第29回日本クラブユースサッカー選手権(U-15)大会 1次ラウンド第2日2014/08/16 浦和レッズJrユースvsヘミニス金沢FC 7-0勝利・・・理想の展開。決勝トーナメントの戦いも視野に入れて第3戦へ

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どうも、ブクメです☆

大会2日目に入りました。今日も、雲は多めだったものの晴れ間が多い1日となりました。北海道らしいというか、晴れていると夏らしく、暑く感じられるものの、日が陰った時には、風が冷たく寒くも感じる、そんな試合観戦の環境でした。

プレーする選手としては、連戦で疲労も考慮しながらにはなるとはいえ、やりやすい環境だったと思います。また、昨日のグリーンパークと比べて断然芝の状態が良いため、こちらに関しても今日は、芝の状態に苦しめられてということがなくやれたのも良かったですね。

逆に、明日の第3戦は、再びグリーンパークに戻るため、今日しっかり快勝して、おそらくレギュレーション上では、安全圏になると思われる勝ち点4と、念のため得失点差で有利な状況を作れるかと言うのが、単純にグループ突破ということを数字で考えた時には求めれるような一戦となり、その意味では、しっかり結果を残せた試合となりました。

では、試合の話に移りますね。

この試合のスタメンと交代は以下、

GK18番高草木天平、DFが左サイドバックに21番北村龍馬、右サイドバックに2番山崎広大、センターバックに3番大西翔也と5番山崎舜介、MFが左に6番荻原拓也、右に27番二見健太、真ん中に8番立川将吾と14番弓削翼、FWが左に20番長倉幹樹、右に10番シマブク・カズヨシ

となります。

あまり名前を聞かないようなチームであっても、突出した個性のある選手がいて、そのような選手を乗せてしまうと難しくなってしまうのが、全国大会ともいえるのですが、今日の対戦相手にも、スピードがありテクニックのある小柄なフォワードの選手が非常に目立っており、やや手こずるような場面は、あったものの全体としては、力の差がある印象で、プレッシャーがそれほど強くもない状況であ、るにも関わらず、攻め急いでしまうようなプレーを浦和はしてしまうことで、攻撃に厚みがかけられない前半となりました。

それでも、ペースとしては試合を通して浦和という試合ではありましたが。

攻め急ぎということは書いたものの、攻撃のパターンとしては、早い展開で前線の10番シマブク・カズヨシや20番長倉幹樹にあてて、中盤やサイドの選手の上りを使ってサイドからしかけるという展開は多くできていました。

例えば、2分の大きなチャンスの場面では、10番シマブク・カズヨシが前線でパスを受けて、高めの位置まで上がってきた2番山崎広大に下げて、クロスを上げ、20番長倉幹樹がすらしてペナルティエリアに侵入していた14番弓削翼がシュートという場面などが一つの形ですね。この場面は、枠をとらえることができませんでした。

浦和の先制点は、5分、直前に相手に決定的な場面を作られたところを18番高草木天平の好セーブで防いだ直後で、8番立川将吾から右前線に開いた10番シマブク・カズヨシに通し、クロスを20番長倉幹樹がヘッドで合わせてゴール。1-0と先制します。

浦和の攻勢は続くものの、相手がそれほどプレッシャーをどのポジションでもかけてこない状況や、守備に人数を割いているにも関わらず、中盤を省略して長いパスで人数の多い相手に対して1人2人で仕掛けるという場面が多くなったり、跳ね返されたりと言う場面が多いことで、効果的に得点を重ねられない状況が続きました。

印象としては、10番シマブク・カズヨシが中盤あたりに降りてきたりしていったん中盤を経由してなかで、他の中盤の選手やサイドバックの選手が攻撃に参加する時間が作れた時に、より大きなチャンスになっていたと思いますが、前半は、この回数が少なかったと思います。

1-0という状況では、何が起こるのかわからない状況。連戦の続くこの大会では、できる限り多くの選手がプレーして大会の雰囲気に慣れておくことなどを考えて、3点差くらい早くつけてしまい、ベンチで控える選手たちが、出場できるのがこの試合ではベストと考えると、1点差だと、なかなかそういうこともできないですよね。

ただ、こういうところでしっかり必要なことを実行してくれるのが、今年のチームの強みでもあり、前半終了間際のコーナーキックのチャンスで8番立川将吾からのボールを3番大西翔也がドンピシャで合わせて決めて2-0とし、2点差にして前半を終えることに成功します。

そして、後半に入ると、指示もあったでしょうし、選手自身で考えて修正した部分もあると思いますが、他の選手が上がれる時間を作るような、長いパスではなく、中盤の選手を経由してタメを作ったり、横パスでもう一人経由してサイドバックの選手が追い越していくなどのプレーが増え、攻撃の厚みが増していくことで後半はゴールラッシュとなりました。

後半のゴールラッシュのきっかけとして、後半早々に追加点を奪って3点差にできたことも大きいと思います。

10番シマブク・カズヨシのシュートをキーパーがはじき、再びそのボールを10番シマブク・カズヨシが拾い、角度のないところから折り返し、最後は8番立川将吾が決めて3-0とします。後半3分くらいですね。

後半の序盤の浦和の攻勢では、特に右サイドで27番二見健太と攻撃参加した2番山崎広大のパス交換で切り裂いていくような場面が多かったと思います。

3点差になったことで、ここから交代枠をフルに使いながら、それでも得点を重ねていく展開を作ることができます。

11分に、6番荻原拓也に代わり、19番山下勇希、21番北村龍馬に代わり22番大桃伶音。14分に20番長倉幹樹に代わり、11番白田颯人が入ります。

短い時間に3人交代したものの、ペースは浦和のまま、これも強みですよね。

15分には、10番シマブク・カズヨシがヘッドで決めて4-0とします。

続いて、19分に8番立川将吾に代えて23番白土大貴が入ります。

23分には、3番大西翔也がこの試合2ゴール目となるヘディングでのゴールを決め5-0とします。この得点場面は、ペナルティエリア内ではあったもののややゴールから遠く、直接だとキーパーに反応される可能性が高かったところでしたが、左下隅のちょうど触りにくいところにでバウンドするような見事な狙いのシュートでした。

26分に5番山崎舜介に代わり16番角田涼太朗が入ります。

38分には、19番山下勇希の技ありのスルーパスを、27番二見健太がディフェンダーの裏で受け、折り返しを10番シマブク・カズヨシが決めて6-0となります。

そして、この試合最後のゴールが、39分に入ります。

このゴールは、どの選手だか確認できなかったもののグラウンダー気味のミドルシュートを11番白田颯人が上手く触って流し込んでのゴールとなります。

思ったより少し長めのアディショナルタイムにも決定的な場面が、あったもののシュートがポストに当たり、キーパーにあたりと、やや不運な形で得点にはならず。

それでも、しっかり7得点を挙げての大勝となりました。

2日目までの成績をざっと眺めてみて、グループJで2チームが勝ち点6をとっていて、3位が勝ち点4以上にならないので、3位になった場合でもこのグループよりは上回ることは確定。あとは・・・計算がめんどうなのでやめましたw

グループ3位の上位8チームまでが突破なので、あと3つのグループより上回れば良い感じで・・・とか、考えるのもちょっとめんどうですね。

チームとしてどのように第3戦に臨むのかにもよると思いますので何とも言えないのですが、初戦でレベルの高いサッカーをしていたセレッソ大阪U-15に3-1で勝利していたジュビロ磐田U-15が相手ということで、2連勝で突破を決めている相手がどう臨んでくるのかもありますが、今後の決勝トーナメントを考えたうえでも、相手がどう戦ってくるにしても、決勝トーナメントでの厳しい戦いを視野に入れて、レベルの高い相手と、しっかり課題についても取り組んで、手ごたえを掴みながら、結果も残せるような戦いをしてくれればと思いますね。

後は、決勝トーナメントもグリーンパークになる可能性もありますし、せっかく第3戦がまたグリーンパークでの試合となるので、あの芝の状態でどこまで思うようなプレーができるかということにも挑戦してもらいたいなと思います。

ではでは。

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第29回日本クラブユースサッカー選手権(U-15)大会 1次ラウンド第1日2014/08/15 浦和レッズJrユースvsセレッソ大阪U-15 1-1引き分け・・・試合の中で立て直し、しっかり追いつく

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どうも、ブクメです☆

昨年同様に、浦和レッズジュニアユースの夏の全国大会となるクラブユース選手権を観戦に北海道の帯広に来ています。

なんとなく、昨年は、北海道だけどそこまで涼しいという印象は、なかったような気がしたものの、今回は、飛行機で帯広に降り立った時から、涼しさを感じ、夜になると半袖だと肌寒さを感じるような気候だと思います。

雨は、ほぼ降らないものの、帯広についた昨日今日と曇っていたこともあるかもしれません。そして、湿気がないのもありますね。

昨年は、帯広駅から遠い、中札内のサッカー場での試合がメインになりましたが、今回は、1日目と3日目は、帯広駅から徒歩でも十分行ける(20分くらい)グリーンパークでの試合となり、アクセスとしては、だいぶ助かる日程。明日2日目の帯広の森球技場は、歩けなくもないですが、7キロくらいあるので、バスかレンタサイクルか悩みつつ、いずれにしても、グループステージは、なかなかの好アクセスです。

浦和レッズジュニアユースの試合は、7月23日に、練習試合を観戦した以来、公式戦では、7月6日の三菱養和戦以来の観戦と言うことでだいぶ空きました。

8月初旬に、千葉でフェスティバル系の大会に参加するとは聞いていたのですが、そちらに行く予定で考えていたものの、結果的に足を運べませんでした。

やや、この大会も強引な拡大路線でグループステージ突破の条件が、3位の上位8チームまでと緩くなりすぎて、これはこれでどうなのかと思う部分は、ありつつ、今年、順調にチームが前進を続けている浦和レッズジュニアユースなので、この大会の優勝を目指して、どう戦っていくべきかと考えた時に、単純に、グループステージは、突破の条件は、当然クリアするものとして、その3試合が、容易なものにならずに苦しい展開、苦しい試合になることも必要かな~と思いつつの初戦のセレッソ大阪U-15戦を観戦しました。

そういった意味では、今日の試合は、うまく行かなかった部分も含めて、スタートとしては、悪くない試合になったと思います。

では、試合の話に移りますね。

この試合のスタメンと交代は以下、

GK18番高草木天平、DFが左サイドバックに21番北村龍馬、右サイドバックに2番山崎広大、センターバックに3番大西翔也と5番山崎舜介、MFが左に6番荻原拓也、右に11番白田颯人、真ん中に8番立川将吾と14番弓削翼、FWが左に20番長倉幹樹、右に10番シマブク・カズヨシ

となります。

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上記の写真で、少し伝わるかもしれませんが、グリーンパークの芝は、やや長めで、でこぼこしたところもあり、グラウンダーのパスが思ったほど伸びなかったり、細かいプレーをする選手にとっては、やややりにくいところもあり、これは、この会場でプレーした選手にとっては同条件には、なるものの、一際これに序盤苦しんだのが浦和だったと思います。

序盤は、相手ペースで進みます。開始2分の相手フリーキックだったり、5分に作られた決定的な場面では、18番高草木天平の好セーブで防ぐなど、危険な場面が作られる立ち上がりになりながら、それでも、やられてはいなかったものの、これも、直接的な要因とは言えないかもしれませんが、相手の攻めのところで、ちょうど主審にボールが当たり、これがポストプレーのような形になったところから、裏へパスを通されて抜け出されてという形で早い時間での失点を喫してしまいます。

0-1の状況で、いったん落ち着いてプレーしたいところでしたが、相手の中盤の選手の質の高いプレーや早い寄せ、シンプルな裏へのパスなどに苦しんで15分前後くらいまでは、そのまま相手ペースが続く状況になります。

ただ、いつ失点してもおかしくないというよりは、攻撃の組み立てが思うように行かない中で攻めから奪われて相手の攻めを受けて、跳ね返してという感じだったので、守備のところは序盤は、ややバタバタしたところもあったものの、前半の途中くらいからは、攻められるものの、守備が崩されたということは、ほとんどなくという感じだったとも言えます。要するに相手の守備も良かったということにはなりますが。

前半の浦和の攻撃は、中盤で8番立川将吾が存在感を見せてパスを狙ったり自ら仕掛けたりという場面が多く、6番荻原拓也の攻撃の狙いなどで味方と意図が合えば大きなチャンスになりそうという場面が多く感じられたものの、前線の選手がなかなか自由にスペースを与えてもらえず、パスを受けてもその次まで行けないという形が多かったと思います。

決定的な場面と言うことでは、オフサイド判定になったものの、19分のコーナーキックのチャンスでファーサイドでディフェンダーの間を抜けて来たボールに14番弓削翼が合わせてネットを揺らしたという場面がありました。

そのほかに、11番白田颯人が突破してペナルティエリアまで侵入し、折り返しのパスが合えばと言う場面だったり、20番長倉幹樹が前線でパスを受けて6番荻原拓也が追い越したところにパスを通してキーパーと1対1になるかと思われたところがオフサイドの判定だったり、ミドルシュートを狙ったりなどはありました。

前半は、大きなチャンスという意味では、あまり作れず0-1で終了したものの、なんというか、相手にリードはされてはいたり、データの上ではフリーキックやコーナーキックを数多く与えていたとはいっても、なんというか、割と浦和レッズジュニアユースらしい展開かな~という、相手の攻めの回数でどうこうよりも、攻撃のところで、なかなかうまく組み立てられないところの課題が出てしまう時の序盤という印象で、それでも0-1で終わっていたので、まあ、大丈夫かな~というなんというか、それほど心配にはならなかったというか、そんな感じでした。

で、後半に入ると、また最初の方では相手に攻め込まれて5番山崎舜介のカバーで失点を防ぐ場面など、少し相手の攻撃を受けるところはあったものの、5分過ぎくらいからは、少し攻撃にウェイトを置くような形で主導権を奪ってからは、ほぼ後半は浦和のペースで試合を進めることができていました。

後半の浦和の攻撃では、

10分に10番シマブク・カズヨシから6番荻原拓也に下げて、8番立川将吾にパスを通すと裏に抜け出した14番弓削翼がシュートを狙う場面を作ります。

11分に11番白田颯人に代わり27番二見健太が入ります。

13分に、8番立川将吾のパスに抜け出した20番長倉幹樹の攻め上がりから、コーナーキックを獲得します。

続いて15分にフリーキックのチャンスで、8番立川将吾から27番二見健太、サイドから高めの位置に上がった2番山崎広大とのパス交換で27番二見健太が抜け出しチャンスを作ります。

更に、16分には、相手キーパーがペナルティエリア外くらいでクリアしてゴールから離れた位置にいる状況で、14番弓削翼が直接ゴールを狙う面白い狙いもありました。

24分には、前線で10番シマブク・カズヨシがヘッドでゴールを狙う場面を作ります。このタイミングで、右から6番荻原拓也もペナルティエリアに侵入してきていましたので、そちらに落とすという選択肢も含めて、厚みのあるチャンスでした。

浦和がペースを握った公判でも特に25分過ぎくらいからは、相手を押し込む場面が増え、より相手ゴールに近いプレーが増えてきます。

前半と比べると、よりゴールに近い位置までボールを持ち込む、シュートチャンスを作ることができていたので、前半とは全く意味が違うものの、後半はシュートの数が多いものの、枠をとらえきれなかったり、枠をとらえてもコースが甘くなったりという場面が多いのが少し気になりました。

そんな流れの中で、迎えた後半38分に出し手が誰だか確認できなかったのですが、おそらく20番長倉幹樹からだったと思いますが、裏へのパスが8番立川将吾に通り、落ち着いてゴール右隅を狙って決めて1-1と同点に追いつきます。

勢いで言えば、逆転まで行ってもおかしくない展開ではあったものの、その後得点は動かずに結果1-1の引き分けで試合終了となりました。

今日の試合で楽な形で勝利するよりもずっと良い、課題の詰まった試合展開となり、その課題を試合中に修正する力も見せてくれたことを考えると、やはり今年のチームは、経験を含めて、ドッシリした力があるチームになっているという印象があります。

初戦でレベルの高い相手と当れたことと、その相手に対して、今日のような修正力を見せられたことは大きく、あとは、試合を楽しんでいる雰囲気も感じられたことも見ていて嬉しく、明日以降の戦いぶりが、更に楽しみになりました。

普通に高いところまで勝ち進むべくチームになってきていることを感じます。

今大会は、20日の決勝トーナメント2回戦までしか現地で見ることはできなくなってしまいましたが、そのくらいから、足を運べるというサポーターの方もいますし、引き継ぐべく、そこまではしっかり、見させてもらえればと思います!

データのみを見たら、おそらく相手に圧倒されてなんとか追いついたようなデータになるかもしれませんが、実際は、浦和の下部組織を見て来たものが見れば、今日の試合は、うちの試合だったということです。

ではでは。

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日本クラブユースサッカー選手権(U-15)大会 関東大会 準々決勝2014/07/6 浦和レッズJrユースvs三菱養和SC巣鴨Jrユース 1-0勝利・・・相手の時間帯を凌ぎ、集中した守備をなんとか破る

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どうも、ブクメです☆

タイトルを考えながら、課題はありつつ、これが強いチームなんだよな~と思いつつ。今日の対戦相手の三菱養和、強かったですね。なんというか、チーム力としては、浦和の方が上なのですが、その守備の集中力だったり、球際だったり、より判断を高くしないと、こういう相手を崩すのは難しいんだな~と実感するという試合。

夏の大会に向けて、また一つ大きな経験と課題を感じられる、でも結果はしっかり出せた試合でした。

ということで、埼玉スタジアム2002第3グラウンドのユースの試合を観戦後、マリノスタウンに移動しまして、浦和レッズジュニアユースのクラブユース選手権関東予選の準々決勝の試合を観戦してきました。

夏の全国大会の出場権は、既に先週3回戦を勝利した時点で確定させており、ここからは、よりチームとしてのレベルアップを目指して、それでいながら、この大会が終わってしまうと、1か月以上公式戦がないため、勝利して公式戦での真剣勝負を多く行うことも目指して、そんな戦いが続きます。

今日勝利すれば、来週の土曜日準決勝、そこに勝てば日曜日に決勝と、真剣勝負の公式戦を2試合戦い、そこまで戦い切っても1か月は公式戦がない期間が続いてはしまうのですが、あるかないかでだいぶ違うんですよね。

準備期間に強豪と練習試合を戦うことで得られる経験とはまた別の経験が得られます。

ということで、試合の話に移りますね。

前の試合が延長、PKまで行ったということでキックオフが16時15分からになった試合になります。天気は、比較的涼しくなってきたところ、風が強くなってきて少し影響があるようなコンディションでした。

この試合のスタメンと交代は以下、

GK18番高草木天平、DFが左サイドバックに5番山崎舜介、右サイドバックに21番北村龍馬、センターバックに3番大西翔也と22番大桃伶音、MFが左に9番樋口颯太、右に11番白田颯人、真ん中に8番立川将吾と23番白土大貴、FWが左に10番シマブク・カズヨシ、右に7番菊地泰智

となります。

この試合で、スタートから目を引いたのは、前線に入った7番菊地泰智の前線での動き。守備の意識の高い相手に対して、前線で左に右に、真ん中に、少し下がり目にとポジションを移すことで、 「3トップかな?」と一緒に見ていた人が言うくらい、攻撃の際に厚みを加えることができていました。

また、中盤も、バックラインも、相手よりも一つ上の動き、早い反応、摘み取る意識の高さ。これらにより、主導権を握ってプレーすることができていました。

ただ、多くの相手の場合は、この状況で集中を切らしてくれて、決定的な形を多く作ることができて、得点をという形にできるのですが、今日の相手は、本当に守備の集中力が凄かったですね。

決して、浦和の試みが悪いということではなく、動きの質の高さは多く見られるのに、決定的な形はほとんど作らせてもらえない、ある意味、誇らしくある意味もどかしい展開が続きます。

崩しのところでは、なかなかうまくいかない中で、16分のセットプレーからの3番大西翔也のヘディングシュート、25分の21番北村龍馬のヘディングシュートなどで惜しい形は何度か作ることに成功します。

割と高めの位置からインターセプトに成功することも多かっただけに、やはり相手の守備の集中力は見事だったとは思うんですよね。

ということで、前半は0-0で終了。

主導権は握りながらも攻めきれない展開が続くと、こういうこともありますという後半のスタートは、一転して相手ペースで押し込まれる形で15分くらいまで、いわゆる耐える時間となります。

今日の試合での勝利のポイントの一つはこの時間帯の相手の攻撃を耐えきったことにあると思います。本当は、前半のうちに先制して、有利な展開で進められれば言うことはないのですが、今後の全国大会を想定した時も守備の意識の高い相手に0-0の時間が続くということは考えられますし、そこで訪れた相手の時間帯に今度はこちらが失点しない戦いができるということも重要です。

そこを耐えきっての15分過ぎ辺りからは、再び浦和の攻撃の回数も増え、比較的守備のバランスに比重を置いていた23番白土大貴が、タイミングで10番シマブク・カズヨシから受けたパスから、11番白田颯人とワンツーで抜け出して前線に攻めあがる場面や、中盤でのインターセプトから11番白田颯人がシュートまで持ち込む場面、更には、思い切った10番シマブク・カズヨシのミドルシュートがクロスバーを叩く惜しい形につながるなど、よりゴールに近ずくチャンスも増えてきます。ただ、相手のキーパーの好守もあり、なかなか先制点を奪うところまでは行きません。

そんな中で迎えた、後半30分に、浦和に待望の先制点が生まれます。

細かいパスから相手にディフェンダーの隙間に上手く入り込んでパスを受けた7番菊地泰智が、キーパーの位置をよく見てシュートを決めて1-0とします。

先制してからの残り10分ほども、どちらかと言えば、相手の反撃よりも浦和の追加点の可能性の方が高いような展開で進めつつ、終了間際に危険な場面もありましたが、結局、そのまま1-0で終了となりました。

凄く極端なことを言えば、今日は、前線の選手にとっては個人技で打開するということをほとんど許してもらえなかった、悔しい試合とも言えたかもしれませんが、これは、今後の高校生世代に入った時に、多くの前線の選手が直面する課題のようなものです。

プレーさえてもらえるスペースが少なくなり、ボールを持ったらすぐに詰められてしまう。ただ、こういう経験を多くしないと、感覚はつかめないものですし、今日感じたことは大事になります。

そういった相手を崩すためには、何が必要か?

連係連動、スペースへの動き、スペースに動く選手を理解してそこにパスを出せる力、受ける力、トラップだったり、その後の体の向き、思い切った判断、駆け引き、きれいに崩せなくても、枠にシュートを飛ばす、ゴール方向へ鋭く蹴ることで何かが起こるかもしれない。でも、わがままになりすぎてはいけない。シュート意識は忘れてはいけない。

チームとしての戦い方を、最低限やり続ける中で、個々の持ち味を理解し合いながら、突き抜けるために、今日の課題の部分も噛みしめて。

同時に、勝負のところで優ったことに自信を持って、まずは、この大会のあと2試合でできる限りの成長を目指してくださいね。

準決勝、決勝は、足を運べませんが、吉報(結果だけではなく、またチームとして成長しているという話)を足を運んだ方から聞けるように楽しみにしています。

ではでは。

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日本クラブユースサッカー選手権(U-15)大会 関東大会 3回戦2014/06/29 浦和レッズJrユースvsGRANDE FC 2-0勝利・・・まずは全国決定!ここからの時間をどう使う?

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どうも、ブクメです☆

最近は、ゲリラ豪雨雷雨的な、急な天候悪化からの、中断や中止という試合が多くなっていますよね。勝てば全国大会出場が決まる重要な今日の一戦が、まさに、雨雲レーダーを見れば、試合時間にそうなる可能性が高い感じになっていたのですが、はい、食らいましたね。

この3回戦の対戦相手は、同じ埼玉県で埼玉県の大会ではお馴染みのGRANDEということで、同じ県同士の対戦となることで、相手の気合いも数倍になるでしょうし、更に、昔から、なんか嫌いな、三菱養和巣鴨スポーツセンターが会場。長いボールを多用するチームが力をより発揮できるグラウンドという印象。

全国が決まる一戦としては、少しやりにくさを見る側として勝手に感じてしまった今日の試合ですが、選手は頼もしいものですね。問題なく戦い抜いて勝利してくれました。

この試合のスタメンと交代は以下、

GK18番高草木天平、DFが左サイドバックに13番三井愁雲(後半25分⇒23番白土大貴)、右サイドバックに21番北村龍馬、センターバックに3番大西翔也と22番大桃伶音、MFが左に9番樋口颯太、右に19番山下勇希(後半スタート⇒11番白田颯人)、真ん中に14番弓削翼と8番立川将吾、FWが左に10番シマブク・カズヨシ、右に15番長谷川魁哉

となります。

15:30キックオフ予定の試合は、少し遅れた38分くらいのキックオフになったのですが、キックオフ前くらいの段階で急激に天候が悪化して、ゴロゴロと聞こえ始めてはいたのですが、試合自体はキックオフ。

雨も降り始めて、雷も近づいてきているのが明らかな状況で、いつ中断するかな~という流れではありましたが、試合としては、この重要な一戦で早い時間帯の4分に15番長谷川魁哉のゴールで先制に成功します。

で、ここから更に勢いが上がってくるかと思った12分くらいのところで、大きな雷がなって、この直後に中断となります。

試合が再開されたのは、17時5分ということで、1時間ほど中断してからの試合と言うことで、いわゆるここでも見る側としては、先制して良い入り方をしたチームほど、こういう中断が入ると、その後に流れが変わることがあるのもサッカーだからと思ってしまうものですが、それに関しても、選手は頼もしいもので、再開後も集中して試合に入って戦ってくれました。

かなり雨も降ったのですが、少しいやな印象があった三菱養和の人工芝のグラウンドでしたが、水はけは、かなり良かったようで再開前は水たまりになっている個所も多く見受けられたのですが、試合が再開して少しで、試合に大きく影響するような水たまりはなくなっていました。

今日印象的だったのは、全員で円陣を組んだ後に、ディフェンスラインのメンバーでも円陣を組んでいたんですね。なんか良いですね。決めさせないぞという気持ちが伝わってきました。

試合としては楽な展開とは言えず、球際の激しさ、寄せの速さ、そして長いボールを多用してくる相手に対して、問題なく集中して対応はできていたものの、オフサイドの判定などで微妙なものも多く、試合のペースを握っていたのは、浦和でしたが、なかなか自由にプレーをさせてもらえない展開になっていました。

特に前線の選手がパスを受けた時やサイドから攻撃を仕掛けようとするときの寄せが早かったので、おそらく前線の選手にとっては、いわゆるフラストレーションがたまる試合になっていたかもしれません。ただ、それでも焦れずに仕掛けられていたのが良かったと思います。

長いボールを多用してくる相手に対してのラインコントロールも神経を使うものだったでしょうし、その部分では、本当に守備陣も集中できていたと思います。

前半を1-0で折り返し、後半も同様の展開が続くながらも、セカンドボールへの反応や、高めでボールを奪える回数が徐々に増える中で浦和が相手陣内に攻め込む回数も増えてきます。

それでも、相手も集中をなかなか切らしてくれず、追加点が奪えないままに進んで行きましたが、ある意味、そういう相手をうまくいなした形で貴重な追加点を後半27分に決めることに成功します。

後半25分から入った23番白土大貴が左前線に持ち上がったところから、ペナルティエリア近く中ほどに走る11番白田颯人にパスを出し、この段階で前にはディフェンダーが数人いる状況で、再びサイドにはたくか、強引に突破するかかな~と思っていたところで、相手もそこを警戒していたと思うのですが、そこでヒールで軽く後ろに流すという選択をしたこと、そこに反応した9番樋口颯太が迷わず、少し前に出ていたキーパーを超すような高めの軌道でコースを狙うことで、見事に追加点を奪うことに成功しました。

今のチームの守備の集中力を考えれば、事故のような失点が仮にあったとしても、2点のリードがあればセーフティと言っても良いとおもいますが、その事故のような失点もなく、きっちり無失点で試合を終えてくれ、2-0で勝利。

苦戦はしていたと思います。やりにくい相手だったと思います。でも、結果的には、ここしばらくずっと感じているチームとして既に次の段階まで行っている、なんといか、どっしりとした強さがあり、何かが起きて、不運があってとか、色々な難しい要素を加味しても、このラウンドで負けることはない、ありえない、そんな強さがこの試合でも感じられました。

ということで、まずは、全国大会出場は、決まりました。

関東U15リーグの再開は、9月になるため、ここから、8月の大会までの間の公式戦というものは、今臨んでいるクラブユース選手権の関東予選しかないため、関東の力のあるチームとの公式戦が最大であと3試合戦えるかどうかというのも重要と言えば重要です。

でも、課題を見つけながら、更なるチームの底上げや、どんな相手に対しても適応できるように攻撃や守備、戦術、選手の個性など、色々組み合わせなど、バリュエーションを増やして行くこと。いわゆる、試すことも必要になる時期でもあるとも思います。

その辺り、ここからまずは夏の大会までの時期で、どのようにチームが更に変化していくのかも含めて、足を運べる限り、しっかり見させてもらえればと思います!

楽しみにしています。

ではでは。

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日本クラブユースサッカー選手権(U-15)大会 関東大会 2回戦2014/06/28 浦和レッズJrユースvs柏レイソルAA TOR’82 4-0勝利・・・このタイプの相手にも大勝できる。

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どうも、ブクメです☆

今日の対戦相手は、組織的な決まり事を良く守る良いチームだったと思います。柏レイソル系のチームになって、徐々に近いサッカーが徹底されるようになっている印象でしたし、おそらく、チーム状況が今ほどのところまで来ていなければ、かなり苦しむ相手だったと思います。とかく、名前やカテゴリで当たり前に勝つべき対戦相手だと言われがちですが。

ということで、夏の全国大会出場をかけた、一つ負ければ即敗退となる厳しいトーナメントでの予選。この2回戦を勝利すると、とりあえずは、負ければ即敗退と言う状況は抜けることができます。

それにしても、埼玉スタジアム2002の第3グラウンド、素敵ですね。さいたま市浦和駒場スタジアムも思い入れの深い会場ではありますが、コンディション的なことや、すぐ隣に埼玉スタジアムがある環境。そして、近い位置で応援できることも含めてやはり、ここと隣の第2グラウンドでの試合は良いですね。

もっと、ジュニアユースの公式戦でも使わせてくれれば良いのにと思いつつ。

この試合のスタメンは以下、

GK18番高草木天平、DFが左サイドバックに13番三井愁雲、右サイドバックに21番北村龍馬(後半18分⇒22番大桃伶音)、センターバックに3番大西翔也と5番山崎舜介、MFが左に9番樋口颯太(後半21分⇒11番白田颯人、右に23番白土大貴(後半スタート⇒19番山下勇希)、真ん中に14番弓削翼と8番立川将吾、FWが左に10番シマブク・カズヨシ(後半33分⇒27番二見健太)、右に15番長谷川魁哉(後半14分⇒7番菊地泰智)

となります。

ちょうど、この時期が修学旅行とぶつかる中学校が多いらしく、今日に合わせて途中で帰って来た選手や、行かなかった選手、今日までで今日の試合後に修学旅行に合流する選手など、下部組織らしい学校行事に影響される難しいやりくりのようなものがこのタイミングであるようですね。

ただ、チームとして一つにまとまってきている今の浦和の強みがよりここででるかな~とも思いますね。

今日の試合をすごく大まかに言えば、序盤は、久しぶりに相手ペースで思うように行かないところからスタートした中で、それでも飲まれることはなく、徐々に浦和ペースに持っていき、先制してからは、完全に浦和ペースで追加点を重ねていき終わってみれば大勝となったという感じでしょうか(ざっくりすぎますねw)

きれいに並んだバックライン、前線中盤の距離の取り方、逆サイドへの展開とそこに飛び出す選手の約束事。そんな、柏レイソルの下部組織と試合をやる時によく見られる光景を相手に見たものの、これは、あくまで相手が主導権を握って精度高くやられた場合に怖いということではあるものの、ここに「あれ?上手くいかないぞ?」という感覚を植え付けてしまうことができた。そこも大きかったと思います。

個人技での仕掛けも含めて、また、ただ追いかけるだけでない意図のある高い位置からのプレスと連動性。中盤で攻撃の起点を作らせない守備などなど。

まあ・・・、こういう相手に対してまず打開するのに効果的なミドルシュートでの得点を11分に8番立川将吾が豪快に決めてくれた場面を、私含め数人のサポーターは、見逃してしまったわけですがw

組織的な相手を打ち破るミドルシュートからの得点に続き、おそらく今日の試合の2点目が今のチームの強さの一つのポイントとなると思います。まあ、簡単に言えばインターセプトからの速攻みたいなものですが、それもカウンターとは全く違うんですね。組織的な守備からの奪って速攻ですから、受け身ではないのです。

ということで、2点目は、5番山崎舜介の中盤でのインターセプトからの縦パスに10番シマブク・カズヨシが抜け出してのゴールでした。時間は35分くらいですね。

前半を2点のリードで折り返すと、後半は、早めの追加点、ダメ押し点で試合を決めてしまうわけですね。

まず、3点目は5分。左前線から9番樋口颯太が突破して狙いすましたシュートは、キーパーかディフェンダーにギリギリのところでクリア(この時点でゴールラインを超えていたような気もするのですが)このクリアボールが甘くなったとこで数人の選手が飛び込んだ中で、15番長谷川魁哉が一歩はやく反応しゴールに突き刺します。

そして、4点目は、サイドからのクロスボールに対し、19番山下勇希がフリーでヘディングで決めてのゴールとなりました。

これで4-0とします。

こうなってくると無失点で終わることが重要ですね~みたいな話をしていたら、しっかり無失点で終えてくれましたね。

ただ、相手のセットプレーに対しての対応では、まだ甘いと思われるような場面もあるのでこの辺りは、セットプレーに強さを持つような相手との対戦では致命的なことになりかねないので上手く修正はしていくと、より良いですね。

大きくリードをした状況で、この試合では、長らく怪我で戦列を離れていた11番白田颯人も復帰していましたし、負傷の多かったチームで少しずつ、復帰したり、近いうちに復帰する選手の話も聴こえてきます。

今日のようなタイプの相手に対しても、主導権を握り返して最後には突き放すような試合ができたことの意味は非常に大きく、ここ数試合で長いボール主体のチームに対しての臨機応変な戦術変更での対応も含めて、隙がないチームになりつつあるのかなと思います。

それを踏まえての3回戦。今の強いチームに自信を持って、でも奢らず課題は探しつつ、試合の中でも前進して、まずは全国出場を決めてしまいましょう!

ではでは。

 

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日本クラブユースサッカー選手権(U-15)大会 関東大会 1回戦2014/06/22 浦和レッズJrユースvsJSC CHIBA 6-2勝利・・・やはり、既に次の段階まで行っているチームかと。

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どうも、ブクメです☆

日曜日は、浦和レッズジュニアユースの夏の全国大会をかけた戦いとなるクラセンの関東大会の1回戦を観戦してきました。ユースのようにグループステージでトータルの勝ち点で2位以内に入れば全国大会が決まるのとは違い、ジュニアユースの場合は、トーナメントで一つ負けたら終わりの戦いとなるので、1試合の重要性が段違いになってしまいます。

レギュレーションは、今年も3回戦を勝てば全国が決まり、3回戦で敗れた場合には、負け上がりのトーナメントがあるものの1回戦、2回戦は、負けたら即全国大会出場が潰えるという酷なものになります。

その1回戦と言うことで、これまでも力の差のある対戦相手であっても、ノックアウト式の対戦方式や初戦の緊張感で、難しい試合になることが多かったのですが、今年は、少し心配な点もあったものの、初戦の緊張感というものは、良い意味で感じられず、頼もしい戦いを初戦から見せてもらいました。

では、試合の話に移りますね。

この試合のスタメンは以下、

GK18番高草木天平、DFが左サイドバックに13番三井愁雲、右サイドバックに21番北村龍馬、センターバックに3番大西翔也と5番山崎舜介、MFが左に9番樋口颯太(後半27分⇒19番山下勇希)、右に15番長谷川魁哉(後半スタート⇒23番白土大貴 後半32分⇒27番二見健太、真ん中に14番弓削翼と8番立川将吾、FWが左に10番シマブク・カズヨシ、右に20番長倉幹樹

となります。

*ここ最近3バックでの戦いに変わっていますが、ベースは4バックで書いておいた方がわかりやすそうなので、4バック表記のままでスタメンを書いています。

対戦相手のJSC CHIBAも最近よく名前を聞くチームですし、決して弱い相手ではないものの、力の差はあるチームで、守備的な意識高く望んできたことで、序盤から浦和が、主導権を握り攻撃を繰り返すも、特にサイド攻撃に対する守備がうまく、なかなか決定的な場面は作れない、崩しきれない状況にはなりました。

そんな流れではありましたが、変に緊張して堅くなることもなく、そして、特に良かったのが、一つレベルが落ちる相手だからということで、軽いプレーをする選手がなく、運動量豊富に厳しく厳しくプレスをかけられていたのも良かったと思います。

結果的に、崩せない中で引き気味の相手に対して、先制点が14番弓削翼のミドルシュートでの得点だったというのが、なんというか、嬉しくも頼もしくもあったわけです。

攻めの形は多く作れる、崩したいという気持ちで同じパターンの攻撃ばかりを繰り返して、相手が守り慣れてきて、跳ね返され続ける中で、カウンターでの1失点が決勝点になってしまうような試合も、ジュニアユースに限らず多く見てきていますから、思い切ったミドルシュートで均衡を破れたということは、この試合に限らず今後の戦いにおいても重要なことだと思います。

ということで、13分に1-0で先制すると、27分にも相手のボールコントロールがうまくいかずに、こぼれたところをすかさず、やや距離があるところでしたが、10番シマブク・カズヨシがミドルシュートで決めて2-0とし、更に、前半終了間際のフリーキックのチャンスで9番樋口颯太からのボールを3番大西翔也がヘッドで押し込んで3-0と大きく差を広げて、前半を折り返すことに成功します。

後半も試合の主導権自体は、浦和が握っていたと思いますが、8分に相手フリーキックの場面で、クロス気味のボールに誰も触れなかったら、そのままゴールに入ってしまい、3-1となります。

しかしながら、その4分後に、20番長倉幹樹がゴール(こちらから見て遠かったのですが、得点は9番樋口颯太のようにも見えたのですが、オフィシャルに長倉幹樹と出ていたので、長倉幹樹のゴールだと思います。)し、4-1と再び3点差に開きます。

前半から降っていた雨が、後半は強くなってきたことで、少し試合としては精度の高いプレーが難しい状況になってはいたものの、後半16分の2失点目は、サイド攻撃に対して、クリアが中途半端になり、そのまま持ち込まれて、守備のカバーも遅れて決められての失点になるので、少し課題として残ると思います。

ただ、課題を強引に探していけばという程度のもので、結局相手が勢いに乗って、更に失点と言うことはなく、逆に25分に10番シマブク・カズヨシが、決めて5-2とし、更に37分には、14番弓削翼がダメ押しのダメ押しで6点目を決めて結果として6-2で圧勝となりました。

既にチームとしての動きの意識が浸透しているチームなので、4バックでもOK、3バックも試しても、動きの連動はスムーズにでき、相手の戦術によっては、5バック気味でも、ただのドン引きにならずに、動きがつけられる。その辺りの精度は、チーム内で更に高めてもらうとして、後は、課題としては、やはり、相手の守備意識が高い中で、それでも付け入るスキがなかったかと言われると、もう少し強引に行っても良かったかなというところや、シュートを打つという判断を早くすればゴールで来ていたという場面も何度かありました。

本当に守備的で隙の無い相手に対しての戦い方としては、今日のようにミドルシュートでこじ開けて、という展開はベストですが、前線の崩しのパターンというものをもう少し工夫していくことができると、更に試合を楽に進められる展開にできるとも思います。

まあ、強引に課題を見つけてみただけなので、より相手にとって脅威になるチームとしてやるべきこととして、頭の片隅に置いてもらえれば程度のものです。要求を高くしているだけです。

ではでは。

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アディダスカップU-15 2013/08/19 浦和レッズJrユースvs大宮アルディージャJrユース 1-3敗戦・・・この大会で感じた気持ちを今後に繋げてほしい

グリーンパーク2013年8月19日

 

 

 

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

最初に試合のことを書きますね、かなり抽象的に大雑把に書きます。

この試合のスタメンは以下。

GK1番関敦也、DFが左サイドバックに28番橋岡大樹、右サイドバックに5番河内渉真、センターバックに12番関慎之介と2番浅賀祐太、MFが左に3番渡辺陽、右に13番中嶋海登、真ん中に17番平野正人と8番松高遼、FWが左に9番町田ジェフリー、右に24番シマブク・カズヨシ

交代は、9番町田ジェフリー⇒4番轡田登(前半24分)、13番中嶋海登⇒11番川上エドオジョン智慧(後半6分)、8番松高遼⇒23番立川将吾(後半15分)、24番シマブク・カズヨシ⇒10番萩原大智(後半23分)、4番轡田登⇒7番伊藤敦樹(後半27分)となります。

ピッチコンディションがあまり良くなく、踏み込むと芝が剥がれるような状況の中、天気自体は、晴れでやや暑さのある中での試合となりました。

戦う気持ちを前面に見せる選手が多い浦和も、やや比べて動きが軽い選手がいたところで、連動性が欠けたている状況が少し気になる中、相手は、浦和をかなり研究している様子で、浦和の得点の起点になる頻度の多い3番渡辺陽や中盤でキープしてバランスを取ることに長けた8番松高遼をかなり徹底的に潰しに来る状況。

大きく流れがどちらに移るということはないものの、浦和の攻撃の時に前線での競る動きが少ないことから、そこを巧みに相手に狙われて攻撃を受ける回数が多くなります。

そんな中、17分に縦パスに対して、前線の選手が競りにいかなかったところを奪われて一本パスを通されて抜け出され先制され0-1となります。

前半25分ごろからは、前線での動きや体を張るプレーが出てきたことから、浦和のチャンスが増えます。いわゆる組織的な相手の守備陣が混乱するようなプレッシャーが機能していたとも言えますね。

何度か、大きなチャンスを作りながらも浦和は決めきれず前半を0-1で折り返します。

後半も、浦和の前線の選手の激しい運動量からのプレッシャーから相手のミスを誘い何度か決定的なチャンスを作るものの、決めきれない状況が続き、9分、18分に失点し0-3という状況になります。

33分に、3番渡辺陽、10番萩原大智、11番川上エドオジョン智慧とパスがつながり、11番川上エドオジョン智慧が持ち込んでいったんはシュートをキーパーに弾かれるも、これを押し込んで1点を返し1-3とします。

その後も、何度か決定的な形を作りつつ、決めきれず、残念ながら1-3で敗れこの大会の敗退が決まりました。

サッカー的な話で言えば、組織的なサッカーを壊し切れなかったことが今回の敗因と思います。勝手知ったる、さいたまダービー。更に、相手は、組織的で浦和を研究してくるチーム。

でも、正直、今日の試合というか、今年の浦和レッズジュニアユースには、だから浦和も組織的に相手を研究して僅差のゲームで競り勝というという試合をして欲しくはなく、戦う気持ち前面に相手の組織的な流れを破壊してほしかったんですね。

結果として試合には敗れたものの、今日は、ほとんどの選手が球際の厳しいプレーを怖がらずに行い、24番シマブク・カズヨシや途中から入った4番轡田登の2トップの運動量は、何度も相手の守備陣を脅かしてミスを誘発させていました。見事です。

守備陣にしても、相手にリードを許しながらの展開になってしまったことで難しい部分は多くなってしまいましたが、やりにくいピッチの中で決められた場面以外は、かなり集中して問題なく守れていたと思います。ただ、決定的な場面での決定力には、差が見られたのは事実です。

キーパーと1対1になった状況で決められなかった選手にとっては、後悔ばかりが残るかもしれません。でも、その形まで持って行ったことが重要ですし、今日の試合を振り返ってみても、今後、そこで決められるかどうか、繰り返しながら、掴んでいけるかを課題にして再開する関東U15リーグに臨んでもらいたいと思います。そこできれいに決めることばかり考えてミスしてしまう選手は、例えば、一度キーパーに当てても良いからセカンドボールを予測してその時は先に触って決めきればいいやとか、じっくり考えていけば良いと思います。

賛否両論あると思いますし、確かに、結果という形で残った方が、今後にプラスに影響するケースも存在しますが、組み合わせの妙とかで、勝ちやすいチームと当って、可能な限り先に進むという結果を求めるのみの戦いよりは、今回のガンバ大阪戦、大宮アルディージャ戦の2試合で選手が見せてくれた気持ちや戦いぶり、そして、それぞれの選手がこの2つの敗戦をどのように捉えて今後に生かしていくかの方が、比較的楽な試合を更に2,3試合戦うよりも、大きな糧になると私は思います。

ユースの世代になると、熱さはかっこ悪いとか、クールにきれいにサッカーをした方が良いと思うような環境が多くなり、それにより、せっかくのサッカー選手としての資質の高さを持っている選手が、脆さを見せて、成長を止めてしまうケースが実際に多く見られます。

もちろん、気持ちの強さや熱さというのは、表面的に声を出したりすることだけではありません。厳しい局面で、下を向かないで戦えることだったり、その気持ちが自然とまわりに伝わるようなプレーもその一つになると思います。気持ちの強さには、環境の変化で逆境におかれることになっても、乗り越える強さも含まれますよね。

皆さんは、今回の全国大会の舞台で4試合を戦って、何を感じましたか?

勝ち進めなくて悔しい、得点を決めきれなくて悔しい、そういう後悔もあると思いますが、ジュニアユースの選手たちが課題に挙げていた一つになる、ビハインドを負った時に下を向いてしまう状況。私は、大敗したガンバ大阪戦は、普通なら、気持ちが折れてもおかしくないような展開ですが、その試合も含め、今日の試合でも3点というビハインドを負った中でも、チームとして下を向かずに戦えていた。課題の一つを克服していたことを誇りに感じています。

浦和には浦和の戦い方がある。

特にジュニアユースの世代で、組織的なサッカーで計算してサッカーをするようなチームは、確かに表面的には強いですし、サッカーの世界は、組織重視に傾いてきているのも事実ですが、やはり今日の浦和の選手たちのように、多少フィニッシュが雑になってしまっていても、勝ちたい気持ち前面にぶつかって行ける選手が多いチームの方が、この先を考えた時に可能性を感じますし、それぞれ羽ばたいて行く次の舞台でも、よりプロに近く成長していけると思っています。

夏の全国大会は、ここで終わりましたが、ここからは、関東U15リーグでしっかり4位以内を死守する戦いから、高円宮杯でこの大会での悔しさを晴らす戦いがスタートします。

組織的なチームのスカウティングを打ち破るような浦和の迫力のある戦いぶりが引き続き見たいです。試合結果としては出せませんでしたが、負けた2試合とも、相手がバタバタする時間帯を作り出せているんです。何をしてそれができたか。そこを、思い返して、続けることが重要なんです。

ブクメは、この大会だけでまた浦和の選手たちがチームとして大きく成長していることを見せつけられて驚いているんですよ。

帯広まで足を運んで良かったです!1サポーターとして、最後まであきらめずに戦う姿勢が見られたことは、何よりの喜びです。

これからの戦いを楽しみにしています!

ではでは。

悔しがるところはとことん悔しがる、でも切り替えるときはさっさと切り替える。それも強さですからね。

ブクメも、明日はしっかり観光して、浦和に帰ります!(今日もですけどねw)

↓おまけの写真です。

グリーンパーク2013年8月19日グリーンパーク2013年8月19日グリーンパーク2013年8月19日

グリーンパーク2013年8月19日グリーンパーク2013年8月19日グリーンパーク2013年8月19日

グリーンパーク2013年8月19日グリーンパーク2013年8月19日グリーンパーク2013年8月19日

グリーンパーク2013年8月19日グリーンパーク2013年8月19日グリーンパーク2013年8月19日

グリーンパーク2013年8月19日グリーンパーク2013年8月19日グリーンパーク2013年8月19日

アディダスカップU-15 2013/08/17 浦和レッズJrユースvsガンバ大阪Jrユース 1-8敗戦・・・最後まで戦う気持ちを持ち続けたことが何より、堂々と決勝トーナメントへ進め

中札内交流の杜サッカー場(Bピッチ)2013年8月17日

 

 

 

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

今日は、午後からの予定が読めず、場合によってはホテルでブログを書けない可能性があるということで、会場の近くにある、道の駅なかさつないの駐車場にて早めにブログを書いております。

大会3日目となる今日、既にグループステージ2戦を2勝で終えている浦和レッズジュニアユースは、2位以内でのグループステージ突破は決めており、今日の試合をどのように位置づけて戦うかという1戦になります。当然、全勝で1位通過で決勝トーナメントでも勝ち続けてということが最高ではありますが、あくまで優勝を目指す場合には、それ以外にもその試合を以下に今後によりプラスに作用するかを大事に考えて戦う必要も出てきます。

ブクメは、個人的には昨日もそういうニュアンスのことを書きましたが、2位通過で良いと思っていました。敗戦する中で、得られるものからの成長が必要なことや、このチームの課題として、ビハインドで気持ちが弱いところがでるというところが、大会前のオフィシャルの選手のコメントでも出ていたので、むしろ厳しい展開になりながらも、そこからどのように戦えるかという部分を得ることが必要と考えていました。

そして、ある程度優勝候補として完成されているガンバ大阪と比べると、浦和は、大会の中で成長していくことで、頂点に到達できる。未完成な部分が多いながらも優勝するポテンシャルを持ったチームと考えていることもありました。

結果的に、今日の試合での結果は、浦和が優勝するために必要な要素がさらに加わる試合となり、決勝トーナメントがまた楽しみになりました。

今日は、あまり細かく試合に触れるつもりはありませんが、メンバー交代や得点の流れなどは書いておきたいと思います。

この試合のスタメンは以下。

GK1番関敦也、DFが左サイドバックに28番橋岡大樹、右サイドバックに15番高橋海翔、センターバックに4番轡田登と2番浅賀祐太、MFが左に22番菊地泰智、右に13番中嶋海登、真ん中に6番知久航介と23番立川将吾、FWが左に7番伊藤敦樹、右に9番町田ジェフリー

となります。

浦和は、第1戦、第2戦とは、またメンバーを多少入れ替えての戦いとなります。

細かくは分かりませんが、相手は、ベストメンバーに近い形でスタメンを組んできたのかな~といった背番号が並んでいました。

これまでの相手とは一味違ったプレーの精度の高い、組織的なチームという印象で、がつがつは来ないものの、ちょっとしたミスを確実に狙われてしまうという相手の印象の中、それでも序盤は浦和が思ったよりもチャンスを作れていたと思います。

何度かシュートを放つこともできていた流れでしたが、そこからしばらくすると、徐々に相手ペースになり、完全に相手ペースに代わってしまいます。

18分に先制点を許し、前半に合計4点奪われ0-4で折り返します。

後半スタートから、2番浅賀祐太、4番轡田登に代えて11番川上エドオジョン智慧と20番小崎魁を投入します。

後半のこのほかの交代は、11分に9番町田ジェフリーに代えて10番萩原大智。

後半も、流れは変わらず、4点を追加されます。

24分に、コーナーキックから15番高橋海翔がヘッドっで押し込んで1点返すも、試合自体は1-8で大敗となりました。

守備が混乱した中での、後半にさらに久しぶりに公式戦に出場する選手が守備に入るなど、やや酷な交代の流れのような印象もありました。

ただ、この試合は、比較的楽に勝ててしまった2試合を踏まえて、厳しい思いをしておく必要のある試合であると考えると、今日の大敗は、プレーしていた選手にとっては、本当に悔しい敗戦でしょうが、この大会を優勝するためには、負けても失うものがない状況での大敗は、マイナスに考える必要はないと思います。

その一つは、課題に挙げられていた、ビハインドを負っての厳しい展開の中でも、ゴールキーパーの1番関敦也を中心に最後までチーム全体から、そして、控えのメンバーからも声が出ていましたし、戦う気持ちは最後まで見えました。

特に、10番萩原大智や11番川上エドオジョン智慧の気迫のこもった前線でのプレーが、あきらめない気持ちをチームに与えていたようにも感じられます。

また、この試合で初出場となった22番菊地泰智も落ち着いたプレーで惜しい形を作り出していました。

試合は大敗です。組織的なサッカーとゴール前での落ち着きに関しては、正直想像していた以上に相手のクオリティが高かったです。そんな、相手を見ながら、後半に浦和が気迫で押していた時間を見ながら、やはり浦和の下部組織というのは、組織力やクオリティのレベルの高さで勝負するのではなく、もちろん組織的なサッカーも大切にはしてほしいですが、負けたくない気迫、気持ち前面で戦う姿勢を見せるのが浦和の魅力だよなと改めて感じました。

そういう強みを持つチームというのは、試合を戦えば戦うほど強くなります。この大会だけで飛躍的に成長できるのもそのようなチームの特徴です。

だからこそ、今日は完敗となったことを認めざるを得ないものの、今日の敗戦自体は、この大会を戦う浦和にとっては何もマイナスの要素にはならず、むしろ今日出場したメンバーと控えに回ったメンバーも含めて、感じたことをどれだけプラスの要素にしていけるのかのみだと思います。

浦和の方が、「のびしろ」が大きいため、再び決勝でガンバ大阪と対戦できれば、今日とは全く違った戦いができるくらいまで成長できているはずです。

奇しくも決勝トーナメントの初戦の相手は、関東勢の大宮アルディージャとの対戦となってしまいましたが、望むところですよね!

1日空きますが、その1日を大事に使って、大事な決勝トーナメントに備えてください。

一緒に戦わせてくださいね!

ではでは。

おまけの写真です↓

中札内交流の杜サッカー場(Bピッチ)2013年8月17日中札内交流の杜サッカー場(Bピッチ)2013年8月17日中札内交流の杜サッカー場(Bピッチ)2013年8月17日

中札内交流の杜サッカー場(Bピッチ)2013年8月17日中札内交流の杜サッカー場(Bピッチ)2013年8月17日中札内交流の杜サッカー場(Bピッチ)2013年8月17日

中札内交流の杜サッカー場(Bピッチ)2013年8月17日中札内交流の杜サッカー場(Bピッチ)2013年8月17日中札内交流の杜サッカー場(Bピッチ)2013年8月17日

中札内交流の杜サッカー場(Bピッチ)2013年8月17日中札内交流の杜サッカー場(Bピッチ)2013年8月17日中札内交流の杜サッカー場(Bピッチ)2013年8月17日

中札内交流の杜サッカー場(Bピッチ)2013年8月17日中札内交流の杜サッカー場(Bピッチ)2013年8月17日中札内交流の杜サッカー場(Bピッチ)2013年8月17日

アディダスカップU-15 2013/08/16 浦和レッズJrユースvsSOUTHERN U-15 3-0勝利・・・色々な見方があるものの、ここからは強い相手と戦い続けてほしい

中札内交流の杜サッカー場(Cピッチ)2013年8月16日

 

 

 

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

浦和レッズジュニアユースの帯広での戦いも2戦目を迎えました。昨日10-1と快勝した浦和は、既にグループ突破の条件を満たすという意味では、かなり問題ないだろうというところまで初戦だけで達成してしまっている状況。

月並みですが、大量得点による気の緩みだったり、気候に関しては、恵まれた北海道帯広という環境ながら、連戦になるため、優勝を狙うためのピークを決勝トーナメントの山の上の方に照準を合わせていくことを考えると、できる限りメンバーの多くがピッチに立っていつでも戦える準備をしておくこと。疲労の分散というか、簡単に言えば、ベンチメンバーも含めて一丸となってこの大会を戦い抜いていくために、交代を良い意味でフルに使って戦っていけることが望ましいわけですが、今日第2戦も、その部分では、狙い通りの進め方ができたと思っています。

では、試合の話に移ります。

この試合のスタメンは以下。

GK1番関敦也、DFが左サイドバックに2番浅賀祐太、右サイドバックに5番河内渉真、センターバックに12番関慎之介と15番高橋海翔、MFが左に3番渡辺陽、右に13番中嶋海登、真ん中に8番松高遼と17番平野正人、FWが左に10番萩原大智、右に24番シマブク・カズヨシ

となります。

昨日と比較して、3人が入れ替わっています。

対戦相手のSOUTHERN FCですが、サウザンと読まさせるのか、サウサンと読ませるのか、でもやっぱりサザンなのかな~と思っていましたが…

中札内交流の杜サッカー場(Cピッチ)2013年8月16日

 

 

 

 

 

得点ボードにカタカナでサザンと乗っていて、あ~、やっぱりサザンなんですね、という感じでした。

初出場のチームということでしたが、昨日同様に、だから弱いということにはならず、しっかり相手のやってくるサッカーを見極めながら戦っていく必要が出てきます。

試合開始からの印象としては、攻撃に関しては、昨日のファジアーノ岡山U-15よりも迫力があり、いわゆる浦和のバックラインへ相手の前線が激しくプレスをかけてきて、中盤を経由するパスに対しても激しく狙ってくるという、いわゆる浦和が少し苦手とするサッカーをやってくるチームで、サイドから仕掛けてくる際のスピードがあるだとか、体格的に今日の浦和のスタメンは、大型の選手が控えに回っているという形なので、その点でも少しマッチアップというところでは、浦和にとっては、やりにくさを感じる構成になっていた印象もあります。

そのため、序盤はやや流れがどちらに転んでもおかしくないという時間帯が続くことになりました。

浦和の攻撃としては、相手の前線の仕掛けを奪ってから、カウンターのような形で例えば、2番浅賀祐太がインターセプトしてから3番渡辺陽が抜け出したところへパスを通して一気に攻めた2分の場面だったり、24番シマブク・カズヨシがドリブルで仕掛ける場面だったり、9分の右サイドバックの5番河内渉真のサイドからの攻撃参加からのクロスに10番萩原大智が抜け出して狙う形だったり、昨日同様に攻めの回数は多くなりましたが、浦和が攻めた際に相手守備ラインがあまり食いついてこずに守備は守備!という形でキーパーと守備ラインをあまり開いてくれないため、スピードを生かしたかった10番萩原大智はやや、やりにくそうにも見えました。

相手の勢いで少し押され気味のスタートという印象はあったものの、思った以上に相手がペース配分をせずに飛ばしてきていたようで、しばらくして中盤で8番松高遼がしっかりキープして相手のプレスが利かなくなったり、17番平野正人や3番渡辺陽が相手の守備ラインの隙間のところにうまく入り込んで、楔のパスを受けられる状況が増えてくると、徐々に相手の前線の運動量が落ちてきて、そこからは、時折スピードを生かして攻められる形はあったものの、浦和ペースで試合を進めることができるようになりました。いわゆる、相手の勢いをいなして、自分たちの形に徐々に変えていくという理想的な形だと思います。

15分の13番中嶋海登からの右サイドからのクロスに3番渡辺陽がヘッドで合わせた場面のように、浦和の攻撃としては、相手の左サイドのマッチアップでは、相手が対応できずに、13番中嶋海登や右サイドバックの5番河内渉真が何度もサイドからの突破に成功していました。

しかしながら、昨日同様に、先制点がなかなか決まらないというのは相手の守備意識の高さがあるのである程度は仕方ありませんが、前半は結局得点を奪えずに0-0で折り返すことになりました。前半終盤のポストをたたいた17番平野正人のシュートはかなり惜しかったですが(かなりこの大会の中盤でキーマンになっているので、ゴールを決めさせてあげたかった。)

後半スタートから、10番萩原大智と24番シマブク・カズヨシに代えて9番町田ジェフリーと4番轡田登が入ります。

前半のスピードとテクニックから、後半は、前線を高さと迫力の2トップに変更になりました。今日の相手の守り方から考えると、この後半の構成の方がはまる部分もあり、後半は、9番町田ジェフリーが前線で力強くボールをおさめて、4番轡田登とのパス回しで展開するなどで相手のゴールを脅かす回数が格段に増えました。

2分に、9番町田ジェフリーのポストプレーから、4番轡田登に落として、持ち上がりつつ左前線に抜ける3番渡辺陽へのパスを供給という形で攻撃すると相手が対応できなくなっていましたね(ここは、オフサイドになっていましたが。)

そして、完全に浦和ペースになったところで迎えた6分に待望の先制点が入ります。

コーナーキックのチャンスから、ショートーコーナーを使い、5番河内渉真から3番渡辺陽にパスそこからのクロスに対して、4番轡田登が相手ディフェンダーをひきつけつつ、その奥に走りこんだ15番高橋海翔が押し込んでゴール!

これで1-0となります。そして、昨日から数えて、今大会の浦和レッズジュニアユースの10人目の選手のゴールにもなりました。

14分に、ペナルティエリア少し外くらいで取られたフリーキックのチャンスから、危ない場面を作られるものの1番関敦也が好セーブで防ぎます。

16分に、5番河内渉真、4番轡田登、3番渡辺陽とパスがテンポよくつながり、3番渡辺陽が狙い澄ましたシュートは、クロスバーの内側をたたいて、惜しくもゴールならず。

17分に、8番松高遼に代わり23番立川将吾が入ります。

18分に、浦和が追加点を決めます。中盤でパスを受けた4番轡田登がシュートコースが空いたところを見逃さずミドルシュートをゴール左隅に決めて2-0とします。

大量にゴールを決めている浦和ですが、こういう形でのゴールは、この大会で初めてかもしれません。

22分に、3番渡辺陽に代えて11番川上エドオジョン智慧が入ります。

24分には、5番河内渉真から4番轡田登、11番川上エドオジョン智慧とパスがつながり、11番川上エドオジョン智慧が思い切ってシュート。これは、相手ディフェンダーに当たり、右の13番中嶋海登の方にこぼれ、13番中嶋海登がドリブルで持ち込んでシュートを狙うも枠をとらえきれず。

27分には、2番浅賀祐太とのワンツーで11番川上エドオジョン智慧が抜け出し、折り返しのパスを受けた23番立川将吾がシュートを狙うも、一歩タイミングが遅れて相手ディフェンダーに足を出されて決めきれずもコーナーキックを獲得します。

浦和の攻勢が続く中で、迎えた30分に23番立川将吾からのパスに脱け出した9番町田ジェフリーが相手キーパーと1対1になり、ここをしっかりコースを狙って決めて3-0とします。

33分に17番平野正人に代えて6番知久航介が入ります。

3点差ということで気のゆるみが出たのか、試合終盤には、相手のシュートミスに助けられたものの、完全にフリーの形でヘディングシュートを放たれるなど、何度か危険な場面もありつつ、試合終了間際には、13番中嶋海登からのクロスに11番川上エドオジョン智慧が直接合わせる豪快なプレーもありつつ、結果は浦和の3-0勝利で終了となりました。

この勝利で、浦和は2位以内での突破を決めています。グループのもう一つのカードでガンバ大阪が大勝したものの、それでも一応得失点差では浦和が1上回った状態で最終戦の直接対決を迎えることになります。

さて、まずグループステージ突破は確定した中で、ここからは、本格的に決勝トーナメント、優勝を意識した戦いにシフトチェンジしていくことになります。

明日対戦するガンバ大阪ジュニアユースが優勝候補の筆頭にいることは間違えありませんし、ブクメは足を運べなかったもののガンバ大阪ジュニアユースとは、少し前に練習試合で対戦して敗れているということもあるそうなので、ここで倒しておきたいという意識もあると思いますし、そこを目指すのも必要なことだとは思いますが、あくまでベースは、最初の2戦とは、一つ質の違った相手になるため、今後強豪チーム相手にしっかり勝負に勝って勝ち進んでいくために、まずは、明日の試合は、これまでの試合では、少しトラップがずれていても問題なかったところをより精度を高めてプレーすることを意識してやらないと通用しなくなったり、守備に関しても、少し気が緩んだ時間帯での決定機を決められてしまう確率も高くなります。

そして、勝負を考えた時には、今日の轡田登のゴールだったり、全国大会出場を決めた試合の渡辺陽の豪快なミドルシュートのような、思い切ったシュートを狙う必要もでてくる局面も出てくると思います。

この2試合で、浦和は多くの選手が全国大会のピッチで戦っており、得点以外でも質の高いプレーを見せてくれている選手は多いし、実際に10選手が得点を決めています。守備が固い相手だったり、キーパーの質が高い相手に対しても、シュートの後の反応からも多く得点を奪えています。

一つ一つの手応えと、一つ一つの課題を踏まえて、明日の試合は、本格的に全国大会での強豪との戦いにシフトしていくために重要な試合になると思っています。

1位通過した方が3位チームと対戦できるから、より先に進みやすいという話も聞こえてきます。確かに浦和は、引分け以上で1位通過が決まります。

でも、これは、あくまでブクメの考えではありますが、明日の試合は、結果よりも一つギアを上げないとここからの戦いは厳しいということを、多くの選手がピッチ上で実感できるような試合になればよいと思うのと同時に、3位で勝ちやすい相手と当たることを望むよりも、2位で通過して、大宮アルディージャやヴィッセル神戸のような難しい相手と対戦して勝ち進んでいく方が望ましいような気もしています。

過去、ジュニアユースに限らず、ユースでもそうでしたが、決勝トーナメントの初戦で楽に大勝できてしまうような相手と対戦して勝利した時に、次の試合での強豪との対戦で、逆に大敗してしまう(意識はしていても、急な相手のレベルの変化には対応しにくいこともある)という結果になったこともあるため、あえてここからは、強い相手とばかり戦い続けるような流れになっても良いかと感じています。

でも、ガンバ大阪相手には勝ってほしいんですよ。矛盾しているでしょう?そうなんです、見る方は言いたい放題なんですw

明日の試合も楽しみにしています!

ではでは。

おまけの写真です↓

中札内交流の杜サッカー場(Cピッチ)2013年8月16日中札内交流の杜サッカー場(Cピッチ)2013年8月16日中札内交流の杜サッカー場(Cピッチ)2013年8月16日

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アディダスカップU-15 2013/08/15 浦和レッズJrユースvsファジアーノ岡山U-15 10-1勝利・・・跳ね返されても、それを誰かが押し込めば良い!

中札内交流の杜サッカー場(Cピッチ)2013年8月15日

 

 

 

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

初戦の快勝がうれしくて、試合後に豚丼を食べた後に釧路まで足を延ばして観光してきました。これが全国大会の醍醐味です。この機会を与えてくれて本当に嬉しいです・・・・(そんなことより早くブログ書けという声が聞こえてきそうですがw)

ということで、3年ぶりに夏の全国大会の出場権を勝ち取った浦和レッズジュニアユースは、今日から北海道の帯広で全国大会の舞台で戦っています。お盆の時期とは言え、応援する側とすると、逆に観光地ということもあり、もろもろ高かったり、そもそも航空券が取れなかったり、ホテルが取れなかったりと、条件はかなり厳しい場所になり、なかなか足を運ぶのが大変な場所ですが、気候的には、サッカーをするには最適な涼しさがあり、大会を戦う選手にとっては、本来の力を思う存分発揮しやすい環境になっていると思います。

明日は、少し気温が高くなるような予報があるものの、それでも35度~40度という猛暑の他地域に比べてかなりやりやすい環境で大会を進められそうです。

そんな、中で浦和レッズジュニアユースのグループステージの初戦の対戦相手は、ファジアーノ岡山U-15となります。

正直、ジュニアユースのカテゴリの関東以外のチームというのは、事前に見る機会がほとんどないため、名前だけで判断してしまって、実はかなり手ごわいチームだったということも多々あるため、変な先入観を持って戦ってはいけないこと(見る側としても)、そして、とにかく全国大会は初戦が難しいため、まずは、この初戦でしっかり大会の雰囲気に慣れて自分たちの戦いができるようにすること。色々なことが詰まった初戦となります。

では、試合の話に移ります。

U14の試合などは、少し前に足を運んでいるものの、U15の試合に関しては、関東予選の東京ヴェルディジュニアユース戦以降は1度も足を運べていませんので、1か月以上見ていない状況になります。

今日のスタメンのメンバーを見る限りは、この期間に何か変化があったのかなとうかがわせるような部分もありつつ、この大会を勝ち抜くために、また対戦相手のこともある程度計算しながらメンバーを組んでいるのかなど、あくまで初戦なので表面的な部分で想像するしかないことが多かったものの、思った以上に前に見た試合からメンバー構成が変わっていました。

今日の試合においては、怪我で最初聞いた時には、夏の大会は厳しいと聞いていた川上エドオジョン智慧が、ベンチに入っている姿を見て、まず嬉しかったです。実際に試合にも出場して躍動してくれましたし、無理はしてほしくないですが、嬉しい合流でした。

では、試合の話に移ります。

この試合のスタメンは以下となります。

GK1番関敦也、DFが左サイドバックに28番橋岡大樹、右サイドバックに5番河内渉真、センターバックに12番関慎之介と2番浅賀祐太、MFが左に3番渡辺陽、右に24番シマブク・カズヨシ、真ん中に8番松高遼と17番平野正人、FWが左に4番轡田登、右に9番町田ジェフリー

となります。

いつのまに合流していた2年生の橋岡大樹が2年生の試合でもあまりやっていない左サイドバックでスタメン出場していたり、轡田登が久しぶりにフォワードで出場していたり、2番浅賀祐太がセンターバックだったり、ボランチで17番平野正人がスタメンだったり、これまで見てきた印象からすると、軸になるポジションで変更を加えてきたな、という印象があるスタメン構成でした。

動きに硬さが見られる選手もいたことにはいたものの、思った以上に浦和が全体的にスムーズに試合に入れた印象があり、序盤から攻勢が続きます。

3分に、9番町田ジェフリーのドリブルからのシュートのこぼれ球を28番橋岡大樹がミドルシュートを放ったり、4分には3番渡辺陽がドリブルで仕掛けシュート、5分の4番轡田登のシュートがクロスバーを叩くという惜しい形になるなど、実際にシュートまで持ち込む回数もかなり多勝ったと思います。

しかしながら、相手のキーパーのプレーの質がかなり高く、浦和が放った決定的なシュートに対して、結果的に相手キーパーがまったく触れることなく決められたシュートは、1点くらいしかなかったと思います。そのくらい、相手のキーパーのシュートに対する反応が素晴らしかったです。

浦和としては、全体的に集中力高く運動量も多い中で、特に8番松高遼の中盤でのバランスを取りながら展開するプレーが冴えており、さらに17番平野正人も中盤のスペースをうまく使いながら、相手選手との駆け引きに勝ってボールをキープすることができる回数が多かったこと。また、3番渡辺陽がサイドハーフながら、いったんパスを受けるために前後の動きをうまく使ってパスを受けるプレーを織り交ぜながらプレーしていたことで前線での収まりもかなり良くなっていたと思います。

さて、得点が多いのでここからは、得点の流れを書いていきますね。

浦和の攻撃が多くシュートも多かったものの、先ほど書いたように相手キーパーに防がれて得点がなかなか入らず、実際先制点が入ったのは、23分になります。

左サイドを3番渡辺陽が抜け出してシュート。キーパーにいったん弾かれるものの9番町田ジェフリーが詰めてゴール!これで1-0。

続いて、24分に今度は、9番町田ジェフリーのシュートをキーパーがはじいたところを4番轡田登が押し込んで2-0。

前半終了間際に、17番平野正人のインターセプトから裏へ抜ける24番シマブク・カズヨシにパスが通り、シュート。キーパーに反応されるもゴール!3-0。

前半を3-0で折り返します。

後半スタートから、4番轡田登に代えて11番川上エドオジョン智慧が入ります。

6分に、8番松高遼に代えて23番立川将吾が入ります。

この交代で、2トップが9番町田ジェフリーと24番シマブク・カズヨシ、中盤右に11番川上エドオジョン智慧という前線になります。

11分に、直接フリーキックを決められて3-1となります。

14分に、11番川上エドオジョン智慧が右からドリブルで切れ込みクロスを挙げると9番町田ジェフリーが頭でさわり、こぼれたところに23番立川将吾が反応し、押し込んで4-1。

14分に、9番町田ジェフリーに代えて10番萩原大智が入ります。

19分に、11番川上エドオジョン智慧が右前線でヒールで後ろの24番シマブク・カズヨシに見事にパスをつなげ、24番シマブク・カズヨシのクロスに10番萩原大智がキーパーを越えてゴールに吸い込まれるヘディングシュートを決めて5-1。

22分に24番シマブク・カズヨシに代えて7番伊藤敦樹が入ります。

25分に、11番川上エドオジョン智慧から右前線に走る7番伊藤敦樹にパス。7番伊藤敦樹がクロスを上げると、おそらく10番萩原大智がシュートしたと思いますが、キーパーが反応してそのこぼれ球を3番渡辺陽が決めて6-1。

29分に、17番平野正人からのパスを受けた11番川上エドオジョン智慧が決めて7-1。

32分には、10番萩原大智のシュートをキーパーがはじいたところを7番伊藤敦樹が押し込んで8-1。

34分に、17番平野正人に代えて6番知久航介が入ります。

36分に、コーナーキックのチャンスから2番浅賀祐太がヘッドで押し込んで9-1。

そして、試合終了間際に11番川上エドオジョン智慧からのパスを受けた3番渡辺陽が持ち込んで決めて10-1。

ということで、相手の選手をほめすぎるのもどうかと思いますが、かなりの決定的なチャンスを相手キーパーに阻止されたものの、それでも2ケタ得点で浦和が難しい初戦で大勝しました。

実は、浦和の9点目までは、これだけ得点が入りながらも全て別の選手の得点という珍しい現象が起こっていたのですが、10点目を渡辺陽が決めたことで、渡辺陽が2得点と8選手が1得点ずつとういう、それでもかなり珍しいくらい得点が被らない大量得点となりました。

これらの得点以外にもかなり惜しい場面も書き上げれば、きりがないくらいにチャンス自体はありました。

相手キーパーにシュートをことごとく防がれるところ見つつ、徐々に防がれてこぼれたボールをもう一人の選手が押し込んで得点という形で得点が追加されていくところを見て、決めきる部分での課題はまだ多くの選手が抱えていると感じる部分はありつつも、以前にブログでも書いたような、浦和が攻撃的と相手がスカウンティングしてくれば当然相手は守備を固めてくるので簡単に得点できなくなるので、工夫を覚えていくと同時に、跳ね返されても打ちまくって最終的には決めてしまえば良いと書いたことがあるような気がするのですが、まさに今日の得点はそのような得点を体現してくれたとも言えるのではないかと思います。

結果的に、最初のシュートで決められるのがベストなのは当然ですが、こぼれ球を決めているというのは、味方が予測して相手の守備陣よりも先に反応できているということの結果になるので、この部分での浦和のレベルが確実に上がっていると考えて良いのだと思います。サッカーにおいて予測力は重要です。

きれいなゴールか、泥臭いゴールかなんて、関係ないのですから、結果的に決めきればそれが強さなのですよ。だから、その部分で、今日の試合は浦和にとっては、この大会を戦うために重要な要素の一つを多くの選手が体現してくれたと、今後の試合で1点を争う堅守の相手と当った時に特に生きる要素かと思います。

だからこそ、大量得点の次の試合が危険というのはサッカーではよく言われることですが、この試合では、10点という得点は入ったものの、簡単には決められなかったというキーパーに一度は反応された中で、ほかの選手が決めきったという形が多く作れたことをしっかり重要なものとして考えられれば、今後に確実にプラスに働いていくと思います。

そして、3位の上位8チームまでがグループステージを突破できるこの大会において、この試合で浦和が得たアドバンテージも相当大きく、交代枠もフルに使うことができた、そして、よほどのことがない限り、今日の勝利のみでも突破の条件にはかなり近づいているということで、優勝を目指すチームとして、グループステージの残りの2試合を、いかようにも使うことができる状況を作り出せたと思います。

オフィシャルページのこの大会に向けての選手コメントなどでも自らの課題がしっかり見えていることがうかがえましたし、そういう状況になった時に乗り越えることができるか、今後勝ち進んでいけば、相手に先行される試合が出てくる可能性が高くなりますし、そこを乗り越えるために、1試合1試合の経験値をしっかり体に覚えさせて、そういう局面がもし起こった時にも冷静に自分たちの力を信じて対処できるように備えてくださいね。

1つのチームになってきたなという雰囲気も感じられた今日の一戦。1試合1試合の成長を見るのが楽しみで仕方ありません。

明日の試合も楽しみにしています!

ではでは。

以下、おまけの写真載せま~す!

中札内交流の杜サッカー場(Cピッチ)2013年8月15日中札内交流の杜サッカー場(Cピッチ)2013年8月15日中札内交流の杜サッカー場(Cピッチ)2013年8月15日

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