関東U15リーグ2018/09/29 浦和レッズJrユース vs 鹿島アントラーズJrユース 2-0勝利・・・跳ねるピッチを制したのは浦和

どうも、ブクメです☆

最近は、人工芝でも質の良いピッチがようされるような会場や、その特徴を生かしてホームで強さを見せるようなチームもいるというケースは増えているものの、明らかにその人工芝の質の悪さが試合に影響する会場と言うのは、このカテゴリでも珍しいわけで、土曜日の住金グラウンド開催の浦和レッズジュニアユースの試合を観戦したわけですが、想定よりも弾むピッチコンディションで、不思議なサッカー(?)が序盤展開されるという試合になりましたが、逆に、そのピッチコンディションを、結果的に制してしまった浦和の強さが見られることになる、面白い試合にもなりました。

ということで、大型の台風の心配がされる週末となりましたが、関東方面は、まだ影響があるということでもなく、キックオフの時間的に、雨がポツポツ降る時間帯もあったものの、その後の大雨になる前の比較的やりやすいコンディション(注:天候のみ!)での試合となりました。

上位争いが大混戦となる中、消化試合数も結構チームによってばらつきがある状況を抜け出して、この関東U15リーグの優勝を狙い、またしっかりと全国大会への出場枠内の順位を死守しておきたい浦和としては、しっかり勝利が必要になります。

前回足を運んだ大宮アルディージャ戦では、少し嫌な負け方をしてしまい心配するところもありましたが、その後の横浜F・マリノス戦(足を運べていないので内容はわからない)では、しっかり勝利しており、連敗しない強さを見せてのこの一戦ですね。

この試合の対戦相手は、鹿島アントラーズジュニアユースということで、会場が住金グラウンド。正直なところ、あまり相性が良くないイメージが強い会場と対戦相手になりますが、今年は、相手がかなりリーグ戦を苦戦しているようで、状況が違うわけですが、それでも、この時期の残留争いをしているチームと言うのは、上位対決よりも難しい試合になることも多いのですよね、経験上。

では、試合の話に移ります。

この試合のスタメンと交代は以下、

GK18番淺沼李空、DFが左に6番大野海翔(後半38分⇒5番寺田真紘)、右に26番桐山龍人、真ん中に11番工藤孝太と3番岡田翼、中盤が、左に7番篠田大輝(後半40分⇒20番早川凌介)、右に34番都築駿太(後半32分⇒14番坂田綜太郎)、真ん中に8番戸田大翔(後半35分⇒2番小林純太)と4番島垣翔、FWが13番伊澤壮平と27番西田春斗(後半37分⇒21番鈴木雄大)

となります。

試合開始から感じる違和感。

それが、最初は、まずは相手の出方を見ながら探り探りやっているのかなと思ってしまうところは、あったものの、なんだか、蹴りあいになる中で、バウンドしたボールのコントロールが上手くいかずに、やりにくそうなプレーが目立つんですね。このピッチ、思った以上にボールが跳ねるんですね。

これまで、鹿島アントラーズジュニアユースが相手の時は、こういった相手が残留争いで苦しんでいるような状況で対戦したことがなかったからか、本来であれば、このピッチを活かしての強さを見せるであろう相手もコントロールが上手く行かないような状況だったんですね。

だから、余計に試合自体に違和感を感じたのかもしれません。

そういったことはありつつでしたが、残留するための迫力で苦しめられるという構図よりは、上手く行っていないチームと言う方に寄ったプレーが相手に多い印象で、ピッチのコントロールに苦慮しながらも、浦和が試合をコントロールする展開にはなりました。

特にスタートからしばらくは、浦和の右サイドの27番西田春斗、34番都築駿太、26番桐山龍人のところでの突破や仕掛けが多く、その仕掛けや浮き球のパスに対して、相手のクリアが中途半端になることが多く、クリアボールのこぼれ球を狙っての攻撃が大きなチャンスになることが多くなりました。

その中で、前半7分には、こぼれ球を上手く奪った27番西田春斗が惜しい形を作ります。

前半8分には、ロングボールを27番西田春斗が上手く26番桐山龍人に落として仕掛ける形を作ります。

相手の攻撃に関しては、これも跳ねるボールのコントロールが難しいところでしたが、やや抜けられると危険と言う前半8分の場面で6番大野海翔が上手い守備で止めるなど、守備の部分での集中もしっかりしており、相手に思うような攻撃はさせず。

前半9分には、その6番大野海翔からのロングボールを相手ディフェンダーのクリアが中途半端になったところを26番桐山龍人が狙い、奪って仕掛ける形を作ります。

更に、前半10分には、同じく相手のクリアボールを狙った13番伊澤壮平が奪い、シュートを狙います。

前半29分には、4番島垣翔から、26番桐山龍人にパスをつなげドリブルでディフェンダーをかわし、左の7番篠田大輝へ展開し、13番伊澤壮平へパスを通し、シュートまで持ち込むなど、こぼれ球を狙い、得点を狙う形を作りながら、徐々に、ピッチの状況にも慣れて、仕掛ける回数が増え、チャンスも増えていった浦和でしたが、セットプレーの精度など含めて、得点を奪いきるところまでは行かず前半は0-0で終了します。

相手の攻撃もそれほど危険な場面は、なかったものの、前半の終盤に、相手サイドバックの選手のスピードある仕掛けや、前線に人数をかけてせめてテンポよく攻めてきた時には、怖さを感じた場面もありましたが、基本的にこういう攻撃は許されていないのか、危険だと思うプレーは、あまりやってこないという感じで、集中した守備で特に問題なく、対処できていたと思います。

それでも前半終了0-0の状況が、どちらのチームにとって良かったのかと思うと、チャンスの数が多かった浦和の方が決めきれなかったとも言えるため、1点が先に相手に入ると難しくなるため、後半ここだというチャンスが来たらしっかり決めて有利に運んでほしいと思っていたら・・・そうしてくれました。

後半スタートから、さっそく、6番大野海翔からのフィードを受けた27番西田春斗が仕掛けて倒されてフリーキックを獲得すると、このフリーキックのチャンスで8番戸田大翔が精度の高いキックで3番岡田翼に合わせて、フリーの状況でヘディングシュートを狙いますが、やや深く入ってしまったために、抑えることができずヘディングシュートは枠を捉えられず。それでも、得点が近づいていることを予感する、狙い通りの形になっていたので、そろそろ得点が入るかなという雰囲気もありつつ、迎えた後半7分に、これも相手のクリアが中途半端になったところから、7番篠田大輝が13番伊澤壮平へパスを出し、そこからの流れで、最後は27番西田春斗決め、浦和が先制。

ここから、更に攻撃の勢いを増すと、迎えた後半18分のコーナーキックのチャンスから、8番戸田大翔のキックを3番岡田翼が合わせてゴール(私は、7番篠田大輝のゴールかと思っていたのですが、一緒に見ていた数人がみんな3番岡田翼のゴールと言っていたので、そうだと思います。)

前半のような、浮き球でボールが弾みすぎてコントロールが読みにくいのであれば、細かいグラウンダーでのパス回しや、ピンポイントのフィードで弾ませずに狙うなど、バウンド自体のタイミングにも合ってきた中で、ピッチコンディションを支配した浦和が、より強度を強め、その中でも、13番伊澤壮平のドリブルでの仕掛けや相手ディフェンダーを力強く突破していくようなプレーが印象的でした。

2点のリードがある中で、残り10分くらいのところからは、相手の反撃で1点返されて勢いに乗られるないように、やや守備に意識をおいて、時間をかけつつ、交代メンバーも上手く入れながら、投入された選手も(特に、後半37分から入った21番鈴木雄大の相手バックラインやキーパーめがけてのチェイスが良かった)運動量多く、相手に思うようなプレーをさせず、ここで決められると危険と言う危ない仕掛けをされた後半36分の相手プレーも18番淺沼李空が落ち着いて対処し、無失点で切り抜け2-0で勝利となりました。

まあ、スコア以上に完勝の試合だったと言えると思います。

そして・・・浦和の残り2試合は、鹿島アントラーズつくばと、鹿島アントラーズノルテなんですよね。

同じリーグに鹿島が3チームというのもどうかとは思いますが、その鹿島系列と3連戦で最終戦と言うのもなんだか、変な感じですが、まずは、順位差のある鹿島アントラーズジュニアユースを問題なく破ったので、つくば、ノルテと、今度は、勝ち点が競った鹿島系列との、優勝争い、全国の出場枠死守をかけた戦いになるため、ギリギリの戦いになる可能性もありますが、残り2つもしっかり勝って、気持ちよく全国に向かっちゃってください!

住金グラウンドで快勝の印象は、あまりないので、ここから帰る時に気分よく帰れる結果を残してくれてありがとうございましたとも言わせてもらって今回のブログを締めておきます。

ではでは。

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埼玉県S2リーグ 2018/09/24 浦和レッズユースB vs 国際学院高校 3-1勝利・・・3位死守をモチベーションに!

どうも、ブクメです☆

3連休の最後の試合観戦は、24日のレッズランドで開催された埼玉県S2リーグになります。

S2リーグに臨んでいる浦和レッズユースBの試合は、日本にいなかったり、プレミアリーグの日程とかぶったりで2試合足を運べていませんが、足を運べなかった本庄第一高校戦に大勝し、昌平高校B戦は、敗れたものの、3点のビハインドから2点を返す意地を見せたり、これまで得点を挙げられていなかった選手が得点を決めて調子も上がってきている様子など、結果と得点者など見るだけですが、良い流れも来ているような雰囲気も感じられる中での久しぶりの観戦となります。

今週は、色々と動き回っていた関係で、S2リーグの試合が24日の14時キックオフであるという情報以外の細かいところは調べられておらず、足を運んでから、来ていたサポーターの友人から、今日の対戦相手の3位の国際学院高校に勝利すれば、3位に自力で浮上するという話を聞き、「上位対決だったのか!」とそこで気が付いたわけです。

で、レギュレーションがいまいちわかっておらず、昇格の可能性がある2位以内が勝ち点的に難しくなった中で、どこをモチベーションに選手が戦えるかと言うポイントをわかっていなかったのですが、詳しい友人に聞いたところ(オフィシャルではないので、誤っている可能性もまだあるが、)昌平高校Bが昇格する条件は、S1リーグを戦っている昌平高校がプリンスリーグに昇格した場合のみである・・・ここまでは知っていたのですが、詳しい友人が言うには、もし昌平高校Bの昇格がなかった時には、3位のチームが繰り上げでS2Aの2位チームとのプレーオフに進めるらしいんですね。

もちろん、昌平高校には、浦和レッズジュニアユース出身の木下海斗が所属していて主力として戦っていますし、昌平高校に進んでいるジュニアユース出身選手もいますし、今後も行くケースが多いでしょうし、また、私の友人にいつのまにか昌平高校をかなり応援するようになっていた人もいますし、実力でプリンスリーグに勝ち上がるのであれば、S2Bの3位チームは、引き下がるしかないのですが、可能性の一つとして残るのであれば、と言う点でも、浦和レッズユースBが戦うS2は、3位を狙い3位死守を是が非でも成し遂げてほしいわけです。

この状況を知ったのは、夜で、実際足を運んでいたときは、勝てば順位をひっくり返せる相手で、前回の対戦では、リードしながら最後に追いつかれて引き分けて勝ち切れなかった相手なので、その2つのモチベーションで勝ってほしいというくらいの、昇格どうこうよりは、出場している選手が、集中してプレーできる要素を探してみたという感じにはなります。

では、試合の話に移りますね。

vs国際学院高校メンバーと交代は、以下

GK25番石塚悠汰、DFが左に19番清水楽人、右に38番松村大也、真ん中に26番南濵優大と27番清水哲太(後半41分⇒29番奥山圭介)、MFが左に31番木下翼(後半26分⇒36番福島竜弥)、右に22番佐藤陸人(後半20分⇒9番二見健太)、真ん中に39番盛嘉伊人(後半26分⇒14番柳田大輝)と35番根岸恵汰、FWが28番長田拓巳(後半9分⇒37番堀井真海)と34番成田安里

*浦和レッズの公式では、27番清水哲太⇒29番奥山圭介の交代が記載されていませんが、交代はありました。

となります。

試合開始から浦和ペースとなり、この試合でキャプテンマークを巻いていた、前日、プレミアリーグの富山第一高校戦でも少しの時間ながら出場していた39番盛嘉伊人が様々なポジションに顔を出しながら、攻撃の起点となるプレーが多くなります。

31番木下翼のドリブルでの仕掛けなど、序盤から攻撃が多くなる中で、迎えた7分、コーナーキックのチャンスで31番木下翼のクロスボールのこぼれ拾った39番盛嘉伊人が再びゴール前に上げ、混戦のこぼれ球を22番佐藤陸人が決めて1-0と先制します。

8分にも先制ゴールを決めた22番佐藤陸人が右サイドから突破し、味方が触ればゴールというグラウンダーの鋭いクロスを入れるもこれは、先にクリアされます。

攻撃的に行き、先制ゴールも早く決めたところで、気が緩んだところがあったのか、相手の攻撃に対してのプレッシャーやポジション取りが甘くなり、また、対応もやや中途半端になる場面が目立ち始め、枠には飛ばされないものの、相手が勢いづいてしまうようなミドルシュートを打たせてしまう場面などが増えてしまいます。

そういった中でも、カウンターが狙える形で、この試合センターバックに入った27番清水哲太が鋭い弾道で前線のスペースに走る22番佐藤陸人へパスを狙った20分の場面(やや長くなり、追いつけなかった)など、受け手カウンターと言う形で反撃を試みる場面は、ありましたが、相手ペースで、GK25番石塚悠汰の好セーブで助けられるような決定機も出始めます。

相手攻撃を耐える時間が続きながらも、30分には、31番木下翼からオーバーラップして上がる19番清水楽人へパスが通り、サイドからの攻撃で惜しい形を作ったり、前半終了間際には、オフサイドになったものの、前線で34番成田安里が見事なトラップからのドリブルで右のスペースに走る28番長田拓巳へのパスを狙った場面がありました。この場面では、左前のスペースには、39番盛嘉伊人も走り出しており、34番成田安里に収まってからの攻撃の狙いと味方の動き出しもかなり良かっただけに、僅かにオフサイドになったのが残念。

ピンチも多かったものの、前半無失点で1-0リードで折り返します。

この試合展開が続くと、前回の対戦の時のような流れになりかねないので、なんとか追加点を決めてもらいたいと思っていた後半は、スタートから2度ほど19番清水楽人と34番成田安里の連携で相手ゴールに迫る形を作り、相手の反撃の勢いを止めると、7分に、31番木下翼のドリブルでの仕掛けからペナルティエリアまでドリブルで侵入し、ラストパスを28番長田拓巳に送ってこれを難なく決めてゴール。2-0と2点差に広げます。

「いや待てよ、2点リードは安心だと思っていて逆転された試合があったな、まだ安心はできない、3点目を奪って試合を決めなければ」

と、S2リーグでの苦い経験を思い出しつつ、後半9分に28番長田拓巳に代えて37番堀井真海を投入し、更に前線で仕掛けて追加点を狙っていくというメッセージのある交代をします。

実際は、3-0で楽になってという形になる前に、30分に相手の反撃を食らい失点して2-1となり相手にも勢いが出る流れにはなってしまったものの、比較的後半は、浦和が相手を押し込む場面が多く、その中で、こちらも後半途中から投入された14番柳田大輝からだったと思いますが、37分に裏に抜け出す37番堀井真海に見事な縦パスを通し、パスを受けた37番堀井真海は、そのままキーパーと1対1の形になり、これを落ち着いて決めて3-1と再び2点差にします。

その後も、相手の反撃は跳ね返しつつ、やはり浦和の攻撃が続き、交代で入った36番福島竜弥のクロスバーを叩く強烈なシュートや、試合終了間際には、コーナーキックの流れから、ペナルティエリアの外にこぼれたボールを14番柳田大輝が狙いすましたシュートを放ち枠を捉えればゴールになっていたくらい相手も対応できないシュートだったものの、僅かに枠をそれてゴールならずも、結果的に相手の反撃を1失点後は許さず3-1で勝利となりました。

これで、勝ち点で国際学院高校と並び、得失点差でかなり有利な浦和が順位で逆転し3位に浮上しました。

S2リーグも残り2試合となり、試合数が少ない西武文理高校が月末に行われる2試合で2連勝すると、勝ち点30まで伸びて残り2試合となるので、勝ち点28の浦和レッズユースBを上回った形で残り2試合を迎えることになりますので、可能性というところで、この西武文理と、勝ち点で並んでいる国際学院との3チームでの3位争いという構図になりました。

もちろん、3位になっても、昇格の可能性は他力になってしまいますが、可能性が残るわけですから、今日自力で暫定でも3位に浮上したわけですから、ここからは、3位死守をモチベーションに残り2試合を戦い抜いてくださいね。

それにしても、10月8日の埼玉平成高校戦を終えたら最終節が11月24日で、1か月半くらい空くというのは、なかなかの日程ですね(高校サッカーの予選などがあるからですよね。)

ではでは。

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高円宮杯プレミアリーグ2018/09/23 浦和レッズユースvs富山第一高校 3-0勝利・・・セットプレーでの強さ復活爆発

どうも、ブクメです☆

22日の夜中から車でサポーターの知人と乗り合わせで富山に移動。朝にスーパー銭湯ですっきりして(w)富山第一高校で11時キックオフのプレミアリーグの富山第一高校戦を観戦しました。

9月も後半に入っていますが、晴れた日は、暑い日が多いですが、この日も例外なく、暑かったですね。最初の写真に写っている雲が太陽を隠せば涼しくなるかなと期待していたものの、この雲は、相当薄かったようで、実際この雲が太陽を隠している時間帯も、大して涼しくはなりませんでした。

プレーする選手にとっては、ようやくプレーしやすい季節になったと思っていたところでの、暑さとの戦いも加わった試合ですね(先週も青森なのに暑かったですが、風が涼しかったので、多少ましでした・・・その強風が試合に影響与えまくりでしたが。)

さてさて、

浦和レッズユースは、後半戦に入ってから、得点がないという状況で、連続して思うように行かない試合や得点が入らない試合があると、頭ではやることがわかっていても、なぜか、流れが付いてきてくれないというのは、プロの世界でも普通にあることです。

こういう時は、とにかく、きれいな形でも、思うような崩しでなくても、得点が入ることが重要であり、それによって、これまでの遠いゴールが嘘のように入るようになることも多いわけで、この試合を見る前に期待していたことは、とにかく、「ゴール」でした。

現実的には、勝ち点が積めない間に、下位チームで勝ち点を伸ばすチームも出だしたことで、気を抜くと降格圏も見えてくるということで、特に順位が下にいるチームには、勝利する最低でも勝ち点1を積み上げていくことが必要になります。更に、今回の対戦相手は、現在最下位の富山第一高校になりますので、この後の対戦相手が曲者が多いことを考えても、勝ち点3を奪っておきたいところ。

チームの浮上と、良いイメージを取り戻すこと、そして、ゴール。それらを期待していたところで、勝利はもちろんのこと、それ以上の結果を残してくれる試合となりました。

では、試合の話に移ります。

vs富山第一高校のメンバーと交代は以下、

GK1番石井僚、DFが左に3番林海斗(後半41分⇒23番遠藤龍河)、右に2番北村龍馬、真ん中に4番大桃伶音と5番大城螢、MFが左に32番佐藤優斗(後半23分⇒37番堀井真海)、右に13番與那覇航和(後半6分⇒10番池髙暢希)、真ん中に16番玉城大志と8番白土大貴、FWが11番清宮昴大(後半45分⇒39番盛嘉伊人)と24番山中惇希(前半29分⇒17番波田祥太)

となります。

試合開始は、主導権争いでチームの形を見せていこうと言うよりは、相手のロングボール主体の攻撃に合わせて浦和もロングボールを返していくような展開になり、やや大味な展開で試合が進みます。ただ、そういう展開になったからこそ、バックラインに戻って2試合目になる4番大桃伶音や、同じく最近ボランチが多く、前の試合からセンターバックに入っている5番大城螢がロングボールで相手が仕掛けてきたときの対応において強さを見せる場面が目立っていました。

攻撃は、6分の右に少し下がった位置から24番山中惇希が斜めに抜け出して、サイドのスペースに走る32番佐藤優斗へパスを通しての仕掛けだったり、カウンターの形で11番清宮昴大を狙って、テンポ良く仕掛けようとする場面もあったものの、なかなか、味方同士の動きが合わないというか、この辺は、やはりしばらく得点が奪えていないところもあるのかなという印象もありましたが、それでも、仕掛けたときにフリーキックを奪ったり、コーナーキックを奪うところまで行くという場面を作り出していたところは、良かったと思います。

先週の青森山田高校と比べると、攻撃に転じた時の鋭さは、見ていてそれほど感じなかったものの、それでも、相手もチャンスを作る場面が何度かあり、そのチャンスを作った場面が実は、結構危険な場面だったのではないかと今思えば感じられるプレーが前半からありました。そのうち1つは、1番石井僚の好セーブで防いでいました。

前線で収まってシュートまでいくという形が少ない中で、これは、惜しいというシュートが最初にあったのは、28分の11番清宮昴大が前線でパスを受けて、24番山中惇希に繋げて、そのままドリブルで仕掛けてシュートを放った場面だったかなと思います。このシュートは、相手ディフェンダーのブロックに遭いましたが、ペナルティエリア付近で仕掛けての可能性の高いシュートと言う点では、これかなと思います。

サイドの攻撃のところが、あまりうまく行っていないようにも見えたのですが、前線に入っていた24番山中惇希が最初の交代となり、前半30分に17番波田祥太が入ります。おそらく、長いボールで前線で競るところで、思うように行っていなかったことが交代の理由なのかなと思いつつ、裏に抜ける形を狙うから前線に入れたにしては、そういう攻めを意識したプレーが少なかったようにも感じたのですが、よくわかりません。

ただ、試合の流れとしては、この後動き、前半40分にコーナーキックのチャンスで、16番玉城大志からのクロスボールを5番大城螢がヘッドで決めて先制。浦和レッズユースにとって久々のゴールが決まると、僅か2分後に再び得たコーナーキックのチャンスで、16番玉城大志からのクロスボールに、今度は、2番北村龍馬がヘッドで合わせこぼれ球を5番大城螢が決めて2-0。

あれだけ遠かったゴールが、セットプレー2発であっという間に2点決まり、前半2-0で折り返すことに成功します。

後半は、2点ビハインドの相手が当然攻撃的に仕掛けてくる回数が多くなる中で、6分に13番與那覇航和に代えて10番池髙暢希を投入。サイドでのキープ力や突破を生かした形で攻めを作る回数が増えます。

相手も守備の集中を切らさず、なかなか突破は許してもらえなかったものの、10番池髙暢希が粘ってファールをもらい高い位置でフリーキックを得る場面なども増えてきます。崩すというところや、攻撃の連動性といところでは、なかなかうまく行かないものの、調子が良かった時もそうだったように、高い位置でセットプレーを奪うことで、攻撃としての手ごたえを掴んでいく形は、この試合では、取り戻せていたと思います。

また、余裕が出てきた展開もあったかもしれませんが、17番波田祥太の見始めた頃に見られた、相手との駆け引きで見せる面白い狙いのプレーがこの試合では、何度か見られました。後半21分の10番池髙暢希からのパスを受けたときは、トラップが上手く行かなかったものの、狙い通りに行けば一気にチャンスになるような形。また、後半44分には、長いパスをトラップしての相手が予期していないタイミングでシュートを狙った場面(このシュートは、枠を越えてしまったが)など。

もちろん、最初の頃と比べて、前線でのヘディングでの競り合いだったり、そういうところが強くなってきたということはありますが、逆に、私個人的な感想ですが、最初の頃に見られたような、相手を欺くような仕掛けというのが減ってきているのが気になっていたので、この試合で何度か見られたそういったプレーは、嬉しかったり。

後半の攻撃でそれ以外に、惜しい形になったプレーをいくつか挙げると、23分に、2番北村龍馬から10番池髙暢希を経由して11番清宮昴大につなげ、シュートを狙った形。このシュートは枠を捉えなかったものの、惜しいプレーでした。

33分の11番清宮昴大から右の10番池髙暢希へパスをつなぎ、ドリブルで突破を仕掛けてやや難しい状況ながらもシュートを狙いブロックしたディフェンダーの跳ね返り17番波田祥太が反応した場面も惜しかった。

37分の10番池髙暢希から37番堀井真海を経由して、マイナスのパスを受けた8番白土大貴が思い切ってシュートを狙った形も良かった。

38分の3番林海斗からのパスを抜け出して受けた37番堀井真海がドリブル突破を仕掛け、結果的にコーナーキックを奪う形も良かったですし、実際ここで奪ったコーナーキックのチャンスで、5番大城螢がハットトリックとなる試合を決定づけるゴールを決めました。

2-0の状況の時は、相手の反撃で、ロングボールをダイレクトであわされる場面など、崩されているという感じではないものの、シュートまで持ち込まれ、それが結構危険なシュートになる場面もあったので、2点がセーフティではないという雰囲気の中で、残り10分ほどで3点目を決められたことは大きかったと思います。

試合は、そのまま無失点で3-0で終了となりました。

勝ち点差はあったものの、残留争いになった場合に、当該チームとなるチームの一つ富山第一高校相手に、点差をつけて勝利することに成功しました。

攻撃のリズムが良かったかと言われると、思うように行かない場面の方が多かったようにも感じますが、それは、ここ数試合の流れから来ている部分もあり、無得点の呪縛からも解き放たれたわけですし、セットプレーでの得点力も取り戻したと言えます。

来週は、国体の週だからだったと思いますが、ユースの公式戦はありませんので2週間後ということになりますが、ホームで猛反撃及ばず悔しい敗戦を喫した流通経済大学とのアウェイゲームと言うことで、既に青森山田高校戦から始まっていますが、この2試合で得た手応えを更に勢いにして、勝利が見られるのを楽しみにしています。

ではでは。

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Jユースカップ2018関東予選 2018/09/22 FC Gois vs 東京武蔵野シティFC 1-1pk=5-6敗戦・・・色々色々考えました。

どうも、ブクメです☆

9月22日からの3連休は、22日は、横河電機グランドでFC Goisの試合を観戦し、その足で、23日は、富山へ移動し、富山第一高校グラウンドの浦和レッズユースのプレ見リーグ、そして、埼玉に戻り、一度力尽きて、翌日24日は、レッズランドでS2リーグの浦和レッズユースBの試合を観戦してきました。

以前から書いているように、私が書くブログというのは、その時の感情に左右されるところもあり、試合を見て帰宅して、そのままの流れで文章を書いた時に書こうと思っていたことと、実際それができなかった時に、1日2日空いた時と言うのは、最初に考えて書こうかなと思っていた内容が変わることも良くあります。

今の感情はまずいなと思ったときには、あえて書かずに翌日書くこともあります。

試合レポートというよりは、私は、その時に、こう書いたほうが良いなと思ったことで書いています。なので、書かない時には、試合の細かい内容をほぼ書かずに書くブログも多いので悪しからずです。

そして、浦和レッズのアカデミー系のブログを読んでいただいている方なら察しがつくかもしれませんが、今日は、試合レポートをあまり書かない方のブログです。

 

今回は、FC Goisの22日の試合のブログを書くのですが、試合から丸2日後に書き始める形のブログになります。試合が終わってから、色々考えました。そして、実際にブログを書くまでに、2つの浦和レッズユースの試合を観戦しました。

結果的には、感情も落ち着き、そして、2つの今回観戦したFC Goisと同じユース世代の別の試合を観戦してから、この試合のブログを書けることで、また少し違った視点での内容も書けるかなと思います。

ちなみに、試合当日の試合が終わって電車遅延を食らって、バタバタ動きながら、友人と合流し富山へ移動するという時間を経過する前に感じていたのは、中立地でやらせてあげたかったなということや、試合で起こったことに関して、私は、その選手の肩を持ちたいなというところが強かった点です。

その辺も書いておきます。

まず、対戦相手の東京武蔵野シティU-18の試合は(遅刻しましたがw)、クラブユース選手権の関東大会の2回戦での浦和レッズユースとの試合を1度今年は既に観戦しています(『第42回 日本クラブユースサッカー選手権 関東大会2回戦 2018/5/26 浦和レッズユースvs東京武蔵野シティU-18 1-0勝利・・・苦戦した内容も、見る側に伝わる気迫満載の試合!』←浦和レッズユースを応援する立ち位置でのブログです)。

この時は、浦和レッズユースがかなり勢いに乗っている時期で、その時の対戦で、苦戦を強いられた相手なので、私がFC Goisの試合を見始めてから、初めて最もわかりやすいユースのカテゴリでの私がイメージできる強いチームとの対戦ということになったわけです。

それと同時に、相手側の応援に関しても、そのブログで触れていると思いますが、これは、どれが正解とかではなく、私の好き嫌いですが、どちらかというと、苦手なタイプの応援なので、その辺も気になってはいたのですが、もちろん、相手側のチームとしては、その応援に力を与えられていると思いますが、局面でのやり取りで、凄く残念な気持ちになりました。

それは、Goisの選手がファールを受けて負傷した時に、味方の選手が審判にアピールした時のこと。味方がファールを受けて負傷して倒れている状況を伝えているその声に対して、相手応援側から野次が飛び、その際に、その選手が、本来だったら、声を荒げて伝えてもおかしくないようなシチュエーションで、すごく丁寧に状況をその方に説明しようとしたのですが、そこでの返された言葉が「態度が悪い」という言葉。

今回の会場が、東京武蔵野シティのホームとなる横河電機グラウンドで開催された中で、観戦スペースが結構狭められていた中で、できるだけフラットに試合を眺められるような場所を探していたのですが、結局、見つからず、相手応援エリアの後ろの方で見ていたので、このやり取りを目の前で見てしまい、凄く残念な気持ちになりました。

逆に言えば、私は、主張ができる選手が好きですし、その説明の仕方も含めて、凄く好感を持ったのですが、流れがそういう状況になってしまったことがずっと頭に残っていました。私は、その選手の行動を誇りに思いますし、そういう姿勢を持ち続ければ、必ず高い位置まで行けます。

2日空いても、このことがずっと頭に残っていたので、冒頭で書きました。

落ち着いた感情と言うのは、その出来事に対しての「怒り」の部分ですね。その日のうちにブログを書いていたら、もっと乱暴なことを書いてしまいそうだったので。

 

さて、試合内容は、細かいことは、先ほど触れたように書きません。

大まかに書くと、試合のスタートのところでは、やや硬さが見えたポジションの選手がミスをしていたところをついて、17番横田啓一郎から14番中村海渡へ狙ったパスがあと一歩で通るかと言う場面や、相手のミスをついてインターセプトしての14番中村海渡が持ち込んでのシュートなど、2度ほど開始数分で作った大きなチャンスを迎えたところで、Goisが得点できてしまっていれば、もう少し展開が変わったというところで決めきれず、相手の強みのサイドからの速さと前線の高さというところで、逆に早い時間に失点をしてしまう形になったことで試合が難しくなってしまい、それでも、失点を喫した8分以降は、Goisペースで試合を進められる形が多かったと思います。

後半25分にGoisが同点ゴールを決め(ちょうど、見ていた位置で右サイドの攻防がほとんど見えない場所に陣取ってしまい、誰が決めたのかは、わかりませんでした。)残り20分もチャンスの数では、Goisが上回る形で逆転を狙ったものの、結果1-1で終了し、PK戦で敗戦となりました。

ちなみに、PK戦に関しては、基本的に触れないのも私のブログの特徴ですので、書きません、すいません(態度悪いw)

 

相手チームでは、わかりやすい特徴を持ったサイドバックの18番の選手のロングフィード、7番のサイドバックの選手のスピードある攻撃参加、そして、長身の9番の選手と、浦和を苦しめた時と同じかは別としても、印象通りのポイントでのレベルが高い選手がおり、危険なプレーはされたものの、全体で見れば、Goisの方が優っていたと私は思っています。

そして、これを書くと浦和レッズユースの選手に反感を買うかもしれませんが、攻撃のアイデアとか、テクニックを試合でしっかり見せて、ミスを恐れずにプレーするという点では、Goisの方が優っているようにも感じています(こういう時に、レッズユースの場合は、プレーしているカテゴリが違うから、相手の圧力とかが違うから、参考にならないとか、そういう意見が来そうなので、私は、Goisがもっと上のカテゴリでプレーしている姿が見たいと最初の時に書いていました。ただ、この試合は、それほど昔ではないクラブユース選手権予選で浦和レッズユースが戦った東京武蔵野シティを見ているので、その時を踏まえての今回の印象なので、全く同じチームではないとしても、そこそこ説得力のある感想には近いのではないかと思いますよ。)

これは、チームの育成方針などもあると思いますし、この辺は、もっと見る回数を重ねてから確認していきたいとは思ってまだ細かくは聞いていないところで、他の高校生カテゴリのチームと比べて、かなり少数精鋭型で戦っているのがGoisで、味方同士の連携連動のところで長く同じ選手同士でプレーできているところもあるのかなとも思っています。

これに関しての賛否は・・・とか、そういう議論は面倒なので、別のところでやってくださいという感じで、もちろん、負傷者が増えたりした時には大変なことになるかもしれませんが、プロを目指す選手でやっていく中で、技術の高い選手が、そのプレーをこの時点での最高値まで到達させて、羽ばたいていくことを考えたら、必要なことだと思いますし、実際に、相手が付いてこられないようなテクニックや連携を何度も見せていたのはGoisだったわけです、このクラスの相手に対して。

ただ、勝負事で敗れたので、敗戦の理由を運だけにせずに考えていくこともチームや個々の選手には、必要なことですよね。

この辺が、浦和レッズユースのプレミアリーグと、S2リーグ2試合を見た後に、このブログを書いたから書けたことです。

この試合を含めても、まだGoisの試合を観戦したのは、4試合です。

まだ、よくわからないことが多いですよ。第3者から聞いたような話になると、試合によっては、暴言とかで雰囲気が凄く悪くなっていたので、あまり良い印象がない方もいたような話も聞いたことがあります。でも、状況がわからないですからね、私は見ていないので。

私が見てきた試合の中では、ファールの基準にイライラするようなところはあっても、試合を壊すような出来事があったわけでもないので。おそらく、今後、私が見ていく中では、私が応援したいチームの雰囲気とか、もちろん応援する方の雰囲気とかもありますし、それに関しては、学年によっても色が出るでしょうし、このカテゴリでの主役は、私ではなく、プレーする選手であり、その選手を本気で応援しているご父兄の方ですので、そこに関しては、浦和レッズの育成を応援させてもらえる時同様に、私は、引きます。

この試合の良かったポイントは、実は、前の試合と変わっていません。この試合でも、良かったと感じたポイントは、継続されていて、それでも、相手が、そのプレーをゴールと言う形にさせないという気迫が、90分を戦って決着がつかないという結果をもたらして、PK戦まで行ったということです。

なので、この試合では、主張というところで新しい発見もありましたし、そういうところも試合ごとに増えてきています。

さて、本当に悔しい試合にはなりましたが、見る側には、Gois強いというイメージを焼き付けた試合になり、同じく、これからが楽しみという印象を持ったブクメなのですが、私の無知なところを挙げると、Goisというチームが、1年をどのような戦い方で進めていくのかがわかっていません。

これまでに、浦和レッズユースを長年見てきた中でも、冬の全国大会が終わったら、世代交代をするという時期もあったり、今は、冬の大会まで3年生がフルメンバーで戦うという形になっていますが、そういうところは、チームによって傾向が全く違うと思います。

だから、書き方がよくわからないのですが、FC Goisというチーム自体が成長していくためには、より高いレベルの詰める環境を増やして行くことが一番でして、その点では、さすがというか、海外での戦いの場なども用意されているGoisですが、今回のメンバーベースでリーグ戦終了まで戦うということであれば、現在の南部支部リーグ(SS1)からの昇格を圧倒的に決めて、来年は、S2で戦うところから。

幸い、今年は浦和レッズユースBがこのカテゴリまで昇格してきたことで、S2リーグのレベルというものも多く見ることができています。

もちろん、Goisが目指すところは、更に上ですが、チーム自体の当たり前のレベルを1つ上げるためには、S2昇格は、絶対にしておかなければなりません。

敗れはしたものの、今回の試合や選手や諸々を見て、私は、今後もできる限り調整できれば、足を運びますし、これは、誰のためとか、頼まれたからとかではなく、昔から、応援したいという気持ちや方針や環境、人がいないと、足を運ばなくなります。なので、声をかけていただいたことから、足を運び始めましたが、今は、頼まれなくても足を運びたいチームとしての優先度がかなり上まで来ています。

そういう気持ちにさせてくれたのが、ここ数試合での、あなたたちのプレーです。

今後も、ここから羽ばたいた選手のその先もチェックしていきたいですし、このチーム自体が、どう上昇していくのか、苦しい時期が訪れたとしても、そこも含めて見つめていければ良いなと思っています。

あとは・・・夜の試合が多いのであれば、夜の撮影に強いデジカメに変えなければと金欠なのに真剣に悩んでいる今日この頃でした(写真が惨くてすみません。。)

最後に、この試合のメンバーと交代を載せておきます。

GKが12番馬場拓朗、DFが左に4番武田直也、真ん中に5番金山俊介、右に7番熊田佳太、MFが左に2番榎本遼太、右に3番榎本翔太(後半30分⇒13番荒木翔)、ボランチに17番横田啓一郎(後半10分⇒20番中嶋陽基)と10番大室雄幹、真ん中に8番岩本空竜と9番細川聖馬(前半30分⇒11番太田峻輔)、FWに14番中村海渡

となります。

 

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高円宮杯プレミアリーグ2018/09/17 浦和レッズユースvs青森山田高校 0-2敗戦・・・戦える形の再始動。まだ間に合う。

どうも、ブクメです☆

会場に到着して見れば、知っている顔がたくさん来ている。これが、青森県と言う不思議。私は、今回は、飛行機で当日に青森空港に入り、空港バスで会場の青森山田高校に最も近いバス停で降りて歩いて会場に来ましたが、このユースの青森山田高校戦をきっかけに、前泊して、昨日は、むつまで足を運んで、ラインメール青森の試合を観戦して浦和レッズユース出身の野崎雅也を見に行っていたという方もいた。まず仙台に行って、ベガルタ仙台の試合を観戦していた方もいた。

青森まで車で来たというご父兄の方もいた、北海道から足を運んでいたご父兄の方もいた。本当に色々。

トップチームであれば、当たり前の風景が、育成のチームでもあるというのは、感慨深いものがあります。もちろんお金はかかりますが(w)、プレミアリーグという舞台で戦ってくれているから、ここまで遠方の戦いがリーグ戦であるわけでして、そこに足を運びたいと思って足を運ぶきっかけがを作ってくれていることに感謝です。

そんなことを、考えながら、空港から最寄りのバス停から青森山田高校に向かって歩いている時に感じていたことです。

なんか、テンションが上がって、会う方会う方に、「行きの飛行機で総理大臣が乗ってきた!!」と伝えまくったのは、そういうテンションもあったのかもw

私は、青森で一泊して明日帰るので、時間には余裕があるところで、明日仕事で今日の新幹線で帰る方が多い中、時間が空いている方数名と、青森駅周辺で食事したり、ちょっと観光したり、そういった時間の中で、今日のように、おそらく、選手も監督もコーチもご父兄の方も、そして、私たちサポーターも含めて皆が、今の状況を打開するにはどうしたら良いのだろうと考えていたわけでして、私ももちろん、整理がつかずだったので、その時間帯にリラックスできて、なおかつ、色々な話を同じような気持ちで応援しているもの同士で話をしながら、まあ、まとまらなかったわけですが、ある程度私の中でも落ち着いたのは、他のチームが、チームのベースを考えて、シーズンを戦い、そのベースをもって色々変化を加えていく中で後半戦に入り、成熟度を増してくる中で、やはり、浦和レッズユースは、そこに理由があるとは思いますが、ある程度手ごたえを掴んで戦えて選手も自信を持ってやれていたベースに手を加えすぎてしまった(悪く言えば、破壊してしまった)ことで、ベースがなんだかわからなくなってしまったことに今があるのかなと感じています。

今日の試合のスタートの形は、多少今シーズンのメンバー構成やポジションとしては、変わっていたところはあったとしても、今年チームが自信をつけて戦えていたような構成になっており、実際に、もちろん、強風の風上風下の影響で前後半の流れが変わってしまったという見方もされるかもしれませんが、そういう要素とは別の意味で、安定感があり、選手が自信を持って動き戦える形になっていたと思います。

現に、前半開始からしばらくの間は、ほぼ浦和の攻撃のみの時間が続き、コーナーキックも連続で獲得し、合計で6回くらいセットプレーから狙える場面があったり、攻めにおいても、相手は、大きく蹴って逃げる形が多かったところで、高さをそろえたバックラインで力強く跳ね返し、中盤もこの試合中盤真ん中に入った21番縄田脩平が良いポジションを取りながら、捌いていた。

ここしばらく見ていたチームの中で、見ていて本当に安心できる戦いができていたものの、それでも、ちょっと気になったのは、選手によってモチベーションにばらつきがあったのではないかと思われるような、らしくないプレーが見られる場面も多かったこと。

もちろん、相手が研究してきていたこともあるでしょうし、そもそも、青森山田高校の守備は固かったのは確か。それでも、この前線でのメンバー構成で今シーズン見せた多くの攻撃のパターンで相手の守備を脅かしてきたプレーのリズムが何かおかしく見えたのも確か。

結果的に、猛攻を見せた前半に無得点で終わったことと、後半に相手がスイッチを入れてきたスタートの時間帯で、浦和は数多くのセットプレーを獲得しながら決められなかった前半とは対照的に、後半5分、8分と相手が決めた時は、かわされてフリーでヘッドで合わせられるような失点になってしまった。

相手の守備を崩すところができていない中で、2点のビハインドを背負ってしまったことで、この試合がわかりやすく浦和にとっては、難しくなり、もともと前半の猛攻に耐えて手ごたえを掴んでいる相手の守備は、よりリラックスした状態で対応できるようになる、それによって、相手が慌てて攻めてきた時に生まれた隙をシンプルに突いて行けばよい。

こういう状況下になった時の、押し戻す風と言うのは、本当に迷惑な風になってしまう。

結果的に、後半の浦和が反撃を試みた回数よりも、相手の決定機の方が多いという形で、浦和が放った枠内シュートは、相手キーパーを脅かすシュートにはならない形で、終わってしまったという試合。

いつもは、前線から声をかけている選手がビハインドを背負うまで声があまり聞こえないような状態だった不思議、無駄にピリピリして審判に悪印象を与えるプレーがあったり、自信を持っていた攻撃陣の組み合わせなのに、相手の守備を崩すための動きがなぜか、味方同士の呼吸がずれることが多い。

もちろん、そこには、今日は、相手のエース選手が累積で出ていないような話もありましたが、それとはまた別の意味での、高校サッカーで常時優勝争いをするようなチームの冬の全国を目指して完成度を高めていっている段階での相手なので、順調にチームを上積みできてきたチームなので、浦和の攻撃の連携や仕掛けや崩しも、これまで最も良かったところより更に精度を増していないといけない。

ただ、私が見た中では、その攻撃のピークは、プレミアリーグのアウェイで清水エスパルスユース相手に逆転勝ちした時であり、その時くらいのプレーが今日はできていたのかと言うと、できていなかったと思ってしまうわけです。

だから、見る側としては、その理由を探してしまうんですね。

怪我なのか、コミュニケーションがうまく行っていないのか、その中で、やはり考えてしまうのは、研ぎ澄ますべき武器が、切り札として隠されてしまったことや、戦い方自体を変更した夏の全国くらいからのところで、攻撃における自信というものが、何か揺らいでしまっていたり。

深いところまでは、よくわかりませんが、少なくとも、以前手ごたえを掴んでいたベースに近い形に戻して、またスタートラインに戻ったというか、前節とは違った、しっかりした勝負をできる形としての試合であったのは確かですし、最終的には、課題満載な形で終わりましたが、プレミアリーグの残り試合を戦い抜くことを考えたときには、この戻したベースを崩さずに、再び、その武器の成熟度を高めるための試みをしながら、そこを壊さないような形で、色々な特徴を生かした試みをやっていくようにすれば、問題はないと私は思っています。

Jユースカップでの中断前に、アウェイの富山第一高校戦、アウェイの流通経済大学柏高校戦と2つのアウェイが続きますが、今日の青森山田高校戦の前半の相手を圧倒していたところだけ、しっかりイメージとして残して、攻撃のところは、今日やったことを更に精度を少しずつ高めていけるような崩しの狙いで、また新たなスタートとして試合に臨むことができれば、良い結果が付いて来ます。

今日、サポーターの方と話をしていて、プレースタイルが少し当初と変わっているけど、最初の頃できなかったことが個々ではできるようになっている選手がいるという話も出ています、それぞれの選手が成長しているんです。その成長が、これまで良かった連携の部分と組み合わさらないのはもったいない。だから、やってくれ。そんな感じです(雑で済みません。)

最後に、「今日の試合は、相手要因で負けたのではない。自分たちで崩れたのだ。だから、自分たちで取り戻せ。」と挑発的なことを書いて終わっておきます。

vs青森山田高校戦のメンバーと交代は以下、

GK1番石井僚、DFが左に23番遠藤龍河、右に2番北村龍馬、真ん中に4番大桃伶音と5番大城螢、MFが左に24番山中惇希(後半24分⇒9番二見健太)、右に10番池髙暢希、真ん中に21番縄田脩平(後半11分⇒16番玉城大志)と8番白土大貴、FWが11番清宮昴大(後半16分⇒37番堀井真海)と17番波田祥太(後半44分⇒3番林海斗)

ではでは。

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Jユースカップ2018関東予選 2018/09/15 FC Gois vs FCトリプレッタ 2-1勝利・・・勝負所での迫力。一気に2得点で勝利!

どうも、ブクメです☆

割と大学サッカーには、良く足を運ぶ方なのですが、大学サッカーの会場としても良く使用される拓殖大学の八王子キャンパスのサッカーグラウンドには、今回大学サッカーではないJユースカップ予選のFC Gois vs FCトリプレッタ戦を観戦するという形で初めて足を運ぶことになりました。

「結構な山だよ」と言われていて、八王子だからそうだろうなとは思っていましたが、思っていたよりも山でした・・・でも待てよ、私が住んでいる鳩山町とあまり変わらないではないか・・・と割とどうでも良い話から入りつつ、そこそこ余裕を持って車で向かったはずが、なんだか、もう拓殖大学八王子キャンパスまであと2キロ程度というところで渋滞で車が動かなくなるという、おそらく夕方に慢性的に渋滞するであろうエリアに驚きつつ、それでも、余裕を持って会場には到着できました。

人工芝と、照明の具合、そして、観戦エリアがピッチよりも少し低いところから見るような状態と言うことで、ネット越しではないので、臨場感は味わいやすい場所ではあったものの、少し離れたところでの攻防がわかりにくいことや、私のデジカメの限界があり、経験上、写真がぼやけまくってしまうので、とにかく枚数を撮って、なんとかぼやけていない写真をfacebookページの方には載せています。

はい、ということで、ご縁があって、時間の調整がつくときにはFC Goisの試合を観戦するようになって、ようやくこれで3試合目になります。

あまり感覚を空けずに試合を見ようと思い、9月2日のSS1リーグの浦和北高校戦を観戦しようと思って足を運んだら、会場の浦和北高校のグラウンドでは、何もやっていなかったという、育成系の試合名物の直前延期(?)で、見られなかったので、また少し期間が空いてしまいました。

見たかった試合が1つ見られなかったということで、より楽しみに足を運んだ試合だったので、余計に今日の終盤の戦いぶりには、心を躍らせてもらいました。

さてさて、

Jユースカップには、基本的にJリーグのユースチームが参加する大会になりますが、日本クラブユース連盟に所属する地域の代表チームが出場できる枠が4つ用意されているため、関東地域での予選を勝ち抜けば、本選に出場することができます。関東の枠では、三菱養和SCユースが出てくることが多いですが、FC Goisは、この関東の枠を獲って全国出場を目指した戦いを繰り広げているわけです。

関東の最終予選は、トーナメント制で、1次予選のグループステージを突破した16チームが参加し、優勝すれば、本戦出場が決まり、準優勝の場合は、北海道・東北地域とのプレーオフを戦い、勝利すれば本戦ということで、FC Goisにとっては、まずなんとしても決勝進出まで行く必要があるわけです。

1回戦は、私は足を運べなかったのですが、知人で足を運んだ方がいて、FC Goisがほとんどの時間を攻めていたものの、先制点までが遠かったが、1点決めってからは、大量得点で終わってみれば快勝大勝だったと聞いています。

今回は、2回戦で対戦相手は、FCトリプレッタとなります。FCトリプレッタに関しては、細かい情報は、ないものの、夏のクラセンの予選で浦和レッズユースと対戦があったりしていたので、何度か見ていますが、全国への戦いの最終予選まで勝ち上がってくる常連チームで、1次予選のグループステージでは、全勝で合計得点も結構物凄いことになっているチーム(夏の予選で好成績を収めたFC Goisは、シードでトーナメントから出ている)になります。

FCトリプレッタ戦のスターティングメンバーと交代の流れは以下、

GKが12番馬場拓朗、DFが左に4番武田直也、真ん中に、5番金山俊介と7番熊田佳太、右が3番榎本翔太、MFが左に2番榎本遼太、真ん中に10番大室雄幹と17番横田啓一郎(後半30分⇒11番太田峻輔)、右に9番細川聖馬(後半スタート⇒20番中嶋陽基)、前線に8番岩本空竜と14番中村海渡

となります。

*フォーメーションや、配置などは、ざっくりです。「違っている!」と言われても謝りませんw

まず、試合開始からすぐに気になったのは、相手チームの前線の高さと縦への強さ。

そして、高さに対してのミスマッチのところをわかりやすく狙ってくる相手。そこに対して、序盤は、対応に苦慮してバタバタしてしまったように見えました。

ポジションによっては、Goisがボールをキープしても、そこまでプレッシャーが強くない箇所もあるものの、全体的に、急いで急いで動かそうとして、相手のプレーのペースに乗ってしまっていたようにも感じられます。

7番熊田佳太からのロングフィードから裏へ味方が抜けてという形など、長いパスで裏に抜けてという狙いがあったとは思いますが、約束事としてあったのかもしれませんが、受け手側が、そのスペースに動き出せていないタイミングでそのスペースにパスが出されることが多く、相手にとってあまり脅威にならない形が多くなります。

それでも、前半4分の前線で上手く14番中村海渡がくさびとして受けて、9番細川聖馬に渡して仕掛ける形など、上手く入った時には、テンポ良く攻撃に行ける場面もありました。

全体的に攻撃的な特徴を持った選手が多いということで、受ける形になった時に対応する落ち着けどころというのが、難しいのかもしれませんが、スタートのところは、先ほど書いたように相手の前線の大きさと強さ、サイドからのミスマッチを狙った縦への仕掛けに対して、しっかり守備に対応する意識を置くべきところの判断とポジションがやや上手く行かないところで、不用意なファールなども多くなっていたようにも感じます。

とは言え、この辺も味方との連携で前半15分を過ぎたころには、そこまで危険な形で持ち込まれる形は作らせないようになってきてはいました。

中盤から前線あたりで保持した時の相手のプレッシャーがきつい中で、20分くらいまでは、攻めに転じたときに個の仕掛けで相手に奪われてカウンターを受ける形が多くなっていたため、その時間帯に失点していたら、展開的に難しくなっていたかもしれませんが、1,2本の相手の決定機を外してくれたところと、あとは、キーパーの12番馬場拓朗の好セーブで失点0で切り抜けられたことや、特に攻撃的なチームなだけに(良い意味で)大変かとは思いますが、キーパーが落ち着いてコーチングをできていたことも大きかったと思います。

その前半20分くらいからは、例えば、22分の17番横田啓一郎から右の3番榎本翔太、サイドチェンジで、2番榎本遼太、また中盤8番岩本空竜へなど、サイドを広く展開しながら、そこに真ん中の選手が細かいワンタッチで経由するなどのプレーは、かなり効果的で相手もついてこれていなかったですよね。見ていて面白かったし。

26分には、細かいテンポ良いパス回しから、9番細川聖馬にパスが入り、前線の裏のスペースへ14番中村海渡が走り込み仕掛ける惜しい場面を作ります。

29分には、7番熊田佳太が思い切ったロングシュートを狙うなど、序盤に比べると、よりゴールを意識してフィニッシュに近づけるようなプレーが増えてきます。

32分には、突破を試みて、ペナルティエリア僅か外でファールを受けてかなりゴールに近い位置でのフリーキックのチャンスを得て、14番中村海渡から8番岩本空竜へとつなげ惜しい形を作ります。

直後にも8番岩本空竜の仕掛けで惜しい形を作ります。

前半残り10分くらいは、Goisの攻撃の回数と相手ゴールを脅かす回数が増えてきてはいたものの、再び相手の反撃を受けたりゴールに近いところで直接フリーキックを与えるなど、どちらかがゴールを決めてもおかしくないような場面がなどかありました。

今思えば、後半のゴールの布石だったのかとも思うのですが、前半残り5分ほどで2度ほど4番武田直也の鋭い仕掛けやシュートで惜しい形を作っての前半終了となりました。

後半スタートから、20番中嶋陽基が投入されます。

後半スタートは、この時間で得点を奪おうという意識高くスイッチを入れてきた相手の攻撃を受ける回数の多い形になります。前半5分くらいまでにコーナーキックを3,4本しのぐような場面がありつつも、ここをしっかり耐え、9分には、17番横田啓一郎からの裏へのパスに14番中村海渡が抜け出して惜しい場面を作ります。

同じく9分に、今度は、20番中嶋陽基から左前線のスペースに走る2番榎本遼太へパスを通し仕掛ける形を作ります。

10分には、縦の細かい早いパス交換から右に展開し、そこからのクロスを受けた14番中村海渡がシュートを放つも惜しくもポストに弾かれます。

今日は、ピッチすぐ横なので、見やすそうに見えて、実際は、ナイターで暗さと照明の加減もありますが、グラウンドレベルで少しくぼんだ所に立ってみているため、細かいパス回しでの打開などあった時に、その細かいプレーが誰が絡んでどういうパスやドリブルで突破したのかが本当にわかりにくいという勝手にストレスをかかえていたのですが、後半のGoisの攻撃では、中盤で細かいパス交換(ワンタッチパスも多い)で相手の守備を突破していく場面が増えており、ポジション的には、8番岩本空竜や、10番大室雄幹、20番中嶋陽基辺りでそういうプレーが多かったのかと思います。

その中でも、中盤でキーになっていたのは、8番岩本空竜だったと私は思っています。理由は、そういう細かいプレーの中で、粘ってファールを受けてセットプレーのチャンスを取っていたり、その細かいプレーの中で、よりゴールに近いところへのスイッチを入れるパスを出した選手を見たときに8番の背番号だったことが多いから。

また、ハーフタイムの指示もあったのかもしれませんが、前半と比べると、特に19分の2番榎本遼太がサイドからドリブルで仕掛けていたときに、相手の守備ブロックができていたときに、一度作り直すプレーを入れていたことなど、それでも、特徴を生かしての突破を試みる回数の方が多いのがGoisの魅力なので、やり続けてもらいたいですが、時々、こういう作り直すプレーを入れることで、対峙する相手にとっても、全て勝負してくる相手に対しての対応と、別のやり方をしてくるかもしれないという意識をつけさせるだけで対応がまた変わってきますから効果的だと思います。

試合全体では、Goisの攻撃が相手を上回る場面は増えてきていたものの、やはり相手には、高さと強さのシンプルなプレーと言う反撃の武器があるだけに、反撃を受けたときにシュートまで持ち込まれる場面自体は、後半も少なくはなかったものの、それでも、本当に危なかったのは後半20分ですね。

比較的、シュートを放たれても、確率が低い位置からの精度の低いシュートが多かった中で、その場面は、本当に相手が枠にシュートを放てばゴールされていたというくらいのピンチ。ここを相手が外してくれたことは、一つ勝負をわけた一つの要因となるかもしれません。

そして、この後からのGoisの攻撃が、本当に面白かった。

まず、21分の攻撃のところで、中盤を経由して細かいテンポ良いパス(たぶん、8番岩本空竜⇒10番大室雄幹というパス交換だったと思う)で相手が中央に守備意識が行っていたところで、裏への強めのグラウンダーのパスが出たところで、一瞬私は、コースも甘い(ゴールの少し左に抜けていくようなパスでキーパーからも対応ができるような位置)し、パスが強すぎてそのままゴールラインを割るなと思って見てしまったのですが、そこに14番中村海渡が絶対に届くとばかりに走り出し、相手キーパーも逆に処理が難しいようなボールでもあったので、ゴールラインを割るギリギリのところでアウトサイドで14番中村海渡が先に触って結局は、サイドネットでゴールキックになったものの、これが狙い通りのプレーだとしたら、凄いなと。

そして、残りの15分ほどの中でのGoisのゴールにつながっていくわけですが、この時間帯が凄かったわけですよ。

先ほどのようなプレーをしたところから、14番中村海渡の前線でのプレーもさえ渡り、ポストプレーから相手プレッシャーを受けてもキープして味方に繋げるプレーも見られ、同時に、他の選手にも攻撃のスイッチが入り、この時間帯には、相手の疲労も重なり、前半は集中力で対応できていたGoisのパス回しやドリブル突破にも対応できない箇所が増えてきており、その時間帯を読み切ったのか、30分に4番武田直也が突破から強烈なシュートを放ち、一瞬ゴールしたかと思ったのですが、サイドネットでした。

そして、迎えた35分に、待望のゴールが生まれるわけですが、ここも、やや後ろ目のポジションでパスを受けた4番武田直也が、猛然と縦へのドリブルをスタートし、相手ディフェンダーも対応できないまま中央付近まで持ち上がると、サイドの裏に良いタイミングで走る14番中村海渡に預け、そのままゴール方向へと走り、再びパスを受けるとそのまま持ち込んでゴール!

この先制点の勢いそのままに、36分には、8番岩本空竜が中盤で相手のプレッシャーを受けながらも粘って10番大室雄幹につなげ、技ありのシュートで追加点。

残り10分ほどで一気に先制から、追加点を決めて2点リードと言う状況まで持っていきます。

その後の、相手の反撃から、40分にPKで1点は奪われたものの、その後も、2度ほど惜しい形も作りつつ、相手の反撃をしっかり跳ね返して、2-1で勝利となりました。

前半終盤のプレーのところでも書いた、4番武田直也が結果的にゴールを決めたわけですが、突破力もシュートもゴールも良かったのですが、それ以上に、初めてGoisの試合を見たSS1リーグの試合で、開始早々にあっという間にゴールを決めた4番武田直也の特徴というか凄さと言うものが一つ確認されたなと感じたわけです。突破力とかドリブルとか、そういうところもありますが、それ以上に私が好きなというか、全ての選手に持ってほしい「試合を読む力」のところ。

サッカーは、基本90分間のスポーツで、90分間全てをピーク状態で戦えるチームというのは、まずいないので、試合の中での流れを読むんでプレーを選んでいくことが必要になるわけですが、相手の集中力がものすごく、研究された状態で、その選手を止める方法を相手が実行してきたときに、それでも突破できればスーパーなのでもちろん、できるならそこを目指してほしいのですが、技術だけではなく、駆け引きをすることも必要なんですね。布石とも言いますが、100%突破なら、相手は、傾向を見つけてそこだけを考えれば良くても、そのうち1%でも、別の事をしてくれば、別の事をしてくるかもしれないというイメージが植え付けられるわけです。

疲労させるプレーをさせ続けるのも一つの読みですよね。

「ゴールを奪う」というところで、それが最も確率が高いタイミングを相手の動きとか試合の流れで読んで「ここだ」というところで、より強度の強い仕掛けをする、相手の不意を衝くなど、そういうところでの読みが特にこの試合での4番武田直也には、見られたということです。

ちなみに、この試合全体で言えば、試合の入りのところ。お互いに相手のチームのことを研究していたとして、その狙いと言うところでは、相手の方が、思った通りのプレーをできていたと思いますし、そこに対して、慌ててしまったのも確か。

ファールの判定のところも、海外の基準で言えばとか、そういうところで言ってしまえば、このくらいのプレーはファールではないというのは、わかります。

プレミアリーグなど見ていれば、ファールにならないプレーも多いですよね。でも、日本ではファールになる。そこを、無駄に主張しているところも多いようには見えました。もちろん、私も、簡単に笛を吹きすぎる傾向は好きではないですが。

これって、ユースの試合を見ていてもよくあるのですが、日本だからというよりは、当然、審判によって若干基準が変わってくるので、これに関しても、「読む力」って重要で、その試合での相手の審判の判定基準が大体読めたら、そこに合わせてしまった方が早いです。

その点では、おかしな判定の場面で、主張はするけど、カードはもらわない程度に引き下がれていた選手が多かったのは、さすがだなと感じるところです。

・・・あ、

書きたいことが多すぎて文章が長くなってしまいましたね。そのくらい感じることが多くて楽しい試合だったということなんですよ。

今は、Jユースカップの関東代表にGoisがなるために大事なこととか書いたほうが良いですよね。

次の対戦相手は、東京武蔵野シティですかね。今年は、私自身は、東京武蔵野シティのジュニアユースの試合を1度しか見ていないので何も言えませんが、高さ強さ、縦への速さを生かしてくるようなチームだった場合は、今日の試合での経験を活かせば逆に言えば問題ないのかなとも感じます。そして、細かいパス回しとか技術勝負をしてくるチームだったら、Goisに勝るチームはそうそういないと思うので、畳みかけてしまえば良いとも思うところもあります。

過信、慢心しない程度の自信と、相手の狙いを読んでいち早く対処できるようにして、あとは、自分たちの特徴で戦えば、大丈夫ですよ。

ではでは。

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関東U15リーグ2018/09/12 浦和レッズJrユース vs 大宮アルディージャJrユース 1-3敗戦・・・ダービーの要素と攻守のバランス

どうも、ブクメです☆

水曜日は、浦和レッズジュニアユースの関東U15リーグを観戦してきました。

台風の影響で延期になった試合ですね。平日のナイターで開催場所は、堀崎公園グラウンド。以前は、よく来ていたような気がしていたのですが、自分のブログを遡って調べて見たら、足を運んでブログを書いた前回の記事がなんと2011年10月の埼玉県クラブユースU15の成立ゼブラJrユース戦まで遡る(第21回埼玉県クラブユース(U-15)サッカー選手権大会 2011/10/15 – 浦和レッズJrユースU14 vs 成立ゼブラJrユースU15 1-2敗戦・・・勉強になる相手)という。おそらく、基本的にここに足を運ぶ理由は浦和の育成の試合で、足を運んだ試合は何かしらブログに書いているので、本当に7年も足を運んでいなかったということになるのでしょう。

確かに、ここに足を運んだのは、少なくとも浦和に住んでいたときの記憶しかないわけで、鳩山町の今の自宅から向かうのは、初めてだったので少なくとも3年以上は経っているわけですが。

月日の流れは早い・・・。

ただ、この辺りは、もともと住宅地の一角にある公園グラウンドということで、周辺含めてそれほど変わってないので、違和感はなかったですが。

さてさて、今回の対戦相手は、大宮アルディージャジュニアユース。ダービーマッチですね。

私は、トップチームの応援からは離れてしまって長くなるので、ダービーの意識とか、そういうのは、正直ないのですが、浦和レッズサポーターという立ち位置の方から見ると、同じさいたま市をホームに持つチームであり、負けてはいけない相手であり、浦和レッズの方が上と言う考え方で大宮アルディージャを見るという感じですかね。その辺は、変わってません(一緒に見ていた方がそうだったので。)

見方もフィルターがかかるくらいで、私も若干つられてしまうくらい。

選手目線で言えば、どちらかというと、地域のライバルと言うよりは、少年団時代などにしのぎを削っていたり、もしかすると、入りたかったチームが浦和で今は大宮にいるという選手もいるかもしれませんし、いずれにしても、負けたくない相手であり、もちろん、浦和の選手にとっても、それぞれの選手に何かしらのドラマがあるくらい、関りのある選手がいるかもしれません。

で、既にホームでの第1戦では、一緒に見た方と話している限りでは、相性悪くて負けたみたいな話になっていましたが、4-1で大勝していたんですね。

色々な状況を踏まえて考えて見ると、今日の試合の相手と、浦和が抱える課題の部分がピタリと合致してしまったような展開結果になってしまったようにも思えます。

堀崎公園グラウンドは、ネット越しに観戦する形にはなるものの、選手を近い距離で見ることができるため、いつもよりも、細かいところまでしっかり見えます。ただ、ナイターと照明の加減で、少し離れると見辛くはなるのですが、まあ、近くでの攻防を見る限り感じられることもあったわけでして。

試合に対する気持ちの入り方は、どちらも高かったのはわかる試合でしたが、相手は、浦和をよく研究しており、そして、チャンスが来た時に決めきるという点での迫力は、相手の方が優っていた。

試合開始早々の失点も、相手の集中と出だしのところで前がかりになるところをわかっていて狙われたような失点でもあったと思いますし、5分には、13番伊澤壮平のゴールで同点に追いつき、その後も一方的に浦和が攻め続ける展開ながら、攻めの意識とその後のケアと言うところでの連携には課題があって、奪ったところでの狙いどころや、ミスがあったら、そこで決めきるために集中してやろうというプレーも見られた前半終了間際の失点。

前半を1-2と浦和のビハインドで折り返す形を作り出すと、後半スタートに更に高い集中と追加点を決めてより良い展開にしようギアを上げてきたところで後半2分に再び浦和からゴールを奪い1-3と2点リードしたところで、あとは、点を取られないために集中を切らさずに最後まで戦いきっての勝利。大宮サイドから見たらこんなところでしょうか。

浦和としたら、一方的に攻撃をしていた時間帯で、相手の絶対に失点しないという集中力を更に上回る攻撃で得点を重ねられなかった。ここまで集中して負けない気持ちを出してくる相手もそうそういないと思うのですが、そこを上回ることができなかったことと、やはり1試合という考え方で試合ができていないのも、攻撃の強さとともに諸刃として返ってくる、奪われた後まで味方と連携ができていないのかなと感じます。

ただ、前半は、見ていた位置から浦和が攻めるゴールの方向になると、かなり細かい内容がわかりにくい中でも、明らかにすごかった26番桐山龍人のプレー。サイドからの再三にわたる迫力のある仕掛けからのクロスボールでのチャンスの演出は、とにかく凄いの一言でした。

後半に入っても、おそらく、守備のところで相手に狙われるところまで見えていたのか、カバーリングのプレーでのポジション移動も含めて、とにかくこの試合では、目立っていました。

攻撃に目を移せば、前線サイドととにかく個々の技術がかなりある突破できる選手が多く、特に後半は、攻める方向に近いところで見ていたので、相手ディフェンダーへドリブルで仕掛けていく前線の選手たちの、テクニックと駆け引きは見事なものであることは、これまでよりも、より見えて感じることができましたが、相手の集中力を前に最後のところで決めるまでは、持って行けなかったわけです。

それでも、3失点するような内容ではなかった。でも、3失点してしまった。

その失点の理由をそろそろ突き詰めていくことが必要な時期だと思います。前節は、勝利しましたが、今日と同じような展開になってもおかしくない局面も多かったですよね。

例えば、守備的なチームで、チーム全体でまず守備の意識を持ってプレーするのであれば、そこまで考えなくとも、そこから、少ないチャンスを一人でも打開できるようなタイプの選手がいるので、カウンター型のチームにすることでも結果は出せるチームだと思いますが、このチームは、そういう受け身のチームではなくて、攻撃的な選手のゴールへの意識を高めて、相手を攻撃で押し込んでしまいたいサッカーですよね?

であれば、バックラインと中盤真ん中2枚の選手がかなり意識的に、話し合って連携を高めていくことが必要になります。

言葉を変えれば、誰かのミスや動きを責めるのではなく、補い合う意識が持てなければ、相手のレベルが上がれば上がるほど、攻守のバランスが良く、行くべき時間帯と引くべき時間帯を使い分けられるチーム相手に、攻撃的な長所を逆に短所に変えられてしまい、勝負に敗れるというケースも増えてきてしまうと思います。

今は、ちょっと、采配の意図がよくわからなくなって来てはいますが、今年のユースが良い例で、例えば、センターバック2枚のうち1枚は、大きくて強い選手で対人に強くて、跳ね返すことに長けている選手ですが、繊細なプレーでミスが出ることがやや多いものの、そこに組む選手が大きさはないものの、プレーの選択肢にミスがなく、カバーリングの能力にもたけている選手が組むことで、守備のバランスが取れています。

また、ここもやや、怪我明けで自信を失っているのか、思ったようなプレーができないのか、ここ最近は、安定感に欠けるものの、中盤真ん中の2枚が1枚は、守備意識高く、攻撃にも参加するが、バランスを崩すことまではしないことを意識してできている。バックラインとの連携も意識してやれている。

これによって、攻めの選手が多少引っかかって反撃を受けても、その後の対処ができているんですね。

個々の特徴を伸ばすことは必要です。なので、今年のジュニアユースのチームの前線の選手のゴールを目指す姿勢と仕掛けは、本当に見ていて楽しいです。

でも、サッカーはチームスポーツであり、早く得点を取ったほうが勝ちでもなく、最終的に得点で上回っているチームが勝ちなんです。

その辺を意識して(監督からは、そういう指示が出ていたはず)、試合を読む力もチームとして共有できると、手の付けられないチームになっていけると思いますよ。

いや、チームの細かい事情は、私にわからないので、表面的に眺めていてそう感じるだけですが。

 

まあ、あれですよ。あと、最初に、それほどダービーの意識は私にはなくなってしまったとは言っても、大宮に負けるのは、特に嫌だというのが染みついているようで、3回も失点して、相手の応援している方に「キャー!」とか騒がれると、気分悪かったですよ、本当にw

冬に全国優勝したいのであれば、今日のような失点の仕方(ミスをするなではなくて、ミスは必ず出るので、そこを意識して連携した守備ができるために、どうするかを考えることが必要と言う意味で)をなくすことにも挑戦していく段階です。

ではでは。

この試合のスタメンと交代は以下、

GK18番淺沼李空、DFが左に6番大野海翔、右に26番桐山龍人(後半33分⇒19番森碧大)、真ん中に11番工藤孝太と3番岡田翼、中盤が、左に7番篠田大輝(後半26分⇒2番小林純太)、右に14番坂田綜太郎(後半スタート⇒27番西田春斗/後半20分⇒34番都築駿太)、真ん中に8番戸田大翔と4番島垣翔、FWが13番伊澤壮平と10番高橋悠

でした。

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高円宮杯プレミアリーグ2018/09/09 浦和レッズユースvs市立船橋高校 0-4敗戦・・・わかっていないはずはないはずなのに

どうも、ブクメです☆

前回の清水エスパルスユース戦後に書いた、「既に、攻撃としては、手ごたえを掴めているような、今日の後半終盤の形から、攻めのバリュエーションとして、もう1つ確立させたいという意図でやっている」を引き続き考えるのであれば、今日の相手は、ちょっと試すというには、手ごわすぎたという結論にするべきなのか、そもそも、Jリーグの下部組織であれば、もろもろ、「お任せします」にならない環境になることもあるでしょうし、御前試合という、なんだか、ストレスフル(ストレスを強く感じる様)な状況が用意されたこともあるのか、当然、Jリーグの下部組織を応援する場合には、それも考慮に入れて、当然のこととして応援しなければならないのかもしれませんが、まあ、見る側もストレスフルでしたよ。

選手が乗り越えなければならない壁なのか、それ以外のことなのか。

そして、今日の相手は手ごわかったけど、うちがこれまで手ごたえを掴んで戦える、多くの相手を苦しめ打ち破ってきた形で最初から戦っていたら、もっと違った展開になっていたのではないかという、「たられば」の気持ちを、言い訳ではなく、本気で思ってしまったのも事実です。

未完成というか、本当にその形で戦うのであれば、時間がかかるという中で、徹底した何かを感じることがないままに進み、更に、その武器にならない不安定な状況を継続した上で、その活きていない箇所に対して、そのポジション周辺に近い選手を入れ替えることで、更に攻撃のところで混乱を生むような形にもなってしまった。選手にとっても、混乱の中で戦うことになった試合でありながら、更に、相手は、徹底的に研究してきていて、しつこいくらいに左サイドを狙ってきていた。

ただ、ミスマッチを狙ってきていたと思われる相手の仕掛けに対して3番林海斗は、本当に粘り強く守っていた。それでも、攻撃に形が見いだせない中で、対応に追われる回数が多くなり、セットプレーを与える回数が増える中で、セットプレーに対しての対応も中途半端になり、相手に主導権を握られる中で前半の内に失点。

この試合では、とにかく、受けるプレッシャーが強かったため、いつも以上に選手が思っている以上に走らされてしまっていて、慌てて、交代をしていき、得意の形にしていったものの、そこから数分作り出せた、大きなチャンスを相手に踏ん張られて守られたところで、あとは、おそらく、万全ではない状態の選手もいたようにも見受けられますが、疲労も相まって、ミスも増えてしまった、失点も増えてしまった。

反撃のパワーも弱くなってしまった。

ちょっと、どういう言葉をかけてあげれば良いのか、わかりません。

そして、背景に何があるのかもよくわかりません。実は、負傷者が多くて、フルで戦えない選手が多いとかかもしれません。よくわかりません。

失点4と言う数字になっていますが、そういう中でも8番白土大貴のカバーリングがかなりのピンチを防いでいましたし、屈辱的な5失点になるような、もう決められていてもおかしくないような決定機の決定機のシュートを3番林海斗が見事なポジションで跳ね返したプレーもありました。

発見というか、これ、武器にしたらよくないかと思ったのは、23番遠藤龍河のロングスローで、ボールを拭いて、投げるぞ投げるぞというロングスローでも十分武器になっているのですが、今日の試合で見られた、普通にスローインをするくらいに助走をつけなくても、普通のフォームでかなりロングスローを投げられるプレーを何度も見て、相手が構えられないところで、普通のスローとロングスローを使い分けたら、かなり相手は脅威だよなと感じたりしました。

今日は、あまり細かいことを書きたくないですので、これで勘弁してください。

vs市立船橋高校戦のメンバーと交代は以下、

GK1番石井僚、DFが左に3番林海斗、右に2番北村龍馬、真ん中に8番白土大貴と23番遠藤龍河、MFが左に32番佐藤優斗(後半9分⇒16番玉城大志)、右に10番池髙暢希、真ん中に5番大城螢と24番山中惇希、FWが21番縄田脩平(後半5分⇒17番波田祥太)と4番大桃伶音(後半24分⇒11番清宮昴大)

となります。

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関東U15リーグ2018/09/09 浦和レッズJrユース vs 武蔵野シティFC 2-1勝利・・・贅沢な課題

どうも、ブクメです☆

夏の全国大会後、2週連続でジュニアユースの試合を観戦できているものの、じっくり腰を据えて観戦もできていなかったりする今日この頃。

前回は、直前に予定があって、試合開始に間に合わず、早い時間での得点を見られず。

今日は、朝にカンボジアから帰国ということで、成田空港に到着して、そこから車でレッズランドに移動し、到着時間自体は、試合開始前にしっかり間に合ったものの、なんというか観戦するための集中力というところでは、なんだかあまりよろしくないという反省点も残ります。

でも、試合の全体的な流れと言うのは、良くも悪くも非常にわかりやすい試合ではあった一戦でした。

先週の柏レイソルU-15に快勝して、夏の大会後、勝敗以外のところでも、ゴールに向かう姿勢や、ベンチからの指示の雰囲気も変わったように感じられ、良い流れが持続するかと言うところも気になっていた一戦。

対戦相手は、順位的には、かなり苦戦している武蔵野シティFCということでしたが、そんな簡単な相手かなと、思いつつ、アウェイでの前回の試合は、観戦できていないため、これまでの横河武蔵野だった時からのイメージで、思っていたものの、その辺も実にわかりやすく出た試合だったとも思います。

では、試合の話に移ります。

この試合のスタメンと交代は以下、

GK18番淺沼李空、DFが左に6番大野海翔、右に26番桐山龍人(後半40分⇒19番森碧大)、真ん中に11番工藤孝太(後半スタート⇒16番福田朔良)と3番岡田翼、中盤が、左に7番篠田大輝、右に14番坂田綜太郎(後半24分⇒34番都築駿太)、真ん中に8番戸田大翔と4番島垣翔、FWが13番伊澤壮平(後半19分⇒27番西田春斗)と10番高橋悠(後半40分+1分⇒21番鈴木雄大)

となります。

試合開始からしばらくの印象は、やはりこのリーグで勝てていないチームだなという印象を強く感じてしまうくらい、浦和が一方的に攻める形になり、あっという間に2分に14番坂田綜太郎のゴールで先制します(ゴールの選手がはっきり確認できず、13番伊澤壮平のゴールと思っていましたが、公式で坂田綜太郎のゴールとなっていました。)

その後も、13番伊澤壮平のクロスバーを叩くシュートを含め連続で惜しい形のシュートを場面や、右サイドから26番桐山龍人から10番高橋悠につながりサイドからクロスに7番篠田大輝が合わせるなど、シンプルなパス回しからクロスと言う形でゴールに迫るプレーも多く、また、個人での突破でゴールに迫る場面も割と簡単に作れていました。相手が受け身の形になっている状況でこういう場面が続く中で、相手のベンチからのポジティブな言葉が選手に送り続けられているな~と、なんとなく、感じつつ、30分くらいまで、相手が徐々に落ち着いてプレーできるようになってきている印象は持ちながらも、浦和のペースで進んでいたので、追加点が入って3点くらい話してしまえば楽になるかなという感じで見てしまってもいたのですが、28分の13番伊澤壮平から14番坂田綜太郎に繋げての決定機となるシュートが相手キーパーの好セーブで防がれ(コーナーキックは獲得したものの、得点にはならなかった)、今思えば、相手キーパーがかなり当たっていたのはあったものの、追加点を取れない中でも攻めが上手く行っているというイメージで若干、気が緩んでしまっている(攻める姿勢がないとかではなく、個人での突破で行けると相手が守備の対応を修正できて来ていても同じように仕掛けて奪われる場面が増えてきていた攻撃面や、守備のところでも、攻撃が多くて、相手の攻めが少ないことから、若干対応に雑さサボるような場面が見られる選手がいた)流れで、32分に同点ゴールを決められてしまいます。

同点にされた直後も、コーナーキックのチャンスで競り勝った3番岡田翼の強烈なヘディングシュートもわずかに枠を捉えず、逆に、相手に勢いが出てきて、残り時間は、やや攻められる回数も増えた形で1-1で終了します。

そして、迎えた後半はと言うと、前半終盤に勢いづかせてしまった流れそのままに、相手ペースで進み、実際10分前後には、決められていてもおかしくないような決定機を数回与えてしまいます。内容だけで言えば、後半は完全に相手が制していたであろうという流れになってしまったのですが、それでも、後半少ないチャンスの中で、13分に10番高橋悠のアシストだったと思いますが、7番篠田大輝が気持ちの入ったヘッドでのゴールを決め2-1と逆転に成功します。

そこからの30分くらいも、やはり浦和の仕掛けが単発になったところで奪われてしまう場面が多く、どうしても、前半スタートの行けるイメージが強くなりすぎているのか、プレーの選択が雑になるケースが多く、前線に破壊力のある選手が多いので、相手が気を緩めれば、突破して決定機を作れたと思いますが、修正ができてからの相手のプレーを前に、結果的に、少し気になったのは、ディフェンダー1人で止められてしまうような仕掛けが多かった点。数人に囲まれて奪われるような守り方ではなく、個の守りに対して打開できずに、工夫できずにつっかけていくことで相手が予測して対応しやすい攻めになっていたということだと思います。

・・・とは言え、この姿勢がないことには、始まらないので、前節も見られたゴールへの意識を多くの選手が持つことは継続しつつも、今日の試合でどうして相手ペースになってしまい、攻撃がことごとく引っかかるようになってしまったのかは、考えて修正していく必要があると思います。

相手の猛攻もあったものの、結果的に、2-1で勝利し勝ち点3を積み上げたのは、見事でした。

そして、緩く眺める程度でしたが、その試合の後に、30分1本くらいの練習試合があったので眺めていたのですが、フル出場していた7番篠田大輝など、プレー時間が長かった選手もそのまま出場し、疲れも見せずに、攻めの姿勢を強く見せてプレーしているのを見て、ただただ感心して見ていました。

前回からの良い部分も継続することができており、結果的に勝利を収めることができた試合の中で、しっかりと課題を見つけることができたわけです。

割と、何が良くなくて、相手ペースを長い時間作られたのかも、わかりやすい展開だったので、特に順位が下のチームで勝たなければならない相手に対しての試合で、今日の課題をしっかり話し合えているかどうかで、無駄な取りこぼしがなくなると思います。

ではでは。

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高円宮杯プレミアリーグ2018/09/02 浦和レッズユースvs清水エスパルスユース 0-0引き分け・・・今季4度目の対戦は、スコアレスドロー

どうも、ブクメです☆

午前の浦和レッズジュニアユースの試合から場所を移しまして、夕方17時からのキックオフとなった駒場スタジアムでのプレミアリーグを観戦してきました。

前のブログで書いたように、当初の予定では、この間にもう1試合観戦してという予定だったのですが、その試合がなかったぽいことで、時間が空き、早めに駒場スタジアムの駐車場に入って、2時間ほど眠っていたので、駒場スタジアムに入った時は、若干頭がボーっとして入ってしまいましたw

仮眠を取れるのは、良いことですが、頭の切り替えが遅くていかんですw

さて、後半戦の戦いに入っているプレミアリーグの浦和レッズユースの戦いは、折り返しの9節で首位の鹿島アントラーズのホームに乗り込んでの試合は、悔しい形での敗戦となりました。

今節の対戦相手は、リーグ戦の勝ち点順位でも、競る形となっている清水エスパルスユースとの対戦となります。今シーズンは、ややこのチームとは縁があるようで、既に、アウェイでのリーグ戦、クラブユース選手権の準々決勝、そして、和倉ユースでも対戦しており、これで4度目の対戦となります。

アウェイでの試合では、勝利したものの再戦となったクラブユース選手権では、試合自体を支配される形でこらえたもののPK戦で敗退と言う結果となっており、和倉ユースでは、勝利したものの、その3試合を全て見ることができている私の印象からしても、かなり手ごわい相手という印象がそのまま残ってのこの試合の観戦となりました。

実際、この試合も全体で見れば、相手ペースの試合には、されてしまったと思いますが、勝負と言うところでは、後半終盤の勝利するための交代やポジションの移動などで、明らかに攻撃が多彩になり、結果的に得点は奪えなかったものの、相手を脅かすような迫力のある攻めを見ることができました。

ということで、試合の少し細かい話に移ります。

vs清水エスパルスユースメンバーと交代は以下、

GK1番石井僚、DFが左に3番林海斗、右に2番北村龍馬、真ん中に8番白土大貴と23番遠藤龍河、MFが左に10番池髙暢希、右に11番清宮昴大(後半43分⇒20番冨田蓮)、真ん中に5番大城螢(後半37分⇒16番玉城大志)と24番山中惇希、FWが17番波田祥太と4番大桃伶音(後半19分⇒21番縄田脩平)

となります。

前半スタートからの試合の入りは悪くなく、中盤左に入った10番池髙暢希のインターセプトからの仕掛けだったり、フォワードとしてのプレーは、まだまだぎこちなさが残るものの、それでも、前線で起用されるようになってから、徐々に前線での体をはったプレーができるようになってきている4番大桃伶音が、ポストになっての仕掛けなどあり、前半の攻撃で惜しい形を作ったのが、12分のプレーで、スローインからの流れで、左サイドの10番池髙暢希が中に流れる形で、空いた左のスペースに24番山中惇希が流れていき、そのまま左サイドから24番山中惇希が仕掛けていった場面は、鋭い攻めでチャンスを感じましたね。実際、ここでは、コーナーキックを奪っています。

サイド攻撃という武器が既にプレミアリーグでも結果を残すケースが多く、同時に、試合によっては、そのサイドからの攻撃をかなり研究されて守られる試合も出てきている中でのポジションの工夫などもあるのかもしれませんが、実際に試合の終盤では、11番清宮昴大を前線に上げて、サイドに24番山中惇希がポジションを移した時の仕掛けがやはり相手にとって脅威になることは、この試合でも再確認できた場面は多かったですね。

また、相手の攻撃もかなり鋭かったこともありましたが、3番林海斗、10番池髙暢希、24番山中惇希の3人の攻撃の形を作る時に、3番林海斗が思い切って攻撃参加ができた時の仕掛け(この試合では、守備意識を常に高めておく必要が多かったため回数は多くなかったですが)も、相手にとって脅威になっていたと思います。

ただ、メモを見ていても、やはりこの試合のキーポイントは、相手の攻撃に耐える中でも何度も作られてしまった相手のシュートチャンスに対しての1番石井僚の好セーブと安定したクロスボールに対する対応などで、実際、決められていてもおかしくないような場面を結構多く作られてしまったのですが、かなりの決定機を1番石井僚が防いでくれていました。

数は少なかったものの、相手の攻撃を受けた後のカウンターで10番池髙暢希が強く仕掛けていく形でチャンスになった場面も何度か作りつつ、前半は0-0で終了。

後半も開始早々はセットプレーから、2番北村龍馬のヘディングシュートだったり、24番山中惇希のサイドに流れてのドリブルでの仕掛けで惜しい形を作るなどあったものの、15分くらいまでで相手の攻撃をかなり受ける形になり、前半同様に難しい時間帯が長くなります。

11番清宮昴大の仕掛けから、相手のファールではないかと、会場からも複数の箇所から声が上がっていたような場面を挟みつつ、この試合の流れが変わってきたきっかけになったのが、19分の4番大桃伶音に代わって21番縄田脩平の投入から。21番縄田脩平が中盤の真ん中に入り、24番山中惇希が左サイドに、そして、11番清宮昴大が前線に上がり、先ほど書いたように、攻撃パターンが明らかに変わったことで、前線の11番清宮昴大と17番波田祥太の組み合わせでの動きと、サイドからの24番山中惇希と、比較的ポジションは、流動的にもなっていた10番池髙暢希の動きと仕掛けが、明らかに相手守備陣の混乱を生み、実際にそこからの攻撃で相手のゴールを脅かす場面も明らかに増え、セットプレーも連続で5,6回くらい続きます(ここで決めたかった。)

攻撃の選手のポジション移動も、この時間帯の猛攻につながっていたのですが、中盤に入った21番縄田脩平の落ち着いたプレーもそこにかなり貢献していて、早い早い展開に両チームともなりそうなところで、わざとテンポを遅らせるようなキープと展開などすることで、相手の勢いをそぎながら、前線の攻撃に繋げるというプレーは、21番縄田脩平が入ったことによってもたらされたように感じます。

交代があったところからの残り25分間くらいは、(清水エスパルスユース側の監督の声を聴いていれば、わかりやすいくらいに浦和ペースに変わっていたことが理解できた)、本当にそれまでの清水エスパルスユースの猛攻が何だったのかと言うくらい、浦和の攻撃に相手が四苦八苦するという形に持ち込めていました。

結果は、スコアレスドローでしたし、全体で見れば、決定的なシュートは、相手の方が多かったですが、試合終了後の選手の表情を見ている限りは、この先に期待できるような手ごたえを感じているなという選手も多かったようにも感じた試合でもありました。

当然ながら、サポーター間でもここ最近での起用に関しては、疑問の声も上がっていますし、これまでやってきたポジションと全く違うポジションでここ数試合固定で出ている中で、プレーしている選手自身の表情も迷いが残っているところは気になっているのは、確かです。

見る側としても正直難しいところがあり、ただ、そのポジションでのプレーが増えてきたことで、明らかに、前線でのプレーも少しずつ良くなってきていることもわかります。チームとしての意図なのか、選手のための意図なのか、その辺りは、当然、采配を振るう側ではないのでわかりませんが、今のところは、私は、既に、攻撃としては、手ごたえを掴めているような、今日の後半終盤の形から、攻めのバリュエーションとして、もう1つ確立させたいという意図でやっていると思うようにしながら、もう少し見て見たいと思っています。

ではでは。

この試合の写真は、facebookページに掲載しています⇒こちら