関東クラブユースサッカー選手権(U-15)2016/06/26 – 3回戦 浦和レッズJrユースvs大宮アルディージャJrユース 0-1敗戦・・・良かった部分を継続して次戦で決めよう

069

どうも、ブクメです☆

スタンドで観戦すると、スタンド側のコーナーフラッグ付近が全く見えなくなるという、以前どこかのもっと大きいスタジアムでも、オーロラビジョン横当たりで見ると、視界が遮られるスタジアムとかもあったな~と思いつつ、それでも観戦環境としては、見やすいスタジアムだったと思われる、大井第二競技場(正式には、大井ふ頭中央海浜公園スポーツの森第二球技場というらしい)に、日曜日に足を運びました。

その後予定があり、夜遅めに帰宅して、爆睡という、お決まりのコースで、気が付けば、次の日になっていて、仕事も片付いておらず、予定が狂っていくという、最近お決まりの流れで、ようやく落ち着いた今ブログを書き始めているという。本当は、大学サッカーで裾野グラウンドに行く予定だったのに・・・ダメダメですw

ということで、雑談から入りましたが、ジュニアユースの夏の全国大会出場を決める大会となる、関東クラブユース選手権(U-15)の3回戦ですね。前日栃木の蒸し暑い中での試合から連戦で、今日は、また近そうで近くもない東京の大井第二競技場での試合となりました。かなりプレーする選手にも過酷な2連戦ですね。

大会のレギュレーションとして、2回戦を勝ち抜いたことで、仮に負けても、敗者復活のトーナメントで2度チャンスが残るというところまで、自力で勝ち進んできた浦和レッズジュニアユース。

この日の3回戦で勝利すれば、その時点で夏の全国大会出場が決まります。

そういう戦いで、さいたまダービーとなる大宮アルディージャジュニアユースとの対戦となりました。こういう局面でなくても、負けたくない相手ですね。

まず、試合の内容などを書いてから、次の試合に向けて、書きますね。

この試合のスタメンと交代は以下。

GK25番鈴木彩艶、DFが左サイドバックに2番清水楽人、右サイドバックに7番冨田蓮、センターバックに3番高橋孝太と4番江原大和、MFが左に19番佐藤優斗、右に13番石橋遼大、真ん中に6番苗加慶太(後半スタート⇒14番千葉希)と10番鳥海颯、FWが左に20番松村大也(後半19分⇒15番大橋力也)、右に9番森田悠仁(後半29分⇒23番堀井真海)

となります。

1回戦から、試合の入りのところで、やや相手の方に上手く入られてしまい、主導権が握れないという試合が続いていた点が気になっていましたが、この試合では、試合の入りのところで集中して相手を上回って入ることができたことが非常に良かったですね。これにより、さっそく、前半スタートしてすぐに9番森田悠仁のクロスから19番佐藤優斗が惜しいシュートを放つなど、早めに先制点を奪えるような場面を多く作り出していました。

ただ、そこで得た何度かのチャンスを決め切れなかったところで、少しずつ相手が落ち着いてきたところで、10分あたりからは、相手にもチャンスを作られたものの、比較的長いレンジでのシュート精度がない相手に対して、ペナルティエリア内では自由にさせない守備ができていたり、決定的な形になりかけたところでも、25番鈴木彩艶の見事なセーブで失点を免れていました。

相手の攻撃を跳ね返しつつ、11分に、10番鳥海颯の突破から、ディフェンダーに跳ね返ったボールが19番佐藤優斗にわたり、狙ったシュートがバーを叩くという惜しい場面を再び作るも、得点が決まらない流れで、17分に失点を喫します。

失点後は、やや相手のペースになりつつ、それ以上の失点を許さないまま、20番松村大也の突破や、右サイドからの13番石橋遼大のクロスからなど、何度かチャンスを作るものの、前半は0-1で終了。

2回戦同様に、攻撃のリズムを作るところで、やや中盤で良いスペースに入ってパスを散らす役割ができればと思いつつ、相手の攻撃陣を防ぐということを考えると、守備的なバランスを崩すのも難しいかもと思っていたところでしたが、ここ何試合かで、途中から入り、途中で下げられるという悔しい思いをしているであろう14番千葉希が後半から投入され、この試合では、後半の残りの40分で、気の利いたポジショニングで攻撃のリズムを作る役割として、かなり機能させることで、選手同士の距離が長くなり、距離の長いパスで相手が対応しやすくなりかけていた流れから、短いパスでテンポよく散らして展開するという攻撃で、徐々にペースを取り戻して、後半は、かなり長い時間を浦和のペースで進めることに成功しました。

結果的に、かなり攻撃で相手が対応に苦慮してミスを誘発するような場面も増え、ゴールに近づいた場面や、クロスを上げるときに、ゴール前に多くの人数が入れている回数も増えていました。

同点に追いつけば一気に逆転まで持って行けそうな雰囲気も出ていましたが、残念ながら、その1点が遠く、0-1で敗戦となりました。

この大会は、1回戦からずっと見ることができていますが、1回戦でできていたことが2回戦でできなくなっている部分もあったり、やや継続し続けることに課題があるのかもしれませんが、1回戦から3回戦までで、これまでに見られなかったような良い部分が多く見られるようになっています。

課題も多いですが、明らかに前進できていると思えることも増えています。

すごく単純なことで言うのは簡単なことだと言われてしまえばそれまでですが、課題にもしっかり取り組む必要がありますが、課題というのは、急に克服されるものでもないわけで、そこに関しては、意識して取り組み続けることで良くなるものもありますが、まず次に勝って全国を決めるということを考えたときには、1回戦~3回戦の良かった部分を思い返して、それをすべてしっかり次の試合で出せれば問題ないと思います。

今日の試合はできたけど、次の試合では、できなかった・・・・では、もったいないですよ。

その、できるできないの程度はあっても、対戦相手のタイプによって難しさはあっても、そこは試合の中で判断して、難しいけど、できるところまで良い時のイメージに近づけるプレーをできることに挑戦していく。

次で全国決めてやりましょうよ!

楽しみにしています。

ではでは。

070
071
072
073
074
075
076
077
078
079
080
081
082
083
084
085
086
087
088
089
090
091
092
093
094
095
096
097
098
099
100
101
102
103
104
105
106
107

関東クラブユースサッカー選手権(U-15)2016/06/25 – 2回戦 浦和レッズJrユースvsジェファFC U-15 1-0勝利・・・全国に出るという経験値のために

046

どうも、ブクメです☆

移動が厳しめで、掛け持ちをすると1つの試合を集中して見られないので、最近は、時間がギリギリの時には、掛け持ちせずに、ユースの方と被った時には、ユースを優先する傾向があるのですが、1回戦を見てから、この2回戦は、なんとしても来たいという気持ちになっていて、時間配分をあまり考えずに、今日はとりあえず会場にある栃木県の鹿沼サンエコ自然の森サッカー場へ向かっていました。

ユースの試合を観戦して夜に家に戻り仮眠を取って気が付けば、もう3回戦のある日曜日になってしまっていたりしますので、今日の試合に関しては、短めに書いて、明日の勝てば全国が決まる試合に頭を切り替えたいと思っています。

先週の1回戦が、炎天下の中での試合というパッと感じた印象で一見すると、厳しい気候下での試合と言えるのかもしれませんが、プレーする選手にとっては、今日の2回戦のように曇っていて、一見、凄く暑いという感じはしないものの、なぜかじっとしていても汗がにじんでくる、少し動けば思った以上の汗をかいてしまうというような気候下での試合の方が、思った以上にプレーするうえでは過酷なのかなと感じる部分もある試合になりました。

この試合のスタメンと交代は以下、

GK25番鈴木彩艶、DFが左サイドバックに2番清水楽人、右サイドバックに7番冨田蓮、センターバックに3番高橋孝太と4番江原大和、MFが左に19番佐藤優斗(後半25分⇒14番千葉希/後半36分⇒16番柳原光希)、右に13番石橋遼大(後半15分⇒5番奥山亮介)、真ん中に6番苗加慶太と10番鳥海颯、FWが左に20番松村大也、右に9番森田悠仁

となります。

今回の対戦相手のジェファFCU-15は、前回のバディと同様に、地域も違く、カテゴリも違うため、あまり情報がないというか、名前はよく聞くようになっているチームだけど、1回戦に、三菱養和調布相手に大量得点して勝ち上がってきた以外には、あまりわからない相手。

試合を眺めてみると、キーパーがしっかりしているなという印象や、全体的に体が強い印象など持ったものの、足元のテクニックや、隙を見せると裏へ抜けだされて一気に決めてしまうような危険なタイプのフォワードがいたバディと比べると、守備は、不用意な飛び込みなどしなければ、問題ないかなと感じるなどあったものの、正直なところ、前の試合同様に、浦和は、試合の入りはあまりよくなかったと思います。

これは、挑戦してくるチームと受けて立つチームという構図にどうしてもなってしまう、町クラブとJクラブの対戦にありがちなパターンではありますが、相手の出方を見て浦和が受けてしまう形でのスタートになったため、序盤は、やや難しい展開にはなってしまいました。

ここは、できれば、相手の勢いをそいでしまえるように、球際厳しく、特に試合のスタートは、ガツっとプレッシャーをかけて、挑戦してくる相手に「いけそうかも!」と思わせないということができてると、もっとこのあたりのラウンドは楽に勝ち抜いていけるかもしれないとは思います。

ただ、冷静に考えれば、ただ突っ立っているだけで汗が止まらないとか、ただ見ているだけの私が、その不快指数の高いタイプの蒸し暑さに苦しめられたように、ペース配分も重要な気候下だったということも考慮されるべきかもしれませんね。でも、サッカーは駆け引きの要素も強いので、最初に、気持ち的に相手がやれるぞと思わせないことができるほうが、やりやすいと思う部分もあります。

さて、そういう試合のスタートにはなったものの、今日の試合では、序盤から、9番森田悠仁が長めのパスに対して、かなりの確率で相手に競り勝ち、しっかり収めたり、頭で逸らしてこぼれ球に味方が反応してという形でチャンスを作れていました。

また、特に2番清水楽人や3番高橋孝太のバックラインの選手が、相手の攻撃を上手く奪って一気に攻撃に転じるという形でチャンスを作る場面が多くなっていました。

そして、前半10分くらいで3回くらい、1回戦でも精度の高さが光っていた13番石橋遼大の右サイドからの仕掛けやクロスから大きなチャンスを作ることができていました。

ここまで書いた要素の合わせ技としてのチャンスとして、9分の3番高橋孝太からのロングパスを9番森田悠仁がヘッドで右に逸らして13番石橋遼大につながり、右サイドからの精度の高いクロスから、最後は枠をとらえきれなかったものの、19番佐藤優斗がシュートを放つという一連の攻撃の形は見事でした。

14分には、10番鳥海颯のドリブル突破から折り返しに20番松村大也が枠をとらえる惜しいシュートを放つもキーパーにクリアされたものの、ゴールに近づくプレーが増えてくる時間帯となり、迎えた18分に、左からの攻撃でいったん下げたボールを素早く3番高橋孝太が右前線に展開して最終的に20番松村大也が決めて、先制に成功します。

先制の直後に相手の反撃を受けるも25番鈴木彩艶の好セーブで失点を免れます。

この試合では、個々の選手の仕掛けでの怖さはそこまでなかったものの、混戦の状態だったり、セットプレーだったりでキーパーの判断が問われるような場面が多くなった中で、25番鈴木彩艶が良い判断で相手のチャンスをしっかり詰めている回数が多い印象がありました。

前半を1-0で折り返し、後半も同じような展開で試合が進むも、バックラインの前に空く大きなスペースやボール処理でのミスが多くなるなど、狙いどころが多かったものの、なかなかそこにつけ入ることができず、単発で仕掛けて決め切れずという場面を繰り返しながら、消耗が多くなる試合展開の中で、守備的な交代やフォーメーション変更で、1-0で勝ち切る方を優先する戦い方に早めにシフトしたのかという印象の中で、やや試合としては、変な落ち着き具合になってしまいましたが、その後のピンチの場面というのは、一度、バックラインに人数を割いたことによる混戦状態の裏に抜けられかけたピンチがあったくらいであとは、危険な位置では仕事をさせないという守備もできていたと思います。

攻撃に関しては、やや物足りなさが出る後半になりましたが、試合終盤にオフサイドにはなったものの、右サイドバックの7番冨田蓮の果敢な仕掛けからゴールに迫った場面からのチャンスを作った形は見ごたえがありました。

ということで、連戦になるので、このくらいにしておきます!

思った以上に、大宮アルディージャも苦戦したようですが、結果的に勝てば全国が決まる3回戦の対戦相手は、おそらくそうだろうなと思っていた大宮アルディージャジュニアユースになりましたね。

連戦の疲れもあると思いますが、前回のリーグ戦から何度か見ている印象では、1回戦2回戦で浦和レッズジュニアユースの対戦相手が見せたような、試合序盤での勢いでまず相手にやりやすさを与えないことができるかどうかで、試合運びがだいぶ変わってくるかなと思われます。特に、きれいなサッカーで勝負して来ようとする相手に対して、それを自由にやらせないことが必要になりますので、連戦と暑さで厳しいと思いますが、そのあたりは、やってもらわないと困ります。

3回戦からは、負けても、次があるという条件になりますので、良い意味で、少し気持ちを楽にしても良いと思います。でも、3回戦の対戦相手を考えると、浦和レッズの下部組織を応援する身としては、同じ地域のライバルには絶対に負けたくないという気持ちをこの試合で見せてもらえると嬉しいですし、テンションが上がります。テンションを上げさせてください!

楽しみに足を運ばせてもらいます!

ではでは。

048
049
050
051
052
053
054
055
056
057
058
059
060
061
062
063
064
065
066
067

関東クラブユースサッカー選手権(U-15)2016/06/18 – 1回戦 浦和レッズJrユースvsバディJrユース 4-3勝利・・・必要なことを感じる局面が多く起こった試合

001

どうも、ブクメです☆

ジュニアユースの夏の全国大会(北海道帯広開催)をかけた戦いがスタートしました。今年も昨年同様トーナメントでの関東予選で、3つ勝てば全国が決まり、3回戦まで勝ち進めば、そこからは、負け上がりのトーナメントもあるとか、そういう仕組みですね(出場枠は14。)

今日の対戦相手は、神奈川のバディJrユースですね。どのようなサッカーをするかとか、どのくらい強いかなどはよくわからないものの、最近名前をよく聞くチームなので、侮れないというか、そもそも、ここ数年は、町クラブとは言っても、以前ほど、Jリーグの下部組織と差がないくらいの自信と強さを持ったチームが増えているので楽に勝てる相手ではないだろうなと考えてはいました。

こういうトーナメントでの戦いでは、どちらかというと、勢いと、数名の個性の強い選手がいるチームの方が手ごわいという印象を持つことが多いのですが、今日の相手に関しては、全体的にきれいなサッカーをやるタイプのチームなのかなという印象で、実際に緩く入っていきなり先制されてというスタートになったものの、それも含めて、サッカー的な戦術的なこと以上に、今年の浦和レッズジュニアユースが大事にしなければならないものをプレーしている選手自身も感じることができたという試合になったと思いますし、ちょっと浦和側を応援する身としては、理不尽な判定で、PKを奪われたと思ってしまうような局面もあったものの、試合の中で学べる事とか、そこで集中を欠いてしまうとどうなるかという部分も知りながら、乗り越えて80分で勝ち切ったことに意味を感じる試合になったと思います。

ということで、試合の流れを書きますね。

この試合のスタメンと交代は以下、

GK25番鈴木彩艶、DFが左サイドバックに2番清水楽人、右サイドバックに7番冨田蓮、センターバックに3番高橋孝太と4番江原大和、MFが左に19番佐藤優斗(後半8分⇒12番石山凌太郎/後半28分⇒5番奥山亮介)、右に13番石橋遼大(後半39分⇒16番柳原光希)、真ん中に6番苗加慶太(前半20分⇒14番千葉希)と10番鳥海颯、FWが左に9番森田悠仁(後半36分⇒15番大橋力也)、右に20番松村大也

となります。

たびたび書いていますが、今年は、あまりジュニアユースの試合に足を運べていませんので、負傷者だったり、選手名と顔が一致しないケースも多かったりしますので、私が試合で感じた部分などは、気に留めてみているけど、多くは見られていないサポーターがどのように感じたかという感覚でお読みいただければ幸いです。

情報は少ないものの、チームの中で軸になっていた3年生の選手が負傷で欠場するという状況だったりという話は、聞いています。

今日は、試合会場が埼玉スタジアム2002第3グラウンドということで、ピッチコンディションなどは、みなさんご存知の通り、最高の環境でした。強風ではないものの、湿気を帯びた強めの風が少しだけ試合に影響を与えつつ、一番の敵は暑さですよね。プレーする選手にとっては、暑さという一番厳しい敵がある中での試合になりました。

試合開始して、1分も経過せずに、裏にパスを出されて抜け出されてあっさり失点というスタートで0-1とされてしまいます。

暑さもありますが、相手がプレッシャーを感じずにパスを出せるような、緩いプレスと裏を狙う選手に対してのケアも散漫になっていたので、相手としては狙い通り、浦和としては、チーム全体として反省すべき試合の入りとしては、絶対にやってはいけない形で入って失点してしまったということになります。

その後も、どちらペースというわけではないものの、同じようにフワッと決定機を作られて25番鈴木彩艶の好セーブでなんとか失点を防ぐような場面もありつつ、浦和も5分の10番鳥海颯のドリブル突破からのシュートや、バックラインから3番高橋孝太がドリブルで仕掛けた場面など、何度か相手ゴールに迫るものの、ややゴール近くまで迫ってからの精度が悪くという時間帯が20分くらいまで続きます。

ちょうど、前半も半分過ぎたあたりからは、右サイドからの仕掛けで13番石橋遼大の相手ディフェンダーの間を上手く通す様な狙いの面白いクロスに19番佐藤優斗や20番松村大也が飛び込んで合えば1点というような、よりゴールに近づくプレーも増えてきます。

やや、軽い競り合いで笛がなる状況だったので、球際激しくと言いながら、それをやるとファールになりやすいとも感じつつ、ようやく、戦えるようになってきたなと感じたところで、30分に再び失点して0-2となったものの、その2点差が絶望的に感じることもなく、その時間帯に攻撃面で、できてきていたことを続けていけば、大丈夫かなという雰囲気もありました。

そんな中で迎えて前半終了が近づいた38分に、フリーキックのチャンスから7番冨田蓮が決めて1-2と逆転に成功します。

その後も、途中から入った14番千葉希が中盤で良いポジションを取りながら、パスを散らしてチャンスを作り出していた中で、13番石橋遼大のサイド攻撃の起点になるパスからゴールに迫る場面を演出するも、ここはゴールにならず。

前半を1-2で折り返します。

後半は、浦和がペースを握る時間帯が長くなります。後半開始早々に、裏へのパスに抜け出した20番松村大也のシュートは、惜しくもポストを叩き、その直後の9番森田悠仁の仕掛けからコーナーキックを獲得するなど、よりゴールのにおいを感じさせる入りになり、迎えた5分に、左前線でパスを受けた19番佐藤優斗のクロスを20番松村大也が折り返し、10番鳥海颯がダイレクトで合わせる見事なゴールで2-2とし、試合を振り出しに戻します。

より攻勢を強める中で、14分に右サイドから9番森田悠仁が持ち上がり、精度の高いクロスを供給し、20番松村大也が決めて3-2と逆転に成功します。

ここから突き放して、試合を決めてしまいそうだなという雰囲気もありましたが、18分に先ほど書いたPKの場面を迎えます。

相手選手が抜け出したときに、オフサイド判定でラインズマンが旗を上げていたものの、主審がそれを確認せず、決定機になったところで倒したところをファールとしてPKを取ったんですね。

私もオフサイドだと思ったのですが、ラインズマンの話を聞きつつも、オフサイドがなかったという判断になったようでPKとなりました。

若干、ギャラリーからも判定に対して声が響いていた中で、そのPKを決められて3-3となり、この場面で、もちろん、納得できない気持ちがあり、少しプレーが雑になる瞬間はその後数選手にあったものの、チームとしては、その出来事をしっかり受けとめて、自分たちのプレーをすることに切り替えることができたため、結果的に、その後の26分の9番森田悠仁のゴールにつながり、4-3と再び逆転し、残りの15分ほどは、疲労が蓄積する中で、交代した選手とともに集中して、再び追いつきたい相手を上回る気持ちを見せて、4-3で勝ち切ってくれました。

1回戦でカテゴリ的には格下の相手に点の取り合いになってしまったとか、そういう表面的なことではなく、今年の浦和レッズジュニアユースにとって、しっかり乗り越えていかなければならない状況と局面、経験しておいてほしいなという部分が、よく詰まっていた試合という感想です。

ちなみに、以前と比べると、Jリーグの下部組織とこの予選に勝ち上がってくるくらいの町クラブと呼ばれるチームのサッカー的な差というのは、詰まってきていると思います。

そのくらい、質の高い育成を行える環境が増えて来たと思います。もちろん、チーム全体で見たときには、それぞれの個々の能力の差というものはあります。

ただし、ただ巧さで優るだけでは、簡単に差がつけられない時代になってきていると思います。

では何が必要か。

必要なことはたくさんあります。その必要なことのいくつかが、今日の1試合に詰まっていたということです。

また、巧いとか下手とか、そういうこと以上に、今必要なことに対して、交代に関しても、メッセージ性が感じられる部分も多かったと思います。

代えられた、自分はできていたのに・・・で、腐ってしまうのではなく、そこにあるメッセージに耳を傾けて、例えば、攻撃に関しては、できていたし、結果も出したけど、自分のプレーで奪われて相手の反撃を受けたのに、守備をさぼってしまったなとか。意味があることとして考えて、そして、乗り越える強さとか、色々です。なんか、そういうことを試している時期なんだろうなと感じます。

現在のジュニアユースの監督の采配というものを数年見させてもらっていますが、サッカー的な戦術的なことよりも、ほかにまず優先することがあったら、そちらの方を優先する方です。

たぶん、今日は、そのメッセージの部分と、それをチームとして理解しようとして、一丸となって戦い切ることができた試合だからこそ、見ている側としても伝わってくる試合になったんだなと思います。

この試合を大事にしてください。ここで感じたことを、持続できて初めて前進ですからね。

さてさて、2回戦ですが、すごく悩んでいます。レッズランドでのユースのプリンスリーグの試合がキックオフ時間が16時になったものの、試合会場が栃木ということで、掛け持ちが凄く厳しい状況だったりします。

前半だけとか、試合途中で離れるとか、う~ん、それは嫌だなと思いつつ、今日のような試合を見せてもらうと、次の試合のスタートのところをしっかり見届けたいとか、そういう気持ちも生まれています。

一週間悩まさせてもらいます。しっかり勝って、全国が決まる3回戦を見せてもらうとか最初は考えていたのですが、途中まででも2回戦も見たい。う~ん。

ではでは。

003
004
005
006
007
008
009
010
011
012
013
014
015
016
017
018
019
020
021
022
023
024
025
026
027
028
029
030
031
032
033
034
035
036
037
038
039
040
041
042
043
045

関東ユース(U-15)サッカーリーグ2016/06/05 浦和レッズJrユースvs柏レイソルU-15(写真メイン)

049

どうも、ブクメです☆

先ほどユースのブログの時にも少し触れましたが、完全なる思い込みで、ユースの試合とジュニアユースの試合の掛け持ちができないと勝手に思い込んでいて、朝起きた時に、ツイッターを見たらレッズランド11時キックオフというのを見て、「あ!」と思って、慌てて準備して、急いでレッズランドに向かったものの、着いたのは、前半残り10分くらいのところ。

そこから観戦しているイメージでは、接戦を繰り広げているように見えていたのですが、ちょうど、最初から足を運んでいたサポーターの方に会って聞いたところ、既に0-3という状況だったらしく、この試合は眺める程度の観戦になったので、細かいことは書きませんが、少しですが写真を撮ったので、ブログとして残そうという感じで書いています、すみません。

この試合で印象に残った選手は、後半途中から入った38番盛嘉伊人。気持ちの入った、さぼらないプレーという私が応援したくなる大前提の要素と、ボールの持ち方、置き方、フィードの部分など、興味深い要素が多く見られました。

前半は私が到着する前に失点につながるプレーをしてしまったということではありましたが、キーパーの25番鈴木彩艶も相手のスピードのある突破からのキーパーと1対1になった失点していてもおかしくない場面での好セーブが何度かあり、印象に残りました。

また、右サイドバックの7番冨田蓮の攻撃参加した場面の狙いも面白く見させてもらいました。

試合としては、1-4で敗戦となりましたが、攻撃のところでは、見どころも多い試合だったと思います。ただ、試合開始からの0-3になるまでの場面を見ていなかったので、試合の入りとか、相手に対する対応とかに関しては、正直よくわからない部分も多いのですが・・・。あ、得点者は、PKを決めた20番松村大也ですね。このPK以外にも、20番松村大也は、攻撃面で惜しい形を多く作っていました。

今シーズンは、おそらく、しっかりジュニアユースの試合をしっかりじっくり見るという機会が多く取れないと思いますので、細かく触れるよりは、観戦した際に、印象に残った選手などを書きだすこういうブログになる可能性が高くなると思います。

足を運べる試合では、できるだけプラスの要素を見つけてお伝えできればと思っています。

ではでは。

050
051
052
053
054
055
056
057
058
059
060
061
062
063

関東ユース(U-15)サッカーリーグ2016/4/30 浦和レッズJrユースvs大宮アルディージャJrユース 0-1敗戦・・・試合の組み立てでは勝るも、得点奪えず

026

どうも、ブクメです☆

29日は、どこか試合を探して行こうかと考えつつ、ウダウダしていたら時間が中途半端になったので、結局仕事の一日として使い、30日は、がっつり試合観戦の1日です。

車での移動だと若干バタバタとなり、間に合わない可能性もあるものの、NTT志木グラウンドで13:30キックオフの浦和レッズジュニアユースのvs大宮アルディージャジュニアユース戦を観戦し、その後、16時から大原サッカー場キックオフのユースの試合への移動での2試合観戦となりました。

結論から言うと、こういう時間ぎりぎりの掛け持ちは、あまりよろしくないなということで、ジュニアユースの試合が終了してすぐ移動するバタバタ感とともに、結果的に大原サッカー場に到着するのが遅れるというオチになりました。

とはいえ、今シーズンは自分の動くウェイトの部分もあるのですが、なかなかジュニアユースの試合に足が運べていないので、ここは、ダービーでもあるし見ておきたかったので、残念な結果にはなりましたが、見ることができて良かったなと。

あまり選手の特徴が把握できていないため、今回もあまり細かく書くことができないのですが、メンバーと交代と大まかな試合の流れなど書きますね。

この試合のスタメンと交代は以下、

GK1番石塚悠汰、DFが左サイドバックに2番清水楽人、右サイドバックに7番冨田蓮、センターバックに6番苗加慶太と5番奥山亮介、MFが左に19番佐藤優斗、右に13番石橋遼大、真ん中に8番玉城大志と10番鳥海颯(後半8分⇒12番石山凌太郎)、FWが左に15番大橋力也、右に20番松村大也(後半18分⇒9番森田悠仁/後半35分⇒16番柳原光希)

となります。

今年のジュニアユースの初観戦が大雨大風の大荒れの天候での試合になったため、試合自体をしっかり見ることができませんでしたが、今日は、出かける時は風もなく晴れていたので、天候に邪魔されることなく見られるかなと思っていたのですが、試合のころには、強風(前半は、向かい風、後半は追い風)が割と影響する試合になりましたね。なかなか、ベストコンディションで試合を見させてくれないなと。

それでも、気候的には、悪くない中での試合だったかなとも思います。

浦和レッズジュニアユースの試合自体見られていないのだから、対戦相手の状況を知るすべもなく、これまで見て来たイメージで試合開始からの様子をうかがっていましたが、試合のペースとしては、スタートから浦和が握っていることが多かったように感じます。

試合の組み立て、バランス、もう少し激しくいけると良いかなと思いますが、相手バックラインに対するプレッシャーをかけることも結構できている。

特に中盤を経由して展開する攻め方などは、今日の試合では、相手よりずっとできていたと思うんですね。

ただ、組み立てと持ち上がりまでは、かなり良いものの、そこからフィニッシュまでの崩しに入ったところで、もう一工夫だったり、迫力が欲しいなと感じます。

少し違和感を覚えたのは、確か前回見た、大荒れの天候の試合でも、前線での収まりは悪くなかったように思うのですが、今日の試合では、組み立てからスイッチを入れて前線にあててだったり、裏へのパスが、合わないケースが多く見られたように思います。

これが、合えば、大きなチャンスになっていただろうという場面が結構多くありました。

そのチャンスの数が少ない大宮のほうが、前半終了間際のワンプレーで得点を奪い、結果的にそのゴールが決勝点で0-1で敗れるという試合になりました。

総合的には悪くないと思います。あとは、ペナルティエリア内での迫力が出てくると、今日みたいな試合はしっかり物にできると思うのですが。

最後にいくつかこの試合で印象に残った良いプレーを書きますね。

前半30分くらいに、13番石橋遼大と15番大橋力也が前後のパス交換を数回行って、相手ディフェンダーを横に揺さぶりながら、最後は13番石橋遼大がドリブルで持ち上がってシュートまではなった場面。この崩しの試みは良かったと思います。

前半でビハインドを負って、後半の出だしで19番佐藤優斗からのクロスを20番松村大也がヘッドで合わせた枠をとらえたシュート。ここは、相手キーパーの好守でコーナーキックの獲得まででゴールにはならなかったものの、ビハインドを負っている中での後半のスタートとして、ゴールに迫る迫力のある良いプレーだったと思います。

どの選手だったか確認できなかったのですが、同点ゴールを狙って攻める中での相手の反撃を受けて、ここで決められると0-2となって同点、逆転が難しくなる30分の決定機を体を張って阻止した守備。この流れは、今後試合をひっくり返すくらいのきっかけを生む可能性があります。こういう時間帯のこういう粘りは◎です。

そのピンチを回避した後の、19番佐藤優斗の仕掛けからの、おそらくクロスだと思いますが、この軌道が、惜しいシュートになった場面。

拾い上げてみると、試合を左右する場面に、必要なプレーはできているんですよね。

なので、これがしっかりゴールになり、結果に結びつくようになるには我慢して続けることが大事で、あとはゴール前の迫力、味方同士のコンビネーションの精度ですかね。ここは、まだわかりません。

おそらく、またしばらくジュニアユースの試合には足を運べなくなりますが、足を運んだ方の話や、結果を見ることしかできないですが、やろうとしていることは間違っていませんので、信じて戦い続けてください。

ではでは。

027 028 029 030 031 032 033 034 035 036 037 038 039 040 041 042 043 044 045 046 047

関東ユース(U-15)サッカーリーグ2016/4/17 浦和レッズJrユースvsFC東京U-15むさし 2-1勝利・・・大荒れの天候の中、勝ち切ってくれた。

002

どうも、ブクメです☆

レッズランドの土手側のグラウンド、ネットの隙間から撮る写真が、強風でまっすぐ撮れないくらい大変なことになっていましたw

せっかくの円陣の写真なのに若干斜めになっていますね、すみません。

試合終了後に、サポーターの友人に、「初観戦で勝ってよかったね~」と言われました。ホッとしましたw

ということで、既に6節まで終了して第7節にしてようやく関東U15リーグ今シーズン初観戦になります。プレー自体を見たことない選手がほとんどなので、しっかりした天候下で、じっくり観察して少しずつ特長探しをしたいなと思っていたのですが、それが許されないくらいの、強烈な風と雨。明らかに試合を邪魔するような気候下での試合となりましたが、粘り強く戦いしっかり勝利する姿を見せてもらいました。

今日の対戦相手は、FC東京U-15むさし。全敗の相手ということで、ここにはしっかり勝たないといけないねというギャラリーと、選手が問題なく勝てるよという甘い意識を持ってしまうと危険だなとも感じていたのですが、勝ちがないことで逆にがむしゃらに挑んでくる相手に負けないくらいの強い気持ちで戦っている姿が印象的でした。

試合の話に移りますね。

この試合のスタメンと交代は以下、

GK25番鈴木彩艶、DFが左サイドバックに2番清水楽人、右サイドバックに5番奥山亮介、センターバックに6番苗加慶太と4番江原大和、MFが左に19番佐藤優斗、右に13番石橋遼大(後半19分⇒7番冨田蓮)、真ん中に8番玉城大志と10番鳥海颯、FWが左に12番石山凌太郎(後半30分⇒9番森田悠仁)、右に20番松村大也

となります。

これまでほとんど見てこなかったため、昨年の関東U15リーグのあとのメトロポリタンリーグを少し眺めたとか、そのくらいの短時間に感じただけで持っていた印象では、試合に臨む姿勢の部分でやや足りない部分が多く感じていたのですが、謝ります。特にこういう天候下では余計に、試合に臨む姿勢が勝敗を左右します。しっかり試合を見られる環境下ではなかったですし、試合後半途中からは、押し込まれる場面も多かったとは思いますが、それでも、戦い切り、結果的に勝ち切ることができた。これって、チャンスの数と、これが決まっていればとかそういうところ以上に、実はこういう試合では結果についてきてしまうんですね。

だからこそ、こういうプレー面以外の気候が左右するような試合で、戦い切って勝利できたことは、大きいということです。

ほとんど細かいところはチェックできませんでしたが、その中で2つだけ大きく印象に残ったが、強風の中でロングフィードを精度高く通していた4番江原大和のプレーと、攻撃の部分で前線で良いポジショニングでパスを出しやすいスペースに入って受けて仕掛けてというプレーで目立っていた20番松村大也のプレー。

チームとして、やるべきプレーをしっかりやっているところを見せてもらえたので、そこから、見る側としては、少しずつ特長を見つけて個々の選手の良さを探していけるわけです。

本当は、2週連続くらいで見たいところなのですが、確か来週も、ユースと試合が重なっているため、2週間後に見られるかな~という感じです。もしかすると、また開いてしまうかもしれませんが、次に足を運べた時に、今日印象に特に残った選手が変わらずその特長を出してくれ、また新しい発見ができることを楽しみにしています。

あ、試合の得点経過を書いていませんでしたね。

1連の流れがわからないような流れで得点が入ったり失点があったりしたので、オフィシャルなどの結果のみになってしまいますが、

前半4分に19番佐藤優斗のゴールで先制し、12分にいったん同点に追いつかれるも、前半36分に13番石橋遼大のゴールで逆転し、後半は、全体的には、相手の攻撃を跳ね返しながら、少ないチャンスでゴールを狙うという戦い方から、試合終盤ではしっかり時間を使うところは時間を使って、リードを守り切っての勝利ですね。

・・・しかし、やはり次は、もっと良い気候下で試合を見たい!

ではでは。

003 004 005 006 007 008 009 010 011 012 013 014 015 016 017 018 019 020 021 022 023 024

 

 

2015/12/21 2つの最終戦を2日連続で見て、大事なことを再び考える。

どうも、ブクメです☆

土曜日にユースのJリーグインターナショナルユースカップ、日曜日にジュニアユースの高円宮杯U-15 2回戦に足を運びました。

結果的に、今年から始まった大会にJユースカップ上位2チームが参加できるということで、最終戦がここにずれこんだユースの最終戦。残念ながら敗退となってしまったために、最終戦となったジュニアユース。2日間でアカデミーの2つのシーズン最終戦(年内に残っているユースのGo For 2018 Cupは、新チームになるという解釈です。)を見ることになりました。

最初は、それぞれの試合をブログで上げようと考えていたのですが、ちょうどユースの試合の日にブログを書かかなかったこと。2日連続でシーズン最終戦を観戦したことで、まとめて書く機会として捉えるべきかなと思うこともあったので、今回はそういう書き方をします。

文章を書く前に、まず今年のシーズンがスタートする前に書いた「逆境を跳ね返す力」を読んでいただけると、話がつながりやすいと思います。

先にジュニアユースについて書かせてください。

私にとって、浦和レッズというチームは大事なものであり、そこに出合い、かかわり、多くの方と出会い、育成のところまでたどり着き、そこでも多くのことを学ばせてもらいました。

プロのチームの育成組織の中でも知名度がありますから、特に能力の高い選手が多く集まる環境であり、強烈な個性を持つ多くの選手とも出会わせてもらうことができました。

そういう選手が集まるチームということを前提にして、その選手の多くがプロになるために大事な育成というものを、一サポーターという立場から、言いたい放題ブログを始めて書いてきましたが、この何年見つめてきたところから、最低限身に着けなければならない大事な要素が一つあります。

それは、わかりやすい言葉で書けば、「自らに対しての厳しさ」ですね。その厳しさが貪欲さにつながり、強さにつながり、激しさにつながり、見る側に強烈に伝わる要素になります。

よく、サッカーでは、気持ちの強い方が勝つと表現されることがありますが、これも解釈の仕方次第で、これの解釈を間違えると、ある試合は、気持ちがすごく表れているような試合で勝ち切ったのに、その次の試合では、それが帳消しになるような気持負けした試合をしてしまったりします。

トップチームもそういう傾向がありますので、プロだからそれができるとも言い切れないのですが、プロフェッショナルでさらに上に行く、本当に強いプロチーム、プロ選手になっていくというのは、自らに対して常に厳しくできることが大前提だと思います。

その意味では、以前も何度か触れたように、私が思う中では、強さと同時に、必要な要素が見ていて伝わってこない試合が多く、不満でした。

「チームとしての一体感」、大事です。「結果を残すこと」、大事です。

でも、私は、ここまで見てきて大事だと感じたその要素が見えないと不満なんです。

プロになるまでがゴールであれば、もしかすると私が思うことは余計なことなのかもしれません。ただ、能力的に現役のプロ選手よりテクニックがあるような選手は、これまでも多く見てきましたが、「自分に対しての甘さ」に目を向けなかったことで、せっかくの素質を活かしきれていないケースも見てきました。

これは、どの選手でもできることですので、私は、せっかく縁があって応援させてもらえる機会を得て、かかわることができた選手には、まず、そこまで到達してから、巣立って新しい環境で戦ってもらいたいと思っています。

同じ応援する立場であっても、そこにすべてを傾けて、そこでの成功を願って見る方もいるでしょう。チームとして応援できる人もいれば、もちろん、個人を応援するという方もいるでしょう。そして、私のように、それぞれの選手の、その先の未来のほうを重視してみるというタイプもいます。

だから、私は、必要とする要素を感じられなかったことの課題をあえて挙げて、悔しさを共感することは、やめておきます。

私自身も、ジュニアユースに深くかかわることから少し避けてしまうところもあり、多くかかわれなかったのに、偉そうなことを書いていますね、わかります。すみません。

嫌ってもらっても結構です。

ユースの今後の体制もどうなるかわかりませんが、上がるにしても、高校サッカーの道に進むにしても、別の道に進むにしても、厳しさをもってやってほしいです。どんな環境であっても、そこを大事にやっていけば、必ず見えてくるものがあります。今後の、活躍を願っています!

 

ユースに話を移します。

今年のユースの3年生がジュニアユースの頃に、結果の出る出ないは別として、今年のジュニアユースと同じことを私は感じていました。甘い選手が多いなと。ただし、サッカー的なところ以上に大事な部分がちょうどジュニアユースの3年生で徹底的に教えられたことで、ジュニアユースの段階で一つ上の段階に進むことができたのが、今年のユースの3年生だとずっと考えてきました。

それでも、不安定になるのが高校生の時期ですから、本来は、身に着けた厳しさと逆境を超えて得た強さに対して、当然甘さが出てくるのは、わかっていました。本来は、そういうところも見ながら、ブログで触れながらをやってきたかったのですが、すみません、私自身、ユースに起こっていることに、かなり踊らされてしまいました。

方針を見つけて、そこに共感できて、もっと選手それぞれのところに集中して見たかったなと、思い返せば強く感じます。でも、無理でした。

Jユースカップ優勝と、Jリーグが主催していることで露出度も高くなったインターナショナルユースカップの活躍で、メディア的な露出も増え、なんだか、これまで言ってきたことが、実際に結果が出たことで、「そんな育成していたっけ?すりかえていない?」と思う部分もありますが、何度も書きますが、私たち応援する側に見えない部分のことはわかりませんので、監督が本当に大事にしたいことが、そういうことであれば、その部分は私も共感できるな~と思いつつ、でも、コロコロと方針は、多方面からコントロールされて変わっていってしまう、そういうチームなのは、理解しています。大企業は、難しいですね。

そういう部分は、何度も書いているから、やめておこうと思っていても書いてしまう、ダメですね。

ただ、本当にありがとうと言いたいのは、目立つところで結果を出してくれたことによって、大きなところで、育成で大事にしているところが、本当に必要なことであるように語る流れを作ってくれたので、正常なチームであれば、そこを大事にという方向性でしっかり長くやってくる可能性も出てきたのかなと少し期待できるようになりました。

さてさて、とにかく、今年のユースには、感謝の気持ちでいっぱいです。最初にリンクを張った、シーズンが始まる前に書いてことをすべて実行してくれたわけですね。私自身、改めて、その文章を読み返してみましたが、実行が難しいすべてのことを実行してくれた選手たちを誇りに思います。

だからこそ、ここで冷静に考えて言えることは、既にジュニアユースの3年生で強烈に教えられて身に着けていたことを最後に発揮してくれたことは大変評価されることですが、ユースの3年間の中で、自らに対しての厳しさを忘れてしまっている時期も多くあったと思います。

今年の3年生からのトップチームへの昇格はないため、すべての選手が、浦和レッズという組織とは全く違った環境へ羽ばたいていくわけです。

誘惑も多いでしょうね~

甘さを見せても、怒ってくれる人もだんだん減ってくるかもしれません。

より、自分でやることが重要になってくる段階です。

良い環境と感じているところで、仲良くプレーすることで、大事なことを忘れてしまうということも、今年は、少なからず見てきました。環境の良い悪い以上に、その先を考えたときには、厳しく考えて、必要なことを見出して実行していくことが大事になります。

今後の活躍に期待しています!

 

ということで、試合について2試合とも全く触れなかったので、この後に、写真だけそれぞれ載せる記事を上げたいと思います。

ではでは。

関東ユース(U-15)サッカーリーグ2015/10/19 第22節 浦和レッズJrユースvs川崎フロンターレU-15 2-1勝利・・・最終節逆転勝利!全国大会まであと2か月。

237

どうも、ブクメです☆

先週末のFC東京U-15深川戦は、足を運ぶことができなかったため、2週間ぶりのジュニアユースの試合観戦となります。全国大会へ向けてということを考えると、勝った試合以上に、敗れた試合というのは、見ておきたかったな~と思ってしまうものです。

先週末の試合に足を運ばれた方何人かに話を聞く限りは、特徴的なFC東京U-15深川の戦い方に苦戦を強いられたような話もありつつ、悪くはなかったんだけどね~という話もありつつ、そのあたりは、やはり実際に見ていないので想像でしかわからないものだな~と思いつつで、その1試合を踏まえての最終節の試合ということで見られるかなと思っていました。

レッズランド開催のこの最終節は、残留争いで負けられない対戦相手という試合が難しくなる可能性が高い条件が加わった中での試合ということでしたが、試合前の雰囲気を遠目から眺める限りは、気合も入っているようだし、問題ないかなと思っていました。

でも、気持ちと動きが何かマッチしないような不思議なスタートになってしまいましたね。

では、試合の話に入っていきますね。

この試合のスタメンと交代、得点は以下、

GK18番西尾優輝、DFが左サイドバックに20番吉岡直輝、右サイドバックに5番遠藤悠太、センターバックに4番大桃伶音と2番北村龍馬、MFが左に3番林海斗、右に11番森隼平、真ん中に10番佐藤輝と14番縄田脩平、FWが左に9番二見健太、右に7番岡村勇輝

となります。

今シーズンの関東U15リーグの1部の大混戦ぶりを象徴するように、負けられないプレッシャーとか、そういう鬼気迫るものを抜きにしても、相手のやっているサッカーも決して悪くないんですよね。中盤に質の高い選手がいてバックラインの裏を狙って、前線の選手が裏を狙って抜け出してくる形などは、質が高いもので、思うように相手の攻撃の起点にプレッシャーがかけられないために、前半から、しっかり守れてはいたものの、時折迎えるピンチが決定的になるような場面も1,2度ありました。10分に相手に抜け出されてキーパーと1対1になってしまった場面は、18番西尾優輝が結構なピンチだったものの、割と平然と防いだことで、それほどピンチでなかったかのように試合がそのまま流れていきましたが、完全に1点取られてもおかしくないような場面でした。

その際に、お互いで声を掛け合わないが少し気になりつつ。どこかに原因があるから、こういうピンチになったのであれば、ディフェンスラインで何かしら声を掛け合うくらいしないと、今シーズンの失点パターンとして、安定して守れていたのに、フワッと失点しまうことがある点は、なかなか改善できないのではないかと思う部分もあります。

全体的に相手の出足が早く、中盤でのパス回しや周りの出足も遅くなることが多く、複数の選手が絡んだ攻撃があまりできずに、7番岡村勇輝から9番二見健太が抜けたところへパスが通って大きなチャンスになるような、2人ほどで得点を狙うという形での攻撃の仕掛けが多いような気がしました。

そうなった一因としては、浦和がなかなかできなかった、攻撃の起点に対して自由にさせないという点を相手に先行してやられてしまっていたことがあるのかなとも思います。

数は多くないものの、決定機の数だけ見れば、相手の方が多かったような印象で0-0で前半を終了します。

後半も急激な変化が感じられないスタートになった中で、5分にPKを取られて決められて0-1とビハインドを背負う状況になります。

この失点後の6分に9番二見健太に代えて、22番玉城大志が入ります。

この段階で、フォーメーションが4-1-4-1のような形になっていたように思います。全国を見据えたチーム作りという段階に入ってくる中で、試合の流れで、勝ちに行くためのフォーメーションの変更だったり、時折パワープレーなども見られたり(この試合では、そこまでの必要がなくなりましたが)する中での一つの変更だったと思われます。

得意ポジションと適性ポジション、ジュニアユースの育成では、特にここ数年は、慣れていないようなポジションへのコンバートも見られる中で、見る側としても、この体制も3年目になるなかで、適性を考えてそのポジションにしているのか、他のポジションの経験もさせて、より得意ポジションでの出来ることの幅を広げるのか、最終的には、得意ポジションに戻すのかなとか、色々なケースを見てきているため、考えてみるのですが、もしかすると、この試合では、慣れないポジションから、このタイミングで得意ポジションに戻ったことで、10番佐藤輝が躍動したことが結果的に逆転につながる部分もあったのかなとも考えられるかもしれませんね。

後半のこのフォーメーションに変わったところから(失点したことで、スイッチが入った部分もあると思いますが)、やはり、少し相手もオーバーペースだったのか、運動量が少しずつ落ちてくる中で浦和の選手の動きが良くなっていき、徐々に浦和のペースに変わっていきます。

12分に11番森隼平に代わり、6番上野夏輝が入ります。

14分に直接狙える位置でのフリーキックを得ると、10番佐藤輝と6番上野夏輝の2人がボールの前に立ち、ここで10番佐藤輝がグラウンダーの強めのシュートを枠に飛ばすと、ややブラインド気味になったかもしれませんが、これを相手キーパーが処理しきれずにはじいたところで、ここにいち早く反応した7番岡村勇輝が押し込んでゴール!

これで、1-1と試合を振り出しに戻します。

ここからは、相手の焦りやイライラも加わってくる中で、気持ち的にも楽になり、追いついて勢いを増す浦和の攻勢の時間が多くなります。

22分に3番林海斗に代わり17番柳田大輝が入ります。

相手ゴールに迫る回数が増える中で、26分には、先制点を決めた7番岡村勇輝の思い切ったミドルシュートが枠をとらえる(キーパーのファインセーブで弾かれる)など、逆転の空気感もしっかりでてきた流れで迎えた36分に10番佐藤輝が難しいコースへの見事なシュートを決めて逆転に成功。

40分に6番上野夏輝に代えて13番金子直樹が入ります。

結果的に、後半はフォーメーション変更後の同点ゴール以降は、前半は苦戦していた相手の攻撃の狙いに対しても、しっかり対応することができ、2-1で逆転勝利となりました。

既に優勝が決まっていた浦和レッズジュニアユースですが、最終戦をしっかり勝利して、全国大会前の最後の公式戦、今シーズンの関東U-15リーグをしっかりと良い形で締めくくることに成功しました。

試合全体を考えれば勝ち切ったという良い試合。そして、全国大会の優勝を目指すのであれば、これまたしっかり課題を残してしまった試合でもあります。

ただ、よくよく考えてみれば、楽観的に考えてみれば、予選が免除された浦和レッズジュニアユースにとっては、全国大会までまだ2か月という期間があります。

トーナメントを勝ち進む場合には、ピークは今でなくても良いんだなと。

むしろ、課題を残して、反省して、そして、残り期間でまた競争と共にチームをより高いレベルへと上げていきながら、大会でピークに持っていくことができるのが一番良いかなと思います。

怪我の選手もいますし、まだ2か月という期間があれば、今絡めていなくても、そこに割って入ることができる時間もあります。

ここからの準備期間も、情報が入り、調整ができれば、1,2試合は足を運びたいなと思いますが、もしかすると、次に私が見られるのは、本番になるかもしれません。

その時に、どういうチームになっているのか。楽しみに待ちたいと思います。

ではでは。

238 239 240 241 242 243 244 245 246 247 248 249 250 251 252 253 254 255 256 257

 

関東ユース(U-15)サッカーリーグ2015/10/03 第20節 浦和レッズJrユースvs柏レイソルU-15 1-0勝利・・・全国で勝てるチームへ一歩前進!

209

どうも、ブクメです☆

10月なのに暑かったですね。久しぶりに朝からずっとレッズランドで試合観戦という1日になりました。ちょうど、午前中にユースの練習試合があったため、40×4本観戦して、その後の関東U15リーグということで、やや私の方が集中力を欠いての観戦となってしまいました、すみません。

でも、そんな暑さも吹き飛ばしてくれるくらいの試合となりました。

この試合のスタメンと交代、得点は以下、

GK18番西尾優輝、DFが左サイドバックに20番吉岡直輝、右サイドバックに5番遠藤悠太、センターバックに4番大桃伶音と2番北村龍馬、MFが左に3番林海斗、右に6番上野夏輝(前半23分⇒11番森隼平/不明⇒21番石塚稜真)、真ん中に10番佐藤輝と14番縄田脩平、FWが左に7番岡村勇輝、右に9番二見健太(後半30分⇒13番金子直樹)

後半24分、二見健太のゴールで1-0勝利。

となります。

対戦相手の順位で見てしまうと、今年の柏レイソルU-15は、苦戦してる年ということになるのですが、一貫性を持ってスタイルを持ってプレーしているチームという点では、歴代ユースを含めても、柏レイソルのスタイルには、苦戦を強いられることが多くなりました。

戦術的な部分では違うものの、同じようにパス主体のチームである前節の大宮アルディージャジュニアユースも同様に、相手に精度の高いプレーをさせないための戦いをすることが必要になる中で、前節が同じくポゼッションを重視するサッカーをする大宮アルディージャジュニアユースが相手で、相手に自由にプレーをさせてしまう時間が多くなってしまった(過密日程による疲労!?)中での敗戦になり、その悪いイメージを払しょくするためにも、この試合での戦いぶりには特に注目していました。

長々と細かいポイントを取り上げて書くこともできますが、簡単に書いてしまうこともできます。

「今日の戦い方(試合への臨み方、迫力、相手を自由にさせないためのハードワーク)を続けて行けば、全国優勝も狙える!」

と実感できました。同時に、なるほど先週は疲労の蓄積が半端なかっただけなんだなということも確認できました。

シュート意識、良かったです。

ファールすれすれくらいの激しいプレッシャーでバックラインやボランチの選手が相手の攻撃の芽を摘んでしまうプレー多数、良かったです。

ピンチもありましたが、粘り強く跳ね返せていたこと、良かったです。

がむしゃらに仕掛けていく姿勢、良かったです。

相手を欺くプレーで虚を突いての得点、良かったです。

細かい課題ややるべきことも貪欲に見つけてやっていく必要はありますし、まだ課題はありますが、そのあたりは、チーム内で修正されていくでしょう。試合の中でも修正克服できるでしょう。

小さな怪我だとは思いますが、この試合もそうですが、怪我の選手がポツポツでていることは心配です。ただし、この長いシーズンの中で、主力の選手が怪我をしている中で、台頭してきた急成長してきた選手も見ています。試合に出場できる選手の数は限られますので、出場できない悔しさを抱える選手は、必ず出てしまいますが、チームとしての層が確実に厚くなっています。

出場している選手だけではなく、すべての選手が最後の目標に向かって走れることも全国で優勝できるチームには必要な条件です。

関東U15リーグ自体の優勝は、今のチームであれば、自然とこぼれてくるでしょう。

リーグ戦残り2試合。そして、全国大会。ここからは、今日の試合での流れをそのままに上へ上へと突き進んでください。

サポーターとしても全国大会を一緒に戦えることを楽しみにしています。

来週は行けません。リーグ最終戦は行けます。そして、全国大会。最大数の試合を見たいです、その期待が今日の戦いぶりで、かなり高まりました。最後まで貪欲に行きましょう!

ではでは。

210 211 212 213 214 215 216 217 218 219 220 221 222 223 224 225 226 227 228 229 230 231 232 233 234 235