関東ユース(U-15)サッカーリーグ2015/05/24 第13節 浦和レッズJrユースvsジェフユナイテッド千葉U-15 4-1勝利・・・後半の修正からの見事な勝利

070

どうも、ブクメです☆

若干自分自身が万全ではなく、グダグダな中で試合観戦をするというのは、良いのか悪いのか思うことが、よくあります。掛け持ちできるとかで、次の移動のことを考えて、その試合が終わって、その後の選手の表情など見ずに会場を後にするのが良いのかとか色々。

でも、見られるのならば、アカデミー絡みの試合は見たいですからね~という結論にはなります。

その話が関係あるかないかということでいえば微妙ですが、ちょうど、日曜日の朝に帰国した流れでレッズランドのジュニアユースの試合に間に合うぞということで、足を運び、試合観戦することができたのですが、私自身グダグダでした。ジュニアユースの試合時は、しっかり見られていたと思うのですが、その後、ユースの練習試合の時には、ピークで眠くなってしまっていたり。こういう時、反省します。頭がボーっとしていて、言ってることも、単なる粗捜しみたいになるよな~とか。

はい、そんな言い訳をしたところで、本題に行きます!

そんなわけで、日曜日の11時キックオフの、ジュニアユースの関東U15リーグ。勝ち点をしっかり積み上げて上位定着をしながら、適度に課題も見つけるような試合も作りながらという戦い方が、かなりしっかりできていますね。

あまり頻度多く足を運べていない現状なので、細かく毎試合ごとの変化をみるということは、正直できていませんが、多く足を運べているサポーターの方に、情報をいただきながら、すり合わせながら見させてもらっています。

そういう見方をしているからこそ見える、不思議がいくつかあったりするのですが、その辺もこの試合では、見ることができました。

まず、メンバーや交代などを先に書いてから、その辺も書きますね。

この試合のスタメンと交代は以下、

GK18番西尾優輝、DFが左サイドバックに3番林海斗、右サイドバックに2番北村龍馬、センターバックに22番玉城大志と8番白土大貴、MFが左に10番佐藤輝、右に20番吉岡直輝、真ん中に6番上野夏輝と14番縄田脩平(後半20分⇒7番岡村勇輝)、FWが左に11番森隼平、右に9番二見健太

となります。

得点経過は、前半20分に失点し0-1とリードされるも、30分に11番森隼平からの折り返しを9番二見健太が決めて同点に追いつき、後半は、その二見健太が2点追加してハットトリックを達成しつつ、最後は、2番北村龍馬の攻撃参加からサイドに開いて展開しつつ11番森隼平(?)の折り返しを10番佐藤輝が決めて、結果的に4-1で快勝となりました。

前回の対戦では、激しい打ち合いの末、4-3で競り勝った相手ということで、その試合に足を運んだ方の話を聞きながら、試合を観戦しました。

前回は、相手のサイド攻撃において、スピードのある選手に苦戦を強いられたという感じですかね(ざっくり過ぎてすみません。)

ただ、そういう部分よりも、気候的に暑くなってきたことも、ある程度影響があるのかとは思いますが、球際が緩いな~という印象を持ってしまう立ち上がりとなりました。

激しさを感じないことに若干の不思議さを感じる中で、守備においても、バックラインとボランチでうまく囲い込んで良い守備をするな~と感じる時もあれば、フワッとした感じで突破されてしまうことなどもあり、守備の能力が高いチームと感じる時もあれば、簡単に突破されるなと感じることもあります。

このパターンで迎えるピンチは、高さで跳ね返せていないということではないため、怪我をしていた4番大桃伶音がバックラインに入っていないからということだけが理由ではなく、なんというか、不思議に感じるポイントだったりします。

GKの18番西尾優輝の守備力の高さ、1対1の強さ、ポジショニングの良さなど、要所要所で感心することが多いものの、失点するときは、なんというか、フワッとしてしまうのが、不思議なんですね。

ただ、チームの性質というものが、その年で変わってくるため、ここ2年ほどは、全体的に球際で激しくいって、出どころをつぶして、相手の攻撃陣に良いところを出させないような戦いをしていたチームとは、違った形での試行錯誤があるのかな~とは感じています。

ただ、個人的には、今後の日本のサッカーの主流が(ようやく)当たり前にある方向に向かいそうな雰囲気を感じる中では、組織的な能力の高さ以上に、球際の激しさや、攻撃に迫力を加える努力というのは、必要になってくると思います。

しかしながら、これも、サポーター同士でもよく話すことなのですが、得点を取るセンスのある選手が多いのが今年だな~という印象で、相手を崩せていない、ペースを握れていないような展開に感じていても、この試合の前半もそうだったように、相手に先制された流れの中で、同点ゴールが生まれたような形にあるように、こういう強さがあるな、とは感じています。

そんなわけで、グダグダのブクメなりに、前半は、何か正直不満を感じる部分もあったりしたのですが、後半になって、かなり、満腹感を与えてもらえる展開になり、かなり楽しませてもらいました。

戦術的なミスマッチで前半は、苦しんだ部分もあり、フォーメーション的な修正が行われたことも一つはあると思うのですが、後半になって明らかにプレーに激しさが加わった選手が数人見られ、これによって、一気に、攻撃にも迫力が感じられるようになりました。

守備の対応も、集中できる時間が長くなり、相手にシュートを撃たれるような場面があっても、そこは、キーパーの守備能力の高さで問題なく対応できる範囲に抑えられるようになっていました。

特に、逆転ゴールとなった9番二見健太のゴールの場面が、印象的で、相手ディフェンダーの位置と味方選手の位置を考えた時に、強引にゴールに向かうよりも、パスをするという選択をしてしまいがちだなという状況下で、ゴールに向かう姿勢を見せて、対峙したディフェンダーも振り切って結果的にゴールまで決めてくれましたよね。

やはり、9番を背負う選手には、こういう姿勢からのゴールを決めてほしいと思ってしまいます。だから、そういうゴールを見せてくれたこともうれしいわけです。ゴール以外でも、激しさには、パサーとしても、力強くキープしてくれるので、そこにパスを出しておさめてもらい次の展開を作りやすくなるという部分もありますからね。そこができていたことをうれしく思います。

背番号だけで判断するわけではないですが、9番がそういうプレーをしてくれて、初めて、更に周りにいる攻撃陣の特徴が引き出されるということもあるのかな~とも思っています。

これが、今後もコンスタントに続いていけば、より攻撃の迫力が加わっていくと思います。

あとは、パススピードの部分。

中盤の6番上野夏輝や、サイドバックの2番北村龍馬が比較的、多く試みていたかなと思うのですが、パスの長短ではなくて、パスの強さの工夫というか、これがはまってくると、このチームは、もっと相手にとって脅威になる攻撃が増えそうだなと感じていたりします。

これに関しては、踏まえての次回足を運べた時の試合でまたどうなっているのか見たいな~と思うので、細かくは書きません。

たぶん、私がいちいち書いているようなことをしなくても、今年のジュニアユースのチームとしては、良い成績を残せるようなチームだとは思いますが、その先、更にその先まで考えて行ったときには、自分がすべき役割というものを突き詰めていく必要はあると思っています。

その意味では、この試合は、後半からの変化によって、チーム全体に起こったことというのは、すごく今後にとってプラスになることが多いと思っています。

そんな感じです。

ではでは。

071 072 073 074 075 076 077 078 079 080 081 082 083 084 085 086 087 088 089 090

 

2015年4月25日~26日の浦和レッズアカデミー関連試合観戦(まとめてですみません。)

どうも、ブクメです☆

4月25日に浦和レッズジュニアユースの関東U15リーグvs柏レイソルU-15と浦和レッズユースのプリンスリーグvs東京ヴェルディユース、4月26日に、浦和レッズユースの練習試合vs明治大学と大学サッカーの関東2部リーグ、東洋大学vs日本大学の試合を観戦しました。

まあ、言ってしまえば、26日のユースの試合がナイトゲーム(夕方17:30キックオフ)の試合にも関わらず、その展開にテンションが上がって、その後に埼玉に戻ってから、宴会をしてしまい、そのままの流れで、26日の試合観戦に入り、グダグダな感じで、夕方に帰宅して、爆睡してしまい、、、という流れなんですね。

オチもあります。

ということで、今回は、細かいレポートっぽくは、なりませんが、ご勘弁ください。あまり、前のめりにならず、流れに乗ることも人生には、必要です・・・とか言い訳してみたり。

まず、25日の浦和レッズジュニアユースの柏レイソルU-15の試合から。

062

この試合のスタメンと交代は以下、

GK18番西尾優輝、DFが左サイドバックに3番林海斗、右サイドバックに5番遠藤悠太(後半?⇒21番石塚稜真)、センターバックに22番玉城大志と8番白土大貴、MFが左に10番佐藤輝、右に16番吉岡佑馬(後半スタート⇒20番吉岡直輝)、真ん中に6番上野夏輝と14番縄田脩平(後半30分⇒17番柳田大樹)、FWが左に11番森隼平、右に9番二見健太

となります。

試合開始から数分の3分に早くもコーナーキックのチャンスから、10番佐藤輝がヘッドで決めて幸先よく先制した浦和レッズジュニアユース。柏レイソルは、アカデミーからトップチームまで一貫したポゼッション型の戦術をとってくるチームですが、この試合で見た印象では、今年の相手は、まだまだ途上でパスミスも多いという印象で、そこを狙った形で高い位置から浦和が攻撃するという展開も多く、試合としては、どちらかというと前半~後半の途中くらいまでは、ポゼッション率=ペースを握っているという判断をされると相手ペースと考えられるかもしれませんが、実際は、浦和がペースを握っていたように感じます。

これは、相手にとって有利ということではなく、前半後半それぞれのサイドである意味安定した判定ということもあったので、これをどうこう言うことも難しいと思いますが、オフサイドの判定が、かなり大らかで、明らかなオフサイドの場面でも流される場面が、片方のサイドで多く、同じように前半に明らかなオフサイドで相手選手が抜け出したところがオフサイドにならなかったところで決められて前半20分に1-1の同点に追いつかれ、逆に後半にオフサイドっぽいところが流されて浦和が得たチャンスは、決めることができなかったこと、それ以外でも、前半のうちに突き放してしまうチャンスは、多くあったところで決められなかったことが、この試合を難しくしてしまった要因になったと思います。

ポゼッション型の相手は、気持ちよくパス回しをさせてはいけないというところで、前半は、ある意味理想通りになっていたところで、畳み掛けられるという強い意識がまずほしかったというところです。

その結果が、後半の相手の猛攻につながったと考えることもできると思います。勢いがつけば、精度も上がる、これは、なかなか難しいものです。

ただ、その相手の猛攻を抑えきって、それ以上の失点を許さずに勝ち点をしっかり取ったということも、すごいことだと思います。

前回、連敗しないチームは強いと書きましたが、苦しい試合展開でも、しっかり勝ち点を積み上げられるチームというのも、また強いチームだと思いますよ。

欲を言えば、でも、これは、選手の性格などもあるので、それがすべて良いとは言えませんが、今年のチームを見ていると、ゴールへの野性的な貪欲さ(?)のようなものを見せる選手がいないように感じており、そういう選手が出てくると、よりこういう試合でも、勝利の方向に持って行けるようになるのかなと思う部分もあります。

いろいろ言いつつ、やはり、強いチームだと思います。

はい、日立柏サッカー場で、ジュニアユースの試合を観戦した後、場所を、東京ヴェルディグラウンドに移しまして、浦和レッズユースのプリンスリーグ第3節の東京ヴェルディユース戦を観戦しました。

063

この試合のスタメンと交代は以下、

GK1番大川圭為、DFが左サイドバックに10番堀内千寛、右サイドバックに23番髙山大智、センターバックに7番高橋聡史と4番小木曽佑太、MFが左に2番川上開斗(後半30分⇒13番新井瑞希)、右に15番鈴木海都(後半34分⇒19番川上エドオジョン智慧)、真ん中に14番渡辺陽(後半45分⇒26番井澤春輝)と24番松高遼、FWが左に12番松尾佑介(後半39分⇒5番中塩大貴)、右に9番松澤彰

となります。

前節負傷で欠場していた4番小木曽佑太が復帰しセンターバックに入りました。前節センターバックに入っていた36番橋岡大樹は、U16日本代表のイタリア遠征に選出されて不在となります。

ジュニアユースもユースもそうなのですが、中盤の右サイドのメンバーは、開幕から、全試合スタメンの選手が代わり、競争が激化しているように感じます。

午後から、にわか雨の予報があり、試合の少し前くらいまでは、雨が降ったりしていたものの、試合までには、止んでくれて助かりました。

試合後に、冗談半分に、今日の試合のブログは、「楽しかった」の一言で良いのではないかと周りの方に言ってしまうくらい、久しぶりに1サポーターとして、純粋に興奮し、楽しませてもらった試合でした。

相手チームに関しては、それがややラフプレーにつながる部分も多かったので、それが良いか悪いかは、微妙なところではありますが、両チームともに終始気迫が伝わってくる試合でしたね。

2連勝で来た浦和レッズユースにとって、最初の山場になるのは、個々の能力が高い東京ヴェルディ戦と考えていた通り、前線の高さのある選手に対しては、問題なく、守備陣が対応していたものの、そのこぼれ球を狙う味方の選手のススッと裏に入ってくる動きだったり、スピード感のある攻撃だったり、やはり、これまでとは一味違った攻撃の脅威を見せる相手に対して、浦和も決定的な仕事をほとんどさせない守備を見せることができていました。

試合の流れを簡単に書きますと、前半開始6分に2番川上開斗と10番堀内千寛の左サイドでの攻撃で、サイドバックの10番堀内千寛のオーバーラップから鋭いクロスを上げる場面でチャンスを作ったり、9分のフリーキックの場面では、15番鈴木海都の相手ディフェンダーの壁をちょうど越えるくらいの低めの弾道でのクロスに4番小木曽佑太がヘッドで合わせての惜しい形、15分には、15番鈴木海都の右前線からのクロスに、12番松尾佑介が、触れればゴールという惜しい形、更には、21分には、10番堀内千寛からのスペースへの鋭いパスに12番松尾佑介がしっかり反応して攻撃につなげた形と、右に左にサイドをうまく使った攻撃で相手ゴールに迫る形を多く作ります。

その中でも、29分に2番川上開斗にいったんパスを預けてオーバーラップした10番堀内千寛が、ペナルティエリア内に走りこんだ9番松澤彰の頭の高さめがけてあげた鋭いクロスは、見事で、合わせた9番松澤彰のヘディングシュートは、わずかに枠を外れたものの、相手ディフェンダーが対応できないくらい精度の高いサイド攻撃とクロスは、見事でした。

相手も浦和ゴール近くに攻め込むという形は、作っていましたが、決定的なチャンスという点では、浦和のほうが勝っていた序盤の攻防でした。

この展開を難しくしたのは、ある意味相手キーパーの反応の良さだったのかもしれません。

それは、前半30分前後に浦和が作って2回の決定的な形で得点できなかったことにつながってくるのですが、まず、29分に12番松尾佑介が鋭く切り込んでシュートも枠をとらえた見事なコースを狙ったシュートであったところを相手キーパーにぎりぎりで反応されたはじかれた場面、そして、そこから得たコーナーキックの場面で10番堀内千寛が放った2度のシュート。このシュートも、普通であれば、決まっても良いくらい良いコースに良いシュートを放てていたと思うのですが、これも相手キーパーによって防がれたんですね。

普段からこれだけの反応をするキーパーなのか、乗っていたのかはわかりませんが、このビッグセーブ連発によって前半リードできずに0-0で後半に入ることになりました。

後半も、激しい攻防が続く中で、流れの中では、やはり浦和が相手にフィニッシュまでの形はほぼ作らせずに、安定感を見せていたのですが、12分に相手コーナーキックから決められてしまい、0-1とビハインドを背負うことになります。

開幕から無失点で2連勝してきた流れだったので、この展開でどうなるかと思いましたが、失点後しばらくは、少しバタバタしたような時間もあったものの、その後は、持ち直し、22分には、セットプレーのチャンスから、4番小木曽佑太がシュートを放ち、ディフェンダーかキーパーに当たり跳ね返ったところを再びシュートを放ち、これが惜しくもポストに阻まれるチャンスを作るなど、再び浦和が相手ゴールに迫る形が増えてきます。

後半30分あたりから、13番新井瑞希や19番川上エドオジョン智慧と言った、攻撃的なフレッシュな選手を投入し、攻撃を活性化させると、37分には、高い位置で得たフリーキックのチャンスで14番渡辺陽の左前線へのフィードの折り返しが9番松澤彰に収まりシュートを放つも、これは、キーパーの正面で防がれます。

そして、37分についに14番渡辺陽からのパスを受けた19番川上エドオジョン智慧が決めて1-1の同点に追いつくことに成功します。

この後の39分に5番中塩大貴が入り、14番渡辺陽が高めの位置に上がりますが、おそらく、采配の傾向としては、逆転よりも、最低でも勝ち点1をとるための采配だったと思うのですが、選手はしっかり勝ちに行く姿勢を見せてくれ、その結果、43分に9番松澤彰のポストプレーから、14番渡辺陽が抜け出して、ゴールを決め2-1と逆転に成功します。

そして残り時間も引いて守るということではなく、高さのあるボールはしっかり跳ね返し、クリアする場合も両サイドの深い位置にクリアし、更には、そのクリアもしっかり前線の選手がキープして高い位置で時間も使いながら、あわよくば追加点を狙えるような雰囲気も残しつつ、結果2-1で勝利し、開幕3連勝を飾ることとなりました。

この結果の裏には、色々な要因があると思います。その一つは、相手のウィークポイントを見つけ出して、奪いどころを見つけた24番松高遼だったり、14番渡辺陽が、そこを狙ってインターセプトから攻撃に転じることができていたことや、ボランチとバックラインの入れ替わりがスムーズにできるようになったことで、ロングフィードに関しても、例えば、4番小木曽佑太が少し高めに持ち上がって(この時にボランチが1枚下がって守備の穴は作らないようにできている)から前線に供給することができるため、より確率高く攻撃につなげられるなど、チームとしてのレベルアップも試合ごとに見られます。それらの要因がかみ合って、今回の結果が生まれたのだと思います。

チームの雰囲気も良い、交代で出場した選手のパフォーマンスも高い、かなり良い感じです。

見事な試合でした。

いわゆる、サポーターを喜ばせる要素も満載の戦いぶりでしたよ!

(で、この後、帰宅後宴会w)

そして、26日は、まず、明治大学の八幡山グラウンドでの練習試合を観戦しました。

049

45分2本と、3本目は、30分くらいだったと思います。

浦和レッズユース出身の橋岡和樹も背番号73で2本目までプレーしていました。

試合は、1本目0-2、2本目1-2、3本目1-3という結果になりました。

浦和のゴールは、2本目の1点が、26番井澤春輝からの縦パスに対して、21番時里元樹が、見事なトラップで抜け出してキーパーと1対1の状況で決めてのゴール。

3本目の1点は、12番松尾佑介の左サイドを突破しての折り返しを9番松澤彰が合わせてのゴールになります。

大学の関東1部リーグの上位を争うようなチームとユースが対戦するときには、それがトップチームでなかったとしても、通常ユース世代の戦いでは、経験できないスピード感だったり、体の強さだったりに苦しむケースが多くみられるのですが、この試合でも、やはり、そういった部分は、見られましたが、比較的、早くそういった相手の動きに対応できていた部分もありつつ、それでも、結果に出ているように、失点は多めという結果になりましたね。

さてさて、その後、今度は、東洋大学の朝霞グラウンドに場所を移しまして、関東2部リーグの東洋大学vs日本大学の試合を見てきました・・・が、ここは、恒例のやらかしです。

東洋大学には、昨年まで浦和レッズユースに所属していた勝野瑛がいるのですが、すでに途中出場などでは、出場しているということだったので、プレーしているところが見られたらよいな~と思っていたのですが、後半途中まで見たところで諸事情で、帰ることになったのですが、その後、終盤出場して、しかも初ゴールも記録したという・・・。

まあ、仕方ないです。また今度足を運べた時まで、プレーしている姿とゴールはお預けということで、楽しみにしていたいと思います。

・・・はい、ということで、まとめて書きつつダラダラ長い文章になりました。

充実の週末でしたよ。ありがとうございます!

ではでは。

おまけの写真。

ジュニアユース

061 062 063 064 065 066 067 068

ユース

064 065 066 067 068 069 070 071 072 073 074 075 076 077 078

練習試合vs明治大学

001 002 003 004 005 006 007 008 009 010 011 012 013 014

東洋大学vs日本大学

050

関東ユース(U-15)サッカーリーグ2015/04/19 第8節 浦和レッズJrユースvs大宮アルディージャJrユース 1-0勝利・・・連敗しないチームは強い。

045

どうも、ブクメです☆

写真だけ見れば、穏やかな春の陽気の中での試合のように見えますよね。でも、実際は、常に強い横風が吹く中でのダービーとなりました。

足を運ばなかった、前節の横浜F・マリノスジュニアユース戦で、0-3と敗戦ということで、前にも書いたように、負けた次の試合が大事と言うことで、その意味でも、この試合足を運べたのは、良かったなと思います。

今回は、細かい部分は、書きません。大きい枠で書くべき試合かな~という印象でもあるので、とりあえず、メンバーや、結果を書きますね。

この試合のスタメンと交代は以下、

GK18番西尾優輝、DFが左サイドバックに3番林海斗、右サイドバックに5番遠藤悠太、センターバックに22番玉城大志と8番白土大貴、MFが左に10番佐藤輝、右に24番冨田蓮(後半スタート⇒20番吉岡直輝/後半40分⇒21番石塚稜真)、真ん中に6番上野夏輝と14番縄田脩平、FWが左に11番森隼平、右に9番二見健太

となります。

得点は、後半23分で、中盤から10番佐藤輝がゴール前に上げたクロスで相手キーパーとディフェンダーがやや交錯気味になったところで、上手く収めた11番森隼平が落ち着いて決めてリードし、その唯一のゴールと数回の決定的なピンチを堪えて無失点に抑えた浦和レッズジュニアユースが勝利しています。

負傷者が多いということで、比較的固定されて起用されていたポジションも変化が多くなっていたこの試合。どのメンバーでなければならないということではないものの、やはり通常は、ある程度チームと言うのはベースが必要で、そのベースの部分で安定感を作りながら、そこに多くの選手が絡んでいきチームは層を厚くしていくというのがセオリーにはなりますが、ある意味、そのセオリーを強制的に崩しながらの現状でしたが、一見すると、表面的には相手ペースで試合が終始しているように見える試合ではあったのですが、どちらかと言うと、私の感覚としては、メンバーが変わっても、最後のところでは、相手に仕事をさせていない、抜かれても中盤の選手がしっかりカバーすることができていたり、慣れないであろうセンターバックに入った8番白土大貴も上手くラインコントロールをして、オフサイドをしっかりとれる場面も多かったり、浦和のサイドでの時間が長くなった割には、やられたかなと思われる場面は、試合の中では、1,2回くらいだったように思います。

ただ、守備のところでは、前線の選手も含めて、良くできていたものの、攻撃のところでは、強風の影響もあったとは思いますが、なかなか味方と息が合わないというパスミスなどが多かったと思います。

パスに関して通らないこと自体が問題と言うよりも、パスが通らなかった時(スペースにパスを出して、そこに味方が反応していなかった時に)出し手も受け手も、主張がないように感じられるケースが多かったように勝手に感じていました。出し手が主張しなければ、ただのパスミスになってしまいますからね。

ゴールに向かう姿勢を前面に見せる回数が少ない印象があったこの試合でしたが、その意味では、交代出場した20番吉岡直輝がそのような姿勢のプレーが印象的でした。パスで打開があまりうまく行かないという試合では、思い切った姿勢で崩す場面が必要となるので、特に、今日のような試合では、もっと多くの選手がそのような姿勢を見せてくれると良かったかなとも思います。10番佐藤輝も何本か、そういう遠目から狙うようなシュートがありましたね。

ただ、タイトルにも書いたように、難しい条件も多い試合で、また、私は、結果でしか見ることができませんでしたが、0-3と言う引きずってもおかしくないようなスコアでの敗戦の次の試合で、粘り強く戦うことができ、そして、結果的に勝ち切ることができるチームというのは、強いチームだと思います。

あとは、これは、個人の趣向にはなってしまうのですが、攻撃に迫力が欲しいなと思う部分もあります。きれいに決めることも良いのですが、日本代表も監督が代わってゴールに向かう姿勢が重要視される方向に変わるわけですし、もっとガツガツした選手が出てきても良いかなとは思います。

この試合の後に、眺める程度ですが、メトロポリタンリーグの試合も見させてもらったのですが、そこでも、それに近いプレーをする選手はいたものの、攻撃面において、使ってみたいなと思わせるくらいゴールに向かう姿勢がある選手がいるかと言われれば、あと一歩かなと感じました。

でも、近い選手は、いるなと。

楽しみに、見ていきたいと思います。

ではでは。

046 047 048 049 050 051 052 053 054 055 056 057 058 059 060

関東ユース(U-15)サッカーリーグ2015/03/22 第4節 浦和レッズJrユースvsFC東京U-15むさし 1-2敗戦・・・この負けを踏まえての次が重要ですね。

019

どうも、ブクメです☆

特に今年のように、少し動き方を変えて、ユースやジュニアユースにほぼ毎試合足を運ぶという状況が作られない時ほど、時として、チームとして良い流れで来ている状況では、勝ち続けている勝ち試合よりも、良い結果が続いていた時の、一つの敗戦というものに立ち会うほうが得をしたと感じることがあります。

それは、1つのシーズンを線として考えた時に、好不調の時期と言うのは必ず訪れるもので、そこを乗り越える力というものが、負けなしで勝ち点を積み上げていた時に喫する黒星というものです。

今日の試合に関しては、試合の途中から、わけあって少し話し込んでしまったところも理由にはあるのですが、序盤は、しっかり見られたものの、途中からは、試合を大きな流れで見ることしかできていません。

この試合のスタメンと交代は以下、

GK1番島田呂舞、DFが左サイドバックに3番林海斗、右サイドバックに2番北村龍馬、センターバックに22番玉城大志と4番大桃伶音、MFが左に10番佐藤輝、右に7番岡村勇輝(後半スタート⇒16番吉岡直輝/後半35分⇒14番縄田脩平)、真ん中に6番上野夏輝と8番白土大貴、FWが左に11番森隼平、右に9番二見健太

となります。

私が観戦した、開幕戦は、引き分けながら、チームとしてのバランスを考えると大きく崩れることなく、戦っていけるチームが既にできているという印象で、その後、足を運べなかった2節、3節は、点の取り合いになった試合もありますが、2試合とも4得点と大量に得点を入れて、勝利してという流れでこの試合を迎えていますね。

関東U15リーグを全体として眺めて見ると、第3節終了時で既に全勝のチームがいないのと同時に、3連敗と言うチームもおらず、全てのチームが勝ち点を獲得している、混戦模様のスタートとなっています。

対戦相手のFC東京U-15むさしも、未勝利のチームと言うことでしたが、この試合を見た限りでは、組織的にしっかりしてパス回しのテンポも良かったのも理由には、あったかもしれませんが、序盤の印象としては、球際が激しく行けていないという印象と、中盤のバランスが、少しおかしくなっている印象も受けました。

ただ、守備のところでは、最後のところで集中して守れていて、カバーの意識も高くできていたため、危ない場面になりかけているように見えても、最後のところで得点は許さないという感じでしたね。

前半の攻撃では、決定機はなかなか作れていなかったものの、2番北村龍馬の長いパスから9番二見健太が抜け出して仕掛けた場面や、10番佐藤輝の個人技からのシュートなど、何度か得点に近い場面は作れていたと思います。ただ、攻撃のリズムとしては、味方の動きとパスの狙いなどが少しずれる場面が多く感じました。

前半をスコアレスで折り返し、迎えた後半開始直後に先制点を許してしまい、失点が火をつけたのか、ハーフタイムでの指示や、選手同士で話しあっての改善なのかは、わからないものの、前半に、「どうしたのかな?」と思っていたような箇所が修正されていき、中盤のバランスも良くなり、攻撃の回数と攻撃が得点に近いプレーにつながる回数も増えましたね。

そんな中で、前半も惜しいシュートを放っていた10番佐藤輝が後半8分に、個人技で得点を決め1-1と試合を振り出しに戻します。

同点ゴール後のしばらくの時間は、浦和のペースで、3番林海斗の大きな展開でのサイドチェンジからの攻撃や、6番上野夏輝が惜しいシュートを数回放つなど、ここで逆転できてしまえば、一気に試合を決められそうな場面もありつつ、相手キーパーの好守にはばまれるなどで、逆転ゴールを奪えない中で、試合の終盤は、両者ともに得点が入ってもおかしくないような場面が何度かありつつ、このまま1-1で終了するかと思われたのですが、遠目ではっきりは、わからなかったものの、この時間でこのプレーでPKを与えるのかと、浦和側なので余計に感じてしまったのですが、試合終了間際にPKが相手チームに与えられて、決められて結果的に1-2で敗戦という結果になりました。

そんな終わり方だったので、ブクメ個人的には、1-1でも良かったのではないのかな~と思う部分も強かったのですが、この試合に関しては、試合の入り方の部分で反省点もあると思われ、少し時間が空いた今考えると、一つ敗戦がこの段階で入ったことで、逆にしっかり見つめなおせる部分があるのかなとも思っています。

この後に1本行われたB戦も結果的には、0-1で敗れたものの、球際の激しさや、攻撃の思い切ったプレーが前線で多く見られ、チームの攻撃に厚みを加える存在として、待ち構えている選手も多くいるんだな~と楽しみながら見させてもらいました。

ということで、敗戦の次が大事です。次の試合は4/1ですよね。この試合は、足を運ぶのが難しく、次の4/5の試合は、午前中いっぱいの用事があり、間に合えば行けると思うのですが。吉報を待ちます!

ではでは。

020 021 022 023 024 025 026 027 028 029 030 031 032 033 034 035 036 037 038 039 040 041 042 043

関東ユース(U-15)サッカーリーグ2015/03/01 第1節 浦和レッズJrユースvs三菱養和SC巣鴨Jrユース 1-1引き分け・・・公式戦早くもスタート!

001

どうも、ブクメです☆

3月開幕になってから、毎年同じようなことを言っていますが、ジュニアユースの関東U15リーグは、もう開幕なんですね。早いです。

正確には、最高学年の選手がまだ3年生にならない段階で開幕するんですからね。

浦和レッズジュニアユースの開幕戦の対戦相手は、三菱養和SC巣鴨ジュニアユースですね。はい、長いボールと裏への飛び出し連発が基本で、シンプルな攻撃ながら、毎度やりにくいスタイルを何度もやってくる相手ですね。

晴れの開幕戦、と言いたいところでしたが、天気は、試合開始あたりから雨が降り始め、更に、もともとレッズランドのピッチは、ややコンディションが悪いようにも見えますので、細かいプレーがやりにくい中での試合だったと思います。

では、試合の話に移りますね。

この試合のスタメンと交代は以下、

GK18番西尾優輝、DFが左サイドバックに3番林海斗、右サイドバックに20番吉岡直輝、センターバックに22番玉城大志と2番北村龍馬、MFが左に10番佐藤輝、右に16番吉岡佑馬(後半25分⇒13番金子直樹)、真ん中に14番縄田脩平と6番上野夏輝、FWが左に9番二見健太、右に11番森隼平

となります。

スタメンや名前に関しては、サポーターの友人のツイッターにかなり頼っています。非常に助かります。勝手に連係プレーだと思っていますw

大桃伶音と白土大貴の2名がU15日本代表で不在。また数名が学校行事で不在と言う話でした。

さてさて、先ほど書いたように、基本的に三菱養和は、ユースもジュニアユースも、ロングボールや縦のスペースへのややアバウトなパスに抜け出す選手がうまく合えばという攻撃を徹底するイメージで考えていて、数年前のようにパスサッカーぽい感じのチームになっていたりすると非常に驚かされたりするのですが、今日見た限りでは、比較的、三菱養和のサッカースタイルのセオリーに近いというか、思った以上に徹底されていましたね。

ただ、浦和の守備のところの安定感も大したもので、開幕戦序盤で堅さが見られた時間帯は、ベンチからもラインの部分で指示が出る場面もありましたが、基本的に、高いラインを保つことができており、かなりの数のオフサイドを取ることに成功していました。

攻撃の部分では、これも前半は、センターバックの2番北村龍馬からのロングフィードなどで前線の選手に通して仕掛けるという形の攻撃が多く、ここに数名の選手が絡めるとよりゴール近くまで迫るという展開になっていましたが、これも相手の寄せの速さやコンディションの関係で思うように行かない展開も続いていました。

それでも、仕掛けの回数に関しては、多く繰り出すことができていたと思います。

相手の攻撃のほとんどをオフサイドにかけるか、突破されても集中して跳ね返し、更にキーパーと1対1になる場面も2度ほどあったものの、そこは、キーパーの18番西尾優輝が1対1の強さを見せ2度ほどの相手の決定機に近い形を防ぎました。

また、数多いセットプレーのチャンスでは、6番上野夏輝のフリーキックの精度の高さが光り、そこからのチャンスも多くなっていたと思います。

前半を0-0で折り返し、後半になると、前半よりも中盤6番上野夏輝や14番縄田脩平を経由した攻撃や、前線の9番二見健太や11番森隼平にあてて、下げてという一つ前を経由して展開と言う意図のある攻撃の試みも多く見られました。

ただ、決定機を作るということに関しては、この試合では、苦戦した試合になったとも言えるかもしれません。

相手の攻撃を何度もオフサイドにかけていたのですが、そのうち何度か抜け出される中で跳ね返してはいたのですが、後半15分くらいに失点を喫し0-1とビハインドの状態になり、なんとなく、三菱養和との試合では、こういうケースで逃げ切られることも多いので、どうなるか・・・と思う間もなく、10番佐藤輝が右のやや角度のないところからゴールを決めて同点、1-1。

相手に勢いがついてしまいそうな得点のすぐ後に、すぐに得点して、流れを取り戻す、この試合展開を左右する、失点後の数分に、しっかり得点できることも強いチームの条件ですから。

その後、コーナーキックから2番北村龍馬の惜しいヘッドでゴールを狙った場面や、9番二見健太、11番森隼平の前線での仕掛け、途中交代で入った13番金子直樹の果敢な仕掛けなどで、逆転ゴールを狙うも、あと一歩逆転までは届かず1-1の引き分けという結果に終わりました。

プレーしている選手は、勝てるチャンスも十分あった試合ですので、この結果に対して、悔しいで良いと思います。

ただ、見る側としては、このチームの良いイメージをしっかり開幕から得ることができて、今後の試合が楽しみになっています。

1試合1試合、しっかり課題を見つけながら、前進していってくださいね。失点後にすぐに同点に追いついた強さは、継続(失点しない方が当然良いですが、失点は、どのような良い展開の試合でも、先に相手に得点をとられるケースは、ありえるので、その後の時間をどうするかが重要と言う意味です。)です。

次節は、足を運べないため、ツイッターなど、文字で経過を追えたら追う感じになりますので、そういう試合こそ、勝利と言う結果を見られるとわかりやすく喜べます。よろしく!

ではでは。

002 003 004 005 006 007 008 009 010 011 012 013 014 015 016 017

 

高円宮杯(U-15)2014/12/21 2回戦 浦和レッズJrユースvs柏レイソル U-15 2-0勝利・・・1試合通しての集中した戦いで、完勝!

030

どうも、ブクメです☆

浦和レッズの下部組織にとっては、柏レイソルの下部組織との対戦は、毎回特別な思いで見させてもらうことが多いです。そのくらい、重要視する部分が、戦術vs個というチーム同士の対戦の典型的な姿が見られるのが、このカードになります。戦術は重要ですが、個性を大事にしてほしいという見方で応援してきた私にとっては、負けて欲しくない相手であり、逆に、その徹底した戦術という強さの前に、浦和レッズの下部組織は、苦しめられて敗戦してきたという試合も多く目にしたものです。

この大会に臨んでいる選手たちにとっては、あくまでこの大会の、このシーズンの最終的なゴールは、優勝であり、一つの通過点になることには変わりないのですが、彼らにとっても、今シーズンのリーグ戦では、2敗している相手であり、関東リーグの優勝を奪われたチームになりますので、思い入れの強い試合だったと思います。

そんな相手と、カシマスタジアムで対戦する試合を観戦するというのも何か不思議な感じがあり、最近は、足を運んでいませんが、以前は、トップチームの応援でよく足を運んでいたアカシマスタジアムのメインゲートで、あまり好きではない、鹿島アントラーズ色満載のデザインの階段を上がって、メインスタンドに入っていくというのは、それはそれで興味深いものがありました。

この一戦は、凄く内容の濃い、この試合は、逆に言えば、形容するのは凄く簡単な試合であり、試合を1試合と言う形で戦い、勝負のところで優った浦和レッズに結果も付いて来た試合でした。

ということで、簡単に試合を振り返りたいと思います。

この試合のスタメンと交代は以下、

GK25番西尾優輝、DFが左サイドバックに23番白土大貴(後半4分⇒2番山崎広大)、右サイドバックに5番山崎舜介(後半34分⇒22番大桃伶音)、センターバックに3番大西翔也と4番橋岡大樹、MFが左に9番樋口颯太(後半開始⇒20番長倉幹樹)、右に11番白田颯人、真ん中に8番立川将吾と6番荻原拓也(後半6分⇒14番弓削翼)、FWが左に7番菊地泰智、右に10番シマブク・カズヨシ

となります。

前半は、得点は動かなかったものの、お互いに、リスクを負う部分は、少な目に、それでいて、駆け引き自体は、ものすごい展開が、要所要所で見られました。

特に相手の戦い方が、浦和の選手の個性を発揮させないような戦い方をしていたことで、かなりストレスを感じてプレーしていた攻撃陣も多かったと思いますが、焦れることなく集中した戦いが、前半を通して繰り広げられていたのが良くわかります。

その中でも、数は多くなかったものの、23分のフリーキックのチャンスで、8番立川将吾がからのボールを4番橋岡大樹がヘッドで落として、10番シマブク・カズヨシが惜しくも枠を捉えられずという場面など、決定機も数回作りながら、そして逆に相手の攻撃でも、数回は、危険な形を作られたものの、特に相手の決定的な仕事をする選手で、実際に今シーズンのリーグ戦でも、結果と言う形で残されてしまっていた相手を、自由にさせず、また、個の戦いでも、心理的に優る形を作り出した守備陣という構図も見ものでした。

そして、勝負の後半では、もちろん、得点を奪うためには、浦和もリスクを負う時間帯というのを作る必要がある中で、交代で入った20番長倉幹樹が、さっそく結果を出します。

後半9分に、右サイドからの6番荻原拓也からのクロスに対し、ややヘッドで狙うには遠い位置にも見えましたが、相手キーパーが、結構前のポジションをとっていたところをしっかり考えて、キーパーを越えるようなヘディングシュートでゴール。

リスクを負ったところでカウンターの心配もしながら攻撃をするというところまで行く前の段階で、浦和レッズが、かなり試合を有利に運べる先制点を決めることができました。

そして、これにより、逆に少しバランスを崩してでも点を取りにいかなければならなくなったのが相手と言う状況を作り出したことで、気持ち的にも有利な状況が作られ、前半は、ややいなされることも多かった、高い位置で囲い込んで奪うという形が多く見られるようになりました。

特に、前半苦しんでいた右サイドの11番白田颯人が守備のところで強烈な運動量を見せて、残り30分ほどで味方と上手く囲い込んだ中で、多くの回数相手のサイド攻撃を摘むプレーを見せ、自身も、奪った後の高い位置からの攻撃を多く見せられるようになりました。

そして、相手の攻撃にも上手く対応しながら、迎えた28分に大きな大きな追加点が入ります。

このゴールに大きく貢献したのが前半は、スペースを消されてなかなか思うような仕事ができなかった、10番シマブク・カズヨシが、少しゴールまでは距離があるところで、思い切ったミドルシュートを放ち、このシュートは、惜しくもクロスバーに跳ね返るも、そのボールにしっかり反応した20番長倉幹樹が、しっかり押し込んで2-0にします。

試合終了まで残り10分ほどという段階でも大きな大きな2点差にする得点は、試合運びの上でもパーフェクトな追加点の時間帯だったと思います。

そして、結果、そのまま2-0で相手の反撃を許さず勝利を収めて、準々決勝進出を決めました。

采配も含めて、この試合は見事としか言いようがありません。

攻撃的により特徴を持ったプレーができる選手、そして、バランスよくプレーできる選手、もちろん、相手の出方によって対応は変わってくると思いますが、この試合では、スタートでは、攻撃の部分をより最優先にして、サイドからの仕掛けで打開できる可能性を考えたスタートにしたと思いますが、その攻撃によるスペースを相手に狙われ始めて、また、サイドからの守備においては、少し運動量が足りないという判断がされたと思う中で、その部分を考えた、交代などで相手の狙いどころを潰しながら、比較的受ける時間帯で大きく跳ね返す、やや形上は、放り込みに近いような時間帯に、交代で出場した選手が、しっかりポストプレーをしてくれることで、前線のおさまりも非常によく機能したように感じます。

良いな~と思うのは、ユーティリティに重きを置かずに、特長を信じて、足りない部分で相手の対応で対処できないようであれば、そこに特長を持つ選手を投入して対応していくという部分なんですよね。

だから、交代した選手は、もちろんそのことに関しては、悔しいのは当然なのですが、何が起こり、自分がどうして最初のチョイスに慣れたのか、そして、どうして交代することになったのかを、説明されなくても、わかりやすいのです。

だから、こういう部分がわかれば、文章を書く側としても、もし、その交代に対して不満な思いがあるのであっても、その交代にあるメッセージを理解したほうが今後のためには良いですよ、と言うことができます。その部分を修正して、足りない部分を補てんできれば、より長い時間起用されるようになるわけですから。

同じように、第1戦から考えてみると、今日は、相手の特徴と、試合での展開で、チームのバランスが崩れた時に、落ち着ける意味でのプレーができることに特長を持った選手が交代で長い時間プレーする機会は、訪れませんでしたが、次戦のヴィッセル神戸戦では、展開によっては、求められる時間が必ず来るはずです。

今年のプレミアカップで見たヴィッセル神戸と、夏の全国大会の時に長い時間ではないですが、見たヴィッセル神戸。明らかに成長曲線を描いていることが確認できた相手であり、その時のイメージからすると1回戦2回戦とは、おそらくまったく別タイプの相手になると思います。

課題になっていた、フィニッシュという部分でも、確かにまだ、ここで決めなければという決定機で精度が足りないという部分は見受けられますが、この大会に入ってみる限りは、決めきる力は、確実に上がっています。そして、試合を有利に運ぶために、必要な時間帯に、ゴールを奪うことを優先して、しっかり結果を出すことができています。

この上昇曲線で一つ一つ登って行けば、必ずその頂点は見えてきます!

少し話は脱線しますが、私は、基本的に、アカデミーにいる段階でツイッターで選手をフォローして、つぶやきを直接チェックするということはしないのですが、それをチェックした友人などから、偶然入ってくるような言葉は、大事にしています。

2回戦の試合後では、出場していた選手で自らのプレーに満足できないという選手のつぶやきを偶然友人から聞きましたが、その思いは大事です。スタンドから見ていた側からすると、十分、やるべきプレーはできていたと思いますが、選手自身がそのような思いを持つことも重要です。

そして、次の試合のために、同じ舞台で戦うことができずに、次の対戦相手の試合を撮影しにいっているという選手の話も聞きました。もちろん、1回戦の時にも書きましたが、帯同自体できなかった選手もいます。試合で実際にプレーで流れを変えることは、ベンチに入らないとできないですが、この大会で戦っている選手は、現地にいる選手だけではないですよね。そして、もちろんスタンドにいる私たちも一緒に戦っているつもりです。もちろん、悔しい思いの方が強くて素直に応援できないという人もいるかもしれません。

それらの、その一つ一つの思いが、力になり、このような舞台での頂点への戦いで優勝するチームが生まれるものだと思います。

また、明日も、そのような全てで作られた2014年の浦和レッズジュニアユースというチームの戦いを見られることが楽しみです。

ではでは。

031 032 033 034 035 036 037 038 039 040 041 042 043 044 045 046 047 048 049 050 051 052 053 054

関東ユース(U-15)サッカーリーグ2014/09/20 第18節 浦和レッズJrユースvs柏レイソルU-15 0-2敗戦・・・結果は敗戦も、好印象変わらず。課題もくっきり。

082

どうも、ブクメです☆

夏のクラブユース選手権から数えてちょうど1か月ぶりの浦和レッズジュニアユースの公式戦となる関東U-15リーグを観戦してきました。対戦相手は、柏レイソルU-15、会場は、日立柏グラウンドですね。気候的に、日によっては少し肌寒さを感じるくらいの季節に入っており、プレーする選手にとっては、不必要な酷暑の中での疲れと言うものを感じずに思いっきりプレーできる季節になりました。こういう環境下での試合が最も選手が本来の力を発揮できるので良いですね。

土曜日は、涼しさ越えて、やや寒い感じもする気候で、曇りで持つかと思われる天気が、中途半端に大粒の雨が断続的に降る時間帯もあったりと、人工芝のピッチだと少しやりにくい時間帯もあったかもしれません。

さてさて、関東U-15リーグ自体は、6月中旬以来と言うことですね。既に日程的には、中断明けの試合は先週末からということになっているのですが、vs三菱養和戦は、10月下旬に延期(最終節の次の週に試合なので、その試合が実質最終節)になっているので、実質その試合までは1試合消化数が少ないという状況下で、この日再開となったわけですが、この試合の始まる前の段階で3位という順位になります。

関東U-15リーグという長期間のリーグのみを考えるとすれば、残り6試合の中で、来年のプレミアカップのこと、そして、高円宮杯の順位をしっかり守りつつ、もちろん、リーグ優勝も視野に入れてということにはなるのですが、正直なところ、それらについて「大丈夫かな~?」という心配は全くしていません。

そして、結果として敗れたものの、今回の試合を見た限りで、その部分は、再確認できました。高いレベルで、高円宮杯で優勝争いをするために、課題が残る限りは、容易に上位対決で結果がでないことを確認できたことと、その課題以外の部分では、柏レイソルレベルの相手でも、凌駕できるようなチーム状態であることも確認できました。

では、試合の話に移りますね。

この試合のスタメンと交代は以下、

GK18番高草木天平、DFが左サイドバックに6番荻原拓也、右サイドバックに2番山崎広大、センターバックに3番大西翔也と5番山崎舜介、MFが左に9番樋口颯太、右に10番シマブク・カズヨシ、真ん中に14番弓削翼と8番立川将吾、FWが左に7番菊地泰智、右に20番長倉幹樹

となります。

どうして浦和の試合だけ土曜日開催なのかと思っていたのですが、よくわからないんどえすが、学校行事系が入っている中学校が多いとか(?)、ということもあるのか、学校を休んで出場している選手や、学校行事に参加するために今日は帯同できない選手もいたようないないような(曖昧ですみませんw)

結果的に、久しぶりにスタメン全員が3年生と言う形になりましたね。

試合開始から、運動量、球際でのプレー、守備での追い込み方など、質の高いプレーを見せていたのは、浦和でした。そこに、前線での連携やアイデアなどに更に工夫が加わった印象で、攻撃部分でも、夏にいなかったメンバーも加わったことで、更に迫力を増す部分もあり、控えにいるメンバーも展開によっては、違いを加えられる選手が待ち構えるという状況にもなりました。

守備に目を向ければ、マークする選手受け渡しの部分がよりスムーズになり、中盤との距離感についてのお互いのコーチングなども、より増えていたように感じます。

特に、ポジショニングについて良い選手が多く、いわゆるセカンドボールを奪える回数が多く、反応もかなり浦和の方が早い印象がありました。

ただ、相手のレベルも組織的に高いことや、ストライカーもいることから、守備のバランスのところの意識が少し強すぎる局面も多かったかもしれません。

そのため、ベンチからも、もっと思い切って行って良いという声がかかっていた回数も多く感じました。

シュート自体も、少なくはなかったのですが、印象として決定的な場面と言うことでは少し少なく、その意味では、長身センターバックを中心とした相手守備陣を崩し切るというところまで、なかなか行かなかった印象もあります。

それでも、開始5分くらいの5番山崎舜介からの縦パスを8番立川将吾がスルーして相手のマークを外して20番長倉幹樹が受けてループシュートを狙った場面を象徴するように、崩しの試みということでは、相手を出し抜く試みが増えていたのはプラスの印象を持ちます。

中盤を経由しての攻撃以外にも、オフサイドにはなったものの、3番大西翔也から左前線の9番樋口颯太までのロングフィードなども、オフサイドがとられなければ、大きなチャンスになっていただろう場面もありました。

前半最初の決定機で言えば、14分に右サイドからのパスを受けた8番立川将吾のゴール左を狙ったシュートは、かなり惜しかったと思います。

前半は、0-0で折り返すことになりましたが、前半、やられたか!?と思われた場面は、前半ではサイドネットのボトルを直撃した38分の相手ヘディングシュート1回だけだったと思います。

後半に入っても、ペースは浦和が握って試合は進んでいきました。

2分くらいに、10番シマブク・カズヨシから20番長倉幹樹を経由したサイドから駆け上がる2番山崎広大が鋭いクロスを上げる場面や、9分の7番菊地泰智から20番長倉幹樹にパスを通し、ディフェンダーに寄せられながらもシュートまで持ち込んだ場面、9番樋口颯太からパスを受けた3番大西翔也がシュートを放つ場面など、攻撃の回数自体は多く、18分には、前半にも一度あったような縦パスをスルーする形でしっかりその前に味方選手が走りこんで、相手の守備を崩して仕掛けることができる場面もありました。

しかしながら、やはりこれがサッカーとも言うべきか、ペースをずっと握っていても決めきれないと、試合が難しくなるとはよく言われますが、この試合でも、少ない決定機の中から後半24分に相手に決められてしまい、0-1とビハインドを背負うことになります。

ただ、ここでバタバタしないのも、今年のチームの強みでもあり、ビハインドを背負っても、大きく相手ペースになったということはなくやれていたと思います。

浦和は、26分に14番弓削翼に代えて11番白田颯人、30分に7番菊地泰智に代えて19番山下勇希と、攻撃に変化を加えられる選手を投入し、同点、逆転を目指すも、リスクを負った結果なので、ある程度仕方ない部分もありますが、38分に追加点を決められてしまい、結果的に0-2で敗れるという結果になりました。

柏レイソルと浦和の下部組織が対戦する時は、ユースも含めたカテゴリーを見る中で、試合は支配していながら、結果的には0-1や0-2で敗れるというケースも多いような気がします。そこには、相手が持つ得点を奪うときの約束事みたいなものがあり、実際に得点を奪われた場面のみを見ると、その局面では、相手の攻撃には厚みがあるのです。相手ペースでなくても、その局面ではしっかりと厚みのある形を作ることが相手の一つの強みでもあるわけですね。

相手の守備のうまさもあるので、今日の試合くらいの仕掛けや工夫があれば、はっきり言って、他の対戦相手であれば、何点か普通に取れていたと思います。特に、サイドからの崩しの形を多く作れていた今日の試合では、こちらがサイドから仕掛ける際の相手の対応がうまかったとも言えますし、これもベンチからの指示でよく聞こえてきていたように、ミドルレンジから思い切ってシュートを狙ってみるなどの回数が少なくなったことで、より相手はサイドからの攻撃に対しての守備に重きを置くことができたとも言えます。

何が言いたいかと言うと、やはり全国優勝を目指すうえでは、柏レイソルというチームは、一つの大きな壁になる相手だなと言うことですね。

1か月前の、クラセンで敗退してから、久しぶりの公式戦で敗戦と言うスタートという結果にはなりました。でも、チームとしては、その時にいなかった選手が戻って来たことを除いても、より前進している印象を強く持つことができました。3番大西翔也を中心とした守備陣のドッシリ感も増していました。怪我明けの選手の体力的なところも、戻ってきている印象を受けました。

夏の大会では、少し足りなかった連携からの崩しや、相手の虚をつくプレーというものも増えている印象がありました。

ただ、それでも相手のゴールを割れなかった。

それでも進んでいる方向性は間違っていないことは見ていた私たちもしっかり感じることができました。ですから、この方向性を継続することで、高円宮杯で対戦するかはわかりませんが、次に柏レイソルと対戦する時までの期間での上昇曲線で、相手を上回れば良いということですね。

来週は、ユースと試合が被っているので、そちらに足を運ぶ可能性が高いと思います。だから、見に行かなかったとしても、目に見える結果と言うものを残してくれるとうれしいですね。

ちなみに、この試合の後に、ピッチを狭めた形での練習試合が行われたのですが、細かくチェックはできなかったのですが、今回の試合での課題となる部分も指示があったのかはわかりませんが、ピッチを狭めて8人制サッカーになっていたことで、結構、ペナルティエリア外からのシュート意識が高い選手が多くて、際どいコースでゴールを決めている選手もいたりで、この意識がフルコートの試合でも増えてくると、更にチームとしての攻撃の迫力は増すだろうなと感じました。壁ありサッカーしかり、シュート意識の重要性を高める練習方法は色々ありますね。

この先が楽しみです。

ではでは。

083 084 085 086 087 088 089 090 091 092 093 094 095 096 097 098 099 100 101 102 103 104

 

 

関東ユース(U-15)サッカーリーグ2014/06/08 第15節 浦和レッズJrユースvsFC東京U-15深川 2-1勝利・・・チームとしての総合力も上昇中

063

どうも、ブクメです☆

前回足を運んだ川崎フロンターレU-15戦で浦和レッズジュニアユースに感じた、確かな手ごたえと、明るい未来。そこから、足を運べなかった2試合もしっかり2連勝してくれた中で、足を運んだ昨日のFC東京U-15深川戦。

梅雨で雨が続くここ数日でしたが、幸いこの試合の時間帯は、少し雨が降る時間はあったものの、雨による余計な影響を受けることはないくらい(人工芝なので確実にスリッピーにはなっていたと思いますが、、)の天候で試合が行われました。

チームとしての確かな歩みの中で、今回のFC東京U-15深川戦は、ホームでの第1戦で、大きな課題を見つけるきっかけとなった敗戦を喫した相手でもあり、今の歩みを確かめる意味でも、重要な試合となり、また、リーグ戦で首位を走る相手と言うこともあるため、その意味でも、しっかり破っておかなければならない相手との試合でした。

では、試合の話に移りますね。

この試合のスタメンは以下、

GK18番高草木天平、DFが左サイドバックに5番山崎舜介、右サイドバックに13番三井愁雲、センターバックに3番大西翔也と21番北村龍馬、MFが左に10番シマブク・カズヨシ、右に15番長谷川魁哉(後半34分⇒27番二見健太)、真ん中に14番弓削翼と23番白土大貴(後半32分⇒7番菊地泰智)、FWが左に20番長倉幹樹、右に9番樋口颯太(後半37分⇒19番山下勇希)

となります。

3バック?のような声も聞こえて来たのですが、それを前提に考えると頭がごちゃごちゃしそうなので、慣れた4バックに当てはめてメンバーを書いています。

足を運べなかった、この3週間ほどの間に、ユースの試合に出場している選手がいたり、また、この試合では、学校行事の関係でいないという選手もいたとのことでした。

逆に、そういった状況下でも、チームとしての歩みとしての良い部分を感じる、どの選手が出場しても、やるべきことを共有して戦えるチームになってきているという部分まで感じることができました。

そして、第1戦で感じた相手チームの戦い方への脅威と言うものも、まったく今のチームには難にならないということも感じられました。

運動量、プレッシャー、追い込み方など様々な面で優っている中で、この試合では、前半36分に20番長倉幹樹からのパスを受けた10番シマブク・カズヨシが決めたゴールで先制することができたものの、多くのチャンスの中で追加点を決められない中で後半27分に一時同点に追いつかれてしまうという、ゲームを支配しながらも、勝利で終われないサッカーにありがちな1点のみのリードの怖さを感じる場面もあり、ここは、課題として残ったものの、結果的には、1点目同様に、20番長倉幹樹からのパスを受けた10番シマブク・カズヨシが、失点後数分で再びリードを奪うゴールを決めて2-1と勝ちきってくれています。

この試合で、特に印象に残ったのは、前線に入っていた20番長倉幹樹の相手ディフェンダーの追い込み方で、激しく追いかけて相手ディフェンダーにプレッシャーをかけるというやり方も、一つの有効な手段となると思いますが、それに加えて、相手ディフェンダーが、例えばキーパーに戻そうとか、近くにいる選手にパスをしようとか、そう考えていることを読んで、甘いプレーしたら奪ってしまうぞ、というような印象を与えるようなプレッシャーのかけ方と動きをかなり多くの場面でしており、それにより、実際に相手がミスをして、そこからチャンスになるという場面も多く見られました。

そして、センターバックに入っていた3番大西翔也の強さだけでなく、ハイボールの競り合いの場面でタイミングで相手よりも前に入って跳ね返す場面も印象に残りました。

そして、得点のチャンスの場面では、やや力が入ってしまうこともあったものの、中盤に入っていた14番弓削翼の守備意識の高さと、相手の攻撃を摘むプレー(結果的に、ここからインターセプトで攻撃に転じる場面も多かった)が試合を通して続いていたことも印象的でした。

サイドで見ることの多かった23番白土大貴もこの試合で中盤の真ん中での奪って早い展開で前線の選手にパスを狙うプレーや、思い切ったシュートなども良かったですね。

戦術としての浸透が、徐々に、スタメンがこのメンバーでないとという状態から、どのメンバーが入ってもベースとしての戦い方は崩れず、そこに各メンバーの個性が加わって行くというチームとしてあるべき形に移ってきていることが、はっきり感じられる試合となりました。

細かい課題は、コーチの方々にお任せするとして、私は、チームとしての成長を足を運べる試合ごとに楽しませてもらえればと思います。

もう一方で、長期離脱で苦しんでいる選手がいるという状況も実際には、あるというのが今の浦和レッズジュニアユースの現状でもあります。

傍から見ているものが、ここを乗り越えれば、必ずチャンスが来るからというのは、簡単なことですが、私がここまで数年間下部組織の選手を見て来た中では、丸1年間を負傷で離脱していたという選手も含めて、長い期間プレーできないという選手を見て来た中で、そこを乗り越えた選手と言うのは、長い目で見れば、浮き沈みの激しいサッカーというスポーツで、全ての選手に訪れる、沈みの時期に耐える力が身についたな、と感じられる選手が多いです。

負傷に限らず、思うようにいかない時期、なかなか認めてもらえないモヤモヤした時期を過ごしている選手も同様で、この沈みの時期を、どう乗り越えるかというのが、より重要になってきます。

そういう意味では、私も、「どうして純粋に応援させてくれないのかな?私の思いと全く違った人間像として、捉えられてしまうのかな?」と、伝わらないことに対して弱さが優ってしまいそうな、沈みに近い状況に陥ってはいますが、そこを乗り越えれば、もう一歩前進できるだろうな、と愚痴をこぼしながら、模索しております。

最近の状況が少し辛くて、ブログも少しお休みしようかと思う部分もありましたが、昨日のような試合を見せられてしまうと、やはり、その歩みを書かずにはいられなくなってしまったのです。

下部組織の選手からは、相変わらず、与えるよりも与えられることの方が多いなと感じる今日この頃です。

来週末は、クラセン予選前の最後のリーグ戦、しっかり勝って(更なる課題も見つけて)、一気に全国まで突き進んでくださいね!

そして、ユースのクラセン予選は、ここまで1試合も足を運んでいませんが、最終戦の柏レイソルU-18戦で、この大会に入ってからの変化と良い兆候を見つけるべく、足を運ばせてもらいます、よろしくお願いします。

ではでは。

064 065 066 067 068 069 070 071 072 073 074 075 076 077 078 079 080

 

関東ユース(U-15)サッカーリーグ2014/05/18 第13節 浦和レッズJrユースvs川崎フロンターレU-15 2-0勝利・・・経過、前進、未来も想像できる。

043

どうも、浦和サポブクメです☆

なんか、ジュニアユースにも坊主の選手が大量発生している!

そんな、初夏のレッズランドで今日は、ジュニアユースの関東U15リーグを観戦してきました。負傷者が多い状況ですが、浦和レッズジュニアユースの歩んでいる道、方向性には、ブレがなく、そして、まずは、というか、早くも昨年の全国優勝チームが見せた戦い方の片りんをプレミアカップで見せてくれ、今年のチームの目指すところの基準が私個人的にはしっかりと設定することができました(この時期に、見せてくれたことで、要求も高くなったということです。)

ユース、ジュニアユース限らず、足を運べる頻度が激減している今年の動き方の中で連続して試合を見られる状況がなかなか作れず、今回もプレミアカップの後から、前節の横浜FC U-15戦の3-3の引き分けの試合を観戦することができない中で、今日の試合を観戦するということになりました。

見られなかった試合に関して、当たっているかどうかは別としても、経過に関して想像できる状況と言うのは、嬉しいものです。

ということで、試合の話に移ります。

この試合のスタメンは以下、

GK18番高草木天平、DFが左サイドバックに3番大西翔也、右サイドバックに5番山崎舜介、センターバックに22番大桃伶音と4番橋岡大樹、MFが左に9番樋口颯太、右に15番長谷川魁哉、真ん中に14番弓削翼と8番立川将吾、FWが左に10番シマブク・カズヨシ、右に20番長倉幹樹

となります。

ちょうど、今日の試合は、見ていて感じたイメージとしては、昨年の9月の東京ヴェルディジュニアユースに大勝した試合の時に感じたイメージ(その時のブログ)と近いような印象を部分的にですが、持った試合でした。

特に相手のサイドからの攻撃に対しての守り方において、プレスのかけかた、人数のかけかた、こぼれ球の予測など、ほぼすべてにおいて相手に優っており、前半は、ほぼ相手に思うように攻撃をされたという形はなかったと思います。そのくらい、運動量や動きの質において連動も連携もできていたと思います。

攻撃面においては、久しぶりにスタメンからのプレーをみた20番長倉幹樹の動きの質の高さで、より多くのチャンスを作れていたと思います。

中盤の8番立川将吾と14番弓削翼の、相手へのプレスの激しさも良かったですね。ゲームメイクのところに意識を置いてゲームを作る役割と共に、この中盤のところで、緩いプレーをしてしまうと、相手に攻撃の組み立てをされてしまうことも多いため、これまで見た試合の中で、ややここのところで、チャンスメークの意識が強くて、守備のところでは緩いなどバランスが悪い時も見て来たので、ここでの変化は見ていてうれしかったですね。

試合の流れを大まかに書いていきますね。

開始3分に、8番立川将吾からのボールを20番長倉幹樹がヘッドで狙います。

4分に、ここを突破されると危険と言う場面で、8番立川将吾がうまくカバーしてピンチを免れます。

5分に10番シマブク・カズヨシからのパスを受けた20番長倉幹樹が攻める形を作ります。

前線のこの2人の相手ディフェンダーに対してのチェイスもかなり効果的でした。

思い返してみれば、後半に疲労が見え始めるまでは、チーム全体でサボる選手がいなかったですね、それによって試合の大半を支配し続けることができたわけですね。

6分に、4番橋岡大樹が持ち上がり、楔のパスを受けた10番シマブク・カズヨシが前線で粘り、コーナーキックを獲得します。

11分には、10番シマブク・カズヨシからの横に広い展開でパスを受けた15番長谷川魁哉が攻めあがります。

13分には、3番大西翔也が10番シマブク・カズヨシとのワンツーで前線に抜け出しサイドから仕掛け、クロスというよりは、おそらく思い切ってシュートを狙ったと思いますが、枠を外れたものの、良い狙いだったと思います。

19分には、20番長倉幹樹がペナルティエリア外くらいから狙ったシュートは、相手ディフェンダーに当たり、コースが変わり、キーパーに防がれます。

そして、待望の先制点は26分。フリーキックのチャンスからの流れで4番橋岡大樹が頭で触ってゴール・・・と思ったら、オフィシャルページでオウンゴールと出ていたのでオウンゴールだったのでしょう。でも、このブログでは、彼のゴールと言うことにしておきましょうか。

30分に、再び、今度は9番樋口颯太とのワンツーで3番大西翔也がサイドから攻撃参加し、折り返しを受けた8番立川将吾がシュート、いったんはキーパーが弾き、ここに20番長倉幹樹が詰めるもわずかに相手キーパーが早く防がれます。

32分には、4番橋岡大樹からのパスを10番シマブク・カズヨシが受けると、右サイドを5番山崎舜介がかけあがる動きをおとりにして、ディフェンダーの裏の真ん中のスペースに浮き球でパスを通し、ここに15番長谷川魁哉がタイミング良く抜け出したものの、これは、惜しくもオフサイドの判定。

34分には、4番橋岡大樹からのロングフィードを受けた9番樋口颯太が、10番シマブク・カズヨシにパスを通し、相手キーパーより先に触れればという惜しい形がありましたが、ここは相手キーパーに防がれます。

前半終了間際にも、20番長倉幹樹からのラストパスに10番シマブク・カズヨシが抜け出すも、少しシュートまで遅れたところで相手キーパーに防がれます。

試合の主導権は、完全に握り、相手ゴールに近い位置でのプレーも多かったものの追加点は決めきれず、1-0で終了します。

後半スタートからの交代はなし。

4分に、20番長倉幹樹からのパスを受けた14番弓削翼がゴール前に持ち上がりゴールを狙う惜しい形を作ります。

後半もチャンスの数は多いものの、得点が決まらないという場面が多く、1点のリードのみだと、何が起こるかわからないため、なんとか追加点を取って欲しいと思っていたところ、迎えた13分に、8番立川将吾が、中盤からの低めの弾道でゴール隅に決めて2-0とリードを2点に広げることに成功します。

このゴール、プレーしている選手から見たら、またゴール真裏で見ていた方であれば、ゴールしたとはっきりとわかったと思うのですが、ちょうど横から見ると、ゴールの下か穴が開いていたのかはわかりませんが、シュートがそのままゴールを抜けて行ったので、最初、わずかに外れてサイドネットに当たったのかと思っていて、「外れた!」と思っていた横から見ていた私たちと、はっきりとゴールとわかって喜んでいた選手たち。

その姿を見て、「あ、入ったのか、お、おお、よし!」という感じになってましたw

後半残り25分ほどというところで、2点のリードを奪い、試合自体は大分余裕のある状況になってきたものの、給水タイムが試合の間に取られたように、気温の高い中で、運動量が必要とされるサッカーで、体力的にどこまで持つかと言う部分にも注目していました。

走らされる運動量の消費とは違い、主導権を握る戦いの中での運動量になるため、相手もかなり疲労させる戦いはできているものの、やはり試合残り20分くらいになると、疲労でやや中盤が空きだしたりは、してきました。

ちょうど、給水タイムが入ったところで、最初は気が付かなかったのですが、5番山崎舜介に代わり、23番白土大貴が投入されていました。

残り15分くらいでは、相手に決められてもおかしくないような大きなピンチを2度ほど迎えたものの、なんとか失点は免れ、運動量が落ちたとは言っても、その時間帯にもセットプレーから、3番大西翔也の惜しいヘディングシュートや、4番橋岡大樹の惜しいヘディングシュートもありましたね。

20番長倉幹樹がゴール前に迫る場面もありました。

試合時間残り3分くらいのところで、20番長倉幹樹に代えて19番山下勇希が入ります。

その後、9番樋口颯太のシュートなどありつつ、得点は動かず2-0で終了となりました。

ちなみに、この後に行われたB戦1本でも、37番の選手(名前分からず)と19番山下勇希のいずれも見事なミドルシュートのゴールで相手に1点先制されてからの逆転劇で2-1で勝利となりました。

チームがやるべきことが、以前に比べて格段にチームとし浸透してきていますね。おそらく、初夏の今よりも暑くてきつい気候になると思われる、夏のリーグ戦や、クラセン予選の戦いを戦い切る公式戦での体力づくりも含めて交代メンバーを少なめにという意図なのだと思いますので、スタメンの選手以外には、なかなかチャンスが与えられにくいという部分はあると思いますが、求められる動きややるべきことと言うのは、試合に出ていなくても意識はできると思いますので、チャンスが与えられたときに、やるべきこと(チームとしての動き)をしっかりできる準備をしておくことと、加えて、個々の特徴をしっかり出せるようにする必要がありますね。

また、今日の試合の課題としては、やはり決めておかなければならない決定的な場面で決めきれなかったケースが多かったため、ワガママに持ちすぎるだけという選手はいなくなったと思いますが、それでも、やはり、プレーの選択肢としては、改善の余地があるという選手も多いと思います。

前進しているのは間違えないですし。だから、見ていて楽しいですし、踏まえた課題も探すことができます。

例えば、声を出す出さないのところで何度も指示を受けていた選手がいましたが、確かに全ての選手が毎回大声を出す必要はないと思いますし、守備をまとめる役割の中心選手がしっかりと声を出すことがベースとなれば、チームとしてはコントロールできると思いますので、今年はまだ良いと言えるのかもしれませんが、現段階で2年生で出場している選手は、来年最高学年になった時には、今度は、自分がその役割を果たさなければなりません。

そういう循環というものが、しっかりできることで育成の組織としても年代ごとに、差が出てしまうことなく、ある程度の安定感を作り出し続けることもできるのだと思います。

昨年の全国優勝したチームが実践していた形に近づきつつある今、夏でもそのサッカーで押し切ってしまえるチームに進化していくのか、それとも、戦い方のベースは崩さずに、試合の中で落ち着けるポイントを作ってある程度コントロールできる強弱を作れる選手が登場してもう一味加わるのか。

それは、今出場している選手、これからここに食い込んでいく選手の個々の特徴で作り出されていくものですよね。

また、このベースを完成させるためには、人間的なところでも、より成長して強くなっていく必要もあるでしょう。

長々と書いてしまったのも、また、しばらく試合を見に行けないからでもあるのですけどね。

このようなことを踏まえて、次に見た時にどのようなチームに更なる成長を遂げているかを楽しみにしていますという意味です。

結果がすべてではないですが、足を運べない時には、結果確認と行った方に話を聞くくらいしかできないので、やはり見る側としても手ごたえを掴んでいるだけに、結果が出てくれていた方が当然うれしいです。

前回観戦したプレミアカップから、今日観戦した試合は、しっかり経過と前進を感じることができました。

次に足を運べる時が楽しみです!

ではでは。

044 045 046 047 048 049 050 051 052 053 054 055 056 057 058 059 060 061

 

関東ユース(U-15)サッカーリーグ2014/04/29 第10節 浦和レッズJrユースvs東京ヴェルディJrユース 4-3勝利・・・課題もあるが勝ち切ったことが重要

017

どうも、浦和サポブクメです☆

久しぶりのジュニアユースの試合観戦ということで、楽しみにヴェルディグラウンドに足を運びました。やや雲行きの怪しい天候で、風が冷たく思ったより肌寒く感じる気候でしたが、試合中は、少し雨の降る時間もあったものの、比較的試合をする機構としては最適だったと思われます。

聞いた話では、ここしばらく怪我の選手が多い状況であったり、4月に入ってから1点差で敗れる試合や引き分けの試合などが多く、やや苦しんでいるという話を聞いていました。

ゴールデンウィークには、大阪堺でのプレミアカップに挑む浦和レッズジュニアユースにとっては、大会に良いイメージで入るためにも、勝ちきれない流れを断ち切って、再び良い流れに乗るためにも、なんとしても勝っておきたい一戦でした。

では、試合の話に移りますね。

GK18番高草木天平、DFが左サイドバックに3番大西翔也、右サイドバックに23番白土大貴、センターバックに5番山崎舜介と4番橋岡大樹、MFが左に15番長谷川魁哉、右に7番菊地泰智、真ん中に14番弓削翼と8番立川将吾、FWが左に9番樋口颯太、右に10番シマブク・カズヨシ

となります。

8番立川将吾は、怪我で数試合ぶりの復帰、10番シマブク・カズヨシも怪我からの復帰試合と言うことでした。逆に、11番白田颯人が怪我でこの試合はベンチ外ということです。

前回の試合観戦から1か月以上空いての観戦となるため、その間の5試合ほどを見ずにということと、前回観戦して敗戦したFC東京U15深川戦のイメージとの比較になってしまいますが、この試合のスタートは、その時と比べて、まず中盤の8番立川将吾のプレーが、前回は守備的になりすぎていてらしくないと感じられたところが、攻撃のイメージも強く持ちながら守備のところでも、中盤でのプレスの意識高く、パスを捌くという役割もできており、更に全体的な動きのイメージでも、前回は、個々が強くなってしまっていて、味方を生かすイメージが少ない印象があった部分も良くなっていたと思います。

出だしの良いイメージ同様に、開始早々から、9番樋口颯太の惜しいシュートがあったり、連続でコーナーキックを獲得して攻め込むなど、かなり多くの時間相手陣内で攻撃をし続ける時間を作ることができていました。

良い攻撃、惜しい攻撃が繰り返される中で、6分に、10番シマブク・カズヨシが前線でキープし、8番立川将吾が中盤からゴール前に抜け出したところにタイミングよくパスを通し、しっかりシュートを決めて浦和が早い時間の先制に成功します。

7分には、10番シマブク・カズヨシがインターセプトから7番菊地泰智とのパス交換で再びパスを受けて攻めあがります。

こちらペースで試合が進む中で、相手の攻撃もややパス精度が低かったり単発で終了することが多く、時折、シュートを打たれると危険な位置でプレスが遅れたりするところはヒヤリとするところもあったものの、守備のところも問題なく跳ね返していました。

14分には、4番橋岡大樹の攻撃参加で、遠目の位置からシュートを狙うも、ここは相手ディフェンダーのブロックにあいます。この攻撃参加の時に、センターバックの位置に、8番立川将吾がしっかり下がっていたのも良かったですね。

19分には、8番立川将吾が思い切りよく放った強烈なミドルシュートがクロスバーを叩きます。

23分には、中盤の14番弓削翼を経由して15番長谷川魁哉が持ち上がりチャンスを作ります。

そして、24分に、浦和が追加点を奪います。この得点までの流れを見逃してしまい、喜んでいた選手と周りから聴こえた声で、10番シマブク・カズヨシのゴールかと思っていたのですが、オフィシャルを見る限りでは、14番弓削翼のゴールとありました。

2-0とリードを広げます。

27分には、8番立川将吾のサイドチェンジのパスを受けた7番菊地泰智が持ち上がりシュートを放つもキーパーに防がれます。

そして、28分に7番菊地泰智のインターセプトから、9番樋口颯太を経由して、裏へのパスに抜け出した15番長谷川魁哉が、キーパーの位置を見つつ、アウトサイドでふわりと浮かせたシュートでゴールし、3-0と大きくリードを広げます。

31分には、前線で10番シマブク・カズヨシがキープし、左の15番長谷川魁哉、いったん下げて8番立川将吾、更に下げて4番橋岡大樹とつなげ、右に大きな展開で攻撃というような、相手の守備で無理に仕掛けずに、味方のフォローで組み立てなおした、このような形も良かったと思います。

32分に、23番白土大貴が右前線のスペースにパスを出し、そのパスに8番立川将吾が反応するもわずかに届かなかったものの、14番弓削翼も同じように中盤から、足元だけではなく、前線のスペースに対してパスを出して、味方とタイミングが合えば大きなチャンスにつながるような、スペースへのパスを出す場面が多く見られましたが、良い試みだと思います。こういうプレーが味方と確率高く合うようになると、より攻撃に迫力が増しますね。

ほぼ浦和が主導権を握り続けた形で前半を終了します。

後半に入ると、ハーフタイムに檄が飛んだのか、相手チームの前線からの運動量が激しくなり、この相手の勢いをうまくいなせないスタートから、相手の反撃を許してしまいます。

それでも、開始早々に8番立川将吾のインターセプトから9番樋口颯太への展開だったり、コーナーキックのチャンスで4番橋岡大樹が惜しいヘディングシュートを放ったり、10番シマブク・カズヨシがキーパーと1対1の形を作るなど、最初5分ほどは、浦和の追加点のチャンスは立て続けにあったものの、そこで決められないままに、7分に失点すると、9分にも失点を喫し2-3と1点差に迫られます。

なんとなくですが、長身の4番橋岡大樹のところに、小柄な選手が仕掛けるようなミスマッチをうまくいかされたような印象もあるものの、この時間帯は、相手の攻撃に後手後手になってしまっていたのは確かです。

そして、15分には、このミスマッチのところを突かれたというか、PKを取られるほどのプレーではなかったと思う場面でPKを取られてしまい、これを決められ3-3の同点に追いつかれてしまいます。

ただ、確かに相手の攻撃や前線からの激しさを増したプレスに苦しめられたものの、浦和の攻撃の回数自体が減ったわけでもなく、ゴールに迫る回数も多く、決めきれればもっと楽になりそうな状況ではありました。

そして、同点ゴールを決められた後のところで良かったことは、そこで堪えることができ、再び浦和のペースに戻すことができたということだと思います。

特に、前線で10番シマブク・カズヨシのところでパスが収まり、そこから攻撃がしっかり展開できたことが大きかったと思います。

そして、同点まで追いついた相手をガクっとさせたのが23分の10番シマブク・カズヨシのゴールでした。

4-3とリードを広げたところで、24分に7番菊地泰智に代わり19番山下勇希が入ります。

この時間帯での19番山下勇希の投入も相当効いたと思います。運動量はもちろんのこと、中盤での狙いすましたインターセプトで何度も相手の攻撃の芽を摘むプレーは見事でした。欲を言えば、そこからの攻撃でもう1点追加して試合を決めるところまで持って行けると更に良かった思います。

この19番山下勇希が絡んだ攻撃でも多くチャンスを作れていましたし、10番シマブク・カズヨシがサイドを突破してクロスまで持っていく場面も数回ありました。

更に、30分くらいには、8番立川将吾からのスピードのある縦パスにオーバーラップして抜け出した3番大西翔也が強烈なシュートを放つもここは、相手キーパーの好セーブで弾かれます。

終盤に、何度か相手にチャンスを作られたものの、5番山崎舜介のカバーなど、後半序盤の同点に追いつかれるまでの混乱はあったものの、再び逆転した後は、守備陣も集中して落ち着いて対処できていたと思います。

結局、試合はそのまま4-3で終了。なんとか勝ちきってくれました。

3-0のリードを追い付かれたのですから、課題がないとは言えないのですが、4月のここまでの試合を勝ちきれない、引き分けになんとか持ち込んでという試合が続いていた中で、3-0を3-3にされたところから、再度逆転して、勝ち切れたという結果がなによりもこの試合では重要で褒められるべきものではないかと思っています。

いよいよ今週末から、プレミアカップですね。

グループリーグはあるとは言っても短期決戦ですし、今日の試合を踏まえて考えると、勝負強さを見せた部分は当然継続させてほしいですし、後は、相手のプレッシャーを受けた時に、中盤での連携がもう少しスムーズに行って、ここは守備の連携、ここは、攻撃の連携と、味方同士の距離感などでバランスを取って、相手のプレッシャーをいなせるようになっていくと、もっと良くなっていくかなと感じます。

ガッツリ優勝まで見届ける予定で大阪行きの予定を組んでいます。

良いとこ取りばかりな足の運び方ですみませんが、今日の勝利から、プレミアカップ優勝まで、しっかり見届けさせてもらいますからね!

ではでは。

018 019 020 021 022 023 024 025 026 027 028 029 030 031 032 033 034 035 036 037 038 039 040 041