめられるという時間が多かったように思います。

両チームとも、決定機はほとんどない試合ながら、試合の流れの中での決定機という点では、後半12分の相手が作った決定機がおそらくこの試合で最も流れの中から得点が入りそうな場面でしたが、ここを1番山田晃士が防いだことも今考えれば、PK戦での2本止めたことにもつながったのかなとも思います。

正直、点を取りに行く姿勢や試みが見たいというのが、応援する側の心理で、そういう交代がないな~と焦れている人が多かったと思います(私もです。)

ただ、冷静に考えてみれば、今日の戦い方は理にかなっていたかなと。

後半残り15分以降まで交代がないという、現体制では珍しい流れにも象徴されていたのかなと。また、その時間帯での交代で20番長倉幹樹と14番井澤春輝の2トップ気味にした時間帯は、実際に、唯一相手がほころびを見せる場面を何回か作り出していて、その隙を、8番松高遼がスペースに抜け出して試みてクロスを上げた場面や、ペナルティエリア付近での攻防の中での相手の対応に少しバタバタした様子が出た場面、そこにすかさず16番樋口颯太が投入されて、ロングスローで狙うなど、結果的には、その時間帯で得点を奪い切れなかったものの、駆け引きとしてはありだったのかなと思います。

本当に冷静に考えて、リスク負いすぎて、先に1点奪われていたら、集中して守り切られてしまうだろうというくらい、相手の守備は硬かったと思います。

だからこそ、浦和の守備も相手にとって脅威になっていたと思うんですね。リスクを追ってくれないことでのストレスは、相手に与えていたと思います。

で、PK戦ですが、毎度のことですが、PK戦に関しては、このブログでは、細かく書きません。PK戦になった時点で、記録としては、成功失敗は残っても、誰の責任とかそういう話にはならないので。それがPK戦なので、それは、公式結果を見てくださいということ・・・なのですが、今日の場合は、相手のシュートを2本止めた1番山田晃士のことは触れておかないわけにはいかないですよね。

決して相手のミスではないと思うんですよ。駆け引きでキーパーが勝って、反応したことでの2本止めたという事実。これは、書いておきます。

やっている選手にとっても、見ているほうにとっても、我慢しなければならないことの方が多い試合だったかもしれませんが、結果的に、0で抑えきって、PK戦で勝利した、補い合って勝利したという結果は、チームにとっては、言うまでもなく大きなプラスになりました。

何より、今シーズンということを考えると、今日の試合では、相手の守備でのファールぎりぎりのプレーの連続にイライラするような場面は実際に多かったと思います。こういう場面で、そのイライラを受けてプレーにまで影響が出るというケースも今年のスタートからは、見られる選手もいたわけで、こういうところで、当然、主張することはしていますが、チーム内で声をかけあっている部分も含めて、そういうイライラを誘発させるような挑発に対して、プレーでは激しくも冷静にできるようになっているという印象が強いのです。

それらも併せて、今日の試合は、勝ち切ったのですから、大事な勝負の試合で強かったのは、浦和レッズユースだったということです。

さてさて、あと1勝で全国が決まるというところまで来ました。

ユースのサポーターとしての経験も割と長くなってきた中で、夏の全国大会を決める試合でPK戦まで持ち込まれたという試合があります。その時は、予選はグループステージでしたが、残り1枠を4チームで争うという那須での順位決定戦は、全国のためには、2連勝するのみという状況下で、2試合連続でPKになり、その初戦が大宮アルディージャユースで、そのPK戦では勝利し、翌日が横河武蔵野FCでこの試合もPKになって、ここで敗戦したことがありました。

対戦相手という意味合いでは、少しこの時と似ていて、どちらが勝つかわからないと思われる相手とまずやって勝利し、勝負の試合の相手は、比較的、問題なく勝てるであろう相手だったということでしたが、ここで相手の守備に苦しめられてPK戦まで行ったという状況とPK戦まで想定していた相手に結果的に勝てなかったということがありました。

今年の不思議なトーナメントによって、明日の試合では、仮に負けても、まだチャンスがあるという点がその時とは違いますが、やりやすいであろうと思われる相手と戦う時ほど難しい試合になるということもよくあるのがサッカーですので、明日も今日と同じように我慢させる戦い方になるということは、ないと思いますので、相手が守備的に来ていても、そこをもぎ取る強さを明日の試合では期待しています。

今日ため込んでいた攻撃面でのストレスは、明日爆発させてください。楽しみにしています!

ではでは。

あ、関係ないのですが、この試合から、新しいデジカメに変わりました。写真を撮る腕が良くない私を、デジカメが補ってくれています。そのデビュー戦での勝利、ありがとうございます。

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第40回日本クラブユースサッカー選手権大会関東大会2016/05/29 – 浦和レッズユースvs東京ヴェルディユース 0-1敗戦・・・まだ何も失っていないけど。

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どうも、ブクメです☆

振り返ることは、良いことでもあり、悪いことでもある。1試合ごとに、もしここで決めていれば、ここで抑えていればと、悔しさを見せることも必要かもしれませんが、特にサッカーの世界でプロになっていくためには、現状をしっかり把握して、すぐに切り替えてしまっても良いこともあると思うんですね。プロになると、応援する数も増えて、サポーターの中にも、勝ち負けを最重要視して、負けただけで、その事実に怒ってブーイングをする。負けても良いということではなく、その内容や試みを理解しようと姿勢がないサポーターもいたり、そういう集団が力を持ってしまうチームもあったりするかもしれませんが、少なくとも、浦和レッズの育成環境では、基本的に、プロ向きの気持ちを見せないで、切り替えても良い試合で下を向いているようなことのほうが、ある意味ブーイングをしたくなります。

十分質の高い試合を見せてもらったと思っています。

なので、今日は、試合が終わった後、必要以上に悔しがる部分が見られたので、少しイラッとしました。下向いていることに怒って声を出していたサポーターの方もいましたが、私も同じ気持ちです。

トーナメント制になった夏の全国の関東予選ですが、今日の試合で失ったものは、はっきり言って何もないんですね。一足先に東京ヴェルディユースに全国を決められただけ。確かに前回いなかったチームの軸になる選手が今回いて結果的に敗れたものの、それが大きな差を作ったようにも見えません。リーグ戦の勝ち点を奪われたわけでもない。予選を突破するという大前提のために、あと2つ勝てば良いだけ。

試合は、実に面白いものでした。東京ヴェルディユースは、昨年は、大きめの選手を前線に配置する、ある意味東京ヴェルディユースにしては珍しい戦い方をしているというイメージがありましたが、今年の東京ヴェルディユースは、実に、これまで見て来た東京ヴェルディユースの印象と合致する。大きい選手はいないが、足元が上手く、1人1人のテクニックが非常に高い。素早いパス回しで、隙を見せると精度高くやられる。

そんな、東京ヴェルディユースに勝つときの浦和レッズユースは、個々のハードワークや、個人技などで、相手に思うようなサッカーをさせずに焦れさせて、気持ちで得点をもぎとるような試合が多い。

だから、応援するほうも、勝ってやったぞ!と気持ち良いんですね。で、敗れても、悔しいながらに、そういう要素を出し合った戦いになった場合のこのカードは、楽しい試合だったなという感想が残る。

今日は、もぎ取れなかったし、見た目できれいな攻撃をしたのは相手でしたが、実際、試合自体は、どちらに転んでもおかしくないという局面をしっかり作り出していました。

「たられば」の場面も確かに多かったので、反省材料にするべき点も多い試合ですが、運が悪かったために得点にならなかったと言う場面も多かった試合です。

一足先に全国を決められてしまいましたが、全国大会で勝ち進めば、当たる可能性も高い相手ですし、リーグ戦でも必ずもう一度当たりますので、そこで勝てば良いだけです。

近い期間に一度対戦したことから、こちらの長所を消す戦いも加えてきていたことも事実だと思います。よく対戦する相手というのは、こういうものです。

あ、でも、もしそうだったら謝りますが、絶対負けたくない対戦相手としての東京ヴェルディユースに負けたことが悔しくて悔しくて仕方がなくて、下を向いていたのであれば、それは、必要なことです。

言うまでもないことですが、1つの試合として見たときには、大変質の高い試合でした。

ここからの2試合は、プリンスリーグ関東でやってきた戦い方でいつも通りに戦えれば、問題なく2連勝できると考えています。対戦相手の名前ではなく、浦和レッズユースの今年の戦い方をやれば良いだけです。

前置きが長くなってしまったw

なので、試合内容は、ざっくり書きますね。

GK1番山田晃士、DFが左サイドバックに6番鈴木海都、右サイドバックに26番池髙暢希、センターバックに3番関慎之介(後半42分⇒15番荻原拓也)と40番橋岡大樹、MFがボランチに16番大西翔也(後半31分⇒13番樋口颯太)、左に9番川上エドオジョン智慧(後半25分⇒23番シマブク・カズヨシ)、右に2番高山大智(後半16分⇒7番伊藤敦樹)、真ん中に10番渡辺陽と11番時里元樹、FWが20番長倉幹樹(後半6分⇒14番井澤春輝)

となります。

これまでの試合同様に、激しいプレスで相手の攻撃を封じようとするも、細かいパス回しとテクニックでなかなか、相手の攻撃のリズムを崩すことができないという、やや難しい試合のスタートになり、また、おそらく、前回のプリンスリーグの対戦で苦しめられたと感じたであろう、サイド攻撃に対してかなりケアされている印象で、ドリブル突破をなかなか許してもらえないような展開が印象的でした。

容易には行かなくても、何度も試みることで、相手バックラインのミスを誘ったりすることには成功し、そこから大きなチャンスを迎えるという場面を、その流れから得たフリーキックなどセットプレーも含めて何度か作れていました。ここで得点を奪い取ることができていれば、相手のリズムを崩せた可能性もありますが、得点が動かない前半ながらも相手としては、攻撃に手ごたえを感じているという状況が続き、その流れが変わらない状況で、後半15分に、ペナルティエリア近くで、シュートコースを開けてしまった隙を見逃さずに決められてしまい、この試合が決勝点になりました。

いくつか采配の部分で気になる部分もあったのですが、この辺りは、今年は正直できるだけ触れたくないので、できるだけ良い意味として捉えてみるようにしています。

ただ、それでも気になったのは、例えば、この試合でセンターバックに入った3番関慎之介が、特に強さというよりは、危機察知的な部分で相手の狙いを摘み取るような点で、特に後半に前掛かりで行って反撃を受けた時などに、ここを使われるとかなり危険という場面で、素早く察知して摘んでいる場面など見られたものの、残り時間10分ほどで勝負にでるという意味は分かりますが、そういうプレーをしていたのに交代で下がることになったとか、気になりました。

前半は、相手の集中したサイド攻撃の対応に苦しめられた9番川上エドオジョン智慧も、後半スタートから、突破して、枠をとらえた惜しいシュートを放ったり、ディフェンダーを引き付けて6番鈴木海都に戻してそのクロスから、11番時里元樹のクロスバーを叩く惜しいシュートまでの流れを作ったり、前半よりも相手の対応に慣れてチャンスに絡む場面が増えてきたところで、交代になるなどもそうですね。

そういう疑問が残るところや、前線は高めの選手を置いておきたいという気持ちが強いような印象の起用(求めるプレー)になっていたりは、正直ありました。

ただし、じゃあ、それが悪い方向に行っていたかというと、代わって入った選手が、できる限りのことをやってやろうと、実際に後半終盤は、同点ゴールを奪っていてもおかしくないというチャンスも多く作ることができていました。

ただ、私が気になるだけでしょう。

実際、後半31分に投入された13番樋口颯太のロングスローやセットプレーのキッカーとしての狙いなど、チャンスの数が増えたり、ビハインドを背負っている状況下での同点ゴールを奪いに行くという狙いとしては、当たっていたと思います。

ということで、この試合を踏まえての次です。次は負けたら終わりの試合ですから。そこで、いつも通りの強さを見せつけてくれれば良いだけですから。

ということで、見どころの多い試合を見せてもらえたこの一戦の話は終わり。

この試合の後に、練習試合がありました。

メンバーと交代、得点経過など書きますね。

GK30番石井僚、DFが左サイドバックに24番関根束真、右サイドバックに17番立川将吾、センターバックに21番弓削翼と4番轡田登、MFがボランチに7番伊藤敦樹(⇒高山大智)、左に15番荻原拓也、右に13番樋口颯太(⇒16番大西翔也)、真ん中に23番シマブク・カズヨシ(⇒9番川上エドオジョン智慧)と8番松高遼、FWが14番井澤春輝(⇒20番長倉幹樹)

交代の時間がメモがごっちゃになって、わけわからなくなっていたので、時間は記載していません。

この試合は、14番井澤春輝のゴールで先制、一度は同点に追いつかれるも、途中から入った20番長倉幹樹の2ゴールで突き放し、終盤1点返されるも3-2と勝利となりました。練習試合とはいえ、意地を見せてくれましたね。

たぶん、選手それぞれこの試合にもつ感想は当然違くて、今回の私の文章に対して、何を言っているんだと思う選手もいるかもしれません。

たびたび書きますが、今年は、昨年築かれたことを元に、高いレベルの中で高い位置での課題というものを克服して、一つ抜けた強さを見せて、プレミア昇格まで走ってもらいたいと思って見ています。そういう目線でチームを見ていると、今日の試合後の姿は、物足りなさを感じさせるのです。

ということで、あと2つ。がっつり強さを見せてやりましょう!

ではでは。

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アカデミー卒業生関連2016/05/28 大学サッカー関東1部 早稲田大学vs慶應義塾大学・・・こういう時期も見ておきたいものです。

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どうも、ブクメです☆

5月28日の大学サッカー観戦2試合目です。西が丘サッカ-場で観戦した第2戦は、早稲田大学vs慶應義塾大学の試合です。

早稲田大学には、浦和レッズユース出身の新井純平(4年生)、慶應義塾大学には、小坂慎太朗(4年生)が所属しています。この試合では、小坂慎太朗は、残念ながらベンチ外。新井純平は、右サイドバックでキャプテンマークを巻いてスタメン出場となりました。

伝統の早慶戦ですね。早稲田寄りに応援していることが多いですが、個人的には、出身大学ではないこともあり、そういうライバル意識的なものは共有するのは正直難しいですが、今回の試合に関しては、そういう要素よりも、ここ数試合の早稲田大学が思うような試合ができていないという部分が、実際どういうものなのかを、見させてもらったという印象ですね。

第1戦の筑波大学の戸嶋祥郎も思い入れが強い選手になりますが、早稲田大学の新井純平に関しては、私のアカデミーを応援するようになってからの人生の中では、多く見守れるという点では、非常に縁のある選手です。

プライベートな部分での制約が少なく時間の作りやすい時期、資金的に余裕がある時期。そんな時期に、より多くのイベントを提供してくれた選手ですね。

そんな新井純平が、早稲田大学での最高学年でキャプテンを務め、チームをまとめるという役割を担っている今年。

ちょうどシーズン前に、東京農業大学との練習試合を見たときに、チームとしては、やや危うい部分もあるかなと思いながらも、公式戦が始まれば、集中して戦いチームとしても結果を上手く残せるスタートを切ることができました。

実際見た試合でも、ドッシリ感はこれからかなという部分はあっても、攻撃に連動性も見られ、勝負所で点が取れる印象でした。

で、前回見た試合が国士舘大学戦で、その試合は、引き分けに終わった試合でしたが、その試合以降、勝利がないという状況下での今日の試合ということもあるとは思いますが、やはり、自信を持った動きとパス回しができない部分が見受けられ、連動したプレーがなかなかできない状況に見えました。

慶應のサイドからのスピードのある右サイドの攻撃などにも苦しめられ、チームとしての声の掛け合いはできていたと思いますが、ラインコントロールなども苦しみ、中盤との距離が空き、奪った後の反撃のところで奪われて高い位置で逆に攻撃を受けることになったり、相手の戻りが早い守備に対して、前線の選手も余裕が見られないのか、テンポよく仕掛ける必要がある場面で、キープしてしまい気が付けば相手の守備陣形が整っている中に突っ込んでいくような状況になっていたり。

おそらく、ライバルとして戦っている大学同士なので、よりお互いの長所を消す研究もしているということもあるのでしょうが、やはり調子の良し悪しが試合にも出てしまったのかなと思います。

結果的に、早稲田大学 1-2 慶應義塾大学という結果に終わり、1点返したPKの場面では、そのPKにつながるクロスを入れたのは、新井純平なので活躍したという個人的な部分を書くのも良いですが、個人的には、それ以上に評価したいのは、声を出しすぎて裏返ってしまっている部分もあったりでしたが、苦しい時間帯で、かなりチームを鼓舞する声が出ていました。特に、国体などで一緒にプレーしていた中山雄希が傷んで倒れたときの声掛けとかは、新井純平らしいなと。

ジュニアユースの3年生くらいから、新井純平を見てきている中で、良い時期も悪い時期も見てきていますが、本人としても悪い時期にチームを立て直せなかった時のことをしっかり経験として蓄積して、キャプテンとしての最高学年でチームが少し調子を崩しているという時期を再び迎えているということは、ある意味一つの乗り越えるべき機会が与えられたものであるとも考えられます。

幸い、関東1部リーグは、まれに見る大混戦状態で、現状での苦戦は、シーズンの優勝争いには、あまり影響しないという考え方もできる、それくらいの混戦具合です。

もちろん、チームスポーツですから、個人でチーム全体をどうにかできるものではありませんが、新井純平には、キャプテンとしてやるべきこと、私が思うやるべきことの一つは、しっかり今日見られましたし、どう言われようが、それは続けるべきです。

粗削りですが、今日の試合を眺めただけでも、攻撃のところでも、逆境下でも存在感のあるプレーをして攻撃面をコントロールしてくれそうな選手も台頭してきていることもうかがえますし、期待値も大きいです。そういう選手をチームとしての考え方として、どう生かしていくかというのも、影響はしてくると思いますが。

言葉として適切なのか、わかりませんが、アカデミー卒業生を見るブクメの立ち位置としては、良い時期を見られることも嬉しいですが、こういう時期をいったん挟んで、そこから乗り越えて、浮上していく姿を見られることも嬉しいものなんですよ。

楽しみにしています!

ではでは。

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アカデミー卒業生関連2016/05/28 大学サッカー関東1部 駒澤大学vs筑波大学を観戦・・・ようやく戸嶋祥郎を見られた。

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どうも、ブクメです☆

5月最終の土曜日は、西が丘サッカ-場に、関東大学1部リーグの試合を2試合観戦してきました。今回は、第1試合が駒澤大学vs筑波大学、第2試合が早稲田大学vs慶應義塾大学で、それぞれの試合に、浦和レッズアカデミー出身選手が所属しており、スタメン出場している選手もいました。今回は、第1戦と第2戦をそれぞれ分けて、書きたいと思います。

まずは、第1試合の駒澤大学vs筑波大学の試合です。

筑波大学には、浦和レッズジュニアユース出身の戸嶋祥郎(3年生)と、浦和レッズユース出身の大川圭為(1年生)が所属しています。大川圭為は、まだ登録メンバーに入っていませんがスタンドにいるかなーと思って眺めていたのですが、聞いたところ、観戦したメインスタンドの反対側のバックスタンドで撮影係をやっていたとのこと。キーパーというポジションなので、特に簡単には、チャンスを与えてもらいにくいとは思いますが、じっくりチャンスをうかがって、ユースの時に見せた堂々としたプレーを見せてくれることを期待しています。

戸嶋祥郎は、昨年に1度チャンスはあったものの、怪我明けということで、メンバー外になっているタイミングだったり、どうも大学に進学してからは、見ようと思って足を運べるときに、メンバーに絡んでいなかったりで気が付けば、大学3年生までなってしまいました。1部に再び昇格した今年もほとんどの試合でレギュラー出場する存在となっているのは、情報をチェックする中でわかっていたものの、どうも、なかなかプレーしている試合に遭遇できず、縁遠いところもあったのですが、ようやく今日の試合でプレーしている姿を見ることができました。

ポジション的には、中盤の右でスタートでしたが、筑波大学は、ものすごくポジションの入れ替わりが激しく、中に入ってプレーする時間も長かったり、左サイドでプレーすることもあったりで、要するに一つのポジションに貼るということではなく、流動的にチャンスを作り、チャンスに絡むプレーをかなり質高くやっていることが見られ、なるほど、これなら確かに得点も奪えるのも分かるし、聞いたことある名前が多く見られる筑波大学の中でも、欠かせない存在になっていることがわかりました。

この試合は、得点はなかったものの、キーパーの好セーブにあって得点はならなかったものの、惜しいヘディングシュートなどありました。

ジュニアユース時代から、勝っても納得いかない試合だと、悔しい表情を見せるタイプの選手だったので、この試合も見ているこちらとしては、その質の高いプレーにかなり満足させてもらったのですが、本人としては、納得できない部分もまたあったのかな~という表情にも見られる部分もありつつ。やはり、戸嶋祥郎のサッカーに対しての自らへの厳しさと姿勢というのは、良いですね。ずっと変わらないですし、応援したくなるものがあります。

トップチームを応援する人にも、様々な見方をする方がいますが、育成系を応援する人たちには、共通する部分がある方も多いですが、当然、それぞれの応援したくなるポイントというものがあり、私の場合には、自分に厳しい姿勢でサッカーに取り組んで上を目指している選手というのが、最もひきつけられるものがあります。フィリピンで頑張っている、佐藤大介のように。戸嶋祥郎にも、同じような魅力を感じています。

ということで、個人的には、この試合では、戸嶋祥郎を見るという最大の目的を達成しつつ、期待した部分もしっかり見せてもらえたのですが、この対戦カードとして見たときに、気になっていたのが、駒澤大学の存在なんですね。

今年は、日本体育大学の吉原大を見た試合の対戦相手として駒澤大学を見たのですが、その時は、強烈なポストプレーヤーにシンプルにあてるサッカーでかなり日本体育大学が苦しめられる印象がありました(その日本体育大学も、その試合は悔しい思いをした吉原大が、その後活躍して、スタメンに定着して、連勝しているという嬉しいニュースもありますね。)

シンプルな戦いをあれだけ高品質に実行するチームでも、見た試合以外は結構苦しんでいるような印象が強くて、どうなっているのかと。その意味でも、久しぶりに見られる駒澤大学は、どんなものかと。

おそらく、ここしばらくの結果経過によるものもあると思いますが、どちらかというと細かいプレーで応戦しようとするサッカーになっていて、前回見たときのポストプレイヤーは、ベンチスタートになっていたり、印象ががらりと変わっていましたね。後半途中から、2枚替えで、その選手と、ロングスローが武器の選手がセットで入ってきてからは、前回見たようなシンプルで強いサッカーでゴールを狙う形で、ここからしばらくの時間帯は、セットプレー含めて、かなり筑波大学も苦しめられた印象がありましたが、結果的に、最後のところで仕事をさせなかった筑波大の粘りが勝ったという感じでしょうか。

純粋に、試合観戦というポイントでも、両チームとも、試みが面白いというか、そういうポイントも楽しませてもらいました。

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第40回日本クラブユースサッカー選手権大会関東大会2016/05/21 – 浦和レッズユースvsFC Gois 5-1勝利・・・気の抜けないトーナメント制

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どうも、ブクメです☆

東洋大学朝霞グラウンドというのは、大学サッカーの開催で何度か足を運んでいるイメージがあるものの、ユースの試合でここに運ぶというのは、かなりレアなケースで、でも遡ってみるとユースの試合で足を運んだことがあるなと思い、自分のブログで遡ってチェックしてみたら、「JFAプリンスリーグU-18関東2010/4/11 vs 流通経済大学柏高校 3-0勝利・・・手応えそのままに」という記事を発見したので、なんと6年前なんですね。もしかしたら、ほかにも公式戦でユースが足を運んだことがあって失念している可能性もありますが、このころの関東プリンスリーグの開幕戦がセントラル方式になっていたのかな(そこまで細かく調べてはいない)と思いつつです。

ということで、割と早めに他の方に教えていただいていたため、レギュレーションが変わることは聞いていたのですが、それがなかったら、グループステージでスタートしていた予選がトーナメント制に変わっていて、おそらく、びっくりしていたであろう今年の夏の全国大会予選がスタートしました。

これまでは、グループステージで出場枠に準じて、大体グループ2位以内に入れば全国出場で、3位だと過酷な順位決定戦という印象が強かった大会ですが、今シーズンからは、ジュニアユースの夏の大会のように一発勝負のトーナメント制の予選に変わったんですね。

とはいえ、関東の枠数が11あるので、1回戦で負けてしまうとその時点で敗退が決まってしまうものの、2回戦まで進むと、勝てばその時点で全国決定となり、敗れても、負け上がりのトーナメントで勝ち進めば本戦に出場できるというものになるようですね。

それにしても、その浦和レッズユースの入っている山で2回戦の勝てば全国が決まる一戦で当たる相手が、関東プリンスリーグで上位対決となってしまう東京ヴェルディユースが入ってくるというのは、どういうめぐりあわせなんだというか、若干悪意を感じるというか、さらに、本来は負け上がりになった場合は、少しやりやすい相手が入ってくるものだろうなと思っていたら、鹿島アントラーズユースが2回戦で敗れたとのことで、負け上がりになった場合の初戦がプレミアリーグの鹿島アントラーズユースになるという。

・・・と、そんなことを、試合が終わってから、他の場所で大学サッカーを観戦していた方とも合流しつつお酒を飲んで語っていたら、ブログを書くのがこんな時間になってしまいましたw

前置きが長くなりましたが、2つ勝ってしまって全国を決めてしまえば、この大会を勝ち進むことで公式戦で多く選手が、真剣勝負の場という形で経験を積む機会にできますし、全国優勝を狙うということであれば、予選の相手が難敵だからと躓いているわけにもいきませんからね、一気に行ってしまいましょう。

そんなこの大会の浦和レッズユースの初戦の相手は、FC Goisになります。あまり埼玉県の支部リーグには足を運べていないので、実際に試合を見たのは、数年遡ったケラミックカップの時くらいですが、埼玉県のチームの中では、比較的浦和レッズユースとはよく試合をしているチームになりますよね。以前と比べて、チームとして成長しているという話があるものの、まだ力の差がはっきりとある状況で、1回戦は、若干一方的な試合になりました。

よく、こういうトーナメント制の大会では特に、難しい初戦とか、緊張感とか、そういう部分を気にしながら気を引き締めて見るのですが、今年のチームには、あまりそういうことも関係ないようですね。

ということで、試合の話に移ります。

この試合のスタメンと交代は以下、

GK1番山田晃士、DFが左サイドバックに6番鈴木海都、右サイドバックに26番池髙暢希、センターバックに16番大西翔也と40番橋岡大樹、MFがボランチに7番伊藤敦樹(後半スタート⇒8番松高遼)、左に9番川上エドオジョン智慧(後半10分⇒23番シマブク・カズヨシ)、右に2番高山大智(後半23分⇒13番樋口颯太)、真ん中に10番渡辺陽(後半30分⇒34番白土大貴)と11番時里元樹、FWが20番長倉幹樹(後半12分⇒14番井澤春輝)となります。

バックラインに怪我の選手がでているということで、これまでのプリンスリーグとは、バックラインの構成が若干変わっています(この日は、被る時間帯にレッズランドでB戦も組まれていたということや、多少対戦相手との実力差も考慮してか、普段ベンチ入りしているメンバーなどがB戦の方でがっつり試合をするためのメンバーとしてこちらの帯同自体していないのかなという印象もありました。)

新たな怪我人ということでは心配な部分もありつつですが、逆に長く離脱していた選手がこの試合で復帰を果たすというケースも見られましたので、そういう点でのプラスの要素も感じられる試合となりました。

トーナメント制なので、ここで何かが起きて負けたら終わってしまうことから、その何かを起こさせずに早く試合を決めてしまうことが、多くの選手がピッチに立つことができる条件になるし、新1年生でもベンチに入っている選手もいたので、そういう選手がしっかりピッチに立てる展開になれば良いかなと期待していたとおりの展開を作ってくれました。

開始5分に、2番高山大智の右サイドからの仕掛けから26番池髙暢希につなぎ、相手ゴール前に持ち込んだところで折り返しを20番長倉幹樹がしっかり決めて1-0と先制すると、8分には、6番鈴木海都からのパスに再び反応した20番長倉幹樹が決めて2-0と開始10分以内で2点差とし、試合を楽にします。

時折相手の力強い仕掛けでヒヤリとする場面を作られつつも、攻撃の回数では圧倒的に浦和レッズユースが多く仕掛け続けながらも3点目がなかなか入らないという中で時間が経過していきましたが、全は39分に、ペナルティエリア外左あたりでフリーキックのチャンスを得ると、これを11番時里元樹が直接決めて3-0とし、結果的に前半のうちにほぼ試合を決める3点差をつけることに成功し、折り返します。

点差が少し開いたこともあってか、前線の選手に余裕が生まれるものの、そういうところでのえげつなさというか、相手が戦意をなくすくらい決めまくってしまうことが、こういう展開の試合でできないことが、もしかすると課題なのかなと思う部分もある、決定機で決め切れないという場面が後半は本当に多くなってしまっていたのですが、後半開始3分ほどで前線での20番長倉幹樹のプレスから相手のミスパスを誘う形でのオウンゴールで4-0とし、22分に11番時里元樹のアシストで交代で前線に入った14番井澤春輝が決めて5点目を決め、トータルでは5得点を奪うことができたものの、それと同数かそれ以上くらいの決定機を決めることができなかったので、若干物足りなさは残ります。

試合自体は、5点目を取った少し後に、相手チームの見事なシュートで1点返されたものの5-1と大勝という結果になっています。

全国大会へ向けての難しい初戦というイメージを全く感じさせなかったことは、頼もしいです。

チーム力という部分でも、力の差を見せつけたと思いますが、これは、全国大会へ向けてという部分とは少し違った要素になるかもしれませんが、今日の対戦相手で見事だなと感じたのが、これまでの関東プリンスリーグで対戦してきた相手と比べて、個々の選手の強さというところは目を見張るものがあり、結果的に、数選手が絡んだ崩しなどで浦和レッズユースが圧倒する形にはなったものの、個々の突破というところでは、かなりの確率で相手に止められてしまっていた試合でもあると思います。

1対1の強さという点では、前線の突破を強みとし、強みとして行きたい選手にとっては、感じるべき部分も多かった相手なのかなとも思います。

そういうことも考えつつですが、全国大会の予選ということで考えると、トーナメントという形で2回戦で東京ヴェルディユースが相手になるというのは、ある意味、あまり情報がないダークホース的な難敵と当たるよりは、相手の手ごわさも理解して、少し前に対戦した相手との再戦になるというのは、逆に、やるべきことと、集中しなければならない環境に強制的に置かれるので、むしろやりやすいのかもしれないと思う部分もあります。

バックラインの主力の選手が、怪我という点が少し気になり、次の試合に間に合うのかどうかということもあると思いますが、そのような状況下で、次の試合も意識して、試したいことや復帰選手が長い時間プレーできるという展開にしっかり持って行けたことは、大きかったなと感じます。

来週の2回戦を楽しみにしています!

あ、ちょっとユースの試合とは関係ないことなのですが、この試合のラインズマンが、どこからで見たことがあると思っていたら、以前、まだトップチームのゴール裏でしっかり応援していたころに知り合った若者(表現がおかしいかw)でした。年齢的には、現大学2年生になると思いますが、ゴール裏の仲間として知り合った若手という形で、ユースの選手のように成長を楽しみにしていたので、こういうところで会うとは思っていなかったので驚きつつ、こういう形で頑張っている姿を見られたことは嬉しかったです。今後も、試合の会場とか会うことがあるんだろうな~と思うとそれも、楽しみです。

ではでは。

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2016/05/14 – 思い出の地、トンニャットスタジアムでベトナム1部 サイゴンFCvsタインホアの試合を観戦

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どうも、ブクメです☆

今週末は、日本からベトナムに飛びまして、ホーチミンシティで過ごしています。現在私が頻度多くベトナムに足を運ぶきっかけになったのが、今回足を運びましたトンニャットスタジアムでのU19日本代表の大会になるのですが、当時浦和レッズユースだった関根貴大や、広瀬陸斗、また、その他にも高木大輔など、アンダーカテゴリの代表系に頻度多く足を運べていたころに、愛着を持った選手たちが多く召集されていたヌティフードカップという大会に2014年1月に足を運びました。この時に、お世話になった方との付き合いの中で、大きな転機があって、紆余曲折重ねつつも、2年以上たったいまだにホーチミンシティには多く足を運んでいます。

ただ、せっかく何度も東南アジアのベトナムに足を運んでいるのに、サッカー的な目的と合致することがこれまで、一度なでしこジャパンの大会がここで開催された時以外はなかったんですね。

基本的に、色々な国のリーグ戦など観戦するのが好きで、試合がなくてもスタジアム情報を収集したりするのも好きなのですが、ホーチミンシティと言えば、基本的にトンニャットスタジアム。少し足を延ばせばビンズオンなどあるのですが、基本的にメインの訪問目的が別のため、一人で数時間かけてサッカーのために動き回ることもできなかったりもします。

で、リーグ戦を観戦したいと思っていたのですが、このホーチミンシティを本拠地にするチームが1部リーグにいない状況のため(あるのですが、撤退したり、復活しても下部リーグからとかちょっと細かくはわからないのですが・・)なかなか足を運ぶ機会もなかったりしました。

で、そのホーチミンシティの本拠地のチームも2部にいるのですが、今シーズンは、凄いことがここベトナムで起こりまして。。

2部から昇格して今季より1部で戦っていたハノイFCというチームが、オーナー的な意向とかで、5節ほど消化したところで、本拠地をハノイから遥か遠くのホーチミンシティに移して、チーム名もサイゴンFCに変えて再スタートさせるとか、とんでもないことをやると言い出して、最初はそれをネタとして半笑いで見ていたのですが、この辺が通ってしまうのがベトナムらしいというか・・・ということで、ホーチミンシティでベトナムのトップリーグの試合が観戦できることになりました。

現地にいる日本人の方を誘ってみたのですが、テレビで眺めたことがあるけどレベルが低いから行かないと断られてしまいました。その方は、日本代表メインで応援される方なので、おそらく私とは、サッカーの見方が違うので断られると思っていましたが、やはり断られました。

ということで、一人で行ってきました。

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本来は、もう少し事前に調べて、試合観戦には臨む性格ではあるのですが、どうも、ベトナムという場所に慣れてしまったところもあって、まあ、なんとかなるだろうということと、チケットも自分の中での相場を超えなければ、買ってしまおうという流れで、トンニャットスタジアム名物?のタクシーでスタジアムに乗り付ける人には、何としてもチケットを買ってもらい方の登場は、今回も例外なくあり、試合開始まであまり時間がなかったので、相場と、その人をモギリの人のところまで連れて行って、このチケットが本物かまで確認して、でさっさと購入して入りました。

なんか、メインスタンドで見たいなと思っていたので、大体日本円で1000円までが許せる範囲かと思っていたのですが、たぶん、それでもそういう人が売っているので、相場よりは多少高めにされているとは思いながらも、中に入って席についてみたら、ど真ん中のVIPエリアでしたw 座席もまともでしょw

ということで、ハノイFCがサイゴンFCに変わって、ホームをここトンニャットスタジアムに変えてからのホーム3試合目が今日の試合だったわけですが、その席割が若干奇妙でした。というか、ありなのかなという。

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この写真が、メインスタンドから、バックスタンド側をとったのですが、このバックスタンド側がサイゴンFCファンの集まるエリアとなっているようです。その中でも、真ん中にこじんまりと集まっているのが、楽器など持ったコアなグループかと。

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で、この2枚が両ゴール裏のスタンドを撮ったのですが、アウェイのタインホアのファンでかなり密集していますよね。これにまず驚きました。応援のパワーもタインホアの方が凄かったですね。

そして、私が座っていたメインスタンドですが、ここは、ゴチャゴチャなんですかね。

最初、すぐ右前に、威勢の良さそうなタインホアのユニフォームをまとった男性がいたので、ここの数人は、そうなのかなとか思っていたのですが、基本的にこのエリアは、どちらがチャンスを作ってもどちらがゴールを決めても喜んでましたw 純粋なサッカー好きですかね。

サッカーのレベルで言えば、そもそも暑すぎる国なので、根本的に、最初から最後まで走り続けるようなサッカーをやろうとするチームがいないような気がしますが、そういう国の中でも、最近はあまり足を運べていませんが、比較的多く試合を観戦できていたタイのサッカーと比べると、やはり戦術的な部分だったりは、雑な印象は否めませんね。

共通しているのは、アフリカ系の外国人選手が好まれ、中盤にヨーロッパ系の選手がいて、こういった外国人選手が思った以上に献身的なプレーをよくするという印象は変わらず。

ただ、日本のサッカーをよく見ている人からすると、レベルは低く見えることは否めないと思います。

サッカーに対してドライなホーチミンの人々をサイゴンFCがどれだけ魅了できるかが課題とどこかで読んだ気がしますが、実際ドタバタがあっても今日も3-1で勝利して上位をキープしていますし、ベトナムではどうかはよくわからないものの、女性が好きなピンク系をホームカラーにしていますし、スタートとしては、それなりに上手く行っているようにも見えましたが、まあ、1試合だけですので私にはわかりません。

今後も、ホーチミンに来る機会は多くなりそうなので、予定が合えば足を運んでみてみたいなとも思います。

様々な国でサッカーを見ると、本当にレベル関係なく、その国その国で、まったく違った環境を前提としたサッカーや好まれるスタイルがあり、それを肌で感じられるのが楽しいです。

プロを目指す選手が、ヨーロッパの強豪など高いレベルでプレーすることを目指すのは良いことですが、同時に、「サッカー」というものを、自らの幅を広げる見方をできるようになると、より目指す道への幅も広がってくるように感じられます。まっすぐ向かうよりも、幅を広げることで、結果的に、最初の目標がより近くなるということもありますからね。

私は、できるだけ、サッカーに対しての頭が固くなりすぎないように、レベル関係なしに、様々な場所でのサッカーを見るようにしています。実際に、得られるものは、多いです。

ということで、久しぶりに、浦和レッズのアカデミーとは全く関係ない脱線系のブログを書きました。

ちなみに、日本も暑かったようですが、こちらは・・・あえて言いませんw

ではでは。

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プリンスリーグ関東2016/05/08 – 浦和レッズユースvs前橋育英高校 2-1勝利・・・3連勝で中断を迎える良い状態も、気持ち複雑に。

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どうも、ブクメです☆

ゴールデンウィーク最後の週末の土曜日は、当初、筑波大学で活躍している浦和レッズジュニアユースの戸嶋祥郎を見にフクアリに行こうと思っていたのですが、諸事情で、その試合はサッカー観戦自体ができず、その試合でも戸嶋祥郎がゴールを決めたようで、より見に行きたい気持ちが強くなりました。

そんな、思っていたサッカー観戦ができなかった土曜日から、実は、今日日曜日も若干バタバタした中で、頭の中では集中しにくい状態ではあったのですが、しっかり足を運ぶことができました。 浦和レッズユースの試合の中では、アウェイの前橋育英高校戦というのは、なんだか今日のような晴天で暑いようなイメージがあります。若干苦手意識を感じるような部分もあったのですが、思い返せば昨年の開幕戦は、ここで勝利しているんだなと。遡った時の引き分けに持ち込んだりはしたものの、苦戦するイメージというのが強く残ってしまっているのかなと思ったりしますが、それは、プレーしている選手にはあまり関係ないことですね。

さてさて、よく浦和レッズありきで応援できるかどうかということを最近は書くことがありますが、私が応援するベースは浦和レッズのアカデミーになるものの、そのチームの試合では、完全に知っている選手がいても相手チームを敵とみなせるという状況下にないわけで、これは、サポーターとしては、完全にダメなタイプなのでしょうが、実際そうなので、それを隠すこともできないわけです。 これまで、浦和レッズのアカデミー出身選手が別のチームになっての試合というものは、それぞれでは、見ることがありますし、チームを離れた大学などでは、出身選手同士の対戦というもの、それぞれの選手の成長を見る場としても、多少どちらかのチームによって見る形になることはあれども、割とフラットに楽しませてもらえるわけです。

もちろん、浦和レッズユースvs対戦相手にアカデミー出身選手がいるというケースはこれまでにあったものの、プリンスリーグなど公式戦の真剣勝負の場でということで言えば、スタメン出場で相手チームに2名アカデミー出身選手が出場しているというケースは、私が観戦した試合ではあまり記憶にないような。世代別代表で関わった選手や、国体がらみで関わった選手との対戦ともまた別の意味で、今日は、若干私としては、気持ち複雑に観戦した部分もあります。でも、一つの戦いとしては、浦和レッズユースを一番上に置いてこのカテゴリは純粋に応援しています。

はい、ということで、今日の対戦相手の前橋育英高校には、浦和レッズジュニアユース出身の3年生の浅賀祐太(18番)、2年生の角田涼太朗(3番)の2選手がセンターバックでスタメン出場している状況下での対戦となりました。その辺は、また最後に触れるとして、結果的に浦和レッズが難しい試合をものにして3連勝した試合のことを書いていきますね。

この試合のスタメンと交代は以下、

GK1番山田晃士、DFが左サイドバックに6番鈴木海都、右サイドバックに3番関慎之介、センターバックに5番遠藤凌と40番橋岡大樹、MFがボランチに16番大西翔也、左に9番川上エドオジョン智慧(後半29分⇒15番荻原拓也)、右に2番高山大智(後半35分⇒17番立川将吾)、真ん中に10番渡辺陽と11番時里元樹(後半44分⇒14番井澤春輝)、FWが20番長倉幹樹(後半17分⇒23番シマブク・カズヨシ) となります。

前節と同じスタメン構成になりますね。

終始明らかに試合に影響するような強風が吹く中、おそらく、前橋育英高校に選択権があったと思いますが、前半風下で、後半有利になる風上を選択するという形を取り、今日は、前半のうちに2点を浦和レッズユースが奪うことができたことで相手のプランが若干崩れたところはあると思いますが、確かに相手の狙い通り、後半は、細かくつなぐようなサッカースタイルではない浦和が、風も味方にした相手の攻撃に対して、苦しめられたなという印象は残ります。

また、ちょうど、今日は試合を一緒に見ていた方が、割とフラットにサッカーを色々見ている方で、前節の前橋育英高校の試合も観戦したということで、その時からの変化などの情報もいただきながら、サイド攻撃のところでの対応などこの試合のために若干変更してきたのではないか(そもそも、前節退場者を出して出場停止の選手がいるとかですよね)ということでした。 確かに、9番川上エドオジョン智慧のサイドからのドリブルでの仕掛けなどは、それでも突破してチャンスを作る回数は多かったと思いますが、意識的にいつもよりもケアされてしまっていたようには感じます。

また、中盤の11番時里元樹と10番渡辺陽のところも、これまで通りにはやらされてもらえていない印象もありました。 集中力高く、風向き的には決して有利ではないものの、ディフェンダーの間に細かい動きができる選手が、裏を狙って走り込んでくるプレーなどは、毎回見ている前橋育英高校らしいなと感じさせられ、何度か、そのプレーで危ない場面も作られていたのも事実ですが、結果的に、チームとしての調子の差もこういうところで出るのかもしれないなと思うくらい、フィニッシュのところで相手は精度を欠くことが多かったですね。 浦和レッズの攻撃ですが、前半序盤は、例えばオフサイドになったものの、前半4分の9番川上エドオジョン智慧と6番鈴木海都の左サイドからのパス交換からのクロスに20番長倉幹樹がヘッドで合わせてネットを揺らした場面など、突破の部分でケアされていたものの、その分サイドバックの6番鈴木海都が絡むことでの打開の試みが多く感じられました。

18分の2番高山大智がパス交換からサイドを攻め上がり、折り返しから10番渡辺陽が狙う惜しい場面など、単独の突破に関しては、サイド、真ん中ともになかなか隙を見せない相手に対して、一人二人を経由してサイドからの攻撃でチャンスを作りながら、逆に相手の攻撃の際には、セットプレーを与えてしまう回数も多く、試合の流れ自体は、どちらに転ぶかわからない中でしたが、この流れを浦和レッズユース有利の流れにした先制ゴールは、28分。

この試合は、得点や失点の流れをちょうど見逃してしまうことが多く、先制点も別のところを見ていて、気が付いたら、20番長倉幹樹が豪快にけり込んでゴールになっていたのですが、見ていた方に聞くと相手のミスからの得点ということだったのと、プリンスリーグの公式記録で見ると6番鈴木海都のアシストになっていたので、相手ミスからボールをキープした6番鈴木海都が落として20番長倉幹樹がペナルティエリア外くらいから豪快にけり込んでのゴールという感じなのでしょうか。 いずれにしても、この時間帯に得点したのが浦和レッズユースだったというところが、勝てているチームと、なかなか勝てていないチームの差として出てしまうのかもしれないなと感じる部分もありつつ。 更に、前半終了間際にこの試合では、サイドからのマッチアップの流れから、足を痛める場面もありましたが、それでも果敢な仕掛けを止めなかった9番川上エドオジョン智慧のドリブル突破から、11番時里元樹をを経由して最後は、10番渡辺陽が決めて2-0とした瞬間に笛がなり、前半2点リードで折り返すことに成功します。

そして、先ほども書きましたが、強風を受ける形になった後半は、かなり苦戦を強いられましたね。

後半5分に、周りからはオフサイドじゃないのかという声も聞こえたものの(すみません、この失点の場面も、ちょうど別のところ見ていて見逃してしまいましたので細かいことはわかりません)、相手の反撃を受けて1点返されます。 強風で高めのボールがかなり戻されるような状況でしたが、相手のプレッシャーを受けて、バックラインの細かいパス回しが狙われるなどあり、クリアボールを大きく蹴ろうとするものの戻されるというような、なかなかディフェンスラインは神経をつかうような場面が多くなる後半でしたが、受けてカウンターという場面も、前節に比べると、切り替えが若干遅くなっていたのか、相手に対応されていたのかは、判断が難しいところですが、数回カウンターでチャンスは作ったものの、相手が攻め込む時間帯で効果的なカウンターをあまりできていない印象がありました。

そんな中でしたが、後半16分には、厚みのある攻撃で追加点が決まったかと思われるくらいのチャンスが作れた場面があったのですが、ここで押し込み切れず。また、25分くらいには、カウンターから9番川上エドオジョン智慧がシュート性のクロスがゴールを襲う惜しい場面もありました。 30分には、右サイドから突破した2番高山大智からのクロスに交代で入った15番荻原拓也がヘッドで合わせる惜しい場面があったものの、これは、相手キーパーに阻まれます。

38分には、カウンターの形で数的優位な状態で23番シマブク・カズヨシが中盤で受け、右サイドを走る2番高山大智にラストパスを狙いますが、ここは相手キーパーが反応して防がれます。 互いにチャンスを作りながらも2-1の状態から得点が動かず、残り10分くらいからは、35分に投入された17番立川将吾が、あまり攻撃の方に意識を置きすぎずに、風向きからも、残り時間を考えて、上手く時間を使うプレーなども見られつつ、15番荻原拓也と23番シマブク・カズヨシがパス交換からゴールを狙うなど、狙えそうなときには狙いながらでしたが、残り時間がわずかになったところで、数回相手の反撃からコーナーキックを与える場面があり、そのうちの一つがバーに当たって、ラインを割ってもおかしくないようなピンチになりましたが、ここは、なんとかラインを割らなかったようで失点にならず、結果的に2-1で逃げ切る形で浦和レッズユースの勝利となりました。

今日の試合は、浦和レッズユースにとっては、ある意味アウェイらしい、天候も含めて、上手く相手の戦い方にはまりかけたところがある決して強さを見せて勝ち切ったという試合ではなかったですが、総合的に勝利に値したということなのだと思います。

この試合の後に、40分ハーフで練習試合(主審が公式戦仕様だったので、練習試合ではなかったかもしれません)がありましたので、メンバーと交代、得点経過だけ書きますね。

スタメンと交代は以下、

GK30番石井僚、DFが左サイドバックに15番荻原拓也、右サイドバックに17番立川将吾、センターバックに4番轡田登と22番関大夢、MFが真ん中にに13番樋口颯太と14番井澤春輝、左に23番シマブク・カズヨシ(後半20分⇒20番長倉幹樹)、右に26番池髙暢希、FWが42番練習生、43番練習生 となります。

埼玉県支部リーグも今日はレッズランドであった関係で、こちらの人数は最小限で、また、詳細不明(少し聞きましたが、書く段階ではない)ですが、中学3年生の別クラブ所属の練習生が2名参加していました。 この試合に、同じく前橋育英高校に進学した浦和レッズジュニアユース出身の1年生森隼平が出場するような話も聞いていたので、「どの選手かな?あれかな、これかな、でも違うような気がするな」と若干気持ちがそれてしまいながらの観戦になったしまったところもありました(結局、控えに入っていて出場は、なかったようです。)

この試合は、前半0-0で折り返し、後半3分に26番池髙暢希のゴールで先制し、同点に追いつかれ、42番練習生のゴールで2-1と逆転し、再び追いつかれ、終了間際に逆転されという後半から一気に得点が動く試合でしたが、結果的に2-3で敗れるという結果になりました。 浦和レッズユースにとっては、連勝を3に伸ばし、さらに、ここからクラブユース選手権の予選に入り、1か月半くらいプリンスリーグは中断期間に入りますので良い流れで中断期間に入れましたね。 えと、レギュレーションが変わったらしいのですが、細かいことがよくわかっていないのですが、今年からクラセン予選もジュニアユースのようにトーナメント制になったらしいので、1戦必勝で、3勝くらいすれば全国にたぶんなると思います。

プリンスリーグ関東での今年の戦いぶりを見ていれば、開始から相手の勢いに飲まれることは考えにくいくらいどっしりした戦いをできているので、予選でつまずくことはないと思いますが、それでも何が起こるかわからないトーナメントですので、気を引き締めて、また別の大会として頭を切り替えて準備をしてもらえればと思います。

さてさて、ここで最初の話に戻りますが、前橋育英高校のスタメンセンターバックに2人の浦和レッズジュニアユース出身選手が先発していて、特に、以前から出場機会を得ているらしいと聞いて、ちょうど足を運べたタイミングなどでは、怪我などで出場していなかったために、ようやくこのタイミングでスタメン出場していた浅賀祐太のプレーを見られるのは嬉しかったですね。

そして、一気に身長が伸びて、だいぶ印象が変わった角田涼太朗も含めて、浦和を応援しながら、真ん中からの攻撃を食い止める二人に嬉しい部分もあったり。本当に複雑でした。言葉で表すのが難しいです。

さらに、ユース世代の観戦では、完全に浦和レッズユース側に立って応援する形にはなっているので、試合が終わって帰り際に二人ともにちょうど会うことができたものの、どう声をかけて良いかよくわからず、意味のわからないことを口走ってましたね、すみません。 今年の前橋育英高校がなかなか結果がついてこないという状況下で、難しい局面も多いとは思いますが、ピッチに立てているのであれば、気持ち切らさずになんとかチームを浮上させ、次に試合を見られる機会があれば、勝利して良い表情で会えると嬉しいです。

その時は、がっしり握手しましょうね!

前橋育英高校に進学した浦和レッズアカデミーの選手はここ数年増えていて、全員把握できているか若干不安ですが、あとは、1年生の森隼平、2年生の山崎舜介と山崎広大の2名も試合に絡んで、次回浦和レッズユースのホームで戦う時は、大いに浦和レッズユースを苦しめてもらいたいです。

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状態の良いチーム同士の真剣勝負という構図で見られると、また違った気持ちで見ることができると思います。その時を楽しみにしています! ではでは!

アカデミー卒業生関連2016/05/04 U-19関東大学選抜選考会を見に、東伏見に行ってきました。

どうも、ブクメです☆

ここ数日強風の日が多く、サッカー観戦ということを考えると、プレーする選手にとっては、やりにくい状況が多くなっているなと感じます。それに加えて、朝まで大雨が降っていた状況でどうなるかと思いましたが、足を運んだ時には、風の強さは残っていたものの、天気は回復して晴天になっていて良かったです。

ということで、ゴールデンウィークの5月4日は、早稲田大学東伏見グラウンドで開催された、U-19関東大学選抜選考会を見てきました。ピッチ上の選手にとっては、選抜選考会なのでアピールの場になるものの、浦和レッズユース出身の小木曽佑太(東京国際大学)、影森宇京(東京農業大学)、松澤彰(法政大学)の3人が選ばれて、同じピッチ上に立つ姿を久しぶりに見られるということで、こちらとしては、その姿を楽しんできましたという感じですね。

2020年の東京オリンピックを視野に入れて、今年から各地域の大学選抜にも、2020年に23歳になる世代の大学選抜を立ち上げていくという感じのようですね。

今後は、また関東の場合は、大学選抜A、Bくらいまで作って、各地域の選抜の中から、U-19日本大学選抜が選ばれて遠征とかやっていくのかな~と思いつつ、その可能性のある選考会にまず3人のアカデミー出身選手が選ばれたということが嬉しいですよね。

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35分x3本の試合の中で、ディフェンダーの小木曽佑太も含めて、得点という結果は残せなかったものの、惜しいゴールの場面もありつつ、アピールという点では、ある程度できていたかなと思いつつ、どのような選考基準で今後絞っていくのかが、わからないのですが、この世代でこういう可能性がある選抜が新しくできたことも、一つのチャンスですから、絡んでいけるようであれば、しっかり絡んでやってもらえれば良いなと思います。

このところ、あまりカテゴリ別の日本代表の試合などに足を運ぶことが状況的にないため、ベースとして見ている浦和レッズユースきっかけで見る対戦相手などで印象に残った選手を覚えておいてという感じだけで、選抜という形で多くの選手が召集されていた今回ですが、あまり知っているという選手が多かったわけではないのですが、今回のような機会があることで、知っている選手以外にも印象に残った選手が数名いたので、そのあたりの選手も頭に入れつつ、大学サッカーでも楽しめる要素が増えていくかなと思いつつ。でも、やはりベースは、長く見て来たアカデミー出身選手がもっとたくさんこういう場に絡んできてもらって、活躍して、アピールして、チャンスを広げてつかんでもらえるのが一番うれしいので、頑張ってもらいます!

ではでは。

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アカデミー卒業生関連2016/05/1 高円宮杯U-18プレミアリーグ 大宮アルディージャユースvs流通経済大学付属柏高校を観戦

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どうも、ブクメです☆

最近、情報収集力がやはり低下しているのだなと感じるのは、今日、ユースのJYPSLの延期分の試合があることを全く知らなかったです。足は運べなかったですが、大勝したようですね。結果だけ見てもしっかりアピールできているなと感じる部分もありつつ、前半5点取って後半無得点で2失点しているのは、どういう流れになったのかなと気になりつつ。

5/1は、NTT志木グラウンドで開催されたプレミアリーグの大宮アルディージャユースvs流通経済大学柏高校の試合を観戦してきました。

試合を見るというよりは、今シーズンのプレミアリーグで流通経済大学柏高校に進学している浦和レッズジュニアユース出身の選手が多く出場機会を得ているという情報があるため、久しぶりに見ておきたいなという理由が大きいです。実際、この試合では、スタメンで2年生の菊地泰智、3年生の高橋海翔が出場し、後半途中から河内渉真も出場し、1年生の佐藤輝は、まだ絡んでいなかったものの、結果的にアカデミー出身選手3人のプレーを見ることができました。

ただ、純粋にプレミアリーグのピッチでアカデミー出身の3選手がプレーしているという部分を喜ぶには、少し所属チームが難しい状態にあるということで、その点では複雑な気持ちになる部分もありました。

浦和レッズユースが、このリーグにしばらく絡んでいないこともあり、さらに基本的に、見て来た選手がいない試合には、あまり足を運ぶ気にならない観戦方針(方針というか、行きたいと思わないから行かないだけ)のため、プレミアリーグ自体を90分しっかり観戦するというのは、かなり久しぶりになると思います。

そのため、プレミアリーグ自体の情報も、終盤に関東のチームがプリンスリーグに降格しそうかを気にするタイミングで、チェックしたり、チェックしている人から話題が出たときに、頭の片隅に入れておく程度だったので、足を運ぼうと思って初めて、今シーズンのプレミアリーグの状況をチェックしたのですが、今日は、開幕から3連敗しているチーム同士の戦いという構図になってしまっていたのですね。

結果的には、3選手がピッチでプレーしていた流通経済大学柏付属高校が4連敗するところを見ることになりましたので、気持ちは複雑です。

ただ、先発して攻撃的なポジションでプレーしていた菊地泰智は、チームの攻撃面で欠かせない存在になっていましたし、実際、クロスバーを叩く惜しいシュートなどゴールに迫るプレーや、前線からのプレスなど質の高いプレーを終始見せてくれていましたし、センターバックの位置に入っていた、高橋海翔は、バックラインから精度の高いフィードを多く供給していました。また、後半途中から河内渉真が右サイドに入ったことで、久しぶりに、バックラインに2選手が並んでプレーするところが見られました。難しい時間帯に入った河内渉真でしたが、ロングスローなどで打開を図るプレーなど見られました。

チーム状態が悪い状況での試合に関して、1試合だけ見て、どこが悪いだの細かく書いても仕方ないので、今回は、アカデミー出身の選手が3名出ていた、もう1人も早く絡んで、また見られる機会があったときに、私が見たあの時が一番悪い状態でその後浮上して、気が付けば、高い位置で4選手が活躍しているとかになっていれば良いなと思います。そんなときに、またもう1試合観戦できたら、あの時はこうだったけど、今はこうなっています的な内容を書けると良いなと。

頑張っている姿を見られたので、今度は、充実した表情を見たい!

ではでは。

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プリンスリーグ関東2016/04/30 – 浦和レッズユースvs東京ヴェルディユース 3-2勝利・・・選手の成長を見られた試合

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どうも、ブクメです☆

やはり、会場が近くても、羽根倉橋を車で通過するかしないかだけで、かなり所要時間が変わってしまうのが、浦和付近のサッカー観戦あるあるです(・・・よね?)

13:30からのジュニアユースの試合を観戦し、15時10分くらいには会場を後にしたので車がおける場所が遠くなったことでの移動時間のあるなしに関わらず、NTT東日本志木グラウンドから大原サッカー場への移動は、羽根倉橋を通る必要があり、試合観戦中は、それほど橋が混んでいる様子ではなかったのですが、ちょうど移動時に混んできたらしく、そこを通過するだけで15分くらいかかってしまったかもしれません。

結局、大原サッカー場到着は、16時10分ごろとなり、試合には間に合いませんでした。

ということで、今回の試合観戦は前半15分ごろからになり、前半は、見る場所が定まらず、あまりしっかり見られない場所から見たため、先制点は、大まかな形しかわからなかったり。そんなこともあります。でも、良い試合が見られたから、私が遅れようが、そんなことは、どうでもよいことなのです。

個人的には、大原サッカー場は、もろもろ理由があり、試合観戦するのはあまり好きな場所ではあないのですが、芝のコンディションがあまりにもきれいで、プレーする選手にとっては、最高のコンディションが用意されているなと感じつつ。

はい、ということで、結果を見れば、言葉通りの右肩上がりで、負け、引き分け、勝ち、と3節まで、順調に調子を上げている浦和レッズユースの今シーズンのプリンスリーグ関東での戦い。

大きな課題が早めに出て、そこに関しても少しずつ改善されると共に、気が付けば、リーグ全体が混戦模様になり、今回の第4節東京ヴェルディユース戦に勝利すれば、得失点差は、他チーム次第になりますが、勝ち点では、リーグで最も多い数になるという試合。

相手ペースになった時の対応という部分で危うさを見せているものの、それ以外では、一つレベルの違う戦いを見せられる水準になっている今シーズンのチームだと思って見ています。

まず、試合の流れなど書いてから、今日感じられたことなど書きたいと思います。

この試合のスタメンと交代は以下、

GK1番山田晃士、DFが左サイドバックに6番鈴木海都、右サイドバックに3番関慎之介、センターバックに5番遠藤凌と40番橋岡大樹、MFがボランチに16番大西翔也、左に9番川上エドオジョン智慧(後半34分⇒17番立川将吾)、右に2番高山大智(後半38分⇒15番荻原拓也)、真ん中に10番渡辺陽と11番時里元樹(後半45分⇒22番関大夢)、FWが20番長倉幹樹(後半24分⇒23番シマブク・カズヨシ)

となります。

前半は、立ち見スペースあたりで、少し遠目に眺めていましたので、あまり細かくはわかりませんが、(空白の15分)のあと、9番川上エドオジョン智慧のドリブルがこの試合も鋭く相手が対応に苦慮しているなと思っていた矢先に突破からのクロスの流れで、11番長倉幹樹が落ち着いて決めて1-0と先制。最初の得点に間に合って良かったとホッとしつつ、5番遠藤凌からの縦パスに抜け出した9番川上エドオジョン智慧の仕掛けから、10番渡辺陽をいったん経由して、右の2番高山大智にはたき、クロスに10番渡辺陽がヘッドで合わせるも得点ならずでしたが、守備は集中して跳ね返すだけではなく、パス回しでいなせるところはいなしつつ、攻撃は鋭くゴールに迫るという形が見られた前半でした。それ以外にも、36分の40番橋岡大樹のヘディングシュートだったり、38分の16番大西翔也の右前線への展開でディフェンダーにクリアされかけたものの、抜けたところにしっかり2番高山大智が反応して折り返しを11番時里元樹が狙った場面だったり、前半終了間際のカウンターの場面での11番時里元樹から2番高山大智へのパスが通っていれば一気にゴールかもという展開など、追加点のにおいもしつつの1-0リードの前半でした。攻撃面だけでなく、コンパクトな守備で精度の高い東京ヴェルディユースの選手の良さを最小限に抑える形で試合が進められていました。

・・・が、こういった質の高さは、既に今年のチームは、どの選手が出ても、高い水準でできているのです。問題は、これまでも苦しんできた後半に一度は来る相手ペースの時間帯の対応の仕方なんですね。

まず、相手が得点を取るためにスイッチを入れてくる後半スタートですが、ここに関しては、むしろ浦和のほうが、例えば、9番川上エドオジョン智慧と6番鈴木海都の絡みで厚みのある攻撃で相手ゴールに迫る場面を作ったり、9番川上エドオジョン智慧がバー直撃のシュートを放ったり、2番高山大智の裏へのパスに対して20番長倉幹樹が、相手ディフェンダーとの駆け引きに勝って抜け出す場面など、15分くらいまでは浦和のペースを維持したまま試合が進みます。

この試合の試練の時間は15分くらいからでしたね。

相手が攻撃のスイッチを入れ、左右にボールを散らしながらすきを狙って攻めてくる回数が増えてくる中で、全体的に引き気味になり受ける時間帯がスタートしてしまい、セットプレーから何度か危険な形を作られ、実際、得点の推移としては、フリーキックを直接決められて29分に同点に追いつかれる、逆転して、突き放して、1点返されて結果的に3-2という競ったスコアになったので、表面的には、これまでの試合とあまり変わらないという印象を持つ方も結果を見ているかもしれませんが、この試合では、決定的に違うポイントがあったと思います。

失点のうちの1点は、角度がなく難しいフリーキックを直接決められたので、流れの中で決められたのは、1点だけで、かなり相手の攻めの試みは多彩だったものの、それにチーム全体でしっかり対応して守備ができていたこと、それが、慌てて跳ね返すばかりということではなく、意図をもっての蹴りだしも多かったように感じられます。

で、決定的に違うポイントというのが、「カウンターの精度の高さ」だったと私は思います。

15分のカウンターの場面では、9番川上エドオジョン智慧がヘッドで落として10番渡辺陽が反応してキープして再び、9番川上エドオジョン智慧に通してという形があったり、23分にセットプレーからピンチを迎えて、なんとか1番山田晃士が防いだ直後にカウンターのチャンスで2番高山大智が持ち上がって、クロスに20番長倉幹樹がヘッドで狙う形にまでつなげた場面だったり、相手の攻撃を抑えたときに特に10番渡辺陽を経由した時のカウンターから決定的な場面を作る回数が多くなっていたと思います。

セットプレーを決められて同点に追いつかれて、攻撃的な交代をしようとベンチが動いていた中で、そのプランを変えた逆転ゴールの場面は、これもおそらくカウンター気味だったと思いますが、代わって入ってワントップの位置に入った23番シマブク・カズヨシが、前線でパスを受けてそのまま、相手のプレッシャーをかいくぐってドリブル突破して、最後は、折り返しを2番高山大智が落ち着いてコースを狙ってのゴールでした。

逆転ゴール後の35分もカウンターの形で10番渡辺陽を経由して2番高山大智、11番時里元樹とつながり、ゴール右を狙ったシュートがわずかに外れ、直後にも今度は左から2番高山大智が抜け出して折り返しのパスを15番荻原拓也が狙ったシュートも似たようなコースでわずかに右に外れるシュートとなりました。

そして、40分に10番渡辺陽から15番荻原拓也にパスを出し前線に走り再びパスを受けてシュート。いったんはキーパーがはじくも、これに再び反応して押し込んで3-1と、2点差に突き放すことができ、このまま3-1で勝ちきれれば、最高でしたが、混戦状態で1点返されて3-2とされたところに、また課題を残してという終わり方ですかね。

前の試合でもそうでしたが、相手の攻撃を受ける時間帯でも、カウンターの精度が高いという武器をこの試合で見せつけたことは大きく、ここに自信が持てると、逆に相手のペースと思われる時間も浦和のカウンターからの得点チャンスが大きくなっていると捉えることができるようになりますね。いや、なってますね。

この試合から見られた選手の成長は、名前がたくさん上がった攻撃的な選手以外にも、バランスを意識してプレーする時間帯を理解して我慢できるようになってきた選手の存在も大きく、また、運動量はどのポジションでも求められるものの、ある程度一つ下では我慢してバランスをとる必要があった23番シマブク・カズヨシが、ワントップに入った時に、その攻撃面での能力を出し切ってゴールにつなげたことなど、多方面で感じることができました。

まずは、この水準の戦いを継続してどの試合でもできるようにしながら、(競争なのでもちろん、今ポジションを得ている選手は、奪われないようにより質の高いドッシリしたレベルまで持っていくことを目指してもらうことは大前提ですが)、より高い位置にい続けながら、多くの選手にチャンスが与えられて、特長を加えて、よりチームに厚みを加えていけるような流れでプリンスリーグを戦えるようにしてほしい。それくらいの要求をしたくなります。

競争が激しいことから、若干選手によっては、アピールしなければということで、本来できる、試合を読む力がある部分よりも、見せなければならないということでやや、やりすぎてしまう(表現が難しいですが)ところが見られたりもしましたので・・・いや、これは仕方ないとは思いますし、今はそれでも良いような気もしますし、それも含めて、これから見ていくのは楽しみなんです。

そんな、手ごたえの多い試合を見させてもらいました。

あとは、全体的に前に書いたような、選手が大人になる必要があると書いた部分も、今日は、周りが判定などにワーワーなっているときに、選手はいたって冷静にプレーしてくれていたな~と感じたわけで、こういうポイントを見るのも嬉しいわけです。

次も楽しみにしています。

ではでは。

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