水戸ホーリーホックユースカップ2018/7/29 浦和レッズユース vs FC東京U-18 1-0勝利・・・2連覇達成!

どうも、ブクメです☆

この時期のユースの戦いは、もう一つ行われている!ということで、既に最終日になってしまいましたが、浦和レッズユースが参加している水戸ホーリーホックユースカップの決勝戦のみ(美味しいところ取りですみません!)を観戦してきました!

前日色々やっていたら、眠るのが深夜になってしまい、起きて動けるパワーがあればという条件を勝手につけつつ、目が覚めたのが、7時過ぎ。割と動けるパワーはあったものの、私が住んでいるところからだと、高速をフル利用しても、会場までは、2時間ほどかかるということで、9時キックオフの準決勝は諦め、決勝の場合は12時キックオフ(ケーズデンキスタジアム水戸)、仮に3位決定戦になっても11時40分キックオフで8時に出れば、下道3時間+αくらいで行けそうということで、下道で水戸まで向かいました。

水戸ホーリーホックユースカップに足を運ぶのは、これが初めて。浦和レッズユースは、昨年も参加しており、優勝しているので連覇がかかった今大会。Jリーグのチームが主催のフェスティバル系の大会の中でも、U14の柏レイソルフェスティバルだったり、決勝戦まで勝ち進むと、そのクラブのトップチームが戦っているスタジアムで試合ができるという大会という仕組みは、結構意味があると思っていて、プレーする選手がプロになったら、こういうスタジアムで戦えるというのをイメージして戦うことができ、それも多少のモチベーションになるというのは、良いなと(選手がどう思うかは別ですがw)

既にグループステージを2日間かけて3試合戦い、グループ1位で突破して大会3日目のこの日の9時の準決勝を勝利して、4試合が終わったという状況で、決勝のみを観戦になるため、いわゆる大会の雰囲気やこれまでの戦いぶりが見られていない、試合時間自体は30分ハーフになるにしても、疲労の蓄積だったりあるわけで、その経過を見ていないですし、決勝の戦いと言うのは、また、それまでの戦いとは別物になるので、私が見たこの決勝の30分ハーフの試合というものがどのようであるのかを語るのは正直ちょっと難しいなとは思っています(メモは取りましたが。)

なので、ごくごく簡単に試合のことには触れさせてもらうことにします。

vsFC東京U-18戦メンバーと交代は、以下

GK25番石塚悠汰、DFが左に32番佐藤優斗(後半14分⇒19番清水楽人)、右に27番清水哲太、真ん中に40番山田奈央と2番北村龍馬、MFが左に43番上野夏輝(後半スタート⇒45番アンヘル)、右に44番ネストル(後半スタート⇒38番松村大也/後半21分⇒31番木下翼)、真ん中に35番根岸恵汰と39番盛嘉伊人(後半27分⇒36番福島竜弥)、FWが7番岡村勇輝(後半8分⇒15番石橋遼大)と37番堀井真海

となります。

何年前からかは、定かではないのですが、この夏の期間にメキシコのチームの選手が2名招待されてチームの一員としてしばらくいるという状況が今年も続けられていて、今年は、44番ネストルと、45番アンヘルということですね。

この試合では得点がなかったものの、45番アンヘルが4得点で大会得点王ということでした。

そして、背番号は43番だけど、よく見た顔だなと思ったら、普段は6番の上野夏輝。ユニフォームに何かが起こった(!?)らしく、43番を着ていたようです。

若干体が重たそうな選手も見られたので、やはり疲労もたまっていたのかなと感じる部分もありつつ、その中で、前線に入っていた37番堀井真海の運動量は、スタートから最後まで落ちず、そういえば、クラセンの方にも出ていたわけですし、かなりタフだなと感じたわけでして。

いくつかチャンスの場面を挙げると、前半6分に35番根岸恵汰からのパスを受けた43番上野夏輝がやや距離があるところから思い切ってミドルシュートを狙いますが、枠は捉えきれず。

前半7分には、37番堀井真海がシュートを放つもキーパーにキャッチされます。

相手が比較的浦和の右サイドからの仕掛けが多い中で、守備面では、27番清水哲太の守備が効いており、相手が攻め切れない形が多くなっていました。

前半10分にには、カウンターの形で39番盛嘉伊人からの前線のパスを37番堀井真海につなげて仕掛ける形を作ります。

前半11分には、27番清水哲太から7番岡村勇輝へパスを通し、ディフェンダーの裏のスペースへ7番岡村勇輝がパスを狙い、そのスペースに37番堀井真海が走りこむも、ここは、上手く合わず。

前半14分に、44番ネストルから39番盛嘉伊人、ペナルティエリア内に走りこむ7番岡村勇輝にパスを狙うも先にキーパーにキャッチされます。

そこまで前のめりに見ていた試合ではなかったので、割と冷静に見られていたと思うのですが、冷静に見ていても判定が「あれあれ?」と思うことが多かった試合ではあったのですが、そのうちの一つが、前半15分の37番堀井真海がペナルティエリアまで仕掛けて倒されていたと主のですが、ここは、PKの判定にならず。

ただ、この判定に抗議する必要もなく、その直後のプレーで7番岡村勇輝がしっかりと決めて1-0と先制します。

文句を言わずに実行すれば良いわけです。気持ち良い。

前半は、この後、相手のミドルシュート(大きく枠を外れた)くらいで大きなピンチもなく、いわゆるバイタルエリアで相手が仕掛けてこようとしたプレーを40番山田奈央の摘むプレーや、2番北村龍馬が落ち着いて対応して、それほど危険な場面自体作られていませんでした。

後半も終盤までは、浦和ペースで進み、後半6分に39番盛嘉伊人からの裏へのパスを受けた7番岡村勇輝のシュートに始まり、バックラインで32番佐藤優斗が点を取りに来る相手選手数人にプレッシャーをかけられながらも、キープして中盤の35番根岸恵汰にしっかりパスを通すなど、ミスを誘うプレーでも落ち着いてプレーできている印象がありました。

後半13分には、コーナーキックのチャンスから途中から入った15番石橋遼大の惜しいミドルシュートがあり、後半15分には、35番根岸恵汰起点で、前線の45番アンヘルにパスを通し、テンポ良くいったん39番盛嘉伊人に下げ、そこから右前線に走る38番松村大也への大きな展開と上下左右を広く使った攻撃。

後半19分には、45番アンヘルがディフェンダーがややコースを塞いでいるものの思い切ってシュートを狙い、このプレーでコーナーキックを獲得するなど、まずはゴールを狙うという姿勢からのチャンスもあったり。

ただ、残り5分ほどになってから、優勝を意識してなのか、理由ははっきりはしないものの、やや不安定なプレーが所々で増える中で、後半26分に決定的な場面を作られてしまうものの、ここは25番石塚悠汰が好セーブで失点を免れます。

その後も、やや不必要なプレーがあったり、明らかに反対でしょうというファールが取られてしまったりは、あったものの、試合はそのまま1-0で終了。

見事に、浦和レッズユースが2連覇を達成しました。

優勝を喜ぶとともに、単純に怪我なのかとか、それ以外の理由なのかとかまでは、サポーターサイドには、わからないことも多いのですが、最近ピッチでプレーするところが見られていなかった、上野夏輝や、木下翼のプレーなどが見られたことでも足を運んで良かったなと思っています。

浦和レッズユース全体として考えれば、悔しい前日のクラセン敗退から、もう一つの戦いでしっかり結果も残したことで、ここから後半戦でのプレミアリーグや、埼玉県S2リーグ、Jユースカップなどに向けて良い結果での再スタートという考え方もあるでしょうし、その捉え方は、選手次第ですが、私はそう捉えておきます。

なんだかんだで、割と細かく書いてしまったw

書いているうちにノッて来たという感じです。

大会MVPは、35番根岸恵汰、得点王は、4得点のアンヘル。そして、最後のトロフィーを掲げるところでの選手のキャラクターの良く出た(?)お馴染みの、一人だけトロフィー掲げて喜ぶけど、周りは喜ばないとかも、最高でしたねw

片道3時間下道で運転して、足を運んで良かったです、ありがとう!

ではでは。

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クラブユース選手権2018/07/28 浦和レッズユースvs清水エスパルスユース 1-1pk3-4敗戦・・・この敗戦を成長の糧にして。

(今日は、試合レポート的な内容はほとんど書きません。)

全面良芝か、公式記録・・・。

どうも、ブクメです☆

そういえば、選手たちって、育成の試合に足を運ぶサポーターのこと、どれくらい知っていますか?

例えば、というか、私は、基本的に「浦和レッズ」というチームの育成をベースに応援してきたので、自分の行動の周りにいる方たちを当然長年色々見てきているのですが、すごくサッカー選手に似ているんですよ。どの環境でも多かれ少なかれ、そういうところはあるのでしょうが、個人的にな感想としては、浦和の育成のチームを応援する人は、とりわけ個性的な人が多い。(だから、好き嫌いで考え方が合わなくて、昔仲良かったのに急に無視されるようなこともあったりするのですがw でも、浦和レッズありきで見ていないことに対して、そういう人とは仲良くできないという考え方であれば、それは、浦和レッズの育成の見方としては、その方の方が正しいので仕方ないのかなとも最近は思っています。それ以外の理由だったら、残念ですが。)

そして、依存型のグループ行動が苦手です

理由の一つは簡単です。普通サッカー好きは、Jリーグなどプロのチームをメインに動き、海外のサッカーを見る。自分の余暇を割く割合は、そちらにウェイトが置かれるんですね。身内がそのチームに入れば応援する理由にはなりますが、そうでない場合にそこメインで足を運ぶかと言うと、そうはなりにくいですよね。

そのマジョリティに考え方としてならない人が、この環境にはまっていくパターンが多いので、当然、考え方がちょっと違います。だから、グループ行動も苦手です。

そして、同じチームの育成を応援している人たちの中でも、本当に様々な考え方が存在します。

私を知っている方は、よく私と一緒に試合を見たり、一緒に行動している人というのを知っていると思いますが、実際のところは、見る時は、一緒に見ることも多いけど、育成に求める方向性でも合う人もいれば合わない人もいる。行動も、実は、基本的にまずは、単独で行動することを考えている人が多いんですね。

今回のクラブユース選手権でも、朝早い試合ということもあり、移動の足の関係で、車で動きやすい私がフォローすることで、一緒に動く人たちが多かったですが、基本的に、皆さん、単独で自力で何とかするところから考えている。遠方の遠征でも、もちろん最初から一緒に動くこともありますが、まず単独で動くことを考える人が多い。試合も、一緒に見始めても、周りの雰囲気とか、集中して見たいとかなった時に、勝手に別の場所に移動して見るとかもよくありますし。

例えば、今日の試合で一緒に動いたメンバーで言えば、浦和レッズユースの敗戦後、試合後に1時間ほどで移動にかかる駅まで送ることになり、その時間を同じ車の中で過ごしたのですが、凄くチームの戦いに感情移入して、敗戦で落ち込んで、言葉数がかなり少なかった人もいます。冷静に公式記録を眺めていた人もいます。そして、私は、悲しいかな、ある程度、このクラブユース選手権と言う大会の浦和レッズユースというチームを俯瞰して見ることができてしまっていたために、その段階で、変な切り替えができてしまっており、ピッチコンディションや、今日のチームの戦い方、相手チームがどういう考え方で戦ってきたか、ベンチ入りできていなかった選手や、水戸で別の大会を戦っている選手も含めて、特徴や現段階で、できることなどを考えながら、「たられば論」を展開できてしまっていました。

どの考え方が正解か、なんてことは、関わる人によって違うので誰にも決められないわけですね。

ただ、実際のところ、「俯瞰して見られるようになってしまった自分」が少し嫌になる時もあります。

だいぶ前の話になりますが、トップチームもがっつり行っていて、育成にもどっぷりはまり始めていて感情移入ばかりがものすごくなっていた時期では、その時一緒に見ていた人がいて、悔しい敗戦の後に、私は、しばらく立ち直れなくて口数も少なく機嫌が悪くなり、一緒に見ていた人は、一緒に試合を見ている時間が好きというタイプの人だったので、平然としている・・・で、喧嘩になるということもありました。

過去ユースがプレミアリーグからの降格が決まった時の最終戦で試合終了後に大泣きしたこともありました。

その時を懐かしく思うこともありますが、今の方が良い、その時の自分がダメだったという感じになるわけでもなく。だから、正解なんてないんですね。

私も敗戦した試合の後には、ブログで、「切り替えて良い」と書くことがありますが、実際のところ、切り替えられない思いを抱えることで強くなれる選手もいるわけで、実は、正解なんてないんですよね。

ということで、なんでこんなことを書いたかと言うと、サッカーって、負けず嫌いで、個性的というか、わがままというか、曲げられなくて、人とぶつかりやすいとか、そういうグループ行動が苦手な人たちの集まりが、1つのまとまりになった時に強さを見せるという不思議なスポーツで、私自身が良いか悪いかは、わかりませんが、この浦和レッズの育成のカテゴリに足を運んでいる、ちょっと変わった人たちは、他チームのように、歌ったり、コールしたりはしていないけど、それぞれが、様々な個性的な見方や考え方をしていて(ある意味、1つにまとまって)、選手全てを後押ししようとしているということをなんか伝えたくなりました。

そして、様々な視点で今日の試合を受け止めていて、もちろん、トップチーム優先で足を運べなかった方には、私たちが伝え、共有して、今後の戦いを見届けていくんですよ、ということを急に書きたくなっただけですw

まあ、実際のところ、私は、俯瞰して見て考えて、切り替えも早かったと言いながら、家に戻ってから、ブログを書き始める時に、どうしたものかと、考えて、いったん普通のレポートっぽく書いて、いったんやめてとか、ウダウダして時間が経ってしまったんですけどね。

さて、俯瞰して考えて見ていた私からすると、やはり、同じリーグで戦っていて、プレミアリーグで既に対戦していて破っている清水エスパルスユースという相手が、かなり、研究してきたことで難しくなってしまったなという印象の試合にはなりました。そして、それを実践できるような技術を持った選手が本当に相手には多かった。

今シーズンの、特にここ最近の浦和レッズユースが強みとして発揮していた前線でのキープ力からの相手ファールを受けてのゴールに近い位置でのセットプレーが、この試合では、かなり少なかった。キーになる選手が強みを見せるプレーエリアをかなりケアされていた。

試合終盤に相手の高い位置からのプレッシャーで中盤を省略した攻撃にさせられており、蹴らされる印象が強い中でのパワープレーや前線のポストプレーの上手い選手にも上手く収まらなかった。その打開策をプレーで見せようとしていた数選手の疲労が限界に近くなっていて交代させざるを得なくなっていた。

勝敗を決めたPK戦というのは、もう、どちらが勝っても仕方がないもの。ただ、1-1の引き分けという結果で終わった中でも、試合全体で言えば、局面で通用しなかったと感じた選手も多いと思います。その感じたことをどう生かすかが、これからより成長できるかどうかのポイントです。

勝負と言うところで言えば、技術や精度では相手の方が優っていた試合でしたが、この大会で特に際立っていた、中盤や高い位置で奪い取る守備というものは、この試合でもかなり相手を脅かしており、実際、攻撃のリズムが良くなかったところで、崩されて先制された後の二見健太のゴールは、高い位置で奪ってから、自らで決めた得点でした。

結果は、ここで敗退になったものの、運とか勢いではなく、「浦和レッズユースは強い」という評価が第3者からでもされるようなチームに今年はなっています。

正直なところ、この準々決勝までの戦いでは、相手チームの戦い方に怖さがないチームが多く、浦和レッズユースの現在地が図りにくいと感じていたのが本音でして、その点でも、今日戦った清水エスパルスユースは、怖さのあるチームでしたし、さらには、前回敗れた相手には絶対に負けないという気迫も見られた。

そういう、難しい相手に対しても、勝負のところでは、譲らず、課題も多く感じたものの、一つ、浦和レッズユースの強さのベースとなるものは、このレベルの相手に対してもかなり脅威になるということがしっかり確認できました。

今は、がっつり落ち込んで、落ち込みまくって、その悔しさをどのくらいの糧にできるかが、ここからの勝負ですね(ありきたりな言葉ですが。)

ではでは。

vs清水エスパルスユースメンバーと交代

GK30番鈴木彩艶、DFが左に3番林海斗、右に20番冨田蓮、真ん中に23番遠藤龍河と8番白土大貴、MFが左に24番山中惇希(後半39分⇒28番長田拓巳)、右に10番池髙暢希、真ん中に16番玉城大志と5番大城螢、FWが9番二見健太(後半13分⇒11番清宮昴大)と17番波田祥太(後半36分⇒4番大桃伶音)

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クラブユース選手権2018/07/26 浦和レッズユースvsヴィッセル神戸U-18 3-1勝利・・・またも完勝に近い内容で準々決勝へ!

どうも、ブクメです☆

グループステージ最終戦から決勝トーナメントのラウンド16は連戦ということで、ここを乗り越えると、ここからは、試合ごとに1日空くため、疲労の蓄積などもありますが、なんとか踏ん張って戦ってほしい状況。幸い、天候気候としては、グループステージ初戦の猛暑から、試合ごとに少しずつ暑さと言うところでは、和らいでいく(死ぬほど暑いから、普通に暑いになっていった程度w)流れで来ており、ラウンド16の試合では、曇り空で涼しいとまでは、言えないものの、試合に影響があるほどの暑さとはかけ離れた、比較的良いコンディションになりました。

さてさて、この大会の、前橋総合運動公園での試合の時には、どんなこと自分は書いていたかなと昨年のブログを見て見たら、大体同じようなことを書いているのですが、スタンドからピッチまでの距離がやや遠くなるものの、確率的にはそれほど高くない、この会場での試合ながら毎年1試合は、ここで試合をやっているというイメージがあるため、ここで試合があると「全国大会だな~」という感想を持つように勝手になってしまっています。

今日も、そんな感じで、ここに来るといつも一番上で立ってみるのですが、この試合もそんな感じで見させてもらいました。良い意味でリラックスして。

応援する側としたら、選手を鼓舞して負けないようにとにかく勝つことだけに集中して見るぞという感じになるべきなのでしょうが、今大会は、若干不思議な感情がまとわりついています。相手が調子が悪ければ良いなとか、運よくでも点が入れば良いなとか、その真逆で、今年の浦和レッズユースの勝負強さを自分の中でも確固たるものにしたいのか、具体的に今の浦和レッズユースのどこが強いのかを見つけていきたかったので、「相手は凄く強くて、強烈な個を持ったような選手がいて、厳しい試合になるくらいがちょうど良い」という思いが何だか強くなっています。

その点では、この試合の対戦相手のヴィッセル神戸U-18というのは、地域が全然違うので、あまり浦和レッズユースが対戦するという試合を見たことはないにしても、昨年のこの大会のグループステージ最終戦で戦った印象や、ジュニアユースの全国大会の会場で少し試合を見たことがあって、その時の印象からすると、そういう期待ができる相手ではあったのですが、結論から言うと、関西のチームからよく見られるような気迫とか(良い意味での?)怖さとか危なっかしさとか、そういうものも感じられませんでしたし、試合自体も、今の浦和レッズユースの守備を脅かすようなプレーも危険で大胆な試みもほとんどされませんでしたし、そういった意味では、少し残念な気持ちもありました。

では、試合の話に移ります。

vsヴィッセル神戸U-18メンバーと交代

GK30番鈴木彩艶、DFが左に3番林海斗、右に20番冨田蓮、真ん中に8番白土大貴と23番遠藤龍河、MFが左に24番山中惇希(後半40分⇒37番堀井真海)、右に10番池髙暢希(後半40分+2分⇒26番南濵優大)、真ん中に16番玉城大志と5番大城螢(後半30分⇒21番縄田脩平)、FWが9番二見健太(後半18分⇒11番清宮昴大)と17番波田祥太(後半27分⇒4番大桃伶音)

となります。

前半スタートから、サイドからの攻撃で多くチャンスを作る浦和は、1分に右前線でボールをキープした10番池髙暢希が攻撃参加する20番冨田蓮に落としてサイドからのクロス、続いて5分には17番波田祥太がサイドに流れてクロスを上げコーナーキックを獲得、10分には、10番池髙暢希の右サイドからの突破からゴール前に入る9番二見健太へのパスは、惜しくもオフサイド(サイド攻撃ではないが、直後の23番遠藤龍河からのパスに抜けだして9番二見健太が放ったシュートは、かなり惜しかった)と、サイドからの攻撃で相手ゴールに迫り、更に、この大会通じて目立っている、ペナルティエリアに近い位置でのボールキープや粘りからの相手ファールを受けてのフリーキックや、サイドの仕掛けからのコーナーキック獲得など、セットプレーのチャンスが、この試合でもかなり多く、6分のコーナーキックからの16番玉城大志のクロスを23番遠藤龍河がヘッドで狙った場面など、そのセットプレーから相手ゴールを脅かすプレーも多くなりました。

攻撃面では、10番池髙暢希のキープ力が試合ごとに更に強さを増していき、13分には、そういうキープした形から17番波田祥太にラストパスを送り、ゴールにはならなかったものの決定機を演出します。

攻勢の中で、迎えた前半17分に10番池髙暢希の仕掛けから相手キーパーが対応しきれずに中途半端に弾いて浮き球が、ちょうどペナルティエリア内の良いポジションに入っていた17番波田祥太のところにこぼれ、これをダイレクトで決めて先制、1-0とします。

前節に引き続き、嗅覚と言うか、来そうなところに入っていたことでの見事なゴールとなりました。

前半33分には、17番波田祥太のキープから左サイドに流れる24番山中惇希につなげ、持ち上がって左サイドからのクロスを10番池髙暢希がシュートを狙った場面も惜しかった。

ほとんど相手に危険なシュートを放たれることのなかった前半ですが、唯一の決定機は、相手シュートが枠を捉えず失点は免れます。

前半を1-0で折り返し、迎えた後半、1点を追う相手の激しい攻撃が・・・となるムード作られる前に9番二見健太の仕掛けからペナルティエリアで倒されてPKを獲得。

このPKを10番池髙暢希が難なく決めて2-0とします。

後半4分には、3番林海斗の左サイドからの攻撃参加し、24番山中惇希からのパスを受けクロスを上げて17番波田祥太がディフェンスと競り合う形でゴールを狙うも、ここは、ファールの判定。

後半9分には、前線への突破を試みた9番二見健太へのパスがこぼれる形でキーパーと1対1になる決定機を作りキーパーは交わしてゴールに流し込もうとするも、ギリギリで戻った相手ディフェンダーにクリアされてゴールならず。

そこで得たセットプレーのチャンスで、16番玉城大志からのクロスを24番山中惇希が受けて、23番遠藤龍河がゴールを狙う惜しい形を作ります。

直後にも思わず、「その位置からのヘッドでなんであれだけ強いヘディングをできるんだ」と一緒に見ていた方から言葉が漏れた(私もそう思っている)、ペナルティエリア外くらいからの5番大城螢のヘディングシュートなどありつつ。

試合展開としては、こんな感じで相手は、もちろん2点ビハインドで後半はゴールを狙いに来ているとは思いますが、そのほとんどの攻撃を浦和の守備陣と中盤の選手などの連携で跳ね返しつつも、何度かは、危険な場面を作られることも出てくる時間の中で、まずこの試合を左右したのが、後半18分の相手の真ん中からの仕掛けに対して、守備陣が並んで下がってしまい、シュートコースが空いてしまったところで放たれた決定的なシュート。これを30番鈴木彩艶がスーパーセーブで防ぎ、失点を免れます。ここで決められていたら、相手が勢いに乗っていたかもしれないとも考えつつ、ペースを相手に渡さずにその後もできていたものの、後半29分に結局相手にゴールを許してしまい1-2の状況になったのですが、今年の浦和レッズユースの本当に強いところが、こういう展開になっても崩れないところなんですね。

更に、グループステージのモンテディオ山形戦同様に、後半途中から投入された11番清宮昴大の追加点は大きかった。

相手ディフェンダーとキーパーの距離がやや空いたところで、そのスペースにパスが出された時に、11番清宮昴大が猛ダッシュ、相手キーパーも飛び出してクリアしようとしたものの、僅かに11番清宮昴大が先に追いつきゴール!

残り10分ほどとなった後半32分(この試合は40分ハーフ)で再び2点差に開いたことで、より浦和レッズの集中力も増し、とにかく点を取らなければならない相手の攻撃で34分にゴール右隅の難しいコースへの決められてもおかしくないようなシュートを30番鈴木彩艶が、見事な反応ではじき出し、このピンチの場面を防いだことで勝負あり。

試合全体を通して、ペースを握った浦和レッズユースの快勝となりました。

28日には、準々決勝で清水エスパルスユースとの対戦になりますね。

既にプレミアリーグで1度対戦している相手で、アウェイで足を運べた方も少なかった中で、今シーズンのチームの躍進の可能性を強く感じさせてもらった、見事な逆転劇の試合。

クラブユース選手権で敗れた三菱養和SCが勝ち上がってきたほうが、今度こそ倒してやるというモチベーションが作りやすいのでやりやすいという声も聞こえてきましたが、それとは逆の、前回の敗戦の借りを返してやろうと、強い気持ちで向かってくることが予想される清水エスパルスユースということで、やりにくさも確かにあるかもしれませんが、その試合に足を運べた数人のサポーターからすると、あの試合での興奮するようなプレーを今度は、多くの方が見られるところで見てもらえるので、その方が良いという考え方でまとまりましたw

ここからの相手は、強烈で手ごわい相手であってほしい。そういう相手とギリギリの戦いをすることで、昨年果たせなかった優勝が見えてくる。

より貪欲に!

ではでは。

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クラブユース選手権2018/07/25 浦和レッズユースvsコンサドーレ札幌U-18 3-1勝利・・・有利な条件の相手を一蹴、決勝T進出

どうも、ブクメです☆

決勝トーナメントの対戦相手と場所が決まってからブログ書こうと言うことで仕事してたら、書き始めが遅くなりましたw

前橋総合運動公園でヴィッセル神戸U-18との対戦ですね。下増田の確率が高い中ですが、浦和レッズユースの夏の全国では、前橋総合運動公園がかなり高い確率で入ってきますね。前橋総合になりそうだとサポーターの方と話していたら、やはりそうなったり(NTT図南はなんとなく嫌だと言っていて、そういう話題出すとなるからやめよう見たいな話もしてましたがw)

そんな頻度の多い、前橋総合運動公園なので、この会場では、嬉しい勝利の記憶も、悔しい敗戦の記憶も色々残っています。

今回は、嬉しい記憶にしてくれそうだというくらい、チームにエンジンがかかりまくってますね!

そして、天気予報を見る限りは、曇りで30度に届くか届かないかということで、猛暑という余計な動きを鈍らせる要素も少なくなりそうで、少し安心しています。

ということで、グループステージ第3戦。第2戦で快勝した浦和レッズユースでしたが、第1戦勝利した2チームの対戦が引き分けでアビスパ福岡とコンサドーレ札幌が共に勝ち点4まで伸ばしていて、コンサドーレ札幌は、引き分けでも突破が決まるという、浦和レッズユースにとっては、勝利しないと敗退がかなり濃厚になるという、ある意味追い込まれた状況での試合となりました。

この試合も、昼過ぎには結構気温は、上がったものの、試合の時間帯は、曇りベースで多少はプレーしやすい気候になっていたのかと思います(猛暑を考えればマシというレベル。)

ということで、試合の話に移ります。

vsコンサドーレ札幌U-18メンバーと交代

GK30番鈴木彩艶、DFが左に3番林海斗、右に14番柳田大輝(後半スタート⇒20番冨田蓮)、真ん中に8番白土大貴と23番遠藤龍河、MFが左に24番山中惇希(後半35分⇒26番南濵優大)、右に10番池髙暢希、真ん中に16番玉城大志と5番大城螢(後半30分⇒2番北村龍馬)、FWが17番波田祥太(後半26分⇒37番堀井真海)と11番清宮昴大(後半18分⇒4番大桃伶音)

となります。

ここ最近は、年末のGO FORくらいでしか対戦する機会があまりないコンサドーレ札幌U-18ですが、かなり前に浦和レッズユースがプレミアリーグ初年度に戦ったときの強烈な攻撃陣に苦しめられた時の相手のイメージが未だに残っていて、それに加えて、相手は引き分けでもOKという状況になっていたことで、かなり難しい試合になることも考えていたのですが、試合開始早々から、その心配は消え去るくらい終始浦和ペースの試合となりました。

相手の攻撃陣の特徴を気にする前に、浦和の攻撃の時間が多くなり、おそらく攻撃の起点になる選手だろうなと思われる選手を自由にさせない浦和の守備の良さもあったとは思いますが、相手の全体的な動きが重いというか、浦和の攻撃の潰さなければならい選手のところへのプレッシャーもそれほどなく、攻撃の際には、コントロールが上手く行かなかったりすることも多い。

もしかすると、暑さで疲労が蓄積されたピークの状態になっていたのかなと感じるところも実はありました。

開始早々から、14番柳田大輝のロングフィードに17番波田祥太のポストプレーから24番山中惇希につながればと言う展開や、2分の24番山中惇希の枠を捉えられなかったものの思い切ったシュート、5分の5番大城螢のロングスローを受けた11番清宮昴大の前線での粘り、6分に相手の攻撃を摘んだ3番林海斗が16番玉城大志につなげて前線に供給し、これを前線で11番清宮昴大がしっかり収めて仕掛ける形、7分の10番池髙暢希の相手のプレスが甘いとわかったところで力強いドリブルでの突破から、大きく左サイドに展開し、前線のスペースに走っていた3番林海斗に通して、クロスが合えばという惜しい形などなど、相手ゴールに迫る場面を多く作ります。

特に、前節途中出場で存在感を示してこの試合スタメンだった11番清宮昴大が前線へのパスをしっかりキープできていたことが大きく、それによって、前線に入った時に17番波田祥太が、11番清宮昴大を意識しながら、ボールが収まったところで、相手の激しい守備にあっても、粘ってパスを受けたり、こぼれたところにいち早く反応して17番波田祥太が、そのチャンスを生かして仕掛けるという形も多かったように感じます。

前半9分には、相手の早い仕掛けで決定機を作られた場面もあったものの、ほとんど相手の思うような攻撃をさせずに攻撃を繰り返した中で先制ゴールが18分に生まれます。

直接でも狙えるし合わせる形もある良い位置でのフリーキックを獲得し、ちょうど、今年のチームはセットプレーで良く得点が入るという話を一緒に見ていた方としつつ、でも直接はあまり入った記憶がないですね~、みたいな話をしていたところで、10番池髙暢希が直接決めるという形。お見事でした。

*すごくわかりにくいですが、フリーキックを10番池髙暢希が決める時の蹴る瞬間。

先制点の後も、23分の24番山中惇希のインターセプトから11番清宮昴大に当てて、いったん下げて16番玉城大志からの右サイドの10番池髙暢希につなげるテンポ良い攻撃でチャンスを作ったり、25分の11番清宮昴大の前線でのキープから17番波田祥太につながっての仕掛け、26分には10番池髙暢希が右サイドをオーバーラップする14番柳田大輝にヒールキックでパスを通し、抜け出しての惜しいクロス。

27分のセットプレーでは、10番池髙暢希のクロスに23番遠藤龍河がヘッドで狙う惜しい形。

特に惜しかったのは、31分の10番池髙暢希からの折り返しのパスを11番清宮昴大が受けて放ったシュートで、僅かにゴールをそれるシュートでした。

前半の終盤には、相手チームの攻撃の回数が増える場面があり、一瞬やられたように見えたループシュートを狙われた場面などありましたが、相手の反撃ムードを止める浦和の追加点が、前半終了間際に生まれます。

右サイドからの攻撃で、ペナルティエリア内のファーサイドの方に走りこんでいた17番波田祥太へのクロスだったか、もう少し手前を狙っていたかもしれませんがクロスに対して相手がクリアできず、17番波田祥太のところまで届いたところで、このチャンスをしっかり決めて2-0とします。

*ゴールを決めて喜んでいる17番波田祥太と24番山中惇希。他の方の写真でツイッターなどでも流れていましたが、ゴール決めた瞬間の17番波田祥太の決めたぞアピールは、なかなか良かったですw

ということで、相手にとっては引き分けでも良い状況を考えると2点差が安心とは言えないものの、試合内容でも、経過でも、運動量でも、浦和が完全に優る形で前半終了。

後半、点を取らなければならない相手がどのような戦いをしてくるかと気にして見ていたところ、おそらく、交代メンバーを見る限りは、浦和の右サイド、相手の左サイドからの仕掛けでチャンスを作っていこうという交代に見えたのですが、やはり、相手の攻撃の怖さを感じる前に、浦和の守備が硬く相手に自由に攻撃させず、それでも、相手の2番の選手が仕掛けた時などに何度か危険な場面を作られたり、交代で入っていたサイドバックの4番の選手が攻撃参加できたときなどは、やや危険な形を作られかけたものの、後半から出場して右サイドバックに入っていた20番冨田蓮が対応して、相手のスピードある突破を遅らせて、あとは、味方が囲んで奪うみたいな、そういう守備ができていたことで、相手が勢いづくようなプレーをさせなかったのも大きかったと思います。

後半は、よりサイドバックの選手の攻撃参加が増えたり、中盤真ん中の5番大城螢が右前線のスペースに流れて行ってパスを受けて攻撃など、前半以上に相手の守備が対応に困るような攻撃の形が増えていく浦和と言う感じで、3点差にしたら試合自体は決まりだろうなというくらいの雰囲気になっていたところで、迎えた17分にドリブルを仕掛けてペナルティエリアに侵入した17番波田祥太が倒されPKを獲得。

このPKのチャンスを10番池髙暢希がなんなく決め3-0とします。

20180725003

*10番池髙暢希がPKを落ち着いて決める(真ん中に蹴っていたぽい!)

その後、パワープレーではない形のため、ロングボールが少ない状況ながら、4番大桃伶音が交代で前線に入り、高さだけではなく、流れながらボールを受けて仕掛けるようなプレーもありつつ(もちろん高さでの強さも見せていた)、3番林海斗の惜しいシュートだったり、26番南濵優大が入ったところで、ボランチの位置に上がった8番白土大貴が途中交代で入った、37番堀井真海からの折り返しのパスを受けて、ポストを強烈に叩くような、かなり惜しいシュートを放ったり、終盤に1点は返されたものの、終始浦和の強さが目立つ形で3-1での勝利となりました。

今日の試合の何が凄かったかと言うと、疲労が蓄積する3試合目で色々な選手が起用はされているものの、出場時間自体はかなり長くなっている選手も多い中で、その3試合目の試合の終盤のところで、そう言った選手たちが、動きの質を落とすことなく、むしろ、気が付けば攻撃参加してゴールを狙って惜しい形まで作っていたりするというところ。

これが今年の浦和レッズユースの勝負強さの要因の一つとは言え、試合の終盤にギアを一つ上げられるところが凄いなと。

コンサドーレ札幌U-18は地域の関係もあり、ほとんど見る機会が最近はないため、この試合では、本来の強さが見せられなかったのかもしれませんが、そういった点で、かなり浦和がわかりやすく優ってしまった試合だったのかなとも思います。

暑さ対策も、今日はついにクーリングブレイクの時に扇風機を持っている選手もいたりしましたし、ドリンクのボトルに保冷用の反射シートを巻いていたり、そういったチームとしての暑さ対策含めたコントロールがしっかりできていることが、ここで差につながったのかなと思います。

追い込まれた状態だったのに、本当に見ていて安心感のある試合を見せてもらいました。

ということで、これでグループステージは終了。2位で突破し、グループ1位通過してきたヴィッセル神戸U-18と決勝トーナメント初戦で対戦することになりました。

ここからは、またグループステージとは違った難しさのある戦いになりますが、今日のような戦いをすることができれば、どんな相手でも倒せます。

連戦になりますが、明日も今日のような戦いを見せてください!

楽しみです!

ではでは。

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クラブユース選手権2018/07/23 浦和レッズユースvsモンテディオ山形ユース 3-0勝利・・・守備の硬い相手を見事粉砕

どうも、ブクメです☆

ピッチによって観戦環境がこれだけ違うのだと感じた大会2日目。昨日は、ピッチCでネット越しに前から強い日差しを受けて見るような環境だったのですが、それとは打って変わって今日のDピッチでは、ネットに囲まれていない箇所から見られ、テントもピッチに近い位置張ってあり日影の中で観戦太陽も後ろから、そして湿度が若干低めで強い風が吹いていたということで、昨日の止まらない汗の中での観戦は何だったのかと思ってしまうレベル。

でも、ピッチでプレーする選手にとっての環境は、過酷なまま。

さてさて、今日の浦和レッズユースvsモンテディオ山形ユースののクラセン公式ページに載っていた公式記録の以下がちょっと(そこそこ)気になってます。

プレーに影響があるくらいの強烈なピッチを横切る風、生えている芝は良質かもしれないけど、ところどころ緑でないものが見えまくっているピッチだったと私には感じ、見えたのですがw

ということで、クラセン2日目です。

他地域の現在の力関係というのは、わからないものの、冷静に見つめてみると、グループステージにして、アビスパ福岡U-18とコンサドーレ札幌U-18というユースにおける強豪チームと同居するグループって結構厳しいよなとふと感じつつ、初戦でその中の1チーム、アビスパ福岡U-18に敗れた浦和レッズユースにとっては、今日のモンテディオ山形ユースとの一戦は、引き分けも許されないような試合となりました。

終わってみて試合全体を考えると、対戦相手のモンテディオ山形ユースの守備力の高さを随所に感じたため、得点が奪えないままに時間が過ぎるという試合展開に持ち込まれていたら結構大変だったのかなと思う部分もありますが、この試合は、試合の入りのところと早い時間で得点を奪えたことで、常に浦和ペースで試合を運べたところで勝負ありだったのかなと思います。

では、試合の話に移ります。

vsモンテディオ山形ユースメンバーと交代

GK30番鈴木彩艶(後半35分⇒18番西尾優輝)、DFが左に3番林海斗、右に14番柳田大輝、真ん中に8番白土大貴と23番遠藤龍河、MFが左に24番山中惇希、右に10番池髙暢希、真ん中に16番玉城大志(後半35分⇒35番根岸恵汰)と5番大城螢、FWが17番波田祥太(後半35分⇒21番縄田脩平)と13番與那覇航和(後半23分⇒11番清宮昴大)

となります。

開始早々から、ゴールを奪いに行く姿勢を見せた浦和レッズユースが、相手が落ち着いて守備に入る前に攻め込み、17番波田祥太のヘディングシュートなど惜しい形を作り相手ゴールに近いところで、セットプレーなど複数チャンスを作る中で、迎えた6分にセットプレーのチャンスから、24番山中惇希か23番遠藤龍河が絡んだチャンスだったと思うのですが、最終的に5番大城螢が決めて先制します。

今日の試合では、相手の守備が硬く、攻め込む回数は多いものの決定機を作る回数がそれほど多くなかったところでしたが、その分セットプレーを獲得する回数が多く、実際にゴールとしてはこのゴールのみでしたが、5番大城螢のセットプレー時の惜しい形というのが非常に多かったことが印象に残っています。

そして、横からの強風が結構影響を受けてしまうのかなと感じていたものの、思ったほど明らかに風の影響でという場面は少なく、この辺は、しっかり考えてプレーができていたのかと思います。また、前の試合では、やや味方との連携というより強引に行こうとしすぎている感もあった10番池髙暢希が、この試合では、味方を活かすようなプレーも入れながら、必要なところでは、相手守備陣が複数いても体の入れ方や、ボールの置き方などで突破するという形を見せており、その辺は、やはり前の試合では、初戦の難しさと、試合に対しての気持ちの入りすぎが招いたことだったのかなと、この試合を見ていると感じました。

そういう形でのプレーの一つを挙げると、15分の16番玉城大志からのパスを10番池髙暢希が受けた右サイドでの仕掛けのところで、右サイドバックの14番柳田大輝が追い越して前線に走っていったところをしっかり感じていて、10番池髙暢希が引き付けてキープしながら、14番柳田大輝につなげたプレーがありましたが、こういうところが、昨日とは全く違ったというか。

前半26分には、カウンターの形で今度は、14番柳田大輝を起点にした反撃で、10番池髙暢希が抜け出して一気に相手ゴール前に迫るという形になりました。

先ほども書いたように、この試合はとにかく、早い時間い先制できたことが大きかったなと思うのは、落ち着いてからの相手の守備には、かなり苦しめられる場面が多く、サイドの深いところのスペースを上手く埋められてしまうことで、両サイドから抜け出してクロスを上げて決定的にと言う形は、実際浦和もなかなか作らせてもらえなかったと言えます。相手の守備を褒めていますが、実際のところ、それでも浦和は、チャンスを多く作り、逆に、相手の攻撃に関しては、決定機もほぼ作らせていなかった浦和の守備の集中の方が見事だったとわけですが(たぶん、前半は、枠内シュートをほぼ打たせていない。)

そういう試合になったので、攻防としては、また別の面白さがあり、ボール奪取での対決が多くなったというか、気になったポイントでメモを取っていたのを今見ていると、13番與那覇航和が、相手の攻撃の起点を摘むインターセプトから反撃とか、24番山中惇希が球際激しく行き高い位置でインターセプトして展開とか、攻撃で特徴のある選手たちが、堅い守備から反撃を狙っていたであろう相手の攻撃のスタートのところで摘み取るようなプレーを多く見せていたのも印象的でした。

前半を1-0で折り返します。

後半に入ると、相手も点を取らなければならないということで、選手を2枚替えしてきたり、少し崩して仕掛けてくるのかなと思いつつ見ていましたが、攻撃の意識は高めたようですが、思ったほど点を取るためにリスクを負うようなプレーはなく、先ほど書いたように、相手の攻撃の起点のところを前線やサイドの選手たちも狙って摘み取るプレーが多くできていたことで、後半は、1,2度危険なシュートを放たれたものの、やはり相手に押し込まれなるような時間を作らせることなく進められていました。

後半の浦和の攻撃で印象に残ったところをいくつか挙げてみますと、9分のバックラインでパスを受けた8番白土大貴の低めの狙いすました縦パスで相手の隙間を縫って一気に前線の13番與那覇航和へつなげた大きな展開。強風の影響をまったく感じないような大きな展開(放り込みではなく、明らかに意図のある長い距離の正確なパス)は、見事でした。

16分には、10番池髙暢希がドリブルで仕掛け、スペースに抜け出した17番波田祥太へのパス。これが通れば大きなチャンスになるという場面でしたが、ギリギリオフサイドだったようです。

後半のクーリングブレイクの前くらいの時間帯には、浦和の攻撃陣がらしさを見せたプレーでチャンスを作る場面も増えており、その中でも、17分の24番山中惇希の突破は見事で、左サイドからドリブルを仕掛け、更に相手ディフェンダーを1枚はがしてペナルティエリア深くまで侵入して、最後の17番波田祥太へのパスがわずかに合わなかったものの、相手守備陣に苦労していた中で、見せるところではしっかり見せるプレーをこういう時間帯に作ったのは見事でした。

そして、やや相手が攻撃に行かなければならないところで、逆に浦和の攻勢が強まっていたクーリングブレイク後のタイミングで、長期離脱していた11番清宮昴大(夏の大会出場も厳しいかもしれないと聞いていたので、ここでの復活はかなり見ていた方してもテンションが上がりました)の投入で、前線が気持ちの面でも明らかに活性化され、迎えた26分には、その11番清宮昴大のサイドからの攻撃から、最後は17番波田祥太がゴール。勝利をかなり手繰り寄せる追加点を決め2-0とします。

この直後には、セットプレーのチャンスで5番大城螢のあとわずかという惜しいヘディングでの狙いがあったり、30分には、24番山中惇希のインターセプトから、17番波田祥太を経由し抜け出した11番清宮昴大へのパスは、僅かにオフサイド。

10番池髙暢希のドリブル突破は、相手が複数で取りに行っても奪えないくらいさえ渡っており、更には、枠は捉えなかったものの、こういう攻撃もあるとばかりに16番玉城大志がやや距離があるところからミドルシュートを狙う。

そして、試合の最終版・・・なんというか、私の癖と言うか、チャンスの時でも違うところを観察してしまうことがよくありまして、3点目のゴールを見逃してしまうという。。。

コーナーキックのチャンスから、11番清宮昴大がヘッドで決めての得点です、はい。

ということで、終わってみれば、3-0の快勝となりました。

ちなみに最近、書いてなかったので、書いておくと、守備側の選手の名前があまり上がらない時は、守備が凄く良かったということを意味しているわけで、3番林海斗、8番白土大貴、23番遠藤龍河、14番柳田大輝のバックラインでの守備は、試合を通してほぼ相手に決定機を作らせなかったということです。

ということで、前の試合では、ひねくれ者のブクメは、やや納得できないところを多く感じてしまっていたのですが、この試合と併せて考えてみると、やはり初戦の硬さや、まず失点しないところから戦おうとしてのあれだったのかなと思いますし、今日の試合では、今年の浦和らしい強さが出たのかなと思います。

指示もあるとは思いますが、選手間で考えて工夫してとか、そういうところが、特に今日のモンテディオ山形ユース戦では見えた気がします。

試合運び含めて見事でしたし、最後の畳みかけるところで、あれだけの運動量を前線の選手(スタートから出ている選手でも動きが落ちていなかったことに驚いている)ができるのも凄いなと。11番清宮昴大が前線に入ってから、もう1スイッチがチームに入ったのも目に見えてわかりました。

さてさて、同グループの初戦勝利チーム同士の試合が引き分けに終わったということで、最終戦が引き分けで突破できる可能性が限りなく低くなってしまいました。

アビスパ福岡U-18(勝ち点4)、コンサドーレ札幌U-18(勝ち点4)、浦和レッズユース(勝ち点3)、モンテディオ山形ユース(勝ち点0)

まあ、勝てば自力で突破が決まる試合。わかりやすいです。アビスパ福岡U-18が負けないと引き分けでの突破はないわけですし、そこを期待しても仕方がないので、勝てば良い。

願わくば、できる限り、暑くない状態で、試合ができることを。

初戦長い時間を戦った選手で今日出場しなかった選手もいますし、1日空きますし、疲労具合のコントロールも上手く行っているようにも見えますし、まずは、突破をかけたコンサドーレ札幌U-18戦に向けて、回復と良い流れを継続できるように意識を高めてもらい、突破を決めた勢いで連戦となる決勝トーナメントの初戦も突破と行きたいですね。

本当にお疲れさまでした。

細かいところですが、ピッチサイドに置くドリンクに反射シート(?)を巻き付けてドリンクが温まらないような工夫とか、初戦では、普段選手がやっているビデオ撮影をコーチがやっていたり、暑さ対策や、チーム一丸での戦いをしようとする工夫も色々見られており、そういうのを見ると、嬉しいです。

次の試合も楽しみにしています。

ではでは。

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クラブユース選手権2018/07/22 浦和レッズユースvsアビスパ福岡U-18 1-2敗戦・・・連戦なので気にしないことも大事

どうも、ブクメです☆

通常の全国大会のグループステージ初戦では、初戦の硬さとか、グループステージ3試合を考えた、対戦相手によっての戦い方とか、その辺を考慮されることが多いのですが、そもそも暑い群馬で「猛暑」の中で開催される大会という要素が加わり、試合時間もグループステージが35分ハーフになった、小さいようで大きい前後半合わせて10分(そもそもこの大会は、2連戦で1日休息日という過酷な日程で行われるため、グループステージは、前から40分ハーフではあったので、通常の公式戦の45分ハーフと比べると、合計で20分違うというのは、サッカーでは、かなり1試合におかえる考え方が変わるとも言えますね。)も各チームのグループステージの戦い方に大きく影響を及ぼしているようですね。

簡単に言えば、私個人的には、好きではない蹴り合いのサッカーにこの試合は、なったわけですが、この理由に「猛暑」「連戦」「グループステージ3試合を考えて相手によって戦い方を考える」となってしまうと、何も言えないわけです。

もちろん、選手のモチベーションの高さはプレーしている選手の表情を見ていれば伝わってくるのですが、ようやく今年になって、試合を作って、相手を崩して、ポジションも入れ替わったり、追い抜いて味方同士のパス交換で抜いたり、相手の裏を突いてサイドを抜け出して、決定的なクロスを供給してゴールに迫るとか、そういうことがほとんど見られない試合にはなってしまいました。

これも個人的な話ですが、そういうプレーとしては、後半10分の24番山中惇希が左前線に抜け出して、そこにきれいにパスが通り、鋭いクロスを供給し、そこに右サイドから2番北村龍馬が長い距離を走って混戦の奥からゴールを狙ったという場面くらいしか強く記憶には残っていないのですが、ここのプレーは見事でした。

ただ、確かにそういう戦い方を、この猛暑の中で続けていくのはきついのかなとも感じました。

戦い方がロングボールなので、交代で入ってきた選手の特徴があまり生きる場面もなかったようにも感じましたし。

あとは、こういう試合になったところで、自分で突破してやるという気持ちが強い選手がいて、それが効果的に働くところもありつつ、味方が見えないくらいに常に相手ディフェンダーが人数足りているところにも突っ込んでいくようになっていたりもありましたが、自分で突破してやるという気持ちは必要なので、続けてもらいつつ、もう少し味方を見られると良かったかなとも思います。

こういう試合の中で、やはりセンターバックに入っていた8番白土大貴の落ち着いた判断と危機察知してのカバー能力などは、光っていたと思います。

試合自体は、後半13分に、セットプレーのチャンスから誰のヘディングだったかは確認できなかったのですが、ヘディングシュートがバーを叩きそのこぼれを狙った17番波田祥太がファールを受けて獲得したPKを10番池髙暢希が落ち着いて決めて1-0と先制。

その後、私が見ていた位置からは、本当に1本の電柱によって、その場面だけ切り取られたかのように見えなかったのですが、ハンドが合ったらしくPKを取られて後半18分に1-1とされ、後半27分に相手10番だったかと思いますが、幅を上手く使って揺さぶられながら、ゴール前に上げたボールを打点の高いヘッドで合わせれて失点し、1-2とされ、35分ハーフなので、ここからの残り時間が既にアディショナルタイム入れても10分程度しかないという状況となり、結果的に、試合はそのままのスコアで終了し、1-2で初戦敗れるという結果になりました。

私は、割と(ご存知のようにですかねw)捻くれていまして、この試合の戦い方には、あまり納得できていないので、正直なところ、早く第2戦が見たいです。

第2戦での戦い方も見て、この初戦がどういうものだったのかを考えたい。

プレーしている選手と同様に、連戦ですし、グループステージは3試合で2位以内に入れば良いだけなので、次にさっさと切り替えてしまっても良い。

見る側の私としても、第2戦で、本当に意図が見えてくるだろうと切り替えておきます。

vsアビスパ福岡U-18メンバーと交代

GK30番鈴木彩艶、DFが左に3番林海斗、右に2番北村龍馬(後半29分⇒37番堀井真海)、真ん中に8番白土大貴と23番遠藤龍河、MFが左に10番池髙暢希、右に20番冨田蓮(後半7分⇒4番大桃伶音)、真ん中に16番玉城大志と5番大城螢、FWが17番波田祥太と24番番山中惇希(後半24分⇒9番二見健太)

となります。

ではでは。

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埼玉S2リーグ 2018/7/21 浦和レッズユースB vs 市立浦和高校 1-2敗戦・・・試みか、勝利か、暑さと、難しさと。

どうも、ブクメです☆

割と、というか、かなり円陣の写真を載せることが多いのですが、この写真は、いつもと少し違った意味で気に入っています。理由は、28番長田拓巳の片足が上がっていること。気合入ってたんですよね。円陣組んで、オー!とやる時に足上げてた。こういうちょっとした気持ちのところ、私は結構好きだったりします。

さてさて、困ったものですね、今年の夏は。

暑い中でも頑張れとか、そういう度を越えている。どうしても、暑さを考慮した戦い方で消耗を抑えないと、大変なことになるという。

明日からスタートするクラブユース選手権@暑い群馬!での試合が暑さを考慮して、試合時間が短くなったり、2試合目が11時20分キックオフになったり、ある程度の配慮がある中で、今日の試合は、13:30キックオフが前の試合が若干押して、2時近くのキックオフ。そう、最も気温が上がる時間帯の試合ですね。

本当に、観戦する側が倒れたらどうしようもないと思いつつ、浦和南高校の試合の場合は、敷地内だと、試合の流れがわかりにくい感じになるため、歩道橋の上からの観戦を強行してしまったのですが、ただ見ているだけなのに、水分もしっかりとっているのに、滝のような汗が止まらず、しかも、ハーフタイム前には、テニスでおなじみの(w)トイレットブレイク(腹痛になりました。)ということで、前半残り5分ほどを見ておらず、位置的に校舎に行くよりも、駅方面に戻ったほうがトイレが近そうということで、行ってみたら、駅横トイレが暑すぎてよりダメージを受けるなど、色々ありましたが、要するに前半残り5分ほどは、見られていません。

どこまで集中して見られていたかも、定かでないのもなんか、悔しいところです。

はい、前置きが長くなりました。

冷静に考えたら、なんで市立浦和高校のAチームがS2のカテゴリで戦っているのかが冷静に考えると若干謎だなと試合を見始めて、このカテゴリで多くのチームがやってくるようなスタイルと全く違った、攻撃の形などが、それぞれが頑張って跳ね返せばよいというものではなく、しっかり研究してしっかり対応して行かないと、裏を突かれる、1枚が簡単に飛び込むと、かわされて抜かれる、そういう攻撃陣がいる相手。

更に、明日からクラブユース選手権がスタートするということで、思った以上に少数精鋭という。

vs市立浦和高校戦メンバーと交代は、以下

GK25番石塚悠汰、DFが左に36番福島竜弥(後半37分⇒33番舘澤佑磨)、右に27番清水哲太、真ん中に40番山田奈央と19番清水楽人、MFが左に15番石橋遼大、右に38番松村大也、真ん中に39番盛嘉伊人と22番佐藤陸人、FWが28番長田拓巳と12番千葉希(後半42分⇒42番山本陽生真)

となります。

最初に書いておきます。基本的に、仕組み上Aチームとか、Bチームとか書いていますが、既にS2リーグからプレミアリーグに出て結果を出している選手もいますし、見ていたら、ずっとS2リーグだけど、どうしてチャンスが与えられないんだろうというくらいの存在感になっている選手もいる。わかりやすく個がある選手もいるのも確かですが、Aチームだから上とか、Bチームだから下とか、そういう考え方では基本的に見ていません、というか、そこに楽しさを感じて育成のカテゴリのサッカーを見てはいない。

どちらかというと、浦和レッズユースに所属している選手は、既にポテンシャルがあって、特徴特長があって、もちろん直さなければならいないことも色々あり、課題がある選手も多いですが、みんなプロになれるという考え方です。そこまでのの道のりとか、どうやって引き出されていくのかを見たい方だし、できれば、自分が見出したいとも思っている。

だから、育成のカテゴリを見る時は特に、この選手がいないと勝てないという考え方も好きではない。

それを踏まえて、例えば、今日のようにS2の中では、ちょっと違うなと感じるようなチームであっても、浦和レッズユースの臨む最高峰のリーグがS2であり、今の中心メンバーを軸にあまりにも多い選手の入れ替えもなく、相手チームの研究なども含めて、ここが頂点で戦っていて、準備して臨めていれば、普通に勝てる相手だったと思っていますし、見ながらそう考えていました。

結果的には、今日の場合、こういう相手でも試してみる方をやったので、相手が来た時には難しくなったのかもしれないと。

でも、危ない場面は多かったものの、勝負と言うところでは、勝てる可能性もある戦いを見せられていたのは、今年の浦和レッズユースの全体のチームに感じられる勝負強さの部分なのかなと感じています(今日は、逆転されましたが、相手の攻撃に対応できずに相手が攻めてきたときには、かなり危険な場面を作られまくっていた中で、ビハインドを背負う形で、そのままやられてもおかしくないところで追いついたという、勝ち負けでは負けですけど、勝負強さを感じました。言葉おかしいかw)

それらを踏まえての、「浦和レッズユースとしての一番重きを置くリーグがプレミアリーグで、そこがベースとなっている中でのS2リーグににも参加することの難しさ。」を勝手に感じていた試合です。

暑くて頭がボーっとしていた時間もあったものの、そういう印象だけは、今でも強く残っているな~と。

試合の入りは、悪くなく、開始から38番松村大也の仕掛けから、前節のミドルシュートのように27番清水哲太がミドルシュートで狙うような形だったり、28番長田拓巳の前線からのプレスで相手のクリアミスを誘いチャンスを作る場面、12番千葉希から36番福島竜弥への横パスから抜け出した28番長田拓巳へのパスが通り、シュートまで持ち込む場面、27番清水哲太のインターセプトからの右での関係性で走り出した38番松村大也にパスを通しての仕掛けなど、最初の10分くらいは、相手ゴールに迫る形が多く作れていました。

また、最初に「試み」と書きましたが、おそらくこれまでは、あまりやってなかったと思うのですが、この試合では、39番盛嘉伊人と22番佐藤陸人が中盤の真ん中2枚として入り、4バックの両サイドが高く取り、より攻撃的になる形を作りながら、ある時は39番盛嘉伊人が下りてバックラインに入り、ある時は、22番佐藤陸人がバックラインに入り、3バックのような形になるという入れ替わりをやっていました。

これが上手く行っていたかどうかと言うことになると、相手の攻撃陣が思った以上にキープと突破ができ、良い距離感でパス回しで崩しに来る、不用意に寄せると裏へパスを出されそのスペースに走りこまれるということで、もし、この形を、試合含めて長くやっていれば、良かったかもしれませんが、この試合では、なかなか思うように行かず、逆に相手の攻撃が勢いづくきっかけになってしまったかもしれません。でも、視野広く展開ができる39番盛嘉伊人が下がったところで受けて味方の動きを見て、一気に展開できると、これまでにない攻撃パターンにもなるでしょうし、22番佐藤陸人が下がることで、バックラインでパス回しで強弱をつけることもできるでしょうし、面白いと思います(これが、常にS2でこのメンバーで試せるかがわからないのが難しさ。)

個人的には、今後この形が洗練されてくるとどうなるかという楽しみは残りつつ、試合自体は、10分あたりから相手が攻撃された時に連携が合わないなどが見え、裏を通されてキーパーと1対1の場面を作られて、ギリギリのところでディフェンダーが跳ね返す場面があったり、それ以外でも前線でキープされた時に、一人で飛び込んでかわされてその後ろのスペースに味方がカバーに入れないなど、相手の攻撃に振り回されるような場面が増え、17分に失点。

展開だけ見ていると、厳しい展開がここから待っているかと考えてしまうところもありましたが、前線でのプレスで相手のミスが割とよくある中で、28分に38番松村大也が高い位置でプレスをかけてインターセプトに成功し、28番長田拓巳にパスを通し、このチャンスをしっかりものにして1-1の同点に追いつきます。

相手の反撃を受けた時の対応は、かなり後手後手になっていたものの、相手ゴールに向かったときの浦和の迫力は大したもので、同点ゴール後には、28番長田拓巳が前線でパスを受け、いったん22番佐藤陸人へ下げると、そこから左サイドを走る15番石橋遼大につなげて、シュート。キーパーが弾いてコーナーキックのチャンスを獲得したり、12番千葉希での仕掛けから、28番長田拓巳へパスを通して、惜しいシュートを放つ場面を作ります。

直後の反撃でサイドから切り込まれて危険なクロスを上げられるも25番石塚悠汰が好セーブするなど、反撃を受けると良い形まで持っていかれてしまうという場面は続きます。

40分くらいには、セットプレーのチャンスで39番盛嘉伊人からのクロスのこぼれを28番長田拓巳がシュートし、クロスバーを叩いてゴールに入るかという(私からは遠かったので、細かいところはわからなかった)惜しい形に見えましたが、混戦のところでファールがあったようです。

その後の前半は、私は、トイレットブレイク(すみません)で離れましたが、ここでの得点の動きはなかったようです。

後半も展開としては、前半と同様で、ハーフタイムで指示はあったと思いますが、やはり相手の攻撃陣を抑えることができずに、後半開始早々からシュートは外してくれたもののキーパーと1対1になる場面を作られる難しい入りとなり、守勢に回る展開が多くなりながらも、28番長田拓巳のプレスからミスを誘いカウンターにつなげるなど、前線が暑さで体がきつい中で、あきらめずにプレッシャーをかけることで、反撃の機会自体は作ることができていました。

後半の35分くらいには、おそらく、バックパスをキーパーがキャッチしたという判定だったと思うのですが(くどい様ですが、後半の相手の攻撃側は遠くて細かいところがわからない)ペナルティエリア内で間接フリーキックという場面もありつつ、ここは、相手が一人がボールを少し動かして味方が誰も触らず、かっさらってそこからカウンターに移るという不思議な状態があったりしつつ、終盤は、相手の攻撃を耐える時間が続き、なんとか耐えていたものの、最後の最後で決められてしまい、敗戦となりました。

細かい点では、やはりこれまでは、通っていたようなパスのパスコースを読まれてカットされたり、中盤でパスを受けて展開する前に囲まれて奪われるという、より素早い判断が要求されるところで、相手の方が優ったという場面も多かったように感じます。

もちろん、負けの言い訳にはなりませんが、こういう相手が強い時に「暑さの影響」を考えてしまうような状況と言うのは残念です。

ある程度、まともな気候でお互いに試合をできていればどうだったのかとか。

次の市立浦和との再戦の時には、試合がしやすい気候になっているので、そういう条件下でぶつかりあってほしいなと切に感じました。

暑い日の一番暑い時間の過酷な条件での試合、本当にお疲れさまでした。

ではでは。

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埼玉S2リーグ 2018/7/16 浦和レッズユースB vs 埼玉平成高校 2-1勝利・・・短時間で印象の残るプレー。気迫の逆転勝利!

どうも、ブクメです☆

おなじみのレッズランドのネット越しの写真しか撮っておらず、見辛くてすみません。

昨日のプレミアリーグに引き続き日曜日は、埼玉県S2リーグを観戦してきました。昨日の駒場スタジアムでの試合も17時キックオフだったのですが、昼間の気温が上がりすぎているここ最近の日本の夏を考えると、17時キックオフくらいでようやく涼しくなってくる感じで助かりましたね。

昼間が暑すぎるここ最近の日本なので、今後は、Jリーグなどに限らず、下部組織などの試合も夏場は、夕方から夜に開催できるような仕組みになっていくのが現実的にプレーする選手にとっても観戦する側としても必要になってくるのかと思います。日本代表の活躍で日本サッカー協会にお金がたくさん入ったようですし、ナイター設備の助成をがっつりお願いしますw

さてさて、浦和レッズユースBで臨んでいるS2リーグでの戦いは、特に対戦相手がAチームで来た場合には、主導権は握れても、なかなか簡単には崩し切れない難しさと、試合運びのところで、3年生中心の相手のチームの方がうまく、劣勢の中でも取りどころで少ないチャンスで得点を奪われてしまい、前節のように引き分けに持ち込まれたり、終盤で逆転をされるような試合も出たりしています。

それでも、メンバーが絶えず入れ替わり、1つのチームとしてのベースを作って戦っているプレミアリーグと比べて明らかに別の点での難しさをかかえる状況下ながら、基本的には、どの相手に対しても、相手主導で圧倒されるという試合なく戦えているのは、さすがだなと毎試合感じているわけです。

ただ、今日の試合に関しては、背景の細かいところまでは、わからないものの、若干チームの中でのメンバーでのモチベーションに差があるように感じられたのも事実です。

前日のプレミアリーグの試合と比べたら、確かに3つ下のカテゴリの試合にはなりますが、基本的に、足を運んだユースを応援しているサポーターの見方は同じで、それぞれの選手の動きや表情を見ながら、S2リーグとしての結果を残しての昇格を目指してもらいながら、それぞれの選手からの発見を楽しみにしているわけです。だから、カテゴリ下だからという、緩いプレーは見たくないですし、アピールもしっかりしてもらいたいと考えて見ています。

ということで、試合の話に移りますね。

vs埼玉平成高校戦メンバーと交代は、以下

GK25番石塚悠汰、DFが左に19番清水楽人、右に38番松村大也(後半19分⇒27番清水哲太)、真ん中に40番山田奈央と26番南濵優大、MFが左に22番佐藤陸人(後半32分⇒15番石橋遼大)、右に13番與那覇航和(後半スタート⇒32番佐藤優斗)、真ん中に35番根岸恵汰と14番柳田大輝、FWが39番盛嘉伊人(後半45分⇒12番千葉希)と37番堀井真海

となります。

前節の国際学院戦は、キーパー以外は1,2年生のみという構成になっていましたが、今日の試合では、22番佐藤陸人と14番柳田大輝と言った、プレミアリーグでも存在感のあるプレーを見せている3年生が2名スタメンに入り、また、昨日のプレミアリーグにも途中出場していた、37番堀井真海や、13番與那覇航和ももスタメンとしてプレーすることになりました。

例えば、チームとしてこういうベースでシーズンを戦い続けていれば、既にその3年生を軸にしたチームとして連携などもスムーズかもしれませんが、入れ替わりが多い状況にどうしてもなるため、3年生が入ることでの頼もしさと同様に、連携などを考えると、また、難しさが出てくるのかなというところは、正直なところ見ていて感じました。

更に、22番佐藤陸人が中盤の左、14番柳田大輝がボランチということで、このポジションでプレーする彼らと言うのも、私が見た限りでは、ほぼないという状況だったかとも思います。

私が見てきた限りでは、S2では、ずっとセンターバックでチームを落ち着ける役割をしていた19番清水楽人がサイドバックに入っていたり、38番松村大也がここしばらくは、サイドの前目だったところが、サイドバックのポジションになるなど、なんかいつもと違うなと言う印象を持ちつつ試合開始。

ややふわっと試合に入ってしまったところで、いきなり攻め込まれてクロスバーを叩くシュートを放たれてしまいます。

対戦相手の情報は、正直なかったのですが、前節終了時までで、浦和レッズユースBの3位に続く4位につけている埼玉平成高校ということで、Aチームで臨むチームで上位争いをしているチームですので、なかなかに手ごわかったですし、番号だけですみませんが、7番の選手と10番の選手は、かなり危険なプレーをする選手でした。

この試合では、開始早々のピンチの後は、比較的、浦和が主導権を握り返すという形になったので、相手が守備に負われる時間が多くなっていたので、わかりませんが、攻勢に出られるような展開になった時の彼らのプレーを見てみたいなと思ったりもしていました。

最初のピンチでピリッとしたのか、守備のところでは、ある程度相手の攻撃を危険なところまで行かせないということは、できていたものの、攻撃のところでは、どうも、連携というかしっくりこないという形が続き、パスが長くなってしまったり、パスを受けた後のプレーが雑になってしまったり、そういう課題を抱えながら試合が進んでいく印象。

5分くらいに、13番與那覇航和から35番根岸恵汰を経由して少し長めのパスを左前線に供給し、22番佐藤陸人が受けての攻撃など、テンポ良くチャンスにつながりそうな場面でしたが、若干の意思疎通のずれがあるようにも見えました。

7分には、ボランチの位置に入った14番柳田大輝がアウトサイドで相手ディフェンダーの裏に巻いて入るようなパスを狙い、そこに37番堀井真海が走りこんで合えばという惜しい形がありました。

合う合わないというところでは、全体的に課題がありながらでしたが、昨日も長い時間ではなかったものの、前線で運動量多く走っていて、疲労もありそうなものですが、まったく感じさせないような、運動量の多いプレーを37番堀井真海がこの試合も最後まで見せていたのは印象的でしたし、この試合では、特に目立っていました。

10分くらいのバックラインからの26番南濵優大かからのくさびのパスを上下の動きで下がって受けて、右サイドの38番松村大也への展開だったり、上下の動きも良かったです。

また、サイドバックに入っていた19番清水楽人のプレーにも注目して見ていたのですが、基本的にどのポジションでも落ち着いて判断してプレーできるんだなという感想です。何がかというと、サイドバックだったので、攻撃参加も求められるポジションになりますが、行ける時に攻撃参加した時のプレーが正確というか判断が良いというか、それを感じた最初のプレーが11分の左サイドでの22番佐藤陸人とのパス交換から、行けるとなったところでのスムーズなパス交換からの前線への仕掛け。

シンプルな仕掛けに対して相手の守備で阻まれるケースが多かった試合で、回数は多くなかったものの、こういう仕掛けができたときには、より大きいチャンスになる空気が強かったので印象に残りました。

攻めながらも決定機が作れないという状況が多い前半でしたが、38番松村大也の右サイドからの前線へのパスに抜け出した37番堀井真海がファールを受けてのセットプレーが何度かあったり、39番盛嘉伊人が裏へ抜けながらパスを受けようとしたところで相手に倒されてフリーキックを獲得するなど、セットプレーの獲得数は、前半だけでも結構あったと思いますが、ゴールは奪えず0-0で前半終了。

後半スタートから、32番佐藤優斗を投入し、より積極的に仕掛けていくか形が増えます。

味方の動きがよくわかるということもあるとは思いますが、39番盛嘉伊人が受けてからのパスが前半よりも精度が増しよりチャンスになりそうな形が増えてきます。

後半6分には、38番松村大也から22番佐藤陸人を経由し、39番盛嘉伊人につなげて惜しいシュートを放つ場面を作ります。

相手ゴールに迫る場面も増えて、そろそろ得点が奪えるかと思っていたところですが、それでも、やはりどこかきれいに崩してやろうというプレーが多くなっていたのか、思い切ったプレーが少ない印象で得点が奪えない中で、相手の反撃を受けた後半15分・・・決められてしまい0-1とビハインドを背負う形になります。

今日の試合逆転勝利までつながった大きな大きな要因が、ここから。

失点後の19分に27番清水哲太がが投入されます。わかりませんが、これまでS2リーグでは、私が見た中では、右サイドバックは27番清水哲太がスタメンという試合が多かった中で、この試合は、押し出される形で控えに回ったのかもしれませんが、ここで腐らずに、プレーで答えを出した27番清水哲太が本当にすごかったわけです。

例えば、この試合では、右サイドでの仕掛けと言うところで、相手ディフェンダーを1枚はがせば、一気にゴールに行けるというところで戻してしまうなど、そこで強引に行かないと相手が楽だというプレーも多く見られていたところで、そのプレーではダメだと言わんばかりに、入ってすぐのチャンスで27番清水哲太がドリブルで右サイドから仕掛け、相手ディフェンダーを交わしてペナルティエリア内深くまで侵入し、結果的にゴールにはならなかったものの、大きなチャンスを作り出します。

そして、迎えた後半24分。コーナーキックの場面で、39番盛嘉伊人が上げたボールをディフェンダーが大きくクリアしたところをペナルティエリア外から、27番清水哲太が思い切ってシュートを放ち強烈なミドルシュートがゴールを突き刺します。

後半途中で投入されてからわずか5分ほどでのこの試合での27番清水哲太のインパクトは凄かったです。

これで、流れは、一気に浦和に傾き、また、チーム自体のプレーもより激しさを増したというかゴールを奪ってやるという姿勢が強くなったように感じます。

35分には、セットプレーのチャンスで26番南濵優大のヘディングシュートから混戦で35番根岸恵汰が最後は押し込んでゴールを奪ったかに見えたものの、これは、ファールを取られます(その前のところで競った選手のキーパーチャージを取られたようですが、接触してないし、キーパーが痛がっただけでファールになるのかという話などもありましたが・・・結論から言えば、勝者は物言わずで良いというw)

この後、35分の15番石橋遼大からのパスを受けた32番佐藤陸人のシュート(枠を捉えられず)や、19番清水楽人がサイドから相手ディフェンダー交わして抜け出して37番堀井真海にパスを通しての仕掛けなど、惜しい形を作りつつ、迎えたアディショナルタイムに入ろうかと言う45分に、ペナルティエリア内に侵入した37番堀井真海にパスが通り、ここでディフェンダーのプレッシャーを受けつつも、しっかり体を張ってパスを出し、最後は39番盛嘉伊人が決めて2-1と最後の最後で逆転に成功します。

アディショナルタイムも集中してボールをコントロールし、2-1で勝利となりました。

試合の主導権は、浦和が握っていたとは思いますが、おそらく、27番清水哲太のプレーがなかったら、攻めながらもそのまま0-1で逃げ切られていた可能性もあったような試合での見事な逆転劇。良いものを見させてもらいました。

課題も多い試合となりましたが、集中した守備をして崩せない相手に対して、どういうプレーをすべきなのか。そういう部分でも非常に今後にとってもプラスになる展開もありました。

そして、ちょうど前期最終節となる21日には、ここまでの成績を見る限りは、S2Bリーグの中で、最も強敵(前節までの結果で首位)となる市立浦和高校との一戦ですね。どのようなメンバー構成で臨むのかは、わかりませんが、大きな大きな1戦として、今日の逆転勝利を勢いに首位チームを倒してしまいましょう!

プレミアリーグも、S2リーグも共に勝負強さを見せての勝利(ジュニアユースも日程勘違いで足を運べなかったものの、勝負強さを見せた勝利でしたね)を見せてくれた楽しい週末でした!

ではでは。

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高円宮杯プレミアリーグ2018/07/15 浦和レッズユースvsジュビロ磐田U-18 1-0勝利・・・大きな大きな勝ち点3

どうも、ブクメです☆

本当は、写真は撮らずに、じっくり試合だけ見ながら、ポイントポイントだけメモを取って、見るほうに集中したいという気持ちも実は長年持ちつつも、やはり、画があるかないかで、印象も変わるので必要だなと思い、最近では、雑ですが写真を撮りながら見るスタイルにしています。これによって、見逃していることも多く、実は葛藤もあったりw そういえば、過去振り返ると、ご父兄の方でも、最初は毎試合ビデオを撮っていた方がいたのですが、あるタイミングから、しっかり自分の目で息子の姿を見て応援したいからと、ほとんどビデオ撮影しなくなった方もいたなと思いだしたりもします。

後での残る記録なので必要ですが、その瞬間を自分の目でと考えると複雑な部分もありますよね。

そういった中で、私としては、癖としてセットプレーの時は写真を撮るという感じになっているのですが、今回載せた写真のように、時々、試合を決めたゴールの場面が結構わかりやすく、思い返せるような場面が取れていたりします。

これ、試合終盤のコーナーキックで、16番玉城大志が上げたボールに17番波田祥太が、相手ディフェンダーの前で競り勝っている。これで、すらしたボールが37番堀井真海の方に行き、結果的に相手は、先に触らないとどちらにしても押し込まれてしまうという心理が働いてオウンゴールにつながっている。

更に、ヘディングが強い5番大城螢や、2番北村龍馬が少し離れたところにいることで相手ディフェンダーの意識もそちらに持っていき、この試合で相手の高めのボールを何度も跳ね返していた23番遠藤龍河の位置も、相手の守りの意識をそらすことにつながったのかもしれない。

はい、触りのところで、この試合のクライマックスのところを書いてしまいましたが、実は、この試合のクライマックスは、その1点を死守するための残り時間の攻防だったかもしれませんよと書きつつ。

では、試合の流れを簡単に書いていきますね。

vsジュビロ磐田U-18メンバーと交代

GK1番石井僚、DFが左に3番林海斗(後半35分⇒20番冨田蓮)、右に2番北村龍馬、真ん中に8番白土大貴と23番遠藤龍河、MFが左に10番池髙暢希、右に9番二見健太(後半19分⇒37番堀井真海)、真ん中に16番玉城大志と5番大城螢、FWが17番波田祥太と24番番山中惇希(後半38分⇒13番與那覇航和)

となります。

猛暑が続いており、前日に炎天下の中で昼間のアミノバイタルカップを見ていて、真剣に、今後は、Jリーグなどの試合以外でもこの時期の昼間には試合をやれなくなっていくのではないかと言うくらい暑さ(試合の進め方自体を体への危険を考慮した方向にしなければならなくなるという意味で)の影響というものを感じるここ最近ですが、17時さいたま市浦和駒場スタジアムキックオフの試合は、比較的涼しくなり始めるころ(とはいっても、暑いのは暑いですが)になり、多少はましだったのかもしれません。見る方としては、メインスタンド側がちょうど日陰になるタイミングだったので、だいぶ快適に観戦できてはいました。

プレミアリーグが再開して、4週間連続で見ることができた中では、もちろん、その試合の前や試合に起こっていること、メンバーの入れ替えや、怪我の具合とか、そういうことまでは、わからないですが、正直に書くと、今日は、もしそのまま引き分けや、敗れるという形で終わっていたら、サッカーには、時々、なぜか上手く行かない日があるよねと言う感じでまとめてしまっても良いかなとも若干感じていました。

比較的強めの風の影響もあったものの、なんとなく、この試合は、全体的にスタートから動きの質がこれまでの試合と比べると悪く、特にこれまで良い距離間でプレーできていた選手たちの距離も若干遠くなってしまっていたり、とにかく、なんだか、1つ1つのプレーが何がそうさせていたのかは、わからないものの、雑に見えてしまう場面が多かったように感じます。

試合の入りが若干悪く、いきなり相手にゴールに迫られるという場面から始まり、だからと言って相手ペースになっていたわけでもない中で、4分の16番玉城大志からのボールを23番遠藤龍河がヘッドで流して味方につなげて仕掛けた場面や、24番山中惇希のドリブル突破から深くまでえぐって仕掛けてコーナーキックを奪ったプレー。そのセットプレーのチャンスで5番大城螢がヘッドで惜しい形を作る。ポイントポイントで仕掛けてチャンス自体は作れていました。

ただ、なんとなく、これまでの試合と比べるとなんだか、何か重しが乗せられたようなプレーになる選手が多かったように序盤感じていました。極端に言えば、前の試合でやや特殊なタイプの柏レイソルU-18と対戦したことが影響しているのかと思ったくらいです。

試合を見ている中でとにかく、味方との距離感が悪いように感じられた中で、相手の守備のやり方も多少は影響していたのかなと思うのは、特にガツガツ一人が来るというような守備ではないものの、特にサイド攻撃などの際には、数名の選手でパスコースなどを限定させて絞らせてうえでミスパスを誘うか奪いきってしまうという形で人数をかけた賢い守り方にはまってしまっていたのももしかするとあるのかもしれません。

そういう中で、意識的になのか、3番林海斗がやっていたサイドチェンジなどが効果的に作用しているように感じられる場面も多かったです。

当然、本来であれば残しておくポジションの選手も奪いきるために来ているので、そこをかいくぐって手薄な反対サイドに出せば、そこをつけるという。

そういった試みもありつつ、前半終了間際の16番玉城大志が相手に囲まれながらもアウトサイドで前線裏にパスを通して、そこに味方が合えばという形など、打開するための工夫も見られた中でしたが、全体的には、何かちょっとおかしいなと思う形で前半を0-0で終了します。

暑い時期なので、もしかすると、後半勝負みたいな形になっているのかと考えていたのですが、逆にそういうプレーをやってきたのは、相手の方で、後半スタートは、相手が一気に攻めにくる中で、攻めこまれてクロスバーを叩くようなシュートを放たれるなどスイッチの入った相手の攻撃に苦戦を強いられるという形になっていたものの、そこを多少の運と、あとは、高さでは23番遠藤龍河と2番北村龍馬がほぼ全ての高めのボールで競り勝ち跳ね返し、細かいところでの8番白土大貴がケアするという形で防ぎながら、時折それでも攻め込まれそうになるところでは、3番林海斗のカバーリングも目立っていましたし、そのカバーがなかったら失点していたという場面も防いできました。

この時間を耐える中で徐々に浦和ペースに戻すことができ、15分くらいからは、浦和が攻め込むというチャンスも徐々に増え、それまで気になっていた味方と味方の距離感のところも、良くなってきた印象があります。

攻める回数も増えてきたところで、19分にフレッシュで前線で運動量多くプレーできる37番堀井真海も投入し、この辺りから、17番波田祥太と37番堀井真海が相手のバックラインや、キーパーに対しても、しっかりチェイスしてプレッシャーをかけるプレーを行うことで、相手のミスを誘うことも増えてきます。

やや攻勢になっていたところで、この試合の行方を左右する一つの大きな場面が訪れます。

後半30分くらいだったと思いますが、相手の反撃を受け、決められてもおかしくないくらいの決定機を作られ、相手シュートも枠を捉えていて、やられたかと覚悟した場面で、1番石井僚がスーパーセーブを見せて、そのピンチを防ぎます。

そして、ここを無失点で切り抜けたことでの最初に書いたゴールにつながる流れになっていきます。

その得点までの流れは、まず途中からはいた13番與那覇航和からのパスを前線で相手ディフェンダーとの競り合いにしっかり勝ってコーナーキックを奪ったところからスタート。ここから、連続でコーナーキックを獲得する中で、迎えた41分に16番玉城大志からのボールを17番波田祥太が競り勝ちすらせて、相手のオウンゴールを誘発したという形での得点ですね。

得点してからのアディショナルタイムを入れて残り10分くらいの攻防も見事で、

10番池髙暢希のこういうキープがとにかく凄かったわけです。そもそも、試合の終盤にかけて疲労が見える選手も多い中で、攻撃面においてもそうですが、10番池髙暢希の動きの切れが、より良くなったようにも見えるくらいのキープと突破でチャンスが増えたことでセットプレーが多く獲得できたこともありますし、残り数分を守ると決めた時のキープ力も光っていましたね。

結果的に、相手が奪えずこちらが奪った1点で勝利と言う形で終えることに成功した浦和レッズユース。

全体的にこれまでの試合と比べて内容が良かったかと言われれば、思うように行かないことの方が多かった試合かもしれませんが、その試合を勝負強く勝ち切ったことは大きいです。何が大きいかと言うと、優勝争いできる強いチームと言うのは、流れが悪い試合でも結果として勝ちに持って行ける。これが本当に重要なんです。

そして、勝負強さの結果が負けない強さではなく、勝ち切る強さに持って行けたという点でもこの試合での勝利は大きい。

そして、プレミアリーグ前半戦終了、プレミアリーグとしての中断期間前、夏の全国大会前最後の試合と、その次へ向けての印象と勢いをつけるという意味でも本当にここで勝ち切れるかそうでないかは大きい。

勢いをつけて夏の全国大会に臨めますし、その後のプレミアリーグの後半戦がスタートする時にも前半折り返し勝利で来た良い流れを思い返しながら入ることができる。

見事な戦いぶりでした!

来週からの全国大会も楽しみにしています!

ではでは。

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アカデミー卒業生関連 2018/07/14 大学サッカー アミノバイタルカップをうさぎ島で観戦

どうも、ブクメです☆

駅から徒歩圏内でないところで、大きな大会をやるのであれば、ある程度の駐車場は確保してほしい。1日5つのグラウンドで最大3試合行われる日程で、近くにコンビニなどもない(1.5キロくらい歩けば、駒形PAはあるが)、駐車場が使えないので、試合の合間に一旦車で涼むこともできない。しかも、シャトルバスは、そこから車で20分ほど離れた時の栖の施設に車で乗り付けた場合のみ利用可能で、電車の人は、時の栖までまず別のシャトルバスなどで行かなければならない。

結局、大学サッカーは内輪でやるもので、関係者優先、観戦したいという人はその次という形になると大学サッカーを見たいという人は・・・サッカーが注目されているワールドカップの時期に、これだと・・・という、ちょっとクレーマー的なことを言いたくなるようなところもありつつ、14日の土曜日は、時の栖のうさぎ島グラウンドで開催された、アミノバイタルカップに行ってきました。

7月中旬で既に猛暑と言う気候ながら、埼玉の暑さに比べると、若干、ほんの少しだけ、ましな暑さ(埼玉35度が、うさぎ島周辺32度くらいのものですがw)となりました。先ほどのような状況もあったため、しっかり3試合観戦を現地に滞在し続けてというのは(俺、サッカー好きだから、サッカー好きならそういう過酷な環境も関係ないからねという方は別ですが)、実質厳しいと考えて、多くの大学が集まり、私が見てきた育成出身の選手が様々な大学に所属していて見たい試合も多くあったのですが、少し緩めの観戦に切り替えて見させてもらいました。

私のようなサッカー観戦スタイルになると、大学サッカーは、嬉しい悲鳴で知っている選手が散らばってしまっていて見たい大学は多くなっていても、その大学に完全依存して応援するというスタイルを取ることができないので、こういう大会に関しては、今どんな状況なのかなというのを眺める程度になってしまうのですが、その試合で一方にのみ見てきた選手がいる場合は、心置きなく応援できるのですが、その点では、この1回戦では、午前の10時からのキックオフの試合では、中塩大貴がスタメンだった立正大学や、渡辺陽がスタメン出場していた筑波大学がピッチの配置的に前後で見られるような位置関係にあったので、どちらも気にしながら見ており、対戦相手に知っている選手もいなかったので、そちらに寄って応援する気持ちで見ていたのですが、接戦の末に敗れるという結果になってしまいました。

アミノバイタルカップも3回戦までは、負けた瞬間に夏の全国(総理大臣杯)が断たれてしまうということで複雑な気持ちでの観戦初戦となりました。

あまりの暑さだったので、その日の第2試合は、いったん離れ、第3試合の中で、東京農業大学vs国士舘大学の試合を観戦までしたのですが、この試合では、色々、現状悩むことも多いであろう(正直なところ、意図があるのかもしれないということを考慮するのも嫌になるくらい、プレーの特長からかけ離れすぎた起用をされており、それに対してチームとしてどうしようという変化もあまり見られない)、影森宇京の状況を見守りつつ、おそらくこの日も、納得いくプレーができなかった状況ではあると思いますが、東京農業大学自体は、逆転で国士舘大学を破り2回戦へと駒を進めました。

チーム状況と言うのは、勝つことで、上手く流れていく可能性もあり、もしかすると、本当に意図があってのそのポジションでの起用であれば、勝利によって、好転していくものもあるのかなという、期待を持つことはできました。

試合自体は、隣でやっていた吉原大がスタメン出場していた日本体育大学の試合も軽く眺めるなど、本当にそれぞれの大学自体を厚く応援されている方には申し訳ないくらい緩いスタイルにはなりましたが、1会場で多くの試合が行われる場所では、多くの選手を少しでも見ることができますし、実際に試合は見られなくても、アカデミー出身選手に会うこともでき、今回足を運んだ中では、順天堂大学の長倉幹樹だったり、東京国際大学の小木曽佑太、東洋大学の勝野瑛、流通経済大学の清川大輝など、会場内で出会うこともできました。

久しぶりにお会いできたご父兄の方も含め、その大会の開催の観戦者側への配慮の足りなさには若干不満はありつつ(会場の確保が難しいなどの問題があるというのももちろん、聞いてはいますが)も、多くのピッチが同じ会場内にある大会と言うのは、こういうメリットもあるので、足を運べて良かったです。

16日の2回戦。ちょっと、まだ足を運べるかはわからない(プレイベートがバタバタしていて厳しそうw)のですが、調整できれば、足を運び1回戦の時は見られなかったアカデミー出身選手が出場している試合も観戦したいなと思っています。

ではでは。

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