高円宮杯U-18サッカーリーグ プレミアリーグEAST 2017/12/10 浦和レッズユースvs鹿島アントラーズユース 1-1引き分け・・・来期も最高峰の舞台が残された

来期も最高峰の舞台が残された。しかも自力で!

どうも、ブクメです☆

実は、駒場スタジアムでユースの試合を観戦するときは、大体そのあたりで見るという好きな場所があり、その場所でじっくりと試合を見るのが今年足を運べる試合の観戦スタイルだったのですが、ここ最近、割と大きめの声で浦和レッズを応援していると思われる方なのですが、実にネガティブなことばかりを試合中に通る声で話す方がいて、若干ストレスになっていました。

そして、今日は、その発言の中で、なぜか、14番井澤春輝のポジションに関して徹底的に文句を言っていて、しかも何度も見に来ている、浦和レッズ側を応援していると思われる方なのに、選手を番号だけで呼ぶ。戦い方に結構な制約があり、自由度が少ない今のチームにあって、選手はその範囲でできることをやってきてくれていたと思うのですが、もちろん、相手のサッカースタイルもありますが、今日は特に蹴りあいやフィジカルの勝負になるような試合で戦術がどうこうという試合にはならなかったのですが、そもそものポジションが前線3枚の右だった14番井澤春輝に対して、「どうして、右にばかりいるんだ」とかそういう声が聞こえてきて、「う~ん、何言ったんだろう、この方は?」となっていたのですが、色々言いたいことはあったものの、そういう理不尽な言われ方を一瞬で黙らせるような14番井澤春輝の強烈なミドルシュート。その後、その方は、何も言わなくなりました。プロになる選手が、プレーで黙らせた瞬間も見られたわけです。

見事でした。それを最初に書きたかったので書いてしまいました。

サッカー選手、特に、育成のカテゴリにいる選手たちにとっては、特徴を見せて、見る側に印象付けるプレーというのが必要で、正直なところ、今の浦和レッズユースは、「こうしなさい」を守ることが前提になりすぎていて、プレーしている選手たちにとっては実にもったいないと言わざるを得ません。

その意味では、特に、今シーズントップ昇格が決まった、4番橋岡大樹、6番荻原拓也、14番井澤春輝の3人には、何か、メッセージ性のあるものを残してもらいたいなと思っていたのが、この最終節でした。

その一人の14番井澤春輝は、先ほどの強烈なシュートを決めるという形で結果を残してくれ、実は、これまでと同じようにサイドからの突破でクロスを上げてチャンスを作っていた6番荻原拓也に関しては、ドリブルで深くまでえぐって仕掛けるというプレーを、なぜか自制すぎていたまま最終戦も終わってしまうのか思ったところで、試合終盤にドリブルで深くまで持ち込もうとするプレーからファールをもらってチャンスを作った。

4番橋岡大樹は、蹴りあいになりがちな展開の中で数的優位を作るためにリスクを負って上がる場面を、作っていた。

すごく、すごく重要なことです。

このチームにおいて、チャンスを作るためのリスクは容認されないようなイメージが、見ていてずっと心配でした。これからも心配です。

だからこそ、浦和レッズのトップに上がる選手が、こうして欲しいということが実際に見られたことは、希望を残してくれた世に感じるわけです。

最終戦が終わり、少し遠めから、選手とご父兄やサポーターが写真撮影などするところを眺めつつ、選手の表情を見つつ、なんだか、すごく楽しそうに全体で笑って騒いでと見ると良いチームだなと感じるわけでして、それを見ていると、前にも書いたような、控えの選手も一緒に戦っている感じが強く出ていて、声を出して鼓舞する選手もいてという、私の経験上、そういう世代のチームは間違えなく強いという世代が、ここまで苦戦してしまったのはなぜだろうか、いや、わかるのですが、なぜだろうなという気持ちも強くなったりも、またしました。

1年生2年生を見ていても、なかなか良いキャラぞろい(サッカー的なところも、それ以外でも)なんですよね。本当に、個性的で面白い。

これがどう生かされるのか。個性が消され続ける可能性が残る不安もありますが、なんだか、期待も残して新チームを楽しみたいなと言う気持ちも強くなりました。

なんだか、いきなりまとめてきなところからはいってしまいましたが、そもそも最終戦では、細かいレポートを書かない傾向のあるブクメですが、今回もそうなりそうです。試合自体は、相手の戦い方もあったと思うのですが、なんというか、サッカーの試合というよりは、両監督含めて「戦い」の雰囲気が強かったので、ガツガツとやりあい続けた試合だったわけで、全体を通してそういうイメージでした。審判の基準も、割とやっても良いよという感じの笛の吹き方だったので助長されていましたし、実際に浦和レッズユースとしても自力の可能性を残しつつの、残留をかけた戦いですから、逆に言うと、こういう戦いで良かったのかもしれないと強引に考えます。で、そのガツガツ間のある戦いの中での、見事な強烈ミドルシュートで残留という戦いには終止符を打ったのかなと。

出場停止や、負傷の選手などもいたり、細かい起用の状況はわからないものの、3年生も多く出場することになった最終戦で、プレーしていた3年生の気迫と、プレッシャーも凄い中で思うように行かない時間を過ごした1,2年生の選手たちも最終戦での意気込みがものすごく伝わってくる試合でした。

試合が終わった後に、涙を流していた選手たちからは、この数字上でもわかる苦しいシーズンで、実際にどれけのプレッシャーが選手にかかっていたのかも伝わってくるような思いでした。

自力でつかんだ残留(もし大宮が大量得点で勝っていたら、引き分けだと逆転されるから、引き分けを自力と言わないとかいう突っ込みも受け入れますw)

難しい中でも選手たちが、やり遂げてくれた前進に感謝です。

さてさて、現在の3年生について総括してみますと、この世代は、非常に縁があるというか、私の古くからの浦和レッズサポーターの知人が小学校の時の橋岡兄弟の先生だったとか、そういうところからスタートして、現在明治大学の橋岡和樹の弟の大樹にJヴィレッジで初めて会って、その後、ジュニアユースに入るという流れもあったので、この世代には、割と自然な流れで溶け込ませてもらった印象があります。

ユースに昇格しなかった選手たちも含めて、かなり強烈な個性を持った選手が多いなと感じていて、なるほど高校サッカーに進んでいった選手たちは、その個性を活かされる形で実際に選手権に出場する高校の主力になっている選手も多い世代。逆に言えば、ユースに関しては、個性がつぶされる形で本当に見ていてもどかしい状況がずっと続いてしまいました。外部から来てくれた選手たちも、同様にもどかしい思いをしながら3年間プレーしてきた選手も多かったと思います。

細かく言っても仕方ないので、次の舞台で存分にその特徴を発揮してくれることを願うだけです。これまでも、ユース時代にそういう思いをしたという選手がここ数年間では非常に多く、サポーターとしては、次の舞台で取り戻して活躍する姿を見ることが本当に嬉しいのです。

以前と比べると、本当に私も足を運べなくなりました。もどかしいです。

プロを目指す選手と比較は全くできないですが、実によくできているもので、もどかしい思いをしている選手が多い時には、私ももどかしい状況が爆発しかけるくらいの状況が作られる。だから、少しだけ、そのもどかしさを共有できているような気もします。

3年生にとっては、次の舞台がプロになる選手、大学になる選手など、様々になると思います。もちろん、プロになる選手や、スタメン出場し続けた選手も同様のもどかしさを持って、長くプレーしてきたこともわかっています。

全ての環境がパーフェクトでそれが、ずっと続くなどということは絶対ありませんので、良い部分も悪い部分も、一つの、免疫を作ったようなイメージをもって、次に似たことが起こった時に、選択すべきこと、打ち破るべきことを、冷静に判断して、先に進めるようになることができれば良いかと思います。

はい、まとまりません。

これも、毎度のことです。

思うように目に見える大きな結果は残せなかった1年だったかもしれません。それでも、最高峰の舞台に残るというチームとしての終盤での戦いには、完全に勝利しました。プリンスリーグ関東とプレミアリーグは、実力的には差がないとよく言われますが、プレミアリーグがスタートして、年月が経過していく中で、やはり、プレミアリーグとプリンスリーグでは、単純なチームのレベル以外の差というものができてきているように感じます。

特に、昨シーズンの3年生が残してくれたプレミアリーグへの復帰によっての、この1年でのプレミアリーグでの戦いをすべてではないものの、見されてもらった中では、スタートの頃のプレミアリーグと現在のプレミアリーグの違いも凄く感じました。

できれば、来年以降のチームには、割と多くのプレミアリーグのチームがなりがちな、プレミアリーグの舞台に残るための戦いではなく、プレミアリーグで上位争いをするための戦いをするチームになっていってもらえればと思うのですが。選手には、そのポテンシャルがありますし、チームの雰囲気を見ていても、そのポテンシャルがあることが感じられているチーム。

しつこいようですが、それぞれの個性を活かした育成を大事にした育成になってくれれば良いなと願っています(こればかりは、願うしかありません。)

これだけ制約が多い中で、3年生を中心に、ここまで戦いきれたチームを誇りに思います。

3年間、6年間、お疲れさまでした。

プロになる選手も、他の道に進む選手も、ここからがスタートです。言葉を選んでいるのではなく、私の考えとしては、プロになることがゴールではないですし私がかかわった環境の選手たちには、そういう考え方にはなってもらいたくないです。海外志向ですよ、私は。

海外サッカーのレベルが高いからということではありません。日本というのは、ベースとなる環境が恵まれすぎていて、本当の意味で強くなるための環境が意図的に作らないとない状況ですが、海外にはごろごろしています。

これまで、サッカー観戦という形で多くの国に個人で(←これ重要)行った経験でも、得られることは多かったですが、カンボジアという国に1年以上住んでみて、海外に住むこと関わることで、日本人が日本に住んでいてもなかなか経験できないようなことが強制的に経験できます。

だから、どちらかというと、プロになった選手を成功者として見ることはないです。プロという形になった選手は、ごろごろ周りにいるので。

それよりも、育成で見てきた環境で少しでも関われた選手たちが、その後、強い生き方をしてくれることの方が嬉しいです。

もちろん、応援している育成のトップチームで活躍している姿が最高という人が大半です。見る側にも色々なタイプがいます。

私は、ここから、見てきた選手たちがどのような生き方を選んでいくのかを楽しみにしています。だから、ユースでは思うように行かなかったという選手は、次をスタートラインと考えて、新しい生き方として、サッカーならサッカー、別の道なら別の道に取り組んでみてください。新しい世界が待っていますから。

はい、やっぱりまとまらないので、このくらいにしておきます。

あ、最後に最終節ののスタメンと交代は以下、

GK25番石井僚、DFが左に8番立川将吾、右に4番橋岡大樹、真ん中に12番大桃伶音、MFが左に6番荻原拓也、右に3番大西翔也、真ん中に7番弓削翼と35番玉城大志、FWが左に20番長倉幹樹、右に14番井澤春輝、真ん中に10番シマブク・カズヨシ

となります。

交代は、試合終了間際に5番関大夢と11番関根束真が準備をしていて試合が終了したことを記録として残しておきます(今後のために。)

写真は、facebookページで掲載しています。この試合の写真はこちら

アカデミー卒業生関連2017/12/3 大学サッカー 天皇杯予備選 立正大学vs日本大学、立教大学vs東京学芸大学を観戦

どうも、ブクメです☆

ユースや、ジュニアユースの試合が特に見つけられなかった12月3日の日曜日は、立正大学熊谷キャンパスグラウンドで開催された、東京都サッカートーナメント大会学生系の部予備選の立正大学熊谷キャンパスで開催された2試合を観戦してきました。

早稲田や、東京農大、青山学院大など、浦和レッズの育成出身の選手がいる大学の試合もありましたが、今回は、まず、前回足を運んだ時に出場がなく見られなかった立正大学の中塩大貴や、最近は出場があまりないようですが、対戦相手の日本大学に東伸幸もおり、あまり見られていない選手を見ること。

あと、もちろん、私の家から最も足を運びやすい大学サッカーの会場の一つであるから(もし、東松山の大東文化大学で試合を開催してくれたら、もっと近いのですが、あまりやらない。)などもあります。

立正大学には、中塩大貴の他にも来年も浦和レッズユースから入る選手がいる(と聞いている)ので、その選手の特徴と立正大学の新チームがどのような感じなのかなども見たかったこともあります。そして、もう一つ、この会場に足を運ぶことに対する興味の一つは、第2試合の東京学芸大学vs立教大学の試合。

立教大学は、40年ぶりでしたか、関東2部リーグ昇格を決めたということですが、浦和レッズユースから、この大学にちょうど来年から行く選手がおり、試合を見てみたいと思っていました。チームとして良い状態で、数年内には関東2部リーグへの昇格を目指すみたいな話を聞いていた矢先に、昇格を決めたということで、有言実行すごい大学だな、しかも、こんなに早くとか思っていたりしましたので。

この大会は、来年の天皇杯の予選ということで、おそらく、4年生は出場できず新チームという位置づけで各大学が試合に臨んでいると思われます。

その中で、立正大学の中塩大貴は、期待通りスタメン出場。ポジションは、現段階では、今シーズンのこれまでと同じく、バックラインで、今日は、3バックの左。

守備、フィード、ロングスロー、危険な場面でのケア、セットプレーでは、高い打点でのヘッド(単純に高いというよりは、飛んだ時に、一つ伸びる感じでヘディングに競り勝てる)など、これも期待した通りに質の高いプレーを多く見せてくれました。

まだ中盤の作り方、使い方などには、チームとしての課題が見え隠れしているようにも見えましたが、攻撃陣の質も高く、終わってみれば4-0の大勝となりました。

日本大学の東伸幸は、出場はなかったものの、控えとしてアップする姿は見られました。坊主になっていましたね。

第2試合は、東京学芸大学と立教大学の試合。東京学芸大学は、以前にご父兄の方から聞いていて、それからなんとなく意識してみる機会があるときには見ている色摩選手が一味違った質の高い攻撃を見せており、前半序盤は、やはり東京学芸大学が一枚上かなという印象もあったものの、立教大学は、キープ力と連携の質の高さで、鋭い攻撃は、東京学芸大学の方が要所要所では、目立ったものの、全体的な戦いとしては、守備も攻撃もバランスよく、落ち着いてプレーできている選手が多い印象で、特に名前などは調べられていないのですが、中盤をやっていた7番の選手など印象に残りました。

また、前線の選手のポストプレーの質の高さも見られ、中盤から前線に当てて、そこからのサイドに展開してサイド攻撃でチャンスを作る回数は多かったです。

ただ、ペナルティエリア内で相手にとって危険なプレーがなかなかできていないなと感じる部分はありました。ただ、関東リーグへの挑戦権を獲得したばかりですから、そこで戦い抜くためのチーム作りはこれからということを考えれば、現時点で、あれだけしっかり戦えるのであれば、やり方次第で台風の目にもなれるのかなという印象も持ちました。

第2試合は、前半のみしか見ていません。今後は、育成出身の選手が入ることもあり、うまく日程が合えば立教大学の試合にも足を運べる機会を作れればと思います。このポジションでこの選手がこういうプレーをしたら面白そうだなとか、妄想も含めて2試合目は途中までの観戦ですが、楽しませてもらいました。

大学サッカーでは、インカレが今月中旬からスタートしますので、そこに勝ち残っている大学では、まだ4年生も出場している状況ですが、それ以外のチームにとっては、既に新チームとして始動しており、いきなりの真剣勝負として用意されている来年の天皇杯の東京都代表の座をつかむ戦い。

難しい時期ですが、実戦で新チームを作っていくというのもこれはこれで、プラスに働くことも多そうですね。

ではでは。

facebookページに今回足を運んだ試合の写真を掲載しています。⇒こちらからどうぞ

中塩大貴

東伸幸は、坊主になってました。

高円宮杯U-18サッカーリーグ プレミアリーグEAST 2017/11/26 浦和レッズユースvs京都サンガFC U-18 0-1敗戦・・・4か月前と同じ感想が残る

どうも、ブクメです☆

比較的観戦していた場所から近かったため、試合終了間際の失点と敗戦の瞬間の、怪我で欠場していてボールボーイになっていたと思われるキーパーの河畑光の悔しがり方が妙に頭に残っています。

そして、試合中は、控えにいる選手たちが、要所要所で出す、鼓舞する声、雰囲気を盛り上げる姿勢。こういうのを見ていると、このチームには、上を目指せるポテンシャルがあるはずなのになと思います。何がいけないのか。

それは、いまさら言うべきことではなく、4か月前のアウェイでの同一カードの時のブログ「高円宮杯U-18サッカーリーグ プレミアリーグEAST 2017/07/02 浦和レッズユースvs京都サンガFC U-18 1-2敗戦・・・誰に頼れば良いのか」を改めて読み返してみたら、「あ、4か月近く経った今でも試合を見て感じる部分は同じだな」と確認できてしまうほどに同じでした。そうではない、もう何年も前から言ってきている部分。来年以降も同じことが続くのか、それとも。

選手は勝ちたい気持ちで全力でやっている。でも、育成で必要なことを度外視して作り上げた空間では、勝負どころの読み方攻め方、相手の勝負どころでやってきたことを冷静に判断して対処することなど、選手間でも工夫して対処できるようなことができなくなっているのかもしれません。

フラットに、色々なユースの試合を見る中で、今回は浦和のユースを見ようかと思って足を運んだとして観戦したと想定すると、前半の猛攻の時間帯、実際に決定的な場面も枠もとらえていたのに相手ディフェンダーが良い位置に入っていていて跳ね返されたとか、セットプレーでは、工夫もあり、チャンスも作れていたので、そこで点が取れていればわからなかった試合。

後半、最後まで攻めの姿勢を忘れなかった京都が、引き分けを意識して5バック気味になった浦和を崩して勝利。勝利への執念が分けた結果だった・・・とかになるのですかね。

私は、制限を与えすぎて、それを壊してエラーがあると、その時点でアウトという社風(あえて、そう表現)になってしまっている中で、トライの部分ができなくなっていることが大きな要因と考え、正直なところ、攻めの回数は多く、相手が受けてくれた時には、チャンスは多く作っているものの、その攻撃のパターンは、比較的、想定できるものになっていることが大きな要因であると思います。

これは、すごく怖いこと、とだけ言っておきます。

試合終盤は、本当に、相手が勝負に来る時間帯に、明らかにケアしなければならない相手の10番の選手を中盤で自由にしてしまい、セカンドも10番に奪われ、攻撃のパターンも10番からの展開で右から仕掛けるということを何度もやられていたのに、結果的に、そこに対するケアができなかった。

うん、でも、色々なことが起こっても、残り2試合。サポーターとして、長く見てきた選手たちには、最後は笑顔で終わってほしい。

来期もプレミアリーグで戦うための戦いは、まだ終わっていないし、総括するのは、最終戦が終わってからでも良い。

とにかく、残り2つ勝とう。試合後の充実した表情を見せてください。

試合に勝つために、その勝負所で必要と思ったら、やるべきプレーをイメージしてみてください。3年生は、残り2試合ですから、ここで自己判断でプレーしたら干されるとか、もうそういうタイミングではないですから、今後のためにも、来年以降のユースのためにも、殻をぶち破って残り2試合を戦ってください。

今のチームは、選手の姿勢は悪くないけど、何かに憑りつかれているように見える。そこを破れるか破れないかだけ。

いま、言われている通りにやっていただけでは、この流れは断ち切れないかもしれない。

未来のユースのために、残り2試合。

ちょっと、変なことを書きます。3年生は、干されない。残り2試合だから。勝負所の判断で、その試合をものにできれば、変えられない。

しっかり見させてもらいますので、頼みます。内側から変えられることもきっとあるはず!

今日、ちょうど家に戻ってテレビをつけて、なんとなくテレ玉にしたら、大宮アルディージャの試合が終わって降格が決まって選手挨拶していました。

私は、あんな選手の表情は浦和のユースで二度と見たくないです。力の差で降格するチームももちろんありますが、力の差ではなく、悪循環から生まれる状況を打ち破れないと、降格という結果が待っているのもシビアなサッカーの世界です。

トップチームが変わった。アジアも獲った。

美しくはなくても、がむしゃらに戦って、守って、サポーターとともに戦って、勝利をもぎとるああいう戦いが浦和にはあっている。ああいうチームになれば、シュートを20本浴びようが、負けないんです(もちろん、浴びないサッカーができるほうが良いですが、優先させるべきことを間違えてはいけないという意味です。)

アジアで勝てるチームというのは、そういう戦いができるチームです。

もちろん、育成で今起こっていることを知っている人もトップチームに入った。おそらく、来年は、トップチームも体制を変えて、その流れで、その人が、そこから来年育成に戻ってきて指揮してくれることを期待していた自分もいましたが、今は、トップチームに入ってくれたことで、育成に対しても何かしてくれるはずという期待を持つことにしました。

今の環境で居心地が良いと思ってプレーしているなら、それでも良いです。変わらないなら、それも仕方がありません、会社ですから。

私が、育成の大事にしているところが一致するチームや、その時のことを大事に巣立っていった選手を応援する方向性に変えれば良いだけですから。冷たいようですが、私の心に正直に問いかければ、そういう気持ちも強いです。

サポーターとしては、選手にかける言葉が見つからない。だって選手もわかっていても、やることで、試合に出られなくなるかもしれないところを強引にやれよとは言えないから。

難しいですね、育成。

ということで、すみません試合の流れとかは、今日は書きません。あ、個人的には、以前に書いた35番玉城大志がスタメンで出ているのに、らしくないプレーが続いていると書いた部分。今日は、らしさがかなり出ていて、頼もしかったですよ。セットプレイの工夫も、選手の精一杯できることの一つとして、見る側も騙されるプレーもありましたし。6番荻原拓也がけるのか、10番シマブク・カズヨシが蹴るのか・・・お、そっちだったか!みたいな。

最後に、スタメンと交代だけ書いて終わりますね。

GK25番石井僚、DFが左に15番北村龍馬、右に4番橋岡大樹、真ん中に12番大桃伶音、MFが左に6番荻原拓也、右に13番白土大貴、真ん中に7番弓削翼と35番玉城大志、FWが左に20番長倉幹樹(後半38分⇒16番二見健太)、右に14番井澤春輝、真ん中に10番シマブク・カズヨシ

となります。

写真は、facebookページで掲載しています。この試合の写真はこちら

高円宮杯U-18サッカーリーグ2017 埼玉県南部支部リーグ(SS1) 2017/11/23 浦和レッズユースB vs 県立浦和高校 7-0勝利・・・AチームとBチームの経験差を縮める取り組み前進

どうも、ブクメです☆

昨日から日本に帰国しており、約1か月ほど日本に滞在する流れで、ちょうど、今日23日に浦和レッズユースBが戦っている埼玉県南部支部リーグ1部の戦いの最終戦となる県立浦和高校戦。確か16時キックオフとオフィシャルでも出ていたと思うのですが、どうやらいつの間にか15時キックオフに変わっていたようで、着いた時には、ほぼ前半終了というタイミングでしたので、来るまでは、割と久々の浦和の育成の試合観戦なので、しっかり気合入れてメモ取りながら見ようと思っていたのですが、すばやく、この試合に関しては、眺めて、写真はしっかりとることに切り替えました。

公式戦ではありますが、キックオフ時間が、しれっと変更になるのは、思い返せば、まだユースにも天皇杯出場のチャンスが与えられていたころの、予選とかでこういうことがあったような、ないような。埼玉県U16リーグとかでは、普通にあったな~とか、そういうことを懐かしみながら、ちょっとプンプンしていましたw

中途半端なタイミングでの観戦になったので、細かいところまでは書けません、すみません。

前半35分くらいから見た時のメンバー(自信なしポジションも確認しきれず)*オフィシャルの更新を受けて若干修正。

GK18番西尾優輝、DFが左に33番清水楽人、右に37番冨田蓮、真ん中に31番遠藤龍河と34番清水哲太、MFが左に23番清宮昴大、右に26番縄田脩平、真ん中に9番樋口颯太と36番千葉希、FWが左に21番上野夏輝、右に30番石橋遼大(⇒32番長田拓巳)

後半メンバー

GK18番西尾優輝、DFが左に42番山中惇希、右に37番冨田蓮(後半?⇒38番鳥海颯)、真ん中に33番清水楽人と34番清水哲太、MFが左に23番清宮昴大、右に21番上野夏輝、真ん中に43番與那覇航和と26番縄田脩平、FWが左に9番樋口颯太、右に32番長田拓巳

となります。

前半終了時に聞いた話だと、前半2-0とリードで折り返したとのこと。

後半は、37番冨田蓮がサイドを持ち上がり、折り返しを受けた26番縄田脩平がゴール前にグラウンダーのパスを供給し、ディフェンダーがクリアできずこぼれたところに反応した21番上野夏輝のゴールで、3-0。

9番樋口颯太のゴールで、4-0。

21番上野夏輝の右からの突破でラストパスを9番樋口颯太が決めて5-0。

その直後に、抜け出して9番樋口颯太が決めたように見えた流れは、オフサイド。

42番山中惇希の左の突破からのクロスに21番上野夏輝が決めて6-0。

9番樋口颯太が突破で完全に抜け出したころで、ラストパスを受けた32番長田拓巳がゴールで、7-0。

ということで、前半の2点のいずれかが、樋口颯太か上野夏輝であれば、ハットトリックということになりますが、ブログを書いている時点では、よくわかりません。

今シーズンのしめくくりとなるこの試合は、既に優勝とS2(埼玉県2部リーグ)への昇格が決まっている状態でありながらも、気を緩ませることなく、無失点で7得点を奪って快勝で幕を閉じるという結果となりました。

試合自体は、全部は見られなかったものの、前半左にいて、後半右にいたことで、近くで見ることも多かった21番上野夏輝が見ていた時間帯、試合の最後まで、運動量を落とさずに走り続けていたことが印象に残る試合でした。

全体的に、集中力を切らさない戦いで、後半途中からセンターバックに入っていた26番縄田脩平が大声でコーチングをし続けていた場面なども印象に残っています。

既に勝敗で言ったら間違えない点差になっていた状況ながらも、自分でも狙える状況で、ラストパスを渡した場面で、「自分で行けよ」とか思ってしまってボソッと言ってしまったところは、私の悪い癖ですね。

この後は、感想文みたいになります。

結果的に、こういう時間帯で寒い時期に、レッズランドの人工芝グラウンドでの試合を見ていると、昨年と今年も見られない、GO FOR 2018 CUPと同じような環境と時間帯で逆光状態で試合が見にくいとかも含めて、その時の雰囲気も思い起こしてくれながら楽しむことができました。

今のユースの育成の根本のところが、私としては許せないこと続きという状況が既にもう4,5年続いていますが、唯一、その体制下になって良かった変化として、Bチームにも高いレベルでの真剣勝負の場が用意されるための試みがされたことで、それでも特例は認められず、埼玉県支部リーグの下の方からスタートして、数年かけて、ようやく南部支部リーグの1部で優勝し、来年からは、埼玉県2部リーグ(S2)へ昇格し戦うことができます。

ここからは、埼玉県の高校サッカーのトップクラスのチームや、そのBチームにあたるチームが参加するレベルでの戦いとなり、Bチームという名前にはなっても、公式戦としてのレベルは、かなり高いところでの戦いが可能になります。

要するに、強豪として、能力の高いメンバーが多く所属する高校のBチームや、S1、プリンスリーグを目指す埼玉県の強豪校のAチームと対戦することができるようになるわけです。

もちろん、それでもBチームはBチームという考え方もあり、そこでプレーすることが悔しいと感じる選手も多いと思いますし、ユースに所属する以上は、1年生から、その悔しさと這い上がる気持ちを強く望んでもらいたいとも思いますが、私が考えるのは、2つの環境が用意されることと高いレベルでAチーム、Bチームともに公式戦で真剣勝負を行えることのメリットの方を強く感じるからです。

もちろん、一つの浦和レッズユースで考えれば、Aチームの監督の方針というもので動くことにはなりますが、もちろん、合う合わないという問題も出てきます。そういった中で、もちろん、Sリーグとプレミア、プリンスリーグを配慮して日程を分けるようなことはありませんので、基本的には、相手のレベルが上がろうが、S2リーグに臨む浦和レッズユースのチームは、他の監督が見ることになります。

これによって2つの環境が発生すること、そして、Bチームと呼ばれようが、相手のレベルが上がることで開ける未来というものも増えると考えます。これは、大学で言えば、流通経済大学のように大学サッカー関東1部リーグに臨むチーム以外に、流通経済大学FCや、ドラゴンズなど、高いレベルで戦える環境が関東1部リーグに臨むチーム以外にも用意されており、可能性を維持できることに近いと思います。

所属する場所が1つになると、その場所が1つの道しか用意されないとなると、可能性のある選手が、その1つの道との相性が悪いというだけで、力を発揮できないという状況も生まれてしまいます。

そこにもう一つの可能性が生まれるわけです・・・と、私は勝手に強く思ってきたので、この環境を作るための支部リーグから参加するという道を浦和のユースが選んだことに関しては、感謝しています。そして、そこで、気持ちを切らさずに、最短の期間でここまで上り詰めることに貢献してくれた選手にも感謝しています。

感想文にお付き合いいただきありがとうございました。

ではでは。

写真は、facebookページで掲載しています。この試合の写真はこちら

2017/10/28 プノンペン・クラウンvsカンボジアン・タイガーの試合を観戦。

どうも、ブクメです。

10月上旬に、日本への一時帰国からカンボジアに戻り、そこから2週間ほど週末がありカンボジアリーグも開催されていたのですが、しばらく行けず、サッカーに若干飢えていましたが、久しぶりに足を運べました。カンボジアリーグは、今期はシーズン終了時の上位4チームでプレーオフを行い優勝を争います。

リーグ優勝と、AFCカップ(2018年は、リーグ優勝チームがプレーオフラウンドから出場し、1チームを倒せばグループステージに進める予定)をかけた熾烈な上位争いが終盤戦を迎えており、今回足を運んだのは、プノンペン・クラウンのホームゲーム。やや足踏み状態がここにきて出てしまっているプノンペン・クラウンと猛スピードで上位陣を追い上げるカンボジアン・タイガーという構図での試合となりました。首位を少し走っていたプレア・カン・リーチ・スヴァイリエンも足踏みをしていたり、今期は、少し不安定な戦いを続けていたボンケット・アンコールも終盤にきて力を見せており、そもそも混戦状態だった上位争いが残り4節で6チームが首位とそれほど差がないという状況でここまで来ています。

プノンペン・クラウンとカンボジアン・タイガーにとっては、4位以内をうかがう5位、6位という状況になるため、互いに負けられない試合になりました。

私個人的には、ここカンボジアに来てからは、鈴木雄太さんとの縁もあり、プノンペン・クラウン寄りで応援させてもらいながら、全体的なカンボジアサッカーと日本人選手を見つめているというような立ち位置にさせてもらっています。

もう1年以上カンボジアにいるため、カンボジアリーグもそこそこ数を観戦しているわけですが、実は、カンボジアン・タイガーを観戦するのは初めてでした。こちらのチームは、日本人がオーナーで、スタッフにも日本人がいたり(たまたまトレーナーの人がかかわっていたところで、私の姿勢など見てもらったことがあったりw)、前にこちらの会社に勤めていたときに、お世話になっていた方がスポンサーになっていたりあるのですが、初観戦ですw

現在、カンボジアン・タイガーには、深澤仁博選手、川畑悠吾選手と2人の日本人選手が所属しています。

そういえば、ある育成出身の選手から、川畑悠吾選手と友達だとか聞いていたりして、全く面識がないのに、勝手に愛着を持ってみたり、こういうところが、狭いカンボジア(カンボジアは広いが、カンボジアサッカーの現在は、プノンペン中心なので狭く、関わっている人も狭い範囲内にいるケースが多いという意味)だなと思ったりもします。

さてさて、試合の話ですが、実は、同行者が体調不良になってしまった関係で、前半しか観戦できませんでした。前半がスコアレスドロー、後半に合計4点入って2-2というスコアだったということで、なぜだか、試合に足を運んでいたのに、後半の模様と得点シーンは、プノンペン・クラウンFCのfacebookページでの動画で確認するということになってしまいました。

ちなみに、先ほど挙げた日本人選手の中では、川畑悠吾選手がゴールを決めていたんですね。

試合のあまり細かい部分を書けるほど長い時間は見られなかったのですが、事前にわかっていた情報や、謎だった部分を整理すると、まずそもそそも、カンボジアの現在を象徴するような出来事が一つありました。

今回カンボジアでは、AFC U19選手権大会の予選が開催されており、まさにU19カンボジア代表の試合が時間が被る形でオリンピックスタジアムで開催されていたんですね。カンボジアでは、サッカー人気が高まっており、クラブチームの人気をどのように高めていくかというような状況だと聞いて言いますが、プノンペン・クラウンは、これまで足を運んだ限りは、ファンが多く、比較的アウェイ含めても、多めのサポーターを見かけますが、今回は、優勝争いをかけた重要な一戦にしては、人が少ないなと感じていたのですが、おそらく、そちらに足を運んだ人が多かったのではないかと思います(確か、U19代表選手にプノンペン・クラウンから選出されている選手も複数名いたような気がします。)

なので、若干不思議な雰囲気での試合となったりもしました。あとは、カンボジアン・タイガーでは、毎回得点を決めているアフリカ系の選手がいたはずでしたがスタメンにはおらず、ハーフタイムにそれらしき選手が簡単なアップをトレーナーとしていたので、おそらく怪我なのでしょうか。

なので、少し戦い方がカンボジアン・タイガーとしては違ったのかもしれませんが、試合展開としては、前半に多くチャンスを作っていたプノンペン・クラウンが、決めきれない場面が多かったことが響いた試合・・・と言いたいですが、後半に点の取り合いにはなっているのでなんとも言えないのですがw

ちょうど、この試合では、公式では、3バックの右になっていましたが、実際は、3バックの左でプレーしており、川畑悠吾選手が前線の右に入っていたので、割とマッチアップするような場面も多くなっていて面白かったです。

ただ、優勝争い(4位以内)を考えると、両チームともに勝ち点1を分けるというのは、結果としては、あまり良くなかった形にはなりましたね。

前半だけしか見られませんでしたが、私個人的には、楽しませてもらいました!

ではでは。

当ブログでは、お馴染みの、プノンペン・クラウン所属の鈴木雄太選手。

カンボジアン・タイガー所属の川畑悠吾選手。

カンボジアン・タイガー所属の深澤仁博選手。

ユースのプレミア残り3試合とジュニアユースの高円宮杯2回戦までは、見られそうです。

どうも、ブクメです☆

写真は、アパートの近くにいるトゥクトゥクで、基本的にいつも利用しているトゥクトゥクです。良いですよね、”Life is struggle”。

この国では、100m先の場所に行くだけでも何度もトゥクトゥクやバイクタクシーに声をかけられるくらい、トゥクトゥクドライバーが需要以上にいすぎて飽和状態です。それでも、ただ待つだけのドライバーもいれば、積極的に色々お客さんを探すドライバーもいます。

1年以上いて、一人で行動することも多かったので、色々なドライバーを見てきました。英語が堪能で、名刺を作っていて、固定客を作ろうと努力する人もいれば、いつも同じ場所で眠っていて、積極的に顧客を増やしているトゥクトゥクドライバーを妬むみたいな構図もありました。

このドライバーさんは、英語が堪能で、話も奥が深い。数名の固定客がいて、空港への送迎など割とあるようで、トゥクトゥクを利用しているときでもよく電話がかかってきている。まさに、努力している人。

見習いたい部分は多いですが、私個人的には、頻繁に利用しすぎて節約が必要になってきてトゥクトゥクの利用を少し減らしていて少し申し訳ない気持ちもある今日この頃です。

さてさて、次の日本滞在の日程が決まりました。

今回は、トータルでは、前回より少し長めの滞在になり(というか、そういう日程に組み込んでサッカー以外は別の事をやるという感じにしました。育成の試合に足を運べる日程を考えると、12月最初にもう一人合流するので、サッカー的な予定が思った通り全てに足を運べるかは不明な部分もありますが、ユースは、プレミアリーグの残り3試合、そして、高円宮杯は、1,2回戦まで観戦できる予定で、大学のインカレも足を運べる見込みではあります。

現在、カンボジアのプノンペンにおり、こちらに戻ってから、2節ほどカンボジアリーグの試合が既に開催されているのですが、足を運べておらず、他の事を色々とやっています。若干引きこもりになってますが、今後の事を考えてLife is struggleしてますw

まだ何も決まっていませんが、来年中には、拠点を日本に戻すことも視野に入れており、そのために、こちらで飼っている愛犬を日本に連れていくことになるケースを想定して、検閲のために色々やっています。カンボジアへ動物を入れるのは簡単(現地のペットショップの方曰く)らしいですが、海外から日本へ動物を持ち込むのはかなり大変で、例えば、犬の場合は、狂犬病の予防接種2回とマイクロチップを埋め込む必要があり、狂犬病の2回目の予防接種の後に血液の検査を行い、そこから180日が経過してようやく日本に持ち込めるらしいです。

こういう細かい証明や書類が必要になるケースでは、日系の動物病院があると助かるのですが、プノンペンにはなく、こちらに住んでいる日本人でペットを飼っている人はほぼそこに行っていると紹介されたフランス系の動物病院で進めています。

でも、どんなにスムーズでも愛犬が日本に入れるのは、来年の初夏くらいになるのかなと思います。

現在は、仕事的な部分では、ある種ここにも小さな拠点を置きながら、本格的を日本に戻すことは問題なく、むしろ私にとっては日本に戻ったほうができることが多いのですが、現在は、私一人ではないため、その辺もしっかり確認しながら、進めていきます。

結果的に、U17ワールドカップもプノンペンからだとこうだろうとか、コルカッタの試合は行けそうだとか、ホテルとか、飛行機とかかなり調べていたのですが、結果的に行けず、11月初旬のU18日本代表のモンゴル遠征も、割と調べているのですが、余裕はなさそうです。

ユースの選手もジュニアユースの選手もそのチームに滞在しているのは、3年と3年、ここにベースを置いて関われる同じ顔との時間は短く、私にとってのここ2年くらいは、もどかしいことのほうが多いのですが、それでも2018年に向けては、仕事も浦和サポブクメとしての自分も結構「野心的」な自分がいます。

まさに、人生は努力だ!ですね。

トップチームも(育成も?)、たぶん、来シーズンスタートまでには、また人事系でがっかりすることになるだろうなということも、当然のこととして「想定」しつつ、トップチームにもまた心が少し傾くようになった自分もいたりします。

あとは、私の中での育成発の海外組も増えたので、情報を見ながら、情報が少ないところでは悶々としつつも、デンマークリーグやマルタ2部リーグや、ドイツ4部リーグ、ドイツ2部などなど、気になるリーグは増える一方です。でも、ここに足を運ぶためには、私ももう一歩飛躍しないといけないなとは感じています。

そんな10月末のブクメでした。

先日、大学の埼玉県リーグに育成から進んでいる選手のご父兄の方から、関東リーグ昇格戦に出ることになったという連絡をいただき、「チェックしてます!」と返答したら驚かれましたが、今は、ツイッターなどで様々な情報が得られるので、割と、深くはない情報は、リーグ的には下部だろうが色々調べています。

そういう情報を多く流してくれる方もいます。

私が見られない、ユースのJユースカップも、ジュニアユースの高円宮杯U15の関東予選も、大学サッカーの優勝争い、昇格争いも、関東への昇格をかけた戦いも、JFLも地域リーグからJFLを目指すチームのこの時期の戦いも、とにかく集められるだけ情報を集めて、関わった選手がそこに関わっている場合は、できる限りチェックしていますし、していきます。

ではでは。

高円宮杯U-18サッカーリーグ2017 埼玉県南部支部リーグ(SS1) 2017/10/08 浦和レッズユースB vs 浦和北高校 2-0勝利・・・序盤は圧倒!

どうも、ブクメです☆

午前中にジュニアユースの関東U15リーグを観戦し、少し時間を空けまして15時からは、浦和レッズユースのBチームのSS1リーグの試合を観戦しました。

今シーズン初めて観戦することができたSS1リーグ(埼玉県支部リーグに浦和レッズユースは、Bチームで数年前から参加しており、スタートは、6部相当からになったかと思いますが、Aチームがプレミアリーグに所属している場合は、Bチームは、プリンスリーグまで昇格することができ、実際、埼玉県の強豪の高校などが多く参加しているS1リーグあたりになると、Bチームでも、Aチームレベルの真剣勝負と相手のレベルで戦える場が用意されるので、そこまでは、あと2つ昇格すればというところまで浦和レッズユースは来ています。)は、既に残すところ数試合となっており、浦和レッズユースは、現在1位。

自動昇格は1位のみということらしく、今日の対戦相手の浦和北高校は、勝ち点差3で現在3位のチーム。よって、この試合で勝利することで、S2リーグへの昇格が大きく近づくという試合になります。

この試合のスタメンと交代、

GK18番西尾優輝、DFが左に27番林海斗、右に11番関根束真、真ん中に31番遠藤龍河と40番南濵優大、MFが左に28番岡村勇輝、右に43番與那覇航和(後半21分⇒42番山中惇希)、真ん中に35番玉城大志と26番縄田脩平(後半27分⇒33番清水楽人)、FWが左に16番二見健太、右に8番立川将吾(後半6分⇒39番波田祥太)

となります。

埼玉県の3部というカテゴリのレベルはどのようなものなのか、そして、この時期で優勝争いをするチームですので、S2でも戦えるレベルのチームとも考えられるということで、どのような試合になるのか興味深く見てみましたが、試合開始から力の差は実際のところかなりあるなという試合にはなりました。

その一つは、浦和の選手がボールを持った時の相手がかけてくるプレッシャーが、それほど厳しくないことで、開始から特にこの試合では、昨日のプレミアリーグにも後半の早い時間から途中出場していた8番立川将吾がパスを受けて展開する役目として、前後左右、ためて展開、ワンタッチで流すなど、かなり相手を翻弄する形でそこに絡む形で、16番二見健太と26番縄田脩平がかなり質の高い動きを見せる形で、見事なパス回しや、サイドを広く使ったパス回しなどで相手ゴールを脅かす場面が多くなります。

前半9分には、同じく昨日のプレミアリーグにも途中出場していた11番関根束真がサイドから突破を試み、さらにドリブルで深くまで切り込んで折り返しに26番縄田脩平が合わせるも枠を捉えきれず。

迎えた前半11分に35番玉城大志が見事な縦へのフィードで16番二見健太へパスを通し、そのまま持ち込んでキーパーもかわす形でゴール。1-0と先制します。

直後の12分にも相手の攻撃を積んだところで43番與那覇航和からの早い展開で8番立川将吾がゴールに迫るも得点にはならず。

前半15分には、中盤からの縦パスを8番立川将吾がスルーして28番岡村勇輝が受けてサイドから駆け上がる11番関根束真へつなげチャンスを作ります。

16分にも16番二見健太が惜しいシュートを放ちます。

攻撃の回数が多い中で迎えた26分、8番立川将吾からのパスを密集地帯で受けた26番縄田脩平がシュートを決めて2-0とし、リードを広げます。

上位直接対決という構図でしたが、前半だけ見るとかなり相手を圧倒する形で楽勝ムードが出ていましたが、後半に入ると、やや相手ペースに傾く時間も増え、前半にできていたようなパス回しも、あまりできなくなるなど、見ている側としたら、どうしたのかなと思うような展開になりますが、これは、先ほどのジュニアユースの試合ではないですが、攻撃で相手を翻弄することができた前半で2点取ってリードもしっかりできているということで、どこか、気が緩んだところもあるのなと思う部分もありましたが、それでも、全体的に決定機を多く作られていたわけではなく、勝たなければならないということで、ギアを上げてきた相手を受ける形になったことなども影響した可能性もあります。

結果的に、後半は、11番関根束真が突破からクロスバーを叩く惜しいシュートなどもありましたが、それ以外のところでは、ゴールに迫る場面自体は、何度か作れていたものの、決定機もあまり作れないままでしたが、無失点で抑えきって2-0で勝利となりました。

色々、昨日に試合と絡めてこの試合を眺めて思うこともありましたが、純粋に、選手が伸び伸びとプレーして、こういうアイデアたくさんで流動的な動きと挑戦が許されることで、これだけ面白い攻撃を作ることができるんだよなと思いました(このカテゴリの試合だからできることとか、そういうことを言いたいのではありません。)

後半の戦いぶりに関しては、課題が多いものの、やはり支部リーグにBチームが参加するようになり、カテゴリも上がってくることで、過去のBチームが参加していない時に多く組まれていた練習試合などで、対戦相手が強い相手だったりしても、どうしても、公式戦ではないことで、選手もわかってはいるはずなのに、どこか「この試合は、練習試合なんだよな」という状況が生まれてしまうということが多々あったのですが、公式戦であり、上を目指す戦いであり、上を目指してきたことで、徐々に相手のレベルも上がってきたことで、形上はBチームであっても、真剣勝負の場としての戦いとしてこのリーグに参加したのは間違いではないなというのは、見ていて伝わってきました。

実際、Aチームがプレミアに所属していれば、プリンスリーグまではBチームでも参加できるわけですし、そうでなくても、埼玉県の最高峰であるS1まで上がれば、常にBチームも埼玉県の強豪チームと戦える場が持てるということで、そこへの期待も膨らみます。

そこまでの階段は、Aチームに絡めなくて悔しい気持ちはあると思いますが、Bチームで機会をうかがう選手たちがしっかりと戦いここまでの結果を残してくれているからあることで、その戦いぶりは誇らしい限りです。

優勝して、昇格、そして、多くの選手がより高いレベルでの戦いに参加できるように、残りも全勝で力を見せつけてほしいです。

今回の日本帰国中に観戦できた最後の試合が、この試合で良かったです。

また一つ、育成を見る中での原点を見させてもらえて少し気持ちが楽になりました。

ではでは。

写真は、facebookページで掲載しています。この試合の写真はこちら

関東ユース(U-15)サッカーリーグ2017/10/08 浦和レッズJrユース vs 鹿島アントラーズノルテ 1-2敗戦・・・モチベーションが難しい?

どうも、ブクメです☆

10月8日日曜日は、レッズランドで、ジュニアユースの試合やユースのSS1リーグを観戦してきました。昨日と打って変わっての気温が上昇して、ここ数日の涼しいより肌寒いような気もする気候から、今日は、暖かいを超えて暑いという中での試合となりました。それでも、やはり秋なんだなと感じられるのは、11時キックオフのこの試合の夏が戻ったかのような暑さから、15時キックオフのユースの試合の時には、気温が下がり始めて涼しいよりも少し肌寒い気候に一気に変わったり、気を抜くと体調を崩しそうな状況のレッズランドでもありました。

浦和レッズジュニアユースの選手にとっては、ようやくプレーしやすい季節になってきたと思ったところでの、暑さで給水タイムが設けられるくらいの中での難しい条件の中での試合になりました。

簡単に言えば、今日の試合は、試合を見ている中で、普通に浦和がプレー出来れば勝てる相手、むしろ勝たなければいけない相手であるという雰囲気もあったのですが、もちろん、不可解な判定が多かったのも事実ではありますが、なんというか、連係ミスだったり、やや相手とのマッチアップで勝てそうだと安心してしまってプレーへの集中力が欠けているような選手も見られるような流れにも見え、その結果が、最終的に相手にとっての残留を決定づける劇的なゴールでの幕切れにつながってしまったようにも感じられました。

もちろん、僅かでも高円宮杯の予選なしでの出場の可能性が残っているという状況ではあっても、降格の可能性が既にないという中で、負けられない気持ちというのは、相手のほうが強かったとはいっても、この試合は、はっきり言ってもったいなかったですし、高円宮杯の予選を戦う上でも、気持ちを入れ替えて臨む必要があるかなと感じます。

試合の流れを簡単に書きますね。

この試合のスタメンと交代は以下、

GK18番関大輝、DFが左に9番佐藤優斗、右に26番島垣翔、真ん中に5番遠藤基意、中盤が、左に37番小山田直人(後半スタート⇒17番南雲俊冶/後半24分⇒30番岡田翼)、右に11番松村大也、真ん中に4番根岸恵汰と8番盛嘉伊人、FWが左に2番奥山圭介、右に7番木下翼、真ん中に13番堀井真海(後半11分⇒23番工藤孝太)

となります。

前半スタートから、浦和ペースで試合がスタートし、相手陣内で攻撃を仕掛ける回数を多く作ることができます。よりゴールに近づいたチャンスとしては、前半9分に11番松村大也から7番木下翼とパスをつなげ、クロスを入れたところで、最後は2番奥山圭介がシュートを狙うも、枠を捉えきれず。

前線で、13番堀井真海や7番木下翼が運動量多く相手にプレッシャーをかけつつ、サイドから仕掛ける選手の崩しでチャンスを作る回数が多くなる中で、迎えた前半13分に前半9分のチャンスと同様に、11番松村大也から7番木下翼にパスを通し、サイドからの攻撃でのクロスからやや混戦になったところでのこぼれ球を、最後は、37番小山田直人が押し込んでゴール。1-0と浦和が先制します。

前半14分に、2番奥山圭介から、11番松村大也とつながり、前線の13番堀井真海にパスを通すと、13番堀井真海と37番小山田直人がパス交換からゴールに迫ります。

このようにチャンスは、多く見られたものの、やや不利な判定もあったものの、20分過ぎくらいから、味方同士の連携がずれたり、何か少し、そこまで見せていた相手に脅威を与えるプレーから、散漫なプレーというか、集中を欠いたというか、どう表現するのが適切かは、難しいところですが、「どうしたんだろう?」というやや自滅につながるようなミスが増えてきた中で、28分に味方同士の連携ミスから失点を喫して1-1となります。

失点後も、結果的に、何かがおかしいなという状況が最後まで続く中で、それでも、数えられただけでも、前半で失点後に3度ほどは、ゴールに近づいた場面を作れていましたし、後半も相手キーパーの好セーブではじかれてコーナーキックを得るにとどまったものの、途中から入った17番南雲俊冶の混戦からのこぼれ球に対しての抑えの利いた枠を捉えたシュートだったり、9番佐藤優斗からのクロスに対しての13番堀井真海のヘディングシュート、途中から入った23番工藤孝太が前線で相手にタイミングよくプレッシャーをかけたところで、相手ミスを誘い、高い位置で奪って攻撃に転じる形も数回作り、8番盛嘉伊人のミドルシュートもありました。

もっとも惜しいチャンスは、後半35分の4番根岸恵汰からのフィードを23番工藤孝太が受け、30番岡田翼に展開し、前線に走り、再びパスを受けた23番工藤孝太のシュートがバーを叩いた場面でしたが、ここは惜しくもゴールになりませんでした。

ちょうど、この前後で、明らかにペナルティエリア内で相手がハンドをした場面を流されるなど、ややこちら目線で見ると、笛を吹いてくれても良いよなという場面があったのも事実ですが、チャンスの数も多く作れていたが、何か、相手のプレッシャーがそこまで強くないのに、味方同士の連携が、暑さからの疲労もあったかもしれませんが、何かズレる場面が多く、自らリズムを作り出せないでいるようにも見えましたし、悪く言えば、相手を少し舐めているような戦い方にも見えてしまう部分もありました。

そういう展開になると、良く起こりうる試合終了間際での相手のゴールという形が実際に生まれてしまい、結果1-2の敗戦になりました。

私は、ジュニアユースには、今年はあまり関われていないので、チームがどういう状況で選手の気持ちの現在地がどうなのかというのも、わかりません。シーズンが終盤になってきたところで、リーグ戦自体は、やや上を目指すという点では、難しい状況で残り試合が少なくなっていったというのはあると思いますが、最後の大会となる高円宮杯に向けて、チームとして同じ方向を向く必要もあるのかもしれません。

チーム自体のポテンシャルや強さは、それほど数は多くなくても、今シーズン見させてもらっているので、正直私としての注文は多いです。

この時期は、本当に順位以外の部分でも選手それぞれでモチベーションのコントロールが難しくなるのもわかりますが、夏の大会の忘れものを冬に奪い返すべく、高円宮杯制覇に向けて、今一度チームとして同じ方向を向いて、自信をもって戦ってもられることを期待しています。

結果的に、私は、日本にいないため、足を運べませんが、リーグ戦の最終節は、優勝争いをリードするFC東京U-15深川となりますので、ギアを再び上げるにはもってこいの相手です。

ここから再び全国制覇へ向けてのスタートとして、強さを見せつけてやってください。

ではでは。

写真は、facebookページで掲載しています。この試合の写真はこちら

高円宮杯U-18サッカーリーグ プレミアリーグEAST 2017/10/07 浦和レッズユースvs柏レイソルU-18 1-1引き分け・・・良いところだけ書きたいが。

どうも、ブクメです☆

土曜日は、ユースのプレミアリーグ観戦で、日立柏サッカー場に足を運びました。対戦相手は、柏レイソルU-18になります。現在、日本に住んでおらず、不定期に帰国して見られるときに試合を観戦するような生活になっていますが、柏レイソルU-18は、6月のホームでの試合の時にも足を運べており、珍しくホームもアウェイも見られたカードとなりました。

前回は、ビハインドから終盤に気迫のゴールで逆転も、最後の最後に追いつかれての引き分けとなりました。無意識に、タイトルに入れた言葉を見てみたら、前回の柏レイソルU-18の試合後のブログとほぼ同じことを書いていて自分でも驚きましたが、色々な状況を踏まえると、前半15分間の浦和レッズユースの時間の後からは、かなり相手に支配され続ける試合になり、それに対する対処も後手後手となるような、もどかしい展開。

私は以前から書いているように、動き方に決めごとを作り、プレーする内容も制限してパス回しを重視するようなサッカーは、あまり育成においては好きではないのですが、今日は、正直なところ、相手のパス回しの見事さに少し圧倒されてしまっている自分もいました。

その意味では、特徴のある選手に指示を出しすぎて遂行しないと難しい状況になるという意味合いでは、似ているとも言えますが、チームとして戦う動きを徹底してやっている相手のほうに軍配が上がるのはある意味当然かとも感じられるところもあります。

そして、そういう場面で選手の中で対応して対処してというところも、あれだけ指示に従うことが重視される環境だと難しいのかもしれません。

昔から、柏レイソルU-18とは、浦和レッズユースは、相性が悪いと書いたこともあります。そういう相手と浦和がやり優る時というのは、相手の決まったパターンに対して、相手を混乱させるようなプレーをすることで精度を落とすこと。割と雑でも押し切る時間が長いような試合では、勝てている印象もありました。

そういう意味では、特に今日は、得点が動いたのは、前半の終盤の20番長倉幹樹の見事なキーパーとの駆け引きからのゴールであるものの、前半の15分間に集約されていたようにも感じられます。

前半スタートから、特に20番長倉幹樹のプレーの気迫というものが伝わるような、チェイスであり、仕掛けであり、シュートであり、相手の守備陣を脅かすようなプレーをかなり力強く連続して遂行していました。実際に、ここから生まれたチャンスも多かったです。

6番荻原拓也と10番シマブク・カズヨシのパス交換からの仕掛けや、12番大桃伶音の、センターバックながら相手のプレーを積んだ流れから、そのまま前線に上がっていこうという姿勢、3番大西翔也の中盤での狙いからのインターセプトなど、相手よりも気迫で優り、一歩一歩素早く動き圧力をかけることで、ペースを握り、多くチャンスも作っていました。

しかしながら、15分あたりからは、相手が、過去の柏レイソルU-18との試合でもよく見てきたような形でのパス回しから、リズムを作り出すと、徐々にこちらの単発のプレスにかからなくなり、相手ペースに変わっていきます。特に、攻撃において間に入られクサビで受けた選手からの展開、そこに絡んでくる攻撃の選手のスペースへの入り方などが、見事で、かなり苦しめられる時間が増えてきます。

浦和の守備も個々では、集中し跳ね返すものの、相手の念入りな水撒きの効果もプラスされてか、パス回しに翻弄される時間帯が多くなり、奪っても、攻撃の起点になる預ける場所がなく、相手も心置きなく、ボールを失っても前線の選手が高めでプレスを連動してかけてくることで、慌てた対応になってしまい、奪い、中盤当たりの選手にパスを預け、その後の展開前に再び相手がキープしてパス回しで仕掛けられるという回数が多くなっていました。

それでも、前半15分のペースを握っていた時間帯では奪えなかった得点を、少ないチャンスで20番長倉幹樹が決めて先制に成功して、前半を1-0で折り返します。

しかしながら、後半に相手がメンバーを一人交代して、さらに攻勢を強めると、守備に人数を割きながらも、ペナルティエリア内、付近での数的優位を生かせずに、相手の選手に上手くスペースに入ってプレーされる回数が増えた中で10分くらいで失点し、1-1と同点に追いつかれます。

その後は、試合のほとんどが相手の早いパス回しから、ディフェンダーの隙間に入られて、クサビのパスを受けた選手とそこに絡む選手の個々の能力の高さも加わった形で、何度もゴールを脅かされるような場面が出てきたものの、跳ね返し続け、結果的に、引き分けで終了となりました。

指示や交代に込められたメッセージも、やや、わかりにくいものが多く、ただ、消極的な采配に見られたところで、より選手が困ってしまったところも多分に出たと思います。

選手が混乱すれば、柏レイソルのようなサッカーをするチームは、より勢いを増し、単発の反撃で何度か、相手ゴールに近づくプレーはあっても、選手それぞれの能力では、差がなく、優っている要素も多いはずなのに、試合では、そういった良さもかなり消される形で、見ていてもどかしくなりました。ただ、そういった試合で、逆転ゴールを許さずに引き分けで終えることができたということは、一つ収穫とも言えます。

今の私は、本当に、悔しいくらいに、連続して試合が見られないことで、その試合を、どのように捉えていけば良いのか、わからないです。

本当に、継続して連続して見ていくということの重要性を今はすごく感じ、残るのは、悔しさばかりです。せっかくサポーターとして足を運んでいるのに、何もできない、何も変わらない。もどかしさばかりです。

でも、柏レイソルのようなパスサッカーは、ある意味特殊ですし、今の浦和は、監督がどのようなチームにしたいのか、それを選手が理解できるものなのかもはっきり言ってわかりませんが、今日の試合の入り方は、本当に良かったです。

選手同士の声も本当によく出ていたし、控えの選手からの声も良く出ていた。実際にプレーしていた選手も気迫あふれるプレーで相手選手に間違えなく脅威を与えていた。

中盤でのインターセプトの成功率も高くなっていた。

今できること、すぐには直せないこと、残り試合を考えたうえで、しっかり見つめなおしたうえで、対戦相手のタイプを考えても、今日スタートからしばらくやれたことを毎試合続けることと、そこからのチャンスからの得点を奪いきれるかのところで集中したうえで、戦っていけば、そう簡単にはやられないと思います。

来週からは、Jユースカップに移り、また全く別要素のトーナメントでの頂点を目指した戦いになりますので、そこでの戦いも大事にしつつ、またフレッシュな気持ちでプレミアリーグの残り3試合を戦って自力でこの舞台に残ってください。もう、現体制になってからたびたび見てきた、他力力(たりきりょく?)は、見たくないので、選手でなんとかしてみてください。できるはずです。

この試合のスタメンと交代、

GK25番石井僚、DFが左に6番荻原拓也(後半40分⇒11番関根束真)、右に15番北村龍馬、真ん中に4番橋岡大樹と12番大桃伶音、MFが左に10番シマブク・カズヨシ、右に7番弓削翼、真ん中に13番白土大貴(後半45分⇒17番大城螢)と3番大西翔也、FWが左に19番甲斐崇史(後半3分⇒8番立川将吾)、右に20番長倉幹樹(後半45分⇒5番関大夢)

となります。

ではでは。

写真は、facebookページで掲載しています。この試合の写真はこちら

アカデミー卒業生関連2017/09/30 大学サッカー 関東2部 東農大vs東海大、東学大vs立正大を観戦

どうも、ブクメです☆

サッカーのある週末、良いですね。今回の日本滞在の期間中、3つの週末をまたぐので、結構試合観戦ができます。以前は、これが当たり前の生活でしたが、それが特別なことだったというのを実感したりする最近です。

今回は、浦和レッズユースやジュニアユースの公式戦とかぶらないタイミングで大学サッカーを見ておきたいという言うことで、帰国前に決めていた通り、古河市立古河サッカー場で開催された関東2部リーグの東京農業大学vs東海大学、東京学芸大学vs立正大学の2試合を観戦してきました。

大学サッカーでは、おなじみの、さいたまから近い茨城県の会場で比較的。観戦しやすい会場として知られている古河市立古河サッカー場。実は、初めて足を運びました。

結構、行けるかなという候補には入れつつ、結果的に別の会場の試合などの絡みで行けないなどで、「さいたま」に住んでいるときには結局行けず、「埼玉」に引っ越してから初めて今回足を運ぶことになりました。

今住んでいるエリアからも、距離や所要時間的には同じくらいで、下道だけでもスムーズに行ける場所です。

さてさて、今回の対戦カードでは、第1試合のカードでは、東京農業大学には、浦和レッズユース出身選手が、3年生に荒木聡太、2年生に影森宇京がいます。この試合では、影森宇京がスタメン出場でした。

第2試合のカードでは、立正大学には、2年生に中塩大貴がいます。この試合では、中塩大貴は、控えのメンバーでした。

まず東京農業大学の試合ですが、後期から9番をつけてセンターフォワードになったという噂は聞いていたのですが、この試合では、3トップの左側でスタートし、途中でセンターフォワードになったり、後半は、右側でプレーする時間も長く、最終的には、シャドー的な位置に下がってのプレーなど、1試合で色々なポジションをやっている印象でしたが、チーム全体的に、やろうとすることが、観客として見ていると、少しわかりにくいのか、思うように行っていないのかは、不明ですが、それと呼応するかのように、影森宇京もやや、らしさが見えないようなプレーは、あったものの、後半終盤に交代する前くらいには、らしさ(フォワードとしてプレーすることが多くなってからの影森宇京)も見える場面もしっかり作ってはくれました。

試合は、先制しても追いつかれてしまうことが多いと聞いていましたが、この試合は、2点リードから1点は返されたものの、そのまま2-1で勝利となりました。

このところ、Iリーグでスタメン出場で安定したプレーを見せているという情報が入ってくる荒木聡太が絡んでくることも楽しみにしていますが、大きな変更をここからチームが行うということは、難しそうにも見えます。今回は、スタンドで応援していた荒木聡太には会うことはできたので、良かったです。

第2試合では、試合自体は、両チームともに「脆さ」と「強さ」の両方の側面を見せられる試合で、立正大が先制し、リードした形で後半に入ったところで、点を取りに来た相手にやや不用意な形で攻め込まれて1-1とされると、その直後にも失点し、1-2と立正大が逆転されてしまい、そのままの勢いで東学大が行く雰囲気も出ていたのですが、なんとなく、私が足を運んだときの立正大がそうだということだけなのかもしれませんが、とにかく試合最終版に強い印象そのままに、アディショナルタイムに入ったくらいで同点に追いつき、試合終了間際に劇的な逆転弾を決めて、結果的に3-2で立正大が勝利となりました。

中塩大貴は、結果的に出場機会はありませんでした。サッカーには、よくあることですが、守備の位置で起用される選手は、怪我などでポジションを外れたときには、その期間に起用された選手が一定の評価をされるプレーをすると、怪我が治っても控えに回ってチャンスをうかがうものの、そのポジションがゆえに、途中からの出場は難しいなど、そういう状況なのかもしれません。

浦和の育成の時もそうでしたが、そういう時期があっても、急に出てきて、試合勘など心配する必要もなく、安定したプレーを見せるのが中塩大貴ですから、再び出場機会を得られたときに、問題なく、やってくれるでしょう。

 

天候にも恵まれ、やや暑さも感じられる時間もありましたが、風はカラッとして涼しく、サッカー観戦に適した季節になってきましたね。

ではでは。

facebookページに今回足を運んだ試合の写真を掲載しています。⇒こちらからどうぞ