アカデミー卒業生関連 2018/11/03-04 大学サッカー3日の東金アリーナ、4日のたつのこフィールドの計4試合観戦

どうも、ブクメです☆

11月最初の週末は、大学サッカー三昧の2日間を過ごしましたよ。

3日は、東金アリーナ陸上競技場の流通経済大学vs東洋大学、順天堂大学vs東京国際大学の2試合

4日は、龍ケ崎市陸上競技場たつのこフィールドの東京学芸大学vs東京農業大学、立正大学vs青山学院大学の2試合

合計4試合ですね。浦和レッズのアカデミー出身選手所属と言うことで言えば、東京学芸大学以外は、全チームに所属しているという状況の中で、この土日の試合では、流通経済大学では、28番伊藤敦樹がスタメン出場、23番菊地泰智が途中出場、東洋大学では、31番勝野瑛が途中出場、33番山下勇希はベンチ入りも出場なし、順天堂大学では、23番長倉幹樹がスタメン出場、東京国際大学では、4番小木曽佑太がスタメン出場、東京農業大学では、16番影森宇京がスタメン出場、立正大学では、5番中塩大貴がスタメン出場

となりました(漏れがあったらすみません。)

今回は、まだ1本しかブログを書いてくれていない助手も一緒に動きましたw(というと仕事的な感じに見えますが、たまたま大学サッカーで行きたい試合が重なっただけで移動のメリットが一致しただけと言うw)なかなかのはっきりな物言いが良いと一応褒めておく。

さてさて、一つの大学のみを応援するという形で観戦していない私にとっては、基本的には、若干どちらかに寄せながら見るようになることが多いとはいえ、基本的には、対戦カードの両チームに知っている選手が出場している時には、できるだけフラットに見ようと考えて見る部分と純粋に楽しんでしまえば良いという見方で見つつ、一方にしかいない時は、そのチームに寄って応援する、どちらにも出ない時には、楽しい要素が見つかることを期待しながら見るとか、そんな感じで見ています。

獨協大学出身の私としては、埼玉県1部リーグの獨協大学が関東リーグくらいまで上がってきて、そこに育成を見てきた選手たちが入って戦う状況になったら、おそらく、肩入れして応援するようになる可能性もありますが、今のところ、見てきた選手が入ったよと言う話自体も聞いたことがないので、結果は気にしていても、少し縁遠いチームにはなっていたり。

大学サッカー自体が、終盤戦を迎えていて、実際に知っている選手が主力として戦っているチームでも、残留争いと言うものが発生してしまっているケースもありますし、昇格争いをしているというケースもあり、細かく言えば、1部では、全日本大学サッカー選手権大会(インカレ)の出場枠をかけた戦いもありますので、置かれている状況が色々すぎるので、そこに合わせてしまうと、凄く難しい心境になります。

実際今回足を運んだ試合の中には、この試合で勝てないと、かなり残留が厳しくなるという戦いも見ることになった中で、そのチームが敗戦し、もちろん、数字の上では可能性が残るものの、かなり難しいところまで来てしまったという状況にも立ち会うことになったり、出場している選手の中でも、順調にチームの主力になって存在感を発揮していると安心する選手もいれば、ちょっと、悩んでプレーしているように見えるという選手もいたりするわけで。

もちろん、見えるところでそうなのだから、ベンチ入りできていない選手というのは、もっと大きな葛藤を抱えている可能性もあるだろうなということも含めて。

今回足を運んだ2日間は、ちょっと色々な良い状況も悪い状況も見たり聞いたりしすぎてしまったので、2日分をまとめて書いて逃げているとも言えます。

色々思ったことは、今回は、2日間で色々な方と行動して話をしたりしたことで、話すだけ話したので、こちらでは書きません、書けません。

なんでも書けば良いということでもない(←逃げw)

試合結果というところでは書きたいことはたくさんあって、なるべくして勝ちが逃げていく状況をチームとして考えてほしいと思う大学もあれば、結果はついてきていない中でも、浮上の兆しが見えてきた中で内容が良いところで、ゴールから見放されるというサッカーにありがちながら酷な場面も見てしまったところもあります。

最後に見た立正大学に関しては、少し書きたいと思うのですが、久しぶりに敗れる試合になったものの、これもサッカーではありがちな試練のようなもので、かなり相手のゴールに迫って決定機を多く作っても、得点が決まらないということは、特に昇格が見えて意識したくなくても意識してしまう状況になったチームに起るような現象で、大事なのは、こういう試合での敗戦をポジティブに持って行って、残り試合に臨めるかどうかだと思うんですね。

実際、敗戦したものの、内容が悪かったわけでもないですし、見ている側としては、その勢いと強さを実感したわけで、そして、昇格争いというところでも、大きな前進はできなかったものの、微妙に歩みを進める結果にもなりました。

逆転逆転で進んできた立正大学が、ここで1つ敗れた後に、この敗戦をあっさり吹き飛ばすような次戦での戦いができれば、本物です。その立役者に存在感抜群の中塩大貴が貢献するという形になると私は嬉しいです。

ただ、次の週末は、当該チームの日本体育大学の試合を見に行こうかなという気持ちが強くなりつつあります。吉原大もいますし。それが私の大学サッカーの見方です。

あと、これも書いてしまおう。

東京農業大学は、かなり厳しい状況にチームはなっていますが、チームとしての浮上のきっかけが見えてきているんですよね。だから、怪我から復帰した影森宇京にもより奮起してもらって、もちろん現実は厳しい状況になってしまっていますが、チームとしての今後のためにも、残り試合で、見ている側が良くなってきていると感じた部分を否定されないように前進してシーズン最後まで戦い抜いてもらいたい。

そんな感じです。

ではでは。

流通経済大学28番伊藤敦樹

流通経済大学23番菊地泰智

東洋大学31番勝野瑛

東洋大学31番勝野瑛と、流通経済大学23番菊地泰智

東洋大学の33番山下勇希(11番のビブスを着けている)は、ベンチ入りしていた

順天堂大学23番長倉幹樹

東京国際大学4番小木曽佑太

東京農業大学16番影森宇京

立正大学5番中塩大貴

 

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アカデミー卒業生関連 2018/10/28 大学サッカー 東京農業大学vs慶応義塾大学、立正大学vs立教大学を観戦

*怪我で離脱中の浦和レッズユース出身で東京農業大学に進学した3年影森宇京は、スタンドにいました(左奥)

*ベンチ入りはしていなかったものの、浦和レッズユースから立教大学に進学した、立川将吾もサポートメンバー的に参加している姿が見られました。

どうも、ブクメです☆

10月28日の日曜日は、立正大学熊谷キャンパスグラウンドで開催された大学サッカーを観戦してきました。

第1試合は、東京農業大学vs慶応義塾大学、第2試合が、立正大学vs立教大学という対戦カードになります。

現在、出場登録されているメンバーで浦和レッズの下部組織出身では、この2試合では、立正大学の3年生中塩大貴のみが出場となりました。とりあえず、影森宇京と立川将吾の写真も撮ることができましたよということで、上部に載せてみました。

*立正大学の中塩大貴。

大学サッカーも、以前と比べて、多くのチームに育成出身の選手が所属していることから、どのような立ち位置で応援するのが良いのかが難しい試合も多くあるのですが、この日の場合は、第1試合の東農大vs慶応大の場合は、影森宇京は出場していなかったものの、慶応大の方に知っている選手がいないことから、農大寄りで観戦。そして、第2試合の立正大vs立教大は、中塩大貴がスタメン出場していた立正大学寄りで観戦という形になりました、自然とそうなりました。

第1試合は、特に東農大が残留争いに巻き込まれており、数は多くないものの今シーズン見た数試合で、チームが何をやりたいのかがわからない、選手が迷いまくっているという状況を見てしまっていたため、影森宇京の出場にモチベーションを置いて足を運んだので、まだ出場ができない状況ということで、また同じような状況のチームを見てしまうのは、つらいなと正直思って見始めたのですが、結論から言えば、試合はスコアレスドローで終わったものの、光明も見えるような試合になっており、個人の応援は関係なく、1つの試合としての攻防を楽しむことができた試合になりました。

東農大にとってスコアレスドローというのが決して良い結果ではないのも事実ですが、この試合が終わって残り4試合になる中で、この試合のような戦い方が継続できれば、何かが起こるかもしれないという予感はあった試合でした。

続いて、第2試合の立正大学vs立教大学は、もともと私の家から比較的距離的にも近い大学の一つであり、また、この数シーズンで、小島良太や、現在活躍している中塩大貴、1年生に関大夢もいるということで、割と思い入れが強いチームに現在なりつつあります。

そんな立正大学の快進撃が止まらないということで、実際にそれがどのようなものなのかを見たかったというのが、この会場に足を運んだ大きな理由の一つだったのですが、得点経過的には、ビハインドを背負ってからの逆転と言う展開にはなりましたが、これは、以前から立正大に感じていた、ゴールに近い位置での迫力と工夫というところが、現在のチームは、最高潮に近いくらいのものになっており、PKでの先制のチャンスを決めきれず、逆に相手の反撃で0-1の状況にという通常であれば、難しい試合展開になるような流れではあったものの、攻撃が充実していてビハインドの後も攻撃の勢いが止まらず、1点入れば、逆転するだろうなと言う試合になっており、実際にそうなったという感じでした。

そういうチームにあって、3バックの左に入っていた中塩大貴は、守備はもちろんのこと、攻撃に出る時は、高めでボールを捌いたり、正確な判断で精度の高い展開をすることで貢献もしていました。

見事な逆転劇の起点になっていたのも中塩大貴でした。

この勝利で立正大学は、連勝を伸ばし、追う日体大も負けないため、まだ昇格争いは、読めないながらも、ラッキーだけではなく、勝負のところでの強さが思った以上に本物だったところを見せつけられました。やはりゴール前の攻撃でパスではなく、ゴールを見ているチームは面白い。決めることを意識した上での駆け引きだったり、コンビネーションだったり、強引さだったり。

なかなか充実した2試合の観戦でした・・・では終わらず、この2試合の後に、チャレンジリーグの立正大学vs平成国際大学の試合があり、前回のチャレンジリーグで関大夢が得点を決めていたという情報があったので、関大夢が見られるかなと思って、観戦して合計3試合を最後まで見ることになったのですが、結局、関大夢はいなかったようで(後で考えると、おもしろい言葉の勘違いで関大夢が出ると思っていたというオチがあったりしますが、気になる方は、教えますので聞いてください笑)したが、チャレンジリーグでも立正大学のプレーの意図は、前の試合と同じで迫力があり面白い、そして、この試合も2点ビハインドから逆転するという内容になりました。

で、車で30分もかからないくらいの距離の会場ではあったものの、しっかりと3試合を見ると、割と疲労もたまったようで、ブログを書く前に力尽きてしまいましたので、月曜日に文章を書きました。

ではでは。

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練習試合2018/10/24 浦和レッズユースvs立教大学 3-2勝利・・・勝利で再始動

どうも、ブクメです☆

立教大学サッカー部のツイッターにより(厳密に言うと、そのツイートを教えてくれた方がいた)、水曜日の18時からレッズランドで浦和レッズユースvs立教大学の練習試合があるということがわかり、少し悩んだのですが、足を運びました。

なんとなく、先週末の敗戦から、新たなスタートを切るチームを軽く眺めておきたいという気持ちと、若干モヤモヤした気持ちも残り続けているので、昨日今日のような数日後ではなくて、もう少し期間が空いてからのチームの状況を見たほうが良い気もしたので、この試合は見ないという選択肢もありました。

また、立教大学との対戦と言うことになれば、浦和レッズユース出身の立川将吾も来ていて試合に出るのではないかと言う期待もありました。

そういう若干、私なりに迷ったところもありましたが、今ブログを書いているということは、足を運んだということです。

ナイターでネット越しで照明でと私にとっては、若干天敵となる条件下だったため、100%そうだったかはわからないのですが、立教大学のメンバーの中には、立川将吾は、いなかったと思います。後半に、ショウゴと呼ばれている選手がいましたが、違うショウゴでしたし。

さてさて、平日の夜ということで、学校的な理由もあるのか、いない選手も多かったようにも感じましたが、試合のメンバー構成と得点経過は、以下のような感じでした。

1本目(前半)のメンバーは以下、

GK1番石井僚、DFが左に19番清水楽人、右に2番北村龍馬(?前半終盤⇒20番冨田蓮)、真ん中に4番大桃伶音と5番大城螢、MFが左に24番山中惇希、右に10番池髙暢希(31分⇒9番二見健太)、真ん中に21番縄田脩平と8番白土大貴、FWが11番清宮昴大と13番與那覇航和

2本目(後半)のメンバーは以下、

GK18番西尾優輝、DFが左に32番佐藤優斗、右に20番冨田蓮、真ん中に23番遠藤龍河と26番南濵優大、MFが左に7番岡村勇輝、右に9番二見健太、真ん中に16番玉城大志と39番盛嘉伊人、FWが13番與那覇航和(後半35分⇒24番山中惇希)と37番堀井真海

得点経過:前半33分、11番清宮昴大 / 前半39分、失点(PK)/ 後半12分、13番與那覇航和 / 後半22分オウンゴール(浦和の得点) / 後半32分失点

 

1本目の2番北村龍馬から20番冨田蓮への交代のタイミングを確認できず、おそらく30分~40分くらいだったと思うのですが、あ、2番が20番になっていると、そのあたりで気が付きました。

数日で課題の部分が解消されるほど甘くはないというか、全体的な印象としては、セカンドボールへの反応の速さやシュート意識が立教大学の方が上回っているように見えましたが、ピンチになる場面も多く、攻撃も単発になることが多い中でも、それぞれの選手のプレーに対する気迫というのは伝わってくる試合で局面局面では見ていて面白かったです。

特に、怪我などでしばらく試合でプレーする姿を見ていなかった24番山中惇希が左前線で果敢なドリブルで「お!」と感じるプレーが何度も見られたのが楽しかったですね。そして、11番清宮昴大の前線で一旦受けるための動き方だったり、ボランチの位置に入っていた21番縄田脩平の落ち着いたプレーの判断だったり、今日はいつもより8番白土大貴が攻撃的な中盤としての役割も意識したプレーが多いなとか。

後半では、同じくおそらく怪我でしばらく離れていたと思われる、7番岡村勇輝が、かなり鋭い仕掛けを見せていたり、同じく左サイドで32番佐藤優斗も仕掛け、この2人での左からの仕掛けが面白いなと思っていたら、右では、9番二見健太のインターセプトからのサイド突破からのクロスに13番與那覇航和が合わせてのゴールは見事だったとか、通らなかったけど、23番遠藤龍河のグラウンダーでの長い縦パスを裏に抜ける7番岡村勇輝に出して、あと一歩で通りそうだった場面とか、セットプレーで26番南濵優大がこぼれ球を狙ってあと一歩でゴールになっていたという反応してのシュート場面や、16番玉城大志の一旦収めることができてのキープしての展開の精度だったり、特に後半は、13番與那覇航和が高めでキープして仕掛ける形が多かったものの、やはり合わなかったパスへ主張がもう少し欲しいなとか、20番冨田蓮がサイドから仕掛けて、一旦受け渡した後に、更に上がっていき、再びのパスをもらうために大きな声で味方を呼んでいたところとか、やはりこのホットラインは面白いなという39番盛嘉伊人からのパスに抜け出した37番堀井真海が難しい体制ながら、相手キーパーがキャッチできないようなシュートを放った場面とか。

そして、練習試合とは言っても、やはり勝って終われたのも良かった。

これから1か月ほどのプレミアリーグ再開までの期間のスタートとなるこの試合を眺めて置けて良かったなと、やはり足を運んで良かったなと感じましたよ。

それにしても、夜のレッズランドというのは、暗いところは本当に暗いですね、どうでも良いことですがw

ではでは。

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Jユースカップ2018/10/21 浦和レッズユースvsコンサドーレ札幌U-18 1-2敗戦・・・この大会は終わってしまったが。

どうも、ブクメです☆

午前中の浦和北高校でのサッカー観戦から場所をレッズランドに移しまして、14時からは、Jユースカップ2回戦(浦和レッズユースは2回戦から登場なのでこの試合が初戦)となるコンサドーレ札幌U-18戦を観戦しました。

試合後のことから書きますと、敗戦が決まり、落ち着かず、ウロウロしながら、その場にいたかと会話をしつつ、またウロウロしながら、そして、そんなことをしている間に、浦和レッズユースvs浦和レッズユースの紅白戦が始まり、その試合を眺めて、少し落ち着いて、その後帰宅しました。

別に試合の話だけでなく、色々な方と色々な話をする。こういうことができる時は、気持ちと言うのは落ち着くものです。一人でいてそれができない時には、とにかく、その感情のままに文章を書かないことを心掛ける、時間を置く。未だに、私の好きなサッカー以外のところでは、単純に機嫌が悪くなるとか大人げないことも多いブクメですが、サッカーに関わる私と言うところでは、こういうコントロールができるようになっていたりします、不思議なものです。

さて、選手はどうなんだろう。わかりません。監督はどうなんだろう、わかりません。コーチはどうなんだろう、わかりません。ご父兄の方はどうなんだろう、わかりません。でも、なんだか、明確な力不足とかそういうものではなくて、物凄いモヤモヤの中で必死に解決方法を考えているような状況なのかなと思うところもあります。

本当に、不思議な何かが、スムーズに行きそうな何かを、元に戻してしまう何かが、ずっと起こっているんだよなと。

私の中では、育成と言うのは、非常にシンプルなもので、「特徴特長を見つけて伸ばせばよい」そのためにはどうするかを考えていく。もちろん、だから、みんなやりたいことやれよでやったらチームにならないのは当たり前。でも、大前提は、そこ。育成は、矯正ではないですし、新しいことを試すことは必要だろうがなんだろうが、大前提を選手から奪ってはいけない。決めつけてもいけない。でも、大前提を崩さずに指導者がやらなければならないと判断したことは、それを理解できるように伝えてやる必要がある。

私は、今の監督がそれをわかっていないとは思えないのですが、考えた上で実行したいことが何かスムーズに行かないものが起こっているようには、感じてしまっています。あるタイミングで、急激に逆走するような方向に振れていったので。

では、どうしたら良いのか。わかりません。そこは、浦和レッズと言うチームで考えていかなければならないのことなので。

はい、この話は、ここまで。

ちなみに、今日の試合への試みに対して、私は特にネガティブな様子を感じたわけではありません。

だって、メンバーやポジションがある程度変わった流れの中でのスターティングメンバーのプレーは、悪くなかったですから。むしろ、S2リーグ関連で書いていたブログでは、最初から、試合を落ち着ける役目も含めて堂々としたプレーをしていた19番清水楽人がAチームとして私の中では、遅すぎる初起用があり、スタメンでプレーして、ただ、セットプレーでヘッドでゴールを決めたのには驚きましたが、得点以外のところでも、今のチームで忘れられていたシュート意識と言うものをスタートから見せ、数本狙える時にシュートも放っている。同じく、前線(1.5列目?)で起用された14番柳田大輝もシュート意識が高かったですし、前線に入っていた17番波田祥太も、結果的にそのプレーで足を痛めてしまったということもあるかもしれませんが、戦う姿勢、きわどいボールに対しての執念とか、そういうところが、これまでと比べて段違いに強くなっていた。

そして、早めに先制ができたことが大きく、全体的なボールポゼッションに関しては、序盤の浦和の猛攻の後は、徐々に相手に移り、気が付けば、多くの時間を相手に持たれるようになってしまってはいたものの、では、前半の段階でやられていたかというと、回されて、サイドに持ち込まれて仕掛けられるというところまでは、行かれていても、特に5番大城螢のケアが最後のところでは、効いていて、ペナルティエリア内まで崩されてということはなくできていたと思うんですよね。

いくつかのポイントで、光明が見えるポイントが見えていた。でも、やはり、チームとしての積み重ねのところで、やや自信を失っている部分が、一つ一つの選手の良さが出し切れないような状況を生み、連動性や連携と言うところが、どうしても、思うように行かない状況と、その連動性や連携のところで相手のプレーの質が高いことで、徐々に相手がより自信を持ってプレーする状況と、浦和としては、それぞれがそれぞれの動きを信頼しきれていないのか、ずれる遅れる、単発で相手の囲い込まれる守備に突っ込んでいくような場面が増えていき、気が付けば相手の一方的なペースに変わってしまう。

本当にそれぞれの選手は、がむしゃらに頑張っていることは伝わってきても、やはり、チームとしてのやることがちぐはぐになってしまうと、コンサドーレ札幌の今の質(夏に一度対戦したチームとは別物だった)には、対応できなかったのかなと。

結果的に何度も決定機を作られ、何とか跳ね返していた時間もありましたが、リードを守り切れず逆転されてしまい、もちろん、アクシデントがあったことも一つの要因にはなったかもしれないものの、交代も後手後手になっていたようにも感じます。

意地でも点を取りたいならば、起用した選手に合った選手を早めに起用することで数人の選手の動きやパスが一致しなくても、2人で打開してチャンスを作れる可能性があったとは思うのですが、そういう交代の順番にもなっていなかった。

先ほど書いたように、良い兆候があっただけに、内容で相手に圧倒されようが、勝ち切って試合数が増えることで、プラスの要素が大きくなって一気にチームが再び良い流れになっていくこともあったと思うと、試合数が1で終わってしまったということもこれから今シーズン残りの公式戦を戦うチームにとっては、機会を1つ失ったとも考えられるのかもしれません。

色々なモヤモヤは残っていますが、今シーズンの戦いは、まだ終わっていませんし、ここから1か月ほど期間が空いて残り3試合を戦うプレミアリーグに向けて、意地でも切り替えて、公式戦というギリギリの戦いができる場がしばらくないですが、戦いきるためにチームを高めていく必要があります。

試合に敗れても、今日序盤に見られた良い兆候を切らないで継続してほしい。

紅白戦を眺めつつ、サポーターの友人と色々な話をしながら、これだけ良い選手がたくさんいるんだから、まだまだ、なんとかできる。右サイドからドリブルで仕掛けた選手、密集地帯からでもゴールを決めきった選手、ディフェンダーとの駆け引きに勝ってゴールを決めた選手、紅白戦でも真剣にぶつかり合っているので、足を痛める選手なども見られたくらい。この姿勢があって、同じ方向に向いていけば、十分戦える。

しばらく期間が空き、その間に組まれる試合などは、情報が入るかもわからないので、もしかすると、次に見るのは、来月末のプレミアリーグ再開時からになるかもしれませんが、今日の姿を焼き付けていますので、ここから這い上がって1か月でどこまで行けるのか、見届けさせてもらいたいと思います。

よくわからない「何か。」もう邪魔をしないでくれ。

ではでは。

この試合のメンバーと交代は以下、

GK1番石井僚、DFが左に19番清水楽人、右に20番冨田蓮(後半44分⇒2番北村龍馬)、真ん中に4番大桃伶音と5番大城螢、MFが左に3番林海斗(後半19分⇒32番佐藤優斗)、右に10番池髙暢希、真ん中に16番玉城大志(後半45+2分⇒37番堀井真海)と8番白土大貴、FWが17番波田祥太(後半25分⇒11番清宮昴大)と14番柳田大輝(後半9分⇒39番盛嘉伊人)

となります。

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埼玉県南部支部1部リーグ(SS1)2018/10/21 FC Gois vs 浦和北高校 1-0勝利・・・その試合でも見ている人はいる

どうも、ブクメです☆

日曜日は、午前9時30分キックオフの浦和北高校で開催されたFC Gois vs 浦和北高校の埼玉県南部支部リーグ1部の試合と14時キックオフの浦和レッズユースのJユースカップ2回戦vsコンサドーレ札幌U-18の2試合を観戦しました。

この2つの会場は、1キロ程度の距離にあるということで、早めにレッズランドに車で行き、運動不足解消も兼ねて、レッズランドに車を停めて、徒歩で浦和北高校へ移動して、その後、またレッズランドまで徒歩で戻ってと言う感じの動きですね。

まずは、FC Goisの試合を観戦です。

以前、足を運んだ試合がいつの間にか延期になっていて、浦和北高校のグラウンドに行ったら誰もいなかったということがあったのですが、その延期された試合が日曜日にありました。今回も、浦和レッズユースの試合とかぶることなく、しっかり足を運ぶことができて良かったです。

FC Goisの試合に関しては、前回の浦和南高校B戦に引き続き、2週連続で観戦することができました。

FC Goisが戦っている南部支部リーグ1部も残り2節となり、前節浦和南高校Bには、敗れたものの、残りを勝てば自力で1位になれるという状況。

まあ、戦う条件としては、両チーム同じとなりますが、このカテゴリでもあまり利用されなくなった土のグラウンドでの試合になり、ボールのバウンドも含めて、細かいプレーをしようとした時の感覚など、様々な部分で少しやりにくそうだなという印象にも見えた試合ともなりました。

対戦相手の浦和北高校に関しては、ほとんど知らない状況なので、数字や直近の結果などで見るしかないのですが、Goisとの1回目の対戦では、5-1でGoisが圧勝しているという状況。ただ、浦和レッズユースの試合でも何度か書いているように、そもそも冬の全国大会を目指す高校サッカーのチームは、この時期が一番ピークで強いチームになっていることが基本ということで、そのあたりが加味される部分と、既に始まっている埼玉県予選では、浦和北高校は、2回戦を突破して3回戦まで進んでいることなどもあり、簡単な相手ではなくなっている可能性もあるかなと思いもありましたが、どちらかというと、今日はGoisがこれまで見てきた試合とは、少し違った苦戦の仕方をしているようにも感じられた試合でした。

試合全体で見れば、 Goisの方が強いことは、わかるのですが、ところどころで雑に見えるプレーが多くなってしまっていたんですよね。これが、割と強めの風の影響なのか、ピッチの影響なのか、また別の要因なのか、考慮しようと思えば、多くの考慮できる要素がありますが、これまでにあまり見られなかったような枠の外れ方をするシュートが多かったり、試合を読む力があると書いていた選手も無駄に低めの位置で仕掛けてテクニックを見せて奪われるという場面も見られたり。

少数精鋭のGoisなので、スタートのメンバーが少しでも違うと気になってしまうところもありますが、例えば、中盤でパスを捌いたり決定的なパスを通したりで存在感を見せていた8番岩本空竜がこの試合いないとか、両サイドの2番榎本遼太と3番榎本翔太もいなかったので、少しリズムが違うことで乗り切れなかったのかとか、見る回数も少しずつ増えてきたので、考えるところも実際はあります。

と、色々書いては見たものの、実際ポイントポイントのメモを見返してみても、前半6分の10番大室雄幹の下げたパスから7番熊田佳太が長い展開で裏へ抜ける18番渡辺颯樹へ通して仕掛けた形だったり、8分の、サイドから14番中村海渡が仕掛けてのシュート気味のパスが18番渡辺颯樹が先に触れればというところで、相手キーパーに防がれた形だったり、同じく8分の5番金山俊介からの展開で13番荒木翔につなげ、テンポ良く17番横田啓一郎に通してからの仕掛けなど、数選手が絡んだ形での仕掛けもできてなかったわけでもないのですが、相手の守備の集中力に対して、ゴールを奪う意識のところでいつもより強さが足りなかったのか、なんだか、ゴールに近いところでのプレーがGoisらしくないという印象も持ってしまったのも事実です。

奪うところとかは、しっかりできていましたし、インターセプトからの攻撃の回数も多くありましたし、相手キーパーに対してのバックパスに対して、サボらずに18番渡辺颯樹だったり、14番中嶋海登がプレッシャーをかけることで相手キーパーのミスを誘ったりというのもありました。

そういうこともできていたのに、なんだか不思議な感覚です。

前半を0-0で折り返しての後半も、前半と同じようなリズムで進む展開でGoisの攻撃も多かったものの、相手の反撃を受けて危険な場面も少し増えてきた印象もありつつ、ただ、Goisの決定機も出てきます。特に後半16分の10番大室雄幹のミドルシュートや、17分の14番中村海渡がサイド深くまでえぐっての折り返しのスピードのあるクロスに対して、20番中嶋陽基が飛び込んでいった場面、4番武田直也がドリブルで仕掛けて高い位置まで持ち上がってクロスまでもっていった25分くらいの場面は、かなり得点に近づいた場面でした。それでも決まらないまま時間が過ぎていきます。

相手の守備の集中力が切れないこともあり、なんとなく0-0で終わりそうだなと感じた試合終了まで残り2分ほどというところで、17番横田啓一郎がペナルティエリア内右辺りから、ゴール左隅に狙いすまして値千金のゴールを決め、結果的に1-0でGoisの勝利となりました。

ややらしくないプレーも多く見られたのがこの試合では、気になるところでしたが、それでも、結果的に勝ち切る力は見せつけられたということになります。

これで、得失点差は関係なく、最終節で勝利すれば、1位で昇格を決められます。

現時点で、目標の置き方が正直なところ難しいとは思います。考慮はできてしまいますが、あえて書くとすれば、それでも、人が見ている試合では、最善を尽くすのがプロであり、プロを目指す選手がまず意識を変えなければいけないところです。

私が長年見てきた育成世代の選手でも、例え練習試合でも、不本意な形でBチームに落とされていた時ですら、私たちが見ている時に、緩んだプレーを見せることがなかった選手が、様々なカテゴリで信頼を掴んで、プロになり、世界の舞台に進み、一歩ずつ高いレベルに進んで行っています。まだ進行形です。

そして、そういうきっかけをつかむ可能性があるのが、大舞台だけではないのも事実です。たまたま、足を運んでいたスカウトが、たまたま見る予定がなかった試合で、選手を見出して、声をかけ、そこから未来が開けるケースもあります。だから、直近の大きな目標が途絶えても、より高い先の目標のために切り替えて、見せていく必要があります。ここは、本当に重要なポイントです。

・・・なんか、わかったようなことを書いてしまいましたが、これが私の思い込みであればすみません。

ではでは。

この試合のメンバーと交代は以下、

GKが12番馬場拓朗、DFが左に4番武田直也、真ん中に5番金山俊介、右に7番熊田佳太、MFが左に13番荒木翔、右に10番大室雄幹、ボランチに20番中嶋陽基と17番横田啓一郎、真ん中に11番太田峻輔と18番渡辺颯樹(後半14分⇒6番櫻井政樹)、FWに14番中村海渡

 

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アカデミー卒業生関連 2018/10/20 大学サッカー 駒澤大学vs東洋大学、専修大学vs東京国際大学を観戦

どうも、ブクメです☆

名前は聞いたことがあったけど、一度も言ったことがなかった会場「しらこばと運動公園競技場」に惹かれて、そして、後期に入ってもなかなか調子が上がらない東京国際大学の試合もなかなか見られていなかったので見てみたい、東洋大学の2選手は、どんな感じだろうとか、そういうのを眺めるべく、足を運びました。

越谷にあるということは知っていたものの、立地的に、思った以上に埼玉スタジアムが近いんですよね、実際行ってみると

 

木に隠れていてよく見えない写真ですみませんが、メインスタンドからバックの方を眺めると左手の方に埼玉スタジアムがしっかりと見えます。そういう立地ですね。

会場には、複数駐車場があるのですが、googleマップに表示されていた駐車場に行ったら若干、陸上競技場まで歩く距離があって、駐車台数も少なめで、競技場の横にもそこそこ台数を停められるっぽい駐車場があるのわかったり、まあ、初めて来るとよくあることです。

関東大学サッカーリーグ1部は、残すところあと6試合と言う状況で、今日の2つの試合に関しては、どちらかというと、残留争いも意識しながら戦っているチーム同士の直接対決のような構図になる対戦となり、実際のところ、観戦した印象からすると、それぞれのチームを見たところ、そこまで致命的な不調に陥っているわけではないものの、チャンスを作った後の決めるところとか、リードしたところで勝ち切れないところなど、やはり上位争いをできていない理由になるところもわかりやすく出てしまう試合だったのかなと感じました。

東洋大学では、登録メンバーとしては、この試合では、浦和レッズユース出身の勝野瑛はベンチ入りしておらずサポートしている状況でした。浦和レッズジュニアユース出身の山下勇希は、ベンチ外になっていたものの、スタンドで見かけて少しだけ声をかけることはできました。

2人とも出ていなかったことで、若干第1試合の駒澤大学vs東洋大学の試合は、中立的な立ち位置で見ていましたが、お互いのチームのスタイルがある程度、継続されている大学同士と言うことでそこから大きく外れない印象で試合を見ることができたので、そういう見方で見る分には楽しく、駒澤大学のバックラインの強さと、東洋大学の10番の選手などのテクニックなど楽しめる要素も多かったように感じます。ただ、試合自体は得点動かずで0-0で終了となりました。

第2試合は、登録メンバーとしては、前期は怪我で難しい時間を過ごしていた小木曽佑太がスタメン出場でプレーしており、久しぶりに万全の状態での彼のプレーを見ることができました。成績を見ると、東京国際大学は、降格圏に入ってしまっていて、とにかく残り試合でできる限り勝ち点を積み上げていかないと残留できないという位置でしたが、専修大学が攻撃の組み立てや形でのチームとしての意思疎通が比較的スムーズにできている印象でハマった時の数人が絡んだ攻撃などは、かなり面白いものがありました。

逆に、東京国際大学は、開始早々に崩して先制することに成功はしたものの、全体的には、それぞれがそれぞれになってしまっているというか、良さを生かしあってプレーするという形になっておらず、それぞれが単発で頑張るけど、それでは、相手を崩し切れないというプレーが多い印象がありました。

守備でも相手のサイド攻撃に対して、簡単に狙い通りのクロスを上げられすぎているなと思って見ていたものの、そこが修正されずに、やはりサイドから仕掛けられて、失点をしてしまい、そのまま逆転も許してしまうという状況。

ただ、東京国際大学の試合を多く見ている方から聞いた話では、今日の試合では、これまでとメンバーなども変えてきていて、新たにチャンスをつかんだということで良いと思うのですが、その選手が、サイドで起点を作って捌けていて、言うほど放り込みになっていないし、打開できそうな雰囲気のある時間帯も結構あったというのが素直な感想でした。

もう少し、選手の特徴を上手く組み合わせられるような、起用や戦術にするだけで変わりそうな雰囲気も感じつつ、最終的には、昨年も出ていて面白いと思っていた選手が後半途中から起用されて、瞬間のスピードと突破からペナルティエリア内での相手のハンドを誘い、PKで得点して引き分けに追いつくという結果になりました。

東京国際大学にとっては、厳しい状況には変わりありませんが、敗戦濃厚だったところを、最後の最後で追いついて積み上げた勝ち点1が最終的にあの時の1が残留の決め手となったとなるように願いつつです。

ちなみに、小木曽佑太のプレーですが、センターバックとしての存在感は、相変わらず見せていたものの、チーム全体の攻撃のリズムがなかなかうまく行っていないこともあるのか、私がイメージしているような、局面を打開できる正確なロングフィードなどがなかなか味方に合わないということも多かったように感じます。

セットプレーでは、1度惜しい形を作っていましたが、彼自身の特徴が守備以外のところでも、生きてくるような状態までチームとしての意思疎通のところが上手く行くようになると良いなと。

多くの大学に浦和のアカデミー出身の選手がいるという状況なので、チームによっては、良い状況もあれば、今日のように厳しい状況のチームも必ず出てくるわけですので、それも含めて見られるときにはしっかり見ておきたいなと思いました。

あ、1試合目が終わった後に、スカウティングで来ていた浦和レッズユース出身で早稲田大学の松高遼が声をかけてくれました。今シーズンは、怪我などで思うように行かない状況のようですが、来年は、しっかりAチームでプレーを見せてくれると約束(?)してくれたので、楽しみにしてます!

ということで、久しぶりに秋晴れの心地よい気候の中での大学サッカー2試合を観戦しましたよという話でした。

ではでは。

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U-16埼玉県サッカーリーグ2018/10/19 浦和レッズユース vs 大宮アルディージャユース 1-2敗戦・・・このリーグもやはり楽しい

どうも、ブクメです☆

確かにU16リーグは、久しぶりだとは言っても、ブログを見てみると2013年12月って・・・5年ぶりでしたw

基本的に平日夕方で、以前浦和に住んでいた時には、仕事を調整して足を運ぶのも問題なかったものの、今は、距離的な問題・・・は、実は私にはそんなに関係ないのですが、それ以外の状況で思うように動けないことが多くなりつつあります。なかなか難しいものですね。私自身は、積み上げてきたつもりでも、実感ができない状況がたびたび訪れます。選手にとっても、そんなことって多いのではないかなと。ある意味、フリーランス仲間みたいに考えているので。

U16リーグは、なかなか日程を知ることが難しいのですが、情報をいただいて木曜日の夕方に与野八王子グラウンドで大宮アルディージャユース戦があるということがわかったので、足を運びました。前日くらいまでは18時だったはずが、18時30分キックオフに当日に(?)変わっていたというのも、なんか、U16リーグらしいなと微笑ましい感じで、試合後予定があり東京方面へバタバタ移動することになったわけですが、そんなこんなでブログを書くのも今日になっていたりします。

浦和レッズユースは、Bチームが埼玉県S2リーグまで昇格をしたことで、多くの選手に高いレベルでの経験の場が与えられるようになり、1年生の多くがこのリーグでの戦いで真剣度の高い相手と公式戦として戦っています。

それを踏まえての浦和レッズユースとしては、1年生やジュニアユースのみで戦うU16リーグということで、今年初めて観戦したわけですが、ある程度見やすくもありました。更に、結果的に足を運べなかったものの、福井国体を制した埼玉県のメンバーの主力同士がそれぞれのチームに戻っての再戦という部分もあるということで、そういうポイントも考えながら見ていると、更に面白かったというか。

では、試合の話に移りますね。

vs大宮アルディージャユースU16のメンバーと交代は、以下

GK30番鈴木彩艶、DFが左に32番佐藤優斗、右に38番松村大也、真ん中に33番舘澤佑磨(後半40分⇒42番山本陽生真)と40番山田奈央、MFが左に36番福島竜弥(後半15分⇒31番木下翼)、右に29番奥山圭介、真ん中に35番根岸恵汰と39番盛嘉伊人、FWが34番成田安里と37番堀井真海(後半39分⇒10番高橋悠)

となります。

前半スタートのインパクトとしては、相手の方が上というか、細かいドリブルで様々な場所に顔を出しては仕掛け、引き付けてのわずかな隙間を通してのサイドへのパスなど、わかりやすいプレーを連発する選手がいて、一緒に見ていた方に、「この選手、国体で活躍していた大宮の選手ですかね?」と聞いたら、調べてくれてやはりそうだったという。その選手とサイドからのスピードのある選手にかなり序盤慣れるまでは、浦和が対応に苦慮するという時間が続きます。

やや印象に残ってしまったのが、前半5分に中盤で39番盛嘉伊人がボールを受けると、前線の37番堀井真海に当て、左前線のスペースの36番福島竜弥に渡すと追い越していく32番佐藤優斗にパスを通して、仕掛けるというテンポの良い攻撃を仕掛けてチャンスを作るのですが、その2分後の7分に失点をすることになったのですが、その大宮の得点までの流れが、中盤から前線に当てて、左サイドに開き、追い越した選手にパスを通して、クロスに合わせられてだったんですよね。

別に意識して同じような形でやり返したのではないとは思いますが、浦和がチャンスを作った形と同じような形で失点したのは、ちょっと悔しかったですね。

これは、プレミアリーグで戦うチームにも共通しての課題なのか、全体的にシュート意識が低いのが気になる中で、前回のS2リーグの埼玉平成高校戦の時と同様に、29番奥山圭介が、ゴールを意識したプレーをこの試合でも多く見せていたのも印象的でした。

この試合の浦和の最初のシュートとなったのも、前半6分のコーナーキックからの流れでの29番奥山圭介のシュートだったと思います。

それ以外にも、相手のバックラインが大型の選手でつぶされるような形も多かったものの、ペナルティエリア内でよりゴールのにおいのするプレーになっていた局面では、その場所に29番奥山圭介がいたことが多かったです。

試合自体は、開始からしばらくは、相手の攻撃の対応に苦慮することが多かったものの、徐々に慣れてきてからは、仕掛ける回数は相手が多くても、いつ点を取られてもおかしくないというような場面は、それほど作られることはなくなりました。

浦和の攻撃では、前半10分にペナルティエリア僅か外くらいまで37番堀井真海が持ち上がり、倒されたように見えたのですが、ここではファールはもらえず。

前半22分に右サイドからの攻撃で38番松村大也のクロスに29番奥山圭介がヘディングシュートでゴールを狙います。

39分には、ディフェンダーとの駆け引きで勝った34番成田安里がボールをキープし、32番佐藤優斗へパスを通し、32番佐藤優斗がシュートを放つも相手キーパーに弾かれます。

サイドからの攻撃でも貢献していた38番松村大也でしたが、相手の前半の猛攻の中で、前半終了間際に相手のスピードのあるサイドからの突破を察知してカバーしたように、守備のところで、自由にサイド攻撃をさせないプレーでの貢献も印象的でした。

前半を0-1と1点ビハインドで折り返し後半に入ります。

後半2分に32番佐藤優斗からの相手ディフェンダーの間を狙ったペナルティエリア内へのパスに29番奥山圭介が反応し、キープできればという形を作りますが、相手ディフェンダーに潰されます。

後半4分には、37番堀井真海から39番盛嘉伊人へ、いったん落とし、右サイドを駆け上がる38番松村大也へ展開し、サイドから鋭いクロスを入れるも相手ディフェンダーに跳ね返されます。

後半13分には、バックラインで奪った流れで33番舘澤佑磨がそのまま前線のスペースが開いていたところへ、持ち上がり、裏へ抜ける34番成田安里へとつなげ仕掛けるもクロスは相手キーパーに防がれます。

後半16分には、交代で入った31番木下翼の左サイド前線のスペースへ、38番松村大也から大きな展開がありますが、僅かに相手ディフェンダーが先に反応して防がれますが、こういう大きな展開からの仕掛けが何度かチャンスにつながる形も増えていきます。

相手チームの事なので事情は、よく分からないものの、前半は、割と制約なく自由に動いて危険な形を多く作られていた選手が、後半は、割とポジションから大きくは動かないようなプレーが多くなり、危険度と言うところでは、前半よりは感じなくなっていたのですが、それでもサイドからの突破はスピードがあり、後半19分には、サイド攻撃からの流れでポストを叩く決定機を作られるなど、気は抜けない局面は続きます。

後半も半分ほどを過ぎたところで、そろそろ得点が欲しい時間帯の25分前後には、37番堀井真海の存在感が増してきたというか、自分のメモを見たところ、後半25分に37番堀井真海のシュート、直後も相手前線めがけてのチェイス◎、後半30分に37番堀井真海インターセプトと連続して印象に残ったプレーのメモに名前を書いていたところで、後半31分にその37番堀井真海がゴールを決めて1-1の同点に追いつきます。

ここから逆転目指してと思っていた矢先に相手に反撃を受けて、サイドからのクロスをクリアできず、もしかすると同点ゴールから1分も経っていないくらいの時間帯で再び逆転を許してしまいます。

残り10分で再び同点ゴールを狙って何度かチャンスは作ったものの(相手にも何度か大きなチャンスは作られていたが)、その後得点は動かず、試合は1-2で終了します。

結果としては、敗戦です。そして、やはり得点後は、一番気を緩めてはいけないところなので、ここで中途半端な対応で失点してしまったことなどは反省しなければならないですし課題として残りますが、全体としては、手ごたえも感じられる試合であり、1年生だけの試合というのもやはり面白いなと実感した部分もありました。

あとは、これは、ある程度は仕方がないことですが、長くジュニアユース時代から一緒にプレーしている選手同士の動きや連携がスムーズなところで、ユースから加入した選手とのところでの連携がスムーズに行かないところが多いというか、当然長くやっている選手の方が勝手知ったるというところがあるので、その辺が気になるのではなく、お互いの動きを理解し合おうというところが少し少ないように感じるところも考えすぎかもしれませんが、ありました。

特徴を生かし活かされが、前線の選手間でももう少しできると、よりそれぞれの選手の特徴を生かしあえるのになという。別にはっきりしたものではなく、モヤっとしたところでの感想ですが。

日程自体があまり情報が入ってこないので、今後のU16リーグの試合に足を運べるかどうか、その時点で微妙なところもありますが、日程がわかって調整ができるようであれば、もう何試合かU16リーグも足を運びたいなと感じましたよ。面白かった。

ではでは。

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関東U15リーグ2018/10/14 浦和レッズJrユース vs 鹿島アントラーズノルテ 0-2敗戦・・・リーグ戦は積み重ね。あとは、夏を思い出せ。

どうも、ブクメです☆

本当は、こういう計算をしなくて良い状況になると助かるのですが、割と色々計算が必要になって、ブログ書く前にリーグ戦の順位とか調べました。最終節でも今年は、未消化の試合があるチームがポツポツおり、結果を見ながら、当該チームは試合をできるという状況で、まず高円宮杯U15のレギュレーションを調べる限りは、今年も関東枠は7つで、公式の関東U15リーグの情報では、枠-3がダイレクトで本戦となっているので、今年も4位以内でダイレクトに全国大会出場と言う考え方で大丈夫だと思います。

今日の試合前では、暫定で首位に立っていた浦和レッズジュニアユースですが、優勝争い4位以内争いをしているチームの勝ち点がかなり競っていて、未消化試合があるチームもあるので、優勝は自力とはいかない中で、では、4位以内はと考えたときに、最終節前で未消化試合のあるチームを考慮しても、5位以下に入るチームで抜かれる可能性があるのは、今回の対戦相手の鹿島アントラーズノルテのみ。ただ、その可能性を見たとしても、やはり浦和レッズジュニアユースの方が積み上げてきたものが大きく、得失点差でかなり有利になっているので、大差で敗れて、未消化試合をノルテが大量得点差で勝利しない限りは抜かれないという状況。

2試合前に、鹿島アントラーズジュニアユース戦を観戦し、良い形で勝利を挙げ、前節の鹿島アントラーズつくば戦は、観戦できなかったものの3-3で引き分けという流れで来ている中で、チームとして、どのような状況とリーグ戦に対するモチベーションなどがどのように働いているのかは、わからないところは多いものの、リーグ優勝も他チームの結果が絡むところがあり、4位以内は、ほぼ大丈夫と言う状況まで意識にあると、4位以内浮上のために負けられない相手であり、当該チームであるということで言えば、相手の方が、何も言われなくても、気持ちが入るような試合ではあったとは思います。

正直なところ、今日の1試合のみを考えたら、応援するサイドとして見ていると、戦えていないことが気になり、球際も中途半端で、更に少ない決定機でゴールではなく、パスを選択するなど、私個人としても、あまり好きではない要素が重なって、ちょっとイラっとしてしまう部分も実際ありました。

確かに相手が良かったのもあります。大きめの選手が前線にいる鹿島ではよくあるスタイルながら、チーム全体の動きや狙い、高さだけで勝負しないような戦い方やサイドの選手のテクニックやスピードなど、逆に、どうしてリーグ戦でこの戦いをできるチームがこの順位にいるんだと思うような試合運びと強さでもありました。

状況を加味すれば、こういう試合になってしまうこともありえるようなシチュエーションという優しい言葉をかけたくなる部分もありますが、今年のジュニアユースチームにとっては、残すは、夏の全国大会の悔しさを、高円宮杯で晴らして優勝するということになると思います。

その点で言えば、夏の大会後に再開された関東U15リーグで見られた気持ちの入った戦う姿勢やは、どこに行ってしまったのだろうという試合でした。もちろん、そういう気持ちを試合の中で見せようとしていた選手もいたと思いますが、チームとして、戦えていない状況がなぜ、今の段階でなってしまっているのか。

夏のクラブユース選手権で唯一私が足を運んで敗戦した試合の時には、私は、監督やコーチ陣からの声も気になるということを書いていましたが、夏以降は、本当に監督から飛ぶ声も気持ちのところなど含めて意識して声をかけるようになっていると感じていましたし、今日もピッチサイドからの声は、変わらず必要なことを伝えていました。でも、球際のところが緩かった。そこが修正できずに、実際失点してしまった。そして、追加点も決められてしまった。

・・・でも、話を戻しますと、リーグ戦は積み重ねです。なので、1試合の成績ではなく、シーズン通しての成績で順位が決まります。もちろん、色々な状況下、色々な精神状態、色々な体調などなど、長い期間で変化する状況で戦っていくのですから、もしかすると、たまたまた今日の試合は、チームとしてちぐはぐするような状況が起こったのかもしれません(くどいようですが、単発で1つの試合としてみると、今日の試合は、応援する側としては、本当に怒りたくなる試合でした。)

それでも、この試合展開であれば、大量失点してもおかしくない中で、2失点に抑えられたこと。

今日の段階までの順位を見た限りでは、私の計算が間違っていなければ、リーグ優勝は消えたものの、未消化試合に自力優勝の可能性を残す横浜FC相手に鹿島アントラーズノルテが、6点差勝利で初めて得失点差で並ばれるという状況。総得点で考えれば、普通のサッカーの試合であり得るスコアとしては、6点差勝利でも抜かれる可能性は極めて低く、7点差勝利で5位に転落するという状況。上位チームで優勝の可能性を残したチームを相手に7点差勝利は、考えにくい。

おそらく、浦和レッズジュニアユースが、4位以内でダイレクトで本戦を決めるでしょう。

だから、相手に飲まれた試合で、2失点に抑えられたことも、言葉を変えれば、リーグ戦の長い戦いで積み重ねたもの。

本音を言えば、こういう課題がこの時点で発生するのであれば、過酷な関東予選に回って、そこを勝ち抜く流れで全国へ行ったほうが良いと言いたいところですが、もちろん、ダイレクトで行けるほうが良いですし、そこに値する力があるのも今年のチームだと思っています。

本戦まで2か月以上空くので、その期間で遠征をしたり、公式戦とは別のところで、チームを高めていくことになると思いますので、できることなら、毎試合高校サッカーの全国大会を控えたようなピーク状態のチームとギリギリの勝負を練習試合でも重ねてもらいたいくらいです。

だって、残す大会は、1つ負けたら敗退のトーナメント。試合の入りが悪かったとか、緩く入って、球際で戦えない段階で失点して、そこで気持ちを引き締めて追っていくような展開で簡単に優勝できるような大会ではないですから。

リーグ戦で積み上げてきたものに自信を持って、夏の大会で敗れた相手になぜ敗れたのかを思い出して、十分に準備できる期間はありますので、全国大会で強烈なインパクトを残して優勝するところを見せてください。

ということで、今日はレポートなしです。

この試合のスタメンと交代は以下、

GK18番淺沼李空、DFが左に6番大野海翔、右に26番桐山龍人、真ん中に11番工藤孝太と3番岡田翼、中盤が、左に7番篠田大輝、右に14番坂田綜太郎(後半スタート⇒34番都築駿太)、真ん中に8番戸田大翔(後半33分⇒2番小林純太/後半40分⇒20番早川凌介)と4番島垣翔、FWが13番伊澤壮平と10番高橋悠

となります。

ではでは。

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埼玉県南部支部1部リーグ(SS1)2018/10/13 FC Gois vs 浦和南高校B 0-1敗戦・・・首位攻防戦に相応しい戦い

どうも、ブクメです☆

今日は、当初、大学サッカーに行く予定だったのですが、行動する時間、私的な理由(・・・寝坊ですw)で、動けず、もともと足を運びたい試合として考えていたFC Goisの試合に足を運ぶ流れになりました。この試合は、以前延期になった試合分なんですね。

昨年は、浦和レッズユースのBチームも戦っていた埼玉県の3部リーグにあたるリーグの南部支部リーグ(SS1)で来期のS2昇格を目指して戦っているFC Goisですが、試合の消化数にばらつきがあるものの、消化試合数が少ない中でも、ここまで、無敗で首位と言う状況の中で、リーグ戦も終盤まで来ています。

昨シーズンと変わっていなければ、S2への昇格は、南部支部リーグでは、1位は自動で2位は参入戦という形になると思います。探しても2017年の大会要項しか見つからずですが、変わっていないと思います。高校などでBチームが参加しているところもあり、Aチームとの兼ね合いで昇格チームの順位が変わったりすることもあるようですが、ざっと終盤までの全支部リーグの1位2位を眺める限りは、Bチームがそこに入っているという感じでもなく、唯一Bチームとして絡んでいる今回の対戦相手の浦和南高校Bも、Aチームは、2つカテゴリが上のS1リーグで戦っているため、おそらく、S2リーグへの昇格ということを考えたときには、普通に1位が自動、2位が参入戦というわかりやすい形になると思います(詳しい方、誤っていたら指摘してくださいw)

このリーグでは、一つ抜け出した結果を出しているFC Goisですが、今回の浦和南高校Bも同じくこのリーグで抜け出した結果を出しているチームです。

FC Goisが4試合残して9勝1分けの勝ち点28、浦和南高校Bが3試合残して、8勝2分け1敗の勝ち点26という状況、3位以下は、かなり勝ち点差が開いているので、実質2位以内は、この2チームでほぼ決まりと言う中での直接対決になります。

1回目の対戦では、FC Goisが勝利しており、見ていただければわかるように、浦和南高校Bの唯一の敗戦が、FC Gois相手だったということです。

どこかで、夏の全国大会に出場した浦和南高校を簡単な表現で、堅守の浦和南と書かかれているのを見たのですが、結果的に、私の頭の中では、埼玉県の高校では競合であっても、Bチームであれば、第1戦も3-1で勝っているし、FC Goisが支配するようなゲームになるのではないかなと思っていたのですが、今思えば、堅守の浦和南という言葉にFC Goisは苦しめられたのかなという感想もあったりします。

まあ、甘く見てました、レベルの高い対戦でした。

では、試合の話に移ります。

この試合のメンバーと交代は以下、

GKが12番馬場拓朗、DFが左に4番武田直也、真ん中に5番金山俊介、右に7番熊田佳太、MFが左に2番榎本遼太、右に3番榎本翔太(後半スタート⇒13番荒木翔)、ボランチに17番横田啓一郎(後半10分⇒20番中嶋陽基)と10番大室雄幹、真ん中に8番岩本空竜(後半34分⇒18番渡辺颯樹)と11番太田峻輔(後半20分⇒19番菅原怜)、FWに14番中村海渡

となります。

今年は、10月に入っても気温が結構上がったり、かと思えば肌寒くなったり、なかなか読めないのですが、今日は、朝から曇りでキックオフも気温が下がり始める15:30からということで、涼しいくらいの昼間から、試合の時間帯によっては、肌寒いと感じるくらいになってはいましたが、選手としては、プレーしやすい気候だったと思います風もほとんどなかったし。

試合開始から、若干、Goisの選手で体が重いというか、切り返しで滑ったりするような様子が見受けられたのが気になりましたが、あれは何だったんだろう(雨は降っていなかったはず。)と思いつつ。

モチベーションとしても、前回負けている相手であり、追いかける立ち位置で勝てば暫定でも1位に浮上できる直接対決なので十分。勢いとしては、相手の方があるかと思っていましたが、実際、試合展開としては、とにかく相手の守備の集中力と裏へのパスを出させないような読みであったり、運動量であったり、とにかく、Goisの攻撃の狙いをフィニッシュのところまでやらせてもらえない場面が多いというか、跳ね返されてのカウンターで序盤から、12番馬場拓朗の出番が多くなっていましたね。

もともと、各ポジションでドッシリとというサッカーをGoisはしていないので、数選手での工夫やバックラインの選手も攻撃参加する、その連携や連動で相手を突破していくため、今日の場合は、とにかく相手の堅守により、気持ち前目に行ったところで反撃を受けるケースが多くなったため、体力的に問題ない前半は、17番横田啓一郎や、10番大室雄幹、8番岩本空竜など、中盤の選手が、相手の反撃の際に、戻って対応して跳ね返していたものの、試合の終盤は、攻撃的な交代や疲労から、反撃を受けた時の対応が中途半端になり、相手にスペースを与える形で仕掛けさせてしまう回数が増えたのかなと思います。

ただ、結果的に崩し切れなかったものの、攻撃の試みは、面白い局面が多く、まずは、前線で14番中村海渡が裏を狙う動きと同時に、相手キーパーや、ディフェンダーに対してチェイスすることで、精度を落としたりミスを誘うプレーを前半から、後半までサボらず行えていたことで、相手がクリアせざるを得ないような追い込み方でチャンスにつなげる形も多く作っていました。

細かい仕掛けでは、前半7分の10番大室雄幹から11番太田峻輔が相手ディフェンダーのプレスを受けながらワンタッチで流して3番榎本翔太が受けて仕掛ける形のように、中盤のところでは、こぼれた後のセカンドボールの予測も含めてGoisが優っている場面が多くなりました。

局面局面では、バックラインに入っていた4番武田直也の攻撃参加も見られ、10分には、2番榎本遼太とのパス交換からの4番武田直也の仕掛けで突破を試みる場面も見られました。

相手のプレッシャーがあるところでのバックラインでのボールの処理で、割と、とにかく大きく蹴るだけと言う選手もいる中で、5番金山俊介が前半で2度ほど見せた、結構難しい状況でのロングフィードで2本とも前線に合わせやすいコースに飛ばし、そこから攻撃と言う形につながっていたのも印象的でした。

前半14分には、オフサイドになったものの11番太田峻輔からのパスを8番岩本空竜が見事なワンタッチプレーで前線のスペースに出し、そこに14番中村海渡が抜け出して、決定機になるかと思いましたが、ここはわずかに出ていたようでオフサイドになりました。

この前半15分前後では、7番熊田佳太からの狙いすました相手キーパーと14番中村海渡がどちらが先に触るかくらいのパスでの惜しい場面があったり、8番岩本空竜が強めのくさびのパスを前目のスペースに入っていた17番横田啓一郎に出し、これをミスすることなく再び8番岩本空竜に戻して、裏に抜け出した14番中村海渡にパスを供給した場面など、相手との駆け引きで14番中村海渡が抜け出すプレーとそこへのパスを導き出すまでの味方の狙いなどが、面白い場面が続きました。

ただ、とにかく相手の守備の対応がよく、少しずつプレー精度を悪くさせられていたのも事実で、そこからの反撃でのピンチも多くなったのが今日の試合。

何度か、GK12番馬場拓朗が高めの位置を取っている時に前がかりの攻めからの反撃で早めにロングシュートを狙ってくる場面などあったり(相手のシュートは精度を欠いていましたが、危険な場面ではありました。)、前半18分は、その全体的に前がかりなところで、ディフェンダーの裏にきれいなパスを出されて、相手の前線の選手の飛び出しも良かったのですが、ここをGK12番馬場拓朗が素早く察知して飛び出し、相手選手より早く対応したことで決定機を免れることに成功していました。

そして、やや攻守の切り替えが遅くなってきた前半終盤のところでは、相手の反撃を食らったときに対応しきれない場面が何度か出てきて、相手のシュートミスなども含めて1本は、GK12番馬場拓朗のスーパーセーブで何とか守り、1本は、ポストを豪快に叩くようなシュートを放たれるなど、仕掛けの工夫や考え方は、Goisの方が上でも、わかりやすい決定機の数は相手の方に多く作られながら0-0で前半終了となりました。

後半スタートは、より足元ではなく、選手同士の良い距離間とスペースに動きながらの細かいパス回しなどで仕掛ける回数を増やし、Goisが攻め込む形が多くなります。

ただ、相手の守備の集中力も全く落ちることなく、中盤で支配しても、その後のプレーのところで決定的な形をなかなか作らせてもらえず、やはり徐々に反撃を受けたときに相手の方がわかりやすいチャンスを作る回数が増えてきます。

後半の大きな決定機は、15分の相手にサイドを突破されてのラストのクロスを入れらて、詰めてきた選手が合わせきれなかったので助かったものの、決められていてもおかしくない場面でした。

ただ、その直後にGoisも決定機を作ります、14番中村海渡がパスを受けて相手のプレスを受けながらもキープして2番榎本遼太に展開して、自身はそのまま前線へ走り、折り返しのパスをキーパーと競り合う形で、結果的には、決められなかったものの、かなりゴールに迫った場面でした。

その直後にも、再び前線のペナルティエリアに近い位置で14番中村海渡がパスを受けると、相手ディフェンダー2人がすぐに寄せてきたものの、パスを受けた時の体の向きが良く、ディフェンダーを背負いながら、もう一人のディフェンダーにも奪われずに抜け出して仕掛ける形を作りました。

試合が進むにつれて、やはり前半と同じように反撃を受けた時の対応が遅れて、相手が攻め込む場面が増えてくる時間となり、連続でコーナーキックを与える場面なども出てきます。

後半20分に、19番菅原怜が投入され、前線でスピードのある抜け出しができるような状況(初めてGoisの試合をここで見たときに、19番菅原怜は途中交代であっという間に結果を出したのですごく印象に残っていた)になったものの、やや相手の仕掛ける勢いが優ってしまっていることで、逆に試合に入りにくい状況になってしまっていたというか、なかなか、そのスピードを生かせる形が出ない状況。カウンターの形で、19番菅原怜の抜け出しを目がけたパスの狙いは何度かあったものの、パスが長すぎてしまったり、相手ディフェンダーが走るスペースをしっかりカバーしていたりという感じ。

良い狙いはしていても、相手が最後のところで対応して、決定機を作らせてもらえないという状況の中、迎えた後半30分に、パスの出し手は、8番岩本空竜だったと思いますが、左前線のややペナルティエリア寄りのスペースにパスを通し、ここに反応して抜け出した2番榎本遼太がそのままゴールに向かってドリブルし、強烈なシュートを放つも、このシュートは、バーを叩いてゴールならず。本当にそのままゴールになっても良いだろうというくらいの良いシュートだったのに。

その直後にも、相手の対応に対して裏をかくような、8番岩本空竜の相手がパスを出すと感じたところで、ワンテンポずらした裏へのパスに対して14番中村海渡が抜け出して狙った場面も相手の意地の守備に防がれ、その後に、8番岩本空竜と13番荒木翔のパス交換から、前線へ走る19番菅原怜へのパスは、相手キーパーが先に触りクリアされる形に。

残り10分ほどのところで、18番渡辺颯樹が投入され、前線に更に高さを加えてゴールを狙おうとするも、最終盤の5分ほどで相手の反撃を受けることとなり、コーナーキックを連続で3本奪われるなど、運動量も集中力も途切れない相手の攻撃を跳ね返す時間が続いていたものの、アディショナルタイムに入るかというところでのコーナーキックで、クリアしたかと思われたボールがラインを割っていたという判定になり、最後の最後で失点。

その後、少しして試合が終了。0-1の敗戦となりました。

シンプルに、浦和南は、Bチームだと思って侮って見ていましたが、普通に強かったと思います。何が強かったかと言えば、とにかく、決してGoisのパスの狙いが甘くはなく、普通であれば、決定的なパスになっていたような場面も実際かなりあったのですが、そのパスをミスパスのように防いでいた守り。

同時に、では、Goisの課題が反撃を受けた時の守備かと言われれば、Goisは、おそらくそれを承知で、全てのポジションの選手が状況によってポジションを移動させて攻撃参加するようなサッカーをしていると思うので、ある程度、相手によっては、こういう展開になることは想定してやっていると思いますし、今日は、相手の対応が相当良かったというのもありますし、考えるべきことは守備の修正よりは、今日くらいの守備をしてくる相手に対しても崩して点を取るには、どうすべきかという方なのかなとも思ったり。

今日の試合では、思い切ったシュートがあまりなかったようにも感じますし、なんだか、崩してやろうというプレーが多すぎて、相手もそこに集中すれば良いという感じになっていたかもしれない。確か、Jユースカップ予選のトリプレッタ戦の時だったか、シュート練習を見ていたときに、見事なシュートをガンガン決めている選手が多かったんですよね。シュート練習だから当たり前と言われるかもしれませんが、日本では、シュート練習で枠を外す選手も結構いるんですよね、プロでも。そういうところって、Goisは重要視しているんですよね?ヨーロッパの強豪チームのように、ゴールが見えたらシュートを狙う。そのシュートは、基本的に枠を捉える。

実際、そういうシュートが打てる選手も多いと思うのですが。

ということで、思った以上のハイレベルな試合を見ることができたことに満足しつつ、Goisを応援しているので、結果と負け方は、残念でした。

でも、継続していれば良いことも多い。別に守備のチームなんて見たくもないので。キーパーの仕事は大変になりますが、それも含めての動きができるキーパーがいるんだから、攻撃と守備のカバーで貢献すれば良いとも思う。ダメか!?w

敗れたけど、まだ自力で1位になれるのは、Goisなので状況は何も変わっていません。リーグ戦は積み重ねた勝ち点での勝負ですから、最後に1位に入れば良いので、残り全勝、問題なし(埼玉栄B戦の不成立って何?w)

ではでは。

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埼玉県S2リーグ 2018/10/08 浦和レッズユースB vs 埼玉平成高校 0-0引き分け・・・楽しい試合

どうも、ブクメです☆

スコアレスドローで引き分けたのに、3位死守が難しくなったのに、どうして楽しいのだろうと言われてしまうかもしれませんが、純粋に今日の試合は、見どころが多くて楽しかったなと思ったのでタイトルに入れてみました。

ということで、体育の日、祝日の月曜日は、埼玉県S2リーグ、浦和レッズユースB vs 埼玉平成高校の試合を観戦してきました。

以前、浦和に住んでいたときには、当然浦和レッズの育成がらみの試合は、自転車で移動できる範囲が多かったのですが、今は、鳩山町に住んでいるということで、なかなか自転車で行こうかなと思う試合ものないのですが、今日の試合の会場の埼玉平成高校は、私の自宅からも6キロ程度の距離にあるということで、久しぶりのユースの試合の自転車での観戦となりました。

雨の確率20%だから、雨の心配もないだろうと思っていたら、ちょうど、家を出て向かう時に、僅かに雨が降り、でも霧雨程度だから大丈夫かと思ったら、途中で、ややしっかりとした雨になりかけてどうなることかと思いましたが、すぐに止んで試合中も雨が降らず、気候的にも暑くもなく、寒くもなくという気候下での試合となりました。

観戦箇所がだいぶ限られたエリアのみという会場だったので、ゴール裏のピッチからかなり近いエリアと言うことで、ネットに隔てられることもなく、久しぶりにこういう近い距離で試合を見たなという印象の残る試合でもありますね。あまり雑談など交わしたことがない方とも話すことなどができるという点では、よくわかりませんが、それも楽しかったようにも感じます(そういえば、最近は、変に距離を置くことが増えていたなと感じる、もともとは、話すのが大好きなブクメですw)

さてさて、

細かいことを言えば、S2リーグからS1リーグへの昇格と言うことを考えたときに、いくつかの他力が生じることにはなりますが、可能性を最大限残すためには、残り2試合を2連勝して、3位で終えて待つということが重要になるということは、前回の試合の時にも書いたので、スコアレスという結果が満足かと言えば、そういうことでもないのですが、この試合は、課題も、もちろんまだまだあるのですが、試合の中での声も良く出ていたし、終始気迫が見られるような試合になっていましたし、そういったところが一つ楽しかった要因でもあるかなと。

もちろん、育成を見るサポーターとして、特徴探して、結果も求めてとかとか、大切にしていることはありますが、見ていて伝わってくる試合が第一なんですよね。具体的にどうこうより、そういうポイントで良かったと。

ということで、試合の話に移ります。

vs埼玉平成高校メンバーと交代は、以下

GK18番西尾優輝、DFが左に19番清水楽人、右に27番清水哲太、真ん中に26番南濵優大と33番舘澤佑磨(後半20分⇒6番上野夏輝)、MFが左に31番木下翼、右に38番松村大也、真ん中に29番奥山圭介(後半24分⇒39番盛嘉伊人)と35番根岸恵汰、FWが22番佐藤陸人(後半スタート⇒37番堀井真海)と34番成田安里(後半38分⇒15番石橋遼大)

となります。

前日のプレミアリーグの時には、メンバーに入っていなかった福井国体の埼玉県代表として戦ってきた1年生のメンバーも、この試合から復帰となっています(昨日帯同していたかまでは、確認できていませんが、遠目から見る限りは、いなかったように思います。)

前半5分に33番舘澤佑磨からのフィードに抜け出した31番木下翼が迫力のあるドリブルを仕掛けるなど、スタートから相手ゴールを狙うプレーが多く見られます。その分、守備のところでは、やや連携が乱れて、突破を許してヒヤリというところも多くはなったものの、結果的に無失点に抑えたように、26番南濵優大を中心に相手の攻撃をしっかり跳ね返し、また、GK18番西尾優輝も危ない場面では、安定した守りを見せてピンチを救うプレーを見せていました。

数試合前は、硬さも見えていた、33番舘澤佑磨もこの試合では、声もしっかり出して、先ほど挙げたように、狙えるところでフィードを通して、攻撃の起点となろうとするプレーもこの試合では、見られました。

前半6分には、パスを受けた22番佐藤陸人が、ワンタッチで流して34番成田安里が抜け出して仕掛けるという場面がありましたが、こういった、細かいパス回しとワンタッチなどで打開しようとする動きに対して、近い距離の選手の反応も悪くはなかったと思いますが、相手の守備陣の寄せも早く、なかなか決定機につながる突破ができない状態にはなりました。

ただ、序盤での最も大きな発見(というか、再確認は、)、中盤に入っていた29番奥山圭介のプレー。

様々なポジションに顔を出してパスを捌くプレーだけでなく、前半10分に見せた、強烈なミドルシュート(相手キーパーに防がれたが)など、シュートの意識と言うことで、やはりどこか全体でドリブル突破や、パス回しできれいに崩そうとなりがちだったチームの中で、打開するための、思い切ったプレーなど含めて、質の高いプレーを連発していました。再確認と言うのは、29番奥山圭介のジュニアユース時代の夏の大会で、それまでは、別のポジションでプレーするところをずっと見ていたところで、決勝トーナメントだったか、中盤でプレーした時に、試合を決める決定的なパスを供給するなどのプレーを見ていて、このポジションで面白いプレーをするなと、そういう特徴を見ていたからですね。

さてさて、流れに戻ると、前半12分に相手に攻め込まれて危険な場面で33番舘澤佑磨がしっかりカバーに入りピンチを防ぎ、その直後の攻撃では、やや長くなってしまって合わなかったものの、右サイドからの反撃で27番清水哲太がクロスを上げる形を作り、前半14分には、33番舘澤佑磨のフィードから34番成田安里が抜け出して仕掛ける形を作ります。

前半20分には、26番南濵優大が見事なインターセプトから、スペースをドリブルで持ち上がり、前線にパスを送り、22番佐藤陸人が受けて仕掛ける形を作ります。

前半27分には、29番奥山圭介からのパスを受けた38番松村大也がパス交換をして仕掛けていく形を作ります。

前半34分には、相手の攻撃を受けて奪ってからのカウンターの形で、38番松村大也から前線に走りこむ34番成田安里へパスを通した早い仕掛けでゴールを狙います。

前半36分には、左サイドで、19番清水楽人が31番木下翼にパスから、左サイドを駆け上がり、再びパスを受けて持ち上がり、クロスを上げてチャンスを作ります。

決定機と言うところでは、なかなか作れなかったものの、惜しい仕掛けや試みが見られる中で、相手の攻撃も割と受ける形にはなったものの集中して守り切り、前半を0-0で折り返します。

後半は、スタートから、交代で入った37番堀井真海が前線でチェイスし、体を張るプレーを見せることで、前半よりも前線での強さ激しさというところが増し、ここからのチャンスが多くなります。

後半2分に早速、37番堀井真海がシュートを放つなど、シュート意識の高さも見られます。後半11分には、パスを受けた37番堀井真海が相手ディフェンダーに囲まれる中でキープして、38番松村大也にパスを通しサイドからの仕掛けで、コーナーキックを奪います。そこで獲得したコーナーキックの流れで、37番堀井真海からのクロスを最後は、29番奥山圭介がシュートを打ちますが、ゴールはならず。

前半までの細かいきれいに崩そうという展開から、前線で相手に余裕のあるプレーをさせないようなプレッシャーとキープしての仕掛けが増えたことで、よりサイドからの攻撃でも、位置取りを高めにとってプレーする回数が増えたように感じます。

後半17分にも、バックラインからのフィードを受けた31番木下翼から37番堀井真海に通し、力強く仕掛け、再びコーナーキックを獲得するなど、セットプレーの回数も増えていきます。

得点が欲しい浦和は、後半20分に33番舘澤佑磨に代えて6番上野夏輝を投入、右サイドに入った6番上野夏輝がさっそく23分に、37番堀井真海とのパス交換でシュートを放ちます。

更に、後半24分には、29番奥山圭介に代わり、39番盛嘉伊人が入ります。

後半27分には、フリーキックのチャンスで、6番上野夏輝からのパスを受けた39番盛嘉伊人がドリブルで仕掛け、クロスから、31番木下海斗がシュートを放ち枠を捉えて良いシュートになったのですが、相手キーパーの好セーブで弾かれます。

後半途中から入った39番盛嘉伊人ですが、国体での活躍で自信をつけたのか、これまでと比べて、変わったなと思ったプレーがあり、その一つを挙げると、パスを受けてドリブルで相手選手をかわそうとした時に、結構プレッシャーもきつくて、抜きに行った時に相手に引っかかり、ボールがこぼれて更にディフェンダーとの接触もある中で、プレーを止めずに、力強く、そのこぼれ球にいち早く反応して、更に仕掛けていった形などありました。かなり良かったです。

おそらく、かなり狙いなども含めて浦和が主導権を握って攻撃ができていた後半だったので、得点が入ってもおかしくないような場面も何度かあったものの、相手の守備の意識や寄せの速さ、そして、パスコースの読みがかなり上手い選手がおり、真ん中でパスを通しての仕掛けが、通ってもおかしくないようなところで、結構触られてしまう場面もありました。

守備のところでは、特に見ていた位置というのもあったのですが、右サイドからの仕掛けからの浦和の選手が触ってのこぼれ球がゴールラインを割ってゴールキックになりそうなところで、6番上野夏輝があきらめずにスライディングでギリギリのところで触って、サイドライン側に蹴り出し、より高い位置で再び狙える、相手スローインにしたプレーなど、こういうプレーも好きですね。

後半30分前後に2つほど大きなチャンスを浦和が作ります。

後半29分に、38番松村大也からのパスを受けた39番盛嘉伊人が思い切ってシュートを狙うも、僅かに枠を捉えきれず。

後半31分には、浮き球の長めのフィードに対して、34番成田安里が走りこんで、ヘッドですらして37番堀井真海に通し、37番堀井真海が枠を捉えたシュートを放つも、ここも相手キーパーの好セーブで弾かれます。

その攻撃の後の相手の攻撃で、かなり危ない形を作られたところでは、27番清水哲太が危険なクロスボールをしっかりクリアし、決定機を逃れます。

後半34分には、今度は、37番堀井真海からのパスを受けた34番成田安里が見事なシュートを放つも、これも相手ディフェンダーに跳ね返されゴールならず(コーナーキックは、獲得。)

その後、後半38分から投入された15番石橋遼大の仕掛けや、惜しいシュートなど、なんとか、1点をもぎ取って勝利を目指す姿勢を最後まで続けた浦和でしたが、相手の集中した守備に阻まれ、また、反撃を受ける回数も少なくはなかったものの、浦和の守備陣も最後まで集中を切らさず、無失点に抑え、結果的に0-0のスコアレスドローに終わったという試合でした。

守備のところや味方の攻撃参加をケアするためにバランスをとることで、35番根岸恵汰は、だいぶ神経を使うような対応が求められて疲労していると思いますが、ここでの貢献もこの試合で守備面でも攻撃面でも見どころが多くなった要因にはなっていると思います。

パススピードのところで、相手の守備を考えると局面で、もう一つパススピードを上げる必要があったかなというところも何度かありましたが、決して甘くはない狙いのパスを狙ったところで、そのパスに反応した相手選手のプレーにも驚きつつ、相手キーパーにも、決して簡単ではないシュート(浦和にとっては、決まっていてもおかしくなかったようなシュート)を防ぐ好プレーを何度も見せられてしまった。

結果としてのスコアレスドローは、妥当だったのかなと思ってしまうんですよね。

もちろん、浦和側を応援している身としては、悔しいですけどね、結果は。

ということで、S2Bリーグ自体は、3位を争う当該チームでは、西武文理高校は敗れたものの、国際学院高校が市立浦和高校を破ったということで、残り1節と言う状況で、浦和は、国際学院に勝ち点2差をつけられて、4位と言う状況になっていると思います。

そして、1か月以上空きますが、最終節は、市立浦和高校との対戦になります。

前節終了時よりも他力の要素が増えてはしましましたが、3位の可能性も消えたわけでもないですし、最後の対戦が前半戦で、強さを見せつけられた市立浦和高校というのも良いですよね。最後は、勝つ、そして、待つ。それだけです。

ではでは。

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