2017/04/29 カンボジアリーグ プノンペンクラウンvsボンケットの試合を観戦してきました。

どうも、ブクメです☆

来週5月2日から、また再び日本に一時帰国するのですが、今週末は、まだカンボジアに滞在しています。またボンケットの試合を観戦しているのという感じですが、結果的に足を運ぶ試合がボンケットが多いというだけで、今回のメインの目的は、プノンペンクラウン寄りで応援と言うスタンスです。

以前に一度、このスタジアムに足を運んだ時は、このチームに入った日本人選手(20番鈴木雄太選手)はどんな感じだろうということだったのですが、縁があり、時々食事をする関係性になったので、応援するという立ち位置で2度目の観戦です。この、知り合うために近づいて仲良くなるというのと、偶然、人のつながりで知り合うというのが私にとっては、全く大きな違いであり、前回も触れたように、ここプノンペンは、それほど広くないので、ただつながるための場所というのは、あるわけで、でもそれで知り合うことが、そこまで大きいものとは、思っていません。

さてさて、なんだか、けが人が多くて、プロとしてはやったことのない左サイドバックを前節ではやるなど、助っ人ならではの助っ人ならどこでもできて当たり前な感じで起用されることも多いようですが、この試合では、ボランチ気味の中盤2枚の1枚としてプレーしていました。私が最初に足を運んだ試合では、途中出場でこれに近い形で起用されていましたが、この後は、サイドで起用されることが多かったようですが、私としてはこのポジションがしっくりきます。

対戦相手は強豪のボンケットですが、この試合は、プノンペンクラウンが、よりチャンスを多く作りながらも決定機を多く外していたことで、一緒に足を運んでいた人にサッカーは、こういうチャンスを多く外すと少ないチャンスを逆に決められて相手が勝つことがよくあるという話をして、ピッチから目をそらしていたところでプノンペンクラウンが先制点を決めるという、育成の試合観戦でも本当によくある、ちょうど、たまたま数秒目をそらしたときにゴールが入ってしまう現象。これは、何とかならないでしょうかw

この先制点に始まり、結果的には、最後の4点目は、20番鈴木雄太選手のアシストでのゴールという嬉しい結果も見られつつ試合は4-0でプノンペンクラウンの快勝となりました。

試合の中でのプレースタイルで感情をしっかりピッチで表現して気持ち強くプレーしてくれる選手が好きですし、それは、育成でも多々書いていることですが、その辺りもしっかり見られたのもうれしかったですね。

一緒に足を運んだ人が、サッカー観戦が初めて(スタジアムに足を運んだことはあっても、サッカーをしっかり見たことがない)という人で、その一つ一つの反応も新鮮でした。

この後、日本に2週間戻り、5月中旬から、カンボジア在住者としての滞在は、残り2週間となります。結果的に、それでも多くカンボジアに来る理由というのが、ここ数日で出来たので、結果的には、ベトナムに住んでもまたカンボジアにいるの?と言われることが増えるかもしれません。

そして、ゴールデンウィークに日本に戻るということで、まだ試合はチェックしきれていませんが、この期間は、ユース、ジュニアユース、大学サッカーなど、育成関係の試合に多く箸を運びたいと思っています。

今週土曜日のジュニアユース、日曜日のユース、大学サッカーも多く開催されましたが、結果のみですが、けが人の復活などもありつつ、浦和の育成に関しては、結果がともなってこなかったようにも見受けられますが、足を運んだ方からは、それほど悲観的な意見が飛んでいないため、これらを踏まえての次の観戦を楽しみに待ちたいと思います。

ではでは。

写真などは、facebookページで掲載していますので、ご覧ください。⇒ブクメのサッカー日々facebookページ

2017/04/23 カンボジアリーグ ナーガワールドvsボンケットの試合を観戦してきました。

どうも、ブクメです☆

別のブログでも触れましたが、6月1日よりベトナムのホーチミンに引っ越し一人暮らしを始めることになりました。

5月最初から中旬までいったん日本に戻り、その後、5月中旬よりカンボジアに戻りプノンペン在住者としての生活残り2週間を過ごすという流れになりました。

生活自体の拠点は、ベトナムになりますが、ここプノンペンに住んでいた時に、割と頻繁にバスでベトナムに行っていたのと同じように、ベトナムに住んでも、割とプノンペンに来ることは多いと思います。でも、在住者ではなくなります。これは、私にとっては大きいことです。

個人的には、一つの寂しい決断をすることになり、ベトナムでの生活は、私にとっての新たなベトナムとのかかわりのスタートとなることになってしまったのですが、頻繁に足を運ぶ中で、旅行者ではなく、在住者としてのベトナムがどのようなものなのか、ずっと考えていたこともあり、言葉も含めて、6月1日から住みながら、色々挑戦してみたいと考えています。

カンボジアでの9か月間の在住者としての生活は、これまでのたくさんの国に短期間足を運びまくっていて海外に強くなっているつもりでいた自分の考え方を、180度変えてくれるもので、どんなに足を運んでも旅行者と在住者は違う、現地に関わろうとするか、しないかで全く違いと言うことを目の当たりにしました。

はい、前置きは、そのくらいにしまして、日曜日は、カンボジアリーグの強豪チーム同士の対決となる、ナーガワールドvsボンケットの試合を観戦してきました。

この2チームでは、ナーガワールドには、藤原賢土選手、ボンケットには、村松知輝選手、水野輝選手が所属しており、この試合では3人全員がスタメンフル出場となりました。

ここカンボジアに来て、もちろん、私もサッカーの育成をずっと見てきた身ですので、サッカーというものに関わる何かに出会えるきっかけというものは探していました。

カンボジアのサッカーは、カンボジア全土ではなく、プノンペンに集中する傾向があり、カンボジアリーグに所属する日本人選手もプノンペンに集約していたりします。プロ一本だけでやっていくという待遇の割と資本力のあるチームに属している選手もいれば、次にことまで視野に入れながら色々なことに挑戦している選手もいます。

サッカー選手に出会いたければ、会える場所というのはあるわけで、サッカー選手同士のつながりももちろん強いわけですから、そういう方法もあるのですが、皆さんご存知のようにひねくれもののブクメですので、そういう形で出会うとか、力のある方に取り入るとか、そういうことが嫌なので避けてきました。

で、本当にこの1か月ほどの話ですが、偶然知り合ったカンボジア在住の日本人の方の高校時代のバイトの友人がカンボジアリーグのチームに入ったとかで紹介されたり、その方の店に来ていたことで知り合った選手など、ポツポツ、出会うことができています。

で、藤原賢土選手も、たまたま出会った選手で、ナーガワールド所属の選手で、カンボジアリーグ自体は、何度かブログで書いているように足を運べる機会は増えて来たのですが、ナーガワールドの試合は観戦する機会がなかったことで、話はしたけどサッカーを見ていないという状況で、今回初めて選手としてプレーしている姿を見ました。

試合自体は、ナーガワールド 1-2 ボンケットということで、藤原賢土選手のナーガワールドは、敗れてしまったのですが、顔見知りになっている選手と言うことで愛着を持って、両チームとも日本人選手がいましたが、ナーガワールド寄りで見ていたので、試合は応援しているチームが負けた感が強くなったのですが、プレー自体を見ていると、まあ、私が好きなタイプの選手です。サッカー以外のところでは、そういう雰囲気でもないのにw

4バックのセンターバック2枚の1枚としてプレーしていて、後ろからチームを鼓舞する。悔しさを体いっぱいに出してしまうタイプ、そして、センターバックながら、チャンスがあれば、攻撃で前に上がっていくプレーもできる。

プレースタイルとしては、強さで勝負するというより、相手の攻撃選手を離さないタイプの守備で隙を見せたら摘み取るような守備が上手い印象でした。

ただ、全体的な守備の安定感で言うとボンケットの方が一枚上手で、攻撃の外国人の強烈さもややボンケットの方が上だったかなとも思います。

若干キーパーのポジショニングが・・というところもありましたが、先制したボンケットの1点目は外国人選手に遠目からキーパーの届かない位置を狙われて決められ、それでも、同じく外国人選手がやや寄せが甘いところを強烈に決めて同点に追いつくという、得点経過としては競っていましたが、よりゴールに近いチャンスを作っていたのは、ボンケットだったかなと思います。逆転ゴールは、守備の間を狙ったパスにスピードある抜け出しで一気にキーパーと1対1の状況にされて決められたという形でした。

・・・と、語れるほど、カンボジアリーグを多く観戦しているわけではないので、このくらいにしておきます。

本当は、土曜日のこの試合を観戦して、日曜日に、もう一人縁があって知り合った選手が所属しているプノンペンクラウンの試合を観戦する予定だったのですが、カンボジアあるあるの、試合日程がいつの間にか変更になっているパターンで同日開催になってしまったため、今週末は、この1試合のみの観戦になりました。

土曜日は、部屋で仕事をしながら、15時キックオフの試合がちょうどテレビでやっていたので、つけていたのですが、暑さがかなりピークになりつつあるプノンペンの15時キックオフの試合は、テレビで見ているだけでも過酷さが伝わってきました。

夜の試合であっても、やはりジメジメした状況ですし、日本のサッカーで言う夏の状況が、シーズン通して続くわけですから、単純にサッカーのうまい下手だけの戦いではないことも、はっきりと感じるわけです。

もうね、ブクメの住んでいるアパートも、あと1か月で部屋を出るので、直してもらうところまでは良いかなと思うのですが、冷房の調子が悪くて、ほとんど涼しくならないため、基本的につけずに天井のファンと扇風機全開で生活しているのですが、ここ数日は、アパートの建物自体が暑くなりすぎてしまっているようで、夜になり外は涼しめの風が吹き始めても部屋の中がプチサウナ状態が続いたりしています。

物凄く水分を取っているのですが、その水分の大半が汗で流れ出る状況だったりします。

そんな感じです。

来週末もカンボジアリーグの試合に足を運ぶ予定です。

今週末は、ジュニアユースは東京ヴェルディジュニアユース相手に快勝で、ユースは清水エスパルスユースとのアウェイゲームで、2試合連続終盤の失点で敗れたという結果を見つつ、ユースの試合に関しては、敗れはしたものの、前回のやられ方と今回の状況は違く、良い兆候が見られているという話も聞きました。

次に足を運べるのは、5月6日の大宮アルディージャユース戦の予定ですので、その時を楽しみにしています。

ではでは。

あ、いまさらですが、このブログのfacebookページを作りました。目的はというと、海外在住になってから結構期間が経ちますが、日本に住んでいたころと、変わってきてしまった部分が多い中で、いくつか新しい構想があり、それを試してみるための準備としての理由と、あとは、割と試合では多くの写真を撮っているものの、ブログに載せるのは、絞り込んで載せているだけだったので、その写真をfacebookページの方でどかっと載せてみようかと思っています(そのため、ブログ内で掲載する写真は減らす予定です。)

ページにいいねしてもえると嬉しいですが、公開しているページですので、普通のウェブサイトと同様に、閲覧してもらえれば見える設定になっていると思います。

ブクメのサッカーな日々facebookページ

改めて、ではでは!

アカデミー卒業生関連2017/4/08 – 少しだけ、天皇杯埼玉県予選決勝を見つつ、アカデミー出身選手の情報が多かった週末

どうも、ブクメです☆

土曜日の浦和レッズジュニアユースの試合の後、午後の予定の前に少し時間があったため、埼玉スタジアム2002 第2グラウンドに移動し、天皇杯埼玉県予選の決勝戦で東京国際大学の試合を前半のみですが観戦してきました。結果的に、東京国際大学vs東京国際大学FCの対戦となったため、どちらが勝利しても東京国際大学が天皇杯に出場することが決まっているという、やや見方が考え方が難しい一戦にはなったのですが、目的は一つで、大学サッカーの開幕戦に足を運べないことが決まったため、浦和レッズユース出身で主力となっている選手たちを少しでも見ておくことですね。

昨年に引き続き、今年4年生となる進昂平、條洋介、安東輝が主力でここ最近出場しているとういことでしたが、この試合は、進昂平と條洋介がスタメン出場しており、控えに安東輝が入っているという状況でした。

・進昂平

・條洋介

昨年同様の埼玉県予選の決勝で、結果も同じく大学代表の東京国際大学が社会人リーグ代表の東京国際大学FCを下して3年連続の天皇杯出場を決めました。

天皇杯に関しては、この辺が今年のダメダメなところなのですが、日程に関して調べられていないことが多くて、 「今年も東京国際大学の天皇杯の試合は見に行くつもりですよ、とか夏くらいに開催されるイメージでいたのですが、後々調べてみたら今年の天皇杯の1回戦は、4月中に開催されてしまうのですね。今週に日本を発ち今月はもう帰ってこられないので、天皇杯1回戦は見られないではないか・・・と、あとで気が付いたわけですw

1回戦勝ち抜いてもらって、2回戦を観戦するという目標に切り替えます。

で、天皇杯ということで情報を見ていると、戸嶋祥郎や渡辺陽がいる筑波大学も本戦出場を決めていたり、AC長野パルセイロに移籍して初出場を果たした野崎雅也も気になるし、広瀬陸斗が活躍する徳島ヴォルティスでは、今年加入した川上エドオジョン智慧が初出場を果たしたというし、長谷優の加入の情報を見つけて「お!」となった松江シティFCも出場していたり、なんだか今年の天皇杯は、行きたい試合がかなり多いですね。いずれにしても、1回戦は足を運べないので、2回戦まで足を運んでくれたチームを眺めつつ、調整できたら2回戦はどこかに足を運びたいなと思ってはいますが、どうだろう。

高円宮杯U-18サッカーリーグ プレミアリーグEAST 2017/04/09 浦和レッズユースvs青森山田高校 3-2勝利・・・この舞台に戻ってきた!

どうも、ブクメです☆

味の素スタジアム西競技場も、高速道路をフルに使うことを考えると、圏央道~いったん下に降りて、途中から中央道を利用してというルートでかなりスムーズに行けることが分かった、いつもケチってできる限り下道で行こうと思って、そちら方面に車で行くときは渋滞でストレスを感じていたブクメですw

さてさて、昨シーズンプリンスリーグ関東で優勝し、参入戦も勝ち抜き、浦和レッズユースがプレミアリーグの舞台に帰ってきました。ブログを書くタイミングで、カテゴリにプレミアリーグ2017を加えたのですが、前回がプレミアリーグ2012ということで、実に5年ぶりですね。

浦和レッズユースのサポーターとして、2011年、2012年のプレミアリーグを幸いにも経験することができているブクメですが、この5年間でプレミアリーグもスタートした当初から随分環境や認知度、あとは、ソーシャルメディアの発展などで今日の開幕戦も、試合内容書かなくても見たい人は、映像でもしっかり配信されているし、スタジアムに足を運んだ方がかなり多くツイッターなどで情報発信してくれている。

逆に考えると、足を運べない試合が増えることを考えても、情報収集は、かなりしやすくなったんだなと安心する部分もあります。試合の全体像をそこまで書く必要がなくなる中で、本来私が重要と考えている、見えないところを見るという点では、関われる時間が減ることで、自分のブログでの役割としてどこに重点を置くのか、若干悩む部分もありますね。いや、それほど悩んでいませんが。昔も今も、自分が思うように書くことしかできないので、今後も足を運べる回数は減っても、自由に、縁があって関わることのできた選手をできるだけ、試合に出ている部分以外もしっかり見られるように、やっていければと考えています。

テンションが上がってなんとなく、落ち着かなかった開幕戦ですが、開幕戦の相手は、昨年プレミアも選手権も制覇した青森山田高校と言うことで、相手のレベルとしては十分すぎるくらい。

ブクメ個人的には、日本から離れ、観戦回数が減る中で、何試合かユースの試合を見ることはできていますが、ある程度消化試合になっていたり、フェスティバル系で相手の状況がよくわからない試合などが多かったため、久しぶりに見る、間違えなく相手もベストメンバーを組んで本気で臨んでくる大会と状況での試合で今年の浦和レッズユースの現在地、昨年からの継続と新しいチームの強さや弱さ。1試合では、測れないものの、そういう様々な要素をまず確認できる試合となりました。

・・・強風と、天気予報以上の大雨は邪魔でしたが、そのおかげで、浦和レッズユースの選手が持っていてほしい、負けたくない気持ちからのサポーターの言葉を借りる(パクリともいう)と「選手の気持ちが戦術を上回り逆転勝利」も見られました。

では、まず簡単に試合のことを書きますね。

この試合のスタメンと交代は以下、

GK25番石井僚、DFが左サイドバックに6番荻原拓也、右サイドバックに15番北村龍馬、センターバックに4番橋岡大樹と5番関大夢、MFがボランチに3番大西翔也と13番白土大貴(後半12分⇒9番樋口颯太)、左に19番甲斐崇史(後半スタート⇒14番井澤春輝)、右に7番弓削翼、FWが左に10番シマブク・カズヨシ(後半45分⇒8番立川将吾)、右に20番長倉幹樹(後半45分⇒16番二見健太)

となります。

前半は、完全に強風に向かって浦和が攻めなければならない状況ということで、普通にサッカーで言えば、相手に有利な状況でのスタートとなったのですが、なんとなくこれまでの浦和レッズユースというチームは、歴代そういう状況で耐えて、その風を有利に生かして後半にという戦い方ではまったことがあまりないというか、確かに、プレミアリーグで強風で思い出されるのは、コンサドーレ札幌U-18とアウェイで対戦した過去に強風が影響した得点と失点があったなとか、風が明らかに試合の流れに影響を与えた試合もありましたが、でも浦和レッズユースは、どちらかというと、天候云々を活かしてという戦い方は、良い意味でできないという印象があったりします。この試合は、どうだったかというと、やはり風に苦戦して、風を活かしてという試合には、ならなかったと思います。

ただ、もしかすると勝敗を分けたところで言えば、後半途中から雨が強くなり、不規則に強風が吹くような展開でより「戦う」部分が強くなったところで、スイッチが入った選手たちとそれに触発されて全体的にいわゆる昨年の戦いでもそうだったような、ぎりぎりの戦いでの勝負に勝ってきた強さが、出たのかなとも思います。

試合の出だしは、気持ちは入っていたと思いますし、集中して入ったとは思いますが、はっきり言って、緊張感が伝わってくるような選手が多かったです。それは、相手も同様に感じられた部分で、試合としては、どちらに転ぶかわからないという拮抗した状態が続くことになります。

ただ、なんというか、これは、どういうわけか、サッカーでは、よくあることなのですが、競った時のこぼれ球だったり、クリアボールが、人に当たった時のこぼれ球だったりが、とにかく相手に良い形にボールが行ってしまうことが本当に序盤は多かったですね。

確かに、雨と風の影響は確かにあったとは言っても、はっきりしたプレーが求められるところで不用意なプレーというのも目立っていましたが、それでも、そこにこぼれるのかという不運なことも多く。

緊張感と言うか、もしかすると過剰な慎重さが生んだのが、そういう状況だったのかもしれません。

指示もあったのかもしれませんが、攻撃に厚みができないのが試合開始から気になりました。仕掛けた時に、押し上げる人数が少なすぎる。

例えば、前半12分に、7番弓削翼が中盤でインターセプトに成功し、そこから攻撃がスタートした場面。そこから、10番シマブク・カズヨシにパスが通り、仕掛けて左から中に走りこむ19番甲斐崇史にパスを預ける。この段階で、相手ディフェンダーの素早い戻りでペナルティエリア付近は、既に仕掛けるには難しい状況ができているものの、ペナルティエリア外の部分にすっぽりスペースが空いていた時に、もう1人2人がゴール前に走りこんできていれば、大きなチャンスになったという場面がありました。

結果的に、19番甲斐崇史が味方のフォローがないために強引に仕掛けた流れから、こぼれたボールが、そのスペースに行ったものの、そこに誰も走っていなかったという場面がありました。これまで見てきた試合であれば、選手の特徴的にも、ここで押し上げるために必ず上がってきたであろう選手が、カウンターのフォローなのか、思い切りよく上がってきていなかったことに対しては、若干私は怒っています。でも、前半は、無理してバランスを崩すなという指示だったのかもしれませんが。

実際、運不運で言えば、前半38分の相手の攻めからディフェンダーがクリアしたボールがディフェンダーに当たって、その軌道が結果的に相手にとっての決定機につながるパスになるような場面があったものの、ほぼ決められていたと思われるシュートが、その角度からポストに当たれば、ゴール方向に吸い込まれてもおかしくないという状況でポストに当たったボールがラインを割らなかった(クリアはできなかったものの、ここでカバーに入っていた13番白土大貴のあきらめない姿勢は良かったです。)のは、運が良かったと言えます。

チャンスを逃さず決めていく力というところでの強さが青森山田高校だとしたら、この試合は全体的にそこまで強烈な個が際立って出せている選手もいなかったのですが、前半42分にややはり時間帯と決める力というところでは、勝負所でチャンスの時に隙を見せると、そこを突く力はさすがだなと感じさせられる部分はありました。

0-1で折り返した後半、怪我明けで、15分くらい限定でプレーするのではないかと聞いていた14番井澤春輝が後半スタートから登場。後半もしばらくの時間帯は、相手ペースだったと思います。後半も危険な場面を作られる中で15番北村龍馬のカバーで何とか失点を免れるなど危ない時間帯が続きながらも跳ね返していましたが、14分に決められて0-2とされてしまいます。

前半の終盤から後半の2失点目くらいまでの時間帯を見ている限りでは、相手ペースになった時に、その流れを変えられる(この変えるというのは、試合を落ち着けられるという意味)選手が見当たらないのは、心配だなと感じていました。実際に、この部分は、今後の課題になっていく可能性はありますが、この試合に関しては、逆境になった時に負けたくないという気持ちからスイッチが入った数選手によって、一気に流れが変わっていったと言うのが的確なのかもしれません。

特に、実際に結果も出しているわけですが、14番井澤春輝の存在感は際立っていましたね。後半出てからしばらくは、動きが重たそうにも見えたのですが、中盤付近でのパスを受けて捌く役割りと自らも前線に上がっていく姿勢を繰り返すことで一気に流れが変わっていきました。同時に、前半以上に運動量が上がった10番シマブク・カズヨシの攻撃の部分での相手への仕掛けやプレッシャーも際立っていました。

で、ご存知のように19分のコーナーキックのチャンスで14番井澤春輝が倒されてPKを獲得し、キャプテンの4番橋岡大樹が、気合で(?)ゴールにねじ込み、1-2とし、25分には、コーナーキックのチャンスで3番大西翔也が豪快にヘッドで決めて2-2、最後は、38分に14番井澤春輝が決めて3-2と大逆転勝利になりました。ゴールを決めた14番井澤春輝のペナルティエリア内での落ち着いて切り返してのシュートがピックアップされるかもしれませんが、この場面は、起点も14番井澤春輝で20番長倉幹樹に預けたと同時に、全力でペナルティエリア内に走りこんで再びパスを受けてのあのプレーということも評価されるべきですね。

結局は、ありきたりな表現にはなりますが、より勝負に対して貪欲さを見せた迫力が逆転勝利を生んだということになるのでしょう。

実際に、後半の勝負の場面では、直接得点に結びつかなかったものの、4番橋岡大樹も、何度か、センターバックの位置から中盤にパスを預けた後に前線に走って攻撃参加を試みるという場面も見られました。

なんというか、私も、以前の浦和レッズが好きだったタイプのサポーターなので、きれいなサッカーや戦術的に相手を上回ることができるに越したことはないのですが、雑になっても、ゴールに貪欲で、難しそうでもチェイスして、とにかく負けるのが嫌だから、勝つために、多少のリスクはあってもゴールを狙いに行く姿勢が前面に出るような、そういう戦い方が好きなんですね。戦う姿勢優先です。

だから、例えば、今日のスタメンの選手たち、そして、ベンチ入りできたと考える選手と、ベンチには入ったがスタメンに入れなかったと考える選手、本来はスタメンで自分は出るべきだと考えていながら、怪我などで叶わずに試合を見つめることになった選手たち。チームの循環の中で、今日の試合を見ていて、消極的な戦いになっていた時間帯で、自分が出た方ができるのに、どうして自分が出られないんだろうと感じるよりも、終盤に見せたような、勝利に貪欲でギラギラしたプレーでの展開を見ていて、ここに自分も立って戦いたいという気持ちで競争をしてくれる方が良いと思うんですよね。

でも、紙一重なんです。

よく、プリンスリーグ関東はレベルが高くて、実は、プレミアリーグよりもレベルは高いのではないかという話があるのですが、単純なチームの総合力とかレベルではなく、プレミアリーグというのは、一つ違った次元に存在するものだと感じています。だから、この舞台で戦い抜くには、強ければ良いと言うものではなく、当たり前のこととして、戦術と采配も重要になってきます。層の厚さも重要になります。難しいリーグです。実際に、過去プレミアリーグがスタートした時に、見る側としても、甘く考えていた部分があり、その難しさを試合を見るたびに感じました。だからこそ、勝負強さという強烈な武器を今日は見せてもらいましたので、その強さを維持しながら、プレミアリーグを1シーズン戦い抜くというところでも、一歩一歩前進してまずは、プレミアリーグの常連として定着して、狙えるなら優勝も狙っていくというチームに成長してほしいです。

その意味では、今日見られた大きな課題に関しては、取り組む必要があると思います。今日の場合は、難しい時間帯に試合を落ち着ける選手が見当たらなかった。ここが、チームでどのくらい重要視されているかはわかりませんが、ここに適性があるという選手は、ここでアピールするのもありだと思います。

そして、ピッチで戦うことが許された選手と、今日は、目の前にベンチ入りが叶わなかった選手たちがいたわけで、私たちの前では、悔しさを抑えて笑顔を見せてくれる選手がいたり、あきらかに、悔しさを見せている選手もいました。ピッチに多くの人の目が行っている中で、スタンドでこの風景を見つめていて、様々な表情が見られましたが、育成を見るサポーターとしては、ピッチに出ている選手の活躍は当然ながら、今日スタンドにいた選手、十分な出場時間を得られなかった選手の今後の取り組みや、一つ一つ見られる場面での表情を確認することが大事なんですね。

次はいつ足を運べるのか、現時点で未定ですが、まずは、プレミアリーグに返り咲いた、その新しい一歩となったこの試合のピッチ上の選手たちとスタンドで見つめていた選手たちの表情とこれからを楽しみにして、次に観戦機会を待ちたいと思います。

ではでは。

関東ユース(U-15)サッカーリーグ2017/04/09 浦和レッズJrユース vs 柏レイソル U-15 2-2引き分け・・・負けない強さを見せてもらいました。

どうも、ブクメです☆

なんだか、時々日本に帰ってくるスケジュールになった関係で、日本に来た時に処理できる能力以上に、予定を組み込んでしまう傾向があり、多少慌てている週末です。日本に滞在しているこの週末は、土曜日は、ジュニアユース、日曜日は、ユースという予定で観戦することができました。

また、土曜日は、浦和レッズジュニアユースの関東U-15リーグの後に、夕方の予定までの間に埼玉スタジアム2002第2グラウンドで、前半だけでしたが、天皇杯の埼玉県予選の決勝で東京国際大学の試合も見ることができました。

まず、土曜日の浦和レッズジュニアユースの関東U-15リーグです!

前回足を運んだのが、第2節の横浜F・マリノスジュニアユース戦ということで、そこから3試合が消化されて、全体的な試合の消化数では、5節終了時で混戦ながらも首位に立っているという状況で、今回の相手が柏レイソルU-15となります。事前に調べるということが、あまりできていないブクメで、足を運んでいる方に話などは直接聞いたりするものの、数字的なデータ的なものは、試合が終わってブログを書こうとする段階で、初めて「そういえば今日の対戦相手は、どのくらいの位置にいるチームだったんだろう」とチェックすることが多いですw

単純にイメージとして、柏レイソルの育成は、どの年代でも手ごわく、浦和レッズの育成としての相性も悪いという印象があり、そして、成績としての調子が良い時ほど、チームの現在地をしっかり測るという点でも適した相手と勝手に位置づけています。

GK18番鈴木彩艶、DFが左サイドバックに24番戸田大翔、右サイドバックに2番奥山圭介、センターバックに5番遠藤基意と22番岡田翼(後半5分⇒10番稲木蒼史)、MFが左に9番佐藤優斗、右に11番松村大也、真ん中に4番根岸恵汰と8番盛嘉伊人、FWが左に13番堀井真海、右に7番木下翼(後半34分⇒17番南雲俊冶)

となります。

得点:盛嘉伊人(前半36分)、松村大也(後半37分)

芝を新しくした人工芝コート側の天然芝ピッチが試合で使われることが多くなりましたが、この試合は、土手側のピッチでの開催となりました。個人的には、レッズランドでの公式戦は、こちらのピッチというイメージと見る場所としても染み付いたものがあるので、勝手にこちら側で試合が見られるということで、喜んでいたりしました。

雨の天気予報があったものの、試合のタイミングでは、少し霧雨のような状況が残る時間帯もあったものの、傘なしで問題なく観戦できる状態になりました。

それでも、雨が降っていたために、スリッピーなピッチで、部分部分では、その要素がプレーに影響してしまうことも見られる試合でした。

どうも悪い性格でというか、この試合の前半は、ちょっとサポーターの方と話し込んでしまう時間帯が多くなってしまい、あまり細かいところまでしっかり確認ということができなかったのですが、序盤に浦和が勢いよく攻め込むことで、相手のパスサッカーをうまく封じることができ、相手のゴールに近いところでプレーする時間が多くなっていた印象があったものの、相手の守備網を崩すという部分では苦戦しており、押し込めている時間帯での得点が奪うことができずに、徐々に相手が落ち着いてパスを回し始めると、やや難しい時間帯も多くなるという展開になりました。

こういう展開では、少し強引にでも相手がスペースやパスコースを埋めようとしてくるところを、ドリブルで1枚2枚はがして組織を崩して仕掛けるということが必要になるという点では、7番木下翼が前線で果敢に仕掛けてディフェンダーを抜くことで、チャンスにつながるという場面が何度か見られました。

相手のペースになり始めて、2回ほど決定機を作られ、シュートミスに助けられたり、1番鈴木彩艶の好セーブで失点を免れる流れで、迎えた前半36分。

相手の守備網を崩すことには、やはり苦戦していたところで、8番盛嘉伊人が、ペナルティエリアの右外側のやや距離がある位置から、思い切ったミドルシュートを放ち、このシュートがキーパーが届かないゴール左上隅に吸い込まれます。

この見事なゴールで浦和が先制に成功します。

聞いた話では、前節も難しい展開の中で、8番盛嘉伊人の見事なフリーキックでのゴールが決勝点になったと聞いていて、見たかったな~と思っていたので、この見事なシュートは、前回見ることのできなかったブクメに見せてくれたゴールと勝手に位置づけさせていただきます(そんなわけないw)

前半を1-0で折り返した後半でしたが、開始早々の2分に決められ、試合を振り出しに戻されてしまいます。

若干相手の攻撃に対して守備が苦戦するという回数も増える中で、6分の11番松村大也の右サイドをドリブル突破してのチャンスメイクや、8分も同様に右サイド前線から11番松村大也のクロスを13番堀井真海が受けてショートパスで下げたところで10番稲木蒼史がミドルシュートを狙うも枠をとらえきれず。

11分には、左から24番戸田大翔がテンポ良いドリブルで切り込みチャンスを作ります。

14分には、13番堀井真海から裏へ抜ける10番稲木蒼史へのパスを通し、チャンスを作ります。

逆転を狙いに行き何度かチャンスは作りますが、後半30分に失点し、1-2と追いかける展開になります。

逆に、ビハインドを背負った状態でどのように戦うのかというところが見られたわけですが、下を向いて相手に押し込まれるということなく、逆に試合時間残り5分くらいのところからは、再び浦和ペースに戻すことができていたと思います。

そんな中で迎えた37分に、前線で13番堀井真海か10番稲木蒼史からだったと思いますが、ペナルティエリア付近で混戦の中で、相手ディフェンダーの股を抜くパスで密集するディフェンダーの間を通して8番盛嘉伊人にパスを通し、パスを受けた8番盛嘉伊人が、ペナルティエリアのキーパーと11番松村大也が走りこむスペースへ浮き球のパスを通し、これを11番松村大也が見事に決めて2-2と同点に追いつきます。

この時間帯は、4番根岸恵汰が、ややスペースが空き気味だった中盤のスペースでうまくパスを受けたりバックラインあたりから持ち上がって、両サイドへのパスの供給を良い狙いで出来ており、ここで守備の起点攻撃の起点ができていて、結果的に終盤の同点弾、そして、あと一歩で逆転という展開まで持っていくことができました。特に、試合終了間際の13番堀井真海のシュートは惜しかったですね。シュートの狙いもコースも悪くなかったのですが、相手キーパーの好セーブでぎりぎり触られてコースを外されてしまいました。

試合結果は、2-2の同点となりましたが、引き続き前回観戦できた2節同様に今年のチームの可能性と強さを感じることができました。

そして、試合が終わってこのブログを書く前に、また情報をチェックしたところ、今シーズンの柏レイソルU-15は5試合で2失点と守備の堅さが結果にも出ているところを見て、ここから2点を奪うことができたこと、ただ、得点も5試合2点と言うことで、得点力不足だった相手に2点取られたこと、いずれにもなるほどと思うこともありました。

課題もあり、光明もありますが、いずれにしても、しっかり結果を残し続けられていることも良い流れだと思います。

次回はいつ足を運べるのか、未定ですが、浦和レッズジュニアユースの現在地として、良い試合を見させていただきました。

次見る時までに、もっと全体的に力強く、そして前線に入る選手は、今よりもっと体を張る前線でポストとなるプレーもできるようになると、より攻撃に厚みが出るような気がしています。

楽しみにしています。

ではでは。

 

 

 

 

浦和カップ 高校サッカーフェスティバル2017/04/05 – 浦和レッズユースvs矢板中央高校 1-2敗戦・・・新1年生を見ることができました。

どうも、ブクメです☆

再び4日より日本に帰国しています。当初、2週間ほど滞在する予定でしたが、他の予定など入り、13日の夜中に日本を発つことになりました。

週末にジュニアユースの関東リーグや、ユースのプレミアリーグを観戦しつつ、余裕があれば、その次の週末まで滞在して大学サッカーの開幕まで見ていこうと思っていたのですが、それはできなくなりました。

本来は、今回の一時帰国も金曜日あたりになる予定だったのですが、花見の季節の関係か、週末近い航空券が残っていなかったり、通常の3倍近くの値段に跳ね上がったりしていて、なんとか、多少安めの便を見つられたのが、4日帰国だったため、結果的に、1日だけですが、浦和カップの試合も見ることができました。

ツイッターなど便利な情報収集ツールが増えたものの、やや浦和カップは情報が少ないなと思いつつ、5日の予定がわからずヤキモキしていたのですが、浦和レッズユースは、5位決定戦で10:30からさいたま市浦和駒場スタジアムのサブグラウンドでの試合と言うこと。アカデミー出身の選手の試合も見られないかなと思いつつ、その情報も、なかなか見つからなかったのですが、3位決定戦が武南高校vs市立船橋高校ということで、この試合が10:00キックオフでお隣のさいたま市浦和駒場スタジアムの方。

ほんの10分程度眺める程度しかできなかったので、運が良いのか悪いのかわかりませんが、プログラムを購入して背番号を確認し、フェスティバル系は、時々背番号がいい加減だったりするので、やや不安になりつつも、武南高校の9番が長谷川魁哉、市立船橋高校の47番が白田颯人と2名の浦和レッズジュニアユース出身の選手(共に新3年生)が出場していることを確認し、簡単に写真だけ撮ることはできました。

・武南高校の長谷川魁哉

・市立船橋高校の白田颯人

この試合もできればじっくり見たかったのですが、目的のユースの試合に移動。

浦和カップの情報は、足を運んだ方の情報や結果を眺める程度しかできなかったのですが、昨年同様、試合によっていろいろなメンバー構成で今年も臨んでいたようですね。

今日の5位決定戦は、キーパーの控えに1番河畑光がいた以外は、新2年生、新1年生で臨む状況でした。

新しい選手をじっくり見るという点では、駒場のサブグラウンドでの試合は、かなり距離が近いので助かります。特に、ブクメにとっては、本格的に新1年生がプレーする状況というのは、この試合が初めてになりますので、表情は真剣に、内心は、かなりテンションが上がっていました。

フェスティバルなので、前回足を運んだイギョラカップ同様に、相手がどのくらいの本気度で臨んできているかなどわかりませんし、もちろん浦和レッズユースにとっても、週末にプレミアリーグの開幕を控える中で、試合数も多いため、現時点でのベストメンバーの最終調整を兼ねつつ、新戦力の経験、そして、アピールの場など様々な位置づけとしてこの大会に参加しています。

この試合は、新戦力の経験と、アピールの場という位置づけが強いでしょうか。

今年は、ジュニアユースからの昇格が7名と外部からの加入が7名ということで、特にこの時期は、単純にAチームがどうだとかBチームがどうだとかの前に、ある程度の土台があるプレミアリーグを戦うメンバーの中に入ってチームとしてある程度試合をこなしていて、戦い方がある程度見えている中でそこに入ってアピールするのと、ほとんどメンバーを組んでこういう大会でプレーするのは初めてに近いという組み合わせになるため、勝手が全く違うなかで、選手によっては、Aチームに絡めていないことで悔しさがあり、集中して臨めていないかもしれないなど、様々な状況を考慮しつつ、いつも言うように、それでも、どんな試合でも、どんな人が見に来ているかわからないから、そこで伝われるプレーを見せられるか、違いを見せられるかというのは、重要なわけでして、その点では、プレーの善し悪しの前に、伝わるようなプレーとか気迫とかを見せてくれた選手は、数名だったようにも感じられます。

と、厳しめのことも書きつつ、浦和カップのこの雰囲気は好きなので、個人的には良い時間を過ごさせてもらいました。

では、簡単に試合のことを書きますね。

この試合のスタメンと交代は以下、

GK30番石塚悠汰、DFが左サイドバックに42番山中惇希、右サイドバックに34番清水哲太、センターバックに37番冨田蓮と40番南濵優大、MFがボランチに22番佐藤陸人(後半27分⇒29番石橋遼大)と21番上野夏輝(後半18分⇒38番鳥海颯)、左に24番柳田大輝(後半13分⇒31番遠藤龍河)、右に23番清宮昴大(後半13分⇒35番玉城大志)、FWが左に26番縄田脩平、右に28番岡村勇輝(後半13分⇒39番波田祥太)

となります。

あくまでプログラムを見ての情報がメインなので、相手チームに関してはよくわかりませんが、矢板中央高校は、3年生主体のメンバー構成ということで、試合中にも聞こえてきましたが、現時点で体格差がある部分も多く、マッチアップのところでは、強さの部分で苦戦しているところも見受けられましたが、試合展開的には、ボールを持つ時間は浦和の方が長いがシュートまでいく場面がほとんどない前半、逆に、やや無理な位置からでもシュートを狙う意識は高いが、枠をとらえられない強引すぎるシュートが多い相手という序盤。

全体的には、やはりコンビネーションの部分では、まだ慣れていない選手同士なので、例えば、21番上野夏輝が中盤でボールを受けて捌いたり、ここに走って欲しいというスペースにパスを供給するも、見方が反応していないという場面などが多いのは、ある程度、仕方ないとは思いますが、多かったようにも感じます。

ポイントポイントで見ると、前半5分の23番清宮昴大が右で持ち、近い距離で21番上野夏輝に出し、このパスをワンタッチで落として22番佐藤陸人もワンタッチで再度に展開するという、細かいパス回しなどが味方同士の意思疎通がうまく行った時には、やはりうまさを感じさせるというか、相手はついてこられないなというプレーになっていました。

前半20分くらいまで、おそらくシュートがなかった浦和でしたが、23分にゴールにやや近い位置でのフリーキックからゴール前での混戦状態の中で最後に28番岡村勇輝が押し込んで1-0と先制に成功します。

その数分後の前半26分に、最初のパスの段階でオフサイドにも見えたのですが、相手の突破を許し、最終的にペナルティエリア内で後ろから倒す形になり、PKを与え、1発レッドで退場となり、このPKの場面で、30番石塚悠汰が一度は止めたものの、こぼれ球を詰められて1-1の同点とされます。

ここから、1名少ない状態での戦いになりますが、試合が相手の一方的なペースになるということは、特になく、同じような展開で進められます。

後半に入り、9分に37番冨田蓮からの縦パスが23番清宮昴大に上手く入ればと言う場面は、相手ディフェンダーに阻まれ、15分には、21番上野夏輝と35番玉城大志の中盤でのテンポ良いパス交換から前線に走る39番波田祥太に通し、左前線まで持ち込んで惜しいクロスを上げる場面がありました。

同点のまま終盤を迎える中で、後半18分から投入された38番鳥海颯が、気迫のこもった突破を何度か見せてチャンスを作ります。23分の突破から折り返しを42番山中惇希につなげてゴールに迫る場面がありました。

25分前後の数回のフリーキックでキッカーを務めた35番玉城大志のゴール前へフィードから何度かチャンスを作りつつ、得点は奪うことができない中、27分に投入された29番石橋遼大が持ち味となるサイドからの仕掛けとクロスでチャンスを作るもゴールは生まれず、逆にゴール前の良い角度でフリーキックを与えてしまったところで直接決められてしまい、結局これが決勝点となり、試合は1-2で敗れました。

試合数も多かったり、最終日の試合と言うことで、疲労がたまっていたり、色々な背景はあると思いますが、現状、試合数として多く運べず、この大会で唯一この試合1試合のみに足を運んだブクメとしては、終盤に交代で入った選手の気迫のこもったプレーが印象に残っています。また、終盤ビハインドの段階で相手キーパーに対してかかんにプレスをかけた選手は凄く良かったです。ただ、追い込まれる前からこのプレーができることが望ましいようにも感じます。特に、昨年のユースは、特に前線の選手は、相手のキーパーに対してまでの激しいチェイスをすることが求められていましたし、それができていた選手が起用されていたわけで、常に、そういう意識を持てるようになると、競争もより激しくなっていくのかなと感じる、最近足を運ぶ回数が少ないのに知ったようなことを書くブクメでした。

でも、再度書きますが、試合自体は楽しませてもらいました。

ではでは。

タイに少し滞在し、カンボジアに戻りました。

どうも、ブクメです☆

まず、浦和レッズユース、イギョラ杯優勝おめでとうございます!

昨年のプレミア昇格を決めた試合などに続き、つくづく、最近は歓喜の瞬間に立ち会えないなと感じつつ、今回は、別の部分では、私が組んだスケジュールに縁を感じています。

もともと、3月6日からの日本への一時帰国に関しては、帰る日を決めていなかったんですね。大体1,2週間くらい滞在しようと思っていました、あと、安い便がある日(これ重要!)ですね。で、イギョラ杯にユースが参加するという情報があり、そこまで見て行けるかどうかというところで悩みましたが、イギョラ杯まで観戦してカンボジアに戻ろうと考えていました。

まあ、イギョラ杯自体の情報を調べていなくて、大会が20日まであるということを確認せずに飛行機を取ってしまったのですが。

ちょうど、基本的にワンワールド派なのでJAL利用で最近は、カンボジア~日本を移動しているのですが、知っている方も多いと思いますが、カンボジアへの直行便は、昨年直行便を就航させたANAのみ。JALでカンボジア行きを選ぶと基本的に、タイ経由になります。以前は、かなり良く足を運び、タイのリーグ戦など観戦したりスタジアム情報を収集したりしていたのですが、気が付けば、タイは経由地として使うことはあっても、タイに入国したのが1,2年前のことになり、また、今後の仕事のためにタイでも調べておきたいことがあるため、今回は、追加料金を払い、ストップオーバーで2日ほどタイに滞在する時間を作っていました。

そんな矢先に、ノンタブリーというワードが耳に入ったわけですね。今回滞在する場所は、バンコクですが、ノンタブリーは、確か割と近かったなと思って調べてみたところ、バンコクの隣でした。で、バンコクの中心部からどのくらいの距離かを調べてみたところ20~25キロくらいになります。

googleマップで調べると車で30分くらいで着くとありますが、バンコクは、渋滞が惨くなっていて、ちょっとはまると2倍は普通にかかるくらい渋滞が凄かったりします。

で、更に調べたところ、チャオプラヤエクスプレス(高速ボート)を利用してノンタブリーまで行けることがわかり、川が蛇行していることや、割と電車で言う駅のように多くの桟橋に立ち寄るため時間がかかります。CP サートン(中央桟橋) Sathornから乗って、結局ノンタブリー桟橋まで1時間くらいかかりました。そこから、タクシーで10分くらいですね。

今回の予定の中で、ノンタブリースタジアムを見ておきたいという目的だけで、本当は、早めの時間に足を運ぶ予定でしたが、別の予定が押して、結果的に夕方到着になってしまいましたが、逆にそのおかげだなということもありました。

細かい内容、名前など、現時点では、私が触れることでもないでしょう。だって、私は、ジャーナリストではないですから、今は伏せておいても良いということは伏せても良い自由があります。わかる人がわかれば良い話で、様々な人があり、様々な状況下で様々な捉え方になると思いますし、絶対に許さないという方もいると思いますし、それほど大きいことなのかと思う方もいると思います。

私からすると、よくわからないことが多いですが、その出来事が起こったことを知った時には、「バカヤロー!」とは思いましたが、結果的に、反省してサッカーを続けてくれたことは、嬉しく思う、そして、そのサッカーをプレーしている環境がどのような場所だか見ておきたい。

スタジアムだけ見ておけば良いかなと思っていたんですけどね。なんか、思った以上に立派なスタジアムで、割と開放していて写真撮りたい放題のスタジアムもタイでは多いのですが、しっかり施錠されていて、隙間から写真を撮るのが精一杯でした。警備員らしき人に、写真を撮りたいから中に入れてくれとジェスチャーで頼んだところ・・・笑顔で門のところまで行ったので開けてくれるのかと期待したら、この隙間から頑張って撮ってくれというジェスチャー返しでした。

で、このスタジアムの写真を撮る前に、その隣に、一般の人も利用している簡易スタジアムのようなところがあり、のどかな感じで、奥の方でサッカーの練習している人たちもいるなくらいに思っていましたが、帰り際に、もしかするとと思ったら、ノンタブリーFCの選手たちが練習していました。

会いたい選手の姿もありましたが、見守るだけにしようかなと、声をかけようかなと迷いつつ、会話はなかったですが、一声名前だけ呼んで、それに気づいてくれました。

姿が見られて良かったです。

今後は、機会があれば、試合など見に行き、とにかく何をするではなく、見守るだけですね。がんばってもらいたいです。

選手の写真も撮ったのですが、載せようかどうしようか、迷いましたが、載せません。まだ、大事に残しておきますが、まだ、載せる気はありません。

ではでは。

イギョラ杯2017/03/19 – 浦和レッズユースvs佐野日本大学高校 3-0勝利・・・また、4月に来ます。

どうも、ブクメです☆

写真も載せることを考えると、フェンス+ゴールネット越しでゴールポストに若干視界を遮られた形での円陣の撮影になってしまうという、完全に失敗の場所からの観戦ですね。でも、昔からこうですので、いまさら誰も突っ込むことはないでしょうw

イギョラ杯まで見てから一旦、カンボジアに帰ろうと思っていた予定を組んだのですが、昨日書いたように20日も試合があることを考えておらず、20日は行けないことに加えて、更になんだか中途半端になってしまい、明日のための準備や仕事の調整ができておらず、19日の2試合は、午前の試合のみ観戦して、戻って準備やらやっておかなければならない仕事を片付けなくてはならなくなってしまいました。

とりあえず、ブログを書く時間が残って良かったと思いながら、スーツケースの半分くらいの収納に苦戦していたので、とりあえず放置してブログを書き始めた夜8時くらいですw

チームの状態のピーク、選手の状態のピークというところでは、どういう見方をするべきか難しいところですし、実は、今いる環境で頭がいっぱいの状態にするよりも、今自分に起きている状況を考えつつ、近い未来のことよりも、その先まで見据えた考え方を特に、こういう環境下ではそれぞれ違うことを理解して、慌てずやってもらいたいと思う部分もありますが、浦和レッズユースというチームの2017シーズンを考えれば、もちろん、プレミアリーグ開幕まで3週間で、そこへ向けてチームの調整が進められているわけですね。

私も現在の環境下を考えると、昨年9月からの半年間のほとんど試合を見られない状況からは、以前の状況に近くはなってきたものの、それでも、以前のように毎週毎節、関連する試合など多くに足を運べて来た時から比べると、かなり試合に足を運べる機会は減ってしまったわけでして、それだけ、実際に自分の目で見て、選手のプレーを見て、表情を見て多くを得られる機会が減ってしまったことをある程度考慮していかなければなと考える今日この頃です。

イギョラ杯に参加している浦和レッズユースは、18日にFC東京U-18と対戦し、19日に午前中に佐野日大高校、午後に習志野高校と対戦し、この4チーム間での順位によって明日の決勝トーナメント(?)に進むという流れですね。

清水フェスティバルと比べると期間が短い大会になりますが、試す要素も増やしながら、例えばFC東京U-18が、この大会には、新1年生だか新2年生だかで大会に参加しているように、こういう機会でできるだけ、本気度の高いチームと対戦することを考えると、こちらも試しつつもしっかり結果は出せるような方向に持って行き、より強い(チーム名では判断できないため、勝ち上がってくるチームが強いと考える)相手との経験を積むために結果も必要になります。

その意味では、私が足を運べなかった午後の試合でも勝利し、結果的に3連勝で、グループ1位通過で、おそらくより強いであろう相手との明日の決勝トーナメントに進めたことは大きいですね。

ということで、試合の話に移ります。

私も、対戦相手がどのようなメンバーでこの大会に臨んでいるかは、わかりませんが、今日の午前中の佐野日大高校戦は、比較的、今年のベースとなるであろう聞いていたメンバー構成に近いスタメンで戦っていたのかなと思います。

この試合のスタメンと交代は以下、

GK1番河畑光、DFが左サイドバックに6番荻原拓也、右サイドバックに13番白土大貴、センターバックに17番大城螢と4番橋岡大樹、MFがボランチに3番大西翔也と7番弓削翼、左に26番縄田脩平、右に10番シマブク・カズヨシ、FWが左に20番長倉幹樹、右に19番甲斐崇史

となります。

前半は交代なし。

後半は、4名まとめて交代し以下の形でスタート。

GK1番河畑光(後半26分⇒18番西尾優輝)、DFが左サイドバックに27番林海斗、右サイドバックに5番関大夢、センターバックに15番北村龍馬と4番橋岡大樹、MFがボランチに17番大城螢と7番弓削翼(後半9分⇒8番立川将吾)、左に19番甲斐崇史(後半20分⇒24番柳田大輝)、右に20番長倉幹樹(後半16分⇒23番清宮昴大)、FWが左に26番縄田脩平(後半26分⇒22番佐藤陸人)、右に16番二見健太

となります。

前半5分にコーナーキックのチャンスで26番縄田脩平からのクロスでチャンスを作ります。

その直後、オフサイドには、なったものの10番シマブク・カズヨシがキープして追い越して右前線に走った13番白土大貴にパスを狙った良い形での攻撃を見せます。

7分には、20番長倉幹樹から26番縄田脩平とパスをつなぎクロスをディフェンダーがクリアしきれなかったところを、すかさず3番大西翔也がシュートを狙います。

前半から、浦和が主導権を握る中で、ボランチの位置に入っていた7番弓削翼の高めの位置でつぶせるところは、プレッシャーをかけ、守備のところでのカバーの意識などの高さなども目立っていました。

11分には、コーナーキックのチャンスで6番荻原拓也からのクロスに17番大城螢がヘッドで合わせるも惜しいシュート。

14分には、6番荻原拓也がドリブルでサイドから仕掛けてチャンスを作ります。6番荻原拓也は、昨日は若干重たそうな動きをしていましたが、今日は、らしさのある仕掛けを何度も見せおり、まだイメージ通りに動けてはいないのかもしれませんが、らしい仕掛けが何度も見られてホッとしました。縦のドリブルで手ごたえを掴んで、では、斜めにドリブルで仕掛けてみようとか、そういう様子も見られました。

16分には、19番甲斐崇史が高めの位置で相手にミスからインターセプトして仕掛ける惜しい形がありました。

23分に、相手のパスをカットした13番白土大貴から20番長倉幹樹がポストとなり、落としたところを7番弓削翼が狙う惜しいシュートがありました。

27分には、20番長倉幹樹が再びポストとなり、10番シマブク・カズヨシにつなげ、ドリブルで仕掛けてシュートを放つもこれは、キーパーに防がれます。

全体的に、主導権は握り続けて相手のスペースでプレーする場面は多かったものの、前半は得点は奪えず0-0で折り返します。

メンバーやポジションを大きく入れ替えた後半、開始早々に4番橋岡大樹からのロングフィードを19番甲斐崇史が受けて仕掛ける場面を作ります。

4分のコナーキックのチャンスでは、27番林海斗からのクロスに4番橋岡大樹がヘッドで狙うもミートせず。

7分に19番甲斐崇史がドリブルで仕掛けてシュートを狙った場面をメモしていたら、直後にゴールが決まっていました。

ゴールは、19番甲斐崇史のゴールですが、どのような形で決めたのかが不明。

実は、今日この試合でこの後にあと2点入りますが、いずれも、そもそも反対側のゴールで小平名物の一方のゴール裏からしか見られないため、遠くて見づらいこともありましたが、それを差し引いても、ちょうど、違うところを見ていたり、メモして少し下を向いていた時にゴールが入っていて、その流れを確認できていなかったりします。本領発揮です・・w

2点目のゴールは、ちょうど、その直前に、15番北村龍馬から、19番甲斐崇史、裏のスペースに抜けた8番立川将吾にパスが通ってチャンスを作ったところで、良い形だったなとメモして少し下を向いた瞬間に、ゴールが決まっていたという・・・聞いた話では、相手のパスミスを奪って8番立川将吾が決めたとのことです。こういうところで、しっかり決めることも重要です。

19分に4番橋岡大樹が、インターセプトすると、そのままサイドから持ち上がり、ディフェンダーのプレッシャーを受けつつも、更に持ち上がり攻撃参加をするという力強い攻撃が見られました。直後に、足が痛そうな感じだったのでヒヤッとしたりもしましたがw

この試合3点目のゴールが29分。これは、そもそも、ごちゃごちゃした流れの中からだったので、はっきりと誰が決めたのかはわからなかったのですが、混戦から15番北村龍馬が思い切って狙ったシュートがディフェンダーかキーパーに当たってそのままゴールに吸い込まれたという形だったようです。

31分には、16番二見健太が前線で受けると、ドリブルで仕掛け、その後タメを作ったところで前に走る8番立川将吾へパスを出してクロスが中の選手に合えばという形を作ります。

その後も、特に後半の終盤は、バックラインから、4番橋岡大樹や5番関大夢が、ロングフィードを狙って前線の選手につながって一気に攻撃に移るという形が多く見られましたが、追加点は生まれず、結果、3-0で終了となりました。

主導権を握り続けていた割には、得点が少ないような気もしますが、結果的に無失点で3点取ったので良しですかね。

明日の対戦相手は、コンサドーレ札幌U-18ですか。なんだか、対戦相手を見たら、より見られないことが残念な気持ちが強くなりますが、仕方がないので、たぶん、成田空港に向かうバスの中で足を運んだ方のツイートでも追いかけます。

2試合見ただけでは、今年のチームの現在地がどうなのか、ほとんどわかりませんが、やはり実際に足を運ばないとわからないことも多く、この2日間2試合を見られたことで、このタイミングを踏まえての次回見る予定の3週間後のプレミアリーグ開幕が楽しみです。

ではでは。

イギョラ杯2017/03/18 – 浦和レッズユースvsFC東京U-18 1-0勝利・・・久しぶりのユース試合観戦

どうも、ブクメです☆

イギョラ杯という大会名自体は、ユースに関わりだした最初の方から聞くことは、よくあったのですが、実際に浦和レッズユースとしては、様々な事情から参加すると言われていた年も結果的に参加しなかったりで、あまり縁のない大会かと思っていましたが、今年は、清水フェスティバルに参加せずにポルトガル遠征などある関係からか、このフェスティバルに参加することになったということで、足を運んできました。

会場は、FC東京小平グランド。浦和レッズユースは、FC東京U-18と習志野高校、佐野日大高校と同じグループになったということですね。実は、ブクメは、3月6日から日本に一時帰国しているのですが、当初カンボジアにもう少し早めに戻ろうかと思っていたのですが、イギョラ杯に参加すると聞いて、ここまでは見たいということで、帰国予定を延ばしたりしたのですが、勝手に土日のみ試合と思っていて20日も順位決定戦があることを確認せずに、20日に帰国する便をとってその後の予定を組んでしまいました。

よって、見られるのは、18日と19日の2日間のみになります。

実に、前回のユースの試合観戦は、昨年の高円宮杯プリンスリーグ関東の最終戦ということで、年末のGO FORも、JYPSLも全く見られていない状態で、この試合が完全に今シーズンのユースの試合初観戦と言うことになります。

足を運んでいる方など多方面から情報を収集したり、聞かせてもらったりする中で、ある程度の話を聞いている状況で観戦することはできましたが、やはり長期間空いたことや、そもそも私の中では、今日の試合が新チームとして初めて見る試合になるため、わからないことだらけでした。

負傷者がいることや、負傷明けで復活した選手、既に今シーズンの戦いでキレキレの動きを見せていると聞いている選手など、さまざま、聞くままに見させてもらうので精一杯でしたね今日は。

イギョラ杯は、割と本気度が高い大会と聞いていましたが、今回は、同じプレミアリーグで戦うFC東京U-18との対戦だったり、なんだか他の大会にも参加しているのでAチームとかBチームとか、もう色々情報が入ってきてわからなくなるのですが、そもそも、この時期でBチームと言われてもという感じなのですが、個人的には、新鮮な驚き見せてもらえた選手や、はっきりいってアピールが足りないと思われる選手など、色々ありました。

そして、いわゆる今シーズンのベースとなるメンバーと言われている選手が確かに存在感を見せたという感想もこの試合ではあります。

・・・と、久しぶりのユース観戦で試合に触れる前に文章が長くなりそうなので、まず簡単に試合のことに触れますね。

この試合のスタメンと交代は以下、

GK18番西尾優輝、DFが左サイドバックに27番林海斗(後半20分⇒28番岡村勇輝)、右サイドバックに17番大城螢(後半22分⇒24番柳田大輝)、センターバックに15番北村龍馬と5番関大夢、MFがボランチに13番白土大貴(後半13分⇒20番長倉幹樹)と7番弓削翼(後半スタート⇒3番大西翔也)、左に8番立川将吾(後半8分⇒26番縄田脩平)、右に9番樋口颯太(前半22分⇒23番清宮昴大)、FWが左に10番シマブク・カズヨシ(後半スタート⇒6番荻原拓也)、右に16番二見健太(後半19分⇒22番佐藤陸人)

となります。

私が以前見てきたイメージの中でも、このポジションでプレーしていたの見たことあったかなと思う選手もいたり、かなり色々な部分で試す部分などが多いメンバー構成だったようですね。サイドバックでしか見たことがなかった23番清宮昴大が新チームで出場するときは、前の方が多くなったと聞きましたが、なかなか面白い仕掛けを見せていたと思います。ボランチの位置で見たことがある17番大城螢は、右サイドバックに入っていましたが、やはり後半にボランチの位置には行った方がのびのびプレーしているなとか、前半9分くらいに得たフリーキックの場面で、8番立川将吾が直接フリーキックを狙う場面などは、見慣れた光景ですね。10番シマブク・カズヨシは、負傷明けと聞いていましたが、確かに試合開始からしばらくは、動きにキレが感じられないと感じる部分もありましたが、ある程度時間が経過すると、らしさの片鱗が見えるようなプレーも多く見られたと思います。

前半を見ていた限りでは、ややギラギラ感が伝わってこない印象が全体的に感じられたとも言えます。ガツッと相手がプレーを躊躇するような迫力のあるようなプレッシャーをかけなければならない場面で、とりあえず寄せてみる、ジャンプしてみる、それだけでは、相手のミスを誘うことはできないと思うプレーも見られましたね。

サポーター目線で言えば、高い跳躍力でゴール前で競り勝っている場面があった選手が、ゴールを狙わずに、すらしてサイドに走りこむ選手に流した場面がありましたが、こういうところは狙ってほしい。アピールしてほしい、サポーターが「お!」となるようなプレーを目指してほしい。

チームの競争からは出遅れてしまったかもしれないけど、求められるプレーと自分の意図が違くて悩んでいるかもしれないけど、今、あなたは出場して、それを応援する、見るために足を運ぶ人たちがいるのですから、とにかく、出場した試合では、自信を持ってやってほしいと思います。

私たちは、あなたたちの特徴を知っています。新しい選手や、あまり見たことない選手は、これから特徴を知るために、知りたくて、そういうプレーを見せてほしいと思っています。

以前と比べると、外から見る人たちがそういうパワーをもしかすると、あまり与えられなくなっているのかもしれません。そういう私もあまり足を運べていないので、何とも言えないのですが。

・・・また、試合の話から、話が外れてしまったw

チームにはベースというものがあり、今年のチームのベースがある程度決まっているというところで、今日の試合のように、試す要素が強くて、普段慣れていないポジションや組み合わせになる場合は、思うようにいかないケースがあるのは当然ですよね。

実際、試合の勝負のところで言うと、昨年から主力として多くの公式戦を戦っている3番大西翔也と20番長倉幹樹が入った後からは、その2選手が存在感を見せて、チーム全体としての戦いが落ち着いたようにも感じられました。

結果的に、試合の勝負のところでは、20番長倉幹樹が25分に自ら仕掛けて見事なゴールを決め、これが決勝点になり1-0勝利となりました。

この試合で、「お!」と思った部分をいくつかピックアップしますね。

前半10分くらいの、13番白土大貴が相手ディフェンスラインにプレッシャーをかけ、いったんは相手ディフェンダーが処理できる状況になったものの、そこにまたプレッシャーをかけて奪ってマイボールにした場面。29分に、8番立川将吾、10番シマブク・カズヨシとテンポ良いパス回しから、うまく走りこんだ23番清宮昴大へのパスが通ればという場面。

後半早い時間に、やや体が重そうに見られながらも途中から入った6番荻原拓也からのコーナーキックからのセットプレーの連続になった場面。その数分後に、6番荻原拓也からのクロスに17番大城螢がヘッドで狙った場面。後半24分の、左前線のスペースに走る28番岡村勇輝へバックラインから6番荻原拓也が出したちょうど相手選手がクリアできそうでできない高さで頭を越えて長いパスを成功させた場面。後半27分の3番大西翔也の抑えの利いたミドルシュートがバーを叩いた場面。そして、試合終了間際の5番関大夢からのロングフィードが相手キーパーと24番柳田大輝が追う形のぎりぎりのところに入り、ここで24番柳田大輝が競り勝ち、クロスを20番長倉幹樹がシュートしてバーを叩いた場面。

久しぶりのユースの試合を見てのブログなので、まとまりがないですが(これまでも大してまとまっていませんが)とりあえず、感じたことを書きなぐって見ましたw

正直、ユースの試合が見たかった、色々話を聞いていた選手がどういう状況なのか見たかったという気持ちで足を運んだブクメとしては、Bチーム同士の戦いだとか、そういう話はどうでもよくて、話しか聞けなかった選手の現在の状況が見られただけでもなんだか幸せを感じていたというのが本音だったりします。

怪我して悔しいはずの選手も、挨拶の時は頑張って笑顔を見せてくれたり、色々感じるものがあります。

やはり、長年慣れ親しんできた中でも浦和レッズユースの試合にいる時の空気感が一番楽しいです。しっかり見られるので、要求も多くなってしまうんですけどね。

ということで、実のところ、かなり仕事的なことや20日にカンボジア方面に戻るための準備などがバタバタしていまして、19日にしっかり足を運べる方が今の時点で不明なのですが、基本は、明日の2試合をしっかり見て、いったん戻り・・・でも、またプレミアリーグの開幕戦に合わせて帰国するんですけどね(来るんかい~、という突っ込みありがとうございます。)

私もうまく行かないことも多いです。

でも、前よりも先が見えなくなったことで、やらなければならないことが多いプレッシャーと、やってもそれが結果につながるかわからない現実を見つつ、安定感を自ら蹴ってしまった現在を楽しんでいます。環境は違えど、サッカー選手を目指す選手も同じようなことかと私は思うんですけどね。だから、同じような苦労をしているブクメが、見られる時には見る。これでOKですね。

ではでは。

アカデミー卒業生関連2017/3/12 – J3 SC相模原vsAC長野パルセイロを観戦・・・出場は叶わなかったが。

どうも、ブクメです☆

時折、こう言われることがあります。「ブクメ(さん)は、トップに昇格すると(プロになると)見に来なくなりますね」と。

回答としては、基本的にJリーグの選手になった時点で、足を運ぶ優先順位は下がります。そもそも、浦和レッズユースが最優先になる時点で足を運びにくくなるという、体一つだからそうなるでしょという理由もありますが、日本のJリーグのプロの選手になれば、多くのサポーターがつき、そのサポーターが選手を見続けてくれることがわかっているからです。

行かないと決めているわけではありませんが、優先して行くことはしていないのは、事実です。

私は、常々自分は、送り出すところまでを応援するのが一番性に合っているタイプだと考えています。もちろん、それまでの関係性の中で育成を見てきた中で縁があって直接仲良くなった選手に関しては、試合はあまり見に行かなくても、友人としてかかわっていくというケースはあります。

あと、そもそも人混みが苦手なんですね、実はw

本音を言えば、ひねくれた人生を歩んできている中で、現時点では、Jリーグよりも、それ以外で挑戦しているケースの方が気持ち的に盛り上がります。これが素直な気持ちです。

そのいる場所のレベルではなく、未知の環境に飛び込んだり、先を見て困難に取り組んでいる状況下を見つめて考えることが好きなのです。私も学び、伝えることができるのが楽しいからなのかもしれません。まあ、そういう理由を作ること自体が面倒くさいです正直。

身近な人から、「あなたは自分の事しか考えていない」とよく言われます。当たっています。

自分が動く中で、自分が興味を持ったところで縁があったところに少し深く入り、その流れに従って、できることをやっていくみたいな(意味不明ですよね。)

だいぶ話が脱線しましたが、日曜日はJ3のSC相模原vsAC長野パルセイロの試合に足を運びました。

関越道坂戸スマートIC(地元ネタになりますかねw)が最寄りICのブクメからすると、高速道路を使う場合には、SC相模原のギオンスタジアムは、かなりアクセスの良いスタジアムになります(というのを今回行くことを決めて調べてから知った。)鶴ヶ島JCTから圏央道に入ってひたすら進んで相模原愛川ICで降りたら、3キロほどで会場までつきました。

昨年までは、あまり足を運ぶ理由がなかったこの2チームですが、今期は、SC相模原に寄特直人が加入し、AC長野パルセイロには、野崎雅也が加入ということで浦和レッズユース出身選手が両チームに所属し、一気に個人的に黄金カードとなりました。

ユース時代にしっかり見て来た選手ということは当然ながら、その挑戦の過程というものも興味深く、トップ昇格してから、難しい時間を過ごしていて、もがきながら複数のチームで経験を積みながら、昨年J3のY.S.C.Cでレギュラーポジションを掴んだものの、あえて、その環境を手放してもう一つの挑戦を選んだ野崎雅也と、ファジアーノ岡山に在籍しながらも、トップチームでの出場が叶わなかったものの、セカンドチームとなるネクストでは、一つレベルの違った存在感を見せていた寄特直人が5年目に挑戦することとなったJ3のSC相模原というチーム。

なんだか、そういう道を選んだ2人がどういう状況なのかが知りたくて、特に細かいことは調べずに足を運んでしまったのですが、足を運んだこの試合では、残念ながら、野崎雅也はベンチ外、寄特直人は、ベンチ入りするも出場機会なしということで、出場は、叶わなかったものの、新たに挑戦するチームがどのようなチームなのか、その開幕戦で少しですが感じることができたので、それは良かったです。

この先、どのように2選手がチームの中でアピールして、欠かせない選手となっていくのか、今後も楽しみに動向を見守りたいと思います。

 

基本的な考え方は、変わらないものの、カンボジアで生活した半年間で、少しサッカー的な部分で考え方が変わったのは、なんというか、元々は、関わってきた選手たちがプロになり、多くのサポーターに応援されている状態のときは、あまりかかわらず、その活躍を喜べば良く、難しい時期になった時に自分が関われることがあれば、縁があれば関われば良いかなと思って来ていたのが、最近は、自分主導で個々と関わっていくことをもっと増やして行った方が良いのかなと変わりつつあります。

たぶん、私の行動性格上、組織的なものとか、会社的なものとか、コミュニティ的なものとか、そういうところに積極的にかかわって、好かれて行きながら、コネクションを作っていくという器用なことは、できなそうです。そういうことができれば、もっと簡単なことも多いのかもしれませんが、どうしてもできないのです。

なので、もう少し、個とのかかわりを私の方からも積極的にやっていって良いのではないかなと、最近は凄く感じているのです。

日本にいる頻度は、この半年よりは、増えるものの、海外拠点になるので、頻繁には難しいかもしれませんが、可能な限り、関わった人と会える機会が作れるのであれば、帰国時や、居住地付近で会える人などとは、関わっていくことも意識しながら、ここからは、やってみたいと思っています。

ではでは。