2014年5月 ベトナム(ホーチミンシティ)にて、女子アジアカップを観戦。

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どうも、浦和サポブクメです☆

今年の1月の初めにU19日本代表のヌティフードカップで初めてベトナムを訪れてから半年ほど経ちます。

当初は、ヌティフードカップのご縁で知り合った現地で働いている日本代表を応援している方に「次回は、5月のなでしこジャパンだね」と言われて、では、そこを目安に次は来ようと予定していましたが、気が付けば、今回で5度目のベトナム(ホーチミンシティ)の訪問となります。

まあ、サッカーで言えば、タイの方が今のところ好きですし、日本人選手も多かったりで、現実的に私の行動でかかわった方々に還元できることもでてくるかな~と思うこともあります。ベトナム、特に私が頻繁に訪れているホーチミンシティは、1部リーグで本拠地を置くチームがいなかったり、現在は日本人選手が所属するチームもない、そもそも、ここに来る目的がサッカーに重きを置けるようなものではない。

など、サッカー好き、サッカーで何かをしていきたいと考えるものとしては、もどかしいことも多いのですが、色々ありつつもこの場所には縁があるのかな~と思います。

ちょうど、20日からホーチミンシティに来ており、滞在期間中に、21日の5位決定戦のベトナムvsタイの試合、22日の準決勝、なでしこジャパンvs中国、そして25日に決勝の、なでしこジャパンvsオーストラリアと計3試合を観戦しました。

もちろん、なでしこジャパンの劇的な準決勝、そして優勝を見届けることができたのは、ある意味、幸運であり、普段から多くなでしこリーグやなでしこジャパンの試合を観戦している方で今回が遠方のベトナム開催と言うことで足を運べなかった方に言わせれば、美味しいところだけ足を運ぶずるい人ということになりますが、ごちそうさまでした。

その経験も貴重でしたが、ベトナム人と関わるようにならなければ、おそらく関わることがなかったであろう5位決定戦でのベトナムvsタイの東南アジアのライバル対決と言われる試合をベトナム人と一緒に観戦し(心の中では、タイも好きなので、どちらも応援はしていなかったのですが)、ベトナムの選手や観客の一挙手一投足にこちらも合わせて盛り上がるという楽しみ方ができたのは、より貴重な経験になったと思います。

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そんな、流れで水曜日には日本には戻るものの、同行者が日本旅行に来るため初日本を最大限楽しんでもらうために、私が行きたい週末の下部組織の試合は、我慢して、週末含めて国内旅行になります、すみません。

浦和サポブクメとしては、ベトナムにいる状況でも、まずは、フィリピン代表で来年のアジアカップ出場をかけて戦っている浦和レッズユース出身の佐藤大介の動向を追いつつ、ストリーミングで見られる試合では見させてもらいつつ、週末のジュニアユースの大勝を足を運んでいる方のツイッターやfacebookで確認して「当然だ!」と勝手に気持ちよくなってみたり、ユースのクラブユース選手権予選の初戦の勝利の結果に安堵しつつ、でも心配の種は尽きないので、気持ちは浮かれず、まあ色々ありますが、そんな中で、原口元気のヘルタ・ベルリン移籍のニュースが入ってきたり。

ユースの頃から見てきた選手なので、色々心配事も多いですが、彼にとっては(志次第で)もの凄い経験になる移籍だと思います。プレーの通用する通用しないに関しては、普通にやれば通用すると思いますのであまり心配はしていません。それ以外のところでの成長を期待しています。

海外にプレーの場を求める選手にも様々な考え方をもって挑戦する人がいますが、私は、現地でいる日本人選手で仲良く、頻繁に会っていますとか、ウェブ上で写真が出るとかではなく、できるだけ現地のドイツ人選手や、外国人選手にかかわり、自分に厳しい環境とコミュニケーションを、少し強引にでも作っていくことが、より偉大な選手になっていく近道だと思って動向を見守りたいと思います。

既に浦和レッズの下部組織出身で海外にかかわっている選手は数選手いますが、いずれも、話を聞けば意識が高いですし、精神的な逞しさをもって上を目指している選手です。やはり、浦和レッズの下部組織から巣立っていった選手は、華やかな活躍や注目されることを最大の目標とせず、人間としての質や精神的な強さを持った本当の意味で強い選手になって欲しいです。

歩むスピード、順番は違えど、原口元気のドイツでの挑戦とそれによる変化は楽しみです。

私の心は、浦和レッズのトップチームからは、離れて行ってしまっていますが、浦和レッズの下部組織と言う応援のベースがあり、そこから巣立っていく選手を一人一人の人間として追いかけられることは、ある意味、一つのチームに囚われるよりも、私のスタイルに合っているのかな~と思う今日この頃です。

心は離れても、アンチではなく、フラットにという意味で。

ではでは。

話はそれましたが、浦和レッズレディースがらみの選手もなでしこジャパンに多く召集されていましたので、関連写真なども含めて何枚か載せます。

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お知らせ

どうも、浦和サポブクメです☆

ブログ止めます・・・嘘ですw

このブログをスタートしたのが2007年。当時は、トップチーム絡みのことも書いたりしていましたが、気が付けば育成の方に適性を見出してしまい、トップチームが自分の望む方向性からドンドン遠く離れていくことと反比例するように、育成にはまっていきました。

そして、次第に幅を広げ、ジュニアユースの3年生を見始め、2年生、1年生まで幅を広げて、同じように試合に足を運んだ際にブログを書いてきました。

ジュニアユースの1年生から見るようになった時の選手たちが、今年高校3年生というところまで来ました。長いようで早いようでですね。

幅を広げて来たことで、多くの選手たちの成長を見守らせていただけたことや、私自身より多くの経験を積むことができたこと、多くの方との交友関係に広がりを持てたことなど、プラスに感じられることも多くなりましたが、ことブログという文章を書く立場からすると、考えさせられることも多かったのです。

そして、その考えさせられることも、昨年くらいからは、より明確に感じられることが増えてきました。

これは、あくまで私の主観からの判断になりますが、結論から申し上げますと、これからは、ジュニアユースの3年生の公式戦以降~のみ、ブログで試合の様子などを書くことに決めました(ユースからと言う考えもありますが、とりあえずは、ジュニアユースの3年生に関しては、継続します。)

これは、ジュニアユースの2年生や1年生、ジュニアの試合に足を運ばないということではなく、書かないというだけです。もちろん、夏のスペイン遠征のような、多くの方が足が運べない海外の遠征などに関して足を運んだ時には、書くつもりでいますが、基本的には、そのような試合以外は、足を運んでも文章としては残しません。

そして、これは既に以前のブログでも書きましたが、トップチームから心が離れていくように、私の中では、今の浦和レッズの下部組織(特にユース)においては、選手一人一人の未来を考えた時に、納得できないことが増えすぎており、選手のことは気になるが、ユースの試合に足を運んで、状況を見ることが正直辛いです。そして、プラスに考えようとしている方に、またマイナスな印象を植え付けてしまうこともあまりよくないと思う部分もあったりします。

頑固に一か所にいることができない人生を歩んできた私を、ずっと惹きつけ続けてくれてきた浦和レッズの下部組織という魅力的な存在とそこに関わる多くの方々。

私自身、その環境と自分ができること、そして自分の人生を考えた時に、今が次の段階に行く時期なのかなと感じたのです。

私自身の思いとしては、たかが1個人の特に関係者でもメディアでもない私が書くブログなのですが、多少変な影響力が出てきてしまったと思う部分もあるので、今回、本来は、別にブログで宣言することではないようなことなのですが、書かせていただきました。

要するに、浦和サポブクメの昨年までの前提としての行動は、今年からは、ないと考えていただきつつ、でもやっぱりいつも通りいることも多いなくらいに感じていただければ幸いです。

ではでは。

下部組織の試合が延期続きで、情報を追う一週間

どうも、浦和サポブクメです☆

月曜日に英国から日本に帰国し、火曜日のジャパンユースサッカースーパーリーグを楽しみにしていたら、先週末の積雪の影響が残って延期。そして、今週末は、土曜日にU13の新人戦に足を運んで日曜日は、彩の国カップにようやく足を運べるな(サポーター友達経由で、JFAプレミアカップの関東大会があることは聴いていたものの、日程を度忘れしていて、オフィシャルで延期のニュースが出て初めて16日予定だったことを知るw)と思っていたのですが、またもや週末の積雪で延期になってしまいましたね。

なので、なんか帰国後の1週間は、家で朝昼夜よくわからなくなるくらい仕事し続けている気がします。積雪の影響が残る中で無理に外に出るほど重要な用事もないので今日土曜日同様に、明日も仕事をし続けるのかな~と思うとなんか寂しい週末です。下部組織の試合が見たいです!

そんな状況なので、自然と浦和がらみのニュースなどを眺める機会が増えているのですが、トップチームは、今週指宿合宿だったのですよね。

関連のニュースなどを見ながら、2年前に足を運んだ時は、嵐のような気候の中で練習試合とかだったな~とか思いながら、晴天の中での今年の指宿の試合風景の写真などを眺めつつ。

もちろん、キャンプ限定で結局シーズンに入ったら、固定メンバーでキャンプのユース出身選手たちの状況はリセットされてしまうと思うので、そこまで勘ぐってしまう今の自分には憂いつつも、今回の合宿での現ユース選手の軒並み高評価を得ている記事などを目にすると、嬉しく思い、ユース出身で現体制下で苦しんでいて今年も浦和レッズの一員としてシーズンを送る選手たちも、与えられた機会で持ち味を発揮してくれているようで、嬉しい限りです。

トップチームの監督さんからは、どう見えているのかはわかりませんが、信頼できる記事を書く方の話からすれば、矢島慎也も、トップ昇格した関根貴大も、持ち味を発揮してくれているようですし、ここ数年怪我で苦しんだ山田直輝も、これまた監督さんからはどう見えているかわかりませんが、彼がやるべき水準のプレーを取り戻してきてくれているようですね。

当面は、矢島慎也も関根貴大も世代別の代表があるので、シーズンが始まってから昨年のような境遇にさらされても、プレーの水準を保てると思うので、その期間で何とか、色々なことが良い方向に動けば良いと思います(含みのある表現ばかりですみません。)が、山田直輝や濱田水輝は、調子が良くても機会が与えられないという状況になることが少し心配です。

そんな、下部組織の試合のために準備万端な週末に、試合がないもどかしいブクメの独り言でした。

ではでは。

 

英国に来ております。3日目以降のサッカー関連の話

セルティックパーク2014年2月2日
どうも、浦和サポブクメです☆
(今回も浦和の下部組織とまったく関係ないブログです。)

英国を動き回っております。ちょうど、こちらの時間で6日にロンドンに入ったのですが、ご存知の方も多いと思いますが、ロンドンは現在チューブ(地下鉄)が絶賛ストライキ中でございまして、基本的にロンドンにいる時は地下鉄をベースに動いているブクメとしては、非常に困った状況になりましたが、困った時の3キロ4キロは歩いてしまえば良い、という結論に至り、雨降るロンドンの街をスーツケースを転がして歩き、この旅の最後の宿に着きました。

結構バタバタとした数日でしたが、ロンドンの宿で3泊して帰国というところまで来て、ようやく落ち着いたのでブログを書いています。

パーティック・ジスル2014年2月2日

 

前回は、2月1日のレンジャーズの試合観戦のところまで触れましたね。2日は、最初にこちらも、グラスゴーを本拠地とする、スコットランドプレミアリーグに所属するパーティック・ジスルというチームのスタジアムを訪問し、そのあとは、レンジャーズとライバル関係にあるセルティックの試合を観戦しました。レンジャーズはリーグ1(3部)、セルティックはプレミアリーグ(1部)ということで、いるカテゴリは違うものの、所属するリーグでは共に2位以下との差を圧倒的に開いて独走しているという状況は同じ。

なんというか、悪い意味で昨日のレンジャーズの試合と同じような状況を見てしまった気がします。

圧倒的な強さでスタートする前半にあっさり先制する展開から、徐々に集中力を欠いてきて、後半はファンにもフラストレーションがたまる展開になるんですね。結果は、セルティックも1-0でセント・ミレン相手に勝利しているのですが、なんとも複雑な心境になる試合でした。

財政難でレンジャーズの4部降格が決まった時に、セルティックのサポーターの方に、ライバルがいなくなるのは複雑ではないかという旨の話をした時に、嫌いだからなくなればいいのに、というようなことを言っていたのをよく覚えているのですが、やはり中立の立場で試合を見るものとすると、同じリーグに張り合いのある相手がいないというのは、プレーする選手からすると、凄くやりにくいものなんだろうなと感じてしまいます。

リーガなどのように3強くらいで争えれば、それでも問題はあるように感じるものの、まだましに感じますが、リーグ1強という状況は、あまりよろしくないような気がしますね。やはり、ライバルがいる方がチームは常に高いところを目指せるのかなと。

そんなこんなで、15年くらいぶりの原点回帰のスコットランドの旅は終了しました。

翌日の3日には、マンチェスターまで移動し、プレミアリーグのマンチェスター・シティvsチェルシーの試合を観戦してきました。

エティハドスタジアム2014年2月3日

レベルの高い試合でした。この時点でマンチェスター・シティは、ホームでは今シーズン全勝しており、連勝記録を伸ばすかどうかという状況でチェルシーを迎え撃っていたんですね。試合開始から、勢いそのままに、マンチェスター・シティが圧倒的に攻めるも決定力不足が響き、というか、きれいなプレーを狙いすぎて、決めきれないというようにも感じましたが、徐々にチェルシーに流れが移って、チェルシーはフィニッシュのところでの精度が高く、攻め込んだ時のゴールへ向かう鋭さがあるというか、そんなこんなで先制。後半途中くらいには、序盤のきれいな崩しの形が嘘のようにマンチェスター・シティがバタバタする時間があったりしました。で、試合はそのまま0-1で終わったのですが、ポゼッションがかなりマンチェスター・シティに偏っていた割には、チェルシーが強かった印象の方が残るという不思議な試合でした。

後々調べてみたら、チーム得点王のアグエロが負傷離脱中だったのですね。それも響いたのかもしれませんね。

試合以外のところでは、今回訪れたすべての試合においてそうなのですが、なかなか全席指定で基本的に試合開始が近づかないと席は埋まらないという、こちらの常識に合わせられず、1時間前くらいにスタジアムに入って、ガラガラのスタンドでボーっとしてました。わかってはいるのですが、日本での観戦の常識が染み付いてしまっているのか、1時間前くらいには入っていないと、なんとなく落ち着かないものです。

また、英国のスタジアムで試合を見る時にいつも感じるのは、親子3代くらいで観戦している方が結構多いんですよね。目の前の4席は、お祖父さん、お婆さん、息子、その息子とかでしたね。また、お祖父さんが孫を連れてという組み合わせも多かったりしました。

ということで、2月3日は、マンチェスターで試合観戦。そして、2月4日は、せっかく海外にいるのに、急がなければならない仕事がたまったので、ほぼ1日ホテルの部屋で仕事をしていました。

そして、2月5には、一度足を運んでみたかったウェールズのカーディフへと足を延ばし1泊しました。

カーディフシティスタジアム2014年2月5日

ミレニアムスタジアム2014年2月5日

 

1枚目の写真は、イングランドプレミアリーグのカーディフ・シティのホームスタジアム、2枚目は、ラグビーで使用されることの方が多いですが、サッカーのウェールズ代表だったり、カップ戦でも使用されることのあるミレニアムスタジアムになります。

楽しみに足を運んだのですが、この日のカーディフは、ありえない強風+雨ということで、とりあえずそこまで行って、写真を撮ることで精いっぱいでした。

スコットランド(グラスゴー)⇒イングランド(マンチェスター)⇒ウェールズ(カーディフ)と周り、今はロンドンということです。

7日は、仕事がらみのイベントに参加します。そして、余裕があれば、8日の土曜日は、3部、4部あたりのロンドンを本拠地とするチームのホームゲームなど観戦したいな~と思いつつ、ここからは、この旅の本来の目的である仕事がらみのイベントなので、もちろんそちら優先です。

その前に、地下鉄が動くのか?土日はストは、ないらしいですが、それでも限定的になるっぽい(?)ので、あまり動き回らない可能性が高いですが。

ということで、今週末も浦和レッズの下部組織の試合には足を運べませんが、月曜日には帰れる予定なので、火曜日のユースの試合は、足を運べると思います。今週末の彩の国カップの試合もしっかり勝ち進んでください!そうすれば、ようやく彩の国カップも足を運べそうなので・・・。

ではでは。

英国に来ております。きれいな言葉で言えば原点回帰の旅

アイブロックス2014年2月1日

どうも、浦和サポブクメです☆

(今回も浦和の下部組織とまったく関係ないブログです。)

最初に言い訳のように書いておきますが、今回の英国の旅は、かなり早くから旅の準備を進めてました。以前から、ブログを読んでくださっている方であれば、なんとなくこの時期の英国関連のブログを見ると、「恒例のあれか。」と感じてくださる方もいるかもしれませんね。

なんだか、昨年末に動き方を変えます的なブログを書いたことで、あえて週末に海外を入れまくろうとしているのではないかと思われるかとも思いつつ、そうではないのですが、そう思われても別に仕方ないと思いつつ、英国です。

来週末に毎年恒例の仕事がらみのイベントと取引先と年に1度の顔を合わせての打合せができる機会なので、それでも体調不良でキャンセルしてしまおうかと悩んだ今年のスタートからの体調不良ぶりも、なんとか収まったので来ました。

正直言って、ユースの彩の国カップがこういうレギュレーション変更と共に、この時期にガンガンに開催されるというのは誤算でした。1回戦もそうですし、今週末の2回戦、更に来週末の3回戦も見ることができない。

そもそも、ユースは今年に入ってから練習試合1試合すら見られていない。ケラミックカップのみです。う~ん。

さてさて、昨年は、この英国の後にベルギー、ドイツと移動していろいろ回ったのですが、英国もロンドンのスタジアムは一通り回ったということで、今回はどうしようかと考えていたのですが、ちょっとした原点回帰とロンドン以外の英国をポツポツ回る旅にしようかと思って旅の計画を練ってみました。

これもご存知の方もいるかもしれませんが、ブクメの車のフロント部分には、スコットランド代表のマフラーが置いてあるんですね。浦和レッズでもなく、日本代表でもなく、スコットランドなんです。

その理由は、私がサッカーに決定的にはまったルーツがスコットランドにあるからなんですね、はい。

大学のころにスコットランド研究というゼミ(楽だからという理由で選んだダメな学生でしたw)に所属していたのですが、何だかんだで、楽はせずに、はまってしまったのですが、そのゼミで研究したのがスコットランドサッカー(フットボール)なんです。

大学の卒業旅行という名の一人旅で、フランス経由で行ったメインの目的地もスコットランドでした。その時は、スコットランド代表の試合をハムデンパークという場所で観戦したものの、スケジュールの関係で、グラスゴーの2大クラブ、レンジャーズとセルティックの試合はおろか、スタジアムに足を運ぶこともできませんでした。

ハムデンパーク2014年2月1日

ハムデンパーク2014年2月1日

↑ハムデンパークの写真です。

15年ぶりくらいなのですが、あまり周辺も含めて変わっていないのが、英国らしいですよね。変わってませんでした。ただ、懐かしさに浸ろうとしていたのですが、これまた英国らしい変わりやすい天気でちょうど、スタジアムについたころは、雨風が凄くてテンパりましたw

そして、次に向かった場所がグラスゴー・レンジャーズのホームスタジアムとなるアイブロックススタジアムになります。スコットランドと言えば、レンジャーズとセルティックのグラスゴーの2強で優勝を独占してしまうくらいの強さ、この構図はずっと変わっていなかったのですが、レンジャーズが、経営陣のダメな運営で巨額の負債を抱えて破たんし、一気に4部まで降格してしまいました。そんな状況下ですが、いまだにホームゲームには、5万人程度収容のスタジアムに毎試合4万人以上観客が入っているというのは、凄いの一言です。

予定を調べたら、ちょうど、レンジャーズのホームゲームということだったのでスタジアムを見るのと同時に試合観戦もできました。日曜日にセルティックの試合にはもともと足を運ぶ予定で既にチケットは購入していたのですが、レンジャーズの試合も観戦できたことで、一気に見たかった2つのクラブのホームゲームが観戦できることになりました。

レンジャーズの試合で隣に座っていた現地のサポーターの方と話をする機会があったのですが、レンジャーズの試合に足を運んでくれてありがとうと言われ、財政破たんの後の話など直に聞くことができました。スコットランド訛りの英語すぎて正直半分も言っていることはわかりませんでしたが、ダメな経営者のせいで降格したけど、主力の選手が残ってくれた、だから応援し続けるんだよ、みたいなことを言ってました、そうやって何十年も応援してきたのでしょう。

そして、「今日は4-0でレンジャーズの勝利に賭けているんだよ、的中したら奢ってやるよ」とも言われたのですが、試合はレンジャーズが勝利したものの、2-1でした。

既に4部に降格した昨年、優勝して3部に昇格し、今年も3部でこの試合の勝利で22勝1分という成績で2位に勝ち点差23をつけて、今年も優勝確実の戦いを見せています。

これだけ、力の差のあるリーグで戦うことがどういうことなのだろうと、気になっていたのですが、やはり圧倒的に力の差のある戦いぶりで1点、2点と得点が入るものの、試合を通して集中力を保つのはかなり難しい様子で、後半は、雨が強くなったこともプラスして、何か変な試合展開になってしまい、この試合も4万人くらい観客が入っていたと思いますが、やはり何か独特のストレスのようなものが伝わってきました。選手もサポーターも我慢して戦っているんだな~と。

何十年もその場で1つのチームを応援してきている方の生の声と、スタジアムの雰囲気が語るものは、別格だなと感じましたね。

ただ、難しいのは、因縁を共有するのが難しいということなんですよね。私は、旅行者でレンジャーズもセルティックも好きなのですが、この2つのクラブチームが持つ因縁いついては、ゼミで研究したこともあり、すごくわかっているのですが、その部分に関してどう接して良いのかが難しいです。

友人の日本人に熱烈なセルティックのサポーターがおりますが、レンジャーズの試合に足を運ぶことを伝えると、すぐさま反応がなくなりましたw

でも、明日セルティックの試合に足を運ぶ時には、何もなかったかのようにそちらにだけ反応するのでしょう。

今回、話をすることができたレンジャーズサポーターの方もやはり、セルティックが大嫌いなんだよ!と最後には言っていましたし、この辺りは難しい。

そのことがわかっていたので、明日セルティックの試合にも行くとは、その方には言えませんでしたし、難しいです。

ただ、そういうことも含めて、私はスコットランドが好きなので、この貴重な時間を堪能したいと思います。

アイブロックススタジアム2014年2月1日

アイブロックススタジアム2014年2月1日

アイブロックススタジアム2014年2月1日

これまでと違った動きの中でスタートした2014年

タイのデモの模様2014年1月13日

 

どうも、浦和サポブクメです☆

(浦和の下部組織に関した話ではないので、そういう情報が欲しい方には至極つまらない内容の今回です。)

これまでとは違ったとはいっても、2013年も高校サッカーの観戦に始まり、U17日本代表のUAE遠征の観戦からスタートして、フィリピンに行ったりとバタバタと動き回っていたので動きは同じようなものなのですが、2014年は、U19日本代表のベトナム(ホーチミン)遠征からの流れで、その週末にU14の埼玉県の大会があることは既にわかっていましたが、日本に帰国せずにタイに移動してという週末を過ごしました。

ただ、逆に私自身が基本的に足を運ぶのが当たり前だった大会に足を運べない機会などができたことで、足を運んだ方の情報を探したり、いただいたり、割とこれまでは自分で見た目だけを信じて考えてやっていけば良いやという動きをしていたところに変化が生じてきています。私以外にも、下部組織に足を運んでいる方が多くいて(多くはないかw)、情報をいただけるというのは、凄く助かるなと感じます。自分の目で見られるだけ見たいという思いもありますが、私は私ができることを模索することを頑張ります。

ちなみに、苦しい戦いを強いられているようですが、浦和レッズジュニアユースの新3年生(現U14)は、準決勝まで勝ち進んでくれているということで、来週末の決勝には足を運べます(今週末の準決勝に負けても3位決定戦はある)ので、そこまで繋いでくれた選手には感謝ですが、見せてくれるのは決勝戦ですよね?と言っておきましょう。

さてさて、話を戻します。さすがに、タイに滞在して、帰国する日の13日がタイの大規模デモの日になるとは思ってはいなかったので、少し驚きましたw

タイに関しては、基本的に現地の友人と動くケースが多くなり、デモの状況なども把握してもらっていて、デモで道路が封鎖されるバンコクのエリアから、動きやすい宿を紹介してもらったりしました。

バンコク市内は動きにくい13日は、夜の帰国便までバンコクから離れたスタジアムを巡りつつ、そのついでの観光もさせてもらいつつ動きました。

スパンブリースタジアム2014年1月13日

アユタヤスタジアム2014年1月13日

2枚の写真のうちの上は、カレン・ロバートが加入したスパンブリーFCのホームスタジアムとなるスパンブリー・ムニシパリティ・スタジアム、下は観光地のアユタヤにあるアユタヤFCのホームとなる、アユタヤスタジアムとなります。

スパンブリーにもアユタヤにも、有名な寺院があり、日本でも仏教はありますのでイメージは湧きやすいと思いますが、タイにおける大乗仏教の考え方と、その信仰心の強さというのは、日本とは比較にならないものですね。

2014年1月13日

2014年1月13日

上がスパンブリー、下がアユタヤにそれぞれあった有名な寺院の仏像です。

私自身が吸収すべきことも考えつつ、スタジアムも廻りつつ、今回もバンコクでは、バンコクサッカーに詳しい方とお話をする機会が得られました。まあ、若手の選手にとっては、あまり良い情報ではなかったですが、それも含めて、私が関わっていくことが今後還元できることがあればとは思っています。

日本人選手が多くなっているタイサッカー界ですが、増えている現状を考えると、今度は、外国人選手としての価値を上げるためにも加入した日本人選手には相当大きな負荷がかかる可能性もあるということでした。

冷静に考えれば当然ですが、日本人選手の多くが結果を残さないと、今後の日本人の門戸は狭くなるということにもなりますよね。注視していくべき今後の流れですね。

また、今回ベトナムとタイという2つの東南アジアを動きましたが、日本という様々な部分で恵まれた環境と比べて、東南アジアは若い選手にとっても鍛えられる部分が多い環境ではありますが、タイと言う国は、思った以上に成長してきている国であり、日本人に対してのイメージが良い国でもあるので、鍛えるという部分では、欧州の方がシビアではないかと言う話も聞いたりしました。

これに関しては、文化が全く違う欧州とアジアなので、一概にうなづけませんが、現地に長くおり、関わっている日本人の方の話には重みがあります。

タイという場所には、昨年多く足を運んだおかげで、比較的私自身は動きやすい環境を得られています。

そして、今回初めて訪れたベトナムと言う場所は、最初は「U19日本代表の大会で足を運ぶことになったが、今後はあまり足を運ぶことはないだろうな」くらいの感覚で足を運んだのですが、現地で見た様々なもの、出会ったもの、人、可能性、将来性など考えても、ベトナムも今はダメでも可能性を秘めた国ではあるなと感じ、今後も機会があれば何度か足を運びたい場所になりました。日本人サッカー選手は所属していないものの、サッカー界に日本人が関わっていく国と言うのも興味深いですよね。

・・・と、そんな感じの2014年スタートの海外1発目でした。

そんな中、浦和レッズユースの関連の話でも、ジャパンユースサッカーリーグに参加するらしいなど、Aチーム以外にも真剣に戦える場にようやく参加していただけるような環境作りがされるらしいなど、いくつか新しい話も入ってきましたが、あくまで私の今年の動きは、自分の仕事も含めた動きの中での、還元できること探しが優先になります。もちろん、その中で空いている日程の浦和の下部組織の試合はガンガン足を運びますけどね!

そして、足を運べなかったU18日本代表のロシア遠征でも優勝したようですね!

ということで、今週末は浦和レッズユースU17(新2年生)が参加するケラミックカップを観戦にドイツに行く予定でいます。

ちょっと、気温の変化に体が対応できていないらしく、風邪気味で、気合で治さなければなのですが、ガッツリ見てきたいと思います。現地でまたチケットなくて見られない可能性が出てくるとかになりませんように。。

ではでは。

U19日本代表を見にベトナムまで来たもののチケット完売で入れないかも!?

どうも、浦和サポブクメです☆

昨年は、U17日本代表のUAE(アル・アイン)遠征で幕を開けた2013年だったのですが、今年は、U19日本代表のベトナム遠征で幕を開けようと、先ほどベトナムのホーチミンへ到着しました。

ホテルについてようやく落ち着いてというところだったのですが、少し困ったことに現地の方からいただいた情報で、この大会のチケットが完売しているという話が聞こえてきています。

ということで、6日の午後に第1戦があるわけですが、現地まで来て、試合が見られないというオチになる可能性もでてきました。

そうなった場合は、準備不足だったなブクメと笑ってください。

ではでは。

 

2014年 新年のご挨拶と、今年の動き方について

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どうも、浦和サポブクメです☆

新年あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

浦和レッズジュニアユースの全国優勝を見届け、年末と元日の3日間ほどは実家でダラダラと過ごし、先ほど家に戻りました。本格的に私の中での2014年がスタートしたところで昨年もにおわせていた、今年の動き方などについて、書かせていただければと思います。

まあ・・・、別に仕事として下部組織の試合に足を運んでいるわけでもなく、頼まれてブログを書いているわけでもないので、わざわざここで宣言する必要があるのかという話もあるのですが、2014年からは、これまでの浦和レッズの下部組織への関わり方とは、表面的には、あまり変わらないように見えるかもしれませんが、基本的な自分の予定の組み方の優先順位を変えていきます。

それが、どういうことか書く前に、経緯のようなものを書いておきますね。

今の私の心情をはっきりと書いてしまえば、「浦和レッドダイヤモンズ」という会社に対しての心は完全に冷めてしまっています。浦和レッズの下部組織というものに対しても、自分が思い描いて来た、自分が魅了されてはまるきっかけとなった浦和レッズの下部組織とは、違う方向に向かっており、それが止まらなくなっており、この2年ほどは、私をギリギリのところでつなぎとめてくれているものは、大事なものを取り戻させようと頑張っているコーチの方や、苦しい環境下でも頑張っている選手の存在からのみになっています。

でも、もう疲れました、さようなら・・・

と、悲観論を叫んで去っていくのは簡単なのですが、そういうことにもならないのですよ。だって、浦和レッズの方向性には幻滅しても、このチーム自体は好きですし、この環境を選んで下部組織に入ってくれた選手が、サッカーで生きて行けるようにできる限りのお手伝いはしたい気持ちは全く変わらないですからね。ほっぽり出すことなんてできないですよ。

2013年は、これまで以上に海外を動き回って、直接サッカーとは関係ない仕事関連の流れなどから、たまたま東南アジアでプレーされている日本人選手の話を直接聞く機会があり、過酷な環境下で「サッカーで生きる」を実践されている方に触れることができました。何か、私が今後すべきことのきっかけが、そのことを含めて、今年の海外での出来事に集約されていたんですね。

目的のメインは、これまで浦和レッズの下部組織を見始めて、実際に目にして見届けて、関わって来た選手たちの選択肢を広げること。

2013年の経験を経て、そのための活動に対しての優先順位を高めることに決めたのです。

だから、私自身がもっと、精通しなければならないことのために、例えば、これまでは、予定をなんとか平日に収めて、週末は下部組織の公式戦のために戻ってくることを最優先に考えていましたが、自分が必要だと思った時には浦和の下部組織の公式戦があっても日本に戻らずに現地に滞在し続けるとか、アンダーカテゴリの日本代表の大会を海外に観戦に行く場合でも、大会期間中は、公式戦とかぶっても現地に居続けるスケジュールにするとか、ざっくり言えば、そういう動き方になりますということです。

たぶん、サッカーの世界の華やかな部分を目指す選手をお手伝いすることよりも、極端に言うと無人島でのサバイバルのように、サッカーを通して海外で生きる力を身に付けたいという形で飛び出したいという性格の選手を後押しするような道をお手伝いできるような方向性で主に私は目指して作っていくと思うので、そういう挑戦に興味のある方は言ってくださいね。

ということで、蓋を開けてみれば、2013年とあまり変わらないくらい、下部組織の試合に足を運べる可能性も高いのですが、私の意識に変化が生じており、「見届ける」というところよりも、難しい環境下の中で苦しむ選手たちの「可能性(選択肢)を広げる」ための活動を重視する、ということだけお伝えさせていただきます。

ではでは。

浦和レッズユースのプリンスリーグ残留が決まって。

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やはり、世界の様々なスタジアムを回っていますが、慣れてしまった風景で忘れがちですが、改めて眺めてみれば、埼玉スタジアムは、他と比較できない魅力を持っていますよね。この魅力的なスタジアムには、魅力的なチームが似合いますよね。

どうも、浦和サポブクメです☆

浦和レッズユースのプリンスリーグ関東残留が決まるかどうかが決定する16日のプレミアリーグ入れ替え戦決勝の今日、その試合のキックオフの時間帯、ブクメは、埼玉スタジアム第4グラウンドで行われていた、アルビレックス新潟シンガポール、カンボジア、JAPANサッカーカレッジの合同セレクションをボーっと眺めていました。

長い期間、頻度多く見て、長所や短所、持ち味を知り、人間部分の成長を含めた育成を考えて選手の良さを見つけていく私の観戦スタイルとは、真逆の世界となるセレクション(トライアウト。)

もちろん、名前が知れた選手であれば、それなりに事前の情報は見る側も知っているとは思いますが、基本的には、短い時間の中で、選考する人に強い印象を植え付けなければならない、過酷な環境ですよね。チームが絞られたトライアウトであれば、そのチームの現状まで知り、どういう選手を欲しているのかを、選考される側が理解して見せていく必要があります。

事前情報何もなく足を運んで眺めてみると、やはりまずは外見で目立つ選手だったり、声を大きく出している選手に目が行きます。それぞれの用意したウェアにビブスを付けて練習試合形式でセレクションが行われおり、おそらく同じチーム(または、何かしらで一緒にプレーしている友人)で参加している選手らしき組み合わせだと連携も良い。ひときわ目立つ選手が一人いた。

そういう選手が、そのチームのセレクションに合格するのか、それとも、もっと細かい部分を評価されて、目立たなくとも、評価されて合格する選手がいるのか、今回の選考する側のことをもう少し知っていれば、もっと面白かったかなと思ったりしました。

そんなこんなで、プリンスリーグ残留が決まったのは、実は、その場所にいて情報をチェックしたわけではなく、移動して東川口にある、とある整骨院で、マッサージを受けている最中に決まっていて、その後に情報をチェックして残留を知りました。

最近、あまり見かけなくなってしまったのですが、以前は、かなりの頻度で下部組織の試合に足を運んで一緒に試合を見ることも多かった浦和サポーターの友人が、トップ昇格ではないものの、その頃のユースの選手のプロ入りが決まった時に涙を流したと聞いたことがあります。

私は、そういう思い出がなく、喜びますが、涙は流せない。自分は冷たい人間なのかなと思うことも時々あります。

涙と言えば、思い返してみても昨年のユースの最終節終了時に、明らかにおかしな環境だった昨シーズンのユースを問題視しながらも、結果的に何もできずに降格になった最終戦の後に、自分でも驚くくらい、悔しさから涙が出ました。

おかしな状況を指摘することばかり考えていた昨年の反省を踏まえ、そこは抑えて選手をチームを応援する姿勢を強くやっていこうと決めた今年でしたが、気が付けば途中からは、同じような状況になっていました。

浦和レッズの育成を指示するような方にも、ブログを読んでいただいていると直接言っていただいたため、ニュアンスを文章に入れていけば、気づいてもらえるかもしれないと思って、結構そういう内容を入れることも増やしたのですが、変わりませんでした。

そうすると、もっと上の方から言われているのかもしれないと思うしかないのですが、どちらにせよ、私もいけないと思うのですが、途中からは、「今年もか・・・」と、育成に対しての浦和レッズの考え方が私が浦和レッズの下部組織に求めるものとはかけ離れていること、そこだけはブレないことに、ある意味、必死に伝えようとしてきたことに対しての気持ちが冷めてしまいました。

それでも、選手は応援したいという気持ちには、まったくブレずに、私の「浦和レッズの下部組織に入った選手はすべての選手がプロになれる力を持っている」という基本姿勢のもとにブログを書いてきたつもりでしたが、今年は、特定の選手を贔屓して、個人攻撃をしている、と指摘された試合も下部組織の試合に関してのブログの内容を通じて出てきてしまいました。まったくそういう意図はなく、チームとしてよくなるために書いた文章のつもりでしたが、結果的に関わる方を傷つけてしまったケースが、初めて出てしまいました。

これも以前に書きましたが、関わる人を傷つけるようなことをした場合には、潔くブログを止めるくらいの気持ちでこのブログはやってきましたので、正直、悩みました。

ただ、この頃には、私の中である種の決意が出てきていた時期だったので、その出来事は、そのことへの後押しとして受け止めることにさせてもらいました。そのことに関しては、年末くらいに実家でダラダラしているタイミングの今年最後のブログで書かせてもらえればと思います。

そんなこんなもあり、プリンスリーグ残留は、来年以降もユースに所属する選手たちにとっては、かなり重要なことではあっても、私としては、残留と言う結果によって、また浦和レッズと言うチームは、育成に対してのここ数年の課題を真剣に見つめることをせずに、最低限の結果は残ったから継続、となるのではないかとそちらの心配が先に立ってしまいました。

ユースに長くかかわっているのに冷たいと言われても、それが素直な気持ちでした。

それでも、Jユースカップからの浦和レッズユースの選手たちの思いと意地で、最後の3試合で這い上がった1つ上の順位が結果的に、残留に結び付いたのは間違えのない事実です。采配によって失った勝ち点を、選手の意地で取り戻して残留。そう考えると合点がいきます。

正直なところ、浦和レッズの育成に関しては、真摯に受け止めて変化がされるとは期待していません。

希望の光はあります。ただ、そこが重要視されているとは到底思えないので、希望の光がこれ以上消えないように、それだけは切に願っています。

今年最も私が悔しかったことは、ご父兄から度々聞かれる、「○○(ご子息の名前)が不甲斐なくて申し訳ない」というニュアンスの言葉。いえ、勝ち点を稼げなかった原因の大半は、別のところにありますとは思いながらも、ご父兄の方からすれば、そう感じてしまっているような状況になりえているのが、本当に悔しかったです。

はっきり言って、ユース世代くらいになれば、人間育成のところのみしっかりやれる人が付けば、後は選手で考えてやってみろというチームの作り方でも、選手は育つと思います。実際、そういうやり方で結果を残している高校もありますよね。

育成の世代で私が最重要だと考えるポイントは、人として向き合える人が携わること(仕事だけど、仕事と思って取り組む人は、やることがきっちりできても向いていないと思います。)

絶対にやめてほしいのは、考えなしに人を置き換える(あてがう)こと。

はっきり言って、トップチームと同じ戦術をユースでやる必要はないと思います。だって、トップチームのやっている戦術(?)は、狭い世界でしか通用しないですから。育成の段階でそれを徹底したら、オフィシャルページのユースの紹介のところにある

“浦和レッズのアカデミーセンターでは、プロのトップチームで活躍できる選手および世界に通用する選手を輩出することを目標にしています。

「GOOD PLAYER」とは個性、特徴があり、高い技術と戦術、フィジカルをもった闘える選手であり、アカデミーセンターでは選手個々の個性を伸ばす方針で指導しています。”

という目標からは、かけ離れていきますよ。個性や特徴も尊重されていないですよね、現在。

今年のやり方を継続するならば、是非、この文言は変更することをお勧めします。この文章を信じて預けたご父兄に嘘をつくことになりますから。

私は、監督やコーチの変更を希望しているわけではありません。だって、深いところが影響していてやむを得ず実践した結果が今年だとしたら、今年の体制は、その影響を受けていただけであって、そこは、1サポーターの私が知りえることではないですから。見えない深いところから変わらないと、浦和レッズも浦和レッズの下部組織も変わらないと思っていますので、やっぱり難しいですかね?

と、ある程度の覚悟を決めて、批判が集まりやすい文章にしてみました。でも、本音です。一個人の意見です。

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埼玉スタジアム2002サブグラウンド横の道。その道の先に光はあるか?

 

【番外編2013/11/14】フィリピンカップ(UFLカップ)の試合を観戦してきました。

エンペラドールスタジアム・マニラ・フィリピン/2013年11月14日

 

どうも、浦和サポブクメです☆

既に明日には、日本に帰国する流れにはなるのですが、現在フィリピンに足を運んでおります。

今回は、仕事がらみの部分と、その流れの中で、フィリピンリーグでプレーされている日本人選手の方のお話を聞く機会などに恵まれ、さらに、運よく平日ですが、UFLカップ(フィリピンカップ)が開催されていたので、スタジアムだけでなく、試合も観戦することができました。

ちょうど、前日に実際にそのリーグでプレーしている方からお話を聞いていたため、現在のフィリピンリーグの状況など様々な事前情報をいただいた上での観戦となったため、ただ足を運んで見るよりも、より考えながら見ることができました。

エンペラドールスタジアム・マニラ・フィリピン/2013年11月14日

 

聞いた話ばかりなので、しっかり確認をしてはいないので誤りがあっても責任は取りません!と逃げつつ、聞いた話では、フィリピンリーグは、基本的にリーグ戦は無料らしいんですね。カップ戦も同様だったそうなのですが、決勝トーナメントになって急に有料でチケットが必要になったらしいです。

ただ、このチケットの有料化には経緯があるらしく、皆様ご存知の通り、フィリピンのいくつかの島に甚大な被害をもたらした台風のための義援金として、このチケットの売り上げが使われることになったそうです。

有料とは言っても、日本円にすれば、一番高いチケットで100ペソ(200円程度)です。

当初、このタイミングでフィリピンに足を運ぶことが良いのか、大丈夫なのかと思っていましたが、実際マニラに関しては、全く被害を受けていないということで、実際足を運んでみても、普段と変わらぬマニラの風景がそこにありました。

さてさて、今回のカップ戦が開催されたエンペラドール・スタジアム(Emperador Stadium)ですが、今年2月にこけら落としとなった新しい人工芝のスタジアムということです。

これまでは、アンダーカテゴリーの代表の大会などで使われていたリザール・メモリアル・スタジアムというところが、メインで利用されていたそうですが、新シーズンは、基本的にフィリピン1部リーグの試合はすべてこのスタジアムで行われるそうです(ただ、スタジアムの規格が小さいらしく、国際Aマッチは行えないとかなんとかw)

周辺は、まだ開発中のエリアも多いようですが、ビジネスエリアのマッキンリー・ヒルというエリアの中にあるスタジアム・・・ですが、ややアクセスが悪く、現時点では、バスなどもあるとは思うのですが、観光で訪れる場合は、基本的にタクシーを利用するしかすべはないと思います。

そして、マカティなどからの場合は、きちんとメーターを使ってもらっても100ペソを超えてしまう距離にあります。空港からのほうがやや近いし、ちょうど飛行機がスタジアムの真上を超えていく立地だったりします。

あ、観戦した試合は、昨年リーグ優勝した、スタリオンズ(Stallions) と2部のセブ・クイーン・シティ・ユナイテッド(Cebu Queen City United)の試合でした。新シーズンから、外国人枠の規定が代わり、これまでは、ピッチ上に外国人選手が同時に何人でもプレーしてよかったレギュレーションから、5人くらいまでに変わったらしく、新シーズンでは、外国人枠に頼っていたチームは、かなりメンバーの入れ替わりがあったらしい・・・のですが、昨年のチームを見ていないので何とも言えないのですが、それでもやはりスタリオンズのやっているサッカーのほうがレベルが高く、たまたまセブのファンの多い席に座っていたのですが、そこからの野次がすごくて、あまり試合を集中して見られませんでしたw

試合は、それでもセブにも決定機は、何度も訪れていたものの、ことごとく外してしまい、2-0でスタリオンズの勝利となりました。

今回フィリピンリーグでプレーされている日本人選手から、聞くことができた内容を含め、今後還元できる機会があれば、もっと突き詰めて別の場で紹介などできればと思います。

ではでは。