カンボジアリーグを初観戦。目的の試合は空振り。【私はカンボジアです。】

どうも、ブクメです☆
2月末で勤めていたオフィスの契約が満了し、3月1日よりフリーランスとしての日々が再開しています。期待と不安でドキドキしています!(そうでもない。)
少し長めの日本への帰国を明日に控え、今日の夕方も、まだ足を運んだことがないスタジアムで開催される試合(時間変更場所変更がされていないことを願いつつ足を運ぶドキドキ感は確実にある!)に足を運ぶ予定です。

気が付けば、また一週間以上ブログを更新しない期間ができてしまいましたが、先週末、カンボジアリーグの第2節に足を運びました。カンボジアでは、代表戦は満席以上の大観衆になるが、リーグ戦の盛り上がりは、まだまだこれからだと聞いていたので、実際どのような状況なのかを確認したり、日本人選手所属チームも多くありますので、その辺も見つつ、単純にプレシーズンで見た、攻撃陣に強烈な外国人を置いて戦うチームが多いリーグ自体の印象を壊すようなチームもあるのか、などなど見たい要素は色々あります。

で、先週末に足を運ぼうと思っていた試合は、オールドスタジアムという、収容人員にして1万人程度ということで、オリンピックスタジアムと比べると小規模な会場になりますが、そこで開催されるアジア・ユーロ・ユナイテッドvsCMACユナイテッドを観戦しようと思っていました。
足を運んだことがないスタジアム情報の収集と同時に、アジア・ユーロ・ユナイテッドには、東南アジアでは珍しくゴールキーパーで外国人枠として日本人選手が所属している(荻野賢次郎)ということなので、そこへの興味と、北朝鮮の選手が多く所属するナショナル・ディフェンス・ミニストリー以外は、どのチームもアフリカ系の選手が攻撃の軸を担うこのリーグで、この2チームのアフリカ系選手の強烈さなど、見たかったのですが・・・なんと、キックオフ時間が変わったのか、情報収集したサイトが誤った情報を掲載したのかは不明ですが、18時キックオフと思って足を運んだら、既に試合が終わっていたというオチがありました。

ということで、何度も足を運んでいるお馴染みオリンピックスタジアムに移動して、ボンケット・アンコールvsプレア・カン・リーチ・スヴァイリエンの試合を観戦することになりました。

ボンケット・アンコールは、今シーズンAFCカップに挑戦している昨シーズンリーグ優勝チームで、現在は、J3の藤枝MYFCに移籍してカンボジアで活躍が期待されて注目されているワタナカが所属していたクラブですね。日本人選手では、村松知輝と水野輝の2選手が所属しており、村松知輝は、このカンボジアリーグの強豪チームで10番をつけているなど、見て見たかったチームです。プレア・カン・リーチ・スヴァイリエンは、以前一度触れましたが、前線の3枚がナイジェリア人の強烈な攻撃陣でわかりやすい楽しい攻撃をするチームですね。

オールドスタジアムから移動したので、試合開始には間に合わず、試合開始して10分くらい後にスタジアムに入りました。

リーグ戦は、こういう構図なのか、よくわかりませんが、応援チームのユニフォームを着て声を出して応援する集団がメインスタンドに陣取って、バックスタンドは、サッカーを見に来ました、みたいな人たちが座って見るというような、あまりJリーグでは、馴染みのないような応援スタイルでした。

割としっかり応援しているようにも部分的には聞こえたのですが、写真を後で見てみたら、割とまったりですね。

 

チケットは、3000リエルということで、4000リエルが1ドル相当くらいなので、80円くらいですね。

ボンケット・アンコールも前線には強烈な外国人を置くところはリーグでもおなじみの部分ですが、他チームよりも、組み立てもしっかりやるという印象のチームでした。攻撃のところに日本人選手が2名入っていることで、そういうサッカーもできるようになっているようにも感じられます。ただ、おそらくAFCカップでグループステージまで勝ち進んだことで、これまでに経験したことがない、過密日程とリーグ戦と国際大会を並行して戦うことで、コンディションが落ちているのか、昨シーズンリーグチャンピオンという違いを見せられるほどの凄さは感じられず、やや動きに重たさも見られました。

プレア・カン・リーチ・スヴァイリエンの前線は、相変わらず強烈でしたが、リーグ戦強豪対決になると、寄せの速さなどの影響からか、いわゆるプレーの精度が低くなることが多く、枠に飛ばないもったいないシュートも多数みられました。それでも、パワフルに2点取って、ボンケット・アンコールを追い詰めていたのですが・・・試合自体は、10分近くあったかもしれないアディショナルタイムでボンケット・アンコールが追いついく底力を見せて2-2で終了となりました。

サッカーを見たい人が座るバックスタンドで、まったりと座って見ていたブクメとしては、得点も多く入り、楽しませてもらいました。

ちなみに、開発途上著しいプノンペンらしく、このスタジアムの周辺には建設中の建物が多く、その関係で、風が強めに吹くと、砂嵐のような状態になり、見る側としては、砂嵐との戦いにもなりましたw

とりあえず、今日もこの後、18時キックオフの試合に足を運ぶ予定ですが、この試合がしっかり開催されるかは、実際に足を運んで見ないとわかりませんw

前回の教訓で、割と正確な情報を載せているサイトを探してみました。

We Are Football(WAF)というfacebookページなのですが、クメール語(カンボジアの言語)がほとんどのページなので、正直意味が分かりません。google翻訳を使ってもよくわかりませんが、週末の対戦カードなどは、掲載されていて、そこをなんとか理解できるようにすれば、試合開催日とキックオフ時間、会場は、大丈夫そうです。あとは、直前の変更がなければ問題なし!

ではでは。

 

 

サッカー大会でカンボジアあるあるを見てきました。【私はカンボジアです。】

どうも、ブクメです☆
ユースの試合も見に行かずに何をやっているんだと言われてしまいそうですが、カンボジアにいるので休みの日のサッカーは、基本的にカンボジアで観戦か、少し強行で隣のベトナムやタイで試合を見られるか、くらいです。日曜日に、カンボジアで行われたクラブチームのプレシーズンの大会を観戦してきました。

気が付けば、浦和レッズユースの新シーズンの公式戦となるJYPSLも既にスタートしていて、星稜高校、国学院久我山高校を下して、今日は、今季プレミアでも対戦する市立船橋高校と対戦して、1-1で引き分けたという情報と、今年も鬼気迫る(?)というか、昨年の勢いと、昨年の悔しさ(チームの成功は、必ずしも選手個々の成功ではないという部分での、個々のところでの悔しさの昇華)が良い意味で出せているような雰囲気を、足を運んだ方のコメントなどでは感じます。

言うまでもないことですが、必要なことですよね。

私の場合は、「育成を見守る自分」という当然の生活を休んで別の挑戦の期間を作りました。この挑戦が短期的に成功とか失敗とか位置づけられるものではないものの、思っていたものとは違う方向と、想像以上の消耗で、その仕事を全うするにはこれまでの人生を捨てなければならないくらいに追い込まれてしまいました。
アジャストするのが社会人と言うところで、うまくできなかったのは、私の弱さなのかもしれませんが、実はこれが私の強みだったりするのかもしれません。

育成を見守る自分という当然の生活ができないこの半年間と、これまで社会人になるとどれだけ自分がやりたいことができなくなるのかということも、正直分かっていなかったと思いますが、その辺りを強烈に感じている最近です。
とりあえず、前も書きましたが、拠点を日本に戻すことは、しばらくありませんが、今の会社に属してカンボジアでフルタイムで働くという仕事は、今月末で終わりです。

その後は、掛け持ち状態だった、これまでもやってきた仕事+αを意識しながら、元のフリーランスに戻ります。

サッカー的なことでの還元できることは、この時点で何もできていませんが、海外にたくさん行くということと、海外に住んでそこで生活してみるということは、まったく違うもので、それによって新しく得られることは多いなというのは実感しています。

はい、だいぶ話がそれましたが、今日足を運んだ試合の話です。

私が住んでいるアパートから1.5キロくらいの距離にカンボジアのナショナルスタジアムとなるオリンピックスタジアムがあります。

カンボジアのリーグ戦は今月18日開幕予定ということで、ちょうど現在は、プレシーズンマッチなど多く開催されています。その中で、マレーシア1チーム、シンガポールから1チームを招いて、カンボジアリーグ1部のプレア・カン・リーチ・スヴァイリエンとナショナル・ディフェンス・ミニストリーの計4チームで2/1-2/5の期間開催された大会です。
初日から行こうと思っていたのですが、もろもろあって最終日だけになりましたが、2/1-3は、連戦で4日が空き日で5日が3,4位決定戦と決勝戦ということで、疲労のピークの状態で、本来のチームの力が出ているのかどうかわからない状態での観戦となってしまいましたが、なかなか楽しめました。

3,4位決定戦の、シンガポールのウォリアーズFCには、福田健人という日本人選手が所属しています。守備の要として存在感のあるプレーをしていました。

ただ、遠征疲れから、マレーシアのチームも、ウォリアーズFCも全体的に動きは重たいように感じられました。

それとは逆に、昨シーズンのカンボジアリーグ上位のプレア・カン・リーチ・スヴァイリエンとナショナル・ディフェンス・ミニストリーの決勝戦は、なかなか見ていて楽しい試合になりました。

カンボジアリーグにも多くの日本人選手が所属しているのですが、ちょうど足を運んだこのカンボジアリーグの2チームには、私が調べた情報であっていれば、日本人選手は今季今のところ所属していないと思います。

組織的なところとか、そういうところのレベルは、まだまだこれからというリーグかとは思いますが、今日の2チームで言えば、東南アジアあるあるな感じでプレア・カン・リーチ・スヴァイリエンは、ナイジェリア人3選手で前線を固めていて、サイドチェンジから空いたスペースへの早いパスに身体能力の高さで迫力のある仕掛けをするというアフリカ人戦力頼みの戦術ながら、これが思った以上に強烈で迫力がある。わかりやすい見どころなので、スタジアムのファンも盛り上がるという感じ。

対するナショナル・ディフェンス・ミニストリーは、外国人枠のほとんどを北朝鮮の選手で固め、この外国人選手がはまって昨シーズン、優勝したボンケット・アンコールに勝ち点1差の2位と優勝まであと一歩というところまで行ったチームですが、序盤は、押し込まれており、時折隙をついた攻撃には良さは見られるものの、展開としては、プレア・カン・リーチ・スヴァイリエンの方が思い通りに進めていて前半終了間際に先制して終了。

ちょっと、予定などあったので、私は、前半までの観戦でした。結果は・・・わかりません。割と、こういう大会の結果が探しにくいのがカンボジアあるあるです。

そして、カンボジアあるあるとして、割と頻繁に起こる停電がありますが、この停電もこの試合で起きました。

上記の写真、試合前のイベントに見えるかもしれませんが、実は、これは試合開始から10分くらいして停電が起こった少し後の様子なんです。非常用電源だったり、供給エリアの関係などでスポットライトなどはつく状態で、スタンドのファンは、いつものことと言わんばかりに停電の瞬間スマホのライトをつけてこんな感じです。まるでライブですね。

なかなかサッカー以外の部分でも楽しめました。最近は、身近なサッカーにすら足を運べない惨状だったので、少しだけサッカーのある生活が戻ってきて良かったと思いつつです。でも、やはり育成の試合が見たいと悶々とはしていますが。

おまけのあるあるとして・・・この大会、メインスタンドがVIP扱いで2試合通しで3ドル、その他のエリアが1ドルという設定の大会なのですが、チケット売り場の窓口に8000と4000が見えると思いますが、これはカンボジアの通貨単位のリエルでVIPが8000リエル、それ以外が4000リエルと書いてあります。1ドルが4000リエル程度なので、なんと、値下げされています。最終日で決勝なのに値下げです。こういう、よく言えば柔軟に値引きしてしまうのも、カンボジアあるあるですね。

ということで、久しぶりに身近なところでのサッカーネタでした。

ではでは。